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先日の試飲会でパン・デ・マルグリットの『ペダル・プルプル』にはまった(ご本人談)Aさんがご来店くださいました。
Aさん「『ペダル・プルプル』まだある?すっかりはまっちゃいましたよ(笑)。」
私「ありがとうございました。じつは絶対にAさんが好きになってくださると思ってたんですよ(笑)。仕入れる前の試飲でAさんの顔が目に浮かびましたから(笑)。」
Aさん「そこまで見抜かれてたの(笑)。かなわないなぁ。」
私「見抜いていた訳じゃないんですよ(笑)。試飲した時に、そのワインを好きになってくれそうなお客様の顔が想像出きる出来ないは大問題なんです。売れる売れないの死活問題です(笑)。いくら良くても、売れないワインばかり仕入れられませんから(笑)。」
Aさん「なるほどね(笑)。私は、あのワインってとても美味しく思うんだけど、癖と言うかとても個性的ですよね。万人受けはしませんよね(笑)。」
私「おっしゃる通りです(笑)。」
Aさん「マスキューさんからすると商売上、一般受けする売りやすいワインの方が良いですよね?リスクも無くなるし。」
私「もちろん。何もしないでも売れるワインが理想です(笑)。でもつまらない(笑)。もともと数の少ないワインを、ちょこっと売るくらいがマスキューの身の丈にあっているんですよ(笑)。」
Aさん「そんなワインのために私は存在する訳だ(笑)。私って希少種かな(笑)?」
私「私同様かと(笑)。」
味覚の世界は千差万別。
だからこそ楽しいのです。