
ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ
今私がテイスティングで凝っているのが、SO2の量
Aug 14, 2015 by weblogland |マスキューもレストランなどの業務用のお客様の注文はバッタリ(笑)。今日は地方発送の荷造りしかしていない(笑)。人は来ない(笑)。あとは、届いたサンプルのテイスティングはしましたね。
今私がテイスティングで凝っているのが、SO2の量。何ミリグラムワインに含まれているのか?その判断精度を上げる特訓中。SO2も結合型と遊離型がありますし、その現れ方は違います。遊離型をビオ臭と間違ったり(笑)、結合型を熟成香と間違えたり(笑)、我流でやってますから時間はかかりますね。でも、やっているうちに、まず多いか少ないかが解るようになり、大体の量も解るようになってきました。10ミリグラム単位で解るようになれば良しとしますか。まだまだ修業せねば!
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
塩水うにと ムーラン・ブラン
Aug 13, 2015 by weblogland |北海道 奥尻島産の塩水うにです。

去年も美味しくいただきましたが、今年も美味しくいただきました(笑)。合わせたワインは ムーラン・ブラン2013年!ロワール河口域でジェレミ・ムーラが造るグレート・ワイン。途方もない生命力のシェナン・ブランです。
濃密でクリーンな味わいの塩水うにとムーラン・ブランの緻密で突き抜ける味わいはガップリ四つ(笑)。美味しさに気が遠くなりそうでした(笑)。家内と二人、無言でスプーンでうにを口に入れワインをグビリの繰り返し(笑)。(もちろん正油は使いません。)聞こえるのは二人のうなり声のみ(笑)。
ところでうにの種類なのですが、いわゆる馬糞うにではなく紫うにとか。色合いが馬糞うにとは違うので聞いたところ。「奥尻島では以前は馬糞うにが取れたが、津波の後に馬糞うにではなく紫うにが取れるようになった。」そうです。20年くらい前に奥尻島を襲った大津波により、海中の環境が変わったんでしょうか?
そんなことあるんですね。
自然って奥深く、美味しいものです(笑)。実感・満喫しました。
感謝
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
マスキューは15・16日とお休み
Aug 12, 2015 by weblogland |マスキューは15・16日とお休み。16日は日曜日ですから、15日の土曜日がお盆休みですね。家の辺りは7月盆ですから、8月の旧盆は静かなもの。あまり人が歩いていません。関内や横浜中心部はお盆の前半は忙しいようですが、後半は暇になります。もちろんマスキューの店舗はお盆を通じて暇なのですが(笑)、帰省先や旅先にワインを送る方が増えました。ワインは重量が増しますし、車などで運ぶ際車内温度が気になります。トランクに入れたりしたらまずダメにします。それだったら宅配のクール便を使った方が楽でしかも安全です。
そんなこんなで今回『酷暑を乗りきる為のセット』と『残暑を楽しむ為のセット』を作りました。どれもお馴染みのワインかも知れませんが、夏場に飲むには最適かと(笑)。高級品は入っていませんが、染々美味しく感じていただけるはずです。
帰省先、旅先でたっぷり楽しめるように量を優先しました(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
冷やしていけるワインセット
Aug 10, 2015 by weblogland |ところで10年以上前は8月になるとワイン需要はバッタリ切れました。マスキューも殆ど仕入れを休め、在るものをこそこそ売っていました(笑)。なるべく真夏にワインを動かしたくないマインドもあり、ちょうど良かったかな(笑)。ただ低温物流が当たり前の昨今、真夏と言えどもワインの流れは切れることがなくなりました。真夏でもワイン・ラヴァーはワイン無しにはいられない(笑)。もっともTPOにあったワインが求められます。要は、冷やしても美味しく飲めるワインです。
そんな訳で先日、『酷暑を乗りきる為のセット』を発売したばかりなのですが(笑)、マスキューのお得意様M先生から『残暑を楽しむ為のセット』は作らないの?とのお問い合わせ。
うーん。
こうなったら「毒食わば皿まで!」
と言うわけで『残暑を楽しむ為のセット』のご提案です!どれも冷やしていけます。
あと蛇足ながら、『酷暑を乗りきる為のセット』ブラス『残暑を楽しむ為のセット』のダブル・セットお買い上げの場合22000円税込とちょっとブライス・ダウン(笑)。
夏場に冷して飲むワインは格別なのです(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
サルトーリのピノ・グリージョが再入荷します!
Aug 08, 2015 by weblogland |良かったなぁ(笑)。
イタリア ヴェネトの白ワインなのですが、ラムネの香りがするやつです。
以前マスキュー試飲会で大好評いただき『おじさん大好き!』『夏場はこのワインを飲むしかない!』などなどコアなファンがつきました。これはこの夏一押し白ワインが出来た、シメシメと思っておりました(笑)。ところが7月に入ってすぐ完売欠品(ガーン!)。やっぱり人気が出たか?まだノーマークだと高を括ってしまいました。ごめんなさい。
このワイン、収穫を早めることによりリンゴ酸がラムネのように感じます。スペインの大西洋側やポルトガルで有名な「ヴィーニャ・ヴェルデ」によくみられるスタイルです。日本人好みの味わいなのです。もっとも特別なワインではなくデイリーなカテゴリーですから、お手軽(笑)。ワイン自体は、旨いのハードルをギリギリ越えた程度ですが、夏場は旨さが増す(笑)。
『夏場を越すセット』や『酷暑を乗りきるセット』に是非入れたく思って、このワインが来るまで待っていました。
よーやくの入荷です!
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
今日も暑かったですね
Aug 07, 2015 by weblogland |ところで、葡萄は気温が高すぎるとどうなるか?
スタックします。
成長を止めます。余分に水分が蒸発すると死に繋がりますから、葡萄果は成長を止めます。この結果、酸を生成する夏場に酸の生成が出来なくなります。そうなると、収穫期に酸の低い葡萄となってしまいます。出来上がるワインはアルコール分が高いがスカスカした味わいになります。最近のヴィンテージでは2003年によくみられました。
今年はヨーロッパも暑いようですから、どうなることやら…。
ところで、これだけ暑いと人間もスタックすることを知りました(笑)。昼間外に出ていると、ルーティンワークは普通にこなせますが、ちょっとイレギュラーな事態に陥ると正確な対応が出来ない(笑)。あとで涼しい場所でゆっくり考えると、私の対応は変(笑)。気がついて慌てる慌てる(笑)。
いけませんね。
暑さの性にしてはダメですが、35℃を越えると人間はスタックします!私だけかな(笑)?
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
ロバート・ウォルクの『料理の科学』
Aug 05, 2015 by weblogland |現役の料理人からの素朴な質問に化学者である著者が解りやすく解説するスタイルの著作。例えば「精製された白砂糖は体に悪いと聞きましたが、本当ですか。」 「チョコレートの分類について教えてください。」「魚肉は他の肉よりも、ずっと速く火が通るのはなぜですか?」などなど好奇心を誘われませんか?なかでも「フランスのバターは何故美味しいのか?」などの質問には「脂肪分が高いからです。」なんてあっさり答えるところなど、思わずニヤリ(笑)。
今年の目標『食品工学の勉強』の第半歩なのです(笑)。しかも二度目の半歩(笑)。再履修かな?それとも留年かな(笑)。遅々として進まないところが良いと割り切ります。きっと少しは進んでるでしょう(笑)?
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
全電源喪失したら…?
Aug 03, 2015 by weblogland |今日マスキューはお休み。でも、朝出掛ける前にエアコンのスイッチはオン。店内には冷蔵庫とワインセラーがあり、閉め切った夜は涼しいままですが、昼間はいけません。シャッターを下ろしてブラインドも下ろしていても熱気で店内温度は上昇するに違いありません。絶対に店内が30℃を越えることがあってはなりません。外出から帰ったら、まず店内の温度チェック。今、ホットしながらブログを書いています(笑)。
この時期電気代が頭痛の種ですが、致し方ありません。ケチれません。セラーに入れて置けば安心ではないのです。セラーが壊れてもエアコンが生きていれば大丈夫。さらにセラーとエアコンが壊れてもウォークインが生きていればなんとかなります。
全電源喪失したら…?
ストックした氷が100Kg近くありますから、一日くらいはどうにか…。
全電源喪失が2日続いたら?もう無理(笑)。諦めます。
冷静に考えると、脆弱な綱渡りの上にマスキューの夏場は架かっていますね。感謝しなくてはいけません。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
私はすでに夏バテです
Aug 01, 2015 by weblogland |私はすでに夏バテです(笑)。
昨日は夏バテ解消にプロセッコ飲みました(笑)。試飲会でご好評いただいたレ・コンテッセのプロセッコです。ラムネの香りと、甘さが心地よいことこの上なし(笑)!何かおつまみに合わせる意思なく、ひたすらグビリグビリ(笑)。体がほどよくクールダウンしてからポテトチップスなどつまみながら更にグビリグビリ。ようやく調子が出てからは『アパッシメント』を飲みながら焼き鳥です。これが焼き鳥のタレに合う合う(笑)。濃厚なワインなのですが、暖かな産地故に酸が少ない分飲みやすい。炭火で焼いた焼き鳥の香ばしさに旨さ倍増!こりゃたまらん!
寝落ちする前にシャワーを浴び、シャワーからあがる前に冷水に近いシャワーを浴びて体をクールダウンさせれば完璧。
布団に入ればものの3分で熟睡、朝までぐっすり安眠できます。エアコン嫌いの私の克暑法です(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
お土産に白ワイン
Jul 31, 2015 by weblogland |マスキューのある生麦は今週末がお祭りですから、なにか落ち着きません。祭が近づくと、町に息吹が甦るような(笑)。普段は静かなものですし、テレビ番組の『アド街ック天国』では番組史上一番何もないことがつまびらかになった街として著名になったほどです。まあ、お祭りといっても、家内が町会の手伝いでバタバタするくらいなんですが(笑)。
お祭りで思い出しましたが、去年のお祭りで、遊びに来た方がお土産でワインを購入下さいました。
お客様「お祭りに来たけど、お土産に白ワインを持って行こうと思うんですが…。ビールやお酒を下げて行くのも芸がないし(笑)。」
時代がどんどん変わっていくのを実感しましたね。今年はそんなお客様が増えないかな(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
そろいました
Jul 29, 2015 by akiko |おおっ。結構いいかも、の並びができました。
バローロ、バルバレスコ、ガッティナラ、ロッソ・ディヴァルッテリーナ、ヴァルッテリーナSPサッセーラ。
ゲンメがないのが ちょっと悔やまれるけれど うん、そろいましたね~。
ネッビオーロの飲み比べとしては最高じゃありませんか!
それぞれを 個別に試飲していて、
バローロが一番ふっくらとして、豊か。暖かい。ヴァルッテリーナはやはりタイトで峻厳。ガッティナラはその両者のいいところをほどよくかんじさせる。
みたいな イメージはつかんでいるのだけれど。
ぜんぶを一時にあけて 試飲したら もう一歩先の何かを 掴めそうな気がします。
セラーの中でじぃ~っと 自分が試飲するところを 妄想して、すっかり 体が冷え切ってしまったのでした。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
試飲会の反省会です(笑)。
Jul 29, 2015 by weblogland |家内「うん。あれには驚かされたね(笑)。ケース買いのお客様もいたけど、何だかんだ皆さん1本は買われたからね。」

私「このクソ暑い時に『アパッシメント』出すのは、ちょっとためらったけど、正解だったよね(笑)。」
家内「単純にワインのコスト・パフォーマンスの高さや新奇さはすばぬけているから、それを正当に評価して下さったんだよね。」
私「中には『この暑い時にアパッシメントとは何事か!』なんて怒る方がいるかもと、内心ヒヤヒヤだったよ(笑)。」
家内「マスキューのお客様はレベルが高いよね(笑)。質を見極める力がある。」
私「Kさんなんか『カクテルみたいに飲んだら美味しい』なんて提案してくれたよ。なかなか思いつかないよね(笑)。今度タウザーで試してみよう(笑)。」
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
試飲会
Jul 27, 2015 by akiko |暑さが厳しかったせいか 時間帯によっては お客様が少なくて。今回はじっくりと お話する時間もあり 楽しかったです。
趣味の分野を 相当楽しんでいる方が多くいらっしゃる。相当 お詳しい。
だから お話もおもしろくて 深く突っ込んだ内容になります。
釣りや野菜作りをご趣味とされている方は 釣果や収穫物を
どうワインにあわせると より美味しいか ということまで含めてお話しくださるので とっても楽しくてどんどん時間が過ぎていく。
いつも 試飲会ご参加の皆さんに 会を盛り上げていただいて ありがたいです。
8月も 頑張るぞ~。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
桝久 試飲会リポート 201507
Jul 27, 2015 by weblogland |まずはウェルカムのカバ
◯ヴィーニャ・アデイラ カバ ブリュット・ナトゥーレ ロペス・モレナス スペイン 発泡性 白 カバ 750ml 1203円税込み
「ぷはぁ~。旨いなぁ(笑)。まさにウェルカム(笑)。マスキューさんの言うところの『清涼感の塊』ね(笑)。」
「けっこうガチっとしてるよね。割りとスパルタン(笑)かな」
「レモンやライム、グレープ・フルーツなんかの果実味が自然で、飲むと口の中を広がる広がる(笑)。あと、後口が綺麗。」
「そうそう、後口がべたつかない。カバって割りと後口がべたついたりするけどそれがないよね。」
私「最後に糖分添加しないいわゆるノン・ドセです。」
「へぇー。カバのノン・ドセって難しいんだよね。」
私「そーなんです。カバは暑い産地のワインですから基本的に酸がない。それをドザージュしないと厚みがなくてペラペラになりがちです。かなり薄く感じてしまいます。この点このカバはペラペラ感がなくて良いかと(笑)。」
「それって何故ですか?何故このカバはペラペラに感じないのですか?」
私「マロラクティック醗酵をブロックすることで減酸を止めています。」
家内「あと、産地が割りと標高が高いかもしれません。」
「カバってバロセロナの近くの暑いところで造られますよね?」
家内「バルセロナの西のペネデスが有名ですが、最近はそこ以外の各地にカバD.O.を認めています。ちなみにこのカバはポルトガル国境付近のD.O.ルベラ・デル・グァディアーナの中心部でD.O.カバ認証を取得したものです。いまやカ.バ.は原産地呼称と言うより、作り方の限定呼称になったようです。」
「セパージュの縛りも無くなったんですか?」
家内「このカバはマカベオ90%、パレリャーダ10%。チャレロは使っていません。」
私「マカベオは酸よりも厚みに作用する品種と思ってましたから意表を突かれました(笑)。」
「カバって名乗れれば売りやすいことが産地間の競争にも繋がるから、良いことでもあるよね(笑)。」
「へぇー、需要があって売れてるんだな(笑)。原産地呼称も商売あってだからね(笑)。」
「テレビの料理番組でもカバは良く出てくるもんね(笑)。」
「あっ、それって『チューボーです。』だ(大爆笑)。」
続いてはイタリアの泡
◯プロセッコ 『トレヴィソ』 エキストラ・ドライ レ・コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 750ml 2000円税込み
「あっ、これ良いね(笑)。ちょっと甘いけど旨い。」
「エキストラ・ドライって書いてあるけどな?」
私「残糖分は10グラム以上ありますよね(笑)。」
「特徴的な味。好きだなぁ。」
「プロセッコってこんな味だったっけ(笑)?少し甘くて飲みやすいくらいの印象しかない(笑)。」
私「プロセッコらしい味わいですから、資格試験受験される方は覚えるには最適のワインですよ(笑)。」
「このラムネみたいな味。おじさん好きだなぁ(笑)。」
私「私も大好きです(笑)。」
「マスキューさん!以前売ってたイタリアのヴェネトのピノ・グリもラムネの味わいがしましたよね。このプロセッコと共通してますよね?」
私「さすが!どちらも収穫を早摘みにしています。」
「遅く摘むことは良く聞きますが、早く摘むこともあるんですね?」
私「赤ワインの場合は青臭くなりますが、白ワインの場合は搾汁を優しくすると青臭くならないようです。リンゴ酸由来のライム香もラムネのような感じになります。逆に完熟するとライム香は鋭くなります。」
「へぇー、面白いやり方ですよね。地域性ですか?」
家内「ポルトガルのヴィーニャ・ヴェルデやスペインのチャコリなんかも似た意識があります。」
私「雨が多い産地に共通した行き方みたいです。アルコール分は上がらないけれど葡萄の質と量を確保するには一番効率の良い行き方のようです。」
「じゃあ、日本でも良いかも(笑)!ラムネ味は日本人好みだし(笑)。」
私「はい。あとこのプロセッコはアルコール分が11%です。タンク内二次醗酵前の原料ワインのアルコール度は恐らく9.5%くらいです。プロセッコじゃなくて『ジャパセッコ』が可能かと(笑)。」
「『ラムネっ子』なんてイーかも(笑)。メーカーさん、誰かパクって(笑)。」
「ラムネっぽさに桃みたいな柔らかい香りがして素敵。『ラムネっ子』より『ラムネっ娘』がこの場合正しい(笑)。女子大好き味(笑)。」
私「おじさんも好きです(笑)。」
「マスキューさん、ところでこのプロセッコ 泡がしっかりしてますよね。瓶内二次醗酵したみたい。」
家内「タンクで二次醗酵した後にタンクを移して澱引きします。この際ガスが失われないようにワインを移す空のタンクに炭酸ガスを充填したままワインを移動するそうです。設備にお金をかけていますね。」
私「プロセッコの生産者は中規模から大規模のお金持ちが多いですね。この点このプロセッコの生産者レ・コンテッセは規模は小さい。お金持ちですけど(笑)。プロセッコ用の葡萄も自分の畑で造りますから、目が行き届くと。買い葡萄はしないようです。」
「なるほど、だから特徴的なプロセッコが出来るんだな。」
「日本に入ってくるプロセッコは大量生産品なんだな(笑)。だから甘くて飲みやすいだけの印象しかない(笑)。」
家内「プロセッコは世界的に流行りましたが、本人達は『プロセッコよりスティルワインの方が美味しいよ』みたいな感じなんですよ(笑)。」
「世事を見ながら流されない ラテンの血が流れてるね(笑)。」
さて、泡のトドメ
◯クレマン・ダルザス エキストラ・ブリュット ドメーヌ・アルベールマン フランス アルザス 発泡性 白 750ml 2962円税込み
「アルベールマンってマルセル・ダイスやトリンバックなんかと並び称される自然派のスター生産者ですよね。よく入荷しましたね(笑)。」
私「リースリングやピノ・グリなんかも試飲しましたが、マルセル・ダイスに似た濃いスタイルでした。値段も同じように高いし(笑)。美味しいけどしょっちゅうは飲めない(笑)。そうするとこのクレマンくらいが身の丈に合っているかと(笑)。」
家内「でも、ちょっと難しい(笑)。すぐに香りが出ないんですよね(笑)。」
「キメが細かいなぁ。泡の出方が素晴らしい。液体の中から涌いてくる(笑)。」
「旨味がスゴく品良く感じる。分子が細かいみたいな…。」
「旨味ブラス柑橘類…。」「セパージュは えーと ピノ・グリ リースリング ゲヴュルツトラミネールは入ってないかな…。」
「白ワインの品種のニュアンスが強いよね。」
私「はい。これブラインドやっても当たらないですよね。」
家内「ピノ・ブラン66%、ピノ・ノワール28%、ピノ・グリ 6% とピノ尽くし(笑)。」
「ピノ・ノワールが入っているとは!絶句するな(笑)。」
「重くならないんだな?」
「マスキューさんがブログで書いてあるような複雑さを感じないんですが(笑)…。」
私「グラスに注いだばかりですと、レモンやライムの柑橘類のニュアンスが支配的ですが、時間が経つとメロンや香草、黄色い果実やトロピカルフルーツのニュアンスが加わります。ただし派手な出方ではなくバランスが良く品があります。」
家内「翌日飲むとかなりハッキリしますが、翌日泡を飲むのはどうかと…(笑)。」
私「この辺が解りにくいところでして(笑)…。」
家内「何年間更に寝かしてから飲むべきワインかも知れませんね。」
金曜日の残りのクレマンを土曜日の最後に飲むと在るべき姿になっておりました。解りにくくてスミマセンでした!ちなみに泡もまだまだしっかり涌いていました。ごめんなさい!
さてさて、泡の次はマスキュー定番のハンガリーの白
◯トカイ フルミント ドライ 白 2014年 シャトー・デレスラ ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1296円税込み
「おっ、これは随分飲んだなぁ(笑)。コスト・パフォーマンスの高いんだよね(笑)。」
家内「ヴィンテージが2013から2014に変わりました。2014は大きさが増しましたよ(笑)。」
「おー、突き抜ける突き抜ける(笑)。でもふっくら感もあるから飲みやすい。」
「スゴくフレッシュ!マスカットっぽさ ハチミツみたいな甘さもあるよ(笑)。」
「伸びやかだし、飲み込んだ後の余韻が長くて綺麗。安いんだけどなぁ(笑)。」
「泡の後に飲んでも全然負けない(笑)。勝ってるかも(笑)。」
「普通は泡の前に持ってくるところだけど、泡の後に並んでたから、私は飲む前からマスキューさんの意図は解ってたよ(笑)。」
私「やっぱり(笑)。」
「イタリアやフランスのワインとは全くちがうよね。どちらかと言えばドイツの方が近いニュアンスがあるよね。」
家内「オリーブ・オイルやバターではなく、塩や穀物オイルに合うスタイルかと。」
私「味噌にも合いますよ(笑)。」
家内「唐辛子味噌に豚肉と白菜を入れた鍋に合わすのが我が家の冬場の定番です。ワインの温度は常温。夏場は冷やしてベーコンを焼いただけでもグッド(笑)。」
「レモン醤油だったら何でもいけるね(笑)。」
「レモン醤油って、どう造りますか?」
私「レモンと醤油 ハーフ・ハーフです(笑)。」
「真央ちゃんだね(大爆笑)。」
「温度が変わるとワインの表情がこんなにも変わるんですね(笑)。それを上手く利用しなきゃね(笑)。」
私「上級者です!」
さて、次もヴィンテージ変わりの定番の赤。
●エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2005年 スベイン 赤 セントロ マンチュエラD.O.750ml 1296円税込み
「マスキューさん!これも随分沢山飲みましたよ(笑)。」
「美味しいな(笑)。たしかに2004年とは違うね。…あの枯れたニュアンスはない。2005年の方が力がある。まだ延び代があるかな(笑)。」
「2005年はすっごくエレガント 美しいよね(笑)。」「綺麗の一語(笑)。」
「金糸の網はリオハワインでしたっけ(笑)?」
家内「リオハのすぐ近くのカンポ・デ・ボルハというD.O.です。テンプラリーニョにカベルネソーヴィニヨンを混ぜています。」
「グラン・レゼルバらしく整っているよね。カベルネが入っているとは解らなかったけど(笑)。」
家内「瓶熟成はしない今風の熟成スタイルのワインですが、リリースまで10年かけています。」
私「瓶熟成しない分逆に品質は安定してます。ミィディアムなワインだとこのスタイルの熟成法の方が良いのかも知れませんね。」
「トカイ・フルミントと言いエルミータと言い、ヴィンテージの違いってあるんですね。毎年違うんですね。」
私「今回は良い方に違いましたので、試飲会に出しました(笑)。悪く違う時には試飲会に出す勇気がありません(ホント)。」
家内「悪く変わった時は二人でこっそり試飲会です(笑)。」
さて、トリはちょっと暑苦しい赤(笑)。ミスマッチかな(笑)?
●『アパッシメント』2013年 カーサ・ヴィニロニア イタリア プーリア 赤 I.G.P. 750ml 1527円税込み
「おー、これこれ、『アパッシメント』。マスキューさん変なワイン見つけて来ましたね(笑)。一体どうやって見つけるんですか(笑)?」
私「試飲あるのみ(笑)!あとインポーターさんも我々の嗜好を知っていますから、こっそり耳打ちしてくれます(笑)。」
「これ、旨いな。イーですよ。」
「陰干ししたワインって巨大化するけど、決して飲みやすい訳でもないし、一杯飲むとお腹一杯になっちゃう(笑)。でもこれはちょっと違う。程好い(笑)。」
「マスキューさん定番のスポンサも似た造りだけど、このワインとはまた違いますよね。」
私「2週間ほど陰干しするスタイルなのでアマローネほどの極端さはありませんね。」
「飲むといかにも南イタリアン(笑)。南のモンテプルチアーノっぽいかな?」
私「モリーゼのモンテプルチアーノにも似てますよね(笑)。」
「プリミィティーボっぽさもありにはあるけど、ちょっと違うかな?」
私「ブラインドで飲んだ時はネグロ・アマーロ100%と思いました(笑)。」
家内「実際はメルロ60%、プリミィティーボ30%、ネグロ・アマーロ10%です。」
私「お恥ずかしい(笑)。しっとりしていて凸凹がないので単一品種かと思いました。」
家内「単一でないとすると混醸?謎が多い味わいです。」
「クリームのような香が強いのですが、樽香ですよね?トロイアに似てるかな?」
私「樽は使っているはずですが、割りと嫌みに感じない不思議さがあるんですよね(笑)。樽の使い方も上手いと思います。」
家内「あと、割に酸がありしっかりしています。寒暖差がある内陸部かも?」
私「好奇心をくすぐられるワインです(笑)。」
ちなみに本日のトップ・セラーは なっ なんと 『アパッシメント』でした。暑い中暑苦しいワインが一番売れる不思議(笑)。それはマスキューのお客様のワインに対する愛情と好奇心が暑さを凌いだ結果でございます。
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
完璧に並びましたね(笑)。
Jul 24, 2015 by weblogland |完璧に並びましたね(笑)。
これで一安心。明日の試飲会楽しみです。

ところで今日私は銀座でインポーターさんの試飲会に行ってきました。あまり試飲会を開かないインポーターさんですから、行かない訳にいきません(笑)。この期に及んでまだマスキュー試飲会のラインナップのワインを探している訳ではありません。念のため(笑)。
今日の試飲会はユニークなワインばかりでしたので楽しかったです。面白いもので、インポーターさんにより販売するワインに特徴があります。売れそうなワインをなんでもかんでも集めているインポーターさんもあれば(笑)、沢山売れない個性派ばかりを集めたインポーターさんもあります。また、両者をバランス良く扱うインポーターさんもありますね。インポーターさん自体の規模にもよるのかな(笑)。
そして銀座からマスキューに帰ってきたら、家内が棚を埋めていてくれたということでございます(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
今日は週末の試飲会のワインを棚に並べました。
Jul 22, 2015 by weblogland |
今回シャンパンボトルが3本並びますから、ちょっと棚の上は窮屈になるかな?背も高いですから棚の中では寝かせないと収まりません。地震でも起きなければ平気かな?3・11の時は、棚の一番下に寝かせておいたシャンパンボトルが鰻のように泳いだ(動いた)のには驚かされました。棚の下にシャンパンボトルを寝かしていると、いつもあの時の事が思い出されます。これも一種のトラウマかな?あの時マスキューは別段被害はありませんでしたが、実際に被害にあった方のトラウマを思うと切ないですね。
暑い中いらしてくださった方をシャンパンボトルは待っているみたいに見えます(笑)。そう見えるのは私だけかな(笑)
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Jul 22, 2015 by weblogland |本当は先週の金曜日には決まっていましたが、ワインが届いておらず、お知らせ遅くなってスミマセンでした。

梅雨が明けて暑い中ですから、まずは泡の3連発!
◯ヴィーニャ・アデイラ カバ ブリュット・ナトゥーレ ロペス・モレナス スペイン 発泡性 白 カバ 750ml 1203円税込み
清涼感の塊(笑)!
カバらしくない(笑)?
でも気にしないで宜しい!
マロラクティック醗酵はブロックしてますね(笑)。レモンや青リンゴ、グレープフルーツなどの柑橘類が泡とともに広がる様は清涼の一語。ドザージュしなくともひ弱さがない点秀逸。しかも安い!本当に瓶内醗酵・熟成しているのか?疑う価格なのです(笑)。
セパージュはマカベオ90%、パレリャーダ10%。チャレロは使いません。このワインのピュアネスの秘密はこの辺にあるかも?
カバと言うとスペイン バロセロナ近郊のタラゴナが主要産地ですが、このカバはポルトガル国境のD.O.ルベル・デル・グアディアナの中心にあるカバのD.O.。今やカバは地理的制約を外したカテゴリーになっていますね。
独自なイノヴェーションを感じる新境地のカバなのです。
◯プロ・セッコ 『トレヴィソ』 エキストラ・ドライ レ・コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 750ml 2000円税込み
食前の乾杯に1杯だけ飲んで、すぐその存在を忘れてしまうようなお手軽なプロセッコとは明らかに違う、食前から食中ずっと楽しめる上等なプロセッコが入荷しました!是非お試しいただきたい秀逸なプロセッコです(笑)。
レ・コンテッセ社はプロセッコに最適とされるコネリアーノ地区に畑を所有、丁寧な栽培で質の良い葡萄を育てています。
グラスに注ぐと、これがプロセッコ?と思うくらい濃い麦わら色。豊かな香りと厚みがある果実味によくあってとても自然。ラムネのような優しいライム香にアカシアの花、夏みかんの花、桃、リンゴ、カリンといった明瞭で華やかな香味、草の匂いやハーブのニュアンスが混じり爽やか。余韻にはほのかにハチミツを感じ上等。
うーん。
今まで飲んできたプロセッコって一体なんだったの(笑)?
ガス圧が5.3気圧ありますが、液体との溶け込みがよくグッド。トラディショナルなプロセッコは葡萄の収穫を早めにします。そうすることによりしっかりとした泡を確保でき、ラムネのような清涼で優しいライム香が漂います。
タンク内二次醗酵のいわゆるシャルマ方式でプロセッコは造られますから、生産者は初期投資設備にコストかかかります。このため生産者も中規模以上の生産者に限られ、生産量もいきおい多くなる傾向があります。ですから海外に輸出されるプロセッコはあまりプロセッコらしくないものが多くなりますね(笑)。
性格上エキストラ・ブリュットと言ってもやや甘く感じますが、しっかり冷して飲むべきスパークリングと言うことでお楽しみくださいませ(笑)。
◯クレマン・ダルザス エキストラ・ブリュット ドメーヌ・アルベールマン フランス アルザス 発泡性 白 750ml 2962円税込み
アルザスの大スター ドメーヌ・アルベールマンのクレマンです。
セパージュはピノ・ブラン66%、ピノ・ノワール28%、ピノ・グリ 6% とピノ尽くし(笑)。味わいはしっかりしながらも、軽やかであくまでアロマチック。ピノ・ノワールが重さに作用していない点アバンギャルド。クレマン・ダルザスはフローラルでアロマチックでなくてはならないと、堅く信じる原理主義者の私は大満足なのです(笑)。
瓶熟成期間は18ヶ月。熟成香が鼻に付かない案配は流石!マロラクティック醗酵を押さえて残した酸の美しいこと。シャンパーニュや他のクレマンとは明らかに意図・思想が違います。
アルベールマンのスティルはひたすらフル・ボディですが、クレマンも同じように造らない点 なんたるか解っていますね。
これでイイのだ(笑)!
少しは涼しくなりましたか?この次はマスキュー定番の白 トカイ フルミント2014年です。泡の後の登場ですが、ご心配なく(笑)。2014年良いですよ!
◯トカイ フルミント ドライ 白 2014年 シャトー・デレスラ ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1296円税込み
ハンガリートカイの中心部トカイ・ヘジアリャで造られる辛口の白ワイン。造り手は15世紀初頭まで記録に遡れるシャトー・デレスラ。もっとも2005年にシャンパーニュのドラン家(ハイパー・エドシックで有名)による資本投資により復活しました。ハンガリーが共産圏からEUに国家の舵を変えたためです。
このワインはフルミント85%、シャルガ・ムシュコタイ15%。低温で管理できるステンレス・タンクで醸造・熟成されます。マロラクティック醗酵はしていないようですね。
もともと大陸性の冷涼な土地柄、切れのあるシャープなワインだと想像していましたが、こんなに切れがあるとは(笑)。切れと言うより強さ 強靭さなのです。しかもバランスが良い。
柑橘系の香りが勢い良く放出され、しかも的が定まっている(笑)。フルミントの辛口は初めて飲みましたが、永遠の命をもつエッセンシアを支える品種であることを実感しました。
香り自体に複雑さはさほど感じませんが、この価格帯のワインとしては出色の出来映えです。
後半の2本は赤ワインです。
定番のスペインの赤 エルミータデサンロレンツォが2005年になりました!
スッゴく良いですよ(笑)。
●エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2005年 スベイン 赤 セントロ マンチュエラD.O.750ml 1296円税込み
エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2004年が2005年になってしまった!とお嘆き無きようお知らせいたします(笑)。
2004年と比べると2005年の方が力強く若い感じがします。2005年の作柄の良さですね。逆にちょっと枯れた感じのスペインワイン好きにとって2005年は、もう少し時間が必要かも(笑)。
ただし、ワイン自体の力は2005年の方が上。大きさ・奥行き・生命力ともに2004年を凌ぎます。今2005年を開けると、まだ先がある感じ(笑)。ようやく飲み頃に入ったところです。まあ、時間の経過とともにゆっくり楽しめる良さは何時も通り(笑)。
お値段は2004年よりちょっと上がりましたが、十分許せる範囲です(笑)。
このワイン スペイン アラゴンのカンポ・デ・ボルハD.O.のワイン。地図で見るとナバラのすぐ南端にありますが、ナバラとは違う生産地域です。
セパージュはガルナッチャ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%。ステンレス・タンクでマロラクティック醗酵まで完了した後、まず新樽100%のフレンチ・アメリカンオークの小樽にて3年熟成。そして大樽に移して4年熟成して瓶詰めされます。途中で樽を替えるテクニシャン!
しかも、いわゆるグラン・レゼルバの規定熟成期間60ヶ月を越えてます。充分な熟成期間を経てリリースされていますね(笑)。
味わいはクラシック!枯れて余分な物がそげ落ちながら、明瞭な果実味が溶け込んでいます。グラン・レゼルバでも中庸なボディは好印象。
ブラインドで飲むと枯れたテンプラリーニョっぽいのですが、ちょっと違う。プラムの香りにベリーの香りがバランス良く溶け込んでいます。ガルナッチャとカベルネの果実味の特徴が上手く表現されている訳です。時間が経つとプラムの熟したニュアンスが増してエクセレントなのです(笑)。
いわゆる今風のパワー勝負の早飲みスタイルではなく、シンプルな美しさを訴求するクラシックなスタイルです。アルコール分14%と高いのですが、飲んだ印象は12.5%位にしか感じません。時間をかけることで総てを解決しています。強い果実味だけがワインの品質決定要素ではないのです。
緻密なワイン造りとしっかりとした葡萄栽培。あと生産者の良心を感じます。
海外にはなかなか出回らないワインに違いありません。願わくば、アメリカで人気が出ないよう!
でも、アメリカ人にはこの味が解らないかな(笑)?
このワインを飲んで幸せになれる私は、幸せ者なのです(笑)。
トリはなんと アパッシメント(陰干し)の赤!バランスが良くて飲みやすい。しかもお手頃価格(笑)。
●『アパッシメント』2013年 カーサ・ヴィニロニア イタリア プーリア 赤 I.G.P. 750ml 1527円税込み
かっこいいボトルが素敵な南イタリア プーリアの赤ワイン。販売元は彼のボッター・カルロ、リーズナブルなワイン・チョイスにはいつも助けてもらってます(笑)。
このワイン、メルロ60%にプーリアを代表する2つの葡萄品種プリミィティーヴォ30%・ネグロアマーロ10%をブレンド。遅摘みした葡萄を収穫後2週間ほど陰干しして更に糖度・凝縮感を上げたアパッシメントによって造られています。
飲んだ第1印象は、とても美味でリッチ(笑)!
きめ細かく、でも濃厚。ほどよく上品な甘さを伴った果実味が口の中を転がるような心地良いまろやかさがグッド。若いタンニンが暴れるのではないかと心配しましたが、とても綺麗です。
ビター・チョコレートプルーン、キノコ、香ばしく焦げた正油、ソース等の風味に干しアンズの甘酸っぱさ・ピリッと辛い黒胡椒がよく効いています。飲み込んだ後のフワッと甘いカラメルやエスプレッソの印象で満足感がさらに上昇(笑)。
うーん。
飲みごたえ十分です。
暑い地域のワインにありがちなベタつく甘さや豊満過ぎてしまりがないといったマイナス要素は一切感じさせない。しかも確実にプーリアのワインらしいところは秀逸。
非常に溶け込みが良く、アパッシメントした痕跡が見えません(笑)。かなりの造り手ですね。造り方など詳細をもっと知りたくなるワインです(笑)。
いつも通り24日(金曜日)は17時~20時30分、25日(土曜日)は11時~20時30分までとりおこなっておりますので、ご自由にいらしてくださいませ。
桝久商店 岡本利秋・昭
[] 150721_152004.jpg
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
連日の
Jul 21, 2015 by akiko |「暑い」というより「熱い」のほうが ピタッときます。でも、口には出さない。口にだすと負けたような気がするので(いったい何と戦っているんだ、私)
ご近所さんから 味の濃い美味しい枝豆をたくさん いただいたので 連日、枝豆です。
やはり 旬のとれたては違う。冷凍しておいても とっても美味しい。やさしくって深い味滋養になるって 感じだなぁ。
中途半端な量が残ったときなんか、枝豆をさやから出して 天ぷらってよくすると思うんですが、
揚げ物は辛いこの時期なので、天ぷらよりちょっと小麦粉を多くして、フライパンでそのまま じっくり焼いてみました。
枝豆入りのチヂミ?お焼き?枝豆入りパンケーキ?
・・・・・名前はともかく けっこう おいしい。
甜麺醤やキムチなんかでたれを作ると 赤ワインにもロゼにも合うし。
この夏の我が家のヒットメニュー完成です。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
美味しくワインが飲めなくなるから集団的自衛権に反対、はハードル低いかな
Jul 19, 2015 by weblogland |「日本政府が一国で2500億も出せないなんて情けない。」みたいに言ってましたっけ。そんな奴が政治家としてやってこれたことに恥ずかしさを感じました。ずれてますよね。我々がどれほど大変な思いをして税金を払っているか全く解っていない。
よく一国の政治の質はその国の国民の質並みと言われますから、我々が自ら恥じないといけないですね。選んではいけない人が沢山政治家になっています。これから参議院の集団的自衛権の審議が始まりますが、良識の府参議院にも選んじゃいけない議員がいることを知らしめる良い機会かも?
しがらみから離れて冷静に判断する義務が我々にはあるはずです。投票行動の動機に、利権のおこぼれに与ろうなどとさもしい考えを捨てないとダメ。しがらみは捨てられないかも知れませんが、判断のハードルを下げてはいけませんよね。
でも、私の判断基準「美味しくワインが飲めなくなるから集団的自衛権に反対」はハードル低いかな(笑)?
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
ゼゼン ロサード 好評です
Jul 18, 2015 by weblogland |家内「うんと冷やしても飲めるし、温度が上がったら上がったらでローストビーフなんかに良く合うから重宝だよね(笑)。」
私「ロゼって甘くて冷して飲むしかないイメージが強いから、ゼゼン・ロサードを飲んでイメージが変わった方が多いよね。ましてやスペインのロゼなんて一昔前はどれ飲んでもあまり変わらなかった(笑)。技術のイノヴェーションの成せる技だよね。」
家内「そうそう(笑)。でもさゼゼン・ロサードって、もともとの葡萄の良さが前提になってるよね。造りも余分なことしてないし、あの酒にはしびれたなぁ(笑)。」
私「単に経済性だけのイノヴェーションじゃないよね(笑)。あの広がりと自然な舌触りはSO2添加もかなり低いはず!」
家内「『大日本ロゼ・ワイン普及協会』としては、してやったりかな(笑)。」
私「よっ!会長!」

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
アパッシメントの赤ワインを見つけました!
Jul 17, 2015 by weblogland |アパッシメントの赤ワインを見つけました!
収穫した葡萄を陰干しして更に凝縮したワイン。イタリアだとアマローネが有名です。私が見つけたのはイタリアのプーリアの赤。アマローネみたいに何ヵ月も陰干ししたものではありませんが、収穫後約2週間陰干ししたいわゆるアパッシメントのワインです。しかも産地はなんと南イタリアのプーリア(笑)!暖かい産地ですから自然に糖度が上がります。何もアパッシメントしなくてもよさそうなものですが(笑)。実際アルコール分も14.5%!
これが飲んでみるといかにもプーリア(笑)。しかもアルコール分の過剰感もない。広がりがありなかなかの出来です。更に、1500円くらいと安い(笑)。これが決定打となり速攻でサンプルを取り寄せちゃいました(笑)。シビアなメンバーで早速今日ティスティングしましたが、文句も出ずに無事パスしました(笑)。
この暑い時期にアパッシメントはないだろう!と言うなかれ(笑)。もともと酸の少ないワインを生産する彼の地、濃くて軽くてなかなか良いかと(笑)。負担にならない充実感が魅力かな(笑)。
近々お知らせしますから、しばしお待ちくださいね(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
お前一人で行ってこい
Jul 15, 2015 by weblogland |困ったもんです。
でも、何人の造反議員が出るかな?
これが全くゼロだったら日本の将来は闇ですね。郵政民営化でも造反議員は出ましたから、今回は沢山出てくれないとイケマセン。もちろん気骨のない政治家が大半ですから、造反で否決されることはないかと思いますが(笑)、賛成した議員と造反して反対した議員名を永く記憶に留めておく必要がありますね。あとから「賛成の空気に逆らえなかった」「会派の意向に逆らえなかった」などと言う弁解だけは聞きたくありません。もっともそんな奴らを選んだ我々も責任はありますが。
歌の文句じゃありませんが喧嘩の末に、「一緒に殴りに行こうか!」など国家レベルの例えにする神経が解りません。頭おかしいですよね。お前一人で行ってこい!
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
ドイツワインのサンプル
Jul 14, 2015 by weblogland |
ドイツワインのサンプルを久~し振りに取り寄せました(笑)。
もちろん白ですが完全な辛口。しかも葡萄品種はシュペートブルグンダー ピノ・ノワールです。
先日のモトックスさんの試飲会で発見!
マスキュー担当のSさんのお勧めワインブースで見つけました(笑)。
私「あれ、Sさん!自分のブースがあるなんてスゴいじゃん(笑)!島流し(笑)?」
Sさん「私が愛するワインコーナーです(笑)。」
私「売れなかったら左遷(笑)?」
などと痛ぶってから試飲です(笑)。
私「このドイツの白 旨いね(笑)。酸のバランス 旨味の厚み・広がり ともに素晴らしい!」
Sさん「しかも、ピノ・ノワールなんですよ!」
私「アロマチックじゃないけど、実に旨いね(笑)。東欧の辛口ワインにスタイルが似てるかな?」
Sさん「ビオですから自然な味わいです!」
確かに旨い。
補糖はしてないな。
収量は低いな。
マロラクティック・コントロールはしてるかも?
シュール・リーもしてるかな?
SO2も瓶詰時に30mmgくらいの添加かな?
木樽は使ってないな。
こんな訳で早速サンプルを取り寄せました(笑)。じっくり飲むと更に解ることがあるはず
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
塩からいワイン(?)が 人気です
Jul 13, 2015 by akiko |「塩からいワイン もう一本、飲みたくなっちゃって。ありますか?」 と、入ってこられた常連のお客様。
すっかり気に入っていただけたようです。
魚にも合うし、天ぷら・フライドチキンにも合うし 使い勝手がいいとのこと。
また、このワインを飲むと 暑い日の疲れた体に ビタミンとミネラルを補給できるような気がする ともおっしゃっていました。
同感です!
綺麗な果実味は若干 鋭さが勝って感じられるけれどほんのり綺麗なアマもがある。全体の印象としては ドライできりっとしているところがいい。
レモンのビタミンを摂取しているみたいで とてもさわやか。 この季節にピッタリですね。塩からいワイン。
あ、マスキューでは我々も お客様も 塩からいワインって 呼んでいるんですが、
マルタンの グロプランのことなんです。このワインの 性格をよく表現していると思います。
最初は、みなさん 「えっ、ワインなのに 塩?」って不思議そうにしていらっしゃいますけど、飲めば納得って感じで。
着々と グロプランファン 増えています。 おすすめです。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
ブルゴーニュのクリマを世界遺産として登録
Jul 12, 2015 by weblogland |「ドイツのボンで開催された世界遺産委員会でブルゴーニュのクリマを世界遺産として登録することが決まったそうです。」とのこと。知らなかった!
流石フランス 商売上手(笑)!
ブランド化は販売戦略上必須。世界遺産を飲めるなんて…鬼に金棒ですね。
実際ブルゴーニュの生産者が自分のワインの価値を高めることに尽力し、その結果世界はその価値を認めています。もちろん世界遺産登録には政治的なパワーも必要だとは思いますが、このブルゴーニュのクリマの世界遺産登録には生産者の想いを感じますね。まだ詳細は知りませんが、クリマの範囲をどこまで広げたのか知りたいところです。格付け畑だけですかね?いやいや、頭の良いフランス人ですから、ブルゴーニュのクリマと言う地理的限定と概念を括りで登録を狙ったはず(笑)。そうすれば「このクリマを代表するのは俺のワインだ!」と言いやすいはず(笑)。
詳細を早く知りたいですね。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
ハンガリーのトカイ フルミント2014年
Jul 11, 2015 by weblogland |旨いですね。厚みと広がりが素晴らしい。酸のあるシャルドネやシェナン・ブランっぽいかな(笑)。シャンパーニュのハイパー・エドシックが買ってテコ入れしたシャトー・デレスラですが、ポテンシャルは高いですね。それを見抜いた、ハイパー・エドシックの眼力は流石ですね(笑)。
ところで、あれだけタイトで厚みのある白ワインが出来るのですから、泡も造っているはず!シャンパーニュに比肩するような泡が出来る予感がしますねぇ(笑)。
時間はかなりかかるとは思いますが、きっと造るはず。基本的に冷涼な彼の地、驚くほど美味しくて安い泡が出来るはず!
私の妄想は止まりません(笑)。
造っているかどうか聞いてみよう(笑)!
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
ギリシャ大変ですよね。
Jul 09, 2015 by weblogland |IMFの遅延額が2700億円ですか…、でもそれって新国立競技場の建設費と同じとか。
新国立競技場建設は国の面子がかかっているから、予定通りに作らなければイケない!とばかりの、森元首相や阿倍首相の肝いり。誰も反対出来ない(笑)。
そりゃ、役人や後輩議員にはそんな勇気と使命感は望むべくもない(笑)。
では、この際建設費の2700億円をギリシャに貸してあげたら?オリンピック発祥の地ギリシャを助けて何が悪い(笑)!競技場建設に無駄なお金をかけるより遥かに役に立つはず。森元首相や安部首相 ひいては日本国民は世界から称賛・尊敬されるはず。新国立競技場建設より大義はありますから、誰からも文句やケチをつけられる心配などありません。お二人の政治家も世界史に名を残す大政治家となります。新国立競技場の建設プレートに名を残すなんてセコいことに比べたらスケールが大きいはず(笑)。
大義に沿った善意ですから、利息は取らずに『無理のないところで返済してくれれば良し』くらいの太っ腹なところを見せたいですよね(笑)。担保でパルテノン神殿をよこせとか、利権を渡せなどとせずに 優しい善意あるのみ!
カッコいいなぁ(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
天気の安定は重要です
Jul 08, 2015 by weblogland |もちろん両者の旨い関連性など私が知るよしもありません。
でも何故でしょうね?
餌が豊富なのかな?
青魚は寝ないで泳ぎ回り餌を求めると言いますから、旨い原因は餌の豊富さ。海水温が上がっていることが原因なんですかね?でも、お陰の長梅雨で野菜などは生育不良で高くなってきています。
そもそも、すべてが上手く行くと考えるのが間違いかな(笑)?
野菜の生育を案じながら、美味しく鰹をいただくのが真っ当なのかも。基本は感謝の気持ちですね。
ところでワイン生産者にとってもこの天候はかなり不安。
今の低温と長雨・日照不足により葡萄樹が結実不良・花ぶるいを起こさなければよいのですが…。あと湿度によるカビの発生も心配です。開花して実をつけるこの時期。天気の安定は重要です。
祈るのみ。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
瓶底に固まった酒石 とても綺麗ですね
Jul 06, 2015 by weblogland |先月の試飲会のトップセラー スペイン ナバラのロゼ・ワイン 『ゼゼン・ロサード』なのですが、瓶底に固まった酒石 とても綺麗ですね。酒石自体は白い鉱物の結晶みたいなのですが、ワインのルビー色に染まり美しく輝いています。見とれますね(笑)。

ところで、ふと思い出しましたが、最近酒石が残っているワインをあまり見かけなくなりましたよね。先日インポーターさんの試飲会でドイツワインを飲んだ折り、酒石が残っているワインがほとんどありませんでした。ドイツでは、ワインをマイナス位まで冷やして酒石を除去してから瓶詰めするのが、いまでは一般的とのこと。わざわざそんな一手間かけなくとも良いと思いますが、ワインの酸を少しでも減らすのがトレンドのようです。でも、本来あるものですからねぇ。もっとも暑いスペインでは基本的に酸は少なく、自然なワイン造りをしていたら酒石はあまり残らないのが通例。醸造技術の進歩 温度管理の徹底が出来たからこそ。
そう考えると少し複雑な感ですね。
私はゼゼンのナチュラルな味わいと酒石の美しさには心惹かれてしまうのです(笑)。ここは色々考えずにゼゼンの良さにだけ浸っても良いかな(笑)
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ
マスキューではロワール・ワインが流行っています
Jul 04, 2015 by weblogland |家内「いつの間にかロワール・コーナー出来ちゃったね(笑)。」

私「ここのところロワールづいてたからなぁ(笑)。下流から上流のメヌトゥ・サロンまで行っちゃったね(笑)。」
家内「でもさ、シノンとかブルグイユも扱いたいよね(笑)。」
私「メジャーなロワールなんだけど、マスキューにしっくり合うのがないんだよね(笑)。割りと高い(笑)。でも探せばありそうだけどね。」
家内「ロワールのワインって多様で面白いんだよね(笑)。あと酸が命だから合わせる料理を常に意識させてくれるのが楽しいよね(笑)。」
私「そーなんだよね。その分難解になりやすいけど、凄く楽しい(笑)。飲んでて飽きないよね。」
家内「ワインと料理を切り離せば、酸の少ないハイ・スバート スタイルでもOKなんだけど、我が家は食卓で晩御飯食べながら飲むから酸のあるワインが合うよね。」
私「まあ、ケース・バイ・ケースだけどね(笑)。」
家内「逆に食べずにロワール・ワイン飲んでも楽しさ半減かな(笑)。」
私「T.P.O.が大事(笑)。
ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。

人気ブログランキングへ