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試飲会リポート 後半 201703

Mar 28, 2017 by weblogland
後半は赤3本です!

●イル・ボスコ ロッソ トスカーナ
アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ 2015年 イタリア トスカーナ 赤I.G.T. 750ml 1373円税込み
「マスキューさん!ここのワイン以前扱ってましたよね?」
私「はい。キャンティー・コッリ・セネージ『カイノーザ』とヴーノ・ノビレ・デ・モンタルチーノを扱いました。」
「あのヴーノ・ノビレ安くて美味しかったんだよね(笑)。プルネロ飲むよりイイんだけどなぁ。」
家内「どうしてもプルネロの方に人気が集まるようですよね。」
「同じサンジョヴェーゼだけどブルネロとヴーノ・ノビレって品質の差があまりないと思うんだけどね(笑)」
私「ちなみにこのワインはヴーノ・ノビレの畑の樹齢10年以下の若木とコッリ・セネージのものをブレンドしたものです。品種は同じサンジョヴェーゼ。正確にはプルニョーロ・ジェンティーレと言います。」
「サンジョヴェーゼって亜種が多いんだよね(笑)。」
家内「このワインは日本向けの特別
品だとか(笑)。」
「飲んでみると確かに若木のニュアンスがあるよね。」
「このベリーのニュアンスはサンジョヴェーゼだよね(笑)。詰まっている(笑)。」
「フレッシュで力があり、まだ纏まらない(笑)。でもキャンティのサンジョヴェーゼとは本質的に違うよね
。」
「キャンティよりもっと強くて凝縮感がある。」
「マスキューさん!若木だとワインにしてはダメなんですか?」
私「いえいえ。特別決まりはありません。葡萄樹は植えてから3年目に収穫できますが、生産者によっては
自身の求める品質に至らない故にはねてしまいます。」
「このワインとてもしっかりしているし、まだ良くなるんですか?」
私「はい。翌日飲んだ方がより美味しく感じます。」
「お香みたいな香りもしますよね?」 
家内「特徴的ですよね(笑)。」
私「ここの家のヴーノ・ノビレに繋がる味わいのワインです(笑)。」
「サンジョヴェーゼって奥が深いんですね(笑)。」

●ジャンニテッサーリ・ドゥエ 2013年 マルカート イタリア ヴェネト 赤 I.G.T. 750ml 2221円税込み
「これ美味しいなぁ!」
「ぐんと甘い(笑)。高級な味がする(笑)。」
「飲みやすい。とにかく飲みやすい。」
「誰もが好きになるんじゃない(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。悔しいくらい飲みやすいですよね(笑)。」
「マスキューさんのブログで読んだけど、違う地区のものを混ぜたなんて信じられないですよ(笑)。」
家内「アルコール分も12.5%と無理に高くありません。」
「もっとアルコール分が高く感じますよね。濃いワインって熟度も高くなりますもんね(笑)。」
私「仰る通り!そうするともともとのワインの優位性を感じますよね。」
「リパッソする前のワイン自体がかなり美味しいってことてすか?」
私「はい。これだけで飲んでいると
リパッソして濃くした印象がありません。ワインに複雑味を与えたり、骨格をしっかりさせる役目をしているとしか思えません。」
家内「技を使ったような感じがないですよね(笑)。」
「香りに深み複雑さがあるんだよな。まだまだ出てきそう(笑)。」
「このワインはリーデルの大きめなボルドー用のグラスで飲みたいですね。きっと香りを堪能出来ますよ(笑)。ちなみに先月の試飲会のアパッシメントをボルドー用のグラスで飲むととても香りを楽しめました(笑)。」
私「それは気がつきませんでした!
ブログにパクらせていただきます(笑)。」
私「開けたては樽香がちょっと目立ちますが、翌日になると果実味が勝ります。ベリー系でもかなり複雑で
スモモなんかのニュアンスも混ざってきます。開けた翌日に大きめのグラスで飲んだらきっと美味しいでしょうね(笑)。」
「マスキュさん。それにしても良くできている(笑)。今風なんだろうけど(笑)、ある意味完璧ですね。イノヴェーションしてるんですね。」

なんと本日のトップ・セラーとなりました‼


●ヴァルテリーナ・スペリオーレ『サッセーラ』リゼルヴァ 2005年 バルジェラ
イタリア ロンバルディア 赤 ヴァルテリーナ・スペリオーレD.O.C.G. 750ml 4628円税込み
「おっ!出たなぁ(笑)。」
家内「何年か前の試飲会でこの下のキュヴェ ロッソ・ディ・ヴァルテリーナ1999年を出してご好評いただきました(笑)。」
「覚えてますよ(笑)。バルサミコのニュアンスがある旨いヤツ(笑)。これはその上のランクならば旨いに決まってる(笑)!」
「美しいなぁ。言葉を失う(笑)。」
「香りが折り重なり壮麗。余韻の美しさったらないね(笑)。ネッビオーロって変わるものがない。」
「そうそう(笑)。このくらい熟成して初めてネッビオーロの良さって解るんだよね(笑)。」
「ヴァルテリーナってバローロみたいな圧倒的な甘さはないけど、逆にネッビオーロの繊細さが伝わってきてイイね(笑)。ひたすら美しい(笑)
。」
「バローロと比べると気候が涼しげですよね。」
家内「アルプスに連なる尾根上に畑はありますからかなり急峻で寒いところてす。蕎麦が有名らしいです。」
「蕎麦が有名ということは他には何も出来ないんですね(笑)。」
私「景色は美しいのですが(笑)。」
「私はバローロ飲んだことありませんが、このワインとても飲みやすい
し美味しい。前のジャンニテッサーリのワインとはまた違った意味で美味しい(笑)。熟成する意味が何となく解りました(笑)。」
「ジャンニテッサーリも熟成してこうなるんですか?」
家内「多分こうはなりません(笑)。」
「やはりネッビオーロだからこそだと思いますよ(笑)。バローロの周辺のネッビオーロって良いものが沢山あるんだよね(笑)。」
私「そーなんですよ。ゲンメなんか素晴らしい。」
「マスキュウさんで買ったゲンメ 驚くほど旨かったですよ(笑)。」
家内「ロヴェロッティのゲンメですよね。あれは別格の美味しさ。お褒めいただきありがとうございます。」
「このワイン ラベルは高級な感じですけどコルクや瓶は安そうですよね(笑)。なんでですか?もっと高そうなの使えばイイのに(笑)。」
家内「このワインはタンクにとっておいて注文が入ると飲み頃のものを瓶詰めするそうです(笑)。たから澱もないしブショネもない(笑)。」
私「一番良い状態のものを飲んで欲しいとのことらしいです(笑)。商売っけがない(笑)。」
「まだまだ熟成しそうだからもっと良いコルク使って欲しいな(笑)。」
家内「きっと生産者が酸化した古酒は嫌いなんでしょうね。」

ネッビオーロの旨さが伝わったようです(笑)。
あー、良かった(笑)。

お忙しい中ご来店ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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