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桝久 試飲会リポート 前半 201808

Aug 27, 2018 by weblogland
まずはもモルドバのラダチーニ白、ロゼ、赤の3連発!
〇ブラン・ド・カベルネ 2016年 ラダチーニ モルドヴァ ステファン・ヴォーダ 白 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
◎メルロ・ロゼ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ コドゥル ロゼ 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
これはコドゥル地区のメルロを使ったロゼ。
●カベルネ・ソーヴィニヨン 2016年 ラダチーニ・ワインズ モルドヴァ バルル・ルイ・トライアン 赤 750ml  1018円税込み スクリュー・キャップ
「この白沢山飲んでますよ(笑)。何飲もうかな?なんて考えが定まらない時はコレ
(笑)。赤もそうかな(笑)。」
「共通してハーブのニュアンスがするし、
あと普段飲むにはイイ。飲み飽きしないんだよね。」
「この白は日本酒的に飲めるんだよね。」
「つまみがあっても無くても大丈夫(笑)。

家内「バターとかオリーブオイルに合わせるイメージじゃなく、穀物系の油に合います(笑)。」
私「ですから中華料理なんて合わせやすいですよね。」
「マスキューさん!このロゼ美味しい!」
「プラムの香りがイイ(笑)!」
「程好いんだよね。」
「プラムの香りははっきりしてるんだけど
、押しつけがましくない。作り物っぽくないよね。」
私「いわゆる直接圧搾法で造られます。すぐに搾って低温で発酵させます。この技法の嚆矢はカリフォルニアのホワイト・ジンファンデルです(笑)。」
「あ~。あれね(笑)。一時期流行りましたよね(笑)。甘くてくどいから飽きるんだよね(笑)。」
「マスキュウさん、これは辛口ドライですよね。」
私「そーなんです。まるっきりの辛口です
。甘く感じるのは酸とグリセリンです。

「だから後味がベタつかないんですね?」
家内「はい。全体がとても綺麗ですよね。

「これって白や赤と比べるととても香りが出てますよね?」
私「はい。この点このロゼは期待を裏切る
出来(笑)。ただ、共通した植物っぽさがありますよね。」
「ハーブの香り、う~ん。雑味がどれもないんだよね。」
「赤のカベルネなんかもそうだよね。」
「赤は葉っぱのニュアンスが強いかな?」
私「そうですよね!葉っぱも厚みがあり大きく、緑の濃い感じかな(笑)。ユーカリみたいかな?」
「店長、この赤は香りがプラムっぽいですよね?ロゼのプラムっぽさとは違うんだけど…。」
私「はい。いわゆる極上のカベルネ・ソーヴィニヨンに見られるカシスのイメージではありませんね(笑)。言わば、しっとりしたカベルネかな(笑)。独特ですよね。

「あまり目立ちませんがミネラルっぽさありますよね。すべての要素を持つんだけどトータルになるとユニークなんですよね(笑)。」
「ユニークなんだけどコスト・パフォーマンス高いよね(笑)。」
「ラダチーニのワインって印象はニュー・ワールドじゃなくて、オールド・ワールドですよね(笑)。」
私「無理に濃くしたり、タニックにしたりしない自然に造った感じがしますよね
。」
家内「アルコール分はどれも13%です」
「えー、12%以下かと思った!」
「マスキュウさん曰くの、折り合いが良い!だね。」
「それって栽培の管理が良いってことですか?」
私「飲んだ限り、この手の価格でもちゃんと管理してますよね(笑)。」
家内「緯度もボルドーからブルゴーニュに近く。降水量も少ない。特に夏場は栽培条件に恵まれてます。」
私「元々のポテンシャルは高いですよね。
なんたってヨーロッパ系葡萄の原産地です(笑)。」
「モルドヴァってウクライナの近くでしたっけ?」
家内「はい。ウクライナとルーマニアのちょうど間です。ですから常にロシアに影響されています。」
私「エリツィンの禁酒令で大打撃を受けました。」
「へぇー、エリツィンって酔っぱらいの親父だったんだけどなぁ(笑)?あっ、自分は例外か(笑)。」
私「権力者の世の常(笑)。」
家内「ところでラダチーニは所有畑がなんと1,000ヘクタールもあるんです!」
「セッ、セッ、1,000ヘクタールですかぁ
!どのくらい広いか見当つかない(笑)。

私「え~と。1ヘクタールは100m×100mですから、それが1,000個かな(笑)。」
「ということは100m×(100m×1000個)=100m×100000m=100m×100km!」
「ちょっと待ってよ(笑)!100kmってここからどれだけ?」
家内「鶴見から横須賀まで40kmですよね
(笑)。」
私「ちなみに箱根駅伝が100kmくらいかぁ
(笑)。」
「それをちゃんと管理出来るんだぁ!」
「それ凄い!」
私「そーなんです。畑は3つの生産地域にありますし、醸造場も20あるとか。外資が入って一気に集約したようです。設備なんかは最新ですよ。」
「あー、スペインなんかもそうだよね。大規模化が進んでるんだ。」
「ニュー・ワールドなんか何にもないところにいきなりバーンと畑造るけど(笑)、それとは違うやり方なんだ。」
家内「ですから元々畑のあるところですから、栽培に無理がありません。」
「水も無くて何も這えない荒野じゃないから無理は無しだ。灌漑しなくてすむしね。」
「どんどんよくなりそうですね(笑)。」
私「将来が楽しみです。」

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