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思い出しました!
例のイ·カルピーニのバルベラの話なのですが、
今回バルベラ·スペリオーレ『ブルーマ·ダウトゥンノ』2013年にズッポリハマっておりますが(笑)、その下のジェネリッククラスのバルベラはティスティングしておりました(笑)!
たしか、味わいは通常のちょっと良いバルベラでしたね(笑)。硬さがありみっちりした密度感はなかなかの上物。基本樽熟成しないタイプでした。このワインをティスティングしたのも『ピノ・ノワール的なバルベラないかな?』という下心満々の捜索の一環でした(笑)。
う~ん。
やはりバルベラはバリックで熟成させると変身するようですね。ただし、かなり強くて品質の高いいわゆる古樹の葡萄を使わないと無理のような気がします。基本バルベラはネッビオーロより格下扱いされますから、畑の一番恵まれたところには植えません。そこにネッビオーロを植えてバローロとして販売したほうが高く売れますから、それは必然(笑)。幸いなことにイ·カルピーニはバローロの産地ではありません(笑)。あくまでもコッリ·トルトネージDOCですからバルベラの古くて良い畑を見つけることも可能。新興の生産者ですから常識にとらわれないアプローチかと(笑)。
バローロの雄モンテツェモロがバルベラで大評判を取ったのはあくまで広いファレットの丘一面を所有していたからなのだと思います。生産に余裕がある貴族の家系ですからね(笑)。
ようやく腑に落ちました(笑)。