Written on 2009 09
白状しちゃいます。
Sep 30, 2009 by toshiaki |じつは先日の試飲会に出したワインのうち3種類は試飲しないで仕入れたワインです(笑)。
もちろん入荷してすぐに飲んで味の確認はしましたが。
アリアニコ・デル・ヴルトレとシャトー・ピネレとクロ・レグリーズです。
アリアニコ・デル・ヴルトレはインポーターさんからファックスをもらってすぐに確認しました。私曰く「ファックスのアリアニコすごく安いんですけど、どんな具合ですか?美味しい?安いアリアニコって大体が旨くないでしょう(笑)。」
インポーターさん曰く「いや、なかなか良いです。在庫全部買っちゃいましたから。」
バジリウムのアリアニコは飲んだこてはありませんが、「在庫全部買った。」の一言で決まりです。勘を働かせるしかありません(笑)。インポーターさん主催の試飲会をやる前に無くなる数ですから、迷ってる間はありません。
シャトー・ピネレはインポーターさんが月一度プロモーションするサービスワインです。このインポーターさんは基本的に不味いワインは扱いません。ただし、通常はちょっと高くて手が出ません(笑)。そんな訳でこのインポーターさんの場合は安心感があります。でもあっという間に完売してしまいますから、試飲サンプル取り寄せる余裕はありません。連絡受けたら速攻発注なのです(笑)。
そしてクロ・レグリーズです。このワインは別ヴィンテージで飲んだことがあり、とても良い印象がありました。春に受注発注輸入(インデントと呼びます。)の膨大なリストから1999年ヴィンテージを見つけました。飲み頃の海外在庫ですから、サンプル取り寄せることはできません。また、このようなまとめた取り方をしないと高いものになります。
ちょっとリスキーですが、注文するしかありません。
ワインがとどくまで4ヶ月くらいかかりますが、秋のお勧めワインにするにはうってつけです。
こんな訳で届いたワインが美味しいと確認するまでハラハラします(笑)。飲まなきゃ分かりませんから。
しかし、ワインは待ってくれません(笑)。
ほんとに旨くて安いワインはなかなかインポーターさんの試飲会に出ません(笑)。出す前に無くなるのが常です。
あー、今回は美味しくて良かったです。
ダメな場合は店頭に出せませんから自腹ですべて飲むことになります(笑)。
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シャトー・ピネレ 2005年
Sep 28, 2009 by toshiaki |そうそう、シャトー・ピネレなんですけど、プレステージ・キュヴェの『オタンテーク』というのがあって、『デカンター誌』のグランプリに選ばれたらしいです。なんでも1万本の中から選ばれたそうです。
やはり血統は良いのですね(笑)。
このワインは『オタンテーク』のようなクラシックスタイルではないのですが、エレガントさがあります。
カオール自体はエレガントさとはイメージが離れたワインなのですが、ワインのひとつひとつの要素がゴツい骨太でありながら調和しています。
ですから、力強くて美しいのです。
それは15パーセント入ったメルロが、熟した杏子のような酸味のアクセントになっており、複雑さと飲み易さに大きく作用しています。
うーん。
やられた!の1本です。
「カオールって旨いんだけど、いつまで待てば良いのか分からない(笑)…。」とお嘆きの貴兄には是非お勧めです。
ところで数の確保が難しく、取りあえずあと36本は確保いたしました。いつもながらご迷惑おかけしますが、お許しください。
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メルロ
Sep 27, 2009 by akiko |なりました。ご来店いただいた方たちと 感想を話し合いながら ワインを飲むのは本当に楽しくて、
勉強になります。 試飲会の 醍醐味ですね~。
今回の試飲では メルロが気になりました。
コート・ド・カスティヨンのクロ・レグリーズは メルロ主体で CFとCS。
カオールのCHド・ピネレは マルベック主体で メルロ。
どちらも とても状態がよく、緻密で滑らか。味わい深いもの。とっても おいしかった!!
この二つのワイン、メルロの使われ方が違っているし、産地も違うのだから 違って当然なんですが、
うまく表現できないけど・・・クロ・レグリーズのほうは メルロと他の2品種がうまく調和して その上で
それぞれの個性が 引き立っている印象です。
ピネレは メルロがあるから、マルベックの個性が際立つ。メルロは 縁の下の力持ち的 名演出家・・
そんな印象です。これは 以前 アメリカのOSワイナリー レッド を 飲んだときにも感じたことなのです。
(OSはメルロとCFのブレンドでした)
私自身は メルロ100%のワインは あまり好きではないので 特に感じるのかも知れませんが
メルロは 他の品種を 引き立てる、特に CFやマルベックなど ちょっと 癖のある品種と相性が
抜群にいい。そう 感じます。
他にも いろいろな組み合わせ、注意して 飲んでいきたいと思います。
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試飲会リポート
Sep 27, 2009 by toshiaki |「おー!立派な瓶ですな。ほんと、味はキャンティーみたいだね。」
私曰く「まあ、感動はないんですが、家に1本こんなワインがあると重宝だと思いまして…。抜栓してから冷蔵庫に入れて置けば一週間くらいはもちます。」
「そーだよね。家飲みやみんなで集まった時なんか助かるな!」
「これコストパフォーマンス良いですね。」
「値段の割りにしっかりしてますね。」
等々、割りと好評でした(笑)。
そしてアリアニコ・デル・ヴルトレです。
「あっ、おいしー!」
「これは濃くてイイ!」前のワインが軽かったですから、アリアニコの第一印象はバッチリです。「深みがあり、甘くて旨いね。」
「優しい!」
「癖はあるけど、へんな癖がないよね。変わった品種なんですね?アリアニコって?」
皆さんあまり馴染みのないアリアニコですが、かなり称賛していただきました。
「私、このワイン飲むと幸せになれるんです。」「安上がりな幸せなんです(大爆笑)。」
次はカオールのシャトー・ピネレです。
或る意味完璧です。
「スンゴイ甘い香り!」「あっ、こりゃスゴい!熟し切ったイチジクみたい。」
赤いフルーツのコンポートのような圧倒的な香り。補助的に使われているメルロのプラムの香りも複雑さと飲み易さに作用してます。
「こんなに安いのに??? スゴくない?」
このワイン2005年ヴィンテージで今飲み頃なのですが、昔のカオールよりも5年は早く飲める、今風のスタイルです。「これより昔のカオールってもっと濃かったんですか?」
「飲み頃になるまで10年はかかるワインでした。」
「それってこのワインは昔より薄くなったってことですか?」
「いえいえ。マルベック100パーセントではなくメルロなどのボルドー品種を加えることで早く飲めるように工夫したようです。」
「もうひとつ付け加えると、このワイン2005年ヴィンテージなのですが。この2005年ヴィンテージは素晴らしいヴィンテージであることはこのワインを飲んでいただくとお分かりいただけると思いますが。ここでアルコール分に注目してみますと、このワイン12.5パーセントあります。飲んだ感じ全体のボリュームからもう少し高くても良いような気がすると思います。例えばカリフォルニアのように14~15パーセントあってもおかしくない印象だと思います。無理にアルコール分をあげることなく完璧なワインをつくれたことがこのワインとヴィンテージの凄いところです。フランスワインって凄いとつくづく思えるワインなのです。
自然に健全で完璧なワインができる訳ですから。」
そしてビオデナミの大御所マルセル・ラピエールの登場です。
「今日私はこのワインを飲むために来ました(笑)。」筋金入りのボジョレーファンKさんです。
かなり変わったスタイルのワインですから、皆さんもビックリしたようです。
「えっ、これボジョレーですか?ほんとにガメイなんですか?」
最初の印象はピノ・ノアールみたいですから。
「あっ、こんなワイン飲んだことない!でも、おいしー!」
「なんか妙に飲みやすくないですか?」
「酸っぱさがいいねぇ。スルスル飲める!」
「軽いんだけどネバネバしてませんか?(笑)」
「全くの無農薬ってありえますか?」
私曰く「有り得ません。極力低農薬と考えるべきなんでしょうね。」
あまり経験したことのない味わいですが、美しさと飲み易さは心惹かれますね。ボジョレーだけでなく、他の産地のビオデナミも飲んでみたくなりました。
最期はボルドーのスター候補クロ・レグリーズです。
「おー!凄い香り。これは違う!」
「クラクラしちゃう。グラス持ったまま後ろに倒れそう(笑)。」
まさに飲み頃に入ったグラン・ヴァンの風格です。
「コート・ド・カスティヨンって聞いたことないんですが…。何万円もするワインみたい!」
「将来ル・パンみたいになったりして(笑)。」
さすがに抜栓後5時間くらいから香りの出方は衰えてきますが、味わいはしっかりしており、緻密さが目を引きます。
久し振りにボルドーワインを飲んで感動しました。
昨日は大勢のご来店ありがとうございました。
蛇足ですが、今回イ・ヴィナイオーロ1500ml以外はすべて飲み切りました(笑)。初の快挙です(笑)。
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試飲会大勢のお越しありがとうございました
Sep 27, 2009 by toshiaki |今さっき片付け終わったところです。
今日はワインもほとんど無くなってしまいました(笑)。
詳しいリポートは明日アップしますので、しばしお待ち下さい。
本日はどうもありがとうございました。
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さあ、明日は試飲会です。
Sep 26, 2009 by toshiaki |イタリアワイン好きのTさんご夫妻はアリアニコ喜んで下さいますかね?イタリアワインのプロフェッショナルT君(私が勝手に名付けました。)ご来店下さりますかね?感想を聞いてみたいです。
しっかりした果実味のワインが大好きなIご夫妻は、シャトー・ピネレ気に入って下さいますかね?
ボルドーワインの大家Oさんはクロ・レグリーズのファーストリリースヴィンテージ感激してくれますかね?
皆さんの感想が気になって仕方ありません(笑)。
やはりワインは飲み物です。美味しく楽しめなくてはいけません。嗜好品ですから好き嫌いは必ずありますが、絶対に良いワインなら良さは伝わります!
好き嫌いを超えたところに品質はあるはずです。
外さないようにしなければ(笑)。
そんな訳で皆様のご来店お待ちしております。
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シノンを飲みました
Sep 24, 2009 by toshiaki |名手パスカルランベールのワインです。
2002年とちょっと古いワインです。通常シノンは3年以内に飲みきってしまうべき早飲みのワインと言われます。
今回飲んだシノンは砂利質の土壌でつくられており、酸はとても美しいのですが、重いスタイルのワインではありませんから、あまり熟成は期待できないと思っていました。
抜栓直後から全開で素晴らしい香り!重層的でシノンの良いところが吹き出ました!
ただその後味わいは伸びてはこず、2時間くらいたつとバランスを失ってきました。樽のタンニンが遊離し、意地悪な感じになります。
うーん。
限界かな?
取りあえず蓋をして明日に持ち越すことにしました。
翌日再び飲んでみると驚きました!
立ち上がる香りはありませんが、意地悪なタンニンも無く、優しい柔らかな果実由来のタンニンに支配されていました。
酸化が進んだワインによく見られるマディラ香は出ておらず、柔らかなタンニンとカベルネ・フラン由来のベリー系の果実味が、まるで凪の内海のようなのです。
私このようなワイン大好きなんです(笑)。
ワインって簡単に分かりませんね。
良い勉強になりました。
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ピノ、あれれ、ガメ・・・?
Sep 22, 2009 by akiko |せんだって マルセル・ラピエールの ボージョレ ル・カンボンを 飲みました。
何日か後に コルシカ島の ピノを 飲みました。
マルセル・ラピエールのほうは ガメなんだけど やわらかく凝縮して するっと優しい。時間が経つと
まるで ピノ。すっごく軽めなんだけど 詰まった ピノ・ノワール。
コルシカ島のピノは フレッシュな果実味を 冷やして楽しむワイン、なんだけど
もう涼しいので 常温で飲んでいました。常温だと ちょっと 荒れた感じが 目立つ・・などと言っているうち
気づいたんだけど ガメ に 似ている。・・似ているっていうより まさに ガメ。
これはこれで 美味しい・・・。
この 2本 色々 考えさせられます。
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アリアニコ・デル・ヴルトレ2004
Sep 22, 2009 by toshiaki |もともとアリアニコは私の好物(笑)なのですが、やはり手に入りやすいカンパーニャのものになりがちでした。そして味わいと価格のバランスからどうしてもマストロベラルディーノのタウラジになってしまいます。
アリアニコは基本的にシンプルなワインなのですが、手間暇かけてつくらないと退屈なワインになってしまいます。そうそう、畑も寒暖差の大きい火山灰の高地に限られるのもネックですね。
シンプルさとは裏腹に、かなり気難しい品種です。
ですから美味しいアリアニコは割りと高いのです。まあ、あの味わいでしたらしょうがないですかね?私はバローロやバルバレスコの5000円ほどのワインより、同価格のアリアニコを選びます(笑)。
そんな訳で今回入荷したバジリウムのアリアニコ・デル・ヴルトレ2004年は2009年下半期では一番のコストパフォーマンスなのです!
うーん。
シャトー・ド・フェレのアンジュ・ヴィラージュと双璧かな?
このレベルのアリアニコがこの価格では有り得ません。
限定品ですから、お見逃しなく!
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シルバーウイークの始まりです
Sep 20, 2009 by toshiaki |シルバーウイークの始まりです。彼岸の入りを先に言うべきですか(失礼しました。)
今横浜のSOGOにお使いに行ってきました。相変わらず人が大勢出てました。普段車ばかり乗ってますから、人込みに慣れなくてちょっと疲れました(笑)。
お使いのついでにエノテカを覗いてきました。(スパイ行為?)
さすがにお宝がきれいにたくさんありました。思わずため息が出ちゃいました(笑)。
さすがですね。うちみたいに少ないお宝を隠すように売ってるのとは訳が違います。
またスタッフがレストランのギャルソンみたいでカッコいいですね。桝久であんな衣装をしてみたいですね。でも気がふれたと言われそうですから止めます(笑)。
さてと、あと成城の石井も覗いてきます(笑)。
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素敵なお客様
Sep 20, 2009 by toshiaki |台風もそれて、今回のシルバーウイークは楽しめそうですね(笑)。
桝久は日曜日以外水曜日をおやすみにさせていただきました。
ところで今日お見えになったお客様なのですが、なかなか素敵な方でした。
「じつは今度イベントでパーティがあるのですが、甘口の白ワインで何かありませんか?」
「シャンパンなどではなく甘口の白ワインですか?」思わず聞き返してしまいました。
「みんな赤ワインやシャンパンは持ってくるんで、最期にインパクトのある甘口のデザートワインを持って行こうと思って(笑)。」
「カッコいいですね。そうするとまさにインパクトがなくてはいけませんね。」
ドメーヌ・サン・ジャクリーヌのリブサルド1959年どーですか?
「おー!それにします!よくそんな古いワインありますね?」
私曰く「好きなもので…(笑)。ちなみに私の生まれ年です(笑)。こんなワインを最期に飲んだらそれまでのワインがかすむこと請け合いなしです!」
このお客様パーティーの楽しみ方をご存じです。さすが!
カッコいいでしょうね(笑)。
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ワインエキスパートの認定試験
Sep 19, 2009 by toshiaki |Kさんは古くからのお客様で筋金入りのワインラヴァーです。
仕事の方に多少時間的余裕が出来たとかでワインエキスパートの認定試験にチャレンジされています。
57歳のチャレンジです!
もちろん取組みが真剣ですし、もともと聡明な方ですから一次試験は見事合格!
何でも今日は模擬試験の帰りに寄って下さいました。
「今日の模擬テイスティングでミュスカデとシャブリの違いが分からなかったんだよね。木樽を使わないステンレスタンクで熟成したスタイルのシャブリあります?」
「それはKさんが分からないんじゃなくて、たぶん不味いシャブリが出たんですよ。薄くて酸っぱいだけのシャブリだと分からない方が正しいですよ。」
試験は品種が当たらなくともガッカリすることありません。他の設問と得点は同じですし、どうでも良いレベルのワインしかでませんから、当たればラッキーくらいの気持ちで臨んだ方が良いと思います。かえって分からないからと焦ることの方がマイナスです。
来週の火曜日が二次試験らしいですが、焦らないで臨めば大丈夫です。
皆さんのご健闘お祈りいたします!
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マストロベラルディーノのアリアニコ
Sep 18, 2009 by toshiaki |イタリア、カンパーニャ産の赤ワインです。
先日入荷したアリアニコ・デル・ヴルトレ2004年とどう違うか確認するためです。
マストロは春先に入荷した時から比べると全体に落ち着きがでており、アリアニコ独特の柔らかで深いタンニンがチェリーのようなベリー系の果実味と良く調和し始めています。
酸もしっかりとしており、揺るがない芯の通った姿です。
うーん。さすがマストロベラルディーノ!
安い価格帯でもアリアニコのあるべき姿です。
ここで考えたのですが、バジリカータ産のデル・ヴルトレとどこが違うのか?
「マストロの方がミネラル感があるような気がしない?」
「確かに、独特のニュアンスがあるよね。それも味わいの深みに通じるような…。まだ完全に飲み頃じゃないってことかな?」
「デル・ヴルトレの方は完全に出来上がってるよね。今まさにピークで、これ以上は良くならない感じだよね。」
「そうするとマストロがあと2年くらい経たないと両者の決定的な差が分からないのかなぁ?」
「単純に、より暖かなバジリカータ産のデル・ヴルトレの方が酸が少ないって言い切れないんだよね。」
産地、生産者、ヴィンテージが違うワインを品種が同じというだけでは判断できませんね。両者とも良いワインですから。難しいです(笑)。
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ザ・メイデンの箱!
Sep 17, 2009 by toshiaki |何がって?
ザ・メイデンの箱です!いまではあまりみかけなくなった6本入れ木箱なのですが、これが立派。うーん?
D.R.C.の6本入れ木箱より立派ですね(笑)。
6本入れ木箱はワイン3本を2段積みに収納しますから、上から見ると長方形になりますが、このメイデンの箱は正方形なんです。
太い瓶を余裕をもって収納するために正方形になっています。
しかも板が分厚い!
正面の板は1cmを超える厚さ。
しかも、底と蓋以外の板は1枚板です。
こんな立派な木箱は初めてです(笑)。
エコが叫ばれる昨今、良いのでしょうか?
貧乏性な私は箱見ただけでビックリです。
完全にフランスは負けてます(笑)。
なんか象徴的ですねぇ。アメリカ人ってお金持ちの見栄っ張りなんですかね(笑)?(せめてこれくらい言わせて下さい。)
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グラス
Sep 16, 2009 by akiko |家では これで ワインを飲んでいました。
テイスティングという点では まったくダメダメなグラスでしたが、長いこと使っていたのでちょっと寂しい。
ということで 今夜からちゃんとした テイスティング用グラスを使おうかと考えているのですが。
いつも 思うのだけど 洗うのが怖い。
薄くって繊細なボウル部分は 私のごつい手を突っ込んだら 即、粉々になりそうだし。
脚だって ちょっと シンクに引っ掛けただけで 折れそうだし。
グラスを洗っているときに ふちが欠けて 手をさくっと切ったことがあるだけに 怖い。
おしゃれでなくて良いから 無骨で質実剛健な テイスティンググラスって ないのかしら。
といって、野外でワインを楽しむ用の プラスチック製では嫌なのよね~。
わがままですね。
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ラファージュさんの最高傑作の赤ワイン
Sep 16, 2009 by toshiaki |ここのところ試飲の連続でしたから、確実に美味しいワインが飲みたくなりました(笑)。
やっぱり良いですね。飲んだのは現行の2006年ヴィンテージです。まだまだ開いてはいませんが、緻密な味わいのつまり方と奥行きは途方もないレベルです。長い余韻まで切れることなく続く様は、壮麗です。
14.5パーセントの高いアルコール分も感じないのは酸の詰まり方が半端でない証拠です。
うーん。
やはり、ただものではありませんね(笑)。
確かに、バランスが完璧になるまで今しばらくかかりそうですが、その方がかえって自然な気がします。これでスイスイ飲みやすかったらオカシイです。
10年経ったあとに飲んでみたいワインです。
セラーに1本とって置きます(笑)。
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いやー、ここのところとばしてます。
Sep 15, 2009 by toshiaki |ワインたくさん飲んでます(笑)。
試飲会もかなり行ってますが、取り寄せた有料サンプルが…。
調子に乗って、結構取りました(笑)。
これはと思うワインばかりですから、真剣に楽しめますし、翌日のワインの変化まで確認できますから確実です。
試飲会で選ぶより確率は高いです。
とはいえ抜栓してはなからダメなワインもありますから、簡単にラインナップに並ぶワインは選べませんね。まあ、これが楽しいのですが。
『ワインの道は1本から』これ最近の我が家の標語です。
それから、良いワインはすぐ無くなりますから『いつまでもあると思うなワインとお金』これもです(笑)。
ついでに、『飲める時 飲んでおかなきゃ 後悔す。』スイマセン今つくっちゃいました。
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2006 ボルドー
Sep 14, 2009 by akiko |AOCではボルドーシュペリュールとボルドーを3本試したのですがなんだか 物足りないのです。
果実味に欠けるというか、ふっくら感がないというか。
香りは 割合よく出ていて 際立っているとさえ感じるものもあったのですが、期待して口に含むと 細い。
なんでかな~。シャトーの場所とか 気候とか 色々調べなきゃいけないし、膨大な数のワインの中の
たった3本 飲んだだけなのに 私の勘が 2006
あんまり よくないといっている・・アテにあるのか・・?
と いうことで 2006を仕入れるときは
必ず 試飲してから と 考えています。
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リブサルド仕入れちゃいました。
Sep 12, 2009 by toshiaki |リブサルド仕入れちゃいました。
1961、1959、1970年のオールドヴィンテージです!
実は春に受注輸入(インデントと言いますが。)した古いリブサルドが、ようやく届きます(笑)。もともと数が少ないワインですから、入荷したらラッキーと思ってましたから、まさにラッキー(笑)。
南フランスの甘口デザートワインなのですが、私大好きなんです。
古いリブサルドは甘さを超えた旨さがあります。長期の熟成により、全てが円くなるのです。
これを飲むと幸せになれます!
恍惚としちゃいます(笑)。
今時は古いワインが簡単に手に入りません。また、あってもとんでもない価格で手が届きません。たまに見つけてもため息が出ちゃいます。
そんな貴兄にご朗報!
あまり数がありませんから、大きな声では言えませんが…
1970年→6000円1961年→7515円1959年→8655円全て500ml税込みの予定です。
ホームページにアップする前に売れてしまいそうなので、ファンの方はお声をかけてください。
無くなってもお許しを!
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今日は試飲会です
Sep 10, 2009 by toshiaki |そんなことより、今日はハーラン・エステートのワインが飲めるかもしれません。
ハーランのトップブランドは無理にしても、メイデンが飲めるかもしれません!
私ハーランを飲んだのはまだ一度だけですし、メイデンはまだ飲んだことありません。
興味の中心はケイマスのナパ・カベルネと比べてメイデンはどうかということです。
ともにカリフォルニアを代表するワイナリーのセカンドですから、力量が計れます。
楽しみです(笑)。
ところで、ここのところアメリカのワインをだいぶ試飲しています。
もともとあまり好みのワインではないのですが、なぜ好まれるか知る必要があると思いました。
経験を積むことでちょっと解ってきたような気がします。
それでは行って参ります。
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赤ワインが美味しい季節ですね
Sep 09, 2009 by toshiaki |いよいよ赤ワインが美味しい季節ですね(笑)。
ところで昨日はカオールのワインを飲みました。マルベックでつくられたあの重いワインです。
カオールといっても今風の飲みやすいスタイルのワインもかなりみうけられますが、昨晩飲んだワインはクラッシックなごつい赤ワインです(笑)。ヴィンテージは2005年でようやく飲み頃にはいったところです。
完全に熟した果汁の甘い香りがとても良く出ており、しかもカオールらしい硬質でボリューム感のあるタンニンとバランスが良くとれている優れたワインでした。マルベック独特のスパイシーさも全体のアクセントになっており、とてもカオールらしい構成になっています。
うーん。
焼いた肉たべたい!
ソース無しで塩胡椒だけで…。
肉に直結しちゃいます(笑。)
自然とこんな気分になる季節になりました。
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ケイマス注文しちゃいました
Sep 08, 2009 by toshiaki |あのカリフォルニアのカルトワインです。
最上級キュヴェはさすがに無かったのですが、その下のナパ・カベルネ・ソーヴィニョンがあったのでそれにしました。
最上級のキュヴェでなくとも、濃さは尋常ではなくジャム飲んでるみたいです。ですから料理に合わせるというよりは、そのままそれだけで飲むスタイルのワインですね。ジャンルの違うワインだと考えた方が良いです。味わいもいわゆるカベルネ・ソーヴィニョンとは別ものですし、ともすれば飲み飽きするタイプではありますが、説得力はあります。
正直言って個人的には好きなタイプのワインではありませんが、認めるべきところはあると思います。
そんな訳でオレゴンのエヴァンスタッドにつぎ堂々の入荷です(笑)。
オーパス・ワンより遥かに濃いのに半分以下の価格ですから、まだ許せます(笑)。
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一本拾えればラッキーな世界です
Sep 08, 2009 by toshiaki |ですから、私はお留守番です(笑)。
ここのところインポーターさん各社の試飲会が目白押しなのです。
二人で出かけて試飲するのが一番てっとり早いのですが、そうなると店を閉めなくてはいけませんから痛し痒しです。
そうしょっちゅう店を閉める訳にいきません(笑)。
「どうだった?」
家内曰く、「そうね、良いものは幾つかあったよ。でも高過ぎたり、うちのラインナップに同じようなものがあるから、今回はちょっと仕入れるワインが無いかなぁ。シャトー・ヌフ・ド・パフなんか良かったんだけどね。」
「ふーん。ドイツワインで手頃なワインなかった?」
家内曰く、「…。」
私曰く、「お疲れ様でした(笑)。」
まあ、一本拾えればラッキーな世界です。
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アリアニコって美味しいですね
Sep 06, 2009 by toshiaki |バジリカータというとイタリアを足で例えれば、「土踏まず」部分になります。
D.O.C.も少なくて、つい最近までアリアニコ・デル・ヴルトゥレ一つだけでした。(今はアリアニコ・デル・タブルーノの二つ)まあ、知名度があるアリアニコだけの産地と言ってよいほどです。イタリアの中でも、もっとも無名なワイン産地です(笑)。
しかし、アリアニコ好きは決して見逃してはならない産地なのです。
なんといってもギリシャから初めてイタリアにもたらされたアリアニコが栽培されたのがバジリカータなのです。
いわばアリアニコ発祥の聖地なのです(笑)。
そんな訳でビオ・ワインは吹っ飛び、アリアニコを昨晩は飲みました。
また、このワインはスポット入荷なので試飲をしてから検討する時間的余裕はありません。入荷の連絡があると同時に発注しました。良いワインであることは解っていましたから「えいっ」とばかりに注文しちゃいました(笑)。
味わいは期待に違わない上級品です。
あー良かった(笑)。
今年後半で一番かも?
近々お知らせいたしますからお楽しみに!
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マルセル・ラピェールのボジョレー
Sep 06, 2009 by toshiaki |ビオワインの御大です。
試飲用に取り寄せたワインなのです。なかなか今では有名な生産者ですから、タダで飲ませてくれません(笑)。
たまたま取れる機会がありましたので、どさくさに紛れて注文しちゃいました。
おそらく、ピノ・ノアールに近いスタイルのとても濃いワインだと思います。ガメイとは考えられない香りのワインだと。そうそう、あのフランスで一番古いビオワイン生産者(あー、名前が出てこない!)のワインに通じる味わいだと勝手に想像してます。
さあ、早く帰って飲も(笑)。
今日は週の最後ですから、ちょっと疲れました(笑)。一週間終わるとホッとします。
お疲れ様でした!
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そんな訳で簡単にワインのラインナップは増えません
Sep 04, 2009 by toshiaki |ここのところ何本か有料サンプルを取り寄せて試飲したのですが、当たりませんね。
試飲会で捜すのは手っ取り早いのですが、数の少ないワインや絶対に売れるワインは出されないことがあります。(その心理わかります)
ですから、試飲できないワインに良いワインがあることは多々あるのです。でも、わざわざお金を出して外れるとガッカリしますが、飲まずに欲をかいて1ケース取った日には途方に暮れます(笑)。自分で全部飲むしかありません。赤字で処分する方法もありますが、いくら安くともマズいワインは売りたくありませんから、マスキューではその方法はとりません。
そんな訳で簡単にワインのラインナップは増えません。
まあ、安くて良いワインは現地とそれに連なる古くからの顧客が優先されますから、簡単には見つからないのは当たり前といえば当たり前ですが…。
しつこく捜すしかありません(笑)。
これがマスキューの仕事です!
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昨日の試飲会は面白かったです
Sep 03, 2009 by toshiaki |アメリカのオレゴンとワシントンのワインが中心だったのですが、なんと!ボルドーの第3級格付けシャトー、ランゴア・バルトンの1998、1997、1994、1992年と第2級格付けシャトー、レオヴィル・バルトンの1998、1994年を試飲しちゃいました(笑)。
ラッキーでした。
インポーターさんの話ですと、所有者が同じであることや地所がくっついていることなどで両者は同じとのことでした。ですからセカンドワインも共通でレディー・ランゴアとなっているそうです。
くっついているのなら、生産設備をそれぞれ別に持つことは非効率ですから当然と言えば当然です。ようはブランドの問題なのですね。
新しい情報を仕入れちゃいました(笑)。
テイスティングした印象なのですが1998は素晴らしい出来です。ワインそれぞれの要素が凄いスケールです。少なくともあと10年くらい後に一度飲みさらに10年後にも飲んでみたいレベルのワインです。
1997年は今一度目のピークに入ったところです。全体的に整ったワインでエレガントさがあります。
1994年は一度目のピークが過ぎ少し落ちている感じです。ただし数年後には上昇するはずです。このままでは終わらない血統の良さがあります。
1992年は今まさに古酒になる寸前です。おそらく近いうちに変身しますね(笑)。どんなブーケを出すのか楽しみです。ここで気が付いたのですが、このワイン、シャトー・レ・ゾード・ポンテの1992年にそっくりなのです!
そんな訳でシャトー・レ・ゾード・ポンテ1992の良さを確信しました。値段は半分以下ですからお買い得です。
まだ在庫あります(笑)。
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ワインが恋しくなる季節です
Sep 02, 2009 by toshiaki |ところで今日は渋谷で試飲会です。9月にはインポーターさんも堰を切ったようにあちこちで試飲会を行ないます。
トップシーズンに向けてギアチェンジしたかのようです。私達もできる限り参加します。なんたって無料で多数のワインを試飲できますから、気合いが入ります(笑)。
今日のインポーターさんはアメリカのオレゴンやワシントンの専門インポーターです。
当店ではまだ扱いが少ないのですが、あの味わいは無視することはできません。オレゴンのドメーヌ・セリーヌやソコール・ブロッサー、ワシントンのO‐Sワイナリーなど無視できないワインだと思います。仮に扱わなくとも、経験していないと話になりませんからね。
そんな訳で行って参ります。
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秋なので ボルドー 探索
Sep 01, 2009 by akiko |また、オールドヴィンテージのボルドーワインを
ご馳走してくださった Oさん 本当にありがとうございました。 皆さん 大喜びでした。
さてさて 秋に向けて 新アイテムを 探しています。
マスキューは ボルドーが少ないので まず
フロンサックを 取り寄せました。
私の好きな地域で 期待大です。
フロンサックの 程よい重み・土を感じる味わいと
なにより 滑らかで舌にまとわりつくような粘り気が
素敵です。 赤い花のような 酸のある香りも
堪りません。
今日これから 飲むのですが 楽しみですね~。
あさってには もう一本 ボルドーSPの赤が届く予定。こちらは プティ・ヴェルド種を 多く使ったもの。
毎日 試飲で ハッピーです。
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フフフ, 取り寄せちゃいました(笑)。
Sep 01, 2009 by toshiaki |試飲用にサンプル取り寄せちゃいました(笑)。
イスラエルのワインです。
10年ほど前に販売したことがあったのですが、政情不安のため輸入が途絶えてしまいました。
今回取り寄せたワインは当時とは違うメーカーのものですが、ちょっと期待しています(笑)。
イスラエルのゴラン高原は肉付きの良い滑らかなワインができる優良な産地なのです。
降水量も少なく、寒暖差が大きい高地ですから基本的にはワイン栽培に適しているようです。
また、もともと儀式用にワインが作られていたようですから、つくりも丁寧のようです。
そんな訳で私はイスラエルワインには良い印象があり、機会があればまた扱いたいと思っていました。
待てば海路の日よりあり(笑)?
取りあえず飲んでみます。今晩は楽しみです(笑)。
飲んでみないとわからない!鉄則です!
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