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このワインが難解なんですよ(笑)。
イタリア ピエモンテの ベラヴェルガ2013年 です。ベラヴェルガ種100%で造られた赤ワイン。D.O.C. はコリーネ・サルッツェージ 1996年に認定されたとか。ベラヴェルガ種自体栽培していたのがエミディオ・マエロ一人だけで、彼の尽力によりD.O.C. になったとか。宮島さんも飲んでないかな(笑)。
飲んだ第一印象は臭い(笑)。いわゆるビオ臭てみはなく、生々しい獣の臭い。それにストロベリーというより野イチゴのニュアンスが加わります。金属を連想するミネラルも感じかなり複雑。でも臭い
(笑)。ジビエやウォッシュやシェーブルなどのチーズに合わせるのかな?家内曰く
「野生の熊が座りながら野イチゴをむしゃむしゃ食べてるような香り(笑)。もちろん熊の香り付き(笑)。」
ワイン自体の良さ。生産者の尽力を感じるコストのかかったワインなのですが、
臭すぎる(笑)。
どないしましょう?と途方にくれること6時間(笑)。
すると熊臭さが消えてる‼
実に美味しく美しい!
ぐっと甘さがましピノ・ノワール的。しかも深いし複雑。経験したことのないイチゴ風味。翌日には更にパワーが全開。
とってもとっても凄いワインなのでした。
でもですね。これ試飲会に出して大丈夫かな?絶対に誤解される可能性大(笑)。少なくとも万人は拒絶するかも(笑)?万人受けするなんてレベルじゃない(笑)。
こんな難しいワインは初めてかも(笑)。
未知の領域に踏み込んだような感覚です(笑)。良い勉強になりました。試飲会では出しませんが、こっそりお勉強ワインとして仕入れようかな(笑)。