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桝久 試飲会リポート 前半
Apr 28, 2025 by weblogland昨日、一昨日、連休前にマスキュー試飲会にお越し下さりありがとうございました!
なんとなくまったり、ゆっくりな感じ(笑)。スローなマスキューらしくてちょうど良かったかな(笑)。
◑ピノ・ロゼ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ イタリア ヴェネト ロゼ 微発泡 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml 1771円税込スクリュー・キャップ
私「マスキューの大定番のロゼ•フリザンテでございます。ヴィンテージ表記のないものですが、葡萄には作柄がございますから(笑)、今回のメイクから新しい葡萄に変わったようです。」
「そりゃそ~ですよね。年がら年中同じ味わいだと変(笑)。」
「あと葡萄の調達先が変わることもあるだろうしね。」
家内「基本コンテッセは自社畑の葡萄でワインを作りますからそれはないと思いますが、後から気がついたのですが、今回から表記が変わりました。I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノがI.G.T.
トレヴェネツィエ•ロサートに変わってました。休み明けに確認します。」
「I.G.T.はコロコロ名前が変わったりするんだよね(笑)。なんでもオッケーに近い発想だからね。」
私「まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「うわっ!爽やか!この季節ピッタリ(笑)。」
「とてもドライで爽やか(笑)。」
「色も綺麗ですよね(笑)。」
家内「前のメイクより色が濃いのです。ですから、前より重いワインかと思ってましたが、逆に軽やかでした(笑)。」
私「杞憂でした(笑)。前のメイク2022年はかなり暑くて逆に酸が少なかったようですね(笑)。」
「このくらいしっかり冷えてると美味しいね(笑)。」
私「ガッツリ冷やしました(笑)。作戦でございます(笑)。えへへ(笑)。」
「リンゴ酸がタップリだから冷やしたほうが良いのですね(笑)。」
「さくらんぼ…、綺麗な香りですよね。際立ってる(笑)。」
「香りが透き通ってる(笑)。」
家内「前のメイクはストロベリーでした。今回のメイクの方がリンゴ酸が多いですね。」
「私、このフリザンテ大好きで沢山お世話になりましたが(笑)、コンテッセは上手ですよね(笑)。いつもクオリティーが高い。」
私「このフリザンテ、明日になると、さくらんぼが小梅に変化します(笑)。」
「うんうん。今飲んでもプラム系の香りありますよね(笑)。」
「日本人好みの酸っぱさではあるよね(笑)。」
「何にでも合いそう(笑)。」
家内「前のメイクはホタルイカの沖漬けに合いましたよ(笑)。」
「塩味もあるしなぁ。」
「いずれにしてもキレがあるんだよね。でもちょっと甘いのかな?」
家内「残糖分は10g/lほどありますが、上手くマスキングしてますよね(笑)。」
「マスキューさんが強く冷やした訳が解りましたよ(笑)。」
「リンゴジュースみたい(笑)。」
「ところでマスキューさん、表ラベルに大きくロゼって書いてありますけど、イタリアだとロサートですよね?」
私「正解です(笑)!英語圏向けにロゼと書いたようですね。字の色もロゼ色だし(笑)。」
◑『ブリガータ・ヴェルデ・ラーメ』 ジビッボ 白(オレンジ) 2024年 (カンティーナ・オルソーニャ) イタリア シチリア テッレ・シチリアーネI.G.T. 750ml 2451円税込
「あれ?ロゼ2連発ですか(笑)?」
私「色似てますよね(笑)。でもコレはオレンジ•ワインです。葡萄の皮も一緒に発酵させたものです。通常白ワインはジュースだけで発酵させます。ですから皮の色がワインに付きます。」
「うんうん、たしかに白ワインではない(笑)。」
「ジビッポですかぁ。聞いたことない(笑)。シチリアの品種ですか?」
家内「マスカット•オブ•アレキサンドリアのシノニムです。」
「あれ?飲むとマスカットではない(笑)。甘夏(笑)!」
「凄く強くて…、口の中の広がり、余韻の長さは驚くほど(笑)。ハッとする(笑)。」
「何処までも突き進む(笑)。」
「たしかに甘夏の香りは強いですけど、とても複雑。甘夏だけではなく…、マーマレードみたいな…、プラムの香りもある(笑)」
「クラッカーにマーマレード乗せて食べながら飲んだら美味しいはず(笑)!」
「大きさ、深み、複雑さがある。なかなかかなりのワインですよ(笑)。」
「ソーダ割にしても良いくらい濃い(笑)。」
「柑橘類のピールの香りもするね(笑)。」
「芳香性の強いワインですよね(笑)。しかも華やかで万華鏡みたい(笑)。」
私「液体の濃度感と香りの強さのバランスが取れてますよね(笑)。高度な折り合いかと(笑)。」
家内「時間が経つと複雑さが増します。一風変わったエキゾチックな香草•香木•スパイスの香りが出てきます(笑)。」
「う~ん。親しみはあるんだけど…、なんと表現すれば…、ちょっとニッキみたいな…。シナモン!」
私「和三盆にシナモン入れたような(笑)。」
家内「スパイスだけで作ったカレー!あと排骨!」
私「それも中国人が理由もなく沢山スパイスを入れたような感じ(笑)。日本人の味付けではない(笑)。」
「マヨネーズに辛子入れたような感じでもある(笑)。ということは、辛子マヨネーズに合いますね(笑)。」
「華やかな香りに、とても複雑なスパイスやハーブのニュアンス。コレって両方兼ね備えたワインはあまりお目にかかったことがない(笑)。」
「しかもジビッポ単一品種なんだよね(笑)。」
「マスキューさん!オルソーニャって他にも扱いありますよね?」
家内「モンテプルチアーノ•ダブルッツォとマルヴァジアのオレンジ•ワインにペコリーノの白それにこのジビッポのオレンジワインが加わり現在4アイテムです。全部美味しい(笑)。」
私「始めがアブルッツォ州でコレはシチリア、あとカンパーニャとトスカーナです。どれ飲んでも個性的で面白いワインです。しかもすべて無添加のビオ•ディナミです(笑)。」
「ビオ臭くないですよね(笑)。しかも安い。常識的には2000円台のビオ•ワインなんて聞かないですよね。」
「う~ん。ワイン界でのブレーク•スルーだね(笑)。」
私「このオルソーニャが共同組合なのに驚かされます。日本の共同組合って保守的で、ともするとお役所の下達機関。自立してますよね(笑)。
更に躍進しそうです(笑)。」
「マスキューさん、ラベルに書いてある『ブリガータ・ヴェルデ・ラーメ』って何ですか?オルソーニャのブランド名でもあるようですが、意味は『緑青仲間』(笑)。殺菌効果のある緑青をボルドー液変わりに使う仲間達かな(笑)。古来より緑青を使うヴィニロン達の知恵にあやかったようですね。実際ボルドー液は買うと高い(笑)。ケチなのです(笑)。」
「ボルドー液って?」
私「防カビのために噴霧される亜硫酸銅です。あと防カビのために殺菌剤として亜硫酸塩が噴霧されることが多々。いい加減なビオ生産者は亜硫酸塩の使用は畑だから構わないと抜け穴を作っています。」
●トスカーナ・ロッソ 2022年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 1414円税込
「マスキューさん!今までこのワイン扱ってましたか?」
家内「実は今年に入ってからラベル変更しました。以前は黒いラベルで悲しげな牛の絵でした(笑)。」
私「昔一度マスキュー試飲会で登場しております。たしか…、赤ベコと黒ベコのセットで比較試飲しましたね(笑)。」
家内「我が家では毎年20本くらいは飲んでます(笑)。コスパが良いので、『迷った時はトスカーナ•ロッソ!』が合言葉です(笑)。」
「どれどれ(笑)…、あっ、美味しいですね(笑)。値段の割にタンニンがしっかりしてる(笑)。」
「我が家も良く飲みますよ(笑)。普通に美味しいんですよね(笑)。」
「とてもドライでしっかりしてる。広がり、余韻もちゃんとある(笑)。」
家内「セパージュのメインはサンジョヴェーゼですが、キャンティ等の酸っぱいサンジョヴェーゼではありません。」
「キャンティみたいな軽やかなスタイルではないですよね。同じサンジョヴェーゼでも違うんですね?」
家内「このワインはキャンティよりちょっと南側です。それ故ブルネッロやヴィーノ•ノヴィレのサンジョヴェーゼに近い印象です。」
「焼肉屋さんでカルビ食べながら胡座かいて飲みたい(笑)。」
「焼肉のタレに合いますね(笑)。」
「う~ん。私はカルビよりハラミを推します!脂の少ないロースでも宜しいかと(笑)。」
「たしかに牛肉に向いているワインだとは思いますが、ワイン自体邪魔するものがないから合わせる料理は幅広いかも(笑)。」
「そうそう、ミートソース系だったら何でも行けそう(笑)。」
「ローストビーフは完璧か(笑)。コンビーフでもオッケーかな(笑)。」
「鰻や焼き鳥だと無理があるかな(笑)?」
「マスキューさんが言うように、ラベル見てるとニヤニヤしちゃう(笑)。」
「そうそう(笑)。この牛、いまに食べられちゃうのにワイン飲んでる場合じゃない(笑)!」
「ヴィーガンの人達はラベル見ただけで怒りそう(笑)。」
「そうだよね。日本人がクジラ食べるの抗議してるもんね。牛はオッケーなんだよね(笑)。理解出来ない(笑)。」
私「クジラは古代より生きている希少な動物だからダメだと言ってます(笑)。理論的ではないですよね。」
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