- comment closed:
- このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。
桝久 試飲会リポート 後半
Feb 02, 2026 by weblogland●フィオーリ フェテアスカ・ネアグラ&シラー 2019年 ラダチーニ モルドヴァ 赤 750*ml
1555円税込
「マスキューさん!コレ美味しいんだよね(笑)。随分お世話になったなぁ(笑)。」
私「マスキューのロングセラーでございます。2019年ヴィンテージでようやく飲み頃になったかと。でもですね(笑)、輸入廃盤の憂き目にあいました。」
「えー!何故ですか?」
私「日本で販売するにはフェティアスカネアグラのモノセパージュの方が売りやすいようです。」
家内「フェティアスカネアグラだけだと硬すぎるんですけどね。」
私「フェティアスカネアグラはシラーより硬い(笑)。それゆえシラーを補助的に使うとバランスが取れると思います。」
「それでも時間はかかる(笑)。」
「そうですよね。昔は硬かった、しかも甘かった。でもコスパが良いのは変わらず(笑)。」
「バランスが良いですよね。あと黒胡椒の香が強く出てますね。コレってシラーですか?」
家内「ようやくシラーの香が顕著になりました。フェティアスカネアグラに抑えられていたシラーがようやく出てきてとても良いアクセントになってます。」
「もともと強かったのが落ち着いて来た感。土や野菜のニュアンスも感じる。」
「とにかく肉に合う!とはちょっと違うんだよね(笑)。」
「フェティアスカ○○って東欧によくある品種ですよね(笑)。ポーランドやルーマニア。あとウクライナかな。」
「昔、モルドバとウクライナとジョージアのワインをブレンドしたお友達ワインがあったなぁ(笑)。」
私「へぇ~、知りませんでした。仲良くしたいのはよく解りますよね(笑)。ともにロシアに虐められましたからね。」
「果実味もハッキリしてる(笑)。小梅!」
「小粒の赤いベリー系の果実。でも、それだけじゃない複雑さがある(笑)。」
「熟成感もあるし…、この価格帯だとこんなの無いよね(笑)。」
「ちょっとピクルスみたいな香りしますよね(笑)。」
「あっ!本当だぁ(笑)!」
「コレ、ハンバーガーに合うよね(笑)!」
「あまり脂のない赤身の肉!鹿なんて良さそう。独特の臭いに負けないしマッチするはず(笑)!」
私「入荷直後は濃さでアピールしてましたが、今では合わせるものも具体的に考えられるようになりました(笑)。」
「深みがありますよね(笑)。」
「この点ニューワールドのワインとは違うんだよね(笑)。ニューワールドのワインってこんな変化しないもんね(笑)。」
「土地は肥沃だし、かと言って涼しいし水もある。ワイン産地としてのポテンシャル高いですよね。」
私「黒土地帯ですもんね。」
「ロシアさえ無ければ!発展したはずですよね。」
私「直近だとゴルバチョフの禁酒令等で産業としての発展を妨げられました。」
家内「1990年代の後半にEUの資本が入ってようやくここまでこぎ着けました。」
「う~ん。一世代かぁ。」
私「まあ、10年も熟成するワインではありませんが、ミドル•レンジとしては成り立っているかと(笑)。」
「私、ラダチーニの一番下のレンジで充分満足してますよ(笑)。でもこうしてその上のキュヴェを飲むと、やはり良い(笑)。ちゃんと違いが解りますよね(笑)。」
私「引っこ抜かれたりダメになった葡萄が産業として立ち直るには最低一世代。今、ここですね。更にもう一世代経つとグランヴァンに匹敵するワインが出来ると思います。だってグランヴァンの葡萄は樹齢50年以上ですからね(笑)。」
「なるほど!そういう計算ですね(笑)。」
●ヴィンテージ メルロ 2020年 ラダチーニ モルドバ 赤 バルル・ルイ・トライアン地区 750ml 1697円税込
私「これもラダチーニのミドル•レンジのワインですが、『フィオーリ』シリーズよりちょっと上かな。」
「う~ん。2020年ヴィンテージですかぁ。かなり凄い。コスパ良し!」
「うんうん。このワインかなり凄いね(笑)。」
「南フランスなんかのメルロとは違いますよね(笑)。冷涼な感じ(笑)。でもちゃんと濃い。」
私「暑いところのメルロは果実味がプルーンのような感じになります。あと、赤さに欠ける傾向となります。」
「あ~、それって『安めぐみ』さんだな(笑)。」
「このメルロは小粒でぎっちりしてますよね(笑)。コレだけでもかなり上質な感じですよね。」
「ボルドーより冷涼な感じ。とてもユニークなメルロかな(笑)。緩さが全然ない。いわゆるタイトなメルロ?」
「オリジナリティーありますよね。旨酸っぱい小梅…、フランボワーズみたいな(笑)。」
「でも、甘さもしっかりある。高そうな味わい(笑)。」
「それにもともとの濃さがあるから重心がぶれない。それにしてもコスパ良いですよね(笑)。」
私「これを飲むとモルドバにはメルロが合っている気がします。」
「マスキューさん!ラダチーニのもっと上級のワインってとても良さそうですよね(笑)。ありますか?」
私「あるにはありますが、まだ完成されていない感なんですよね(笑)。」
「ミドル•クラスでこんなに良いのですから、最上位だと大変なことになっているような気がしますけど(笑)…。」
私「最上位とミドル・レンジのものを比べると、さほど味わいに値段の差を感じません。やはり、もう少し時間が必要かと。」
「モルドバってあの辺だと最貧国。だから安いのかな?」
家内「EU資本の返済はワイン現物で支払うそうですよ。」
私「オルガルヒの資本のワイナリーもあります。切るに切れない紐帯がありそうですね。モルドバにはロシア系の沿ドニエステルもありますし。中国にも輸出してます。複雑なようです。ただ深刻な対立関係は国内にはないようですね。」
「でも中立は無理なんだろうなぁ。」
●メルロー 2021年 アントヌッティ イタリア フリウリ―ヴェネツィア・ジューリア 赤 D.O.C.フリウリ・グラーヴェ 750ml 2357円税込
「おっ!またまたメルロですね(笑)。」
「フリウリですね(笑)。フリウリにしてはお安いですよね(笑)。」
私「以前マスキュー試飲会にお出ししたものです。先月定点観測をしたところとても美味しかった(笑)。そんな訳で再登板となりました(笑)。」
家内「何年か経って調子が出てきたようです(笑)。」
私「まっ、まっ、どうぞお試しくださいませ(笑)!」
「マスキューさん!私このワインセラーに取ってありますよ(笑)。前飲んだ時気に入って2本買って1本は飲んで1本はお蔵入りです(笑)。ちょっと楽しみ(笑)。」
私「えへへ(笑)。ありがとうございます(笑)!まっ、まっ、お試しを!」
「あ~!美味しい!モルドバのメルロも良かったけど、これはこれで良い(笑)。別格だなぁ(笑)。」
「エレガント!品が良い(笑)。美しい!」
「力が無いわけでもない。ちゃんとしっかりしてるんだけど…、高次元(笑)。」
「ふっくらして、それがそのまま口の中で広がっていく…。ホントに綺麗(笑)!」
「そうそう。その後いつまでも口の中に果実が残る。余韻が長い長い(笑)。」
「舌の奥に味わいが残ったような感じがたまりません(笑)!」
「なかなか無いワインですな(笑)。浸れる(笑)。」
「なんていうんだろう…、親しみがあるよね(笑)。優しく濃い(笑)。」
「うんうん。粘性が良いよね(笑)。」←鋭い!
「フリウリって美食の地なんだよね(笑)。完成した味わい。ビストロじゃなくてちょっと高級なレストランで飲んでみたい(笑)。」
「でもさあ、高級な味の割に安い(笑)。」
「ボルドーでこんなワイン買ったら大変なことになる(笑)。」
私「ありがとうございます!スタイルとしてはボルドースタイルですよね。腐葉土のニュアンスがあって…、キノコなんかを連想します。ちょっとトリフのようなヨード臭もするし…、ポムロールっぽいかな(笑)?」
「そうそうキノコ!なんだよね(笑)。」
「マスキューさん!恵比寿にキノコ専門のレストランがあります。あそこに持ち込みたいなぁ(笑)。」←ホントTご夫妻はよくご存知。
「今、ポムロールのワインって10000円はしますよね。それ考えるとこっちの方がイイなぁ。」
私「ネアックの丘の周りのスーパースター並とは言いませんが(笑)、その下のボー•ソレイユくらいの味わいですもんね(笑)。」
●ジャンニテッサーリ・ドゥエ 2022年 イタリア ヴェネト 赤 I.G.T. 750ml 2828円税込
「あっ!ジャンニテッサーリですね(笑)。マスキューさんの大定番かな(笑)。他にも沢山ありますよね。」
私「えへへ(笑)。左様でございます(笑)。あとシャルドネ、ソアヴェ、ピノ・ノワールを扱っております(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「う~ん。ジャンニテッサーリのワインはどれ飲んでも美味しい(笑)。とても濃くて甘いんだけど飲みやすい(笑)。」
「甘い、でも高級な結果甘いんだよね。ベタッとした甘さじゃない(笑)。」
「メルロとカベルネ・フランですか…。イタリアってカベルネ・フランが良さそうですよね。」
家内「特にトスカーナは良い結果が出てますね。」
私「カベルネ・ソーヴィニヨンより栽培の温度帯に幅があるような気がします(笑)。」
「無理くり甘くした感じではない(笑)。品が良い(笑)。」
「メルロは甘くてカベルネ・フランはガチっとして締めている(笑)かな?」
「濃いワインってアルコール分も高いけど…、これアルコール分はいかほどですか?」
家内「13%です(笑)。」
「さすが!マスキューさん曰く『折り合いが良い。』ですね(笑)。」
私「えへへ(笑)。ありがとうございます!ちなみに1番目以外は全部13%のアルコール分でございます(笑)。歳のせいかこの位がちょうど良い(笑)。」
「私このワインが好きでちょくちょく買いますが、昔と比べるとよりエレガントな印象ですよね(笑)。」
家内「前はアマローネの搾り粕を加えたいわゆるリパッソでしたが、今は収穫した2/3をまず発酵させ20日後に残りの1/3を加えて更に発酵させたものです。当然後から加える葡萄は陰干しされた糖度の高いものでございます。」
「ということは出来上がりのアルコール分が13%になるように計算づく(笑)?」
私「左様かと。ワインを無理に遅摘みしたり、後から加える葡萄に貴腐菌が付いた感じもないです。作為を感じません。」
「ジャンニテッサーリ恐るべし(笑)!」
「進化してるんですね(笑)。」
私「もともとこのワイナリーは『マルカート』と言いました。ジャンニテッサーリさんは雇われの技術者でしたが、良い結果を出すので当主から譲り受けたようです(笑)。」
家内「今ではヴェネトのスター(笑)。特にスプマンテは世界的に有名です(笑)。」
「へぇ~、スプマンテ作ってるんですか?どんなでした?」
家内「凄く美味しかったです。但し、マスキューには高級過ぎました(笑)。」
お寒い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
Comments
No comments yet