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Written on 2022 03

ヴィラ・ヤンボル マスカット 2020年 ブルガリア 白 トラキアン・ヴァレー  750ml 770円税込み

Mar 31, 2022 by weblogland |
今、マスキューの特売棚にはコレがこっそり売られています。

ヴィラ・ヤンボル マスカット 2020年 ブルガリア 白 トラキアン・ヴァレー  750ml 770円税込み

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このワイン、先月のマスキュー試飲会に登場してご好評いただいたもの。でもですね、インポーターさんのラインナップから外れることになり急遽特別価格となりました。
まずラインナップから外されて『えー!』、そして特売価格となって『えー!』。試飲会で使って1ヶ月もたたないのに輸入中止特売品になるとは。トホホでございます。
こうなったら、毒食わば皿まで。インポーターさんの在庫が尽きるまで特売価格を続けます!
770円税込は安い!はず。

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桝久 試飲会リポート 後半

Mar 28, 2022 by weblogland |
〇ティモラッソ 2020年 カッシーナ・イ・カルピーニ イタリア ピエモンテ 白 コッリ・トルトネージ・ティモラッソD.O.C.750ml 2121円税込み
「マスキューさん!ロゼの後に白ですか?
意図を感じますよ(笑)。」
私「完全に読まれてますね(笑)。まっ、まっ、お試しあれ!」
「おっ!う~ん。イタリアの良い白ワイン
(笑)。北イタリアらしい。」
「『ティモラッソ』なんて知りませんでしたよ(笑)。イタリアって品種が多い上にそれぞれが特徴的ですよね(笑)。」
「力強さとエレガントさ。その上ユニーク
(笑)。」
「深くて優しい。ハーブのニュアンスたっぷり(笑)。高級。」
「植物っぽいですよね。薬草だったり甘草
だったり、木の実。白い花。複雑だよなぁ(笑)。」
家内「コレ飲みながらいただいたナッツ食べるとマリアージュしますね(笑)。美味しい!」
「桃や梨の香りは味わいと一致してるし、燻製チーズには絶対に合う(笑)。」
「ハードタイプのスモークしたチーズだな
。」
「ワインに豆っぽさもあるから、ナッツ類には合うはずですよ(笑)。実際に美味しい(笑)。」
「うんうん。これはイイ(笑)!相性バッチ・グー(笑)。古いかな(笑)。」
「桃やスモモの果実がしっかり。そして可憐でもある。マスキューさんが高貴と言うのも頷けますね(笑)。」
「桃も完熟した甘い桃じゃなくて、まだ少し青さが残ってる感じ。」
私「その青さがメロンっぽくもあるんですよね。」
「このままワイン、アルコール分はいかほどですか?」
家内「なんと14%あります。」
「そんなにあるんですか?もっと低いと思いましたよ(笑)。」
私「きっと晩熟性の品種だと思います。折り合いが良いですよね。」
「アルコール分が14%もあるのにアルコールを感じないのは何故ですか?」
家内「酸やエキス分がしっかり入っているのでバランスが取れているのだと思います。」
「良くワイン雑誌等で『高度なバランス』って誉め言葉で書かれてますが、コレがそれ?」
私「左様かと(笑)。旨味と香りでバランスを取っているようなスタイルかな。ガヴィのD.O.C.G.ガヴィ・デ・ガヴィに似てますよね。」
家内「古い(笑)!今はガヴィにコミューンの名前を付けたのがDOCGです。ガヴィ・デ・ガヴィとは言いませんよ(笑)。」
私「失礼いたしました!この『ティモラッソ』はD.O.C.G.のガヴィのコルテーゼ種にちょっと似てますよね。」


●ル・カブ・デ・ザコリット 2019年 ドメーヌ・デ・ザコル フランス ローヌ 赤 750ml 2980円税込み
私「ドメーヌ・デ・ザコルは、ニュイ・サン・ジョルジュ(ブルゴーニュ)のドメーヌ・ド・ラルロで天才醸造家と謳われたオリヴィエ・ルリッシュと、妻のフロランスが始めたドメーヌです。」
家内「ローヌの全く無名なワイン産地なんですよ(笑)。」
「う~ん。このワイン、口に入れて飲み込む時の甘さが高級ですな(笑)。」
「雑味がない!」
「葡萄本来の旨さがそのまま伝わってくる
。」
「甘くてジューシーでいかにも南フランス
。でも引き締まっている。酸とかタンニンが磨かれているよね(笑)。マスキューさん曰くのピノ・ノワール的って理解出来ましたよ(笑)。」
「飲み応えと飲みやすさが両立してる(笑)。」
「芯がしっかりしてるからまだまだ持ちそうですね(笑)。あと10年くらい経ってから飲んでみたいワインですね。」
私「南フランスにありがちな除梗100%のフレッシュ&フルーティーなものとはちょっと違います。一部全房発酵してるものが入っていますから生命力はあります
(笑)。」
「カベルネとは思えない(笑)。すいすい飲めるし、軽やかだけどしっかりしてる。このしっかり感がカベルネなのかな?」
私「やはり温暖な産地だと切れの良いカベルネ、ビビッドなカベルネにはならないようです。」
「暖かみが有りがたく感じますよね(笑)。

「タンニンが折り重なってる。でも重厚とまで言えない。これって生産者の意図なんですか?」
私「ラルロの作り方をだいぶ踏襲してるようですよね。プレスもほとんどしてないで上澄みだけで作った印象です。」
「このワインのアルコール分はいかほど?

家内「14%あります。」
「えっ!そんなに高いのですか?もっと低いかと思いましたよ(笑)。」
「そうなんだ!産地によって最適なアルコール分があるのですね(笑)。」
「そうそう。アルコール分だけじゃなくて
最適な出来上がりがある。」
私「そーなんです(笑)。産地によってベストな折り合いがあるみたいです。」
「もっとも極端に言うと生産者ごとに違う
。まあ、その平均がA.O.C.になるのかな
(笑)。」
「ワインって火との作ったものだけど、それだけじゃないところが面白いんだよね
(笑)。」
私「謎は謎を呼ぶけれど、全く取っ掛かりがない訳ではない。そこに私ははまっております(笑)。」
「ところでこのワインとナッツの相性抜群にイイ(笑)。すんごく美味しい!」
家内「木樽熟成してますから、よりマリアージュしやすいです(笑)。」
「このワインは木樽熟成してるんですか?

「樽熟成してるニュアンスはあまり感じませんよね。」
私「この塩梅が上手い!樽の香りがでしゃばらないように樽を使っています。」
「ワインの深みや味わいをより良くするために樽熟成してますよね。エレガントですね(笑)。さすがラルロの元醸造長!」
私「天才と言われる所以ですね(笑)。」
「我が家の料理でこのワインを合わすのは無理だな。ワインだけが独走体制になっちゃいますよ(大爆笑)。」

頂き物ではありますが、ナッツ大活躍でございました(笑)。
Wさん、ありがとうございました!


●モレーンニコ 2018年 ロヴェロッティー イタリア ピエモンテ 赤 コリーネ・ノヴァレッジD.O.C.750ml 3300円税込み
「おー!香りが突き抜ける(笑)。」
「酸っぱい系(笑)。とてもドライ。辛口だよね。」
「色は4番目に比べたら薄い。でも味わいはとても強い。小粒のプラムやベリーが弾ける(笑)。」
「4番目のワインがしっかりしてるからそのあとはそれ以上強くないと無理なんだけど、コレなら太刀打ち出来ますね(笑)
。見た目色が薄いので心配しましたが全然大丈夫(笑)。ワインの強さは色だけでは判断できませんね(笑)。」
私「バローロやバルバレスコのネッビオーロとは佇まいが違いますよね(笑)。」
「とてもミネラリーで切れ切れ(笑)。」
「バローロなんかだともっと重量感ありますよね(笑)。もっとファット。これって痩身だけど筋肉質。アスリートみたい(笑)。」
「ボディービルダーでは無いよね(笑)。」
家内「私の大好きなスパンナです。ネッビオーロのことをこのD.O.C.ではスパンナと呼びます。」
私「バローロ・バルバレスコ→ネッビオーロ、ゲンメ・コリーネ・ノヴァレッジ→スパンナ、ヴァルテリーナ→キアヴェンナスカ。ネッビオーロのシノニムですが
、やはりそれぞれの特徴がありますよね
。」
「資格試験の勉強で覚えた(笑)。でも実際にスパンナを味わうのは初めてですよ(笑)。」
「コリーネ・ノヴァレッジのスパンナ飲むのは初めて(笑)。確かにネッビオーロとは違いますよね(笑)。」
私「生産者のロヴェロッティーのゲンメになると、生命力が10年以上の大物となります。」
「ロヴェロッティーって評価高いですよね
。」
家内「実はコリーネ・ノヴァレッジのスパンナをずっと探していました。何十年か前に飲んだきり出会えませんでした(笑)。
まさかゲンメの大御所ロヴェロッティーがリリースしてるとは!速攻で発注しちゃいました(笑)。」
スパンナの話になると家内は止められません(笑)。
家内「今回コリーネ・ノヴァレッジを調べたのですが記載・地図がほとんどありませんでした。」
私「ガティナラ、ゲンメの地図がありません。記載もちょっと触れるだけ(笑)。」
家内「ヒュー・ジョンソンの北イタリアの旅行本に載っていました!それによるとコリーネ・ノヴァレッジはゲンメを補完する広域のD.O.C.で、川を挟んだ隣のガティナラを補完しません。ガティナラではネッビオーロをスパンナとは言わないのです。」
私「日本人のイタリア・ワインの専門家もこの事を知ってる人は少ないですよ(笑)。試験にも出ないはず(笑)。実際に飲んでみてガティナラの方が暖かみのあるスタイルです。バローロよりですね(笑)。ゲンメとはだいぶ違います。」
「その話、マスキューさんらしいよね(笑)
。盲点シリーズ(笑)。」
家内「えっへん。」
「このワイン何に合わせますか?」
家内「う~ん。ジビエや熟成肉かなぁ?」
「塩で味付けしたホルモン!」
私「おー!それ良さそう(笑)。」
「新鮮で上質なホルモン。臭くなくて、焼くと綺麗な油が出るホルモン!」
「ハードタイプのチーズ…。ピエモンテでワインに浸けたチーズありましたよね(笑)。それそれ(笑)。」

ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Mar 27, 2022 by weblogland |
昨日、一昨日とひっそり執り行ったマスキュー試飲会にこっそりのご来店ありがとうございました(笑)!
皆様のご協力で無事執り行うことが出来ました。ありがとうございました。

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まず金曜日の一番乗りは浦和からお越しのWさん。H.K.S.15のセンター的存在です(笑)。
Wさん「実はこれ、スモークしたナッツです。軽井沢が本拠なのですが品川駅でも売っているので乗り換えのついでに買ってきました。ティスティングのお供にしてください(笑)。」
私「ありがとうございます。それでは早速
(笑)。ボリボリ。凄くスモークの香りが強いですね!」
Wさん「スモークしたあとキャラメルでコーティングしています。」
家内「ボリボリ(笑)。スパイスも入ってるのかな。美味しい!」
私「キャラメルでコーティングしてるけど、甘すぎない。ちょうど良い塩梅ですね。」
「ウイスキーには鉄板ですな(笑)。」
家内「後味がハニーでナッツィーなイタリアの白ワインに合うはず!」
私「皆さんにお試ししてもらいます。ありがとうございました!」


●ロス・カルドス カベルネ・ソーヴィニヨン 2020年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml  880円税込み スクリューキャップ(特別限定品)
私「残念ながら輸入終了につき大特価となります。決して売れ残りではありません(笑)!」
家内「フレッシュでフレンドリーなカベルネ・ソーヴィニヨンです。」
「小豆っぽい(笑)。」
「カベルネ!って間違いなく言える(笑)。」
「チリのカベルネとは違いますよね。チリより明るい感じ。」
「コレって値段のわりに濃い(笑)。もっと薄いと思いましたよ(笑)。」
「でも飲みやすい(笑)。すいすい飲める(笑)。普段飲みにはこういうワインがあると助かる。何も考えずに飲むには最適
。」
「うんうん。決して薄くはない(笑)。」
「そうですよね。いつもティスティングする訳じゃありませんから(笑)。ためらいなく、考えもなく赤ワインを飲む時には必要かな(笑)。」
「そうそう。でもそんなときに不味いワインだと奈落の底に落ちる(大爆笑)。」
「マスキューさん、このワインはなぜ輸入を止めるのですか?」
私「ファンドに経営権を売却したそうです。そうなって対応が変わったのが理由のようです。」
「ファンド系はドライ。お金儲けのことだけだからね。育てるような気はない。ハゲ鷹。」
「まあ、一般に会社だってお金にはシビアだし、お金を儲けるためのもの。個人が守銭奴になることを是とするけれど、理念はある。ファンドにはそれすらない(笑)。」
「特に海外のファンドは徹底してる(笑)。

私「そんな奴ら相手に太刀打ち出来るのは
日本だと〇ントリーくらいですよ(笑)。」
家内「あともともとニューワールドのワイン生産は大規模なだけに大量の資本の投下を必要とします。いきおいファンド系とは結びつき易いし相性も良い面があります。」


◎レ・ポッツェル ロゼ 2019年 カンディド イタリア プーリア ロゼ サリーチェ・サレンティーノD.O.C. 750ml 1493円税込み (特別限定品)
「マスキューさん!これも訳ありですか(笑)?」
私「そーなんです(笑)。これは某イタリアン・レストラン用のアイテムでしたがコロナ禍により宙に浮いてしまいました。困ったインポーターさんから提供していただきました。」
「サリーチェ・サレンティーノにロゼがあったんですね(笑)。初めて飲みました(笑)。」
「ガッチリしてる(笑)。でも乱暴ではないんですよね。」
家内「はい。アルコール分は12%。しっかり管理されています。」
「プーリアのワインって簡単にアルコール分が13~14なるよね。これはそうなる前に収穫したと言うことですね(笑)。」
「セパージュは?」
私「ネグロ・アマーロ95%、マルヴァジア・ネッラ5%。黒葡萄が原料です。いわゆるセニエ法で作られたロゼ・ワインです。赤ワイン作りの頭初に液体だけを抜く遣り方です。プレスしませんから旨味のあるワイン。贅沢なロゼ・ワインとなります。」
「ネグロ・アマーロだけのロゼって初めて飲みました(笑)。やはり赤のネグロ・アマーロ同様に香りが無い(笑)。」
「ロゼ色と言うよりトマト色(笑)。完熟したトマト色。トマト使った料理には合うよね(笑)。」
私「コーラルピンクですか。」
「ラタトゥイユなんかも合うかな。」
「味わいもロゼっぽくない(笑)。誉め言葉ですよ(笑)。」
「旨味が強いですよね(笑)。一口飲むと、また一口飲みたくなる(笑)。」
「マスキューさんがペペロンチーノに合うと言うのがよく解る(笑)。唐辛子使ったものだったら何でも行けそうですね。」
「ホルモン!」
家内「ローストビーフでも行けますね(笑)。」
「桜えびをのせたピザ!ドライトマトものせて(笑)。もちろんタバスコは必須(笑)。」
家内「桜えびのかき揚げ!丼つゆにも合いそう(笑)」
「色々な飲み併せが想像できるユーシフルなワインですね(笑)。」
「イタリアン・レストランの必須アイテムなのが頷けますね。」

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今月のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

Mar 20, 2022 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今月のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!いつもよりちょっと早いかな(笑)。

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右から二番目のカンディドのロゼのコーラルピンクはやけに目立ちますね(笑)。もっともプーリアのネグロアマーロから作ってますから色が濃いのは当たり前(笑)
。味わいもガッチリ。ペペロンチーノ食べたくなります(笑)。
四番目のカブの瓶は太い。見るからに太い(笑)。意図的ですねぇ。あと五番目のロヴェロッティーの絵柄ですが、キュヴェ毎に違います。畑に生息する虫や小動物を描いたとか。これはバッタかな?見てるだけで楽しくなりますね(笑)。
そうそう。左の端っこがちょっと空いてますから何か並べましょう!

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マスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

Mar 18, 2022 by weblogland |
今月3月25日(金)17~20時、26日(土)11~20時開催のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
蔓防は緩和されますが注意に越したことはありません。それゆえH.K.S.15でお願い申し上げます(笑)!
H. ひっそりやってますから
K. こっそり来てくださいね。
S. 試飲はサクッと15分!

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●ロス・カルドス カベルネ・ソーヴィニヨン 2020年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml  880円税込み スクリューキャップ(特別限定品)
マスキュー定番アルゼンチンのドニャ・パウラが輸入終了となりました。諸般の事情お察しくださいませ。先月から特売品として扱っておりましたシャルドネが無くなり、最後の砦カベルネ・ソーヴィニヨンの特別販売となります!お見逃しなく!

このロス・カルドス銘柄のカベルネ・ソーヴィニヨンは、ドニャ・パウラのスタンダードランクで木樽熟成はしません。畑はもともとのウガルテックのもの。標高1050メートル、年間降水量は200ミリ、年平均気温は14℃。3月の夜二度にわたり収穫されます。

収穫された葡萄は除梗後、低温で10〜15日間のプレ・マセラシオンしながらミクロ・オキシダシオンをするそうです。この過程で十分なタンニンとアントシアニンを抽出、重合が出来ます。そしてプレスをし果皮と分離してから主醗酵のアルコール醗酵を始めます。最新のアプローチです。

新しい技術的アプローチは結果がでるまで議論されたり批判されたりしますが、このワインに関しては問題ありません。基本的に葡萄果がしっかりしていますから、出来上がったワインに欠陥はありません。薄いワインを無理に濃くするような無理をしている訳でないですから、ワインのもちが悪かったり、抜栓後すぐにダメになったりしません。もちろん何年も寝かせるようなワインではありませんが、硬くてなかなか飲み頃にならないマルベックがすぐにベストの状態で楽しむことが出来ることは素晴らしいイノヴェーションと言えます。

また早くリリースできますから、生産者のキャッシュフローも良くなりますね(笑)。

日進月歩、ただ立ち止まっているだけではダメですね。

◎レ・ポッツェル ロゼ 2019年 カンディド イタリア プーリア ロゼ サリーチェ・サレンティーノD.O.C. 750ml 1493円税込み (特別限定品)

1929年にフランチェスコ・カンディドはサン・ドナーチにワイン醸造所を建設し、所有していた400ヘクタールの畑からブドウ栽培を始めました。もともとそこそこの資産家のようですね。現在、カンディド家の三代目アレッサンドロがワイナリーの当主をつとめています。
140ヘクタールのブドウ畑では、土着品種(アレアティコ、ネグロ・アマーロ、プリミティーヴォ、マルヴァジア・ネーラ、フィアーノ)や外来品種(モンテプルチャーノ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、プチ・ヴェルド)が栽培されています。更に別の会社が所有する50ヘクタールの畑を借りてブドウを栽培しています。
これはネグロアマーロ95%、マルヴァジア・ネーラ5%のセパージュのロゼ。ネグロアマーロ主体のの珍しいもの。初めて飲みました(笑)。
除梗・破砕したブドウを約20 時間 低温マセラシオン、その後約40%のフリーランジュースを抽出し、ステンレスタンクで選別酵母とともにアルコール発酵したもの。いわゆるセニエ法で作られています。それゆえもともとの黒葡萄であるネグロアマーロの特徴が受け継がれます。
色も濃くコーラル・ピンク。味わいは色から連想されるようにがっしり(笑)。ワイン自体の強さはロ・ゼルボーネのキアレットに遜色ありませんね(笑)。ブラインドで飲んだら赤ワインと言ってしまいそうです(笑)。ネグロアマーロらしくあまり明瞭な香りはしませんががっしり、旨味もたっぷり。フル・ボディーのロゼと言っても良いのでは(笑)。まあ、これは言い過ぎですが、魚介類はもちろん肉系の料理も行けるし、特に唐辛子を使ったものに相性が良いはず。やはりプーリアのしっかりした黒葡萄で作るとこうした特徴的なロゼが出来るのだと実感いたしました。
暖かな晩春や初夏、部屋の窓を大きく開けて昼食には唐辛子が効いたペペロンチーノ。このロゼをセラーの温度で飲みながらひたすらペペロンチーノを食する。
う~ん。
妄想しちゃいました(笑)。

あとこのロゼ・ワイン限定販売の特別価格品となっています。とてもお買い得ですが現品のみとなりますのでお見逃しなく!

〇ティモラッソ 2020年 カッシーナ・イ・カルピーニ イタリア ピエモンテ 白 コッリ・トルトネージ・ティモラッソD.O.C.750ml 2121円税込み

この『ティモラッソ』は品種名、ご存知でしたか?私は知りませんでした(笑)。
このD.O.C.コッリ・トルトネージはいわゆるガヴィの生産地区の一番東側 ロンバルディアに接するところです。
味わいのスタイルは優良なコルテーゼに似てますね(笑)。一言で言えば高貴品種かと。深みがあり、味わい深く、複雑でとてもアロマチック。白や黄色の花、白桃やグレープフルーツやベリーのニュアンスは飲み手を陶酔させます(笑)。甘草やエキゾチックなスパイシーさは深みを演出。高級なヴィオニエのようなメロンっぽさを感じ取れると、『やはり高貴』と血統の良さを実感します。
マスキューの定番『ミナイア』を思い出しました(笑)。ランクは『ミナイア』よりは下がりますが(笑)、かなりの高レベル。ちょっとオレンジ・ワインっぽくもありますが、野性味もあり特徴的な白ワインです。きっと発酵は果皮とともに行ってますね。あと全体を通じての伸びやかさ。徹底的な衛生管理と余分な農薬を使わない姿勢の現れです。SO2の使用量もかなり少ないはずです。
イタリアの特徴的で優良な白ワインを飲むと、シャルドネやリースリングだけではない!と思わず力説してしまいます(笑)



●ル・カブ・デ・ザコリット 2019年 ドメーヌ・デ・ザコル フランス ローヌ
赤 750ml 2980円税込み

う~ん。
深みがあって飲みやすい。とても自然ですいすい飲めてしまいます(笑)。
カベルネ・ソーヴィニヨンなのにブルゴーニュ的な透明感がある。変に暑苦しくなく、冷静さを感じる知的な佇まいと優しさ。旨味たっぷりなブルゴーニュのピノ・ノワール的なカベルネ(笑)。ブルゴーニュの名門ラルロの元醸造長の作るワインらしいのかな(笑)?
ビオ系の独特な土臭さはあるのですが、私にとっては土臭さがたまらなく心地良いのです。
アペラシオンの無いような産地ですが(笑)、品質は作り手によるところが大きいと実感。もっともラルロの名声によるところも大かな(笑)。
でもですね(笑)、このワインの質を考えるととても割安であるのは確か。ピノ・ノワール原理主義者であると損をします(笑)。私はピノ・ノワール原理主義者を自認してはおりますが、それ以上に良いワイン原理主義者なので変わり身は早い(笑)。このしなやかな対応力が持ち味なのです。決してコウモリではありません(笑)。
あとこのワインはとても飲みやすく作られていますが隠れた強さがあり、10年くらい経ってから飲むと別世界があるような気がします(笑)。

●モレーンニコ 2018年 ロヴェロッティー イタリア ピエモンテ 赤 コリーネ・ノヴァレッジD.O.C.750ml 3300円税込み

ロヴェロッティーと言えばピエモンテ北東部のD.O.C.G.ゲンメの優良生産者です。
このコリーネ・ノヴァレッジD.O.C.はゲンメを中心にロンバルディア方面に広がる広域のD.O.C.。ここで注意しなくてはならないのは川向こうのD.O.C.G.ガティナラは含まれていないこと。共にネッビオーロをメインに使うので、共通のD.O.C.としてコリーネ・ノヴァレッジがあると思っていましたが、それは間違いでした(笑)。
アルプスから流れるセシア川の西側にあるガティナラより東側のゲンメやコリーネ・ノヴァレッジの方がより冷涼であることが原因かもしれません。ネッビオーロのシノニム『スパンナ』と言う呼称もコリーネ・ノヴァレッジのもの。

この『モレーンニコ』はネッビオーロ60%、ヴェスポリーナ20%、ボナルダ20%。コリーネ・ノヴァレッジ専用の畑で収穫された葡萄で作られたもの。基本早飲みなのですが、口中での広がりはとても伸びやかでフレッシュ。とてもドライで切れが良くアフターの伸びやかさはさすがロヴェロッティー!ゲンメほどの大きさや凝縮感は無いものの、やはりネッビオーロもといスパンナは素晴らしい(笑)。コリーネ・ノヴァレッジではネッビオーロ(スパンナ)を50%以上使うのがお約束。50%でも充分ですね(笑)。この点お隣のガティナラの生産者アンツィヴィーノが作る『カプレンガ』と共通します。ただ『モレーンニコ』の方がより冷涼です。それがガティナラとゲンメのD.O.C.G.の根幹のような気がします。

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アンドレ・ボノームのオール・クラッセ2019年は人気がありますね。

Mar 18, 2022 by weblogland |
う~ん。
アンドレ・ボノームオール・クラッセ2019年は人気がありますね。

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まず驚いたのは値段が提示される前に予約を取る必要があったこと(笑)。こんなことは普通まずありません。インポーターが煽っている(笑)?いやいや、飲む前から絶対に良いことを皆知っています。しかもブルゴーニュが高騰していることもご存知。そうなると数の確保割り当てが必要になります。為替も円安、作柄のため日本に来る実数は当然減ります、運賃も高くなる。そうすると価格を早く決めがたい。そんな事情なのかしら?
来月には2019年の小区画シリーズが入荷するようですが、これもまだ数と値段は決まっていません。
当然私はハラハラドキドキ。高くても怒られるし、足りなくても怒られる。確定事項となっております(笑)。そんな訳で今回の試飲会にはお出し出来ません。ごめんなさい!

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これ、なーんだ(笑)?

Mar 18, 2022 by weblogland |
これ、なーんだ(笑)?

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ゲンメのトップ・ランナーロヴェロッティーが作るコリーネ・ノヴァレッジです。ゲンメは川を挟んでガティナラと並ぶネッビオーロを主体としたD.O.C.G.ですが、それを覆うように東に広がりD.O.C.がコリーネ・ノヴァレッジです。ここではネッビオーロとは呼ばずスパンナと呼びます。50%以上スパンナを使うことがお約束です。
実は20年以上スパンナにはご無沙汰(笑)。常に探していましたが、無い(笑)。
よーやく見つけました!しかも敬愛するロヴェロッティーのもの。もうそれだけで嬉しくて嬉しくて(笑)。
ところでワイン本で調べるとゲンメやガティナラの地図が無い(笑)。やはり冷遇されてます(笑)。バローロやバルバレスコは必ず記載や地図がありますが、これらの地図はまずありません。下手をすると紹介もされていません(笑)。
唯一見つけたのがヒュー・ジョンソンのイタリア旅行本です。

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これを見て初めて知ったのですが、コリーネ・ノヴァレッジにはガティナラ地域が入っていない!私はずっとコリーネ・ノヴァレッジD.O.C.がガティナラとゲンメを補完するD.O.C.だと思っていました。でもそれは間違いだった訳です。ガティナラとは補完関係がありません。川を挟んだお隣なのに何故?答えは飲んで解る(笑)。ガティナラとゲンメの特徴の差。コリーネ・ノヴァレッジのスパンナはゲンメ風、ガティナラとは違うスタイルだからかと。
Mさん!今月のマスキュー試飲会期待してくださいね(笑)。

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ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック 2019年

Mar 17, 2022 by weblogland |
う~ん、やはり問題児かな(笑)?
先日ブログで書いたルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック 2019年 ルカ・フェラリス イタリア ピエモンテ 赤 ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G. 750ml 2640円税込み

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皆さんとても気になるようでご質問を受けました(笑)。
Fさん「マスキューさん『ルケ』ってどうなんですか(笑)?」
家内「とてもユニークです(笑)。マスキューの定番のペラベルガに似てるのですが、もっと強さがある。ペラベルガはアルコール分は13%ですがルケは15%もあります。私には無理(笑)。」
Fさん「へぇーそんなにあるんですか?甘いのですか?」
私「とてもドライですが、ボリュームを感じる甘さはあります。収穫はターゲット通りに完璧に行われたと思います(笑)。」
「店長は濃いワインが好きだから(笑)。」
家内「そーなんです(笑)。果実味も独特で赤や黒の小粒のものにリコリスの香りがあとから追ってきます。経験したことがありませんでした。」
私「まあ、作りにとことん尽力したワインであるのは確かかと。問題はユニークさかな(笑)?一般受けはしないから今月のマスキュー試飲会には出さないことにしました。」
家内「このワインをとても美味しく感じたのは抜栓してから1週間経ってからです(笑)。試飲会に出しても賛否両論、誤解されることもあるような気がしますので見送りました(笑)。」
Fさん「そんな話しを聞くと悩ましいですな(笑)。」

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ゲヴュルツトラミネールの香りがする辛口の白ワイン

Mar 16, 2022 by weblogland |
う~ん。
ショック!
先月のマスキュー試飲会で好評いただいたブルガリアのヴィラ・ヤンボルのマスカットが終売となります!

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ゲヴュルツトラミネールの香りがする辛口の白ワイン。ポテトチップス食べながら飲むには最適のワインです(笑)。ワイン初心者なら誰でもはまる飲みやすさが身上。試飲会の後も追加発注しており、マスキューの新たな定番アイテムに定着したと思っていた矢先。インポーターさんより終売の連絡をいただきました。
ショック!
詳しくは解りませんが、お互いの事情のようです。なかなかコミュニケーションをとるのが難しかったのかな?
さあ、次々!

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困ったなぁ。

Mar 15, 2022 by weblogland |
う~ん。
困ったなぁ。

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皆さん、ルケという葡萄をご存知ですか?ピエモンテのマイナー品種なのですが、一応D.O.C.G.でございます(笑)。
2010年にピエモンテで新たに昇格したD.O.C.Gで、アスティのすぐ北東部の狭い範囲のものです。在来品種ルケ種を90%以上使ったワインです。
ルケをちょっと調べるとかるくて飲みやすい品種とありましたが、実際に飲むととんでもない(笑)。経験したことのない迫り来る個性でございました(笑)。やはり第一人者の作るワインですね。野性味満々(笑)。果実味は鮮烈な赤や黒のスグリやリコリス、ワイルド・ベリー。ちょっと経験したことのないもの。それにハーブや漢方薬や甘草のニュアンスが伴う。しかもアルコール分は15%のフル・プルーフですから圧巻なのです(笑)。とは言えアルコリックでない折り合い。残糖分を感じさせないタンニンと酸とアルコールの高度な折り合いの良さは特筆もの。小粒の巻き貝の肝や熊の肝、完熟葡萄の種由来のフェノールは複雑で深みを与えています。マスキュー扱いの個性派ワイン『ペラベルガ』が似たような立ち位置のワイン。同じピエ
モンテの赤ワインです。家内曰く「熊の匂いのするワイン」でございます(笑)。
とても良いワインなのですが、ユニーク過ぎる(笑)。マスキューの試飲会に出すには順番に困る(笑)。とても悩ましいのです。然るに月末の試飲会には出さずにコソコソ売る!ことに決定(笑)。
ガンベロでトレ・ヴィッキオリも取っているし、実際に1週間かけて飲んでその良さコスト・パフォーマンスの高さにはやられました。でもですね味わいはグローバルの真逆の超ローカル(笑)。好きなんですけどね。

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ちゃんとカベルネ・ソーヴィニヨンの味がするデイリーユースには難のない安全運転

Mar 10, 2022 by weblogland |
前月より特売品として大人気でしたシチリアのグリッロが無くなってしまいました。

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残念!

あのスパルタンなフレンドリーさは癖になるようで、リピーターが多く、あえなく完売いたしました。スパルタンなフレンドリーさなんてとても変な表現なのですが、リピーターの方には通じるかと(笑)。ニヤニヤしながらこのブログに共感していただけたら幸いに存じます(笑)。
さて、こうなると別のお買い得ワインを探さなくては!もちろん抜かりはございません(笑)。
今度はコレ!
前月よりグリッロと平行して販売しておりましたアルゼンチンの特売品のシャルドネとマルベックもほぼなくなりましたのでおなじロス・カルドス銘柄のカベルネ・ソーヴィニヨン2020年です。マスキュー定番のアルゼンチンの赤ワインです。ちゃんとカベルネ・ソーヴィニヨンの味がするデイリーユースには難のない安全運転(笑)。
マスキューのお買い得ワイン探しのゲリラ戦は続きます(笑)。

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Mar 09, 2022 by weblogland |
発見しました!

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コレとてもお安くて重宝なQBBチーズの上級品(笑)、プレミアムです。贅沢アーモンドと書いて有るようにアーモンドたっぷりで乳脂肪分も普通のものより多いようです。完熟した葡萄を使った白ワイン 特にイタリア中部や南部のハニーでナッツィーな味わいにぴったり(笑)。フラスカーティーやマルヴァジア、ヴェルメンティーノ等と抜群の相性です!
コスト・パフォーマンスと狙い定めた商品開発はもはや発明の域(笑)。日本人ってこうして乗り越えて来たと変に実感させられました。日本のワイン・ラヴァーにとっては朗報です!
あとこういった商品が流通するような時代になったと実感しました。ちゃんと売れてくれると良いなぁ(笑)。絶版にならないことを祈ります(笑)。

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早速お問い合わせいただきました。

Mar 07, 2022 by weblogland |
早速お問い合わせいただきました。
ブルゴーニュ原理主義を自認するAさんです(笑)。
Aさん「アンドレ・ボノームのオール・クラッセ2019年入荷したんですね!」
私「お待たせいたしました。でもですね、値段が高かったです。もっとも値段が決まる前に予約注文していたのでしょうがありません(笑)。」
Aさん「う~ん。4400円かぁ!2割くらいの値上がり。でもなぁ2019年は飛びきり良いし。悩むなぁ(笑)。」
私「そーなんですよ。しかも23本しかもらえなかったんですよ。試飲会に出すには2ダース以上は必要ですから悩みます。」
Aさん「一番下の樽熟成していないピエール・ブランシェはとても2019年が良かったし、そのあとのヴィエイユ・ヴィーニュも凄かった。まだヴィエイユ・ヴィーニュありますか?」
私「ございません。今度は2020年ヴィンテージです。まだ手配してませんが。怖くて予約出来ません(笑)。」
Aさん「2019年のオール・クラッセは一番下のピエール・ブランシェより1000円くらい高いんですね。うん!決めた!」

Aさんのご決意他言いたしません(笑)。

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">アンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセ・オール・クラッセ2019年です!
Mar 06, 2022 by weblogland |
ふふふ(笑)、ようやく入荷しました!

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アンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセ・オール・クラッセ2019年です!
アンドレ・ボノームはキュヴェ数が多いのでちょっとおさらい(笑)。
ヴィレ・クレッセ『トラディション”レ・ピエール・ブランシェ“』はステンレス・タンクのみで木樽は使わない。→ヴィレ・クレッセ・ヴィエイユ・ヴィーニュは発酵・熟成にステンレス・タンクと木樽をともに使う。→ヴィレ・クレッセ・オール・クラッセは木樽のみ使用。樽発酵・樽熟成のもの。3段階スライド方式で畑の樹齢は高くなります(笑)。
それゆえこのオール・クラッセのリリースが一番最後となります。2019年ヴィンテージの良さは『トラディション”レ・ピエール・ブランシェ“』『ヴィレ・クレッセ・ヴィエイユ・ヴィーニュ』をお飲みになった方は周知。飛び抜けた良い出来映えでこの最終のオール・クラッセのリリースを待ち焦がれたファンは多いと思います。もちろん私もその一人。2019年
は特筆すべきものと確信しております。マスキュー試飲会にご参加された方はご賛同いただけるはず(笑)。
今月のマスキュー試飲会のトリに使いたかったのですが、数が少ない。試飲会で使うにはちょっと無理かな。来月には小区画シリーズのものが来ますが、これも少ない。
どうしましょう?
悩みながらボトルを眺めています。

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値上げが迫ってますね。

Mar 06, 2022 by weblogland |
う~ん。
値上げが迫ってますね。

コロナ禍の影響で物流が滞りコンテナの輸送費が3~5倍と言われてますが、もちろんその影響はすでに出ています。それによりワイン代金が跳ね上がるほどではありませんが1,000円以下のお買い得ワインを探すのが難しいと実感しています。

4月以降2021年の新物が予定されてますが、特にブルゴーニュは大変なことになっています。2021年産が春の遅霜、夏場の雨等の影響で収穫が70%失われたようです。記憶では1991年より酷いですね。ですから20%前後の値上がりが予想されますし、実際インポーターさんからそのような事前通告もありました。

20%値上がっても70%減産をカバーしきれないでしょうが、日本では普通に買えないワインにブルゴーニュ・ワインがなってしまいますね。

ケチなマスキューは国内の残り物を探したり(笑)、ブルゴーニュ以外の優良なシャルドネやピノ・ノワールを探すゲリラ戦を展開するしかありません(笑)。もともとゲリラ的な動きは身上ですから(笑)、ちょうど良いのかも(笑)?
冗談を言っている場合ではありませんが、世界は広いと思えばなるようになるかな(笑)?

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う~ん、ウクライナの戦火は拡大しているようですね。

Mar 03, 2022 by weblogland |
う~ん、ウクライナの戦火は拡大しているようですね。
今日いつもお世話になっているインポーターの『アグリ』のIさんが桝久に見えました。モルドバのラダチーニの輸入元です。もちろん気になっていたのでその話となりました。
私「ラダチーニの輸入に影響出てませんか?」
Iさん「モルドバは内陸部なので港がありません。それゆえ通例はウクライナのオデッサの港から船積みされます。今回はちょっと不安でしたので陸路ポーランドから船積みしました。」
私「オデッサもロシア軍いますもんね。」
Iさん「今オデッサの港は封鎖されていて船積み出来ませんから、ギリギリセーフでした。冷や汗かきましたよ。ラダチーニの他国向け出荷のコンテナは5個ほどオデッサで足止めを食っているようです。」
私「長引いて、ロシアがモルドバまで手を伸ばしたら悲惨なことになる。」
Iさん「弊社にはロシアに詳しいスタッフがいますが、彼によるとあり得ることのようです。」
私「そうなるとモルドバもワイン生産どころじゃなくなる。」

暗澹たる思いです。

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もう今月の試飲会に向けたサンプルが届いています

Mar 03, 2022 by weblogland |
先週は試飲会お疲れ様でした(笑)!
今回はデイリーな白が人気。グリッロはもうあと5本です。
ところで、もう今月の試飲会に向けたサンプルが届いています(笑)。

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ふふふ(笑)。
フランスの白が3本とイタリアの赤が3本。中でも注目は愛するコアぺがリリースするヴァン・ド・フランスの白。お値段もお手頃だしちょっと期待(笑)。あとこれまた愛するゲンメのロヴェロッティーのコッリーネ・ノヴァレッジ。そうそうピエモンテのロケも来ました(笑)。
眺めていると試飲アイテムというよりは、単純に飲みたい!
やはりこれが原動力なのです(笑)。
でもですね、このブログでその後のことが何も触れられない時はトホホにことになっていたとお察しくださいね(笑)。

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