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昨日は久しぶりにラストーを飲みました。フランスは南ローヌの赤ワインです。
うーん。
濃いですね(笑)。
舌の上に液体が触れた瞬間、ペーストのように感じます。舌に乗るタンニンは柔らかでずっしり。でも意地悪な感じがありません。あと果実味に明るさがあります。
素直な豊かさがあります。
飲みながら考えたのですが、マスキューは基本的にローヌ好きです(笑)。インポーターさんの試飲会では必ず全部チェックしています。毎年数百本はテイスティングしているはず。その中で狙い目はもちろんコストパフォーマンスに優れたワインです。もちろん良いワインはコストが高いですから、安くて美味しいワインは基本的にありません(笑)。他と比べて安いかが鍵になります。
そんな中、2000円以下のベストローヌとしてアラン・ジョームのラストーとエスピエのコート・デュ・ローヌは外せません。そう言えば家内はエスピエのローヌを「2013年 心に残った赤ワイン」にしていました(笑)。
たまたまか偶然か、ラストーとエスピエのジゴンダスはお隣の村です。意識してジゴンダス辺りのワインをチョイスした訳ではありませんが。ジョームのラストーはジゴンダスの高台に続く丘に畑がありますし、エスピエのローヌはジゴンダスの村外れですから両者の近親性はかなり近い。互いに明るさのある味わいです。
マスキューでも通常2500円以上の価格を付けられそうなほどですから、この2本のコストパフォーマンスは高いですね。
明瞭な果実味とコストパフォーマンスの高さがこの産地に行き着いたと考えれば自然かな?
それとも単にマスキューの好みの性かな(笑)?