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昨日の続きのソルビン酸が添加されたワインです。
その問題のワインは、フランスの冷涼な産地の辛口白ワイン。酸がたっぷり入っており、濃くと広がりが素晴らしいワインでした。
アルコール分を見るとなんと10.5%!補糖もしていないでこの出来映えとは…。SO2の添加も解らないレベルです。神業に近い!
ひどく感心しました。ところが3日くらい経つと何やら違和感が…。上手くいえませんが、変化の仕方が不自然なのです。最後の最後まで自然ではないとでも言いましょうか…。普通良いワインは時間の経過とともにゆっくり痩せて行くものなのですが、経過の途中で異物が出てきた感なのです。妙に甘苦く、ソルビン酸の影響のような気がしました。どちらかと言えばSO2は抜詮後、時間の経過とともに消えて行くものですが、ソルビン酸は残ったままのような気がします。
ソルビン酸のテイスティングはしたことがありませんので(笑)、上手くその特徴の説明ができません。ただ経験的に、ソルビン酸の入ったワインを沢山飲むと翌日頭が痛くなるんですよ(笑)。昔と比べるとソルビン酸の入ったワインは最近見かけなくなりました。例のフランスワインの場合は補糖するよりソルビン酸を若干添加した方が味わいに影響が少ないと判断したように思います。苦渋の選択だったと思います。その味わいの素晴らしさは捨てがたいレベルでした。
でも、安いワインを上手く見せようとするソルビン酸添加にはご注意を!
これは曲者です。酷い二日酔いをします。
そう言えば昔学生時代に、1升瓶のワイン飲んで死ぬ思いしましたっけ(笑)。ちなみに大人になった私は(笑)、自分の選んだワインを飲んで二日酔いしたことはありません(ホント)。
もう少しソルビン酸の勉強してみますね。