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今月12月のマスキュー試飲会は12月20、21日です。

Dec 06, 2024 by weblogland |
今月12月のマスキュー試飲会は12月20、21日です。いつもの最終週の(金)(土)ではなく1週早まります。さすがに12月の最終週末は無理(笑)。
という事は、準備も1週早まります(笑)。ですから12月3日から裏ティスティングは始まっています(笑)。3日ティスティングしたものは8本。悪くはないのですがイマイチ。
1本だけ候補に残りましたが、とてもマニアックないかにもマスキューが好きそうな赤ワイン。でもですね(笑)、斬新すぎて売れないのでは(笑)?コレを試飲会に出すのはちょっと勇気が要る(笑)。まあ、ケチでへそ曲がりなマスキューらしいチョイスと思って生暖かく見守っていただければ幸いかな(笑)?

そんなこんなで今日6日は7本ティスティングします(笑)。あと一押しして今週中にはラインナップを決めたいところです。

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シャトー·チャングー·カステル カベルネ·ガーニッシュ 2018年 中国 張裕

Dec 05, 2024 by weblogland |
今年の10月17日のマスキューブログに書いた、シャトー·チャングー·カステル カベルネ·ガーニッシュ 2018年 中国 張裕
飲みました!
知り合いの中国人のMさんが里帰りの手土産で持ってきてくださったもの(笑)。
なかなか美味しい(笑)!

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先日いつものメンバーで裏試飲会をやった際に便乗してティスティング(笑)。
私「コレいただきものなのですが、ちょっとティスティングしてみましょうよ!遼東半島の北側 青島の辺りで作られたワインです。」
Kさん「おっ、高級な熟成ワイン用のボトルですよ(笑)!」
家内「カベルネ•ガーニッシュ→カベルネ•ソーヴィニヨンでしたっけ。在地化ブランドかな?」
私「さすがボルドーのカステル社との合弁だけあってちゃんとしてる(笑)。ボルドースタイル。」
Kさん「あ~、本当ですね(笑)。中国ワインって知らなければボルドーワインって言いそう(笑)。しかも安物ではない(笑)。」
家内「たしかにカベルネとはちょっと違いますよね。なんと言えば…、ちょっとオリエンタルな香りがしますね。」
私「イメージするカベルネ•ソーヴィニヨンはカシスの香りでがっしりしたものですが、コレはちょっと違うかな(笑)。柔らかくベリー系の香り…、かと言ってメルロ化はしていない(笑)。でも柔らか。香りにアクセントがあってメドックとは違った感じ。」
Kさん「うんうん。エスニック オリエンタルな
ニュアンス。考えて作ったんだろうな。」
私「ボルドーのブルジョア級のレベルですね(笑)。オールド•ワールドの感。あと、樽材に秘密がありそうですね(笑)。」
Kさん「値段も高そうね(笑)。」
私「ちょっと調べてみますね(Mさん、ゴメンナサイ!)。え~と、なっ、なんと11000円で売られてますよ!」
家内「そんな高級品をお土産でいただくなんて申し訳ない!」
Kさん「日本のサイトで11000円ですかぁ。きっと現地でも高いブランド品でしょうね。」

良い勉強になりました!
ありがとうMさん!
マスキューは安くて美味しいものが大好物ですから(笑)、お気遣いなく!

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グミご存知ですか?

Dec 04, 2024 by weblogland |
皆さん!
グミご存知ですか?
お菓子のグミではなく、植物です(笑)。生垣などによく植えられ、真っ赤なサクランボのような実がなります。『渋みと酸味、かすかな甘味があって食べられる』とか。
そんなグミを使ったお酒をいただきました!

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生産者は料理研究家のAさんの旦那様 私が高田純次の次に尊敬する九州男児です。
飲んでみると甘じょっぱ苦く焦がした醤油の香り。う~ん、なかなか複雑で飲みやすい(笑)。
奥様「マスキューさん、コレ主人が仕込んだものです。ウイスキーに浸けたようです(笑)。」
私「飲みやすいですね(笑)。アルコール感がなくて折り合いが良いですよね(笑)。アイリッシュウイスキーかな?」
奥様「きっと主人がいつも飲んてるウイスキーじゃないかな(笑)?」

なかなか美味しい!バランスの取り方のセンスが良いのです(笑)。

そして試飲会にご夫婦でご来店くださいました。

私「先日いただいたグミのお酒ありがとうございました。とても美味しかったです(笑)。ところでどちらで収穫されたのですか?」
Aさん「マンションの生垣!ガハハ(笑)!」
私「Aさんのマンションはフェイジョアやら色々なものが植えられてるんですね(笑)。」
Aさん「うん。でも誰も収穫しない(笑)。ただ3人ほどで『そろそろ収穫期ですな』なんて相談してるの(笑)。」
私「グミのお酒美味しかったですが、どんなふうに作られたのですか?ウイスキーベースとは思えない折り合いの良さです。生産者のセンスの良さを感じました(笑)。」
Aさん「果実を漬ける場合ベースのお酒が不味いどダメ!だからホワイトリカーは使わない!」
私「あれはただのアルコールですからね(笑)。そのまま飲むものではないですよね(笑)。」
Aさん「そう。いつも飲んでるアルコール分37.5%のニッカウィスキー(笑)。」
私「砂糖はいかほど入れるのですか?塩梅がとても良いですよね。」
Aさん「う~ん。砂糖は適当!ガハハ(笑)。」

豪快でしょ(笑)。
ありがとうございました!
また、味•香りの引き出しが増えました(笑)!

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桝久 試飲会 番外編

Dec 04, 2024 by weblogland |
今回のマスキュー試飲会は6本。
でもですね(笑)、どこからかもう1本(笑)。
そうです!
ルスタウのベルモット•ブランコ•ドライでございます(笑)!

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私「え~と、飲み終わりましたか?じつはもう1本ありまして(笑)、ただコレを飲むと後戻りできなくなりますのでグラスを開けていただけると宜しいかと(笑)」
「ベルモット?」
家内「シェリーのマンザニージャに香草やボタニカルを浸けたものです。」
「チンザノやノイリープラットかな(笑)。あれ美味しいよね(笑)。ワインに香草やボタニカル、スピリッツを添加したもの。」
家内「日本では酒精強化ワイン 甘味果実酒に分類されます。」
私「シェリーも発酵終了時にブランデー添加しますので酒精強化ワイン 甘味果実酒となります。」
「そういえば昔ヘレスでフラメンコ観た時、前の席が空いてたからラッキーと思い座ったら埃が凄くて参ったなぁ(笑)。だから皆最前列の席に座らないんだよね(笑)。」
「ブログに書いてあったから絶対に出ると期待してましたよ(笑)。どれどれ…」
「うわっ!物凄い香り!ボタニカル…、香草…、スパイス…、強烈!でも美味しいんだよね(笑)。」
「アルコール分はどれくらいですか?」
私「15%でございます。」
「思ったほどでは無いなぁ(笑)。」
「強烈なんだけど、飲みやすい不思議。」
私「シェリーとして出来上がるまで樽熟成しますからスムーズになります。」
「マンザニージャ…、たしかに塩味ありますよね(笑)。でもベースがマンザニージャとは解らない(笑)。」
「こんなのあるんですか(笑)?」
家内「シェリーのベルモットはコレが初です(笑)。大発明ですよね(笑)。」
「チンザノとかノイリープラットって作った感じがするけど、コレはもともとからあるような…。」
私「妙に折り合いが良いのです(笑)。」
「そうそう(笑)。折り合いが良い!」
私「混成酒っぽくないですよね(笑)。」
「コレどんなシュチエーションで飲みますか?食前酒かな?」
「ロックやソーダ割りもオッケーですね(笑)。」
「白身魚の香草焼き!これでしょ(笑)!」
「塩釜焼き!」
「食後チーズ齧りながら舐めるように飲む!」
「マスキューさん!ブログにはロゼもあると書いてましたが、それですか?」
私「はい!それです(笑)。ロゼはフィノシェリーにモスカテルのクリームシェリーを加え、さらに赤ワインを加えたもの。これより甘くて深いですよ(笑)。」
家内「私は寝る前の瞑想用として楽しみます(笑)。」
「おー!瞑想用かぁ(大爆笑)。」
Kさん「暖炉の前で安楽椅子に座って目を閉じて今日一日をを思いながら飲む!カッコいい(笑)!」
私「う~ん…、私は妄想用。だってワイン妄想族ですからね(笑)。」←ほとんど病気

そんなこんなでございました!

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桝久 試飲会リポート 後半

Dec 03, 2024 by weblogland |


●ヴィンテージ メルロ 2020年 ラダチーニ モルドバ バルル・ルイ・トライアン地区 750ml 1885円税込み
私「毎度お馴染みのモルドバのラダチーニがリリースする上級銘柄でございます(笑)!」
家内「バルル・ルイ・トライアン地区はモルドバの一番南側のワイン産地となります。」
「たしか以前フィオーレシリーズのワイン試飲会で出しましたよね(笑)。モルドバってコスパ良いんですよね(笑)」
私「ありがとうございます(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「あれ?香りが高級そうですよね(笑)。フローラルじゃなくてとても詰まった感じの香り。重さがある(笑)。」
「高いワインの香り(笑)。」
「なめし革…、獣の香り(笑)?」
「野性的(笑)。」
「腐葉土…、ヨード…。とても密度感がありますね(笑)。やはり上級品だね(笑)。」
「口当たりはヘビーだけど飲みやすい。隠れたものが沢山ありそう(笑)。」
「メルロ全開ではないけど…、まだ若くて開いてないのかな?」
私「開けたてはメルロっぽくないですよね(笑)。メルロのディティールはまだ不明瞭かな。」
「とても高級なカカオの香り。これは?」
家内「樽由来です。ただし樽の使い方がとても上手。過剰になっていません。品が良い(笑)。」
「新樽コテコテでは無いですよね。かと言って樽香はしっかりしている。新樽なのかな?」
私「1年落ちのフレンチバリックの内側を削り再びトーストして使うようです。収斂性の無い新樽みたいに感じますよね(笑)。」
「ちょっとスパルタン(笑)?しっかりしてる。」
「う~ん。私のイメージするメルロでは無い!
メルロって『安めぐみ』みたいじゃないとダメ(大爆笑)。」
私「なんて適切な表現!さすが!私が高田純次の次に尊敬するAさんです(笑)。」
「緩くてたっぷり。コレですよメルロは!」
「このラダチーニのヴィンテージ•メルロは通常の価格の安いメルロとは違いますよね?安い方が『安めぐみ』に近い(笑)。」
家内「安い方はもっと北側の産地で作られてますね。」
私「ヴィンテージ•メルロの方が生命力ありますね。まだ向上しそうですね(笑)。」

そして翌日の土曜日

私•家内•Kさん「ヴィンテージ•メルロは翌日になるとメルロらしくなる!小粒のプラム…、とてもよく締まっており、緻密!」
私「良いワインだったね(笑)。昨日より成長してる(笑)。」
家内「でも『安めぐみ』とはちょっと違いましたね(笑)。」
Kさん「品が良い。」←安さんに悪意はありません。
「小粒のプラムが心地良い(笑)。余韻が綺麗ですね(笑)。」
「スタイルとしてはボルドー…、でも味わいはモルドバなんだろうな(笑)。」
「うんうん。ボルドーのメルロではない。でもランクとして日本のメルロだと3∼4000円くらいはしそうな感じ。」


●❴限定品❵グリニャン・レ・ザデマール キュヴェ『エミリアーヌ』2020年 ドメーヌ・サン・リュック 赤 フランス ローヌ グリニャン・レ・ザデマールA.C. 750ml 2168円税込み
「あれ?コレも限定品ですか(笑)?」
私「えへへ(笑)。今年の6月のマスキュー試飲会でお出ししたところ一気に完売。ようやくの再入荷なのですが、ワイナリーが廃業とのこと。
最終入荷となります。」
家内「一時期パスティス•メーカーに売却するなんて話が出ていましたが…。」
私「マスキュー同様先の事は解らないということで(笑)。最後の味をお試しくださいませ!」
「あ~、たまらん!とても強いけど飲みやすい(笑)。」
「そうそう。強くて濃いのだけれど…、旨味が物凄い。」
「バランスもとても良い(笑)。」
私「しっかり醸した後に、ほとんどプレスをかけずに作った感じですね。畑の一番古くて良い区画だけの葡萄を使ってますから、古樹独特の旨味がたっぷり綺麗に出ています(笑)。」
「いわゆるローヌのワインっぽくないですよね(笑)。」
私「このアペラシオン グリニャン・レ・ザデマールはコート•デュ•ローヌの一番北側。グルナッシュの北限と言われています。たしか混植•混醸。除梗はしてますね(笑)。」
家内「この下のキュヴェもシラー60%、グルナッシュ40%と同じ割合です。区画の良さの差が明確に出ています。飲み比べると面白いですよ(笑)。」
「やりましたよ(笑)。でもエミリアーヌは味の差以上に安いですよね。良心的ですよ(笑)。」
私「ワイナリーのスタートが趣味的なので無理な価格はつけていませんね。返す返す廃業が惜しまれます。」
「マスキューさん!これって酸があるワインってことですか?」
私「早飲みではありますが、酸はあるかと。酸っぱさだけでなく旨味の酸味があると思います。」
「よく酸があるとか無いとかワインを評しますが、酸っぱくても酸が無いなんてどういうことか疑問だったんですよ(笑)。なんか腑に落ちましたよ(笑)。」
「このワイン、旨酸っぱくて口に入れると涎がダ、ダーと出る(笑)。」
「うんうん、熟成したピノ・ノワールなんかも涎がダ、ダーと出る(笑)。」
「梅干しなんかもそうですよね。旨味があってこそ。酸っぱいだけでは涎は出ない。苦痛なだけ(笑)。」
私「私はこのワインを飲むと幸せになれます(笑)。」
「同感!(笑)」
「マスキューさん、このワインはどう考えてもビーフシチューに合いますよね(笑)?」
家内「鉄板ですよね(笑)。」
「あと牛のホホ肉の赤ワイン煮かな(笑)。」
私「漬ける赤ワインをエミリアーヌにして、飲むのもエミリアーヌ!コレで完璧です(笑)!」



●ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2024年 ドメーヌ・コート・ドゥ・ラ・モリエール 750ml 4320円税込み
●モルゴン グラン・クラ 2019年ドメーヌ・デ・コート・ド・ラ・モリエール フランス ボジョレー 赤 750ml 4242円税込み
私「さあ、今月のマスキュー試飲会のトリはモリエールの極上品のモルゴンですが、その前に今年のモリエールのヌーヴォーをお試しいただき比較するのも一興かと(笑)。いつかはやりたい比較ティスティングだったのですが、日にちや在庫数の関係上なかなか実現しませんでした(笑)。まずはヌーヴォーからお試しを!」
家内「開けたてはちょっと還元臭がしますが、じきに消えてゆきますのでゆっくりお試しください(笑)。」
「あ~!スミレの香り!」
私「それ!それでございます(笑)!」
「僕が先日持ってきたスミレの香り。土ごと持ってきたヤツ(笑)。」
私「Mさんからいただいたあのスミレ、ちゃんと植わっていますからご安心を(笑)!和三盆みたいな甘い香りと土臭さ(笑)。まさにあれですね(笑)。」
「へぇ~、クローバーのお兄さんはスミレも栽培してるんですか(笑)?」
「いわゆるボジョレーヌーヴォーと違ってキャンディっぽくない(笑)。もっとワインワインしている。」
「軽く感じるけど決してヌーヴォーみたいに薄くない(笑)。」
「大人のボジョレーヌーヴォーだね(笑)。」
「さっきの話じゃないけど(笑)、リンゴ酸に旨味がしっかり乗っている(笑)。」
「咲きたてのキンモクセイの香り(笑)。甘くて爽やか(笑)。」
家内「抜栓してからしばらくするととても果実味がはっきりしてきます(笑)。翌日になるともっと良くなる(笑)。」
「チャーミングですよね(笑)。明るく正しく!(笑)。」
私「モリエールは基本ヌーヴォー専用の畑はありません(笑)。日本のお客さんのために50ケースだけ作ってくれています(笑)。」
家内「あと補糖補酸はもちろん余計な事は一切しません。元祖ヴァン•ド•ナチュールです。それ故今回2024年のヌーヴォーはアルコール分が10.5%と過去最低となっております。」
「えー!10.5%ですか?そんな感じはしないですよ(笑)。普通に飲みやすい(笑)。」
「バランスも良いしちゃんと美味しく飲める(笑)。アルコール分が10.5%って何が凄いのですか?」
私「今年は収穫期の8月下旬に雨が振り、収穫が9月の第1週にずれ込みました。ヌーヴォーはスケジュールが決まっていますから、大半の生産者は糖分添加してアルコール分を上げ、SO2をバシッと添加して発酵を強制的に終了させたようです。ですから出回っているヌーヴォーは12∼13%の範囲で仕上がっています。酸があればアルコール分が低くてもワインとして成り立つのが凄いかと(笑)。」

さて、本丸のモルゴン グラン・クラ 2019年
です(笑)!

「あ~、コレ美味しいんだよね。ピノ・ノワールの極上品みたいなんだよね。前に試飲会に出ましたよね?」
私「ストロベリー!それもハウス栽培のものではなく露地栽培のもの。う~ん。願わくばビートルズのストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーたれ!妄想が止まりません(笑)。」←ほぼ気が狂っている(笑)。
「ストロベリーストロベリーしてるけど複雑ですよね(笑)。」
家内「2年くらい前に同じものを出しました。あの時と比べるとだいぶ落ち着いて来ましたね。ピークの入り口かな(笑)。」
私「ピークが長いような気がします(笑)。」
「あ~!相変わらず旨い!言葉が続かない。」
「ちょっとハチハチ感が舌に残ります。酸かな?」
私「そーとしか思えませんよね。再発酵ではありませんね。前はハチハチ感がなかったように記憶してます。」
「すべてが圧巻。ヌーヴォーとは違うなぁ(笑)。作りはどうなんですか?」
私「畑は違うと思います。作り方としてはヌーヴォーは除梗して、モルゴンは全房発酵です。モルゴンはアルコール分が12.5%。同じ年のヌーヴォーがアルコール分12%でした。ヌーヴォーより0.5%高いのが通例のようです。」
「でもモリエールって基本あまりアルコール分が高くないですよね。」
家内「他のボジョレーは大体13%くらいですね。」
「それって畑のテロワールの性ですか?それとも作りの特徴ですか?」
私「両方かと。」
家内「ひょっとしてモリエールの畑は特別で、ハンギングタイムが長くても糖度がさほど上がらないのかもしれません。この点、他のモルゴンの生産者ともちょっと違います。」
私「遅摘みしても過熟感があまり出ないような気がします。」
「温暖化の影響でフランスでワインが作れなくなるかもなんて言われてますが、どうなんでしょうね?」
私「2024年は今までの酷暑の揺り戻しかもしれませんね。」
「マスキューさん!このワイン、ラベルにイザベル&ブルーノ•ペローと書いてありますが、コレは?」
私「ご夫妻の名前です(笑)。私はモリエール モリエールと呼んでますが2024年のヌーヴォーはドメーヌ•イザベル&ブルーノ•ペローとバッグラベルに小さく記載されてます。名前を変えたかもしれません。」
「そうそう、あと気がついたのですが(笑)、何故ヌーヴォーの方が高いのですか(笑)?」
私「あ~!気がついちゃいましたか(笑)。私はさっき気がつきました(冗談)。じつはモルゴン2019年が入荷した頃は為替が120円代でしたヌーヴォー2024年は為替はご存知のように150円代。あとワインの価格自体が値上がっていること。航空運賃も然り。そんなこんなでございます。でもですね(笑)、いくらケチなマスキューでもわざわざ作ってくれたヌーヴォーを入荷しないのは沽券にかかわる!信用にかかわるので見栄を張りました(笑)。冗談です(笑)。」
「だったらモルゴンの方を高くするのも一手では(笑)?」
私「気がつきませんでした(笑)!」←これホント。

ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋•昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Dec 02, 2024 by weblogland |


昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
ケチなマスキューらしく前半の3本は限定特別価格品でございます(笑)。

○❴限定品❵ロゼット ファモーゾ 2022年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 白 750ml 1080円税込み スクリュー•キャップ
「おっ、コレ香り強い!」
「ライチ(笑)。」
「ハニーで飲みやすい(笑)!」
「薔薇。」
「マスキューさん!コレは女子大好きな味(笑)!いくらでも飲めちゃう。」
「ブレーキ壊して飲み続けけられそう(笑)。危険(笑)!」
「飲みやすい、体に優しい濃度感(笑)。しかもこの香り。確かに危険(笑)。」
家内「生産者のチェヴィコはかなり大きな協同組合なのですが、全生産量はイタリアの総生産量の数パーセントにも及ぶようです。」
「そりゃ、かなりの大手ですよね。でもこんなファモーゾなんてローカルなワインも造るんですね(笑)。」
私「エミリア・ロマーニャが本拠だけありますね。」
家内「ガンベロで2グラス獲得したアイテムもかなりあります。」
「なるほど!確かにこのワインはセンス•意図を感じますよね(笑)。」
「『飲みやすいから沢山飲んでね』って(笑)。」
私「ワインの甘さ加減が絶妙ですよね。まるっきり辛くはないけど甘くもない(笑)。派手な香りに伴う甘さ加減と濃度感。」
「前の試飲会でファモーゾってやりましたよね。あれと同じですよね。」
私「香りは同じですよね。ただし、あれはコテコテに濃かったです。コレはもっとデイリーに仕上げています。」
家内「前回のファモーゾは北ローヌのヴィオニエみたいでした。私はこちらの方が好きです(笑)。あれはあまりにもゴージャス過ぎる(笑)。」
「産地も同じですか?」
家内「はい。共にエミリア・ロマーニャのルビコーネI.G.T.です(笑)。」
「ルビコン川のルビコーネ?」
私「今あるルビコン川は川幅1mくらいのドブ川のようです(笑)。」
「ハチミツレモン系の味ですね(笑)。そうすると確実にレモンなんか使った料理にはピッタリ(笑)。」
「イタリア人はレモンたっぷり絞るからね(笑)。生ハムサラダにレモンたっぷり絞ってこのワインを飲む(笑)!」
「鉄板(笑)。」
「柚子もイイかな(笑)。そうすると和食も行けるかな(笑)。」
家内「このワイン、草っぽさがあるから生姜、ネギ、ミョウガは合いますよ(笑)。」
「そうしたら鍋は鉄板(笑)!たっぷり野菜入れてポン酢醤油に薬味たくさん入れて…、あー、ダメ、涎が出ちゃう(笑)。」
私「単純で派手な香りだけではなくソーヴィニヨン•ブランのような青臭さがありますよね。料理研究家のAさんに教えてもらった『ニワトコ』の香りです(笑)。」
「ところでこのワイン、安いですよね(笑)。今時1000円ちょっとでこんなワインは無いですよ。何故?」
私「在庫調整のようです。やはり相手は大手のチェヴィコですから、輸入するロットが大きいようです。」
「輸入を止めたりするのではないんだ。ホッとしました(笑)。」
私「この機を逃さず便乗しました(笑)。数に限りがありそうなのですが、ある限りは続けます
。ケチなマスキューの本領発揮でございますが
(笑)、インポーターさんに感謝感謝でございます!」

○❴限定品❵ラ・プラヤ コースタル ホワイト・ブレンド レゼルバ 2022年  チリ イタタ・ヴァレー 白 750ml 1280円税込み
「おっ、濃い。明らかに1番目のファモーゾより濃い(笑)。」
「旨味を感じますよね。厚みがある。」
「そうそう。香りはそんなに立たないけど、直感的に良いワイン(笑)。」
「液体と旨味とのバランスがとてもチャーミング(笑)。」
「チリのワインだと大体シャルドネで味も想像つくけど(笑)、この白は全然チリっぽくない(笑)。」
私「畑の写真を見ると斜面にまばらに葡萄樹は植わっており、手入れをしていないツツジが植わっているようです(笑)。」
家内「セパージュはリースリング、シャスラ、モスカテルにセミヨンですか。畑自体が古いため生産者も完全に把握していないようです(笑)。」
私「古樹独特のじんわりした旨味があります。あとそれを活かすために無理なプレスをしていない。プレス果汁を使わないで一番搾りだけで醸造していると思います。来日したディレクターに聞いたところそうでした(笑)。」
「ちょっと塩味がある。和食の煮物に合いそうですよね。チリワインとは思えない(笑)。」
「梅酒をちょっと薄めたような飲みやすさ。我々日本の老人にはとてもフレンドリー(笑)。」
「日本酒的でもあるかな(笑)。」
「チリのシャルドネなんかどれも似たような味だもんね。樽の香りと熟した果実味。まあ、安くて美味しいには美味しいんだけど(笑)、ちょっと飽きる。」
「『ラ・プラヤ』って結構見ますよね。でもこの『コースタルブレンド』はあまり見ませんよ?」
家内「『ラ・プラヤ』自体とても大きな果樹栽培業者でチリ国内に広く地所を持っています。移動にはセスナを使うとか(笑)。」
「カッコいい!お金持ちなんですね(笑)。」
家内「マスキューに来た時全員イケメンのヨーロッパ系でした(笑)。」
同級生のU君「そうそう。僕もその場に居ましたが(笑)、インテリジェンス感じましたよ。エリートなんだろうな(笑)。」
私「でもですね(笑)、このコースタルブレンドを作ってる生産者はいかにも地元の人(笑)。きっとチリで初期に入植した方々の末裔(笑)。灌水をしないでも勝手に栽培出来る限られた畑を代々守って来たような方達です。ラ・プラヤはそれを守ってビジネスに繋げたいようでした(笑)。」
「そーだよね。チリのワインってアンデス山脈の麓の高原で大規模に量産するから、それだけでは飽きられるよね。こういうものあるのは嬉しいことだよね(笑)。」
私「量産型ワインを作っている技術者と会話をすると通じないところがあるんですよね(笑)。彼らはプレス果汁とフリーラン果汁を区別しない。最終的に歩留まりを70%にして生産することが前提のようです。それでもあのレベルのワインを作れることがチリの強味ではあるのですが(笑)。」
「マスキューさんプレスしないと歩留まりが悪くなるのですか?」
私「まるっきりプレスしないと歩留まりは50%、エアプレスマシーンで1.2気圧の圧力で優しくプレスしても52%ほどのようです。しっかりプレスすると70%のようです。」
「コストに影響するんですね。」
私「まあ、プレスするのが悪くはないのですが…。それぞれにスタイルやコスト、販売可能な実勢価格がありますからね。」


●❴限定品❵ラ・プラヤ コースタル レッド・ブレンド レゼルバ 2022年
チリ イタタ・ヴァレー 赤 750ml  1280円税込み
「おっ、これも白に共通した感じがありますね
(笑)。」
「基本旨味だね。香りはベリー系かな。」
「ピノ・ノワール的(笑)。」
「雑味がないけどペラペラでもない(笑)。旨味。口に入れるとジュワっと涎が出ますよ(笑)。」
「旨酸っぱい(笑)。チリのピノ・ノワールみたいに変に濃くないのがイイね。」
「軽く飲めるけどとてもしっかりしてる。コスパ良いですよね(笑)。」
「品種は何ですか?」
家内「パイスとサンソーです。白同様に畑に混植されています。」
「混植?混ぜて植えるんですか?葡萄って品種によって味わいや収穫が違うって聞きましたが…。
大丈夫なんですか?」
家内「いつの間にやら同時に収穫出来るようになるそうです(笑)。だから醸造も一緒。所謂混植混醸です。」
「そうですよね、花粉だって入り混じるし(笑)。原始的(笑)?」
私「生産者自体そんな事は気にしていないようです(笑)。正確にこの葡萄が○○種なんてあまり考えてないようです(笑)。ずっとこうやって来た!そんな感じなのでは(笑)。」
「聞いたことのない品種だし(笑)。それってやはり古い畑だからなのかな?」
家内「パイスはサルデーニャのモニカ種とDNAが同じらしいです。あと南米だとわりと良く見られる在来種的な扱いですね。そうそう、カリフォルニアのミッションワインの原料でもあります。」
私「ポートワインでも使われますね。」
「マスキューさん曰くプリミティブってやつだな(笑)。」
「ところで、山火事で畑が焼けたって書いてありましたが…。」
家内「そーなんです(涙)。去年の夏2月頃にイタタ•ヴァレーで発生した山火事で消失してしまいました。」
「あっ!南半球だから2月は北半球の8月かぁ。」
家内「チリはもともと雨が少ないのでとても乾燥しますから…。」
「雷なんか落ちた日には大変なことになる。」
私「畑も斜面にありますので、火の回りも良かったみたいです。」
「マスキューさん!山火事って木が風に揺れて擦り合うと発生するらしいですよ。特に乾燥した森で大木が擦れるとその摩擦熱で発火するとか。もちろん日本ではそんな起こり方しないでしょうが(笑)。」
私「なるほど!環境が違うのですね!日本に生まれて良かった(笑)。」
家内「その結果同じワインが作れない。『コースタル•ブレンド』のブランドは残す方向のようですが、インポーターさんは取り敢えず輸入はしないとのことです。」
私「それ故、インポーターさんのご好意で特別価格での提供となりました。」
「マスキューさん!普段はもっと高いですよね?」
私「通常1697円税込みで販売してましたが、断腸の思いで1280円税込みにてのご提供となります(笑)。これから暮れにかけてワインを沢山飲まれる方はお見逃しなく!」
「噛み締めて楽しませていただきます(笑)!」

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試飲会の途中経過です!

Nov 30, 2024 by weblogland |
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今回マスキューのカウンターの右端でこっそり販売していたペリグリーノのフィニモンド2022年完売しました!
ゴメンナサイ。
試飲会のラインナップには入っていませんが、皆さんのアンテナを掻い潜るスティルス性はございませんでした(笑)。
取り急ぎご報告いたします。

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恒例の作戦会議です

Nov 29, 2024 by weblogland |
さぁ、明日明後日29日(金)、30日(土)はマスキュー試飲会です。恒例の作戦会議です(笑)。

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私「今回何が売れるかなぁ?」
家内「チリのラ・プラヤが売れて欲しい(笑)。」
私「今風のチリらしくなくて良いよね(笑)。味はどう考えてもオールド•ワールド。それもシンプルでイジったところがない。しかも大特売(笑)。」
家内「畑が焼失したあと他の畑の葡萄でワインを作ったらしいけどイマイチ。インポーターさんもコースタル•ブレンド•シリーズの扱いを止める。だから安くしてくれたんだけどね。ちょっと申し訳ない。」
私「前に一度試飲会に出して大好評。皆さんこのワインの良さは知っておられるから、無くならないように余分に仕入れたよ(笑)。」
家内「当日無くなったら非難•弾圧されるよ(笑)。」
私「最初のファモーゾは安心(笑)。価格も安く提供出来たしね(笑)。」
家内「私サンタ•ルチアのファモーゾよりこっちの方が好きなんだよね(笑)。毎日飲めるし(笑)。」
私「そりゃサンタ•ルチアは高級品だからジャンルが違うよ(笑)。今回料理研究家のAさんから教えてもらった『ニワトコ』の香りをキーワードにして売ろう(笑)!」
家内「ヴィオニエの香りと言うより『ニワトコ』なんだよね(笑)。出過ぎないのが良いかな(笑)。」
私「そうそう!あともう一つキャッチ•コピーを思いついたのだけど(笑)、エミリアーヌは『幸せになれるワイン!』どうかな(笑)?」
家内「そうだよね。グット(笑)!」
私「『幸せなのはあんただけ!』なんて突き放されるかと思ってた(笑)。あ~、良かったぁ(笑)。」

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今月のマスキュー試飲会のサブリミナルはコレ!

Nov 27, 2024 by weblogland |
今月のマスキュー試飲会のサブリミナルはコレ!

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今、私がハマってるルスタウのベルモット。ブランコ•ドライがマンザニージャベースのベルモット。ロゼはフィノに赤ワインを加えて作ったもの。どちらも斬新(笑)。グッときちゃいます(笑)。ロゼの方がちょっと甘いかな。
あとですね(笑)、今回モリエールのヌーヴォーを試飲会で初めて出す予定でしたが、数が少なくなりちょっと無理。そこで真打ちの『モルゴン•グラン•クラ2019年』の登場(笑)。その真下にヌーヴォーをしらばっくれてサブリミナル販売(笑)。ついでにヌーヴォーを開けて、『モルゴン•グラン•クラ2019年』と比べていただくのも一興(笑)。モリエールはもともとヌーヴォーなど作っておらず(笑)、日本のお客さんのためにちょっとだけ作ってくれます。ですから、ヌーヴォー専用の畑はなく、基本栽培は渾身のもの。所謂ヌーヴォーとは別物です。お客様のなかにはモリエールのヌーヴォーを数ヴィンテージストックして楽しまれる強者もおられます(笑)。

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ようやく並びました!

Nov 27, 2024 by weblogland |
えへへ(笑)。
ようやく並びました!

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今回は立派な太い瓶が多く最後の2本が3列並びができませんでした(笑)。

こうして眺めるとラダチーニのヴィンテージ•メルロが異彩を放っていますね(笑)。やけに重そうです。見た目もっとも重力を感じますね(笑)。同じ黒ラベルのモリエールのモルゴンが可愛く見えます(笑)。今回ケチでへそ曲がりなマスキューらしく特売アイテムを目ざとく探した作戦(笑)。この作戦は普段の付き合い方にもよります。何でもかんでも安くしろ!なんて言ってたら嫌われます(笑)。インポーターさんに定番のアイテムをちゃんと販売しておけば、然る時に声はかかる(笑)。

「マスキューはケチなだけだから残り物を売りつけとけばイイ!」なんて言われていたらオシマイ(笑)。

大丈夫かなぁ(笑)。

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マスキューのカウンターの上

Nov 27, 2024 by weblogland |
マスキューのカウンターの上にはこんなワインも並んでいます。

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カウンターに向かって左側は家内のフェイバリット•ゾーン(笑)。ヤツの好きなワインを並べる縄張りです。その反対側の向かって右側はたまにワインなど並べます。この前はワインヴィネガーでした(笑)。今回はイタリア・シチリアのペリグリーノのフィニモンド2022年と、オーストラリアのローズマウントのダイアモンド•シリーズ2019年が並んでいます。どちらもマスキューのホームページには載っていません。じつはレストランのお客様の定番ワインです。それ故普段あまり一生懸命売ってません(笑)。でもですね(笑)、レストランさんがメニューを変えたり、閉店したりすると行場を失います。マスキューにも痛いところ(笑)。そんなこんなで在庫限りのセールとなります。どちらも濃くて飲みやすいタイプ。お買い得かと。あるうちにどうぞ(笑)!

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今月11月のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

Nov 25, 2024 by weblogland |
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今回限定品がなんと4アイテムもございます(笑)。ケチでへそ曲がりなマスキューらしいかと(笑)。
最初の白ファモーゾはその良さを伝えることに失敗(笑)。マスキュー通常価格1414円税込み→1080円税込み。お買い得価格でのご提供となります。
そして愛するチリのラ・プラヤのコースタルブレンドの白と赤。去年の2月に山火事に遭い畑が焼出。それ故販売終了につき特別価格でのご提供となります。マスキュー通常価格1697円税込み→1280円税込みとなります。
そして5番目のローヌの『エミリアーヌ』。ドメーヌの廃業につき輸入終了。在庫限りとなります。5月のマスキュー試飲会であっという間に完売した人気アイテム。飲むと幸せになれるワインです(笑)。
4番目のラダチーニのヴィンテージ•メルロは本領発揮の出来栄え
最後のモリエールのモルゴン2019年は同じモリエールのボジョレー•ヌーヴォーの到着を祝いお勉強を兼ねてのお試しです(笑)。共通した意識を発見出来るか?

11月末29日(金)17∼20時、30日(土)11∼20時、いつも通りのスケジュールでお待ち申し上げます!

○❴限定品❵ロゼット ファモーゾ 2022年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 白 750ml 1080円税込み
スクリュー•キャップ

巨大協同組合『テッレ•チェヴィコ』(今ではこれもブランドなのですが)のルビコーネI.G.T.に特化したブランド『ロゼット』シリーズのファモーゾ種を使った白ワインです。ちょっとややこしいかな(笑)。
ファモーゾと言えばマスキュー試飲会でお出しした ファモーズ・クリュ・アルティジャナーレ 2019年 サンタ・ルチア を思い出していただけると助かります(笑)。北ローヌのヴィオニエのような芳香性の品種です。ファモーゾを使った渾身のワインとしてご記憶されているかと(笑)。このロゼット ファモーゾはその廉価版(ゴメンナサイ)。
でもですね、基本香りはファモーゾ(笑)。柑橘類にライチや桃、薔薇等の香りがします。とはいえとても控え目で派手ではありません(笑)。ライチのほんのりとした香りにグリーンのニュアンスが品良く溶け込んでいて、ニワトコの香りと言えましょうか。デイリーに食事に合わせる設計のファモーゾでございます(笑)。ワイン自体の旨味の濃度感と香りの折り合いがとてもさりげなく良いのです(笑)。期間限定の特別価格品となります!

以下マスキュー裏試飲会
Kさん「アロマティック。ゲヴュルツトラミネールみたい(笑)。前に飲んだサンタ•ルチアと香りは同じ(笑)。」
私「そ~ですよね(笑)。でもあれは渾身のファモーゾ。あれほど濃くはないですよ(笑)。」
家内「あれは私にとっては派手すぎる(笑)。こっちのほうが可愛くて良い(笑)。」
私「ネクタリン…、メロンっぽさは嗅ぎ取れるレベル。」
家内「青っぽさがメロンと言うよりネギ、生姜…
。そっちの方向かな。」
私「料理研究家のAさんに教えていただいた『
ニワトコ』の香りだぁ(笑)!」
家内「ゲヴュルツトラミネールみたいなトロピカルな印象ではなくて、もっと可憐な…、『ニワトコ』のように可愛い白い花を咲かせている印象だよね(笑)。」
Kさん「すべてが程好いんですよね(笑)。無理がない。ネギの焦げた感じに合いそう。日本人向け(笑)。アルコール分はいかほどですか?」
家内「12%ですね。ちょっと甘く感じますが…
。残糖分は5gくらいかな。」
私「ちゃんとドライの範囲かな?醸造工程で無理をした感じはないですね(笑)。」
Kさん「舌の上を転がるようなフレッシュな旨味•甘みがチャーミング(笑)。」
家内「酸っぱい旨味ですよね(笑)。」
家内「バターを使ったクロワッサンより日本の食パンに合う!」
Kさん「ユーシフル!飲み飽きしない白ワインですよね(笑)。」

○❴限定品❵ラ・プラヤ コースタル ホワイト・ブレンド レゼルバ 2022年 
チリ イタタ・ヴァレー 白 750ml 1280円税込み

コルチャガを中心に南北900kmに渡りワイン生産を行うラ・プラヤ。日本だと東京から九州(笑)?ちょっとその規模は日本人には理解できませんね(笑)。主要スタッフはセスナを利用して移動するようです。もちろん滑走路も自前(笑)。
これはラ・プラヤの作る一番南側のD.O.イタタ・ヴァレーのもの。そして自社栽培ではなく、契約栽培農家の葡萄を使って作られたものです。イタタ・ヴァレーは歴史が古く、最初にスペイン人が入植して葡萄を植えた土地。当時は灌漑はありませんでしたから、一番の葡萄栽培適地ということです。何もしないでも葡萄が育つ数少ない産地なのです。ですから遠目に畑を見ると藪(笑)。もっこり盛り上がっているのが葡萄樹(笑)。畑のオーナーである耕作者が藪をめくるように、これがリースリング、これがシャスラ。実際に葡萄が違う(笑)。一株一株違う品種が入り交じった状態で栽培されるいわゆる混植。恐ろしくプリミティブな状態なのです(笑)。冬季と夏前に馬耕することで下草を除きます。そして後は自然に任す(笑)?
畑は斜面の二次堆積土壌で作業効率は悪く、チリによくある大平原のプランテーション的なものの真逆。よくもまあ、こんな畑が残っていたとある意味感激しました(笑)。

これはその畑の白葡萄で作られた白。セパージュはリースリング38%、シャスラ24%、モスカテル22%、セミヨン16%。
収穫は熟練の手作業で注意深く行われるとありますが、実際はワイン醸造に適したかどうか食べながら判断(笑)。ちょっと出来の悪いものは捨てるといった具合で、眉にシワを寄せて糖度計で図るようなものではございません。それゆえ品種毎に収穫ではなく糖分が達した順。混ぜ込ぜの収穫(笑)。当然発酵も混ぜ込ぜ。長年の知恵と経験の熟練技かな(笑)。
品種毎ではなく混ぜ込ぜに収穫された葡萄は夜間にコルチャガのワイナリーに運ばれ、除梗・破砕機にかけず足で破砕。低温で3日間の浸漬して果梗と果皮を分離。この際無理なプレスはしない上澄みだけでアルコール発酵に移ります。発酵はアンフォラとステンレス・タンクで行いそのまま約6ヶ月熟成後ブレンド。その後自然に安定化濾過を経て瓶詰めされます。

味わいは驚くほど複雑でビビット。しかも洗練されています。立体的で絵画的ですね。
トロピカルな果物から洋梨、桃、白い花、黄色の花、セロリやアニスの植物的なニュアンスも加わります。とてもスパイシーでドライな仕上がりは、押し付けがましくないしっかりとした濃度感、とても自然で爽やかな広がりは大きさがあり、長く美しい余韻はエレガント!単調になりがちなチリ・ワインとは思えぬ素晴らしい出来映えでございます(笑)。
果汁の濃度感に訴求力を求める従来のチリ・ワインのスタイルではなく、旨味の酸味の抽出に尽力した伝統的なフランス・スタイルなのです。ブラインドでやったらこれがチリ・ワインとは絶対に当たりませんね(笑)。


●❴限定品❵ラ・プラヤ コースタル レッド・ブレンド レゼルバ 2022年
チリ イタタ・ヴァレー 赤 750ml  1280円税込み

これはパイス50%、サンソー50%のセパージュ。このパイスはチリでもっとも一般的と言われる葡萄。ポートなどでも使われていますから、スペイン人により移植された古い品種のようです。研究ではカリフォルニアのミッションと同一で、スペインやサルデーニャのモニカと同じ品種の可能性があるとか。
このレッド・ブレンドは品種を分けて醸造されます(笑)。特にパイスは全房発酵させます。フランスのフォジェールみたいですね(笑)。
白同様に3日間低温で浸漬した後パイスはそのままアンフォラで60日間のマセラシオン。そしてプレス果汁はほとんど使わず上澄みだけで、さらにアンフォラで熟成します。サンソーはステンレス・タンクで8ヶ月熟成。そして両者をブレンドしてしばらく静置して瓶詰め。
発酵温度を低くして全房でゆっくり醸しますから無理にタンニンを抽出しません。この辺いわゆるチリ・ワインらしくないですね(笑)。ブルゴーニュ的かな。
上質な酸はエレガントでとてもしっかりしたもの。赤い果実のディテールがはっきりしながら複雑。壮麗とは言いませんが(笑)、白同様に立体的で深みがある。もちろんクリーンな旨味があるので、味わいに引き込まれてしまいます(笑)。
果実味はパイス由来のチェリーやストロベリーの香りに、サンソー由来のスモモや小粒のベリーですね。それにスパイシーさや湿った緑のニュアンス。
誰が飲んでもフランス・ワインと思うでしょうね(笑)。


●ヴィンテージ メルロ 2020年 ラダチーニ モルドバ バルル・ルイ・トライアン地区 750ml 1885円税込み

この『ヴィンテージ•メルロ』は『フィオーリ』シリーズのワン•ランク上のブランドです。
モルドバ南西端のバルル・ルイ・トライアン地区のしっかり健全に完熟したメルロを手摘みで収穫した高級品。それ故『フィオーリ』シリーズより葡萄の凝縮感が増し、より複雑な仕上がりとなっております。
除梗•破砕した葡萄を低温浸漬した後醸しに約1ヶ月。そしてミディアムにトーストしたフレンチ•バリック(恐らく古樽)で1年熟成してからアッサンブラージュ静置後に瓶詰めしたもの。

飲んだ第一印象は、上物のメルロ(笑)。
プラム系の香りにトリュフやスパイスが…、とてもメルロらしい様。そして飲むとまず大きさを感じます。とても味のバランスが良い上にしっかりした酸と練れたタンニン、口中での広がり•余韻はかなりのレベル。口に含むと涎がダァーと出ます(笑)。また、時間が経つと舌触りのねっとり感が増します。最初からねっとりのポムロールとはちょっと違いますね。
メルロにありがちな高アルコールな過熟感はなく、あくまでも大人のメルロである点秀でています(笑)。ボルドーではないし、かと言ってニュー・ワールドでもない。
とにかくコスト•パフォーマンスの高さは驚くべきものでございます(笑)。


ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。

歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に設立したアルバストレレ・ワインズ。外資の支援を受け設備やワイン造りの近代化を成しました。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタールもの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。ソ連時代の巨大農場の名残でもありますね。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。


●❴限定品❵グリニャン・レ・ザデマール キュヴェ『エミリアーヌ』2020年 ドメーヌ・サン・リュック 赤
販売価格(税込): 2,168 円
フランス ローヌ グリニャン・レ・ザデマールA.C. 750ml

マスキューの定番のローヌ、ドメーヌ・サン・リュックの最上位銘柄キュヴェ『エミリアーヌ』2018年です。
最上位と言っても通常の『トラディション』のもっとも良いパーセルのみで作ったもの。セパージュも醸造法も『トラディション』とは同じですが、不思議なことにより美味しい(笑)。全体に一回り以上美味しく深くパワフル。タンニンと旨味が高濃度でシンクロしてますから、飲みやすい(笑)。果実味は黒いには黒いけれど明るさがある。ローヌの優良なグルナッシュの雰囲気なのです。葡萄を噛っているような旨さがあるのです(笑)。濃さ故かトリュフや醤油のようなニュアンスに程好いスパイシーさが加わります。ワイン自体が磨かれていて濁りを感じません。上物のローヌ・ヴィラージュでございます(笑)。

作りの過程で、熟成期間が1年ほど長いのが違う点。セメント・タンクで2年間熟成させてから瓶詰めしています。
スタンダードの『トラディション』はこの価格帯では異例のフル・ボディの人気アイテムですから、このキュヴェ『エミリアーヌ』は出色の出来映えと出色のコスト・パフォーマンスとなっております(笑)。


皆さん!

この原産地名グリニャン・レ・ザデマールA.C.ご存知でしたか?

実はもともとコトー・デュ・トリカスタンと呼ばれたA.O.C.です。2008~2009年にかけて近隣の原発で事故があり風評被害を受けました。そのため原産地名を変更いたしました。

日本の福島を思い起こされます。ちょっと悲しくなります。

生産者は風評被害をはねのけるために品質と安全に尽力するしかありません。そしてこのワインにはそれがあります。基本セパージュはシラー60%、グルナッシュ40%の王道のコート・デュ・ローヌなのですが、とても充実した味わい。ワイン濃度由来の甘さは優しく伸びやか、ローヌらしいガリーク由来のハーブやスパイスの香りは食欲を誘います(笑)。グルナッシュ由来のチョコレートの香りは心地よく。シラー由来の赤や黒のベリーの果実味はリッチ。あまり余計なことをしないで作られた自然な折り合いの良い味わい。葡萄もともとの濃さでバランスを取るクラシックなスタイル。木樽は全く使いませんから誤魔化しがないのです。

このドメーヌは設立が古くはありませんが、優良ドメーヌとして常にアペラシオンのトップ生産者として注目され続けています。原発事故がなければ確たる名声を獲得し不動のスター生産者となっていたはずです。ワイナリーが何度も転売されることもなかったと思います。そんな困難な中、高く品質を評価され続ける努力には頭が下がります。

かつてこの地のワインは元詰め品が少なくネゴシアンものが多かったのですが、20年ほど前にこのサン・リュックのワインを飲んだ時の印象を思い出しました(笑)。変わらず美味しいのです(笑)。ワン・ランク上の味わいなのです。


以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)

ドメーヌ・サン・リュックは、ローヌ川の左岸に広がる南ローヌ最北端のAOCグリニャン・レ・ザデマール内のラ・ボーム・ド・トランシ村にあります。ここはグルナッシュが栽培できる北限といわれ、気候的にはよりシラーに向くといわれています。強いミストラル(南仏独特の北風)の影響で雲が少なく、空気が乾燥するため病気のリスクも少なく、自然な葡萄栽培には理想的な環境です。

ドメーヌ・サン・リュックは1977年にコルニヨン家によって創業され最初の葡萄が植えられました。コルニヨン家では後継者がいなかったため2006年にアニスリキュールで有名なペルノ・ディスティラリ家出身のエノロジストであるステファン・エマール氏がワイナリーを取得。しかしステファン氏も2016年、後継者問題でドメーヌの売却を決意。2016年7月よりパスティスで有名なジャノ・ディスティラリ(Janot)を所有するムニエ家のオリヴィエ氏によって引き継がれました。オリヴィエ氏もエノロジストで2016年ヴィンテージまではステファン氏と共に醸造する予定です。

現在はグリニャン・レ・ザデマールに13ha、コート・デュ・ローヌに12haで計25haを所有します。葡萄栽培に農薬は使わず、皮付きの野生酵母にて自然発酵させます。

大きな石が覆う砂質粘土の5.6haの畑。ギヨーで仕立てられた葡萄樹は樹齢約45年で40hl/haの低収穫。収穫後除梗、破砕しセメントタンクで自然発酵させます。発酵温度27~29℃で約15日程度の醸しを行い、セメントタンクで約1年熟成後瓶詰をします。

フルボディで濃厚、驚くほど果実味にあふれていてボリュームあるワインです

●モルゴン グラン・クラ 2019年ドメーヌ・デ・コート・ド・ラ・モリエール
販売価格(税込): 4,242 円
フランス ボジョレー 赤 750ml

愛するモリエールのモルゴンが久しぶりに入荷しました(笑)!
圧倒的な甘露な甘さはグラン・クリュのもの!
1本の葡萄樹からハーフボトル1本分ほどの低収量。余分なことをしない自然な農法、もちろん醸造法も然り。全房発酵しプレス果汁はしない古典的なスタイル。SO2の添加も基本しません。健全で凝縮された葡萄のみに可能なこと。とてつもない尽力の果てなのです。
味わいはようやく飲み頃の入口。酵母臭やビオ臭は感じますが、それを吹き飛ばす圧倒的な甘味・旨味と、しなやかで切れ目ないタンニンが織り成す壮麗なもの。チェリー、ベリー系の香りはあくまでもガメイ。しかも圧巻の吹き上がり(笑)。どう見てもグレート・ワインでございます(笑)。
マルセル・ラピエールのような綺麗で透明なスタイルではなく、テロワールのすべてを飲み込んだような野趣溢れる味わいに私はノックアウトでございます(笑)。
2021年ヴィンテージはとんでもない高騰でヌーボーすら輸入されませんでした。もう手の届かないワインになったと諦めておりましたが、今回嬉しい再入荷となりました(笑)。



以下インポーターさん資料より

ドメーヌ・デ・コート・ド・ラ・モリエールは 1987年に設立され、この農園は2002年から正式にオーガニック認定を受けており、2018年にデメテールによるビオディナミ認定を受けました。

1989 年にイザベルが 6 代目のワイン生産者から引き継いだのち、ブルーノが加わりました。1999 年、彼が殺虫剤による深刻な中毒に見舞われてしまったことをきっかけに、ふたりはブドウ樹に合成化学物質を使用するのをやめることを決断しました。
オーガニックへの移行は厳しいことですが、他に選択の余地はありませんでした。ブルーノは自分の方法を再び研究することで、考えが変わったとさえ言っています。
耕作、草刈り、つるはし、ハーブティーでの治療。私たちはブドウの木の必要に応じて耳を傾け、感じ、行動します。生命はブドウ畑でゆっくりと時間をかけて根付いてゆき…ついに私たちと気持ちを寄り添うことができたのです。
あらゆる色の花、芳香のあるハーブがあり、良い香りがし、地面はほぐれて心地よいものになっています。収量はやや少ないが、美しいブドウが実ります。
そしてその時に私たちが愛するワインを造ることができるようになるのです。
畑での手入れはとても大変ですが、そこにより多くの時間を割くのです。
それは私たちの選択したことなのです。

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あの『エミリアーヌ』が2020年ヴィンテージにて再入荷しましたぁ!

Nov 24, 2024 by weblogland |
皆さん!
まずは嬉しいお知らせです(笑)。

グリニャン・レ・ザデマール キュヴェ『エミリアーヌ』2020年 ドメーヌ・サン・リュック 赤
販売価格(税込): 2,168 円
フランス ローヌ グリニャン・レ・ザデマールA.C. 750ml

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あの『エミリアーヌ』が2020年ヴィンテージにて再入荷しましたぁ!しかもお値段変わらず(笑)。
もちろん着てからすぐにサンプル取り寄せて飲みました(笑)。
相変わらず美味しい。さすがに畑の一番良い区画の葡萄だけで丁寧に作っただけありますね(笑)。
たしか、今年の5月のマスキュー試飲会で2019年をお出ししたところ当日に完売。思わず天を仰ぎました(笑)。2020年も変わらぬ味わいですから、飲めば幸せになれること請け合います(笑)!

そして悲しいことがございます。
生産者のドメーヌ・サン・リュックが廃業します。それ故コレが最終入荷となりそうです。
う~ん、サン・リュック同様に夫婦で働くマスキューにとっても精神的な打撃。他人事ではありません。まあ我々今日一日店を開けれたことに感謝するのみ(笑)。終わりは確実にやって来ますからね。

あれ?
マスキュー閉まってる!
なんていうのはちょっと嫌ですが(笑)。

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コレなーんだ?

Nov 23, 2024 by weblogland |
えへへ(笑)、コレなーんだ?

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某インポーターさんと電話で話しました。
私「ブルゴーニュが高くて手が出ないんだけど…
。何かある?」
インポーターさん「ジュヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ•ロマネ等の有名アペラシオンにはありません(キッパリ)。」
私「サントネとかサン・ロマンなんかどう?」
インポーターさん「だったらあるかな(笑)?ちょっと見てみますね。え~と、サントネでしたらなんとか…」
インポーターさん「今一般にブルゴーニュの1級レベルで一万円以下はありませんが、サントネだとありますね(笑)。」
私「おっ!イイねぇ(笑)。サントネの1級がこの値段?なんて言う時代じゃないよね。実際レベルは上がってるもんね(笑)。」
インポーターさん「そ~なんですよね(笑)。飲んでみるとちゃんとブルゴーニュの1級レベルですよ。」
私「じゃあ、サントネの村名でおすすめは?」
インポーターさん「村名で5000円以下はさすがにありませんが、コレなんか無名ですがクラシックで良いよ(笑)?」
私「じゃあ、そのクラシックもくださいね(笑)」
インポーターさん「もともとの入荷数が少ないのでちょっと確認しますね。」

そんなこんなでちょっと入荷しました!
後ほど詳しくお知らせしますので、しばしお待ちくださいね(笑)。

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モリエールのボジョレーヌーヴォー2024年飲みました

Nov 22, 2024 by weblogland |
あ~、良かったぁ(笑)。
モリエールのボジョレーヌーヴォー2024年飲みましたが、通常通りの出来栄えでした(笑)。

若干還元臭はしますが気にはならない程度。完全に発酵するためのスケジュールが押していたみたいですね。ギリギリまで粘ったことが解ります(笑)。

今回アルコール分が10.5%と低くちょっと心配はしていましたが杞憂でした(笑)。アルコール分はワインの保存力に関わりますから、特に海外向けは12%位を目指します。ですから発酵時に糖分添加してアルコール分を高めることをします。でもですね(笑)、モリエールは糖分添加しません。要は凝縮した酸と完熟したタンニンでワインの保存力を保てる訳です。天然アルコール分が10.5%でも大丈夫訳です。そのために徹底した低収量と葡萄果の健全性を最優先してますね。

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今年のワインに感謝感謝でございます!

Nov 21, 2024 by weblogland |
昨日の晩12時過ぎのテレビでボジョレー•ヌーヴォー2024年の到着パーティーをやってましたね(笑)。
「今年はエレガントでフレッシュ!」
なんて報道してました(笑)。という事はやはり糖度は上がっていないのかな(笑)?
なんて思いながら今日モリエールのものを試飲(笑)。
う~ん、美味しい!
いつものモリエールらしいナチュラルな出来栄え。厚み•深みのあるタンニンにたっぷりの旨味•甘みが溶け込み、しみじみと美味しい。泣けてきました(笑)。
若干還元臭がしますが範疇内。ワインを完全に発酵させるためにギリギリまでやった感。集荷のスケジュールに遅れたことが伝わって来ます。
基本モリエールは糖分添加してアルコール分を上げることはしません。でもラベルを見て10.5%
と見てちょっとたじろぎました(笑)。
低すぎないかな?
アルコール分はワインの保存力を高めますから絶対に必要(笑)、ですから大概の生産者は糖度の上がらない作柄では補糖してアルコール分を上げます。だいたい12%位に上げて出荷することが多いようですね。でもですね(笑)、モリエールは中身の濃さで保存力を保つスタイル。徹底した低収量と完璧な葡萄果の健全性が前提ですので多大な尽力が必要です。
ともあれ良かった(笑)!
今年のワインに感謝感謝でございます!

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ヴォーヌ•ロマネが無い!

Nov 20, 2024 by weblogland |
あ~、魔が差しましたぁ(笑)。
今、マスキューのワイン•セラーを覗くとヴォーヌ•ロマネが無い!ジュヴレイ・シャンベルタンはあるがシャンボール・ミュジニーとヴォーヌ•ロマネが無い。
う~ん。
ワイン専門店としてはカッコ悪い(笑)。
そんな訳でずっーと探しておりました。もちろんケチなマスキューですから2万円以下で売りたい!でも、なかなか無い!
そんな折、ジャック•カシューのヴォーヌ•ロマネを発見!もちろん即決発注。その後届くまでどうやって家内の叱責を誤魔化すか呻吟の日々を重ね、上手いこと誤魔化してようやく入荷しました(笑)!

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近々ご紹介しますからちょっとお待ちくださいね(笑)。

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マスキューのカウンターの上

Nov 20, 2024 by weblogland |
今、マスキューのカウンターの上はこうなってます(笑)。

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イタリアヴェネツィア•ジューリアの赤。ヴィンキアレッツァの赤です。
以前マスキュー試飲会で好評。薄旨くてとても良いワインなのですが、その後リピートがちょっと停滞(笑)。
家内「このワインをもっと売りたいんだよね(笑)。とても品があって力もある。なかなか無いレベル。でも売れない(笑)。だから一生懸命に売る(笑)!」
私「賛成!インポーターのAさん喜ぶよ(笑)。でもさぁ、Aさんのところのワインってとても良いんだけど、マスキューだとバンバンは売れない(笑)。マスキューの力不足かな?」
家内「Aさんの扱うワインって玄人受けするんだけど…、マニアックだからね(笑)。だからこそ皆さんに飲んでいただきたい!」
私「そうそう。コンテッセのカベルネもリベンジしたいよね。アレとても良いワインなんだけど夏に試飲会で出したからミスマッチ(笑)。でも先月飲んだらべらぼうに美味しかった。悔しいなぁ(笑)。」

こうしてめげない夫婦は性懲りもなくリベンジを誓うのです(笑)。

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今年は異例な低アルコール分ですが、私は逆に期待-ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2024年 ドメーヌ・コート

Nov 19, 2024 by weblogland |
今日、モリエールの輸入元のIさんに電話しました。このIさんはワインに詳しく話が通じる方(笑)。インポーターさんの営業の方はだいたいワインのことをあまり詳しくありませんから(ゴメンナサイ)、ちょっと困る(笑)。そんな中会話が成り立つIさんのような方に気安く電話出来るのは助かります(笑)。

私「Iさん!今年のモリエールのヌーヴォー、アルコール分が10.5%ですよぉー!」
Iさん「そんなに低いのですか?モリエール自体あまりアルコール分を上げないドメーヌですけどねぇ…。」
私「そうそう。そこで今までの各ヴィンテージのアルコール分を調べたんですよ(笑)。」
Iさん「マスキューさん(笑)!そんなことするのはマスキューさんしかいませんよ(笑)。」

そんなこんなでIさんにリポート報告•会議(笑)。

Iさん「まだ飲んでいませんのでなんとも言えませんが、今年モリエールは現地の集荷がちょっと遅れたそうです。詳しくは分かりませんがギリギリまで粘ったようですね。」
私「たしかに今年は異例な低アルコール分ですが、私は逆に期待しております。お話しを聞くと最後の最後まで尽力していたようですから確信しました(笑)。モリエールって特殊•特別なんですよね(笑)。」

21日が楽しみです(笑)!

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2019年で比べてみました。

Nov 17, 2024 by weblogland |
昨日の続きですが(笑)、ドメーヌ•デ•コート•ド•ラ•モリエールのボジョレー•ヴィラージュ•ヌーヴォー2024年のアルコール分が10.5%でしたが、通例のモルゴン等のキュヴェのアルコール分はは幾らくらいなのか?もちろん2024年のモルゴンはまだ出来てませんから比べるのは無理(笑)。
そこで一計を案じました(笑)。
2019年で比べてみました。

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モルゴン•グラン•クラ2019年がセラーにありますからゴソゴソ取り出してみると(笑)、アルコール分は12.5%でした。同じ2019年のボジョレー•ヴィラージュヌーヴォーを調べると12%でした。ヌーヴォーと通常のキュヴェのアルコール分は0.5%ほど差があります。収穫を急ぐヌーヴォーはちょっとアルコール分が低くなるようですね。
う~ん。
逆算するとモルゴン•グラン•クラ2024年のアルコール分は11%が予想出来ますか(笑)。
モリエールの畑は車両の入らない傾斜地でしかも標高が高い。もちろん日照はたっぷり。これからは私の妄想なのですが(笑)、モリエールの畑の葡萄は割りとハンギングタイムが長いような気がします。タンニンの成熟に時間幅が長いような気がします。それ故アルコール分がそこそこでもタンニンはしっかり成熟するような気がします。ですからワインにありがちな過熟感が少ないのも特徴かと思います。葡萄樹上の葡萄が成熟してからゆっくり過熟に向かう。
そうだ!
今度インポーターさんに聞きましょう!
『何故モリエールのワインはアルコール分が低いのですか?』
10.5%のアルコール分で市場にリリースされるボジョレーヌーヴォーなんて聞いたことがありませんもんね(笑)。
それだけで解決かな(笑)?

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なんと、ボジョレーヌーヴォーが到着しましたぁ(笑)!

Nov 17, 2024 by weblogland |
今日は11月16日の土曜日なんですが、なっ、なんと、ボジョレーヌーヴォーが到着しましたぁ(笑)!
恒例のドメーヌ•デ•コート•ド•ラ•モリエールのボジョレー•ヴィラージュ•ヌーヴォー2024年です!
さすがに解禁日前ですから売ることも飲むことも出来ませんから(笑)、見るだけ!
相変わらずの無添加ですね(笑)。え~と、アルコール分は…、なっ、なんと、10.5%です!
2∼30年くらい前の天然アルコール分ですよ(笑)。驚きました。
取り敢えずマスキューブログのアーカイブで検索すると
2023年 11.5%
2022年 11.5%
2021年 11.5%
2020年 12%
2019年 12%
2018年 11%
2017年 14%
日本に初めて来たのが2017年、その時はアルコール分は高めでしたが、それ以降は概ね12%以下です。
そうすると2024年の10.5%は最も低いアルコール分です。温暖化が叫ばれる前の時代のアルコール分です。
今までで一番低い2018年の出来栄えを調べると
かなり旨い(笑)。2017年から一気にアルコール分が下がりましたからちょっと心配していましたが、まるで問題なしでした。アルコール分の高さよりも酸の凝縮したパワー、葡萄自体の力が大事と実感しましたっけ(笑)。
2024年は初夏に雨や雹の被害を受け、真夏は2023年ほど暑くなかったので全体的には糖度は低めのようです。収穫も若干遅くなったようです。
う~ん。
でもですね(笑)、そんな中ちゃんと無添加で仕上げていますから、それは問題の無い出来栄えだと思います。恐らく収穫量もかなり減らしているはずですから、とても凝縮したいつものスタイルだと思います。
解禁日の21日が楽しみです(笑)。

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シェリーベルモット早速皆さんからご意見いただきました(笑)。

Nov 16, 2024 by weblogland |
シェリーベルモット早速皆さんからご意見いただきました(笑)。
やはりマスキュー試飲会で出すのか(笑)?
今回ロゼ、ブランコ、ブランコ•ドライと全て一緒にティスティングしてくださったKさんは

『全くの私見ですよ~
あっと驚くロゼが私の本命
対抗がマンサニージャ

甘さで勝負か飲み口で勝負か?

難しいですね
ロゼの甘さで驚いて、「もっと甘さ抑えたものないのですか?」ときかれたら次回はマンサニージャ(笑)

あくまでも個人のシナリオですが😅』

とのこと。試飲会の構成まで読んでるとは(笑)!恐るべしKさん(笑)。

そんな折、料理研究家のAさんに家内が試飲を勧めると
Aさん「凄く美味しい!でもパワフルで美味しすぎるから、試飲会に出したら他のワインを全部ぶっ飛ばすかも(笑)?」
家内「そ~なんですよね(笑)。今日はブランコとブランコ•ドライしかティスティング出来ませんがロゼはもっと強烈なんですよ(笑)。」
Aさん「うわっ!ロゼ飲んでみたい(笑)!」

そして夜、野毛のプロフェッショナルYさん
Yさん「マスキューさん!シェリーベルモットどうですか?」
私「圧倒的です(笑)。さっき川崎のプロフェッショナルNさんに『ロゼのシェリーは何に使うんですか?』と聞いたら『マンハッタン』だそうです。」
Yさん「なるほど!スイート•ベルモットとして使うのですね。」
私「ルスタウのシェリー•ベルモットのロゼはベタッと甘くないし、フレーバーが物凄いですから、マンハッタン相当美味しそうですよね(笑)。」

川崎のプロフェッショナルNさんからマンハッタンに使うと聞いて、かつて関内のプロフェッショナルのTさんがマンハッタンにマラスキーノチェリーではなくグリオッティーヌを使ったスペシャルなマンハッタンを作っていたのを思い出しました。めちゃくちゃ美味しかったでした(笑)。

プロは微妙なところで勝負しますね。この差が大きいのでしょうね(笑)。さすがプロです。

勉強になりました。また、経験値上がったかな(笑)?

で試飲会でどうしましょう(笑)?

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ルスタウのベルモットのブランコ•ドライとブランコをティスティングしました

Nov 15, 2024 by weblogland |
さぁ、今日ルスタウのベルモットのブランコ•ドライとブランコをティスティングしました。コレで先日のロゼと合わせてコンプリート。ロホだけはまだ飲んでませんが、取り敢えず全体像は掴めたかな(笑)。

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私「ビアンコ•ドライ色がグリーンっぽい(笑)。ブランコ•ドライ→ブランコ→ロゼを色味が増しますね。あとロゼですけど、先日飲んだ時はロゼにしてはロゼ色ではない感じでしたが(笑)、こうして比べるとロゼ(笑)。」
Kさん「家からロゼをちょっとだけ持ってきて良かったです(笑)。」
私•家内「さすがKさん!ありがとうございました(笑)!」
家内「ブランコ•ドライ塩味があってマンザニージャ(笑)!」
Kさん「そうそう(笑)。海藻…、ちょっとアイラ•モルトにも似てますよね(笑)。」
家内「ニガヨモギ…、とても華やか(笑)。マンザニージャにボタニカルな香りだけつけた感じ。ルスタウのベルモットってアルコリックな感じがないけど強い。バランスが良い(笑)。」
私「3種類ともアルコール分は15%。ブランコ•ドライ→ブランコ→ロゼの順番で甘さが増す。」
Kさん「それは?」
私「ブランコ•ドライはベースがマンザニージャで基本ドライ。ブランコはフィノ(パルミノ)にモスカテルを加えていますからより甘くなります。ロゼはモスカテルの分量がさらに増すのかな。この中では一番甘いですよね。」
Kさん「そうそう。ロゼは赤も加えるんでしたっけ。ちょっと赤い果実のニュアンスありますよね。」
私、え~と、赤はティンティーリャ・デ・ロタ。飲んだことありません(笑)。」
家内「基本ボタニカルは同じような感じですが、それぞれちょっと違いますよね。ブランコ•ドライはよりフレッシュさ、爽快さを強調してる。ブランコになると苦味や香りをより強くしてる(笑)。ロゼは赤のニュアンスが加わってバニラやチョコレートっぽさが加わる。」
私「ロゼは一番重心が低い感じかな。」
Kさん「ロゼの甘さってホッとする甘さですよね(笑)。お腹一杯になったあとに…食後酒的に楽しみたい(笑)。目をつぶって大きなグラスに注いで
瞑想するように楽しみたい(笑)!」
私「そうですよね(笑)。食後チーズでも齧りながら飲むのでしょうね。まあ、ソーダで割ったりすれば食前酒にもなるかな。でもそれだとちょっと勿体無い(笑)。」
家内「ロゼは私の好きな瞑想用のワインです(笑)!シャルトリューズのエリキシル ヴェジェタルなんかに通じる(笑)。」
私「う~ん。とことん飲んでもう飲めない状態で飲む最後の1杯はスーズ•ソーダ(笑)。ちょっと趣旨が違いますか(笑)。」
Kさん「ブランコは一番汎用性が広いかな。カクテル…、ソーダ割り、料理…、なんでも使えそうですね(笑)。」
私「ブランコ•ドライで白身魚のムニエルを作る時フランベ!あと香草焼き(笑)。」
家内「塩釜焼き…、塩をまぶす前にブランコ•ドライで魚をリンス!」
Kさん「イギリス首相のチャーチルがベルモットを眺めながらジンを飲む(笑)。ベルモットの香りはそれだけでジンを覚醒させる(笑)?甘すぎる?でしたっけ(笑)。」
私「ジンはもともとワインの代用品ですからね(笑)。そりゃベルモットの味が加わればワインになる(笑)。」
家内「でもシェリーで作ったベルモットとは!恐れ入りました(笑)。斬新だよね(笑)。」
私「一時期ずっーとシェリーは消費量が落ちて大変だったから、こうした新しい動きが出たのかな?」
私「シェリーってもともと酒精強化ワインですから、逆にベルモットにするには普通のワインより適してる(笑)。イタリアやフランスのベルモットと比べると、混成酒っぽさが無い。」
家内「あとハーブやボタニカルはポンティカ系のワインによく見られるものを使っているから
シェリーと相性良いですよね(笑)。作り手の計算通り(笑)。」
私「それにしてもシェリーでベルモットとは!今世紀一の発明だよね(笑)。」

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何故シェリーベースのベルモットがこんなにも美味しいのだろう?

Nov 13, 2024 by weblogland |
う~ん、何故シェリーベースのベルモットがこんなにも美味しいのだろう?
今の私の課題はコレ(笑)。
チンザノやノイリープラット等とはだいぶ違うのです。
基本シェリーは酒精強化ワイン。発酵終了時にブランデー添加して目標のアルコール分にします。フィノですと15%ほど。そしてそれをソレラシステムで熟成し瓶詰め出荷します。ですからそもそも高いアルコール分と液体の折り合いが良い。
チンザノやノイリープラットはいわゆる混成酒。ベースのワインにスピリッツやボタニカルなど様々なものを加えて造られます。ですからとても香り高くフレッシュ感のあるものを目指す傾向。
う~ん。
あとシェリーベースのベルモットは初めて飲みました(笑)。ベルモットはフランスやイタリアの専売特許と思ってましたから意表を突かれました(笑)。しかも飲んでみるとシェリーと言うより、もっとワイン寄りに感じました。まあ、それは私自身がアルコール好きな性もあるかもしれませんが(笑)。
ちなみにルスタウのロゼベルモットを飲まれたKさん曰く、
『先日いただいたベルモットいいですね~
最初はハーブや薬草の香りが主体でしたがヒノキチオールの香りも出てきました。
檜風呂のいい香りなんです。
仕事で木材市場にいたときに毎日身体に染み付いた香りで懐かしくも感じます。
夕食後に少しいただくと幸せ感と「大人で良かった」としみじみ感じます。』
私も同感でございます(笑)。

明日ビアンコとビアンコ•ドライをティスティングします。どう美味しいのかな(笑)?

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ベルモットにハマっています

Nov 13, 2024 by weblogland |
今、ベルモットにハマっています(笑)。スペインのシェリーメーカーで名高いルスタウのものです(笑)。

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先日ちょっと気になってルスタウのロゼのベルモットを取り寄せて飲むと、めちゃくちゃ美味しい(笑)!
フィノシェリーにモスカテルとティンティージャ・デ・ロタ (赤ワイン)をブレンドしたものを香草類に浸けたもの。とても自然で大きくて深い。マティーニにしたらきっとジンに命を吹き込むだろうな(笑)。
でもシェリーっぽくもなく、モンティリャ•モリリスがベースかな?と思いました。しかもロゼ色でもないし(笑)。
そんなこんなで今度はブランコとブランコ•ドライを性懲りなく取り寄せちゃぃした(笑)。
ブランコはフィノとモスカテルをベースにしたもの。ブランコ•ドライはマンザニージャをベースにしたもの。コレだけでも期待が膨らみます(笑)。
あ~、楽しみ(笑)!

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今年のジュ•ド•レザン2024年は来年の1月20日当店着予定となりました!

Nov 12, 2024 by weblogland |
う~ん。
さっきインポーターさんから連絡いただきましたが、今年のジュ•ド•レザン2024年は来年の1月20日当店着予定となりました!
いつもはクリスマス前に届いてましたが、なんと今年は年を越え1月の半ば過ぎとなりました。
なんでも収穫が遅くなったのとコンテナの遅れが原因とか。まあ、量が減って数を減らされた訳ではないので、この点はちょっと安心かな。
あと、収穫が遅れると言うことは逆に良かった?温暖化の進む昨今収穫が早まり真夏に収穫なんてこともざら。そうなると葡萄は減酸しませんから、どうしても力が有り余る。パワフル過ぎる傾向。
想像するにわりとバランスが取れたエレガントな出来になるのかな?去年2023年もそんな傾向でしたから、2024年もそうなるのかな?
それはそれで楽しみです(笑)。どーんと構えましょう(笑)。

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弾じゃなくてシャンパンです

Nov 12, 2024 by weblogland |
う~ん、ここに来てまたワインの価格が上がってます。
特に酷いのはシャンパン!
値段を聞くと吐きそうになります(笑)。だから忘れることにしましょうか?
そうと言っても、そこはケチでへそ曲がりなマスキュー(笑)。弾丸を掻い潜り匍匐前進でリサーチ(笑)。やはりグランクリュで6∼7000円くらいのものがあれば…。今ではそれだと1万円に迫りますから苦難の行軍が続きます(笑)。
当たりますように!
弾じゃなくてシャンパンです(笑)。

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なんと、1件も迷惑メール無し!

Nov 11, 2024 by weblogland |
今朝は日曜日、『今日メール日曜』の日です(笑)。眠い目をこすりながらメールチェックをすると、なっ、なんと、1件も迷惑メール無し!
おー、どうした?何が起こった?
日曜日でも数件は入っていた迷惑メールが来ていない!
きっとどこかで手を打ったに違いありませんね。私のように迷惑メールを非難する人間が多いのと名前を騙られた企業の声で、その筋から圧力がかかったとしか思えません。やれば出来るじゃん!
でも全然報道されませんね。コレがちょっと怖い。
名前を騙られた通販大手やカード会社からすると完全な営業妨害しかも詐欺ですから、放置することは消費者からの信用失墜に繋がります。もちろん相手は犯罪者集団ですから、検挙してもらわなくてはなりません。でも逮捕の報道は無いんですよね。警察は脅かしただけなのかな?
まあ、コレで朝から憂鬱にならなくても済む(笑)。
あ~、取り敢えず良かった(笑)。

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モナストレル•バリーカ コンセンティード 2021年

Nov 10, 2024 by weblogland |
う~ん。
先日お話しした、
モナストレル•バリーカ コンセンティード 2021年 ラ・プリッシマ協同組合 スペイン 赤 イエクラD.O. 750ml 1697円税込み

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1ケースしか確保出来ませんでした。残念!
来年の2月の船で来る予定とか。
ワイン販売は10月半ばに一気にトップシーズンになったような状態ですので、インポーターさんや我々小売店はあたふた(笑)。売れ行きが悪いのにいきなりアイテム数や仕入れ量は増やせません。暇癖は簡単に直りませんね(笑)。
もちろんマスキューも例外ではなく(笑)、モナストレル•バリッカ、ピノ・ノワール•ヌーヴォー、ノヴェッロ等など壊滅状態でございます。
でもここは考え方を変えて、売れなくて残るよりマシとしましょう。細々とした小商い慣れたマスキューには何ということはない!ドーンと構えましょう。(かなりお目出度い)
さあ、次!次! 次はあるかな(笑)?

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『ニワトコ』の香り

Nov 10, 2024 by weblogland |
皆さん!
『ニワトコ』の香りってご存知でしたか?

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じつは先日料理研究家のAさん(私が勝手にそう呼ばせていただいています。)から教えていただきました。
Aさん「マスキューさん!私映画で観たのですが、『ニワトコ』の香りってご存知ですか?そのお酒が毒薬でもある展開でした(笑)。」
私「『アブサン』なんか昔は毒酒みたいにいわれてましたね(笑)。あれは『ニガヨモギ』かな?」
Aさん「それで『ニワトコ』が気になって気になって(笑)。買っちゃいましたので(笑)、お裾分けです(笑)。」
家内•私「ありがとうございます(笑)!よくワインの香りの表現に『ニワトコ』ってありますが、よく知らない(笑)。コレで『ニワトコ』征服か!(笑)」
家内「え~と図鑑を見ると…、可愛い白い小さい花。日本でもありそうな草花ですね(笑)。エルダーフラワーって書いてある。シダっぽい。」
私「名も無き白い花が咲く草花(笑)?日本の野山の湿地にありそうだよね(笑)。それでは、どれどれ…。」
家内「『ニワトコ』の花の香りかな(笑)。わりとトロピカル!」
私「そ~だよね。トロピカル…、ライチ…、う~ん、ちょっと青臭いかな。」
家内「ゲヴュルツトラミネールの品の良いものかな(笑)?」
私「ところでリキュールとして物凄く美味しい(笑)。何と言う銘柄のリキュールですか?」
Aさん「え~と、コレ!この写真のリキュールです。」
私•家内「あ~、ヴェドレーヌだぁ!ニュイ・サン・ジョルジュに本拠があって、特にカシスが美味しいリキュールメーカーです。フランス•ブルゴーニュを代表するリキュールメーカーですよ(笑)。」
Aさん「凄く飲みやすいんですよね(笑)。」
家内「アルコール感がないですよね(笑)。」
私「20%くらいかな?」
Aさん「それが15%なんです。」
私•家内「おー!それは凄い!さすがヴェドレーヌ!折り合いが素晴らしい!」
私「今度作り方を調べてみますね(笑)!」
私•家内「ありがとうございました!また経験値上がっちゃいました(笑)。」

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