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自称ラファージュ教教祖は昔の勲章となるか-すばらしい出来の2007年

Dec 10, 2009 by toshiaki |
いやー。
エルマセット2007年大好評です。
ルーションのドメーヌ・ラファージュのスタンダードキュヴェです。
ラファージュ教教祖を自認する私としては鼻が高いです(笑)。
まさにしてやったりの出来です(高笑い)。

でも思うのですが、いままでたしかに素晴らしい出来でしたが、2006年2005年とちょっと抜け出せない時期もありました。悪い出来だったというのでなく、ここまでのレベルまで到達する助走期間のようでした。また将来悪天候などの障害に遭い、この出来に及ばないことがあります。(考えたくないのですが。)恐らく将来何度かそのようなことがあると思います。
それでも、ラファージュさんが渾身の力を込めてワインを造る限り、追い続けたいと思います。
でも人気が出て手の届かない高値になったら、教祖の看板を喜んで降ろします(笑)。

そしたらまた第二のラファージュさんを捜しますか?この仕事を続けていると、よくある話です。
私が昔ラファージュ教教祖を名乗ったことが私の勲章になるだけで良いのです。
そうなったら皆さん覚えておいてくださいね。
「昔はラファージュよく飲んだけど、今じゃ高くて飲めないね。」と皆さんが思ってくれたら冥利につきるのです(笑)。

これがマスキューの仕事の醍醐味です。癖になります(笑)。

そうならなかった時はお許しを(笑)!

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シャトー・マニュー

Dec 09, 2009 by toshiaki |
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久し振りにシャトー・マニュー2005年を飲みました。
メルロ100パーセントでつくられたボルドー、フロンサックのワインです。

じつはこのワイン、インポーターさんが取り扱いを止めたため、いま日本に入ってこなくなりました。ポムロールのような香りがして、軽いが滑らかな質感があり、とても好きなワインでした。そんな訳で最終入荷の2005年ヴィンテージのものを少し余分に在庫しました(笑)。

著名なシャトーではありませんが、フロンサックの実力派として知る人ぞ知る優良シャトーなのです。

メルロは早くから飲める品種特性があります。ですからこのワインを寝かせて飲んだことはなかったのですが、構造が堅牢ですから寝かせたらどうなるか楽しみでした。
また2005年はとても素晴らしいヴィンテージですから、期待が膨らみます。

飲んだ印象は、たしかに落ち着きは出ていますが、まだピークには時間を要するようです。素晴らしい素養があり、まだまだ可能性を感じました。

うーん。

手強くないが、底知れない力があります。
やはり右岸のメルロは良いですね(笑)。
なぜインポーターさんが輸入を止めたか理由を知りたくなりました。そこで電話してみました。
私曰く「どうもどうも、いつもお世話になります。ところでシャトー・マニューなんで止めたんですか?」
インポーターさん曰く「じつは、シャトーの売って欲しい量がさばけないんです。コアなお客様がついていてとても良いワインなのですが。」
なるほど。少ない量だととんでもなく高い値段になってしまいますから、しょうがありませんね。いくら良くても法外な値段じゃダメですから。
そんな訳でストックの2005年ヴィンテージを楽しむしかありません。
あー!
取っておいて良かった(笑)。

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シャンパン権力闘争宣言!

Dec 06, 2009 by toshiaki |
一般にスパーリングワインと言えばシャンパンをヒエラルキーの頂点にして考えられます。

確かにシャンパンは美味しいですし、或る意味正しいです。それは特に土壌によるところもありますが、冷涼な気候によるところが大きいようです。天然アルコール分も11パーセントくらいしか上がらないのも通例のようですから。温暖化が進んだ昨今、とても濃いシャンパンが造れるようになり、新たな生産者の試みも市場では歓迎されています。
ブランド力があり、世界中からの需要があります。フランスらしいビジネススタイルの象徴だと思います。
確かにシャンパンの黄金色の液体、途切れることのないキメ細かな泡立ち、見ただけでも人の心を捕らえる神秘な力があります。
世界のほとんどの人はシャンパンに唯一無二の神話をもっているのも事実です。

しかし、シャンパーニュ以外の地でも高品質なスパーリングが造れる可能性があるのです。それが同じフランス国内か、イギリスかもっと冷涼なドイツか?はたまた日本か?可能性も競争力もあると思います。

取りあえずフランス国内でも、実際探して見ると幾つかあります。

クレマン・ド・ブルゴーニュやクレマン・ド・ロワールには明らかにプレステージシャンパンレベルのものがあります。まだまだ無名ですが、その分安い!
ドンペリ、クリュッグ、サロン、たしかに旨いと思います。
でめ高過ぎて買えません(笑)。

うーん。

でも美味しいスパーリングは飲みたい!

そんな訳でまだブランド力のないシャンパーニュのリコルタン・マニュピュラントやシャンパーニュ以外の産地の無名スパーリングに夢を託そうと思います。

ここにシャンパン権力闘争宣言いたします(笑)。こうでなくっちゃ面白くない(笑)。

頑張って捜します!

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スペイン、リオハの赤ワイン

Dec 06, 2009 by toshiaki |
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今日は寒い上雨が降ってダブルパンチです。
でも雪よりはましですか。明日は休みですが天気が気になります。

ところで久し振りにメルセデス・エグレーンのカベルネ・ソーヴィニヨン2006年を飲みました。あのスペイン、リオハの赤ワインです。黒いラベルに女性の横顔が描かれたやつです(笑)。

相変わらず旨いですね。完全にワインが出来上がっていて、満足度抜群です(笑)。

飲みながら思ったのですが、割にカベルネらしさを感じました。筋の通った構成があり、カシス系の黒いベリーの香りがとても麗しいのです。
もともと繊細でありながら、濃さがあり上品さがありましたが、深みが増したような気がしました。

うーん。

確かに到着直後からすると熟成しています。早飲み用につくられてますから長年の熟成には向かないとは思いますが、こんな安いワインでも熟成の妙があります。

おそらく今がベストの状態だと思います。何本か取っておいてこの先どうなるか試してみたくなりました。
先のことはどうなるか分からないところに面白みがありますから(笑)。

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ロワールワインにはまってます

Dec 04, 2009 by toshiaki |
ここのところロワールワインにはまってます(笑)。特にシェナン・ブランにはまってます。

シャトー・ド・フェルを飲んでから病みつきになりました(笑)。
いままでシェナン・ブラン種など鼻にもかけなかったのですが、間違いに気がつきました。トコトン低収量で造ったシェナン・ブランはスゴいのです。

シャルドネほどフローラルではありませんが、劣らない高貴さがあります。
もともと多産系の品種であり、糖度も上がりやすく、どちらかというと作りやすいブドウです。そんな品種特性もあり、量産ワインが多くつくられた経緯がありました。

ですからちょっとチャラいイメージがありました(笑)。

またトコトンつくったシェナン・ブランは甘口のワインが多く、なかなか辛口の極上白ワインが日本に出回ってないこともあります。

フランスワインはほとんど飲んだ気でいましたから、感動もひとしおです(笑)。

じつはまた新しくロワールワインを取り寄せましたので、近々皆さんにお知らせいたします。

ロワール万歳!

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模様替え

Dec 03, 2009 by toshiaki |
今度店の模様替えをしようと思います。
たいしたことはできませんが、棚を増やそうと考えてます。
特注の立派なものは無理ですから、ない知恵を絞ってあーでもないこーでもないと試行錯誤してます(笑)。
ワイン専用の効率的なディスプレーと収納を兼ねなくてはいけません。

うーん。

先日家内とイケヤに行った折、積み重ねられるボックスタイプの家具を見つけました。これがヒントになり、ボックスを積み重ねて棚にしようとなりました。いろいろ調べると木製のボックスタイプの家具を造っている会社を見つけました。福島県にありました!

自分で好きなような積み重ねができますから、うってつけです。
ただし寸法と荷重に耐えられるか?確認しないと導入できせん。
勢いで何10個も買ったは良いが使えなかったらシャレになりません。
ですから今パンフレットを待っているところです。

ちょっと楽しいのです(笑)。

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食べ歩きするにはとても良いのかも

Dec 03, 2009 by toshiaki |
ここのところさほど寒くはありませんが、夜はさすがに冬です。今外にいますがちょっと寒いです(笑)。
いまじつは横浜の関内にいます。配達がありました。

町が静かですね。
ちっとも12月っぽくありません。普段の月と変わらないみたいです。
商売柄飲食店に出入りしてますので、ついつい気になります。

「12月に入ってお忙しくなりましたか?」
「いやー、全然ダメ!このまま年越しちゃうんじゃない(笑)。笑ってる場合じゃないけど、どーしようもないなぁ。」

まあ12月といえども、毎年毎年忙しい期間が徐々に限られてきてますから厳しいです。

でも皆さん新しいメニューやらサービスに敏感になって一生懸命ですから、逆にレベルの高いお店が増えているのも事実です。

的を絞って飲み歩き、食べ歩きするにはとても良いのかも知れません。

良いお店があったら是非教えて下さい(笑)。

私にとっては飲み食いは生業である以上に楽しみですから。

やっぱり天職ですね(笑)。

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癒し系ワイン,アストロラビウム

Dec 01, 2009 by toshiaki |
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アストロラビウム割り食っちゃいました(笑)。

ポルトガルのダンのワインです。

先日の試飲会ではガントランディーのコンテ・ド・グリニャンエルマセットにやられちゃいました。

確かに地味なのですが、あのタンニンの良さは特筆ものです。ただしあとのワインがインパクトあり過ぎました(笑)。

家内とは、12月の限定お勧めイチ押しワインとして華々しいデビューを想像してました(笑)。

でも試飲会当日売り切れにならなくて逆に良かったかも知れません。

皆さんの怒りを買わないで済みました(笑)。

柔らかで豊か、そしてあざとさが無い癒し系ワインです。
幸せな気分になれます。

とはいえ栽培、醸造の技術が高度ではないと実現しない品質です。
普通に飲むと気付きませんが、じつはハイレベルなのです。

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2007年のエルマセット

Nov 30, 2009 by toshiaki |
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2007年のエルマセット凄いですね。
あのドメーヌ・ラファージュのスタンダードキュヴェです。

肉厚なブラックべリーやカシス、プルーンなどの果実味がとても良く溶け込んでいます。14パーセントと高いアルコール分が邪魔しませんし、タンニンもボリューム満点なのですが柔らかく峻斂性がありません。
奥行き、余韻ともに十分です。
非の打ち所がなく、完璧なのです。
ただインスピレーションをかき立てられないのが欠点です。飲むと旨さに浸ってしまい、思考能力が低下するようです(笑)。

飲んでいる時どんな食べ物に合わせるか?など考える気になりません。それだけで良いような気がしてしまいます。この点ニューワールドのヘビー級チャンピオンと似た傾向です。

ただしエルマセットには酸が十分ありますから抜栓後2~3日変化を楽しむことができますし、食べ物と合うことも請け合います。

新しいスタイルのワインです。ラファージュさんが目指す高みを見た思いです。

実用的なのが嬉しいです(笑)。
毎年毎年追いかけた甲斐がありました。

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昨日は皆様お疲れ様でした

Nov 29, 2009 by toshiaki |
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いやー、昨日は皆様お疲れ様でした。
あれだけヘビーななワインばかり6本試飲していただいたので、大変だったと思います。最初の予定より1本増えて全部で7本になってしまいました。グラスも一人7脚必要になりますから、店内でする試飲会では限界でした(笑)。

まず一番手はサンテロのロゼスプマンテです。告知では最後の予定でしたが、乾燥した冬の空気には、まず喉を潤す必要があります(笑)。
私曰く「ちょっとチャラいかも知れませんが(笑)、まずこれで渇きを癒してください。」
「かわいい!」
「最初の一杯には最適だねぇ~。」
「スプマンテっていうと甘いイメージがあったけど、ほんのり甘い程度でイイね(笑)。」
ウェルカムドリンクとしては最高でした。

これから怒濤のヘビー級の連続です(笑)。
ポルトガルのアストロラビウム2006年は「濃いなぁ。でも重さが独特?」
「濃いけど重くない…。そして綺麗。」
「雑見がない。」
そーなんです。タンニンは多量なのですが、とても柔らかで麗しいのです。ですからワインに深みがあります。ここ数年のポルトガルワインの進化を実感していただけたと思います。なんてったって安い!

そしてローヌの巨匠ドメーヌ・ガントランディのコンテ・ド・グリニャン2007年「このワインちょっと違う!」
アストロラビウムよりタンニンは少ないのですが、酸の量が多いため強烈です。
「植物のニュアンスがある。あと突き抜けるような深さ強さがある。」
2007年のローヌはスゴいのです。
「これってセパージュはほんとにグルナッシュなのですか?グルナッシュってもっと緩くありません?」
「おっしゃる通りです。ローヌ最良のヴィサン村のテロワールが由来しているとしか考えられません。ローヌの単なるジェネリックワインのレベルではありません。将来の変化がとても楽しみなワインです。」

同じく2007年ヴィンテージのエルマセット登場です。
「ウワッ!おいしー!」私曰く「ずっとこのワインは扱ってますが、いままでで一番の出来です。」
「とにかく飲みやすい!」
「完璧!ラファージュさんって天才だね。ところでラファージュさんのサインどこ?」
私曰く「ホームページ御覧になりました?セラーの入口のガラスに書いてあります。これです。」
「ウワッ!随分でっかく書いてありますね(大爆笑)。」
私曰く「まさかこんなに大きく書いていただけるとは(苦笑)…。」
「民族が違いますねぇ(笑)。私だったらもっと小さく端っこに書きますもんね(爆笑)。」

そして日本初登場の『キュヴェ ニコラ』です。
「うーん。」
皆さんしばし言葉を失います。余韻も桁外れに長いですから飲んだ後言葉を発するまで時間がかかります(笑)。今日はそれがこれから3本続きますからテイスターはお疲れのはずです(笑)。
「グレートワインだね…。」
「杏子の果実がはっきり味わえる!」
なんたってブドウの木1本からできるワインはハーフボトル1本分ほどですから。これ以上濃く出来ない限界です。
「なんでこんなに安いんですか?それってグランヴァンやグランクリュが高過ぎるっていうことですか?」
おっしゃる通りです。ただ高値で取り引きされるワインは高く買う買い手がいるということだと思います。確かに畑の値段もブルゴーニュのグランクリュなどはビックリするほどですが、所詮農作物ですから取り引きされる高額ワインと安ワインと原価が何十倍も違うはずはありませんから。

そして今回マスキューの隠し玉(笑)コート・ド・ラングドックの名門ドメーヌ・コンダミン・ベルトランのトップキュヴェ『エリクシール』2005年です。完璧と言われたヴィンテージです。
「これはスゴい!全ての次元が違う。」
素晴らしい2005年ヴィンテージが飲み頃に入ったところです。
「なんてニュアンスに富んでいるんだろう!共通な土臭さは僕は好きだなぁ。」
「このワインあとどのくらいもつんでしょう?そしてこの先どうなるんでしょう?」
今日の試飲会の一番乗りは都立大学と玉プラザーからお越しのプロのお二人でした。このお二人から言われたらしょうがありません。
「じつは『エリクシール』2003年が1本だけとってあるんです…。私のお勉強ワインなのですが。」
そんな訳で『エリクシール』2003年のサプライズ登場となりました(笑)。
「確かに落ち着きがありますね。でも酸がまだまだ若い!」
「色は2003のほうはエッジにレンガ色が入ってるけど、まだまだいけそう。」
「フレッシュ感は2005年のほうがあるけど、全体のパワーは2003年かな。2003年って相当良いヴィンテージなんですね。飲み頃なんだけどまだ早い印象がありますもんね。まだまだ伸びしろがあります。スゴいや。」
さすがプロです。
「2003年はワインに明瞭さがあるような気がしますが、それって熟成したからですか?」
私曰く「そーなんです。酸がまとまって味わいの粒になったような感じです。」

大勢のご来店ありがとうございました。


空瓶や
試飲会が
夢の跡 利秋

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試飲会終わりました。

Nov 29, 2009 by toshiaki |
ご来店どうもありがとうございました。
私はまだ配達がありますので、試飲会リポートは明日アップいたしますので、しばしおまちを。
大勢のご来店重ねて御礼申上げます。

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ジュ・ド・レザン 2009年の入荷確定いたしました

Nov 27, 2009 by toshiaki |
毎年恒例のフランス、コニャックの最高ブドウからできるスパーリング、ブドウジュース ジュ・ド・レザン 2009年が12月16日当店に入荷いたします。

750ml1350円税込みとなります。

どんな味わいか期待できそうです(笑)。

こちらのページで予約受付中です。

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リンカーン・エステートのカベルネ・ソーヴィニヨンは本来倍値だった!

Nov 27, 2009 by toshiaki |
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リンカーン・エステートのカベルネ・ソーヴィニヨン2008年好評です。

前回の試飲会で皆さんを驚かしたオーストラリアのスーパーコストパフォーマンスワインです。

インポーターさんから聞いた話なのですが、この生産者とは初めての取り引きだそうで、最初値段が折り合わなかったそうです。あまりにも提示価格が高かったため、一か八かで半額なら買うと強気につっぱねたそうです。そうしたらその価格になっちゃったそうです(笑)。

うーん。

我々酒屋の感覚では分からない交渉ですね。

ただこのワインの段ボール箱を見ると、これがショボい(笑)。いまどき見ないほどショボいんです。(段ボールの底から瓶が見えちゃいます。)あまりにも安いから生産者が怒ったのかも?

そうするとこの価格は続きませんね。いくら円高といっても有り得ない品質です。

まだありますから、気に入った方はお早めに!

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シャトー・ド・フェル高く評価されてます

Nov 26, 2009 by toshiaki |
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先月再入荷したロワール、ボンヌゾーの名門シャトー・ド・フェルのワインです。
、白ともにコストパフォーマンスに優れていますが、プロの方は特にを絶賛されます。
幅広く料理に合うこととシェナン・ブラン種のポテンシャルの高さに新鮮な驚きを感じてくださるようです。

「木樽を使ってないのにバターの香りがする。シャルドネみたい。でも明らかに酸の現れ方はシャルドネじゃない!いままで経験したことがないです。」

「シェナン・ブランって甘いだけであまり良いイメージなかったんですよ(笑)。こんなにドライでありながら緻密なワインになるとは…。」

「なんて完成度が高いんだろう!貴腐のハニーな香りがかすかにするのが、深みにつながってますね。」

あとプロの皆さんはさすがにこのワインをどう生かすかアイデア豊富です。

「何と合わすか次々とアイデアが浮かぶワインこそ良いワインですよ。(笑)」

そう言われると冥利につきます。

これほど幅広く料理に合う白ワインも珍しいです。

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意見の相違?

Nov 25, 2009 by toshiaki |
良くある事です。まあ、政治や信条などから食べるものまで、人それぞれが違うように微妙な差から大きな違いまでありますね。

マスキューでも、頑固なスタッフ2名による意見の差があります。
今回はローヌの2大巨頭ガントランディオードランについてです。
家内曰く「やっぱりガントランディーのワインはグルナッシュの比率が高いだけあってオードランより分かりやすいよね。」
私曰く「うーん。でもオードランのスタイルはローヌの王道だよ。シラーが入るから、逆に整った飲みやすさがあるとおもうんだけど…。オードランの方が飲みやすいと思うよ。」
そこにプロのソムリエKさん曰く「いやー、僕もガントランディの柔らかな飲みやすさが好きなんですけど…。」
うっ。まずい。二対一で窮地に追い込まれる私。「まあ、オードランの方がリリースが遅い分、飲みやすく感じるのかなぁ。」こうした場合とっとと煙にまくべし(笑)!

ガントランディーとオードランどちらも旨い!
意見は一致してるのですが?

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試飲会のラインナップが決まりました

Nov 25, 2009 by toshiaki |
11月28日の試飲会のラインナップきまりました。

今回テーマは『力比べ?』です(笑)。
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アストロラビウム ダン・レゼルバ2006年赤 ポルトガル 1335円税込み

●VDP コンテ・ド・グリニャン 2007年赤 ドメーヌ・ガントランディ フランス ローヌ 1305円税込み

●『エルマセット』 VDP コート・カタラン 2007年 赤ドメーヌ・ラファージュ フランス ルーション 1470円税込み

●『キュヴェ ニコラ』VDP コート・カタラン 2007年 赤ドメーヌ・ラファージュ フランス ルーション 2160円税込み

●『エリクシール』VDP ドック 2005年 ドメーヌ・コンダミン・ベルトラン フランス ラングドック 3600円税込み

◎ピノ ロゼ スプマンテ サンテロ イタリア 1260円税込み

まずは新入荷のポルトガル ダンのスーパーコストパフォーマンスワインです。整っていながら、重厚なタンニンにビックリしていただきます(笑)。

そしてローヌの巨頭ドメーヌ・ガントランディのグルナッシュを味わっていただきます。ダンの重さに負けない強さがあるはず。酸の量が圧倒的!

それから同じく2007年のドメーヌ・ラファージュの看板『エルマセット』です。ルーションの2007年もローヌ同様素晴らしいヴィンテージです!パワー&エレガンスの完成した出来栄えを。

続いてドメーヌ・ラファージュの奥の手(笑)『キュヴェ ニコラ』。なんたってブドウ樹1本からハーフボトル1本しかつくらない超低収量です。スゴいことになってます。

その次がマスキューの隠し玉(笑)『エリクシール』です。2005年のビッグヴィンテージがようやく飲み頃を迎えています。感動して頂きます(笑)。

最期がサンテロのロゼ スプマンテ。これを飲んで正気に戻って頂きます(笑)。なかなか良いんですよ。これが。

いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お好きなお時間にいらして下さい。但し、夕方は集中しますので、行き届かないことがあります。その節はお許しを。

皆様のご来店お待ちしております。
尚、当日お車でのご来店は御遠慮下さるようお願い申上げます。

>> 桝久の場所

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もうすぐ スパークリングの季節

Nov 24, 2009 by akiko |
今朝は お見えのお客様 マスキューのワインセラーで シャンパーニュを選んでいました。
そういえば 先日は ワイン好きのバーテンダーさんがご来店。スパークリングワインについて
あれこれ 相談を受けました。

もう じき、12月。スパークリングワインの季節ですね~。
現在は日常的に スパークリングを楽しむ方が増えたとはいえ、やはり、12月です。
寒い夜、あったかい部屋、クリスマスの飾りつけ、パーティメニュー・・・とくれば 泡 でしょう、やっぱり。

マスキューも12月に向けて ラインナップを 充実させています。
シャンパーニュも 美味しくて素敵だけど ちょっと予算オーバー。 
という場合にお勧めしたい 上質カヴァやクレマン。
大勢で気軽に楽しむように スプマンテ、軽めのロワールのムスー。
うっとりするほど色のきれいなロゼ・・・などなど。
打っている自分で言うのも なんだけど、全部 飲みたいっ!という 面々です。

これから あわせるお料理メニューを 考えなくっちゃ。

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シャトー・デュックのヴァンダンジュ・シェフ

Nov 24, 2009 by toshiaki |
昨日、一昨日にかけて2004年を飲みました。シャトー・デュックのヴァンダンジュ・シェフローヌワインの名手として知る人ぞ知る生産者です。
このワインローヌとしては珍しくメルロだけでつくられてます。メルロは早くから飲める品種特性がありますから、入荷直後に飲んだ印象はかなり鮮烈で良いものでした。若いにもかかわらず柔らかなタンニンは溢れんばかりの果実味を湛え、若さが邪魔にならない感でした。
丸二年経て飲むと、開けた初日は香りがフラットな感じがあり、やや落ち始めた??とはいえ酸の密度量は前より増えたような、明瞭さがあります。
うーん?
翌日飲むと整っていて、深みと力が全開です。
やっぱりスゴい!
グレートワインです。
熟成の課程で徐々に変化しているのですね。
確かにメルロ主体のポムロールのワインも早くから飲めるのですが、熟成途中に中だるみすることがあります。それを経てさらに向上して行きます。
決してワインが悪くなったのでなく、飲むタイミングが悪いことがあります。
難しいですね。
良いワインは簡単に手の内を明さない意地悪なところがあります(笑)。

デュックのワインやはりスゴいですね。

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キムチ風鍋に合うワイン

Nov 22, 2009 by toshiaki |
今日は寒いですね。
夕食はキムチ風鍋です。暖まりそうですね(笑)。
そうなるとどのワインが良いか!(これが楽しい。)
甘みの強い赤ワインだったらなんでもござれ?

あー、ベースの味付けによってはバリエーションがありますね。
鳥ガラ、豚肉、味噌、醤油?大事な要素です!

ポルトガルのダンのワインなんか間違いなさそうです。たっぷりとした柔らかさと甘みは味噌には相性良いはずです。

ドメーヌ・ラファージュのエルマセット2007年なんかワイン自体溶け込みが良いですからピッタリかも。

趣向を変えてシャトー・ド・フェルの白なんか良いかも?なんたって酸の量がずば抜けてますから。ポン酢を使った鍋だったら最強の相性かも?柚子の風味にも合うかも知れませんね。

等々考えるとキリがありません(笑)。

鍋にワイン!
いーんですよ(笑)。

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ペットボトル入りのワイン

Nov 21, 2009 by akiko |
今年のボージョレ・ヌーヴォで、ペットボトル入りワインというものを初体験しました。
今まで 避けてきたのですが、ペットボトルだと売値で400円余安く出来るということで 導入。

ぱっとみただけでは それと判らない うまい外観。味も 当然ですが 瓶にそん色なし。
スクリューキャップで 開け閉めも 保存も 楽。なにより その軽さ!! 倉庫に移動するのが楽々でした。
リサイクルさえ しっかりすれば エコにもなりますね~。運賃も相当安くなるし 価格も下がるだろし。

ワインのイメージじゃないなぁ、と今まで 懐疑的だったけど ペットボトルワインもいいかも。
たとえば お料理用ワイン、パーティに便利な大容量ワイン、気軽に若いうちに飲んじゃうワインとか。

なにごとも 経験ですね~。

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カンソンのボジョレーヌーボ

Nov 21, 2009 by toshiaki |
ヌーボも一段落、今、一昨日開けたカンソンのボジョレーヌーボ飲みました。

うーん。

プラムの香りがかわいいですね。さすがにかなり変化しましたが、崩れませんからスゴい!
やはり造り手によりますね。もちろん天候に恵まれなくてはいけませんが。

ところで、来週の土曜日は桝久恒例の試飲会です。前回からもう一ヵ月経ってしまいました(笑)。早くラインナップを決めなくてはなりません。
今月はポルトガルの新入荷がイチ押しですね。
あー、それからラファージュさんの新製品『キュヴェ ニコラ』は外せませんね。エルマセットの2007年もスンゴイ出来ですから、飲んでいただきたいです。
そうするとローヌのガントランディの2007も飲んでいただきたいですね
ロッシュ‐オードラン2006年の再入荷も出したいのですが、数がありませんから…。
そうだ!日明後日にイタリアワインが新着するんだ!
あー、どうしよう?
悩みは尽きないのです(笑)。

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カンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボ

Nov 20, 2009 by toshiaki |
いまさっき昨日開けたカンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボを飲みました。
崩れませんね(笑)。
ほのかにジャムっぽさが香り、しっかりしています。酸も落ち着き甘みがチャーミングです。
基本的に細いワインですから、なかなか良い出来だと思います。

一般にボジョレーヌーボは、補糖することが多く水っぽさとバランスの悪いワインがほとんどです。ですからボジョレーヌーボというと「酸っぱい水」みたいな言われ方がされてしまいます。
悲しいのですが、その様に感じることは正しいと言わざるを得ません。

売る方も「どうせ年に一回しか飲まないんだから、分かりゃしない。」とたかをくくり、生産者も現金の良い収入源の上、量造ればそれだけ収入が増えますからこたえられません(笑)。品質より量で勝負できますから。

末期的になってきました。

この先日本でボジョレーヌーボが売れなくなったらボジョレー地区の面積が半分になってしまいます。(なんたってボジョレーワインの半分はヌーボですから。)生産者がいなくなる危険があります。

日本でボジョレーヌーボが売れなくなったら、中国でブームをつくるしかありませんね(笑)。

ありそうですから怖い。

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すべての新酒が揃いホッとしました

Nov 19, 2009 by toshiaki |
ようやく19日になりました。
すべての新酒が揃いホッとしました(笑)。

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いまさっそくカンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボを飲みました。
ガスっぽさの中にほの甘い果実味が立ち上ぼってきます。液体に含まれるグリセリンもまあまああります。
かわいい!
フレッシュな酸が程よく、ベリー系の果実味とバランス良く溶け込んでいます。ボジョレーらしいキャンディーのような甘さも綺麗に感じます。
2005年ほどの凝縮感はありませんが、バランスの良さは去年を凌いでいます。
ワイン自体にストレスがみられません。

うーん。

イタリアのノヴェロとも共通する出来具合です。
あっ!
ガロフォリのノヴェロが売り切れてしまいました。せっかく全部揃ったのに(笑)。
やはりガロフォリのノヴェロは秀でてますから、しょうがありませんね。

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飲んでみたい!

Nov 18, 2009 by toshiaki |
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うー。

飲んでみたい!

でもまだダメですから、見るだけです(笑)。

取りあえず、ボジョレーヌーボは発注したものがすべて届きました。
ホッとしますね(笑)。
あと今年初めて入荷したペットボトルのヌーボですが、以外にチャチくありません。外観からペットボトルに見えません。とっても良く出てます。写真の向かって一番左がペットボトルです。(真ん中が瓶詰めのカンソンのワインです。右端が『ロシュミュール』です。)恐らく判らないと思います。たいしたものです。(ペットボトルですからコルク栓ではなく、スクリューキャップです。)
遮光性を高めるため、透明ではなく、緑色がかった色がついています。
瓶詰めしてあるものと中味は同じカンソン社のボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボなのですが、ラベルのデザインが違います。あと輸入業者の名前が違っています。瓶のほうが徳岡さんでペットボトルのほうがグローバルコンセプトさんとなっていますが、ご心配無く。徳岡さんの系列の専門会社です。
まあ、初めてのペットボトルヌーボの販売ですから、いろいろあったのですかね?
今度聞いておきます。

さあ、映像だけであなたはどちらがペットボトルがわかりますか(笑)?
本物はどれだ?

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ボジョレーヌーボ届き始めました。

Nov 17, 2009 by toshiaki |
そろそろ届き始めました。
なにがって?
ボジョレーヌーボです。でも解禁日の11月19日にならないと飲む事はもちろん、売る事はできません。別に罰則がある訳ではありませんが、紳士協定ですね。
みんなで一緒に楽しむ!お祭の鉄則です。
一人だけ抜け駆けしても楽しくないですからね(笑)。
そうそう、気がついたのですが、フランスのボジョレーヌーボは「11月19日午前0時以前の販売及び消費厳禁」と書かれています。
イタリアのノヴェロの場合は「11月6日午前0時1分より前に消費に供してはならない。」と法律で規定されてます。
なんかお国柄が忍ばれて面白いです。
フランスでは11月の第3木曜日は習慣であり、先を争う必要はないのでしょうね。(昔は争いでしたが)
イタリアは法律でキッチリ決めています。そうしないと守らないのでしょう(笑)。
昔、イタリアワインの巨星アンジェロ・ガイヤが雑誌のインタビューで面白いことを言っていたのを思い出しました。たしかイタリアの厳格なワイン法についてのコメントだったと思うのですが、「イタリア人は実に立派な法律を作る事が出来る優秀な民族だが、国民は如何にその法の網をくぐるかが喜びになる。」なんてことを言って笑っていたのを思い出しました。
うーん。
同じヨーロッパでもかなり違いますね(笑)。
ラテン系はワイルドですね。

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地元の品種

Nov 17, 2009 by akiko |
トゥーリガ・ナシオナル、アルフロシエイロ、・・・・・・・ティント・ロリス
アリント、・・ヴィタル・・・・フェルナン・ピ    ・・・?
と いうのは 最近仕入れた ポルトガルワインに 使用されている品種です。
つい先日は イタリアのウーヴァ・ディ・トロイア100%の赤ワインに 感心したり、
このところ いわゆる地場品種に 心惹かれています。

なんというか 味わいが すごく自然で滑らかに感じられます。無理せずに いい結果がうまれている感じ。
ボルドー品種が 売れているからと、まったく環境の違う・・たとえば オックに 導入した場合
そのワインは どこかに むりがかんじられるのですよね~。
さいきんでは モレッリーノ・スカンサーノの赤を 飲んだときにも 感じました。
美味しく楽しんだのですが、ちょっと違う。ボタンを掛け違えちゃったような ちいさな不自然さ。
うまく いえないけど。
やっぱり 適材適所。人為では 簡単に乗り越えられないことが あるんじゃないのかな。

などと 考えて フランスも含めて マイナーな産地、品種を色々試したいと思っているのですが、
最初に書いたように なかなか 名前を覚えきれない。
ひとつ 頭に入れると 前に覚えたものが消えてしまう・・・。という 悩ましい状況です。

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もうすぐボジョレーヌーボも解禁

Nov 17, 2009 by toshiaki |
ここのところ寒いんだか暖かいんだか分からないような陽気ですね。
もうすぐボジョレーヌーボも解禁ですから、らしい陽気になって欲しいですね。

日本酒には新酒の解禁日はありませんが、ワインだとなぜあるのですか?と、あるお客様に聞かれました。

当たり前にあるものと思っていました。よく、単なるプロモーション、バレンタインデーのようなものと言われがちですが、多少違います。
もともとワインは年に一度しか生産されません。それとワイン自体何年も寝かせてから飲むことは最近の習慣であり、技術的にも可能になったのもそんなに古い昔ではありません。せいぜい特殊なグランヴァンが熟成の対象でしかありませんでした。一般の市民は市内にワインが無くなり、今か今かと新酒が来るのを待ちわびていました。(当日パリなどは城壁都市で、ワインの一大消費地ですが生産地ではありませんでした。)そうなると、当局は関税をかけたり、政治力により、早い販売をどの産地に認めるか?など利権・商売の対象となった訳です。
早くパリに持って行ければ、良い商売になりました。

まあ、その名残がフランスにはまだあると言う訳なのです。

日本酒も寒い時期にしか造れませんし一年サイクルで消費されますから、ボジョレーヌーボのような祭り事があっても良いような気がしますが、新酒が売り文句になったのは最近ですし、あまり消費者の記憶にはないと思います。

昔マスキューの初代が「春に着た新酒は秋口になると旨くなる。」なんて言っていたそうです。もちろん瓶詰めでは無く、樽で酒を仕入れた頃の話ですが。

ワインも日本酒も同じアルコール飲料ですが、根源的に違うようです。

日本酒は米さえあれば誰でも、何処でも(寒ければ)造れます。畑や田んぼは酒造りに直接は要りません。ワインは畑と醸造所が近接してなくてはなりません。穀物原料の酒と、果実原料の酒との違いが決定因子ですね。

今年の出来はどうでしょうね?

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ロッシュ‐オードラン

Nov 15, 2009 by toshiaki |
昨日、一昨日とロッシュ‐オードランのコート・デュ・ローヌ2006年を飲みました。
前回の販売したワインと同じメイクですから、間違いはないのですが。
ただまだ長い船旅でちょっと疲れてますね(笑)。バランスが戻ってない感があります。柔らか味が完全に出てません。

うーん。

12月にはコンディションは戻りそうですが、ワインはデリケートですね。2006年はバランスの良さが特徴ですし、オードランのスタイルも柔らかさとバランスの両立ですから、いま少し待ってから飲んだほうが良いですね。
そんなに高くないワインでも飲み頃やタイミングがあります。ちゃんとつくられたワインにはこのような属性があります。工業的に生産、調整されたワインにはない本来の性質なのです。過度な人為を加えることでワインは自然の賜ではなくなってしまうのです。
単なるアルコール飲料と言えない思想がそこにはあります。

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いつまでもあると思うな、お金とワイン

Nov 15, 2009 by toshiaki |
ようやく今週も終りです。
土曜日も終わりに近付くとホッとしますね(笑)。ここのところ暇なんですが(笑)、ヌーボやら12月のワインの用意やらで何かとバタバタしてます。

そうそう、今日もポルトガルの新着ワインが入荷しました。数が少なく試飲する間もなく発注したワインです。ほんとは試飲してから検討したかったのですが、信頼のおけるインポーターさんからの耳寄り情報ですからしょうがありません。良いワインはまごまごしていると、発注前に無くなったりしますから…。

こう不景気ですと高額ワインはなかなか売れませんから、リーズナブルでコストパフォーマンスに優れたワインに集中します。

安くて美味しいワインはありますが、すぐに無くなります。争奪戦です(笑)。

あまり神経質になってもしょうがありませんから、「いつまでもあると思うな、お金とワイン。」こう思えば気になりません(笑)。

そーいえばアリアニコ・デル・ヴルトレ2004年無くなっちゃいました。生産者のバジリウムも無くなりましたから、これはもうホントに無い!安くて、飲むと幸せになれたワインでした。

さあ!つぎつぎ!

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ほんとのことって わからないものですね

Nov 14, 2009 by akiko |
ダンナも ブログに書いていましたけど、先日 ルーションNO1ワインメーカー JMラファージュさんが
マスキューに 来て下さいました。 
すごく 気さくな方で、我々の 素朴な疑問にも 丁寧に答えてくださいました。憧れの生産者と
じかに 話すなんて 緊張ものなのですが、ちっとも そんな風に感じないお人柄、さすがです。

ラファージュさんの ワイン作りのポイント、畑の管理、葡萄の樹の状態、現地の気候、水、雨などなど
有益なお話を たくさん伺いました。 日ごろ、ワインに関する本など 読んでいても
やはり 具体的ではないんですね~。
たとえば ピレネー山脈からの風が どれほど強いか。その強烈な風に 負けない葡萄の仕立て方。
もともとの 品種である グルナシュは 風に強いが、ボルドー品種は 風に弱いので 植える畑を変えている。・・・なんて 話はやはり 現場にいる人だからこそわかること。
灌漑の是非、必要性、具体的にどうやって 灌漑するか という話も 興味深いものでした。

いや~ ほんとに勉強になり、楽しいひと時でした。
わざわざ 横浜まで 来てくださって 感激!ラファージュさん ありがとう。

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