前月   March 2024   翌月
Mo.Tu.We.Th.Fr.Sa.Su.
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

Menu:

More info:

リンク:

ワインの桝久商店
関内のバー[タウザー]
横浜のバー時代屋
FULホスティング サービス
ホームページ制作

:
:



嘘はいけません!

Oct 23, 2013 by weblogland
EUとの貿易交渉でワインの関税撤廃が俎上にのりましたね。自動車部品の関税撤廃の条件にされたようです。
お互いにどこを譲っても不平等のないように、フィフティー・フィフティーのぶん取り合いですからなんとも言い難いです。

ワイン業界も複雑ですね。中規模から大手のメーカーは、自社ブランドで輸入ワイン、もしくは輸入ワイン・国内産ワインのブレンドワインを販売しているからです。原材料表示に外国産・国内産ワインとあれば外国産は50%以上ブレンドしますから、関税が無くなった方が儲かります。
問題は国内産ワインだけでワイン生産をしている中・小のメーカーです。
安いラインナップは諦めるか、外国産・国内産のブレンド物を一部導入するしかありません。その上で自醸酒100%の特徴あるミドルからアッパーレンジのワインに傾力するしかありません。コストがかかっても見合う価格で売れるワインを造るしかないのです。
良い葡萄からしか良いワインは出来ません。
他に変わる物がない味わいのワインは出来るように思います。
例をとれば
余市のケルナーのビックリするような伸びやかさ。これは完全に国際レベル。
アムレンシスとピノ・ノワールの交配種から日本人好みの味わいのワインを造るすずらん酒造。
山形の朝日町ワインは基本的レベルが高いし、協同組合的な良さがあります。
これらのところがアマローネしたり、もう一工夫できれば日本のワイナリーも、自立生き残りができるはずです。効率を含めた生産性・品質を更に高めるしかありません。

あと政治に期待することはばらまきの補助金ではなく、農地の拡大や生産の効率を上げる為の設備の補助と、その実現を阻む規制緩和。。それと生産者自体が自ら律する酒造法・原産地法の立法化です。
これらは簡単に進めない難しさはありますが、一つ良い方法があります。
それは中小の中から本物のスター生産者が現れることです。期待したいところです。一気に解決に向かうはず。

フランスで原産地法をごまかして他の産地ワインを偽装ブレンドした場合、社長は実刑を免れません。

嘘はいけません!

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

Comments

No comments yet

Add comment

comment closed:
このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。