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Apr 20, 2015 by
weblogland |
今月4月24、25日のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!
今月のテーマは盛春。春らしい白・赤ワインを3ずつの計6本。
新着ワインは3本といつもより少な目ですが、残りの定番3本は実力向上中。この時期飲みにはベスト・チョイス。
まずはスペインの果実爆弾の白。アニスなどの植物っぽさもあり、いかにも盛春(笑)。
◯
イェマヌエヴァ アイレイン 2013年 ボデガス・ラ・テルシア スペイン 白 750ml 1471円税込み
このボデガス・ラ・テルシア1920年に設立された家族経営のワイナリー。45ヘクタールの畑を所有しています。驚くべきは、すべて自根で平均樹齢が50年以上。フィロキセラが及ばないんですね。中にはプレ・フィロキセラの樹齢100年を越える葡萄樹もあるとか(笑)。
ラ・マンチャは雨が少ない乾燥した土地。草も生えないような荒涼とした大地です。そんな環境に適したアイレン自体が乾燥に強い品種ですから、水を好むフィロキセラを寄せつけなかったようです。もちろん潅水を与えない忠実なワイン造りを続けた証拠。
味わいはビックリするほどの出来の良さ。シトラス系のドライで鮮烈な香りの中心には洋梨の味わいがどっかり座り、アニス系のハーブの香りがとてもエキゾチック。まるで5月のラマンチャの大地の香り。
そして、マスキューの定番のサヴォア。確実に腕を上げています。
◯『
レ・アビーム』2013年フィリップ・ラヴィエール フランス ヴァン・ド・サヴォア 白 A.O.C.750ml 1647円税込み
シャンベリーの南、A.O.C.ヴァン・ド・サヴォア域内のクリュ アビームの白ワイン。ジャケール種100%で造られています。
畑は急峻で、斜面の狭く限られた耕作可能地という感じ。もちろん機械は入りません。フィリップ・ラヴィエールはミヨンという集落に本拠を置きますが、隣のクリュ アプレモンにも畑を所有しているようです。(畑というより斜面。)
ワインはステンレスタンクで発酵後、タンク内で澱とともにシュール・リーの状態で熟成後、出荷されます。マロラクティック発酵はしないようです。味わいは切れる切れる(笑)。白い花や青草のニュアンス。りんごやグレープフルーツなどの柑橘類の果実味が爽やか。ドイツのトロッケンに似ていますが、もっとワイン自体にパワーがある感じですか。この辺がジャケール種の特徴のようです。
白ワインの最後はイタリアの白。イタリア マルケからガリアルディの久し振りの登場。やはりガリアルディは白が突出していますね。酒質も安定して宜しい(笑)。
◯ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ 『セレッツィオーネ』2013年 ガリアルディ イタリア マルケ D.O.C.白 750ml 1980円税込み
あまり日本では馴染みが薄いマルケ州の白ワインです(笑)。マルケ州だとモンテプルチアーノ種を使った赤ワインが有名ですが、実に旨い白ワインがありました。
ヴェルディッキオ種から作られるヴェルディッキオ・ディ・マテリカDOCです。ほとんど日本には入ってないのでは?海岸よりに50Km離れたヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージDOCの方がまだ知名度が高いですね。もっともマテリカの方はイエージの1/10ほどの320ヘクタールの作付け面積しかありませんから、生産量が限られてしまいます。まあ、標高450~550mの山岳地帯ですから畑の広さもおのずと限られてしまいます。実はこのマテリカは2010年よりDOCGに昇格した極めてレベルの高い産地なのです。
イエージはフローラルでありながら、飲み応えがあることでしられていますが。マテリカはイエージよりミネラル感、密度感ともに勝る優れたワインです。
粘性があり、塩辛さヨードなどのミネラル感が良いアクセントになっています。抜栓後何日もかけてゆっくり変化を味わうのがベスト。揺るがない構造はガリアルディらしい良さ。
内陸部のワインなのですが、魚介類 とくにアサリなどに合わせたいワインなのです。
そして、ネオ・クラシックなボルドーの新入荷。
●シャトー・クロノー 2013年 フランス 赤 ボルドー・スペリュールA.C.750ml 1740円 税込み
まず飲むと非常にタイトで質感溢れるタンニンが特徴的。味わいにデラウェアっぽさがあるので、一瞬アン・トゥル・ドゥ・メールかなと…。
???
まず産地チェック(笑)。サン・フォア・ラ・グランドから南に10KMのところにあるリダェック村とのこと。まずサン・フォア・ラ・グランドを探すとサン・フォア・ボルドーA.C.のある町です。更にリダェック村はと?ボルドーの地図には載っていません(笑)。さてさて?ボルドーの外れベルジュラックにつながるドルトーニュの地図にありました!ボルドーと言うより南西地域に近いですね(笑)。
これで味わいの謎が氷解。サン・フォア・ボルドーはボルドー最北東部ですが、アン・トゥル・ドゥ・メールの地続き。しかも気候は南西地域により近いはず。アン・トゥル・ドゥ・メールに似た味わいと南西地域のようなしっかりしたタンニンを併せ持っていた訳です。
このワイン セパージュはメルロ95%、カベルネ・フラン5%。収穫量は1本の葡萄樹でボトル2本弱。比較的低い温度で長期醗酵後、20%を大樽、40%を新樽のバリック、40%を古樽のバリックで熟成させます。過剰な樽香はありません。
飲んだ感じ、無理なく丁寧に抽出した印象があり雑味が少ないです。ミクロ・オキシダシオンに頼らず、液抜き静置法と言う技術を採用しているとのこと。セニエしてから、また葡萄液を元のタンクに戻すようです。なるほど!だから造ったっぽさがないのですね(笑)。
抜詮してから除除に質感を増しどんどん滑らかになって行く様は優良な証。赤い果実味がそれとともに現れ深みも増します。すぐに解りやすいワインではありませんが、ゆっくり楽しむことの出来るボルドー・スペリュールです。ネオ・クラシックなワインなのです。
そして久し振りのマズールの古酒の登場です!コスト・パフォーマンスの高さは驚きに値します。
●
『カルト・マロン』 ヴィエイユ・ヴィーニュ 2000年 ドメーヌ・マズール フランス 赤 コート・デュ・ローヌ 750ml 1850円税込み
ドメーヌ・マズールは 16世紀まで溯れる歴史ある生産者。
ローヌに典型的な砂利質土壌に グルナッシュ.シラー.カリニャンなどを植えています。
樹齢40~60年の古木が 中心で、中には100年を超えるものもあるそうです。
ワインは飲み頃を迎えるまで ドメーヌの蔵でホーロー引きのタンクにて熟成されます。
リリースまで10年以上は ごく普通のこと。
きちんと管理されたワインは 若さ、力強さを湛えており、その品質の高さには 驚きを禁じえません。
さらに驚くのは、顧客から注文がきてはじめて、注文の数だけ瓶詰めするという そのやり方!
効率・スピード重視の日本人からみると無駄でしかないやり方です。
でも、良い状態の飲み頃ワインを リーゾナブルな価格で提供してくれる その姿勢に信頼がおけます。
マスキューではこの下のランク『レ・プラド』以来の登場です(笑)。
セパージュはグルナッシュ80%、カリニャン20%。古木から造られたワインは凝縮感たっぷり、しかも長い熟成を経て総てが重合した姿は甘美。カリニャンも全く邪魔しませんね(笑)。インク、スパイシーさ、なめし皮、アーティチョークなどの香りがタップリ。このアペラシオンの粋と言えます。
堪能できるワインなのです(笑)。
さて、今回の試飲会のトリは なっ、なっ、なんと!オーストリアの『ペラ・ヨシュカ』 あの犬のラベルの赤ワインです。家内と私が無類の犬好きなのとは別に(笑)、期待するワイナリーなのです。
去年、『インターナショナル・ワイン・グルメ・ジャーナル』で『NEW COMER OF THE YEAR 2014』を授賞!最も活躍がめざましい醸造家に贈られる賞とのこと。
ふふふ。
前から『ペラ・ヨシュカ』を飲んでいるマスキュー関係者にとっては当然の結果(笑)。ワインの価格が高くならないのを祈るのみ(笑)!
どうやらスターダムにかけ登りそうですね(笑)。
●
ベラ・ヨシュカ ブラウフレンキッシュ アイゼンベルグ2012年ヴァイングート・ヴァハター・ヴィースラ オーストリア ブルゲンラント アイゼンベルグD.A.C.赤 750mlスクリュー・キャップ 750ml 2453円税込み
まずはラベルの説明から、ワイナリーの名前はヴァイングート・ヴァハター・ヴィースラー と言います。現在の若き当主クリストフ・ヴァハターの父フランツと母テレジアの結婚を期に父方と母方の実家のワイナリーを合併して今の形になりました。ワイン名『ベラ・ヨシュカ』はその互いの父(クリストフの祖父) ベラとヨシュカに敬意を払いつけたそうです。ワイナリーのフラッグ・シップ ブラウフレンキッシュ のキュヴェ名としている訳です。
ワイナリーはオーストリア南部 ズュートブルゲンラント地方のアイゼンベルグ村にあります。ハンガリーとの国境付近です。ハンガリーからの暑いパノニア平原からの気候とオーストリア内陸からの冷涼で湿潤な大陸性気候がぶつかる位置にあります。このため、割りと降水に恵まれています。
畑の土壌は鉄分の多いスレート土壌。溌剌としたミネラル感を生み出すようです。しっとりとしたベリーの果実味に塩辛さや鉄っぽさ、胡椒のような後味があります。
ヘビーではないが非常に緻密な味わいはエレガント。余分にデフォルメしたところがありません(笑)。14ヶ月の熟成に古いオークの大樽を使うことで、余分な樽香をワインに着けずハーモニーを与えます。
ステンレスタンクでの醗酵や低温での長い醸しなど、最新の技術はありますが、基本的にナチュラル。自然を最大限引き出すことを信条としています。最大限の労力と注意を払うことで、ブラウフレンキッシュをひとつの完成したスタイルのワインにしています。食事に合わせて毎日でも飲みたいワインです。
アメリカナイズされたワインに飽きた諸兄には是非お勧めしたいワインなのです(笑)。
果実味プンプンの豊満なワインではなく、ワイン自体の良さが伝わる、本来的な良さがあります。
あとラベルの紋章に犬が描かれています。支えるようにウズラとイタチがいます。この犬はクリストフさんの名前のもと「聖クリストフォロス」を表しています。犬の頭を持つ聖人とのこと。ウズラとイタチはドイツ語発音がそれぞれ「ヴァハター」と「ヴィースラー」に似ていることからの言葉遊びだそうです。
クリストフさんは真面目なだけでなく、遊び心もあるようですね(笑)。
以上6本、盛春仕様のワインです(笑)。
4月24日は17時~20時30分
4月25日は11時~20時30分までとりおこなっておりますので、お暇な時間にお越しください。
お待ちしております。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Apr 20, 2015 by
weblogland |
うーん。
さすが筋金入りのワイン・ラヴァー。
実は昨日アップしたルモワスネの『
ディアマン・ジュビレ』に問い合わせが多く届きました。ありがとうございます。
「マスキューさん、数はどのくらいあるんですか?」
私「あまりありませんが、すぐに無くなることはないかと…。」
「マスキューさん!今度の試飲会に出すのですか?」
私「残念ながら、試飲会に出すほど本数はありません(笑)。とても勉強になりますから、試飲会に出したいところですが…。」
今普通にブルゴーニュは高いですし、1級畑となると5000円位では見当たりません。しかも、クラシックな熟成したブルゴーニュとなると桁が変わってきます。
皆さん、こんな事情を良くご存知のようです。しかも、ケチなマスキューがブルゴーニュを入荷することに期待して下さっているようです(笑)。
そんな皆さん 正しいです!
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Apr 19, 2015 by
weblogland |
ふふふ、これなーんだ?
ルモワスネのダイアモンド・ジュビレじゃありませんか!いえいえ正しくは『
ディアマン・ジュビレ』と呼びます(笑)。
正しくフランス語読みするのは、私にはかなり困難(笑)。
まあ、それはそれとして(笑)、『
ディアマン・ジュビレ』って コルトン・シャルルマーニュに付く名前でしたよね。赤もあったんですね。インポーターさんに聞くと『キュヴェ・スペシャル』が無くなったため、特別にリリースして下さったとのこと。
中味はブルゴーニュの1級畑のワインだけ!
2001年を飲んだ印象は、ビーズのサヴィニ・レ・ボーヌの1級が程よく熟成したのに似てますね(笑)。1995年は完全に古酒。どの辺りのワインか解りません(笑)。
良いブルゴーニュって二回熟成します。2001年は一度目のピーク。
1995年は二度目のピークかな。変身前と変身後みたいな感じ(笑)。
伝説のローラン・ルモワスネが言うように、『ブルゴーニュ ワインこそ熟成させて飲むべきワイン!』
おっしゃる通り。
今風の飲みやすく造ったブルゴーニュは10年持ちません。やはりクラシック・ブルゴーニュは凄いのです
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Apr 17, 2015 by
weblogland |
来週のマスキュー店内試飲会のラインナップまだ決まっていません(笑)!
そんな訳で、この期に及んで、更にサンプルを取り寄せてます(笑)。
今日届いたのは変なワイン(笑)。
イタリア カンパーニャのピエディロッソ種で造った赤とカタラネス種で造った白です(笑)。どちらも地場品種らしいのですが、皆さん知ってました?マスキューは知りませんでした(笑)。飲んだことのないワインと聞いたからには、飲まねば!闘争心に火がつきます(なんのこっちゃ)。
知らない葡萄品種と聞くと好奇心が抑えられませんね(笑)。価格はマスキューにはちょっと高級な部類ですから、期待は膨らみます。
どんなんかなぁ~(笑)?
あとコトー・ブルギニオンの赤。ピノ・ノワール90%、ガメイ10%の変化球(笑)。ピノ・ノワール100%で造れば良いものを(笑)…。お値段も少し高めですが、何かが私に期待させます(笑)。
全部ハズレだったらどうしましょう!
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Apr 16, 2015 by
weblogland |
よーやく入荷しました!
何が?って。
エタンダール・ド・シャトー・ヴァラッド2010年です!
サンテミリヨンの隠れた至宝(私が勝手に名づけました。)シャトー・ヴァラッドの正銘のセカンド・ワインです。味わいもちゃんとトップ・キュヴェに通じます。まあ、今風ではありますが、かなり実直・真剣に造られた渾身のワインなのです。
無くなってから3~4ヶ月経ちますか。そうです。暮れに完売して以来です。
あー、良かった。
サンテミリヨンとしてはコスト・パフォーマンスの高さは驚き。もちろんファンのお客様から『まだ入らないの?』と、矢の催促(笑)。プレッシャー感じてましたから、再入荷してホッとしました。また、ヴィンテージもお値段も変わらずご提供出来ますから、さらにホッとしました(笑)。
十二分に堪能できるサンテミリヨンの赤ワインなのです。
人気の出る前に飲んでおくべきワインなのです。人気が出たら、『昔良く飲んだな。今じゃ高くて手が出せないけどね(笑)。』なんて言ってみたくないですか(笑)?
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Apr 15, 2015 by
weblogland |
今年の風邪は長引きますね。ようやく調子が戻ってきました(笑)。熱はたいしたことありませんが、咳がおさまらなくて往生しました。
喉が痛い中、ワインは飲み続けましたが(笑)、ある法則を発見しました。
喉が痛い時には『モラゴン』や『リアル・コンパーニャ・デ・ヴィノス』などの酸が無くしっとりしたタンニンのワインが美味しく感じます。液体が喉を通る時、優しさに癒されます(笑)。逆に大物のボルドー・ワインなどを飲むと苦行でした(笑)。喉を刺激して飲み込めません。むせちゃいました。
うーん。
病の時に飲むワインにもT.P.O.がありました!
まあ、本当に調子が悪かったらワインどころじゃありませんね。健康と丈夫な体に産んでくれた両親に感謝です。
さて、今夜は何飲みましょうか(笑)?
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Apr 12, 2015 by
weblogland |
昨日、ダライ・ラマを見ました!
本物のダライ・ラマです。
実はお世話になっている総持寺さんで公演。もちろん私は外の外れたところから遠目に見物。公演が終わったダライ・ラマが皆さんに盛大に見送られ車に乗って退出、そしてその車が、なっなっんと私の目の前を通ります!窓は開いてる!思わず手を合わせると なっなっなんと ダライ・ラマがニコニコしながら私に手を振ってくれました!
すんごく優しく見えました。
いやー、あのお歳で誰をも引き付ける笑顔は只者ではありません。普通ではないですね。
あっけに取られながらも、ダライラマの笑顔を見て思い出しました。
総持寺の禅師さんも同じ感じだ!共通する何かがあります。
私、総持寺の禅師さんは30年近く前のまだ禅師になる前から存じあげてますが、彼の『愛されキャラ』にやられ通しです(笑)。
うーん。
愛され、癒される 笑顔老人の世界No.1はダライ・ラマと江川禅師に決定!
苦難と修行の果ての笑顔は見るだけで心に訴えるものになるのですね。
そうすると総持寺に行って、江川禅師の笑顔を見れる我々は幸せ者。皆さんもたまには総持寺に足を運ばれては?お目にかかれるかも?
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Apr 09, 2015 by
weblogland |
花粉性が終わりそうだと喜んでいたら、風邪引いちゃいました。イルフルエンザのような強力なのではなく、どうやら喉風邪。まあ、熱はないようですが、喉が痛くて咳が止まりません。
人前でゴホゴホやるのも何ですが、家で安静するほどでもなし。取り合えず仕事はしてます(笑)。
でもですね、夜飲むワインが美味しくない。ワインを飲むと喉が痛い。昨日は二口ほどのんで止めました。今日は何口飲めるかな(笑)?
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Apr 07, 2015 by
akiko |
先日 新宿御苑にお花見に行きました。 半分くらい散っていたけれど 場所によっては 今が盛りでとてもきれいでした。
新宿御苑には八重桜もたくさんあるのですが こちらの見ごろは まだでしたね。今週末くらいかな~。
八重桜のあでやかで迫力満点の美しさは 必見。来週また 行ってみようかしら。
お花見には 絶対ロゼですよね。
ロゼワインって揮発するようなさわやかな酸味、甘酸っぱいバラやサクランボの香りを持つものが多いので 今の時期にぴったり。
お花見ワインを探しているお客様には 絶対お勧めしちゃいます。
今の時期の食材にも よく合うし。
・・・あ、新宿御苑は 酒類持ち込み禁止でしたね。ちょっと残念。 ですが
新宿御苑に限らず 野外でのお花見・宴会は 周囲に迷惑をかけないように 楽しみましょう。
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Apr 07, 2015 by
weblogland |
ヒットしてますね(笑)。
手前味噌な話しですが、
ドメーヌ・マズールのカルト・マロン2000年です。
家内「カルト・マロン出だし好評だね(笑)。やっぱり美味しいよね。」
私「熟成感が素晴らしいよね。それも元々の良さがあってだしね(笑)。」
家内「これから試飲会に向けて時間もあるし、丁度良いね。」
私「そーなんだよね(笑)。あとのラインナップを決めるにも楽。」
家内「ところで4月の試飲会で何出そうか?今のところカルト・マロン2000年しか決まってない(笑)。」
私「この間取り寄せたサンプルは全滅だったし(笑)…。まあ、4月は試飲会も沢山あるからじっくり決めますか?」
家内「でも、うかうかしてるとすぐに試飲会になっちゃうから、気をつけなきゃね(笑)。」
私「いつもぎりぎりまで引っ張る悪い癖を直さなきゃダメかな(笑)。でもさ、ついつい『もっと良いワインがあるかも?』って思っちゃうんだよね(笑)。」
家内「ある意味習性だね(笑)」
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Apr 04, 2015 by
weblogland |
今日は取り寄せたサンプルを試飲しました。メンバーは家内と私とゲストのKさん(笑)。
私「いわゆるビオのお手頃なワインを取り寄せました。」
家内「ABマークとエコセールの認証も取ってる。いわゆるビオだね(笑)。」
Kさん「香りもビオ(笑)。硫黄臭い(笑)。」
家内「腐った卵(笑)。」
私「昔子どもの頃、車で産業道路走って羽田空港に遊びに連れてもらった時、道路沿いはこんな臭いだった(笑)。今の中国も同じかな?」
Kさん「これってワインの香りとしては不適格だよね。誤解されるよね。」
家内「この臭いはSo2だよね。でもビオは基本的にはあまり入れないから、あとからワインが変質したみたいに感じるよね。」
Kさん「古いヴィンテージの方がより臭い(笑)。」
私「瓶の中で発生してるとしか思えないですよね。」
家内「ビオってこう言う物だと納得して飲む人いるのかな?」
私「売り物にはならないよね…。」
「先々月の試飲会で出したドメーヌ・パディエのワインとは雲泥の差。」
Kさん「パディエのワインは元々の造りの良さがあったけど、これらは元々の良さをあまり感じない(笑)。ビオと言っても色々ありそうですな。」
私「ビオのワインって、欠陥が多いワインが大半です。たまに良いワインがあると考えた方がよいかも?」
家内「また変化が速いから、扱いが難しいんですよね。」
Kさん「最近ビオを謳い文句にしてるワインが多いみたいだよね。」
私「あと、3000円以下でまともなビオ・ワインはあまり無いですね。家で言えばパディエとかパン・デ・マルグリットくらいかな。」
Kさん「ビオに安いワイン無し(笑)?コストかかるもんね。」」
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Apr 04, 2015 by
weblogland |
ふふふ(笑)。
ひさーしぶりにシャブリ仕入れちゃいました(笑)。
しかもグラン・クリュの『レ・プリューズ』2005年!
実は先日インポーターさんの試飲会で発見。トロミが出始めて、旨い!
正銘なシャブリ・グラン・クリュは10年くらい熟成してトロミが出始めます。まさにそれ。熟成してると言ってもまだまだ若さがあり、途上。
こんな熟成したシャルドネを飲むと、シャルドネって高貴品種なんだとしみじみ思えます。良いですね(笑)。
ところでこのワインはネゴシアン物。でもですねあのステファン・ブロカールの『クロズリー・デ・アリズィエ』のリリースですから、多分父上のワインかな(笑)。
あと、ふと気づいたのですが、シャブリのグラン・クリュって相対的に安くないかな?他のブルゴーニュのグラン・クリュや1級品と比べると割安感がありませんか?こんな感覚を覚える私が毒されているのか(笑)?
まあ、ケチなマスキューが仕入れましたから、ご安心あれ
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Apr 03, 2015 by
akiko |
野菜売り場の いい場所に 春野菜がいろいろ並び始めましたね。
何より好きなのが、タケノコ!!
鶴見に来る前は 親戚が朝 採った新鮮タケノコを届けてくれるという 幸せな環境にいたので、
売っているタケノコは あの独特の苦み・青臭さが ちょっと物足りないんだけれど、やっぱり好き。
生タケノコを まず味噌汁にして、残りを茹でておいて・・・と今から楽しみです。早くもうちょっと安くならないかな。
来るべきタケノコ晩御飯に備えて、いま 合わせるワインを物色中です。
この前飲んだ ヴェルメンティーノ、同じくパーラのヌラグスなどは ばっちりだと思いますが、
ハンガリーの白 いいんじゃないかな。CHデレスラのトカイフルミントドライ。
強い香り、緻密で厚さがあるボディ、滑らかで粘性のある舌触り。春野菜の強い味わいに負けないはず。
強い香りには 花やかんきつ類のほかにハーブやオイルの香りも含まれている、ちょっと薄荷みたいなニュアンスもあるし。
合わせるのが楽しみですね。絶対 やってみよう。
じつは この3種の白ワイン 私がひそかに とろとろ系と分類しているものの代表格なんです。
洋食にも勿論合うんですが 和食で使うだしにこそ よく合うとろみを持っているのが 私のいうところの とろとろ系の条件。
普段の気取らない食事に おすすめですよ、ぜひ お試しください。
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Apr 02, 2015 by
weblogland |
4月に入ってから新入荷の品物がパラパラ入ってきました(笑)。
もちろん試飲会にも使う予定ですが、今月はピッチが早い(笑)。
まず、今日来たのは南フランス ローヌのドメーヌ・マズール。コート・デュ・ローヌA.C.なのですが、ヴィンテージはなんと2000年!
飲み頃になったワインをリリースしてくれる優良生産者なのです。マスキューでは以前『レ・プラド』銘柄を扱っていましたから、覚えておられる方もいるかと。たしか『レ・プラド』は2000年、2003年、2004年ヴィンテージを扱いましたっけ。シンプルで深みのある味わいはご好評いただきましたね。
今回は『レ・プラド』より上級の『カルト・マロン』と言うキュヴェです。古木から造ったワインですので、より濃厚です。トロミと甘味はかなりハイ・レベル。しかも熟成してますから、旨いに決まってます(笑)。先日輸入元の試飲会で販売を即決したワインです(笑)。本当はまた『レ・プラド』にしようかと思っていましたが、良さと価格差が小さいことで今回は上級の『カルト・マロン』を扱うことに決めました。
お値段はなんと1850円税込み!
心に届く味わいですぞ!
ラベルもかっこ良いでしょ(笑)
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Apr 01, 2015 by
weblogland |
「マスキューさん!あのシャンパン 凄く美味しかったよ(笑)。」
誉められちゃいました(笑)。
実は、クラシックなワイン通のKさん。キャリアは私の倍くらい(笑)。
先日お祝い事があるのでシャンパンをご用命いただきました。Kさん直々に美味しいシャンパンをご所望。
うーん。
難敵(笑)。相手は百戦錬磨の強者です(笑)。
普通の美味しいだけのシャンパンでは満足しないはず。
今までお買い上げいただいた物と同じシャンパンをお届けするのは、私のプライドが許さない(笑)。かと言ってブランド物のバカ高いシャンパンをお届けするのは、さらにプライドが許さない(笑)。
そうだ!
あれがあるではありませんか!
シャンパーニュ・ブリュット『クープ・ド・フードル』2007年 ピエール・ルブッフ
アイ・シャンパーニュの完成品です。
Kさん「なんか昔飲んだ美味しいシャンパンを思い出しましたよ(笑)。たしかに極上。とても美味しかった(笑)。」
私「ありがとうございます。 昔のクリュッグに通じる良さがあるかと。お誉めいただき冥利に尽きます。」
やった!
このKさん、細かい銘柄を知っている訳ではありませんが、正銘のワインを経験されています。当然良き日のクリュッグなんかも飲んでいます。お話の節々で分かります。
凄い方っているものなのです。
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Apr 01, 2015 by
weblogland |
『シャンタル君』と『ジェラールさん』が再入荷しました(笑)!
なんのこっちゃ!と言うなかれ(笑)。
マスキュー定番のブルゴーニュ ドメーヌ・ジェラール・セガンのA.C.ブルゴーニュの赤です。
「ちょっと高くなったんじゃない?」
おっしゃる通り。
新入荷の2013年は2977円税込みです。限りなく3000円に近づいちゃいました。
うーん。
2013年は数が少ないからとのこと。多くても良い作柄だから高い場合もありますから、考えてもしょうがない(笑)?
ただ、このキュヴェ・シャンタルとジェラールは中身がジャンポール・ミュズィニーとジュヴレイ・シャンベルダンですから、まだ許せる範囲かと…。
ケチなマスキューが仕入れましたから、ご期待を裏切らないとは存じます。
ちゃんとジュヴレイ・シャンベルダンとジャンポール・ミュズィニーの味はします。ただし、シャンタルはボンヌマール寄りですからグリオティーヌの香りはしません。まあ、滑らかで妖しい味はジャンポールの味わい。ジェラールは強さがありいかにもジュヴレイらしいニュアンスです。
ファンの皆さん、お待たせいたしました!
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Mar 30, 2015 by
akiko |
マスキュー試飲会へのご参加 ありがとうございました。今回の中心はポルトガルワインでしたが いかがでしたでしょうか。
私が今まで飲んだものの中から 特におすすめの3本 選びました。それぞれがポリシーを感じさせる作りで おもしろかったですね。
さて。先月ご紹介した パディエのカリス(残念ながら売り切れです)、今月のジンブロ、モンテフィーノ 大量の澱が出ていましたね。
最近は除梗してから発酵したり、澱引きをきちっと行うワインが多いようで とってもクリアな主質のワインが中心。
そんな状況なので なんだか うれしくなっちゃって 3本とも澱を食べてみました(ちょっと意地汚い・・・)。
意外だったのは3本とも きめ細かくさらさらだったこと。もっと粒子が大きくて 食べにくいと思いましたが。
ポルトガルのジンブロとモンテフィーノはもう熟成が進んでいるので 古い味っていうか 果実感はない。時間の経過を感じる。抽出した後のコーヒーみたい。
あ、果実感がないというのは 先月のパディエの澱がとっても綺麗な赤い味を呈していたから そう感じるんですけど。
澱を食べて 思ったのはブドウ全部 梗も皮も果肉も種も 全部使って ワインが出来上がっているってこと。・・当たり前か・・。
それらを 強調したり マイナスしたりでそれぞれの個性がでてくるのですね。
でも やっぱり 澱を食べるのはお行儀悪い、自宅にいるときだけにしよう と思った次第です。
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Mar 30, 2015 by
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昨日、一昨日とマスキュー店内試飲会にお越しいただきありがとうございました!
とくに土曜日の夕方にご来店が集中し、行き届かず申し訳ございませんでした。
まず、春を告げるような白ワインからです。
◯ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ 2013年 パーラ イタリア 白 サルデーニャ島 D.O.C.750ml 1759円税込
「ラベルも綺麗だけど、色も綺麗ですね(笑)。『私は良いワインです。』って言っているみたいですね(笑)。味わいもラベルみたいなフローラル(笑)。」
「マスキューさん、このワイン前から売ってますよね。紫色の花柄のラベルのワインもありましたよね?」
家内「はい。『ヌラグス』です。あれもサルデーニャ島のワインです。」
「このラベル特徴的ですよね。漫画のコラムで取り上げられてましたよ(笑)。見つけて、さすがマスキューって思いましたよ(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。パーラの白は良いですよね(笑)。特にこのヴェルメンティーノは随一かと。イタリア本島のヴェルメンティーノは今一つなんですよね。」
家内「このワインが一番ヴェルメンティーノとして好ましいと思います。」
「このワイン 膨らみもあるし華やかだし とても美味しいですが、何℃くらいで出すのが良いですか?もっと冷やしても良いのですか?」
私「今大体13℃くらいだと思います。他のワインより少し温度は下げて出しています。もっと冷やしすと膨らみより広がりのベクトルが増します。」
「冷してからゆっくり温度が上がるのを楽しむ。好みの温度帯を探すのも一興かな(笑)。」
私「レベルの高い飲み方ですね(笑)。」
「このワインはもともと粘りがありますよね?温度高くても低くても、この粘りが鍵かな?」
私「鋭い!ですからオリーブ・オイルやシェーブルチーズとは相性抜群です。」
「シェーブルって山羊のチーズですよね。サルデーニャ島には山羊がいるんですか?」
私「はい。人口より多いはず(笑)。」
家内「島は急峻で平野が少ないので崖を苦にしない山羊が放牧されています。」
「牛は崖を歩けないからだ(笑)。」
家内「あとこのワイン、塩辛さもありますから、魚介類とは相性良いですよ(笑)。また植物っぽさも強いですから、野菜をマリネにしたり、オリーブ・オイル・ベースのドレッシングなんか鉄板です(笑)。」
私「個人的には名物のカラスミのパスタがベストかと(笑)。」
「店長カラスミ好きだからなぁ(大爆笑)。」
私「手の内 読まれてますね(笑)。」
さて次はモンテプルチアーノ種を使って造られたロゼと赤。造り手も同じコッレ・フリージオです。
◯チェラスオーロ・ダブルッツォ 2013年 コッレフリージオ ロゼ イタリア アプルッツオ州 チェラスオーロ・ダブルッツォD.O.C.750ml 1481円税込
●モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012年 コッレフリージオ 赤 イタリア アプルッツオ州 モンテプルチアーノ・ダブルッツォD.O.C.750ml 1481円税込
「マスキューさん!このロゼは花見用(笑)!」
「色も薄いピンク色 桜色(笑)。花見のためのワインだね(笑)。」
「ロゼって甘いだけじゃないんですね。ベリーかな?果物の感じが赤ワインっぽい(笑)。だけど渋味がないから飲みやすい。何も食べなくてもいける(笑)。」
「ちょっと塩辛いハムなんかつまみ食いしながら飲むとイイね(笑)。グビグヒ行けるな(笑)。」
「マスキューさん、このロゼ甘さもありますが、この甘さは糖分ですか?」
私「この口の中に膨らむような甘さはグリセリンです。アルコール醗酵の過程で出来ます。揮発性でもありますから、ベリーの香りと溶け合って、飲み込んだ後の長い余韻に通じます。」
「たしかに余韻が長くて心地良い(笑)。美しいね(笑)。」
「ロゼと赤を比べると不思議な気分です。同じ品種なんだろうけど別物(笑)。」
「用途の違いなんだろうけど、コンセプトの違いがここまで味の違いになっているのは面白いですよね。」
家内「この手のドライでフルーティーなロゼは地中海沿いのリゾート地ではビール替わりに飲まれているようです(笑)。」
「うーん。ビール替わりに昼間から飲んでみたいけど、酔いそうだな(笑)。」
「夜のディナー前に酔いつぶれるかも(大爆笑)。」
「モンテプルチアーノ種って高貴な品種じゃないけれど、ロゼだとかなりピュアで品が良いですね。可愛さがあるよね(笑)。」
「たしかマスキューさんの定番のチウ・チウもモンテプルチアーノ種を使ってますよね。でもチウ・チウのモンテプルチアーノ種とモンテプルチアーノ・ダブルッツオのモンテプルチアーノ種って違いますよね?」
私「何と鋭い!モンテプルチアーノ・ダブルッツオらしいアロマチックなスタイルがコッレ・フリージオのワインで、深みのあるモンテプルチアーノ種のスタイルがチウ・チウです。じつは、産地の違いが明瞭に感じるようなチョイスをしました。」
「なるほど!チウ・チウの『ゴティコ』を飲めば良く解るんだな(笑)。『バッカス』よりモンテプルチアーノ種ね比率が高いよね(笑)。」
「モンテプルチアーノ種好きの私にはたまらんね(笑)。」
「同じモンテプルチアーノ種でもそんなに違うんですか?」
家内「日本に大量に輸入されていますが、いわゆるモンテプルチアーノ・ダブルッツオは軽い早飲みのワインがほとんどです。このコッレ・フリージオのワインもフレッシュ&フルーティーなスタイルですが、標高の高い産地なのでかなりしっかりした方です。酸があります。」
私「モンテプルチアーノ種は濃く造ると果実味が黒くなる傾向があるようです。一部の最先端の生産者は赤いベリー系の香りがしっかりしながらも飲み応えのあるヘビーなワインを造ろうとしているようです。例えばガロフォリかな。」
「マスキューさん 最近試飲会で辛口のロゼを良く出しますが、ロゼって味わいのパターンがありますよね?」
私「さすが!お見通しですね(笑)。大まかにはストロベリー系とアセロラ系に別れそうですね。」
「モンテプルチアーノ種の赤ってラズベリーの香りがするから、ストロベリー系な訳ですね(笑)。」
「チウ・チウはカシスやマスキューさん曰く黒豆の香りですけど、ロゼを造ったらストロベリー系になるんですかね?」
私「高度な質問ですね(笑)。恐らくそうなるかと。あったら飲んでみたいですね(笑)。」
やはり親しみのあるモンテプルチアーノ種。興味は尽きませんでした(笑)。
さて、後半戦のポルトガルです。
●『アトランティコ』2012年 赤 ポルトガル アレンテジャーノ 750ml 972円税込
「おっ!『アトランティコ』ですね。随分沢山このワイン飲んだなぁ(笑)。重宝してます(笑)。」
「このワインを友達に飲ませて『高いワインだな。』って随分騙したな(笑)。」
私「お世話になっております(笑)。今ではマスキュー不動の定番です(笑)。」
家内「でも、モンテプルチアーノ・ダブルッツオと比べると明らかに酸がない。」
「たしかに酸は無い(笑)。でも滑らかさとコクで美味しく飲めちゃいますよね(笑)。」
「樽のニュアンスもあるから旨く感じるんだよね。」
「モンテプルチアーノ・ダブルッツオみたいにはっきりしていないけど、果実味はちゃんと感じるよね。」
私「飲みやすい今風ではありますが、実に上手に出来ています。」
「そうそう。今風も悪くないよね(笑)。なんたって1000円しないんだからね!」
「飲みやすくてイイ!」
さて、続いてマスキューの隠れ定番(笑)。ジンブロです!
●ジンブロ 2008年 キンタ・ド・ジンブロ ポルトガル ドゥロD.O.C. 赤 750ml 1712円税込
家内「このワインはいわゆるポート・ワインの単一畑で造られたドライ・スタイルのワインです。」
「へぇー、ポートって甘いデザート・ワインですよね?」
私「はい。糖分が残った半醗酵状態にアルコール添加して造るいわゆる酒精強化ワインです。非常に長命で、保存性に優れています。」
「戦国時代に信長が飲んだワインですね(笑)。」
「普通の辛口赤ワインも出来るんだ?」
「辛口でも香りはポートみたいに甘くて重い(笑)。みっちりしてる。」
「タンニンの量が凄い。でも渋すぎない。この落ち着きは熟成したからですか?」
私「はい。ようやく本来楽しめる姿になったかと。今風ではありますが、飲み頃になるまで7年は要するワインでした。ジンブロはずっと扱ってきましたが、ようやく解りました(笑)。」
家内「高密度のタンニンが整った姿になった今がピークのようです(笑)。」
「今風と言っても時間のスパンは長いのですね(笑)。スゴく質感がありますよね。」
私「じつは、この後に入荷するジンブロは2011年なので、2008年があるうちに皆さんに味わっていただきたく、今回試飲会に出しました(笑)。いかがでしょう?」
「マスキューさん、それって2011年はスタイルが変わると言うことですか?」
私「これまた鋭い(笑)!でも、飲んでみないと解りませんが、可能性は高いかも(笑)。」
「アトランティコとジンブロを実際比べると価格の差を感じるよね(笑)。」
「でも、どちらもコスト・パフォーマンスの高さは驚きだし、目を開かせるワインだよね(笑)。」
「明らかにポルトガルの個性を感じる。ユニークだよね。シンプルだし、好きだな(笑)。」
「瓶に澱がベットリついてますね(笑)。でも、これが普通なんでしょうね(笑)。今時こんなに澱があるワインは珍しい(笑)。」
私「今風と言ってもプリミィティブなんですよね(笑)。」
「マスキューさん、ジンブロは全房醗酵してるのですか?」
私「除梗してるかと。全房醗酵していたら後10年以上経たないと飲みやすくならないかも?」
家内「それにしてもタンニンの量は凄い(笑)。個性なんでしょうね(笑)。」
さらにタンニン量はエスカレートします(笑)。
●モンテフィーノ・レゼルヴァ 2005年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 赤 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 2098円税込
「これは完全にバッチリ熟成してるね(笑)。ブルネロっぽいかな?」
「説得力あるね(笑)。」
「マスキューさん、このワインはあとどのくらい持ちますか?」
私「今がピークであるのは間違いないですね。ジンブロより熟成は進んでいます。このあとは古酒になっていくかと。」
「深みがあるよね。あと広がりかな。大きさがある。」
「こうなるのに10年かかることは、長いのか短いのか(笑)?」
私「少なくとも、いわゆる今風の飲みやすく造られたワインはこうはなりません。」
「クラシックな今風(笑)。でも、クラシックだよね(笑)。」
「ジンブロと比べるとさらに価格差を感じる(笑)。ある意味真っ当かな(笑)。」
私「ポルトガルのワインは基本的にアロマチックではありませんが、質感があって納得のいけるワインかと。」
「みんなこんな感じですか?」
私「いえいえ。先日ポルトガル大使館主催の試飲会に行った印象では、もっと今風で(笑)、これも今風のスペイン・ワインに近いものばかりでした。マスキュー試飲会の方がクラシックかな(笑)。」
「あと、品種の特性があまり感じられませんが…?」
私「それが特性かも…。どれも複数品種のセパージュですが、あくまで作柄のリスク回避と混醸による深みのためであり、香りの複雑化ではないような気がします。少なくとも、何を何パーセント何を何パーセントにする、ような設計図がないようなワイン造りだと思います。」
家内「このモンテフィーノはアレンテジャーノの奥地 スペイン国境付近。酷暑と乾燥の苛酷な環境のようです。草も生えないようなところのようです(笑)。フィロキセラも侵入しなかったし、葡萄樹も根付かせることが困難なほどのようです。」
唯一試飲会のお客様でポルトガルに行かれたプロの旅行者Tご夫妻「アレンテジャーノは内陸に行けば行くほど何もない(笑)。あるのはコルク樫とオリーブの樹とワインくらいかな。スペインに近づくにつれさらに何もなく、荒野(笑)。」
家内「ポルトガルはコルク栓の世界シェアが60%でした!」
Tご夫妻「コルクの服も売ってましたよ(笑)。」
私「可愛そうなコルク樫は10年に一度皮を剥がれるんですよ(笑)。」
どうもありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Mar 27, 2015 by
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一ヶ月あっという間ですね。今日辺りから試飲会のワインがチラホラ売れ始めました。まあ、無くなることはないでしょうからご安心を(笑)。
ところで最近インポーターさんがロゼ・ワインに力を入れてきているような気がします。マスキューは『大日本ロゼ・ワイン普及協会』を勝手に造るロゼ好きですから、それはそれで嬉しい(笑)。
マーケティングから考えてもロゼ・ワインが日本市場では一番伸びる余地があるのは確か。あとポスト・ハイボールはスパークリング・ワインとロゼ・ワインなのもトレンドかと。
マスキューは先取りしてる(笑)?!
残念ながら、そんなはずはありません(笑)。
好きだからしつこく売ってるだけです(笑)。でも、マスキューのイニシェーションによりロゼ好きになった方もいるはず(笑)。もちろん私も家内も催眠を通り越した領域にいますから(笑)、罪悪感なし(笑)。
あなたもロゼ・ワインを好きにな~れ~。
明日の試飲会でも1本ロゼ出しますからね(笑)。
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Mar 26, 2015 by
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昨日は某インポーターさんの試飲会に行きました。マスキューの店内試飲会はもうラインナップが決まっていますから、来月の新商品捜しです(笑)。試飲自体は片っぱしから総てしますが、インポーターさんに今のトレンドなどを聞きだしたりします(笑)。
私「今どんなワインが流行ってますか?」
インポーターさん「これとこれが人気ありますよ。」
などと聞きながら試飲確認。心の中ではシメシメと思ったり、なるほどと府に落ちたり。もちろん表情には出しません(笑)。
基本的にインポーターさんにとって、自社輸入のワインは総て良いワインで売りたいワインでもありますから、基本誉めます(笑)。余程気に入ったワインがあれば、その場で注文しますが、なるべく会場での発注は避けます。その場はグッとこらえて帰ってから家内に相談(笑)、そしてサンプル取り寄せ可能なら取り寄せてじっくりテイスティングして最終判断します。
十中八、九売れるはずでは精度が低いのです。あと良いワインとの確信が絶対に必要。余り売れなくとも後悔しないで済みます(笑)。
売れなかったら売り方が悪いと考えるべき(笑)。選んだワインは悪くないのです(笑)。
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Mar 25, 2015 by
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ここのところ
イプランディのピノ・ノワールが大人気です(笑)。
家内「ここのところイプランディのピノ・ノワール 毎日のように発注してるよね。」
私「今、ピノ・ノワールらしいピノ・ノワールを飲もうとしたら、あれが一番お買い得だよね。ブルゴーニュだったら倍くらいするもんね。」
家内「たしかにイプランディの
ピノ・ノワールは良く出来てるよね。まさかイタリアのヴェネト産とは…。」
私「お釈迦様でも気がつくめぇ~!」
家内「で出たな 親父ギャグ(笑)。」
私「そうそう。さっきインポーターさんと話したんだけど、2014年のブルゴーニュは割りと沢山葡萄が出来たみたいだよ。2012、2013年と量が少なかったからこれで価格も一息つくかな?」
家内「でもさ、ブルゴーニュは量が少ないと言って上がり、量が多くても良いヴィンテージだと言って上がり(笑)。下がることは稀だからね(笑)。」
私「やはりブルゴーニュ以外でリーズナブルなピノ・ノワールが沢山出来るようにならないとダメかな(笑)。」
家内「イプランディのピノを飲むと、そんな時代が近い気がするよね(笑)。」
私「少なくとも、生きているうちにそうなって欲しい(笑)。毎日ピノ三昧(笑)。」
家内「気持ちは解るが、考えることが下品(笑)。」
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Mar 24, 2015 by
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今週末3月27・28日の
マスキュー店内試飲会のワインを並べました。
この作業は至福の一時(笑)。あと、モンテプルチアーノ・ダブルッツォの追加が来て完璧です。
ワインを棚の上に並べ、残りを棚の中に入れるのですが、今回は「あれれれ?」。
ポルトガルのワインが総て背が高く棚の中に立ちません。ですから、ポルトガルのワインは棚の中で寝ています(笑)。シャンパン瓶なんかは背が高いですから棚の中にぎりぎり収まったり、寝かしたりすることがありますが。
うーん。
良く見るとポルトガル・ワインの背の高さは同じです。ひょっとして全部同じ瓶?瓶底やら細かく観察すると、総て違う瓶です。
何故?
高さを揃える決まりでもあるのかしら?
謎が増えました(笑)。調べてみますね(笑)。
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Mar 23, 2015 by
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今月 3月27・28日のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!
今回のテーマは前半戦は『春』。後半戦は『ポルトガル』です。
まずはマスキュー定番 イタリア サルデーニャ島のヴェルメンティーノ。いかにも『春』なのです(笑)。
◯
ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ 2013年 パーラ イタリア 白 サルデーニャ島 D.O.C.750ml 1759円税込
ご存知イタリア サルデーニャ島のトップランナー パーラの造るヴェルメンティーノです。
サルデーニャ島のヴェルメンティーノと言うと島の北部で造られるD.O.C.G.ヴェルメンティーノ・ディ・ガルーラが頂点には違いありませんが、ちょっと高くて普段飲みには向いていません(笑)。
かといってイタリア本島の数多あるヴェルメンティーノだと緩い(笑)。
香りの広がりと強さがあり、ミネラル感、植物のニュアンスがあるパーラのヴェルメンティーノはやはりグッド。
魚介類からアスパラ・トマトなどの野菜そしてシェーブルのチーズまで合わせやすいのは福音なのです。
もちろんワイン自体の揺るがない構造の良さがあってのこと。
そしてイタリアを代表するモンテプルチアーノ種のロゼと赤を比べていただきます。
◯チェラスオーロ・ダブルッツォ 2013年 コッレフリージオ ロゼ イタリア アプルッツオ州 チェラスオーロ・ダブルッツォD.O.C.750ml 1481円税込
このワイン、アプルッツオ州南部の新進ワイナリー コッレフリージオが造ります。コッレフリージオは有機栽培を導入した35ヘクタールの自社畑の葡萄だけでワイナリー造りを行っています。地元の自然環境を重視し、テロワールを表現することを何よりも大切に考えています。
直接圧搾法で造られていますから、モンテプルチアーノ種の香りだけ引き出し、タンニンを取り除いた感じ。ラズベリーの香りが全開の春らしい辛口ワインなのです。
●
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012年 コッレフリージオ 赤 イタリア アプルッツオ州 モンテプルチアーノ・ダブルッツォD.O.C.750ml 1481円税込
マスキューではロゼのチェラスオーロ・ダブルッツォが定番となっており、何故だかメインのモンテプルチアーノ・ダブルッツォがない(笑)。
これはいけない!
赤とロゼ両方あってこそモンテプルチアーノ種が理解出来るはず!府に落ちるのです。
でも、両者を飲み比べてみて更にロゼと赤ワインの迷宮にハマるかも(笑)?決定的な差があるようで無い?
さて、後半戦『ポルトガル』のトップバッターはマスキュー定番の『アトランティコ』。コストパフォーマンスの高さは周知(笑)。今風ポルトガルのトップランナーと言えるかと。
●『
アトランティコ』2012年 赤 ポルトガル アレンテジャーノ 750ml 972円税込
ポルトガル南側のアレンテジャーノ地域の地酒です。フランスのエリアのヴァン・ド・ペイにあたるヴィーニョ・レジオナウ・アレンテジャーノ。
このワインまず見た目がカッコイイ。ラベルとキャップシールのデザインが素敵なのです。品良く高級感が漂ってます(笑)。
生産者のアレクシャンデレ・レウヴァスは2003年にアレンテジャーノの中心部分の新興ワイン産地アレンテージョに設立されました。環境に配慮した環境保全型農法を実施しているそうです。(単純に有機農法や無農薬とは違ったポルトガル独自の理念があるようです。)
セパージュはトリンカデイラ34%、アリカンテ・ブーシェ33%、アラゴネス33%と在来の品種で、ステンレスタンクで発酵後、バリックで3ヶ月熟成されます。
味わいはビックリするほど鮮烈!
完熟した赤い果実が溢れ出ます。明瞭な赤い果実味には赤紫蘇やハイビスカスの酸味がアクセントとなり深みを演出します。
アルコール分も14.5%ありますからボディーもしっかりしており、鮮烈な果実味が渦巻いています。濃密な舌触りも説得力十分です。
このインパクト、価格の常識を遥かに上回ります。
次は地味に実に美味しい『ジンブロ』です。これもマスキュー定番なのですが、あまり売れない(笑)。でも、売りたい!
ホントにお勧めワインなのです。
●
ジンブロ 2008年 キンタ・ド・ジンブロ ポルトガル ドゥロD.O.C. 赤 750ml 1712円税込
このワイナリーは1993年にマヌエル・ピント・エスパニョルさんが始めた家族経営のワイナリーです。ワイナリー名になっているキンタ・ド・ジンブロとは畑名で「ジンブロ畑」の意味です。この「ジンブロ畑」は1875年にヴィンテージ・ポートがつくられた記録があるほどの一流の畑でした。ドウロ・スペリュール地区にあり、長年ブロス&アルメディア社のヴィンテージ・ポートをつくってきました。エスパニョルさんは2003年にこの畑を取得して、ポートではなくスティルワイン造りにチャレンジしました。
このワインはトウリガ・ナシオナル30パーセント、トウリガ・フランカ30パーセント、ティンタ・ロリス20パーセント、ティンタ・バロッカ20パーセントとすべてポート用のブドウでつくられます。木樽も400Lと500Lのフレンチとアメリカンオークのものを使います。無理にバリックを使わないところが良いのです。密度が高い果実味と樽香の溶け込みは素晴らしく、まさにハイグレード!余韻がもう少し長ければグレートワインになれそうです。
柔らかでキメの細かいタンニンは飲み手に安寧を与えてくれます。
新たなスターの予感がします。
ここまで密度がありながら、エレガントさを伴ったワインに度肝を抜かれました。ブラインドで飲んだら、ポートの産地のワインとはまず判らないですね。
恐るべしポルトガルワイン。
いままで何度かポートの産地の赤ワインを飲みましたが、完成度は一番のワインです
目が放せない産地ですね。
なんたってポテンシャルの高さが桁外れです。
しかも安い(笑)!
最後は、ケチなマスキューが見つけた安くて美味しくてビックリのワインです(笑)。
●
モンテフィーノ・レゼルヴァ 2005年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 赤 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 2098円税込
このワインの生産地域はヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 。スペインとの国境となるサエ・マメデ山脈に連なるペーニャ山の中腹に畑はあります。南北に伸びる国境線の真ん中あたりですね。
畑は真っ白(笑)。白い花崗岩の二次堆積で覆われています。御影石の産地として有名で、日本にも輸出されているとか。
生産者のモンテ・ダ・ペーニャは1984年創業の家族経営。畑に生えていた古木の葡萄樹を台木にしたそうです。なんでも暑すぎてフィロキセラも生きていけないそうです(笑)。また、いきなり若い木を植えても土壌に水分が無いため根づかないため、ある程度根が張るまでは灌漑しないといけないそうです。
造りはシンプル。手摘みで収穫後すぐに除梗破砕してアルコール醗酵。1ヶ月ほど醸してからアリエ産のフレンチオーク樽で1年熟成させてからアッサンブラージュして瓶詰めし、更に飲み頃になるまで瓶熟成させます。最終的には8年経ってようやくリリース。今時珍しいクラシックなスローぶりなのです(笑)。
セパージュは地場品種トゥーリガー・ナショナル、トリンカデイラ、アリカンテ・ブーシェ、アラゴネス。味わいは長い熟成により深み複雑さの頂点。暑い産地のワインですから明瞭さには欠けますが、バランスのとれた凝縮した果実味は圧巻です。大量のグリセリンが熟成によりエステル香に変わってきていますので、アレルギーを起こす方もいるかも?でも、これもスタイル(笑)。好きになるか?嫌いになるか?貴方次第なのです。
ただし、ずば抜けた品質は保証いたします(笑)。
以上6本、皆様のお越しお待ち申し上げます
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Mar 22, 2015 by
weblogland |
うーん。
景気良くなって来たんですかね?
ここ数日、シャンパーニュ・ブリュット『
クープ・ド・フードル』2006年 ピエール・ルブッフ の問い合わせが続きました。
2006年は完売していますから、今月末に2007年が再入荷する故お伝えしています。
ケチなマスキューでは最近ブルゴーニュ・ワインの在庫が減る一方なのですが(笑)、マイナーなリコルタン・マニュピュラントのシャンパンだけは譲れない(笑)。決して安いものではありませんが、グラン・メゾンの有名どころに比べればお買い得感がまだありますよね(笑)。ブルゴーニュワインはブルゴーニュと言うだけで総てが高騰していますが、やはり生産量の減少が影響してるのでしょう。原料ワインをストックする習慣があるシャンパーニュは、作柄による生産減に耐性があるのも一面ですか。
まあ、無名なシャンパーニュを隠れてこそこそ売るしかありませんね、マスキューの場合(笑)。
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Mar 20, 2015 by
weblogland |
ペズナ 2006年 ドメーヌ・ド・フォンデュース 赤が再入荷しました!
まだあったんですね(笑)。
インポーターさん「マスキューさん!ペズナまた来ますよ!」
私「今度は何年ヴィンテージですか?」
インポーターさん「それが2006年。一樽買っちゃいました(笑)。」
私「まだあったんですか(笑)?フォンデュースはラングドックで一番バック・ヴィンテージもってるんじゃない?お金持ちの上 品質にも自信ありだね(笑)。」
インポーターさん「樽は違うんですが、生産ロットは同じようです。」
私「味も変わらないんだ。たいしたもんだね(笑)。」
私「やはりペズナの名前にこだわるだけあるよね。先日マスキューの試飲会でも同じペズナのコンダミン・ベルトランを出したけど、好評だったよ(笑)。」
インポーターさん「やはりペズナがラングドック・グラン・クリュ指定されたのは伊達じゃないんですね。」
私「フォンデュースもコンダミン・ベルトランも共通するバランスの良さがあるんだよね。力づくじゃないんだな(笑)。」
インポーターさん「生命力も通例のラングドックレベルじゃないですよね(笑)。
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Mar 17, 2015 by
akiko |
今日 今年初めて つくしを発見しました。花月園前 開かずの踏切の近くです。
寒の戻りがあるって 天気予報では言っていましたが もう厚手のコートとはさようならですね。
それにしても 今年の花粉症はつらい・・・。鼻の中が荒れているらしく ワインの香りがよくわからないのが困ります。
それなのに 香水とか芳香剤といった人工的な香りには 猛烈に反応しちゃってくしゃみが止まらない。
不思議だ。使っているものが 化学物質だから?
ところで 今月の試飲会 だいぶ かたまってきました。中心はポルトガルワイン。
最近 輸入される種類が増えてきているし、注目度が上がってきています。
今 マスキューの二人が 美味しいなと思うもの 異なるタイプで選んでいます。
まだちょっと先ですが ご来店お待ちしております。
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Mar 16, 2015 by
weblogland |
ミニストップのプレミアム・チョコ・ソフト食べました(笑)!
NHKの朝ドラで主人公のマッサンの興さん役のリタちゃんがコマーシャルしているソフトクリームです。朝ドラ ファンの家内とミーハー気分(古い!)で食べました(笑)。
美味しかったでしたよ(笑)。
たしかに濃厚なカカオにプラムの香りがして美味しい。
でも、ふと思ったのですが、味わいが南フランス・ルーションのグルナッシュで造ったワインに似てますね(笑)。グルナッシュはもともとプラム系の味わいがします。あとチョコレートの香りもします。木樽熟成しなくても濃厚に造られたグルナッシュはチョコレートっぽさがあります。南ローヌのグルナッシュも基本的には同じですが、インクっぽさがあり、ルーションとは少しニュアンスが違います。
うーん。
まさにルーションの優良グルナッシュの味わい。
きっとミニストップの開発者はワインも詳しいはず!とても上手くパクってます(笑)。
聞いてみたいな(笑)。
私の妄想は止まりません(笑)。
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Mar 15, 2015 by
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そろそろ今月3月の試飲会の準備にムチが入りました(笑)。
テーマはまだ決まりませんが(笑)、幾つか候補が上がり始めました。来週になるとサンプルも届きますから、来週中には決めたいところ。
まず、行けそうなのはポルトガルの2005年の赤。熟成の第2段階に入りつつあるところ。ポルトガルの赤は若い内は圧倒的な甘さで飲めますが、割りと熟成に向きません。酸の無さが災いしてるようです。まあ、もっとも日本に来るワインは今風の酸が少ないワインばかりですから、期待する方が悪いかな(笑)。
でも中にはクラシックな良さを残したワインもあるかと。マスキューの定番
ジンブロと比較試飲するのも一興かな?
そう言えば、先日行ったポルトガル・ワインの試飲会は散々でしたっけ(笑)。割りとコスト・パフォーマンスの高いワインに当たりませんでした。どれも似たような味だったし…。
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Mar 14, 2015 by
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Mar 13, 2015 by
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花粉症の皆さん、大丈夫ですか?
ここ2、3日花粉の飛ぶ量が物凄いですね。
私も家内も花粉症ですから、常に鼻を垂らしてます(笑)。
私「マスキューの中で花粉から逃れる場所はワイン・セラーの中と冷蔵庫の中だけだね。」
家内「でも冷蔵庫の中は5℃位だから寒すぎるよ。ワイン・セラーは15℃以下だからまだ大丈夫かな(笑)。」
私「ワイン・セラーの中は外気と完璧に遮断されている訳じゃないのに何故大丈夫なんだろう?」
家内「マスキューのワイン・セラーは加湿器で加湿してるからだよ。湿度が60%以上あると花粉が湿気て落ちるらしいよ。」
私「なるほどね(笑)。ところで今晩は何を飲もうか?前に飲もうって言って隠してた◯◯があるよ(笑)。」
夫婦でワイン・セラーに避難しながら、今晩飲むワインの算段を始めた我々。お目出度いのか?幸せなのか?
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