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桝久試飲会のリポート 後半 201702
Feb 28, 2017 by weblogland |●シャトー ラ・コーヌ ヴィエイユ・ヴィーニ 2014年 フランス ボルドー 赤 ブライA.C. 750ml 2082円税込み
「マスキューさん。ボルドーなんて珍しいですね(笑)。」
「おっ!しっかりしてますね(笑)。ボルドーの何処ですか?」
家内「メドックの対岸のブライのワインです。ちなみにセパージュはメルロ95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%です。」
「えっ、そうなんだ。もっとカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高いと思いましたよ(笑)。」
私「抜栓直後は樽香が強く、硬く締まった印象があります。メドックの柔らかなメルロとはカなり違います。」
「確かにメドックのメルロより強くて締まってるよね。メルロのイメージが変わりましたよ(笑)。」
「酸も多いですよ。凝縮した果実味 熟したプラムが突き抜けたような感じかな。」
私「干して凝縮したプラムや杏子みたいな香りにハイビスカスのような酸っぱさが加わっています。お隣のブールのワインは更にこのハイビスカスのニュアンスが強く明瞭になります。」
「そー言えば、マスキューさん昔はこんなスタイルのワイン扱ってたよね(笑)。」
私「ご指摘の通りでございます(笑)。私の好むところでもあります(笑)。ただ最近はこんなスタイルのワインはあまり見かけなくなりました。
たまたま見つけましたので、ついつい仕入れちゃいました(笑)。」
「腐葉土やキノコの香りもするし、
ボルドーらしいと言えばボルドーらしいワインですよね。」
「最近のボルドーってみんなツルンとしちゃってつまらないんだよね(笑)。」
「臭いくらいの肉に合わせたい(笑)。」
家内「これで赤ワインソースを作ると良いですよね(笑)」
「ブルーベリーやプラム等のジャムを入れたら良さそうですよね(笑)。」
家内「それやってもイイですか(笑)?」
王道のキャンティ・クラシッコの登場です(笑)!
●キャンティ・クラッシコ 2013年 クエルチャベッラ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C.G. 750ml 2931円税込み
私「これはサンジョヴェーゼ100%のキャンティ・クラシッコです。」
「これってキャンティとは違うんですか?キャンティって色々ありすぎて良く解らないんよね(笑)。味にしてもどれがキャンティ味なのか(笑)?」
家内「クラシッコというと特定葡萄園で収穫された葡萄を原料にしますから、いわゆる品質保証付きキャンティと言えます。」
私「古典的なキャンティのスタイルというと、軽やかですがしっかりしている。今風ですと、すぐ飲んですぐ美味しい(笑)。」
「うんうん。高級なワイン、高級なキャンティらしい味わいですな(笑)。飲みやすいけどまだまだだね(笑)。」
「このキャンティも確かに飲みやすいですよね。」
家内「でもまだ開いてはいません。
この点クラシックです。」
私「オレンジとベリーの香りがキャンティのサンジョヴェーゼの特徴です。でも簡単に出てきません(笑)。」
「マスキューさん。このキャンティ
香りが出てないのがキャンティらしいんですか(笑)?」
私「アイタタタ(笑)。実はこれ20年くらい持っちゃうんですよ(笑)。実際には10年位してから飲むと非常に美味しい(笑)。」
家内「クエルチャベッラはアメリカで財をなした移民のイタリア人が故郷で憧れのワイナリーを作ったもの。ですからスタイルに妥協がないんです。」
「イタリア人の夢なんだろうな。成功して故郷に帰る!」
「『ゴッド・ファーザー』もそうだった(笑)。最後は故郷のシチリアでコロンと死ぬ。あれが理想なんだな(笑)。」
「ラベルにシェフの絵が書いてあるけど、何かの記念日にレストランで家族パーティーを開いた時に『これとっておきのワインだから飲もう!
』なんて感覚のワインなんだろうな
(笑)。」
さてさて、今日のトリ。問題児いやもとい問題作の登場です(笑)!
●パッソ・デル・スッドゥ アパッシメント 2015年 プロゲット・ヴィニ イタリア プーリア 赤 ヴィノ・ロッソ 750ml 1758円税込み
「マスキューさん!試飲会のトリは大体高いワインを出しますよね。でも今回は前のキャンティの方が高い。仕掛けがあるのかな(笑)?」
私「はい。種も仕掛けもありありです(笑)。お飲みくださいませ(笑)。」
「うわっ!真っ黒(笑)!」
「墨汁みたい(笑)。」
「あっま~い!」
「カカオやチョコレート!」
「なにこのタンニン(笑)!物凄い分量(笑)!」
「タンニンの量は物凄いけど口に当たらない。収斂性がない。不思議?」
「とても濃いけどグビグビ飲める(
笑)。」
「経験したことない!辛口の赤ポートワインみたい?」
「そんなのあるんですか?」
「いやいや、知りません(笑)。」
「これってマスキューさん定番のカーサ・ヴィニロアのアパッシメントを更に濃くした感じ(笑)。」
私「はい。あれは一部を数週間陰乾ししています。これは全部1ヶ月ほど陰乾ししています。セパージュはネロ・ディ・トロイア40%、プリミィティーヴォ30%、メルロ30%です。」
「飲んだ感じ、確かに南イタリアの味がするけど品種の印象がない(笑)。甘さとカカオと大量のタンニンしか感じない(笑)。」
家内「時間が経つと凝縮したプラムの香りがワインの芯に感じられます。プリミィティーヴォは入っているのは解りますが他は解らないてす(笑)。」「それって混醸しているってことですか?」
私「鋭い質問です!飲んだ印象からは混醸してるとしか思えませんが、
正確なところは解りません(笑。」
「どう考えたってメルロが他と同じ収穫時期とは思えないですよね。」
私「こんどインポーターさんに聞いてみますね(笑)。」
「マスキューさん。何故こんなに飲みやすいのですか?」
私「またまた鋭い(笑)!単純に言うと酸が少ない。通常赤ワインですと1L中5g以上総酸量はあります。
酸の低いニュー・ワールドでも3gは下回りません。でも、このワインは1.7gほどしかありません。日本酒の酸が高めのもの程度しかありません。」
「それってどう言うことですか?」
家内「通常この酸度だと中がすかすかで飲めた代物にはなりません。」
「甘さが際立つのはその性ですね?」
私「はい。この点日本酒と同じです。ただしこのワインの甘さは糖分ではないと思います。翌日になると甘さが落ちます。」
「とても甘いけどベタつかないよね。くどい甘さじゃない。だからスイスイ飲めるんだな(笑)!」
家内「明日になると黒糖のような甘い香りになります。」
「このワインとても強力ですけど(笑)、余韻は割りと短いですよね?」
私「仰る通り!酸が少ないからだと思います。こんなに酸が少ない赤ワイン飲むのは初めてです(笑)。」
「私個人的に酸の低いワインが好きなんですよ(笑)。これ私の大好物(笑)。」
「アマローネが好きで何度か飲んだんですが、微妙にこのワインとは違いますよね。う~ん。アマローネって苦味があるんですけど、これは苦味がないですよね?」
私「おー、鋭い!これからは私の勝手な解釈なんですが(笑)。アマローネの苦味は貴腐菌が原因だと思います。アマローネする過程で付いたものだと思います。アマローネの産地ヴェネトは涼しく湿度もあるので貴腐菌が付きやすいかと。逆に温暖で乾燥したプーリアでは付きにくいのだと思います。あと蛇足ですが(笑)、アマローネやこのアパッシメントのようなワインは安定させるためSO 2 が多めに添加されます。ですから貴腐由来の苦味ではなくSO 2 の多量含有が原因の甘苦さが多く見受けられます。残念なことです。」
「マスキューさん。このワインもそうなんですか?」
私「このアパッシメントはこの手のワインとしてはかなり少ないと思います。造り手の尽力が伺えます。」
「マスキューさん。このワインの生産者プロゲット・ヴィニはかなりの技術があるんですね。有力な生産者
なんでしょうね(笑)?」
私「それが全然無名(笑)。自分で瓶詰めリリースするのが初めてらしいです(笑)。」
家内「それまでは大手に売却していたようです(笑)。」
「それでこんなワイン造っちゃうんですか!?」
私「たまたまなのか?どうなのか?
興味を引かれます(笑)。我々はワインの品質決定は酸によるものと教えられてきました。ただこのワインはワインの依って立つものが酸ではなくエキス分やタンニンとしか思えません。」
家内「原理主義者の私としては判断に困る問題児です(笑)。」
「なるほど(笑。でもコスト・パフォーマンスが高いのは確かだと思いますよ(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。」
「これって今風なんですよね?」
私「う~ん。言うならば『スーパー今風』かな(笑)?」
「ところでこのワインどんな食べ物に合わせますか?」
家内「チョコレート・ケーキなんか鉄板かな(笑)。」
私「ポートワインみたいなデザートワイン的な考えしか浮かびません(笑)。これをガブガブ飲みながらむしゃむしゃ食べる体力がない(笑)。」
「マスキューさん南イタリアの郷土料理で牛の内臓の煮込みがあります。たっぷりのカカオを加えて煮込みます。もの凄く美味しいですよ。こなワインとマリアージュするはず!」
私「さすが博識!」
「あっ!それってアフリカの料理の影響ですよ(笑)!」
私「これまた良くご存知で(笑)!」
「黒糖の香りがあるから和食の甘辛醤油ダレも行けそうですよ(笑)。鰻や焼き鳥だっていいんじゃないかな(笑)。角煮に黒糖を隠し味的に入れたら完璧なはず。」
皆様の知識・知恵・経験から多くを知りました!ありがとうございました!
尚、プロゲット・ヴィニのアパッシメント、好き嫌いはあれど本日のトップ・セラーとなりました(笑)。めでたし、めでたし。
ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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桝久試飲会リポート 前半 201702
Feb 27, 2017 by weblogland |「ファランギーナって聞いたことないなぁ(笑)。」
家内「イタリア中部のラツィオやカンパーニャで主に栽培されています。高級なワインではなく、デイリーなワインとして有名ですね(笑)。」
「トレビアーノみたいな品種かな?」
「あまり聞かない品種だけど、これ美味しいよ(笑)!飲みやすいし、安っぽくない(笑)。」
「ファランギーナって印象があまりないけど、白や黄色の果実の香りがあって、しかも粘りもある。オリープオイルを使った料理には相性良さそう。」
「複雑ではあるんですよね。でも上手く表現出来ない(笑)。」
私「グレーコみたいに桃やポワレ等の果実味がダイレクトに出るわけではありませんから、その点特徴的ではないですよね(笑)。ただ、以前同じサンニオの地で造られたファランギーナを扱いましたが、共通したワイン自体の良さを感じます。」
家内「あのワインの生産者はタブルニ・ドムスです。ただ突出したものがないので扱いは止めました。」
「なるほどね。けばけばしさはないけど、とても良いワインですよね(笑)。」
「スゴく伸びやかって言えばイイかな(笑)。」
「普通に美味しいんだけど、冷静に考えるとコスト・パフォーマンス高いですよね?このワイン(笑)。」
私「低温で管理はされていますが、あまりワインをいじった感じがしません。マロラクティック発酵もちゃんとやってます。」
「へぇー!酸がちゃんとあるからマロラクティックをコントロールしているのかと思いました。今イタリアの白ワインでマロラクティック発酵をやっている白ワインは珍しいんじゃないんですか?」
私「そーなんですよ(笑)。良く言えばマロラクティック発酵を止めることでフレッシュ感を出す。悪く言うと薄さをごまかす(笑)。しかも添加されたSO 2 も少ないと思います。さっき仰ってた通り広がりの良さはSO 2 が少ない故かと。」
「マスキューさん!なんでSO 2 が少ないと広がりが良いんですか?」
私「鋭い質問です(笑)。ワインを保存安定させるためにSO 2 は必要なんですが、SO 2 は基本的に異物感
があります。ですから必要以上に入れるとワインの味わいを壊します。」
家内「過剰だと、異臭やワインの香りを抑えたりすることがあります。」
「なるほど!このワイン飲んでると安心出来るし、小さな幸せに浸れる(笑)。」
私「実は今回このワインを扱った理由はそれなんです(笑)。毎日飲むに相応しいワインだと思いました(笑)。」
「斬新なのとか驚かされるワインだけををマスキューさんの試飲会に求めてはいけないんですね(笑)。」
「そればっかりだと疲れるよね(笑)。」
私「たまにはこういうのも宜しいかと(笑)。」
〇ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ 2015年 ヴィラ・スパリナ イタリア ピエモンテ 白 D.O.C.G. 750ml 2160円税込み
「ガヴィですな(笑)。あまり印象が良くないD.O.C.G. ですよね。」
「昔沢山飲んだっけ(笑)。酸っぱくてシャバシャバ(笑)。」
私「昔この手の上級ガヴィは『ガヴィ・デ・ガヴィ』と言われました。日本にはほとんど入ってなくて、
『ガヴィ・デ・ガヴィ飲みたいなぁ。』なんてよく思ってました(笑)。」
「旨いね(笑)。厚みがとてもある。木樽のニュアンスがなく、果実味と真っ向勝負(笑)。」
「こりゃ堪えられない(笑)。旨し!」
「とてもコクがあるし、香りに複雑な深さがある。薬草みたいな感じと言えばいいのかな?」
「植物っぽいよね。」
私「リキュールのシャルトリューズのジョーヌに似てます。香草、香木、漢方薬、西洋のハーブのニュアンスを感じます。」
「品が良い。品がある(笑)。」
家内「高貴ですよね(笑)。」
「マスキューさん!私ピエモンテのシャルドネだいぶ飲んだのですが、
何れもピンと来なかったんですよね(笑)。ブログでマスキューさんはピエモンテのシャルドネに疑問符つけてましたけど(笑)?」
私「あざとかったり高すぎたりなんですよね(笑)。それよりナシェッタやこのコルテーゼの方がピエモンテには合っているし、良い結果が出てるかと。」
「ところでこの瓶立派ですよね。偉そうだし(笑)、ユニーク!暮れの試飲会で出たフランチャコルタもそうだった(笑)。」
「イタリアってオリジナリティーあるよね(笑)。」
私「その地でトップを自認するワイナリーは特にその傾向が強いですよね(笑)。フランスのボルドーやブルゴーニュなんかどんなワイナリーも瓶の形は足並み揃えますよね(笑)。」
「イタリア人は足並み揃えるのが嫌なんだ(笑)。」
家内「作り方もユニークです。葡萄の房の下1/3を切ってしまいます。そうすることで葡萄により一層栄養分を与えるそうです。」
「えっ!もったいない!でも葡萄って下の方が甘いんじゃないんですか?」
私「まあ、上を切るわけにいきませんし(笑)。きっとコルテーゼは葡萄の房が大ぶりなんだと思います。」
●アリアニコ 2012年 ヴィニコラ・デル・サンニオ イタリア カンパーニャ 赤 D.O .P. アリアニコ・デル・サンニオ 750ml 1416円税込み
私「このワイン、一番目と同じ生産者のものです。品種はアリアニコです。」
「ほっほぉー。アリアニコですな(笑)。どれどれ…。」
「フレッシュですねぇ。こんなアリアニコあるんですね。」
「フルーティー!目が覚めるよう(笑)。」
「タウラジなんかと全然違う(笑)。
マスキューさん曰く『重心が高い。
』の意味が解りましたよ(笑)。」
私「ブラインドでやったらアリアニコって解らないですよね(笑)。ピノ・ノワール的だし(笑)。」
「店長!これは樽熟成してるんですか?」
私「木樽は使っていません。木質を感じますが、アリアニコの品種特性だと思います。」
「う~ん。言われてみるとアリアニコだよね(笑)。チェリーやベリーの香りするし。」
「このワインってとても飲みやすいけど強いですよね?ハリがある?みたいな感じ。」
家内「ヴィンテージは2012年ですから、すぐにリリースしたものは強すぎて飲みにくいと思います。5年経ってちょうど良くなったのだと思います(笑)。」
「早飲みのフレッシュ&フルーティーって訳でもないんだ(笑)。」
私「飲み頃で生産者がリリースしてくれたようです。良心的な生産者だと思います。」
「マスキューさん!このワインは何に合わせますか?」
私「生のトマトが鉄板かと(笑)。ワイン自体にもトマトのニュアンスがあります。」
家内「モッツァレラと一緒にカプレーゼで食べたら美味しいでしょうね(笑)。考えただけで涎出ちゃいます(笑)。」
「マスキューさん。このアリアニコもファランギーナ同様の上質なデイリー感がありますよね(笑)。ある程度ワイン飲んだ人なら絶対に文句出なそう(笑)。」
私「読まれてますね(笑)。」
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試飲会の途中経過 201702
Feb 25, 2017 by weblogland |今日のトップ・セラーはマスキューの予想に反し(笑)、
●パッソ・デル・スッドゥ アパッシメント 2015年 プロゲット・ヴィニ イタリア プーリア 赤 ヴィノ・ロッソ 750ml 1758円税込み
アバンギャルドな味わいに賛否は別れるようですが、買われた方も多かった(笑)。
ただコストがかかっているわりに安く、好奇心を満たすのは確かのようです。こうでなくっちゃ(笑)!
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今日は5時からマスキュー試飲会です。
Feb 24, 2017 by weblogland |ちょっと前にお客様から5時に行くとのメールをいただきました。わざわざ恐縮です。
今、ちょうど試飲会用のグラスを洗い終わったところ。一服しながらブログを書いています。そう言えば今日はプレミアム・フライデー初日。普段の金曜日の試飲会は17時から始めますが、お客様のご来店は6~7時頃に集中します。それはそうですよね(笑)。皆さん5時過ぎまで働いている訳ですから(笑)。となるとマスキュー試飲会の5時スタートは時代を先取りしてる(笑)?そうだとするとカッコイイ(笑)。
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今月の試飲会のラインナップ・ワイン並びました
Feb 23, 2017 by weblogland |今月の試飲会のラインナップ・ワインです(笑)。
いつもながらのバタバタですね(笑)。
こうして眺めるとヴィッラ・スパリーナのガヴィ目だちますね(笑)。
ずんぐりむっくりした変な瓶形。他のワインのボトルはスタンダードですから、浮きます(笑)。そう言えば暮れの試飲会で出したカ・デル・ボスコのフランチャコルタもユニークな瓶形でしたっけ。イタリアの名門ワイナリーはディテイルまで徹底的にこだわるところが多いようです。地域全体に足並み合わせない(笑)?
この点フランス人とはマインドが違うようですね。ボルドーはボルドー瓶、ブルゴーニュはブルゴーニュ瓶ですもんね。プライド?自意識?
我が儘?が強いのかな(笑)。
まあ、美味しければ何でもオッケー!
期待は裏切らないはずです(笑)。
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アシルテイコ種100%で造った白ワイン
Feb 23, 2017 by weblogland |これなーんだ?
ギリシャ、サントリーニ島の白ワイン アシルテイコ種100%で造った白ワインです!
先日モトックスさんの試飲会で見つけて早速サンプルを取り寄せました(笑)。飲みたかったんですよね(笑)。最近の流行りでもありますし、テイスティングした中でも一番バランスが良かったものです。
ギリシャは葡萄品種が多く、そんな中でもアシルテイコとアイダニは有名。ソムリエの資格試験の暗記では「愛だに、愛してるていこ。」なんて覚えましたっけ(笑)。
味わいはグット!オリーブオイルみたいに濃厚(笑)。
家内「美味しいね!香りはしないけど(笑)、体に染み入る。」
Kさん「ギリシャのコントラストの強い光景の地で飲むには、オリーブオイルに負けないくらい濃くないとダメなんだろうね(笑)。」
私「北ローヌのヴィオニエにちょっと似てるかな?でも香りは立たない。味わいで勝負するタイプだよね。
出来上がりが早くない?」
家内「2016年かぁ。たしかに早い。」
K さん「長熟するようなタイプじゃないよね。」
私「そうするとマスキューには高級過ぎるかな(笑)?美味しいけどね。」
マスキューの試飲会がもう迫ってますから今更試飲する必要もありませんが(笑)、取り合えずこれはお勉強の試飲(笑)。
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました! 201702
Feb 21, 2017 by weblogland |今月は個性派の新着ワインが6本!
この価格帯では出色の出来!
間際に価格が下がりさらにコスト・パフォーマンスがアップしました(笑)。
〇ファランギーナ 2014年 ヴィニコラ・デル・サンニオ イタリア カンパーニャ 白 D.O .P.ファランギーナ・デル・サンニオ 750ml 1416円税込み
イタリア南部カンパーニャ地方、ベネヴェントから州境のアペニンに広がる丘陵地(D.O.C. サンニオ)に畑を所有する生産者ヴィニコラ・デル・サンニオ。50年以上にわたって“この地のワイン“を生み出すスぺシャリストです。
これは2011年にD.O.C. に昇格した白ワイン。中部・南部イタリアで栽培されるファランギーナ種100%。ステンレス・タンクを使用し低温で管理される点今風ですが、マロラクティック発酵を行っています。この点プリミィティブで秀逸。
張りとコクがありながらスッキリした出来上がり。リンゴ、特に黄色い皮のリンゴやパイナップルの爽やかなジューシーさ。枇杷を連想する甘味は健康的で優しく、飲み込んだ後にすーっときれいに消えてゆきます。時間が経つと白い花の香り、若葉の青く甘いニュアンスも加わってとても充実した香味を形成しますが、しっかりとした酸を持っているのですっきりしたスタイルが続きます。
重さに頼らないのが秀逸。飽きのこないワインなのです。
ファランギーナってこれと言う特徴がなく、飲みやすいだけの品種というイメージがありましたが(笑)、これほど完成度が高いと別物。凸凹がなく実に旨い!
憧れのガヴィ・デ・ガヴィの登場です!
〇ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ 2015年 ヴィラ・スパリナ イタリア ピエモンテ 白 D.O.C.G. 750ml 2160円税込み
一昔前ガヴィの上級ランク ガヴィ・デ・ガヴィとして知られていたもの。今はガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィD.O.C.G. となっています。ワインを勉強始めた頃、安くて酸っぱいガヴィが氾濫しており(笑)、『ガヴィ・デ・ガヴィ飲んでみたいなぁ。なんて憧れてました(笑)。』すこしややこしくなりましたが(笑)、ガヴィはそれだけでD.O.C.G.そのなかで上級ランクがそのうち5つのコミューンで造られる生産規格の厳しいものがガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィと名乗れます。
さて、このヴィラ・スパリナはもともと由緒ある葡萄園として有名。これを1970代にモッカ・ガルダ家が購入しワイナリーの近代化、設備の刷新を押し進めました。これによりガヴィ ナンバーワンワイナリーとしての地位を確固たるものにしました。現在は60ヘクタールの自社畑を所有し、そのほとんどにコレテーゼ種を植えています。いわゆるガヴィと一線を画するため、葡萄樹になっている葡萄の房の下1/3をカットします!逆台形の葡萄の房がなっている訳です(笑)。こうすることで残された葡萄に養分が凝縮されるとか。
ここまで徹底する生産者は初めて見ました(笑)。
味わいは一言で言えば高貴!
密度の高さをたたえるような濃い麦藁色。妖しく光ってます(笑)。アカシアの花、今まさに咲き始めた水仙の花の香り。リンゴやレモン、柑橘類のニュアンスが良いアクセントになっています。(マロラクティック・コントロールはしていますね。)はじめのうちは果実の甘みが目立ちますが、やがて蜂蜜やキャンディーの甘味が加わり、本来備えているキリッとした強い酸と絶妙なバランスを作り上げます。時間が経つとハーブの香り、火打ち石などミネラルも強くなり、優しい繊細さとともに高密度の味わいが織り成す様にリキュールのシャルトリューズ・ジョーヌのような香りが加わり優美。
ピエモンテではシャルドネなんか栽培する必要ないんじゃない?と思ってしまいました(笑)。
これは一番目と同じ生産者の赤ワイン。こんなアリアニコあるんですね(笑)。
●アリアニコ 2012年 ヴィニコラ・デル・サンニオ イタリア カンパーニャ 赤 D.O .P. アリアニコ・デル・サンニオ 750ml 1416円税込み
アリアニコと言えばタウラジやデル・ヴルトレ。重心が低くてどっしり、柔らかで芳醇なタンニンに赤いチェリーなどの果実が溶け込んだ味わいをイメージしますね。かくいう私の大好物でもあります(笑)。
でもですね、このアリアニコは違います(笑)。まず目につくのは締まった味わいなのです。カンパーニャの内陸部で冷涼なベネベント県独特のスタイルなのです。酸もしっかり残っており、早く飲めるようには造られてますが、構造がしっかりしていて果実味は明瞭で複雑。アリアニコらしくない(笑)フレッシュでフローラルなスタイルはとても魅力的。充分な糖度由来の粘性から、ワイン自体の質の高さが伝わってきます。
こんなアリアニコあるんだ!
しかもアリアニコの本家カンパーニャにあるのですから、目から鱗(笑)。
う~ん。
イタリアの多様性を実感いたしました(笑)。
アリアニコ・デル・サンニオの上のD.O.C.G. アリアニコ・デル・タブルノが、厳格なアリアニコと評されることに思い至った次第です(笑)。勉強になりました。
ボルドーもまだ捨てたものじゃない。探せばある!
●シャトー ラ・コーヌ ヴィエイユ・ヴィーニ 2014年 フランス ボルドー 赤 ブライA.C. 750ml 2082円税込み
ボルドー市の北側、ジロンド河右岸に広がるブライ コート・ド・ブライとも名乗れます。メルロ主体の赤ワインを産出する栽培地域です。この地に17世紀から続くシャトー・ル・コーヌ、近年著名ワイン・メーカー エリック・ポワスノ氏を迎えさらなる品質向上が期待されます。
このワインはメルロ95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%を使用した強さと暖かみのあるワインです。黒や赤い果実の凝縮した味わいはブルーベリーやプラム、プルーン。特徴的な強い酸味を伴うハイビスカスのような赤いベリーの香り。強めの樽の香りを果実味が凌いでくると、トリュフ・タバコ・エスプレッソのニュアンスがあり、いかにもクラシックで優良な右岸の赤ワイン(笑)。十二分なタンニンと全体の膨らみは満足ゆくものです。
う~ん。
とても久しぶりに昔の友達と出会ったような、ホッとするワインなのです(笑)。
キャンティだって良いものは良いのです(笑)。
●キャンティ・クラッシコ 2013年 クエルチャベッラ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C.G. 750ml 2931円税込み
スーパー・タスカン『カマルティーナ』で名を馳せたクエルチャベッラ。もともとトスカーナ州のグレーヴェ・イン・キアンティで取得した1ヘクタールの畑から始まりました。メキシコに渡り製鉄業で成功した実業家のジュゼッペ・カスティリオーニ氏が1974年に故郷に念願のワイナリーを持つ夢を実現したもの。
同じトスカーナのファルキーニと設立の由来が似てますね(笑)。イタリア人独特の想いなのかな?その後ジャコモ・タスキを招聘して伝説のサクセス・ストーリーを成し遂げました。現在は息子のセバスティアーノ・カスティリオーニがトスカーナの沿岸部マレンマでワインナリーを新たに設立し、スーパー・ビオ・ディナミとも言える独自のワイン造りをするなど、衆目を集めるところです。科学薬品はもちろん動物性堆肥も使用せず全て植物由来のものでケアするというもの。菜食主義者でしかも完璧主義者の彼の目指すところだそうです(笑)。
このワイン、標高450m のグレーヴェ・イン・キャンティの27ヘクタールの畑から収穫した葡萄に、少し南に位置する標高400m の22ヘクタールのガイオーレ・イン・キアンティ、標高550m の1,5ヘクタールのパンツァーノ・イン・キアンティ、標高350m のラッダ・イン・キアンティの葡萄を加えて造ったもの。グレーヴェ・イン・キャンティの特殊なテロワールだけでは生産量が追いつかないので、周到に畑を広げたようです(笑)。そのため共通して標高が高いのが特徴です。
セパージュはサンジョヴェーゼ95%
にカベルネ・ソーヴィニヨン5%。
味わいは正に王道のキャンティ・クラッシコ!力強さと品の良さを兼ね備えています。
実に旨い!
一見早飲みのような飲みやすさがありますが、20年くらい熟成してしまうしたたかな強靭さがある点凄い。
フレンチ・バリックで14ヶ月熟成させていますが過剰なものがない。中にしっかり整然と入っている果実味は美しいの一言。
トスカーナ随一の生産者たる所以があるのです。
さて、問題作の登場(笑)。
何故最後の登場になったかはお飲みくだされば解っていただけるはずです(笑)?
●パッソ・デル・スッドゥ アパッシメント 2015年 プロゲット・ヴィニ イタリア プーリア 赤 ヴィノ・ロッソ 750ml 1758円税込み
イタリア プーリア中部イトリアの丘周辺にワイナリーを所有するプロゲット社。もともと大手のワイン商に造ったワインを供給していましたが、これは自身の元詰め品です。法外に安い訳です(笑)。
このワイン、ネロ・ディ・トロイア40%、プリミィティーヴォ30%、メルロ30%のセパージュ。平均樹齢40年の畑から全て手摘みで収穫。葡萄は5kg 毎に木箱に移され、セラー内で約5週間乾燥させます。乾燥後除梗しプレスして低温でアルコール発酵。そしてフレンチ・バリックで12ヶ月熟成させます。
基本的にはアマローネのやり方に似てはいますが、アマローネとは違います。アマローネは冷涼なヴェネトでは乾燥を3ヶ月以上行います。温暖なプーリアで3ヶ月も陰乾しをしたらとんでもないことになります(笑)。ワイン法で規程する以上の糖度に上がり、ワインでは無くなってしまう(笑)。
もっとも何にもしなくても13%くらいのアルコール分に達する温暖なプーリアの地。冷涼なためアルコール分が上がりにくいヴェネトとでは究極の濃密なワインを造る伝統的な技法ですが、それと同じにはならないと考えるべきです。アマローネのような、ともすれば飲みにくいほどのシリアスさはありません。甘露な味わいはあくまでフレンリー(笑)。
ただし、このワインかなり美味しい(笑)。全体のバランスがとれていて無理が目立ちません。ワイン造りの行程に尽力した感があります。広がりもよく余韻も長い。この手のワインとしてはSO 2の量はかなり低いはず。
樽香のニュアンスがプラムやブラックチェリーの果実味と溶け込み折り合っています。混醸したようなニュアンスを感じます。特筆すべきは驚くほどの甘さ(笑)。スケールのある大きさが間抜けになっていない斬新な秀逸さがあります。酸は南のワインなのでかなり低いのですが、果汁を凝縮することで全体のまとまりをとっています。エキス分、グリセリン、樽香 これらのパワー全開(笑)。我々のような年寄りには体力的にちょっと辛いですが(笑)、若い方や強い甘さを好む方ははまるはず(笑)。ニュー・ワールドでよく見かける甘さの強いスタイルをさらに突き進めたスタイルと言えましょうか(笑)。
もっとも甘さは残糖分ではないようですから、地元の人は肉をムシャムシャ食べながらこの甘いワインをゴクゴク飲むのかな(笑)。我々の感覚だとポートのような飲み方やチョコレート・ケーキなどのデザートに合わせるのが宜しいかと。また、ハンバーグにかけるデミグラスソースの隠し味にするとグレートな味わいになるかも(笑)。
あっ!とビックリのワインなのです(笑)。
以上6本、24日(金)は17~20時30分、25日(土)は11~20時30分。いつも通りでございます。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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2アイテムが急遽値下げ!
Feb 21, 2017 by weblogland |ところで今月の試飲会で出す予定の2アイテムが急遽値下げ!
今日インポーターさんに注文を入れたところ…
私「もしもし、いつもお世話になっております。マスキューですが今月の試飲に御社のワイン2アイテムを出すことになり、注文させていただきます。」
インポーターさん「マスキューさん、ご注文ありがとうございます。実はこの2アイテム3月1日より価格を下げることになりました。ワイナリーに掛け合って価格を下げることに成功しました(笑)。3月1日からですが特別に今回出荷分は下がった価格を適応させていただきます。」
ラッキー!
こいつは春から縁起が良い!
イタリア カンパーニャのアリアニコとファランギーナです。もともと個性とコスト・パフォーマンスの高さを気に入ったアイテムです(笑)。あのハートラベルが可愛いヤツです。
それがさらに安くなるとは!
楽しみにしてくださいね(笑)。
ファランギーナ 2014年 ヴィニコラ・デル・サンニオ イタリア カンパーニャ 白 D.O .P.ファランギーナ・デル・サンニオ 750ml 1543円税別→1312円税別
アリアニコ 2012年 ヴィニコラ・デル・サンニオ イタリア カンパーニャ 赤 D.O .P. アリアニコ・デル・サンニオ 750ml 1543円税別→1312円税別
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ちょっとしたシャレって良いですね
Feb 21, 2017 by weblogland |これって特別に速いとかそんなものではなく、各駅停車の1編成があるのみ(笑)。きのうたまたま乗った列車に当たりました。我が町の花月園前駅は各駅停車のみ停まります。ダイア改正もあり不便さが増しちょっとストレス(笑)。都会の田舎を代表するところ。
いつぞやテレビ東京の『アドマチック天国』で番組史上もっとも写すものが無かった街として有名になりましたっけ(笑)。
ホーム電車を待ちいつも通りに各駅停車がきます。あれ?デザインがちょっと違う!窓にハートマークが貼ってある。大したことはない(笑)。
でもですね、車両の中のたった一つのつり革がピンク色のハートマーク(笑)。大仰な仕掛けではありませんが、なんか嬉しくなっちゃいました(笑)。ちょっとしたシャレって良いものですね。
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復活しました
Feb 16, 2017 by weblogland |なにがって?
ジゴンダス“グラン・ロマーヌ”キュヴェ・プレスティージュ 2013年 ドメーヌ・ピエール・アマデユー
前は2011年でしたっけ。実はこれ、以前よりちょっと高くなったので仕入れを躊躇してましたが、エスピエが無くなってしまったので、扱うジゴンダスが無くなってしまう!
そんなわけで再登場なのです(笑)。
まあ、今風のトップランナーですし、頭に来るほど飲みやすいワインですから(笑)、良しとしましょう(笑)。
これにクラシック・スタイルのジゴンダスが加わるとマスキューのラインナップは完璧になるんですけどねぇ(笑)。。
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湯豆腐に合う白ワイン-ヴァイスブルグンダー=ピノ・ブラン 2015年 カンティーナ・ボルツァーノ
Feb 12, 2017 by weblogland |夜、配達で関内を車で走っていたら猛吹雪き。帰れなくなるかと心配しました(笑)。
寒いなか帰って待ってくれていたのは『湯豆腐』(笑)。もちろん薬味はタップリ。甘酢仕立てです。
飲んだワインはヴァイスブルグンダー=ピノ・ブラン 2015年 カンティーナ・ボルツァーノ
いやー、美味しかった(笑)!
あまりに美味しくてグビグビ飲んだのですが(笑)、グビグビ飲みながら、日本酒飲んでるに近い感覚に気がつきました(笑)。もちろん白ワインですから、お燗はしていませんが(笑)。豆腐の温かさと旨味、薬味とタレとワインそれぞれの旨味をグビグビやっているに違いないかと(笑)。違和感ないハーモニーは日本人好みだと確信しながらグビグビ(笑)。
湯豆腐を完食すると同時にこのワインも完飲(笑)。慌てて2本目に突入したのでござりまする(笑)。
美味しくて飲みすぎるのがこのワインの欠点かも?
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今晩飲むワインのことを考えるのみ!暖まるんですよ
Feb 10, 2017 by weblogland |今年一番寒く感じました。
でも先日ブログで紹介したふきのとうのことを考えると、寒さを語ることがちょっと恥ずかしくなります(笑)。なんたって雪のなかに埋もれながら芽吹いてつぼみまで成長しちゃうんですからね(笑)。きっと凍らないような物質を出しているんでしょうね。環境に適応した知恵・能力があるに違いありません。そう考えると我々人間は弱いかな(笑)。私なんぞはいかに暖かくするかばかり考えてます(笑)。取り合えず定位置にストーブを固定。
あとは今晩飲むワインのことを考えるのみ!暖まるんですよ(笑)!これが。
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バレンタインデーのワイン
Feb 08, 2017 by weblogland |まあ、我々おじさん、おじいさんはあまり関係ないてすが(笑)。一応ビジネス・チャンスでもありますから、マスキューのカウンターの上にこんな具合でワインが
並んでます(笑)。ジュテームは定番そのまま(笑)。やはり『愛』なのです(笑)。他のハートのマークが可愛いのはイタリア・プーリアの赤と白ワインです。
実はこれとても良いワインなのです。実はバレンタインデーを意識して探した訳ではなく、先月にサンプルを取り寄せて気に入ったものです。ラベルにたまたま
ハートのマークがあったので(笑)、一石二鳥を狙いました(笑)。
ちなみに白は『ファランギーナ』赤は『アリアニコ』。今月の試飲会に出す予定ですからお楽しみにしていてくださいね。待てない方はご遠慮なくどうぞ(笑)。近々ホームページでも紹介します!
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全体にトレンドが変わってきたかな?
Feb 07, 2017 by weblogland |う~ん。
全体にトレンドが変わってきたかな?
樽香のきついものが影を潜めてますね(笑)。あのスペインやポルトガルに至ってもそうです。旨味や酸をはっきり出すような傾向。良いことです(笑)。
酸が少なくて飲みやすいしかも濃い目 もうこれは時代遅れなのかな?
まあ、濃く見せるだけのワインはダメなことは確かかな(笑)?もっともコストの問題がありますから、この点折り合いが良ければ良しです(笑)。ただし、流行りや目新しいものは高過ぎます。ケチな私はすぐ閉口(笑)。でも喜んで買う方もおられるに違いありませんから悪口は言いません(笑)。
あー、楽しかった(笑)!
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これなーんだ(笑)?
Feb 05, 2017 by weblogland |ふきのとうです。
可愛いつぼみですよね。実はこのふきのとう、青森の雪の下から掘り出されたもの!雪の下ではもう芽吹いてつぼみになっていたことにビックリ!青森ではまた雪が積もったので当分ふきのとうの収穫は出来ないとか(笑)。
もちろん食用ですが、持ってきてくださったYさん曰く「ものすごーく苦い!万力でアタマヲ締め付けるほど苦い!」
そう言われると試したくなる(笑)。そこで一噛じり。
う~ん。
たしかに苦い!しかも土の香りがスゴい!それとこの苦さ 一体何者?
じっくり味わうとタンニンの苦さとはちょっと違う。
家内「大根の苦さに通じるかな?」
私「苦く感じる酸かな?」
通常はざっくり切って火を通し醤油や味噌で濃い目に味付けをして食べるとか。
食べやすい食べ物に慣れている我々にはショッキングな味わいです
。プリミィティブな味わいに驚かされました(笑)。
ワインもしかり。飲みやすい没個性なワインに慣らされている昨今、あっと驚き声を失うようなワインには滅多にお目にかかれません。もちろんそれを飲んだ人すべてを魅了するとは限りませんが、ワインの本質ってそんなところにあるような気がします
。そんなことを考えさせてくれたふきのとうなのです(笑)。
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派手ですね、パッソ・デル・スッドゥ アパッシメント
Feb 04, 2017 by weblogland |こんなの仕入れちゃいました(笑)。
派手ですよね(笑)。
南イタリア プーリアのワイン。名前はパッソ・デル・スッドゥ アパッシメント2015年。
マスキュー定番のアパッシメント プーリア・ロッソにラベルが似てますね(笑)。生産者は違いますが、インポーターさんが同じ(笑)。プーリア・ロッソよりワンランク上のカテゴリーです。先日試飲しましたが、たしかにその通り。ただセパージュが若干違います。テクニカル・シートが届いてから皆さんにご紹介しますから、ちょっとお待ちくださいね(笑)。
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ヴィン・イ・レジェンデスのラベルの絵
Feb 02, 2017 by weblogland |あの絵巻物のようなヴィン・イ・レジェンデスのラベル面白かったですね(笑)。
実は倉庫で片付けをしていたとき発見をしました!
なんとヴィン・イ・レジェンデスの箱にラベルが貼ってありました(笑)!
灯台本暗しとでも言いましょうか(笑)。もう少し前に気がついていれば切り取って皆さんにお見せできたのに、残念!
そんなわけで映像でアップしますからご覧くださいね(笑)。
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この絵を見ながら気がつきました!
全体の描き方は点描なのですが、向かって左側の犬と右側の犬と人物の描き方が違います。右側は外形線で縁取るような描き方をしています。
あと左側の犬は血統証つきの立派な猟犬。ポインターかな?しかも今風なリードや首輪をしています。
ところが右側の犬はどう見ても田舎臭い(笑)。しかも古めかしい首輪。引いているカッコ悪い狩人と妙に調和が取れている(笑)。でも絵全体としてはアンバランスです。一枚の絵として見て初めて気がつきました(笑)。ボトルに貼った状態では気がつかなかった(笑)。
何故かなぁ?
インポーターさんに聞いてみようかな?絵の説明までは無理かな(笑)?
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