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またまた試飲会のおさらいです(笑)。
シャトー・ド・ルアンヌ のヴァンソーブル 2012年、抜栓後丸二日目以降に本領を発揮しました!
これほど手強いとは。
開けた時は、グルナッシュがシラー的。非常にタイトで求道的。まだまだ隠れている物の大きさもはっきりとは解らない状態。
翌日になると、グルナッシュらしい甘さパワーが全開(笑)。享楽的ではありますが、コート・デュ・ローヌの血統を強く感じます。ある意味単調?まあ、価格以上の濃厚さがあるから良しとするか?
さらに翌々日、濃度感がさらに増し、しかも柔らか、なによりもスケールの大きさパワーが全面に…。
いやー、こりゃ凄い!
三段スライド方式の変化向上にはビックリこきました(笑)。
醸造の行程で完全に除梗しない意味が解りました。複層的で立体的な味わいはジゴンダスのエスピエと共通するスタイルですね。
生命力と熟成能力を感じるネオ・クラシックなワインです。
今風のローヌのワインに飽きてきた貴兄におすすめです!
ゆっくり飲むべし!もしくは、デキャンターしても大丈夫です。
でもよく考えたら、ジゴンダスのエスピエもヴァンソーブルのシャトー・ド・ルアンヌも同じインポーターさんでした(笑)。イギリス人のジェームスさんらしいチョイスですね。