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今月はまず先に赤2本、そして白が4本続くへそ曲がりな並びです(笑)。それはへそ曲がりなマスキューらしくて良いかな(笑)?
●バッカス 2024年 チウ・チウ イタリア 赤 マルケ州 ロッソ・ピチェーノD.O.P.750ml 1885円税込
チウ・チウのスタンダードの赤ワインです。セパージュはモンテプルチアーノ50%、サンジョベーゼ50%。ステンレス・タンクで6ヶ月熟成後瓶で3ヶ月寝かせてから出荷されます。
一見チリのカベルネ・ソーヴィニヨンに似ていますが、違います(笑)。
基本的には黒系ベリーの香りが主体的なのですが、カシスと言うより黒すぐりや山葡萄のニュアンス。日本人が親しみを感じる味わいなのです。
お正月の甘く煮た黒豆や小豆などに通じる果実味です。あと全体の有様がカベルネ・ソーヴィニヨンのような硬さがなく、優しいのが特徴的。酸が上手くまとまっていて、舌の上を転がるようなチャーミングさがあります。ちょうど、上等な白ワインのような滋味深さに似ていると言えば良いかも。
どうやらマロラクティック醗酵は行ってないようです。リンゴ酸をしっかり感じます。このあたりにこのワインの秘密と特徴がありそうです。酸と果実味の溶け込みが良く、しかも特徴的。ミクロ・オキシダシオンが有用に作用してます、お魚にも合いそうです。日本人好みの柔らかな黒すぐりのニュアンスは産地・生産者の特徴とテクノロジーの融合があって成された新しいスタイルなのです。
もちろん構造はしっかりしており、揺るぎません。
基本的な葡萄栽培の良さを感じます。
チウ・チウの造るワインに穴はありませんね。ベーシックなワインでこのレベルとは!世界的に注目すべきワイナリーです。
インポーターさん資料より(一部岡本補追)
地品種にこだわりピュアな果実味を生むオーガニック・ワイナリー 「チウ・チウ」はナタリーノとアンナのバルトロメイ夫妻によって、マルケ州の南端に近い中世の佇まいを持つ町オフィーダの近郊に1970年に設立されました。美しい緑に囲まれた彼らの畑はロッソ・ピチェーノ・スペリオーレの生産地の中心に位置します。ヴェンチャー的であり趣味的でもあったようですね(笑)。設立当初はわずか10ヘクタールの小規模ワイナリーでしたが、ワインの評判と共に短期間で急成長を遂げ、現在自社畑は160ヘクタールまで拡大し、ナタリーノの志を受け継ぐ2人の息子、マッシミリアーノとウォルターの兄弟を中心に年間100万本のワインを造り出しています。マスキューは2012年ヴィンテージから扱いを開始しました。基本今
風ではあるのですが、最新の技術•器材 •研究に多大な投資をためらいません。その結果ワイナリーのエントリークラスのこのキュヴェはマルケらしい味わいを兼ね備えた立派な汎用品。←(最大の褒め言葉です。誤解無きよう!)
規模は変わっても、彼らのぶどう栽培、ワイン造りへのこだわりは 全く変わる事なく、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、ペコリーノ、パッセリーナといったこの地伝統の品種からその特徴を生かしたワイン造りを続けています。一方で彼らは早くから有機農法にも取り組み、イタリアの公的なオーガニック認証であるCCPB認証を1985年に取得しています。いわゆるイタリア•オーガニック系ワインの走り。規模•品質の高さはマルケのトップランナーです。無添加のワイン作りも達成しておりますし、国際標準を牽引しているワイナリーでございます(笑)。
またぶどうのアロマを最大限に引き出す為に最新の技術を導入し、凝縮感のある香り豊かなワインを造り出しています。海から約10km、海抜250m~400mに位置し、石灰と粘土の混成土壌を持つ彼らの畑から造られるワインには、潮風を思わせるミネラルのニュアンスと豊かなアロマがあり、シーフ―ドとの相性が抜群です。評価も年々高まってきており、ペコリーノ種から造る白ワイン「メルレッタイエ」はパーカーポイント90点、ガンベロ・ロッソで2グラスを獲得している他、彼らの多くのワインが同じく2グラスを獲得しています。
●メルロー •アギオルギティコ •マンディラリア2023年 ミロナス•ワイナリー ギリシャ 赤 P.G.I.アッティカ 750ml 2640円税込
マスキューの定番ギリシャのミロナス•ワイナリー。以前はサヴァティアーノ•オークを扱い好評いただきました。
今回は赤!
メルロー 40%•アギオルギティコ40% •マンディラリア20%をブレンドして樽熟成したもの。
テイスティングスタート!
私「おー!タンニンたっぷりでヘビー(笑)。ケチ臭くなくてよろしい(笑)!とても上質な第一印象。」
Kさん「うんうん。タンニンの舌触りが滑らか。俗に言うビロードのような滑らかさ(笑)。それと美味しさが同時に迫る(笑)。飲んだ瞬間『美味しい!』。」
家内「葡萄の性質が強いもの同士をブレンドしてるけど(笑)、モノ•セパージュみたいに感じる。折り合いが良い(笑)。」
私「サヴァティアーノ・オークもそうだけど、樽の使い方が上手(笑)。果実味の邪魔をしていないよね(笑)。」
家内「チェリーやプラムが鮮烈。それも濃くてビビッドなんだよね(笑)。チャーミングな酸っぱさ。」
Kさん「そうそう、それが折り重なるようなタンニンにとても良く溶け込んでいる(笑)。高級なフレンドリーさとでも言えるかな(笑)。」
家内「基本、ギリシャらしいシンプルさや素朴さが安心出来る。飲むとホッとするんだよね(笑)。良い意味での緩さが心地良い(笑)。」
Kさん「変に透かしたところがない(笑)。ギリシャらしいね(笑)。」
私「あと、綺麗ですよね。雑味がないわけではないんだろうけど、旨味が凌駕してる(笑)。かなり上質。」
家内「鉄…、ミネラルもあるし…。」
Kさん「ギリシャのワインって酸が少ないイメージがあるけれど、ミロナスは違うね。この点、赤白共通している。ポテンシャルの高さを感じますね(笑)。」
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ミロナスワイナリーがあるのはギリシャの首都アテネの南40kmほどのケラテア。
ギリシャ本土の最南端アッティカ半島の町です。
1917年に設立され、現在の当主は3代目のスタティマス・ミロナス氏です。ギリシャのイオアニナ大学で化学を専攻し、その後WSETのディプロマを取得。この資格は、4段階ある認定資格の最上位で、ワイン生産者の取得は珍しいものです。(マスター・オブワ・インを目指しているのかな(笑)?)「科学的な根拠は当然のこと、自分自身のテイスティング能力でワインを見極めたい」と信念を語る彼のワインは、品種の個性を大切にした味わいに仕上げることで伝統への尊重が表現されています。 アッティカ半島に複数ある畑は合計12ヘクタールほどですから目が行き届く範囲。乾燥した地中海性気候は安定しており、寒すぎたり暑すぎたりしません。しかも下草もほとんど生えないワイン作り天恵の地です。(ホームページを見ると灌漑しないで栽
培をしているようです。恵まれた立地。もともとの適地なのでしょうね。)
この赤ワイン、アッティカの4つの葡萄畑から収穫された葡萄から造られます。深い色調と赤系果実が凝縮された個性と複雑な香りを持つアギオルギティコとギリシャで最も色調の濃い品種とされるマンディラリア、そしてメルローがブレンドされています。 それぞれの品種に合わせて10°Cで3∼4日間、除梗および発酵前浸軟を行い、ステンレスタンクでアルコール発酵をさせたのち、フレンチオーク樽で8ヶ月間のマロラクティック発酵のち熟成。ベリーやチェリー、スパイス、チョコレート、バニラなどの濃い赤や濃い果実を感じさせる香り。やわらかいタンニンと芳醇な果実感、スパイスの豊かな味わいが楽しめます。
マロラクティック発酵•熟成に使用する樽は、側板にオーク、鏡の部分にアカシアを使用した樽。このこだわりは、樽の香りを調整するために重要なポイントとなっています。(見ると鏡面は薄ピンク。側面のオーク材とは違っていました。清澄のためにアカシアの樹液を添加しないで済むからかなぁ?)
○ピノ・グリージョ オーガニック 2024年 カーサ・ヴィニコラ・サルトーリ スクリュー・キャップ イタリア 白 ヴェネト デッレ・ヴェネツィアI.G.T.750ml 1367円税込
ヴェネトの名門サルトーリが造る斬新なピノ・グリージョ。サルトーリは日本ではソアヴェやピノ・グリージョのブラッシュが有名です。どちらかと言えば低価格帯に強いワイナリーです。
このワイン、ラムネの香りがします。あと、ピノ・グリージョらしい延びのある酸。そして何よりも適当に薄いことが良いのです(笑)。
何故ならば、ビールのようにうんと冷やして飲むには最適だからです。
暑い夏場には飲むと生き返るような清涼感。アルコール度数も12%を若干下回る程ですから、ごくごく行けます(笑)。夏場のT.P.O.にはまれば100点満点のワインです!
うーん。
斬新かつ懐かしい!
ワインの液体濃度とラムネのようなフレッシュな酸の危ういバランス 薄いが水っぽくなく、かといってべたつかない舌さわりは、暑く湿気た日本向き。上等ではありませんが、実に美味しい。
大発見なのです(笑)。
発泡性ではありませんが、ラムネや三ツ矢サイダーに刷り込まれた嗜好を好む中高年向きです(笑)。
あと同時にリリースされたシャルドネにも同様なラムネのようなニュアンスがありますが、ピノ・グリージョの方が明瞭です。品種由来というよりは造りに由来しているようです。収穫期が原因のような気がしますが…。
ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデにも似たような…。
好奇心がくすぐられます(笑)。
○オリス 2023年 チウ・チウ イタリア 白 マルケ州 ファレリオ D.O.P.750ml 1791円税込
チウ•チウが作る白のエントリー•キュヴェ。なんとペコリーノとパッセリーナを半々のブレンド。ステンレスタンクのみで作られる直球勝負の白ワインです。
私が思うには、ペコリーノは香りに支配的な印象は無くちょっと粉っぽくてふくよか故にパスタ系の親友(笑)。中部イタリアの温暖な産地ですとボディーが豊満でグレープフルーツっぽく感じます。そしてパッセリーナはキレッキレの酸(笑)。金柑や甘夏の突き抜けるようなフレッシュネスは何処までも伸びる(笑)。ともに中部イタリアの主要な白葡萄品種でございます(笑)。
通例ペコリーノとパッセリーナはモノ•セパージュとしてワインにされることが多いのですが、半々のブレンドはあまり見かけません。品種の特徴のベクトルが違うからかな?
それをチウチウはやっちゃいました(笑)!
私「う~ん。濃くて酸っぱくて美味しい(笑)。」
Kさん「バランス良いし、コスパも良い!いかにもマルケの白ですな(笑)。食事に合わせやすいですね(笑)。」
家内「パッセリーナの酸が程良く利いてる(笑)。センスを感じる。あと、食事に合わせることを意識してますよね(笑)。この点赤のバッカスと共通している(笑)。」
Kさん「ペコリーノとパッセリーナのブレンドですか…。あまり見かけませんよね。でもこのワインとても折り合いも良いしフレンドリー。無理がない(笑)。普通以上に美味しいマルケの白の印象ですよ。ビストロでこんなのテーブルワインで出てきたら嬉しい(笑)。」
私「パッセリーナの強い酸とペコリーノのふくよかなボディーのバランスが良い(笑)。とても自然で、ワインのグレードが高く感じます。さすがチウ•チウ(笑)。」
家内「塩味などのミネラルも感じるし…、イタリアのハーブも感じる、華やかだし明るくてリッチ、いかにもイタリアン(笑)。」
インポーターさん資料より(一部岡本補追)
地品種にこだわりピュアな果実味を生むオーガニック・ワイナリー 「チウ・チウ」はナタリーノとアンナのバルトロメイ夫妻によって、マルケ州の南端に近い中世の佇まいを持つ町オフィーダの近郊に1970年に設立されました。美しい緑に囲まれた彼らの畑はロッソ・ピチェーノ・スペリオーレの生産地の中心に位置します。ヴェンチャー的であり趣味的でもあったようですね(笑)。設立当初はわずか10ヘクタールの小規模ワイナリーでしたが、ワインの評判と共に短期間で急成長を遂げ、現在自社畑は160ヘクタールまで拡大し、ナタリーノの志を受け継ぐ2人の息子、マッシミリアーノとウォルターの兄弟を中心に年間100万本のワインを造り出しています。マスキューは2012年ヴィンテージから扱いを開始しました。基本今
風ではあるのですが、最新の技術•器材 •研究に多大な投資をためらいません。その結果ワイナリーのエントリークラスのこのキュヴェはマルケらしい味わいを兼ね備えた立派な汎用品。←(最大の褒め言葉です。誤解無きよう!)
規模は変わっても、彼らのぶどう栽培、ワイン造りへのこだわりは 全く変わる事なく、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、ペコリーノ、パッセリーナといったこの地伝統の品種からその特徴を生かしたワイン造りを続けています。一方で彼らは早くから有機農法にも取り組み、イタリアの公的なオーガニック認証であるCCPB認証を1985年に取得しています。いわゆるイタリア•オーガニック系ワインの走り。規模•品質の高さはマルケのトップランナーです。無添加のワイン作りも達成しておりますし、国際標準を牽引しているワイナリーでございます(笑)。
またぶどうのアロマを最大限に引き出す為に最新の技術を導入し、凝縮感のある香り豊かなワインを造り出しています。海から約10km、海抜250m~400mに位置し、石灰と粘土の混成土壌を持つ彼らの畑から造られるワインには、潮風を思わせるミネラルのニュアンスと豊かなアロマがあり、シーフ―ドとの相性が抜群です。評価も年々高まってきており、ペコリーノ種から造る白ワイン「メルレッタイエ」はパーカーポイント90点、ガンベロ・ロッソで2グラスを獲得している他、彼らの多くのワインが同じく2グラスを獲得しています。
○ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シュール・リー VV 2024 B&D マルタン フランス ロワール 白 2357円税込
マスキューの大定番のマルタンのミュスカデが2024年ヴィンテージになりスタイルが進化しました!あとお値段がちょっと上がりました(笑)。ゴメンナサイ。
2024年ヴィンテージは日照不足のいわゆるオフの年。糖度酸度も上がらない厳しい年なのですが、この年のマルタンは例外(笑)。とんでもなく良い。ひょっとして今まででベストかもしれません。年々温暖化の影響で、酸っぱいミュスカデが無くなって来ました(笑)。ファットなミュスカデは必要あるのか?ちょっと残念な昨今朗報でございます(笑)。
この2024年ヴィンテージはしっかり酸はあり硬質なほど。しかも密度感が素晴らしい。本来的な濃さとの折り合いは圧巻。ミュスカデの約束の地『サン•フィアクル』を想起させる出来栄え。しかも飲みやすい不思議(笑)。通例サン•フィアクルのミュスカデは10年以上しないと柔らかさは出ません。若くして飲むと愛想がない(笑)。
このワインそれをブレークした予感なのです(笑)。
もともとマルタンはサン•フィアクル辺りのミュスカデの核心部が本拠ですから基本恵まれています。もちろんリリースする『サン•フィアクル』は無愛想なグレート•ワイン(笑)。←褒めています(笑)。
そして2024年の出来栄えがたまたまではない予感と前兆に気づきました。なぜならマルタンの限定版の意欲作フレンチーナチュール2022年のエスプリを感じたからです。フレンチーナチュール2022年はミュスカデらしく無いのですが、驚くほど愛想が良くて華やかでポテンシャルが高い(笑)。←どうやらコレを取り入れたようです。
今回の2024年はサン•フィラクルの良さも感じる飲みやすい新たなスタイルに進化しました!
驚くべき進化なのです。
もともとヴィニロンのマルタン。シンプルで実直さが売りのクラシックなミュスカデの生産者だと思っていましたが、とんでもない進化。舐めていましたゴメンナサイ!
きっと後世語られるミュスカデの金字塔として、このマルタンの2024年ヴィンテージは評価されるはず!
2023年ヴィンテージの記載
マスキューの大定番のマルタンが作るミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・・シュール・リー VV、ちょっとスタイルが変わってきました。
端的に言えば酸っぱさが減り旨味が増しました。
う~ん。
リンゴ酸が目立たなくなり、ふっくらした印象です。アラン・ジョフロワの作るシャブリv.v.を飲んでるかのようです(笑)。
共に木の大樽でワインを熟成することで収斂性の酸の角を取るクラシックな技法で作られていますからさもありなん。
マルタンのミュスデの酸っぱさは?
単純に酸っぱさを残すならSO2を使ってマロラクティック発酵を止めれば良いだけなのですが。クラシックな作りのマルタンは余計なことをしません。ワイン本来の自然な味わいのスタイルを守っているようです。
リンゴ酸が少なくなるのは温暖化の影響?基本このワインはアルコール12%くらいをターゲットにして収穫するようですが、温暖化によりそれが早まると同時に暑すぎて酸の生成量が減る。→リンゴ酸の生成が満了しないもしくは通常より少ない時点での収穫となる。→そしてリンゴ酸を減らすマロラクティック発酵もしっかりやる。結果としてリンゴ酸が少なくなる。それゆえ酸っぱさが目立たなくなる。元々が濃いジュースなので旨味の酸味が目立つようになった。のかな(笑)?
以下以前の記載
夏になると無性に飲みたくなるロワールの白、ミュスカデ S & M ・シュール・リー。満足のいくものが なかなかみつからなかったけれど、今回のドメーヌ マルタンはおすすめです。
ミュスカデ S & M ・シュール・リーにしては濃いめの黄金色。もしや重いタイプ──と思いきや、キレがよくて すっきりしています。
シュール・リーから生じるコクは適度で満足感があります。ミネラルも豊富に感じられます。塩っぽさとわずかの苦みが特徴で、ワイン全体を引き締めてくれます。控えめでかわいらしい花の香とレモンの香りがまじりあって さわやか。少々温度が上がったとしてもダレずに楽しめるのが嬉しい。隅々まで目の行き届いた上質のワイン。牡蠣には絶対のおすすめです。
ドメーヌ マルタンは1952年の設立。使用する葡萄の平均樹齢は60年!!どうりで凝縮感たっぷり。また、現在ワインづくりを担当する3代目ドミニクが使っている樽は45年前におじいさんがつくったという“古樽”。古木と古樽。この2つの“古”がドメーヌ マルタンの美味しさの秘訣。家族の歴史がつくりあげた味わい。お試しください。
フレンチーナチュール2022年の記載
マルタンはミュスカデのアペラシオンの中でも村名を名乗れるサンフィアクル・シュル・メーヌ(SAINT-FIACRE SUR MAINE)村に本拠を置きます。特にマルタンはサンフィアクルらしい肉厚で硬質なミュスカデも作ります。かなり前にマルタンのミュスカデ•サン•フィアクルを飲んだ時あまりの強さ•生命力に言葉を失いました(笑)。(2017年5月29日のブログに書いてありましたのでよろしかったらご覧ください。)『いったいどれほど持つのだろう!』
フレンドリーではありませんでしたが(笑)、心惹かれる渾身のミュスカデにやられてしまいました(笑)。
このフレンチー ナチュールは2022年がファーストヴィンテージ。、収穫量は35hl/haと低収穫。常軌を逸したほどです(笑)。通常のミュスカデの半分、いわゆるグラン•クリュ規格となっております(笑)。ブドウは全て手摘みで行われます。収穫後すぐに空気圧プレスで圧搾し果汁だけを抽出。炭酸ガスのもとで20時間静置します。(この時SO2は使っていない。)その後16~19度に温度管理されたステンレスタンクにて野生酵母で発酵(ひょっとしてこの初期にSO2を若干使うかも?)の後、オリと共に熟成。清澄は行わず、珪藻土で粗濾過をして瓶詰め。瓶詰め時のSO2は無添加。全体としてのSO2添加量はかなり少なく感じます(笑)。ナチュールと言うだけあります。
今回輸入直後の試飲では、以前飲んだサン•フィアクルの鋼のような硬質さを感じましたので、じつは販売を見送りました。でもですね(笑)、今回再びサンプルを取り寄せて飲んでビックリ!
あの時とまるで別物なのです。
とんでもなく香り豊かでフルーティー。第一印象は『ミュスカデではないよ!』なのです(笑)。
香りの万華鏡!
口中での複雑さ、広がり、余韻、すべてがグレートワインのレベルなのです。
○ アシルティコ 2024年 ミロナス ワイナリー ギリシャ 白 P.G.I.アッティカ 750ml 2640円税込
マスキューの定番ギリシャのミロナス•ワイナリー。以前はサヴァティアーノ•オークを扱い好評いただきました。今回はアシルティコ。昔ソムリエの資格試験で『愛してる貞子』なんて覚えたっけなぁ(笑)。
さあ、いつものメンバーでテイスティングです!
Kさん「2024年ヴィンテージですね。グラスに泡がつきますね。いかにも若い。マロラクティック発酵後すぐに瓶詰めしたかのよう。」
私「え~と、去年2025年の春に瓶詰めかな。と言うことは瓶詰めしてからほぼ1年ですね。SO2添加も少ないかな。」
家内「うわっ!圧倒的なフレッシュネス(笑)。こんなに酸があるギリシャワインは初めて飲んだ(笑)。」
私「うんうん。ライム•レモンがガッツリ(笑)。充分な旨味があるからバランスが取れている。圧巻だね(笑)。」
Kさん「しっかりマロラクティック発酵をやって、これほどリンゴ酸が残るとは…。」
翌日になると
家内「ワインにネットリ感…、トロミが出てきた(笑)。」
私「相変わらず、酸がガッツリ(笑)。高度な折り合いのつき方。想像以上だよ(笑)!」
家内「穀物酢で作った酢の物の野菜に合わせたい!酢酸に負けない(笑)!」
私「このワイン、クリアネスが伴っているのが凄い(笑)。しかもとてもドライでスパイシー。ミネラリー…、あっ!魚介類に塩とレモンなんだな(笑)。さすがギリシャ!」
家内「あとオリエンタルな香辛料の香り…、キアラみたいな…。お香みたいな…。」
私「白檀…、高いお線香…。アリアニコの香りにも通じるような…。思った以上に複雑だよね。」
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ミロナスワイナリーがあるのはギリシャの首都アテネの南40kmほどのケラテア。
ギリシャ本土の最南端アッティカ半島の町です。
1917年に設立され、現在の当主は3代目のスタティマス・ミロナス氏です。ギリシャのイオアニナ大学で化学を専攻し、その後WSETのディプロマを取得。この資格は、4段階ある認定資格の最上位で、ワイン生産者の取得は珍しいものです。(マスター・オブワ・インを目指しているのかな(笑)?)「科学的な根拠は当然のこと、自分自身のテイスティング能力でワインを見極めたい」と信念を語る彼のワインは、品種の個性を大切にした味わいに仕上げることで伝統への尊重が表現されています。 アッティカ半島に複数ある畑は合計12ヘクタールほどですから目が行き届く範囲。乾燥した地中海性気候は安定しており、寒すぎたり暑すぎたりしません。しかも下草もほとんど生えないワイン作り天恵の地です。
アシルティコはケラテア中にある標200~300mの畑で収穫されています。手摘みで熟した葡萄のみ選別し、収穫後すぐにワイナリーに運ばれ低温で管理されます。アシルティコの高い酸と気品のある香味を最大限に引き出すためステンレス製の小さなタンクで17℃に温度管理をしながら発酵させます。発酵後、ワインは3ヶ月間バトナージュしながら澱とともに熟成されます。