- comment closed:
- このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。
昨日、一昨日とこっそりのご来店ありがとうございました!
やはり、こっそりひっそりはマスキューらしい(笑)?
まずは去年も飲んでいただいた、
ソールティ 白 N.V. モンテ・ディ・ロアリ イタリア ヴェネト フリザンテ 微発泡白 750ml 王冠キャップ 1782円税込み
私「これ、去年もお出ししましたが、この時期だけのフレッシュな微発泡の白でございます。産地はイタリアのヴェネトでございます。」
「ロミオとジュリエット(笑)?」
家内「はい(笑)。ガルダ湖の近くの風光明媚なところです。」
「パルマなんかとはまた違った美食の地でもあるね(笑)。」
「おっ!フレッシュだねぇ。微発泡なのがイイね(笑)。造ったばかり感満載(笑)。」
家内「去年よりカラクチニ感じます。今年早目に収穫した葡萄果汁に去年収穫した葡萄果汁を30%ぐらい加えて発酵させたものです。」
「う~ん。これってマルヴァジアっぽい?
重くなくて良いですよね(笑)。」
私「さすが!過熟したマルヴァジアはよくありますが、早摘みしたマルヴァジアがメイン、それにフェルナンダ、モスカートを加えています。」
「モスカートのハニーさも感じる。冷静に飲むとかなり複雑ですよね(笑)。フレッシュ&フルーティーを楽しむだけじゃないね(笑)。」
「基本辛口だから食事をしながら飲みたいね(笑)。」
家内「あとこのワインはまるっきり余計なことをしていませんから、澱引きもしていませんので飲んで行くうちに濁ります(笑)。」
「あっ、ホントだぁ(笑)。でもさ澱も味のうちかな(笑)。」
私「酸化防止剤SO2も添加していません。高度な衛生管理能力があります。」
「あれ、でもバック・ラベルには酸化防止剤って書いてありますよ(笑)?」
私「自然にSO2が発生しますので、ゼロとはなりません。それゆえ表記されてしまいます。」
「輸入障壁ですな(笑)。河野太郎さんに言わなきゃ(笑)。」
「そうだ!河野太郎にチクろう(笑)!」
なんか話がとんでもない方向に(笑)。
「マスキューさん、ラベルにアンフォラの絵が描いてありますけど…?」
家内「はい。アンフォラ 甕で発酵させています。ラベルのアンフォラは古代のものですが(笑)。」
私「素焼きらしいのですが、かなりしっかりしたもの。近代設備の中にアンフォラがドンと置いてあるのは可笑しくもあります(笑)。」
「アンフォラってオレンジ・ワインの生産によく使われるようですが、このワインはそれっぽくないですよね。アンフォラを使う意味はあるのですか?」
私「個人的にはアンフォラはリスクが高いので、わざわざ使わなくてもよいように思いますが…。まあ、このワインの場合
葡萄果汁に適度の空気を送ることで発酵を促進できるのかと。」
家内「衛生管理技術がとても高いとも言えます。」
〇『J,マイヤー』ピノ・ノワール 2019年 モーゼルランド社 ドイツ プファルツ Q.b.A.白 750ml 1296円税込み スクリュー・キャップ
「マスキューさん、このラベル見たことありますよ!」
私「はい。赤のピノ・ノワールはマスキューの定番アイテムでございます(笑)。」
「う~ん。白ワイン仕立てのピノ・ノワールかぁ(笑)。まあ、シャンパンなんかでもブラン・ドゥ・ノワールあるし、またこれは美味しいし、異論はないけど(笑)、ドイツって言うのが引っ掛かる(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを(笑)!」
「う~ん。やはりブラン・ドゥ・ノワール。重さがある(笑)。」
「色は薄い(笑)。でも重い(笑)。色のイメージとは違いますな(笑)。」
「昔のドイツ・ワインの甘いイメージじゃない(笑)。割りと辛口かな?」
私「残糖分は1L中6gでございます。ドイツ・ワインの範疇ですとトロッケン辛口となります。」
「リースリングみたいな特徴的な香りはしないけど、デイリーな食事には合いそうですね。」
「際立った特徴はないけど(笑)、自然に飲みやすいよね。旨味がしっかり残ってるから楽しめる。」
「毎日飲んでもイイかな(笑)。我が家にはぴったり(笑)。」
「何にでも合いそう(笑)。」
私「ポン酢正油には鉄板ですね(笑)。何でも行けちゃいますね(笑)。」
「マスキューさん!定番のモルドバのラダチーニにカベルネの白ありましたよね。このワイン、あれに似ていませんか(笑)?」
「あっ!そうだよ!似てる(笑)。」
私「皆さん、なんと鋭いことか!実はインポーターさんは同じアグリさんです。しかも、しかもですよ。生産者のJマイヤーにわざわざピノ・ノワールで白を作ってくれと特別発注したものです(笑)。」
「なるほど!成功体験に味をしめた訳ね(笑)。」
「あれも旨味があって美味しい(笑)。」
「価格は安いけど、どちらも美味しいし、我々日本人がデイリーに飲むにはぴったり(笑)。」
「日本も市場として成熟してきたんですね(笑)。」
家内「ラダチーニのブラン・ド・カベルネは間違えて出来てしまったものですから、瓢箪から駒(笑)。これは確信犯です(笑)。」
●インモルタリス モナストレル 2016年 パゴ・アイレス スペイン ムルシア州 ブーリャスD.O. 赤 750ml 1180円税込み
「これ、先月のインモルタリスの仲間ですか(笑)?」
私「はい。これはブーリャスのモナストレルでございます。」
家内「イエクラやフミーリャの南の台地上の産地です。標高が高く700m以上あります。」
私「ガルナッチャはカラタユド産。このモナストレルとは趣がかなり違います。まっ、まっ、まずはお試しを!」
「おー!値段とシンクロしない味わい(笑)。安っぽくない(笑)。香りが強いし、濃い。」
「チョコレートっぽい。」
「樽の香りは強いけど押し付けがましくない。」
家内「果実味がはっきりしており、進化を感じます(笑)。」
「そうだよね。あの樽香の強いいかにもパーカー好みのスタイルは飽きる(笑)。」
「店長!密度感、凝縮感もばっちり(笑)。余韻も綺麗ですね。」
「酸っぱさもあってイイ(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)!前回ご紹介したガルナッチャはみっちり系、これはねっとり系と勝手に区分しております。」
「ということは共に終売の特売品?なんで売れなかったのかなぁ?」
「こうして飲み頃になるのに時間がかかりすぎました。日本に来て2年ほどたってようやく飲み頃になりました(笑)。来た当初は荒さが目立ち、マスキューでの販売は見送りました。もともと良いワインとの印象はあったのですが。」
家内「酸もしっかりあるし、バランスがようやくとれてきた感じです。イエクラやフミーリャと比べても酸がありますね。
寒暖差がかなりありそうですね。」
「この台地に滲みこんだ水がアルハンブラ宮殿の噴水になるんですよ(笑)。」
私・家内「よくご存知ですね!」
「朝、晩めちゃくちゃ寒い(笑)。」
私「日本人が耐えられる寒暖差ではありませんね(笑)。」