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アンドレ・ボノームの最高峰『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年

May 14, 2022 by weblogland
アンドレ・ボノームの最高峰『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年、問い合わせがとても多くありがたく存じます。これは熟成に木樽100%で24ヶ月熟成。小区画の中から選り分けた1930年代の葡萄のみで作った極上品です。明らかに最上。いわゆる小区画シリーズは樽発酵後樽で12ヶ月熟成(新樽比率25%)後、ステンレス・タンクで12ヶ月熟成したものですからね。『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年、はアンドレ・ボノームの頂点らしく最も樽熟成期間が長いものとなっております。(2018年は熟成最後の3ヶ月はステンレス・タンクに移していましたから、2019年はモンラッシェと肩を並べる長期樽熟成です。)
しかし、私は飲んでおりません!

悔しい~。

2018年がファースト・リリースなのですが、かつて飲んでみようとオーダーしたおり完売しておりました(笑)。2018年ヴィンテージというとマスキュー試飲会で『チュリセ』が衝撃のマスキュー・デビューを果たしました。初日の金曜日に完売するという予想以上の売れ行きでした。6000円もする高級ワインが一日で完売したのは初めてでした。皆さんのご記憶にも残った白ワインだと思います。
2018年ヴィンテージはアンドレ・ボノームひいてはブルゴーニュにおいてはオフの作柄です。アンドレ・ボノームも例外ではないのですが、『チュリセ』の出来映えは出色。私もホームページの記載で「ヴィンテージに関係のない素晴らしいワイン。」と書きました(笑)。確かにワインとしてはもう出来上がっており、この点作柄のディス・アドバンテージとは思いますが、果実味の凝縮感は突出しておりました。あの圧倒的な味わいはティスティングに参加された方は異論ないかと思います。グラン・クリュの味わいでした。
そうなると期待出来る2019年ヴィンテージの小区画シリーズは良いに決まっています。ピエール・ブランシェ2019年→ヴィレ・クレッセ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2019年→ヴィレ・クレッセ・オール・クラッセ2019年とグレードが増す毎に味わいがランク・アップしているのはマスキュー試飲会で皆さんご承知かと(笑)。
そしてようやく2年の熟成を遂げた小区画シリーズのリリースという運びでございます。でもですね(笑)、今回の仕入れは『チュリセ』の確保に傾注したため他がおろそかになってしまいました。

その結果『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム2019年』と『レ・カール』が2本のみとなってしまいました。残念!
市販される前でこの状態ですからお察しいただければ幸いに存じます。


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