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Oct 13, 2018 by
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ふふふ(笑)。
これなーんだ?
ネクター・ダブリコ2018年です!
去年は不作の為、ジュ・ド・レザン同様生産されませんでした。樹が春に霜をうけて花芽が全滅しました。
これはアプリコットのジュース。アプリコット100%で造るとペーストになってしまいますので、多少の成分調整はしているものの、旨い!朝にこれを飲んでエネルギー充填(笑)!元気の素。日本人のジュースの感覚とは違います(笑)。開けてからすぐに飲みきらなくとも大丈夫ですから、凝縮したアプリコットの果実味を満喫できます。1リットル入っているのも嬉しい(笑)。
さあ、もうすぐ新酒の季節です。とりあえずアプリコットは大丈夫だったようですので、皆様にご連絡申し上げます(笑)!
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Oct 06, 2018 by
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う~ん。
今年の
ジュ・ド・レザンどうなんでしょうかね?
マスキューの定番の葡萄ジュースです。
コニャックのグラン・シャンパーニュ地域でポール・ジローが造るジュース。日本に輸入されるようになってから、ずっと扱ってます(笑)。
去年は不作で販売なし!ショックでした。今年はどうなるのかな?情報としては順調らしいですが、収穫が済むまでは楽観できません。収穫直前に大雨でも降ったらおじゃんです。
まだマスキューへの割り当て数も確定していませんから、ドキドキの毎日です(笑)。
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Oct 03, 2018 by
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今回マスキュー試飲会でお客様の流れで余裕があった時、これを飲んでいただきました。もちろんサプライズ(笑)。
ドンナルーチェ2016年、今年の1月27日に開けたものですから、抜栓後8ヶ月は経ってます(笑)。
「えっ、まだあったんですか(笑)?飲めるんですか?」
私「先月飲んだ時は、疲れが出ていましたが、美味しく飲めましたよ(笑)。え~と、
どれどれ(笑)。うん。飲めます。また変わってきましたよ(笑)。」
「あー、甘い香りが凄い!全体のパワーがある(笑)。」
「ホントに8ヶ月前に開けたんですか?美味しい。安納芋みたいな香り(笑)。」
家内「シェリーっぽいニュアンスが安納芋に変わりましたね(笑)。」
「マスキューさん!これ冷蔵庫に入っていたんですか?」
私「セラーの隅っこに置いてました。」
「えー!白ワインってそんなに持つんですか?」
私「このワインは特殊です(笑)。いつもワインをテイスティングするとき味わいの終わりまで確認します。でもこれは終わりが見えない(笑)。気がつくと半年越えてしまいました(笑)。」
家内「もう2017年がリリースされてますから、そろそろ2017年のテイスティングを始めないと(笑)。」
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Oct 02, 2018 by
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先月の試飲会で問題となった『たこ焼きに合わせるワイン』の件です(笑)。
問題提起してくださったFさんから朗報!
Fさん「マスキューさん!たこ焼きに合うワインを見つけました!」
私・家内「おー!どんなワインですか?」
Fさん「カリフォルニアのシャルドネです
!銘柄は『バター・シャルドネ』!」
私「カリフォルニアのシャルドネですかぁ。思いもつかなかった(笑)。それで…?」
Fさん「ご想像通りのコテコテ樽香の効いたワインなのですが(笑)、合わせるとたこ焼きの油がバターに変身!とても高級なたこ焼きに変身します(笑)!」
私「うわー、アバンギャルド(笑)!」
Fさん「たこ焼きの焦げた粉っぽさも引き立ち、とてもグッド(笑)。」
家内「う~ん。我々だとカリフォルニア・ワインに合わせる発想無いですよ(笑)。」
私「そーですよ(笑)。言われてみれば納得なんですが…。う~ん。唸るしかない(笑)
。」
家内「そうすると、お好み焼き屋さんやもんじゃ屋さんでカリフォルニアのシャルドネが定番となるか(笑)?」
私「ちなみにそのバター・シャルドネはお幾ら位ですか?」
Fさん「2,500円位です。」
私「割りと高級ですね(笑)。たこ焼きには高級過ぎるかな(笑)?じゃあ今度安いチリ辺りの樽香の効いたシャルドネで試してみますね(笑)。」
まさかまさかのマリアージュ(笑)。目を開かされる思いでした。また世界が広がったかな(笑)?
Fさん、ありがとうございました!
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Oct 01, 2018 by
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●シャトー・ド・ヴォージェラス レ・プリウール 2015年 フランス ラングドック コルビエールA.C. 750ml 1450円税込み
「おっ!これはアルゼンチンのマルベックと比べるとグッと甘い(笑)。」
「高そう(笑)。」
「でも飲みやすい(笑)。かといって軽くはない(笑)。」
「南フランスらしいけど、力ずくじゃないね(笑)。」
「樽の香りも過剰じゃない。全体にたっぷりしてるしイイね(笑)。」
「マスキューさん、ラングドックのグラン
・クリュってこんな感じですか?」
私「う~ん。難しいですね(笑)。シャトー・ド・フォンデュースなんかその範疇ですが、バランスが良い点似てると言えば似てるかな(笑)。」
家内「このワイン全体が整っているんですよね(笑)。」
「セパージュも特別な感じしませんよね?
」
私「グルナッシュ、シラー、カリニャン、ムールヴェドル、ですから王道(笑)。」
「安い南フランスのワインってカリニャンがチープなんですよね(笑)。でもそれがない(笑)。」
私「そーなんですよ(笑)。カリニャンって多くとれますから、水増しに使うことが多々あります(笑)。」
家内「真面目に造ったカリニャンはスモモの香りがして美味しいんですけどね(笑)。
」
「チョコレート食べながら飲むと美味しいですね(笑)。」
「クオリティー高いですよね(笑)。」
「ラングドックでもこのレベルだともっと高いですね。」
「『レ・プリウール』って書いてありますけど畑名ですか?」
私「このワイン、実は協同組合のものです
。ただ飲んだ感じでは、適当に混ぜ合わせたものでは無いようです(笑)。元詰め品ですから組合員の特定の個人所有のものだけで造った可能性があります。」
●ジゴンダス 2015年 テラス・ド・モン・ミライユ アラン・ジョーム フランス ローヌ 赤 750ml 3425円税込み
「前のコルビエールをさらに濃くした感じ
(笑)。かなり高級ですね(笑)。」
「あー、うっとりする(笑)。美味しい!」
「これもコルビエールに似てますが、セパージュは何ですか?」
家内「グルナッシュ、シラー、ムールヴェドルです。カリニャンが入っていないだけです。」
「なーるほど(笑)。でも倍位濃い(笑)。」
私「ジゴンダスと言うよりシャトー・ヌフ・デュ・パフに似てますね(笑)。」
「それってどういうことですか?」
私「ジゴンダスのグルナッシュはかなり標高の高いところで栽培するのが特徴で、
ピノ・ノワール的な味わいになります。
このジゴンダスはそれほど標高の高いところで栽培していないような気がします。パフのようにヘビーさが全面に出ているワインだと思います。」
「なるほど!今パフ凄く高いよね。それ考えるとお買い得かな(笑)。」
家内「まあ、パフの大物と比べると格は落ちるかも知れませんが、普通のパフが5,000円以上することを考えると、このワインに意味が出てくるかと(笑)。」
「マスキューさん、今やジゴンダスだって4,000円以下のものがなかなかありませんからね(笑)。パフに引っ張られて価格が上がってるみたいですよね。」
●ヴァルテリーナ・スペリオーレ『サッセーラ』リゼルヴァ 2005年 バルジェラ
イタリア ロンバルディア 赤 ヴァルテリーナ・スペリオーレD.O.C.G. 750ml 4628円税込み
「これかぁ。美しいヤツ(笑)。」
「あー!香りが物凄い!」
「う~ん。熟成したネッビオロはホントに美味しいね(笑)。」
「熟した赤い果実や花の香りが整然と渦巻いてる(笑)。とにかく香りがスゴい。舌触りも優しくてイイね(笑)。」
「揮発性の化学的な香りもありますね。」
私「はい。それに香りが乗って漂います。
ただし、化学的なニュアンスが強すぎるとマイナスですね(笑)。」
「これってバローロと同じ品種なんですか
?」
家内「はい。」
「でも、こんなバローロ飲んだこと無いですよ(笑)」
家内「バローロでもこれほど見事に熟成した香りを楽しめることは稀です(笑)。」
私「特に今風の早飲みのバローロではこうはいきません(笑)。クラシックな物だと途方もなく時間がかかります。」
「マスキューさん、これだって13年かかってますよね。」
私「はい。それでもバローロよりは早いです(笑)。」
「何故ですか?」
私「バローロより冷涼な産地ですから、アルコール分が12.5%と低めです。この分生命力では大柄大物のバローロより落ちます。」
家内「以前試飲会でご紹介したのが1998年のヴァルテリーナです。これはそれより上のランク スペリュール・クラスのものです。」
「『サッセーラ』とラベルに書いてありますが、これは?」
家内「ヴァルテリーナ・スペリュールは尾根の上の日当たりの良い場所、通常のヴァルテリーナは谷の畑となります。指定されている幾つかの丘陵の尾根の上の部分に畑名がつけられている訳です。」
私「日本に入っているのは『サッセーラ』
くらいかな。こんな山間部の産地ですから生産量が少ないので流通しにくいワインです。」
家内「あとこの生産者のユニークなのが、
ワインを樽に入れたまま保存します。注文が入ると瓶詰めして出荷します。ですから瓶内に澱がありません。」
私「飲み頃で出荷されますからコルクも安っぽいし、瓶も熟成用の重いものではありません。安っぽい(笑)。」
「なるほど変に見栄張らないんだ(笑)。」
「見栄張る分高くなる(笑)。バローロなんか立派な瓶だけどね(笑)。」
「バローロばかりがネッビオロじゃない(笑)!」
家内「私はゲンメとかヴァルテリーナのようなネッビオロが好きなんです(笑)。」
私「夫婦でヘソ曲がりなんです(笑)。」
天候不良の中、わざわざのご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Oct 01, 2018 by
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台風接近の中わざわざのご来店ありがとうございました!さすがにご来店が金曜日に集中しました(笑)。
〇『レ・アビーム』2017年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 1635円税込み
「おっ、これ旨いね(笑)。ガッチリしてる
。」
「しっかりしてるし、フルーティーだよね
。品種は何ですか?」
私「ジャケール種です。ルーセット種の下のランクとして扱われます。」
家内「ルーセット・ド・サヴォアでA.O.C.
がありますね。」
私「スイス国境付近のA.O.C.。レマン湖の南側のワイン産地です。これはヴァン・ド・サヴォアです。」
「高級リゾートですよね(笑)。あまり日本じゃ見かけないですよね?」
「はぁー。内陸輸送費がかかるしね(笑)。
」
家内「大半は現地で消費されるようです。
これはチーズ・フォンデュのお友達(笑)。」
「エメンテールでしたっけ?チーズをこのワインで溶かして、このワインを飲みながら食べる!」
私「ご名答(笑)!」
「マスキューさん、真夏だともっと軽くてフルーティーな白が良いですけど、涼しくなるとこんなしっかりした白ワインを飲みたくなりますよね(笑)。」
私「ご名答(笑)!左様でございます(笑)。今年は特に暑さが厳しかったので試飲会に出すワインが限られて大変でした(笑)
。」
「あれだけ暑いとビールみたいにガンガンに冷やしてガブガブ飲める白ワインしかない(笑)!
」
「これだと牡蠣鍋なんかで合わせたいな(笑)。」
「このワイン、酸もしっかりしてるし、とてもミネラルを感じますよね(笑)。塩気もあるし。幅広く食べ物に合いそうですね(笑)。」
「海鮮系に合わせたいな(笑)。」
「開けたては少しガスっぽいけど、だんだん抜けていきますね。え~と。ヴィンテージは2017年ですか。リリースしたばかりですね。」
私「今年の春にリリースしたのかな(笑)。きっとSO2も少ないかと。広がりに邪魔がありません。柑橘類のピールのニュアンスも若干ありますね。」
家内「基本的にはフレッシュ&フルーティーで早飲みなんでしょうけど(笑)、早飲みにしてはしっかりしたワインです(笑)。」
「マスキューさん、このワインはイタリア・ワインと比べると締まった感じがしますけど、それって暖かい産地と涼しい産地の違いですか?」
私「ご名答です!ちなみにこのワインはアルコール分が11.5%です。イタリア・ワインと比べるとかなり低いです。」
「アルコール分が高ければ良い訳ではないのですか?」
私「糖分は上がるに越したことはありませんが、寒い産地では低い糖度でもワインとして折り合いがつきます。その地その地の気候に合った葡萄品種が栽培される所以でもあります。」
「そっかぁー。何がなんでもカベルネ・ソーヴィニヨンを植えれば良い訳じゃないんだ。でもそこらじゅうカベルネ・ソーヴィニヨンって植えられてますよね(笑)。
何故ですか?」
「カベルネって名前があれば売れるんですよね(笑)。」
私「ご名答でございます(笑)。」
「カベルネ・ソーヴィニヨンっていうとやはりボルドーがベスト!」
私「はい。でもボルドーではメルローの作付け面積の方が広いんですよ(笑)。」
「えっ、そーなんですか?」
家内「カベルネはボルドーでも選ばれた地でしか本領を発揮しません(笑)。」
「それって何処ですか?」
私「あの1級シャトーの集まっている辺りです。そこ以外ではカベルネ独特のカシスのような香り出ません。」
「何故?」
私「何故でしょうね(笑)?土壌の保水力などが決定要因だと思うのですが…。」
「店長!確かにオー・メドックのカベルネはメルローと区別がつかないですよね(笑)
。カベルネがメルロー化しちゃってる(笑)
。」
●ラ・ヴィ ピノ・ノワール 2016年 ドメニイレ・サハテニ ルーマニア 赤 ムンテニアI.G. 750ml 1280円税込み
「あっ!これ随分沢山飲んだなぁ(笑)。軽いピノ・ノワール飲みたい時に重宝なんですよね(笑)。」
「何年か前の試飲会で出ましたよね(笑)。
」
私「はい(笑)。あの頃より進化したかと。
まっ、まっ、どうぞどうぞお飲みください(笑)。」
「う~ん。ホントにこの値段であるんですよね(笑)。」
「ピノ・ノワールってこんなに色が薄いんですか?」
家内「はい。発酵期間が短いクラシックな造りです。」
「良く飲むピノ・ノワールってもっと色が濃いよね(笑)。」
私「はい。今風です(笑)。抽出が強くて甘く感じるスタイルですよね。でもストロベリーやラズベリーの香りがあまりしません(笑)。」
「あー、チリのピノ・ノワールなんかそうだよね(笑)。青臭くて(笑)。これは大人しいけどストロベリーの香りがちゃんとする(笑)。」
私「まあ、翌日になるとストロベリーの香りは落ちてきますが。」
「でもさ、この前ビストロで飲んだピノ・ノワール 二口目にはピノ・ノワールの香りがしなくなったよ(笑)。あれ一体なんだろう(笑)?」
家内「これっていわゆる一番搾りで造ったような旨味があります。モルドバのラダチーニと共通の良さを感じます(笑)。」
「ルーマニアとモルドバって隣ですよね。
ワイン栽培に適しているんですね?」
私「黒海沿岸部はもともと葡萄の原産地です。ですからアドバンテージがあります(笑)。」
「ジョージアなんか古いって言いますよね
。」
私「左様でございます(笑)。あの辺りの葡萄がギリシャに行き、そしてさらにローマ。さらにさらにローマ帝国によりフランス、ドイツへ伝わったと言われています。」
家内「ところでこのピノ・ノワール、鰹ととても良く合いましたよ(笑)。たまたま、朝釣ったばかりの新鮮な鰹に合わせたところ相性抜群(笑)。」
「あっ、それブログで読みましたよ!」
私「鰹の臭みがなくて、鰹の香りがしました(笑)。」
「そんな新鮮な鰹なんか売ってないじゃないですか!それはズルイ(笑)!」
家内「失礼いたしました!鰹の身の濃度とこのワインの液体濃度がぴったり合った感じと言えば良いのかも。あと薬味のネギ、ニンニク、生姜の香味野菜との相性の良さも感じました。」
「軽くて良いピノ・ノワールの典型ですね
。以前よりピノ・ノワールらしい香りがしますよね。何処のピノ・ノワールと言うより、純粋にピノ・ノワールと言うべきなのかな(笑)。それにしても安い(笑)。
」
●ロス・カルドス マルベック 2017年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml スクリューキャップ
1249円税込み
「これって確かにマルベックの香りなんだよね。グレナデンやアセロラ、プラムの香り。でも2017年ヴィンテージ(笑)。若い!でも飲みやすい!おかしいなぁ(笑)
?」
私「そーなんですよ(笑)。だからアルゼンチン(笑)?」
家内「フランス南西部のマルベックって飲み頃になるまですごく時間がかかる(笑)
。フランスでも早く飲めるように造られたマルベックはありますが、こんなに香りが自然じゃないんですよね(笑)。」
私「マルベックとしては薄くて旨い(笑)。
もちろん薄いワインだと言っている訳ではないのですが(笑)。このマルベックの液体濃度と香りのバランスはフランスには無いスタイルかと(笑)。」
「フランスのマルベックってもっとタニックだよね(笑)。」
私「そーなんですよ(笑)。暖炉の端でワインを暖めて、そこで焼いた肉を食べながら飲むワインですから、とてもタニック(笑)。」
「でもさ、アルゼンチンだって肉食だよ(笑)。」
私「はい。その性かアルゼンチンではマルベックが長く栽培されています(笑)。アルゼンチン・ワインと言えばマルベックです(笑)。」
家内「これはアルゼンチンでも伝統的なマルベックではないですよね(笑)。一昔前には葡萄栽培できなかったアンデス山脈の麓の高地の広大な荒れ地で効率的に造られています(笑)。」
私「早く楽しめるマルベックを目指して造った結果、こうなった。とでも言えば良いかと(笑)。」
「アルゼンチンは経済的苦境だから外貨を稼ぐことは至上だよね。」
「実際国際的にもアルゼンチンのマルベックって評価高いよね(笑)。」
私「裏技に近いのですが(笑)、特にミクロ・オキシダシオンの使い方が上手い(笑)。システマティックで無駄がなく、文化の違いを感じるようなワインづくりをしています。」
家内「それでもこのクオリティーですから
、原理主義のマスキューも扱わざるを得ません(笑)。」
私「美味しくて見合うものは外せない原理主義でございます(笑)。」
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Sep 28, 2018 by
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今月9月28、29日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
いつもながらのバタバタでスミマセン。
まずは飲み応えのある白!これマスキュー定番のアイテムなんですが、しっかりした白ワインを飲みたい欲求にぴったりなのです(笑)。
〇『レ・アビーム』2017年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 1635円税込み
シャンベリーの南、A.O.C.ヴァン・ド・サヴォア域内のクリュ アビームの白ワイン。ジャケール種100%で造られています。
畑は急峻で、斜面の狭く限られた耕作可能地という感じ。もちろん機械は入りません。フィリップ・ラヴィエールはミヨンという集落に本拠を置きますが、隣のクリュ アプレモンにも畑を所有しているようです。(畑というより斜面。)
ワインはステンレスタンクで発酵後、タンク内で澱とともにシュール・リーの状態で熟成後、出荷されます。マロラクティック発酵はしないようです。味わいは切れる切れる(笑)。白い花や青草のニュアンス。りんごやグレープフルーツなどの柑橘類の果実味が爽やか。残糖があるため、冷やした状態で楽しむのがベストです。ドイツのトロッケンに似ていますが、もっとワイン自体にパワーがある感じですか。この辺がジャケール種の特徴のようです。
夏場、シーフードサラダやフリッターには最適ですね(笑)。あと逆に味醂を使った和食にも合いそうです。日本人の嗜好にも合う気がします。いろいろ試したら世界が広がりそうです(笑)。
これも定番なのですが(笑)、これ以上安く美味しいピノ・ノワールはありません!
●ラ・ヴィ ピノ・ノワール 2016年 ドメニイレ・サハテニ ルーマニア 赤 ムンテニアI.G. 750ml 1280円税込み
ルーマニアのワインを扱うのは、思い出せないくらい久しぶりです(笑)。その間EU に加盟したり、ワインの法規も変わっていますから、ちょっとお勉強が必要(笑)。
国土のほとんどでワイン生産が行われているルーマニアは大きく7の生産地方に別れます。そのなかに37のD.O.C. (EU 法のA.O.C.)と12のI.G. (EU 法のI.G.P. )が制定されています。
このドメニイレ・サハテニ(インポーターさんの資料ですとドメーニレ・サハティーニですがヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック』の表記を優先します)は2003年に女性醸造家アウレリア・ヴィシネスクさんにより創業。
ワインナリーはブカレストの北ムンテニア地方のデアル・マーレ地域のミジル村にあります。畑はカルパティア山脈の南の緩傾斜の平原。いかにも日照に恵まれ、水捌けの良い好立地。実際、緯度はフランスのローヌと同じ、気候はブルゴーニュに似ているとか。
どうやら美味しいピノ・ノワールの匂いがしてきました(笑)。
このワイン飲んでみると、香りがとにかく美しい!ラズベリーやこけももなどの冷涼な産地のピノ・ノワールのニュアンスがとても上手く出ています。複雑さもあり、チャラいネゴスのブルゴーニュのピノ・ノワールは目じゃない(笑)。
醸しは10日ほどと短めながら酸やタンニンはしっかり抽出されていて、ストラクチャーはしっかりしています。作柄の良いオット・コートかサヴィニやショレイ・レ・ボーヌを想わせる味わい。でもブルゴーニュの湿った腐葉土のようなニュアンスではなく、もっと乾いた感じかな?スパイシーさや樟脳っぽさも若干ありますね。ピンと背筋を立てたような筋の通ったクラシックさがよろしい(笑)。どうやら数少ないピノ・ノワールの栽培適地のようです(笑)。
それにしてもこの価格でこの質を実現したのは驚きです!将来ブルゴーニュの牙城を崩すのでは?これから先を見守りたい産地、ワイナリーです。
ニュー・ワールドのワインはあまり好まないマスキューなのですがこれは別(笑)
。アイデンティティーを感じる良品なのです。
●ロス・カルドス マルベック 2017年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml スクリューキャップ
1249円税込み
このマルベックとてもマルベックらしいのです。マルベックはもともと濃いワインに向いた品種ですし、アルゼンチンでは代表的品種でもあります。でも、なかなかグレナデンなどの赤い果実のニュアンスが出るまで時間がかかってしまいます。若いと果実味もワインの色同様に真っ黒になりがち(笑)。味わいも渋く感じがちになります。
このロス・カルドス銘柄のマルベックは、ドニャ・パウラのスタンダードランクで木樽熟成はしません。畑はもともとのウガルテックのもの。標高1050メートル、年間降水量は200ミリ、年平均気温は14℃。3月の夜二度にわたり収穫されます。
収穫された葡萄は除梗後、低温で10〜15日間のプレ・マセラシオンしながらミクロ・オキシダシオンをするそうです。この過程で十分なタンニンとアントシアニンを抽出、重合が出来ます。そしてプレスをし果皮と分離してから主醗酵のアルコール醗酵を始めます。最新のアプローチです。
新しい技術的アプローチは結果がでるまで議論されたり批判されたりしますが、このワインに関しては問題ありません。基本的に葡萄果がしっかりしていますから、出来上がったワインに欠陥はありません。薄いワインを無理に濃くするような無理をしている訳でないですから、ワインのもちが悪かったり、抜栓後すぐにダメになったりしません。もちろん何年も寝かせるようなワインではありませんが、硬くてなかなか飲み頃にならないマルベックがすぐにベストの状態で楽しむことが出来ることは素晴らしいイノヴェーションと言えます。
また早くリリースできますから、生産者のキャッシュフローも良くなりますね(笑)。
日進月歩、ただ立ち止まっているだけではダメですね
●シャトー・ド・ヴォージェラス レ・プリウール 2015年 フランス ラングドック コルビエールA.C. 750ml 1450円税込み
南フランス ラングドック地方オード県の広大なワイン産地コルビエールA.O.C.の赤ワインです。
このワインは彼の地で評判の高い協同組合のもの。
グルナッシュ、シラー、ムールヴェドルとカリニャンを使ったこの地域を特徴づけるブレンド。深くやや暗い色調のルビー・レッド抜栓後いきなり全開とはいきませんが(笑)、しばらくすると赤い皮のリンゴ、グレナデン・シロップ奈土のエキゾチックな風味、ベリーなどの黒い果実
に満たされます。非常にバランスの良い香味です。さらに時間が経つとフルーティーさの背後にスパイスや森の葉っぱ、苔や土、タール(?)のような重い要素が感じとられます。じっくり飲むととても複雑なのです。コルビエールらしい多量のタンニンはキメ細かく、エレガントなヘビーさ。アルコール分が13.5%なのが理由なのか?しっかり丁寧な抽出がされたワインにバランスの良さ、エレガントさが両立しています。力ずくなワインが多い彼の地 ほどよく力を抜いたスタイルはなかなかのものだと思います。進化してますね(笑)。
●ジゴンダス 2015年 テラス・ド・モン・ミライユ アラン・ジョーム フランス ローヌ 赤 750ml 3425円税込み
このワイン、シャトーヌフ・デュ・パフのニュー・スター ドメーヌ・グラン・ヴヌール のネゴシアン・ブランド『アラン・ジョーム』のものです。ドメーヌ・グラン・ヴヌール自体はシャトー・ヌフ・デュ・パフに本拠を置き、19世紀前半から続くドメーヌです。まあ、彼のドメーヌの中興の祖のなったアラン・ジョームのネゴシアン・ブランド。いわゆるネゴシアン物。まあ、評価本で100点満点を獲得した勢いなのでしょうが、通例マスキューでは扱いません(笑)。
それでは何故扱うか?
単に旨くてコストパフォーマンスに優れていましたので、扱うことになりました(笑)。近年のジゴンダスの人気と価格の高騰から、リーズナブルなジゴンダスは無いものかと探してみるとありました(笑)。
グルナッシュ85%、シラーとムールヴェドルで15%。やや暗く力強く濃い果実味は健康的で優しい甘さが伴っており、満足の行くもの。黒いベリー系の果実や柿・干し葡萄・コーヒー・スパイスなどの明瞭なニュアンスがバランス良くエレガント。そして、舌触りも滑らかで若さが荒さに感じません。飲んだ瞬間「このワイン高級だな。」と感じさせてくれるのです(笑)。パフ的なスタイル。
美しいネッビオーロがワイン・シーズンの幕開けに相応しい!非の打ち所ないワインなのです(笑)。定番ですが試飲会は初登場。何故かって?美味しいに決まっているからです(笑)。
●ヴァルテリーナ・スペリオーレ『サッセーラ』リゼルヴァ 2005年 バルジェラ
イタリア ロンバルディア 赤 ヴァルテリーナ・スペリオーレD.O.C.G. 750ml 4628円税込み
このワイン、ロンバルディア州ソンドレオ県 アルプスに連なる尾根の端部南向きの段々畑で造られます。
生産者のバルジェラ家は1885年からワインを造り続けています。
畑は標高800メートル。想像を絶する急傾斜地にあります。冷涼で昼夜の気温差が大きく、土壌は砂・砂利の多い石灰質土壌。
厳しい環境の中、エノロゴである現当主パオロ氏のもと、魅力的なワインを造っています。
ロッソ・ディ・ヴァリテリーナD.O.C.のワン・ランク上のワイン。試験試験で出るD.O.C.G.ですが、飲むのは初めて(笑)。ネッビオーロ100%、熟成期間が3年以上。
バローロだけが偉大ではないことが解ります。偉大なワインなのです。平気で30年位もつワインなんですね(笑)。D.O.C.であの出来映え、D.O.C.G.となると尋常ではありません。でも熟成しないと本来の良さは解らないでしょうね。きっと
以上6本!
今回は定番が少し多いですが、どれも納得いくもの。(だから定番か?)
何時も通り28日(金)は17~20時30分、29日(土)は11~20時30分までとりおこなっております。
皆様のご来店お待ちしておりまするぅ(笑)。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Sep 27, 2018 by
weblogland |
よーやく並びました!
明日、明後日の試飲会用のワインです(笑)。
う~ん。なかなかカッコいいかな(笑)。
トリのサッセーラは値段と味に比例したカッコ良さ(笑)。あと、ロス・カルドスのマルベックが妙に素敵に見える(笑)。今回はラベルがトラディショナルなものがほとんどですから、マルベックのアザミの花の絵が目立ちますね(笑)。けばけばしくなく可憐に見えますね。苦境に立つアルゼンチン経済の救世主になるか?(こんなもんじゃなれるわけないか。)でも品質の良さ、コスト・パフォーマンスの高さはなかなかのものかと(笑)。
あととてもシンプルなのがルーマニアのラヴィ・ピノ・ノワール。滋味な味わい
ということで(笑)。しかも進化してますぞ!
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Sep 21, 2018 by
weblogland |
ふふふ(笑)。
ついつい仕入れてしまいました(笑)。
アメリカ・オレゴンのドメーヌ・セリーヌの
エヴァンスタッド・リザーブ2014年です。
まあ、マスキューにはちょっと高級なワインなのですが、セラーに1本も無いのは寂しい(笑)。毎年飲んでもいますから、ついつい(笑)。基本アメリカのワインは好きではありませんが(笑)、これは例外(笑)。シンメトリーでフレンドリー。アメリカン・ポップ・アートを見てる気分になります(笑)。
愛飲家がいるのも解る気がします。
でも、徐々に値段が高くなってるんですよね。その度にもう売るの止めよう!って思うのですが、ついつい継続。策にはまったかな(笑)?
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Sep 19, 2018 by
weblogland |
涼しいですね(笑)。
さあて、今晩は何を飲みましょうか(笑)?
いや待て!サンプルのおさらいもしなくては!今我が家には開いているサンプルが5本あります。店にはさらに5本(笑)。
あー、困ったなぁ。しょうがありませんからすべて飲む!
天職ですね(笑)。
ところで今月の試飲会に出すワインはサンプルから1本もありません(笑)。もう解っている再入荷品や以前から目をつけていたものばかり(笑)。あと2アイテムくらいは新入荷のものを見つけたいところです。もう一度違うサンプル取り寄せないとダメかな?
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Sep 17, 2018 by
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う~ん。
ボナルダ手強かったでした(笑)。
昔飲んだ南西フランスのマディランやカオールみたいでした(笑)。
2006年と2007年を試しましたが、膨大なタンニンと酸にたじろぎました(笑)。2007年の方は開けて2時間ほど経つとプラムの果実味が柔らかに広がり、らしさを感じましたが、2006年はまだまだ手強くフレンドリーじゃありません。ワインとしてのポテンシャルの高さは2006年の方が上ですね。そのヴィンテージの差がようやく出てきたと言うのが正しいのかな(笑)?
彼の地の2006年は凄いですね。でも本当のことが解るまで12年かかったことですから、ワインの世界は奥深い。きっと、一生かけても解ることなんかほんの少しなんでしょうね(笑)。でも止められない(笑)。体の続く限りはやり続けるマスキューなのです(笑)。
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Sep 16, 2018 by
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そうそう。マスキューの特売棚に新しいアイテムが並びました。
これは定番で扱っているチリの
アナケナのカベルネ・ソーヴィニヨンの上級品。
あまりニュー・ワールドのワインを好まないマスキューなんですが(笑)、これは許せる(笑)。カベルネらしいカシスのニュアンスがあります。
通常1,480円税込みで販売していますが、
1ダースだけ980円税込みの大特売!
なんで?
訳は聞かないでください(笑)。
たいした訳はございませんから、変に疑わず買われるのが賢明かと(笑)…。
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Sep 16, 2018 by
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今マスキューのカウンターの上はこんな感じ(笑)!
だいぶ涼しくなってきましたから、ちょっとヘビーなワインを並べています(笑)。
定番の南フランス コルビエールの
シャトー・ラ・バスティードの白と赤。どちらもふっくらしっかりしたもの。アルコール分は14%ですが、アルコリックではなく折り合いがよろしい(笑)。アルコール分と甘さで押しきるタイプではございません(笑)。伴った旨味がありますからデイリーな食事にも合わせやすく使い勝手良し(笑)!
ようやく、これを飲んでほっと出来る季節になりました(笑)。
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Sep 13, 2018 by
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昨日は鰹食べました(笑)。
頂き物で、午前中に真鶴沖で釣り上げられた鮮度抜群の鰹です。一抱えの大物で身がパンパンに張った、いかにも美味しそうなもの(笑)。
さあ、ワインは何に合わせましょう(笑)?
釣り人のFさん曰く
「韓国料理で活きたタコを食べる時みたいに胡麻油と塩をタレにすると旨いらしいですよ(笑)!」
私「そうするとオーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナなんか合いますよ。きっと(笑)!」
その後家内と作戦会議(笑)。
家内「売っている鰹と身が違うよね。スッゴクしっかりしてるし、癖のある臭いもしない(笑)。」
私「外観からして違うよね。白い(笑)!鮮度の良い青魚だよね。」
家内「さて、ワインは何にしようかなぁ(笑)?」
私「オーストリアの
グリューナー・ヴェルトリーナは鉄板だよね。」
家内「う~ん。私としては赤ワインでチャレンジしてみたいな(笑)。」
私「好物のカベルネ・フラン(笑)?」
家内「う~ん。もっと軽い系がイイような気がする。」
私「マスキューのカベルネ・フランはしっかり系だから、鰹の新鮮で繊細な香りには合わないかも?マスキングしちゃうかな?」
家内「よし!ラ・ヴィーのピノ・ノワール!」
私「おっ!ルーマニアのラ・ヴィーね(笑)!」
結果報告!
とてもグッド(笑)!
ラ・ヴィーの濃度感と東欧特有の旨味が、爽やかでじんわり美味しい鰹と相性バッチリ(笑)。口のなかで両者が爆発するようなマリアージュではありませんが(笑)、まるっきり違和感なくグビグビ、モグモグ(笑)。食が進む進む(笑)。鰹だけで満腹になっちゃいました(笑)。
秋なんですね(笑)。
ありがとうございました!
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Sep 12, 2018 by
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ふふふ(笑)。
また、サンプル取り寄せちゃいました(笑)。
今日来たのはこれ!
イタリア ロンバルディアのワイン。ピエモンテに近く、オルトレポ・パヴェーゼの産地のワインです。
ラベル・デザインカッコいいでしょ(笑)。
私と家内の愛するボナルダが3本、バルベーラ1本、あと白のマルヴァジアが1本。オレンジ・ワインも作っているのですが、それは売り切れで無し。
価格も馬鹿に高くなく、美味しかったら売ってみたいところです。ちょっと期待しています(笑)。まあ、飲んでみてかな(笑)?
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Sep 10, 2018 by
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う~ん。
ドンナルーチェ2016年が完売しました!
土曜日に入荷したドンナルーチェ、中を見ると2017年!しかも価格も上がってます。まあ、しょうがないかな。
またロング・ランの試飲をしなきゃなりません。実は前回のメイクとなった2016年もまだしつこく試飲してます(笑)。もう売るものがないからいい加減止めとけばイイものを(笑)、でも気になるのでついついダラダラ試飲しています(笑)。平行して2017年も試飲しなきゃ!
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Sep 08, 2018 by
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今年のソムリエ協会の資格一次試験大変だったようですね。
コンピューターからランダムに出題される問題が120問。受験者一人一人の問題が違いますからカンニングすることも無し(笑)。しかも二回試験して高得点の方を受験者のスコアとしますから、受験者の実力も正確に計れます。逆にフロックは無くなるかな(笑)?
この情報Tさんよりいただきました。実はTさん今回受験されてまして見事一次試験突破!Tさんはイタリア・ワインをこよなく愛するワイン・ラヴァー。ランブルスコ・マラソンにご夫婦で行くほどです(笑)。年齢も私より一つ上の60歳。ちなみに私は47歳で資格試験に合格しましたから、Tさんはかなり凄い!
若い方!
頑張らなきゃ!
Tさん、おめでとうございました!
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Sep 08, 2018 by
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あー、無くなっちゃいましたね。
『カルミネ』2010年 ボデガス・ペドロ・ルイス・マルティネス です。
飲み頃ですし、クオリティーが高くコスト・パフォーマンスに優れたワインですから想定内かな(笑)。
今度は何を並べましょうか?
お買い得品は無いかなぁ?
早速、家内と作戦会議です。
家内「順調、順調。お客様もこの棚を認知してくれたみたいだね(笑)。」
私「こうした特売品コーナーは必要だよね(笑)。買う楽しみだよね(笑)。」
家内「もちろんスポットでしかないから、小まめに探さないとね(笑)。」
私「特売品が無ければ、マスキュー自ら作る(笑)!」
家内「??? あっ!そうか!在庫調整に使ってもイイしね(笑)。」
私「つまらない安かろうのワインを並べるなら、その方がお客様は喜ぶよ(笑)。」
家内「そりゃそうだね(笑)。」
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Sep 06, 2018 by
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マスキューにおいでくださったのはラダチーニのExgport Sales Directoryのヴィチェスラブ ・ニィーヴィナさん。日本で言うと販売部長かな(笑)。事前に輸出部長が来ると知らされてましたから、『いけすかないビジネス・マン』や『べらべら話すおしゃべり野郎』かな?なんて想像してました(笑)。ところが全然そうじゃない。
寡黙で質素なヨーロッパ的な紳士。いかにも謹厳実直なヴィニロンにしか見えません。逆に輸出部長とはミスマッチ(笑)。のっけから悪口ばかりでホントにごめんなさい!ちなみに小声で「スラブと呼んでね。」とおっしゃる可愛い方(笑)。
さて、まず概要をインポーターのOさんやSさんから伺う。(本人はほとんど話さず(笑))
Oさん「ラダチーニは今モルドヴァでは第5位の生産者です。ラダチーニ自体はさほど古くはありませんが、旧ソ連やロシアにワインを供給していた国営会社が母体のようです。」
私「なるほど!だから大きさがあるんですね。」
家内「ソ連式の大型農場の流れを組むんだな(笑)。」
私「コルホーズ ソホーズだっけ?」
ヴィチェスラブさん「うんうん。」(笑)
Oさん「地政学的にイスラムとキリスト教
の間ですし、常に国境・国名が変わる不安定な地。」
Sさん「一方肥沃な黒土地帯チェルノゼム
ですから、常に大国に狙われる歴史があります。」
Oさん「ラダチーニもロシア頼みのワイン輸出から脱却して販路を世界に求めようとする意思がある会社です。」
私「あー、エリッィンの禁酒令で大打撃受けたんですよね。」
ヴィチェスラブさん「エリッィン、エリッィン。」(笑)。
私「ところで資金はどうやって集めたんですか?」
ヴィチェスラブさん「アメリカやヨーロッパ各国の出資と融資を受けました。総額150万ユーロです。」
私「そりゃ凄い!」
Oさん「ワインを輸出しながら返済をするスタイルです。」
家内「そうするとまるっきりの外資系という訳じゃないんだ!」
ヴィチェスラブさん「モルドヴァの地に根差した会社です(きっぱり)。」
私「日本に輸出している東欧のワイナリーってわりとビジネス・ライクなんだけどラダチーニってそうじゃないんだよね。
ワインを飲んでの印象なんだけど毒されてないって言うのかな(笑)?」
家内「フランスやニュー・ワールドの真似じゃなくてオリジナリティーを感じますよね。」
私「オリジナルな質の高さ、ポテンシャルの高さを感じます。」
Oさん「そうなんです。飲むと特にアミノ酸を感じます。」
私「旨味ですよね(笑)。日本人好みです。
オリーブオイルやバターではなくサラダ油みたいな穀物由来の油に合うんですね(笑)。」
Sさん「中華料理なんて合わせやすいワインですよね。」
ヴィチェスラブさん「うんうん。(嬉しそう。)」(笑)
私「このしっとりとした旨味はフリーランでしか出ないと思うのですが…。今風のニュー・ワールドのワイン造りにはフリーランとプレス・果汁の区別がない(笑)。ラダチーニは畑も設備もまるっきりニュー・ワールドですから、それが不思議なんです。」
Sさん「見た感じまるっきりニュー・ワールドのワイナリーですよね。」
家内「ニュー・ワールドの生産者にフリーランとプレス果汁の話をしても通じないんですよね(笑)。」
私「ミクロ・オキシダシオンで雑味を取りますから果汁を区別する意識がない(笑)
。」
家内「生産効率は良いのですが、旨味に欠けるんですよね。味も似てくるし(笑)。」
Sさん「そうすると造りに秘訣があるのかな?」
家内「ラダチーニのワインって無理がないので、飲んだ印象ですと補糖・補酸していない感じなんですが?」
Oさん「モルドヴァでは禁止されています。」
私・家内「おー!それは凄い!」
ヴィチェスラブ「普通です。我々は小手先のワイン造りはしません(キッパリ)。あくまでモルドヴァの自然をワインに詰め込むのです。モルドヴァは葡萄栽培の最適地なのです。肥料も使う必要がほとんどありませんし、農薬を散布する必要もほとんどありません。」ヴィチェスラブさん、だんだん調子が出てきました(笑)。ここいらで私の意地悪質問開始です(笑)。
私「ところでこの巨大な貯蔵用ステンレス・タンクにはバリックで熟成したものを1樽加えたりするんですか?最近よくある裏技なんですが(笑)?」
ヴィチェスラブさん「(キッパリ)やりません!オーク・チップも使いません。後で苦味となり、本来の味を壊します。」
この瞬間『この人解ってる。ワイン造りのプロだ!』と、ピンときました(笑)。
私「効率を上げるために、エアレーションでミクロ・オキシダシオンしていると思うのですが、何時使いますか?」
ヴィチェスラブさん「ワインをバリックに詰める時にやります。」
私「なるほど!ニュー・ワールドとは発想が違いますね!」
家内「樽熟成がとても自然でくどくありません。古い大樽を使ってるんですか?」
ヴィチェスラブさん「バリックとトノーのみ100%です。」
私「えー!フレンチ・オークですか?」
ヴィチェスラブ「そうです。ヴィンテージ・シリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンは新樽のバリックで一年間熟成。フィオリ・シリーズでは一年使ったバリックで半年熟成させます。(言葉に力が入る(笑))」
家内「信じられない!果実味が樽に勝って
いるから樽香が味わいの邪魔にならない!凄く高度なバランス!ところでトースト加減はどのくらいですか?」
ヴィチェスラブさん「ミディアムです。」
私「えー!しっかりローストしてるんだ!
恐れいったなぁ(笑)。」
懲りずに私の意地悪攻撃はさらに進む(笑)。
私「ところで1本の葡萄樹からどれくらい
の果汁を得ていますか?(嫌な質問です(笑))」
ヴィチェスラブさん「う~ん。1本単位では解りませんが…ヘクタール当たり10トン収穫します。」
家内・私「そんなに沢山作っちゃうんですかぁ(笑)!絶句。」
私「畑の映像を見ると植樹率はニュー・ワールドと変わらないようですが、1ヘクタール何本位の葡萄樹を植えてますか?」
ヴィチェスラブさん「1000~1500本くらいです。」
私「そうすると1本の葡萄樹から10kg近く収穫するんだ!カリフォルニアあたりでも5kgぐらいだからかなり多い。」
家内「単純に恵まれているんだろうね(笑)
。こんなに沢山作ってもレベルの高い果汁を得られるのは凄いこと!黒土地帯恐るべし(笑)!」
私「それでいてこの旨味。フリーラン・ジュースで作っているとしか思えないんですよね。えーと。歩留まりは何%ですか?」
ヴィチェスラブさん「一番搾りだけで50%。プレスしたワインは売却しています。」
私「だからなんだぁ!普通しっかりプレスして70%くらいの果汁を得ますから、この点はブルゴーニュの最高級品と同じですね(笑)。」
Sさん「イタリア製のプレス・マシーンで搾った一番搾りだけで作るんですね。」
私「あのプレス・マシーンは中にバルーンが入っていて、1気圧ちょっとくらいの軽い圧力で優しく搾るはずです。」
家内「今風のニュー・ワールドの造りとは
ハートも違うし、あとなんと言っても栽培条件に恵まれている!」
私「モルドヴァ恐るべし!ラダチーニ恐るべし!きっとラダチーニは近い将来世界的なワイナリーになりますよ(笑)!」
すっかり打ち解けてくれたヴィチェスラブさんと笑顔で固く握手(笑)。
あー、楽しかった(笑)。
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Sep 04, 2018 by
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今日お昼過ぎにマスキューの大好物 モルドヴァの
ラダチーニがご来店しました。心配していた台風の影響もまだありませんでしたからラッキー。さらにラッキーなごとに、お客様も連れて来てくれました(笑)?実はたまたまマスキューの常連のハルマ君のパパとママがご来店(笑)。電車でも一緒に乗り合わせたとか(笑)。
ハルマ君のパパ「いやー、電車でも一緒だったんですよ(笑)。」
ハルマ君のママ「通訳の方がマスキューさんの資料を持っていたのが見えたので『あの外人さん、ワインの生産者できっとマスキューさんに行くんだよ。』なんて話をしてたら大当たり(笑)。」
ハルマ君のパパ「そうそう荷物が揺れると
瓶が当たる音もしたしね(笑)。確信しましたよ(笑)」
そんな訳でハルマ君のパパ・ママを巻き込んで、挨拶もしないでいきなりラダチーニの試飲会となりました(笑)。
私「おー!これは奇遇(笑)。」
ママ「先日の試飲会のロゼありますか?」
私「あのロゼ大人気ですよ(笑)。そうそうこちらの外国の方があのロゼを造った方です(笑)!」
パパ・ママ「なんという奇遇(笑)!こんなことあるんですね。」
パパ「私は試飲会行けなかったんですが、
ラダチーニのワインって美味しいですね(笑)。自然に飲めちゃう(笑)。」
ママ「私は特にラダチーニのロゼとコンテッセのフリザンテが気に入りました(笑)。ですから今日はリピートです(笑)。」
当のご本人もいきなりラダチーニのワインが一揃い売れちゃいましたから大喜び(笑)。我々と一緒に深々とご挨拶お見送り(笑)。
ハルマ君のパパ・ママ、ありがとうございました!
その後の詳細は後でリポートしますから、お楽しみに!
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Sep 04, 2018 by
weblogland |
先日のマスキュー試飲会の時、常連のFさんに教えていただきました。
Fさん「マスキューさん、先日知り合いから大阪の松茸いただいたんですよ。」
私「(映像を見せていただきながら)まあ、見事な松茸ですね(笑)。立派(笑)!」
Fさん「さて、どんなワインに合わせるべきか?」
私「う~ん。白かな?」
Fさん「思いきってルモワスネのディアマン・ジュビレ1997年で試しました!」
このFさんディアマン・ジュビレの大ファン。もちろん2004年以前のものを大好物とされます(笑)。しかも、趣味も仕事も思いっきりされる強者です(笑)。
Fさん「土瓶蒸しで合わせたのですが、スッゴク美味しかったぁ!驚くほどのマリアージュでした。」
私「おー!ソーブレ・リアスなんか松茸には鉄板なんですが…。う~ん。確かに熟成したピノ・ノワールはキノコや枯れ葉のニュアンスありますから合うんですね(笑)。でもなかなか松茸に合わせる勇気はないですよ(笑)。」
ありがとうございました!
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Sep 01, 2018 by
weblogland |
今、マスキューのカウンターの上はこうなっています(笑)。
向かって右から
ロッカ・イ・モラ グラン・レゼルヴァ 2010年 セラーズ・ウニオ 1,480円税込み
テンポ クリアンサ 2010年 アルティーガ・フステル 赤 1,250円税込み
ヴィーニャ・デカーナ ティント グラン・レゼルバ 2010年 ボテガス・コヴィニャス 1,388円税込み
3本ともマスキュー定番のスペイン・ワインです。さあ、ここで問題です。この3本のスペイン・ワインの共通点は何でしょう(笑)?
答 3本とも飲み頃の2010年でした!
簡単でしたね(笑)?マスキューはリーズナブルなスペイン・ワインが大好物(笑)。探せばわりとしっかりしたものがあります。これらはそれです(笑)。2010年ヴィンテージで揃っているのを家内が発見(笑)。
ようやく赤ワインを飲みたくなる季節ですから、皆さんにご提案しなくては!
上手く夏場を越していますから、どれもこなれて美味しい(笑)。暑さとの闘いを思い出します。あっ、まだまだ暑いですね(笑)。失礼いたしました!
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Aug 28, 2018 by
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〇マクリーナ 2014年 ガロフォリ イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. クラシッコ・スペリュール 750ml 1388円税込み
「ガロフォリですね(笑)。肉付きがイイんだよね(笑)。」
「ヴェルディッキオらしいなぁ。フルーティー。」
「酸がしっかりある。暖かい産地らしさがありながらも、ちゃんと酸が残ってるんだよね。」
私「さすがガロフォリかと(笑)。」
「イエージのワインって水っぽいの多いけど(笑)、ガロフォリは違うよね(笑)。」
「ミネラル、う~ん、海藻っぽさも感じる
。塩辛くもある。」
「レモンより熟したグレープフルーツのニュアンスかな。暖かみを感じる。みっちり詰まってるよね。」
私「そんなに高級なランクではありませんが、ヴェルディッキオらしいですよね。
」
「私ガロフォリは赤の方が好きなんですよ
(笑)。」
私「ガロフォリの赤ってスパルタンですよね(笑)。生命力はかなりのものです。」
家内「試飲会ではお出ししていませんが、
ガロフォリの一番安いランクの赤と白がいています。今までGロッソやGブランとして販売していたものです。ブランド名が変更になって『アンティカ・オステリア』となりました。」
「へぇー、味はどうなんですか?」
私「香りはさほどしませんがスパルタン(笑)。しっかりしてますよ(笑)。」
家内「前のGブランドより飲みやすくはなってますが、ワインの持ちはとても良いです。驚くほどです(笑)。」
私「ガロフォリ共通の良さですね(笑)。」
「ラダチーニと比べると全く違う(笑)。産地の違いがハッキリ(笑)。」
「思想も違うかも(笑)!」
「食べてるものは絶対に違うはず(笑)!」
「これはオリーブオイルやトマトのためのワインだよね!」
「マスキューさん、『マクリーナ』以前から売ってましたよね?今回久しぶりなんですが?」
私「実は価格が下がりました(笑)。以前は1,700円くらいで売ってましたので、大幅値下げとなりました(笑)。まあ、それでお披露目ということでして(笑)。」
「何故こんなに安くなったんですか(笑)?
」
私「品質が下がったようには思わないのですが(笑)。沢山売りたいのかな(笑)?」
「戦略や諸般の事情かな(笑)?」
私「そのようにご理解いただけると幸いに存じます(笑)。」
「まあ、我々消費者には嬉しいことだから良しとしましょう(笑)。」
●アロース・コルトン ラ・コンブ 2014年 ドメーヌ・ジョエル・レミー
フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3900円税込み
「おー、コレですな(笑)。ブルゴーニュ。
ピノ・ノワールは何時飲んでも美味しいんですよね(笑)。」
「そうそう。真夏でもオッケーですよ(笑)
。別にマスキューさんが気が触れた訳じゃない!大丈夫!」
私「なんか慰めて貰っちゃいました。ありがとうございます。そうですよね。ピノ・ノワールは何時飲んでもイイですよね(笑)。」
「ピノ・ノワールって面白いワインで、飲むと高いか安いかすぐわかる(笑)。良いピノ・ノワールは飲んだ瞬間『こりゃ、高い!』ってすぐ解る(笑)」
「さぁて、これはどうかな(笑)?」
「おっ、こりゃ高い(笑)!」
「あー、イイですね(笑)。このレベルでこの価格は安いですね。」
「評する言葉が出ない(笑)。うっとりしますね(笑)。」
「これはまだ若いような気がしますが、ヴィンテージは?」
私「2014年です。昨日の5時に開けましたからほぼ24時間経っています。ようやく調子が出てきました(笑)。昨日より香りが出てます。」
「はぁ~。やっぱりイイね(笑)。」
「これはあとどのくらい持ちますか?」
私「2014年ですが10年くらいして飲むとベストかな?」
「マスキューさん、これって早く飲めるスタイルなんですか?」
私「はい。早飲みです。除梗していますが、無理に早く飲めるようには作られていないと思います。」
家内「かなり手間暇かけて造っていると思います。」
「早飲みって言ってもスローなんだね(笑)
。いきなり全開のワインとは違うんだ
(笑)。」
「アロース・コルトンでしたっけ?ブルゴーニュの何処いらへんですか?」
家内「こんなときはこの本!『ブルゴーニュ・アペラシオン完全ガイド』、等高線の入った地図と写真がリンクしてありますから、スッゴク解りやすいですよ(笑)。
」
「おー!コルトンの丘の裾ですかぁ!」
「コルトンの丘ってコルトン・シャルルマーニュがあるところ、グラン・クリュばかりなんだよね(笑)。超有名!」
「思い出すなぁ(笑)。コルトンの丘って印象的な形してますよね(笑)。この本だと畑名まで解るから、行った時に持ってくと
楽しいだろうなぁ(笑)。」
私「でしょ(笑)。たまりませんよ(笑)!」
「本見てるだけでも行った気になる(笑)。
」
家内「この『ラ・コンブ』畑は丘の裾の傾斜の終わるところのようです。微妙に窪んでいるようです。表土が厚かったり、地下の水位が高い可能性があります。」
「なるほどね。だからグラン・クリュやプルミエ・クリュではないんですね。とは言えいわゆる村名のものと比べると遥かに良い立地ですよね(笑)。」
「マスキューさん、このワインはとても良いワインだとは思います。でも、どこがクラシックなんですか?」
私「鋭い質問ですね(笑)。この畑は1ヘクタールあたり10,000本のピノ・ノワールが植わっています。」
「へぇー、ということは1m間隔ですね。
」
私「今のブルゴーニュでは大体7,000本位ですからかなりの密植です。」
「作業するには植樹率が少ない方が効率はイイよね。」
私「はい。おっしゃる通り!でもですね、
造るワインの量は変わりません(笑)。」
「それってどういうことですか?」
私「ワイン法の規定は1ヘクタールあたりの総果汁量なので、10,000本植えようが7,000本植えようが規制されません。」
「ということは同じ収穫量だと10,000本の畑の方が濃い果汁になりますよね。インチキ臭いなぁ(笑)。」
家内「生産者を守る意味もあるし、昔ながらのやり方を排除するものでもありません。結果は味わいに出ますから(笑)。」
「ということはグラン・クリュなら安心という訳でもないんだ!」
私「左様で。」
家内「まあ、どんな畑でもグラン・クリュと同じ規格で造っても同じ結果にならないことが、逆に神話を作ってもいますが
(笑)。」
「ますます解らなくなってきた(笑)。」
「なるほどね!それで店長は、『1本の葡萄樹から何ml位ワインを造っている』なんて言うんですね(笑)。」
私「左様で(笑)。まあ、大まかな平均値ではありますが。」
家内「生産者もわりと本当のことを言いたがりません(笑)。」
「これ良いワインなんですね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)!」
◎ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション フランス 白 発泡性 シャンパーニュ R.M. 750ml 4937円税込み
「おー!こりゃ凄いね!」
「シャンパンっイイよねぇ(笑)。これは滅多にお目にかかれない上物ですな(笑)。末期の酒はシャンパンしかない(笑)。」
私「強さとふくよかさを備えた稀なシャンパンです(笑)。」
「レコルタンだとクリュの特徴が先に出るスタイルのものが多いけど、これはそうじゃないんだよね(笑)。かなり特殊。」
「熟成香が飛び抜けて綺麗ですよね(笑)。
すべてが高次元。泡も素晴らしい。」
私「たまに、シャンパンを飲みたい!という刹那があるんですよ(笑)。今日はそんな時です(笑)。」
私「ところでさっき末期の酒の話が出ましたが(笑)、聞いた話なのですが、ある老医師の先生が亡くなる間際にお弟子さん達に『忌野際に日本酒をお湯で割ったものを浣腸するよう』指示されました。浣腸したあとご本人の頬に赤みがさしたのちご永眠されたそうです。」
「凄い人いるんだね!まさに人肌だね(笑)
。」
「でも待ってよ。う~ん。忌野際じゃなくて元気な内に飲むのがイイんじゃないかな(笑)?」
私「それ卓見!」
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Aug 27, 2018 by
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まずはもモルドバのラダチーニ白、ロゼ、赤の3連発!
〇ブラン・ド・カベルネ 2016年 ラダチーニ モルドヴァ ステファン・ヴォーダ 白 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
◎メルロ・ロゼ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ コドゥル ロゼ 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
これはコドゥル地区のメルロを使ったロゼ。
●カベルネ・ソーヴィニヨン 2016年 ラダチーニ・ワインズ モルドヴァ バルル・ルイ・トライアン 赤 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
「この白沢山飲んでますよ(笑)。何飲もうかな?なんて考えが定まらない時はコレ
(笑)。赤もそうかな(笑)。」
「共通してハーブのニュアンスがするし、
あと普段飲むにはイイ。飲み飽きしないんだよね。」
「この白は日本酒的に飲めるんだよね。」
「つまみがあっても無くても大丈夫(笑)。
」
家内「バターとかオリーブオイルに合わせるイメージじゃなく、穀物系の油に合います(笑)。」
私「ですから中華料理なんて合わせやすいですよね。」
「マスキューさん!このロゼ美味しい!」
「プラムの香りがイイ(笑)!」
「程好いんだよね。」
「プラムの香りははっきりしてるんだけど
、押しつけがましくない。作り物っぽくないよね。」
私「いわゆる直接圧搾法で造られます。すぐに搾って低温で発酵させます。この技法の嚆矢はカリフォルニアのホワイト・ジンファンデルです(笑)。」
「あ~。あれね(笑)。一時期流行りましたよね(笑)。甘くてくどいから飽きるんだよね(笑)。」
「マスキュウさん、これは辛口ドライですよね。」
私「そーなんです。まるっきりの辛口です
。甘く感じるのは酸とグリセリンです。
」
「だから後味がベタつかないんですね?」
家内「はい。全体がとても綺麗ですよね。
」
「これって白や赤と比べるととても香りが出てますよね?」
私「はい。この点このロゼは期待を裏切る
出来(笑)。ただ、共通した植物っぽさがありますよね。」
「ハーブの香り、う~ん。雑味がどれもないんだよね。」
「赤のカベルネなんかもそうだよね。」
「赤は葉っぱのニュアンスが強いかな?」
私「そうですよね!葉っぱも厚みがあり大きく、緑の濃い感じかな(笑)。ユーカリみたいかな?」
「店長、この赤は香りがプラムっぽいですよね?ロゼのプラムっぽさとは違うんだけど…。」
私「はい。いわゆる極上のカベルネ・ソーヴィニヨンに見られるカシスのイメージではありませんね(笑)。言わば、しっとりしたカベルネかな(笑)。独特ですよね。
」
「あまり目立ちませんがミネラルっぽさありますよね。すべての要素を持つんだけどトータルになるとユニークなんですよね(笑)。」
「ユニークなんだけどコスト・パフォーマンス高いよね(笑)。」
「ラダチーニのワインって印象はニュー・ワールドじゃなくて、オールド・ワールドですよね(笑)。」
私「無理に濃くしたり、タニックにしたりしない自然に造った感じがしますよね
。」
家内「アルコール分はどれも13%です」
「えー、12%以下かと思った!」
「マスキュウさん曰くの、折り合いが良い!だね。」
「それって栽培の管理が良いってことですか?」
私「飲んだ限り、この手の価格でもちゃんと管理してますよね(笑)。」
家内「緯度もボルドーからブルゴーニュに近く。降水量も少ない。特に夏場は栽培条件に恵まれてます。」
私「元々のポテンシャルは高いですよね。
なんたってヨーロッパ系葡萄の原産地です(笑)。」
「モルドヴァってウクライナの近くでしたっけ?」
家内「はい。ウクライナとルーマニアのちょうど間です。ですから常にロシアに影響されています。」
私「エリツィンの禁酒令で大打撃を受けました。」
「へぇー、エリツィンって酔っぱらいの親父だったんだけどなぁ(笑)?あっ、自分は例外か(笑)。」
私「権力者の世の常(笑)。」
家内「ところでラダチーニは所有畑がなんと1,000ヘクタールもあるんです!」
「セッ、セッ、1,000ヘクタールですかぁ
!どのくらい広いか見当つかない(笑)。
」
私「え~と。1ヘクタールは100m×100mですから、それが1,000個かな(笑)。」
「ということは100m×(100m×1000個)=100m×100000m=100m×100km!」
「ちょっと待ってよ(笑)!100kmってここからどれだけ?」
家内「鶴見から横須賀まで40kmですよね
(笑)。」
私「ちなみに箱根駅伝が100kmくらいかぁ
(笑)。」
「それをちゃんと管理出来るんだぁ!」
「それ凄い!」
私「そーなんです。畑は3つの生産地域にありますし、醸造場も20あるとか。外資が入って一気に集約したようです。設備なんかは最新ですよ。」
「あー、スペインなんかもそうだよね。大規模化が進んでるんだ。」
「ニュー・ワールドなんか何にもないところにいきなりバーンと畑造るけど(笑)、それとは違うやり方なんだ。」
家内「ですから元々畑のあるところですから、栽培に無理がありません。」
「水も無くて何も這えない荒野じゃないから無理は無しだ。灌漑しなくてすむしね。」
「どんどんよくなりそうですね(笑)。」
私「将来が楽しみです。」
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Aug 23, 2018 by
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ふふふ(笑)。
明日、明後日の試飲会用のワインを並び終えました!
最初にラダチーニが白、ロゼ、赤と並びます。ラベルも白、ピンク、黒と揃っていてグッド(笑)。なかなか良いと一人眺めながらご満悦(笑)。特にロゼの瓶はお気に入り(笑)。ロゼ自体の色もイイし、スクリュー・キャップが鮮やかなサーモン・ピンク。センスがイイ(笑)。並んだ本数がちょっと少ないですが、明日午前中に追加分が来ますから、数も問題なし!
ところで今回の核心ピノ・ノワールとシャンパンが1本ずつしか並んでいない?
ご安心ください。セラーで休んでいます(笑)。数もたいしてありませんが(笑)、それはそれでしょうがない。高額だし、沢山あるものではありませんからね(笑)。
あ~、明日が待ち遠しい!
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Aug 21, 2018 by
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今朝、大日本ロゼ・ワイン普及協会会頭のKさんからご連絡いただきました!
Kさん「昨日の朝日新聞夕刊一面記事は、『ロゼワインが世界的に伸びている』との内容です。読まれてなかったら土曜日の試飲会にお持ちします。」
私「ありがとうございます!読みました。読みました(笑)。ブログネタにします(笑)。会頭登場お許しください(笑)。」
Kさん「マスキューさんは先見性ありますね❗スゴイ 世の中の先行ってます」
私「とんでもございません。たまたまです。恐縮です。先行ってんだか、置いてかれてるんだか解りませんが(笑)。」
一応新聞の一面を映像で添付しますね。
先日、当協会のCEOのKさんにも会頭と同じようにお褒めいただきました。
まあ、たまたまなんですが、大日本ロゼ・ワイン普及協会としては溜飲の下がる思い(笑)。ロゼ・ワインは美味しいからもっと飲まれるべき。会員の皆様も当然だとお考えかと。
ここで会長から一言ご挨拶です(笑)。
会長(妻昭子)「いわゆるロゼ・ワインにはセニエ法、直接圧搾法、アッサンブラージュ法などございますが、セニエ法と直接圧搾法を良しとしたく存じます。
特に直接圧搾法のものは個性もありコスト・パフォーマンスに優れたものが多々ございます。果実味が明瞭で広がりがあり、後味の美しいロゼこそもっと飲まれるべきだと存じます。」
理事長(私)「パチパチ(拍手)。左様に存じます。」
ところで、この際おまけで毒を吐いちゃいましょう(笑)。ロゼ・ワインの今後です。
おそらく、第一級シャトー〇〇なんかが『究極のロゼ・ワインをリリース!』、『ドメーヌ〇〇が造る珠玉のロゼ!』なんて高額ロゼ・ワインの販売が始まるような気がします(笑)。
そんな一報を聞いたら、「ロゼってそんなもんじゃないんだけどね」なんてクールに聞き流すか(笑)、「欧米人の商売は上手
だよね(笑)。」なんてシニカルに応えてくださいね(笑)。
気軽に美味しくロゼ・ワインを飲みましょう!
大日本ロゼ・ワイン普及協会からでございます(笑)。
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Aug 21, 2018 by
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レ・コンテッセのヴェルドゥッツォ・フリザンテじわじわ人気が上がっています!
暑いなか売れるワインは泡 ということでランブルスコやこのフリザンテの販売に力を入れてきましたが(笑)、ここにきてこのフリザンテをリピートされるお客様が増えました(笑)。
果実味を全面に押し出したスタイルではなく、良質な旨味を感じる大人の泡。甘くてデフォルメされた味わいが流行る昨今。ちょっと見落とされ勝ちなスタイルではあります(笑)。もちろんそれを承知で売っているのですが(笑)、マスキューのお客様は舌が肥えてますね(笑)。
「あの変な葡萄品種の泡ありませんか(笑)
?食事しながらでも、それだけでも美味しい(笑)!暑さに疲れた体調にピッタリなんですよ(笑)。」
「あのフリザンテ、好みが別れるんだよね
。僕はとても好きなんだけど、賛否が別れるんだよね?なんでかな?」
私「今流行りの缶チューハイなんか果実味がデフォルメされてます。この味に馴れると物足りなく感じるとおもいますよ(笑)
。」
「なるほどね(笑)。」
解る人には解るのです(笑)。
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Aug 21, 2018 by
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今月8月24・25日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
暑いですね(笑)。こんなときはあまりくどくなく飲みやすいワインが良いですね。
でもですね、薄くてシャバシャバのものじゃ満足出来ません。頭を悩ますところです(笑)。
今回マスキュー定番のモルドヴァのラダチーニを3連発!待ちに待ったロゼが入荷いたしました。同時にカベルネの赤と白も比較試飲していただきます。ラダチーニのスタイルがきっとご理解いただけるかと(笑)。いかにも日本人好みのワインかと(笑)。
〇ブラン・ド・カベルネ 2016年 ラダチーニ モルドヴァ ステファン・ヴォーダ 白 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。
歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に外資のシンジケートが設立したアルバストレレ・ワインズ。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタールもの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。
このワインはカベルネ・ソーヴィニヨンで造った白ワイン!
そんなのあるんですね(笑)。びっくりしました(笑)。
葡萄はバルル・ルイ・トライアン地域とコドゥル地域に挟まれたところ。首都キシナウの南東の地域です。
軽く圧搾したあと5~8℃の低温で約1時間のスキン・コンタクト。このためカベルネ・ソーヴィニヨンの果皮の色は果汁に移りません。そして果皮と果汁を分離して、果汁のみで発酵します。14℃の低温で発酵後3ヶ月熟成させて瓶詰め。マロラクティック発酵はブロックしてますね。本来果皮から抽出するべきものを果肉の酸で補っているようです。したがって出来上がりはリースリングのような弾ける酸が特徴的。しかも酸とのバランスに過不足ない点は秀逸。マスキュー定番のハンガリーのトカイ・フルミントにちょっと似てます(笑)。香り自体は極端にアロマチックではありませんが、かなり複雑。パッション・フルーツ、桃、グレープフルーツなどの柑橘類の香りに青草やスモモのような爽やかな風味。東欧らしい硬質な広がりと伸びのある味わいは心地良い!
◎メルロ・ロゼ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ コドゥル ロゼ 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
これはコドゥル地区のメルロを使ったロゼ。
もともと優良なメルロを造ることで評価されており、このロゼもメルロの香りをはっきり感じられるアロマティックなもの。
直接圧搾法で造ったらしい美しいピンク色。色だけで魅了されますね(笑)。香りはプラムを中心に赤いベリーの香りが華やかで可憐。とても透明感があり、広がりの美しさに我を忘れます(笑)。基本かなりドライなのですが、完熟した健全な葡萄果を使っているため甘い口当たり。余韻に甘い果実味がスーっと広がり、ベタつかない後味は秀逸。残糖分で誤魔化さない直球勝負は見事。
スタイルは今は無きマルセランに似てますね(笑)。
大日本ロゼ・ワイン普及協会推薦の美味しいロゼ・ワインでございます(笑)。
●カベルネ・ソーヴィニヨン 2016年 ラダチーニ・ワインズ モルドヴァ バルル・ルイ・トライアン 赤 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
このカベルネ・ソーヴィニヨンはモルドヴァの一番北の産地バルル・ルイ・トライアン地域のもの。100%手摘みのカベルネを破砕・除梗し、ステンレス・タンクで10℃で2日間の低温浸漬。そのまま25℃で8~25℃でアルコール発酵、そして20日間マロラクティック発酵を行います。その後6ヶ月の熟成を経て瓶詰めされます。
今風の裏技を使っているとは思いますが(笑)、ワイン自体はニュートラルでストレスが無く、いわゆる東欧の質実さを感じます。香りはおとなしめですが、プラム ブラック・チェリーやダーク・チェリーの果実にチョコレートっぽさが加わります。ちょっとオー・メドックのカベルネみたいかな(笑)。ミディアム・ボディーの液体濃度はフレンドリーで、上質なデイリー・ワインに仕上がっています。
肉料理やハード・タイプのチーズまで幅広くマリアージュする使い勝手の良さ。
国際市場で十分通用するレベルの高さ、良さがあります。
愛するイタリアの『神』ガロフォリが
造る核心のヴェルディッキオ『マクリーナ』の久しぶりの入荷です!
〇マクリーナ 2014年 ガロフォリ イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. クラシッコ・スペリュール 750ml 1388円税込み
私の敬愛する『神』ガロフォリが造るヴェルディッキオ100%の白ワイン。かつてイエージのワインは安物が多く日本に輸入されてましたから、イメージが悪い(笑)。水っぽい印象が拭えない(笑)。もっとも暑い海岸部の産地ですから酸が少なく、勢い飲みやすい量産ワインに走ったのも事実。
そんな大勢に背を向け優良なイエージの白ワインを作り続けD.O.C.G.にまで登り詰めた大貢献者がガロフォリなのです。
他の生産者が造るイエージとは明らかに違う不思議。もっともこのキュヴェは早飲みのスタンダード・クラスなのですが、それでも旨さが違う(笑)。イエージというよりマテリカに近い詰まり方と大きさがあるとでも言えばよいかも…。
桃やリンゴ、グレープフルーツなどの柑橘類はトロピカルなニュアンス。ガロフォリの核心と言えるヴェルディッキオの
真骨頂。以前のメイクでは『クラシッコ・スペリュール』記載はありませんでしたから、進化、更なる純化を目指しているようです(笑)。
さて、これから唐突に試飲会はクライマックスに突入(笑)。とっても素晴らしいブルゴーニュのピノ・ノワールの登場です!
暑かろうが構いません(笑)!ブルゴーニュにしては珍しいコスト・パフォーマンスに優れたものです。
●アロース・コルトン ラ・コンブ 2014年 ドメーヌ・ジョエル・レミー
フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3900円税込み
ボーヌのサント・マリー・ラ・ブランシュ村で1853年より続く家族経営のドメーヌです。1988年より現当主ジョエル・レミ氏と妻のフローレンス氏がドメーヌを引き継ぎ、現在はボーヌを中心にポマール、アロース・コルトン、サン・トーバンなどに計14haを所有します。(インポーターさん資料より)
大きさのわりにちょっと畑が分散してるようですが(笑)、まあ、ボーヌ中心の古くからのドメーヌなんでしょうね。実際造ったワインの75%はヨーロッパに出荷してるとか。この点からしても信用置けます(笑)。
畑も手入れがよく、樹齢も高そう。伝統的なブルゴーニュらしい密植。見た感じいわゆるクラシックな自然派の生産者のようです。このラ・コンブの畑はコルトンの丘の南東の裾。ちょうど丘に上がる農道の脇にあります。丘と特級畑の傾斜のちょうど境のやや窪んだ土地。浅い谷の上になるのかな?それゆえ特級、1級ではない畑となっています。
ただし味わいはしっかり1級の範疇(笑)。
造り自体は最低でも1級の規格ですから、まだ華やかさに欠けるものの渾身の造り。下手なグラン・クリュを飲むより心に届くものがあります。まだ香りは開いてなく、果実味は重心が低いのですが、
中身の凝縮感は圧倒的です(笑)。
あと、一部を全房発酵してるかのような強さを感じます。特徴的なモカのような木樽のニュアンス。樽材はアリエ産だけではなさそうですね。実直な栽培と細やかな工夫が上手く噛み合っていますね(笑)。熟成能力を予感させるクラシックなワインなのです。
そしてトリは、なっ、なんと、シャンパン!しかもレアなミッシェル・チュルジー。暑さのあまりマスキュー気がふれたか(笑)?たまにシャンパンくらい飲まなきゃやってられません(笑)。
◎ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション フランス 白 発泡性 シャンパーニュ R.M. 750ml 4937円税込み
メゾン・チュルジーは1881年にル・メニル・シュール・オジェに設立されました。現在約6ヘクタールの畑を所有しています。
ル・メニル・シュール・オジェはコート・デ・ブランの一番南側のグラン・クリュ。1985年にグラン・クリュ指定されています。『サロン』や『クロ・デュ・メニル』の名声に一役かっている有名なクリュですが、ル・メニル・シュール・オジェ単独だと硬質な酸と過剰過ぎるほどのミネラルが邪魔すると評されていました。
でも、このキュヴェよく出来ています。バランスが良くとても飲みやすい。ミッシェル・チュルジーの持つ豊富で優良なリザーヴ・ワインによるのでしょう。アヴィーズとかクラマン的。アッサンブラージュでスタイルを造っていますね。酸との折り合いが上手くついています。マロラクティック醗酵をすることも作用してますね。瓶内熟成も3年しっかりやってますし、酸があるため甘さが目立ちません。
少ないドザージュとSO2添加しない自然派のR.M.として独自の道を歩んでいます(笑)。無理に生産量を増やさず、頑なにオリジナリティーとクオリティーを追求する稀少な生産者なのです。
いつも通り
24日(金)は17~20時30分
25日(土)は11~20時30分
後半の2本は1本ずつしかあけられませんので、無くなった節はお許しを!
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Aug 19, 2018 by
weblogland |
涼しいですねぇ(笑)。
しかも空気が乾燥していますからとても快適。外にいても汗かきません(笑)。
そうすると、今晩は何を飲みましょう?
軽めからミディアムの赤ワインが飲みたい(笑)!
メリオーのピノ・ノワールなんかイイなぁ(笑)。滑らかで癒されそう(笑)。
う~ん。
モンテ・デル・フラのヴァルポリッチェラなんか優しくて美味しいだろうなぁ(笑)。
ラダチーニのカベルネなんかちょっと冷やして飲んだら美味しいなぁ(笑)。
よし。決定!
ラダチーニのカベルネにしましょう!早速冷蔵庫に入れなきゃ(笑)。
赤ワインを飲みたい衝動に駆られるのは久しぶり(笑)。
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Aug 17, 2018 by
weblogland |
活躍してますこのトリオ(笑)!
それにしても暑さが続きますね。今年は夏が2倍になったように感じます。通例この時期赤ワインの消費量は落ちビールが主力商品になりますが、マスキューではビールもろくに売れません(笑)。ただしこのトリオは大活躍(笑)?
レ・コンテッセのロゼと白のフリザンテ。あと
ランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ。どれもガス圧は3気圧弱ですから、それほど泡泡していません(笑)。故に爽快感、清涼感では劣りそうな気がします。ところがそうでもない(笑)。
全体のバランスを考えると、このくらいのガス圧の方が優しい旨味を感じられグッド。ガス圧は高くなくとも液体からゆっくり沸き上がる泡の心地好さに癒されます。
う~ん。
飲み飽きしないのです。
この夏、我が家では何本飲んだか解りません(笑)。
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