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昨日夜のニュースで見たんですが、ワインをフローズンにして売ろうとメルシャンが新たなアプローチを始めるようです。
画面を食い入るように見ると(笑)、回転するアイスクリーマーの中にシャーベット状になったワインが!白だけでなく赤まで
ビックリしましたね(笑)。
通常レシピにシャンパン・ソルベはありますが、これには度肝を抜かれましたね。まあ、ビールやサイダーをフローズンにして販売することがトレンドですから、ワインもやってみようと言うことだと思います。たしかにヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどでもジャンクな飲み方があるとは思いますが、こんなことを考えるのは日本人だけでは?基本的に日本はワイン産地でなく、ワイン(製造)法という法律がないことに起因するのでしょう。このシャーベットを造るにはワイン自体を加工もしくは成分調整しなくてはいけないからです。そしてそれがおかしなほど許される。酒税法は税金をとることしか考えていませんから、ワイン自体のレギュレーションやそれ自体の根源的性質を考えていません。せめてワインと成分調整したワインもどきは分けて欲しいものです。カクテルの概念で出来るものでもありません。迷惑な話です。
特に、赤ワインのフローズンはかなりの加工調整が必要です。ワインと呼べる代物ではないはず。
フランスなどのワイン産国からすると、シャトーラフィットを一気にかぶ飲みする中国人を嘲笑しながらも上手に商売していますが、日本のこんな動きを知ったら嫌悪恐怖するはず。
ヨーロッパワインの泰斗 浅井先生を育んだメルシャンが率先してやるとは…。
企業は怪物にもなれるのですね。
私の先走った勘違いであれば良いのですが。