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いつものメンバーでティスティング開始!

Apr 02, 2023 by weblogland |
お恥ずかしい話なのですが、倉庫の奥の一番下の箱からこんなものを発見しました!
ドメーヌ・ラブリーのオート・コート・ド・ボーヌ赤1997年と白1998年の白。

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Kさん「色はそんなに古くさくないですね(笑)。とても25年経ってるとは思えません。香りはそんなにしませんが…、初めに還元臭はしますがすぐに消えます。酸化臭は全くしない(笑)。」
私「古酒にすらなっていない(笑)!古酒になる前の停滞期かな?」」
家内「このワインを仕入れた時に飲んだ印象はまだまだ硬い感じだったよね(笑)。」
私「ライム香と硬いタンニンのクラシックなスタイル。」
家内「肉付きの良い甘い今風じゃなかったよね(笑)。」
私「そうそう(笑)。アルコール分だって12.5%。まあ、ランクは高くないけどまさか25年経ってもまだまだ行けるとは(笑)!驚き。」
家内「ルモアスネのオールド・ヴィンテージに近い(笑)。」
Kさん「あ~、思い出しますなぁ(笑)。あと10年位経ったら枯れ葉のような香りがして、酸が口の中で転がるような甘くチャーミングになる。」

家内「白はシェリー香りがして、私の大好きなスタイル(笑)!」
私「シェリー香りはするけど、ワインとして死んでいない。逆にヴァイタル(笑)。」
Kさん「これもっと置いておいたらトロトロになるような気がしますね(笑)。」
私「とてもしっかりした酸がちゃんとある。イイねぇ(笑)。高温で多少やられた感はあるけど、イイね(笑)。」
Kさん「この曇りのないべっこう色は凄みがある(笑)。」

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ショック!

Apr 01, 2023 by weblogland |
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あー!
ショック!
マスキューの大定番イタリア ピエモンテのロ・ゼルボーネが廃業したそうです。自分の好きなスタイルのワインを自分の出来る範囲でしか作らない、完璧な自分スタイル(笑)。究極のドルチェットにはすっかり魅了されました。
奥さんが亡くなったり、ご自身の体調不良やらで最近ちょっと心配しておりましたが…。
う~ん。
マスキューも夫婦二人の二人三脚ですから、どちらかが転けたら終わり(笑)。この点はゼルボーネと一緒ですから他人事ではありません。まあ、始まりには終わりがあると思うしか無いですね。とはいえゼルボーネのワインは記憶に残るもの。それだけでも立派と称賛します。
ありがとうファビオ・ソマッツィさん!

ちなみにキアレットは残り1本、ゼルボーネ・ロッソ2017年は残り12本となります。

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先日の試飲会で思わぬお客様がご来店されました。

Mar 30, 2023 by weblogland |
先日の試飲会で思わぬお客様がご来店されました。
お客様「いつもブログ読ませていただいてます。岡本君お久しぶりです(笑)。」
マスク越しで誰だか解りませんが、思い出さないことには失礼。必死に思い出そうとする私。
お客様「小学校の同級生Uです(笑)。マスクしてるし解らないかな(笑)?」
マスクを取ると…
私「あー!U君!どこどこでお店やってた!」
Uさん「はい(笑)。今実家にいるんですよ(笑)。」
私「確か弟さんおられましたよね?」
Uさん「お兄さんおられましたよね(笑)?」
お互い昔のことは良く覚えてる(笑)。
Uさん「そういえば、A大学で会ったよね(笑)。」
私「それ以来だから40数年ぶりですね(笑)。」
びっくりして対応に困ってしまいましたが(笑)、落ち着いてマスキューの試飲会を楽しんでくれたUさん。そういえば、子供の頃から、落ち着いて真面目な性格だったのを思い出しました。後日飲んだワインの詳細を送ってくださり二度びっくり!
やはり子供の頃からの実直な性格は変わっていないと再確認。
ありがとう!
Uさん!

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桝久 試飲会リポート 後半

Mar 28, 2023 by weblogland |
●モンテファルコ・ロッソ2017年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤 モンテファルコ・ロッソD.O.C.750ml 2640円税込み
家内「このワインはサンジョヴェーゼ70%、サグランティーノ15%にあとバルベラ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローが加わります。」
「香りにパワーがあるよコレ(笑)。」
「スパイス、シガー、トリュフ、高いワインの香りがしますね(笑)。」
「香りだけでやられる(笑)。」
「あ~、旨い!やはりViBAとは違うなぁ(笑)。」
「そりゃそーだ(笑)。値段の違いが味の差
だね(笑)。」
「タンニンはしっかりあるんだけど雑味が無くて綺麗で美味しい。」
「そうそう。雑味や余分なものがないから、口の中に入れると100%楽しめる(笑)。」
私「このワインは恐らくフリー・ラン・ジュースだけで作ったような気がします。要はプレスしていないような感じです。実際はエア・ソフト・プレス・マシーンを使っているかも。」
「余韻まで含めて美しい(笑)。」
「長いしね(笑)。」
「マスキューさん、このワインのコルクは
DIAM5ですなね。ということは後4~5年は大丈夫だね(笑)。」
「マスキューさん、このワイン、アルコール分はいかほどですか?」
家内「なんと14.5%もあります。2017年はかなり暑かったようですね。」
「え~!そんなにあるんですか!でも飲むとそんな風には感じませんね(笑)。酸が抜けていない。」
家内「酸もちゃんと入っているのでバランスを保っています(笑)。2017年は良い作柄だったようですね。」
「作柄ってそう理解するんですね?」
私「暑ければ良い訳ではありませんね(笑)
。暑すぎると葡萄がスタックしてしまい酸が足りなくなったりします。夏場が寒いと糖度が上がらず、ボリュームが出ません。」
「そうそう。収穫時に雨が降りでもしたら、水っぽくなる。」
家内「お金持ちの生産者はそのリスクに最新の機械で対応出来ますが、普通は無理。限界があります。」
「そーだよね。逆にボルドーのグラン・ヴァンなんかヴィンテージの特徴を感じないほど(笑)。やりすぎは良くない(笑)。」


●モンテファルコ ・サグランティーノ2013年 アダンティー イタリア ウンブリア 赤 モンテファルコ・サグランティーノD.O.C.G.750ml 5185円税込み
私「コレがアダンティーの看板ワイン、モンテファルコ・サグランティーノD.O.C.G.
です。以前はサグランティーノ・ディ・モンテファルコと呼称していました。」
家内「アダンティーがトップの評価を得たものです(笑)。女性が作っています。」
「うわっ!香りが凄い!重い(笑)。」
「なめし革の香り!」
家内「開けたてはなめし革の香りプンプンですよね(笑)。」
「深い。それにしても深い。」
「口の中に入れると…、うわっ!、巨大!」
「タンニンが物凄い!モンテファルコ・ロッソとはまるっきり別物だぁ(笑)。」
「ちょっと待ってください(笑)。ヴィンテージは2013年ですよね。モンテファルコ・ロッソは2017年。でも2013年のこっちの方が全然若く感じますよ(笑)。」
「こっちの方は奥に隠れているものが膨大
(笑)。サグランティーノって長熟なんですね。まさに圧巻だし、今すぐ呑むにはもったいない(笑)。」
家内「2013年になってようやくリリースですから、収穫から約10年経ってリリースです。」
「それでもまだまだの感じ。サグランティーノ恐るべし!」
「モンテファルコ・ロッソとモンテファルコ・サグランティーノって全然別物なんですね(笑)。」
「昔のバローロやリオハのワインってこんな感じだったよね。10年20年経ってもまだ飲み頃の入口(笑)。」
「マスキューさん、このワインのコルクは
DIAM10とか20ですか?」
私「え~と。DIAMじゃなくて高級な本物のコルクですね(笑)。」
「高いコルクを使っているんだ(笑)。」
私「左様かと(笑)。」
「看板ワインだから、それなりなんだろうね(笑)。」
「マスキューさん、このワインのアルコール分はいかほどですか?」
家内「14%です。モンテファルコ・ロッソの14.5%よりちょっと低いですね(笑)。」
「ということは2013年より2017年の方が良い作柄ということですか?」
家内「サグランティーノの2017年を飲んでみないと実際のことは解りませんが(笑)。今まで扱ったこのモンテファルコ・サグランティーノは一番力があります。2013年らしい素晴らしい作柄だと思います。」
「何時飲んだら良いのでしょう?途方にくれますよ(笑)。」
私「家の北側の部屋の床下に新聞にくるんで置いておき、あと二夏越せば飲み頃になるような気がします。5年10年待てるならばセラーに置いておくしかないですね。」
「すぐ飲めて凄く美味しいを期待してはいけないワインなんですね(笑)。」
私「左様かと。」


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桝久 試飲会リポート前半

Mar 27, 2023 by weblogland |
昨日、一昨日と雨の中ご来店ありがとうございました!

●ViBA(ビバ)ボデーガス・ビティクルトレス・デ・バロス スペイン 赤 エストレマドゥーラ州 ヴィーノ・デ・ラ・ティアラ・デ・エストレマドゥーラ 750ml 1257円税込み 限定品

私「スペイン南西部、ポルトガルに程近い山間部のワイン産地エストレマドゥーラ
のワインです。この地域のワインを飲むのは初めてかも(笑)?」
「へぇー、マスキューさんも飲んだことないと言うことは無名(笑)?」
家内「考えてみると、イタリア・ワインだとすべての州のワインは飲んでますが、スペインだとすべての州のワインは飲んでいないんですよね(笑)。」
「それってスペイン・ワインが産業としてもまだまだ途上と言うことなのかな(笑)?」
私「このエストレマドゥーラは産地としてはローマ時代まで遡る古い産地なのですが、1900年代にフィロキセラやベト病で壊滅したようです。その後はバルク・ワインの供給地となったので、一般には知られない産地であったようです。」
「さあ、味はどうかな(笑)?あー、飲みやすい(笑)。率直に美味しい(笑)。」
「なんか高級なワインみたい(笑)。」
「プラム、ベリーの香りがしっかりしてて美味しい(笑)。」
「完熟した杏子。干した杏子の香りがする。」
「テンプラニーリョらしいよね(笑)。」
家内「でも不思議なことにテンプラニーリョは1/3であとシラー、ガルナッチャ、カベルネ・ソーヴィニヨンが加わります。」
「でも味は単一の葡萄で作られたような感じなんだよね(笑)。」
「スタイルはニュー・ワールドぽい解りやすく、飲みやすいフルーティーなスタイル。ちょっと酔っ払って飲んだら、高いワインだと騙される(笑)。」
「折り合いが良いですね(笑)。アルコール分は13%くらいかな?」
私「え~と。おっ、当たりです!さすが!」
「ちょっとジャムみたいな濃いニュアンスもする。でもニュー・ワールドの安いワインみたいに真っ黒くなっていない。とても果実味が綺麗ですよね(笑)。」
私「それゆえこのワインのキャッチ・コピーは『ジューシー&フルーティー』でございます(笑)。」
「なるほどね(笑)。『フレッシュ&フルーティー』ではなく『ジューシー&フルーティー』かぁ(笑)。」
「とにかく飲みやすい(笑)。」
家内「このワインがノン・ヴィンテージのブレンド・スタイルで作れることは凄いことだと思います(笑)。」
「夜、家に帰って『赤ワイン飲みたい!』なんて時に飲むにはちょうど良い(笑)。手軽で満足感がある(笑)。」
「ワン・ランク上だね(笑)。」
私「Tさん!この『ViBA』なんでiが小文字なんですかね?ちょうど博学のTさんがおられたので質問しました。」
Tさん「あ、それは商標登録するため。まるっきり大文字だとまんまだから登録出来ない。場合によっては上の絵柄を含めた商標登録してるんじゃないかな?」
私「なるほど!ありがとうございます。Tさん何でもご存知ですね(笑)。」
Tさん「仕事でもちょっと商標登録に関わったことがあってね(笑)。」
家内「私、ViBAの上のデザインが覆面プロレスラーに見えて困ってた(大爆笑)。

私「それ、ナイス・ボケ(笑)。」

ViBA、複数本お買い上げのお客様が多く、幸先の良いスタートでした(笑)。


〇サヴァティアーノ・オーク 2021年 ミロナス・ワイナリー ギリシャ 白 750ml 2200円税込み
「自転車の絵がコノスルみたい(笑)。」
「おっ!旨味が凄い。旨味の塊(笑)。」
「ちょっと酸化熟成したような変わったところがあるけど、旨味が凌駕してる(笑)
。」
「そんなにアルコール分は高くなくおさえ目。だからこその酸との繊細なバランス
。」
「日本人好みですよね(笑)。」
「雨降った後の道路の香り(笑)。」
私「フローラルじゃないですよね(笑)。」
「そうそう。スパイシーだし…、ピールのような苦味だったり…、ミントみたいなハーブの香り…。塩辛さ。」
「香りというよりは味わいの濃さが身上のワインだよね(笑)。」
家内「松脂の入ったレッチーナなんかもサヴァティアーノで作られてます。強烈な松脂の香りに対応できる品種なんですね(笑)。」
「樽香の付け方が良いね(笑)。絶妙だね(笑)。」
「ジュラのサヴァニャンにちょっと似てるけど…。あのフローラルさが無いのがサヴァティアーノかな(笑)?同じ品種ですか?」
私「似てますけど別物のようです(笑)。私もそれ疑いました(笑)。」
「何も描いていないキャンバスのような広がりがあるんだよね(笑)。好きだなぁ(笑)
。」
「何処までも美しいエーゲ海と突き抜ける空!(大爆笑)」
「何に合わせたら良いでしょうか?」
家内「現地だとタコの足を1本切って焼いたもの。もちろんオリーブオイルとレモンをたっぷりかけたものが鉄板のようです(笑)。まあ、単純に魚介類はオッケーなんでしょうね(笑)。」
「この写真のタコ。日本で我々が食べるタコと比べるととても硬いんですよ
(笑)。タコの硬い筋肉を食べているようです。種が違うのかな?」
「へぇー、日本だと水タコですよね。」
「そういえばギリシャではタコをコンクリートに叩きつけてますよね。」
「ギリシャのタコは硬いんだぁ(笑)。」
家内「先日スーパーで『ぼうぼう』の刺身を見つけました。珍しいので買ってポン酢醤油と紅葉卸しで食べながらこのワインを飲んだら、美味しいことこの上無し(笑)。味の濃い『ぼうぼう』にぴったりでした(笑)。」
私「『ぼうぼう』の味の濃さにびっくりしました。」
「なるほど!紅葉おろしがポイントかな(笑)?」
「キスの天ぷら食べながら、サヴァティアーノ飲んだら美味しいだろうなぁ(笑)。大根おろしや紅葉おろし、他にも薬味をたっぷり入れてと!」
「それ良さそう(笑)!」


◎ラムーザ 2021年 クズマーノ イタリア テッラ・シチリアーノI.G.T. ロゼ 750ml 2121円税込み
「このロゼ綺麗な色だなぁ(笑)。春らしくていいね(笑)。花見用ですね(笑)。」
「飲むととてもドライ。しかも美しい(笑)
。」
「こりゃ上等のロゼですな(笑)。」
家内「大日本ロゼ・ワイン普及協会推薦です(笑)。」
私「暖かなシチリアでこんなにピノ・ノワールらしいロゼが作れるとは!絶句しました(笑)。」
「チェリーの香りが…。美しいですよね(笑)。」
家内「明日になるとストロベリーの香りが増してきます。」
「ピノ・ノワールってイタリアだとピニャ・ネロですよね。イタリア北部ではよく見かけますが、シチリアとは!」
家内「シチリアでも標高700mの高地に畑があるようです。」
「う~ん。このロゼ、目隠しして飲んだら赤ワインって答えちゃうな(笑)。しっかりしてますよね。」
私「はい。そーなんです。最初セニエで作ったのかと思ってましたが、調べると直接圧搾法でした。果皮にしっかりタンニンがのっているのが特徴のようです。まあ、低温でプレ・マセラシオンをしてるかもしれませんね。」
「コレも旨味がしっかりありますね(笑)。
綺麗な香りの伸びプラス旨味。完璧ですね(笑)。」
「トロミもある(笑)。高級なロゼ。」
「う~ん。ガーリック・シュリンプ食べながら飲んだら美味しいだろうなぁ(笑)。」
「甲殻類やトマトならなんでも合いそうですね(笑)。」
家内「この時期桜えび!」
「しっかりしてるから肉でも大丈夫そう(笑)。」
「アマーいストロベリーの香り、口のなかに入ると切れ切れドライ。クリーンでドライなスタイル。コレだけでも楽しめる(笑)。」
「ずっーと口の中に入れていたい(笑)。飲み込んだ後の余韻の美しいこと(笑)。浸れる味わい(笑)。」
「今週末は雨だから、花見するには屋内。何処かのお店に持ち込んで楽しむか(笑)!」
「ローストビーフでサンドイッチ作って、このロゼ飲みながら花見!お正月以来の贅沢!」

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さあ、明日明後日はマスキュー試飲会です。

Mar 24, 2023 by weblogland |
さあ、明日明後日はマスキュー試飲会です。
そんなちょっと忙しい時に余計なものを買ってしまいました(笑)。

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コレ、密蝋です。蜂が巣を作るときの材料です。古いヴィンテージワインを密蝋でシーリングすることで、密封。老朽化して効かなくなったコルクを上からシーリングします。それゆえコルクがダメになってもワインの保存が可能となります
。長期熟成可能なワイン等にたまにみうけます。密封するだけならお仏壇の蝋燭を使えば良さそうなものですが、あの蝋燭は石油精製の過程でできるものですから、食品には使わない方がよろしいかと。天然素材の密蝋がヨーロッパでは伝統的に使われています。
そんな訳で購入しました。
後々レポートしますね(笑)。

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今月3月24日、25日のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

Mar 23, 2023 by weblogland |
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0今月はラインナップはちょっと早く決まりましたが、並んだのがちょっと遅かったかな(笑)?

う~ん。

まずはトップバッターのスペインの赤ViBA、これは先行販売しておりとても好評(笑)。
そしてギリシャの個性的な白。コレなかなか面白い。きっと好きな人いるだろうなぁ(笑)。
そしてそして、チェンジ・オブ・ペースがシチリアのロゼ(笑)。シチリアでピノ・ノワールのロゼとは意外!しかも味わいがよろしい(笑)。
一気に大物、久しぶりのモンテファルコ・ロッソ2017年。2016年のメイクとはまるっきり違う味わいにびっくり。かなり凄いです(笑)。
最後が同じ生産者アダンティの渾身のモンテファルコ・サグランティーノ2013年。かつてはサグランティーノ・ディ・モンテファルコと呼ばれていましたが、今はモンテファルコ・サグランティーノDOCGとなります。途方もない出来映え!

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備前長船 名刀味噌本舗 無添加 ひしお

Mar 18, 2023 by weblogland |
『ひしお』
先日ブログに書いた『ひしお』ですが、お客様から「何処で買えるの?」、「どんなパッケージ」、「お醤油みたいなのかな?」等々お問い合わせいただきましたのでお知らせしますね(笑)。
家に帰って開封したひしおのラベルを見ると、「お醤油代わりに使える。」「納豆のタレにも良い。」なんて書いてあります。私の感覚からすると、ちょっと緩い出来上がり前の味噌かな。
味も味噌に近いけれど、味噌ほど塩辛くない。甘味をより感じるものです。特に白ワインには幅広く合いますし、日本酒のあてにはピッタリですね(笑)。

まだ食べてる途中なので、ちょっと映像が汚れててスミマセン。

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ブランド名は『備前長船 名刀味噌本舗 無添加 ひしお 』。
名刀味噌本舗の連絡先は ㈱名刀味噌本舗 岡山県瀬戸内市長船町土師14ー3 Tel 0869-26-2065

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Mar 18, 2023 by weblogland |
今月3月24日(金)、25日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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コスパに優れたスペインの赤→おいちいギリシャの白→大日本ロゼ・ワイン普及協会推薦のロゼ→愛するアダンティの新ヴィンテージ赤2連発
以上5アイテムになります。

いつも通り24日(金)は17~20時、25日(土)は11~20時となります。


●ViBA(ビバ)ボデーガス・ビティクルトレス・デ・バロス スペイン 赤 エストレマドゥーラ州 ヴィーノ・デ・ラ・ティアラ・デ・エストレマドゥーラ 750ml 1257円税込み 限定品

スペイン南西部、ポルトガルに程近い山間部のワイン産地エストレマドゥーラ。
かなりの内陸部ですので、運搬に難がありワイン産地としてはほぼ無名(笑)。もともと自家消費用に葡萄が栽培されていた地域のようです。DOも白ワインのDOリベラ・デル・グアディアナ一つしか認定されておりません。調べると古代ローマから続くワイン産地ですが、20世紀初頭のフィロキセラやベト病などにより葡萄栽培は壊滅的な被害を被り廃れてしまいました。その後バルクワインの供給地として至ります。ですから我々が彼の地を知らないのは当たり前ですね(笑)。

このワイン、テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ガルナッチャ、 シラーをブレンドしたもの、しかもノン・ヴィンテージでございます(笑)。でもですね(笑)、驚くほど美味しい!飲んでまず、鮮烈で豊かなテンプラニーリョを想起。テンプラニーリョ単体よりもテンプラニーリョらしい(笑)。かなりの作り手ですね。基本今風で綺麗なスタイルなのですが、充実ぶりから、リオハやリベラ・デル・デュエロの著名生産者のセカンド的なワインかと思いましたが…。その上まさかまさかのノン・ヴィンテージだとは!しかも無名の産地エストレマドゥーラ(笑)?ちょっとアタマを抱えました(笑)。
とても健全な赤いベリー系の果実味はジューシー&フルーティー。誰もがテンプラニーリョと言うはず(笑)。しかも、噛めるようなネクター的な濃厚さ。少なくともミドル・レンジのレベルです(笑)。
一般にノン・ヴィンテージのブレンド・ワインというと安ワインを連想しますが、例えばフランスの銘醸地シャトー・ヌフ・デュ・パフなどにノン・ヴィンテージのものがあります。これは熟成に時間がかかるので違う作柄のものをブレンドすることにより早く飲めるように仕上げたものです。同例はスペインのクラシックなワインにも見受けられます。

実はこのワイン、何年か前に輸入されていました。当初まだ固く、しかもノン・ヴィンテージ、さらにテンプラニーリョ100%ではなく、さらにさらに無名の産地エストレマドゥーラ。お値段も1500円以上と、ちょっとマスキューで扱うには無理がありました。今回しびれを切らしたインポーターさんのご好意による特別価格にての大放出でございます。インポーターさんの在庫も一気に無くなったそうですから、在庫のみとなります!
ビバ(万歳)スペイン・ワイン(笑)!

〇サヴァティアーノ・オーク 2021年 ミロナス・ワイナリー ギリシャ 白 750ml 2200円税込み

ミロナスワイナリーがあるのはギリシャの首都アテネの南40kmほどのケラテア。
ギリシャ本土の最南端アッティカ半島の町です。
1917年に設立され、現在の当主は3代目のスタティマス・ミロナス氏です。ギリシャのイオアニナ大学で化学を専攻し、その後WSETのディプロマを取得。この資格は、4段階ある認定資格の最上位で、ワイン生産者の取得は珍しいものです。マスター・オブワ・インを目指しているのかな(笑)?「科学的な根拠は当然のこと、自分自身のテイスティング能力でワインを見極めたい」と信念を語る彼のワインは、品種の個性を大切にした味わいに仕上げることで伝統への尊重が表現されています。 アッティカ半島に複数ある畑は合計12ヘクタールほどですから目が行き届く範囲。乾燥した地中海性気候は安定しており、寒すぎたり暑すぎたりしません。しかも下草もほとんど生えないワイン作り天恵の地です。
このサヴァティアーノ種は古来より栽培されてきた白葡萄。酸は上がりませんが、ふくよかさが身上の品種です。レッチーナなどの補助品種としても使われています。
完熟したサヴァティアーノを手摘みで収穫してすぐにステンレス・タンクに入れて10℃で8時間のプレ・マセラシオンしてから発酵。そしてオーク樽で6ヶ月熟成してからさらにシュール・リーの状態でステンレス・タンクで6ヶ月熟成させます。
無理に樽香を付けずに時間をかけます。醸造家のセンスを感じる作りですね(笑)。
出来上がったワインはちょっとフランスのジュラのワインに似たような…、酸化熟成させたようなスタイル。ただ、ジュラのように酸がみっちりではなく、ふくよかで柔らか。深みもあり飲むととてもリラックスできる味わい(笑)。ハーブの香り桃などの果実、白い花、とてもギリシャらしい出来上がりです。
タコを焼いてレモンをかけただけのシンプルな魚介料理のためのワインですね(笑)。

◎ラムーザ 2021年 クズマーノ イタリア テッラ・シチリアーノI.G.T. ロゼ 750ml 2121円税込み

イタリア半島の南西端に浮かぶ地中海最大の島シチリア島で2000年に設立されたワイナリー クズマーノ。シチリアの地葡萄とメルロ、シャルドネ等を育て、単一品種のワインや地葡萄とフランス系葡萄とのブレンドしたもの等をリリース。若いワイナリーらしくチャレンジ精神に富んだワイン造りを行っています。マスキュー定番では『アンジンベ』や『ルチド』があります。

パレルモ県フィクッツァにあるピアーナ デッリ アルバネージの畑(海抜700m)のピニャ・ネロ(ピノ・ノワール)を直接圧搾法で作ったロゼです。それゆえ果皮との接触時間は短いのですが、しっかりした味わい。もともとの葡萄果汁の濃さを感じる贅沢な味わいです。通例シチリアでピノ・ノワールは向かない品種なのですが、何故かロゼだととてもよろしい(笑)。ピノ・ノワール由来のイチゴのアロマもあり、ちょっとびっくりしました(笑)。それゆえかクズマーノのラインナップに赤のピノ・ノワールは無いようです(笑)。もっともネレッロ・マスカレーゼがシチリアにはありますから、ピノ・ノワールの赤を作る必要は無いのかしら(笑)?


モンテファルコ・ロッソ2017年 アダンティ
販売価格(税込): 2640円
イタリア ウンブリア州 赤 モンテファルコ・ロッソD.O.C.750ml

ウンブリア州は、中部イタリアで海に面さない『緑の心臓』と言われています。サッカーのペルージャのあるところと言えば、皆さんご存知ですね。

生産者のアダンティは1960年代初めに創業。オリーブオイルとワイン生産を中心にした近世的農家。もともと葡萄専業ワイナリーとしてスタートを切った訳ではありません。地所も50ヘクタールありますから、ブルジョア的豪農とでも言えましょうか?映画『1900年』を連想しちゃいます(笑)。

現在は前オーナーの二人の娘ダニエルとドナテッラによって運営されています。現在も20ヘクタールにオリーブを植え、30ヘクタールに葡萄を植えているそうです。

このワインはサンジョヴェーゼ70%、サグランティーノ15%、バルベーラ5%、メルロ5%のセパージュです。かなり複雑。

造りは手摘みで収穫後破砕・除梗 28℃に管理されたステンレス・タンクでアルコール醗酵します。そして3〜4週間醪のまま果皮浸漬後、オークの大樽で12ヶ月熟成させます。

飲んだ印象は、まず非常にクリア。赤いベリー系果実が複雑でしかも明瞭。色も割と薄く、翌日になるとちょっとピノ・ノワール的。もちろん力強さがあり、芳香のパワーと伸びやかさにビックリ。タンニンが強いにも拘わらず雑味もありません。

クラシックな、全房醗酵したピノ・ノワール的な佇まいとでも言えましょうか。

時間が経つと白い花やミネラル、ハーブのニュアンスが出てきます。ちゃんとしたレストランで食事に合わせたくなります(笑)。

実に良く出来ています!

しかも手強い(笑)。

モンテファルコ・ロッソと言うとモンテファルコ・サグランティーノの弟分と思っていましたが、大間違い(笑)。モンテファルコ・ロッソはサンジョヴェーゼに真骨頂がありました。もちろん他の品種の手助けは必要なのですが、これほどまで華やかなワインが造られることに驚きがあります。

好奇心を刺激する逸品なのです。

●モンテファルコ ・サグランティーノ2013年 コルペトローネ
販売価格(税込): 5185円
イタリア ウンブリア 赤 モンテファルコ・サグランティーノD.O.C.G.750ml

1995年の設立から世界中にサグランティーノ・ディ・モンテファルコ旋風を巻き起こしました伝説のワインです。




 インポーターさん資料より

2ヶ所の自社畑(アルクアータの標高250m南向きの粘土質と石灰質土壌の畑、モンテファルコの標高250m南東向き斜面の砂質、粘土質、石灰質の混成土壌の畑)のぶどうから造られます。植栽密度は5000本/haです。10月の第2週に手摘収穫。
醸造・熟成方法 破砕・除梗の後28℃に温度管理されたステンレスタンクで天然酵母で自然発酵。3~4週間マセレーションの間、ポンピングオーバーとデレスタージュを行い、口当たりが柔らかくなるよう仕上げていきます。その後3000Lの大樽とトノー(900L)で28ヶ月、さらに12ヶ月以上瓶熟成。




樽香に負けない凝縮した果実味はセンセーショナル(笑)。タンニンの重厚さは比類のないレベル。途方もない生命力は計り知れない。今風のすぐ飲めるスタイルに傾き勝ちなモンテファルコ・サグランティーノの中でも、変わらないクラシックなスタイルを貫いています。

10年後の今飲んで想いを馳せるのは、将来20年経つこのヴィンテージにこそ、真実が語られるはず。除梗しながらも驚きの生命力はエミィディオ・ペペなどと共通するイタリア・ワインの優位性。ブルゴーニュのグラン・クリュの倍の収穫量にもかかわらず、それ以上の生命力を持ちます。

酸とタンニンが命なのです。

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ホウボウの旨味がとても良く感じられる

Mar 17, 2023 by weblogland |
昨日はホウボウのお刺身を食べました。
見かけが悪く珍味と言われてましたが、まさか近所のスーパーで売ってるとは!
家内「今晩のおかずはホウボウ。珍しいから買ってきたよ。安かったしね(笑)。」
私「どんなワインを合わせようか?」
家内「紅葉おろしとポン酢で食べるからね。

う~ん。あれ!Dai Dai オレンジ・ワイン 2021年 カンティーネ・インペラトーレ イタリア 白 I.G.T.プーリア 750ml 2168円税込み!」

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そんなこんなで晩ごはん(笑)。
私「旨い!この組み合わせ超絶だよ!」
家内「えっへん(笑)。」
私「ホウボウの旨味がとても良く感じられる(笑)。」
家内「今度、瀬戸内海のミカンを餌に養殖したブリで試したいね(笑)。」
私「それは鉄板だよ(笑)。考えただけで涎が出ちゃう(笑)。ワイン自体がミカンっぽいからね(笑)。」

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ひしお(醤)

Mar 15, 2023 by weblogland |
先日ブログに書いたひしお(醤)。
そのまま食べても美味しいので、ちょこちょこいただいてます(笑)。
チャレンジ精神が旺盛な家内は、カレーにひしおを入れたらどうなる?
家内「カレーにひしお入れたら、カレーが美味しくなるよね?」
私「なるほど!隠し味的にちょっと入れるだけで良くなるんじゃない?」
家内「では早速チャレンジ(笑)!小匙一杯くらいで大丈夫かな?まあ、塩梅を見ながらやってみよう!」
     Ⅱ
私「美味しい!いつもよりコクがあり、甘く感じる。実に美味しい!」
家内「えっへん(笑)!ちょっとだけでこんなに変わるとは!作りながらびっくりしたよ(笑)。」
私「ひしおがオッケーならば味噌でも良いのかな?」
家内「そうだとは思うけど、ひしおの方が味噌より効果的かな。」
私「煮込み料理にはチョイ足しの必殺技かも(笑)。」

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いつの間にかアイテムが増えました

Mar 13, 2023 by weblogland |
う~ん。
いつの間にかアイテムが増えました(笑)。

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マスキューではあまりカリフォルニア・ワインは扱いませんが(笑)、唯一の例外がコレ。ボーグル・ヴィンヤーズの赤です。棚に並んでいるのを数えると5アイテム。オールド・ジンファンデル、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティット・シラー、エッセンシャル・レッドと5アイテムあります。
こんなはずではなかったのですが(笑)、お客様のリクエストやリピートでいつの間にか増えちゃいました(笑)。
他のカリフォルニア・ワインと比べるとコスト・パフォーマンスが良く、品質が安定してます。あと、キュヴェ毎に個性がちゃんとある。
まあ、高級レンジのような凝縮感はありませんが、食事をしながら飲むには充分な濃さと大きさ。私の体力にはちょうど良いかな(笑)。

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コレなーんだ(笑)?

Mar 12, 2023 by weblogland |
ふふふ(笑)。
コレなーんだ(笑)?

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シャトー・ファーゲロールのシャトー・ヌフ・デュ・パフ2020年です!
なんとなく思いついて久しぶりにサンプルを取り寄せちゃいました(笑)。10年ぶりかな?
パフとしたら日本で販売されているなかで一番安いかも(笑)。まあ、この点ケチなマスキューにはぴったりなのですが(笑)、それはそれ、やはり飲んでみないことには何とも言えない。
本当は上のクラス『アントナン』があればよかったのですが、取り敢えずジェネリックのパフを試してみましょう!
ラベルを眺めてみるとアルコール分は16%!どうなってるんでしょう(笑)?

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マスキューの特売棚にはコレが並んでいます!

Mar 11, 2023 by weblogland |
マスキューの特売棚にはコレが並んでいます!

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スペイン南西部のエストレマドゥーラの赤ワイン。聞いたことのない生産地です(笑)。
味わいはビックリの、充実したテンプラニーリョの味わい。どう考えてもお得。数年前に飲んだ印象は固くて今イチ。インポーターさんも諦めて今回の特売となりました。申し訳ございませんが、今飲むとベストです。
でもですね(笑)、ノン・ヴィンテージだし、テンプラニーリョ100%でもない(笑)。
それで何故こんなにテンプラニーリョらしいの(笑)?
逆にテンプラニーリョらしさをデフォルメしたかのよう。そうとなればかなりの作り手のはず。
インポーターさんの在庫はあっという間にはけたとのことですから、マスキューも在庫限りとなります!

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今日は横浜で試飲会です!

Mar 09, 2023 by weblogland |

今駅のホームにいますが、花粉の攻勢でここまでたどり着くのに大変。鼻が効く効かないどころではありませんね(笑)。こんなで試飲会行っても大丈夫かな(笑)?
この状態だとワインのディテイルは解りませんが、こんなときは第一印象あるのみ(笑)。気になるワインを見つけるのみ!それをサンプルで取り寄せてお家でじっくりティスティングすれば良いだけのこと(笑)。
2~3本見つかればラッキーかな(笑)。
さあ、電車が来ますぅー!

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落ち着いた今は、今晩何飲もうか?

Mar 09, 2023 by weblogland |
うわー、今日の花粉の飛ぶ量はすごいですねぇ!
薬も1日2回では効かず3回です。
今配達から帰ったところで、すぐに洗顔(笑)。でもですね(笑)、落ち着いた今は、今晩何飲もうか?薬の性か喉が乾くので、ワインを飲む前に取り敢えずビールを一杯(笑)。そしてワインは何を飲むか?
そうだ!
特売用に新しく仕入れたアレを飲みましょう!近々ご紹介しますからアレに期待していてくださいね(笑)。

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ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

Mar 07, 2023 by weblogland |
イタリア・ラツィオのマルヴァジアの魔術師ポッジョ・レ・ヴォルピ。その作るワインの中でもっとも好きな白ワイン『ドンナルーチェ』。自称ドンナルーチェ・マスターのマスキューのロングラン・ティスティングでございます(笑)。

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ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

初日(2月16日)
私「アルコール分は13%といつも通りだね
(笑)。さて、2021年はどうかな?う~ん。ハニー!でもしっとりとしたハニー
。パワフルな2020年とは趣が違う。」
家内「立ち香に乱暴さがない。マルヴァジアらしいライチ、グレープフルーツの香りが徐々に出てくる。」
私「折り合いがイイ!基本的なパワーはあるんだけど、力ずくじゃない。しっとりした旨味とのバランスがとても良いね(笑)。」
家内「完熟した種由来の苦味のあるスパイシーさはあるけど、突出しない。口当たりを邪魔するものが無い上に、高度な密度感。2021年は好きだな(笑)。和食にも合わせられそう(笑)。」
私「2020年は収穫が早かったから酸の量が膨大。先々どれ程持つのか想像つかないほどだったけどフレンドリーではなかった(笑)。この2021年は近年では一番フレンドリー(笑)。」
家内「中の酸やタンニンがちゃんと成熟してるよね(笑)。」

2日目(2月17日)
私「ハニーというよりは蜂蜜だよね(笑)。しかも落ち着いている。なんか昔のドンナルーチェを思い出す。」
家内「ハーブ、青い葉っぱのニュアンスがあって自然な感じ。夏場が暑すぎない印象かな。」
私「ここ数年パワーがありすぎたから(笑)、年寄りの我々にはこのくらいがちょうど良い(笑)。2週間くらいしたらマーマレードみたいになるかも?強すぎるとマーマレードみたいになるのに時間がかかる。」
家内「店長の好きなドンナルーチェのスタイル(笑)?」
私「さっきアルコール分をチェックしたんだけど、13%のアルコール分はやはりレギュラーだった。そうすると夏場の天候の性でエレガントに仕上がったのかも。そのお陰で元々のスタイルに戻れた(笑)
。ここ数年のドンナルーチェとは違う。むしろ本来的なのかも(笑)?」
家内「ドンナルーチェは、ここ数年の温暖化の影響がもろに出ていたよね(笑)。まあ、途方もない生命力だったけどね。」
私「後でブログのアーカイブを観てみるよ。」

3日目(2月18日)
私「旨味がしっとりしていて美味しいな(笑)。独特な世界観だよね。ドイツのアウスレーゼを辛口にして、しかも甘さを感じさせるみたいな(笑)。」
家内「ところでアーカイブはどうだった?」
私「そうそう。ブログを遡ると2009年くらいまでしか記載されてなかったんだけど。あまり作柄のよろしくないヴィンテージを私は好むようでした(笑)。良い年は変化のスピードが物凄く遅い(笑)。それとアルコール分は常に13%だったよ。」
家内「私それが気に入らない(笑)。作柄によって変わるべきだよ!」
私「ドンナルーチェの肝って甘さと酸だと思うんだ。そしてその甘さは糖分じゃなくてグリセリン。きっとアルコール・ターゲット13%のグリセリンの量と、多量に残したリンゴ酸との折り合いがベストという設計図があると思うんだよね。」
家内「確かにアルコール分はいつも13%でもヴィンテージの差違はあるね。いつも辛口に仕上げるためにもアルコール分が13%というのがベストなのかも知れないね。」
私「そこにテロワールの特徴・縛りがあるのかもね(笑)。」

4日目(2月19日)
私「水仙みたいな香り。心地好いなぁ(笑)。あまりトロピカル、トロピカルしてないけど、飲むと癒される。」
家内「私クドイの嫌いだから、コレ良いね
(笑)。奥行きが素晴らしい。」
私「しばらくこの状態が続きそうだね(笑)
。」
私「そうそう、調べたんだけど、ドンナルーチェは2011年にルカ・マローニでトップ評価を得てから大ブレーク。マスキューでは2008か2009年ヴィンテージから扱っていたよ。」
家内「そうすると足掛け12年(笑)。あと何年やるのかなぁ(笑)。

5日目(2月20日)
私「2021年のドンナルーチェはあまりトロピカルじゃないね。ライチ、グレープフルーツ…、え~とそれから…、ちょっと高貴な…」
家内「赤い果肉のメロンみたいな(笑)。」
私「そう!それ!でもってそれってちょっと安っぽくない(笑)?」

6日目(2月21日)
私「う~ん。重さが出てきたかな?滑らかな濃密さが増した?」

9日目(2月24日)マスキュー試飲会
10日目(2月25日)
私「実は2月16日に開けたドンナルーチェ2021年があります。試してミソ(笑)。」
「今日は24日だから、開けてから8日ですか。どれどれ…。う~ん。香りはあまり変わらないかなぁ。でも古い方が飲みやすいかな。」
「古い方が濃い、。落ち着きがある。」
「深みもある。」
「家で開けてから8日も待てない(笑)。」
「う~ん。まだまだ行けそう(笑)。」
「開けたてはピールの苦味があるからパクチーなんかを使った料理が合いそう。オリーブオイルやバターを使った魚介類は鉄板かな(笑)。古い方は杏仁豆腐なんかどうでしょう?」
私「トロピカルなニュアンスはもともとありますから合いますね(笑)。」
「古い方はオレンジのニュアンスを感じる。」
私「この2021年ヴィンテージのドンナルーチェは最初の頃のスタイルに似ているんですよね(笑)。開けてから10日~2週間経ってマーマレードみたいになる予感がします(笑)。」
「ワインって10年くらいでトレンドが変わりますよね(笑)。試行錯誤があるんでしょうね(笑)。」
「ドンナルーチェの欠点を挙げるとしたら
、まず瓶が重い!あと太すぎてセラーの一番上にしか収まらない(笑)。瓶が棚の間仕切りの規格外(笑)!」

14日目(2月28日)
ぐんと甘さがまして、マーマレードっぽさが強まってます。あと、ちょっと麹っぽさがありますね。ボトルに残されたワインはあと少し(笑)。見届ける前に無くなる恐れあり(笑)。

15日目(3月1日)
ぼやぼやしてたら3月になってしまいました(笑)。ライチ、オレンジの香り、味わいはあくまでも滋味深い。癒されます(笑)。

17日目(3月3日)
変わりまへんなぁ(笑)。

20日目(3月6日)
マーマレードみたいになりました(笑)。想像通りでございました(笑)。ただもう少しコクが出るとベストかな?
これにて2021年ドンナルーチェのティスティングは終了!
だってもうワインが残っていません(笑)。

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漢字で書くと醤

Mar 07, 2023 by weblogland |
皆さん!
ひしおってご存知ですか?
漢字で書くと醤。まあ、大豆や麦を使った発酵食品なんですが、完全に発酵しきっていない味噌と言えばよいかな?食べると味噌なのですが、原料の大豆の味わいがしっかり感じられとても美味しい(笑)
。お酒のツマミやご飯にのせたりして食べるのが定番のようです。
先日無添加のひしおをいただき、どんなワインに合うか?早速実験(笑)。
頭の中では赤ワインにより合いそうかと思っていましたが、実際には赤ワインより白ワインに合いますね(笑)。ひしおの強い味わいが、白ワインを飲むと弾けるようにマリアージュしたり、ふっくら口の中で膨らんだり(笑)。赤、白、6本くらい試しましたが、強い白ワインとの相性がベストでした。若くてまだ閉じた状態の白ワイン(ブルゴーニュのシャルドネ)で試すと、目が覚めるほどの衝撃(笑)。ちょっと驚かされました。
何でも試してみるものだ!でございます(笑)。

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エレガントでパワーがありバランスも良い。

Mar 03, 2023 by weblogland |
う~ん。
ついつい魔が差して注文しちゃいました(笑)。

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コート・ロティのルネ・ロスタンと言えばご存知の方おられますよね。
エレガントでパワーがありバランスも良い。ちょっとブルゴーニュ的なスタイルですが、こんなにパワフルなブルゴーニュはない(笑)。
まあ、マニア垂涎のシラーです。でもですね(笑)、とても高価。気軽に飲める価格じゃありません(笑)。でもたまには飲んだみたい!
常にこんな欲求がある人間がコレを見つけたら、そりゃ、注文しちゃいますよね(笑)。
レ・レザルド2017年シラー I.G.P.コリーヌ・ロダニエンヌ!

うふふふ(笑)。

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試飲会の続き(笑)。

Feb 28, 2023 by weblogland |
「マスキューさん!何故こんなに長いティスティングするのですか?ドンナルーチェ抜栓してから一週間以上経ってるでしょ。我々では開けてから一週間も持たない(笑)。せいぜい2~3日で飲みきっちゃいますよ(笑)。」
私「これはもう職業病です(笑)。普段サンプルを取り寄せてティスティングする際
、そのワインの終わりが見えるところまで続けます。いくら美味しくてもすぐに飲み干さず、我慢(笑)。」
「あー!それが出来ない(笑)!」
私「お客様の立場では、それでオッケーでございます(笑)。ワインの品質はその生命力がいかに長く持続するかに比例します。」
家内「極端に言うと、レストランで食事したとき最初がいくら美味しくとも、終盤に落ちるのではダメ。少なくとも1日2日は良い状態をキープしないものは扱えません。」
私「そんなこんなでございます(笑)。」

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桝久 試飲会リポート 後半

Feb 27, 2023 by weblogland |


〇ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ 白 2019年 マルトノ・マラール ブルゴーニュ 750ml 3300円税込み
「う~ん。正銘のブルゴーニュのシャルドネだぁ(笑)。」
「旨味があって、樽香とのバランスが良い
。溶け込んでいる」
「このワインはこれだけで充分(笑)。何も食べないでワインの味わいに浸りたい(笑)。」
「そうそう。樽香が過剰ではない。タルタルしてない(笑)。」
「高いシャルドネに有りがち(笑)。」
家内「このワインは樽発酵・樽熟成してますが、ステンレス・タンクを併用したり、新樽比率を25%程度に抑えたり、過剰にならないように細心の注意を払っています。」
「マルトノ・マラールって聞かないよね?」
私「ここ10年くらい海外に輸出するようになったようです。」
家内「1300年くらいから続く家系で、お隣のサン・ローマン村にあります。現当主は20何代目(笑)。」
私「瓶詰めを始めたのはフランス革命直後というから、それなりの家系ですね(笑)。」
「美味しいものはまず国内かな(笑)。」
私「畑も10ヘクタール未満のようですから
、簡単に増産出来ません(笑)。まずは顧客優先でしょうね。」
「マスキューさん、このワイン、アペラシオンはオート・コート・ド・ボーヌですけど、オートらしい酸っぱさが無いですよね?」
私「サン・トーバンに新しく開墾した畑の葡萄を使って作られたようです。それでも樹齢は20年。きっと矜持があるのですね!」
家内「サン・トーバンはプュリニーやサシャーニュなどのスターと比べると知名度が落ちます。かつてはアペラシオンの1/10程度しか植樹されていませんでした。」
私「プュリニーやサシャーニュより標高が高いのですが、近年の温暖化によりアドバンテージが生まれたようです。」
「え~と。アルコール分はと、13%!適正
ですね(笑)。」
「村名名乗ってもおかしくない。立派なシャルドネ。商売、商売していない(笑)。今ブルゴーニュ高いから便乗して値上げしないんですね(笑)。」
「私昔、昔、マスキューさんでサン・トーバン買いました(笑)。その時のキャッチコピーが『ブルゴーニュの至宝』。サン・トーバン知らなかったから、勉強しちゃいましたよ(笑)。」

〇ドンナルーチェ 2021年 ポッジョ・レ・ヴォルピ イタリア 白 ラッツィオ I.G.T.750ml 3017円税込み
試飲会の2日前の2月22日にドンナルーチェをこよなく愛するAさんがご来店。
Aさん「マスキューさん、ドンナルーチェ2021年ありますか?」
家内「はい。試飲会でお出ししますよ(笑)
。」
Aさん「ドンナルーチェは瓶が重いので、とりあえず1本買って、試飲会でストック用にもう1本買います(笑)。」
家内「Aさん、何ヴィンテージお持ちなんですか?」
Aさん「6ヴィンテージかな(笑)。垂直試飲をやるのが夢です(笑)!」
マスキュー随一のドンナルーチェ・マニア認定でございます!

「おっ!ライチ全開(笑)!」
「香りはあまーいけど、辛口なんだよね(笑)。」
「このヴィンテージはキレキレ(笑)。」
「ライチ、薔薇、グレープフルーツ。香りの分量が半端ない(笑)。」
「香りの分量は凄いけど、乱暴ではない。飲みやすいよね(笑)。」
「旨味の慈味深さがあるから、惹き込まれる(笑)。」
「代わるものがないワインだよね(笑)。ユニークでしかも圧倒的に美味しい(笑)。」
「基本強いワインなんだけど、意地悪じゃない(笑)。」
「ゲヴュルツトラミネールに似てるんだけど、甘さがないんだよね(笑)。」
「口の中に入れると香りとともに広がり・余韻がシンクロする(笑)。完成したドンナルーチェ・スタイル(笑)。」
「2021年ヴィンテージは飲みやすいよね
(笑)。」
私「実は2月16日に開けたドンナルーチェ2021年があります。試してミソ(笑)。」
「今日は24日だから、開けてから8日ですか。どれどれ…。う~ん。香りはあまり変わらないかなぁ。でも古い方が飲みやすいかな。」
「古い方が濃い、。落ち着きがある。」
「深みもある。」
「家で開けてから8日も待てない(笑)。」
「う~ん。まだまだ行けそう(笑)。」
「開けたてはピールの苦味があるからパクチーなんかを使った料理が合いそう。オリーブオイルやバターを使った魚介類は鉄板かな(笑)。古い方は杏仁豆腐なんかどうでしょう?」
私「トロピカルなニュアンスはもともとありますから合いますね(笑)。」
「古い方はオレンジのニュアンスを感じる。」
私「この2021年ヴィンテージのドンナルーチェは最初の頃のスタイルに似ているんですよね(笑)。開けてから10日~2週間経ってマーマレードみたいになる予感がします(笑)。」
「ワインって10年くらいでトレンドが変わりますよね(笑)。試行錯誤があるんでしょうね(笑)。」
「ドンナルーチェの欠点を挙げるとしたら
、まず瓶が重い!あと太すぎてセラーの一番上にしか収まらない(笑)。瓶が棚の間仕切りの規格外(笑)!」

ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Feb 26, 2023 by weblogland |


昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!

まずはバルドリーノのキアレット(ロゼ)と赤。基本同じもの。赤を作る過程で色が付き始めた果汁を抜き取ったもの。元々は同じものでございます。

◎バルドリーノ・キアレット 2021年 カンティーナ ディ・クストーツァ イタリア ヴェネト ロゼ キアレット・バルドリーノD.O.C. 750ml 1131円税込み スクリュー・キャップ
「おっ、春らしいロゼ色だね。心華やぐ(笑)。」
「味もチャーミング(笑)。すいすい飲めちゃう。制限なく飲んだら3本くらいいけそう(笑)。」
「確かに軽やかで飲みやすい。でも、わりと余韻もしっかりしていて長い。」
私「さくらんぼですよね(笑)。」
「そうそう。チェリーと言うよりさくらんぼ(笑)。」
「マスキューさん曰くの『香りのディテールがはっきりしてる。』ですね(笑)。綺麗ですよね(笑)。」
「高級ではないけど、ちゃんとしてますよね?」
家内「はい。今飲んでいただいてるものは昨日抜栓したものですが、より飲みやすくなってます。」
「チェリー、さくらんぼ…桜餅のニュアンス(笑)。日本人にも親しみ易いですよね
(笑)。」
私「トマト使ったりすれば何でもオッケーですよね(笑)。」
「山菜の天ぷら合いそうですよ(笑)。春の野菜もイイかな(笑)。」
「梅肉なんかも使えばより楽しめそう(笑)。」
「明日葉!」
「この間山菜摘みの達人に山菜摘みに連れていってもらったんだけど、あまりに沢山収穫し過ぎて食べるのに往生しました
(笑)。」
私「何を摘んだのですか?」
「物忘れが良くて思い出せない(笑)。とにかく沢山(大爆笑)。」
「店長!カプレーゼは鉄板(笑)。モッツァレラをそばつゆに浸けておくと凄くイイですよ!是非お試しください(笑)。」
私「そのKさんの得意技、やりましたけどグッドでした(笑)。」
家内「桜えびを使ったかき揚げ!絶対美味しい(笑)。」
「相模湾や駿河湾の名産品ですね(笑)。桜えびを使ったパスタなんか食べながらコレ飲んだら美味しいだろうなぁ(笑)。」
「このワイン、お寿司のガリに合いそう。ひな祭りのちらし寿司食べながら飲んだら楽しそう(笑)!」

●バルドリーノ 2021年 カンティーナ ディ・クストーツァ イタリア ヴェネト 赤 バルドリーノD.O.C. 750ml 1131円税込み スクリュー・キャップ
「コレもあまり色濃くない。ボジョレーくらいの赤ですな(笑)。」
家内「開けてからちょっと時間を要します。

「確かに(笑)。最初のキアレットと同じものとは思えない。」
私「ゆっくりお試しください(笑)。初めはまだ出来立てっぽい。だんだん果実味が出てきます。」
「でも、コレも軽やかで飲みやすいスタイル。意地悪なところは無いよね(笑)。」
「旨味もちゃんとあるし、綺麗だよね(笑)
。」
「広がりもちゃんとしてるし、軽いけど薄くはない(笑)。共通してるよね(笑)。」
「このワインの産地はクストーツァではないのですか?」
家内「D.O.C.としてはクストーツァと重複します。バルドリーノが西よりになるのかな。」
「バルドリーノって幅広いですよね。安いデイリーなものから、アマローネの高級品まであるもんね(笑)。」
「これはデイリー(笑)はでもさあ、ビストロなんかでこのレベルのワインが出てきたら嬉しいよね(笑)に」
「いわゆるイタリアンだったらこの赤で何でもオッケー(笑)。」
「トマト使えば何でもオッケー(笑)。」
「スパゲッティーナポリタンなんて鉄板(笑)。」
私「チェリーやスモモのニュアンスが出てきました(笑)。確かにバルドリーノです(笑)。」
「うんうん。マスキューさん、でもキアレットの方が香りは強くてはっきりしてますよね。これは赤のロゼの差ですか?」
私「はい。赤の方がタンニンが多いために香りをマスキングします。」
「キアレットも赤もレストランで飲めるとイイなぁ。」
私「ラベルもレストラン向けですよね(笑)
。」
「そうそう。このラベル気になってたんですよ(笑)。ジャケ買いしたい(笑)。」
家内「キアレットがピノキオの冒険、赤は赤ずきんちゃんとか。」
「え~と、ちょっと待って…。スマホで検索すると…。ピノキオって言うとイタリアの児童文学、赤ずきんちゃんはグリム童話って書いてある。」
家内「長く受け継がれることへの願いを込めたブランドのようです。今度他のアイテムも飲んでみます(笑)。」

〇シニャン・ベルジュロン 2020年 フィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエ フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2489円税込み
家内「このAOCには往生しました(笑)。正確にはヴァン・ド・サヴォア・シニャン・ベルジュロンA.C.です。」
私「マスキューの定番のヴァン・ド・サヴォア・レ・アビームを作っているドメーヌのラインナップの一つです。」
家内「ヴァン・ド・サヴォアのクリュの一つシニャン村で作られるベルジュロン種100%のワインを差します。しかもベルジュロン種はルーサンヌのシノニム別称です。あー、疲れた(笑)。」
「ルーサンヌってこと南フランスで主に作られる葡萄品種ですよね?」
私「ワインをふくよかにする補助品種です
。まあ、ルーサンヌ100%にしてコッテリした白ワインを作ることはありますが。」
「店長!ルーサンヌ、マルサンヌのルーサンヌですよね?」
私「はい。左様でございます。」
「う~ん。特別香りは個性的ではないけど
、濃密。南フランスのものとは明らかに違う(笑)。」
「キレ、キレ(笑)。とてもミネラリー!それでいてスケールが大きい(笑)。」
「細くて濃い(笑)。」
私「細い背骨は鉄筋ですね(笑)。」
「うんうん。鉄筋入ってる(笑)!」
「広がり、余韻がとても長い。しかも優しい(笑)。」
「う~ん。マスキューさん曰くの『完璧なフィネスのあるワイン』ってこういう事なんですね(笑)。」
「高級なブルゴーニュのシャルドネにある意味似てる(笑)。」
私「個性はしっかりあるのですが、欠点がないかと(笑)。」
「柑橘類ですよね。でもがっちりしてるし…。凝縮もしてる。」
「後味がハニーでナッツィー。バターっぽくもある。」
私「多分、スロヴェニア・オークの古い樽
トノーくらいの大きさのもので熟成してるような気がします。」
家内「コンテやボーフォール食べながら飲んだら美味しいでしょうね(笑)。他の料理が浮かばない(笑)。」
「あー、地元の高級チーズですな(笑)。絶対に合いますね(笑)。でも高いんですよね(笑)。」
「山の食材をふんだんに使ったクリームシチュー!うわっ、涎が出ちゃう(笑)。」
「隠し味でコンテ入れたりしてね(笑)。」
「フォンデュにするにはもったいない(笑)。」

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試飲会のラインナップ並びました!

Feb 22, 2023 by weblogland |
今月2月24、25日のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

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24日(金)は17~20時
25日(土)は11~20時

こうやって眺めると、ドンナルーチェの瓶の立派なこと(笑)。マスキュー扱いのワインの中では一番かも(笑)?
今回のラインナップは5本ですが、一番左端にスペースがちょっと出来たので、アンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセ・オール・クラッセ2020年をサブリミナルに並べました(笑)。
それから当日には一週間前に開けたドンナルーチェも出しますので、開けたてと比べてくださいね(笑)。

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もう無くなりそうです。

Feb 21, 2023 by weblogland |
う~ん。
もう無くなりそうです。

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ヴィーノ・ノビレの生産者カサーレ・ダヴィッディが作るお買い得ワイン、イル・ボスコ2019年。
去年のマスキュー試飲会に出して以来、こそこそと売っておりましたが(笑)、流石にインポーターさんの在庫も尽きたようです(笑)。
コスト・パフォーマンスに優れたお買い得ワインでしたので残念!
このご時世、1,000円以下のお買い得ワインはありませんから、イル・ボスコのような品質の高いお買い得ワインを探すしかありません。ケチなマスキューの真価が問われるというもの(笑)。

さあ、次、次!

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ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

Feb 20, 2023 by weblogland |
イタリア・ラツィオのマルヴァジアの魔術師ポッジョ・レ・ヴォルピ。その作るワインの中でもっとも好きな白ワイン『ドンナルーチェ』。自称ドンナルーチェ・マスターのマスキューのロングラン・ティスティングでございます(笑)。

ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

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初日(2月16日)
私「アルコール分は13%といつも通りだね
(笑)。さて、2021年はどうかな?う~ん。ハニー!でもしっとりとしたハニー。パワフルな2020年とは趣が違う。」
家内「立ち香に乱暴さがない。マルヴァジアらしいライチ、グレープフルーツの香りが徐々に出てくる。」
私「折り合いがイイ!基本的なパワーはあるんだけど、力ずくじゃない。しっとりした旨味とのバランスがとても良いね(笑)。」
家内「完熟した種由来の苦味のあるスパイシーさはあるけど、突出しない。口当たりを邪魔するものが無い上に、高度な密度感。2021年は好きだな(笑)。和食にも合わせられそう(笑)。」
私「2020年は収穫が早かったから酸の量が膨大。先々どれ程持つのか想像つかないほどだったけどフレンドリーではなかった(笑)。この2021年は近年では一番フレンドリー(笑)。」
家内「中の酸やタンニンがちゃんと成熟してるよね(笑)。」

2日目(2月17日)
私「ハニーというよりは蜂蜜だよね(笑)。しかも落ち着いている。なんか昔のドンナルーチェを思い出す。」
家内「ハーブ、青い葉っぱのニュアンスがあって自然な感じ。夏場が暑すぎない印象かな。」
私「ここ数年パワーがありすぎたから(笑)、年寄りの我々にはこのくらいがちょうど良い(笑)。2週間くらいしたらマーマレードみたいになるかも?強すぎるとマーマレードみたいになるのに時間がかかる。」
家内「店長の好きなドンナルーチェのスタイル(笑)?」
私「さっきアルコール分をチェックしたんだけど、13%のアルコール分はやはりレギュラーだった。そうすると夏場の天候の性でエレガントに仕上がったのかも。そのお陰で元々のスタイルに戻れた(笑)
。ここ数年のドンナルーチェとは違う。むしろ本来的なのかも(笑)?」
家内「ドンナルーチェは、ここ数年の温暖化の影響がもろに出ていたよね(笑)。まあ、途方もない生命力だったけどね。」
私「後でブログのアーカイブを観てみるよ。」

3日目(2月18日)
私「旨味がしっとりしていて美味しいな(笑)。独特な世界観だよね。ドイツのアウスレーゼを辛口にして、しかも甘さを感じさせるみたいな(笑)。」
家内「ところでアーカイブはどうだった?」
私「そうそう。ブログを遡ると2009年くらいまでしか記載されてなかったんだけど。あまり作柄のよろしくないヴィンテージを私は好むようでした(笑)。良い年は変化のスピードが物凄く遅い(笑)。それとアルコール分は常に13%だったよ。」
家内「私それが気に入らない(笑)。作柄によって変わるべきだよ!」
私「ドンナルーチェの肝って甘さと酸だと思うんだ。そしてその甘さは糖分じゃなくてグリセリン。きっとアルコール・ターゲット13%のグリセリンの量と、多量に残したリンゴ酸との折り合いがベストという設計図があると思うんだよね。」
家内「確かにアルコール分はいつも13%でもヴィンテージの差違はあるね。いつも辛口に仕上げるためにもアルコール分が13%というのがベストなのかも知れないね。」
私「そこにテロワールの特徴・縛りがあるのかもね(笑)。」

4日目(2月19日)
私「水仙みたいな香り。心地好いなぁ(笑)。あまりトロピカル、トロピカルしてないけど、飲むと癒される。」
家内「私クドイの嫌いだから、コレ良いね(笑)。奥行きが素晴らしい。」
私「しばらくこの状態が続きそうだね(笑)。」
私「そうそう、調べたんだけど、ドンナルーチェは2011年にルカ・マローニでトップ評価を得てから大ブレーク。マスキューでは2008か2009年ヴィンテージから扱っていたよ。」
家内「そうすると足掛け12年(笑)。あと何年やるのかなぁ(笑)。」

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桝久 試飲のラインナップ決まりました!

Feb 18, 2023 by weblogland |
桝久 試飲のラインナップ決まりました!今月2月24、25日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました。
今回はごっつい白がテーマです(笑)。
まずはデイリーなバルドリーノのロゼと赤からスタート!

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◎バルドリーノ・キアレット 2021年 カンティーナ ディ・クストーツァ イタリア ヴェネト ロゼ キアレット・バルドリーノD.O.C. 750ml 1131円税込み スクリュー・キャップ

皆さんバルドリーノご存知ですよね(笑)。
イタリア・ヴェネトのデイリーなワイン。国際的な観光地として知られるガルダ湖の東岸の生産地域です。これは地元のカンティーナ・ディ・クストーツァ協同組合のもの。高級なレンジだと協同組合のワインはちょっと落ちますが、デイリー・ユースのワインはコスト・パフォーマンスに優れた嬉しいワインを見つけることが出来ます(笑)。
これは赤のバルドリーノを早めに搾って発酵させた辛口ロゼ。黒葡萄から作ったいわゆるキアレットです。
セパージュはバルドリーノと同じコルヴィーナ、モリナーラ、ロンディネッラの王道のブレンド。
アメリカン・チェリーや赤いベリーの香りにストロベリーやチェリーの香りが加わり、赤のバルドリーノと比べると明るさを感じます。タンニンが少ない分繊細でありフレンドリー。
こんなロゼを飲みながらビストロで食事をしたい!

醸造・熟成にはステンレス・タンクのみ使用することで葡萄のアロマのディテイルが綺麗に出ています。軽いのに
果実味がしっかりしている点秀逸であり、飽きの来ない崩れない仕上がりに品質の高さを感じます。軽いけれど薄くないのです(笑)。
軽い仕上がりではありますが、それがよろしいのです(笑)。いわゆるイタリアンに合わせるにはピッタリ。ビストロのマスト・アイテムに照準を絞ってますね(笑)。ラベルに描かれる『ピノキオ』もいかにもな感(笑)。ちなみにキュヴェ毎に童話のモチーフに変える銘柄『イ・クラッシチ』シリーズとなります。




クストーツァを代表する生産者組合
カンティーナ ディ クストーツァは1968年に設立されたこのエリアを代表する生産者組合です。設立当初は83軒の栽培農家しかいませんでした。1971年にクストーツァのファーストヴィンテージの生産を始めました。この年は、ちょうどクストーツァがDOCに認定された年でもあります。これはカンティーナ ディ クストーツァにとってこの土地の歴史を大きく変える転機となりました。現在、組織は大きく発展し、200軒の栽培農家から構成され、全体で1,000haの畑で葡萄を栽培しています。

畑は主にガルダ湖の南東の斜面に位置しています。伝統を重んじながらも革新的な技術を取り入れ、その土地の個性が表現されたワイン造りを行っています。単なるワインとしてではなく、グラスを傾ける度に、葡萄を育てている人々の土地や伝統への情熱や愛情が飲み手に伝わるようなワインを目指しています。


童話をモチーフにした印象的なラベル
カンティーナ ディ クストーツァの「イ クラッシチ」シリーズはクストーツァのエリアで昔から造られてきた伝統的なワインのシリーズで、どんな食事にも寄り添う、調和のとれたフレッシュな味わいを持っています。ラベルには、時代を超えて愛されるこれらのワインと同様に、時代を超えて多くの人々に読み継がれている童話をモチーフとしています。クストーツァは「しっかり者のスズの兵隊」、ピノ グリージョは「ジャックと豆の木」、バルドリーノ キアレットは「ピノッキオの冒険」、バルドリーノは「赤ずきん」、ガルダ メルロは「ブレーメンの音楽隊」、ロッソ デル モリーノは「三匹の子豚」がモチーフになっています。

●バルドリーノ 2021年 カンティーナ ディ・クストーツァ イタリア ヴェネト 赤 バルドリーノD.O.C. 750ml 1131円税込み スクリュー・キャップ

皆さんバルドリーノご存知ですよね(笑)。
イタリア・ヴェネトのデイリーなワイン。国際的な観光地として知られるガルダ湖の東岸の生産地域です。これは地元のカンティーナ・ディ・クストーツァ協同組合のもの。高級なレンジだと協同組合のワインはちょっと落ちますが、デイリー・ユースのワインはコスト・パフォーマンスに優れた嬉しいワインを見つけることが出来ます(笑)。
このバルドリーノはまさにそれ!
セパージュはコルヴィーナ、モリナーラ、ロンディネッラの王道のブレンド。
アメリカン・チェリーや赤いベリーの香りはあくまでもフレンドリー。ちょっとスモモのような酸っぱさは愛嬌(笑)。ちゃんとバルドリーノの味がしております
(笑)。醸造・熟成にはステンレス・タンクのみ使用することで葡萄のアロマのディテイルが綺麗に出ています。軽いのに
果実味がしっかりしている点秀逸であり、飽きの来ない仕上がりに品質の高さを感じます。
軽い仕上がりではありますがしっかりしている。それがよろしいのです(笑)。いわゆるイタリアンに合わせるにはピッタリ。ビストロのマスト・アイテムに照準を絞ってますね(笑)。ラベルに描かれる『赤ずきんちゃん』もいかにもな感(笑)。ちなみにキュヴェ毎に童話のモチーフに変える銘柄『イ・クラッシチ』シリーズとなります。

〇シニャン・ベルジュロン 2020年 フィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエ フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2489円税込み

マスキューの大定番のサヴォアの白の生産者フィリップ・ラヴィエールの名前がフィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエとなりました。要は奥様の名前が加わった次第でございます(笑)。
ヴァン・ド・サヴォアのクリュの中で有名な『レ・アビーム』はジャケール種100%で作っており、マスキューでは長年親しまれております。これは同じヴァン・ド・サヴォアの『シニャン・ベルジュロン』のもの。近くのシニャン村の畑でルーサンヌ100%で作られています

標高1993mのグラニエ山の北東に広がるガレた斜面を畑とするとても過酷な環境。車や機械は入れません。すべて人力に頼らざるを得ません。ちょっと見、石ころだらけの崖にしか見えません。落ちたら命に関わる(笑)。
そのなかでも標高の高いアビーム村から7~8km下ったシニャン村でルーサンヌ100%で作られる白ワインはヴァン・ド・サヴォア・シニャン・ベルジュロンA.C.
を名乗れます。かなりマニアックで資格試験の難問クラスです(笑)。
でもですね(笑)、味わいは完成したフィネスのあるもの。ルーサンヌというと暖かい産地でよく使われ、ワインをファットにする役割と思い勝ち(笑)。単一で何故こんなに完成しているのか?だからこそのヴァン・ド・サヴォア・シニャン・ベルジュロンA.Cなのだと理解出来ました(笑)。
もちろんフィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエのラインナップでもっとも価格の高いものです(笑)。ドメーヌの至宝なのです。

〇ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ 白 2019年 マルトノ・マラール ブルゴーニュ 750ml 3300円税込み

マルトノ家は、ぶどう栽培家としての歴史を1387年まで遡ることができるという(日本は室町時代!)、サン・ロマン村の名門です。元々は貴族階層だったのでしょうね。19世紀半ばには自社瓶詰めを開始し、長らくフランス国内を中心にワインを販売してきましたが、2010年、23代目(!)のダミアンが継承したのをきっかけに、輸出にも目を向けてくれるようになりました。それゆえ海外のワイン評価本(アメリカやイギリス、もちろん日本)には掲載されていません(笑)。ですから調べるのも大変(笑)。あと、畑も昔からの呼び名で記載されていますからリューディーや格付けの範疇外(笑)。
本拠のサン・ロマンを中心にサントーバン、ピュリニー、シャサーニュに畑を持ちます。大きな区画は無いようで、昔からの畑を慈しむように葡萄栽培を行っているようです。おそらく総栽培面積は10ヘクタール未満だと思います。

まず、このワインを飲んだ第一印象は、「本当にオート・コートのワイン?」(笑)。ありがちな尖ったところがなく、バランス・肉付きが良く、いわゆるフィネスのあるスタイル。なかなかお目にかかれないブルゴーニュのシャルドネなのです(笑)。実に美味しい!
醸造は除梗しないで全房で発酵するスタイル。50%をステンレスタンクで、50%を樽(新樽率25%)で醸造します。新樽に頼らないところが秀逸。ワイン本来の旨味と樽香とのバランスは見事。そして発酵後10ヶ月間熟成してから瓶詰め。シャルドネのなんたるか知っている作り手ですね(笑)。トップ・クラスのブルゴーニュ・シャルドネなのです。

畑の所在を調べるとサン・トーバン村内の区画「スー・ゼギソン」にある1.2haの畑。平均樹齢は20年とか。でもですね(笑)、調べるとそんな区画は見当たらない(笑)。あと、何故サン・トーバンの白でリリースしないのか?
サン・トーバン自体かつてはアペラシオンの1/10程度の葡萄栽培面積がありませんでした。それゆえ新しく植えた区画のようです。ガメイ集落の上の標高の高い傾斜地を新しく開墾したのかな?
矜持のある生産者ですから、もともとのサン・トーバンではないので、あえてオート・コートで出荷したと妄想しております(笑)。

〇ドンナルーチェ 2021年 ポッジョ・レ・ヴォルピ イタリア 白 ラッツィオ I.G.T.750ml 3017円税込み
マルヴァジアの魔術師ポッジョ・レ・ヴォルピの快作『ドンナルーチェ』。アヴァンギャルドな味わいは飲み手を惹き付ける魔法(笑)。マスキューのお客様には私同様このワインにはまって幾ヴィンテージもお持ちの方がかなりおられると思います(笑)。そんな価値があるのです!

いつもロング・ラン・ティスティングになりホームページの更新が間に合わないドンナルーチェでございます(笑)。
まあ、ドンナルーチェ・マスターを自認するマスキューとしましては、引き続きしつこく取り扱いしております(笑)。
まあ今回、細かいことは記載しませんが作柄の性か2021年ヴィンテージのドンナルーチェは昔感動したスタイルに近いかもしれません。煮え切らない言い方なのですが、解るまで何ヵ月もかかりますので、待ってる間にワインが無くなる恐れがあります(笑)。

ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

初日(2月16日)
私「アルコール分は13%といつも通りだね(笑)。さて、2021年はどうかな?う~ん。ハニー!でもしっとりとしたハニー。パワフルな2020年とは趣が違う。」
家内「立ち香に乱暴さがない。マルヴァジアらしいライチ、グレープフルーツの香りが徐々に出てくる。」
私「折り合いがイイ!基本的なパワーはあるんだけど、力ずくじゃない。しっとりした旨味とのバランスがとても良いね(笑)。」
家内「完熟した種由来の苦味のあるスパイシーさはあるけど、突出しない。口当たりを邪魔するものが無い上に、高度な密度感。2021年は好きだな(笑)。和食にも合わせられそう(笑)。」
私「2020年は収穫が早かったから酸の量が膨大。先々どれ程持つのか想像つかないほどだったけどフレンドリーではなかった(笑)。この2021年は近年では一番フレンドリー(笑)。」
家内「中の酸やタンニンがちゃんと成熟してるよね(笑)。」

2日目(2月17日)
私「ハニーというよりは蜂蜜だよね(笑)。しかも落ち着いている。なんか昔のドンナルーチェを思い出す。」
家内「ハーブ、青い葉っぱのニュアンスがあって自然な感じ。夏場が暑すぎない印象かな。」
私「ここ数年パワーがありすぎたから(笑)、年寄りの我々にはこのくらいがちょうど良い(笑)。2週間くらいしたらマーマレードみたいになるかも?強すぎるとマーマレードみたいになるのに時間がかかる。」
家内「店長の好きなドンナルーチェのスタイル(笑)?」
私「さっきアルコール分をチェックしたんだけど、13%のアルコール分はやはりレギュラーだった。そうすると夏場の天候の性でエレガントに仕上がったのかも。そのお陰で元々のスタイルに戻れた(笑)
。ここ数年のドンナルーチェとは違う。むしろ本来的なのかも(笑)?」
家内「ドンナルーチェは、ここ数年の温暖化の影響がもろに出ていたよね(笑)。まあ、途方もない生命力だったけどね。」
私「後でブログのアーカイブを観てみるよ。」

試飲会では開けたてのドンナルーチェ2021年と丸1週間経ったものを比べていただきます(笑)。

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ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

Feb 17, 2023 by weblogland |
イタリア・ラツィオのマルヴァジアの魔術師ポッジョ・レ・ヴォルピ。その作るワインの中でもっとも好きな白ワイン『ドンナルーチェ』。自称ドンナルーチェ・マスターのマスキューのロングラン・ティスティングでございます(笑)。

ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

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初日
私「アルコール分は13%といつも通りだね
(笑)。さて、2021年はどうかな?う~ん。ハニー!でもしっとりとしたハニー
。パワフルな2020年とは趣が違う。」
家内「立ち香に乱暴さがない。マルヴァジアらしいライチ、グレープフルーツの香りが徐々に出てくる。」
私「折り合いがイイ!基本的なパワーはあるんだけど、力ずくじゃない。しっとりした旨味とのバランスがとても良いね(笑)。」
家内「完熟した種由来の苦味のあるスパイシーさはあるけど、突出しない。口当たりを邪魔するものが無い上に、高度な密度感。2021年は好きだな(笑)。和食にも合わせられそう(笑)。」
私「2020年は収穫が早かったから酸の量が膨大。先々どれ程持つのか想像つかないほどだったけどフレンドリーではなかった(笑)。この2021年は近年では一番フレンドリー(笑)。」
家内「中の酸やタンニンがちゃんと成熟してるよね(笑)。」

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これ、なーんだ(笑)?

Feb 15, 2023 by weblogland |
これ、なーんだ(笑)?

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1963年ヴィンテージのアルマニャックです!
友達から、弟の生まれ年のワインを探してくれと頼まれました。方々探したのですが1963年ない!1963年は作柄があまりよろしくなくてワインがありません。そんなこんなで困ったところアルマニャックの1963年を見つけ、速攻発注!マスキューに届いてほっとしたところです(笑)。ただ、写真では解らないと思いますが、このアルマニャックは200ml。ちなみにお値段は1万円は軽く越えます。
う~ん。
この辺ちょっと抵抗を感じますが(笑)、必ず飲むことが出来ますのでオーライとしましょう。

実はマスキューのセラーの奥の奥に1963年のシャトーマルゴーがあるのですが…。すべてにおいて罪深いのです。

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棚の奥の段ボールを開けると古いワイン発見!

Feb 11, 2023 by weblogland |
暇だったもので昨日は倉庫整理(笑)。用は探せばある(笑)。
棚の奥の段ボールを開けると古いワイン発見!

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ドイツ・ラインガウのシュロス・シェンボーンのQba1998年です。

ラベル不良でしまったままになっていたもの。とはいえ早く飲んでしまえば良かったと反省。飲めなくしてしまうのは痛恨。管理不足、愛情不足なのです。

捨てるにしても中身を出さなくてはいけませんから、取り敢えず抜栓。コルクは生きていました。グラスに注ぐと色はアンバー。やはり温度管理していませんから、色に出ます。香りを嗅ぐと、おっ!良い熟成したリースリングの香り。若干ペトロール香はしますが、リースリングのしっかりした柑橘類の香りと違和感なく調和しています。飲んでも美味しい(笑)。深み強さがあり、生命力を感じるクラシック・リースリング(笑)。

う~ん。

さすがシュロス・シェンボーン!

ラインガウのごついリースリングの本領発揮です。いまのリースリングでこんなにしっかりしたものはないですね。だってコレQbaなんですよ(笑)!

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コレ、なーんだ(笑)?

Feb 09, 2023 by weblogland |
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シャンパンでございます!
モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ ヴェルジィ村のピノ・ノワール80%、シャルドネ20%で作られたもの。
生産者はビュルロ・ナエ。ヴェルジィ村に5ヘクタールほどの畑を持っています。
生産量の8割はヴーヴ・クリコに売って、残りでブリュットとドゥを作っているとか。生産量が少ないのでリコルタンとしては自分の飲みたいものしか作っていないようです(笑)。これがその『ドゥ』です。ドザージュ50g/L以上の甘口。実は私シャンパンの『ドゥ』を飲むのは初めてです(笑)。ソーテルヌに代わるデザート・ワインかと思っておりましたが、飲んでビックリ!とても酸があり堂々たるもの。さすがヴェルジィのピノ・ノワール!決して甘さにだけ頼ったものではありませんでした。
きっと食事を意識したものと直感。つらつら思い返すと、ドイツの銘醸家プリュムが「リースリングのアウサレーゼを飲みながらステーキを食べると美味しいんだ。」と語っていたことを思い出しました。コレを飲みながらサーロイン・ステーキを食べる。もちろんステーキの上にブルーチーズバターを載せる!

これですよコレ!

ただしこのシャンパン、お値段がそれなりに高い(笑)。マスキューの試飲会ではちょっと無理かな?

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