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梱包で悩むのは確実

Feb 04, 2021 by weblogland |
あれ?
トリコリッシュ背が伸びたの(笑)?
実はトリコリッシュの白です。

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先月のマスキュー試飲会のトップ・セラー ハンガリーの赤ワイントリコリッシュ。白がラインナップにあったのを忘れておりました(笑)。そんな訳でサンプルとして1本取り寄せました(笑)。
まだ飲んではおりませんが、一つ欠陥を発見!ボトルの背が高い!隣のネロネットより高い(笑)。見た目はカッコいいのですが、発送に適した段ボールが無い。もとい、無くはないのですが、なかなか無い(笑)。

う~ん。

当然美味しかったら扱うつもりですが、梱包で悩むのは確実。困ったなぁ(笑)。

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今回のマスキュー試飲会でトップ・セラー

Feb 03, 2021 by weblogland |
今回のマスキュー試飲会でトップ・セラーは
パンノンハルミ トリコッシュ レッド 2019年  パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー  赤 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml 2150円税込み スクリュー・キャップ
異常なほどの飲みやすさは求心力がありましたね。それとセパージュのユニークさかな(笑)。ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・フランを混ぜることはまずありませんもんね(笑)。セオリー無視のミス・マッチの謗りを受けます。でも美味しい不思議。
ところでミス・マッチで思い出したのですが、昔、昔、マンズ・ワイン(日本のワイン・メーカー)がリリースしていた白ワインに『リースリング・シャルドネ』がありましたっけ。40年は前の話です。わりと飲みやすく作ってあって、沢山飲んだ記憶があります(笑)。「すんごい!リースリングとシャルドネの良いとこ取りだ!」なんて喜んで飲みました(笑)。今考えるとバルク・ワインを輸入してブレンドしたものだと思いますが(笑)、その時メーカーの人に質問したことを思い出しました。
私「有名なリースリングとシャルドネをブレンドしたから美味しいのですか?」
担当者「良い葡萄でなければ美味しいワインは出来ません!」
このやり取り今思うと含蓄深い。彼が言うことは真実なのですが…。胸を張って言ったのですか?はたまた苦肉の発言か?
彼のその時の顔が未だに忘れられません。ちょっと辛そうでもありました。

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試飲会のトリを飾ったチェコの変なワイン

Feb 03, 2021 by weblogland |
実は、今回のマスキュー試飲会のトリを飾ったチェコの変なワイン(笑)、
ネロネット 2018年 ジョージ・ウヘレク チェコ モラヴィア ブラトニーチェV.O.C. 赤 750ml 3300円税込み
これを選ぶのが侃々諤々(かんかんがくがく)で大変でした(笑)。

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まず甘い(笑)。基本ワインはドライなものが主流。糖分を完全に発酵させて安定させるのが基本。糖分は再発酵リスクを高めます。このため残糖分の多いワインはSO2を多量に添加することとなります。そうしますと風味を損ないます。ティスティングの際違和感を感じます。ところがこのネロネットはそれがない。安定したバランスなのです。余韻や広がりも大きく、全体の大きさでバランスが取れている感じです。とは言え一回のティスティングでは確信を持てませんから2週間に亘る得意のロング・ラン・ティスティングとなりました(笑)。その結果酸がしっかり残っていること、タンニンが精錬されているように感じました。
あと驚くほどの多量な果実味と複雑でパワフルな香り。これには驚かされました(笑)。
経験値を振り切っていますから売れるか売れないか解らない(笑)。でも、面白いから良し!えーい、どうだぁ!のワインでございます。どうでした(笑)?

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桝久 試飲会リポート 後半 202101

Feb 01, 2021 by weblogland |
これほど飲みやすいワインはあまりなかろうかと(笑)。ビギナーからベテランまで万人受けします!
パンノンハルミ トリコッシュ レッド 2019年  パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー  赤 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml 2150円税込み スクリュー・キャップ
「おー!コレ飲みやすい(笑)!」
「マイナス要因がない(笑)。」
「家の家内は赤より白を好みます。赤は渋くてダメなようなんですが(笑)。そんな家内にコレ飲ませたらとても気に入ってくれました(笑)。」
私「ビギナーもベテランも素直に美味しくいただけるワインです(笑)。」
「何でピノ・ノワールとメルローとフランの組み合わせなんですか(笑)?そんな組み合わせ聞いたことありませんよ!」
家内「パンノンハルマの修道院は世界中から巡礼者が来るので、誰でもが知っている品種で作ろう!というコンセプトだそうです(笑)。」
私「そのコンセプトは解りますが(笑)。そんなことやる人いませんよ(笑)!」
「でもさあ、美味しいんだよね(笑)。不思議?」
「色目はラダチーニなんかより薄いんだけれど、中身はたっぷり豊か(笑)。」
私「プレス果汁を使わない贅沢なスタイル
のようですね。」
「プラム系の果実味が十二分。タンニンが邪魔しない。これだけしっかりしてるとタンニンもそれなりに残るから意地悪になるんだけどなぁ。しかも2018年でしょ(笑)。」
家内「早く飲める用に作っているみたいですけどニュー・ワールドに見られるようなスタイルではありません。あざとく無いのです。」
私「アルコール分は14.5%0もありますが、そんなに高く感じません。折り合いがとても良いのです。」
「そんなにアルコール分が高いとは思えない!」
「ピノ・ノワールみたいに高貴ではないけど(笑)、実に美味しい(笑)。」
「かなり真面目に作っているんだろうなぁ。」
「そりゃそーだよ。だって修道院だもん(笑)。インチキはしないよ(笑)。」
私「この修道院はベネディクト派が996年創立したもの。1996年に世界遺産に認定されました。建物の保存だけではなく祈り・学究・生産の場として発展継承させるようです。」
「修道院とワイン。これは切っても切れない。祈りがワイン作りにあるんだから、美味しいのは当たり前(笑)!」
「ベネディクト派ってカソリックの重要な
派閥だし、ここは聖地なんだろうな。」
私「中世のシトー派なんかもベネディクト派から枝分かれしてますよね。」
家内「このワインは開けた翌日になるとガメイっぽくなりますが、良い状態が何日も続きます。あとからその良さが解ります(笑)。静謐とも言える有り様です。」
「このワインは混植混醸なんですか?」
私「私も最初はそう思いました(笑)。でも調べると違うようでした(笑)。畑は2001~2003年に植樹され仕立てはグイヨとコルドン。修道院の下の南、南西向きの斜面に畑はあります。昔の廃れた畑を再興したようです。『豆の噴水』『春』『風の丘』と名付けられた3つの区画の葡萄を
フレンドしてハンガリアン・オークで6ヶ月熟成してリリースしたものです。」
「フランス式の作り方なんだ。樽材が違う
んだ。」
私「はい。発酵は6000リットルのステンレス・タンクで行い228リットルの木樽(
おそらく古い樽)を使い、年間30,000本
作ります。設備は近代的なものですね。塔のような巨大ステンレス・タンクもあるはず。」
家内「2000年以降EUから補助金が入ったようです(笑)。」
「世界遺産の聖地なんだからEUもバンバンお金出すよね(笑)。」


今回のトリはチェコ!かなり衝撃的でございます(笑)!
ネロネット 2018年 ジョージ・ウヘレク チェコ モラヴィア ブラトニーチェV.O.C. 赤 750ml 3300円税込み
私「お飲みになる前に一言(笑)。好みの別れるワインでございます(笑)。」
「う~ん!美味しいけど甘い(笑)。独特(笑)。」
「海苔、海苔の佃煮(笑)?」
私「それがいわゆる黒トリュフの香りでございます(笑)。」
「果物を煮詰めたような…。」
「リキュールみたいな感じ(笑)。いっぺんに1本は飲めない(笑)。」
「マスキューさんがブログでスパイシーというよりスパイスフルって言ってた意味が解りましたよ(笑)。あとフルーティーじゃなくてフルーツフルでしたっけ(笑)。」
「ベリーや桃なんかがたっぷり(笑)。ジャム。」
「コンポートかな?」
「バルサミコっぽい強い酸が隠れている。」
「強さ大きさが突出してますよね(笑)。でもとても飲みやすい(笑)。2018年ヴィンテージと若いのがまた不思議。」
「こんなの飲んだこと無い(笑)!」
「イタリアのアパッシメントなんか似たスタイルだと思いますが、それとは何か違うんだよね(笑)?」
私「私もこのスタイルのワインは初体験です(笑)。2週間前の1月16日に開けたものがありますから、お試しくださいませ(笑)。」
「あっ!美味しいし、前の方が甘くない!」
「甘さって無くなるんですか?」
「何故?」
私「中にある強い酸が甘さをマスキングしているとしか思えません。生命力は半端ない(笑)。」
「開けて2週間も持つ赤ワインなんて普通はないですよね(笑)。一体何者(笑)?」
「このワインは強いのでしょうが、ぶっきらぼうなところがない。スタイルは変わってますが、それはそれでバランスが取れている(笑)。」
家内「アルコール分は13%です。残糖分が24.8g/Lとかなり糖分が高い。」
私「完全に発酵していたならば、アルコール分は14.5%くらいですね。」
「ということは、発酵を途中で止めた?」
私「はい。あと特徴的なのはワイン自体に無理がないことです。おそらくハンギング・タイムが長いかと。過度のジャムっぽさや甘さがありません。」
「ユニークなんだけど飲みにくくはないのがそれか。」
「とっても強烈な個性があるんだけれど、押し付けがましかったり意地悪ではないですよね。」
「アパッシメントみたいにタンニンが乱暴じゃないよね(笑)。」

一堂びっくりのワイン(笑)。何に合わせるかで大盛り上がり(笑)。

「私、うんとスパイスを使ったカレー食べながら飲んでみたい(笑)!絶対美味しいですよ(笑)!」
「ケジャン食べながら飲みたい!あの殺人的な辛さにはコレだよ(笑)。」
「ブルコギなんかも合いそう(笑)。」
家内「オーソドックスにはハード・タイプのチーズかな(笑)。」
「乳脂肪分の高いのが良さそう(笑)。」
家内「ゴルゴンゾーラの乳脂肪分の高いものにハチミツかけて食べながらコレを飲む!」
「トリプル・クリームのフレッシュ・タイプのチーズも合いますね(笑)。」
「コース料理の最後にチーズ出ますよね。その時にコレを飲む。ちびちびとリキュール・グラスで飲む!」
「これで赤ワインソース作ったら美味しそう(笑)。」
家内「伊勢うどんのタレにこのワインをちょっと入れて煮詰める。和風タレになるはず(笑)!」
私「ブリの照り焼きにかけてみたい(笑)!」
「このワイン、醤油に合いそうだから汎用性が高いかも(笑)。」
「すき焼きのタレに応用出来そう(笑)。」
「単純に海苔の佃煮(笑)。まんま(笑)。」
私「お父さん頑張って。」
「ご飯ですよ。」

最後はグタグタでございました(笑)。

コロナ禍の中、こっそりお越しくださりひっそりと行えましたが(笑)、最後のワインで異常な盛り上がり(笑)。ソーシャル・ディスタンス効果かもしれません(笑)。ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Feb 01, 2021 by weblogland |

昨日、一昨日のマスキュー エア・試飲会にこっそりとおいでくださりありがとうございました!お陰さまでひっそりととりおこなえました(笑)。

ランブルスコ・ディ・ソルバーラ セッコ ザナージ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 ロゼD.O.P. 750ml 1885円税込み
私「去年の秋の試飲会で大好評のザナージのロゼ・ランブルスコ、よーやくの再入荷です!コロナの影響で1ヶ月ほど遅れてしまいました。」
「すぐに売り切れちゃったんだよね(笑)。」
私「リピートされる方が多く(笑)、『入荷したらすぐに教えて!』というファンが
多くおられます(笑)。」
「ザナージのランブルスコって普通の赤もかなり美味しいんだよね(笑)。」
「う~ん!おいちい(笑)!」
「フランボワーズやアセロラ。鮮烈!」
「うんうん。前のメイクよりアセロラっぽいかな?酸が多いのかな?」
「赤と同じセパージュなんだけど、全然別物の香りだよね(笑)。」
「でもさあ、赤を薄めたらこんな風になるかも(笑)?」
「マスキューさん、泡はそんなに強くないけど、注ぎたての泡はピンクがかって凄く綺麗(笑)。」
「とても飲みやすくフレンドリーなんだけど深みがあるんだよね。」
「甘く感じないのもイイ(笑)。食事に合わせて楽しみたい(笑)。」
「ランブルスコのロゼってあまり見かけませんよね?」
私「はい。あるにはあるのですが甘く仕上げてますからデザート的なものが大半です。」
「安くて甘いヤツだな(笑)。あれって飽きるんだよね(笑)。」
家内「辛口に仕上げるには元々の葡萄の濃さがないと無理です。」
「なるほどね。だから深み旨味があるんだね。これは飽きない味だよね(笑)。」
「それもフレッシュ感に隠れているから良いのだろうね(笑)。」
「これって色も味もお花見用だよね(笑)。
何食べながらお花見しようかな(笑)?」
家内「トマトソースを使ったら何でも合いますよね(笑)。シーフードも鉄板(笑)。」
私「甲殻類のサラダなんか美味しいはず
(笑)!」
「マリネしても行けるし(笑)、ドレッシングにも合う。使い勝手が良さそう(笑)。」
「私はシンプルにイチゴ!美味しい美味しいイチゴを噛りながらコレを飲む!コレに尽きます(笑)!」


とってもとっても美味しくなった2017年産のモルドバ ラダチーニの上級品白赤
二連発!
フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1414円税込み
「ラダチーニってマスキューさんの定番ですよね(笑)。あのスクリュー・キャップの1000円くらいのワイン。沢山飲んでるなぁ(笑)。」
「あれコスト・パフォーマンスが高い(笑)。」
家内「このフィオーリ・シリーズはあれよりワン・ランク上のキュヴェです。モルドバの在来品種を使った上級品です。」
「ラダチーニってマスキューさんに来てますよね。京浜急行で見かけてそのままマスキューで一緒になった(笑)。」
私「あー!そうでしたね(笑)。あの時ラダチーニのワインをお買い上げくださり大喜びしてました。その節はお世話になりました(笑)!」
「さて、どれどれ。これ以前試飲会で出ましたよね?」
私「今回のメイクは白・赤ともに2017年です。暮れに飲んだ印象が素晴らしく、良くなったものを飲んでいただきたく今回の登場となりました(笑)。」
「この白しっかりしてる。粘りがある(笑)。濃い。」
家内「東欧の白ワインは共通して粘りがあります。」
「オーストリアのグリューナー・ベリトリーナなんかそうだよね(笑)。でもこれ香りが特徴的。草、草のような香りが強い。香味野菜っぽいかな。」
家内「深谷ネギっぽいかな(笑)?」
「和食の薬味みたいだよね(笑)。」
「嫌な癖じゃなく、取っつきやすいスタイル(笑)。」
「ミネラリーで締まっている。かなり上質な印象。しかもこの香り(笑)。」
私「日本人好みですよね(笑)。」
「辛口だけど甘味もちゃんとあるし、バランスが良いよね(笑)。口の中での広がりが大きい。お値段以上(笑)!」
「ネギやミョウガなんかをたっぷりのせた湯豆腐食べたい(笑)。」
「大根おろしにも合うんじゃないかな(笑)。そうすると焼き魚行けそう(笑)。」
家内「この前イシモチの塩焼き食べましたが、このワインで合わせればよかった!残念。」
「イシモチかぁ。あまり食卓にあがらない近海漁ですよね?」
私「イサキに似た品の良い味わい(笑)。塩焼きにして大根おろしに醤油。美味しいだろうなぁ(笑)。」

フィオーリ フェテアスカ・ネアグラ&シラー 2017年 ラダチーニ モルドヴァ 赤 750ml 1414円税込み
「これもフェティアスカなんたらかんたか(笑)?」
私「そーです(笑)。フェティアスカ・ネアグラにシラーを少し混ぜたもの。」
「スパイシー!これはシラーの影響なのかな?」
「スパイシーさはあくまでもアクセント。それ以上に強さを感じる。この強さがフェティアスカ・ネアグラなのかな?充実してる(笑)。」
家内「この赤、抜栓した翌日の方がより良いです(笑)。パワーとキメの細かさ ディテイルがはっきりしてきます。」
「香りが独特。スパイシーさもシラーの黒胡椒じゃなくて、中近東のスパイス(笑)。エキゾチック(笑)。」
「このエキゾチックなスパイシーさってシラーじゃないよね。フェティアスカ・ネアグラの特性としか思えない。」
「じゃあシラーは何処行っちゃうの(笑)。」
私「そーなんです。シラーよりフェティアスカ・ネアグラの方が強い。そう判断すると理解しやすい。シラーをいれることで逆に飲みやすくなる(笑)。」
「シラーが軟らかさに作用する(笑)?そんな馬鹿な(笑)。」
「シラーのスパイシーさを上回るスパイシー(笑)?」
家内「ようやく良さが出てきました(笑)。ユニークですよね。」
「スタイルはボルドースタイルだとは思いますが、ユニーク(笑)。ボルドーには無い(笑)。」
「豆っぽさがプラム系の果実味に繋がっている。ビオ系のワインみたいな自然な舌触り。」
私「でも、ビオビオしてない(笑)。4~5年経ってようやく解ってきたような気がします(笑)。」
家内「早く飲めるように作ってはいますが、無理に早く飲めるようには作っていません。ニュー・ワールドみたいな作りではありません。」
「そうそう。基本シンプルなんだよね。あざとくない(笑)。」
「かといって渋くもない。これって東欧らしさ(笑)?」
私「東欧の赤ワインは冷涼な気候のためタンニンが多くないのが特徴です。しっかりタンニンを抽出しても渋くない。逆にそれって牛肉よりも豚肉に合わせた方が合う。豚肉をより食べる東欧の食文化と合うんですよね(笑)。」
「品が良く感じる。私は暑い産地の赤ワインより東欧の赤ワイン好きだな(笑)。醤油なんかにも合いそうだし。日本人にはこっちの方が合うんじゃないかな(笑)。」
「そうそう。フレンドリーだよね(笑)。和牛のすき焼きなんかでも合うよ(笑)。」
「ワインはヨーロッパたと一括りには出来ない(笑)。」

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明後日のマスキュー エア・試飲会に向けてちゃくちゃくです

Jan 28, 2021 by weblogland |
ふふふ(笑)。
明日、明後日のマスキュー エア・試飲会に向けてちゃくちゃくです(笑)。

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写真右側が今回のトリを飾るチェコのネロネット2018年です。今まで経験したことの無い味わい、どんなものか皆様により解りやすくするために得意の定点観測
(笑)。約3週間前に開けたものと比べていただきます!
最初飲んだ瞬間心を奪われたのですが、あまりにもユニークなスタイルの赤ワインですから、判断がつきにくい(笑)。それ故抜栓後時間が経ったものと比べれば、その良さは伝わるのでは?と思いつきいつもの定点観測(笑)。さて、その結果は如何?

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そう言うととても府に落ちます

Jan 26, 2021 by weblogland |
昨日仲良くさせていただいているお客様のFさんがご来店くださりました。
Fさん「お変わりありませんか?ザナージのロゼ・ランブルスコが再入荷と聞いて飛んできましたよ(笑)。」
私「どうもありがとうございます(笑)。わざわざのご来店ありがとうございます。Fさんには真っ先に知らせなくてはいけないアイテムです(笑)。コロナ禍の中、わざわざありがとうございました。」
Fさん「もう最近は車でしか外出しませんよ(笑)。職業柄コロナを貰うことも移すこともできませんから厳戒です。家に受験生がいますからピリピリです(笑)。」
私「移しでもしたら一生言われそうですよね(笑)。」
Fさん「何があってもコロナにはなれない(笑)!」
このFさん獣医ですので医療にはお詳しい。ついでに質問させて貰いました。
私「Fさん、コロナどうなるのですか?」
Fさん「当分ダメ。長引きますよね。変異種も出ているし。最終的に弱毒化はするとは思いますが、まだまだ時間はかかります。」
私「検疫だけじゃ防げないのですか?」
Fさん「日本の検疫は穴だらけですよ。そもそもゴーンが箱に隠れて密出国出来る国なんですから、コロナを防げるわけない!」

大爆笑!

私「Fさん、そう言うととても府に落ちます(笑)。ブログにパクらせていただきます(笑)!」

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今月1月29日、30日のマスキュー試飲会のラインナップ並びました(笑)!

Jan 26, 2021 by weblogland |
今月1月29日、30日のマスキュー試飲会のラインナップ並びました(笑)!

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まあ、このコロナ禍ですから基本エア試飲会でございます。でもですね、お客様がいないでしょうから(笑)、その場合は適当にご試飲出来ます(笑)。もちろん最大3名様限度とさせていただきますのでご協力お願いいたします!

う~ん。いつものことですがラインナップのワインを並べるのは楽しい(笑)。ちょっと数が足りませんが明日追加分がきますから、格好はつくかな(笑)。
ところでラダチーニのフェティアスカ・アルバ目立ちますね(笑)。一番目のランブルスコ・ロゼとともに春の訪れを予感させてくれますね(笑)。
今回再入荷のランブルスコ・ロゼと東欧のワイン4本の計5本。特に後半の2本はなかなか面白い。眺めてるだけでニヤニヤしちゃいます(笑)。

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今月1月29日(金)、30日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

Jan 26, 2021 by weblogland |
今月1月29日(金)、30日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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まあ、このコロナ禍ですから基本エア・試飲会ですが、お客様が他に居なければ、15分以内なら適当にティスティング可(笑)。マスキューらしく適当ではございますが(笑)、手指消毒・空間除菌は徹底。密を避けるため一度のご入店は3名様までとさせていただきます。
尚、29日(金)は17時~20時、30日(土)は11~20時の開催となっております。エアですので、見るだけでも可能でございます(笑)。

今回は待ちに待ったランブルスコ・ロゼの再入荷。新春に相応しい味わいでございます(笑)。
◎ランブルスコ・ディ・ソルバーラ セッコ ザナージ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 ロゼD.O.P. 750ml 1885円税込み

これほど鮮烈なランブルスコは飲んだことありません!
しかもロゼ!
これはモデナにある2ヘクタールの畑で栽培されるソルバーラ種100%で造られたもの。ザナージが所有する畑で一番標高の低い砂質、粘土質土壌のもの。ザナージの畑で一番軽いワインが出来るようですね。とはいえ手を抜かないザナージ渾身のロゼ・ランブルスコなのです(笑)。
シャルマ方式で30日間マセラシオンし、さらに30日寝かせてから瓶詰め。表示にヴィンテージ記載はありませんが、おそらく収穫したばかりの単一年度のワインだと思います。直接圧搾法ではなくセニエ法を連想させる濃い薔薇色。香りはフランボワーズ爆弾(笑)。鮮烈な印象に言葉を失います(笑)。残糖分は12g/Lと普通に残っておりますが、全く甘く感じません。マロラクティック発酵はブロックしているとは思いますが、総酸は7g/Lもあります。それとタンニンも少ないため極めてドライな味わいとなっております。あっさり記述しましたが、これって相当大変なこと。快挙レベルだと勝手に思って興奮しております(笑)。
もちろん大日本ロゼ・ワイン普及協会といたしましては全会一致のロゼ・ランブルスコと認定いたしました!
一つ惜しむらくは真夏にこのワインを紹介出来なかったことです(笑)。このヴァイタルな味わいは、飲み手の心に突き刺さること請け合います。キック・インサイドな味わいなのです(笑)。
また、翌日になると圧倒的なフランボワーズの香りが収まり、薔薇のしっとりとした香りが支配的。全体の複雑さにうっとり(笑)。ワインの性格上香りの移り変わりは早いのですが、その局面でワインとしてのしっかりとした在り方をキープしているのは凄いのです(笑)。

この生産者ザナージは、1900年に現オーナーの3代前の農奴から身を起こしたルイージ・ザナージが開いた農園がもともと。4代目となった現在は養豚、チーズ生産、バルサミコ生産とワイン生産を複合的に行う近代的な農場となっています。ここでポイント(笑)。バルサミコ生産は長い蓄積を必要とされます。もちろんその収益は一家の生活の安定に寄与しますが、出荷までの時間がかかりますから、単独では簡単には成り立ちません。他の作物を作りながらの農園であればこそ可能。もちろんワイン生産も同様で、それぞれが補いあってリスクを回避でき、経営基盤を強化することが出来ます。さらに大事なことは、それを何代にも亘って継続蓄積することがノウハウと資本の蓄積になる訳です。

カステルヌオーヴォラン・ゴーネのティエピド川のほとりにある素晴らしいブドウ畑は氷河期に形成された多くの谷の1つ、アペニン山脈の山から崩れ落ち、川によって下流に運ばれた石から生まれた緩斜地となっております。樹齢50年を越える葡萄樹は棚仕立て。棚仕立てで50年の樹齢を越えるのは驚き!いかに収量を減らし葡萄樹に負担をかけない尽力の賜物。
天・地・人のすべてが詰まったワイン。しかもそれがランブルスコとは!


とってもとっても美味しくなった2017年産のモルドバ ラダチーニの上級品白赤
二連発!
〇フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1414円税込み

ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。

歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に設立したアルバストレレ・ワインズ。外資の支援を受け設備やワイン造りの近代化を成しました。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタールもの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。ソ連時代の巨大農場の名残でもありますね。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。

これはいわゆるラダチーニ・ブランドの中級ブランド『フィオーリ』の白。ステファン・ヴォーダ地区で栽培されたモルドヴァの地場品種フェテアスカ・アルバ
100%で造られてます。温度管理されたステンレス・タンクで発酵後約3ヶ月熟成されてから瓶詰め。
ルーマニアを中心に東欧で広く栽培されるフェテアスカ・アルバは通例マスカット種に似た味わい。フレッシュ&フルーティーが身上。ルーマニアのドイツ向けのラベルには「乙女の葡萄」と書かれるとか。蛇足ながら赤の変種フェテアスカ・バベヤスカは「祖母の葡萄」だそうな(笑)。このワインはどちらかと言えばグリューナー・ヴェリトリーナに似たスタイルかな(笑)。フレッシュで上品な滑らかさは上等な証。乙女というより熟女(笑)?東欧の白ワインに共通の白胡椒の香りが肉厚な果汁に深みを与えています。心地良いアプリコットやグレープフルーツなどの柑橘類、白や黄色の花のニュアンス。合わせる料理は豚肉であり、バターやオリーブオイルではなく穀物系の油を使った料理とは相性がとても良い。中華料理や和食にはバ
ッチリです(笑)。
しかも赤同様コスト・パフォーマンスが抜群に良い!嬉しくて困ってしまいます(笑)。

●フィオーリ フェテアスカ・ネアグラ&シラー 2017年 ラダチーニ モルドヴァ 赤 750ml 1414円税込み

これはラダチーニ・ブランドの中級ブランド『フィオーリ』の赤。ステファン・ヴォーダ地区で栽培されたモルドヴァの地場品種フェテアスカ・ネアグラ55%、シラー45%の比率でアッサンブラージュしたもの。フェテアスカ・ネアグラ100%のものより柔らかめ(笑)。シラーが果実味に複雑さを加えています。
手摘みした葡萄を特別なイーストで発酵させたとか。果実味豊かで酸があり、ラダチーニ共通の透明感のある旨味たっぷり、赤や黒のベリー、プラムの味わいとの折り合いのつけかたは立派(笑)。広がり、奥行きもありフィニッシュも美しい。飲んだ印象だとラダチーニ・ブランドのものよりワン・ランク上(笑)。畑の収穫量がラダチーニ・ブランドのものよりかなり少ないようです。
バリックによる木樽熟成6ヶ月ほど一部をステンレス・タンクで8ヶ月熟成。バリック100%ではありませんから過剰ではなく、液体濃度とのバランスがとても良い。
一見ボルドー・スタイルですがボルドーには見当たらない(笑)。かといってニュー・ワールドのような無理がない。特に柔らかなタンニンが特徴的なモルドヴァの良品と言うしかありません(笑)。
しかも、恐るべきコスト・パフォーマンスなのです。
ところでフェテアスカ・ネアグラですが
、もともとは主にルーマニアで栽培される白葡萄フェテアスカ・アルバの変種。
白葡萄から黒葡萄が生まれたんですね(笑)
。ただ、そのポテンシャルの高さから将来の開花が期待されていました。ようやく開花したようですね(笑)。


これほど飲みやすいワインはあまりなかろうかと(笑)。ビギナーからベテランまで万人受けします!
●パンノンハルミ トリコッシュ レッド 2019年  パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー  赤 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml 2150円税込み スクリュー・キャップ

パンノンハルマは限定された葡萄栽培地区 1996年に世界遺産になったベネディクト派の大修道院が有名です。この葡萄園も修道院に付随する生産の場。共産主義政権が倒れてから復活しました。2000年からハンガリー国営銀行が後押しすることで復活に加速度がつきました。永続する祈り、生産、学びの場として復活させる民族的な遺産・資産なのです。

そんな訳でワイナリー名はパンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセトは『パンノンハルミ大修道院付属ワイナリー』の意味のようです。

個人的にはここで造られるオラズリースリングが大好きなのですが(笑)、これは赤。白しか作っていないと思っていました。赤も生産していたのですね(笑)。でもですね、セパージュはピノ・ノワール40%、メルロー40%、カベルネ・フラン20%。聞いて倒れそうになりました(笑)。この組み合わせどう考えてもミス・マッチ(笑)。セオリー無視です(笑)。コンセプトが『世界中から巡礼に訪れる信者に親しみをもってもらうため国際品種を使う。』そのコンセプトは解りますが何も…(笑)。
ところが飲んでビックリ!美味しいのです。高貴とは言えませんがフレンドリー。タンニンはあくまでも滑らか。誰が飲んでも美味しいと言う出来映えです(笑)。赤ワインが苦手のワイン初心者から何十年もワインを飲み続けた強者も美味しく感じます(笑)。これってありそうでない!確かにセパージュ由来の果実味がはっきりと伝わってきます。プラム、ベリー、チェリー、ストロベリーなどの果実味がたっぷり。ハンガリー・オークの228L樽で6ヶ月熟成させた効用か、腐葉土やトリュフや杉、森などを連想させるニュアンスとたっぷりの果実味とのハーモニーは美しく、しかもそれが艶やかで優しく深みがある。飲み手を癒し心酔させてくれます。抜栓後時間が経つとガメイっぽくなりますが、ワイン自体がしっかりしていますから崩れ
ません。基本秀逸なのです。アルコール分が14.5%とかなり高いのですが、それを感じさせません。酸とエキス分、タンニンの多さで折り合いをつけていますね(笑)。
ワインの乾燥抽出物が残糖分を除くと26,7g/Lと驚くほど高い数値所以かと。
この乾燥抽出物量とは1リットルのワインを乾燥させたあとに残る物の重量。アルコール以外のエキス分。このワインは残糖分が3.5g/Lありますから、トータル乾燥抽出物は30.2g/L。例えば3,000円くらいの濃いプリミィティーボがトータルで28gほど、ただし残糖分が8gくらいはありますからそれを差し引くとこのワインの濃さが解ろうと言うものでございます(笑)。グレート・ワインと遜色無い良い造りのワインなのです。
今まで私はドライ・エキストラクト(乾燥抽出物)についてはブログで触れたことがありません。これはインポーターさんの分析表の記載事項なので、表に出さないのがルールと思っておりました。実際に見せてくれないインポーターさんもおります(笑)。単に私の個人的なお勉強としてインポーターさんに分析表を覗かせてもらっています(笑)。テイスティングの精度が上がるんですよね(笑)。
ところがこのトリコッシュのラベルにははっきりと記載されております。それ故その説明をするのは私の仕事と考え、今回初めて触れさせていただきました。
自信の現れであり、であるからこそ記載する。そういう時代になってきたようです。ハレルヤ パンノンハルミ大修道院!


今回のトリはチェコ!かなり衝撃的でございます(笑)!
●ネロネット 2018年 ジョージ・ウヘレク チェコ モラヴィア ブラトニーチェV.O.C. 赤 750ml 3300円税込み

2,000年の歴史があるといわれるチェコのワイン生産地域は、プラハの北のボヘミア地方(栽培面積わずか720ヘクタール)や、南部のブルノの南のモラヴィア地方(栽培面積ほぼ19,000ヘクタール)で多く生産されています。それぞれにサブ・ゾーンがあります。モラヴィアはオーストリア南部のバッハウ渓谷などの銘醸地
に繋がっていますから、チェコワインの中心地となります。北緯49度の乾燥した冷涼な大陸性気候は特に白ワイン生産に向いているようです。
その歴史に関する記録によれば、中世には貴族や商人に親しまれ、のちにポーランドやウィーンの王宮からも注目されるようになったという記述も残されているそうです。ピルスナービールの本家であるからか、国民一人当たりのワイン消費量は19Lで国産ワインで賄えるのは1/3と少なく、多くは輸入バルク・ワインに頼ります。市場は大手の輸入物と小規模生産者のワインに二分されます。

ジョージ・ウレヘクがあるのはモラヴィア地方で、VOCブラトニーチェエリア。 畑は、モラヴィア地方のモラヴスキー・ジシュコフとドルニー・ボヤノヴィツェという2つの村にあります。所有面積は合計8ha。そのほとんどが美しいなだらかな斜面に葡萄畑が広がる栽培適地。

今から50年あまり前の1965年に栽培開始されたチェコの土着品種ネロネットは、広く栽培されるサン・ローラン、ブラウアー・ポルトギーザー、アリバーネットの3種の掛け合わせで誕生しました交配品種。肉付きの良い糖度が上がりやすい黒葡萄を目指したようです。

私、ながくワイン売っていますが、チェコのワイン扱うのは実は初めて(笑)。記憶をたどるとチェコのワインは飲んだことはありますが、オーストリア・ワインに似ている印象がわずかに残るのみ(笑)。
このネロネットを使った赤。かなりユニーク(笑)。最初の印象はアマローネ。でも、じっくり飲んでいくとアマローネとは違う(笑)。今まで経験をしたことのない味わい。不滅の印象もあり、かなり驚き感動しました。
ラベルの横に残糖分が24.8g/Lと書いてあります。ワインのアルコール分は13%ですから総体アルコールは14%を越えます。わりと高いですね。ただし、総酸が高く6.3g/L。酸がある分甘さが目立たないスタイルですね。あとタンニンが少ないようです。これは以外でした。無理な抽出やプレスをしない高コスト品のようです。タンニンで重く強くせず、本来の旨味で下支えしています。収穫が長くて遅い冷涼な産地故に収穫を調節が出来るところに秘訣があるようです。あとこのネロネットの品種特性・畑のミクロ・クリマに負うところもあるかと。アヴンギャルドではありますが、緻密な設計が伺えます。

味わいはとてもスパイシー、いやスパイシーというよりはスパイスフルかな(笑)。
真っ先に思い浮かんだ食べ物は、たっぷりスパイスを使ったカレー(笑)。
高級なバローロなどに感じるバルサミコのような煮詰まった酸味。それとともにフルーティーというよりはフルーツフルな味わいは圧巻(笑)。残糖分はありますが、残糖分があった方が飲みやすく感じます(笑)。時間の経過とともに黒トリュフの香りが強くなりバルサムな酸との折り合いがとれていく様は驚きでしかありません。
このワインを使って赤ワイン・ソースを作ったら…、和風の甘タレにこのワインをちょっと入れたら…。なんだか創作料理を考えているような気にさせてくれます(笑)

チェコでもイレギュラーなスタイルのワインだとは思いますが、とにかくユニーク(笑)。
ただ、一番の問題はラベルが全く読めない(笑)。一般にチェコ語は世界一難解と言われていますが、何が難解かも解らないレベルで難解(笑)。
飲んだ方全員が好むことはないと思いますが(笑)、私はグッときています(笑)。
また、引き出しが一つ増えました(笑)。

そうそう、このワインの弱点がありました(笑)!コルクが安っぽい(笑)。抜栓してからかなり持ちますが、早く飲める用なのかな?

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ランブルスコ・ディ・ソルバーラ セッコ ザナージ再入荷

Jan 22, 2021 by weblogland |
ランブルスコ・ディ・ソルバーラ セッコ ザナージ
販売価格(税込): 1,886 円
ポイント: 0 Pt
関連カテゴリ:
イタリア赤・ロゼ
その他の発泡性ワイン
イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 ロゼD.O.P. 750ml

再入荷しましたぁ!

昨年9月のマスキュー試飲会で大人気のロゼ・ランブルスコ、よーやく再入荷しました(笑)。年初には入荷する予定だったのですが、コロナの関係で入荷が遅れました。あの弾けるようなフランボワーズの香りは新春を飾るに相応しい!今月のマスキューエア・試飲会で再お披露目しなくちゃ(何のこっちや(笑))。

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誰が飲んでも美味しい赤ワインを見つけました(笑)!

Jan 22, 2021 by weblogland |
ふふふ(笑)。
誰が飲んでも美味しい赤ワインを見つけました(笑)!
まあ、誰が飲んでも美味しいなんてあり得ないので(笑)、正確に言うならばワイン初心者の方まだ赤ワインが苦手な方、ワイン歴の長いベテラン・ワイン・ラヴァーも美味しく感じるはず!と勝手に私は思っております(笑)。

そうそう、ワインはハンガリーのトリコッシュ2019年

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セパージュを聞いて驚くなかれ!なっなんと、ピノ・ノワール40%、メルロー40%、カベルネ・フラン20%!
どうだ!参ったかぁ!
私あっさり参りました(笑)。
近々ホームページにアップしますから、もう少しお待ちくださいね(笑)。

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私はグッときています

Jan 20, 2021 by weblogland |
これ、なーんだ?

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チェコの赤ワインです(笑)!
ながくワインを飲んでいますが、扱うのは初めて(笑)。以前チェコのワインは飲んだことがあり、オーストリア・ワインに似ている印象がわずかに残るのみ(笑)。これは交配品種を使った赤。かなりユニーク(笑)。最初の印象はアマローネ。じっくり飲んでいくとアマローネとは違う(笑)。今まで経験をしたことのない味わい。かなり驚き感動しました。チェコでもイレギュラーなスタイルのワインだとは思いますが、とにかくユニーク(笑)。
でもですね、一番の問題はラベルが全く読めない(笑)。一般にチェコ語は世界一難解と言われていますが、何が難解かも解らないレベルで難解(笑)。
飲んだ方全員が好むことはないと思いますが(笑)、私はグッときています(笑)。

さあ、お勉強お勉強(笑)。

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まだまだ続きです(笑)。

Jan 19, 2021 by weblogland |
シャトー・クロノー2018年はぐっと甘さが出てタンニンとのバランスが良くなってきました。大きさを増しながら求心力を感じさせるワイン。

う~ん。
さすが!

2018年ヴィンテージには懐疑的なのですが(笑)、クロノーはグッドでございました(笑)。

レ・トゥール・ド・ボーモン2014年は時間が経っても崩れませんね(笑)。軽いのですが、薄くない(笑)。しっかり飲み頃に入っていますが、良い状態が思った以上に続きます。オー・メドックのワインですから訴求力には欠けるのですが、ボルドー・ワイン飲みたい!なんて思った時は期待に応えてくれますね(笑)。

シャトー・スゴンサック2016年は時間が経つとねっとり感が出てきますね(笑)。さすがスゴンサック!クロノーほどタニックではありませんが、質感のあるタンニンはポムロールなんかを連想しますね(笑)。2016年の右岸は良い作柄だったと感じます。

今晩は開けて3日目。どうなっているか?
楽しみです(笑)。

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3本とも良かったのでご報告します(笑)!

Jan 17, 2021 by weblogland |
昨日ご紹介したボルドー・ワイン3本、美味しかったです(笑)。

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シャトー・クロノーは相変わらずタンニンに質感のあるスタイル。アルコール分が14.5%と2018年らしく高めでちょっと心配していましたが、酸が抜けるようなことも無し(笑)。甘さが強いのですが、タンニンと酸でバランスがしっかりとれていて、逆にいつもより飲みやすく感じましたね(笑)。
レ・トゥール・ド・ボーモン2014年はオー・メドックらしさ全開(笑)。今ピークに入ってますね(笑)。軽やかですがとてもバランスが良い。レストラン・アイテムとしたら良いですね(笑)。
シャトー・スゴンサック2016年はある意味完璧(笑)。2016年はとても良いヴィンテージたと実感させてくれます(笑)。あの界隈の特徴のハイビスカスっぽさはありませんが、とてもチャーミングで骨太(笑)。旨い。

3本とも良かったのでご報告します(笑)!

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ボルドー・ワイン

Jan 15, 2021 by weblogland |
実は今は、マスキューのラインナップで2,000円くらいのボルドー・ワインがありません。大定番のシャトー・ブリソンの在庫がいよいよ無くなり困ってます。
そんな訳で久しぶりにボルドー・ワインのサンプルを取り寄せました(笑)。

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向かって右がシャトー・クロノー2018年。ジロンド河右岸のワイン。このワインは実はブリソンと同じインポーターのとうやまさんが輸入していました。今は違うインポーターさんの扱いとなっております。ですから美味しいのは知ってます(笑)。ただヴィンテージが2018年とちょっと若い。
真ん中はオー・メドックのシャトー・ボーモンのセカンド レ・トゥール・ド・ボーモン2014年。ヘビーなスタイルではありませんが、エレガント。伸び代がどのくらいあるかが問題かな(笑)?
一番左がシャトー・スゴンサック2016年。私の好きなコート・ド・ブライの赤ワイン。ヴィエユ・ヴィーニュ(古樹)とわざわざ書いてますから、期待しちゃうな(笑)。
先々ブログで何も触れなければ、お察しください(笑)。

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そろそろ無くなりそうですー特売セールのアンジェ・ブラン2015年

Jan 15, 2021 by weblogland |
う~ん。
去年の秋からロングランの特売セールをしていましたアンジェ・ブラン2015年

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フランス 南西地域のソーヴィニヨン・ブラン100%の白ワイン。癖がなくとてもしっかりしております。好評でリピーターも多くついつい引っ張ってしまいましたが(笑)、さすがにそろそろ無くなりそうです。残りはあと1ケース(12本)ほど。もう輸入終了ですし、たっぷり在庫しましたがもうそろそろ潮時かな(笑)?いつまでも閉店セールしているみたいに思われるのも困る(笑)。まあ、美味しくてお手頃価格のものが無くなるのは困りますが、また次のワインを探さなきゃ。
何かないかなぁ(笑)?

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ハンガリー・パンノンハルマの赤ワイン。

Jan 14, 2021 by weblogland |
あー、到着しましたぁ。

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ハンガリー・パンノンハルマの赤ワイン。去年サンプル試飲した折とても気に入ったので1本取り寄せて丸々飲むつもりです(笑)。
このワイン、セパージュがセオリー無視(笑)。ピノ・ノワール40%、メルロー40%、カベルネ・フラン20%。何でそうなるの(笑)!でもですね、とっても美味しいのです。凄く不思議なのです(笑)。
元々の栽培の良さは確認済みなのですが、丸々飲むことでもっと理解が進むはず。(ほんとは飲みたいだけ。そう言わないと、このコロナ禍の中不謹慎と罵られそうで怖い。とはいえニヤニヤしながらこのブログを書いている私は不謹慎の極み。ワインを前にしたら嬉しくて嬉しくて。)

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3.11の時とは違った恐怖を感じました。

Jan 13, 2021 by weblogland |
今少し前、夜の8時頃に関内に行ってきました。夕方6時を過ぎると国道から一気に車が減ります。
う~ん。
予想通りまるで日曜日みたいでした。去年4月の非常事態宣言の時も酷かったですが、今回は飲食店がターゲットですから更に酷いです。8時閉店は営業をするなと言うことなんですね。閉まっているお店がほとんど。中には無視して営業するお店もあるのでしょうが、それも感じられない程静かです。人息が感じられません。
野次馬根性を出して中華街まで覗きに行く気も無くなりました。見たくない光景に違いありません。この界隈は友人や知り合いが多いのでちょっとショック。もちろん他人事ではありませんから、私自身3.11の時とは違った恐怖を感じました。

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もちろんお得意のドルチェット100%のもの。

Jan 12, 2021 by weblogland |
暮れのどさくさに紛れて『レ・ぺルゴーレ』2017年 赤 ロ・ゼルボーネ を仕入れちゃいました(笑)。以前のメイクは2015年ですから2年ぶりの入荷です。私の大好きなピエモンテのドルチェットの鬼ロ・ゼルボーネのワインです(笑)。

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もちろんお得意のドルチェット100%のもの。この銘柄はマセラシオン・カルボニック法で作られますから若いうちはボジョレー・ヌーボーっぽいキャンディーのような香りがします。今回飲んだ印象はカルボニック法で作ったような独特のキャンディーやバナナのようなニュアンスはだいぶ消えていました。落ち着いて噛みしめられるような果実味はゼルボーネらしさ全開(笑)。全房発酵したかのような凝縮した酸はキック・イン・サイド(笑)
。ドルチェットをここまで突き詰める生産者はいないよなといつも思ってしまいます。ほんとはキアレットの再入荷も期待していたのですが、作っていないようです(笑)。気紛れなドルチェットの鬼なのです(笑)。

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楽しむために飲む!

Jan 11, 2021 by weblogland |
明日1月11日は成人の日。普段マスキューは祝日はお休みですが、成人の日は営業します。まあ、成人の日のお祝いにお酒は必須と言う伝統かな(笑)?でもですね、最近は皆さんスマート。ここぞとばかりに大酒を飲むような若者はトンと見ませんね(笑)。やはりそれが大人のマナー(笑)。成人したらお酒が合法的に飲めることを喜んでる若者はもはや皆無かな(笑)?
まあ経験上(笑)、お酒の失敗の一度や二度は仕方ないにしても、忘れるために飲むことは止めた方が宜しいかと。楽しむために飲む!人生は豊かになります。私を見てください(笑)!60才過ぎても能天気(笑)。生きるって楽しいですよ(笑)。

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皆生き残りをかけて戦っています

Jan 10, 2021 by weblogland |
う~ん。
今回の非常事態宣言、影響が大きいですね。休業する飲食店がかなり多いです。
基本は午後8時までの営業制限なのですが、それでは商売にならないことと、中途半端に営業すると協力金が貰えないことを恐れているようです。飲食店は基本サービス業ですからぴったり8時に営業を終わらせるのは至難。しかも店舗面積が大きいと更に難易度は上がります。少しでも8時をオーバーして時短に協力していないとみなされるより、きっちり店を閉めた方が得策。信用を守ることに繋がります。
また逆に8時まで営業しても利益にならないのだけれども、来てくださる一人二人のお客様のために店を開けるところもあります。もっともこれは店自体が小さいからこそ可能なのでしょう。ナイスな心意気です(笑)。
皆生き残りをかけて戦っています。マスキューも同じなのですが、どうも無策(笑)。
まあ、コロナを広めないように自分がコロナにかからないようにするしかありません。こう言ってしまうと他人事みたいに聞こえるかな?8時30分までの営業時間を8時にしたりしません。逆にあざとく思われそうです。実際その30分にお客様が来ることは稀ですから(笑)、見逃してくださいね(笑)。長年守ってきた営業時間。それって大人の約束なのです。お客様が来なくても開けていることに意味があるのです。本音は8時に閉めたいんですけどね(笑)。

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この時期バースデー・ヴィンテージをお求めになるお客様が増えます

Jan 08, 2021 by weblogland |
今月1月11日は成人の日。この時期バースデー・ヴィンテージをお求めになるお客様が増えます。娘や息子さんの二十のお祝いです(笑)。

普段あまりヴィンテージに敏感ではありませんが、お客様に聞かれたとき答えられないと困るので在庫チェックしました(笑)。

まあ定番として常に置いてあるのが
エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2001年赤 スペイン カンポ・デ・ボルハD.O. 750ml 2451円税込み
極上とは言えませんが、ちゃんと楽しめるリーズナブルなもの(笑)。2000年もありました(笑)。

エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2000年赤 スペイン カンポ・デ・ボルハD.O. 750ml 2357円税込み

それから他にはマニアックなものとなりますね(笑)。
バニュルス『リメッジ・ラ・コーム』2001年 ドメーヌ・デュ・マス・ブラン
南フランス デザート・ワイン 750ml
6111円税込み
どうだコレ!ちょっと見栄張ったかな(笑)?あと何十年持つかな(笑)?

ヴァンダンジュ・タルディヴ トカイ・ピノ・グリ 『フローエン』2000年 ジャン・ベッケー フランス 白 アルザス・グラン・クリュA.C.750ml 5908円税込み
ふふふ(笑)。マニアックなデザート・ワイン。

モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2000年 エミディオ・ペペ イタリア アブルッツォD.O.C. 750ml 26329円税込み
味わいもお値段も息が停まる(笑)。

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驚くほどユニークで作りが良いグレート・ワイン

Jan 07, 2021 by weblogland |
ふふふ(笑)。
コレなーんだ?

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チェコ共和国の赤ワインでございます(笑)。今年初のサンプル。
あー、ダメだぁ。ついついニヤニヤしてしまう!緊急事態宣言が発動されたのに、私はなんてバチ当たりなんでしょう!
去年インポーターさんにちょっとだけ飲ませてもらったのですが、大感激!もちろん私が大感激しただけで皆さんも感激するとは思いませんが(笑)。このワイン、驚くほどユニークで作りが良いグレート・ワイン。ちょっとバルサミックなんですが経験したことの味わい。去年の暮れに発注したものが今日届いた次第でございます(笑)。
あー、笑いが止まらない(笑)!

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乗り切るしかない!

Jan 07, 2021 by weblogland |
寒いですね。雪でも降りそうなくらい底冷えしてます。
お寒いなか更にお寒くなる話で恐縮なのですが、今度の緊急事態宣言。飲食店のお客様と話をしました。
Sさん「今回は完全休業しようと思うんだ。」
私「そうですか。完全休業となると休業明けにお客様戻すの大変ですね。」
Sさん「本音はお客様が一人でも来るならお店は開けておきたいんだけど…。」
私「そうですよね。3.11の時もそうしてましたもんね。」
Sさん「一応8時までならやれるようだけど、きちっと8時じゃ終わらない。」
私「お客様次第ですからね。きちっと時間を守るのって現実的には難しいですよね。」
Sさん「きちっと緊急事態宣言を守るためには休業した方が良いと思ったんですよ。いい加減な対応は逆効果になる恐れがあります。」
私「我々も含め試されてますよね。」
Sさん「乗り切るしかない!」

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新年明けましておめでとうございます。

Jan 05, 2021 by weblogland |
本年もよろしくお願い申し上げます。
今日4日からマスキューは開店です。今年は暮れから4日間のお休みでしたが、休みなれていないのでもて余しますね(笑)。まあ、休みをもて余しはしましたが、ワインはしっかり腰を据えて飲んでいましたからそれで良しかな(笑)?皆様はいかがお過ごしでしたか?
今月は新年そうそう非常事態宣言が出そうですね。そうすると初っぱなのマスキュー試飲会はエア・試飲会?
まあ、どうなるか解らないことを心配してもしょうがない。それより今月下旬に
ザナージが作るランブルスコ・ディ・ソルバーラのロゼが再入荷します!
去年の9月に新入荷しましたが、あっという間に完売。鮮烈なフランボワーズの香りは皆様の心を鷲掴みにしたようです(笑)。初春に相応しいロゼのランブルスコ。こいつは春から縁起が良い!

本年もよろしくお願い申し上げます!

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今月は長かったぁ

Dec 31, 2020 by weblogland |
さあ、今日は12月30日。マスキュー最終営業日です。今月は長かったぁ(笑)。
今配達から帰ってきてこのブログを書いていますが、走っているとき車に冷気が差し込みます(笑)。思わず窓が開いているんじゃないかと、窓をチェックしちゃいました。車の暖房もいつもより効きません。天気予報では1級の寒波と言ってましたけど、まさにそれかな(笑)?
昨夜家内とテレビの天気予報を観ながら、
家内「1級の寒波かぁ。プルミエ・クリュだね(笑)。」
私「それじゃ、大寒波はグラン・クリュ(笑)?」
相変わらずな能天気な夫婦でございます
(笑)。まあ、我々物事をあまり深刻に考えませんから今までやってこれたのかな(笑)?お陰様で今年も嫌でも越せそうです(笑)。コロナ禍やそれに伴う影響はかなり甚大ですが、どうにもならない時はじっとする!じっとしながらワインを飲む!
何があってもワインを飲んで楽しむ!
人生達観したかな(笑)?

本年もご愛顧ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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あー、やっぱり無くなっちゃいました!

Dec 27, 2020 by weblogland |
あー、やっぱり無くなっちゃいました!

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サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ・スペリオーレ 2015年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ
無理もないですね。あの価格であの味わい。しっかりした良いワインに見られる『鉛筆の香り』もしますもんね(笑)。
飲んだ方はもちろん、私の圧倒的なオススメもあって完売。少ないワインなのですから、商売を考えると怒濤のオススメは避けるべきなのですが(笑)、ついついオススメしちゃいました(笑)。
そうそう、こうしてお客様の信頼を高められることに感謝しましょう!
ありがとうございました!
でもですね、このワインが完売したお陰で『12月の試飲会セット』も完売となっちゃうんですよね。アイタタタ(笑)。

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桝久 試飲会リポート 後半

Dec 21, 2020 by weblogland |
●ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2013年 ラ・コロンビーナ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C. G.750ml 4700円
税込
(限定特別価格品)
私「開けたてすぐに全開にはなりませんが
、グラスを手で暖めながら飲むとこのワイン本来の良さが伝わるかと(笑)。」
「マスキューさん!ブルネロですね(笑)。しかもこの価格、今日の狙いはコレ(笑)。」
「う~ん。立派な味わいですなぁ(笑)。」
「これってサンジョヴェーゼの亜種って言われてるけど、今日最初に飲んだエミリア・ロマーニャやキャンティとは別物としか思えない。」
「サンジョヴェーゼって様々な顔がありますね(笑)。」
「高貴なんだよね(笑)。ブルネロのサンジョヴェーゼしかこうは成らないんだよね
。」
「凄く強くて張りがあって強力なんだけど
、威厳があるんだよね(笑)。」
「強力なリパッソの後でも大丈夫(笑)。」
「旨味の分量もワインの強さに伴ってあるから強さを隠すよね。これアルコール分はいかほどですか?」
家内「えーと。14.5%あります。」
「そんなに高い感じがしないですよね(笑)
。すべてが高濃度(笑)、でもバランスが取れている。」
「リキュールのようなプラム系の果実味がとても深く感じる(笑)。まだまだ熟成しそうですよね(笑)。」
私「はい。今一回目の熟成のピークに入ったところだと思います。このピークは長く続き、後5年くらい経つと甘露な枯れ葉
の古酒に変身するかと(笑)。」
「古酒好きには堪らん(笑)!でも、それまで待てない(笑)!」
「マスキューさん!以前試飲会でこのラベルのワイン出しましたよね?」
家内「はい。以前お出ししたのが、ロッソ・ディ・モンタルチーノ2016年です。
言わばこのブルネロの弟分です(笑)。」
「あれ美味しかったんだよね。まだセラーにとってある(笑)。たしかに弟分。こっちの方が大きいけれど、共通してる。こっちの方がより高貴かな(笑)。」
私「ロッソ・ディ・モンタルチーノでも10年くらい経って飲むととても美味しいんですよ(笑)。良い蔵かと。」
「そうそう。ブルネロってがっかりする物あるんだよね(笑)。」
家内「一時期ブームになり山を削って畑にしたり、規定以外の葡萄を使い一大スキャンダルになりました。」
「5000円以外のブルネロって無いもんね
。ところで何故こんなに安いのですか?

私「インポーターさんの元に新しいヴィンテージのワインが来たので、余分にあったこの2013年をお安く出してもらいました(笑)。大した数は無かったのですが、『
お客様に安く提供して宣伝してください
。』とのことです(笑)。」
「それはラッキー(笑)!」
私「2012年のブルネロをマスキューでは7000円を越えて売っておりますから、値段を見てビックリしました(笑)。」


◎アルタ・ランガ 2015年 エットレー・ジェルマーノ イタリア ピエモンテ 発泡性 白 アルタ・ランガD.O.C.G. 750ml 4700円税込み
(限定特別価格品)

「ピエモンテのアルタ・ランガですか(笑)。またマニアックなワインを探しましたね(笑)。」
私「へへへ(笑)。」
「フランチャコルタは知ってますけど、アルタ・ランガなんて泡のD.O.C.G.があるなんて知らなかった(笑)。」
家内「このD.O.C.G.は2012年に昇格してます。もともとバローロの生産者が作っていたようです。10社ほどしかないそうです。」
「ということはバローロの域内なんですか
?」
家内「バローロとは重なりませんが、バローロの南に接するところです。リグーリアの高台に向かう標高の高い地域です。」
私「シャンパン方式の泡作りはフランチャコルタより古いそうです。」
「まあ、バローロでしこたま儲けたからあくせくしないのかな(大爆笑)。)
「そうそう。泡作りも自家消費の範疇(笑)。」
私「まっ、まっ、どうぞお試しあれ!」
「あー!スンゴイ(笑)。これ生半可な泡じゃないぞ(笑)。」
「ブルネロの後になった意味が解りましたよ(笑)。やられたぁ(笑)。マスキューさんの作戦勝ち(笑)。」
「泡の分量、広がり、シャンパンだったら一桁違う(笑)。」
「余韻もめちゃくちゃ長い!」
「抜け方は尋常じゃない(笑)。それと共に頬っぺたの内側から涎がジュワっと出ちゃう(笑)。」
「植物のニュアンス。ブロッコリーを入れたクリームシチューを飲んでるみたい(笑)
。かなり複雑ですよね。」
「シャンパンみたいなブリオッシュの香りというよりはトースト香。この点シャンパンとは違うのかな?」
「マスキューさん!これブラン・ドゥ・ブランですか?サロンっぽい(笑)。」
私「私もシャルドネを使ったブラン・ドゥ・ブランだと思ったのですが、実際はピニャ・ネロ(ピノ・ノワール)80%、シャルドネ20%。驚いてひっくり返りそうになりましたよ(笑)。」
「柑橘類のニュアンスはシャルドネっぽいですよね(笑)。」
「これリンゴ酸が強いですがマロラクティック発酵をコントロールしてるのですか
?」
私「樽熟成をしていますから、特にコントロールしていないかと。それでこれほど酸が残っているとは…。もともとの原料ワインの質が高い。あと畑が冷涼なところにあるからかと思います。」
家内「標高が550mとバローロなどの倍ほどです。ですから酸も残りやすい。」
「凄く辛口に感じますがブリュットなんですか?」
私「飲んだ感じはゼロ・ブリュット ドザージュしないようです。最後の口抜きの際にリキュールを足さないで同じワインを足すのみらしいです。」
「それだったらエキストラ・ブリュットですよね?」
私「はい。残糖分も6gくらいな感じがします。だからブリュット表記?この辺よく解らないのですが、飲んだ印象にリキュールを足したような感じはしません。かなりドライな印象です。」
「これほど辛口で大きさがあるのは大したレベルですよね(笑)。」
家内「これを飲んで思ったのですが、この泡は翌日により良さが伝わるように出来ていると思います。シャンパンの場合その場限りの良さがありますが、アルタ・ランガはどうも違う。作り手飲み手のマインドが違うような気がします。」
「マスキューさん!『出来る秘書が選ぶご贈答品』というサイトを見つけたら、ハチミツ・セットがありました。カレーに合うハチミツ、チーズに合うハチミツ、ワインに合うハチミツをチョイスしたセット(笑)。私この泡飲んで思ったのですが、トーストにハチミツ塗ってこの泡を飲む!個人的にコレがベスト!変な料理は要らない(笑)!コレに合うハチミツってあったら嬉しい!」
私「それイイ(笑)!究極的にはそうですよね(笑)。」
「マスキューさん!今回は試飲会セットでいただきます。今回のラインナップは一つ一つが意味のある出来上がったスタイル。しかもお安い(笑)。」
私「ありがとうございます!そう言っていただき冥利に尽きます(笑)。ありがとうございました!」
「今回はアグリさんのものが多いですよね?」
私「マスキューはアグリさんとはかなり古い付き合いです。日頃お世話になっている上に、さらにお世話になっちゃいました(笑)。」
「(笑)。それは日頃の付き合いの賜物(笑)
。『安ければ買うよ』だけだと相手にしてくれませんよ(笑)。長く付き合うことはお互いにギブアンドテイクが成り立っている証。」
私「さすが!商社の元支店長!ありがとうございます。」

本年コロナ禍の中、エア・試飲会だったり、ひっそり試飲会だったり苦肉の中お世話になりました。感謝、感謝でございます。早く通常に戻れることを祈願いたします。くれぐれもご自愛し乗りきれることを!
ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Dec 21, 2020 by weblogland |
昨日一昨日とひっそりと行いましたマスキュー試飲会にこっそりお越しくださいましてありがとうございました(笑)!

●サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ・スペリオーレ 2015年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C. 赤 750ml 980円税込み
(限定特別価格品)
「おっ、ちゃんとした真っ当なワイン(笑)。美味しいね(笑)。」
「かなりしっかりしてる(笑)。ワインとして完成してるよね(笑)。これって品種は何ですか?」
私「ラベルに『S』、サンジョヴェーゼでございます(笑)。」
「サンジョヴェーゼ!でもサンジョヴェーゼっぽくない(笑)?」
「私正直言ってサンジョヴェーゼってあまり好きじゃないんですよ(笑)。酸っぱいじゃないですか(笑)。でもこれそのイメージじゃない。かなりタンニンがしっかりしてる(笑)。」
家内「キャンティの明るくて軽やかなスタイルではありませんよね(笑)。」
私「キャンティと比べると重心が低いですよね。」
「醤油みたいに濃い(笑)。アサリの味噌漬けみたいな塩気や海藻の香りがする(笑)
。」
私「さすが!最高のタイミングで収穫されたようですよね。完熟のタイミングです。雑味もないし、収量も絞って作られてますね(笑)。かなり真面目に作られてますね。あと、鉛筆の香りもしますね。」
「このワイン、異常に安くありませんか(笑)?980円のワインじゃないですよ(笑)
!」
私「ありがとうございます(笑)。冥利に尽きます(笑)!」
「2015年ヴィンテージということは5年経っているんだ。ちゃんと熟成してる。」
「飲み頃に入ってるよね(笑)。」
「この値段のワインじゃ、5年後には古びちゃうよね(笑)。」
家内「じつは以前コレを扱っていたのですが、まだ良さが出ておらず売れませんでした(笑)。ですから今回がリベンジです
(笑)。」
「マスキューさん、白ワインの定番で『A』って書いてあるワインありましたよね?あれと同じ生産者ですか?」
私「左様でございます。マスキューの大定番です(笑)。あれはアルバーナ・ディ・ロマーニャですので『A』でございます(笑)。」
「『A』沢山飲んでますよ(笑)。でも共通したところあるね。でしゃばらないのだけれども、食事に合わせやすい(笑)。良いから飲み飽きしない。『S』ももともとの良さを感じますよね(笑)。」
「なんでこんなに安いの(笑)?」
私「じつはインポーターさんの元に新しいヴィンテージが届いたのでヴィンテージ変更となりました。そこで残った2015年を数ケースだけ特別価格で出してくれました。」
「じゃあコレだけなんですね?」
私「申し訳ございません!」


●エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2014年 スベイン 赤 セントロ マンチュエラD.O.750ml 1273円税込み

「あっ!これ美味しいスペイン・ワインですよね(笑)。マスキュー試飲会でたまに出ますよね(笑)。」
私「左様でございます(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しくださいませ(笑)。」
「あー、香りが華やか!酸味とのバランスが良いよね(笑)。」
「テンプラリーニョっぽいですよね(笑)。」
家内「これじつはテンプラリーニョ入っていないのです。ガルナッチャ65%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%なんです(笑)。でもテンプラリーニョっぽいプラムのニュアンスありますよね。」
「へぇー、そうするとプラムのニュアンスってガルナッチャ由来なんだな(笑)。」
「しっかり感はカベルネ・ソーヴィニヨン
なのかな?」
「飲みやすくなってはいるけど芯の強さがあるよね。」
「リオハのワインに似てる(笑)。懐かしい味だよね(笑)。」
「ブラインドでやったらリオハって判断しちゃうよね(笑)。」
「でもさ、きっと微妙に違うんだろうな(笑)。影に隠れた強さがこのD.O.の特徴なのかな?見分けつかないレベルだけどね
(笑)。」
「飲み口は軽いのですが、クレヨンでみたいな密度感がありますよね。これってリオハとは違うんだろうな。」
「香りに重さがある。これも特徴?」
「私、以前このワインがセラーにあるのを忘れておりまして(笑)、買ってから2~3年
経って飲んだ折、とても美味しかった記憶があります。こんな値段なんで期待していませんでしたから(笑)ビックリしましたよ(笑)。」
私「この蔵は20年近く経ったグラン・レゼルバと6年熟成させてからリリースする2タイプのグラン・レゼルバがあります。前回の早めのリリースするタイプはたしか2008年だったかしら?」
「前に飲んだのと比べると今回のワインの方がよりジューシー、若々しいけどタンニンが少ないから飲みやすくなっているようなきがしますが…?」
私「さすが!今回の2014年のメイクの方が軽いような気がします。私もそう思います!」
家内「前回より瓶熟成期間は少し短くなっておりますが。たしか2008年は6年樽熟成したのち1年瓶熟成してからリリース。
2014年は6年樽熟成して瓶熟成リリースですね。」
「あまり変わらないか(笑)?」
「でもさあ、6年樽熟成してようやく出来上がるワインって凄いよね(笑)。時間のスパンが違う。このスローなワインってスペインだからこそだよね(笑)。」
「でもさぁ、最近はニュー・ワールドみたいなスペイン・ワインって多いよね。」
「うんうん。あれはあれ。これはこれ(笑)。別物だよね(笑)。」
私「経済性が優先されるのはつきものですし、味わいのイノヴェーションも必要です。でもクラシックなスタイルにはホッとさせられますよね(笑)。」


●ヴァルポリッチェラ・リパッソ・スペリオーレ 2012年 ヴィラ・エルビーチェ イタリア ヴェネト 赤 D.O.C. 750ml 2980円税込み
(限定特別価格品)

「おっー!これ強烈(笑)!」
「凄いね(笑)。アマローネだよコレ(笑)。」
「なめし革の香り。只者じゃないぞ(笑)。」
「パワー、深み、香り・味わい、広がり、余韻、すべてが大きい(笑)。甘いには甘いけど、ベタつかない。」
「コーヒー、チョコレート、キャラメル、
甘味のオンパレード(笑)。でも中にプラムの塊がある。」
「ミキプルーン(笑)。」
私「チョコレート食べながらコレ飲むと卒倒するほど美味しいですよ(笑)。」
「おぁーっ!うんまい!」
「チョコレートもカカオの含有率が85%より75%くらいの方が合うね(笑)。ワインの香りはミルクチョコレートっぽいからね(笑)。」
「キャラメルっぽさがします。」
私「このワイン、樽熟成していますが、樽の内側をしっかりローストした印象がありますね。」
「でも樽が嫌みになっていない。バランスは良いのですね(笑)。」
家内「時間がたつほどにバランスが良くなり、果実のニュアンスやディテールがはっきりしてきます。開けてから3日目くらいになると、辛口のワインだと解ります(笑)。」
「へぇー、辛口なんだぁー。」
「リパッソはアマローネの搾りカスを加えて再発酵するワインですが、これはアマローネの雰囲気がかなり強いですね(笑)。
通常のヴァルポリッチェラをより濃く飲みやすくするのがリパッソだと思っていましたが、これはちょっと違う(笑)。」
私「このワインは2012年ヴィンテージなんですよ(笑)、それでまだこの状態ですから、早く飲めるアマローネと言って良いほどかと(笑)。」
「ここの家のアマローネって凄そう(笑)。飲んでみたいね(笑)。20年や30年は平気で持つんだろうな(笑)。」
「ヴァルポリッチェラって基本フレンドリーなんだけど、コレもフレンドリーさはあるんだよね(笑)。強力だけど(笑)。」
私「そうなんです。アマローネもリパッソもヴァルポリッチェラも元は同じ。この蔵はヴァルポリッチェラの専業だと(笑)。」
「そんなこと聞いたらヴァルポリッチェラも飲んでみたい(笑)!」
私「何故かしら、ヴァルポリッチェラは輸入されていません(笑)。謎です(笑)。」
「マスキューさん!アマローネって?」
私「簡単に言うと収穫後に陰干しして葡萄をさらに凝縮させるワイン作りです。ただ、近隣のガルダ湖からの霧が収穫期に発生し腐貴菌が着くようです。そのため独特の苦味があります。」
「うんうん。コレも苦味がありますよね(笑)。コレが貴腐の味かぁ(笑)。」
「う~ん。搾りカスも有用なんですね(笑)。」
私「アマローネの搾りカスは食材にもなるので高価なんですよ(笑)。煮込み料理の隠し味に使われたり、ソーセージに入れたり(笑)。」
家内「チーズをアマローネの搾りカスで覆って熟成させたり。『酔っぱらいチーズ』なんて呼ばれます。割りとイタリア各地にあります(笑)。」
「あー!『酔っぱらいチーズ』食べながらこのワイン飲んでみたい(笑)!」

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マスキュー試飲会

Dec 18, 2020 by weblogland |
さあ、明日明後日はマスキュー試飲会です。最悪の状況となりました。長年生きてきて世の中こんなものと思っておりますので、『あ~あ』と言ったところです(笑)。とはいえ、コロナのリスクは避けるべきですから、まずはそれを優先!
くれぐれもご無理しないでくださいませ。

マスキューは人数制限、時間制限、空間除菌、換気を心掛けますのでご来店される方はこっそりお越しください(笑)。あと、お電話でのワインのご予約承りますのでご遠慮なくお申し付けください。
「マスキューさん!あれとこれをとっておいて!」とご用命くだされば「あれとこれをとっておきます!」となります(笑)。

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