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ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2025年 ドメーヌ・コート・ドゥ・ラ・モリエール

Nov 22, 2025 by weblogland
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2025年 ドメーヌ・コート・ドゥ・ラ・モリエール 4320円税込

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飲みましたぁ(笑)!
美味しいですね。

とにかくモリエールらしいバランスの取れた仕上がり。甘さもありますが過熟していない。変にジャムっぽくない。キメが細やかで濃い。ワインにイレギュラーを感じません。作柄が良かったのが伝わってきます(笑)。
でもですね(笑)、1本丸々開けた訳ではありません。予約の段階でマスキューの在庫はカスカス(笑)。こんな時は扱ってくださるお客様のお店に行く!

私「あ~、しみじみ美味しい(笑)!良かったぁ。やはりモリエールに変わるヌーヴォー無し(笑)!」
お客様「マスキューさん。ブログに書いてあったキャノピー•マネージメントって何ですか?」
私「たしかニュージーランドの技術者が『葉っぱの生える枚数を効率的にすると最大限の糖度を得られる。』と言うものです。」
お客様「へぇ~、葉っぱの枚数ですか?」
私「1平米に何枚を上に向かって生やすと安定した糖度の葡萄が出来上がるようです。今、ニューワールドでは主流です。」
お客様「このヌーヴォーもそうなんですね。」
私「多分。モリエールの場合温暖化対策としてキャノピーマネージメントをやっているかと。逆の方向ですね(笑)。アルコール分が11∼12%と低い糖度で仕上げます。だから仕上がりが暑苦しくない(笑)。酸もある。」
お客様「なるほどね。たしかにエレガント。でもしっかりしてる。いわゆるヌーヴォーとは違いますよね。ブルゴーニュのワインみたい(笑)。」
私「ニュージーランドとはちょっと違い、葡萄に葉っぱをかけて日除けにして、勢いの良い葉っぱを切って光合成を弱める。」
お客様「光合成を弱めちゃって良いのですか?あ~、だからアルコール分が低いんですね(笑)。安定した糖度を得るのではなく糖度を下げるんだぁ。」
私「ですから暑くなく日照不足の年は大変(笑)。2024年なんて10.5%でした(笑)。」
「2024年はダメだったんですか?」
私「1年経ってようやく甘さが出てきて飲みやすくなりました(笑)。奇跡的(笑)。」
「ヌーヴォーってすぐ飲んだ方が良い(笑)?」
私「すぐに消費するためのヌーヴォー作りのワインは早く飲むべきですが、普段通りの渾身の作りのヌーヴォーは特別です(笑)。」
お客様「あとこのヌーヴォーはキャンディーっぽくないですよね?」
私「ワインはアルコール発酵の後乳酸発酵が起こります。一般のヌーヴォーは乳酸発酵をSO2を添加して止めます。モリエールは乳酸発酵が収まるまで待つ(笑)。それゆえキャンディーっぽさをあまり感じません。」

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