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マスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

Aug 21, 2022 by weblogland
今月8月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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まだまだ暑いですし、コロナも相変わらずですので恒例のH.K.S.15にてお願い申し上げます!
H. ひっそりやっておりますので、
K. こっそり来てくださいね(笑)。
S. 試飲はサクッと
15. 15分
でございます(笑)。

マスキュー大定番の泡 クレマン・ド・ブルゴーニュからスタート!
◎クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン・ドゥ・ブラン ドメーヌ・デュ・ビシュロン フランス ブルゴーニュ マコネ地区 白発泡性 750ml 2536円税込
マコン・ペロンヌの生産者であるドメーヌ・デュ・ビシュロンはクレマンもつくっていました。
平均樹齢40年の2ヘクタールの畑から年間12000本だけつくります。1ヘクタール当たり45ヘクトリットルの低収量です。市場で良くみかけるジェネリックシャンパンより遥かに濃い味わいの優れたワインです。

作り方もシャンパンと同じ瓶内二次発酵ですから、あの独特なナッツや木の根の香りがあり、しかもシャルドネの柑橘系の果実味がとてもしっかりしています。

ドサージュ後の熟成期間が9ヶ月とシャンパンより短いのですが、資金力のない小さいドメーヌですから目をつぶります(笑)。

泡持ちの短さや酸の少なさが欠点といえば欠点なのですが、ジェネリックシャンパン程度のレベルですから、取り立てて欠点というほどではありませんか。倍以上の値段がするジェネリックシャンパンより旨いのですから。

なによりも12月に、もっとも当店で売れたスパーリングワインですから、皆さん良さをご存じですね。

当店のスーパーコストパフォーマンス スパーリングワインです。(力入れ過ぎ?)

ザ・イタリアの白ワイン!
〇サーラガト ヴェルメンティーノ 2020年 イタリア サルデーニャ 白 イゾラ・デイ・ヌラーギI.G.P. 750ml 1885円税込
第一印象はとてもプリミティブな印象。ミネラリーで切れが良くとてもドライ。今風のファットで柔らかなヴェルメンティーノとは一線を画しています。山羊や羊などのチーズ、オリーブオイルをたっぷり使った野菜などに合わせることを連想させてくれます。飲む人によってはぶっきらぼうに感じるかもしれませんが(笑)
、合う食事がそれを解消させてくれるはず(笑)。
このワイナリー『サーラガト』、実はアブルッツオのファンティーニ・グループと地元生産者達とのコラボ。
ファンティーニ・グループはいわゆる伝統的なネゴシアンとは一風違うベンチャー系のネゴシアンと言えますか。単に葡萄やワインを買って、あとは好きなように加工したり売ったりする従来型のネゴシアンとは違います。栽培農家と深く結び付き共に利益を継続して上げるビジネス・モデルを志向します。例えば一緒にブランドを立ち上げる。この『サーラガト』はまさにそれ(笑)。現地に栽培や醸造のスペシャリストを送り、ワインの品質・量を確保しながら生産販売。事業を継続するために、葡萄の買い上げは量ではなく畑の面積に応じるところがミソ。作柄による収穫の増減に収益が左右されません。それにより栽培者はリスクが減り、品質の向上を目指すことになるからです。
契約する栽培農家も2ヘクタール未満の畑の所有者が大半なので、自らワイン販売まで手掛けるには小さすぎるし、かといって栽培に尽力することに傾注しやすい規模でもあります。
目の付け所がシャープ(笑)。
それゆえティスティングで感じた通り、プリミティブな地元の味わいのするシンプルで質実なワインなのです(笑)。


変わらず美味しい!コレもマスキューの大定番!
〇ロマーニャ・アルバーナ・セッコ 2020年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 1697円税込
美食の地エミルア・ロマーニャ。桝久はこの地のワインをあまり扱っておりませんでした。ワインの種類、バリエーションともかなりの数がありますが、なかなか「これぞ!」というワインにあたりませんでした(価格も含めて)。水っぽくて線が細かったり、良くても異常に高かったりとあまり縁がありませんでした。
ようやく良いのが見つかりました(笑)。
ふくよかで質感のある舌触り、奥行きのあるフローラルな香り。いかにもアルバーナ種らしい味わいです。後味にハニーさが加わり美しい余韻。遅摘されたコストパフォーマンスに優れた良品です。
生産者のファットリア・モンティチーノ・ロッソは2000年にワインセラーをつくり、近代的な醸造設備を設置しました。そして、新な投資により飛躍的に品質が向上し、一躍脚光を浴びるワイナリーとなりました。
もちろんそれはエノロゴ、ジャン・カルロ・ソヴェルキアの指導と、オーナーのゼオリ兄弟の努力によるところです。
一流の巨匠と呼ばれる前の今こそ、気軽に楽しめるワインです(笑)。
種のタンニンが溶けていますから、温度が上がるとやや苦く感じますが、冷やすことで解消します。良く冷やして飲むことをお勧めします。しっかりした味わいですから、冷やしても充実感があります。
この2013年はいつも通り(笑)。アルコール分も13.5%。味わいもいつも通りのぶれないもの。気候の優位性と造り手ファットリア・モンティチーノ・ロッソの並々ならぬ尽力を感じます。近年ではガンベロ・ロッソあたりで高い評価を得ているのも納得。

お願いだからこのままでいて(笑)!

●同じくモンテチーノ・ロッソの赤
腕を上げた(笑)?
ロマーニャ・サンジョヴェーゼ・スペリオーレ 2019年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C. 赤 750ml 1697円税込

マスキュー大定番エミリア・ロマーニャのモンテチーノ・ロッソが作る赤ワインです。
今や白ワインのスペシャリストとして確固たる地位を築いたモンテチーノ・ロッソですが赤ワインも作っております。かつて2015年ヴィンテージをマスキュー試飲会で出したところ大人気。スポットで仕入れた10ケースが完売して以降扱いが
途絶えましたが復活!
このワイン、木樽を使わない直球勝負(笑)。低温での浸漬→アルコール発酵→マロラクティック発酵を2ヶ月にも亘って行い。ステンレス・タンクで熟成させてからリリース。
飲んだ印象は2015年とは明らかに違う。あの過剰にも思えたタンニンではありません。あくまでも伸びやかで暖かみのあるエミリア・ロマーニャらしいサンジョヴェーゼ。滋味に富んだ酸っぱさとでも言えましょうか。しっかり抽出はされているが、無理にプレスで絞り出していません。プレス果汁を使わないようなクリアネスがあります。品の良いサンジョヴェーぜらしいエレガンスがあるのです。2015年ヴィンテージは一体何時飲み頃になるのか途方に暮れるほどでしたが、この2019年は違う。ただ、口中に残る香りは美しくとても長大。この点は2015年と変わらず。確実に進化してますね。
家内曰く『腕を上げたな(笑)。」(偉そうに(笑))


ボジョレー・ヌーヴォーに囚われてはいけません。美味しいボジョレーこそ愛すべきワインなのです(笑)!
●ボジョレー・ヴィラージュ・ランティエール『レ・ブリュイエール』2019年 ドメーヌ・シャサーニュ フランス ボジョレーA.C. 赤 750ml
1800円税別
一般にボジョレー→ボジョレー・ヴィラージュ→クリュ・ボジョレーのランクにボジョレーは格付けされています。ボジョレー名称は南側の平地、ボジョレー・ヴィラージュは北側の標高の高い傾斜地
と別れます。問題はボジョレー・ヴィラージュ。日本に輸入されるボジョレー・ヴィラージュは単にラベルにボジョレー・ヴィラージュと表記されるものが大半。これはボジョレー・ヴィラージュのエリアで収穫したものを混ぜたもの。本来的にはヴィラージュらしく村名をつけたものが正統です(笑)。
これはそれ(笑)。ランティエール村のレ・ブリュイエール畑で作ったボジョレーでございます(笑)。
当然味わいもネゴシアンが作ったものと違い、はっきりとした個性があり、基本的な作りの良さがあります。いわゆるクリュ・ボジョレー並みの濃さがあります
。かつて一世を風靡したニコラ・ポテルのポテル・アヴィロンに似たスタイルかな(笑)。香りはガメイらしい華やいだ赤い果実。もちろんしっかり完熟しています。香りと液体濃度とのバランスが取れている感。過不足ない満足のいくボジョレーの味わいでございます(笑)。ボジョレーって美味しい!と素直に思える出来映えなのです(笑)。

以上5本、26日(金)は17~20時、27日(土)は11~20時までいつも通りのスケジュールでございます。
暑さ厳しきおり、ご無理なさらないでくださいませ。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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