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昨日、試飲会の残りのマストロ飲んだのですが。
やはり旨いです。
この価格帯のアリアニコですから、ヘビー級の作りではないのですが。
一般にアリアニコはとことんヘビー級に作らないと、あの柔らかで豊かな味わいになりません。
難しい品種なのです。
ここ数年イタリアは地場品種が見直され在来のアリアニコ種などを使ったワインが増えました。I.G.T.に良くあるカベルネ・ソーヴィニヨンなどのフランス品種の流行に対する反動です。
とはいえもともと土地にあった品種ですから、フランス品種より成果が出て当たり前なのです。ただカベルネ・ソーヴィニヨンだと高く売れるだけなのです(笑)。
話がそれてしまいました。そんなこんなで私にとってマストロは待望のアリアニコなのです。
その良さは一言でいうなら、「幸せになれる。」ワインなのです。
アリアニコのタンニンの優しさは比類がありません。