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久しぶりにお酒飲んじゃいました(笑)。私が言うお酒とは日本酒(笑)。じつはコレ夏前にいただいたもの。ワインを毎日飲むに忙しくついつい冷蔵庫にしまったまま。マスキューのお客様のMさんからのいただきものです。クローバーのお兄さんと言えばご存知の方おられるかと(笑)。
Mさん「ワイン酵母で仕込んだ日本酒がありまして(笑)、たまに飲むと美味しいんですよ。今度持ってきますね。」
私「へぇ~、そんな日本酒あるんですか?知らなかった(笑)。」
そんなこんなで頂戴いたしました。
前提としてワイン酵母と日本酒酵母では発酵温度が違います。日本酒の酵母は場合によっては5℃くらいまで下げることが可能。特にあの吟醸香を出すために低い液温でじっくり酵母に糖分を食べさせることが肝要。一方ワイン酵母は一般に液温が15℃を超えないと発酵しません。発酵温度も放っておくと40℃にもなります。20∼30℃くらいの幅で利用されることが多いかな。
あと、日本酒酵母はアルコール分を20℃超えるほど上げることが可能。それ故加水します。一方ワイン酵母は一般にアルコール耐性は15℃となります。
まずは外観からチェック。ブランドは『越後鶴亀』新潟、酒処ですね(笑)。純米吟醸でアルコール分は12%。日本酒にしてはちょっと低いですね。
飲んでみると吟醸香はしませんね。発酵温度が
いわゆる吟醸酒より高いはず。きっとワイン酵母が活動できるギリギリの温度帯15∼16℃くらいで管理してますね(笑)。麹の香りも強くありません。アロマティックな香りはさほど立ちませんが、旨味と液体の折り合いのつけ方がまるでワイン(笑)。アルコール分は12%なのは加水して整えた結果ではなく、発酵終了のアルコールターゲットが12%なのかと。もしくは加水の量が少ない。このため酸、特に旨味の酸•甘みをしっかり感じる。とても折り合いが良い(笑)。甘さが心地良いのです(笑)。
ワインに例えるとピノ•グリージョ的かな(笑)。
でもですね(笑)、やはり日本酒。何も食べずにじっくり飲んでいる自分に気がつきました(笑)。私個人的には日本酒を飲む時はあまり食べません。それだけで美味しい。それだけで満腹感•カロリーを得られるものとして私のDNAに刻まれているようです(笑)。
Mさん、ありがとうございました!