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桝久 試飲会リポート 後半
Jun 01, 2026 by weblogland |私「これは2番目の赤『バッカス』と対を成す白『オリス』でございます。」
「値段は微妙に違いますね(笑)?」
私「『オリス』の次回入荷2024年から同じになるようです。為替の違いですか(笑)。」
「なかなか濃いですね(笑)。液体に粘りがある(笑)。」
「ヘビー(笑)。でもこの価格にしてはヘビー(笑)。コスパ高いですね。」
「うんうん。ふっくらしてるんだけど酸もしっかりある(笑)。」
「ふっくらした甘夏みたい(笑)。」
「店長!いかにもイタリアンですね(笑)。嬉しくなりますよ(笑)。」
私「ありがとうございます!ふくよかなボディーはペコリーノ、甘夏のような突き抜ける酸はパッセリーナを思わせます(笑)。」
「それってなかなか両立しないよね(笑)。ましてやこの価格ならばどちらかに偏る特徴だよね(笑)。」
「これも『バッカス』同様にフレンドリーだね(笑)。」
「うんうん。ともにイタリアン(笑)。オリーブオイルのお友達(笑)。」
家内「『バッカス』はロッソ•ピチェーノDOC、『オリス』はファレリオDOCです。重なるDOCではなく隣接するDOCとなります。ファレリオは山側の標高の高い位置です。」
私「チウ•チウは両方に地所があるみたいですね。」
「この白パッセリーナ100%ではないところにミソがある(笑)。」
「パッセリーナ100%だとこんなにフレンドリーにはならない(笑)。」
私「『バッカス』同様に『オリス』も地元のビストロで人気のワインだそうです。」
「なるほどね。日本でもこのクラスのワインがビストロで出れば文句は無いですよね(笑)。」
「マスキューさん!罰当たりな話でマスキューさんはお怒りになるかもしれませんが(笑)…。このワインをスプリッツァーなんかにしてみたい(笑)!」←いつものメンバーKさん
私「あっ!なるほど!濃さがあるからスプリッツァーには最適かも(笑)?」
「暑い日中にこのワインに氷を入れてフルーツを加えたり…、絞っても良し浮かべても良し、もちろんソーダで割る。そうそうヴェルモットも加えましょう(笑)。」
私「Kさんは筋金入りのイタリア好きですね(笑)。と言うよりイタリアンですね(笑)。実践してますから敵いません(笑)。」
○ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シュール・リー VV 2024 B&D マルタン フランス ロワール 白 2357円税込
「おっ、マスキューさんの大定番(笑)。よく飲んだ(笑)。何本飲んだんだろう(笑)。」
私「肉厚なミュスカデで個人的にも大好きでございます(笑)」
家内「日本に輸入されてからずっーと扱ってます(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あ~、乾燥した草…、牧草の香り。いかにもミュスカデ(笑)。」
「う~ん。味わいもたしかにミュスカデなんだけど…、巨大で強力(笑)。ハイパーミュスカデ(笑)?」
「塩味もあるし…、ミュスカデだよね(笑)。」
「ミュスカデってマスカット系なんですか?」
「違うんですよ(笑)。資格試験でよく出る問題(笑)。シノニムはムロン•ド•ブルゴーニュ。昔ブルゴーニュで栽培されていたらしいですよ。」
「爽やかで、軽くて、スイスイ飲める(笑)。いわゆるミュスカデではない。」
「フィレオフィッシュ食べながら飲むとバチが当たりそう(笑)。」
家内「白カビチーズに合いそうですね。」
「カマンベールでもオッケーかな(笑)?」
「圧巻!でもミュスカデに圧巻なんてあり得ない(笑)。褒め言葉にしてもあり得ない(笑)。」
「ミュスカデって軽いからフリッターやあっさりした魚介類に合うイメージでしたけど、コレって牡蠣でも岩牡蠣に合わせたい(笑)!」
私「同感です!ミュスカデ飲んで岩牡蠣に合わせたくなったのは初めてでございます(笑)。」
「北海道に行くと、たまに馬鹿でかいホタテがある。小さいのを捨てたのがでかくなるんだけどそれが旨い(笑)。味が普通のものより濃厚なんだよね。それに合わせたい!」
「酸っぱい酸味が多量なんだけど…、それが旨味になってるんだよね(笑)。その巨大なこと…(笑)。」
家内「時間が経つと旨味が増します(笑)。」
「このマルタンのミュスカデって他とは何かが決定的に違う気がしますよね。土壌は?」
家内「基本沖積土壌なのですが、砂利ではなく石灰岩の砂礫のようです。この点他とは違います。サンフィアクル村の特徴のようです。」
「昔マルタンが作るサンフィアクル名のミュスカデのバック•ヴィンテージ飲んだ時、硬くて途方に暮れましたよね(笑)。あれ好きなんですよね(笑)。」
私「そうそう、たしか10年遡ったヴィンテージでした。飲んだ時『後10年かかる。』って驚き(笑)、その果てにどんなワインになるか想像もつきませんでしたよね(笑)。」
「このミュスカデ2024年には、あのサンフィアクルの硬質さがある。しかもマルタンが作るおサイケなミュスカデ フレンチー•ナチュール
の飲みやすさもある。これってヴィンテージの性ですか?」
私「解りません(笑)。2024年はあの二つを足して割ったようなワイン(笑)。でもしっかりミュスカデなんですよね。」
家内「ここ数年ミュスカデも温暖化の性か、酸がない傾向です。ワインがマコンみないなものになってきてます。先々を杞憂しております。」
「マスキューさん!コレを飲むと2024年ヴィンテージって素晴らしいですよね。」
私「飲むと素晴らしいとしか言いようがありません(笑)。でもですね(笑)、アルコール分は12%しかない。」
「え~!それしかないんですかぁ。参ったなぁ。もっとあるかと思いましたよ(笑)。」
私「そ~なんですよ。やはり日照不足なのはたしか。でもそれがワインには良く作用したとしか考えられません。」
「ところで2024年ヴィンテージのグロ•プランはどうなのかな?こんなに美味しくなくてもイイんだけど(笑)。酸が強くて塩味があってぶっきら棒であって欲しい(笑)。」
私「あっ!まだ飲んでません!今度飲んでお知らせしますね(笑)。」
○ アシルティコ 2024年 ミロナス ワイナリー ギリシャ 白 P.G.I.アッティカ 750ml 2640円税込
私「今日の2本目の赤と対になる白でございます。アシルティコ100%です。」
「『愛してる貞子』ですね(笑)。ギリシャの品種名って覚えづらい(笑)。」
私「えへへ(笑)。」
「うわっ!とんでもなく美味しい(笑)!でも経験したことのないワイン。ギリシャってこんな感じですか?」
「涎が止まらない(笑)。」
「ギリシャの白ワインって鈍重な印象なんだけど(笑)、コレは違う(笑)。ブラインドでやったら当たらないね(笑)。」
「塩味があって、酸っぱくて…、まだ開いてないんだろつけど…、中身がとんでもない(笑)。かと言って乱暴じゃない。」
「言葉を失う(笑)。透明感があって…、何処までも伸びる。強くて綺麗(笑)。」
「凄く酸っぱいんだけど酸っぱくない不思議(笑)。酸っぱさが旨味に繋がっている(笑)。」
家内「あえて言うなら上等なフィノ•シェリーかな(笑)?」
私「う~ん。モンティーリャ•モリレスの芳醇さが似てる?」
家内「ただ、酸化臭は感じない(笑)。」
「マスキューさん!この白、木樽熟成させてますか?全然木樽のニュアンスが無いですよね?」
私「木樽は使ってません。御名答!さすが!でも意地悪な酸の角は取れてますよね(笑)。一応飲みやすくはしてますね(笑)。」
「2024年ヴィンテージですかぁ。まだ若いには若いんですが…、酸っぱいには酸っぱいんだけど(笑)…、柑橘類の果実の厚みが凌駕する(笑)。厚みでバランスを取ってる(笑)。凄いね(笑)。」
「じっくり飲んでみると、ハニーでネットリ(笑)。貴腐ワインのようなネットリ感。でも凄くドライ(笑)。」
「店長!凄いですねこのワイン。酸が旨味になってゆく(笑)。あと、余韻にやられちゃいますよ(笑)。」
「たしかにオリーブオイルやレモンにも合うのだろうけど…、違うよね(笑)。厳選した食材と考え抜いたソースだよね。」
「一流のレストラン向け(笑)。焼きタコのオリーブオイルかけでは勿体ない(笑)。」
「クリーム系に合わせたい。蟹クリームコロッケ(笑)。」
「最後の白2本で生シラス食べたい!ショウガ、ミョウガ、シソをタップリ載せて(笑)」
「今、日本だと創作フレンチや自由なおばんざい料理がある。そんな店で合う料理を作ってもらいたい(笑)。夢(笑)。」
「思いつきました(笑)!アワビの肝ソース和え(笑)!こんな感じ←写真を見せていただきました(笑)。」
私「うわっ!匂いがする。(爆笑)」
家内「この白、時間が経つと柑橘系の香りが吹き出てくる。それも旨味が伴う。昔飲んだサンセールのコタのワインを思い出しました(笑)!ずっーと考えてたんですよ(笑)。」
私「2番目の赤共々国際市場に打って出られるワインだし、きっとそれを目指してますよね(笑)。しかも斬新だから可能(笑)。」
「そうそう。経験したことがないようなワインなんですよね。」
「マスキューさん!今日の順番の意図が解りましたよ(笑)。最後の白2本飲んだら後戻り出来ない(笑)。」
私•家内「大正解でございます(笑)!」
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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渾身のコスパ重視の並びでございます(
May 27, 2026 by weblogland |今回は赤2本が先で、その後は白の4連発。へそ曲がりなマスキューの本領発揮となるか(笑)?
今回は3000円を超えるワインはありませんが、
渾身のコスパ重視の並びでございます(笑)。

一番安い真ん中のサルトーリのピノ・グリージョ•オーガニックが今3本しか並んでいません。でも明日に来ますので安心(笑)。それからもう売れ始めているマルタンのミュスカデも明日追加がますのでコレも大丈夫かな(笑)。考えるにミュスカデって割と安いランクの白ワインなのですが、今回の2024年は完全にブレーク•スルーしてますね。長い試行錯誤の末にようやくたどり着いた感。きっと皆さんを驚かせると思うと『うっしっしっ』なのでございます(笑)。
ギリシャの赤白ともに高次元。グレートワインと言いたいところですが、それは言い過ぎかな(笑)。お客様に決めていただきましょう!
チウチウは言わずもがな。上質なデイリーワインの最後の砦(笑)。
そうそう、まだサブリミナルは決まっておりません。後で家内がお使いから帰ってきたら作戦会議で決めましょう!
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
May 23, 2026 by weblogland |
今月はまず先に赤2本、そして白が4本続くへそ曲がりな並びです(笑)。それはへそ曲がりなマスキューらしくて良いかな(笑)?
●バッカス 2024年 チウ・チウ イタリア 赤 マルケ州 ロッソ・ピチェーノD.O.P.750ml 1885円税込
チウ・チウのスタンダードの赤ワインです。セパージュはモンテプルチアーノ50%、サンジョベーゼ50%。ステンレス・タンクで6ヶ月熟成後瓶で3ヶ月寝かせてから出荷されます。
一見チリのカベルネ・ソーヴィニヨンに似ていますが、違います(笑)。
基本的には黒系ベリーの香りが主体的なのですが、カシスと言うより黒すぐりや山葡萄のニュアンス。日本人が親しみを感じる味わいなのです。
お正月の甘く煮た黒豆や小豆などに通じる果実味です。あと全体の有様がカベルネ・ソーヴィニヨンのような硬さがなく、優しいのが特徴的。酸が上手くまとまっていて、舌の上を転がるようなチャーミングさがあります。ちょうど、上等な白ワインのような滋味深さに似ていると言えば良いかも。
どうやらマロラクティック醗酵は行ってないようです。リンゴ酸をしっかり感じます。このあたりにこのワインの秘密と特徴がありそうです。酸と果実味の溶け込みが良く、しかも特徴的。ミクロ・オキシダシオンが有用に作用してます、お魚にも合いそうです。日本人好みの柔らかな黒すぐりのニュアンスは産地・生産者の特徴とテクノロジーの融合があって成された新しいスタイルなのです。
もちろん構造はしっかりしており、揺るぎません。
基本的な葡萄栽培の良さを感じます。
チウ・チウの造るワインに穴はありませんね。ベーシックなワインでこのレベルとは!世界的に注目すべきワイナリーです。
インポーターさん資料より(一部岡本補追)
地品種にこだわりピュアな果実味を生むオーガニック・ワイナリー 「チウ・チウ」はナタリーノとアンナのバルトロメイ夫妻によって、マルケ州の南端に近い中世の佇まいを持つ町オフィーダの近郊に1970年に設立されました。美しい緑に囲まれた彼らの畑はロッソ・ピチェーノ・スペリオーレの生産地の中心に位置します。ヴェンチャー的であり趣味的でもあったようですね(笑)。設立当初はわずか10ヘクタールの小規模ワイナリーでしたが、ワインの評判と共に短期間で急成長を遂げ、現在自社畑は160ヘクタールまで拡大し、ナタリーノの志を受け継ぐ2人の息子、マッシミリアーノとウォルターの兄弟を中心に年間100万本のワインを造り出しています。マスキューは2012年ヴィンテージから扱いを開始しました。基本今
風ではあるのですが、最新の技術•器材 •研究に多大な投資をためらいません。その結果ワイナリーのエントリークラスのこのキュヴェはマルケらしい味わいを兼ね備えた立派な汎用品。←(最大の褒め言葉です。誤解無きよう!)
規模は変わっても、彼らのぶどう栽培、ワイン造りへのこだわりは 全く変わる事なく、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、ペコリーノ、パッセリーナといったこの地伝統の品種からその特徴を生かしたワイン造りを続けています。一方で彼らは早くから有機農法にも取り組み、イタリアの公的なオーガニック認証であるCCPB認証を1985年に取得しています。いわゆるイタリア•オーガニック系ワインの走り。規模•品質の高さはマルケのトップランナーです。無添加のワイン作りも達成しておりますし、国際標準を牽引しているワイナリーでございます(笑)。
またぶどうのアロマを最大限に引き出す為に最新の技術を導入し、凝縮感のある香り豊かなワインを造り出しています。海から約10km、海抜250m~400mに位置し、石灰と粘土の混成土壌を持つ彼らの畑から造られるワインには、潮風を思わせるミネラルのニュアンスと豊かなアロマがあり、シーフ―ドとの相性が抜群です。評価も年々高まってきており、ペコリーノ種から造る白ワイン「メルレッタイエ」はパーカーポイント90点、ガンベロ・ロッソで2グラスを獲得している他、彼らの多くのワインが同じく2グラスを獲得しています。
●メルロー •アギオルギティコ •マンディラリア2023年 ミロナス•ワイナリー ギリシャ 赤 P.G.I.アッティカ 750ml 2640円税込
マスキューの定番ギリシャのミロナス•ワイナリー。以前はサヴァティアーノ•オークを扱い好評いただきました。
今回は赤!
メルロー 40%•アギオルギティコ40% •マンディラリア20%をブレンドして樽熟成したもの。
テイスティングスタート!
私「おー!タンニンたっぷりでヘビー(笑)。ケチ臭くなくてよろしい(笑)!とても上質な第一印象。」
Kさん「うんうん。タンニンの舌触りが滑らか。俗に言うビロードのような滑らかさ(笑)。それと美味しさが同時に迫る(笑)。飲んだ瞬間『美味しい!』。」
家内「葡萄の性質が強いもの同士をブレンドしてるけど(笑)、モノ•セパージュみたいに感じる。折り合いが良い(笑)。」
私「サヴァティアーノ・オークもそうだけど、樽の使い方が上手(笑)。果実味の邪魔をしていないよね(笑)。」
家内「チェリーやプラムが鮮烈。それも濃くてビビッドなんだよね(笑)。チャーミングな酸っぱさ。」
Kさん「そうそう、それが折り重なるようなタンニンにとても良く溶け込んでいる(笑)。高級なフレンドリーさとでも言えるかな(笑)。」
家内「基本、ギリシャらしいシンプルさや素朴さが安心出来る。飲むとホッとするんだよね(笑)。良い意味での緩さが心地良い(笑)。」
Kさん「変に透かしたところがない(笑)。ギリシャらしいね(笑)。」
私「あと、綺麗ですよね。雑味がないわけではないんだろうけど、旨味が凌駕してる(笑)。かなり上質。」
家内「鉄…、ミネラルもあるし…。」
Kさん「ギリシャのワインって酸が少ないイメージがあるけれど、ミロナスは違うね。この点、赤白共通している。ポテンシャルの高さを感じますね(笑)。」
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ミロナスワイナリーがあるのはギリシャの首都アテネの南40kmほどのケラテア。
ギリシャ本土の最南端アッティカ半島の町です。
1917年に設立され、現在の当主は3代目のスタティマス・ミロナス氏です。ギリシャのイオアニナ大学で化学を専攻し、その後WSETのディプロマを取得。この資格は、4段階ある認定資格の最上位で、ワイン生産者の取得は珍しいものです。(マスター・オブワ・インを目指しているのかな(笑)?)「科学的な根拠は当然のこと、自分自身のテイスティング能力でワインを見極めたい」と信念を語る彼のワインは、品種の個性を大切にした味わいに仕上げることで伝統への尊重が表現されています。 アッティカ半島に複数ある畑は合計12ヘクタールほどですから目が行き届く範囲。乾燥した地中海性気候は安定しており、寒すぎたり暑すぎたりしません。しかも下草もほとんど生えないワイン作り天恵の地です。(ホームページを見ると灌漑しないで栽
培をしているようです。恵まれた立地。もともとの適地なのでしょうね。)
この赤ワイン、アッティカの4つの葡萄畑から収穫された葡萄から造られます。深い色調と赤系果実が凝縮された個性と複雑な香りを持つアギオルギティコとギリシャで最も色調の濃い品種とされるマンディラリア、そしてメルローがブレンドされています。 それぞれの品種に合わせて10°Cで3∼4日間、除梗および発酵前浸軟を行い、ステンレスタンクでアルコール発酵をさせたのち、フレンチオーク樽で8ヶ月間のマロラクティック発酵のち熟成。ベリーやチェリー、スパイス、チョコレート、バニラなどの濃い赤や濃い果実を感じさせる香り。やわらかいタンニンと芳醇な果実感、スパイスの豊かな味わいが楽しめます。
マロラクティック発酵•熟成に使用する樽は、側板にオーク、鏡の部分にアカシアを使用した樽。このこだわりは、樽の香りを調整するために重要なポイントとなっています。(見ると鏡面は薄ピンク。側面のオーク材とは違っていました。清澄のためにアカシアの樹液を添加しないで済むからかなぁ?)
○ピノ・グリージョ オーガニック 2024年 カーサ・ヴィニコラ・サルトーリ スクリュー・キャップ イタリア 白 ヴェネト デッレ・ヴェネツィアI.G.T.750ml 1367円税込
ヴェネトの名門サルトーリが造る斬新なピノ・グリージョ。サルトーリは日本ではソアヴェやピノ・グリージョのブラッシュが有名です。どちらかと言えば低価格帯に強いワイナリーです。
このワイン、ラムネの香りがします。あと、ピノ・グリージョらしい延びのある酸。そして何よりも適当に薄いことが良いのです(笑)。
何故ならば、ビールのようにうんと冷やして飲むには最適だからです。
暑い夏場には飲むと生き返るような清涼感。アルコール度数も12%を若干下回る程ですから、ごくごく行けます(笑)。夏場のT.P.O.にはまれば100点満点のワインです!
うーん。
斬新かつ懐かしい!
ワインの液体濃度とラムネのようなフレッシュな酸の危ういバランス 薄いが水っぽくなく、かといってべたつかない舌さわりは、暑く湿気た日本向き。上等ではありませんが、実に美味しい。
大発見なのです(笑)。
発泡性ではありませんが、ラムネや三ツ矢サイダーに刷り込まれた嗜好を好む中高年向きです(笑)。
あと同時にリリースされたシャルドネにも同様なラムネのようなニュアンスがありますが、ピノ・グリージョの方が明瞭です。品種由来というよりは造りに由来しているようです。収穫期が原因のような気がしますが…。
ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデにも似たような…。
好奇心がくすぐられます(笑)。
○オリス 2023年 チウ・チウ イタリア 白 マルケ州 ファレリオ D.O.P.750ml 1791円税込
チウ•チウが作る白のエントリー•キュヴェ。なんとペコリーノとパッセリーナを半々のブレンド。ステンレスタンクのみで作られる直球勝負の白ワインです。
私が思うには、ペコリーノは香りに支配的な印象は無くちょっと粉っぽくてふくよか故にパスタ系の親友(笑)。中部イタリアの温暖な産地ですとボディーが豊満でグレープフルーツっぽく感じます。そしてパッセリーナはキレッキレの酸(笑)。金柑や甘夏の突き抜けるようなフレッシュネスは何処までも伸びる(笑)。ともに中部イタリアの主要な白葡萄品種でございます(笑)。
通例ペコリーノとパッセリーナはモノ•セパージュとしてワインにされることが多いのですが、半々のブレンドはあまり見かけません。品種の特徴のベクトルが違うからかな?
それをチウチウはやっちゃいました(笑)!
私「う~ん。濃くて酸っぱくて美味しい(笑)。」
Kさん「バランス良いし、コスパも良い!いかにもマルケの白ですな(笑)。食事に合わせやすいですね(笑)。」
家内「パッセリーナの酸が程良く利いてる(笑)。センスを感じる。あと、食事に合わせることを意識してますよね(笑)。この点赤のバッカスと共通している(笑)。」
Kさん「ペコリーノとパッセリーナのブレンドですか…。あまり見かけませんよね。でもこのワインとても折り合いも良いしフレンドリー。無理がない(笑)。普通以上に美味しいマルケの白の印象ですよ。ビストロでこんなのテーブルワインで出てきたら嬉しい(笑)。」
私「パッセリーナの強い酸とペコリーノのふくよかなボディーのバランスが良い(笑)。とても自然で、ワインのグレードが高く感じます。さすがチウ•チウ(笑)。」
家内「塩味などのミネラルも感じるし…、イタリアのハーブも感じる、華やかだし明るくてリッチ、いかにもイタリアン(笑)。」
インポーターさん資料より(一部岡本補追)
地品種にこだわりピュアな果実味を生むオーガニック・ワイナリー 「チウ・チウ」はナタリーノとアンナのバルトロメイ夫妻によって、マルケ州の南端に近い中世の佇まいを持つ町オフィーダの近郊に1970年に設立されました。美しい緑に囲まれた彼らの畑はロッソ・ピチェーノ・スペリオーレの生産地の中心に位置します。ヴェンチャー的であり趣味的でもあったようですね(笑)。設立当初はわずか10ヘクタールの小規模ワイナリーでしたが、ワインの評判と共に短期間で急成長を遂げ、現在自社畑は160ヘクタールまで拡大し、ナタリーノの志を受け継ぐ2人の息子、マッシミリアーノとウォルターの兄弟を中心に年間100万本のワインを造り出しています。マスキューは2012年ヴィンテージから扱いを開始しました。基本今
風ではあるのですが、最新の技術•器材 •研究に多大な投資をためらいません。その結果ワイナリーのエントリークラスのこのキュヴェはマルケらしい味わいを兼ね備えた立派な汎用品。←(最大の褒め言葉です。誤解無きよう!)
規模は変わっても、彼らのぶどう栽培、ワイン造りへのこだわりは 全く変わる事なく、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、ペコリーノ、パッセリーナといったこの地伝統の品種からその特徴を生かしたワイン造りを続けています。一方で彼らは早くから有機農法にも取り組み、イタリアの公的なオーガニック認証であるCCPB認証を1985年に取得しています。いわゆるイタリア•オーガニック系ワインの走り。規模•品質の高さはマルケのトップランナーです。無添加のワイン作りも達成しておりますし、国際標準を牽引しているワイナリーでございます(笑)。
またぶどうのアロマを最大限に引き出す為に最新の技術を導入し、凝縮感のある香り豊かなワインを造り出しています。海から約10km、海抜250m~400mに位置し、石灰と粘土の混成土壌を持つ彼らの畑から造られるワインには、潮風を思わせるミネラルのニュアンスと豊かなアロマがあり、シーフ―ドとの相性が抜群です。評価も年々高まってきており、ペコリーノ種から造る白ワイン「メルレッタイエ」はパーカーポイント90点、ガンベロ・ロッソで2グラスを獲得している他、彼らの多くのワインが同じく2グラスを獲得しています。
○ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シュール・リー VV 2024 B&D マルタン フランス ロワール 白 2357円税込
マスキューの大定番のマルタンのミュスカデが2024年ヴィンテージになりスタイルが進化しました!あとお値段がちょっと上がりました(笑)。ゴメンナサイ。
2024年ヴィンテージは日照不足のいわゆるオフの年。糖度酸度も上がらない厳しい年なのですが、この年のマルタンは例外(笑)。とんでもなく良い。ひょっとして今まででベストかもしれません。年々温暖化の影響で、酸っぱいミュスカデが無くなって来ました(笑)。ファットなミュスカデは必要あるのか?ちょっと残念な昨今朗報でございます(笑)。
この2024年ヴィンテージはしっかり酸はあり硬質なほど。しかも密度感が素晴らしい。本来的な濃さとの折り合いは圧巻。ミュスカデの約束の地『サン•フィアクル』を想起させる出来栄え。しかも飲みやすい不思議(笑)。通例サン•フィアクルのミュスカデは10年以上しないと柔らかさは出ません。若くして飲むと愛想がない(笑)。
このワインそれをブレークした予感なのです(笑)。
もともとマルタンはサン•フィアクル辺りのミュスカデの核心部が本拠ですから基本恵まれています。もちろんリリースする『サン•フィアクル』は無愛想なグレート•ワイン(笑)。←褒めています(笑)。
そして2024年の出来栄えがたまたまではない予感と前兆に気づきました。なぜならマルタンの限定版の意欲作フレンチーナチュール2022年のエスプリを感じたからです。フレンチーナチュール2022年はミュスカデらしく無いのですが、驚くほど愛想が良くて華やかでポテンシャルが高い(笑)。←どうやらコレを取り入れたようです。
今回の2024年はサン•フィラクルの良さも感じる飲みやすい新たなスタイルに進化しました!
驚くべき進化なのです。
もともとヴィニロンのマルタン。シンプルで実直さが売りのクラシックなミュスカデの生産者だと思っていましたが、とんでもない進化。舐めていましたゴメンナサイ!
きっと後世語られるミュスカデの金字塔として、このマルタンの2024年ヴィンテージは評価されるはず!
2023年ヴィンテージの記載
マスキューの大定番のマルタンが作るミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・・シュール・リー VV、ちょっとスタイルが変わってきました。
端的に言えば酸っぱさが減り旨味が増しました。
う~ん。
リンゴ酸が目立たなくなり、ふっくらした印象です。アラン・ジョフロワの作るシャブリv.v.を飲んでるかのようです(笑)。
共に木の大樽でワインを熟成することで収斂性の酸の角を取るクラシックな技法で作られていますからさもありなん。
マルタンのミュスデの酸っぱさは?
単純に酸っぱさを残すならSO2を使ってマロラクティック発酵を止めれば良いだけなのですが。クラシックな作りのマルタンは余計なことをしません。ワイン本来の自然な味わいのスタイルを守っているようです。
リンゴ酸が少なくなるのは温暖化の影響?基本このワインはアルコール12%くらいをターゲットにして収穫するようですが、温暖化によりそれが早まると同時に暑すぎて酸の生成量が減る。→リンゴ酸の生成が満了しないもしくは通常より少ない時点での収穫となる。→そしてリンゴ酸を減らすマロラクティック発酵もしっかりやる。結果としてリンゴ酸が少なくなる。それゆえ酸っぱさが目立たなくなる。元々が濃いジュースなので旨味の酸味が目立つようになった。のかな(笑)?
以下以前の記載
夏になると無性に飲みたくなるロワールの白、ミュスカデ S & M ・シュール・リー。満足のいくものが なかなかみつからなかったけれど、今回のドメーヌ マルタンはおすすめです。
ミュスカデ S & M ・シュール・リーにしては濃いめの黄金色。もしや重いタイプ──と思いきや、キレがよくて すっきりしています。
シュール・リーから生じるコクは適度で満足感があります。ミネラルも豊富に感じられます。塩っぽさとわずかの苦みが特徴で、ワイン全体を引き締めてくれます。控えめでかわいらしい花の香とレモンの香りがまじりあって さわやか。少々温度が上がったとしてもダレずに楽しめるのが嬉しい。隅々まで目の行き届いた上質のワイン。牡蠣には絶対のおすすめです。
ドメーヌ マルタンは1952年の設立。使用する葡萄の平均樹齢は60年!!どうりで凝縮感たっぷり。また、現在ワインづくりを担当する3代目ドミニクが使っている樽は45年前におじいさんがつくったという“古樽”。古木と古樽。この2つの“古”がドメーヌ マルタンの美味しさの秘訣。家族の歴史がつくりあげた味わい。お試しください。
フレンチーナチュール2022年の記載
マルタンはミュスカデのアペラシオンの中でも村名を名乗れるサンフィアクル・シュル・メーヌ(SAINT-FIACRE SUR MAINE)村に本拠を置きます。特にマルタンはサンフィアクルらしい肉厚で硬質なミュスカデも作ります。かなり前にマルタンのミュスカデ•サン•フィアクルを飲んだ時あまりの強さ•生命力に言葉を失いました(笑)。(2017年5月29日のブログに書いてありましたのでよろしかったらご覧ください。)『いったいどれほど持つのだろう!』
フレンドリーではありませんでしたが(笑)、心惹かれる渾身のミュスカデにやられてしまいました(笑)。
このフレンチー ナチュールは2022年がファーストヴィンテージ。、収穫量は35hl/haと低収穫。常軌を逸したほどです(笑)。通常のミュスカデの半分、いわゆるグラン•クリュ規格となっております(笑)。ブドウは全て手摘みで行われます。収穫後すぐに空気圧プレスで圧搾し果汁だけを抽出。炭酸ガスのもとで20時間静置します。(この時SO2は使っていない。)その後16~19度に温度管理されたステンレスタンクにて野生酵母で発酵(ひょっとしてこの初期にSO2を若干使うかも?)の後、オリと共に熟成。清澄は行わず、珪藻土で粗濾過をして瓶詰め。瓶詰め時のSO2は無添加。全体としてのSO2添加量はかなり少なく感じます(笑)。ナチュールと言うだけあります。
今回輸入直後の試飲では、以前飲んだサン•フィアクルの鋼のような硬質さを感じましたので、じつは販売を見送りました。でもですね(笑)、今回再びサンプルを取り寄せて飲んでビックリ!
あの時とまるで別物なのです。
とんでもなく香り豊かでフルーティー。第一印象は『ミュスカデではないよ!』なのです(笑)。
香りの万華鏡!
口中での複雑さ、広がり、余韻、すべてがグレートワインのレベルなのです。
○ アシルティコ 2024年 ミロナス ワイナリー ギリシャ 白 P.G.I.アッティカ 750ml 2640円税込
マスキューの定番ギリシャのミロナス•ワイナリー。以前はサヴァティアーノ•オークを扱い好評いただきました。今回はアシルティコ。昔ソムリエの資格試験で『愛してる貞子』なんて覚えたっけなぁ(笑)。
さあ、いつものメンバーでテイスティングです!
Kさん「2024年ヴィンテージですね。グラスに泡がつきますね。いかにも若い。マロラクティック発酵後すぐに瓶詰めしたかのよう。」
私「え~と、去年2025年の春に瓶詰めかな。と言うことは瓶詰めしてからほぼ1年ですね。SO2添加も少ないかな。」
家内「うわっ!圧倒的なフレッシュネス(笑)。こんなに酸があるギリシャワインは初めて飲んだ(笑)。」
私「うんうん。ライム•レモンがガッツリ(笑)。充分な旨味があるからバランスが取れている。圧巻だね(笑)。」
Kさん「しっかりマロラクティック発酵をやって、これほどリンゴ酸が残るとは…。」
翌日になると
家内「ワインにネットリ感…、トロミが出てきた(笑)。」
私「相変わらず、酸がガッツリ(笑)。高度な折り合いのつき方。想像以上だよ(笑)!」
家内「穀物酢で作った酢の物の野菜に合わせたい!酢酸に負けない(笑)!」
私「このワイン、クリアネスが伴っているのが凄い(笑)。しかもとてもドライでスパイシー。ミネラリー…、あっ!魚介類に塩とレモンなんだな(笑)。さすがギリシャ!」
家内「あとオリエンタルな香辛料の香り…、キアラみたいな…。お香みたいな…。」
私「白檀…、高いお線香…。アリアニコの香りにも通じるような…。思った以上に複雑だよね。」
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ミロナスワイナリーがあるのはギリシャの首都アテネの南40kmほどのケラテア。
ギリシャ本土の最南端アッティカ半島の町です。
1917年に設立され、現在の当主は3代目のスタティマス・ミロナス氏です。ギリシャのイオアニナ大学で化学を専攻し、その後WSETのディプロマを取得。この資格は、4段階ある認定資格の最上位で、ワイン生産者の取得は珍しいものです。(マスター・オブワ・インを目指しているのかな(笑)?)「科学的な根拠は当然のこと、自分自身のテイスティング能力でワインを見極めたい」と信念を語る彼のワインは、品種の個性を大切にした味わいに仕上げることで伝統への尊重が表現されています。 アッティカ半島に複数ある畑は合計12ヘクタールほどですから目が行き届く範囲。乾燥した地中海性気候は安定しており、寒すぎたり暑すぎたりしません。しかも下草もほとんど生えないワイン作り天恵の地です。
アシルティコはケラテア中にある標200~300mの畑で収穫されています。手摘みで熟した葡萄のみ選別し、収穫後すぐにワイナリーに運ばれ低温で管理されます。アシルティコの高い酸と気品のある香味を最大限に引き出すためステンレス製の小さなタンクで17℃に温度管理をしながら発酵させます。発酵後、ワインは3ヶ月間バトナージュしながら澱とともに熟成されます。
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昨日、今日と暑いですね。
May 18, 2026 by weblogland |お昼ご飯を食べながら飲むビールは格別。餃子でもつまみながら飲むビールは最高(笑)。そして晩ご飯食べながら飲むには、一杯のビールから始まり白ワイン赤ワインへと飲みたい放題(笑)。そして眠くなったらバタンキュー。歳のせいか上手くしたもので、翌朝アルコールが残らない程度で満足出来るようになりました(笑)。
う~ん。
ようやく大人になったかなぁ(笑)。忘れるために飲むのではなく、楽しむために飲む!
健康に感謝!感謝!でございます。
ワインってお酒じゃないんですよね(笑)。では何?と聞かれれば、『ワインはワイン』。ホントそう思います(笑)。
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桝久 試飲会リポート 後半
Apr 28, 2026 by weblogland |○トカイ フルミント ドライ 白 2023年 シャトー・デレスラ ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1791円税込
「ハンガリーの東部と言うと…、あっ、ウクライナとの国境だぁ。戦争大丈夫なのかな?」
「前線の反対側だからね…、でも危なっかしいよね。」
「オルバン政権倒れたからロシアがちょっかい出すかもしれないし。」
「ロシアといいアメリカといい、ご無体だよね。酷い話。」
「そうなんだよね。たしかに我々は離れてるから身に迫ってないけれど、なんていうか…居酒屋で酔客が店員に絡んだりするの見て『酒が不味くなるから止めて』って言いたくなる感覚。」
「楽しめないよね。」
家内「ロシア崩壊直後のシャトー•デレスラはかなり荒廃していたようで、西側の資本が入りようやく立ち直れたようですね。」
「おっ、大定番ですね(笑)。コレっていつ飲んでも美味しい(笑)。」
「そうそう、トカイ•フルミントって世界三大貴腐ワインなんだけど、コレは辛口(笑)。初めて飲んだ時はビックリしたな(笑)。」
「うんうん。だってキレッキレの辛口だもんね(笑)。」
「かと言って旨味もあって水っぽくない。飲み飽きしないんだよね(笑)。」
「マスキューさん!この2023年ヴィンテージのアルコール分はいかほどですか?」
家内「なんと、なんと、11%です!」
「おー!そんなに低いのですね…、もっとあるかと思いました(笑)。」
「12%そこそこか、ちょっと越えているように思えましたよ(笑)。」
「補糖していない?」
私「おそらくしていないかと。補糖してアルコール分を上げなくとも酸があるので大丈夫だと思います。」
「中身がスカスカなのにアルコール分が高くて妙に甘いワインって多いよね(笑)。折り合いが悪い(笑)。」
「アルコール分が高ければ良い訳ではないのですね。」
私「えへへ(笑)。左様でございます(笑)。」
「これ口の中に入れるとヨダレが止まらなくなる(笑)。酸っぱさだけではなく旨味がちゃんと加わっているから、旨酸っぱい二段攻撃(笑)。」
家内「最初ちょっと冷やしすぎたので旨味がマスキングされましたが、ワインの温度が上がるとちょうど良い塩梅になります。15℃以下かな。」
「マスキューさん!このワインは熟成しますか?」
私「う~ん。どうなんでしょうね(笑)。試したことがないので解りません(笑)。基本早飲みでしょうから貴腐ワインのような不滅のワインではないですね(笑)。」
家内「シャトー•デレスラのワインで『サモドロニ』という酸膜酵母を使って熟成した甘口があります。イタリアのオリスターノみたいなワインかな(笑)。日本には輸入されてないので是非飲んでみたい!」
○パンノンハルミ トリコッシュ ホワイト 2024年 パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー 白 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml スクリュー・キャップ 750ml 2262円税込
「え~と、コレはハンガリー西部でしたっけ?」
家内「オーストリア国境付近です。10世紀末に建てられたベネディクト派の大聖堂の修道院に付属しています。とは言えロシアにより葡萄栽培は禁止されてました。2000年代初頭になってようやく復活しました。」
「ロシアは禁酒令や贅沢禁酒令を乱発したからな。」
家内「この修道院の白ワインはかつてマリア•テレジア御用達だったとか(笑)。」
「へぇ~、マリア•テレジアのワインかぁ(笑)。どんな味かな(笑)?」
「あ~、美味しい!膨らみがイイなぁ(笑)。旨味を酸味がしっかり支えている。」
「旨いのバランスの取り方がエレガント!さすがマリア•テレジアご愛飲(笑)。」
私「プレスしないフリー•ラン•ジュースだけで作ってるようですね。雑味もないし、とにかく綺麗な旨味。しかも品格がある。」
「トカイ•フルミントとは明らかに違いますよね(笑)。暖かみがある。かと言って過剰ではない。コレが良い(笑)。」
「セパージュは何ですか?」
家内「ライン•リースリング40%、オラズ•リースリング40%、トラミニ20%です。オラズ•リースリングはヴェルシュ•リースリングでイタリア北部からオーストリア、クロアチア等で栽培されます。トラミニはゲヴュルツトラミネールの原種です。」
私「後味のライチ等のトロピカルなフルーツはトラミニ由来かと。」
「ゲヴュルツトラミネールって100%の物が多いけど、こうやってちょっとだけにすると品が良いしワインが複雑になりますね(笑)。美味しい(笑)!」
「このワイン、食べ物は何に合わせますか?」
「う~ん。中華料理って感じではない(笑)。」
「国宝の豚肉(笑)?」
家内「鴨肉なんかも良さそうですよね(笑)。」
「マンガリッツァ豚!口の中で脂がとろけるらしいよ(笑)。」
「フォアグラも有名かな(笑)。」
家内「カレイの煮付け…、フライ、唐揚げはどうかな?」
家内•私「東京湾の柳カレイのバター•ソテー
!今は無き『田子作』さんの超絶メニューでした。」
●パンノンハルミ トリコッシュ レッド 2024年 パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー 赤 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml 2734円税込スクリュー・キャップ
「優しいなぁ(笑)。」
「癒されますね(笑)。」
「飲みやすいし…、旨いし…、タンニンもしっかり感じるけど全然飲み手を刺激しない。単一品種のワインみたい(笑)。」
「そうそう。溶け込みが良いし、香もぼやけていない。ブルゴーニュのピノ・ノワール的でもある。」
「チェリー、ベリー…ストロベリーやスモモ、プラム。それぞれが変に突出していない(笑)。アルコール分はいかほどですか?」
家内「え~と、14.5%としっかりありますね。でもジャムみたいになっていない。過熟感は感じません。無理がない(笑)。」
「一つ前の白同様に品が良い。
私「しかも2024年ヴィンテージ。ワインは出来上がってますよね。」
家内「2024年ヴィンテージは日照不足と言われていますが、ハンガリー西部は大丈夫のようですよね。パンノンハルミに関してはイレギュラーを感じません。」
「セパージュがヘンテコなんですよね(笑)?」
家内「はい!ピノ・ノワール40%、メルロ40%、カベルネ•フラン20%。ヘンテコです(笑)。」
「でも美味しい(笑)。何故?」
私「白同様に赤も雑味がありません。フリー•ラン•ジュースだけで作った感じです。少なくともプレス果汁はほとんど使っていないかと。サクッと短い醸しで作っているような気がします。醸造時に無理な抽出もしていません。あと、熟成に使う(多分古樽の)ハンガリアン•オークとの相性がとても良いかと(笑)。」
家内「樽から香を引っ張っていません。全体の折り合いを良くするために木樽熟成しています。」
「マスキューさん!以前この赤ワイン売ってましたよね。凄く美味しくてハマってしまいました。でもその後販売してませんでしたよね?」
私「最初の扱いが2018年かな。凄くフレッシュでフレンドリーでした。この2024年はそれに旨味が増し、深みが出て来ています。確実に進化しております。」
「たしかに!2018年より大人っぽい(笑)。何故ですか?」
私「おそらく葡萄の樹齢が増したためかと。ちょうど25年くらいの樹齢になりました。いわゆる古樹の旨味が加わっています。深みに繋がる旨味です。」
「葡萄樹ってどのくらい持つのですか?」
私「古くなると100年とか。ただし出来る葡萄が1kgにもなりません。ニューワールドなどでは通例5kgくらいは収穫しますが、葡萄樹は10年そこそこでで植え替えるようです。」
私「ここの畑はニュージーランド等のニューワールドスタイルですが、収穫量はその半分程度に抑えています。先々が楽しみです(笑)。」
「マスキューさん!赤と白の価格が違いますが、それは何故?」
「パンノンハルミのホームページで調べると(笑)、赤の方が高かったです(笑)。インポーターさんの操作で価格を変えたようではございません(笑)。」
家内「修道院は、祈り•学究•生産 が三位一体。ロシアが崩壊してようやく本来の形になったようです。たしかにビジネスとしての側面はありますが、献身と祈りがワインにもあるかと。」
「修道院で作るフルーツケーキなんかべらぼうに美味しい。中身のフルーツの量が違うんだよね(笑)。渾身だもんね(笑)。」
「トラピスト修道院なんかのクッキーもとても美味しい(笑)。」
「マスキューさん曰く『祈りがある。』なんとなく解りましたよ(笑)。」
私「ありがとうございました!」
どうもありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Apr 20, 2026 by weblogland |
今月末4月24日(金)、25日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
今月は前半ちょっと忙しく準備が遅れがちでしたので、いつもながらのバタバタ(笑)。どうにか辿り着きました(笑)。
前半のテーマは特別なし(笑)。コスパに優れたワインのご紹介(笑)。後半はハンガリーの東西の良品比較。ハンガリーのワイン、好きなんですよね(笑)。
24日(金)は17∼20時
25日(土)は11∼20時
いつも通りのスケジュールでございます!
○エラ グリッロ 2024年 カンティーナ•ヴォルピ イタリア 白 シチリアD.O.C. 750ml 1508円税込
EUでは2024年ヴィンテージから添加物を全量表記することが義務化いたしました。それ故、マスキューではN.G.扱いになるアイテムも多々。もともと表記がいい加減なイタリア•ワイン。特に低価格帯は扱いを止めるアイテム続出。特に2024年ヴィンテージは日照不足もありとても難儀な状態でございます。
一時期はマスキューも売れるワインが無いのなら、看板を降ろさなくてはならないかと覚悟しました。でもですね(笑)、ちゃんと探せばある!
Kさん「爽やかな、まさにシチリアの白ワインですなぁ〜(笑)!そんなに高級ではないけれど良いですね(笑)。これからの季節にピッタリ(笑)。」
家内「爽やかな独特な柑橘系の香り…、オレンジ系の品の良いニュアンス。」
私「とても整っている(笑)。軽やかだけど薄くない(笑)。ちゃんと無理なくマロラクティック発酵やっていそう。滑らかさが良い(笑)。」
家内「変に手を加えていない無理がない軽さ(笑)。」
Kさん「シチリアらしいデイリーさ(笑)。でも、割としっかりしてますよね(笑)。レモン替わりののワイン!」←御名答!開けてから数日は充分に楽しめました(笑)。
家内「旨味と酸味…旨味とレモンが溶け込んでいる(笑)。使い勝手良さそう(笑)。」
私「値段の割にしっかりしてますよね(笑)。」
家内「いわゆるネゴスの買い酒ブレンドではない(笑)!雑味もないし、綺麗(笑)。」
私「ワインに均質さがあるよね。あと、それに伴う方向性も定まっている(笑)。ちゃんと管理された葡萄だし、同じ畑の葡萄から作ったような感じ(笑)。」
Kさん「何気なさがシンプルでよろしいですね(笑)。
________________________________________________
以外インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ピエモンテに拠点を置く名門ワイナリーCantine Volpiがオーガニックラインとして1999年にスタートさせたブランドが『エラ』。ヴェネト、マルケ、アブルッツォ、プーリア、シチーリアと様々なロケーションにある自社畑にて、農薬や科学肥料を一切使用しない自然なワイン造りを行っています。また、植え付けや剪定、収穫といった畑での作業はすべて手作業で行っているにも関わらず、栽培~醸造~ボトリング~物流に至るまで、徹底的に無駄を省き、消費者には嬉しい、驚くべきコストパフォーマンスを実現しています。
ワイナリーでは栽培農家の人達と親密にコミュニケーションをとり品質維持に努めています。自然農法の規則を遵守しながら、化学物質や殺虫剤などを使用せずに「クリーンな農業」を実践しています。それは様々な生物が存在し、健康で活きた土壌を維持すること。また、動物の糞などの天然肥料を使用したり、害虫の天敵となる生物が住みやすい環境に畑を整えたりすることです。生物多様性を尊重した、クリーンな農法によって育まれた畑の環境にブドウを植えることで、カンティーネ・アウローラのワインもまたクリーンに仕上がるのです。
○アルモニ ブラン ブレンド•ワイン ドメーヌ・ウルスト フランス アルザスA.C. 白
1000ml 2600円税込 スクリュー・キャップ
シルヴァネール50%、ピノ・ブラン10%、ピノ・オーセロワ10%、他 リースリング、ピノグリ、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ・ダルザス、ミュスカ・オットネル、シャスラ、ピノノワール平均樹齢40年の自社畑で産する10種類のブドウの完璧な調和(アルモニ)。ノン・ヴィンテージ(構成=2020VTのワイン50%+ 2021VT40%、2022VT10%をブレンド。)各品種の果汁を低温静置してからブレンドし、一世紀を経た古い大樽で発酵、熟成。
保存しておいた3つのヴィンテージのワインをブレンドし、3ヶ月間寝かせ、ろ過後瓶詰め。
残糖:2.9g/lの辛口なのですが、甘く感じます(笑)。それはたっぷりの旨味の酸がある故、ウルストのスタイルなのです。ここで気づくのはいわゆるハネ酒のブレンドではないこと(笑)。いつも通りの渾身の作りのワインをリスク回避を含めてリザーブしておく。それを商品化(笑)。セパージュの特徴がはっきり出ておりますが、シルヴァーネルの白いパレットに様々な原色の絵の具を塗ったかのよう。華やかで複雑な果実味。白い花や果肉から黄色い果肉までカバー(笑)。濃密な液体にミネラルがしっかり下支えしています。
ティスティング開始!
Kさん「おっ、ウルストですね(笑)。濃くて甘くてベリー•ベリー•ドライかな(笑)?」
家内「色がイエローでギラギラしてる(笑)。果実、酸、ミネラルがたっぷり(笑)。」
私「う~ん。これも濃密(笑)。しかも複雑…、でもセパージュの特徴をしっかり感じますよね(笑)。」
家内「ライチなんかちょっとだけ入っているゲヴュルツトラミネール(笑)。パイナップルや洋梨…、後味のハニーさも押し付けがましくないね(笑)。」
私「アルザスてんこ盛り(笑)。う~ん、ちょっとペトロール香するかな?いや、でもペトロール香とはちょっと違って…、ハーブのニュアンスかな?」
家内「ペトロール香とは違うよ。多分消えるかそう感じなくなるはず。」←御名答!
私「うんうん。無理にマロラクティック発酵をSO2で一気に止めたリースリングのいわゆるペトロール香とは違うね。」
Kさん「生姜やらハーブの香も隠れてますね(笑)。ちょっと塩味も感じる。香は強いけど突出した香は無い。凄くバランスが良い。」
私「セパージュのディテールがはっきりしてる。これってハネ酒を混ぜたワインじゃないですよね(笑)。安っぽくない(笑)。」
家内「大きさ広がり余韻、ウルストらしい渾身のもの。ワインだけでも楽しめるけど、食事に合わずと表情が変わるはず!ヘビーな料理…、あと出汁をしっかりとった和食もオッケーかな(笑)。高級だよね(笑)。」
Kさん「牛肉以外何でも合いますね(笑)。ガストロノミー•ワインですね(笑)。ちょっと待てよ。そう考えると凄く安くないですか(笑)?」
私「えへへ(笑)。750ml換算で1950円!しかもこの味わい(笑)。」
●ドンナマルツィア プリミティーヴォ 2024年 コンティ•ゼッカ イタリア 赤 サレントI.G.P. 750ml 1885円税込
この赤ワイン、プーリアの巨人コンティ・ゼッカの造るミドル•レンジ。スーパー・デイリーなワインです(笑)。セパージュはプリミティーヴォ 85%、ネグロアマーロ 15%。樽熟成しております。
ティスティング開始!
Kさん「いかにもプーリアの赤ですな(笑)。甘くて美味しい(笑)。」
家内「薄いと言えば薄いんだけど(笑)、成り立ってるよね(笑)。とてもフレンドリー(笑)。」
私「チョコレートの香もそこそこで押し付けがましくない(笑)。ブラムの香はいかにもプリミティーヴォ。上手に作ってる(笑)。真っ黒くなっていない(笑)。」
家内「プーリアの地場品種って酸があるから多少薄くても崩れないし、軽めに作ってもそれなりに飲めるんだよね(笑)。」
私「ワインの性格上SO2の添加量は多くなるんだけど、割と感じない。そう感じるような配慮が施されてるんだろうな。」
Kさん「うんうん。え~と、アルコール分は14%としっかりあるけど、それほどに感じないし…、折り合いが取れてますよね(笑)。やはり酸がある。」
家内「コンティゼッカの腐心を感じる。さすがだなぁ(笑)。」
私「2024年の添加物表記問題もクリアしてるし、大したもんだぁ(笑)。」
家内「2024年はヴィンテージ的にイレギュラー。飲むとたしかにそれを感じるけど、ちゃんとハードルを越えている(笑)。」
500年ほども続く老舗たる由縁を垣間見た想いです。常に前を見て努力を怠らないD.N.A.があるのです。お金持ちだから等とひがんではいけませんね(笑)。
○トカイ フルミント ドライ 白 2023年 シャトー・デレスラ ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1791円税込
ハンガリーの定番白、トカイ•フルミント2023年のアルコール分が11%という驚き。
家内「中身がすごく詰まってる(笑)。」
私「う~ん。ブラインド•ティスティングしたらアルコール分当たらないね(笑)。」
家内「12∼12.5%くらい?人によっては13%という人がいてもおかしくない(笑)。」
私「基本中欧のワインってそんなに高いアルコール分はないけど、それでも成り立つ。ちゃんと折り合いがつくよね(笑)。」
家内「酸は多いけど…、酸っぱいだけではなく旨味に繋がっている。単調な酸ではないんだよね。」
私「うんうん。たしかにリンゴ酸は多いけど、ちゃんとマロラクティック発酵はしてるんだよね。それでもリンゴ酸は目立つ。かと言って後ろに旨味の酸味がしっかりある。だから美味しい(笑)。」
家内「フランスなんかだとアルコール分が11%しかないと、薄く感じる。でもコレは薄さがない。」
私「日本でもそうだよね。天然のアルコール分が11%だと旨味に欠ける。」
家内「似たような肥沃な土壌だけど決定的に雨の量が少ない。それと寒暖差が大きい。」
私「ワインにとっては原産地に近いし歴史も古い。天恵の地なんだろうな(笑)。」
家内「ワインの味わいに無理がないんだよね(笑)。」
私「このワインは扱いが長いけど、駄目だったり失望したりしたことがない(笑)。それだけでも産地としての優位性はあるし、ポテンシャルも高いんだよね(笑)。」
家内「クオリティー高いし、お値段もリーズナブル(笑)。定番として長く愛される訳だね(笑)。」
○パンノンハルミ トリコッシュ ホワイト 2024年 パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー 白 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml スクリュー・キャップ 750ml 2262円税込
ワイナリー名はパンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセトは『パンノンハルミ大修道院付属ワイナリー』の意味のようです(笑)。マスキューではたしか2013年ヴィンテージのオラズ•リースリングが扱い始めですね。
このトリコリッシュの白はマスキューにとって本格的に扱うのは初めてかな(笑)?というのもこの上のキュヴェにオラズ•リズリング100%のものがあり、そちらが日本に先に輸入されていた関係上それを扱っておりました。とても素晴らしいワイン。かつてこの修道院のオラズ•リースリングはマリア•テレジア御用達だったとか(笑)。ただ入荷が滞りうやむやになってしまいました(笑)。とても素晴らしいワインでしたので残念!
そして今回仕切り直しと言うことで、トリコリッシュの白を扱いましょう(笑)!
修道院を囲むようにあるパドック、ビーンジャンパー、スプリング、ウィンドヒルの4箇所の畑。これはそこのライナイ•リズリング40%(ライン•リースリング)、オラズ•リズリング40%(ヴェルシュ•リースリング)、トラミニ20%の3種類のセパージュをブレンドしたもの。キュヴェ名のトリコリッシュはそれ由来。まあ、基本ドライ。残糖分はおそらく4g/L以下。総酸は6g/Lほどかな。
味わいはギュッと詰まった密度感•重さがあり、リースリング系の切れる柑橘の香りとトラミニの甘い華やか香が残ります。常温で飲むと大きさは増し(笑)、デカい(笑)。トラミニのピンクペッパーのようなスパイシーで華やかな香がとても良いアクセントになっております(笑)。そして翌日になるとすべてがエスカレート(笑)。ワイン自体の厚みが増し、旨味と香りのハーモニーが素晴らしい(笑)!13%のアルコール分との折り合いがとても良い。クリーム系の料理なら何でもオッケーかな(笑)。
我が家ではタケノコの味噌汁をいただきながらこのワインを飲みました(笑)。新鮮なタケノコの旨味とマリアージュして、とんでもない深さと余韻に驚かされました(笑)。
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
世 界 遺 産 ~ The World Heritage ~ パンノンハルマのベネディクト派大修道院とその自然環境が造るワイン。パンノンハルマのブドウ畑にかこまれた丘の上に修道院が建っています。996年の創設より 1000年もの間、ぶどうを収穫してワイン作りに力を注いできたベネディクト派修道士たちの住むパンノンハルマ修道院です。現存するハンガリー最古の修道院は今でも学校や修道院として使われており、ブドウ畑のある丘と森も含めて1996年に世界遺産に登録されました。 昔から修道士たちが丹精して作るワインはその品質が評価され外国にまで知れ渡っていました。特に評判になったのは「パンノンハルマ・リスリング」です。アーモンドやモクセイのような香りと滑らかな舌触りのこの白ワインは、ハプスブルグ家のマリア•テレジア女王にも
愛されました。女王はそのしるしに金糸で刺繍されたミサ服を修道院に贈っています。しかしパンノンハルマ・リスリングは、第二次世界大戦後ハンガリーが社会主義体制になると贅沢品としてもう造ることが許されませんでした。さらにフィロキセラの来襲と、2度にわたる世界大戦にまきこまれ、その後の共産党独裁政権による修道院のワイナリーと畑の差し押さえにより、しばらく修道院のワイン造りは壊滅となりました。しかし2000年よりハンガリーの国営銀行の協力で再建。修道院が再び古くからの伝統のワインを復活させようとぶどうの木を栽培し始めました。今、やっと実を結び始めたぶどうには修道士たちの期待と誇りが詰まっているのです。栽培面積50ヘクタール。
レス、粘土、石灰土壌にシングル•グイヨで仕立てられ株密度は5,210本。 それぞれ地質の違う4面の畑パドック、ビーンジャンパー、スプリング、ウィンドヒルの葡萄をブレンドします。土壌はアルカリ性の腐葉土がベース。いわゆる肥沃な黒土地帯(チェルノーゼム)です。
手摘みで収穫された葡萄はステンレスタンクで15~16度に温度管理しながらで15~20日間行います。この白ワインはそのままステンレスタンク熟成。マロラクティック発酵は行いません。アロマティック発酵が起きる20℃の気温を初夏まで超えないのでしょうね。それゆえもともとマロラクティック発酵は意識されないのかな(笑)。ともあれ酸はたっぷりでございます(笑)。
●パンノンハルミ トリコッシュ レッド 2024年 パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー 赤 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml 2734円税込スクリュー・キャップ
マスキューの愛するパンノンハルミのトリコッシュの赤が久しぶりの再入荷(笑)!
でも実は2020年ヴィンテージで扱いを止めていました。ですから4ヴィンテージジャンプしました。何故かと申せば、ちょっとスタイルが変わりました。正直に申せばつまらなくなったからです(ゴメンナサイ!)。
でもですね(笑)、今回の2024年ヴィンテージはとても良い。久しぶりに心動かされました(笑)。
最初の入荷を思い出しました(笑)。上質さがあって、濃さ•甘さのボリューム感がある立派なグレート•ワイン(笑)。とても自然で大きな広がりと余韻は飲み手の心を惹き込む。アルコール分が14%あるとは思えない折り合いの良さはレベルの高さの証。静謐さすら感じます。とても滋味深い濃密さに作り手の祈りを感じます。←かなりの妄想、ずっぽし行ってます(笑)。
ここで気がついたのは、以前よりワインに落ち着きが出ていること。かつては徹底的な撰果とほとんどプレスをかけないことで成し得たクリア•ネスと旨味が身上で、生き生きとした旨味に驚かされましたが、このヴィンテージには古樹由来の滋味深い旨味を感じます。
このワイナリー自体は2000年初頭に出来ましたので葡萄樹の樹齢は20年を超えて25年ほどかと。ようやく葡萄樹が古樹になってきたと思わせます。仕立てを見ると畝幅は2.5m、樹間は90cm。樹勢を上に向けて生やすニュージーランド等のニュー•ワールド•スタイルです。作業効率の良い仕立てなのですが、このスタイルの古樹はお目にかかったことがない(笑)。何故かと申せば、ニューワールドでは灌漑を伴いますから葡萄樹の寿命が短く、オールド•ワールドで見られるような古い畑はございません。ただし葡萄果の収量は抑えられ、ニュー•ワールドの半分ほど。この点ニュー•ワールドとは意識が違いますね(笑)。きっと葡萄樹の寿命も長くなるはず。あと一世代経った頃に飲んでみたいと思わせます。でも、その頃には私は生きていないかな(笑)。
以前のマスキューの記載
パンノンハルマは限定された葡萄栽培地区 1996年に世界遺産になったベネディクト派の大修道院が有名です。この葡萄園も修道院に付随する生産の場。共産主義政権が倒れてから復活しました。2000年からハンガリー国営銀行が後押しすることで復活に加速度がつきました。永続する祈り、生産、学びの場として復活させる民族的な遺産・資産なのです。
そんな訳でワイナリー名はパンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセトは『パンノンハルミ大修道院付属ワイナリー』の意味のようです。
個人的にはここで造られるオラズリースリングが大好きなのですが(笑)、これは赤。白しか作っていないと思っていました。赤も生産していたのですね(笑)。でもですね、セパージュはピノ・ノワール40%、メルロー40%、カベルネ・フラン20%。聞いて倒れそうになりました(笑)。この組み合わせどう考えてもミス・マッチ(笑)。セオリー無視です(笑)。コンセプトが『世界中から巡礼に訪れる信者に親しみをもってもらうため国際品種を使う。』そのコンセプトは解りますが何も…(笑)。
ところが飲んでビックリ!美味しいのです。高貴とは言えませんがフレンドリー。タンニンはあくまでも滑らか。誰が飲んでも美味しいと言う出来映えです(笑)。赤ワインが苦手のワイン初心者から何十年もワインを飲み続けた強者も美味しく感じます(笑)。これってありそうでない!確かにセパージュ由来の果実味がはっきりと伝わってきます。プラム、ベリー、チェリー、ストロベリーなどの果実味がたっぷり。ハンガリー・オークの228L樽で6ヶ月熟成させた効用か、腐葉土やトリュフや杉、森などを連想させるニュアンスとたっぷりの果実味とのハーモニーは美しく、しかもそれが艶やかで優しく深みがある。飲み手を癒し心酔させてくれます。抜栓後時間が経つとガメイっぽくなりますが、ワイン自体がしっかりしていますから崩れ
ません。基本秀逸なのです。アルコール分が14.5%とかなり高いのですが、それを感じさせません。酸とエキス分、タンニンの多さで折り合いをつけていますね(笑)。
ワインの乾燥抽出物が残糖分を除くと26,7g/Lと驚くほど高い数値所以かと。
この乾燥抽出物量とは1リットルのワインを乾燥させたあとに残る物の重量。アルコール以外のエキス分。このワインは残糖分が3.5g/Lありますから、トータル乾燥抽出物は30.2g/L。例えば3,000円くらいの濃いプリミィティーボがトータルで28gほど、ただし残糖分が8gくらいはありますからそれを差し引くとこのワインの濃さが解ろうと言うものでございます(笑)。グレート・ワインと遜色無い良い造りのワインなのです。
今まで私はドライ・エキストラクト(乾燥抽出物)についてはブログで触れたことがありません。これはインポーターさんの分析表の記載事項なので、表に出さないのがルールと思っておりました。実際に見せてくれないインポーターさんもおります(笑)。単に私の個人的なお勉強としてインポーターさんに分析表を覗かせてもらっています(笑)。テイスティングの精度が上がるんですよね(笑)。
ところがこのトリコッシュのラベルにははっきりと記載されております。それ故その説明をするのは私の仕事と考え、今回初めて触れさせていただきました。
自信の現れであり、であるからこそ記載する。そういう時代になってきたようです。ハレルヤ パンノンハルミ大修道院!
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旨味の濃さが違います
Apr 11, 2026 by weblogland |毎年毎年の春と秋は行事があってちょっと忙しい。でもですね(笑)、毎年のことをずっーと40年以上続けてましたから、今回は確実による年波の性かな(笑)。何処かを痛めないように、壊れないように、騙し騙しやってきましたがそのうち続けられなくなるのは確実(笑)。とは言え毎日飲むワインは美味しい。これはまだまだ続けられそうです(笑)。
そうそうサボり明けに頂き物の話で恐縮なのですが、採れたてのタケノコをいただきました。家内の大好物(笑)。もちろんその晩はタケノコの味噌汁です。
う~ん。
美味しかったぁ!
やはりスーパー等で売っている、取ってから時間の経ったタケノコと比べると旨味の濃さが違いますし苦味もない(笑)。合わせたワインはブルゴーニュ•アリゴテです。ちょっと今風な綺麗なスタイルなのですが、タケノコの濃密で苦味を感じない旨さにはピッタリ(笑)。
いや、待てよ。ひょっとしたらどんな白ワインでも合うのでは(笑)?旨味がたっぷりでクリアな白なら何でもいけちゃうのでは…?それでは逆に苦味のあるタケノコに合うワインは?コレを思案する方が現実には役立つ(笑)?
なんか禅問答みたいになってきました(笑)。
こうして我が家の夜は更けるのでございます(笑)。
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桝久 試飲会リポート 後半
Mar 30, 2026 by weblogland |私「以前この下のキュヴェを試飲会でご紹介いたしましたが、今回はカタラット100%の上級キュヴェでございます(笑)。」
「棚の中にちゃっかり置いてあるオレンジ•ラベルのワインでしたね(笑)。」
私「左様でございます。あのちゃっかり置いてあるのが下のキュヴェでございます(笑)。」
「思い出した(笑)。シンプルでとても自然なワインでしたね。カタラットって親近感あるんだよね(笑)。オレンジっぽくてさ(笑)。」
「さて、どれどれ(笑)。あっ!コレ凄い!デイリーじゃない(笑)。」
「香りが凄い(笑)。とても高級なリンゴ…。香りに重さ深さがある。」
「とても複雑な香!口の中に入れると凄いことになってる(笑)。香水みたい…。」
「口の中に入れるとオレンジの香…、それも特別高い高貴なオレンジ(笑)。ありますよね(笑)、1個何千円するような。」
私「大磯の土方柑橘園のオレンジを思い出しましたよ(笑)。」
家内「今、10℃くらいで供出してますがいかがでしょうか?」
「あまり冷やしすぎない温度が良さそうですよね(笑)。」
「なるほどね(笑)。グラスに入ってから徐々に温度は上がるからちょうど良いかな(笑)。」
「10℃以下だと冷やしすぎかな(笑)。ビールみたいに冷やしたら論外(笑)。勿体ない(笑)。」
「冷やしすぎてこの香りを楽しめないのは犯罪ですよ(笑)。勿体ない!この言葉がぴったり(笑)。」
「店長!香りも凄いんですけど、香りと旨味の酸のハーモニー。コレが肝ですよね(笑)。美しい!」
家内「旨味の質が貝の旨味…、コハク酸の旨味みたいに感じます。あと大豆…ひよこ豆みたいな…、温度が上がってくると生姜みたいな香り植物のニュアンスがします(笑)。」
「なるほど!塩味も感じる(笑)。」
「15℃くらいがベストかな?すべてが巨大で複雑。しかも品が良い。」
「いかにもシチリア!ブラボーですな(笑)。」
「オリーブオイル+レモン+塩 で魚介類使えば何でもオッケー(笑)!」
家内「新鮮な生のイワシ!イワシ丼!」
「横須賀の田舎料理なんですが、『ひこ鰯』思い出しましたよ(笑)。」
家内「お婆ちゃんが手で延々と捌いていた(笑)。美味しかったなぁ(笑)。」
私「シチリアの白だとヴェルメンティーノ・ディ・ガルーダが最良だと思ってましたが、このワインも落とせませんね(笑)。」
◑シファニ ペティヤン•ナチュラル アンドレ ロゼ 2023年 微発泡 チェコ 750ml 2979円税込
「王冠ですね(笑)。珍しい(笑)。」
「ペット•ナット…、ペティアン•ナチュレでしたっけ。最近の流行りですよね(笑)。」
家内「簡単に言うと無添加で瓶詰めしたワインかな(笑)。」
私「日本でも大部見かけますよね。大体アルコール分7%くらいで瓶詰めしたもの。とても飲みやすくフレッシュなのですが、残糖分が残ってますから開けてから30分以内に飲まないとダメ(笑)。」
「そうそう(笑)。しかも泡が噴き出すから中身の半分くらい噴き出したりする(笑)。冷やして静置しないと大変なことになる(笑)。」
私「このワインの優れた点は、完全にアルコール発酵を終わらせている点です。マロラクティック発酵の終盤に瓶詰めしますから炭酸ガスは残っていますが、炭酸ガスを不活性剤として利用しています。ワインに炭酸ガスは溶け込んでいますが、安定しています。もちろん静置冷蔵した方がよろしいのですが(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「うわ~、綺麗なロゼ色!これだけでぐっと来ちゃう(笑)。」
「味わいも梅だぁ(笑)!鮮烈で旨い。梅を齧ってるみたいな気になる(笑)。」
「ホント、目の覚めるようなワイン(笑)。凄くドライだけどとても美味しい(笑)。」
家内「子供の頃おやつに朝掘ったタケノコの皮に梅干しの果肉を塗ってそれをチュバチュバ(笑)。懐かしいお婆ちゃんの味を思い出しました(笑)。」
「覚えてる!一度しか食べたことないけど覚えてる(笑)。そのくらい鮮烈だった(笑)。」
「タケノコって旨味の塊ですよね。そりゃ梅干しとは合いますよね(笑)。」
家内「私は田舎育ちなので、タケノコの季節には毎日チュバチュバしてました(笑)。」
私「この人の実家には竃があったとか、私にはちょっと会話が成り立たない(笑)。私より父親の方が話が合ってましたよ(笑)。」
「アンドレって品種ですか…、聞いたことがない(笑)。」
私「地場品種のようです。皮の薄い黒葡萄なのかな。タンニンも感じないほどですもんね。」
家内「冷涼なチェコらしい品種ですよね。生産者のシファニはビール用の麦の栽培が本職で、ワインは半分趣味的に生産してるようです。生産者の個人的な嗜好を反映したワインが多いです(笑)。」
「う~ん。たしかに個性的なワイン。前回の試飲会ではオレンジ•ワインをいただきましたが、これはこれで美味しいし楽しい(笑)。
私「桟敷席に座って、料亭の仕出し弁当を食べながらお花見したい(笑)。」
「松花堂弁当!おばんざい料理の仕出し!最高(笑)!」
「う~ん。マクドナルド食べながらコレを飲んで花見するのは無粋だね(笑)。マクドナルドだったら最初のオーストラリアの赤で充分(笑)。まあ、それはそれで有り(笑)。これはこれで有りかな(笑)。」
☆❴限定品❵クレマン•ダルザス ブリュット•ナチュール N.V. ドメーヌ•ヴルスト フランス アルザス 発泡性 白 アルザスA.C. 750ml 3300円税込
「マスキューさん!普通試飲会だと泡からスタートですよね(笑)。今回はコレがトリ(笑)。なんか読める(笑)。」
私「えへへ(笑)。バレバレですね(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「あ~!凄い濃い!香りも強烈!」
「熟成香…、シャンパンの大物みたい。旨味、甘みが凄いですね(笑)。」
「何故コレが最後か解りましたよ(笑)。」
「とてもクリーミー。広がり余韻は極上品(笑)。
深みがある。」
「クリーム系の料理なら何でもオッケーですね(笑)。」
家内「まだまだ開いていませんが、後味にナッツや胡麻みたいな苦味があります。」
「お正月料理の小魚を佃煮みたいに煮た、ちょっと甘苦い味にも似てる(笑)?」
「そうそう!魚の頭の苦味(笑)。」
「この泡、フキノトウの天ぷらに合うなぁ(笑)。」
「生ハムみたいな肉っぽさもありますね(笑)。」
「凄くヘビーで甘いから食前酒みたいに使えるかな?」
「この味わいスタイルだけでも成り立つから何でもオッケー(笑)?」
家内「明日になると柑橘系の果実味や蜂蜜の香りが出てきます。」
私「果実の香りは重心が低いですね。ドライ•フルーツの白、黄色、赤の果実感が出てきます。あと強烈な熟成香はブリオッシュみたいな熟成香に変化します。このブリオッシュ香は液体に完全に溶け込んでいます。」
「ブラインドで飲んだらノン•ドゼとは解らない(笑)。ブリュットみたいですよね(笑)。」
私「クレマン•ダルザスは割とノン•ドゼのエキストラ•ブリュットが多いようです。きっとオーセロワがとんでもなく濃いからかな(笑)?」
「オーセロワってカオールとかの黒葡萄ですか?」
家内「アルザスのオーセロワは白葡萄。名前が同じだけのようです。白ワインにはオーセロワの量が少なければ品種表記しないでオッケーらしいです(笑)。それだけ広く使われているってことのようです。」
私「オーセロワはアルザスの白ワインの『影の黒幕』と言われてます(笑)。」
「格好イイ(笑)。影の黒幕かぁ。」
「それにしてもこの泡、絶句しますね(笑)。高いシャンパン買う気になれない(笑)。」
「シャンパンの下位互換ではなく、並ぶ泡としてあるべきワイン(笑)。」
私「結婚式でこの泡が飲み放題なら、ずっーとコレ飲んでますね(笑)。」
「私の結婚式でオプションのモエ飲み放題をチョイスしたら、みんなベロベロで大変なことになりましたよ(笑)。」
「店長が絶賛してたのも解りましたよ(笑)。」
「私はクリュッグ1本買うならコレ10本買う(笑)!」
今回の試飲会で複数本のお買い上げが目立ちました(笑)!皆さん見逃しません(笑)。
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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マスキューの愛するイタリア•ロンバルディアのマルティルデ
Mar 26, 2026 by weblogland |マルヴァジア100%で作られる渾身の白ワイン。可愛い猫ちゃんのラベルのワインと言えば思い出してくださるかな(笑)?


今回2024年ヴィンテージで入荷となりましたので早速ティスティングです。特に2024年は日照不足が心配されるヴィンテージなので要チェックでございます。
『ピウメ』 2024年 マルティルデ イタリア ロンバルディア 白 3677円税込
お値段は500円ほど値上がりましたね(笑)。きっと量も少なかったのでしょうね。
前に輸入されたのは2020年ヴィンテージ。圧巻の味わいでしたね(笑)。言葉を失うほどの密度感。今回の2024年はかなり違う(笑)。まずアルコール分は12.5%。2020年より低い。やはり日照不足?飲んでビックリ(笑)。これほどまで2020年と違うとは!スーパーエレガンス!2020年が怒涛のマルヴァジアなら2024年は冷静で冷ややかなマルヴァジア(笑)。基本とても酸があり緻密なのですが、その酸は旨味の酸。とても品がありエレガント。力あまりて品が足りずではございません(笑)。もちろん広がり余韻は一流なのですが、佇まいも一流(笑)。味醂っぽい親しみやすさのある旨味とマルヴァジアらしいフレッシュ•ネスの折り合いは感動的(笑)。
作柄の違いはハッキリしておりますが、2024年のディス•アドバンテージを感じさせない手腕は見事。同じキュヴェとは思えないほどの変化なのですが、これは一重に生産者の尽力と知恵の賜物。
こうでなくっちゃ(笑)!
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桝久 試飲会のライン•ナップ決まりました!
Mar 21, 2026 by weblogland |お花見に間に合うか(笑)?

●ファンド・ストーン カベルネ・ソーヴィニヨン 2023年 バートン・ヴィンヤーズ オーストラリア 赤 サウス・イースタン・オーストラリアG.I.750ml 1131円税込スクリュー・キャップ
上手く出来てます。
今までこのランクのカベルネ・ソーヴィニヨンは大概真っ黒(笑)。何飲んでいるのか解らないワインが常でした(笑)。
でも、このワイン カベルネ・ソーヴィニヨンらしさがある。植物やブラックベリー、プラムのニュアンスがあります。あと、全体の濃度感もあるし、コストパフォーマンス高いですね。
ステンレスタンクのみで醗酵・熟成されますが、クリアネスと果実味が楽しめます。崩れないバランスの良さ、構造の良さもある。
オークチップを使っているようですが、あざといくらい使い方が上手い(笑)!ちょっと味、使用が解らないレベル。
確認のため、インポーターさんにテクニカルシートを送ってもらいました。そこにはステンレスタンク熟成中にオーク・スティーブを使うとのこと。
オーク・スティーブ???
聞いたことがない言葉でしたので、問い合わせてみるとオークの板とのこと。オーク・チップの進化形でした(笑)。
それにしても、悪魔のような繊細さです(笑)。樽の香りを着けるというより、柔らかさと液体の馴染み良さのために作用しています。
新たな道を開いたようですね。保守派の私もビックリ(笑)。この価格帯でこの液体濃度、しかも完成度も高く個性もある。これだったらばオーク・スティーブは許します。隠していないのが良いのです!
●フィオーリ フェテアスカ・ネアグラ 2019年 ラダチーニ モルドバ 赤 750ml 1515円税込
待望の入荷です!
ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。
歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に設立したアルバストレレ・ワインズ。外資の支援を受け設備やワイン造りの近代化を成しました。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタールもの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。ソ連時代の巨大農場の名残でもありますね。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。
これはラダチーニ・ブランドの中級ブランド『フィオーリ』の赤フェティアスカネ•アグラ100%のもの。ステファン・ヴォーダ地区で栽培されたモルドヴァの地場品種フェテアスカ・ネアグラを使用。100%手摘みのブドウを10℃で2日間低温浸漬、特別に厳選された酵母を加え、15日間アルコール発酵、18℃で15日間のマロラクティック発酵、計1ヶ月の醸しにより果実味とコクを引き出します。そしてバリックによる木樽熟成6ヶ月ほど、一部をステンレス・タンクで8ヶ月熟成。バリック100%ではありませんから過剰ではなく、液体濃度とのバランスがとても良い。
以前マスキューではフェティアスカ•ネアグラ55%、シラー45%の比率でアッサンブラージュした『フェティアスカネアグラ&シラー2019年』を扱っておりましたが、完売。日本に輸入された当初インポーターさんの扱いは『フェティアスカ•ネアグラ』と『フェティアスカ•ネアグラ&シラー』でしたがフェティアスカネ•アグラ単一のものは硬い、硬すぎる(笑)。然るにマスキューではフェティアスカ•ネアグラにシラーをブレンドして飲みやすくした『フェティアスカ•ネアグラ&シラー2019年』を扱っておりました。基本強いシラーを入れることで飲みやすくなるなんて発想は、少なくともフランス•我々にはありません(笑)。もちろんマスキューの大定番でしたから、あの味わいポテンシャルの高さはご存知かと(笑)。
紆余曲折はありましたが今回現地で保管•熟成されていたこのワインの登場となりました。インポーターさんが現地のやり取りで見つけたとか(笑)。偉い!もっともインポーターさんによれば単一品種の方が扱いやすいようです。
以前の『フェティアスカネアグラ&シラー2019年』はピーク真っ只中でしたが、この『フェティアスカ•ネアグラ2019年』はピークに入ったところ。やはり熟成能力は高いですね(笑)。
飲んだ第一印象は、やはり強い(笑)。広がりも大きく余韻も長い。タンニンは想像通りタップリ(笑)。でもですね(笑)、長い瓶熟成のお陰で渋くはない。パワフルで密度感があるが整っている。これだけでもお買い得感満載(笑)。プラムと干し葡萄の充実した果実味にタケノコの皮やキノコ…腐葉土のニュアンス。ちょっと野生的な山のワインですね(笑)。カチッとしている。決して派手ではないが郷愁をそそる安定感は染み入る味わい。思わず『地味だけど良いなぁ(笑)』。
ところが抜栓してから1週間ほど経って確認すると、ワインはまるでポムロール(笑)。液体は粘りを増しねっとり。黒トリュフのような香りがはっきり(笑)。
う~ん。
こんなことがあるとは!
絶句いたしました(笑)。
恐るべしラダチーニ!
●シャトー•ラ•ブランド•ルージュ•トラディション 2016年 フランス ボルドー フロンサックA
.C. 赤 750ml 2640円税込
先日飲みましたら凄く美味しい!以前マスキュー試飲会でお披露目した時より美味しい!インポーターさんの在庫も尽きかけているので再度の登板です(笑)。
このシャトー•ラ•ブランドはボルドー右岸フロンサックのサイヤン村にあります。シャトーを購入してから、まったくの素人であったため前オーナーにお願いして共にワイン作りを行い習得(笑)。2017年ヴィンテージから100%自力でワイン作りを行うようになったとか(笑)。異世界からワイン作りへのアプローチは様々(笑)。
この2016年ヴィンテージは1730年代からこのシャトーを所有していた前オーナーとの合作かな(笑)。
セパージュはメルロ70%、カベルネ•フラン30%。発酵•熟成共にコンクリート•タンクで18ヶ月の熟成を経て瓶詰め。
開けたてはちょっと退屈な印象ですが(笑)、徐々に美しくなってきます(笑)。アルコール分は14%ありますが、アルコリックに感じません。とても折り合いが良い。果実味は小粒のブラム、ベリー等。それらがゆっくり量を増しながら出てくる様は、古典的なボルドーが達する1度目の熟成のピーク。古さは無く洗練された果実の舞。
う~ん。
なかなかお目にかかれない素晴らしいボルドーワインでございます(笑)。
以下ブログより
皆さん!
カベルネ•フランご存知ですよね(笑)。
ボルドー等のブレンド補助品種として最近増えてきました。
一般にボルドーですと、メルロがメインでその補助としてカベルネ•ソーヴィニヨンを加えます。カベルネ•ソーヴィニヨンをワインの骨格として利用。いわゆるボルドーA.C.やメドックA.
C.等はこの黄金比のものがほとんどです。
でもですね(笑)、温暖化に伴ってか、カベルネ•ソーヴィニヨンからカベルネ•フランに変わって来たようです。ワイン自体もフランを補助に使うことで、骨格がよりしっかりします。端的に言えば、カベルネ•ソーヴィニヨンを入れる意味があるのか?フランの方が結果良くなる。ということかな。思い返すにカベルネ•ソーヴィニヨンよりフランの方が温度耐性が高い。フランはもともと寒いロワール等で主に栽培されていましたが、イタリアのトスカーナ辺りでも良い結果が出ます。ボルゲリのカベルネ•ソーヴィニヨンは有名ですが、個人的にはあれは異形としか思えません(ゴメンナサイ)。真っ黒なんですよね。フランを使って上手くいった例としてはフランケッティーのクーポレ•ディ•トリノーロ。ヴィンテージを重ねる毎に
カベルネ•フランの割合がどんどん高くなっていきました。
でもですね(笑)、カベルネ•フランて何故かあまり売れない(笑)。カベルネ•ソーヴィニヨンのネーム•バリューは超えられない?まあ、ワイン自体が美味しければ私は気にならないのですが…。いかがでしょうか?
○ファブリツィオ・ヴェッラ カタラット 2023年 ファブリツィオ・ヴェッラ テッレ・シチリアーネI.G.P. 750ml 3300円税込 スクリュー•キャップ
う~ん!
シチリアらしくて美味しい(笑)!
アルコール分は14%通常の下のキュヴェ『ファブリツィオ•ヴェッラ』より高目。恐らく同じ畑の一番良い部分のカタラットだけで作っているかと。
基本濃い(笑)。レモンやライム系のリンゴ酸は突き抜ける爽快さ。でもですね(笑)、それが生きるためにはしっかりした負けない厚み旨味があってこそ。それだけのことなのですが、シンプルに実践しています(笑)。しかも渾身(笑)。
このワイン、セパージュはカタラット100%、なんでもアカシアの5000Lの大樽で丸1日醸した後にステンレス•タンクで発酵•熟成させたようです。ステンレス•タンク内で自然にマロラクティック発酵していながら、しっかり酸が残っています。もともとの葡萄の良さがあってこそですね(笑)。そしてビオロジックでフィルターもかけない周到さ。瓶底に酒石酸や澱がかなり残ってますが、舐めると妙に美味しい(笑)。液体はカタラットをそのまま瓶に詰め込んだよう(笑)。
この生産者ファブリツィオ・ヴェッラは、多分葡萄を購入して醸造しているようですね。でも調達した葡萄はかなり良い(笑)。栽培者とは昵懇の仲かな。それとワイン作りのセンス。買い葡萄でこれ程シチリアらしいワインを作るとは!異例ですね。きっと新たなアプローチがあるはず。そんな予感を抱かせるワインなのです(笑)。
以下インポーターさん資料より
シチーリア島の雄大な自然をナチュラルに表現したワイン
シチーリアワインのエキスパート!
故郷であるシチーリア島に情熱と誇りを持ちワインを造っている醸造家、ファブリツィオ・ヴェッラ氏の名前を冠しているワイナリー。
自然酵母を使用しシチーリアの土着品種の特徴をしっかりと映しだしたワインを造っています。
シチーリアワインのエキスパート!
ワインの名前にもなっている醸造家のヴェッラ氏は、シチーリア島で生まれ育ち故郷の醸造大学で学んだ、シチーリアワインのエキスパート。故郷に情熱と誇りを持ちシチーリア島の個性を反映したワイン造りを行っています。
◑シファニ ペティヤン•ナチュラル アンドレ ロゼ 2023年 微発泡 チェコ 750ml 2979円税込
先月のマスキュー試飲会ではシファニのオレンジ•ワインをお出ししました。他にも隠し玉がございます(笑)。現品限りとなります!
アルコール発酵は完全に終わり、マロラクティック発酵の終盤に瓶詰めした感じです(笑)。2023年ヴィンテージですからワインとしては出来上がっています。安定はしておりますが、王冠を開けると泡がゆっくりジワジワ噴き上がりますが、コレはご承知おき下さい(笑)。SO2でマロラクティック発酵を無理に止めていない証拠です。
この手のペット•ナットは近年よく見られますが、日本国産のものはアルコール発酵の途中に瓶詰めしたものが見受けられます。とてもフレッシュで甘くて美味しいには美味しいのですが、あっという間に褐色変質してしまいます。ナチュールでのこの出来上がりはあり得ないレベルなのです。
あと肝心の味わいですが(笑)、特殊なスタイルではありますが、実に旨い!一口飲んで、とても良いワインと直感(笑)。青、黄色、赤などの梅。ブラムというより梅の香りです(笑)。大きな広がりと長い余韻は飲み手を惹き込みます。しっかり酸がありますからバルサミコソースでも合うはず。でもそれ以上に惹かれるのは、求肥などを使った和菓子や和食。あと大根等とも相性が良いはず。
翌日になると泡は減りますが、旨味が増します。煎り酒や日本酒で作った梅酒にも似た佇まい。より和食寄りになり、つなぎに梅、鰹節、ミソなどを使った料理は鉄板(笑)。
チェコと日本が結びつく錯覚に陥るのも一興(笑)。とても不思議で惹き込まれるワインでございます(笑)。
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
シファニはチェコワイン主産地の南モラヴィアのヴルビツェ村に拠点を構えています。代々農家の家系で、現当主ヤコブの父親の代で農地を広げ、現在では400haあり、大麦などのシリアルを中心に栽培し、地元の小さなビールメーカーに販売しています。父親の代までワインの生産は自家用程度でしたが、ヤコブと妻のカルラが正式にワイナリーを立ち上げました。ワイナリー名のSYFANYは、両親への尊敬の念を込めて、母親Sylviaと父親Franti?ek(通称Fany)の名前を組み合わせています。葡萄畑は約40haありますが、そのうち2/3の葡萄は地元のワイン生産者に販売し、最も高品質な葡萄のみを使用してシファニのワインを生産しています。これまで受け継いできた土地を次世代にも健全な状態で残していきたいという思いから、ビオディナミ農法を
実践しています。そして、風土を感じる味わいを求めるために、野生酵母を用い、SO2も最低限の使用に抑えています。使用している樽も地元モラヴィア産のアカシアを使うなど、テロワールを意識したナチュラルなワインです。 彼らの葡萄畑は、ヴルビツェの南東向きの丘の中腹あり、オーストリアのワーグラムと似た気候と言われています。水はけの良い土壌は、粘土やレス土壌で構成されています。葡萄畑の周囲には森が点在しており、生物多様性に寄与しつつ、強風から葡萄畑を守る働きもしています。
チェコ独自品種アンドレ100%のペティヤン。野生酵母で発酵し、残糖感はありません。泡も細かく心地よい味わい。ノンフィルターで旨味感じます。チェコを代表するナチュラルワインの生産者がつくるアンドレ魅力が詰まったワイン。
☆❴限定品❵クレマン•ダルザス ブリュット•ナチュール N.V. ドメーヌ•ヴルスト フランス アルザス 発泡性 白 アルザスA.C. 750ml 3300円税込
やはり縁がありました(笑)!
暮れのマスキュー試飲会で大ブレークしたアルザスのピノ・ノワール•ロゼ。他にもクレマン•ダルザスがございました。でもですね(笑)、諸般の事情でなかなか扱いに結びつかない。忘れた頃の扱いとなりました(笑)。
基本クレマン•ダルザスというと幾つかの葡萄を混ぜることにより華やかで複雑な香を目指します。その頂点に立つのがアルベールマン等のクレマンかな(笑)。まるで万華鏡のような華やかなもの。
でもですね(笑)、これは違う。
まず強烈な熟成香。まるでモンターニュ・ド・ランスのたっぷり熟成したブラン•ドゥ•ノワールのよう。しかもその熟成香は翌日になるとブリオッシュの香が上回りこれまたたっぷり熟成したブラン•ドゥ•ブランの姿体を見せる二重構造の熟成香。
ドライフルーツのような香は液体に溶け込み隠れてます(笑)。何よりもとんでもない旨味の厚み•甘味に言葉を失います(笑)。しかも原料ワインを木樽発酵•熟成はしない直球勝負。
セパージュはオーセロワ50%、ピノ・ブラン35%、ピノ・ノワール15%(2022VT=80%,2021VT=20% )丘陵畑の樹齢35~50年の古樹ブドウから作られるオーガニック・スパークリングワイン。花崗岩土壌の根を下ろした平均樹齢40年のブドウを手摘みし、直ちにソフトプレス。低温静置後、果汁をブレンド。ステンレスタンクで2ヶ月間自然に発酵させます。アルコール発酵後マロラクティック発酵もしっかり行ってからろ過してボトリング。酵母を加え瓶内二次発酵。木製のラックで24ヶ月以上の熟成後、デゴルジュマン(澱引き)。より本物の味わいを追求するためドサージュ(リキュール添加)は行いません。これはアルザスの伝統的なスタイルのようです。出来上がりの残糖分は2.3g/L。ワインのガス圧は5.8気圧。これ以上どうするのと言うほどの徹底ぶりでござい
ます。
このオーセロワはシュ•ド•ウエストで見られる黒葡萄ではなく、アルザスのオーセロワは白葡萄でございます(笑)。
ジャンシス・ロビンソンによるとオーセロワはアルザスの『影の黒幕』と称されてます(笑)。芳香性ではなくピノ•ブランと相性が良く、その引き立て役として表記なく使うことも出来る品種。とは言えそれなりに濃く作ればとんでもない熟成能力があるようです。熟成させると蜂蜜の風味が出てシャブリのグラン•クリュのようになるとのこと。このクレマンは後者(笑)。とんでもなく濃いオーセロワを主体にしたもの。
ノン•ドゼでワインの残糖分はリットル中2.3gほどの極辛口。最初ティスティングした折り見事に間違いました(笑)。旨味の甘みが全てを凌駕した特殊な泡。でもですね(笑)、こういったジャンルがあっても良いように思います。シャンパンのエグリ•クーリエやクリュッグと比べてもこの泡の存在は価値あるもの。一つのスタイル…、ジャンルとして認めるべき泡かと。
少なくとも私の心はノック•アウトでございます(笑)。
以下マスキューブログより
暮れからずっうーと悩んでおります
Jan 13, 2026 by weblogland |
う~ん。暮れからずっうーと悩んでおります。
実は或るワインを取ろうかどうか?
クレマン•ダルザスなのですが、とても個性的な泡。もちろん個人的にはとても好ましいのですが(笑)、ちょっと変化球過ぎないか(笑)?マスキュー試飲会に出しても売れるかな(笑)?
オーセロワとピノ•ブランとピノ・ノワールで40ヶ月瓶内熟成したもの。もちろんノン•ドゼのエキストラ•ドライ仕立て。でもですね(笑)、旨味があり過ぎて甘く感じるほどの濃密なもの。しかも熟成香はモンターニュ・ド・ランスのマイイ•シャンパンのような強烈なもの(笑)。第一印象はどう考えてもモンターニュ・ド・ランスのブラン•ドゥ•ノワールなのですが、下にブラン•ドゥ•ブランのようなブリオッシュ香が隠れている二段構えの複雑で経験したことのないスタイル。香は特別アロマティックではないのですがドライ•フルーツがしっかり溶け込んだ感じ。
う~ん。
どうしましょうか?
ブラン•ドゥ•ブラン信奉者の家内は拒否反応(笑)。それはそれで解るんだけどなぁ…(笑)。
だってドメーヌ•ウルストのクレマンなんですよ!
________________________________________________
以下インポーターさん資料より(私が勝手に補追する必要のない、ほぼ完璧な資料です。)
伝統的なスタイルとクリエイティブなスタイル、両方を併せ持つワイナリー
アルザス地方テュルクアイム村に17世紀より居を置くウルスト・ファミリー。2016年にドメーヌ・ウルストを設立。グラン・クリュの畑”ブラント”を要とし、オーナーで相談役のアルマン・ウルストと、名レストランのソムリエから醸造家に転身したサミュエル・トットリの指揮の下 ”食事に寄り添うワイン”を追求しています。
日当たりの良い丘陵畑で有機栽培されたブドウから、豊かな果実味と鮮烈な酸味を持つエレガントなワインが生み出されています。
* 2019ヴィンテージよりビオディナミ認証(デメテール)を取得。
【歴史】
17世紀よりアルザス、テュルクアイム村に居を置くファミリー
1926年:グラン・クリュの畑”ブラント”BRANDを入手しワイン造りを開始。
1991年:ベルナール&アルマン・ウルスト兄弟のうち醸造を担う弟アルマンが『ドメーヌ・アルマン・ウルスト』を設立。
兄のベルナールは農協へブドウを販売。
2016年:ウルスト家所有の畑を統合。ミシュラン星付きレストランのソムリエから醸造家に転身したサミュエル・トットリを総責任者に迎え、『ドメーヌ・ウルスト』として再スタート。
現在、アルマンを相談役に、サミュエルの指揮の下、伝統に斬新な製法を織り交ぜて”食事に寄り添うスタイルのワイン”を追求。
【恵まれたテロワール】
丘陵地(標高最大380m)に広がる南東~南向きの陽当たりの良い畑、
水はけ抜群の花崗岩土壌
谷から吹き付ける風がブドウを凝縮させる
少ない降雨量(年間500ミリ前後)
ウルスト家所有畑の栽培面積は12ha、その内7haがコルマールから程近いグラン・クリュのブラントBRAND (アルザス語で“燃える大地” を意味) です。
グラン・クリュ ・ブラントには、多くの有名生産者が畑を所有しています。(ジョスメイヤー、ズィント・フンブレヒト、アルベール・ボクスレ、トリンバックetc…)
最も高い標高が380mの丘陵地の南東~南向きの斜面という素晴らしい立地、両雲母花崗岩からなる水はけのよい酸性土壌、マンステール谷から吹き付ける風(自然にブドウが凝縮される)、アルザスの中でも少ない降水量(年間500mm前後)などの好条件も加わり、果実味豊かで鮮やかな酸を有するエレガントなワインが生み出されています。
リュー・ディ(歴史的地理的特性によって分けられた特別な区画)の畑としてボロンド Boland(粘土石灰質土壌)とエーレンヴェグHerrenweg (シルト土壌)も所有。それぞれのテロワールに最も適したブドウ品種を選んで栽培しています。
【醸造家サミュエル・トットリ】
ミシュラン星付きの名高いレストランAu Crocodileのソムリエから醸造家に転身。
クンツ・バで15年間醸造責任者を務め、フランスのワイングリーンガイドやアメリカ3大ワイン雑誌”ワイン・スペクテイター、ワイン・アドヴォケイト、ワイン・エンシュージアスト”の高評価獲得に貢献しました。
サミュエルが目指すのは”食事に合う伝統的スタイルのワイン”ですが、アンセストラル方式のペティヤンや醸しワイン(オレンジワイン)など、自由で斬新な発想で、クリエイティブなワイン造りにも取り組んでいます。
【ウルストのスタイルと醸造法】
ソムリエ出身のサミュエルは、ウルスト家伝統のスタイルは残しつつ現代的な技法も織り交ぜ醸造を行っています。
ブドウを房ごと長時間かけてソフトプレス、潮の満ち引きや宇宙からの影響を考慮しながら発酵、シュール・リーで長期熟成させ、ワインを自然に安定化させるなど、”哲学”に従ったワイン造りを行っています。醸造時の酸化防止剤SO2を無添加または最小限に抑え、自然なマロラクティック発酵を優しく止めるなどして料理に寄り添う落ち着いた味わいをつくりだしています。(微妙な酸化作用で風味が穏やかになり、抜栓してからも長い時間楽しむ事ができるエレガントなワインが生まれます。)
≪白ワイン≫
ブドウを房ごとバルーン式空気圧搾機で非常にゆっくりとソフトプレス。(通常7時間、グラン・クリュは10時間、ヴァンダンジュ・タルディブは12時間かけて圧搾)。フリーランジュースに近い雑味のない上積み果汁を発酵槽に移し天然酵母で発酵、マロラクティック発酵。大樽(フードル)で約8~10ヶ月間熟成。澱引きはせず、粗いフィルターをかけた後瓶詰め。
発酵は途中で急激に止めず、ナチュラルなマロラクティック発酵にゆるやかに移行させ頃合いを見て終了させるため、例えばリースリングの場合、ペトロール香(重油のような香り)が抑えられ、食事に合わせやすくなります。
≪赤・ロゼワイン≫
ブドウを房ごと発酵槽に入れ、炭酸ガス浸漬後、マストの約25%はセニエ法のロゼワインに、 残り75%は赤ワインになります。赤ワイン用のマストを約6週間浸漬。パンチング、ポンピングは行わず、発酵終了後バルーン式圧搾機で約5時間かけてソフトプレス。フードル(大樽)で熟成。澱引き後ノン・フィルターで瓶詰め。
≪オレンジワイン≫
ブドウは房ごと全てステンレスタンクに入れ、ピジャージュ(パンチング・ダウン)は行わずルモンタージュ(ポンピング・オーバー)のみで穏やかに抽出、9日間~2週間の果皮浸漬後、バルーン式圧搾機でソフトプレス、フードル(大樽)で熟成。
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桝久 試飲会リポート 後半
Mar 03, 2026 by weblogland |○ラ・プラヤ シャルドネ グラン•リゼルバ 2024年 スクリュー•キャップ チリ DOコルチャグア・ヴァレー 白 750ml 1414円税込
「マスキューさん!今回は赤ワインが先で白が後ですね(笑)。実はホスピス•ド•ボーヌの試飲会はそのパターン(笑)。今回白が強いのかな(笑)?
」
私「えへへ(笑)。バレバレかな(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「おっ!このシャルドネ美味しいね(笑)。旨味がしっかり、それも舌の上で転がるよう(笑)。」
「旨味の甘み?残糖分ではないのですか?」
家内「旨味の酸味ですね(笑)。舌の両脇で甘く感じます。」
「特別な癖が無くとても飲みやすい(笑)。」
「樽の香が過剰でない。ワイン自体の旨味と樽のニュアンスがバランス良いですよね(笑)。」
「バターピーナッツみたいな香がするけど嫌味ではないんだよね(笑)。」
「そうそう。バターの塊みたいだと困る(笑)。飲んでて辛くなる(笑)。」
「でもさあ、カリフォルニアのブレッド&バターみたいなワインを好きな人も居る(笑)。それも好みなのかな(笑)。」
私「あのワイン、凄く売れているそうですよ(笑)。」
「たまにレストランで飲むには良いのだろうけど、毎日飲むにはちょっとね(笑)。」
「グラン•レゼルバって書いてあるけど、思ったほどタルタルしてないよね(笑)。程良いし、このくらいの塩梅がワインのポテンシャルに合うのかな(笑)。」
「一つ前のシラーよりランクは落ちるのだろうけど(笑)、シラーの後でも美味しく飲めるからそれなりに良いワインなんだろうなぁ(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)!このシャルドネ•グラン•レゼルバはいわゆる規格品なのですが、ラ•プラヤは自社畑でまかないます。それゆえ管理が行き届いてると思います。特に灌漑の管理が良く、灌漑した感じがしません。」
「へぇ~、灌漑するとどうなるんですか?」
私「必要な時期に必要最低限の灌水だとバランスが崩れません。かつてのチリでは畑を水没させるような無茶な灌漑をしておりました(笑)。そうなるとワインがバランスをすぐに崩します。」
家内「糖度だけ上がっていれば良しとはなりません(笑)。日中と夜間の寒暖差や春と秋が必要ですね。それにより酸が生成されます。」
「マスキューさん!糖分の甘さと旨味の酸味の甘さってどう違うのですか?」
私「一概には言えませんが、糖分は舌の先で感じ、酸の甘みは舌の脇で感じます。まず、水1Lに糖分を4g、5g、6g、を溶かした3種類で官能試験を繰り返すと良いトレーニングになります(笑)。酸の官能トレーニングはその次の段階ですので、またお教えしますね(笑)。」
○シャトー ムーラン・ド・リュクリュー 2024年 フランス ボルドー 白 (コート・ド・ブライ)A.C. 750ml 2357円税込
「マスキューさん!このワイン定番ですよね?」
私「はい!大定番でございます(笑)。」
「ソーヴィニヨン•ブラン系ですか?」
家内「ソーヴィニヨン•ブランの変異種ソーヴィニヨン•グリです。果皮が灰色の変異種です。このシャトーで生まれたものが結果が良かったので栽培面積を広げて作ったワインです。」
私「マスキュー試飲会で何度かお出ししておりますが、この2024年ヴィンテージが特に良かったので…。まっ、まっ、お試しを!」
「うわっ!美味しい!白桃だぁ(笑)!南フランスの桃っぽさと違いエレガント(笑)。」
「そうそう、以前の試飲会で出たアエリスが大好きだったのですが…。これは品が良い(笑)。」
私「ヴィオニエのネクタリンみたいな香プンプンの白ワインでしたよね(笑)。」
「う~ん。しかも辛口…、しっかりドライですよね(笑)。」
「ソーヴィニヨン•ブランの要素は受け継がれてるけど、別物みたいな完成度(笑)。ボルドーのソーヴィニヨン•ブランってこんなに桃桃していない(笑)。」
「サンセールのソーヴィニヨン•ブランはコテコテの白桃だけどとても高い(笑)。もっと濃くてクドいほどだよね。」
私「ここ数年ボルドーも暑かったのですが、2024年は日照不足気味で逆にエレガントに仕上がったようです。いつもよりちょっと涼しげな仕上がりとなりました(笑)。」
「凄くクリア。しかも桃一辺倒じゃないんだよね。天候の影響なんですね(笑)。」
「あと、青い野菜みたいなニュアンスがある。かなり複雑でもある(笑)。」
私「高級フレンチ御用達の白ワインです(笑)。」
家内「基本クリーム系に合わせやすいです。」
私「ボルドー、アキテーヌの特産ホワイト•アスパラのお友達でございます(笑)。」
「ドイツのバーデンにあるブルッフザールのシュパーゲル祭りが有名かな(笑)。」
私「良くご存知で!」
家内「ホワイト•アスパラにかけるドレッシングをこのワインを足して作れば完璧かな(笑)。」
「ホタテなんかの魚介類も良さそう(笑)。クリーム系のソースをかける!」
「そうそう!マリネじゃないんだよね(笑)。」
「バター•クリーム(笑)!」
◑パラシャク 2022年 シファニ チェコ モラヴィア オレンジ•ワイン(白ワイン) 750ml 3677円税込
私「ちょっと風変わりなチェコのワインです(笑)!」
「う~ん。香が重い(笑)。甘~い香。」
家内「初めて飲んだファンタ•オレンジの香を思い出しました(笑)。」
「コレってオレンジ•ワインなのかな?」
家内「房ごと発酵させてます(笑)。恐らく無添加だろうし、そうなると結果としてオレンジ•ワインになる(笑)。」
「うわっ!梅だぁ!すんごく鮮烈(笑)!」
「あとジンジャー 生姜ですよ〜(笑)!」
「深いなぁ!とても深い!タンニンがしっかり感じられます。ロゼ…、黒葡萄を使ったロゼ(笑)?」
「白だかロゼだか赤だか解らない(笑)!でも旨い!」
「グラスに注いだ香りと液体の香りが一致しない(笑)。口の中に入れると戸惑う(笑)。密度感が凄い。」
「それでいて飲み口が良い。すぅ~っと入ってくる(笑)。」
「紅茶みたいな…、枯葉みたいなニュアンスもある。」
私「以前ここの赤を扱いました。手形ラベルのワインです(笑)。京番茶のようなスモーキーさがありました。ちょっと似てるかも(笑)?」
「あ~、あの赤!あれもユニークで美味しかった(笑)。共通してるね(笑)。」
「全然ビオ臭しないよね(笑)。」
私「衛生管理とワイン自体の濃さ。それゆえかと(笑)。渾身のワインであることは間違いないかと。ただ風変わり(笑)。でも惹き込まれるんですよね(笑)。」
家内「ずっーと美味しいまま飲み終えました(笑)。かなりワインはしっかりしてます。揺るがない(笑)。」
「あとシェリー…、紹興酒っぽさがある。でも酸化臭とは違うんだよね。」
「シナモンとか香木…、東南アジア的なスパイスのニュアンスを感じます(笑)。」
「う~ん。巨大で複雑。一筋縄ではいかない(笑)。」
「しかもエレガントなんだよね(笑)。パワー勝負でもない(笑)。不思議(笑)。」
家内「基本冷涼な産地なのでアルコール分は12%です。」
「え~!凄い!そんなに低くてもこんな凝縮感のあるワインが出来るのですね(笑)。驚き。ちゃんとドライだし…。」
「最後の2本飲むと、何もアルコール分に頼らなくても良いのだと実感させますね(笑)。暑ければ良い訳では無い!(笑)?」
家内「家で1週間ほど飲んだのですが、何にでも合う。特に生姜を使う料理には何でもオッケーでした(笑)。」
私「薩摩揚げに生姜とネギを載せて醤油を垂らす。それだけでもワインも楽しめる。」
家内「醤油やドレッシングにこのワインをちょびっと足すとオール•マイティーです。鰹だってオッケーでした(笑)。」
私「スパイスを使ったインド•カレーも良さそう(笑)。」
「インド•カレーよりスパイスが優しいスリランカのカレーがベター(笑)。」←ホントTご夫妻はよくご存知!
私「今日飲んだ1番目から5番目は出来上がりの味わいを予定しながら作った感なのですが、最後のコレはとにかく尽力することが前提でその結果美味しい(笑)。祈りにも似た尽力の結果としか思えない。作為や人的な意図をあまり感じません。」
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Mar 02, 2026 by weblogland |大部暖かくなり、ワインが美味しくいただける気温。寒いと赤ワインは硬く感じスイスイとは飲めませんが、このくらいの気温だと開けてから違和感無く楽しめます(笑)。白ワインも柔らかさがすぐに出ますから、これまた飲みやすい(笑)。
●❴限定品❵リオハ ベガ ティント 2023年 スペイン 赤 リオハD.O.C. 赤 750ml
通常価格(税込): 1,178 円
販売価格(税込): 898 円
「マ、マスキューさん!これまたお安いですな(笑)。よく探しましたね(笑)。」
「リオハのDOではないですか!DOでこんなに安いワインは…、ここにあったぁ(笑)!」
私「えへへ(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「おっ!飲みやすい(笑)。普通に美味しい(笑)。」
「軽やかだけど薄くない(笑)。しかも香が綺麗(笑)。赤い果実の香り…、ベリーかな(笑)。」
「ワインの濃度と香がマッチしてるよね(笑)。フレンドリー(笑)。」
「樽のニュアンスもあるけどとても程良い(笑)。」
「香が綺麗だよね(笑)。あと甘みもあるしバランスが良い(笑)。」
家内「このくらいの気温だと飲みやすいですよね(笑)。1月の終わりに取り寄せて飲んだ時は硬くて良さがすぐに出ませんでした(笑)。このくらいの気温だと開けてからすぐに楽しめます(笑)。しかも、開けてから数日に亘って楽しめます。」
「マスキューさん!我が家では飲みきらない時はバキュ•ヴァンをしますが、マスキューさんはどうしてますか?」
私「コルクを挿して放置です(笑)。バキュ•ヴァンは保存に適してますが、再び開ける時一気に香が出てしまいます。我々はシンプルに開けてから何日持つか知るためにバキュ•ヴァンは使いません。今、我が家にはコルクを挿した飲みかけが12本あります(笑)。」
家内「仕事とはいえ異様な光景です(笑)。」
「ブログに書いてあった真夜中のストライクですね(笑)。」
私「あれから懲りて段ボール箱にいれるようにしてます(笑)。」
家内「このワインも抜栓してから4∼5日は充分楽しめました(笑)。」
「デイリーの王道だよね(笑)。ストックするべきワイン(笑)。」
「とても自然でシンプルなスタイル(笑)。手を加えた感が無いんだよね(笑)。」
「昔よく飲んだスペイン•ワインだよね(笑)。」
「う~ん。テンプラリーニョ!この赤い果実感だよね(笑)。飾らなくとても自然でフルーティ。」
「800円代とは!訳ありですか(笑)?」
私「インポーターさんの決算セールがたまたまございまして(笑)…。」
箱買いのお客様も現れ、想定通り本日のトップ•セラーとなりました。
●エリタージュ 2022年 イヴ•グラ フランス 赤 V.D.F. 750ml 1697円税込
「あら、美味しいじゃない(笑)。」
「コレも飲みやすい(笑)。ローヌ、ローヌしてる(笑)。」
家内「表記はヴァン•ド•フランスになっております。イヴ•グラはサンタ•デュックのネゴス•ブランドとなっております。」
「サンタ•デュックって有名なドメーヌですよね?」
私「ジゴンダスのトップ•ドメーヌです。」
「なるほどね。ドメーヌ業とネゴシアンの兼業。よくあるパターンだよね(笑)。」
「有名ドメーヌならば信頼感高いし、変なことはしない(笑)。実際このワイン美味しいし(笑)。」
「うんうん。たしかに!このワイン綺麗で雑味も無い。コート•デュ•ローヌの安いネゴシアン物って酷いのがあるよね(笑)。」
家内「買い葡萄や買いワインを使ってはいますが、ちゃんと選別してますね(笑)。」
「リコリス…、ベーコンみたいな肉肉したニュアンス…、チョコレートみたいな風味、タンニンの厚み、ちゃんとしたローヌ。自分の畑の葡萄も入っているんだろうな(笑)。」
私「全体にトーンが暗いのですが、それがサンタ•デュックらしくもあります(笑)。」
「品種は何ですか?」
私「グルナッシュ他となっております(笑)。基本グルナッシュ&シラーの鉄板ローヌ•スタイルですよね(笑)。」
「店長!このワイン、ローヌ•ヴィラージュの葡萄も使っているんだろうなぁ(笑)。サンタ•デュックの若い葡萄や規格外のものも入っていそうですよね(笑)。」
「安いコート•デュ•ローヌだって1500円前後だし、しかも美味しくない(笑)。高くなったよね。」
家内「格をヴァン•ド•フランスにして縛りを無くした方が様々な葡萄を入れられますので、かえって品質の良い葡萄をブレンド出来ます(笑)。」
家内「ブレンドの際に、南側のヴァントウ辺りの安いカリニャンは入れてませんね(笑)。」
私「あれを入れると埃っぽくチープな感じになります(笑)。」
「南フランスって何処でもワインが作れる恵まれた土地。エリア外でも真面目に作っている栽培農家は沢山ありそう。」
「そうそう。自分達が飲む用のワインって美味しいもんね(笑)。」
「ちゃんと選んで、相場よりちょっと高目に買えば、良い葡萄を調達出来るよね(笑)。」
「そうそう、買い叩くだけではダメ(笑)。長く関係を続ける努力と器量が問われる(笑)。」
私「仰る通りでございます(笑)!」
●ラ・プラヤ・シラー リミテッド・エディション 2023年 チリ 赤 D.O.リマリ・ヴァレー 750ml 2380円税込
「おっ、ラ•プラヤですね(笑)。シラーもあったんですね?」
「3年前にマスキューさんに来ましたよね(笑)。イケメンでいかにもブルジョワ的な人達でしたっけ(笑)。」
「セスナで畑を移動するくらいだもんね(笑)。」
私「北側の産地リマリ•ヴァレーで新たにチャレンジしておりました。ようやく良い結果が出たようです(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「あっ〜!凄いなコレ(笑)。」
「ニュー•ワールドっぽくない(笑)。緩くない。」
「ぎっちり詰まってる(笑)。広がりも大きいし、余韻も長い(笑)。」
「店長!先週フライングして買いましたが(笑)、かなり凄い(笑)。全然チリっぽく無い(笑)。」
家内「かなり意欲的で斬新です(笑)。チリの高級レンジはモンテュスみたいにファットなスタイルが多いのですが、これは酸がしっかり感じられます。」
「もっと暑苦しいファットなシラーを想像してましたよ。意表を突かれたなぁ(笑)。実に良いワイン(笑)。」
「緩く優しいのではなく、シリアスだな(笑)。でも全体に大きいし、深みがある。」
「シラーにしては綺麗。綺麗すぎるほど(笑)。南フランスのシラーみたいにベーコンみたいな肉っぽさは無いよね(笑)。切れるシラー(笑)?」
私「果実味は綺麗な赤いベリー。真っ黒くなってませんね(笑)。チリ•ワインでこんなに酸があるとは…、かなり驚きました。」
「樽熟成してますよね?」
私「フレンチ•バリックで1年ほどかな。」
「樽香が出しゃばらないですよね。ワイン自体が強いんだな(笑)。」
家内「クローズ•エルミタージュの中処の印象(笑)。あまり樽を使わず、濃すぎないスタイルのもの。う~ん。昔のカーブ•ド•タンのクローズ•エルミタージュに似てるかな。」
私「そうそう、昔の奴ね(笑)。ダルノーみたいにエルミタージュを目指したようなスタイルでもないかな(笑)。」
「シラーって割と世界中で栽培されてますよね?オーストラリアだとシラーズ?」
「オーストラリアはシラーが在地化してシラーズになるんだよね。」
私「左様で!香りの芯もブルーベリーなんですよね。」
「それにしてもこの瓶デカいですよね(笑)。」
私「ソムリエ泣かせです(笑)。すごく重いですよ。どうぞ手に取ってミソ(笑)。」
「あ~!隣の瓶の倍くらい重い(笑)。持って帰るの嫌だなぁ(笑)。」
「瓶底の窪みが凄い(笑)。」
私「長い熟成を予想してますね(笑)。ハッタリではないかと(笑)。」
今回思いがけず試飲会の途中に完売!
抜かりました。ゴメンナサイ!
週明けに再発注いたします!
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2月のマスキュー試飲会のライン•ナップ決まりました!
Feb 22, 2026 by weblogland |今回は赤3本白3本の計6本!赤から白の並びとなります(笑)。

27日(金)は17∼20時、28日(土)は11∼20時まで、いつも通りのスケジュールでございます!
●❴限定品❵リオハ ベガ ティント 2023年 スペイン
通常価格(税込): 1,178 円
販売価格(税込): 898 円
リオハD.O.C. 赤 750ml
毎日難儀なことばかり〜
ようやく試飲会のラインナップ決まりました(笑)。今回はイレギュラーあり、ラッキーあり、どうにか漕ぎ着けました(笑)。
このワイン、インポーターさんの決算セールに伴い大特売となりました。もちろんケチなマスキューですからすかさずゲット(笑)。もともとリーズナブルでクラシックなスペイン•ワインとして扱っておりましたから迷いは無し!今月末のマスキュー試飲会のトップバッターとして期待大(笑)。でもですね(笑)、想定を上回る売れ行き。基本2月は暇な月ですから足りなくなるのは想定外。参ったなぁ。インポーターさんだって儲からないし、再発注したら断られて嫌われるのイヤだし。マスキューはケチでへそ曲がりですが、意地汚なく思われるのは嫌だ(笑)。
そんなこんなで大弱り(笑)。しかし背に腹は代えられない!思い切って再発注です(笑)。
私「もしもし、マスキューです。いつもお世話になっております。ところでリオハ•ベガの赤まだありますか?」
インポーターさん「もう無くなったんですか(笑)?」
私「せっかくお安く出していただいたので、今月末の試飲会に使おうと思ってましたが足りなくなりました。良いワインですから…。←申し訳なさそうに一応持ち上げる(笑)。」
インポーターさん「え~と。あっ、まだ大丈夫ですよ(笑)!」
そんなこんなで当初の目論見通り、今月末のマスキュー試飲会のトップ•バッターに返り咲きました!
ただし、もうお代わりは効きませんから在庫限りとなります!
あ~、良かった(笑)。
以下マスキューのホームページの記載
リオハ•ベガは1882年創業の老舗ワイナリー。D.O.原産地呼称以前の設立なのでワイナリーの前にリオハを名乗れるとか。リオハ•バハ地区にある由緒正しきワイナリーでございます。
これはワイナリーのエントリークラスのテンプラリーニョ100%のワインです。基本ステンレスタンクのみで作っているようですから、いわゆる早飲みスタイル。現行が2023年で今は2026年2月ですから、早飲みワインなのですが。ありがちなニューワールドっぽい今風でもございません(笑)。
テンプラリーニョらしい果実味は中庸ながらもしっかりした味わい。テンプラリーニョらしいベリーの香りは控え目(笑)。派手ではないが、デイリーに寄り添うワイン。かといって安酒ではない(笑)。かつては良く日本の市場で見かけましたが、昨今あまり見かけなくなったスタイルのワインですね(笑)。
コスパ良し!
●エリタージュ 2022年 イヴ•グラ フランス 赤 V.D.F. 750ml 1697円税込
ジゴンダスのスターとなったドメーヌ•サンタ•デュック。圧巻の濃さは有名ですよね。
個人的には、やりすぎ感がありあまり好きではありませんが(ゴメンナサイ)、途方もなく濃いスタイルを好きな方々がおられるのも事実。しかも飲みやすい(笑)。文句は出ないところなんでしょうね。特にアメリカで大ブレーク(笑)。ジゴンダスを語る際必ず名前が上がります。
これは1999年に創設されたドメーヌ•サンタ•デュックのネゴス部門イヴ•グラです。
ケチでへそ曲がりなマスキューは高価なサンタ•デュックを回り道(笑)。そこでお買い得のネゴス イヴ•グラに目をつける(笑)。サンタ•デュックは安いものがない。でもですね(笑)、そのネゴスのイヴ•グラ銘柄になれば当然価格はリーズナブル(笑)。しかもサンタ•デュックが作るわけですから踏み外さない(笑)。
味わいは典型的なグルナッシュ&シラーのコート•デュ•ローヌ味(笑)。甘草、リコリス、焦がした砂糖のような甘みも程良い。タンニンもよく躾けられて出しゃばることはないが、しっかり主張(笑)。甘いが甘すぎず、旨味の甘さも感じるエレガントなローヌ•スタイル。突出した個性はありませんが、寄せ集めだけで作ったチープさもない(笑)。普段飲みのローヌとしては合格点でございます。
実はローヌの定番ビュルルの『エスク』の販売を中止した関係上、それを埋めるアイテムを探してました(笑)。まさか同じインポーターさんから出るとは(笑)。しかもサンタ•デュック。天は我を見捨てなかった!
●ラ・プラヤ・シラー リミテッド・エディション 2023年 チリ 赤 D.O.リマリ・ヴァレー 750ml 2380円税込
マスキューの定番のチリ•ワイン ラ・プラヤ。
2023年4月にオーナー家のニコラさんと営業部長のオーグスティンさんがご来店くださいましたね(笑)。見るからにエリート(笑)。品が良い。ワインの味わいに共通してると実感(笑)。
このリミテッド•シリーズはラプラヤのフラッグシップ•シリーズ。
涼しい夜間に手で摘み取り撰果。ステンレスタンクで天然酵母による発酵。そしてフレンチオーク樽で1年間熟成。
私「あ~、香りに果実の凝縮感を感じる。甘さも立ちのぼる。『私は高級ワイン』と言ってる(笑)。」
家内「酸が鮮烈で生き生きしている。まだ、若いのだけど、もともとの良さが上回る(笑)。」
私「基本強いんだけど、チリらしくない綺麗でキッチリしたシラー。オールド•ワールドの何処かな(笑)?チリではない(笑)。勿体つけたチリのシラーって甘くて緩いんだよね(笑)。こんなに締まっていない(笑)。」
家内「エルミタージュのカーブ•ド•タンのIGPシラーを思い出す。もちろん昔の良かった時のヤツ(笑)。」
私「リマリ•ヴァレーって雨が降らない過酷な環境。砂漠だもんね。当然灌漑してる。でも、灌漑していないような仕上がり。きっとスマート•栽培で灌水の最適化が上手く行っているんだろうな。灌漑してるとは解らない(笑)。昔の出鱈目な灌漑とは訳が違う(笑)。」
家内「前にエレキ•ヴァレーの高いワイン飲んだけど、濃いけど薄かった(笑)。酸が無かった。でもコレは良い。軽やかだけど薄くない。」
私「灌漑したワインって時間が経つとスカスカに感じるんだよね。コレは違う。」
家内「ラプラヤがわざわざ10ヘクタールのリマリの畑に注目したのも解るような気がする(笑)。」
私「ラプラヤのことだから結果が良ければリマリに一気に100ヘクタール位買いそうだよね(笑)。桁が違うもんね(笑)。」
家内「まずは10ヘクタールで足場固めかな(笑)?」
リマリ・ヴァレーの海岸部(太平洋まで約25km)にあるタバリの自社ブドウ園。円形劇場のような北向きの斜面畑は様々な方向から日照を得ています。アンデスの頂きの石灰岩が氷河の融解により下流へ流され、石の間で砂塵として堆積した水はけのよい土壌。
ブドウは成熟期に強い日差しを受け、午後には強い海風が気温を一気に下げるのでゆっくりと成熟し、香りや風味がギュッと濃縮されます
コルチャガを中心に南北900kmに渡りワイン生産を行うラ・プラヤ。日本だと東京から九州(笑)?ちょっとその規模は日本人には理解できませんね(笑)。主要スタッフはセスナを利用して移動するようです。もちろん滑走路も自前(笑)。
ラ・プラヤの母体チリ・コルチャグア出身のスティル・ファミリーは巨大な果樹生産会社。それが本格的にワイン生産に乗り出した訳です。1980年代から趣味的に葡萄栽培を始めていたようですが、プロジェクトとなるとスケール感が我々日本人には理解出来ない規模(笑)。
組んだ相棒はカリフォルニア州ナパ・ヴァレーのアクセルセン・ファミリー。チリの優れたテロワールに惚れ込み、1990年、コルチャグア・ヴァレーの銘醸地ペラリージョ、ティンギリリカ川のほとりで、共同でブドウ栽培を始めました。それがラ・プラヤ・ワインズの誕生です。
現在は両ファミリーの2世代目が、ラベルに描かれたサパジャール海岸の環境保護プロジェクトを主軸に、環境問題に熱心に取り組みつつワイン造りをしています。
現在グループ全体で、リマリ・ヴァレーに10ha、ワイナリーのあるコルチャグアに112ha、マウレ・ヴァレーに178haの合計300haの葡萄畑を所有。リマリからイタタまで南北900kmに9つのDOでワインを生産しています。もともと所有する広大な地所の中でワイン栽培に適したところを葡萄畑にしたもの、もしくは更に広げたもの。ちょっと全てのスケール感が日本人には理解出来ませんね(笑)。
○ラ・プラヤ シャルドネ グラン•リゼルバ 2024年 スクリュー•キャップ チリ DOコルチャグア・ヴァレー 白 750ml 1414円税込
このワインはコルチャグアのサン・ホルヘ葡萄園産のシャルドネを使ったもの。アンデスの山々から清らかな雪解け水が流れこむティンギリリカ川の南岸に位置する“サン・ホルヘ”ブドウ園のブドウのみを使用したハイクオリティ・ワイン。言わば高級品(笑)。
3月の涼しい早朝に手摘み収穫。収穫したブドウを傷めないよう12kg入りの小箱でワイナリーに運び、すぐに房ごと圧搾。マストを静置、清澄させ培養酵母を投入、16℃のテンレスタンクで発酵。(←最新ですね。)そのままシュール・リーで2ヶ月間熟成。(←念が入ってます。)ワインの35%をマロラクティック発酵。(←ラボで完璧な分析してますね。)6ヶ月間シュール・リー熟成。(ワインの35%はフレンチオーク樽に移して熟成。)安定化、瓶詰め前に軽くろ過。上級クラスの高品質なワインが出来る訳です(笑)。葡萄本来のポテンシャルを活かす無理のないワインが出来る訳です(笑)。旨味をしっかり抽出し、樽のニュアンスを利用しながらも絶対に過剰にしない品の良いバランスが身上。
○シャトー ムーラン・ド・リュクリュー 2024年 フランス ボルドー 白 (コート・ド・ブライ)A.C. 750ml 2357円税込
皆さん!
2024年ヴィンテージに変わりました。
ヴィンテージの差が出ていて、ちょっと冷ややか(笑)。
ソーヴィニヨン・グリ100%のボルドー・セックを飲んだことありますか?
私は飲んだことがありませんでした(笑)。
飲んでビックリ!
桃、桃なのです(笑)。
たしかにサンセールなどのソーヴィニヨン・ブランを使ったコテコテの白ワインは桃の香りが強く出ますが、このワインのセパージュはソーヴィニヨン・グリ。
ソーヴィニヨン・ブランにみられる独特の臭みはありますが、それを凌ぎ折り合いをつける大きさを持っておりその桃の香りは圧巻。飲んだ瞬間思わず絶句しました(笑)。供出温度が高いと白桃、黄桃 いわゆる桃(笑)。供出温度が低いと缶詰の白桃!もちろん桃の香りには麝香やマンゴー、パイナップルのトロピカル・フルーツやスパイスのニュアンスは付随するのですが、桃なのです(笑)。
ほんと驚かされました(笑)。もちろん辛口です。それも残糖分は1L中なんと0.5g
!とんでもない辛口です。それでも総酸が3.95gと低めなので甘く感じるマジックが成立してるようです。
あまりにも斬新でユニーク!
醸造・熟成過程で木樽は使っておらず低温で管理。マロラクティック発酵をコントロールしていますから、ソーヴィニヨン・グリの特性を熟知した作り手であることは明らか。完全な確信犯ですね(笑)
。ただ、インポーターさんに聞くと2019年のメイクはこれほど桃の香りが顕著ではなかったとのこと。
う~ん。
この2020年がフロックなのか?たまたまなのか?奇跡なのか?判断するにはまだ時間がかかりそうです(笑)。
それにしてもボルドーの白を飲んで驚かされたのは何十年ぶり。初めてR・ド・リューセックを飲んだ時以来かな(笑)。
以下インポーターさん資料より
シャトー・ムーラン・ドゥ・リュクリューは、17世紀から続くカーヴです。その昔風車(ムーラン)があったことからその名前が付けられています。現地に行くと、風車の面影が残る塔を見ることが出来ます。1980年から現オーナーの父親の代になり、本格的にワイン造りを始めました。シャトーはコート・ド・ブライ内にありますが、数キロメートル先はコート・ト・ブールのエリアになる為、ブライに12ha,ブールに10ha、合計22haを所有しています。オーナーのギヨーム氏は2006年~2009年スパグロ(国立農業科学高校)卒業後、2011年にはランゴンのワイナリーにて醸造長を務めた経歴の持ち主です。
◑パラシャク 2022年 シファニ チェコ モラヴィア オレンジ•ワイン(白ワイン) 750ml 3677円税込
マスキュー扱いのチェコ•ワインにはネロネット 2018年 ジョージ・ウヘレクがございます。モラヴィアのブラトニーチェV.O.C. の甘口赤ワインです。
コレは同じオーストリアの国境近くのモラヴィアのシファニのオレンジ•ワインです。以前、手形のラベルの赤を扱いましたね。京番茶のような香りがするグレート•ワインです。とんでもなく個性的な素晴らしいワインの生産者です(笑)。このオレンジワインも期待に違わない個性的かと(笑)。
私「このラベル•デザインは女性だよね?日本人的ではない(笑)。ちょっと怖くない(笑)?」
家内「そうだよね。オーストリアのミュラーグ•ロースマンの『ビー•ナチュラル』に通じる(笑)?」
私「女性(ご本人)の顔だったよね(笑)。」
家内「これもナチュール系だったよね(笑)。」
私「あっ!香り凄い!たしかにビオっぽいけどビオ臭は気にならない。香りの密度感は圧巻(笑)。甘い香り。」
私「かなり複雑、しかも余韻の長いこと(笑)。いつまでも口の中に残ってる。あと広がりも素晴らしいけど無理がないんだよね。グレート•ワインの範疇(笑)。」
家内「甘くて…、ミュスカ系。水仙みたいな品の良い香りにタクアンみたいな…、ちょっと時間が経つと、桃、オレンジ、ジンジャー、リンゴ…みたいな果実感。ミュラー•グロースマンの『ビー•ナチュラル』に似てる(笑)。」
私「あれはマスカット•オットネルだからね(笑)。でも同様にとてもドライ。しっかりアルコール発酵してる。こっちの方がよりドライに感じるかな。中から力が湧き出るような感じは共通だよね(笑)。」
家内「色が濃いからオレンジ•ワイン?」
私「発酵は全房発酵なんだよね。その分オレンジ•ワイン寄りなんだろうね。発酵が終わるとプレスかけるみたいだよ。だからシュール•リーもしくはそのままの熟成はしていないようだね。」
家内「旨味の感じはオレンジ•ワインだよね(笑)。でもとても品が良い。」
私「調べると熟成はアカシアの樽だって。樽熟成してる感じはしないんだけどね…。」
家内「ステンレス•タンクではないんだ!ビックリ(笑)。でもさあ、酵母臭が残ってるけど嫌味ではないんだよね。クラッカーに合うかな。あっ!タクアンみたいなスモーキーな香りは樽由来かも?」
私「変に手を加えてないよね(笑)。プリミティブで宜しい(笑)!」
家内「白カビチーズも行けそう(笑)。」
私「このワインを使えこなせるレストランはなかなか無いかも(笑)。玄人受けするタイプだね。」
家内「そうだ!この前試飲会でやったモンテファルコ•グレケットにも似てる(笑)。」
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
シファニはチェコワイン主産地の南モラヴィアのヴルビツェ村に拠点を構えています。代々農家の家系で、現当主ヤコブの父親の代で農地を広げ、現在では400haあり、大麦などのシリアルを中心に栽培し、地元の小さなビールメーカーに販売しています。父親の代までワインの生産は自家用程度でしたが、ヤコブと妻のカルラが正式にワイナリーを立ち上げました。ワイナリー名のSYFANYは、両親への尊敬の念を込めて、母親Sylviaと父親Franti?ek(通称Fany)の名前を組み合わせています。葡萄畑は約40haありますが、そのうち2/3の葡萄は地元のワイン生産者に販売し、最も高品質な葡萄のみを使用してシファニのワインを生産しています。これまで受け継いできた土地を次世代にも健全な状態で残していきたいという思いから、ビオディナミ農法を
実践しています。そして、風土を感じる味わいを求めるために、野生酵母を用い、SO2も最低限の使用に抑えています。使用している樽も地元モラヴィア産のアカシアを使うなど、テロワールを意識したナチュラルなワインです。 彼らの葡萄畑は、ヴルビツェの南東向きの丘の中腹あり、オーストリアのワーグラムと似た気候と言われています。水はけの良い土壌は、粘土やレス土壌で構成されています。葡萄畑の周囲には森が点在しており、生物多様性に寄与しつつ、強風から葡萄畑を守る働きもしています。
パラヴァはゲヴェルツトラミネールとミュラートゥルガウを交配させたチェコの土着品種です。また、ヴェルシュリースリングは、クロアチアではグラシェヴィーナと呼ばる中欧エリアの主要品種です。この二つの白ブドウを混醸させたオレンジワインは、パラヴァの香りとグラシェヴィーナの骨格を併せもつ複雑な味わいとなっています。発酵は、全房のまま数週間かけて発酵させます。プレス後はアカシア樽で熟成させてボトリングとなります。野生酵母を使用し、無濾過・無清澄で瓶詰しています。SO2の添加も瓶詰前に最低限の量になります。
基本オレンジワインを作る意識はないようですが、結果的にオレンジ•ワインの範疇に入っているのか(笑)?
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こんな時は暖かみのあるワインを飲むのが良し(笑)!
Dec 26, 2025 by weblogland |こんな時は暖かみのあるワインを飲むのが良し(笑)!

そんな訳で私の『飲むと幸せになれますよ!』作戦進行中(笑)。ローヌの赤ドメーヌ•ビュルルが作る『サブレ』でございます。もう既に沢山の犠牲者がリピーターとなっております。←冗談です(笑)。
ここでハタと気がつきました!
『飲んで幸せになれる白ワイン』を忘れてたぁ!
もちろんギリシャのザシャリスの作る『モスコフィレ』が頭に浮かびました。お値段は2000円そこそこのコスパに秀でた白ワイン。桃やネクタリンの密な香りがし、しかも山査子のような赤い小粒の果実味もある複雑でカリテ•ブリなワインです。実はインポーターさんから長期の品切れを予告されたので、あるうちに余分にゲット(笑)。
忘れてましたぁ!
そんなこんなで私の『飲むと幸せになれる』作戦は更にエスカレートしております(笑)。
マスキューご来店の折はご注意を(笑)!
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桝久 試飲会リポート 前半
Dec 22, 2025 by weblogland |昨日、一昨日と今年最後のマスキュー試飲会にご来店くださりありがとうございました!
○❴限定品❵コート・デュ・ローヌ・ブラン 『アエリス』 2024年 シャトー・ド・バスケ 南フランス 白 750ml 1850円税込
私「今回このワイン、とてもとても嬉しいことに(笑)インポーターさんの在庫調整となりました!大特売でございます(笑)。」
家内「コート•デュ•ローヌの白。ヴィオニエ、マルサンヌ、ルーサンヌがそれぞれ1/3ずつのセパージュです。」
「コート•デュ•ローヌってあまり白がないんだよね。赤の産地ですよね。」
「あっ、芳醇(笑)!。香りに重さがある。香りに果物がたっぷり(笑)。」
「ホントだ!桃…、柑橘類。それだけじゃなくてかなり複雑。」
私「アニスの香りもしますね(笑)。いかにも暖かい産地のワインです(笑)。」
「アニスって何ですか?」
私「苦ヨモギです。そんなに顕著ではありませんが、隠し味的に感じます。え~と、アブサンなんかの香りと言えば解り易いかな(笑)。」
Kさん「マドリードの空港を降りるとする香りですね(笑)。」
家内「このワインの良いところはヴィオニエが出しゃばらないところです(笑)。」
私「ヴィオニエ嫌いな昭子さんらしい(笑)。」
私「どうやら混醸してるようです。それで折り合いがよろしいのかと(笑)。」
「飲んでいるとたしかにヴィオニエが
絶対に入っているのが解りますが(笑)、ヴィオニエ100%って感じでもない(笑)。」
「店長!余韻が…、フルーティーさが余韻となっていて心地良い(笑)。レベル高いですよ(笑)!」
「そうそう、あとハニー。でもベタッとしていない(笑)。実はとてもドライ!」
「後味にほろ苦さがある。」
私「多分種まで溶けたような気がします。フェノールっぽさにほろ苦さが伴ってますよね(笑)。遅摘してますね。」
家内「ちょっと麹っぽさもありますね。日本人には違和感がないですよね(笑)。カミツレみたいな植物のニュアンスもあるし。複雑ですよね。」
「カミツレ?」
家内「リンゴみたいな香りがするハーブです。」
「マスキューさん、このワインのアルコール分はいかほどですか?」
私「え~と、13%ですね。遅摘みはしていますが極端な遅摘みでは無い感じ。無理にアルコール分を上げてませんね(笑)。しっかり完熟を待ってから収穫してますね。」
「そうそう。過熟ではないんだよね(笑)。」
「価格はデイリーなんだけど、クオリティー高い(笑)。ケチ臭くないよね(笑)。」
「基本旨味が充分にあるから良いですよね(笑)。」
「これだったら鍋なんかにも合うね(笑)。魚介類入れても大丈夫なはず(笑)!」
◑❴限定品❵ピノ・ノワール•ロゼ N.V. ドメーヌ•ヴルスト フランス アルザス ロゼ アルザスA.C. 750ml 2979円税込
「ブログで読みましたよ(笑)!今年一番のロゼでしたっけ(笑)。期待が膨らむ(笑)。長年の付き合いでなんとなく解るんですよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。まっ、まっ、どうぞ!」
「薔薇の花びら齧ったみたい(笑)。」
「あ~〜!香り嗅いだだけでも凄い!そのまんま後ろに倒れそう(笑)。」
「香りだけで一人バックドロップだぁ(笑)!」
「凄いなコレ…。」
「ストロベリー、薔薇、誰が飲んでもピノ・ノワールの香り。それもゴージャス。」
「香りもそうなんだけど、味わいも含めて濁りや雑味が無い。」
「とにかく美しい!」
「洗濯の際の柔軟剤にしたい香り(笑)!」
「香りが強いんだけど、暴力的ではない。高貴なんだよね(笑)。マスキューさんがブログで絶賛してたのも解りましたよ(笑)。」
「ブルゴーニュの一流ドメーヌでもこうはいかないレベル(笑)。」
「マスキューさん!コレって飲むと白ワインなんですけど、香りは赤のピノ・ノワールの香りですよね(笑)。なんか不思議(笑)。」
「白ワインとしても旨味が凄い。旨味の塊だよね。」
「そうそうとても濃厚な出汁(笑)。それがベースになっている。」
「ロゼって赤ワインと白ワインを混ぜた甘くて飲みやすいだけのワインだと思ってました。でもこんな立派なロゼがあるんですね(笑)。」
私「ありがとうございました!コレは赤ワインを作る工程で出来た副産物的なロゼ•ワインです。」
「えー!これが副産物的ですかぁ(笑)?」
家内「赤ワインとして発酵させて2日程経ってから25%程果汁を抜きます。その結果赤ワインが濃くなる。葡萄の果皮のタンニンが足りない時の必殺技です(笑)。」
私「1kgの葡萄を発酵させる時500ml程のジュースが出来ます。それから125ml程のジュースを抜いてそれを別に発酵させることでロゼ•ワインが出来ます。ただし量が少ないので前のヴィンテージのものと混ぜてリリースすることになります。」
「なるほどね。だからノン•ヴィンテージなんですね(笑)。」
「貴重品だな(笑)。外に出回り難いんだろうな(笑)。」
「このロゼ•ワイン、マリアージュが考えつかない。難しいのではなくて、コレだけで楽しみたい(笑)。」
私「このドメーヌのワインは共通して旨味がたっぷり(笑)。出汁に合いそうなんですが、香りが強い強すぎるかも(笑)。」
「それにしてもよくこんなワインを見つけましたね(笑)。驚いた(笑)。」
家内「我が家では4日かけて飲みましたが、美味しい、美味しい、美味しいの果てに美味しく飲み切りました(笑)。」
●アマルテア・ティント•オーガニック 2021年 ロシャレル スペイン ペネデス 赤 750ml 2200円税込
「あっ、この山羊のワイン飲んだことありますよ(笑)。マスキューさん長く扱ってますよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。左様でございます(笑)。スペイン自然派の嚆矢です。」
「山羊を畑に放って下草を食べさせるんでしたよね(笑)。葡萄は食べないのかな?」
私「ご本人に聞くと『葡萄がまだ美味しくない時期だから山羊も食べない』と仰ってました(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あ~、フレッシュ!とても飲みやすい。健康的(笑)。」
「果実味が健康的なんだよね(笑)。小粒の赤いベリーが沢山(笑)。」
「弾けんばかり。でも変な方向に弾けない(笑)。」
「広がりが綺麗(笑)。タンニンも重くなくて、かといって過不足無い。バランスが良い(笑)。」
「軽すぎず、重すぎず、たっぷりの果実味。」
「セパージュは何ですか?テンプラリーニョとは違うよね?」
家内「メルロ50%、あとガルナッチャ•ネグラとシラーです。以前よりメルロの比率が高くなってきています。このワイナリーの一番標高の高い区画のメルロは良いかと(笑)。たしか標高750mとか。」
私「切れのあるメルロですよね。決して『安めぐみ』ではない!(安さんゴメンナサイ)。」
「このメルロ、『安めぐみ』ではない!(笑)」←発案者の同意を得ました。
私「このメルロ、NHKの朝ドラのヒロイン『おトキちゃん』のイメージなんですよね(笑)。」
←ほとんど病気(笑)。もちろん家内は呆れて無視してます(笑)。
「このワイン、アルコール分はいかほどですか?」
私「え~と、14.5%です。飲んだ印象より低いですね。」
「ということは酸やタンニンにマスキングされている?」
私「左様かと(笑)。アルコールが突出しないですよね(笑)。」
私「このワイナリーのご当主ミチャンさんがマスキューにご来店された際に、『早くメルロ100%のワインを作ってよ!』とお願いしました(笑)。ご本人痛く喜ばれ『簡単にメルロ100%は出来ないんだよね(笑)。』と笑いながら仰っていたのが印象的でした(笑)。ピノ・ノワール的なメルロが出来たら世界のスターになれるはず(笑)。ヴィンテージを重ねるごとにメルロの比率が上がって来ております。時間はかかりますが見届けたいものでございます(笑)。」
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Dec 14, 2025 by weblogland |12月19日(金)、20日(土)と12月は1週早く執り行います。いつもは月末の最終末ですが、さすが12月は無理(笑)。先月の試飲会が終わってから20日ほどのタイトなスケジュールでしたから、決まるまでノイローゼ気味(笑)。ティスティング•スタッフのKさんも何度となく呼び出して無理を言ってしまいました。ゴメンナサイ!
お陰様でどうにか12月の試飲会に漕ぎ着けそうです(笑)!

○❴限定品❵コート・デュ・ローヌ・ブラン 『アエリス』 2024年 シャトー・ド・バスケ 南フランス 白 750ml 1850円税込
このワイン、マスキューの定番で2500円弱で販売しておりますが、インポーターさんの在庫調整の憂き目に遭い大特売となりました(笑)。心情的には嬉し悲しの複雑なものがありますが(笑)、この際ラッキーとします(笑)。美味しいワインが想定外の価格で楽しめるなら皆さん喜ぶはず!
ふっくらしていて美味しい!
桃や梨、メロン、トロピカル・フルーツ等の果実が綺麗にしかも塩梅良く充実(笑)。とてもフレンドリーで品が良い。セパージュの性格の折り合いがとても良いのです。南フランスの白は濃度感を上げるとセパージュの癖が出やすいのですが、それがない。インポーターさんの資料を見て納得(笑)。収量の低いクローンの採用と混醸が秘訣のようです(笑)。ただルーサンヌ、マルサンヌだけならともかくヴィオニエも均等の量で混醸することはちょっと特殊。おそらくヴィオニエの完熟に合わせて他の品種を収穫していると思います。アルコール分が13%で収まっているのにも好感(笑)。きっと特殊なテロワールがあるのでしょう。
パワーに頼らない自然な仕上がりは心に届きます。美しい余韻に惹かれます。
以下インポーターさん資料より
ドメーヌ・ド・バステは南ローヌ、シャトー•ヌフ•デュ•パプより約北西に10kmほどのところにあるサブラン(Sabran)村にあります。シャトー・バステ自体は17世紀頃から設立され、他家により養蚕農業そして酪農業として営まれていました。ワイナリーとしては現当主のジュリー・オーベール氏(4代目)の曾祖父で当時リヨンでレストラン業を営んでいたジャン・オーベール氏により1930年代に買われ、ドメーヌ・ド・バステとして設立。 現当主のジュリー氏のパートナーのニコラ・リシャルム氏の父はコルシカ島でビオディナミ栽培のワインを造ってきた経験もあり、1997年から20年以上にわたりその経験則を活かしビオディナミ栽培を実践し、収量の少ないクローン種に切り替え、自分たちの土地に合う方法を採用する研究を重ねてきました
。現在
の畑の面積は62ヘクタールを所有するに至ります。
「風」を意味する「アエリス」。いつまでも続く心地良さと余韻が印象的な白ワイン
土壌は粘土とシリス(珪砂・主に石英粒からなる砂)。完熟したマルサンヌ、ルーサンヌ、ヴィオニエを摘み取り、除梗して同じステンレスタンクで温度調整をしながら20日間発酵します(混醸)。マンゴーの香りが印象的で、余韻にミネラルを感じながら香りがいつまでも残ります。アッサンブラージュではなく、3種類の品種を同時に最初から醸しているので、まとまりとバランスが取れた味わいです。
南国系果実と柑橘の香りで、口に含むといつまでも長い余韻が感じられます。混醸のため、全体的にしっかり馴染んだ味わいです。
◑❴限定品❵ピノ・ノワール•ロゼ N.V. ドメーヌ•ヴルスト フランス アルザス ロゼ アルザスA.C. 750ml 2979円税込
そしていきなりのトップ•ギア(笑)。今年一番感動したロゼ•ワインでございます(笑)。
家内「甘くて豊かで強い香り!いかにもピノ・ノワール!」
私「あっ!イイなぁ(笑)。私の大好物だな(笑)。」
家内「あ~、口の中で弾ける(笑)!」
私「ラズベリー、チェリーの香り…、それにたっぷりの旨味が溶け込んでいる。圧巻の旨さ!」
家内「アセロラっぽさ…、酸っぱさ…、アルザスらしい冷涼さがちゃんと出ている。あと深みがあるんだよね(笑)。」
私「そ~なんだよね(笑)。冷涼だけれどもふっくらした旨味たっぷり(笑)。しかも深くて広い(笑)。」
家内「すべてが美しい(笑)。」
私「いかにも自然派、ビオ系のワインなんだけど、全然ビオビオしてない(笑)。」
家内「澱もないし、雑味もない。とてもクリーン。ピノ・ノワールらしい果実味(笑)。」
私「誰が飲んでもピノ・ノワール(笑)。しかも美味しい(笑)。赤のピノ・ノワールも飲んでみたい!相当美味しいはず!」
家内「赤はラインナップに無い(笑)。きっと引く手数多なんだろうね(笑)。」
私「このロゼ飲むと赤も想像出来るよね(笑)。」
家内「完璧なセニエで作ったロゼ。大日本ロゼ•ワイン普及協会会長の今年No.1のロゼ決定!」
私「調べると、プレスしないようなクラシックなセニエ。葡萄液の25%の歩留まり。と言うことは、得られるもともとの葡萄ジュースは50%程度だから、1kgの葡萄から125mlくらいのロゼしか出来ない。少な過ぎる(笑)。だからN.V.なんだね(笑)。」
家内「瓶詰めして商品化するには単一年度のロゼだけでは足りない(笑)。」
私「あと驚くべきことに果皮との接触はわずか2日間だけなんだよね。原料のピノ・ノワール自体の良さを感じる(笑)。」
私「ロゼ•ワインって赤や白の何十年もの生命力を持つ、いわゆるグレート•ワインとは違うのだけど…、まあ、グレート•ワインにはならないのだけど、これを飲むと『ガストロノミー•ワイン』と言うべきなんだろうな(笑)。」
家内「店長!たまには良いこと言うね(笑)。」
私「えへへ(笑)。」←素直に喜べない(笑)。
今回諸般の事情により特別価格の限定販売!
絶対に見逃さないように!
3000円以下はあり得ない価格でございます!
●アマルテア・ティント•オーガニック 2021年 ロシャレル スペイン ペネデス 赤 750ml 2200円税込
マスキューの愛するスペイン•バルセロナのロシャレルの作る赤ワイン アマルティア•ティントの久しぶりの入荷です。畑の除草にヤギを放牧して役立てるスペイン自然派の嚆矢。
前の扱いは2019年。もちろんとても良く継続したかったのですが今では税込上代が3000円を越えるほど…。そうなるとケチでへそ曲がりなマスキューはビビる(笑)。まあ、今回の2021年は時節柄たまたまラッキーがあり(笑)、再入荷。とても出来栄えは良くお値段以上のワインですからマスキュー試飲会に急遽登場予定となりました(笑)。
このワイン、標高700m以上のマンレウ高原のメルロー(粘土石灰質)メルロー80% 、標高ガルナッチャ15%、シラー5%。更に更にメルロの比率が上がってきています。日本に輸入された10年以上前から扱ってますがメルロの比率は30%→50%→80%とエスカレートしてます(笑)。
発酵は除梗破砕後低温でのプレ•マセラシオン後
14日間のアルコール発酵。そしてフレンチオークの樽で6ヶ月熟成して瓶詰め。相変わらず短い醸し、しかもアンリ•ジャイエばりのプレ•マセラシオンもしています(笑)。熟成樽もちょっと変更してハンガリアン•オークからフレンチ•オークの樽で6ヶ月と短くしています。明らかに樽香の影響をより少なくしてますね(笑)。(個人的にはハンガリアン•オークのニュアンス好きだったんだけどなぁ(笑)。)
当主のミチャンさん、メルロの良さに活路を見いだしたようですね(笑)。そのうちメルロ100%のキュヴェをリリースするかも(笑)?
あ~良かったぁ(笑)。
かつてマスキューにご来店された時、メルロを激賞したのがヒントになったのかなぁ(笑)?『ブルゴーニュのピノ・ノワールに匹敵するポテンシャルがあるし、カン・ラフォルス・デルス・カウスみたいなスターになれますよ!』なんて持ち上げたっけ(笑)。←勝手に真剣に思ってる(笑)。
メルロとは思えない小粒の赤い果実味はあくまでも伸びやかに広がる。ピンとした酸があり一瞬全房発酵してるワインと間違うほど。タンニンの質感•舌触りの美しさ!
うんめぇぇぇ〜←ヤギの鳴き声(笑)。
う~ん。更に良くなっている感(笑)。
ブラインドで飲んでメルロと解る人はなかなかいなさそうです(笑)。ちなみに『安めぐみ』みたいなメルロではございません(安さんゴメンナサイ!)。
以下2019年ヴィンテージの記載
バルセロナ近郊にある有機栽培を行う家族経営のワイナリーです。2016年の3月には当主のミチャンさんがマスキューにお立ち寄りくださいましたっけ(笑)。
マスキューの定番の生産者です。もともと比較的裕福な葡萄農家の4代目。1985年に15歳でスパークリング・ワインを1000本作ったことでワイナリーを志し、1987年に『ルシャレル』ブランドを立ち上げ元詰めワイナリーとなり、スペインで最も早くビオ・ディナミに取り組み自然派として独自のスタイルを目指しました。早熟で情熱的な方なのです。それゆえ私は怒涛のワイン親父と命名しました(笑)。ご本人から『歳上のあんたに言われたくない!』と怒られるかな(笑)。
スペインワイン界では初めてビオデナミを導入したことや、山羊に葡萄の余分な葉を食べさせたりすることでも有名になっています(笑)。
マスキユーの定番の山羊ラベルのワインといえばピンときていただけますか(笑)。
自然な造りから、ふくよかでしかもディテイルが明瞭なスタイルはバルセロナでは大人気とか(笑)。
全く無名と言って良いほどなのですが、味わいにはビックリ!
赤いベリーやチェリー、プラムなどの香りは明瞭で溶け込みが良く、曇りのない果実味はあくまで柔らかくジューシー。しっかりした濃度感を支えるミネラル感、スパイシーさ、塩っぽさがあり、素晴らしい出来栄え。アルド・コンテルノのドルチェット・ダルバや上等なピノ・ノアールに似た舌触り。
うーん。
スペインのペネデスでこんなワインが造られていることは衝撃的。経験したことのないスペイン・ワインです。今風の過剰な抽出や高アルコール由来の押し付けがましさや雑味のない新しいスタイル。濃厚ではあるが滋味深さを感じる液体。
まさに極上の日常とでも言えば良いかも。
このワインのセパージュはメルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、テンプラニーリョ10%。標高700m以上のマンレウ高原のメルロー(粘土石灰質)と標高250mの自社畑のカベルネ(石ころだらけの粘土石灰質)をメインにブレンド。昔と比べるとメルローの比率が高くなってきています。
除梗・破砕後、ステンレス・タンクで低温浸漬。そしてプレスせずに澱引き後、そのまま14日間のアルコール発酵。ハンガリー産の樽(2年物)で10ヶ月熟成後ボトリング。清澄・濾過は行ないません。果汁の濃度と熟成法がマッチしており、出来上がりのワインから樽香は感じません。溶け込みの良さが光ります。
基本ワインの果実味はメルロ―由来のスパイシープラムやベリー。カベルネっぽさはあまり感じませんね(笑)。カベルネは構造の良さに作用しているようです。
うーん。
なんたるか解ってますね。
●❴ 限定品❵ブラン•ダムール 2020年 ステファン・ボンジャン コート •ドーヴェルニュ •シャトー•ゲイA.C. 750ml 3000円税込
久しぶりのステファン•ボンジャンのワインの入荷です(笑)!
かつてステンレスタンクで30ヶ月熟成したコート・ド・ベルニュ キュヴェ・ギャバン 2013年、やトロンセの新樽で44ヶ月熟成したコート・ドーベルニュ フュ・ド・シェーヌ 2011年。どちらも手の内を明かすのに10年以上かかりました(笑)。思えば私も辛抱強かった(笑)。
このコート・ド・ベルニュは2010年にA.O.C. 昇格した新しいアペラシオンです。今はさらに居住しているシャトー•ゲイ村がサブ•ゾーン認定されてます。
このシャトーゲイ村はまさにフランスの真ん中オーベルニュ(ボルヴィックで有名な)。水道水もボルヴィックだとか(笑)。でもですね(笑)、今日本には輸出されていません。水源が衰えてきたため取水制限をしているようです。いかにもフランスですね(笑)。
この域内で優良なシャトー・ゲ地区に約8ヘクタールの畑を所有するステファン・ボンジャン。
この『ブラン•ダムール』は樹齢100年のガメイ・ドーヴェルニュを80%使用。ガメイ•ド•ヴェルニュの比率が上がってます。収穫は手摘み。天然酵母を使用し5週間発酵。果実本来の力強さを表現するため、熟成はステンレスタンクにて行います。旨味•明瞭な果実味を出すためプレスはソフトにゆっくりかな(笑)。真っ向の直球勝負が信条の実直なドメーヌです。
香りはやさしく華やかそれでいて張りがある。ピノ・ノワール的でジャミー。親しみのある果実味はバランスがよく美しいものです。舌にキリッとした強い硬質さを感じる酸・ミネラルはネットりとした質感と相まって独自の世界。コート・ド・ボーヌの上等な赤ワインに通じるような出来映えは秀逸です。
いつも渾身の赤ワインをリリースしてくるステファン•ボンジャンには脱帽(笑)!
●ヴォルネイ ヴィエイュ ヴィーニュ ドメーヌ・ロシニョル・フェヴリェ2022年 フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 8,297 円税込
かつては12月の試飲会のトリはブルゴーニュのグラン•クリュなんかをお出ししたこともございましたが、この価格の高騰下ちょっと無理(笑)。そこで、考えて考えて考えた結果(笑)、1級並みの正銘なブルゴーニュ。品格を感じるピノ・ノワールがございました(笑)!まだ開けるにはちょっと早いのですが品格ある味わいは心に残るワインなのです(笑)。テーマは品格でございます(笑)。
このドメーヌ、1510年よりヴォルネイに代々続く家族経営のドメーヌです。現在はヴォルネイを中心にムルソー、ポマール、ボーヌに計8.5haの畑を所有8.5ヘクタールの畑を所有しています。ヴォルネ村のドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユとは遥か昔から親しく(笑)、協業に近い間柄。
ドメーヌはフレデリック・ロシニョルさんご夫妻と従業員の3人で運営されています。畑は古い葡萄樹が手入れよく密植されており、一部マルコタージュもしているようです。仕立ても低く伝統的なブルゴーニュのしきたり通り(笑)。
フレデリックさんは化学的な物質を排除するため化学肥料や培養酵母や薬品などの使用を非とします。発酵槽や木樽の洗浄にはカルキや塩素を含む水道水は使わずにミネラルウォーターを使う徹底ぶりです。また、ブショネ対策としてコルクのストックを一切持ちません。在庫を持たないことにより、コルクの変質をもたらす湿気の影響を無くすことが可能とのこと。実際インポーターさんも、ブショネのクレームがないことをおっしゃってました。
また、ビオデナミの認証もとっています。もともとブルゴーニュでビオデナミを導入した先駆けでもあります。
ビオデナミの効用に関して私は理解できませんが(笑)、農薬などの排除や徹底した畑仕事と低収穫量が良いワインつくりの鉄則ですから、出来るワインにも信用が置けます。
除梗はしていますが、それは早く飲み頃にするため。旨味とピュアな果実味が両立したスタイルは艶やか。ヴォルネイらしからぬエレガントの極みなのです。グラン・クリュ並みの濃密さと慈味旨味と羽の生えたような香りのハーモニーは言葉を失う出来映え。
そう言えば、2006年のヴォルネイ・ヴィエイユ・ヴィーニュも艶のある素敵なワインでした。
マスキューではブルゴーニュの高騰のため2007年以来このワインの扱いを封印しておりました(笑)。
もちろん相変わらずブルゴーニュは高いのですが、このワインは品質が高く相対的には安いことに気づきました(笑)。
そんなわけで再登場となりました(笑)。
☆ジュ・ド・レザン 2025年 ポール・ジロー微発泡葡萄ジュース 750ml 2,380 円
毎年恒例のコニャックの原料しかもグラン•シャンパーニュのユニ•ブラン100%で作った葡萄ジュースです。無添加無調整で瓶詰めされてから日本に来ますのでちょっとお高い高級品(笑)。
『命の水』ともマスキューでは勝手に命名しております(笑)。2025年はイレギュラーのない素晴らしい作柄。まあ、毎年毎年あまり変わらず美味しいのですが(笑)。
お子様の食育。お年寄りの滋養強壮にはぴったり。昔のヨーロッパの伝説で『死にかけた旅人にワインを飲ませたら生き返った。』なんてありますが、これを飲むと『さもありなん!』でございます(笑)。
毎年恒例のジュ•ド•レザン、本来は2024年の暮れに到着しているはずでしたが、今年は入荷が大幅に遅れ初の年越し(笑)。日照不足の影響で収穫が遅れたり、コンテナの手配がつかなかったり散々。でもですね(笑)、よーやくもうちょっとで到着です。
待ちに待ちました!
お値段もご多分に漏れず高くなりましたが、致し方なし(ゴメンナサイ)。
以下、2023年販売時の記載
今日はせっせと発送です(笑)。
気になるお味(笑)。もちろん飲みましたよ(笑)。そうすると早速お知らせとなります(笑)。
一言で言うとエレガンスがある久しぶりのヴィンテージ。
もちろん甘さ、香り、は基本いつものように桁外れ(笑)。でもですね、昨今の温暖化の影響で甘さが突出するスタイルの作柄が多かったのですが、2023年は酸との折り合いが良い。それゆえ旨味、複雑さが増し甘さとのバランスが良い。貴腐ワインのノン・アルコール版ではなくジュ・ド・レザンと言うしかない出来映えです。
美味しかった!
より一層食べ物との相性も増したように感じられました。そして2023年の作柄は良さそうですね(笑)。質・量ともに満たされた素晴らしい作柄の予感。
皆様のご来店お待ち申し上げます!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート 前半
Dec 01, 2025 by weblogland |まずは今回唯一の白からスタート!
○ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ 2013年 ガリアルディ イタリア マルケ D.O.C.白 750ml 2357円税込
「こんにちは、試飲会誘ってくださったのでお伺いしました(笑)。」←最近マスキューの近所はマンションブームのせいか人口が増えましたので、若いお客様が増えてきました(笑)。
私「いらっしゃいませ(笑)。ワインお好きそうなのでお誘いしました(笑)。お勉強されてるんですか?」
「実は知り合いがソムリエの資格を持っているので私も…(笑)。」
私「有資格者や資格を目指すお客様多いですよ(笑)。ちなみにここにいるKさんもエキスパートです。」
Kさん「私がKです(笑)。私は飲んでるだけですが(笑)。」
私「私にしてもKさんにしても『幾らなら買うか?』と言うだけですから基本簡単です(笑)。ただ実際ティスティング行ってもなかなかそれに当たらないだけですよね(笑)。」
「そんなに当たらないのですか?」
私「100本飲んで1本当たればラッキーかな(笑)。」
Kさん「取り寄せたサンプルにしてもじっくり飲むと当たらない(笑)。マスキューさんの試飲会に出るワインは選考を経てるから外れは無し。好みがあるだけですよ(笑)。」←ナイス•アシスト!
私「見つけたワインには熱量上がってしまうのが私の欠点かな(笑)?まっ、まっ、お試しください(笑)。」
「あっ、あま~い香り。でも飲むとキレキレ(笑)。」
「ミネラリーですよね(笑)。」
私「綿飴みたいなフワッとした甘い香りってヴェルディッキオの特徴です。特に凝縮したヴェルディッキオに出る特徴です。」
家内「隣接する海側の『ヴェルディッキオ•ディカストロ•ディ•イェージ』DOCだとこんな風になりません。」
私「昔流行った魚形のボトルに入った白ワインです(笑)。」
「あれね(笑)。飲みましたよ、あの魚ボトルの白(笑)。味は覚えてないけど(笑)。」
私「アレは綿飴みたいなフワッとした甘さがありません(笑)。」
「うんうん。これはマテリカ?産地が違う?」
家内「マテリカは内陸部の傾斜地。300ヘクタールほどの狭いDOCです。かなりスパルタンで豊かなワインができます。」
「豊かでスパルタンかぁ。言い得てる(笑)。」
「しっかりしてる(笑)。あと広がりがある。さあーっと口中に広がって、香りがずっうーと残る(笑)。」
「このワインは温度が高いほうが良いのかな?」
「部屋で常温でも大丈夫そうだね(笑)。」
「柑橘系の香りがとても爽やか(笑)。柚子みたいな親しみのある爽やかさ(笑)。」
「と言うことは柚子やカボスを使った魚介類の鍋が鉄板(笑)。鍋は陶器か(笑)?」←ナイス親父ギャグ!
「白菜なんかにも相性良さそうですよね(笑)。」
「飲んでいると塩味を感じます…、甘い凝縮した味わいの中に塩味がある。」
家内「塩味の後にナッツの香りがします。いかにも凝縮したヴェルディッキオ。もう少し時間が経つとハニーな香りが出てきます(笑)。基本遅摘みですね。」
「う~ん。かなり複雑ですよね(笑)。単一品種とは思えない!」
「通り一辺倒じゃない(笑)。不思議ですよね(笑)。」
私「マテリカは内陸部で気候の影響を受けやすく、ヴィンテージのバラツキが多いのが難点です。ですから継続して扱うのが難しいです(笑)。」
家内「今回このガリアルディを扱うのは何年ぶり(笑)?」
「産地もワインも気難しい(笑)?」
でもですね(笑)、今回の白ワインのトップセラーとなりました!←白はコレだけだよ!
●シャトー ラルジャンテール 2015年
フランス ボルドー メドックA.C. 赤 750ml
2357円税込
「マスキューさん、ボルドーとは珍しい(笑)。あまりボルドーやりませんよね(笑)。」
「いやいや、古いのだったり、ラランド•ポムロールのビックリさせられるようなヤツはありましたよね(笑)。」
「コレ2015年ですかぁ。いわゆるビック•ヴィンテージかな(笑)?」
私「このシャトー•ラルジャンテール前回のメイクは2016年でした。ですから今回は遡ってリリース(笑)。」
家内「シャトーの判断です(笑)。」
「へぇ~、2015年をちゃんと熟成•保存してるんだぁ。蔵出しのオールド•ヴィンテージって貴重だよね(笑)。」
私「特にボルドーではあまり無いですよね。」
「おっ!良いコルクだぁ。しっかりしてて、しかも綺麗(笑)。」
私「リコルクはしていないようですがコルク、ワインともに良い状態です。液面もほとんど下がっていません。かなり高級なコルクですね(笑)。」
「どれどれ…。あっ!ガッツリしてる(笑)。でも渋い訳ではない!」
「あ~、しっかり熟成してる。ちょっと枯れ葉のニュアンスもあるし(笑)。」
「うんうん。古くなってない(笑)!エレガント!『安めぐみ』っぽくない(大爆笑)。」
私「メドックのメルロっぽくないですよね(笑)。キメ細かくてタイト。カベルネやプチ•ヴェドルの影響もありとてもガッチリしてます。最初は右岸のカスティヨン辺りのワインかと思いました(笑)。」
家内「私はオー•メドックのそれなりのシャトーかと思いました(笑)。」
「前に飲んだ2016年ってとても飲みやすい印象。2015年とは全然違う(笑)。」
「そ~なんですよね。昔飲んでたボルドー!」
「そうそう、ボルドー、ボルドーしてるんだよね(笑)。」
「ボルドーらしい重み。この点メドックらしくない(笑)。」
「やはり10年の歳月が必要なワインなんだな。今飲んでちょうど良い(笑)。」
家内「開けたてより丸1日経った今の方が旨味が増して美味しいですよ(笑)。シャトーの実直さを感じます(笑)。」
「今時10年経って美味しいボルドーってほとんどないよね。ましてやこの価格だしなぁ(笑)。」
「最初にこんなボルドー飲んだらイメージ良いはず(笑)。ビギナーにお勧め(笑)!」
さすが!
マスキューの常連は目が高い!
コレが本日のトップ•セラーでございました。
●モンテプルチアーノ・ダブルッツォ リゼルバ 『ヴィニャ・レ・コステ』 2019年 750ml 3,111 円税込
私「愛するコルナッキアの、最も好きなのがこの『ヴィニャ・レ・コステ』でございます(笑)。誘導する訳では決してございません!」
「うわっ!色濃い。光を通さない(笑)。」
「う~ん。黒紫!ホント2019年ですか?色だけ見ると出来たてみたい(笑)。」
「普通じゃないよね(笑)。」
「店長!コレおかしいくらい濃い(笑)!色だけ見ると若過ぎて渋そうだけど全然渋くない!」
「でも重い(笑)。」
私「葡萄由来のタンニンは下の真ん中をずっしり押すような感じです。まさにコレです(笑)。ですから意地悪ではありません(笑)。樽由来のタンニンは意地悪。舌の両側を刺激する苦いタンニンです。」
「モンテプルチアーノ•ダブルッツォって軟弱なイメージだった(笑)。こんなのあるのですね(笑)。」
「色通りタンニンの分量が半端ない。でも渋くない不思議。身構えて飲んだけどその分拍子抜け(笑)。美味しい(笑)。しかも桁外れ(笑)。」
「凄くタニックなんだけど果実味とのバランスが良いんだよね(笑)。」
「グラスについた色。グラデーションしてる(笑)。こんなことあるんだぁ(笑)。」
「グラスにレッグが出来ない(笑)。凄い粘性。詰まっているんだな(笑)。」
「グラスに残った最後の一滴まで味と香りがある(笑)。」
私「特にこの2019年ヴィンテージは暑すぎて下の黄色ラベルのキュヴェは黒くなってますが、この畑は例外的。黒さの中にモンテプルチアーノらしいストロベリーの果実味がしっかりあります。まだまだ出てませんが(笑)。」
「どのくらい持ちますか?」
私「下のキュヴェでも20年くらい熟成するとコルナッキアは言ってますけど…、あと経験的に…、20年以上は大丈夫かな。」
「超高級なモンテプルチアーノ•ダブルッツォってあるんですよね(笑)。飲んだことないけど(笑)。何万円もするんだよね(笑)。」
私「特にDOCGのモンテプルチアーノ•ダブルッツォ•コリーネ•テラマーネですね(笑)。」
「やたらと長い名前(笑)。」
家内「コルナッキアのテラマーネはやり過ぎ(笑)。途方に暮れるワインです(笑)。」
私「そ~なんです(笑)。私はこの『ヴィニャ・レ・コステ』で十分幸せになれます(笑)。超高級のモンテプルチアーノ•ダブルッツォと遜色ないですよ(笑)。」
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桝久 ワインの試飲会ライン•ナップ決まりました!
Nov 25, 2025 by weblogland |
○ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ 2013年 ガリアルディ イタリア マルケ D.O.C.白 750ml 2357円税込
あまり日本では馴染みが薄いマルケ州の白ワインです(笑)。マルケ州だとモンテプルチアーノ種を使った赤ワインが有名ですが、実に旨い白ワインがありました。
ヴェルディッキオ種から作られるヴェルディッキオ・ディ・マテリカDOCです。ほとんど日本には入ってないのでは?海岸よりに50Km離れたヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージDOCの方がまだ知名度が高いですね。もっともマテリカの方はイエージの1/10ほどの320ヘクタールの作付け面積しかありませんから、生産量が限られてしまいます。まあ、標高450~550mの山岳地帯ですから畑の広さもおのずと限られてしまいます。実はこのマテリカは2010年よりD.O.C.G.に昇格した極めてレベルの高い産地なのです。(実際はレゼルバ規格のものがD.O.C.G.となりましたのでD.O.C.はそのまま残りました。)
イエージはフローラルでありながら、飲み応えがあることでしられていますが。マテリカはイエージよりミネラル感、密度感ともに勝る優れたワインです。
生産者のヴィーニ・ガリアルディは3代続くワイナリーで、エノログの資格を持つインテリの当主ウンベルトさんが約12ヘクタールの畑を所有しています。
まず立ち上がるのは綿飴のような甘い香り。濃いヴェルデキオの特徴(笑)。軽めとはいえ、充実の一本。全体のポテンシャルの高さは並ではありません。桃や柑橘類の果実味は溢れんばかり、硬質なミネラル感がありますからタイトに締まっています。後半に塩味を感じ後味にナッツのニュアンス。
粘性があり、塩辛さヨードなどのミネラル感が良いアクセントになっています。抜栓後何日もかけてゆっくり変化を味わうのがベスト。揺るがない構造はガリアルディらしい良さ。
内陸部のワインなのですが、魚介類 とくにアサリなどに合わせたいワインなのです。
実はこのワイン、最後の扱いが2013年ヴィンテージ(笑)。ガリアルディはとても良い生産者なのですが、ヴィンテージにより出来上がるワインが違う(笑)。マテリカ自体が内陸部なので致し方ないところなのですが、今回2024年ヴィンテージを飲んで久しぶりの再登板となりました(笑)。とても良くかつてのスタイルを思い出しました(笑)。
●シャトー ラルジャンテール 2015年
フランス ボルドー メドックA.C. 赤 750ml
2357円税込
このシャトー、ボルドー市街から北西に60Kmメドック北部のベガダン村にあります。ジロンド川から3km離れており、粘土石灰岩の地山の上に砂利層があり水捌けの良い畑です。メドックに良くある保水力のある畑ではありませんね(笑)。
それゆえ出来上がるワインはがっちりタニック。最初飲んだ時右岸のワインかと思いました(笑)。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ40%、プティ・ヴェルド10%。熟成はバリック(新樽比率40%)で14~18ヶ月。
ブルジョワ級らしいしっかりした味わいは正統な証。主要のカベルネは香りではなくワインの骨格として作用してます(笑)。余韻も長く、抜栓してから何日も崩れません。今時のメドックにこんなワインがあるとは!思わず絶句(笑)。
久しぶりにコスト・パフォーマンスの良い、渋くて飲み応えのあるボルドーに出会いました(笑)。
実は前回は2016年ヴィンテージでの入荷でした。今回は2015年(笑)。???普通こんなことはあまりない(笑)。このラルジャンテールはちゃんと飲み頃になるまでシャトーのセラーで熟成保管。そして飲み頃になってからリリースする古典的なシャトーなのです(笑)。と言うことは2015年が素晴らしいヴィンテージ。2016年より熟成能力は上と言うこと。実際飲んでみて明らかに一回り大きい(笑)。まあ、お値段もワン•ランク上がりましたが(笑)。
飲んだ瞬間カベルネ•ソーヴィニヨンの比率の高さが伝わってきます(笑)。
●モンテプルチアーノ・ダブルッツォ リゼルバ 『ヴィニャ・レ・コステ』 2019年
販売価格(税込): 3,111 円
いわゆるモンテプルチアーノ・ダブルッツォはアブルッツォ州全体のD.O.C.1968年に指定されています。平地が1%しかないアブルッツォ州はアドリア海からすぐに丘陵地帯となり、さらに30~50km内陸に入ると山岳地帯となり農業には適しません。葡萄栽培はアドリア海沿岸の丘陵地帯に集中します。温暖な地中海性気候により日射量に恵まれ、かつ山からの冷涼な風により酸のある葡萄が成育します。そのなかで州の北テラモ県に最良の産地モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・コリーネ・テラマーネD.O.C.G.がございます。2003年に指定されています。
コルナッキアはすべての畑がD.O.C.G.内にあります。
この『ヴィニャ・レ・コステ』は通常のモンテプルチアーノ・ダブルッツォ『カサノヴァ』銘柄のワン・ランク上の上級銘柄です。特に日当たりがよく水捌けも良い標高200mの『レ・コステ畑』で栽培したモンテプルチアーノ種を使ったもの。
収穫後除梗し1週間のプレ・マセラシオン。酵母を整え、低温で抽出してからアルコール発酵するようですね。ロータリーファーメンタータンクで15~20日の醸しで葡萄をしっかり発酵させます。それゆえ色は光を通さないほど濃い。デレスタージュした後3000Lのスラヴォニアン・オークの大樽とフレンチ・オークの古樽で24ヶ月熟成しアッサンブラージュ後に瓶詰め。6ヶ月ほど寝かしてから出荷。『カサノヴァ』シリーズのモンテプルチアーノの倍以上の熟成期間30ヶ月。味わいはまさにそれを倍にしたかのよう(笑)。基本『カサノヴァ』のモンテプルチアーノと同じなのですが、すべてに亘って大きい(笑)。モンテプルチアーノ・ダブルッツォの完成形であり頂点と言っても良いと思います。コルナッキアのラインナップにはこの上にD.O,C.G.
の『コッリーネ・テラマーネ』はありますが、これは別のジャンル(笑)。この『ヴィーニャ・レ・コステ』の方がモンテプルチアーノ・ダブルッツォらしいと思います。あとこのスタイルのワインで20年位の熟成能力があることは驚き。個人的にはエミディオ・ペペを彷彿させるのです(笑)。
●ジゴンダス レ•パリエルダス 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 3771円税込
まずは、ティスティング!
Kさん「うわっ!コレ飲みやすい(笑)!しかも濃い(笑)。アルコール分はいかほど?」
家内「15%もありますけど、まるっきりドライ。」
Kさん「そんなに高く感じませんね(笑)。13.5%くらいだと思いましたよ(笑)。」
私「完全にアルコール発酵してますね。理論値の限界(笑)。それでこの折り合いの良さ。大したもんだぁ(笑)。旨味の分量も凄い!」
家内「ローヌの赤ワインでアルコール分が15%のものって残糖分があったり、酸がなくてスカスカだったりしがちだよね。果実味も真っ黒になるし(笑)。」
私「標高の低い畑だからもっと鈍重なワインかと思っていたけど…、予想は裏切られましたね(笑)。それでも標高150mだからパフなんかと比べると高いには高い。」
Kさん「この赤い果実のニュアンスはグルナッシュですよね。トーンにしっかりある(笑)。それにしても抵抗感が無い(笑)。今風なんだろうなぁ。」
家内「磨かれてますよね(笑)。トップ•キュヴェ
らしい佇まい(笑)。美しいし。」
Kさん「渾身の飲みやすさ(笑)。」
私「とても飲みやすい。ともかく飲みやすい。でも、深みがある。それも優しい深み。」
家内「ムールヴェードルが15%入るのが秘訣かな(笑)?グルナッシュだけだとちょっと突出しそうだよね。」
私「思い出したぁ!ジゴンダスのアマデューのスタイルに似てる(笑)。ひたすら飲みやすいワイン。」
私「アマデュー調べてみますね(笑)。おっ、あったあった。どれどれ…。畑の標高はビュルルより高い。セパージュは…、あ~、グルナッシュ、ムールヴェードルですね。大当たり(笑)?」
Kさん「飲みやすい上にとてもクリーン。プレスしてないですな(笑)。除梗はしてるのかな?」
私「除梗してますよね?でもカタログスペックを見ると全房発酵と書いている。後で確認してみますね。」
家内「アマデューも除梗してるよね(笑)。あとビュルルのジゴンダスって値段が安い(笑)。今5000円を超えるのが普通だもんね。昔の値付けだよね(笑)。」
その後のティスティングはKさんに丸投げ(笑)。
Kさん『おはようございます
標高の低いジゴンダスは一昨日飲み切りました。
珍しく妻が美味しいとよく飲んでたので早く終了しました(笑)
今週の月・火曜は香り抑えめでピノ・ノワール的ではないですがスルスル飲める赤ワインでした。
アルコール度数が15%もあるのに喉越しは柔らかく抵抗なく飲めるワインでした。』
このジゴンダス、「Pallieroudas」(粘土石灰質土壌)と「Hautes Garrigues」(粘土砂質土壌)地区にあるブドウ畑。標高は150mとジゴンダスにしては高目。初代が取得したもので、畑に残る一番古いグルナッシュは1921年に植えたものが残っています。ビュルル家初期以前から続く虎の子です(笑)。
セパージュは グルナッシュ 85%、ムールヴェードル 15%。ブドウの樹の平均樹齢 65年とかなり古く、ムールヴェードルを入れるところが古典的ですね。比較的標高の低いジゴンダスの特徴かと。
栽培は 機械による土壌作業を伴う、伝統的かつサステナブルな栽培方法。肥料は有機肥料を使用。
醸造は除梗しない葡萄をコンクリートタンクで26日間。毎日ピジャージュ(remontages)を実施。このドメーヌはエアレーションをしっかりすることでワインを飲みやすくし、無理にプレスしないことで雑味を排除しています。更に コンクリートタンクで12ヶ月間熟成して瓶詰め。木樽の影響を嫌い、基本クリアかつ芳醇なワインを目指してますね。
生産量は 6700本ですから1.4ヘクタールほどの畑のようです。
テイスティングノート: デリケートでフローラルなアロマに、スミレと甘いチェリーの香りが感じられる。爽やかさとボリューム感がある。口の中盤にはパワフルさが感じられ、ベルベットのようなエレガントな余韻へ
初代のジェルマンは1930年代にビュルル村で初めてブドウ栽培に着手しました。いわゆるヴィニロンとして彼の地でスタート。20年後には息子のルネが跡を継ぎ、1965年には孫のエドモンに経営を譲り、ドメーヌは新局面を迎えます。
ジゴンダスがA.O.C.を取得するのが1971年。この波にエドモンは乗りました(笑)。
自らの足元に質の高いテロワールがあると確信した彼は、ジゴンダス村のすぐ近くにあるアモー・ド・ラ・ボーメットに新たなセラーを建設し、1968年にワインの瓶詰めを開始しました。
考えてみると当時クロ•ヴイージョの混ぜものとして売られていたジゴンダスですからポテンシャルは十二分(笑)。
ただ、エドモン自身途方もない尽力を成した方なのでスーパー•ワンマンだったようです(笑)。数多の苦悩•困難にぶつかり乗り越えた彼は66歳で早世しました。その後ドメーヌは次男フローランと三男ダミアン二人の息子が跡を引き継ぎました。幼い頃から土地取引に携わっていたフロレントはブドウ畑の管理を、ダミアンはセラー、管理、販売を担当しました。当初奥さんの実家のワイナリーに参加していた長男のベルナール(ドメーヌ•フォン•サラド)の手助けを得て、今では世界に打って出るジゴンダスの星となりました。
ただ、現在の所有畑は17.55ha。その内ジゴンダスは2.3ha、ヴァケラス1.75ha、サブレ3ha、プラン•ド•デュー0.5ha、V.D.P.と決して大きなドメーヌとは言えませんね(笑)。
今、ドメーヌ•ビュルルその生産量の75%以上を主に米国と日本、イギリス、ドイツ、シンガポールに輸出します。基本戦略としてV.D.P.の質を高め、それを主に海外向けとして販売。(ホームページにはエスクが載っておりません。)需要の減ったフランス国内より海外の消費者の賞賛を得ることに成功。それに伴い上級品も売れるサイクルを目指した訳です(笑)。17.55ヘクタールほどの小規模ドメーヌの質とリーズナブルな価格戦略です(笑)。面白いのは海外の正規代理店をホームページに載せています。流通も含め管理する意思ですね。大量生産•多量販売を志向するワイナリーとは違いますね。いわゆる横流しや並行輸入を避け、質と価格の安定が基本戦略かな(笑)。買ってくれれば何処でもオッケーではないようですね(笑)。
生産戦略としてはサブレ以下のコート•デュ•ローヌ•ランクのワインは基本フレッシュ&フルーティ。早く飲める解り易い、豊かな果実味をたっぷり持つワイン。その上のヴァケラスやジゴンダスは渾身のクラシック•スタイル。飲みやすく仕上げてはいるものの、全房発酵で醸した熟成スパンの長いもの。この2本立てを生産の両翼としている訳です(笑)。
●ジゴンダス レ•フォイユ 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 4337円税込
ジゴンダス『レ•パリエルダス』2022年に引き続き『レ•フォイユ』2022年のティスティング!
Kさん「低い畑のジゴンダスより色は濃いかな?同じくらいかな?アルコール分はいかほどですか?」
家内「え~と、15%!低いジゴンダスと同じですね(笑)。ヴィンテージも同じ。そうすると作りの意識も同じ(笑)。ギリギリ限界の熟度勝負(笑)?」
Kさん「セパージュは?」
私「グルナッシュ&シラーを半々。これは標高の高いクラシック•ジゴンダスの典型ですね(笑)。シラーが入ってきます。」
Kさん「あ~!このワイン凄い!全体の密度感に圧倒される(笑)。完全にグレート•ワイン!」
家内「チェリー、ベリーの鮮烈でしっかりした明瞭な果実味…、ちょっと焦げたニュアンス…シラーっぽさ…、それもとてもエレガント。」
Kさん「枯れ葉みたいな…、先々の熟成を予感させますね。ピノ・ノワール的。」
家内「標高の低いジゴンダスほどフレンドリーではないけれど、同じように栽培したとしても結果が違うから作りのアプローチを変える感。」
私「暑い産地のシラーとは趣が違いますよね(笑)。力強過ぎなくてバランスが良い。しかも立体的。」
Kさん「標高の低いジゴンダスも、標高の高いジゴンダスもともにとても厚みがあるのですが、標高の高いジゴンダスはそれに立体感がある。コレが違いだな(笑)。」
私「この味わいは愛するエスピエのスタイルです(笑)!タンニンも香りも折り重なるようで壮麗さに繋がる!全房発酵した古典的なジゴンダスです(笑)。しかもプレスしない渾身の極上品(笑)。」
Kさん「マスキューさんがよく言うピノ・ノワール的なジゴンダスってようやく解りましたよ(笑)。グルナッシュとシラーがこうなるのですね(笑)。」
家内「標高の高いジゴンダスはシラーを入れます。エスピエのシラー100%の美味しかったこと…、泣けましたよ(笑)。」
私「ルビーンも良かった。ルビーンはエスピエより上かも(笑)。」
ブドウ畑は「La Fouille」と「Les Florets」の地区にあり、「La Fouille」は泥灰石灰岩、「Les Florets」は粘土質の土壌です。ブドウ品種はグルナッシュ50%、シラー50%。標高350mの高地のジゴンダスらしいもの。樹齢の平均は40年です。低い畑と比べると収穫も遅くなります。また、この高地の畑は近年に取得したものです。生産本数は年間4000本ほどですから1ヘクタール弱の面積だと思います。それと畑で特徴的なのは割と密植している点です。ちょっと見1ヘクタールあたり4∼5000本植樹しているようです。通常のジゴンダスでは1500∼2000本ですので異例。調べると畑の脇を小川が流れているそうです。それゆえ土壌に保水力があるようです。特殊な良い畑のようですね(笑)。ご本人達も購入したことを良かったと思っています(笑)。
栽培は 機械による土壌作業を伴う、伝統的かつサステナブルな栽培方法。肥料は有機肥料を使用。←カタログによるとこう書いてますが多分機械は入らないはず(笑)。かえって非効率なはず(笑)。まあ、せいぜい小型のトラクターで耕す程度ですね(笑)。
醸造は全房で葡萄をコンクリートタンクで21日間。低地のジゴンダスより4日ほど短いようです(笑)。低地の比べると収穫も遅くなりますからその分ゆっくり葡萄は成熟し、しっかり酸も残りますね(笑)。
毎日ピジャージュ(remontages)を実施するビュルル•スタイル(笑)。このドメーヌはエアレーションをしっかりすることでワインを飲みやすくし、無理にプレスしないことで雑味を排除しています。更に コンクリートタンクとステンレスタンクで12ヶ月間熟成して瓶詰め。木樽の影響を嫌い、基本クリアかつ芳醇なワインを目指してますね。
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桝久 試飲会のライン•ナップ決まりました!
Nov 23, 2025 by weblogland |
○ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ 2013年 ガリアルディ イタリア マルケ D.O.C.白 750ml 2357円税込
あまり日本では馴染みが薄いマルケ州の白ワインです(笑)。マルケ州だとモンテプルチアーノ種を使った赤ワインが有名ですが、実に旨い白ワインがありました。
ヴェルディッキオ種から作られるヴェルディッキオ・ディ・マテリカDOCです。ほとんど日本には入ってないのでは?海岸よりに50Km離れたヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージDOCの方がまだ知名度が高いですね。もっともマテリカの方はイエージの1/10ほどの320ヘクタールの作付け面積しかありませんから、生産量が限られてしまいます。まあ、標高450~550mの山岳地帯ですから畑の広さもおのずと限られてしまいます。実はこのマテリカは2010年よりD.O.C.G.に昇格した極めてレベルの高い産地なのです。(実際はレゼルバ規格のものがD.O.C.G.となりましたのでD.O.C.はそのまま残りました。)
イエージはフローラルでありながら、飲み応えがあることでしられていますが。マテリカはイエージよりミネラル感、密度感ともに勝る優れたワインです。
生産者のヴィーニ・ガリアルディは3代続くワイナリーで、エノログの資格を持つインテリの当主ウンベルトさんが約12ヘクタールの畑を所有しています。
まず立ち上がるのは綿飴のような甘い香り。濃いヴェルデキオの特徴(笑)。軽めとはいえ、充実の一本。全体のポテンシャルの高さは並ではありません。桃や柑橘類の果実味は溢れんばかり、硬質なミネラル感がありますからタイトに締まっています。後半に塩味を感じ後味にナッツのニュアンス。
粘性があり、塩辛さヨードなどのミネラル感が良いアクセントになっています。抜栓後何日もかけてゆっくり変化を味わうのがベスト。揺るがない構造はガリアルディらしい良さ。
内陸部のワインなのですが、魚介類 とくにアサリなどに合わせたいワインなのです。
実はこのワイン、最後の扱いが2013年ヴィンテージ(笑)。ガリアルディはとても良い生産者なのですが、ヴィンテージにより出来上がるワインが違う(笑)。マテリカ自体が内陸部なので致し方ないところなのですが、今回2024年ヴィンテージを飲んで久しぶりの再登板となりました(笑)。とても良くかつてのスタイルを思い出しました(笑)。
●シャトー ラルジャンテール 2015年
フランス ボルドー メドックA.C. 赤 750ml
2357円税込
このシャトー、ボルドー市街から北西に60Kmメドック北部のベガダン村にあります。ジロンド川から3km離れており、粘土石灰岩の地山の上に砂利層があり水捌けの良い畑です。メドックに良くある保水力のある畑ではありませんね(笑)。
それゆえ出来上がるワインはがっちりタニック。最初飲んだ時右岸のワインかと思いました(笑)。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ40%、プティ・ヴェルド10%。熟成はバリック(新樽比率40%)で14~18ヶ月。
ブルジョワ級らしいしっかりした味わいは正統な証。主要のカベルネは香りではなくワインの骨格として作用してます(笑)。余韻も長く、抜栓してから何日も崩れません。今時のメドックにこんなワインがあるとは!思わず絶句(笑)。
久しぶりにコスト・パフォーマンスの良い、渋くて飲み応えのあるボルドーに出会いました(笑)。
実は前回は2016年ヴィンテージでの入荷でした。今回は2015年(笑)。???普通こんなことはあまりない(笑)。このラルジャンテールはちゃんと飲み頃になるまでシャトーのセラーで熟成保管。そして飲み頃になってからリリースする古典的なシャトーなのです(笑)。と言うことは2015年が素晴らしいヴィンテージ。2016年より熟成能力は上と言うこと。実際飲んでみて明らかに一回り大きい(笑)。まあ、お値段もワン•ランク上がりましたが(笑)。
飲んだ瞬間カベルネ•ソーヴィニヨンの比率の高さが伝わってきます(笑)。
●モンテプルチアーノ・ダブルッツォ リゼルバ 『ヴィニャ・レ・コステ』 2019年
販売価格(税込): 3,111 円
いわゆるモンテプルチアーノ・ダブルッツォはアブルッツォ州全体のD.O.C.1968年に指定されています。平地が1%しかないアブルッツォ州はアドリア海からすぐに丘陵地帯となり、さらに30~50km内陸に入ると山岳地帯となり農業には適しません。葡萄栽培はアドリア海沿岸の丘陵地帯に集中します。温暖な地中海性気候により日射量に恵まれ、かつ山からの冷涼な風により酸のある葡萄が成育します。そのなかで州の北テラモ県に最良の産地モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・コリーネ・テラマーネD.O.C.G.がございます。2003年に指定されています。
コルナッキアはすべての畑がD.O.C.G.内にあります。
この『ヴィニャ・レ・コステ』は通常のモンテプルチアーノ・ダブルッツォ『カサノヴァ』銘柄のワン・ランク上の上級銘柄です。特に日当たりがよく水捌けも良い標高200mの『レ・コステ畑』で栽培したモンテプルチアーノ種を使ったもの。
収穫後除梗し1週間のプレ・マセラシオン。酵母を整え、低温で抽出してからアルコール発酵するようですね。ロータリーファーメンタータンクで15~20日の醸しで葡萄をしっかり発酵させます。それゆえ色は光を通さないほど濃い。デレスタージュした後3000Lのスラヴォニアン・オークの大樽とフレンチ・オークの古樽で24ヶ月熟成しアッサンブラージュ後に瓶詰め。6ヶ月ほど寝かしてから出荷。『カサノヴァ』シリーズのモンテプルチアーノの倍以上の熟成期間30ヶ月。味わいはまさにそれを倍にしたかのよう(笑)。基本『カサノヴァ』のモンテプルチアーノと同じなのですが、すべてに亘って大きい(笑)。モンテプルチアーノ・ダブルッツォの完成形であり頂点と言っても良いと思います。コルナッキアのラインナップにはこの上にD.O,C.G.
の『コッリーネ・テラマーネ』はありますが、これは別のジャンル(笑)。この『ヴィーニャ・レ・コステ』の方がモンテプルチアーノ・ダブルッツォらしいと思います。あとこのスタイルのワインで20年位の熟成能力があることは驚き。個人的にはエミディオ・ペペを彷彿させるのです(笑)。
●ジゴンダス レ•パリエルダス 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 3771円税込
まずは、ティスティング!
Kさん「うわっ!コレ飲みやすい(笑)!しかも濃い(笑)。アルコール分はいかほど?」
家内「15%もありますけど、まるっきりドライ。」
Kさん「そんなに高く感じませんね(笑)。13.5%くらいだと思いましたよ(笑)。」
私「完全にアルコール発酵してますね。理論値の限界(笑)。それでこの折り合いの良さ。大したもんだぁ(笑)。旨味の分量も凄い!」
家内「ローヌの赤ワインでアルコール分が15%のものって残糖分があったり、酸がなくてスカスカだったりしがちだよね。果実味も真っ黒になるし(笑)。」
私「標高の低い畑だからもっと鈍重なワインかと思っていたけど…、予想は裏切られましたね(笑)。それでも標高150mだからパフなんかと比べると高いには高い。」
Kさん「この赤い果実のニュアンスはグルナッシュですよね。トーンにしっかりある(笑)。それにしても抵抗感が無い(笑)。今風なんだろうなぁ。」
家内「磨かれてますよね(笑)。トップ•キュヴェ
らしい佇まい(笑)。美しいし。」
Kさん「渾身の飲みやすさ(笑)。」
私「とても飲みやすい。ともかく飲みやすい。でも、深みがある。それも優しい深み。」
家内「ムールヴェードルが15%入るのが秘訣かな(笑)?グルナッシュだけだとちょっと突出しそうだよね。」
私「思い出したぁ!ジゴンダスのアマデューのスタイルに似てる(笑)。ひたすら飲みやすいワイン。」
私「アマデュー調べてみますね(笑)。おっ、あったあった。どれどれ…。畑の標高はビュルルより高い。セパージュは…、あ~、グルナッシュ、ムールヴェードルですね。大当たり(笑)?」
Kさん「飲みやすい上にとてもクリーン。プレスしてないですな(笑)。除梗はしてるのかな?」
私「除梗してますよね?でもカタログスペックを見ると全房発酵と書いている。後で確認してみますね。」
家内「アマデューも除梗してるよね(笑)。あとビュルルのジゴンダスって値段が安い(笑)。今5000円を超えるのが普通だもんね。昔の値付けだよね(笑)。」
その後のティスティングはKさんに丸投げ(笑)。
Kさん『おはようございます
標高の低いジゴンダスは一昨日飲み切りました。
珍しく妻が美味しいとよく飲んでたので早く終了しました(笑)
今週の月・火曜は香り抑えめでピノ・ノワール的ではないですがスルスル飲める赤ワインでした。
アルコール度数が15%もあるのに喉越しは柔らかく抵抗なく飲めるワインでした。』
このジゴンダス、「Pallieroudas」(粘土石灰質土壌)と「Hautes Garrigues」(粘土砂質土壌)地区にあるブドウ畑。標高は150mとジゴンダスにしては高目。初代が取得したもので、畑に残る一番古いグルナッシュは1921年に植えたものが残っています。ビュルル家初期以前から続く虎の子です(笑)。
セパージュは グルナッシュ 85%、ムールヴェードル 15%。ブドウの樹の平均樹齢 65年とかなり古く、ムールヴェードルを入れるところが古典的ですね。比較的標高の低いジゴンダスの特徴かと。
栽培は 機械による土壌作業を伴う、伝統的かつサステナブルな栽培方法。肥料は有機肥料を使用。
醸造は除梗しない葡萄をコンクリートタンクで26日間。毎日ピジャージュ(remontages)を実施。このドメーヌはエアレーションをしっかりすることでワインを飲みやすくし、無理にプレスしないことで雑味を排除しています。更に コンクリートタンクで12ヶ月間熟成して瓶詰め。木樽の影響を嫌い、基本クリアかつ芳醇なワインを目指してますね。
生産量は 6700本ですから1.4ヘクタールほどの畑のようです。
テイスティングノート: デリケートでフローラルなアロマに、スミレと甘いチェリーの香りが感じられる。爽やかさとボリューム感がある。口の中盤にはパワフルさが感じられ、ベルベットのようなエレガントな余韻へ
初代のジェルマンは1930年代にビュルル村で初めてブドウ栽培に着手しました。いわゆるヴィニロンとして彼の地でスタート。20年後には息子のルネが跡を継ぎ、1965年には孫のエドモンに経営を譲り、ドメーヌは新局面を迎えます。
ジゴンダスがA.O.C.を取得するのが1971年。この波にエドモンは乗りました(笑)。
自らの足元に質の高いテロワールがあると確信した彼は、ジゴンダス村のすぐ近くにあるアモー・ド・ラ・ボーメットに新たなセラーを建設し、1968年にワインの瓶詰めを開始しました。
考えてみると当時クロ•ヴイージョの混ぜものとして売られていたジゴンダスですからポテンシャルは十二分(笑)。
ただ、エドモン自身途方もない尽力を成した方なのでスーパー•ワンマンだったようです(笑)。数多の苦悩•困難にぶつかり乗り越えた彼は66歳で早世しました。その後ドメーヌは次男フローランと三男ダミアン二人の息子が跡を引き継ぎました。幼い頃から土地取引に携わっていたフロレントはブドウ畑の管理を、ダミアンはセラー、管理、販売を担当しました。当初奥さんの実家のワイナリーに参加していた長男のベルナール(ドメーヌ•フォン•サラド)の手助けを得て、今では世界に打って出るジゴンダスの星となりました。
ただ、現在の所有畑は17.55ha。その内ジゴンダスは2.3ha、ヴァケラス1.75ha、サブレ3ha、プラン•ド•デュー0.5ha、V.D.P.と決して大きなドメーヌとは言えませんね(笑)。
今、ドメーヌ•ビュルルその生産量の75%以上を主に米国と日本、イギリス、ドイツ、シンガポールに輸出します。基本戦略としてV.D.P.の質を高め、それを主に海外向けとして販売。(ホームページにはエスクが載っておりません。)需要の減ったフランス国内より海外の消費者の賞賛を得ることに成功。それに伴い上級品も売れるサイクルを目指した訳です(笑)。17.55ヘクタールほどの小規模ドメーヌの質とリーズナブルな価格戦略です(笑)。面白いのは海外の正規代理店をホームページに載せています。流通も含め管理する意思ですね。大量生産•多量販売を志向するワイナリーとは違いますね。いわゆる横流しや並行輸入を避け、質と価格の安定が基本戦略かな(笑)。買ってくれれば何処でもオッケーではないようですね(笑)。
生産戦略としてはサブレ以下のコート•デュ•ローヌ•ランクのワインは基本フレッシュ&フルーティ。早く飲める解り易い、豊かな果実味をたっぷり持つワイン。その上のヴァケラスやジゴンダスは渾身のクラシック•スタイル。飲みやすく仕上げてはいるものの、全房発酵で醸した熟成スパンの長いもの。この2本立てを生産の両翼としている訳です(笑)。
●ジゴンダス レ•フォイユ 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ジゴンダスA.C. 750ml 4337円税込
ジゴンダス『レ•パリエルダス』2022年に引き続き『レ•フォイユ』2022年のティスティング!
Kさん「低い畑のジゴンダスより色は濃いかな?同じくらいかな?アルコール分はいかほどですか?」
家内「え~と、15%!低いジゴンダスと同じですね(笑)。ヴィンテージも同じ。そうすると作りの意識も同じ(笑)。ギリギリ限界の熟度勝負(笑)?」
Kさん「セパージュは?」
私「グルナッシュ&シラーを半々。これは標高の高いクラシック•ジゴンダスの典型ですね(笑)。シラーが入ってきます。」
Kさん「あ~!このワイン凄い!全体の密度感に圧倒される(笑)。完全にグレート•ワイン!」
家内「チェリー、ベリーの鮮烈でしっかりした明瞭な果実味…、ちょっと焦げたニュアンス…シラーっぽさ…、それもとてもエレガント。」
Kさん「枯れ葉みたいな…、先々の熟成を予感させますね。ピノ・ノワール的。」
家内「標高の低いジゴンダスほどフレンドリーではないけれど、同じように栽培したとしても結果が違うから作りのアプローチを変える感。」
私「暑い産地のシラーとは趣が違いますよね(笑)。力強過ぎなくてバランスが良い。しかも立体的。」
Kさん「標高の低いジゴンダスも、標高の高いジゴンダスもともにとても厚みがあるのですが、標高の高いジゴンダスはそれに立体感がある。コレが違いだな(笑)。」
私「この味わいは愛するエスピエのスタイルです(笑)!タンニンも香りも折り重なるようで壮麗さに繋がる!全房発酵した古典的なジゴンダスです(笑)。しかもプレスしない渾身の極上品(笑)。」
Kさん「マスキューさんがよく言うピノ・ノワール的なジゴンダスってようやく解りましたよ(笑)。グルナッシュとシラーがこうなるのですね(笑)。」
家内「標高の高いジゴンダスはシラーを入れます。エスピエのシラー100%の美味しかったこと…、泣けましたよ(笑)。」
私「ルビーンも良かった。ルビーンはエスピエより上かも(笑)。」
ブドウ畑は「La Fouille」と「Les Florets」の地区にあり、「La Fouille」は泥灰石灰岩、「Les Florets」は粘土質の土壌です。ブドウ品種はグルナッシュ50%、シラー50%。標高350mの高地のジゴンダスらしいもの。樹齢の平均は40年です。低い畑と比べると収穫も遅くなります。また、この高地の畑は近年に取得したものです。生産本数は年間4000本ほどですから1ヘクタール弱の面積だと思います。それと畑で特徴的なのは割と密植している点です。ちょっと見1ヘクタールあたり4∼5000本植樹しているようです。通常のジゴンダスでは1500∼2000本ですので異例。調べると畑の脇を小川が流れているそうです。それゆえ土壌に保水力があるようです。特殊な良い畑のようですね(笑)。ご本人達も購入したことを良かったと思っています(笑)。
栽培は 機械による土壌作業を伴う、伝統的かつサステナブルな栽培方法。肥料は有機肥料を使用。←カタログによるとこう書いてますが多分機械は入らないはず(笑)。かえって非効率なはず(笑)。まあ、せいぜい小型のトラクターで耕す程度ですね(笑)。
醸造は全房で葡萄をコンクリートタンクで21日間。低地のジゴンダスより4日ほど短いようです(笑)。低地の比べると収穫も遅くなりますからその分ゆっくり葡萄は成熟し、しっかり酸も残りますね(笑)。
毎日ピジャージュ(remontages)を実施するビュルル•スタイル(笑)。このドメーヌはエアレーションをしっかりすることでワインを飲みやすくし、無理にプレスしないことで雑味を排除しています。更に コンクリートタンクとステンレスタンクで12ヶ月間熟成して瓶詰め。木樽の影響を嫌い、基本クリアかつ芳醇なワインを目指してますね。
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桝久 試飲会リポート 前半
Oct 26, 2025 by weblogland |お寒い中、しかも雨降りの中、ご来店ありがとうございました!

○フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2023年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1555円税込
「マスキューさん!これ定番のモルドヴァの白ですよね(笑)。何本も飲んでますよ(笑)。」
「そうそう(笑)。とても美味しい(笑)。割と高級な味なんだよね(笑)。」
「フェティアスカ•アルバ?地場品種ですか?」
家内「はい!この下のランクのワインはカベルネ等の国際品種のラインナップとなっております。どれも飲みやすくフレンドリーです。」
「そう言えば、私この前カベルネ買って飲んだぁ(笑)。あれはあれで美味しかったでした。と言うことは、今日は誘導されてる(笑)?」
私「深く考えてはイケマセン(笑)!」
「飲んだの忘れてまた買っちゃう(笑)。でも後悔はしない(笑)。コスパが良いからかな(笑)。」
「出しゃばらないからね(笑)。香りは華やかなんだけど、白い花…、柑橘類、蜂蜜、ミュスカ系の香り…。まとまりが良いんだよね(笑)。」
「あと、ビシッとしてるんだよね(笑)。柔らかいけど軟じゃない(笑)。かな?」
「合わせることの出来る料理も幅広いよね。魚介類…、中華料理…。」
家内「鴨…、ノルウェーサーモン…、ホタテ…、クリーム系の味付けだと何でもオッケーかな(笑)。」
「そうそう、しっかり出汁を取った和食(笑)!オデンなんかも良さそう。」
私「茶碗蒸し(笑)!」
「リンゴ酸がしっかりしてるから大根おろし!」
「東欧らしく豚肉ですよね(笑)!」
「豚肉のしゃぶしゃぶ+紅葉おろし!完璧かな(笑)?」
私「使う油は穀物系なら何でもオッケーかな。」
さて、これより本日のトラップ発動(笑)!仕込みはオッケーでございます(笑)。
私「え~と、コレ10月12日に開けた同じワインです。比べてみてくださいませ(笑)。」
「あっー!美味しい(笑)。同じだけど何処が違うか?それが問題(笑)。」
「落ち着いてる。だから飲みやすい?」
「昨日開けた方はまだまだハチハチした溌剌さがあるけれど、開けてから2週間経ってる方は凪の海みたいな…、旨味が水面(笑)。」
「共にバランスは良いよね(笑)。」
「2週間経った方も香りはしっかりある。この実験の意味は何ですか?」
私「ワインは抜栓すると酸化が一気に進みがちですが、ワイン自体の中身がしっかり詰まっていると酸化のスピードは遅くしかも酸化が良い方向に向かいます。開けたらもうすぐに駄目になるワインは元々が詰まっていない 薄いワインと言うことになります。」
「なるほどね(笑)。で、マスキューさんは何故こんな実験をするのですか?飲み忘れたとか(笑)。」
私「たまに飲み忘れることもありますが(笑)。基本ティスティングするときはそのワインの底が見えるまでします。『もうコレで駄目かな?』というところまでします。このワインはまだ底までいっていないかと(笑)。」
家内「そのワインのポテンシャルや品質の確認です(笑)。」
「我が家で開けたら2週間待てないけれど、それは我が家で飲むこととマスキューさんのティスティングとは趣旨が違うと言うことだな(笑)。」
私「左様かと(笑)。でもですね(笑)、ティスティングは仕事ではありますが、趣味と実益を兼ねてもおります。天職でございます(笑)」
○モンテファルコ•グレケット 2023年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤白モンテファルコ・グレケットD.O.C.750ml 2451円税込
私「中部イタリアの海無し州ウンブリアのワインです!え~と、ペルージャのある州と言えば解り易いかな(笑)?」
「サッカーとバレーボールですね(笑)。ピンと来ました(笑)。」
「サグランティーノ•モンテファルコ…、すごく濃くてヘビーなワイン。マスキューさん!アダンティってサグランティーノも作ってましたよね?」
私「大好きなワインです(笑)。渾身の赤ワイン
。今回はアダンティの作る『グレケット』100%の白です。」
「『グレケット』って聞いたことがない(笑)。」
家内「はい。大体がブレンドされます。特にオリヴェート•クラッシコではトレビアーノの補助的な役割をします。頭の中の印象ではトレビアーノもグレケットも大人しい品種のイメージでした。」
「そうそう、トレビアーノはよく聞く品種ですよね。」
「この白ワインは2023年ヴィンテージですよね…。でも色は古いワインみたいに濃い(笑)。」
「見た目2023年じゃなくて、10年くらい熟成したワインの色ですよ(笑)。」
「う~ん。オレンジ•ワインみたいな色(笑)。」
家内「ほとんどSO2は使わない上にシュール・リーの状態で熟成してから瓶詰しているようです。オレンジ•ワインに近いかな(笑)。」
「ビオ系なんだろうけど、味はビオビオした癖がない(笑)。」
「なんか凄いレベルのワインのような気がする(笑)。取り付く島もないけど(笑)。経験したことがない味わい(笑)。」
「どれどれ…。あ~、濃い。でも飲みやすい(笑)。」
「マスキューさん!先月の試飲会で出た『タルパカ』に似たワインですよね(笑)。」
「でも何か迫りくるものを感じる(笑)。」
「うんうん。たしかに飲みやすい(笑)。中に膨大な何かが隠れてる(笑)。凄いワインかも?」
私「開けたてでも飲みやすいのですが、尋常ならざるポテンシャルを感じますよね(笑)。」
「甘さ、深さ、複雑さを予感しますよね(笑)。」
家内「金柑みたいなしっかりしたリンゴ酸。黄桃の缶詰めみたいな果実味。あとハーバルですよね(笑)。」
「う~ん。キノコみたいな香りもする。山や森の香り…。深みに通じるかな(笑)。」
家内「キノコの旨味みたいですよね(笑)。」
「新鮮な青野菜…、葉っぱのニュアンスもある(笑)。」
家内「パセリの苦みみたいな…。」
「大きくて深くて複雑。山のワインではあるよね(笑)。このワインはどうなるのですか(笑)?」
私「開けてから3∼4日経つと過熟したリンゴや梅酒みたいな香りがします。それも強烈(笑)。たじろぎました(笑)。」
「え~!そんなになるのですかぁ?」
私「衝撃的でベックラこきました(笑)。」
「こんなワインを楽しめる私は幸せ者(笑)。」
私「このワインを飲んだ時、絶対にこの方々は好きなはず!と思って仕入れました。ティスティングしてる時お客様の顔が浮かぶワインは当たりの確率が高いのです(笑)。それも女性2名でした(笑)。←2人とも達人」
「コレ、何に合わせましょうか?思いつかない(笑)。」
「チーズでも…、少なくとも牛ではない(笑)。シェーブルやペコかな?」
私「このワインを飲んで、ちょっとイタリア•ワインの経験値が上がった気がしました(笑)。」
●ビュルル『エスク』2023年 ドメーヌ•ビュルル フランス ローヌ 赤 V.D.P.(I.G.P.)ヴォークリューズ 750ml 1602円税込
私「今回のテーマの1つローヌのドメーヌ•ビュルルの『松』『竹』『梅』の3段階スライド•ティスティングでございます(笑)。まずは『梅』のヴァン•ド•ペイ『エスク』でございます!」
「暖かみがあって美味しい(笑)!待っていた寒い季節とベスト•マッチ(笑)!ほんわか温まる!」
「危険な飲みやすさ(笑)。ホントに『梅』ですかぁ?」
私「プラムやプルーンみたいないかにもコート•デュ•ローヌ味(笑)。」
「ストロベリーっぽくて好きだな(笑)。」
「『果実爆弾!』ってブログで書いていた通り(笑)。でも破調ではなく王道のスタイル(笑)。」
「マスキューさん!このワインの何処が『梅』なのですか?エスク?」
私「ホント『なんで?』なのです(笑)。通常のヴァン•ド•ペイの半分ほどの収穫量まで落としています。しかも、いわゆるAOCコート•デュ•ローヌ以下の底収量です。」
「へぇ~、大盤振る舞いですね(笑)。」
「採算合うのかしら(笑)。」
家内「ビュルルのホームページを見るとこの『エスク』は載っていません。すべて海外向けかもしれませんね。ビュルル全体の8割ほどは海外に輸出されています。」
「へぇ~、海外もやはりアメリカ向けですか?」
私「イギリス、アメリカ、カナダ、日本、シンガポールと多極。フランス自体の消費量が落ちていることから海外展開をビジネスの軸にしています。家族経営でもやれるのですね(笑)。」
「日本の米農家も追随して欲しいな(笑)。」
「この味わいでこの価格。『梅』とは思えないレベルですよね。」
家内「撰果が完璧。だから雑味がありません。あと発酵中にエアレーションをしっかりやる。完全に発酵させタンニンの角も取る。ですから渋くないのです(笑)。熟成もちゃんとゆっくり丁寧に行います。」
「ちゃんと手間暇かけてるんだぁ(笑)。効率化一辺倒ではない味わいなんだな(笑)。」
「タンニンたっぷりだけれど、渋くない(笑)!
なるほどね(笑)。」
私「あと後口にココアパウダーのようなザラツキがあります。コレは低地のグルナッシュと特徴です。」
「旨味も綺麗だよね(笑)。無理なプレスをしないのかな。ケチ臭くない(笑)。」
「そうそう。エントリークラスの『梅』と言えどもケチ臭くない(笑)!マスキューさんの本領発揮(笑)?」
私「ありがとうございます(笑)。そう言ってくださると冥利に尽きます(笑)。」
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今月末10月24日(金)、25日(土)のマスキュー試飲会のライン•ナップ決まりました!
Oct 19, 2025 by weblogland |24日(金)は17∼20時
25日(土)は11∼20時
いつも通りのスケジュールでございます。皆様のご来店お待ち申し上げます!

○フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2023年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1555円税込
ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。
歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に設立したアルバストレレ・ワインズ。外資の支援を受け設備やワイン造りの近代化を成しました。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタールもの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。ソ連時代の巨大農場の名残でもありますね。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。
これはいわゆるラダチーニ・ブランドの中級ブランド『フィオーリ』の白。ステファン・ヴォーダ地区で栽培されたモルドヴァの地場品種フェテアスカ・アルバ
100%で造られてます。温度管理されたステンレス・タンクで発酵後約3ヶ月熟成されてから瓶詰め。
ルーマニアを中心に東欧で広く栽培されるフェテアスカ・アルバは通例マスカット種に似た味わい。フレッシュ&フルーティーが身上。ルーマニアのドイツ向けのラベルには「乙女の葡萄」と書かれるとか。蛇足ながら赤の変種フェテアスカ・バベヤスカは「祖母の葡萄」だそうな(笑)。このワインはどちらかと言えばグリューナー・ヴェリトリーナに似たスタイルかな(笑)。フレッシュで上品な滑らかさは上等な証。乙女というより熟女(笑)?東欧の白ワインに共通の白胡椒の香りが肉厚な果汁に深みを与えています。心地良いアプリコットやグレープフルーツなどの柑橘類、白や黄色の花のニュアンス。合わせる料理は豚肉であり、バターやオリーブオイルではなく穀物系の油を使った料理とは相性がとても良い。中華料理や和食にはバ
ッチリです(笑)。
しかも赤同様コスト・パフォーマンスが抜群に良い!嬉しくて困ってしまいます(笑)。
○モンテファルコ•グレケット 2023年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤白モンテファルコ・グレケットD.O.C.750ml 2451円税込
ウンブリア州は、中部イタリアで海に面さない『緑の心臓』と言われています。サッカーのペルージャのあるところと言えば、皆さんご存知ですね。
生産者のアダンティはワイナリーとしては1960年代初めに創業。もともとはオリーブオイルとワイン生産を中心にした近世的農家。葡萄専業ワイナリーとしてスタートを切った訳ではありません。地所も50ヘクタールありますから、ブルジョア的豪農とでも言えましょうか?映画『1900年』を連想しちゃいます(笑)。
現在は前オーナーの二人の娘ダニエルとドナテッラによって運営されています。現在も20ヘクタールにオリーブを植え、30ヘクタールに葡萄を植えているそうです。
マスキューではアダンティの作るモンテファルコ•サグランティーノやモンテファルコ•ロッソは大好物です。途方もない凝縮感とバランスの良いリッチな味わいは癖になりますね(笑)。
今回は白のグレケット。実はマスキューはオリヴェート•クラッシコが大好き(笑)。でもですね(笑)、定番として扱っていたオリヴェート•クラッシコが不調により扱いをやめました。困ったなぁ。そこで考えました!オリヴェート•クラッシコはトレビアーノ種やグレケット種をブレンドして作られますが、味わいの決定要因はグレケット種なのです。そこで不味いオリヴェート•クラッシコを飲むくらいなら少し高くても美味しいグレケットを探す方が得策!気がついちゃいました(笑)。灯台元暗し、アダンティがあったぁ!
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
アダンティのグレケットは2つの畑のぶどうが用いられます。アルクアータにある畑は標高230m、南向きで土壌は石灰質と粘土質の混成。もう一つのコルチミーノの畑は標高360m、北西に開けており土壌は砂質、石灰質、粘土質の混成、それぞれの畑の植栽密度は1ヘクタール当たり3000~5000本です。
収穫は9月中旬に手摘みで行い、選果、破砕、除梗を経て果汁をステンレスタンクで15~17℃に温度管理しながらじっくり発酵させます。発酵後オリと共にタンクで4ヶ月間熟成後瓶詰めします。
そしていつものメンバーでティスティング!
Kさん「色が濃いですね(笑)。黄金色。ヴィンテージは?」
家内「なんと2023年です(笑)。色だけ見たら完全にオレゴン•ワインですよね。」
私「シュール・リーを4ヶ月するだけでこんなに濃いなるのは変なくらいですよね(笑)。アダンティはきっと無添加に向けていますね。」
Kさん「ビオ系かな?う~ん。旨い!ビオ臭はしませんね(笑)。とてもドライだけれど自然な濃さですな(笑)。複雑だし…。浸れる(笑)。迫りくる凝縮感は凄い(笑)。」
私「香り味わいは甘いのですがドライだしエレガントで飲みやすい(笑)。SO2の添加量も少ない。ちょっと泡が残ってますね(笑)。まあ、ビオビオしてないところは秀逸(笑)。」
家内「甘さの中に金柑みたいな酸がある。黄桃の缶詰めみたいなニュアンスも(笑)。」
私「オレンジやレモン、それに蜂蜜…。」
Kさん「濃い黄色の果実の香りと味わいがたっぷり(笑)。全体がとても自然でエレガント。こんなワインがあるからイタリア•ワインって面白いですよね(笑)。」
家内「グレケット恐るべし(笑)!あと、グリーンのニュアンス…、パセリや野菜みたいな…。」
家内「そうだ!鴨食べたい!」
私「あとチーズだよね(笑)。」
Kさん「ペコ!」
私「そうそう。牛じゃないんだよね(笑)。」
数日に亘りティスティングしたところ過熟したリンゴや梅酒のような圧倒的な果実味が表出(笑)。実に美味しかったでした。さすがアダンティ!中に秘められた強さ•複雑さは尋常ではないレベル。しかも飲みやすい。素晴らしいの一語でございました(笑)。
●ビュルル『エスク』2023年 ドメーヌ•ビュルル フランス ローヌ 赤 V.D.P.(I.G.P.)ヴォークリューズ 750ml 1602円税込
この『エスク』はドメーヌ•ビュルルのエントリークラスの赤ワインです。セパージュはグルナッシュ、マルスラン、カラドック、シラー。
ドメーヌの一番安い価格のワインなのですがフル•ボディー(笑)。しかも飲んだ第一印象は『果実爆弾』(笑)。かつてのオーストラリアのアップル・ツリー•フラットのメルロを思い出しました(笑)。コスパ良し!
タンニンは綺麗ですが粉っぽい特徴。グルナッシュかな?甘くて解り易いが、ちゃんとした質感があり大らか(笑)。お白い花や蜂蜜のニュアンスがあり特徴的。アルコール分は14.5%もありますがとても折り合いが良い(笑)。混醸したような印象すらあります。木樽を使わずにコンクリート•タンクで熟成させている意味がここにあるようですね(笑)。開けてから翌日になると果実味は薄れてきますが、翌々日、更に翌々翌日になると妙に美味しい(笑)。もともとのワイン作りの良さが伝わってきます。開けてすぐにピークになる作りなのですね。
インポーターさん資料によると収量は45ヘクトリットル 1ヘクタールあたり4500リットルのワインを作る勘定です。通常のコート•デュ•ローヌ以下の収量です(笑)。畑の面積は10ヘクタールですから45000リットル、750ml瓶換算で60000本。すべて輸出に向けているのかな(笑)?
以下インポーターさん資料より
1987年に長男ベルナール(現フォン•サラド)が植えた畑で、ジゴンダス村の南、ヴィオレスとサブレ近くV.d.P.エリアにあります。土壌は粘土と石灰岩です。収穫量の規定は90hL/ha以下ですが、半分の45hL/haに抑えています。10日間発酵させた後、コンクリートタンクで12ヶ月熟成させます。ろ過も清澄もしません。紫がかった輝きのあるルビーレッド。熟したプラムやカシスの華やかな香りがあります。口当りは滑らかで凝縮された果実味とスパイス、しなやかなタンニンが感じられます。「V.d.P.にしては良すぎるんじゃないの?!」とダミアンは笑顔で話していました。
初代のジェルマンは1930年代にビュルル村で初めてブドウ栽培に着手しました。いわゆるヴィニロンとして彼の地でスタート。20年後には息子のルネが跡を継ぎ、1965年には孫のエドモンに経営を譲り、ドメーヌは新局面を迎えます。
ジゴンダスがA.O.C.を取得するのが1971年。この波にエドモンは乗りました(笑)。
自らの足元に質の高いテロワールがあると確信した彼は、ジゴンダス村のすぐ近くにあるアモー・ド・ラ・ボーメットに新たなセラーを建設し、1968年にワインの瓶詰めを開始しました。
考えてみると当時クロ•ヴイージョの混ぜものとして売られていたジゴンダスですからポテンシャルは十二分(笑)。
ただ、エドモン自身途方もない尽力を成した方なのでスーパー•ワンマンだったようです(笑)。数多の苦悩•困難にぶつかり乗り越えた彼は66歳で早世しました。その後ドメーヌは次男フローランと三男ダミアン二人の息子が跡を引き継ぎました。幼い頃から土地取引に携わっていたフロレントはブドウ畑の管理を、ダミアンはセラー、管理、販売を担当しました。当初奥さんの実家のワイナリーに参加していた長男のベルナール(ドメーヌ•フォン•サラド)の手助けを得て、今では世界に打って出るジゴンダスの星となりました。
今、ドメーヌ•ビュルルはその生産量の80%以上を主に米国と日本、イギリス、ドイツ、シンガポールに輸出します。基本戦略としてV.D.P.の質を高め、それを主に海外向けとして販売。(ホームページにはエスクが載っておりません。)需要の減ったフランス国内より海外の消費者の賞賛を得ることに成功。それに伴い上級品も売れるサイクルを目指した訳です(笑)。17.55ヘクタールほどの小規模ドメーヌの質とリーズナブルな価格戦略です(笑)。面白いのは海外の正規代理店をホームページに載せています。流通も含め管理する意思ですね。大量生産•多量販売を志向するワイナリーとは違いますね。いわゆる横流しや並行輸入を避け、質と価格の安定が基本戦略かな(笑)。それと買ってくれれば何処でもオッケーではないようですね(笑)。
生産戦略としてはサブレ以下のコート•デュ•ローヌ•ランクのワインは基本フレッシュ&フルーティ。早く飲める解り易い、豊かな果実味をたっぷり持つワイン。その上のヴァケラスやジゴンダスは渾身のクラシック•スタイル。飲みやすく仕上げてはいるものの、全房発酵で醸した熟成スパンの長いもの。この2本立てを生産の両翼としている訳です(笑)。
以下インポーターさん資料より
ブドウ畑は従来の農法で耕作されています。冬の終わりに有機肥料を施した後、フロレントは春先に土壌を徹底的に耕し、通気性を高めます。銅と硫黄の施用は、必要な場合にのみ適切なタイミングで行います。
セラーでは、すべての果汁がコンクリートタンクで醸造・熟成され、毎日ポンピングオーバーが行われます。フロランとダミアンは最近、高性能設備(除梗機、空気圧式圧搾機、冷蔵ユニット)を導入しました。これにより、より良い環境で作業し、より繊細なワイン造りを実現しています。
●サブレ 2023年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 コート•デュ•ローヌ•ヴィラージュA.C. 750ml 2262円税込
このワインのセパージュはグルナッシュ40%、シラー20%、カリニャン20%、ムールヴェードル20%。ムールヴェードルが加わることにミソがありそうですね(笑)。
ジゴンダスの北側に位置するサブレ村の「レ• プラン」と呼ばれる3ヘクタールの区画の葡萄から造られています。平均樹齢は35年ほど。以前はコート•デュ•ローヌにブレンドしていましたが、サブレ村の葡萄の個性を生かすため、2017年ヴィンテージから単独で造ることにしました。A.O.C.コート•デュ•ローヌ•ヴィラージュ『サブレ』としてリリースされるようになった訳です(笑)。収量もかなり低く、1ヘクタールで3500リットルほどの底収量。パフ並みですね(笑)。土壌は、砂利と砂質ロームです。水はけの良い畑ですね。畑の肥料はオーガニックなものだけを使用します。収穫した葡萄は温度コントロールしながらコンクリートタンクで発酵させます。発酵中、ルモンタージュを行います。熟成はコンクリートタンクとステンレスタ
ンクで行います。
そしていつものプレ試飲会です(笑)。
私「え~と、アルコール分は14.5%。香りからして巨大ですね(笑)。」
家内「ビュルルの畑はサブレに纏っているようです。『エスク』とコート•デュ•ローヌ、そしてサブレ。3段スライド方式かな(笑)?」
Kさん「『ビュルル』と比べると明らかに収量が低いですね。基本似てはいるけど巨大で深い(笑)。旨味の酸味が物凄い(笑)。」
私「あ~、渾身ですね(笑)。とてもコート•デュ•ローヌらしいのですが、コレは完成形。」
家内「トロっとしてる(笑)。チョコレート、ココア•パウダー暖かみのあるグルナッシュ(笑)。心地良い甘苦み(笑)。」
私「粉っぽい特徴はグルナッシュだよね(笑)。あととてもスパイシー。甘さに隠れているけど黒胡椒をしっかり感じる。コレはシラー由来かな?」
Kさん「そうすると深みはムールヴェードルですな(笑)。あと肉っぽさはシラーかな(笑)。ローヌの特徴を体現してますよね(笑)。完璧なコート•デュ•ローヌ」
家内「舌の真上にずっしり乗ってくるタンニン…。理想的なローヌ(笑)。」
私「変な言い方なんですが『基本シンプルなのですが複雑』。しかもデカイ(笑)。」
Kさん「しかもフレンドリーで飲みやすい(笑)。両立してますよね(笑)。」
家内「密度感も凄い(笑)。」
私「収量は1ヘクタール辺り3500リットルほど。このクラスとしては立派(笑)。」
家内「以前はコート•デュ•ローヌの畑の葡萄に混ぜてリリースされていたから、コート•デュ•ローヌも期待出来るね。」
Kさん「このワイン、絶対に牛のステーキに合わせたいですな(笑)。塩コショウのみ!しかもヒレ肉!」
私「賛成!霜降りじゃないんだよね(笑)。しっかり立って歩いてる牛(笑)!」
家内「穀物飼料なんか食べてない、牧草を歩き回って喰んだ牛!」
●ヴァケラス 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ヴァケラスA.C. 750ml 3205円税込
ヴァケラスはジゴンダスの南側に続く標高の低いエリア。、ビュルルのワインのスタイルを感じさせてくれるワインです。ジゴンダスとの境付近のラ•ミュズとポンシュの区画で1.75ヘクタールほどで8000本生産されます。(2022年は豊作だったようです。少し多めです。)標高はジゴンダスほど高くなく、粘土と粘土石灰岩土壌。石コロだらけのテラス状の微高地です。ただしヴァケラスに於いても標高の高いエリアです。この点アドヴァンテージになっているかと。基本的な収穫量は30hL/ha。セパージュはグルナッシュ75%、シラー25%で樹齢は35年ほど。2種の葡萄を混醸します。コンクリートタンクで25日間、毎日ルモンタージュしながら、発酵させます。その後コンクリートタンクとイノックス加工したステンレスタンクで、12ヶ月熟成させま
す。ろ過も清澄もしません。
そしていつものティスティングです(笑)!
私「アルコール分は、なんと15%!色も濃い。黒に近いですね(笑)。コレだけで味わいの想像がつきますね(笑)。」
Kさん「ベーコンみたいな香り…、還元臭?いやいやシラー…、濃いシラーのニュアンスかな。」
家内「ジャムみたいな甘い香りにベーコンやスパイス…、グレート•ワインを予感する(笑)。」
私「飲んでみると圧巻(笑)。グレート•ワインの範疇(笑)。」
Kさん「ヴァケラスって言うとピンと来ないのですが(笑)、コレを飲むとヴァケラス(笑)。妙に納得(笑)。」
私「そうそう(笑)。『君は渾身のヴァケラスを飲んだことあるかい?』なんて言えそう(笑)。」
家内「とても強いのだけどバランスが良いよね(笑)。」
Kさん「しかもゴージャス&スパルタン(笑)?」
私「混醸してるから折り合いが良いのかな?25日しっかり醸しているから完全にアルコール発酵している。変なベタつきは一切ない。」
家内「うんうん。コレで残糖分があったら悲惨(笑)。酸の乗りが凄いし素晴らしい(笑)!」
Kさん「サブレ以下のキュヴェとは別物。だからこそヴァケラス(笑)。ベリーの果実が小粒でみっちりなんだよね。」
私「尋常ならざる密度感(笑)。しかも突出感はない。」
家内「プルーンみたいな緩さがないよね(笑)。しかもパフみたいに暑苦しくない(笑)。」
私「全房発酵してるような気がしますよね(笑)。全然揺るがない壮麗さ。」
家内「パワフル&エレガント!」
私「きっとプレスもほとんどしてないのだろうな。雑味も無い。」
●❴限定品❵ピノ・ノワール 2021年 アドリア・ヴィンヤーズ ポーランド ドルヌィ・シロンスク 赤 750ml 2981円税込
シンメトリーなピノ・ノワールとして驚かされたアドリア•ヴィンヤーズのピノ・ノワール2019年。まさかポーランドでこんな完成度の高いピノ・ノワールが出来るとは!思わず絶句しましたね(笑)。
そこで今回は2021年がまたまたスポット特別価格での限定入荷!
飲んでビックリ、また進化しておりました(笑)。
家内「いちごジャム!いちごジャムと紅玉だぁ(笑)。」
私「香りの分量•強さが半端ない。2019より強いよね(笑)。」
家内「強い香りに旨味と酸味が伴っている。只者ではない(笑)。樽香も感じないほど。樽の使い方上手(笑)。」
私「土の香り…、獣の香り?ピエモンテのペラベルガにも似てるかな?グレートワインの範疇だね(笑)。」
家内「2019年は優しくバランスの取れたオレゴンのピノ・ノワールみたいだったけど2021年は別物だね。」
私「とてもスパルタン、男性的な硬さを感じるよね。」
家内「かといって美しいんだよね。上品なガッツリ感(笑)。」
私「きっと全房発酵してるな。しかもプレスしていない。ブルゴーニュの古典的な作りだよね(笑)。衰える姿が想像つかない(笑)。」
家内「そうだ!ジュヴレ・シャンベルタンのラヴォー•サン・ジャックみたいだぁ(笑)!それも、え~と、あそこ…、え~と…ロゼの美味しい…」
私「解った!ブルーノ・クレールだぁ(笑)!」
1週間後
Kさん「前は2019年でしたよね。コレは2021年ですか(笑)。どれどれ。あっ!前と違う!開けてから何日ですか?」
家内「ちょうど1週間ですね。昨日はちょっと落ち気味でしたが、今日は回復してます。強さ旨さが尋常ではないです。」
私「酸の量が凄い。2019年とは明らかに違う。全房発酵してフリーランだけで作ってますね(笑)。古典的なブルゴーニュ•スタイルです。」
Kさん「このピノ・ノワールを飲む前にジゴンダスの大物をティスティングしてますが、全然負けていない。むしろこのピノ・ノワールの方が強い(笑)。」
私「そ~なんです(笑)。」
家内「アドリアのピノ・ノワールはアルコール分12%、ジゴンダスの大物は15%です。絶句しました(笑)。」
私「このピノ・ノワールはグランクリュ並みと言ってよろしいかと(笑)。」
Kさん「枯れ葉のニュアンスもあるけど…、木樽の影響とは思えない。高級でクラシックなブルゴーニュのピノ・ノワールの世界だぁ(笑)。もうこんなピノ・ノワールは飲めないと諦めていたけど、奇跡が起きました(笑)。」
私「標高の高いジゴンダスはピノ・ノワール的なんですが、昔、クロ•ヴイージョにブレンドされました。アドリアのピノ・ノワールに10%ほどこの高地のジゴンダスを混ぜるとどうなるか(笑)?ちょっとやってみましょう(笑)。う~ん。旨いですよ(笑)。やはり親和性ありますね。」
家内「アドリアの酸味が円味に変わる!ヴォーヌ•ロマネのワインみたいだぁ。」
Kさん「アドリアのピノ・ノワールに厚み柔らかさが加わる(笑)。罰当たりな実験(笑)。」
私「冷涼な産地のグルナッシュはチェリーっぽくなり、シラーは小粒の赤いベリー。ピノ・ノワールとは親和性ありますよね(笑)。」
私「あと気になったのはアドリアのピノ・ノワールのコルク。ショボいんですよね(笑)。」
家内「何十年寝かせるワインのコルクではないよね(笑)。」
Kさん「これだと途中でリコルクが必要ですな(笑)。」
謎が謎を呼ぶ?
後日アドリア•ヴィンヤーズのホームページを調べますと、見た目ニューワールドのお金持ちワイナリー。凄く綺麗。仕立ては高く畝間はかなり広いですね。でも、樹間は1mほどと狭い。葉っぱを上に誘引してますから、一見ホップの畑みたいに見えます(笑)。いかにも今風のニューワールドの畑ですね。畑は沖積平野で保水力はあるリッチな土壌のはず。まあ、降水量は少ないかな。あと葡萄の房はちょっと大ぶりですが、房数はかなり少なそうです。5房くらいに制限しているようですね。
それからホームページのピノ・ノワールの記載に以下のものを見つけました。
『モレ=サン=ドニ産のクローン777と115ディジョンに焦点を絞りました。オーク樽にこだわった時間は、私たちの情熱を一層高めただけでなく、ワインの品質向上にも繋がりました。』
おー!さすが昭子さん!ほぼ当たり!(笑)。
あと念の為、インポーターさんの在庫はもうありませんのでマスキューの在庫限りとなります。
以下2019年ヴィンテージの記載
ポーランドでもワイン作っていたのですね(ごめんなさい)。
ポーランドはドイツの北東、緯度54度から49度。葡萄栽培の北限です。実際に登録されている葡萄畑は220ヘクタールほど
。ワイン産業というには些か。それゆえ独自のワイン法はなく、EUのワイン法に準じているようです。
古くはポーランド公国時代(10世紀後半建国)にはほぼ全土で葡萄栽培、ワイン作りは行われていたとか。但しその後の冷涼化により葡萄栽培の歴史は絶たれたようです。逆を言えば昨今の温暖化により復活(笑)。現在の夏場の平均気温は20℃ほどですから、ワイン生産は充分可能。
飲んでビックリ(笑)!
とても美味しい!
シンメトリーなピノ・ノワールで癖がない。フランボワーズ、イチゴ、チェリー等の赤い果実が美しく入り込んでおり、ワイン自体の旨味ととても折り合いが良い。アルコール分が12.5%と今風のブルゴーニュよりちょっと低めで、暑苦しくない(笑)。冷涼な印象。除梗はしているようですが、フリーラン・ジュースだけであっさり醸した印象。
ブルゴーニュで例えるならボーヌなんでしょうが、ボーヌとは言い切れないしっとり感じ。とても良く出来ている。出来上がったスタイル。ブルゴーニュの規格で言えば村名以上ですね。
う~ん。
家内「オレゴンのピノ・ノワールに似ている!オレゴンやワシントン州の…、北アメリカのピノ・ノワール!」
私「エヴァンスタッドのヤムヒル・キュヴェ(笑)!モダンアートみたいな誰でも親しめるスタイルだね(笑)。」
ティスティングのあと調べると、オーナーはシアトル生まれのマイク・ホイットニーさん。オレゴン州立大学で農学を学んだ叔父さんの助けを受けながら研究。8ヘクタールほどのワイナリーを設立したそうです(笑)。
なるほど、なるほどなピノ・ノワールなのです(笑)。
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マスキュー試飲会のライン•ナップ並びました(笑)!
Sep 23, 2025 by weblogland |
並べるのに小一時間かかりますが、私にとっては楽しい楽しいひと時(笑)。
う~ん。
『タルパカ』だけが透明瓶ですから妙に目立ちますね(笑)。このワイン実はオレンジ•ワイン 果皮と共に発酵させますが、生産者のステファナゴにしたら特別なことでもないので普通に白ワイン表記。さすが貴族!簡単に流行には乗りませんね(笑)。
あと、リアス•バイシャスの瓶が異常に背が高い(笑)。リアス•バイシャスの完成形で決定版と思っていましたが、棚に立てて収まらないのが欠点だと判明(笑)。
今回は赤が最後に2本。見た目ウヴァ•ロンガネージは可愛い(笑)。リオニムナ可愛くない(笑)。
う~ん。
価格からするとウヴァ•ロンガネージは野に咲く可憐な花、リオニムナは心血注がれた大輪の花(笑)?最後の赤はピンからキリまでのジェット•コースターでございます。振り落とされないようご注意を(笑)。
26日(金)は17∼20時、27日(土)は11∼20時のいつも通りのスケジュールです。
そうそう、明日の23日の秋分の日、マスキューは営業しておりますので、試飲会のラインナップご覧ください(笑)。見るだけででも良いですし、ご購入も良しでございます(笑)。
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Sep 20, 2025 by weblogland |よーやく涼しくなり、ワインを飲む気満々(笑)。

○リゾーロ フリザンテ セッコ N.V. ザルデット イタリア ヴェネト 微発泡性白 王冠 750ml 1508円税込
プロセッコの生産者として有名なザルデットの作るフリザンテ。グレラ100%なのですがシャルマ方式ではなくメトー•ド•アンセストラル方式で作られるためただのヴィーノ•フリザンテ表記となります。タンク内二次発酵で泡を得るのがシャルマ方式、コレは発酵途中に瓶詰めして泡を得たものです。
第一印象はとてもドライ。それもベリー•ベリードライなのです(笑)。一般にメトー•ド•アンセストラルの泡は糖分を残しがちですから、ちょっとびっくり(笑)。泡は2気圧あるかないかのものなので、おそらく発酵終盤に瓶詰めしたかと。そしてその弱い泡がとても心地良い(笑)。泡立つと言うより、消えそうで消えない(笑)。中からじわじわと沸いてくる。とても優しく、グレラらしい桃の香りを伴う品の良い有様。
う~ん。
疲れた体に活を入れるのがプロセッコ!
これは疲れた体を癒す泡(笑)!
グレラは十把一絡げではないと教えてくれました(笑)。
あと、SO2の影響をほとんど感じません。果汁の段階で1回添加することで勝負してますね(笑)。それと特徴的なベリー•ベリー•ドライ(笑)。残糖分は1g/L以下ですから、アルコール耐性が極めて高い酵母を使用していますね。そしてリキュール•タージュもないはず。とてもクリーンでプリミィディブなのですが、工夫•理由ありありなのです(笑)。
疲れてお昼寝しているといつの間にか愛犬の次郎吉(もう亡くなっていません。)が体を寄り添ってくる。目が覚めるとヤツがいる(笑)。可愛い柴犬でした。この泡を飲んでいるとそんな次郎吉を思い出しました(笑)。
○❴限定品❵タルパカ N.V. アジェダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ イタリア ロンバルディア 白 ヴィーノ•ビアンコ 750ml 2480円税込 スクリュー•キャップ
いつものメンバーでティスティング(笑)!
家内「色味からするとオレンジ•ワインみたいだよ(笑)。」
私「濾過もしてなさそう(笑)。ヴァン•ナチュールみたい(笑)。」
Kさん「あ~、飲んでみても上等のオレンジ•ワイン。でも発酵中は果皮と分離しているから、シュール・リーでの熟成が長いのかな?」
私「美味いですね(笑)。香りのディテールははっきりしないのだけど、フレッシュでアロマティック。広がり•余韻共に巨大だよね(笑)。」
家内「オレンジ•ワイン系のワインってこのモヤモヤ感が良いんだよね(笑)。アルコール分は13%
なんですけど、まるっきりアルコール感が無い(笑)。」
Kさん「ジュースと言われても分からないほど飲みやすい(笑)。発酵途中で瓶詰めしたワインの半製品飲んでるみたい(笑)。でもドライで出来上がってる不思議(笑)。」
私「浸れる(笑)。ちょっとお芋っぽさが出てきましたよ(笑)。」
家内「あ~、私はこのワインは液音が高いほうが良いかな(笑)。ピールの苦味もとても良いアクセント(笑)。」
Kさん「マスキューさんが以前扱っていたピエモンテのゼルボーネを思い出しましたよ(笑)。葡萄を丸かじりしたような味わい(笑)。」
私「ピンポン(笑)!そうそう、あとオーストリアのミューラー•グロースマンの『ビー•ナチュラル』に似てる(笑)。私の好きなスタイルです(笑)。」
Kさん「女性の顔がラベルに書いてあるワインですね(笑)!アレ確か無添加でしたよね。」
家内「このワインも無添加に近いような気がします。」
私「このワインは扱いがイレギュラーみたいだよね。ステファナゴ自体無添加に向かっているから試行錯誤してるのかな?カタログのラインナップにこのワイン載っていないんですよね(笑)。インポーターさんも取り敢えず在庫を無くして終了するみたいだし…。」
家内「調べると4000円上代の高級品。それだとマスキューでは厳しい。」
Kさん「察するに特売品?」
私「ピンポン(笑)!2480円税込にて販売するつもりです(笑)!」
1975年にドイツのフライブルクにあるワイン研究所で生み出されたPIWI品種の「ブロンナー」を使った白ワインです。メルツリング種(アムレンシスの系質あり)とGm6494(ロシアの黒葡萄品種のサペラヴィ・セヴェルニーと オーストリアのサン・ローラン)との交配種です。
PIWI品種とは「Pilzwiderstandsfähige Rebsorten(病気に強いブドウ品種)」の略でラブルスカ種やアムレンシス種等とヴィニフェラ種の交雑種いわゆるハイブリッド品種です。ただし、アムレンシスやラブルスカ種の癖を取り除くために数世代の交配が必要のようです。その結果ラブルスカ種やアムレンシス種の品種特性であるベト病、ウドンコ病および灰色カビ (ボトリティス) に対して高い耐性を持っています。有機栽培に適している品種で、雨後の消毒用のSO2やボルドー液の散布を80%減らすことができるとか。マスキューでは『レゲント』に次ぐ扱いとなります。
味わいはピノ・ビアンコなどのようなニュートラルなタイプです。ステンレスタンクでの発酵前に6時間のスキンコンタクトを実施。その後、澱と共に1年間熟成させてから瓶詰。N.
V.なのは古い似たような熟成したワインをアッサンブラージュしたためかと。無濾過・無清澄。
インポーターさん資料より (一部岡本補遺)
ステファナゴ城はミラノから南に約70kmの丘陵地帯に位置します。11世紀に造られたといわれる城は、標高500mと周囲で最も高い場所にあり、中央には28mの望楼を持ちます。城の建造に使われている石は大人の男性でも持ち上げることは不可能な重さですが、魔法によりこの城は一晩で建造されたという伝説が残っています。(1824 Defendente Sacchi "The Plant of Sighs") 城は時代の変遷と共に所有者が変わり、1810年より現在のバルファルディ家が所有しています。 オーナーは貴族の家系です。現在のオーナーは、5代目のジャコモ・バルファルディ氏
で、その弟のアントニオ氏が畑と醸造を取り仕切っています。所有する地所は135haそのうち葡萄の栽培を行っているのが20haのみ。平均収穫量は30~40hl。
葡萄畑の環境づくりとして自然の生態系を生かすために、畑以外の土地には森や池などが残されています。電力はソーラーパネルで太陽光を使用しているため、遠方から延びる送電線などはなく自然を邪魔しません。1998年にオーガニック認証を受けており、現在はビオロジック認証。発酵は野生酵母のみを使用。添加するSO2も赤ワインでは10~40ml/L、白ワインでは30~50ml/Lと最低限に抑えています。認証の基準を下回っています。ワインはヴィーガン(醸造過程で動物性由来の成分は使いません)対象です。堆肥は動物性を使っているのかな?
以下マスキューの以前の記載より抜粋
このワイナリー ステファナゴはホームページを持っていないようです。やはり貴族はがつがつしません(笑)。この辺はマスキューとは大違いです(笑)。あと一番重要なのは本物の貴族は嘘をつきません(笑)。イタリアはわりと貴族の末裔の名前をブランドとして利用する不埒な輩が多く、名前倒しのワイナリーも多くあります(笑)。それ専業ともなるとビジネス・ライクにならないとワイナリー運営に支障がきたしますから、まあ、無理はないのですが。ステファナゴはその辺も心得ているようですね。無理に拡大すると止まれなくなるのを承知してますね(笑)。
品質を落とすくらいなら作らない方がましと考えているような気がします。
飲んだ印象からステファナゴはどうやら本物の貴族のようです(笑)。
まず畑の写真を見ると畑に除草剤の類いは撒いていません。あと仕立ては背の高いシングル・グイヨです。収穫量の多いダブルにしていません。なかなか出来ない選択です。かなり密植しており1ヘクタールに4~5000本くらいの植密度です。1本の葡萄樹から作られるワインは1本以下のはず。彼の地においては渾身の作りですね(笑)。
手摘み収穫したあと除梗・撰果しステンレス・タンクで野生酵母で発酵させます。発酵温度は低そうです。
早く飲めるように仕上げてますが、充実した旨みとタンニンの滑らかさにはビックリ。
おそらくプレスしないフリー・ラン・ジュースのみでワイン作りをしていそうです。折り合いが良く、雑味がありませんし、広がり余韻の長さは立派(笑)。しかも慈味深くとても柔らかく滑らかで自然に飲めるのは、すべての工程で手を抜かない正銘さの証です。そのシンプルな美しさに心奪われます(笑)。
○❴ 限定品❵フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込
ギリシャ本島のワインです!
ラベルを見るとカリフォルニア•ワインみたいですが違います(笑)。
味わいは衒いなくとても素直。肉厚でケチ臭くもない(笑)。いわゆるブルゴーニュ式のバリック発酵•熟成したコテコテのスタイルではなく、伝統的な大樽を使っています。ですから木樽の過剰感や尖ったところはなく、シャルドネのトロピカルな果実味を品よく表出出来ています。高度にバランスが良いのです。しっかりした果実味があり、飲んだ第一印象は『あっ!高級だな(笑)!』なのです。
割とディテールがはっきりしないギリシャの白とは思えないハツラツとした高級感なのです(笑)。産地がギリシャと聞いてビックリ。それは作り手が只者ではない印象なのです(笑)。
上代を調べると4000円近い設定。確かにそれなり(笑)。でもですね(笑)、ケチなマスキューにはちょっと高級過ぎる(笑)。然るに寝て待つ(笑)。←ゴメンナサイ。
そんなこんなするうちに輸入中止に伴う特別価格にての最終放出となりました!
ラッキーと言えばラッキーなのですが、申し訳ない気持ち。まあ、マスキューの性ではないと思うようにしましょう。
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ザフェイラキスは中央部のテッサリア地方、ティルナボスにワイナリーを構えます。 ギリシャ神話にも登場する国内最高峰のオリンポス山の麓に位置し、古くからギリシャの重要ワイン産地として認知されています。 4代目のクリストス氏は、ギリシャの先駆的なワインメーカーの一人に数えられ、世界的な評価を受けています。(ヒュージョンソンも絶賛してますね(笑)。)アテネ大学で醸造学を学んだ後、トリノ・ミラノ大学でワインや農業に関する知識を学び、ピエモンテやトスカーナの多くのワイナリーで修業。(イタリアでワイン教育を受けたことから彼の思考が伺えます(笑)。)2005年にイタリアから帰国しワイナリーを受け継ぐと同時に、オーガニック農法を開始。元来、自然環境を尊重したワイン造りをしていたこともあり、オ
ーガニックを始めることはそう難しいことではありませんでした。
パレオミロスとカンピラガスの2つのエリアに8haの畑を所有。 カンピラガスは数世紀前までは湖であり、カルシウム濃度の高い粘土質の土壌。ここでは非常にクリーンで、軟質なミネラルを感じるブドウができます。この特殊な土壌と、回りに囲まれた山々の影響を強く受けるこの地で、土地の味わいを尊重したワイン造りを行っています。 品種はマラグジアやリムニオナといった固有品種から、シャルドネやシラーなどの国際品種も栽培。特に彼の造るリムニオナは、各国で高い評価を受けています。一時絶滅寸前まで減少したこの品種は、クリストス氏により、世界レベルにまで知られるようになりました。 土地の伝統と彼のインテリジェンスを詰め込んだワインは、奥行きと品格を感じる味わいに仕上がっています。 2019年よりビ
オディナミ農法に取り組んでおります。
土壌は砂質粘土。平均樹齢30年のブドウを手摘みで収穫。収穫後、数時間スキンコンタクトを行い野生酵母で発酵。 発酵は2400Lの伝統的な大樽を使用。熟成も同じ大きさの古樽と一部新樽を使用し12ヵ月熟成。 熟したリンゴや南国系果物の香りに上品な樽香が余韻と共に長く続きます。
このシャルドネはパレオミロス地区のもの。カンピラガス地区の平地ではなく山裾の緩傾斜地。標高は200から300mで非常に暑くめったに雨が降らない乾いたエリアです。映像を見るとどうやら灌漑をしてますね。それゆえギリシャでよく見られる乾燥農法ではなくイタリア的(笑)。葡萄収量の最適化がなされています。
栽培面積2ha 生産本数10,000本。映像から察すると仕立てはちょっと高めの7∼80cmほどの伝統的なもの。基本片側に主幹が誘導されそこから結実芽は3つ程残し縦に仕立てます。畝間は2∼3mほどと余裕はありますが、樹間は1m弱とかなり狭いですね。イタリアのエミリア・ロマーニャでよく見かけるような気がします。1ヘクタールで4000本くらいの植樹率かな?1本の葡萄樹から1本のワインを作るくらいの渾身作りですね(笑)。
○エチケタ・ヴェルデ 2023年 アグロ・デ・バザン スペイン 白 リアス・バイシャスD.O. 750ml 3582円税込
このワイン、完璧なリアス・バイシャスです(笑)。かつて扱っていたパッソ・デ・パランテスを初めて飲んだ時の感動を思い出しました。柔らかで爽やかな酸、充分以上の旨味の厚み。それらが最高潮に達した時、調和を伴ったワインとして生まれた。そんなアルバリーニョとしての完璧さがございます(笑)。心に響く味わいなのです。
マスキューではバザンのスタンダードのコントラプントを扱っておりましたが、価格が高騰。ならばいっそのこと最上位のものを扱おう!という次第でございます(笑)。
最上位の『グランバザン』銘柄はすべて「バル・ド・サルネス」の丘陵部の畑のアルバリーニョ。ワイナリーの核心のもの。樽熟成していない『エチケタ・ヴェルデ』と樽熟成した『リムジン』、さらに最高品の「バル・ド・サルネス」の単一区画「ビラノーバ・デ・アロウサ」のみで作った『ドン・アロバロ・デ・バザン』があります。
どれも素晴らしいのですが、様々考慮すると、この『エチケタ・ヴェルデ』が最良な選択と存じます(笑)。
※尚、もともと瓶口にキャップ・シールが着いておりません。温度の急激な変化を受けるとコルクが浮いたり沈んだりします。それを見た目で解るためでしょうか?
以下、コントラプント2021年の記述
近年大人気となったリアス・バイシャス。30年ほど前は10幾つほどのワイナリーしかなかったような気がします(笑)。しっとりとして味わい深いスタイルの白ワインは日本人好み(笑)。彼の地でも魚介類に合わせるためにあるスタイルの白ワインです。日本のワインでもリアス・バイシャスを意識して造ったようなワインがありますね(笑)。
今や銘醸地のリアス・バイシャスは5つのサブ・ゾーンから構成されます。その中の最主要とされる『バル・ド・サルネス』の丘陵部 アロウサ湾を望む風光明媚な地に35ヘクタールの畑を有するアグロ・デ・バザン。もっとも古いと言われていますが、設立は1981年(笑)。まあ、会社としては古いのかな(笑)。
もともと軽めで爽やか、しかも旨味があるのがリアス・バイシャスのアルバリーニョのスタイルですが、近年濃くて飲み応えのあるものが希求されるトレンド(笑)。バリックの新樽を使ってコテコテにした物凄くゴージャスなものも見かけます。もちろん価格もゴージャス(笑)。
違うんだよね(笑)。
そんな昨今唸らされたのがこのワイン!
濃い!確かに濃い。でもリアス・バイシャスのアルバリーニョ。とは言うものの織り成すような複雑な果実味は経験したこと無いレベル。
う~ん。
白や黄色の花や果実 白桃の優雅な香り、複雑でバランス折り合いの美しさ。香りのベクトルに方向性を感じます。隙の無い液体の濃厚さ。複雑でとても単一品種らしく無いのですが(笑)、アルバリーニョの塩っぽさや旨味も感じます。もちろん木樽を使わないで到達していますから驚きです。マロラクティックはコントロールしてるかも知れませんが、それにしてもビックリ(笑)。
あり得ない渾身のリアス・バイシャスなのです(笑)!
●❴限定品❵ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ
巨大協同組合『テッレ•チェヴィコ』(今ではこれもブランドなのですが)のルビコーネI.G.T.に特化したブランド『ロゼット』シリーズのウヴァ•ロンガネージ種を使った赤ワインです。ちょっとややこしいかな(笑)。
以前マスキューでは白のファモーゾ2022年が人気でしたが、今回は赤のウヴァ•ロンガネージ2023年です(笑)。実はこのウヴァ•ロンガネージと言う品種、初めて聞きました(笑)。
インポーターさん資料によると
エミリア・ロマーニャ州の貴重な土着品種で作られたワイン。一部の限られた地域でしか栽培されておらず、地元以外ではなかなか手に入りません。
※Uva Longanesi ラヴェンナ県パーニャカヴァッロ地域の固有品種。野樫の木に絡みついていた、たった1本の野生化したブドウを接ぎ木し、ワイン用品種として復活させたアントニオ・ロンガネージ氏にちなんだ名前は、「ロンガネージのブドウ」を意味します。
かつてイタリアでは小麦畑の脇に生えるオリーブや樫の木の枝に葡萄を這わせてちゃっかり栽培しておりました(笑)。(ロバート•デ•ニーロ主演の映画『1900年』で観られます。)その名残のウヴァ•ロンガネージを現代的な葡萄栽培で復活させた訳です。もともとそんな性質のウヴァ•ロンガネージですから多産系で量産向けの系質だと思われます。それゆえ基本デイリーなワインに向いているかと(笑)。
基本可愛らしいベリー系の香りがしますが香り自体は控え目。あとボディーもデイリーらしく控え目(笑)。でもですね(笑)、バランスが良く飲み飽きしない穏やかなところに美点がある。口中に入ると抵抗なく、かといって広がり•余韻は一丁前にある(ゴメンナサイ)。これはチェヴィコの技と意図(笑)。それといった特徴はないのですが、ワイン自体の自然さがありあざとくない。やり過ぎない良さ。お昼ご飯を食べながら水代わりに飲めるような、普通に寄り添うような良さがあります。昨今この価格帯では見かけませんね(笑)。開けたてより翌日の方が美味しく感じる高品質は異例だし、冷やして飲んでもオッケーなのも嬉しい(笑)。どうしても余計な手をかけて誤魔化しがちなワインが多い価格帯では異例の普通さ(笑)。基本量産品なの
でしょうが、イタリアの、チェヴィコの良心を感じるワインなのです(笑)。
今回インポーターさんの扱いが終了ということで大特売となりました!
こういうワインを毎日のように飲むことにより、その経験が自身の体に染み込み基本となるはず。まず我が家用に1ケース確保する予定です(笑)。
テッレ・チェヴィコは1963年、イタリア北中部・エミーリア・ロマーニャ州 に創業されたコーポラティブ(協同組合)です。今現在エミーリア・ロマーニャ州内だけでも十カ所の製造拠点を持っています。組合のメンバー 5000人、管理する畑が6700ヘクタール、23の生産施設で年間1億1,600万kgのブドウを醸造、5つのボトリング工場で年間ボトリング量(750ml換算)127,114,331本。最も急速に成長したイタリアのワイン・グループで、生産量はイタリア国内第2位を誇り、世界67カ国へワインを輸出しています。
リリースされているブランドは『テッレ•チェヴィコ』、『ヴィニェーティ•ガラッシ』、『サンクリスピーノ』、『ロンコ』、『ロマンディオーラ』、『ベルナルディ』のブランドを展開しています。このファモーゾは『テッレ•チェヴィコ』ブランドの中の『ロゼット』ブランドのもの。最もテロワールが強く出ており、安定した信頼出来る品質で言わば上質のデイリーを目指しているようです(笑)。
蛇足ですが(笑)、『ヴィニェーティ•ガラッシ』は最も近代的なスタイルのワインを目指しているとか、ガンベロでロマーニャ•サンジョヴェーゼ•スペリオーレが2グラスに評価されています。『サンコ』になると3アイテムが
2グラスを獲得してます。あと『サンクリスピーノ』は飲みやすい紙パックワインで有名ですね。大手量販店やコンビニでよく見かけますね。
●❴限定品❵リオニムナ 2019年 ドメーヌ•ザフェイラキス ギリシャ 赤 P.G.I.ティルナボス 750ml 2981円税込
いつものメンバーでティスティングです(笑)!
Kさん「『リオニアム』なんて聞いたことがない(笑)。ギリシャって知らない品種が多そう(笑)。発音もし難いし(笑)。」
家内•私「うんうん、知りませんでした(笑)。」
家内「調べるとヒュー•ジョンソン大絶賛(笑)。」
Kさん「産地はギリシャ本土ですか?」
家内「雨がほとんど降らない不毛の地。最近聞かれるようになったみたいですね(笑)。」
私「あ~、良い香り。単純に高そう(笑)。でも経験したことがない香り…。う~ん…。」
Kさん「草っぽさ…。赤い果実…。ギリシャっぽくないよね(笑)。」
私「エレガント(笑)。ピノ・ノワール的でもあるかな(笑)?」
家内「店長!何でもかんでもピノ・ノワール的ってやめてくれる(笑)!バシッ!」
私「上澄みだけでプレス果汁を使わないってことだよ〜。赤い果実のニュアンスあるけど熟成したタウラジみたいかな(笑)?割とハッキリしてる。ギリシャの赤って伝統的にはぼやけてるもんね(笑)。だからギリシャとは思えない(笑)。」
家内「10年経ってようやく飲み頃になったマルベックを連想しちゃうかな(笑)?」
Kさん「派手ではないけど、広がり•余韻だけとっても只者じゃないことは確か(笑)。飲み手を選ぶエレガンス(笑)。」
家内「ちょっと土っぽい…。ポーランドのピノ・ノワールに似てもいる。アドリア•ヴィンヤーズのピノ・ノワール。」
私「あのピノ・ノワール美味しかったよね(笑)。あっ、ちょっと待って!あんたもピノ・ノワールで比較したじゃん!」←猛抗議するも無視(笑)。
Kさん「浸れるなぁ(笑)。いつまでも飲んでいたい(笑)。」
家内「リンゴの皮のニュアンスがあってフレッシュ感もある(笑)。さすがだね(笑)。」
私「目から鱗…、経験値確実に上がりました(笑)。渾身のグレート•ワイン。そうそうこのワインも輸入中止になったから特売となります。」
Kさん「普通に買ったら4∼5000円くらいはするかな?でもギリシャは元々が高いからそんなものではすまないかな?」
私•家内「そこはケチでへそ曲がりなマスキューですから抜かりはございません(笑)!」
リムニオナはかつて絶滅寸前まで減少した、まさにこのエリアを代表する古代品種です。ザフェイラキスはこの品種のポテンシャルに注目し2007年に初リリース。そのクオリティと熟成ポテンシャルの高さに世界が注目。生産者の名前が知られるきっかけになったワインです。今ではギリシャ各地で栽培がスタートし広まっており、ライジングスターと呼ばれ非常に注目度の高い品種です。リムニオナは パレオミロス地区とカンピラガス地区の両方の畑の標高200から300mで栽培されたもの。9月に手摘みで収穫した後に野生酵母で発酵。3000Lと5000Lの大樽で発酵の後に、1200Lと2400Lの樽で熟成。
樽材はなんとオーストリアの木材を使用したもの。目のつけ処がシャープですね(笑)。アメリカンオークやフレンチオークを使わないところにセンスを感じます。過剰な樽のタンニン•バニリンは全く感じません。
チェリーやイチゴなどの赤い果実の香りにハーブやスパイスの香り。でも経験したことないユニークなもの。フリーランだけで作ったような透明感圧倒的な旨みがあり、この点ピノ・ノワール的かな(笑)。ハーブのニュアンス野趣溢れるワイルドな果実感と豊かな酸を持ち合わせ、長期熟成のポテンシャルも秘めています。 栽培面積6ha 生産本数25,000本とシャルドネより収量は低くなっています。
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試飲会リポート 前半
Sep 01, 2025 by weblogland |昨日一昨日ととんでもなく暑い中お越しくださりありがとうございました(笑)!
きっとあまりに暑いので遠出しないでマスキューにサクッと行こうか(笑)?みたいな感じでしょうか?いやいや、わざわざ電車に乗って来てくださるお客様も多々ございますから、とても有難いことと感謝するのが本道。ありがとうございました!
◑シャトー•デゼザール ロゼ 2024年 フランス ベルジュラックA.C. 750ml 1508円税込
今日の日のためのロゼでございます(笑)!
「うわ~、旨い!たまらん(笑)!」
「体温が一気に下がる(笑)。いやいや2、3杯飲まなきゃダメだぁ(笑)。」
いつもはケチケチ注ぎますが今回は最初のロゼはちょっと多めにお注ぎしました(笑)。
「このフレッシュで…、清涼な果実感はたまらん(笑)。程良く酸っぱいが、何処までも抜けていく(笑)。」
「アセロラだよね(笑)。甘さ加減と酸っぱさ加減、それが最大限発揮される液温。コレだよねコレ。」
「そりゃそ~だよね。常温で出されたらイジメだよ(笑)。このくらい強く冷やしてちょうど良い(笑)。ビールに近い温度でも良いくらいだよ(笑)。」
「ジュースみたいに甘ければジュース温度で冷やして大丈夫だろうけど、ドライなワインだから10〜15℃が適温かな。暑い中最初に飲むにはこれくらい冷やしてもらった方がイイ(笑)。」
「こんなの真っ昼間から飲んだら3本コース(笑)。」
いきなりのストレート作戦功奏かな(笑)?
「このワイン、トマトと合いそうですね(笑)。それも冷やしたトマト(笑)。」
私「トマトを使った冷製パスタ(笑)!」
「そうそう、パスタはカペリーニ使って(笑)。」
「あっ、それ必殺技ですよ(笑)。」
「カプレーゼもオッケーかな(笑)。」
「今晩豚キムチ食べる予定なんですが、豚キムチにはちょっと無理かな(笑)。でも紅生姜なんか大丈夫そう(笑)。」
私「紅生姜たっぷり載せた冷やし中華なんかひょっとしていけるかも(笑)。」
家内「甲殻類もいけそうですよね(笑)。」
「冷製のメリケンソース!」
「カッコいい(笑)!」
「ところでこのワインは産地は何処ですか?」
私「失礼しました(笑)。フランスの南西地方シュ•ド•ウエスト。ボルドーをちょっと遡ったところです。基本ボルドー品種を使います。」
「セパージュはメルロ80%とカベルネ•ソーヴィニヨン20%でしたっけ?そうするとこのアセロラっぽい果実味はメルロですか?」
私「鋭い!そ~なんです(笑)。ちょっとリンゴ酸を残したメルロ。過熟させないタイミングで収穫したような感じですよね。」
「
「冷涼さを感じますよね。メルロだともっとプルーンたいなイメージです。『安めぐみ』じゃないなコレ(笑)。」
「キレもあるしコクもある(笑)。余韻も綺麗(笑)。」
「メルロって9月前の収穫でカベルネは1ヶ月くらい遅れるんだよね。」
家内「まずメルロを収穫してすぐに搾りジュースとして保存し、カベルネ•ソーヴィニヨンを収穫してから一緒に発酵させます。」
「店長!それで折り合いが良いのですね(笑)。収穫期が違うから別々に発酵させるのがボルドースタイル。でもそのセオリーにとらわれてない(笑)。」
「う~ん。斬新(笑)。」
○❴限定品❵ラ・プラヤ シャルドネ リゼルバ 2022年 DOコルチャグア・ヴァレー 白 750ml 1280円税込
「あれ?この白ワイン、以前試飲会で出ませんでしたか?」
家内「アレはコースタル•ブレンドの白です。入植期から続く畑のものでした。美味しかったですよね(笑)。」
「思い出した!火事で畑が燃えちゃったヤツ。」
私「コレはラ・プラヤの所有する畑の中の上物のシャルドネで作ったモノです。上代はコースタル•ブレンドと同じ1800円となります。」
「なんで安いのですか?また火事とか(笑)。」
私「今回はブランド変更に伴ったものです(笑)。インポーターさんのご厚意です(笑)。」
「あ~、シャルドネらしい白い花や果肉の香り(笑)。」
家内「今、ちょっと冷やし過ぎで…、苦味が出てます。」
「それって何故?」
私「一部木樽熟成しているので樽のタンニンが冷やし過ぎると苦く感じるからです。」
「なるほど確かに!苦みがある。この苦みはずっと残るのですか?」
私「液温が20℃を超えるくらいになると無くなります。」
「私液温計を持ってきましたのでちょっと計ってみますね。」←マスキューのティスティングスタッフのKさんのお友達のKさんです。
「14.1℃。15℃以下ですね(笑)。」
「あっ!凄い!デジタルでこんなのあるんですね。ピッとスイッチ押すとすぐ表記される(笑)。」
私「おー!凄い!欲しいですね(笑)。」
Kさん「昔は高かったんですが、今ネットで2000円くらいで売ってますよ(笑)。」←強者現る(笑)。
家内「手でグラスを温めながら飲むと変身しますよ(笑)。」
「あっ!ホントだぁ(笑)。品の良い旨味(笑)。苦みが消える(笑)。」
「液音が上がると香りも変わってくる。ライチみたいなトロピカルなニュアンスが出てくる(笑)。」
「塩味もあるしミネラリー。チリとは思えない。一辺倒ではない(笑)。」
「オールド•ワールドのシャルドネみたいですよね(笑)。」
「マスキューさん!常々思うのですが、チリやカリフォルニアのワインを飲むととても濃くて美味しく感じるのですが、時間が経ってくると濃いんだか薄いんだか解らなくなって来ます(笑)。それってどういうことですか?」
私「核心を突くご質問です(笑)。端的に言うと薄い。エキス濃度や樽をコッテリ使うことで濃く見せているだけです。やはり元来の酸が無いのです。勇気のあるご質問ありがとうございます(笑)。」
○モスコフィレロ・オーガニック 2023年 ザシャリアス・ワイナリー ギリシャ ネメア 白 P.G.I .ペロポネソス 750ml 2074円税込
「店長!うわっ!香り凄い(笑)!」
「伴った濃さ…濃度感がある。しかも飲みやすい(笑)。」
「桃っぽい白い果肉、花の香り。フレッシュで美味しい(笑)。赤い果肉のニュアンスもある。」
「凄く複雑(笑)。白ワインなのに何故赤い果実のニュアンスがあるのかな?」
家内「この葡萄モスコフィレロは果皮が白くなくちょっとグリみたいに灰色がかってます。このためかと。」
私「頂き物で恐縮なのですが(笑)、この山査子餅の香りとシンクロしております。山査子餅を食べながらこのワインを飲むとダブルの相乗効果でマリアージュを楽しめます(笑)」
「あっ!本当だぁ(笑)!山査子餅ですかぁ。初めて食べますが…どうしたのですか?」
家内「中華街で売ってますよね(笑)。」
私「土地柄か、昔駄菓子屋さんで売ってて食べた覚えがあります(笑)。」
私「実は、マスキューのお客様でクローバーのお兄さんことMさんが『ピノ・ノワールとコレを合わせてみたい!』と持ってこられたものを図々しく強奪しました(笑)。食べてみるとモスコフィレロと同じ香りの構成でしたので、マスキュー試飲会で出したいとお願いしました(笑)。もちろんピノ・ノワールにもマリアージュしたようです(笑)。」
「ライチみたいな香りもする(笑)。」
「旨いねコレ(笑)。でも経験したことがない(笑)。」
「ギリシャのワインってこんなに香りプンプンするんですね。割と濃くて飲み応えのあるスタイルかと思ってました(笑)。」
私「特に島のワインは芳醇で美味しく、香りよりボディーで飲み手を惹きつけるものが多いですよね(笑)。ちょっと高いけど美味しい(笑)。」
Yご夫妻「マスキューさん、この前のお土産のワインとコレは違いますか?」←サントリーニ島のお土産でドメーヌ•シガラスのアシルティコ2022年を買ってきてくださいました。
私「アレは高級品ですよね(笑)。堪能いたしました(笑)。しかも現地のものですからSO2も少なくレアです(笑)。」
Yご夫妻「島のワインは量が少ないから基本希少品なんですよね(笑)。畑見ると無理は無いと思っちゃいますよ(笑)。」
家内「このワインはしっかり低温で管理されたいわゆるヨーロッパ•スタイル。最新です。ギリシャ特有の品種のアロマと旨みで国際市場に打って出ているトップ•ランナーですね(笑)。」
「前にギリシャ本島の田舎に行った時、レストランでワインを注文したら赤と白どちらが良いのか?と言いたがら2つのカラフェに赤と白を持ってきました。私は赤を所望すると、白はティスティング用でサービスするよって(笑)。この裏で作ってるんだって(笑)。安くてシンプルに美味しかったでした(笑)。観光地とは違うようですね(笑)。」
「ギリシャ人ってトルコ人みたいなんだよね(笑)。良く言えばフランクで人柄が良い、悪く言うとデタラメ(笑)。」
家内「映画『マイ•ファット•ウェディング』の世界(笑)。」
私「古代ギリシャ人とは違うようですよね(笑)。オスマン•トルコの支配が数百年ですからね(笑)。」
「EU加盟してからEUの奴らそれに気づいて後悔した(笑)。」
私「私が唯一知るギリシャ人の話なのですが(名前を言うとバレるので名前は伏せますが)、『人生は成功とパンクの連続だ!』と言いながら実際それを地で生きてます(笑)。そんな彼の友達の中国人(この方も名前を言うとバレるので伏せますが)がギリシャに行ってホテルで食事をしてるとシェフが出てきて『俺の友達が日本にいるんだけど○○を知っているか?』と聞かれた際たまたま友達(笑)。その瞬間『ヒー•イズ•マイ•ベスト•フレンド!』(笑)。その後はシェフ奢りの大宴会となったそうです(笑)。コレ実話」
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試飲会の秘密兵器をいただきました!
Aug 29, 2025 by weblogland |う~ん。
冷静に考えると糠漬けはワイン 特に白ワインに合うことは自然ですね(笑)。腑に落ちて糠喜びしております(笑)。
そうそう明日の金曜日からマスキュー試飲会です。実は秘密兵器をゲットしました(笑)!
ちょうどクローバーのお兄さんことMさんが『山査子餅』のお菓子を持ってこられてました。


Mさん「『山査子餅』懐かしいでしょ(笑)。昔良く食べました(笑)。」
私「駄菓子屋さんでも売ってましたよ(笑)。懐かしい(笑)!」
Mさん「マスキューさん良かったらちょっと食べてみませんか?ピノ・ノワールに合うような気がしませんか(笑)?」
私「あ~、白い果肉や花、中に赤いベリーのニュアンスがしっかり(笑)。美味し懐かし味(笑)。ピノ・ノワール合いますね(笑)。」
家内「ピノ・ノワールもどきではなくちゃんとしたピノ・ノワールが良いですね(笑)。」
そして私、はたと気づく!
「Mさん!この『山査子餅』の味わいの構成は今度のマスキュー試飲会で出すギリシャのモスコフィレにそっくりです(笑)!試飲会でマリアージュを試したら大ウケしますよ(笑)。←『山査子餅』をよこせと言っているようなもの(笑)。」
皆さん!
Mさんのご厚意で試飲会の秘密兵器をいただきました!←なんて図々しい。
Mさん、ありがとうございました!
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モレ・サン・ドニに白ワインがあるってご存じですか?
Aug 20, 2025 by weblogland |
皆さん!
ブルゴーニュのモレ・サン・ドニに白ワインがあるってご存じですか?
知ってはいましたが扱うのは初めてでございます(笑)。たしか全生産量の1%ほど作られています。
モン・リュイザンの畑はグラン・クリュのクロ・ド・ラ・ロシュの畑の上部に位置している1級畑です。この畑では少量白葡萄を植えている生産者がいます。シュミットもそのひとつで0.15haのみシャルドネの畑を所有しています。葡萄の樹齢は30年。ステンレスタンクにて発酵の後、フレンチオークにて12か月熟成。年産2樽(500本前後)の限定品です。収量はグラン•クリュ規格を下回ります。ヘクタール辺り2500リットルほど。モンラッシェ並み! 味わいはバランスの取れたリッチな果実感と品のある酸が素晴らしく口の中を響かせます。シリアスでもなくコテコテでもないが心に訴えるシャルドネでございます(笑)。流行りの木樽発酵していないところ好感が持てます。あと木樽熟成の期間を無理に長くしていない点も宜しい(笑)。高く売
るためのあの手この手を駆使しないのです(笑)。基本果実味重視、果実味勝負なのです。このためとてもフレンドリーでありながら長期熟成に耐えうるものになっております(笑)。
このドメーヌの特徴であり、美点なのです!
そんな訳でケチでへそ曲がりなマスキューとしては異例の高級品(笑)。でもですね(笑)、コスパは宜しいかと。
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桝久 試飲会番外編 その2
Aug 01, 2025 by weblogland |○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込
○『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込

家内「さすがに試飲会が終わるとグッタリだね(笑)。今日は簡単に晩御飯は済ませるよ(笑)。」
私「そりゃそ~だよね(笑)。お世話になります(笑)!」
家内「お刺身とスーパーで買ってきたモッラレラ!」
私「鰹のお刺身かぁ。美味しいんだよね(笑)。タレにつけていただきまーす(笑)。ミョウガやネギもたっぷり入っていて美味しい(笑)。」
家内「藻塩が入ってる。ちょっと失礼して藻塩だけお味見(笑)。」
私「じゃあ僕もお味見(笑)。」
私•家内「おー!旨い!ミネラリー!」
家内「藻塩舐めてワイン飲むと、凄く引き立つ(笑)!白ワインの良さがバーンと出る(笑)。」
私「ワインのディテールがはっきりするし、ワイン自体がもともとミネラリーなんだけど更にミネラリーになる(笑)。藻塩って鹹水を海藻にかけて出来るからミネラルの塊だもんね(笑)。」
家内「ではモッラレラにかけてっと(笑)。うわっ!めちゃくちゃ美味しい(笑)!」
私「あ~!高級モッラレラと高級ワインのマリアージュだぁ(笑)。」
家内「う~ん。スーパーの安いモッラレラでもこんなに良くなるんだ(笑)。」
私「藻塩をかけるとモッラレラの牛乳っぽさがグ~ンと増す。更にワインを口に流し込むことで口中爆発(笑)。」
私•家内「モッラレラ+藻塩+白ワイン=大感激!」
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モルドバで生産されるブランデー『ディヴィン』です(笑)!
Jul 02, 2025 by weblogland |コレ、な~んだ?

モルドバで生産されるブランデー『ディヴィン』です(笑)!
基本白ワインを原料としたブランデーで、樽熟成させるもののようです。
これはモルドバ中央部に所在するシャトー•コジュシュナ ワイン、スピリッツ、ウイスキーまで幅広く作るワイナリーのものです。
ソーヴィニョン•ブラン50%、マスカット50%のワインをシャラント式単式蒸留器で2回蒸留しオーク樽(フレンチ&カルパチアンのバリックかと)
で10年熟成させたもの。
実は一度試飲してコスパの良さに驚き、すぐに発注して販売しましたが、数が少なく輸入元即完売(笑)。待ちに待った再入荷となります。
味わいはアロマティックで深みのある本格派。実に美味しい。しかも安い!有名どころのコニャック飲むより遥かに旨い(笑)。『チャチャ』に引き続き新たな発見です。ケチでへそ曲がりなマスキューらしいアイテムでございます(笑)。
ちなみに40%500ml入りで3300円税込となります。
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試飲会のラインナップ決まりました!
Jun 22, 2025 by weblogland |お時間はいつも通りでございます。
6月27日(金)17∼20時
6月28日(土)11∼20時
夏が1ヶ月前倒ししたかのような天候、まさかまさかの展開となりました。通常ですと、6月ですからしっかりとした赤で構わないはずなのですが…。この暑さ…、どないしましょう(笑)?試飲会に出すワインのチョイスは1ヶ月くらい前から始めますから、今更変更も出来ない。う~ん、困った!そこで、1番目に急遽キレキレの白を持ってきました。クエン酸チャージ!
○グロ・プラン・デュ・ペイ・ナント シュール・リー 2023年 ドメーヌ・B&D・マルタン フランス ロワール 白 750ml 1697円税込
当店の定番ワイン、ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シュール・リーの名手、ドメーヌ・マルタンのグロ・プランです。
ナント地方の地場品種グロ・プラン種100%でつくられています。かつてはアペラシオンもA.O.C.とV.D.P.の間のA.O.V.D.Q.S.となっていたものは、現在はグロ・プラン・デュ・ペイ・ナント シュール・リーA.O.C.に昇格しております。
このグロ・プラン種はフォール・ブランシュの別名でガスコーニュ地方のワインやアルマニャックの原料ワインとしても広く使われます。
またソーミュールでは甘口ワインとして有名です。
味わいはミュスカデに似た新鮮なリンゴ酸で勝負するタイプのワインです。
とはいえマルタンがつくりますからコクとミネラル感があり、飲み飽きしないすぐれたワインです。
ミュスカデと比べるとやや酸が弱く、その分厚みを感じます。
マルタンのシュール・リーつくりは明らかな必然性をかんじますね。
また、このワインちょっと塩辛さがあり、まさに魚介料理に最適です!
エビのフリッターに塩とレモン汁をかけたら最高ですね。(思わず涎が…。)
地元のオイスターバーやシーフードレストランでは定番中の定番なのです。
まさに夏向きの白ワインです!
●シャトー•ガデ•クィペ 2019年 ボルドー メドックA.C. 赤 750ml 2074円税込
フランス•ボルドー•メドックのクリュ•ブルジョワのシャトー•ラルジャンテール。マスキューの好きなボルドーですが、このシャトー•ラルジャンテールのオーナー フィリップ•ライシュさんが同じベガダン村の畑で作るのがこのワインです。
セパージュはメルロ、カベルネ•ソーヴィニヨン、プティ•ヴェルド。木樽は使わずステンレス•タンクとコンクリート•タンクで発酵•熟成したもの。
第一印象はメドックらしからぬしっかりした印象(ゴメンナサイ)。軽くて抜けたような今風のメドックとは違いますね(笑)。とても素直で実直
。
抜栓してからワインはゆっくりフレンドリーさに向かう(笑)。森の香りがふっくらしながら開いていく。タンニン、酸、旨味のバランスの取れ方が質実で素晴らしい。変に付け足したり加えたりしていないことがとても良い方向に行っていますね(笑)。
●シャトー•ラ•ブランド•ルージュ•トラディション 2016年 フランス ボルドー フロンサックA
.C. 赤 750ml 2640円税込み
このシャトー•ラ•ブランドはボルドー右岸フロンサックのサイヤン村にあります。シャトーを購入してから、まったくの素人であったため前オーナーにお願いして共にワイン作りを行い習得(笑)。2017年ヴィンテージから100%自力でワイン作りを行うようになったとか(笑)。異世界からワイン作りへのアプローチは様々(笑)。
この2016年ヴィンテージは1730年代からこのシャトーを所有していた前オーナーとの合作かな(笑)。
セパージュはメルロ70%、カベルネ•フラン30%。発酵•熟成共にコンクリート•タンクで18ヶ月の熟成を経て瓶詰め。
開けたてはちょっと退屈な印象ですが(笑)、徐々に美しくなってきます(笑)。アルコール分は14%ありますが、アルコリックに感じません。とても折り合いが良い。果実味は小粒のブラム、ベリー等。それらがゆっくり量を増しながら出てくる様は、古典的なボルドーが達する1度目の熟成のピーク。古さは無く洗練された果実の舞。
う~ん。
なかなかお目にかかれない素晴らしいボルドーワインでございます(笑)。
以下ブログより
皆さん!
カベルネ•フランご存知ですよね(笑)。
ボルドー等のブレンド補助品種として最近増えてきました。
一般にボルドーですと、メルロがメインでその補助としてカベルネ•ソーヴィニヨンを加えます。カベルネ•ソーヴィニヨンをワインの骨格として利用。いわゆるボルドーA.C.やメドックA.
C.等はこの黄金比のものがほとんどです。
でもですね(笑)、温暖化に伴ってか、カベルネ•ソーヴィニヨンからカベルネ•フランに変わって来たようです。ワイン自体もフランを補助に使うことで、骨格がよりしっかりします。端的に言えば、カベルネ•ソーヴィニヨンを入れる意味があるのか?フランの方が結果良くなる。ということかな。思い返すにカベルネ•ソーヴィニヨンよりフランの方が温度耐性が高い。フランはもともと寒いロワール等で主に栽培されていましたが、イタリアのトスカーナ辺りでも良い結果が出ます。ボルゲリのカベルネ•ソーヴィニヨンは有名ですが、個人的にはあれは異形としか思えません(ゴメンナサイ)。真っ黒なんですよね。フランを使って上手くいった例としてはフランケッティーのクーポレ•ディ•トリノーロ。ヴィンテージを重ねる毎に
カベルネ•フランの割合がどんどん高くなっていきました。
でもですね(笑)、カベルネ•フランて何故かあまり売れない(笑)。カベルネ•ソーヴィニヨンのネーム•バリューは超えられない?まあ、ワイン自体が美味しければ私は気にならないのですが…。いかがでしょうか?
●レ・ランデ―ブー 2022年 ドメーヌ・デ・ザコル フランス ローヌ V.D.F. 赤 750ml
3300円税込
以下2021年ヴィンテージの記事
11月1日のお昼頃抜栓しましたから、丸3日経ちました。
最近はまっているドメーヌ・ド・ザコルのランデブー2021年をじっくり試飲してます(笑)。これはグルナッシュ100%のキュヴェ。想像していた味わいでした(笑)。とても明瞭で薄旨くてピノ・ノワール的な香りは美しい(笑)。グリフほどは濃くありませんが、しっかりしてますね(笑)。
私の大好きなスタイルです(笑)。
昔1970年代までジゴンダス辺りで作ったグルナッシュはブルゴーニュのクロ・ヴィージョに加えられていました。何故かと申しますと、ジゴンダスのグルナッシュをブルゴーニュのようにフリーラン・ジュースだけで作るとピノ・ノワール的な味わいになります。(シラーも同様)今でもルビーンやエスピエのジゴンダスってピノ・ノワール的なニュアンスがあります。ちなみにサンタ・デュックなどのニュー・スターは別物(笑)。
話を戻しますね(笑)。開けてから翌日になると枝豆臭がします(笑)。モリエールなどと共通する酵母臭です。特にモリエールのヴァン・ド・フランスに似てます。同じように口の中では美しいピノ・ノワール的な香りが勝ります(笑)。とても心地良い(笑)。70%くらい全房で発酵していますが、時間が経っても酸が崩れません。いつまでも良い香り(笑)。リンゴ酸の量が多いですね。
う~ん。
この香りにやられちゃうんですよね(笑)。
お値段は3,300円くらいですが…。ケチなマスキューには思案のしどころでございます(笑)。
う~ん。
悩ましい!
どうしましょう(笑)?
ランデブーの収量を調べるとグリフより3割ほど多いです。葡萄樹の樹齢がグリフより低いことが原因のようです。1本の葡萄樹で500mlほどのワインを作っているようです。ブルゴーニュだと村名レベルかな。ちなみにグリフは350ml以下のグラン・クリュ・レベル。
そうすると値段がグリフより3割ほど低く設定してあるのは良心的ですね(笑)。さすがザコル!
都筑のDr.Fさんからメールで、『ブルゴーニュACより安いからイイよ!』なんて教えていただきましたし(笑)。Aさんの奥様は激賞しておられるし(笑)。今晩また飲んで扱いをどうするか家内と相談します(笑)。でもですね、そうこうしているうちに売り切れなんてこともありますので(笑)、その節はお察しくださいませ(笑)。
更に翌日
決めました!
ドメーヌ・ド・ザコルのランデブー2021年、入荷させましょう!
昨日の会議
私「ランデブーどうしようか?結構人気あるんだよね?」
家内「良いワインなんだけど…。3,000円くらいで売れればね。」
私「う~ん。そこだよね(笑)。ケチなマスキューとしては、その辺にプライドがあるんだよね(きっぱり)。」
家内「ブルゴーニュ・ルージュが軒並み4,000円を越える昨今、ピノ・ノワールにこだわらなくても良いワインはある!これだよねコレ(笑)!」
私「よし!じゃあ明日インポーターさんに聞いてみよう。在庫が合ったら注文するよ。」
翌朝
私「もしもし、いつもお世話になっております。(いきなり)ランデブーあります?」
インポーターさん「ちょっと待ってください(笑)。え~と、何本くらいですか?」
私「試飲会に出しますので最低2ダースは必要です。」
インポーターさん「ご・ざ・い・ま・す!」
私「あと1点、折り入ってちょっとご相談がありまして(笑)…。」
そんなこんなでランデブー入荷決定!
あ~、良かった(笑)。
ランデブーのプレッシャー恐るべし!
「マスキューさん!ランデブー入荷するの?」
「予約してもイイ?」
「ル・カブくらいの値段だったらお買い得ですよ(笑)!」
皆さんお気遣いありがとうございました!
う~ん。
お値段幾らにするか!
今回ランデブーは皆さんの後押しを受けて仕入れたようなもの(笑)。ケチなマスキューとしては、それに乗じて儲けるのは憚られます。真性のケチの矜持が許しません(笑)!
そんなこんなで家内と協議の結果、2,980円税込みでの販売価格と決定しました!
以下インポーターさん資料より
ドメーヌ・デ・ザコルは、ニュイ・サン・ジョルジュ(ブルゴーニュ)のドメーヌ・ド・ラルロで天才醸造家と謳われたオリヴィエ・ルリッシュと、妻のフロランスが始めたドメーヌ。
誰もが羨む地位を捨て夢であった自らのドメーヌを拓いたのです。
「ザコル」とは、オック語(中世フランスで使われていたロワール川以南の言葉)で、テラスとかアルデッシュの丘、南ローヌ地方のぶどう畑の丘という意味だそうです。
ルリッシュファミリーは2005年に古家を購入し余暇を過ごしていましたが、周辺の畑におけるブルゴーニュとの類似性に気付き、リサーチを重ね、素晴らしい畑と巡り合いました。
畑は地理的にはローヌとアルデッシュの峡谷から数kmの所にあり、サン・マルセル・ダルデッシュ県に約18.0haあります。
ほとんどが樹齢50年以上で粘土石灰質土壌の丘です。ぶどう畑の前所有者は全ての葡萄を共同組合に販売しており、ワインを作っていませんでした。完全な有機農法ではありませんでしたが、きちんとした農薬対策をとっており、過去何年も化学肥料不使用でした。
2011年春、オーガニック農法に切り替え(Ecocert認証取得)、2011年10月よりビオディナミ農法の準備を始め、2012年春には、全ての畑がこの農法にて準備が整いました。ラルロでは2000年に農法転換を始め、実際に全ての畑が変換できたのが2003年ですので、ザコルでは比較的早く切り替えられた恵まれた環境にある事が分かって頂けると思います。
設立時の畑比率は上記のとおりですが、今後はシラーやピノ・ノワールも予定しています。
ワインはフィネスがあり、エレガントなスタイル。正確に選別する為手作業で収穫し、その際も小さな20kg入りの箱で行い、収穫後の温度上昇を防ぐ為に、2012年から保冷トラックを使用しています。
果汁も重力を利用して扱うなど随所にラルロでの経験が活かされています。
ワインに最大限の奥深さを出すため、ラルロで行っていたように30-100%葡萄房全体を使用し、樽もラルロの古樽が使用されるなど、随所にラルロのエッセンスが散りばめられています。
今ではフランス国内の三つ星はもちろん、世界中の有名レストランでオンリストされるなど、年々注目度の高まる生産者です。
●ミオセヌ・デ・ザコル 2022年 ドメーヌ・ド・ザコル フランス ローヌ V.D.F. 赤 750ml 5028円税込
2020年ヴィンテージからグルナッシュ100%となり、本来目指していたスタイル確立!
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以下2016年ヴィンテージの記載
この『ミオセヌ』は『グリフ』と並ぶザコルの金看板の赤。『グリフ』はカリニャンの古樹、『ミオセヌ』はグルナッシュの古樹。正確にはグルナッシュに30%前後のカリニャンを加えたもの。100%グルナッシュのモノ・セパージュで作りたいのでしょうが、グルナッシュの樹齢が70年ですからちょっと無理があるのかな(笑)?『ミオセヌ』の方がよりピノ・ノワールに近いスタイルでございます。ランクとしては『ランデブー』→『ミオセヌ』とエスカレートする塩梅(笑)。
実はこの『ミオセヌ』2016年はインポーターさんが隠し持っていたようなもの(笑)
。それを数本分けていただきました。それゆえ試飲出来ません(笑)。以下に、余裕をこいて取り逃がした2019年のティスティング・リポートを掲載いたしました。
悔しい!
今、ドメーヌ・ド・ザコルの『ミオセヌ』2019年を試飲しました!
さすがに美味しい(笑)。やはりブルゴーニュのグラン・クリュ規格ですね。中から吹き出る旨味、香りは圧巻。すべてを凌駕支配しているかのようです(笑)。ランデブーよりお高いのは解るかと。還元臭も気にならないほど(笑)。このキュヴェが一番ピノ・ノワール的と言われるし、構造のしっかり感はシャンベルタンにもちょっと似てるかな。セパージュがグルナッシュの分甘いかな…?
速攻インポーターさんに問い合わせたところ、在庫は無し!
まあ、したかない 残念!
飲んでみたい方はマスキューにお越しくださいね(笑)。まだ残ってます!
タイトル: 昨日の続き(笑)。
コンテンツ:
ミオセヌ2019年良いですね(笑)。
昨日と比べると落ち着きが出て、ディテイルが明瞭になってきています。小粒の赤いベリーやチェリーがはっきりと感じられます。ブルゴーニュのピノ・ノワールのような軽やかなスタイルというより中から香りがずっしりゆっくり出てくるとでも言いましょうか。ワインとしてのバランスが出てきて飲みやすさも増しています。全体が綺麗に整理してきた感(笑)。オート・アジャストメント機能発動か(笑)?
まだまだ伸び代はあるし、明日にはもっと良くなる気がします。と言うことは熟成能力はある!きっとピークが長いスタイルだと思います。
明日が楽しみでございます(笑)。
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サントリニ島のアシルティコ種で作った白ワイン
Jun 08, 2025 by weblogland |
ドメーヌ•シガラスのアシルティコ2022年です。
やはり、現地仕様。SO2の量が少ないですね(笑)。開けるとマロラクティック発酵の余韻の泡が少し残っていました。無理にマロラクティックを終わらせていません。あと、味わいはお約束のギリシャ味(笑)。果実味の輪郭はぼやけているが、それが良い(笑)。ただ、膨らみや余韻が素晴らしい!ヒュージョンソンが激賞してるだけありますね。時を忘れさせてくれるような浸れる味わい。非凡な凡庸とでも言えましょうか(笑)?我々の生活とは時の流れのスピードが違いますね(笑)。
あと独特な仕立て、バスケット仕立ての映像を見つけたので添付しておきます。そりゃ量は取れないですね(笑)。
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コレ、な~んだ(笑)。
Jun 04, 2025 by weblogland |コレ、な~んだ(笑)。

ギリシャのサントリニ島のアシルティコ種で作った白ワインです。サントリニ島のワインはほとんど日本に入ってませんから貴重(笑)。それでは何故その貴重なワインがマスキューにあるかと申せば(笑)…、マスキューの長いお客様Yご夫妻がサントリニ島に行くとか。それに便乗(笑)、お願いして買ってきてくださったもの。もちろん家内は大勉強(笑)。もともとの生産量が少ないため、現地の優良なワインは日本にほとんど来ていません。
家内が所望したのがサントリニ島のトップワイナリーのシガラスのワインです。
日本のモトックスさんが輸入してるよ!
でもですね(笑)、輸出向けと国内向けは違ったりします(笑)。特にSO2の量や濾過の強さが違ったりします。ですから楽しみなのです。良い状態の現地のワインを楽しむにはそこに行くしか無いのです。ラッキー(笑)!
そうそうYご夫妻から聞いた話なのですが…、棚に縦に並んだこのワインを手にしてその奥の同じワインを眺めるとヴィンテージが違う(笑)。奥に行くほど古くなるとか(笑)。日本だとヴィンテージ毎に並べますよね(笑)。
Yご夫妻、ありがとうございました!
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今日は試飲会初日
May 30, 2025 by weblogland |試飲会に出す白ワインとランブルスコは冷蔵庫に入ってますから、塩梅を見越してランブルスコはちょっと温度を上げておきましょうね(笑)。お水も冷蔵庫に入ってますから準備万端。
あと問題は夕方の配達。配達か入らなければ良いのですが(ゴメンナサイ)、遅くなってもお許しいただこう。
そうこうしているうちに睡魔が(笑)。居眠りしよ(笑)!
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マスキュー 試飲会のラインナップ決まりました!
May 24, 2025 by weblogland |お時間はいつも通り30日(金)は17∼20時、31日(土)は11∼20時まで執り行っていますのでお好きな時間にお越しくださいませ。手ぐすね引いてお待ち申し上げます(笑)。

○ファブリツィオ・ヴェッラ ビアンコ 2024年
ファブリツィオ・ヴェッラ テッレ・シチリアーネI.G.P. 750ml 1515円税込 スクリュー•キャップ
う~ん!
シチリアらしくて美味しい(笑)!
荒い強さと旨さのバランスがとても良い(笑)。アルコール分は12%と控え目なのですが、中味がしっかり詰まっています(笑)。
基本濃い(笑)。値段を考えるとコスパ高し(笑)。レモンやライム系のリンゴ酸は突き抜ける爽快さ。でもですね(笑)、それが生きるためにはしっかりした負けない厚み旨味があってこそ。それだけのことなのですが、シンプルに実践しています(笑)。
このワイン、セパージュはカタラット80%、インソリア20%。なんでもアカシアの5000Lの大樽で発酵後にステンレス•タンクで熟成させたようです。ステンレス•タンク内で自然にマロラクティック発酵していながら、しっかり酸が残っています。もともとの葡萄の良さがあってこそですね(笑)。そしてビオロジックでフィルターもかけない周到さ。効率を重視しがちな価格帯のワインなのに異例のクオリティーを実現。
この生産者ファブリツィオ・ヴェッラは、多分葡萄を購入して醸造しているようですね。でも調達した葡萄はかなり良い(笑)。栽培者とは昵懇の仲かな。それとワイン作りのセンス。買い葡萄でこれ程シチリアらしいワインを作るとは!異例ですね。きっと新たなアプローチがあるはず。そんな予感を抱かせるワインなのです(笑)。
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以下インポーターさん資料より
シチーリア島の雄大な自然をナチュラルに表現したワイン
シチーリアワインのエキスパート!
故郷であるシチーリア島に情熱と誇りを持ちワインを造っている醸造家、ファブリツィオ・ヴェッラ氏の名前を冠しているワイナリー。
自然酵母を使用しシチーリアの土着品種の特徴をしっかりと映しだしたワインを造っています。
シチーリアワインのエキスパート!
ワインの名前にもなっている醸造家のヴェッラ氏は、シチーリア島で生まれ育ち故郷の醸造大学で学んだ、シチーリアワインのエキスパート。故郷に情熱と誇りを持ちシチーリア島の個性を反映したワイン造りを行っています。
○シャトー ムーラン・ド・リュクリュー 2023年 フランス ボルドー 白 (コート・ド・ブライ)A.C. 750ml 2357円税込
2023年ヴィンテージにて入荷しました。酸がありとても良い仕上がり。作柄の違いがよく出ています。
皆さん!
ソーヴィニヨン・グリ100%のボルドー・セックを飲んだことありますか?
私は飲んだことがありませんでした(笑)。
飲んでビックリ!
桃、桃なのです(笑)。
たしかにサンセールなどのソーヴィニヨン・ブランを使ったコテコテの白ワインは桃の香りが強く出ますが、このワインのセパージュはソーヴィニヨン・グリ。
ソーヴィニヨン・ブランにみられる独特の臭みはありますが、それを凌ぎ折り合いをつける大きさを持っておりその桃の香りは圧巻。飲んだ瞬間思わず絶句しました(笑)。供出温度が高いと白桃、黄桃 いわゆる桃(笑)。供出温度が低いと缶詰の白桃!もちろん桃の香りには麝香やマンゴー、パイナップルのトロピカル・フルーツやスパイスのニュアンスは付随するのですが、桃なのです(笑)。
ほんと驚かされました(笑)。もちろん辛口です。それも残糖分は1L中なんと0.5g
!とんでもない辛口です。それでも総酸が3.95gと低めなので甘く感じるマジックが成立してるようです。
あまりにも斬新でユニーク!
醸造・熟成過程で木樽は使っておらず低温で管理。マロラクティック発酵をコントロールしていますから、ソーヴィニヨン・グリの特性を熟知した作り手であることは明らか。完全な確信犯ですね(笑)
。ただ、インポーターさんに聞くと2019年のメイクはこれほど桃の香りが顕著ではなかったとのこと。
う~ん。
この2020年がフロックなのか?たまたまなのか?奇跡なのか?判断するにはまだ時間がかかりそうです(笑)。
それにしてもボルドーの白を飲んで驚かされたのは何十年ぶり。初めてR・ド・リューセックを飲んだ時以来かな(笑)。
以下インポーターさん資料より
シャトー・ムーラン・ドゥ・リュクリューは、17世紀から続くカーヴです。その昔風車(ムーラン)があったことからその名前が付けられています。現地に行くと、風車の面影が残る塔を見ることが出来ます。1980年から現オーナーの父親の代になり、本格的にワイン造りを始めました。シャトーはコート・ド・ブライ内にありますが、数キロメートル先はコート・ト・ブールのエリアになる為、ブライに12ha,ブールに10ha、合計22haを所有しています。オーナーのギヨーム氏は2006年~2009年スパグロ(国立農業科学高校)卒業後、2011年にはランゴンのワイナリーにて醸造長を務めた経歴の持ち主です。
●ランブルスコ サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 赤 サラミーノ・ディ・サンタクローチェD.O.C. 750ml 2168円税込
遂に『ガンベロ•ロッソ』で最高位トレ•ヴィッキオリを獲得!ファンタグレープ味のランブルスコとは違った大人のランブルスコ!
今まで飲んだなか一番バランスのとれた辛口ランブルスコです!
う~ん。ドライ!
テイスティングして残分は8~9g/L?、9g/Lは切るはず?
正解は8g/Lでした(笑)。一般に9g/Lに甘さの壁があるんですよね(笑)。通常辛口(セッコ)表示のランブルスコは15g/L以下と飲んでもやや甘く作られています。これは今まで飲んだ中で一番のドライ・スタイルです。見事壁突破したドライな出来映えは普通のランブルスコとは違った世界を見せてくれます。
そしてバランスの取り方がユニーク。酸とタンニンと甘さのバランスが正三角形なのです。う~ん。すべての要素が中庸と言うのがより当てはまるかな(笑)。
甘すぎず、渋すぎず、酸っぱすぎず、豊潤さが特徴だったり、香りがとても出ていたり、わりと特徴的なワインが多いのですがこれほど癖のないスタイルは珍しい(笑)。ワイン自体の濃度感と泡とのバランスも良く、若干清涼な喉ごしを意識できる微妙な出来映え。ある意味完璧な中庸なのです(笑)。
私はランブルスコというと常に生ハム、生ハムの連呼(笑)。このランブルスコは何を食べながらでも行けちゃいますね(笑)。また品の良い肉、塩コショウだけで味付けした牛ロースやヒレ肉 肉自体の旨みを味わいながらでも飲んでみたくなります(笑)。
あと、ランブルスコのサブ・ゾーンのD.O.C.『サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ』はエミリア・ロマーニャ州の中心部で核心ともいえるモデナ県に1970年認定のD.O.C.です。もともと地元消費の辛口ランブルスコを生産していました。
『サンタ・クローチェ』なんてネーミングが良いですよね(笑)。ちょっとグッときませんか(笑)?
インポーターさん資料より
カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラは1903年に創設されました。創設以来100年以上というたいへん長い歴史に支えられたイタリア・モデナ県にある生産者協同組合です。カルピ協同組合とソルバーラ協同組合とが合併し、組合員は約1,600名、所有する畑の面積は2,300haと、かなり大規模な生産者協同組合となっています。
ソルバーラやサラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ、グラスパロッサなどのDOCの畑があり、ワインにも畑の特徴が表現されていますが、おもにランブルスコを多く生産しています。さらに近年は、グレケット・ジョンティーレ(=ピニョレット)で造るコッリ・ボロニェージ・クラッシコ・ピニョレットDOCGの存在も注目されています。
創業以来の長い間、そのこだわりは品質に焦点を当てられているため、畑の面積と比較して瓶詰されているワインの生産量は決して多くありません。丹念に吟味して厳選された葡萄を使用し、年による差がつかないよう常に上質なワインを生産するべく注力しています。ガンベロロッソ誌でも称賛され、近年は必ず名が挙げられる生産者です。
●『シクリス 』2013年 アジェンダ・アグリコラ・アルモーザ イタリア シチリア 赤 I.G.P. テッレ•シチリアーネ 750ml 3582円税込
皆さん!
シチリアの著名黒葡萄品種と言えばネレッロ・マスカレーゼ、ネグロ•アマーロ、ネロ・ダーヴォラなどがありますね。一般にどれも濃くて黒い(笑)。グラスに入れると光を通さないほど(笑)。最近は若くても飲みやすいように工夫しているものが多いので、タップリしたワインが好きな方には相変わらず人気です(笑)。濃くて甘くて飲みやすい。この三拍子に訴求力がありますね。
でもですね(笑)、ちゃんと熟成した本来的なものはなかなかお目にかかれません。例えばプーリアのプリミィティーヴォ等は熟成すると過熟した柿のようになりますし心惹かれます。で、ネロ・ダーヴォラは?こうなります(笑)。
余分なタンニンが削ぎ落ちて赤や黒のベリー、アメリカンチェリーのような果実がとても綺麗に現れます。アルコール分が14%あるとは思えません。ワインとしてはとても冷静で涼しげな印象。とても品のあるバランスの取れ方。シチリアとは思えない(笑)。
こんなにエレガントになるとは!
目から鱗(笑)。でも、きっとコレが本来的なのだと妙に納得。ちょっと経験値が上がったかな(笑)。
このワイン今年の春頃日本に到着しました。収穫から12年経ってリリースされた訳です。瓶詰めまで30ヶ月かけますから、瓶詰め後セラーで9年半寝かせてからリリース。もちろん出荷前にちゃんとリコルク、ウイヤージュ(補酒)していますね。完璧な状態で日本の消費者にワインを届ける意志は嬉しい限りです(笑)。生産者の矜持を感じます。
シチリア•ファンは見逃してはいけません!
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以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
2002年にエノログのミケーレ モルグ氏が創業。所有面積は6ha。ロケーションはシチリア ラグーザ県の南部シクリ(Scicli)に位置します。アルモーザの畑があるシクリ村の海岸線では今から2000年以上前から、ブドウ栽培が行われいました。ミケーレのワイン造りの目的はシチリアの伝統品種であるネロダーヴォラを用いてシクリのトゥファ(「石灰華」、炭酸カルシウムの塊状沈殿物)と、石灰、砂のテロワールをあぶり出すことにあります。所有面積は6ha。畑は2012年より有機認証。
海側にあるほぼ海抜0mの2面の畑、FILIPPA(石混じりの石灰 0.8ha)、FUMARIA(トゥファ 1.2ha)と山側にある標高350mの3面の畑、FOSSA STABILE(石灰率のとても高い白土 0.8ha)、ROMITO(石混じりの石灰 0.6ha)、LENZA(粘土石灰質 0.4ha)のブレンドから造られます。畑は自然農法で収穫は全て手作業で行います。密植度は4,400本、収穫量は24~52hl/ha。(ざっくり計算すると葡萄樹1本から500ml弱ほどの超低収量)収穫後 除梗、破砕し畑ごとに小さなステンレスタンクに移し、野生酵母にて発酵。マセラシオンは20~25日。フレンチオークにて12ヶ月の熟成。最低収穫から30カ月を経てから無ろ過にてボトリング。(樽熟成の後にステンレス•タンクに入れてブレンドして更に17ヶ月寝かしてから瓶詰め)無灌漑農法。ブラックベリーや熟したサクランボ、甘草等のア
ロマ。完熟した果実と細やかなタンニン そして涼しいキャラクターのミネラルと酸がもたらす透明感のバランスが絶妙なフルボディ。 2009年の製造は8,097本。
●『ブリュット』2022年 メゾン•マウリス•ビエル ボルドー ラランド・ド・ポムロールA.
C. 赤 750ml 4572円税込
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まずはインポーターさん資料より
ワイン名の「Brut」には、生のままの、生粋、といった意味があります。このワインは亜硫酸無添加、酵母無添加、フィルター無し、清澄無し、と人的介入をいっさい行っていません!品質維持のため一切の妥協なく造り手による細心の注意の下で造られています。ブドウそのままの味わいを、そして自然のテロワールを存分に楽しめるように造られています。
原産地呼称はラランド・ド・ポムロールですが、それだけでは表現しきれない、複雑なキャラクターをお楽しみください。ラベルは醸造家でボクサーでもあるダミアン・ビエル氏のボクシングのワンシーンで、生粋のブドウとその爆発的な果実の力強さが表現されています。
【生産者のおすすめの飲み方】
ブリュットは、ピュアな果実を表現したワインですが、爆発的で強烈な果実味が楽しめるワインです。初めは少し冷やし目の14度前後の温度で楽しんで頂き、温度の上昇とともに徐々に上がってくるヴェルヴェットのようなタンニンも併せてご堪能ください。マッシュポテトを添えたプライム・リブが私たちの一押しのマリアージュです!
見た目変なラベル(笑)。蹴って殴り合ってますからキック•ボクシングかな(笑)。それもご本人と聞いてビックリ(笑)。しかもボルドーなのにブルゴーニュ瓶。生産者名もボルドーで一般的なシャトー○○ではなく、メゾン•マウリス•ビエル。見た目からもう戦闘モード(笑)。
飲んだ印象はまるで上物のポムロール(笑)。メルロ100%の独特なネットリとした舌触り、メルロらしいブラムやスグリの味わい香り。ポムロールより若干明るさ赤さがあるかな?その分重心はちょっと高め。畑で葡萄を丸ごと齧ったようなフレッシュネスがあり、しかも健康的に豊満(笑)。『安めぐみ』ではなく、『綾瀬はるか』かな(笑)。←勝手なことを言ってメンナサイ!
中に黒トリュフのようなフェノールのニュアンスがあり、ポムロールのワインとしか思えません。あと驚くべきはアルコール分が15%。しっかり発酵していますからとてもドライで切れが良い。完璧な折り合い。無理が無いのです。酸とタンニンとアルコール分のバランスが完璧にアジャスト。飲む前にラベルを見てアルコール分が15%なので、ジャミーな味わいかと思いましたが(笑)、そんなことはなく完熟しています。過熟ではありません。また、開けてから三日ほど経つと中の酸が凌駕してくる。先日ご紹介したラ•バスティード•サン•ヴァンサンのジゴンダスと共通した有り様。長期熟成能力を連想します。
しかもこのワインがV.M.N.(ヴァン•メソッド•ナチュール)のもっとも厳しいレギュレーションのSO2無添加で出来ているのが驚き。撰果は徹底的に行われ、除梗はしてますね。もちろん木樽は使わずコンクリートタンクで低温でしっかり発酵、そして別のコンクリート•タンクに無理なく移し替え熟成するなどSO2無添加の工夫はしておりますが、ここまで完璧な無添加ワインをボルドーで作るとは!
う~ん。
しかも、ポムロールの上物に匹敵する出来栄え(笑)。
ここでワイン妄想族のマスキューの大妄想発動(笑)!
まず場所の特定(笑)。
ポムロールとラランド・ド・ポムロールを東西に分かつボルボンヌ川があります。この西端のポムロール側にシャトー•ド•サルがあり北側に対面するようにラランド・ド・ポムロールのレ•ムーラン•ド•サルがございます(笑)。そこからラランド・ド・ポムロールの集落に繋がる農道リュー•ド•ヴィオー(ヴィオー通り)の左手にドメーヌはございます。シャトー•ド•ヴィオーの斜向かいです。ヴィオー通りには、ちょうどボルボンヌ川からラランド・ド・ポムロールの集落に流れる支流が通りと並行して流れています。完全な沖積地です。標高は15mほどの平地。ポムロールの著名シャトーが集まる丘は標高30mほどありますから、ここの下土は砂礫の深いことが予想されますね。
マスキューの愛するラランド・ド・ポムロールのシャトーセルガンは1kmほど西の線路を越えた似たような土壌のようです。共に高台のネアックではありません。
少し周りくどくなりましたが、土壌的にはポムロールの粘土質とは違う砂礫。しかも同じような土壌で硬質なメルロを栽培するシャトーセルガン等と同じ土壌です。一般にポムロールのメルロは土壌が粘土質故水分を含むと膨張し、根が逆に水分を吸い上げなくなると言われてました。実際にボルドーの、雨でやられた1984年ヴィンテージのポムロールは素晴らしかった(笑)。
それが嘘とは思えません(笑)。
いやいやポムロールではそれが理由となっているが、ポムロール以外でも作り次第でポムロールのようなネットリ凝縮したワインは作れると考えるべきなんでしょうね。特に最近よく飲むビオ系のワインの凝縮感やハリのある果実味はポムロールと共通していると言うべきかも。限界まで葡萄果を凝縮することで葡萄本来の力だけでワインとして成り立つ。古来からのグレート•ワインと同じです(笑)。
う~ん。
テロワールの違いは味わいの特徴とシンクロしませんね(笑)。そうすると作り以外にこのワインは説明出来ません(笑)。
徹底した低収量と葡萄自体の力を最大限に引き出す作りに起因するのでしょう。そうするとシャトー•セルガンとのスタイルの違いも納得できます(笑)。同じように作ってもダメなのでしょうね。
畑を見ると仕立てが低い、かなり低い(笑)。膝くらいか膝下かというほど。樹齢もそこそこ古いですね。畝間は2mほどと一般的なボルドー。ただし、樹間がかなり狭い。1m以下のようです。そうすると植樹は6000本/1haほど。狭い樹間で上下二連で仕立てるようですね。葉を上に伸ばすためにキャノピーマネージメントも綿密にしているはず。当然グリーンハーベストもするかと。その結果極限まで凝縮した葡萄を栽培出来るはず!ビオ系の畑らしくカバークロップに畑は覆われておりフカフカな感じです。
ふと思ったのですが、きっと生産者自身もポムロールを意識していないような気がします。『最高のワインを作る!』と言う確固たる意志。ラベル•デザインのように闘う断固たる意志の表れがこのワインなのでしょうね(笑)。飲み手が勝手にポムロールと比べているのかも(笑)。
また、ビオ、ビオ、自然派、自然派と持て囃される昨今。なかなか本物が無い(笑)。しかも妙に高い(笑)。コレは本物かと(笑)。ケチでへそ曲がりなマスキューに『安い!』と思わせます(笑)。
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桝久 試飲会リポート 前半
Apr 28, 2025 by weblogland |昨日、一昨日、連休前にマスキュー試飲会にお越し下さりありがとうございました!
なんとなくまったり、ゆっくりな感じ(笑)。スローなマスキューらしくてちょうど良かったかな(笑)。
◑ピノ・ロゼ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ イタリア ヴェネト ロゼ 微発泡 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml 1771円税込スクリュー・キャップ
私「マスキューの大定番のロゼ•フリザンテでございます。ヴィンテージ表記のないものですが、葡萄には作柄がございますから(笑)、今回のメイクから新しい葡萄に変わったようです。」
「そりゃそ~ですよね。年がら年中同じ味わいだと変(笑)。」
「あと葡萄の調達先が変わることもあるだろうしね。」
家内「基本コンテッセは自社畑の葡萄でワインを作りますからそれはないと思いますが、後から気がついたのですが、今回から表記が変わりました。I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノがI.G.T.
トレヴェネツィエ•ロサートに変わってました。休み明けに確認します。」
「I.G.T.はコロコロ名前が変わったりするんだよね(笑)。なんでもオッケーに近い発想だからね。」
私「まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「うわっ!爽やか!この季節ピッタリ(笑)。」
「とてもドライで爽やか(笑)。」
「色も綺麗ですよね(笑)。」
家内「前のメイクより色が濃いのです。ですから、前より重いワインかと思ってましたが、逆に軽やかでした(笑)。」
私「杞憂でした(笑)。前のメイク2022年はかなり暑くて逆に酸が少なかったようですね(笑)。」
「このくらいしっかり冷えてると美味しいね(笑)。」
私「ガッツリ冷やしました(笑)。作戦でございます(笑)。えへへ(笑)。」
「リンゴ酸がタップリだから冷やしたほうが良いのですね(笑)。」
「さくらんぼ…、綺麗な香りですよね。際立ってる(笑)。」
「香りが透き通ってる(笑)。」
家内「前のメイクはストロベリーでした。今回のメイクの方がリンゴ酸が多いですね。」
「私、このフリザンテ大好きで沢山お世話になりましたが(笑)、コンテッセは上手ですよね(笑)。いつもクオリティーが高い。」
私「このフリザンテ、明日になると、さくらんぼが小梅に変化します(笑)。」
「うんうん。今飲んでもプラム系の香りありますよね(笑)。」
「日本人好みの酸っぱさではあるよね(笑)。」
「何にでも合いそう(笑)。」
家内「前のメイクはホタルイカの沖漬けに合いましたよ(笑)。」
「塩味もあるしなぁ。」
「いずれにしてもキレがあるんだよね。でもちょっと甘いのかな?」
家内「残糖分は10g/lほどありますが、上手くマスキングしてますよね(笑)。」
「マスキューさんが強く冷やした訳が解りましたよ(笑)。」
「リンゴジュースみたい(笑)。」
「ところでマスキューさん、表ラベルに大きくロゼって書いてありますけど、イタリアだとロサートですよね?」
私「正解です(笑)!英語圏向けにロゼと書いたようですね。字の色もロゼ色だし(笑)。」
◑『ブリガータ・ヴェルデ・ラーメ』 ジビッボ 白(オレンジ) 2024年 (カンティーナ・オルソーニャ) イタリア シチリア テッレ・シチリアーネI.G.T. 750ml 2451円税込
「あれ?ロゼ2連発ですか(笑)?」
私「色似てますよね(笑)。でもコレはオレンジ•ワインです。葡萄の皮も一緒に発酵させたものです。通常白ワインはジュースだけで発酵させます。ですから皮の色がワインに付きます。」
「うんうん、たしかに白ワインではない(笑)。」
「ジビッポですかぁ。聞いたことない(笑)。シチリアの品種ですか?」
家内「マスカット•オブ•アレキサンドリアのシノニムです。」
「あれ?飲むとマスカットではない(笑)。甘夏(笑)!」
「凄く強くて…、口の中の広がり、余韻の長さは驚くほど(笑)。ハッとする(笑)。」
「何処までも突き進む(笑)。」
「たしかに甘夏の香りは強いですけど、とても複雑。甘夏だけではなく…、マーマレードみたいな…、プラムの香りもある(笑)」
「クラッカーにマーマレード乗せて食べながら飲んだら美味しいはず(笑)!」
「大きさ、深み、複雑さがある。なかなかかなりのワインですよ(笑)。」
「ソーダ割にしても良いくらい濃い(笑)。」
「柑橘類のピールの香りもするね(笑)。」
「芳香性の強いワインですよね(笑)。しかも華やかで万華鏡みたい(笑)。」
私「液体の濃度感と香りの強さのバランスが取れてますよね(笑)。高度な折り合いかと(笑)。」
家内「時間が経つと複雑さが増します。一風変わったエキゾチックな香草•香木•スパイスの香りが出てきます(笑)。」
「う~ん。親しみはあるんだけど…、なんと表現すれば…、ちょっとニッキみたいな…。シナモン!」
私「和三盆にシナモン入れたような(笑)。」
家内「スパイスだけで作ったカレー!あと排骨!」
私「それも中国人が理由もなく沢山スパイスを入れたような感じ(笑)。日本人の味付けではない(笑)。」
「マヨネーズに辛子入れたような感じでもある(笑)。ということは、辛子マヨネーズに合いますね(笑)。」
「華やかな香りに、とても複雑なスパイスやハーブのニュアンス。コレって両方兼ね備えたワインはあまりお目にかかったことがない(笑)。」
「しかもジビッポ単一品種なんだよね(笑)。」
「マスキューさん!オルソーニャって他にも扱いありますよね?」
家内「モンテプルチアーノ•ダブルッツォとマルヴァジアのオレンジ•ワインにペコリーノの白それにこのジビッポのオレンジワインが加わり現在4アイテムです。全部美味しい(笑)。」
私「始めがアブルッツォ州でコレはシチリア、あとカンパーニャとトスカーナです。どれ飲んでも個性的で面白いワインです。しかもすべて無添加のビオ•ディナミです(笑)。」
「ビオ臭くないですよね(笑)。しかも安い。常識的には2000円台のビオ•ワインなんて聞かないですよね。」
「う~ん。ワイン界でのブレーク•スルーだね(笑)。」
私「このオルソーニャが共同組合なのに驚かされます。日本の共同組合って保守的で、ともするとお役所の下達機関。自立してますよね(笑)。
更に躍進しそうです(笑)。」
「マスキューさん、ラベルに書いてある『ブリガータ・ヴェルデ・ラーメ』って何ですか?オルソーニャのブランド名でもあるようですが、意味は『緑青仲間』(笑)。殺菌効果のある緑青をボルドー液変わりに使う仲間達かな(笑)。古来より緑青を使うヴィニロン達の知恵にあやかったようですね。実際ボルドー液は買うと高い(笑)。ケチなのです(笑)。」
「ボルドー液って?」
私「防カビのために噴霧される亜硫酸銅です。あと防カビのために殺菌剤として亜硫酸塩が噴霧されることが多々。いい加減なビオ生産者は亜硫酸塩の使用は畑だから構わないと抜け穴を作っています。」
●トスカーナ・ロッソ 2022年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 1414円税込
「マスキューさん!今までこのワイン扱ってましたか?」
家内「実は今年に入ってからラベル変更しました。以前は黒いラベルで悲しげな牛の絵でした(笑)。」
私「昔一度マスキュー試飲会で登場しております。たしか…、赤ベコと黒ベコのセットで比較試飲しましたね(笑)。」
家内「我が家では毎年20本くらいは飲んでます(笑)。コスパが良いので、『迷った時はトスカーナ•ロッソ!』が合言葉です(笑)。」
「どれどれ(笑)…、あっ、美味しいですね(笑)。値段の割にタンニンがしっかりしてる(笑)。」
「我が家も良く飲みますよ(笑)。普通に美味しいんですよね(笑)。」
「とてもドライでしっかりしてる。広がり、余韻もちゃんとある(笑)。」
家内「セパージュのメインはサンジョヴェーゼですが、キャンティ等の酸っぱいサンジョヴェーゼではありません。」
「キャンティみたいな軽やかなスタイルではないですよね。同じサンジョヴェーゼでも違うんですね?」
家内「このワインはキャンティよりちょっと南側です。それ故ブルネッロやヴィーノ•ノヴィレのサンジョヴェーゼに近い印象です。」
「焼肉屋さんでカルビ食べながら胡座かいて飲みたい(笑)。」
「焼肉のタレに合いますね(笑)。」
「う~ん。私はカルビよりハラミを推します!脂の少ないロースでも宜しいかと(笑)。」
「たしかに牛肉に向いているワインだとは思いますが、ワイン自体邪魔するものがないから合わせる料理は幅広いかも(笑)。」
「そうそう、ミートソース系だったら何でも行けそう(笑)。」
「ローストビーフは完璧か(笑)。コンビーフでもオッケーかな(笑)。」
「鰻や焼き鳥だと無理があるかな(笑)?」
「マスキューさんが言うように、ラベル見てるとニヤニヤしちゃう(笑)。」
「そうそう(笑)。この牛、いまに食べられちゃうのにワイン飲んでる場合じゃない(笑)!」
「ヴィーガンの人達はラベル見ただけで怒りそう(笑)。」
「そうだよね。日本人がクジラ食べるの抗議してるもんね。牛はオッケーなんだよね(笑)。理解出来ない(笑)。」
私「クジラは古代より生きている希少な動物だからダメだと言ってます(笑)。理論的ではないですよね。」
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ソアーヴェのモンラッシェと評され、かなり美味しくコスパが良い。イタリアを代表する白ワイン
Apr 06, 2025 by weblogland |ここのところソアーヴェ・クラッシコ『ラ・ロッカ』2017年 ピエロパン 白 のご注文が重なりあっという間に完売。昔の値段で売っていたからかなぁ(笑)。
ソアーヴェのモンラッシェと評され、かなり美味しくコスパが良い。イタリアを代表する白ワインですね(笑)。

そんなこんなで『ラ•ロッカ』が無いと困りますからインポーターさんに架電しました。
私「いつもお世話になっております。ピエロパンの『ラ•ロッカ』在庫ありますけ?」
インポーターさん「え~と、2022年で上代6000円税別です。」
私「バッグヴィンテージもあるの?」
インポーターさん「2013年がありますね。お値段13000円税別です。」
私「うっひゃー、そんなにするんだぁ。」
インポーターさん「今度の6月に再び値上げの予定となります。」
私「解った、解った、解りましたよぅ(笑)。じゃあ値上がる前に注文しないといけませんね。」
ソアーヴェ・クラッシコ『ラ・ロッカ』2022年 ピエロパン 白 5657円税込 となります!
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左端は湘南ゴールド、真ん中はブラッド•オレンジ、そして不知火
Apr 05, 2025 by weblogland |
まず向かって左端は湘南ゴールド、真ん中はブラッド•オレンジ、そして不知火です。
湘南ゴールド、レモン等の柑橘類の味わいが何処までも広がる。パワーがありながら直線的でしかもブレない。まるでモーゼルのリースリング•キャビネットですね(笑)。ラインガウやラインヘッセンのリースリングじゃないんですよね(笑)。
そして、ブラッド•オレンジは中部イタリアの凝縮した白ワイン。緩くなくあくまでも豊満(笑)。マスキュー扱いのビアンケッロに似てるかな(笑)。
最後の不知火。コレは形状から察すると『デコポン』の交配品種かな(笑)?品が良い。ともかく品が良い(笑)。完成されたグラン•ヴァンの佇まい(笑)。ブラッド•オレンジと言い不知火と言い、土方柑橘園恐るべし!
ここでふと気がついたのですが、これらの生産者は渾身の尽力で作っているはず。そうするとワインに似せる気はサラサラ無いはず(笑)。逆にワインが柑橘類のフルーティーさを追求するベクトルで作られている。まあ、当たり前と言えば当たり前かぁ(笑)。産地によって様々な顔があるワインってやはり不思議(笑)。元は葡萄ですからね(笑)。
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桝久 試飲会リポート番外編
Apr 01, 2025 by weblogland |それ何ですか?
私「『チャチャ』でございます(笑)。」
「ブログに書いてあった蒸留酒ですね(笑)。無色透明。」
私「今日の試飲会で2番目にお試しいただいたジョージアの白の搾り粕を蒸留したものと思ってくださいませ。ほぼ同じ品種のものでございます(笑)。」
家内「ただし、コレを飲むと、もうワインに戻れませんから(笑)、まず2番目の白を飲んでから『チャチャ』をお試しください(笑)。」
「アルコール分はいかほどですか?」
私「40度ございますので、ちょっとだけ注ぎますね(笑)。ケチな訳ではありませんからね(笑)。」
「イタリアではグラッパ、フランスだとマールかな。透明なものはグラッパでよく見ますよね(笑)。」
「おー!強烈(笑)!ワインと共通する白い花のニュアンス、そして安納芋の甘~い香り。」
「粘性があるよね(笑)。厚みがある。」
私「コレ、時間が経ってくると芋焼酎みたいになります。そして更に時間が経つと壱岐の麦焼酎みたいになります(笑)。」
「あ~、芋焼酎だぁ(笑)!何故こんなになるのですか?」
私「多分酵母臭かと。ワインでもリリース直後のものに似たような香りがします。」
「白ワインの搾り粕と赤ワインの搾り粕って違うんですか?白ワイン作りは一般に発酵前にジュースと果皮を分離しますよね。」
私「さすが!左様でございます。白葡萄の搾り粕は粕として発酵させる必要があります。赤ワインの黒葡萄は発酵修了後にプレス•分離しますから工程が違います。」
「そうするとコレは搾り粕を保存して発酵してから蒸留するんだ。この独特の癖のある香りはその結果なんですね(笑)。それにしても強烈(笑)。」
「ワインの香りを感じられない(笑)!私には無理(笑)。」
「口の中全体に液体を広げるとワインの味がするよ(笑)。」
「日本酒の山廃の原酒搾りたてにちょっと似てる(笑)。」
私「原料は葡萄の搾り粕ですが、元々濃い葡萄からの搾り粕だと粘り•濃さがより出ます(笑)。あとガチガチにプレスし過ぎると出来は良くないですね(笑)。」
家内「この手のものとしては、まずまず良い方です(笑)。」
「臭いけど、ケチ臭くは無い(笑)!」
私「座布団1枚(笑)!」
「こっちの茶色の『チャチャ』は何故茶色なんですか?」
家内「樽でサクッと熟成させてます。こちらの方が臭く無いですね(笑)。」
私「個人的には透明の方を何日もかけて飲むのが好きです(笑)。焼酎に無い厚みがあって満足感を感じます。癖が癖になります(笑)。」
家内「ロシア圏ではグレープ•ウォッカと呼ばれ高級品のようです(笑)。」
「なるほどね!コレはラッパ飲みするようなものじゃないよね(笑)。」
私「一般にウォッカは連続式の蒸留器で味も透明にしますから純粋なアルコール。コレは単式蒸留器で2回蒸留ですのでアルコールの純度が違います。」
「焼酎の乙類と甲類の差ですね(笑)。」
「大五郎と森伊蔵の差(笑)?」
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樽熟成したチャチャも仕入れてしまいました
Mar 27, 2025 by weblogland |
マスキュー得意の『毒食わば皿まで』作戦です(笑)。透明なクラシック•チャチャを飲んでみて
高評価。とても粘度が高く、白い花等の白ワインのニュアンスたっぷり。いわゆる安い粕取りブランデーですと原料ワインの香りはほとんどしません(笑)。白ワイン作りの工程ではアルコール発酵前に果汁と果皮は分離させます。果汁と分離させたブドウ果皮がちゃんとアルコール発酵している感、搾り粕自体かなり水分を含む状態 強いプレスをかけない状態の粕かな?少なくとも粕に砂糖水をかけたものではないようですね(笑)。もちろん製造元のワイナリー•ルトヴェルシは大手ですからそれなりに効率を重視はするはずですが(笑)、それを感じない出来栄え。
う~ん、茅ヶ崎のMさんからいただいたお土産のチャチャよりは落ちますが…、きっとあれはクヴェヴリのものだったのかな?まあ、それに通じる品質ではありました。お値段以上の品質です(笑)。コレはどちらかと言えばスペインのオルホに近いかな(笑)?
あと、どちらのチャチャも白ワインの主要品種ルカツィテリから作られたものでした。
ここまで言えば今回のサブリミナル攻撃位置を特定出来ますよね(笑)。
ふふふ(笑)。
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Mar 22, 2025 by weblogland |
○ザブ グリッロ 2023年 ヴィニエティー•ザブ シチリア 白 シチリアD.O.C. 750ml 1508円税込
このワイン、広域のシチリアD.O.C.のワインですがシチリア西部のサンブーカ•ディ•シチリアに本拠を置きます。シチリアD.O.C.のザブゾーンともなっております。メンフィーの町から北東に向かって尾根を上がる標高の高い地区の葡萄を中心としたもの。名門プラネタが近所にあります(笑)。
高い標高と充分な日照。←コレがキーワードですね(笑)。
味わいはとてもクリーンで落ち着いた大人の雰囲気(笑)。とてもシチリアのワインとは思えませんが(笑)、キリッとはしてない点シチリアかな(笑)?ポワレ…、メロン、生姜等の青い香り、とても爽やかで上品。暑苦しくなく(笑)、綺麗でケチ臭くない作りはかなりのもの(笑)。充分な旨味の酸味により、口中に含むとジワッと涎が止まりせん(笑)。ゆっくり、すぅーと消えて行く余韻。葡萄本来の良さが伝わってきます。アルコール分は12.5%、しっかり除葉しアルコール分を抑えて品の良い折り合いを演出してますね。畑仕事の尽力の賜。いわゆる昔のシチリアワインを進化させた切り口は飲み手をホッとさせる斬新さ(笑)。
ワインの特徴的な青さはセリやフキノトウとのマリアージュも連想…、ネギなどをたっぷり使った魚介料理。野菜をたっぷり入れたクリームシチューなど、家庭料理の範疇で収まるところが嬉しいですね(笑)。
グリッロは、元々マルサラ用の葡萄。それ故アロマティックではなく糖度を上げて頑強さを追求されていました(笑)。でもですね(笑)、低温で管理することで品の良いアロマティックなワインとなり、地場品種として近年広く知られるように変貌(笑)。現在ではシチリアを代表する白ワイン品種と評されるようになりました。
このワイナリー『ヴィニエティ•ザブ』、実はアブルッツオのファンティーニ・グループとのコラボ。ファンティーニに地元の小規模共同組合が加わったもの。実質は買収なのですが、自分達の生き残りをかけてファンティーニに加わることで利害が一致したようです。小規模共同組合が生き残るためにファンティーニのスケール•メリット、技術力を取ったわけです。似たような形がサルデーニャの『サーラガト』。マスキューの定番アイテムとなっております。ファンティーニのワインは基本品質を外さないですね(笑)。品種の特徴と生産地の特徴いわゆるテロワールに忠実なワイン作りは好感が持てます。
ファンティーニ・グループはいわゆる伝統的なネゴシアンとは一風違うベンチャー系のネゴシアンと言えますか。単に葡萄やワインを買って、あとは好きなように加工したり売ったりする従来型のネゴシアンとは違います。栽培農家と深く結び付き共に利益を継続して上げるビジネス・モデルを志向します。例えば一緒にブランドを立ち上げる。この『ヴィニエティー•ザブ』はまさにそれ(笑)。現地に栽培や醸造のスペシャリストを送り、ワインの品質・量を確保しながら生産販売。事業を継続するために、葡萄の買い上げは量ではなく畑の面積に応じるところがミソ。作柄による収穫の増減に収益が左右されません。それにより栽培者はリスクが減り、品質の向上を目指すことになるからです。
契約する栽培農家も2ヘクタール未満の畑の所有者が大半なので、自らワイン販売まで手掛けるには小さすぎるし、かといって栽培に尽力することに傾注しやすい規模でもあります。
目の付け所がシャープ(笑)。
それゆえティスティングで感じた通り、プリミティブな地元の味わいのするシンプルで質実なワインなのです(笑)。
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ヴィニエティ ザブは、シチリア島のサンブーカ ディ シチリアで、ファンティーニ グループ(ファルネーゼ)が運営するワイナリーです。サボテンしか育たないような暑く乾燥した気候ですが、アランチョ湖の水を灌漑に使用することで、高いポテンシャルを持った葡萄を得ることが出来ます。醸造設備は、主に組合のものを使用していますが、クロスフロー フィルターなど自ら持ち込んだものもあります。セラー内には古いコンクリートタンクがあり、主にワインの保管やマロラクティック発酵に使用しています。ステンレスタンクより長期保存に向いており、フルーティさを残すことが出来ます。セラーの壁は1m程の厚いコンクリートで出来ていて、気温が一定に保たれます。
主に共同組合のメンバー(ファンティーニ グループが選んだ優良区画)の葡萄を使用、併せて自家畑のものも使っています。柔らかくプレスした後、香りを引き出すために低温で発酵させます。ステンレスタンクで3~4ヶ月熟成させます。麦わら色、さわやかな花の香りと一緒に、エキゾチックな果実の香りが感じられます。フレッシュでありながらとろりとした厚みがあり、後味には心地よいほろ苦さを感じます。
自家畑は25haで、残りは買い葡萄でまかなっています。葡萄の購入先は協同組合のメンバーですが、ファンティーニ グループの統括醸造責任者であるフィリッポ バッカラーロが認めた区画のものしか購入しません。葡萄の買取りは、収穫した葡萄の重さに対して代金を支払うのが一般的ですが、ファンティーニ グループでは区画に対して支払います。葡萄農家は、収量が減っても収入は減らないため、選定、間引きなどを躊躇なく行うことが出来ます。自社畑の葡萄は主に上位クラス、買い葡萄は主にスタンダードクラスに使用しています。殺虫剤や防カビ剤、除草剤などの科学的なものは使用せず、機械は一切使用せずに手作業のみで畑仕事を行います。収穫は、朝4時~9時の涼しい間に行います。
暑く乾燥した気候とアランチョ湖の水を利用した灌漑
昼夜の寒暖差などの条件が重なり豊かなアロマを形成します
ザブの畑は他の場所よりも標高が高く、夜になると涼しくなります。山の中に畑があるため昼夜の寒暖差が大きく、そのおかげで豊かなアロマが形成されます。この気候条件によって、葡萄の糖度が高いだけではなく、リッチなアロマを持っていることがザブのワインの優れた特徴です。
○ツィナンダリ カヘティ 2023年 ルトヴェリシ ジョージア 白 P.D.O.カヘティ•ツィナンダリ 750ml 1508円税込
いつものメンバーでプレ•ティスティングです(笑)!
私「ようやくデイリーな価格のジョージア•ワインを見つけました(笑)。ジョージア東のカヘティ地区のもの。コーカサス山脈の麓でジョージア一番の生産地です。これはジョージア東のカヘティ地区のサブゾーン『ツィナンダリ』のもの。」
家内「カヘティはコーカサス山脈の麓でジョージア一番の生産地です!P.D.O.はProtected Designation of Origin の略フランスのA.O.C.みたいなものかな。」
Kさん「内陸部ですね。寒暖差も大きいでしょうから期待出来ますね(笑)。」
家内「ジョージアのワインって特殊なクヴェヴリワインが先行したから、値段の高いイメージがあるんだよね。」
Kさん「地面に瓶を生けたやつだね。ユネスコの世界遺産になったよね(笑)。」
私「クヴェヴリワインって結婚式とか特別な時に飲む特別なワインだから高いのは仕方ないけど(笑)、ジョージアのワインはそれしかないみたいに誤解されてるよね(笑)。」
家内「このルトヴェリシはグローバルに打って出た言わば今風のワイナリー。クヴェヴリワインの生産も残しているようだけどね(笑)。」
私「ワイナリーのラインナップを見ると知らない地場品種だらけ(笑)。ワイン用葡萄ヴィニフェラの原形が残っているらしい。」
家内「ロシア圏だからエリツィンやゴルバチョフの禁酒令で葡萄が引っこ抜かれ、品種は減ったらしいけど、それでも50種類程は残っているようですね。」
家内「ウクライナやモルドバ辺りと同じようにロシアに踏み潰される歴史だもんね。」
Kさん「EUから資金が流れてワイン産業が復興するのに一世代かかった訳ですな。」
家内「え~と、この白ワインはルカツティリを主体にムツヴァネをブレンドしたもの。」
Kさん「ロシア圏の品種ですか?聞いたことがない(笑)。」
家内「ルカツティリはかつては世界で3番目に広く栽培されていた品種だって、アイレイン→グルナッシュ→ルカツティリだって(笑)。」
私「これも引っこ抜かれた(笑)?」
家内「今ではトルクメニスタン以外の共和国全てで栽培されている。世界的にもトップ4に入るようね。特にジョージアでは最も多く栽培される重要な品種とか。」
Kさん「フランス、イタリア基準だとグローバルではありませんね(笑)。勉強の仕方間違ったかな(笑)。」
私「飲んだことすらなかった!で、ムツヴァネは?」
家内「え~と、ムツヴァネは「緑のカヘティ」の意味でこれもジョージアでは重要な品種みたい。6種類ムツヴァネはあって、どれもDNAは違うらしい。古い品種なのかな。寒さに強くて糖度、酸が上がる、甘いワイン向きの葡萄品種みたいだね。香りも桃やアプリコットみたいで芳香品種のようです。」
私「ではでは~、まだ若いかな…、乳酸の香りがちょっと強い。」
Kさん「うんうん。一瞬ビオかと思った(笑)。あっ、モダン!ふっくらしてるけど暑苦しくない(笑)。熟成の仕方が上手!」
私「薄っすら樽のニュアンスがあるけど、気が付かない程。果実味を引き立てている(笑)。スティル作戦(笑)。」
家内「古い樽をちょっとだけ使う作戦(笑)。」
Kさん「程よく熟した柑橘類。ちょっとトロピカル寄り(笑)。樽使ってるんだか使ってないんだかのレベル。上手(笑)。」
家内「ブラインドでやって、これがジョージアのワインって解ったら凄いね(笑)。ワインがタップリしてて良いなぁ(笑)。」
私「ケチ臭くない(笑)。旨味の甘さが心地良い(笑)。赤同様の意識かな?」
Kさん「柔らかで、広がりがあって…。心地良いですよね(笑)。落ち着きが懐かしい感じ(笑)。」
私「ニュー•ワールドとは違いますね(笑)。厚みが出てきて大きくなるベクトルを感じる。まあ、グレート•ワインではないけどデイリー•ユースなら十二分(笑)。」
家内「後口にある白胡椒のニュアンスが好ましい(笑)。鶏肉を使ったクリーム煮なんか合いそう(笑)。」
Kさん「強い芳香性のワインではないから逆に食べ物…和食に合わせやすいかな(笑)。」
家内「粕漬けなんかも行けそう(笑)。
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ジョージアの東に位置するカヘティのPDOツィナンダリの畑からのワインです。土着品種のルカツティリ主体にムツヴァネをブレンドしています。畑の標高は300~800m、粘土質土壌です。樹齢は15~20年、垣根仕立て、栽植密度は4,000~5,000本/haです。収穫は気温がまだ低い早朝に行います。収穫後、セラーに運び選別を行います。葡萄は除梗、破砕し、圧搾します。アルコール発酵はステンレスタンクで10日~21日間、熟成は一部をオーク樽(4年樽、フレンチオーク)で6ヶ月行います。輝きのあるゴールド、白い花、柑橘系の果実のアロマが広がります。口に含むとエレガントで複雑、丸みがあり、バナナを思わせるトロピカルフルーツのフレイバーは、フレッシュな柑橘系の果実の要素にかすかに感じる樽の要素がバランス良く調和していま
す。
ルトヴェリシは、ジョージアの東部カヘティ地方に位置し、品質重視したワイン造りを行うワイナリーです。もともとカヘティに自家畑を所有しワイン生産を行っていた栽培農家が集まって2019年に設立されました。一部には、設立メンバーの一家が持っていたクヴェヴリワイン用の古いセラーもあるため、歴史的には1920年にまで遡ることができます。ジョージアでは葡萄の収穫を「ルトヴェリ」と言い、昔から家族、親戚、友人達が集まって行われていました。ワイナリー設立のアイディアは収穫の最中に生まれたため、「ルトヴェリシ」というワイナリー名にしました。8000年という長い歴史を持つジョージアのワイン造りへのリスペクトも込められています。
現在、ジョージアのカヘティ全体で150haの畑を所有し、自家畑と買い葡萄からスティルワインやスパークリングワイン、2013年に世界遺産に認定された伝統的なクヴェヴリ(卵型をした素焼きの甕)で醸造したワイン、蒸留酒のチャチャなどの生産を行っています。醸造を行うセラーはカヘティのシャラウリ村に位置し、最新の醸造設備、分析のためのラボを備えています。また、同じ敷地内にクヴェヴリワインを醸造する別のセラーがあります。醸造は主任ワインメーカーのギオルギ バブニゼを中心とするチームによって行われています。年間生産量400万本 、世界各国に輸出しており、設立からわずか5年ですが、ジョージアで最も権威があり、影響力があるビジネスのアワードで「GOLDEN BRAND」* に選出されています。
ルトヴェリシでは、畑での作業が品質の高いワインを造るために最も重要なプロセスの一つと考えています。葡萄は垣根仕立て、場所によっては土壌流出を避けるためカヴァークロップを植えています。畑を定期的に観察し、害虫や病害の発生をモニタリングしています。オーガニック栽培に重点を置きながら、状況に応じて様々な防除方法を組み合わせ、環境への負荷を出来るだけ軽減し、薬剤の使用を必要最低限に抑える、IPM(Integrated Pest management)*と呼ばれる総合的な病害虫、雑草の管理方法を採用しています。
通常は雨水に頼っていますが、雨が降らず、畑が乾燥している時はドリップ イリゲーションを行います。畑の土壌をモニタリングしながらオーガニックまたはバイオダイナミックの肥料を与え、葡萄が健全に生育出来るようにしています。また日当たりを良くするために密集した葉や枝を落とす作業を行います。収穫の前には葡萄の熟度、酸度、糖度を分析し、収穫時期を決めます。収穫は早朝、気温が低いうちに行います。完熟した葡萄を手摘み、又は機械で収穫し、セラーに運び選別を行います。
カヘティ地方はジョージアワインを語る上で最も重要な産地で、国内葡萄栽培面積の70%以上、収穫量の93%を占めています。29あるPDOのうち20がカヘティにあります。内陸で黒海の影響をほとんど受けず、大コーカサス山脈からの寒気も加わる為、西部より乾燥しています。全般的に穏やかな亜熱帯性気候となり、年間降水量、積算温度は南フランスと同じくらいです。
高品質なカヘティのワインは、ルカツィテリ、ムツヴァネ、サペラヴィ等、カヘティの土着品種を使って、ヨーロッパ式と伝統式醸造のどちらからも造られます。現在、多くのカヘティ ワインはヨーロッパ式で造られていますが、クヴェヴリを用いた醸造法は歴史的にみても非常に重要で、世界でも類をみない独特な製法となっています。クヴェヴリを用いた醸造法は幾つかありますが、その中でもカヘティの製法が歴史的に最も古く実用的で海外でも注目されています。
◑ラ・ヴィ・アン・ローズ 2024年 ドメニイレ・サハテニ ルーマニア ロゼ ムンテニアI.G. 750ml 1602円税込
国土のほとんどでワイン生産が行われているルーマニアは大きく7の生産地方に別れます。そのなかに37のD.O.C. (EU 法のA.O.C.)と12のI.G. (EU 法のI.G.P. )が制定されています。
このドメニイレ・サハテニ(インポーターさんの資料ですとドメーニレ・サハティーニですがヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック』の表記を優先します)は2003年に女性醸造家アウレリア・ヴィシネスクさんにより創業。
ワインナリーはブカレストの北ムンテニア地方のデアル・マーレ地域のミジル村にあります。畑はカルパティア山脈の南の緩傾斜の平原。いかにも日照に恵まれ、水捌けの良い好立地。実際、緯度はフランスのローヌと同じ、気候はブルゴーニュに似ているとか。
マスキューの定番はピノ・ノワール。品質が高くロング・セラーとなっております。香りの抽出と葡萄自体の良さが伺えるもの。それ故、ロゼは旨いはず!美しい薔薇色が物語っていると思いませんか(笑)。
キュヴェ名の『ラヴィ・アン・ローズ』なんてまんまですし、期待も深まります(笑)。
このロゼはピノ・ノワールではなく(笑)、シラー60%、ピノ・グリージョ20%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%
。しっかり温度管理しながら、フリー・ラン・ジュースで作られるお値打ちのもの。シラーやカベルネ由来のベリー系の小粒の赤い果実味は旨味に包まれており、あくまでもフレンドリー(笑)。香りプンプンの派手なスタイルではありませんが、常に寄り添って欲しいと想わせます
。特に旨味の芯ピノ・グリージョをブレンドしているところにセンスが光りますね(笑)。
あと、気がついたのですが、2021年ヴィンテージでワイン自体も出来上がっているのですが、グラスに注ぐと若干の泡が見られます。口中での発泡感はないので、きっとマロラクティック発酵の余韻ではなく、瓶詰め工程で窒素を充填したのだと思います。それ故SO2の使用量は低減され、とても伸びやかなワインとなっています。そのうちSO2無添加のワインとしてリリースされるかも(笑)。更なる向上が期待される生産者です。
以下2025年3月15日のブログより
ヴィンテージが変わったとのことで早速ティスティング(笑)!
私「あれ?瓶形がボルドー瓶に変わったね(笑)」
家内「え~と、2024年ですよ~(笑)!出来たてホヤホヤ(笑)。」
私「前のメイクと比べると色が薄いね(笑)。」
家内「アルコール分はしっかり13%あるね。」
Kさん「桜色で季節柄ぴったりですね(笑)。う~ん、熟成する前の梅酒みたいな感じ(笑)。」
家内「シラーの果実味だけを取り出したよう(笑)。あと、余韻がとても綺麗(笑)。純粋系シラー(笑)。」
私「うんうん。旨味の甘み…、それが果実感に溶け合って…、辛いけど甘い(笑)。残糖分はどれくらいかな?ハッキリ解らない。」
たまたまちょうどインポーターの担当者さんがご来店してくださったのでお聞きしました。
彼はインポーターさん内で『エノやん』と呼ばれてますので(笑)。そのまま使わせていただきます。」
私「このヴィンテージ、色が薄いからちょっと心配したんだけど、凄く良いですよね(笑)。辛口なんだろうけど旨味の甘さが凄くある。実際の残糖分はいかほどですか?」
エノやん「春らしくて良いですよね(笑)。クオリティ高いかと(笑)。残糖分、会社に聞いておきます(笑)。ありがとうございます!」
私「開けたてはちょっと埃っぽさがあったけど、それが消えて来て、果実のディテールがハッキリしてくる。チェリー、さくらんぼだよね。ストロベリーっぽさ…、プラム、それにしても酸がしっかりしている。」
家内「リリースしたばかりなのにちゃんと出来上がってるよね(笑)。佐藤錦みたいな品のあるさくらんぼを連想する(笑)。」
Kさん「う~ん、ソメイヨシノの風の色!」
私•家内「座布団1枚!(笑)」
そして答え合わせです(笑)。早速エノやんからお電話いただきました!
エノやん「先程は失礼しました。ラ・ヴィ・アン・ローズ2024年の残糖分は2.2g/lでした。かなりドライでした(笑)。」
私「残糖の甘さじゃなくて酸の旨味•甘みなんだね(笑)。総酸も5g/lは超えているかも?惑わされた(笑)。」
家内「あとワイン自体が安いからね(笑)。価格以上のクオリティって言うことだね(笑)」
私「安いロゼは残糖分で誤魔化すからね(笑)。大したもんだ(笑)!」
●サペラヴィ カヘティ 2023年 ルトヴェリシ ジョージア 赤 P.D.O.カヘティ 750ml
1508円税込
私「ようやくデイリーな価格のジョージア•ワインを見つけました(笑)。ジョージア東のカヘティ地区のもの。コーカサス山脈の麓でジョージア一番の生産地です!」
家内「カヘティはコーカサス山脈の麓でジョージア一番の生産地です!P.D.O.はProtected Designation of Origin の略フランスのA.O.C.みたいなものかな。」
Kさん「内陸部ですね。寒暖差も大きいでしょうから期待出来ますね(笑)。」
家内「このワインはサペラヴィ種100%のもの。調べると、ロシア圏では広く栽培されている葡萄品種。寒くても栽培しやすく量も出来る品種。長熟はしないけどヴァラエタル•ワインにはなり得る。って(笑)」
私「色はしっかり濃くて、澱引きもちゃんとしている(笑)。香りは重さがある。良さそうですね(笑)。」
K「ちょっと変わった香りかな(笑)。ハーブ系の香りがする。液体は基本美味しいですね(笑)。しっかり濃くて甘さもある。アルコール分はいかほど?」
家内「え~と、12.5%。割と低いですね。13%は越えているかと思った(笑)。」
私「低温で2週間醸すようですね。2週間の割に充分抽出されてるし、とてもクリーン。葡萄の収量が低いですね(笑)。あと、無理なプレスもしていない。当然先端の技術を導入してるけど、ニューワールドの悪い点を見習っていない(笑)!オールド•ワールドのワインだよね(笑)。」
家内「素直に美味しく感じる。醤っぽさがあって良いなぁ(笑)。」
私「黒トリュフっぽさもある。海苔の佃煮だから醤に共通するかな(笑)。」
Kさん「山のワインですよね(笑)。和のニュアンスが珍しいし好ましい(笑)。タンニン自体は軽目だから特徴が綺麗に伝わる(笑)。でも果実味はまだ明瞭とはなっていないかな。」
家内「ちょっと落ち着いたマディランのタナみたいな印象。果実の芯はイチヂクかな(笑)?」
私「ケチ臭くないよね(笑)。」
家内「どうしても葡萄の性質として、カオールやマディランの熟成したワインを連想しちゃうな(笑)。」
Kさん「しかも和食に合いそうな品の良さ…、和食の砂糖で味付けした醤油…、煮物に合いそうですよね。」
私「里芋の煮っころがし!」
Kさん「根菜類の煮物に合いますよね(笑)。奥ゆかしくて旨い!日本人の嗜好に合う(笑)。」
家内「リンゴ酸も沢山あるけど目立たない作りだよね(笑)。」
私「タンニンもしっかりあるけどちゃんと躾けられている。」
Kさん「そうそう。タニックなんだろうけど、タンニンが先走りしない(笑)。」
●モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 赤 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 2451円税込
このワインの生産地域はヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 。スペインとの国境となるサエ・マメデ山脈に連なるペーニャ山の中腹に畑はあります。南北に伸びる国境線の真ん中あたりですね。
畑は真っ白(笑)。白い花崗岩の二次堆積で覆われています。御影石の産地として有名で、日本にも輸出されているとか。基本荒涼とした痩せた土壌。それ故、豚や牛よりもニワトリが主な肉。あと乾燥させた鱈やオイルサーディーンのような魚介。そして保存が効く豆類が主食のようです。味付けもオリーブ•オイルや塩。それにハーブで味付け。とてもシンプルで健康的な食生活。道理でワインもシンプルで飽きのこないスタイルなのだと腑に落ちます(笑)。
生産者のモンテ・ダ・ペーニャは1984年創業の家族経営。畑に生えていた古木の葡萄樹を台木にしたそうです。なんでも暑すぎてフィロキセラも生きていけないそうです(笑)。また、いきなり若い木を植えても土壌に水分が無いため根づかないため、ある程度根が張るまでは灌漑しないといけないそうです。
造りはシンプル。手摘みで収穫後すぐに除梗破砕してアルコール醗酵。1ヶ月ほど醸してからアリエ産のフレンチオーク樽(多分古い樽)で1年熟成させてからアッサンブラージュして瓶詰めし、更に飲み頃になるまで瓶熟成させます。今回、2009年ヴィンテージの瓶熟成したものをリコルクして登場。素晴らしい状態です(笑)。今時珍しいクラシックなスローぶりなのです(笑)。
セパージュは地場品種トゥーリガー・ナショナル、トリンカデイラ、アリカンテ・ブーシェ、アラゴネス。味わいは長い熟成により深み複雑さの頂点。暑い産地のワインですから明瞭さには欠けますが、バランスのとれた凝縮した果実味は圧巻です。シンプルなところはいかにもポルトガル。でもですね(笑)、質の高さは秀逸。まだ先がある!
ほぼ1週間に亘ってティスティングしていただいたKさんによれば
『ポルトガルワイン飲み切りました。
最後は澱が凄いです。
ボトル飲み進めるうちに、若さから熟成まで楽しめるワインでした。
ワインの『一生』を1本で味わえるワインでした。』とのこと(笑)。
大切にセラーに保管しさらなる向上を待つも良し、今の熟成した味わいに陶酔するも良し!
どちらも楽しめる価格のワインであることは奇跡的なのでございます。
以下マスキューブログより引用
例の2009年のポルトガルの赤飲みました!
例によっていつものメンバーです(笑)。
私「あれ?コルク新しい!新品みたい(笑)。」
Kさん「どれどれ(笑)?弾力あるし染みてもいない(笑)。リコルクしてますね(笑)。」
家内「10年超えるとコルクが劣化する。前の2005年のメイクはコルクが劣化してたもんね。
インポーターさんの指示でリコルク出荷したのかな(笑)?」
私「熟成のピークですね(笑)。酸化臭も全くしない(笑)。」
Kさん「完璧ですな(笑)。余韻も長くて美しい(笑)。」
家内「果実味はハッキリしないけど心地良い(笑)。オレンジっぽさ…、長い熟成をするイベリア半島のワインによくあるニュアンスかな(笑)。」
私「日本で見かけるポルトガルのワインってせいぜい10年くらいしか持たないんですよね。出色ですね(笑)。」
Kさん「全体が丸くてとても飲みやすい。シンプルに美味しい(笑)!」
家内「熟成した酸の円味。口の中を転がるよう(笑)。」
Kさん「タンニンはしっかりあるんだけど、溶け込んでいて先走りしない(笑)。」
私「夕日…、それも名残りに向かう前(笑)。」
Kさん「ユニークでもありますね(笑)。」
私「肉のためだけの赤ワインではありませんよね。」
家内「玉ねぎ+オイルサーディーン!」
私「オリーブオイル使えば何でもオッケー(笑)!」
Kさん「魚行けますよね(笑)。サーディーンや塩漬け。」
家内「脂がたっぷりのったサンマをワタごと焼く!サンマの塩焼き!」
私「山のワインなのに…(笑)。」
家内「ワインのスタイルは食べる物と関係していそう(笑)。あとでポルトガルのアレンテージョの食べ物を調べてみよう!」
引き続きのティスティングはKさんにお任せいたしました(笑)。
3日後
Kさん「ポルトガルのワインまだ元気いっぱいです。わかりにくいワインでないので疲れません。オールドヴンテージなのに肩肘張らないで飲めるワインはそうないと思います。」
1週間後
Kさん「ポルトガルワイン飲み切りました。
最後は澱が凄いです。ボトル飲み進めるうちに、若さから熟成まで楽しめるワインでした。
ワインの『一生』を1本で味わえるワインでした。」
Kさん、ありがとうございました!
●モンテ•ダ•ペーニャ レゼルヴァ レッド 2005年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル
アレンテージョD.O.C. 750ml 3488円税込
造りはシンプル。手摘みで収穫後すぐに除梗破砕してアルコール醗酵。1ヶ月ほど醸してからアリエ産のフレンチオーク樽(多分古い樽)で1年熟成させてからアッサンブラージュして瓶詰めし、更に飲み頃になるまで瓶熟成させます。今回入ったモンテ•ダ•ペーニャ2005年はセパージュもちょっと違い、特殊な古いパーセルのもののようです。トリンカデイラ55% アラゴネス25% アリカント・ブーシェ18% モレト2%の割合。
ブランド名も自分の名前をど~んと書いたものです(笑)。発酵過程等はリゼルバ2009年とこのモンテ•ダ•ペーニャ2005年は同じようですが、モンテ•ダ•ペーニャ2005年のものがトップ•キュヴェとされております。ある意味別物のようですね(笑)。期待が膨らみます(笑)。2011年にブリュッセル、2017年にフランスのコンクールで金賞を受賞しているようです。ラベルにステッカーが貼ってあります(笑)。まあ、金賞はどうでも良いのですが(笑)、大事にセラーで寝かせてから出荷しているようですね。あと2005年と2009年はリコルクしてますね。2005年のものを見ると液面が下がっていませんから、補酒もしているようです(笑)。
ふふふ(笑)。
そしてプレ• テイスティング!
私「先日飲んだモンテフィーノ•リゼルバ2009年より上のキュヴェモンテ•ダ•ペーニャ2005年。古い良いパーセルの葡萄を使うようです。」
私•Kさん•家内「うわっ!コレ凄い!グレート•ワイン!」
Kさん「立ち昇る香りが凄い!色々な香りが折り重なるかのよう(笑)。」
家内「言葉を失う(笑)。美しいの一語…壮麗。」
Kさん「モンテフィーノ•リゼルバ2009年には驚いたけど、モンテ•ダ•ペーニャ2005年は更にエスカレートしてますね(笑)。とにかく凄い!」
私「20年経つのに全然古さを感じない。全房発酵だな。あと古樹。旨味が凄い。一滴一滴が愛おしい(笑)。」
Kさん「完璧な熟成している。舌の上を転がる甘みが素晴らしい(笑)。」
私「Kさんが仰られるように、モンテフィーノやモンテフィーノ•リゼルバとは別物。モンテ•ダ•ペーニャ2005年は渾身の極上品ですね(笑)。」
Kさん「うんうん。モンテフィーノ2013年とモンテフィーノ•リゼルバ2009年は味わいが完全に繋がるけど、モンテ•ダ•ペーニャ2005年は一線越えてますよね(笑)。かなり違う。でもモンテフィーノ•リゼルバ2009年の開けてから1週間目の味わいにだったら共通点はあるかな(笑)。」
家内「両者ともセパージュは同じですが、モンテ•ダ•ペーニャ2005年はちょっと違うようですね。トリカンデーラ種が55%。きっとトリカンデーラが肝だな(笑)。あとで調べてみますね(笑)。」
Kさん「きらびやかなスタイルではないんだけど
…、なんでこんなに旨い!合わせる料理も思いつかない。」
私「シェーブルのハード•タイプのチーズとパン
くらいしか思いつかない。なんて言うんだろう…、ソース文化圏のワインとはそもそも違うもののような気がするんだよね(笑)。」
家内「うんうん。生クリームやトマトでもない。オリーブオイルと塩は鉄板だと思うけどね。シンプルな旨味が訴求力を持っている。質実剛健!」
私「ドライな甘露の極み!キザな言い方すると、まさにエスプリ…真髄だよね(笑)。」
家内「時間が経つと更に良くなる(笑)。」
私「今日日なかなか飲めないワインだし、今後もないかもしれない…、ともかく有り難くいただきます(笑)!」
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桃と菜の花の色合いとぴったり
Mar 08, 2025 by weblogland |マスキューは暑すぎてもダメ、寒すぎてもダメ。お客様商売はこんなものかな(笑)。
ですから幾分寒さが和らいだお陰でお客様もチラホラ(笑)。
Sさん「マスキューさん!ちょうどストックが無くなりそうになったので来ました(笑)。寒いと外に出る気がしないから我が家の在庫で凌いでましたよ(笑)。」
私「そうですよね(笑)。」
Sさん「寒いのだけど、家に居ると割と白ワインを飲むんですよね(笑)。喉も渇くし(笑)。だから今日は白ください(笑)!おっ!ビー•ナチュラル、まだあったな(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。」
Sさん「飾ってある桃と菜の花の色合いとぴったり(笑)。春らしくて良いですね(笑)。」

私「頂き物ですが…、花とワインってシンクロしますから見てて楽しい気分になりますよね(笑)。」
Sさん「うんうん。ビーナチュラル何回かリピートしたけど飽きない良いワインですよね(笑)。飲むと幸せになれる。コレって凄い贅沢なんですよね(笑)。」
私「Sさんはビー•ナチュラル•マニアですもんね(笑)。ありがとうございます!」
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マスキュー 試飲会リポート 前半
Feb 24, 2025 by weblogland |ありがとうございました!
○リオハ ベガ ブランコ 2023年 リオハD.O.C. 白 750ml 1178円税込
「おっ、お安いですね(笑)。」
「でも良い香り。どれどれ(笑)…。」
「う~ん。グレープフルーツ!」
「グレープフルーツを皮ごとかじったような感じ(笑)。ピールのニュアンスあり!」
「ルエダのヴェルデホ!共通の香りですね(笑)。ヴェルデホ100%ですか?」
私「ヴィウラ、ヴェルデホと表記されてますからヴィウラが50%以上、ヴェルデホは50%以下かと(笑)。」
「へぇ~、思ったよりヴェルデホの割合が低いんですね(笑)?」
私「そ~なんです(笑)。私も最初ヴェルデホがセパージュのメインだと思いました(笑)。ヴェルデホは強い香りの品種ですね(笑)。」
家内「ヴェルデホの方がヴィウラより値段の高い葡萄のようなので、ブレンドの加減が腕の見せ所なんでしょうね(笑)。」
「なるほど!より安く、より美味くですね(笑)。」
私「まぁ、高級感はございませんが(笑)。」
「しっかり濃い(笑)。コスパ良いですね。」
私「でもですね(笑)、アルコール分は12%。さほど高くはありません。基本冷涼な産地かと。」
「スイスイ飲める(笑)。家はまず白ワインを飲んでから赤ワインを飲んで打ち止めるんですよね。だからわりと白ワインの消費が多い(笑)。」
私「白ワインはボクシングのジャブですね(笑)。我が家もそうですよ(笑)。」
「だから、デイリーで飲み飽きしない白はマスト•アイテム(笑)。」
「マスキューさん!このワインはデイリーで良いですよね(笑)。単純にジャンク•フード食べながら飲むのにぴったり(笑)。例えばフライドポテト食べながら飲んだり(笑)。」
「うんうん。ポテトチップでも良し。ポテトチップはのり塩ポテト(笑)!」
私「コンビニのオデン買ってきてコレを飲む(笑)!」
「コンビニのオデンだって馬鹿に出来ないもんね(笑)。」
「マスキューさん!私たまに白ワインを飲むと悪酔いすることがあるんですけど(笑)…。マスキューさんのワインだとそれがない(笑)。何故ですか?ただ単に飲み過ぎなのかな(笑)?」
私「一応添加物の量が少ないワインを選んでいます(笑)。」
「ワインの裏に書いてある酸化防止剤ですか?」
私「いわゆる亜硫酸塩です。自然に生成されますし、若干の添加ならワインが安定しますので最終段階でちょっとだけ添加してくれた方が安心ではあります。」
「それが多いとダメなんですか?」
私「はい。まず開けたてに鼻にツンとくる刺激臭が強い物は避けます。あと口中、特に喉の奥を刺激する苦味…強いとウゲッと来ます(笑)。コレもNGです。それを基準にワインを選びます。
」
「添加物の量が違う?」
私「左様でございます(笑)。意識してティスティングすると±10ppmくらいの誤差で添加量が解るようになりますよ(笑)。」
「ppm(笑)!え~と、100万分の1かぁ(笑)」
「と言うことは1ppmは1L中0.001mgかぁ。」
家内「亜硫酸塩以外のビタミンCやセルロース系のものの添加もNGです。味わいに影響します。」
「どう影響するんですか?」
家内「ビタミンCはえぐ味。セルロース系は味わいの広がりを阻害します。」
私「別に毒と言うわけではなく許可された添加物ですから、インポーターさんによっては気にしない(笑)。だから取り寄せたサンプルに入っていると大ショック(笑)。」
家内「2000円を超えるワインに入っていると精神がやられます(笑)。」
「凄く安い値段の無添加ワインってありますよね?」
私「加熱殺菌、特殊濾過、遠心分離、等など様々なテクノロジーがありますので…。成分調整に近いのでそれをワインとは…。」
●リオハ ベガ ティント 2023年 リオハD.O.C. 赤 750ml 1178円税込
「マスキューさん!赤も白もラベルにリオハ•ベガと書いてますが、コレはブランド名?」
家内「はい。ベガはベガ・シシリア•ウニコのベガと同じ(笑)。星の名前です。1等星でしたっけ(笑)。」
私「古いワイナリーなので原産地指定のリオハをブランド名として名乗れるようです。」
「なるほどね(笑)。老舗ならではだね(笑)。」
「マスキューさん!この赤、白同様に飲みやすい(笑)。その点赤白共通する(笑)。同じコンセプトなのかな(笑)。」
私「おっしゃる通りでございます(笑)。共通する意識を感じますよね(笑)。」
「うんうん。確かに!高級ではないけど(笑)、あざとさが無くフレンドリー(笑)。」
「この赤、旨味がとてもしっかりしてる。タンニンも意地悪さがないし(笑)、何にでも合いそう(笑)。毎日の食卓向けですよね(笑)。」
「普通に和食系に合いそう(笑)。」
「出し汁に合うよね(笑)。」
「マグロの漬け!カツオ…カラシ醤油なんてどうかな?無理かな(笑)」
「癖がないから飲み飽きしないかな(笑)。癖がないのが癖(笑)。」
「懐かしいテンプラリーニョ…。昔よくこんな感じのスペインワイン飲んだよね(笑)。そ言えば今あまり見なくなったかな?」
家内「今輸出されるスペイン•ワインはチリ•ワインみたいなファットなスタイルの赤ワインが多いですよね。」
「向こうのビストロなんかで飲むスペインワインって、特別濃くなくて中庸なんですよね(笑)。
このリオハ•ベガみたいなスタイルなんですよね(笑)。」
「薄いワインってダメだけど、濃くて重ければ良い訳じゃない(笑)。程良さなんだよね。特にデイリー•ワインには程良さこそ必要(笑)。」
「これもちゃんとテンプラリーニョなんだよね(笑)。」
私「アルコール分は13.5%としっかりありますが
、特別強く感じる訳ではありません。折り合いがよろしいかと(笑)。」
「13.5%アルコール分がある感じしませんよね(笑)。もっと低いかと思いましたよ(笑)。」
「たしか白はアルコール分が12%でしたよね。何故赤と白は違うんですか?」
私「品種の特性に合ったアルコール分だとしか言いようがありません(笑)。まぁ、無理に高くする必要は無さそうですが(笑)。」
◑フィズィ•ミシュカ フリザンテ ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 発泡性 ロゼ 750ml 1980円税込
「おつ~!鮮烈(笑)。果実味が鮮烈(笑)。」
「うんうん。かき氷のイチゴ•シロップのような甘みが残る(笑)。」
「果実の凝縮感が凄いね。」
「奥行き、広がりも立派(笑)。」
「余韻が長くて強い!はっきりしている(笑)。」
「塩味があって、キレもある。余韻がユニークだよね(笑)。」
私「残糖分もありますが、酸があるので邪魔にならない。バランスの取り方が素晴らしいと思います(笑)。」
「う~ん。確かに甘さが目立たない。甘いのだろうけど甘くない(笑)。甘さが果実味に転化している(笑)。」
「この果実感は経験したことがない(笑)。赤ワインからタンニンを削ぎ取ったような…(笑)。」
私「完熟したイメージですよね(笑)。果物の種の中の核を食べるようなニュアンスがあります。」
「リキュールっぽくもあるかな(笑)。」
家内「マスキューの定番の燕ちゃんラベルのロゼ•フリザンテです。アルコール分も13%あります。かなりしっかりしています。」
「そんなに高いんだぁ。普通フリザンテってアルコール分は10%くらいにして甘さでバランスをとるんだけどね(笑)。やはり、ちょっと違うんですね。」
私「黒葡萄のケークフランコシュで
作ったものです。」
「マスキューさん!あの赤、ソース…、中濃ソースに凄く合います。トンカツ、レバー、フライに中濃ソースをかけてワインを飲むとソース自体が凄く旨くなるんですよ(笑)。胡椒っぽさも引き立ちましたよ(笑)。」
家内「豊かでしっとりとした赤ワインですよね。私の大好物です(笑)。」
私「タンニンは濃いですが、旨味が伴っていますよね。ケチ臭くない(笑)。」
「東欧のワインって日本人好みなんですよね(笑)。」
私「植物性の油や豚肉によく合いますよね(笑)。」
家内「そのケークフランコシュの果実味をダイレクトにしたのが、このロゼ•フリザンテです(笑)。」
「このフリザンテ、とても飲みやすいんだけど、軽いあっさりしたものではないですよね(笑)。かなりグレードが高い(笑)。」
「しかも斬新(笑)。」
「マスキューさん!このワインは冷やした方が良いのですか?」
家内「さすがに今日の気温だと冷やさなくて大丈夫ですが(笑)。もう少し暖かくなってきたら冷やした方が良いですよね(笑)。」
「良し!春のお花見には勝烈庵のトンカツ弁当を買って、このフリザンテを飲む!コレですよコレ(笑)!」
「上カルビの焼肉バーベキューにコレを合わせる!美味しそう(笑)。上ですよ上。並じゃダメ(大爆笑)。」
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Feb 17, 2025 by weblogland |
今月末のマスキュー試飲会は2月21日(金)、22日(土)。2月は日数が少ないですからいつもよりちょっと早いですね(笑)。
まずはリーズナブルな価格のスペインの白と赤からスタート!
○リオハ ベガ ブランコ 2023年 リオハD.O.C. 白 750ml 1178円税込
リオハ•ベガは1882年創業の老舗ワイナリー。D.
O.原産地呼称以前の設立なのでワイナリーの前にリオハを名乗れるとか。リオハ•バハ地区にある由緒正しきワイナリーでございます。
これはワイナリーのエントリークラスの白ワイン。ステンレス•タンクで作ったもの。ヴィウラとヴェルデホをブレンドしたスタイル。詳しい割合は書いておりませんが、6対4ほどでヴィウラが主体となっているようです。
でもですね(笑)、味わいの主体はヴェルデホです(笑)。香りはヴェルデホらしいグレープフルーツなどの柑橘類。とても密度感があり、しっかり作ったヴェルデホを感じるもの。アロマティックではないヴィウラがベースで上手く折り合いをつけています。アルコール分は12%なのですが、それ以上の凝縮感を感じます。リオハ自体基本冷涼な産地ですから、無理にアルコール分を上げないで折り合いがついている点、クラシックなリオハを連想させてくれます。
ちょっと熟成が進むと香りより全体の重さが増し、とても質実な印象になります。本来的な良さがあってのことだと思います(笑)。
プリミティブな良さがある懐かしいスタイルの白でございます(笑)。とてもコスパが良いのも嬉しいことです。
●リオハ ベガ ティント 2023年 リオハD.O.C. 赤 750ml 1178円税込
リオハ•ベガは1882年創業の老舗ワイナリー。D.
O.原産地呼称以前の設立なのでワイナリーの前にリオハを名乗れるとか。リオハ•バハ地区にある由緒正しきワイナリーでございます。
これはワイナリーのエントリークラスのテンプラリーニョ100%のワインです。基本ステンレスタンクのみで作っているようですから、いわゆる早飲みスタイル。現行が2023年で今は2025年2月ですから、早飲みワインなのですが。ありがちなニューワールドっぽい今風でもございません(笑)。
テンプラリーニョらしい果実味は中庸ながらもしっかりした味わい。テンプラリーニョらしいベリーの香りは控え目(笑)。派手ではないが、デイリーに寄り添うワイン。かといって安酒ではない(笑)。かつては良く日本の市場で見かけましたが、昨今あまり見かけなくなったスタイルのワインですね(笑)。
コスパ良し!
◑フィズィ•ミシュカ フリザンテ ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 発泡性 ロゼ 750ml 1980円税込
ヴィンツェレーヌの核心ケークフランコシュ。美味しい赤ワインの元(笑)。それを使ったフリザンテでございます(笑)。ガス圧は2.5気圧。ステンレスタンクで発酵後約6ヶ月寝かせてからガスを吹き込んだもの。ちゃんとロゼワインと して出来上がってからフリザンテにしています。この点念が入っております。通常は発酵完了後すぐにタンク内2次発酵に移したり、ガス吹き込みをしたりします。
飲んでみるとなんとなく意図が解る(笑)。フレッシュネスだけに特化していないスタイル。完全に発酵した赤ワインの重さ。種の核のような深いフルーティーさを感じます。フレッシュ&ディープとでも言いましょうか(笑)。
こんなスタイルのフリザンテは経験したことがありません。
斬新で面白く、心に届く味わいでございます(笑)。肉料理に合わせるべきロゼ•フリザンテかと(笑)。
インポーターさん資料より
ハンガリーの北西部でオーストリアとの国境にあるショプロンの周辺は、古くからワインの生産がさかんなエリアです。国境に位置するフェルテー湖(オーストリアではノイジードル湖)の周辺に広がり、ワインの産地としてはハンガリー国内でも有数の規模を誇ります。歴史的にも非常に古く、記録によれば、およそ2,000年前にもさかのぼる古代ローマ時代にはすでに葡萄の栽培がさかんに行われていたとされています。古くから生産されている品種としては、黒葡萄のケークフランコシュ(オーストリアではブラウフレンキッシュ)などがあり、このエリアのケークフランコシュの品質は、19世紀ナポレオン戦争時代、ナポレオンの侵略がこのエリアに達した頃、金銭取引の代用として認められていたほど上質なものであったという記録が残さ
れています。 このような歴史に支えられた由緒ある産地で、長く葡萄の栽培に携わってきた3つの家族が協力し、1つのワイナリーを立ち上げました。モルナール家、ピレル家、シャージュディ家が1986年に設立した、ヴィンツェレールです。設立後30年が過ぎた現在でもワイナリーのオーナーはこの3家族が名を連ね、なかでもモルナール家のティボル氏の主導で醸造が行われています。ティボル氏は、醸造学校を卒業した後、オーストリアのミッテルブルゲンラント・ホリチョンにあるアントン・イビィで約4年間、その後、カンプタールのランゲンロイスにあるフレッド・ロイマーで経験を積み、ヴィンツェレールの醸造の要となり手腕をふるっています。 フェルテー湖のある国立公園内に広がる農園の面積は、13.5ha。栽培されている品種
は、白葡萄ではゼニットやツェルト・ヴェルティーニ(グリューナー・フェルトリーナー)、黒葡萄ではツヴァイゲルト、ケークフランコシュなどが中心です。
以下
ケークフランコシュ2020年赤の記載
マスキューの大好物、中欧の赤ワインでございます。
このワインはハンガリー西側オーストリア国境付近の銘醸地ショプロンのもの。
ショプロンと言えばマスキューの定番の白イルシャイ・オリヴェールの産地でもございます。もともとこの黒葡萄ケークフランコシュ(オーストリア名ブランフレンキッシュ)の大ファン(笑)。滑らかなタンニン、溢れんばかりの旨み。基本アロマティックではありませんが、しっとりとした味わいはとても日本人向き。
デイリーな日本の食卓にはぴったりかと(笑)。
キメ細やかでタンニンに収斂性がないので一見ミディアムなのですが、じつにしっかりしている。玄人好みの赤ワインと勝手に思っております(笑)。
これはケークフランコシュを500Lの古樽で2年間熟成したもの。収穫より丸5年たち、今素晴らしい状態。これこそ飲み頃の美味しいクラシックなケークフランコシュでございます。
実際ケークフランコシュを探すと凡庸だったり、マスキューが扱うには高級過ぎたり(笑)、なかなか当たりませんでしたが(笑)。これは当たりでございます(笑)。
○『チェルソ 』2022年 アジェンダ・アグラリア・グエリエリ イタリア マルケ 白 ビアンケッロ・デル・メタウロ・スペリオーレ D.O.C. 750ml 2545円税込
ようやく飲み頃に入ってきました!
前回のメイク2021年より大物ですね(笑)。
ビアンケッロ・デル・メタウロDOCはマルケ州北部、ペーザロ・エ・ウルビーノ県をアドリア海に向かって流れるメタウロ川に沿う丘陵地帯のみに広がる限定されたワイン産地で1969年にDOCとして認可を受けました。2016年現在、栽培面積は244ha、16件のワイナリーしか存在しません。ワインは土着品種のビアンケッロ種を95%以上使うことが義務付けられています。
アジェンダ・アグラリア・グエリエリは5代続く農場。葡萄畑が45ヘクタール、麦畑が120ヘクタール、オリーブ畑を30ヘクタール所有しています。かつてのテヌータですね。
この『チェルソ』はテヌータで最初に葡萄を植えた「チェルソ・グエリエリ」に敬意を込めて名付けられたもの。最も樹齢の高い3ヘクタールの畑を通常より約1ヶ月収穫を遅らせて凝縮した特別なワインです。25%収量が落ちるそうです。この家のビアンケッロ・デル・メタウロ・スペリオーレ D.O.C.の最高級品なのです。
味わいはまず液体の濃さに予感されます(笑)。特に濃い白ワインにたまにみられる動物の汗のような香り(笑)。家内曰く『熊の香り(笑)?』コレだけで途方にくれるほど(笑)。
液体はハニーでとろとろ(笑)。長い余韻に時は止まります(笑)。圧倒的な広がり、龍角散やカリン、レモン等の柑橘類、白や黄色の花、オレンジや杏のような果肉。後味のハニーさには塩を降ったアーモンドの香ばしさ。
その様には心奪われます。
このビアンケッロ・デル・メタウロ D.O.C.は何度か飲みましたが、これほど記憶に残るものは初めてです。やはり尽力したワインこそ人の心を惹き付けますね(笑)。
●バルバレスコ ヴァッレグランデ 2014年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルバレスコD.O.C.G. 750ml 4242円税込
以前同じ物をマスキュー試飲会でお出ししましたが、ようやくピークに入りました(笑)。ネッビオーロは時間がかかる!
皆さん、もちろんバルバレスコご存知ですよね(笑)。王様バローロの弟分のワインとして私はかつて習いました(笑)。でもですね、最近のバルバレスコは大概が別物(ごめんなさい)。
かつてバローロは20年以上経ってから飲むべきワイン、バルバレスコは10年以上経ってから飲めるものでした。標高の高いバローロほどの大きさシリアスさには及ばないが、グレートな弟分なのでした。クラシックなファンはかつてのガイアの真骨頂バルバレスコを飲み、バローロにひけをとらないバルバレスコの偉大さをご理解いただいているかと(笑)。
今ではバローロは10年くらいで飲むのがやっとのワインばかり。バルバレスコに至っては5年以内で飲みきるべきワインが大半です。まあ、時代の衰勢に合うスタイルが大半。ただ、許せないのは高いこと(笑)。それなりの価格をつけなきゃ(笑)
!ついつい義憤に駆られてしまいます(笑)。ゴメンナサイ。
このバルバレスコは樽熟成期間が5年。最良のネッビオーロが必要とする時間をゆっくりたっぷりかけたクラシックなもの。渾身の尽力を払って作られたものです。まあ、作り手のグラッソ・フラテッリからすれば普通のことなんでしょうけど(笑)。
悲しい話ですが、ちゃんとネッビオーロの香りがするバルバレスコって少ないのが実情ですから、一度はお試しを!
それで『ネッビオーロって美味しいよね。』と普通に語っていただけると私嬉しいのでございます(笑)。でもそれには後数年待ってから飲んだ方が良いかな。
以下インポーターさん資料より。一部岡本補追
グラッソ フラテッリが所有する3つのクリュのひとつ、「ヴァッレグランデ」の畑からのワインです。方言で「太陽の当たる土地」また「広い渓谷」という意味を持っています。グラッソの所有する畑の中でも、その名前が示すとおり一日中日当たりのよい、最も優れた区画です。面積は4.5ha。標高350~370m(バルバレスコにしては高い方)、南南東向き、土壌は石灰岩質です。1970~1974年に植樹しました。29~30度に温度管理しながらステンレスタンクで10~15日間発酵させます。50hLの伝統的な大樽で48ヶ月熟成させます。最後の12ヶ月は30%を225Lと500Lのフレンチバリックの新樽に移して熟成させ、ブレンドします。
ワイン造りは生活そのもの。販売することではなく、葡萄を育て、造ることに楽しみがある。(あと自分が飲むこと)
だからこそ美味しくなるまで熟成させて、最も素晴らしいタイミングでリリースできる。
グラッソ フラテッリは、トレイゾ村で1900年から続く家族経営の個人生産者です。現在は、兄のアルフレード グラッソ(上写真右)と弟のルイジ(上写真左)がワイナリーを引き継ぎ、長期熟成タイプのワインを生産しています。「フラテッリ」には兄弟という意味があり、ワイナリー名は「グラッソ兄弟」という意味です。祖父のヴァレンティーノ、父のエミリオと続いており、現在が3世代目です。
1960年代まで、ワインは自家消費用を除いたほとんどを他の会社や組合にバルクで販売していました。父の時代に設備投資を行い、70年代からは自社での瓶詰をスタートしています。アルフレードとルイジのグラッソ兄弟は70歳くらいで、二人とも醸造学を学んだわけではありませんが、ワイン造りに携わってきた長年の経験から「歩く教科書」と例えられるほど豊富な知識を持っています。私たちが訪問した際には葡萄畑でお話を伺いましたが、話しながらも自然と芽かき(不要な芽を摘み取る作業)を始めてしまうほど。二人ともまさにベテランといった風格です。ピエモンテ州で有機栽培を推奨する取り組みである「グリーン エクスペリエンス」に所属しており、葡萄畑には農薬や除草剤を使用していません。畑仕事だけではなく、醸
造面にもこだわりがあります。例えば、バルバレスコの熟成期間は、法律で最低26カ月間(その内木樽熟成は最低9ヶ月間)と定められていますが、グラッソ フラテッリでは木樽で最低36カ月間熟成させています。手間暇をかけて育てた、太陽の光をいっぱいに浴びて育った葡萄の成分をしっかりと抽出し、木樽で長い間じっくりと熟成させて出来るワインは、美しい色合いで香り高く、長期熟成が可能な素晴らしいものとなります。
ネッビオーロにとって理想的な2つの葡萄畑「ヴァッレグランデ」と「ジャコーサ」
ワイナリーの裏手にはヴァッレグランデの畑が広がり、葡萄が太陽の光を余すことなく浴びている様子が確かめられます。十分な日照量が必要なネッビオーロにとって、この畑は最適な条件を備えています。ヴァッレグランデは、慣習的に「ソリ ヴァルグランデ(太陽の当たる土地、広い渓谷)」というワイン名でリリースしていました。法律が変わり、「ソリ」という言葉を入れることが出来なくなり、2007年VTから「ヴァッレグランデ」という名前に変更しています。ヴァッレグランデに隣接する畑であるジャコーサも日当たりが良く、周囲の畑よりも濃縮度が高く、しっかりとしたタンニンが特徴的なワインが生み出されます。こちらも慣習的に「ブリッコ スペッサ(ブリッコはピエモンテ方言で丘の頂上、スペッサは前のオーナ
ーの名前。直訳すると、丘の頂上のスペッサさんの畑)」の名前でリリースしていましたが、現在は行政上の畑名「ジャコーサ」を用いて「ジャコーサ スペッサ」としてリリースしています。
大樽での長期熟成によって育まれる古典的なスタイル
現在、多くのバルバレスコの生産者が、3年後には飲める甘さのある、タンニンがソフトで色は薄めのモダンなスタイルのワインを生産しています。しかし、グラッソ フラテッリは、出来るだけ長いマセラシオンとポンピングオーバーを行うことで、葡萄の果皮からより多くの成分を抽出し、熟成させてから飲むクラシックスタイルのバルバレスコを生産しています。グラッソ兄弟いわく、15年熟成させることを前提としているそうです。ヴァッレグランデ、ジャコーサの2つの畑の葡萄は、どちらも標高が高く日照量が豊富なため、力強いタンニンが特徴的ですが、長期間の樽熟成によって渋みはやわらぎ、味わいもまろやかになっています。ワインの貯蔵用のセラーは100年前から使用しており、2008年に一部の樽をリニューアルしています
が、2017年までは、100年前に祖父が使っていた55hℓの大樽も一つだけ現役で使用していました。葡萄は100%手摘みで収穫しています。8月頃に不要な葡萄を選んで間引きすることで、残った葡萄が健康に育つようにしています。間引き率は30%~40%と高く、樹に残された葡萄の風味は凝縮し、これが高品質なワイン造りの秘訣となっています。また、梗があると酸が強くなってしまうため、すべて除梗しています。
世界的なワイン品評会で高評価を獲得
グラッソ フラテッリのバルバレスコは、家族と土地の歴史、伝統が積み重なって出来た唯一無二のワインということが出来ますが、決して古い習慣にとらわれているわけではありません。常に品質向上のために、栽培や醸造にこだわり続け、2011年VTからはDIAMコルクを採用するなど、新しい取り組みも行なっています。近年、その姿勢は世界的なワイン雑誌によって取り上げられ、非常に高く評価されています。「ヴァッレグランデ リゼルヴァ(I-833)」の2008年VTは、2015年の「デカンター ワールド ワイン アワード」でゴールドメダル(エントリー数16,000本以上のうち、ゴールドメダルはわずか305本のみ)を獲得。「ジャコーサ スペッサ リゼルヴァ(品番:I-834)」の2011年VTは2017年の同コンテストでプラチナメダル(エントリー数17,200本以
上のうち、プラチナメダルは175本のみ)を獲得しました。そのほか、「インターナショナルワインセラー」、「ルカ マローニ ベストワイン年鑑」や「イ ヴィーニ ディ ヴェロネッリ」などのワインガイドに掲載されています。
え~と、以上5本!
何故いつも通り6本ではないのか?
こんなこともございます。決して手を抜いた訳ではございません(笑)!
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ここ二、三日かけてコレを飲んでます(笑)。
Feb 12, 2025 by weblogland |
憶えておられますか(笑)?
実はこのワイン、2024年の2月の桝久試飲会に出したもの。あっという間に完売した伝説的な白ワインです。2021年ヴィンテージでしたね(笑)。
当日の感想を振り返りますと(笑)…
家内「この白ワイン、マルケの地場品種ビアンケッロ100%のものです。しかも一番良い区画で1ヶ月収穫を遅くして作られたものです。」
「へぇー、1ヶ月も収穫を遅くするとどうなるんですか?」
私「物理的には25%収穫量が減るそうです
。まっ、まっ、どうぞお試しください!」
「あー、コレ凄い!」
「香りが物凄い!」
「トロトロ(笑)。掴みはオッケー!」
「ラベルもカッコいい(笑)。やられちゃう(笑)。」
「マスキューさん、コレ女子大好きですよ(笑)。」
「おー!圧巻!言葉を失う…。」
「凄い果実味!トロピカルで…、ネクタリン、柑橘…、オレンジ、グレープフルーツ、桃、ポワレ、熟した黄色果肉…マンゴー、…ライチ、バラ…複雑でてんこ盛り(笑)。」
「ゲヴュルツトラミネールみたいにライチの香りが突出してはいないんだよね。すべてがてんこ盛り(笑)。」
家内「時間が経つとライチや薔薇の香りが強くなります。」
「単一品種とは思えませんよね(笑)。」
そしてその後2022年ヴィンテージで再入荷しましたが、ちょっと硬い。
2024年7月
「『チェリソ2022年』は何時飲み頃になりますか?」
私「夏を上手く越して、来年には飲みやすくなっているかな?来春以降なら確実かな?」
家内「『チェリソ2021年』は今年の冬に飲んで驚きました。日本に来てから1年くらい経ってから飲みやすくなったようです。」
「取り敢えず青ラベルとサブリミナルを買っていこう(笑)。」
そんなこんなで前回と同じく丸1年たった2022年。どんなんかな(笑)?とコッソリと試飲(笑)。
う~ん。
2021年より熟成のスピードは少し遅いですね。その分パワフル。ただ、インポーターさんの残りの在庫数を確認すると黄信号(笑)。もう待てない。取り敢えず、取り損ねることがないように確保(笑)!
本来はもっと暖かくなってからお披露目したいところですが、圧巻の素晴らしさは今のこの時点でも伝わるはず!
今月のマスキュー試飲会でのお披露目ほぼ決定!かな(笑)?
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裏ティスティングの続き
Feb 09, 2025 by weblogland |Kさん「ところでサッポロビールのコマーシャルでカツレツが出てましたよね(笑)。美味そうなんですよね(笑)。」
私「あれはビールよりもオーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナーに合わせたくなる(笑)。」
家内「サッカーの長谷部がいる40階!」
私「ウィンナー風カツレツですよね(笑)。」
Kさん「肉は豚でも牛でもどっちでも構わない。」
家内「でもソースがグリーンだった。初めて見るソース。」
Kさん「バジル?」
家内「パセリ?」
私「ベースはタルタル?」
Kさん「サッポロビールに問い合わせると事細かに教えてくれますよ(笑)。」
早速ウェブで検索(笑)。
私「シュニッツェルとグリーンソース。シュニッツェルはカツレツ!グリーンソースは緑色のハーブをサワークリームやヨーグルトに混ぜたもの。フランクフルトの郷土料理だって!」
Kさん「早っ!スマホ便利(笑)。」
家内「ハーブにパセリ入ってた(笑)。エッヘン(笑)。でも伝統的には7種類も入れるんだ。日本の七草みたいだよ(笑)。」
Kさん「春に向けてのコマーシャルらしい(笑)。計算されてますね(笑)。」
ティスティング以外で大盛りあがり(笑)。
しかし、こんなことで盛り上がってる場合手はない!まだ今月の試飲会のラインナップは半分しか決まっていません(笑)
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『ディヴィン』、モルドバのブランデーです
Feb 07, 2025 by weblogland |
『ディヴィン』、モルドバのブランデーです。10年オーク樽熟成したもの。
『ディヴィン』はコニャックと同様に、原料の白ワインを単式(シャラント)で2回蒸留した後最低で3年以上樽熟成させたもの。
じつは先日インポーターさんの試飲会で目をつけてました(笑)。こんなことを言ってはナンですが、モルドバはワイン産地としては途上ですからかなり真面目にワインは作ります(笑)。もちろんブランデーも然り(笑)。お買い得な良い物があるに違いない!私のアンテナ発動です(笑)。
勘は大当たり(笑)。
とても濃くて原料ワインの良さがあり、しかもプリミティブでなかなかよろしい(笑)。上等なフィーヌとかマールっぽくて浸れます(笑)。まぁ、コニャックほど綺麗ではありませんが(笑)、このレベルの物はこの価格帯にはありませんね。
500ml入りでお値段3500円税込でございます。
隅っこでコソコソ売ってますから、モルドバのブランデー何処?とお声かけくださいね(笑)。
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家内「この白、実に美味しいよね(笑)。」
Jan 19, 2025 by weblogland |
〇ア・パル ビアンコ オーガニック 2019年 ロシャレル(ルシャレル)スペイン カタルーニャ D.O.ペネデス 白(オレンジ・ワイン) 750ml 3300円税込み
●ア・パル ティント オーガニック 2019年 ロシャレル(ルシャレル) スペイン カタルーニャ D.O.ペネデス 赤 750ml 3300円税込み
家内「この白、実に美味しいよね(笑)。」
私「SO2無添加だから色の退色は激しいけど(笑)、中身は全然古くない不思議?普通この色になると酸化臭が酷くて飲めない(笑)。この色でも美味しく飲めるのはソーテルヌくらいじゃない(笑)。やはり瓶詰め前にちょっとだけSO2添加して欲しいな。」
家内「あと気がついたんだけど(ちょっと遅いけど…)この白ワイン、チャレロ100%なんだよね。」
私「えっ!そーなんだ。チャレロってこんなにアロマティックなんだ!絶句(笑)。」
家内「ウ•メス•ウ(1+1=3)なんかもチャレロだけのワインをリリースしているけど、コレほどアロマティックじゃないんだよね。」
私「うんうん。たしかに。ウ•メス•ウ(1+1=3)のチャレロってとても厚みがある。だからチャレロは厚みに作用する品種だと思っていた。気が付かなかった!両者ともペネデスだから優位性はあるけどね。」
家内「ウ•メス•ウ(1+1=3)のチャレロ。取っておいて熟成を見計らって飲んでみないといけないね(笑)。」
私「課題が一つ増えましたな(笑)。」
家内「赤の方、無添加ワインっぽくないよね(笑)。」
私「そうなんだよね(笑)。癖がなくて、しかも生命力を感じる。白は無添加っぽさ満載だけど、赤は言われなければ解らない(笑)。」
家内「他のロシャレルのワインと比べても暑苦しさ(笑)…、スペインっぽさがあまりない…。バランスがとても良いしね。エレガントなんだよね。」
私「アルコール分が14.5%ある印象ではないんだよね。それはそれでちょっと不思議(笑)。」
家内「昨日開けて今日また飲んでも揺るぎないしっかり感はあるんだけど(笑)…、そうだ!冷ややかなんだよね(笑)。」
私「ロシャレルの畑は標高差に沿ってあるから上のパーセルのワインかもね(笑)。」
家内「ちょっとシュ•ド•ウエストみたいな感じがする(笑)。」
そんなこんなで大盛りあがり(笑)。気がつきゃボトルは空いている。
私「あ!全部飲んじゃった!」
家内「美味しいものの証だね(笑)。」
こうしてマスキューの2頭立て馬車は爆進しております(笑)。
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今月末1月24日(金)、25日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
Jan 18, 2025 by weblogland |お時間はいつも通り
1月24日(金)、17∼20時
25日(土)、11∼20時
ちょっと寒いですが、心温まるワインがお待ちしております(笑)。

☆コッリ・ボロニェージ・ピニョレット スプマンテ ブリュット プレステージ カンティーナ・ディ・カルピ イタリア エミリア・ロマーニャ 発泡性 白 750ml 2074円税込
鍋に合うんですよね(笑)。
インポーターさん資料より
カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラは1903年に創設されました。創設以来100年以上というたいへん長い歴史に支えられたイタリア・モデナ県にある生産者協同組合です。カルピ協同組合とソルバーラ協同組合とが合併し、組合員は約1,600名、所有する畑の面積は2,300haと、かなり大規模な生産者協同組合となっています。
ソルバーラやサラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ、グラスパロッサなどのDOCの畑があり、ワインにも畑の特徴が表現されていますが、おもにランブルスコを多く生産しています。さらに近年は、グレケット・ジョンティーレ(=ピニョレット)で造るコッリ・ボロニェージ・クラッシコ・ピニョレットDOCGの存在も注目されています。
創業以来の長い間、そのこだわりは品質に焦点を当てられているため、畑の面積と比較して瓶詰されているワインの生産量は決して多くありません。丹念に吟味して厳選された葡萄を使用し、年による差がつかないよう常に上質なワインを生産するべく注力しています。ガンベロロッソ誌でも称賛され、近年は必ず名が挙げられる生産者です。
コッリ・ボロニェージ・ピニョレットD.O.C.G.は2010年に昇格。
ボローニャ県とモデナ県にまたがるいわゆるボローニャの丘陵部でピニョレット種を使って造られるスプマンテです。
平たく言えば(笑)、もともと沢山の種類のワインを造っているコッリ・ボロニェージD.O.C.の中でピニョレット種を95%以上使った優良な生産地域のものを分離してD.O.C.G.にした訳です。
これはガス圧3.5気圧、残糖分は14g/L。この塩梅がミソ(笑)。とにかく決め細かな泡(笑)。舌触りが優しく食べ物の味を壊さない。わざわざ瓶内発酵・熟成する必要がないのです。発想の転換なのです(笑)。何も5気圧にする必要性はないのです。
あと、ともすれば甘く感じるほどの残糖分の量なのですが、甘さが気にならない。もともとの酸がしっかりある証拠。原料ワインの質の高さ故です。
シャンパン方式で辛口に造るより、低価格でデイリーなものを造ろうとする意図が伝わってきます(笑)。
それもこれも原料ワインの良さがあってこそ。ピニョレット自体はそれほど香り立つアロマチックな品種ではありません。白い花や柑橘類の香りは心地良いのですが、リンゴの味わいが旨みのしっとりさに包まれる上品なスタイル。香りの抜けの良さ、広がりの美しさも身上ですね(笑)。時間が経つと青い茎のような植物のニュアンス 上品なハニーさはピニョレットらしいほろ苦い後味に とても自然な味わいの流れがあります。
まさに食事のためのスプマンテなのです。知り尽くした者ならではのワイン。生産者の意志と力量が伝わってきます。
❴限定品❵○マスカット・オットネル ビー・ナチュラル 2022年 ミューラー・グロースマン 750ml 2687円税込
このワインかつて試飲会でお出しした折、あっという間に完売したもの(笑)。それ以来マスキューではこっそりと売っておりました(笑)。
でもですね(笑)、今回インポーターさんの在庫調整となり大特価にての販売となります!1000円近くお安くなっております(笑)。
私「おっ、色濃いですね(笑)。黄金色というよりべっ甲色(笑)。」
Kさん「澱引きしてないから濁ってる(笑)。」
家内「SO2も無添加のせいか若干泡がある。」
私「でもですね(笑)、イイ香り(笑)。マスカット系の甘~い香り。初めて飲んだ時の香り(笑)。しかもとても凝縮されている。」
Kさん「南フランス辺りのマスカット系のワインってアルコール分が高くてちょっと暴力的で直線的ですよね。このワインはそれがない(笑)。」
私「南フランスやイタリア等の暖かい国と比べると、ワイン作りの思想が違うかのようですよね(笑)。アルコール分は12%しかない(笑)。」
家内「前に飲んだ時より複雑ですね(笑)。ちょっと香木や香草…、薬草っぽさが出てます。」
私「一昨年2023年の12月のマスキュー試飲会がマスキューデビューでした。まあ、丸一年経ってワインが開いてきましたね(笑)。まあ、早飲みスタイルの無添加ワインですから、長熟ではありませんが。」
私「とても綺麗でエキゾチック。品が良く華麗(笑)。広がりの美しさは白眉ですね(笑)。」
Kさん「そうだ!昔家にあった置き薬 紙にくるんであったヤツ あの香りです(笑)!」
家内「とてもボタニカルですよね(笑)。いわゆるスパイスで作ったカレーでナンを食べながらこのワインを飲んだら美味しいでしょうね(笑)。」
そして翌日、翌々日になると
Kさん「一言で言うと『和のテイスト』です。
最初は香木の香りで仏壇を連想しますが(笑)柑橘類ではレモンやグレープフルーツでなく柚子のような香りです。」
更に更に丸6日
Kさん「一昨日飲み切りました。今週に入って少しパワーダウンした感じです。ナチュールワインは生き生きしていた時と比較して落ちて来たときは物悲しいイメージですね。最後の澱は凄く濁って凝縮感たっぷりでした。」
私「Kさんがリポートしてくれたよ(笑)。」
家内「きっとゆっくりフェイド・アウトするんだろうね(笑)。日本人好みだよね(笑)。」
私「澱美味しそうだなぁ(笑)。」
ありがとうございました、Kさん!
●ロス・コンデス 赤 2023年 ラモン・ロケッタ スペイン カタルーニャD.O. 赤 750ml
1130円税込
貴重なコスパの良いワインでございます。以前試飲会で2021年をご紹介しましたが、相変わらずの味わいでございます(笑)。相変わらず安くて旨い!
スペイン、カタロニアの赤。造り手は定評のあるラモン・ロケッタ。『ロス・コンデス』という銘柄なのですが、日本の某有名スペイン・レストラン専用のものです(笑)。テンプラリーニョ100%の直球勝負(笑)。ベリー系の赤い果実がとてもフレッシュでチャーミング。杏子やプラム等の中粒の赤い果実のニュアンスです。
某レストランのハウス・ワインとして扱うだけあって、誰が飲んでも文句は出ない安全運転な味わい(笑)。フレンドリーな味わいはいかにもスペイン(笑)。明るくて健全、ちょっとワインを知ってるかたなら『テンプラリーニョって良いよね(笑)。』と言うはず!
マスキューはラモン・ロケッタのファンでして(笑)、特にシャルドネとマカベオ半々の白が大好き(笑)。オリジナリティーと品質の高さに魅了されておりました(笑)。
これは赤、ワイン価格が高騰する昨今、美味しいデイリーな味わいは貴重でございます(笑)。そんなこんなで今回マスキュー試飲会で満を持してのデビューとなりました(笑)。
リリースしたばかりなのですが、すぐに全開(笑)。当初はとても軽く感じますが、時間の経過とともに本来的な質感が増します。タンニンをしっかり感じられますから、やはりもともとの良さがあります。
ラモン・ロケッタはバルセロナが本拠地ですが、それだけでは足りず(笑)カタルーニャに広く畑を所有しております。それゆえかこのワインはカタルーニャD.O.となっております。ただしそれは自社畑にこだわるからです。大きくなればなるほどネゴス色が強くなるワイン業界ですが(笑)、あくまで自社畑にこだわる理由が飲むと解るのです。単なる買い酒の安物ワインとは違うのです(笑)。
●『ギーロ・ロッソ・ディンヴェルノ』 2010年 マルティルデ フランス ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml 3771円税込
凄いですよ。澱の量も凄いですが(笑)。
キュヴェ名『ギーロ・ロッソ・ディンヴェルノ』は『冬眠中のアカヤマネ』ヤマネはネズミに似た哺乳類のようです。とても可愛い(笑)。日本では『ニホンヤマネ』のみが棲息しているとか。
良作年の特別な畑の樹齢の古いクロアティーナを手摘み収穫、選果後ステンレスタンクで野生酵母による自然発酵。
マロラクティック発酵もステンレスタンクで行い、2~3年物のバリックに移し熟成。
熟成期間はヴィンテージごとの特性や使用するバリックの経年数に合わせ最低2年以上。その後長い瓶熟成を経てリリース。おそらく十年ほどかと。
ワインの作りはトップ•キュヴェのバルベーラ100%の『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポN.V.』と同じですね(笑)。かつての『ザッフォ2017年』は2500リットルの大樽で24ヶ月以上熟成していましたが、コレはバリック。意見の別れるところではありますが、マルティルデらしく別ジャンルのクロアティーナとして考えるべきかと(笑)。多分彼らが作る最良のクロアティーナなのでしょう。
さて、裏ティスティングのはじまりはじまり~!
私「うわっ!熟成香…還元臭、と旨味が物凄いことになってる!特に旨味。椎茸のドンコの旨味を煮詰めたような(笑)。」
家内「ボルチーニ茸!」
Kさん「ボルチーニ茸…、良いですねぇ(笑)。深い山奥を連想しますね(笑)。コレ2010年かぁ。あとどれほど持つのか?20∼30年のスパン?」
家内「うわっ!あまっいー(笑)!カラメル…、黒糖…、リコリス。バルベーラとは違った甘さ。あと赤い小粒の果実味が出てくる(笑)。う~ん…、リンゴ、サクランボ。」
私「圧巻ですね(笑)。ボナルダを代表するワインと言えそうですね(笑)。巨大だよね(笑)。グレート•ワイン!」
家内「大きくて深い(笑)。私このボナルダにトドメを刺します(笑)!コレなんだよねコレ(笑)!」
Kさん「渾身の大物。独特の味わいもあるし、それに惹かれる(笑)。俳優の松重豊みたいですな(笑)。」
私「遅咲き(笑)。大器晩成ですね(笑)。」
Kさん「そう(笑)。ボナルダ同様時間が必要(笑)。」
私「このボナルダは、アルコール分は14.5%で残糖分はなんと0.6g/l野生酵母ではあり得ないレベル。とてもドライ。総酸が5.3g/lと立派なレベル。」
Kさん「温暖化の影響でボルドーなんか3g/Lくらいがせいぜいだから、コレは立派(笑)。遥かに生命力がありますね(笑)。」
家内「あとSO2の添加量は25ml/Lとかなり低い。樽熟成しているのにかなり低い。ちょっと異例なほどです(笑)。」
私「すべての工程で衛生管理は徹底的なのだろうけど、葡萄自体の濃さ…酸の多さでSO2の添加量を少なくできるんだろうな。」
そして翌日
私「旨味が増しワインのディテールがより明瞭になってきてる(笑)。果実味が綺麗でチャーミング(笑)。」
家内「たしかにより綺麗になっている。ただ熟成香も目立つかな(笑)。」
私「澱の量も凄いね(笑)。デカンタージュした方が良いかも。デカンタージュしてもワインのバランス崩れないと思うよ(笑)。」
翌々日
私「更に旨味が際立つ(笑)。甘さに透明感が昨日より感じられる。」
家内「昨日気になった熟成感…ちょっと古く感じるような熟成感が無くなってる(笑)。」
私「このワインまだ伸びしろがある。1度目のピークから2度目のピークに向かっている(笑)。」
家内「古酒に向かってるね(笑)。凄くエレガントで力強い昔の古酒みたいになりそう(笑)。あと何年かかるのかな(笑)?」
以下インポーターさん資料より
土地、葡萄、家族への愛情が育むナチュラルワイン 「マルティルデ」は、ミラノから南に約60km、ピアチェンツァに程近いロンバルディア州南端、ロヴェスカーラの標高200mの小高い丘の頂に処を構えています。ピエモンテ、リグーリア、エミリア・ロマーニャと州境を接するこの地域はオルトレポ・パヴェーゼの生産地域で、古い文書にこの地で西暦1100年頃からぶどう栽培とワイン造りが行われていたとの記録が残っています。「マルティルデ」はこの地に17ヘクタールの地所を所有し、そのうち15ヘクタールに土着品種のクロアティーナを始めバルベーラ、マルヴァジアなど様々なぶどうが植えられています。ミラノのIBMに勤め、ワインとは全く無縁の仕事をしていたレイモンドとアントネッラのロンバルディ夫妻がロヴェスカーラの美し
い風土と古いぶどう畑が広がるマルティルデの地所に強く惹かれ、ミラノからこの地に移り住んだのは今から30年ほど前。ワイン造りに関する知識も経験も皆無だった2人は栽培と醸造について一から学び、1991年にファースト・ヴィンテージがリリースされました。スタート当初レイモンドはIBMでの仕事を続けており、平日はロヴェスカーラとミラノを往復する生活を1997年まで続けました。 彼らはぶどうの栽培には当初から有機農法を取り入れ、さらに ロンバルディアを中心に活躍する腕利きのエノロゴ、ジュゼッペ・ザッティをパートナーに迎え、現在では素晴らしいナチュラル・ワインの造り手として確固たる地位を築いています。マルティルデの畑はいずれも古くからある畑で、一部の畑には樹齢数十年の古樹が残っていますが、
彼らは樹勢の落ちた古樹は植え替えを進めており、植え替えの済んだ畑では樹齢3~14年の樹が1ヘクタール当たり5000本の密度で植えられています。 樹は全てギュイヨに仕立てられ、剪定によって果実は1本当たり10房以下に抑えられます。土壌は粘土質が主体で少量の石灰質が交じり、果実味豊かな赤やはつらつとしたミネラル感を持った白ワインを産み出します。土壌の構成は畑ごとに微妙に異なり、ぶどうの味わいに変化をもたらします。植物の適度な競合と低収量によって土壌の安定と肥沃さを維持するため、1993年以降畑の下草を定期的に刈り込む作業を行っています。 また畑への施肥はそれぞれの畑の状態、すなわち土壌の養分構成や前年の収穫量や作柄に基づき、堆肥などの有機肥料が必要最低限施されます。病害への対策も同様
に制限され、可能な限り好ましい気象条件の時に天然由来の環境への影響の少ない薬剤を必要最低限使用します。農薬や合成除草剤は一切用いません。 、ぶどう 彼らのぶどうの中で最も重要なものは、黒ぶどうではクロアティーナです。「ボナルダ・ディ・ロヴェスカーラ」とも呼ばれるこのぶどうは古くから栽培され、その卓越した品質には定評があります。彼らもこのぶどうには特別な思い入れがあります。また最近では、適度な酸を持ち熟成に向いたバルベーラにも力を入れています。一方白ぶどうはマルヴァジアがメインです。1993年、彼らは古い畑に初めてマルヴァジア・ディ・カンディアのクローンを植えました。現在、これは彼らの最も重要なぶどうの一つになっています。このぶどうからは2つの異なるタイプのワイン –
フレッシュなタイプと、約6ヶ月のマセレーションを行ったいわゆる「オレンジ・ワイン」 – が造られます。ぶどうはすべて自社栽培のもののみを使用し、買いぶどうは一切使用しません。収穫が近づくと、彼らは頭をからっぽにして畑の隅々まで歩き回り、ぶどうの風味(甘味、渋味、柔らかさなど)を徹底的にチェックします。この食味による確認と並行して糖度、酸度、phなどの分析も行われ、最適と判断された時点で手早く収穫が行われます。これらの作業は秋の気候の変わり目までに終わらせなければならないため、常に時間との戦いとなります。ぶどうは全て手摘みによる収穫後直ちにセラーへと運ばれ、圧搾が行われます。発酵は赤も白も全てステ
ンレスタンクで行います。
発酵を安定させるために発酵の前後でSO2を加える生産者が多いのですが、彼らは果汁の状態が良ければ発酵の前にSO2を加えません。発酵終了後に法律で認められた量よりはるかに少ない量を添加するだけです。そのため彼らのワインはSO2の含有量が低く、「飲んでも頭が痛くならないワイン」は彼らの自慢です。発酵後白ワインはそのまま瓶詰めまでタンクで熟成させます。 赤ワインはマロラクティック発酵を行い、熟成のために樽へと移されます。彼らはワインによって2500リットルの大樽と225リットルのバリックを使い分けています。バリックで熟成させたものにはバニラやコーヒー、スパイスのフレーバーが備わります。赤ワインは瓶詰めの前に卵白とゼラチンで清澄を行います。 、 彼らのワインにはすべて彼らの家族– 一緒に暮
らす犬、猫、馬たちの名前が付けられ、アントネッラによって描かれた可愛らしいラベルが貼られ、ワインを味わう人々を和ませます。有機ぶどうから造られたワインはいずれも果実本来の風味にあふれ、飲む人に強い印象を与えます。ロヴェスカーラの地、そこから産まれるぶどう、そして家族たちへ限りない愛情をそそぐアントネッラとレイモンドの想いが詰まったマルティルデのワインを是非味わって下さい。
●『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポ』 N.V. マルティルデ イタリア ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml 4525円税込
これ以上のワインを求めるとバチが当たります(笑)。
キュヴェ名は『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポ』→『魔女、カササギ、そしてポプラ』という意味。かなり風変わりですね(笑)。
バルベーラの最も古い畑のぶどうを手摘み収穫、選果後ステンレスタンクで野生酵母による自然発酵。アルコール分は15%残糖分は1g/l。完全に発酵しており驚くほどドライです。通常の野生酵母ではあり得ないレベルです。除梗はしていそうですね(笑)。
マロラクティック発酵もステンレスタンクで行い、ワインとしてはいわゆる一番搾りのみを使用してますね。落ち着かせてから2~3年物のバリックに移し熟成。やはりバルベーラとバリックの相性の良さを知っているようですね(笑)。
熟成期間はヴィンテージごとの特性や使用するバリックの経年数に合わせ最低2年以上。かなり念が入ってます。もともとの生産量が少ないことも相まってノン•ヴィンテージにするしかないようです。単一ヴィンテージのワインだけでは最低ロットを満たさないのでしょう。このワインはは2014年と2015年のものをアッサンブラージュしたようです。
さてさて、裏ティスティングのはじまりはじまり~(笑)!
私「注ぐとワインが濃い。液体がトロッとしてる(笑)。」
Kさん「色合いも濃い(笑)。でも古くなった印象はないですね。それにしても驚くほど濃い(笑)。」
家内「香りの甘さ濃さ…、凄く濃密。でも乱暴でなく洗練されている(笑)。」
私•Kさん•家内「うわっ!凄い!」
Kさん「美味しい!高級感がある。薔薇の香り…。」
私「コレですよ、コレ!私の探していたバルベラは!モンテツェモロのバルベーラ•スペリオーレに比肩する(笑)!」
家内「私バルベーラには好意的ではないんだけど(笑)、このバルベーラには抵抗出来ない(笑)。
甘露さにギブアップ(笑)!甘さが和三盆っぽくて好きだなぁ(笑)。」
私「そうそう、リコリスとは違うよね。日本人好み(笑)。甘露という言葉がぴったり(笑)。」
Kさん「それにしても旨い!コレほど高級なバルベーラはないんだろうな(笑)。高級というより高貴(笑)。」
私「完全なグラン•クリュの世界。非の打ち所がない。」
家内「ちょっと樟脳みたいな植物っぽさがある…、ポプラ(笑)?」
Kさん「マスキューさん、コレってノン•
ヴィンテージなんですか?」
私「はっきりは解らないみたいなのですが…、2014年と2015年のものをアッサンブラージュしたようです。」
Kさん「違うヴィンテージを混ぜたような感じはまるっきりしませんよね(笑)。違和感がない(笑)。折り合いが素晴らしい。あと、ちゃんとヴィンテージ表示したほうが付加価値高まりますからね普通は…。マルティルデって変なこだわりがない 美味しさへのアプローチがユニークですよね(笑)。」
私「良い意味個性的なイタリアっぽいですよね(笑)。Kさんお好きでしょう(笑)?」
Kさん「あはは(笑)。ピンポン!」
家内「マルティルデってブランドを踏襲しないんですよね(笑)。同じ品種でもヴィンテージによってワインは違うし、作り方もヴィンテージによって変えている。」
私「美味しさへのアプローチがユニークですよね(笑)。基本品種にはこだわりますが、美味しいためなら何でも良いみたいなところありますよね(笑)。」
家内「しかも大量生産はできませんから、売り切ったらオシマイ(笑)。」
翌日 更に洗練されて震えるほど旨い!
翌々日 ハイ•パワー•エレガンス!
総酸は6.1g/lありますから細さ頼りなさは出てきません。比較的熟成スピードが速いバルベーラにしては完璧です。あとほとんどSO2を感じません。ステンレスタンクからバリックに移す時若干のSO2添加をするだけとか。衛生管理技術もトップランナー。
マルティルデのトップ•キュヴェを名乗るだけありますね(笑)。
○❴限定品❵ジュ・ド・レザン 2024年 ポール・ジロー微発泡葡萄ジュース フランス コニャック グラン•シャンパーニュ 750ml 2,380 円
税込
毎年恒例のジュ•ド•レザン、本来は2024年の暮れに到着しているはずでしたが、今年は入荷が大幅に遅れ初の年越し(笑)。収穫が遅れたり、コンテナの手配がつかなかったり散々。でもですね(笑)、よーやくもうちょっとで到着です。
そして待ちに待った到着です!
そうだ2023年のジュ•ド•レザンがまだ1本あるはず!倉庫を物色すると1本発見!
早速2023年と2024年の色合いを比較。う~ん、あまり変わりませんね(笑)。心持ち2023年の方が濃いかな?たしか2023年は夏場ちょっと冷涼で葡萄の糖度があまり上がらなかった作柄でした。
今回の2024年、お値段もご多分に漏れず高くなりましたが、致し方なし(ゴメンナサイ)。
以下、2023年販売時の記載
今日はせっせと発送です(笑)。
気になるお味(笑)。もちろん飲みましたよ(笑)。そうすると早速お知らせとなります(笑)。
一言で言うとエレガンスがある久しぶりのヴィンテージ。
もちろん甘さ、香り、は基本いつものように桁外れ(笑)。でもですね、昨今の温暖化の影響で甘さが突出するスタイルの作柄が多かったのですが、2023年は酸との折り合いが良い。それゆえ旨味、複雑さが増し甘さとのバランスが良い。貴腐ワインのノン・アルコール版ではなくジュ・ド・レザンと言うしかない出来映えです。
美味しかった!
より一層食べ物との相性も増したように感じられました。そして2023年の作柄は良さそうですね(笑)。質・量ともに満たされた素晴らしい作柄の予感。
★2015年のテイスティングノート
ジュド・レザン2015年、さっそく飲みました!
色合いはクリーン。去年のものが1本ありますから比べてみると、若干2014年の方が濃いかな?まあ、1年経てますから色は単純に比べられないかな(笑)。
さて、味わいは 去年とはだいぶ違います。去年はジュースらしい味わいでしたが、今年は緻密で強く、しかもバランスが良い。
うーん。
紅茶、ハチミツ、腐葉土、キノコ、ハーブ 青草、枯れた草、ホワイトミント、リンゴやレモンなどの要素がどれひとつ突出しませんが、高次元にバランスがとれています。全体の広がり、深み、余韻の長さは立派の一語(笑)。
中に何かが生きていると飲み手に断定させるような説得力は相変わらずですが、ジュースであってジュースでないようなジュ・ド・レザンのスタイルの完成形と思えます。実際アルコール分はありませんからジュースなのですが、ワインを飲む感覚です(笑)。
2015年の作柄の優位性を感じます‼
★2014年のテイスティングノート
「おー!甘くて強い!でもここ数年で一番ジュースらしい。」
私「さすが!良くご存知で(笑)。」
「甘いけど、さらっとしてる。いつもの紅茶の香り、腐葉土の香りもする。」
「ヴィンテージの違いがはっきり解るね。ジュースなのに(笑)。」
「凄く鮮烈!凄いワインと言うべきだね。広がりが半端ないよ(笑)。」
私「想定外の出来でした(笑)。予想ではもっと軽くて小ぶりかと思ってました。葡萄果が小さかったのと収穫を遅らせた結果かと。ポール・ジローは今年も頑張りました(笑)!」
「焼き芋っぽさもありますよね?」
家内「ユニ・ブランの特徴です。いつも通りですよ(笑)。」
「この微発泡は醗酵由来なんですか?」
私「鋭い!実は後から炭酸ガスをちょっといれています。炭酸ガスにより保存効果が得られます。SO2などに頼る必要が無くなります。また最後に瓶のままお湯に入れて低温殺菌するようです。手間がかかっていますが、こうしないとこの味わいにはならないのですね(笑)。」
あの香りの強いゲヴュルツトラミネールを吹き飛ばす出来なのです(笑)。
私「今年は収穫量が昨年より多いはずですが、何故数が同じなのですか?」
インポーターさん「はい。実は割りと搾汁出来なかったようです。果粒が小さかったようです。」
私「夏場はあまり暑くなかったけれど、秋は安定したから皮も厚かったんですね。酸が乗って甘さが目立たない出来上がりかな?」
インポーターさん「恐らく。畑自体は変わりませんし、ポール・ジロー自身も量的に増やす気もなさそうなのでこれくらいの量に落ち着いています。」
私「調子に乗ってバンバン増やさないところが真っ当ですね(笑)。」
ジュ・ド・レザンはフランス コニャック地方の中心の最良の地で造られる最高のコニャック グラン・シャンパーニュの原料葡萄で造られるジュースです。
造るのはコニャックで数少ない小規模生産者 ドメーヌ的な名門ポール・ジロー。
毎年一度その年に収穫された葡萄だけで造られるジュース。当然作柄の差も出ますし、限られた畑だけで造りますから、数も少ないのです。
マスキューはジャパン・インポートさんが輸入を始めた頃から、しつこく販売してます(笑)。ですから、私同様のジュ・ド・レザンのファンが沢山います(笑)。
フランス コニャック地方 微発泡ブドウジュース 白 750ml
コニャックのグラン・クリュと呼ばれる中心のグラン・シャンパーニュ地区のユニ・ブラン100%で造られるジュースです。生産者は手作りコニャックで有名なポール・ジロー。
マスキューでは初輸入以来続けて販売しております。
ノンアルコールの微発泡のジュースですが、ワインを飲んでるようで、これが旨い!私の大好物なのです。もちろん毎年これを楽しみにしている方も、だいぶ増えてきました。
大地のミネラル、たっぷりな陽光が感じられるジュースはざらにありません。酸がしっかり入っていますから、割に甘く感じない不思議。変な言い方ですが、『アルコール発酵していないワイン』とでも言いましょうか。
元気の素が詰まったジュースです(笑)。
濃縮果汁では味わえない本物の良さがあります。
お子様の食育にも、うってつけです。
以上6本
皆様のご来店お待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋•昭子
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マスカット・オットネル ビー・ナチュラル 2022年 ミューラー・グロースマン 750ml
Jan 18, 2025 by weblogland |このワインかつて試飲会でお出しした折、あっという間に完売したもの(笑)。それ以来マスキューではこっそりと売っておりました(笑)。
でもですね(笑)、今回インポーターさんの在庫調整となり大特価にての販売となります!
○マスカット・オットネル ビー・ナチュラル 2022年 ミューラー・グロースマン 750ml

私「おっ、色濃いですね(笑)。黄金色というよりべっ甲色(笑)。」
Kさん「澱引きしてないから濁ってる(笑)。」
家内「SO2も無添加のせいか若干泡がある。」
私「でもですね(笑)、イイ香り(笑)。マスカット系の甘~い香り。初めて飲んだ時の香り(笑)。しかもとても凝縮されている。」
Kさん「南フランス辺りのマスカット系のワインってアルコール分が高くてちょっと暴力的で直線的ですよね。このワインはそれがない(笑)。」
私「南フランスやイタリア等の暖かい国と比べると、ワイン作りの思想が違うかのようですよね(笑)。アルコール分は12%しかない(笑)。」
家内「前に飲んだ時より複雑ですね(笑)。ちょっと香木や香草…、薬草っぽさが出てます。」
私「一昨年2023年の12月のマスキュー試飲会がマスキューデビューでした。まあ、丸一年経ってワインが開いてきましたね(笑)。まあ、早飲みスタイルの無添加ワインですから、長熟ではありませんが。」
私「とても綺麗でエキゾチック。品が良く華麗(笑)。広がりの美しさは白眉ですね(笑)。」
Kさん「そうだ!昔家にあった置き薬 紙にくるんであったヤツ あの香りです(笑)!」
家内「とてもボタニカルですよね(笑)。いわゆるスパイスで作ったカレーでナンを食べながらこのワインを飲んだら美味しいでしょうね(笑)。」
そして翌日、翌々日になると
Kさん「一言で言うと『和のテイスト』です。
最初は香木の香りで仏壇を連想しますが(笑)柑橘類ではレモンやグレープフルーツでなく柚子のような香りです。」
更に更に丸6日
Kさん「一昨日飲み切りました。今週に入って少しパワーダウンした感じです。ナチュールワインは生き生きしていた時と比較して落ちて来たときは物悲しいイメージですね。最後の澱は凄く濁って凝縮感たっぷりでした。」
私「Kさんがリポートしてくれたよ(笑)。」
家内「きっとゆっくりフェイド・アウトするんだろうね(笑)。日本人好みだよね(笑)。」
私「澱美味しそうだなぁ(笑)。」
ありがとうございました、Kさん!
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今日は予定通りワイン補充のお客様がチラホラ。
Jan 05, 2025 by weblogland |「マスキューさん!クレマン・ド・ロワールまだありますか?泡がクリーミーで美味しかったですよ(笑)。試飲会で美味しかったので暮れに買ったんですが、自宅でまるまる1本飲んでみて更に美味しかった(笑)。」
私「あの泡のキメの細かさは高品質の証です。18ヶ月の瓶内熟成をしてるだけあります。今、シャンパンだって12ヶ月ほどが最低熟成期間です(笑)。」
「友達に年始の手土産にするから2本くださいね(笑)。」
私「ありがとうございました!」

「マスキューさん、ファモーゾまだありますか?足りなくなりました(笑)。飲み飽きしないし、安いし(笑)。」
私「必殺技でございます(笑)。」
「派手なんだけど飽きない(笑)。」
「マスキューさん!今年もよろしくお願いします(笑)。ところでデカンタージュする時ロウソク使いますか?」←プロのMさん
私「あまりデカンタージュしないので(笑)…、ロウソクより卓上のライト…角度を変えられるものの方が使いやすいかな?」
「ロウソクでいちいちやるのも…、LEDなら光も強いし…」
私「たしか100均で売ってるはずですよ(笑)。」
「マスキューさん!甘くなくて、フルーティーでもないキレキレの白ワインありますか?」
私「ミネラリーでキレキレでドライといえばグロ•プランです。フリッターなんか最適ですよ(笑)。生牡蠣なんかも合いますよ(笑)。」
「ファットでフルーティーなワインを続けて飲んでいると、たまにドライでキレキレなワインを飲みたくなるんですよね(笑)。」
私「TPOは大事ですもんね(笑)。」
料理研究家のAさん「マスキューさん、このラムご存知ですか?」
私「うわっ!バルデス•ピノのレジェンド•オブキューバン•ラムじゃないですか!超高級品ですよコレ。安かった時に飲みました(笑)。享楽的で深い。変わるものがないラム。ところでどうしてのですか?」
「たまたまいただいて、せっかくですからお裾分けです(笑)。」
私「ありがとうございます!料理研究家には美味しいものが集まりますね(笑)。」
年明け早々、こいつは春から縁起が良い(笑)!
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桝久 試飲会リポート 前半
Dec 22, 2024 by weblogland |☆クレマン・ド・ロワール『ボナミー』ソーミュール協同組合 フランス 白 発泡性 750ml 2922円税込み
12月ですから、じつはシャンパンを探したのですが5000円以下の美味しいシャンパンは無い!でもですね(笑)、灯台下暗し(笑)。どうでもよいシャンパンより遥かに安くて美味しい泡が定番の中にあるではありませんか(笑)。
「あっ、美味しい(笑)!甘くなくて切れがある!」
「ラベル見ると甘そうだよね(笑)。」
「うんうん。辛口で爽やか。キリッとして、まとまり…、方向性がイイかな(笑)。品もあるし(笑)。」
「これドザージュ何グラムですか?」
家内「え~と、12g/Lです。ブリュットの範疇ですけど、飲んだ印象より多いですね(笑)。」
「不思議?何故ですか?」
私「一般に白ワインは酸があると甘さをマスキングします。」
「ということはこの泡は酸があるってことなんだな(笑)。酸って酸っぱさ?酸っぱくはないんだけど?」
私「はい。酸っぱく感じる酸もあるし、旨味を感じる酸もありますし、甘みを感じる酸もある。様々な酸があります。」
「味の素の原料はグルタミン酸、貝がコハク酸でしたっけ(笑)。」
「セパージュは何ですか?」
家内「シェナン•ブランが65%、シャルドネが20%、カベルネ•フランが15%。カベルネ•フランの影響かちょっと赤い果実のニュアンスがありますね(笑)。」
「このクレマン、大物ではないけれど…、菜の花、桃の花みたいな早春のイメージですね(笑)。」
「シャンパンみたいに強いブリオッシュ香はしないけど、ほんのりするかな。キメが細かいですよね。」
家内「瓶内熟成期間は18ヶ月ですから泡は持ちが良くきめ細やかです(笑)。」
「それって凄い!シャンパンだって最低12ヶ月くらいだもんね。」
「シャンパンのブリオッシュ香ってシャンパン独特ですよね。でもちゃんとブリオッシュ香がするシャンパンは高いですよね(笑)。安いシャンパンはあるにはあるけど、香り泡は悲惨(笑)。」
私「丸一日経っても中から泡が湧いてきます(笑)。」
「MやVだって7000円位するもんね。そんなに高くても…だしねぇ(笑)。」
「うんうん。すべてが心地良い(笑)。シャンパンみたいに高級じゃないけど、お値段も心地良い(笑)。」
「品良く育ちられた地方のお嬢様っぽい(笑)」
「リアドのお姫様(笑)。」
「シャンパーニュの女王様や王様とは違う(笑)。」
「シャンパン→各地のクレマン この構図とヒエラルキーはフランスらしいですよね(笑)。」
「パーティーでコレ1本で通せる(笑)。」
「柚子や生姜なんかと相性良さそうですね(笑)。お醤油に柚子と生姜をたっぷり入れてお刺身をいただく!蟹鍋なんか美味しいだろうなぁ(笑)。魚介類の旨味に相性が良さそうですね(笑)。」
◑❴限定品❵ツヴァイゲルト ロゼ 2023年 ミューラー•グロースマン オーストリア ニーダーエスタライヒ州 D.A.C.クレムスタール ロゼ 750ml (スクリューキャップ) 750ml 1490円税込み
家内「マスキューの定番のツヴァイゲルト•ロゼの2023年ヴィンテージです!」
オーストリアのワインですよね。」
「ツヴァイゲルトって黒葡萄ですよね?」
「赤と白葡萄を混ぜたわけではないんだ?」
私「早めに果皮と果汁を分離させます。2021年と2023年は同じタイミングで分離させたのか、あるいはわざと2023年ヴィンテージは分離のタイミングを遅らせたのかはわかりませんが、タンニンは2023年ヴィンテージのほうが多いですよね(笑)。あとアルコール分はともに12%です。」
「ということはヴィンテージ 作柄によって微調整するということですよね。」
「たまたまなのか(笑)?」
私「2021年の在庫品と比べると2023年の色はとても濃いです。味も濃いように思います。」
「あ~本当だぁ。2023年とても濃い。」
私「2021年はフルーツトマトみたいでしたね(笑)。」
「2023年方が味が濃い!」
家内「別物ではありませんがヴィンテージの差ですね(笑)。」
「とても抜けは良いし…、爽やか(笑)。」
「トマトっぽさもあるけど小粒のプラムかな(笑)。」
私「2021年ヴィンテージのほうがドライに感じました。」
家内「私は2021年ヴィンテージはアセロラっぽかったように思います(笑)。」
「う~ん。ワインは毎年微妙に違うんですね。日本酒とはこの点大きく違うんだな。あと飲み手によっても感じ方は違うし(笑)、何を食べながら飲んだによっても違うんですな。」
私「温暖化は地球規模で進んでますが、中欧や東欧は基本寒いですからヴィンテージの差異が出やすいですね。地中海沿岸のもともと暖かな地域はなんだかんだ言ってもアドバンテージがありますね(笑)。」
「このツヴァイゲルトは梅!梅ですよね。梅肉を使えばどんな料理にも合いそうですよね(笑)。」
「カプレーゼも鉄板かな(笑)。」
「マスキューさん!ところで2023年ヴィンテージは何故こんなに安いんですか(笑)?」
私「インポーターさんの在庫調整のようです。やはり味わいと価格は相対的ですから(笑)、この価格なら売りやすいです。まあ、継続的ではありませんのでお見逃しなく!」
○❴限定品❵フレンチー •ナチュール 2022年 ドメーヌ•マルタン フランス ロワール 白 ミュスカデA.C. 750ml 2380円税込み
「ミュスカデですか。以前の試飲会でもミュスカデ出てましたよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。同じドメーヌ•マルタンのものです。シュール•リー2022年を出しました。コレはただのミュスカデです(笑)。」
「あのミュスカデ•シュール•リー、厚みがあって美味しかったよね(笑)。でもこのミュスカデ、ラベルデザインが違いますよね。おサイケでお茶目(笑)。」
家内「マルタンの基本ラベルは真面目でトラディショナル(笑)。ですから最初目を疑いました(笑)。」
おサイケなラベルだけで盛り上がり(笑)
「えっ!これミュスカデですかぁ!」
「ちょっと、ちょっと、ちょっと(笑)。ホントにミュスカデ?絶句しますよ(笑)。」
「まず色合いがとても濃い。熟成した色。でもヴィンテージは2022年でしょ(笑)。10年くらい熟成したような色(笑)。」
家内「オレンジワインみたいですよね(笑)。無添加で作ってますから熟成が進みやすいとは思いますが…。」
「リンゴ…、焼きリンゴみたいな香り、ハニーで大きくて強い。強烈で強力(笑)。」
私「開けてから1週間経ってもあまり変わりません。衰えません(笑)。」
「アップルパイ!」
家内「時間が経つと高貴なマンダリンオレンジのようなニュアンスが出て来て複雑さが増します。」
「あ~、本当だぁ(笑)。」
家内「翌日になると栗やクリームのようなニュアンス舌触りになってきます(笑)。」
「ちょっとタバコのようなスモーキーさもありますね(笑)。木樽は使っていないのになぁ(笑)。
深みがあるのですね(笑)。クリーム系の料理には鉄板かな(笑)。」
「良い意味で飲みにくい(笑)。圧巻ですね…。」
「ブラインドで飲んだら赤ワインって答えて仕舞いそう(笑)。」
「一線超えちゃってる(笑)。」
「ジンギスカンみたいな臭い系の肉も行けそうね(笑)。」
「マスキューさん!ミュスカデってミュスカとは違うのですか?」
私「ミュスカデって酸っぱくてレモンやライムの香りですよね。塩味があってフリッターや魚介類 生牡蠣なんかのお友達(笑)。軽くて酸っぱいイメージですよね(笑)。いわゆるトロピカルなミュスカ系のワインとは別系統です。もともとブルゴーニュで栽培されていたムロン•ド•ブルゴーニュのシノニムです。」
「それにしてもこのミュスカデは経験したことのない濃さ•強さ。頭がショートしそう(笑)。」
家内「このワイン、入荷直後に飲むと硬くて板みたいでした。かつて飲んだマルタンの最上級のミュスカデを連想しました。10年かけても硬いままかと(笑)。飲み頃を知れずに飲んでしまいました(笑)。」
私「途方に暮れたミュスカデ•サンフィアクルです。渾身のミュスカデ。グラン•クリュ並の低収量で作ったミュスカデです。このおサイケなラベルのミュスカデはその進化形かと(笑)。ようやくミュスカデの実力を理解出来ました(笑)。エアレーションに工夫があるような気がします。」
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