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試飲会リポート 後半
Feb 24, 2025 by weblogland○『チェルソ 』2022年 アジェンダ・アグラリア・グエリエリ イタリア マルケ 白 ビアンケッロ・デル・メタウロ・スペリオーレ D.O.C. 750ml 2545円税込
「あの強いロゼ•フリザンテの後が白ですかぁ(笑)。マスキュー作戦ですね(笑)。」
私「えへへ(笑)。読まれてますね(笑)。」
「おっ!カッチリしてますね(笑)。スパルタン(笑)。」
家内「開けたてですのでローズマリー…、樟脳の香りがまだ強いかな(笑)。」
「膨大感たっぷり(笑)。」
「なるほどね(笑)。フリザンテの後でも全然大丈夫(笑)。」
「実は先行して飲みました(笑)。子持ちシシャモに合わせると、卵部分はオッケーでしたが、身には合いませんでした(笑)。クリーム系…、ベシャメル•ソースなんか良さそうですね(笑)。」
家内「私開けたての『チェルソ』を飲んで思いついたのですが、イカ•フライ食べたくなりました(笑)。何故だかイカ•フライ(笑)。」
私「『チェルソ2022年』、明日になると果実味が出てきます。」
「へぇ~、それは何故ですか?」
私「ちょうど1年前の2月のマスキュー試飲会で『チェルソ2021年をお出しした時は開けて全開で大好評ですぐに完売してしまいました。今回事前に2022年を飲んだところまだちょっと硬い。もう少し暖かくなってから試飲会に出すのが得策と思いましたが、それまでインポーターさんの在庫が持たない(笑)。それ故ちょっと見切り発車となりました。ゴメンナサイ。」
そして翌日力発揮(笑)!
「あ~!香り凄いですね(笑)。トロピカル!」
「旨味、香り、舌触り、全てが巨大(笑)。エキゾチック。」
「うわっ!ハニーで強烈。でも飲みにくくない(笑)。ライチ…、フルーツの香りがプンプン(笑)。口の中が大変なことになってる(笑)。」
「ライチ、薔薇、パイナップル…、明るい香りですよね(笑)。いかにも中部イタリアの恵まれた陽光を感じる。」
「ミントやローズマリーのハーブの香りが爽やか(笑)。真っ昼間の暑い中畑に立っているような錯覚に陥る(笑)。」
「畑から遠く地中海が見える(笑)。山から吹く風があるから暑すぎない(笑)。なんてね(笑)。」
「このワイン…、ビアンケッロ種でしたっけ?単一とは思えない複雑さですよね(笑)。」
家内「特に古い区画のビアンケッロを1ヶ月収穫を遅らせたようです。普通あり得ませんよね。」
「1週間や10日遅らせることはあるけど1ヶ月とは…!葡萄おかしくならないのですか?」
私「そんなに遅らせたら、腐ったり、落果してり、鳥のエサになったりしますよね(笑)。味わいも通常のビアンケッロを更に濃くした感じです。変になっていません(笑)。」←すかさず棚に仕込んであった通常のビアンケッロを見せる(笑)。
家内「品種特性としか説明出来ません。プチ•マンサン的かな(笑)?」
「あ~、ジェランソンの葡萄ですね(笑)。」
私「さすがよくご存知で(笑)!ドメーヌ•コアペなんか雪降っても収穫しませんし(笑)、畑には鳥害避けのネット張ってました(笑)。特殊な晩熟性の品種なんでしょうね。」
「『チェルソ』ってドンナルーチェに似てますよね(笑)?」←ドンナルーチェ•マニアの横浜のKさん
私「よくぞお気づきで!マルヴァジアの魔術師ポッジョ•レ•ポルピが作る白。香りの構成がほぼ同じなんですよ(笑)。ただ『チェルソ』は木樽を使いません。あとマルヴァジアの方がオレンジの香りが強いかな?」
私「実は去年の1月に開けたドンナルーチェ2022年と2015年が少し残ってますからティスティングしましょうか?たまたまこちらにいるマスキューのティスティング•スタッフKさんから2015年は頂いたものです(笑)。」
横浜のKさん「私のドンナルーチェ大好きでバック•ヴィンテージをストックしてます(笑)。2015年もあった!」
私「期せずしてドンナルーチェの二代巨頭の邂逅ですね(笑)!まぁ、2015年も2022年のどちらも酸化してシェリーみたいになってますが…、ちょっとだけお試しくださいね(笑)。」
Kさん(ティスティング•スタッフ)「マスキューさん、まだ残ってたんですね(笑)。」
私「頂いた2015年は私がチビチビ飲みましたのでもうほんの少ししか残っておりません。2015年とても良かったでした(笑)。」
Kさん(横浜のドンナルーチェ•マニア)「う~ん。2015年の方が旨味が可愛いかな(笑)。ともに愛おしさがありますね(笑)」
私「ドンナルーチェ愛、ありがとうございます(笑)!」
●バルバレスコ ヴァッレグランデ 2014年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルバレスコD.O.C.G. 750ml 4242円税込
「全てがスムーズ(笑)。タンニンも感じない(笑)。これが熟成のピーク?」
家内「はい。この状態が後数年続きます(笑)。」
私「そしていつの間にか古酒に変身するかと(笑)。」
「透明感かあって…、旨味の塊(笑)。邪魔するものがない!」
「品があって美しい!やはりネッビオーロ!」
私「何故ネッビオーロか高貴品種と言われるか解りますよね(笑)。」
「うんうん。何を食べ合わすか?なんて考えなくてもイイ(笑)。浸れるよね(笑)。」
私「ちなみにこのワイン、アルコール分は14.5%です。やはり大物(笑)。」
「アルコール分0%に感じますよ(笑)。10年経って全て溶け込んでいる。ということかな(笑)。」
私「左様かと(笑)。」
「マスキューさん、このワインは10年は経っているのに澱があまりありませんよね?」
私「熟成途中にラッキングしたり、澱引きをしているので、さほど澱は多くありません。あとお出しする前にしっかり立てていましたから、ビン底にちょっと固まっているかと。」
私「あとSO2も析出されない程減っていると思います。瓶の中で10年も熟成させると検査しても析出されないようです。」
「減るのですか!?あり得るのですか?」
私「私の想像ですが(笑)、長い年月の間にSO2は澱などと重合して瓶底に沈殿するのかなと妄想してます(笑)。」
「飲んでいるとSO2なんてつゆほども感じないし、思うこともないですよね(笑)。」
「この前のマルティルデのボナルダ2010年、澱が凄かったですよ(笑)。ソムリエも驚いていた(笑)。」
私「あのワインはまるっきり濾過も澱引きもしていません。しかも2010年。SO2もほぼ無し。旨さと澱は背中合わせとしか…。あの澱は旨くはありませんが(笑)。」
家内「今まで飲んだ中で一番澱が多かったかも?」
「でもオーストリアのビー•ナチュラルの澱は美味しかったんだよな(笑)。不思議(笑)。ビー•ナチュラルの澱は細かで見た目ちょっと違うけどね。」
「ベリー、桑の実、ストロベリー…、薔薇、とても綺麗ですよね(笑)。ネッビオーロってちょっと違いますよね(笑)。」
「私個人的に薔薇が好きでして(笑)、家内の誕生日にマルティルデのバルベーラを飲みました。あまりに美味しくて(笑)、欲張ってグラスをバルーンの大きなものに変えて飲んたところ、一気に香りが抜けてしまいました。残念!」
私「失礼いたしました!やはりネッビオーロのようには行かないのかな…。」
「普通のグラスがベストでした(笑)。」
私「皆さんご周知くださいませ!」
お寒い中、ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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