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Written on 2012 07 30

冷やして旨い赤ワイン

Jul 30, 2012 by weblogland |
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暑い日が続きますね。
マスキューはここのところ昼間は閉店状態です(笑)。シャッター下ろしてますから、普通見たらやってるようには見えないはず(笑)。自慢してる場合じゃないですか(笑)?

ところで昨日はツヴァイゲルトを飲みました。
旨かった!
もちろん冷蔵庫でしっかり冷やしてです。冷やして飲める赤ワインとしては最適なのです。
このワイン、オーストリアのカンプタール州でヘレラー家が造る赤ワインです。マスキューの定番として、皆さんご存知かと。

冷やして飲みやすい赤ワインというと、どうしてもタンニンの軽いワインになりますが、軽すぎて旨くない場合が多いです(笑)。軽いだけの赤ワインではなく、タンニンの柔らかい赤ワインだと冷やしても美味しく飲めます。基本的に旨味の薄いワインはよろしくありませんし、かと言って樽香のしっかり付いたワインはダメです。
探すとなるとなかなか無いものです。

ですから、私にとってこのワインは貴重な存在です(笑)。冷やしても赤ワインの旨さがあります。1リットル入りの経済サイズ、あとスクリューキャップなのも冷蔵庫に入れやすい。

良いことづくめの夏用赤ワインです。

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試飲会 ご参加 ありがとうございました

Jul 30, 2012 by akiko |
暑い中 試飲会へのご参加 ありがとうございました。お試しいただいた赤ワイン4種のうち、
オーロ モンテプルチアーノ・ダブルッツオと スペインのアマルテア(ヤギさんワイン)は
ひやしても いけるワイン。この暑い夏にぴったり!!と自負しちゃっていますが、いかがでしたか。

以前にも書きましたが、今年は冷やして飲める赤ワインを自宅で実験中。いろいろ 試しています。
まぁ、冷やすといっても 12、13度くらいでしょうか。キンキンにしてしまっては 果実味が死んでしまうし、
渋くエグい感じやタンニンのイガイガが際立ってしまうので ほどほどが肝心です。

当然といえば当然のことですが、やはり 冷やすのは そこそこのお値段の若飲みタイプがいいですね。
フルーティさが美しくて あんまり ガツンとこない軽めのもの。
ボディ重視で果実の甘さを強調したものは 私はNG。もったりしてアンバランスに感じてしまいます。
産地で言えば、中部イタリアの赤とか、スペインの赤。また、自然派生産者の赤もおすすめです。
自然に、豊かに広がっていく 味わい・香りをもつものが いいってことでしょうか。

皆様も 冷やして楽しむ赤 探してみてはいかがでしょうか。 

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試飲会へのご参加ありがとうございました

Jul 30, 2012 by weblogland |
昨日は大変暑い中ご来店くださいまして、ありがとうございました。

じつは、11時半から1時半頃まで、マスキューは全電源喪失つまり停電していました。
焦りました!

近所で電線が断線したらしいのですが、驚きました。15号線の信号も点きませんから、交通整理のパトカーが出動する物々しい騒ぎになりました。計画停電ならまだ心の準備ができますが、いきなり停電になると成す術がありません。ましてやワインを抱えてますから、ビビりました(笑)。

幸い事なきを得て、試飲会はスタートしました。

今更ながら電気の有り難さを知りました。

まずは白
ヴェルデッキオ・ディ・マテリカ 2010年 ガリアルディ イタリア マルケ 白D.O.C.750ml 1320円税込み
「詰まってますなぁ(笑)。」
「香りも独特!ハーブ?でもあまり馴染みのない感じ。香木?」
私「アニスっぽいですよね。温度が上がるとはっきり分かります。」
家内「私の好きなペルノー味です(笑)。でも癖がある香りですから、好みの別れるところですね。」
「ほぅー、これが『マッカニャーノ』の弟分ですね(笑)。有様は違いますが、たしかにマテリカらしい。」
私「さすがに緩くない(笑)。」
「マテリカとイエージって違うんですか?」
私「マテリカは山間部、イエージは海岸部になります。日本にイエージはだいぶ入ってますが、マテリカの方はあまり入ってません。イエージは軽くがぶがぶ飲めるワインです。でもマテリカの方はかなり密度感があります。」
「長くて似た名前でも味はかなり違うんですね(笑)。」

そして爽やか系の代表選手の登場です(笑)。
〇〇ソーヴィニヨン・ブラン2011年 セント・クレア ニュージーランド マールボロ 750ml 1980円税込み
「これ旨いね!爽やか!でも複雑。色んな味がしますね(笑)。」
「ニュージーランドのソーヴィニヨンってこんなに美味しいんだ?」
「たしかにソーヴィニヨン・ブランなんだけど、フランスのソーヴィニヨンとは趣が違う。」
私「ソーヴィニヨン・ブラン品種はいまやニュージーランドが世界基準と言われるまでになりました。このセント・クレアはその中のトップブランドです。
家内「ここに畑の写真がありますけど、空の色が違う(笑)。」
「群青色ですね。陽射しが強そう。そういえば南半球はオゾンホールがあるからなぁ。」
「前に飲んだ北海道の何とかに似てる(笑)。」
私「多分ケルナーかと(笑)。サンセールのような味ですよね。」
「このワイン、スモーキーさもちゃんとありますね。やはりソーヴィニヨン・ブランですな。それにしても完成度が高い!」
「ところで、マスキューさんセント・クレアの他のワインはどうでしたか?」
私「うーん。悪くないのですが、マスキューで扱うにはちょっと高級過ぎまして(笑)。」

さて赤に移ります。ちょっと順番が変わって、まずはモンテプルチアーノ・ダブルッツォです。
●『オロ』 2011年 モンテプルチアーノ・ダブルッツォD.O.C. テッレ・デル・コルノ イタリア アプルッツォ州 赤 750ml 1035円税込み
「おっ!いかにもモンテプルチアーノらしい色(笑)。」
「ラズベリーやプラムの味がしますねぇ。コストパフォーマンスが良いですね(笑)。」
私「ありがとうございます。マスキューでは前にもモンテプルチアーノ・ダブルッツォを扱ってましたが、ワインが薄くなったので取り扱いを止めていました。今回久しぶりに入れました。これだったら許せるかと。」
「そーですよね。モンテプルチアーノ・ダブルッツォって日本にたくさん輸入されてますが、安いワインでまずいのが多いですよね(笑)。」
家内「あと、名前の『オロ』も金という意味で、オリンピックにちょうど合うかと(笑)。」
続けてブルゴーニュの飲み頃赤ワインです。

コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2003年 メゾン・ジュリェ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 1890円税込み
今回は前のモンテプルチアーノとこのブルゴーニュが冷やして旨い赤ワインということで順番が変わりました。
「2003年ですか。完璧にピークですね。ちょっと冷やすと旨いですね(笑)。」
「前のモンテプルチアーノと比べると色が全然違いますよ。これだったら飲まないでも区別がつく(笑)。」
私「それって資格試験に応用できますよ(笑)。」
「このコート・ド・ニュイ・ヴィラージュってどこら辺ですか?」
私「ニュイ・サンジョルジュのプリモー・プリッセという集落のあたりの平地です。」
「ニュイ・サンジョルジュらしい味わいですね。」
私「ありがとうございます。ちょっと樽香が粉っぽくてジュヴレイっぽいかと。」

さて、次はお待ちかねの山羊の登場です(笑)。
アマルテア・ティント2009年 ロクサネル スペイン カタルーニャ 赤 750ml 1570円税込み
「ラベル可愛い!」
「優しい味!」
ここで頂き物のパルミジャーノ・レッジャーノ36ヶ月熟成チーズの登場です(笑)!
「あ~、美味しい。」
(頂き物ですからガンガン出します。)
「マスキューさん、このワイン、セパージュは何ですか?」
私「メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンです。フランス品種なんですが、出来上がったワインはスペインのワイン(笑)。とてもメルロとカベルネの味はしませんよね(笑)。」
「そうですよね。でも旨いからイイかな(笑)?」
私「そう言って頂くと助かります(笑)。」
「ラベルの絵の山羊は葡萄の房をくわえてますが、実際に葉っぱだけ食べさせることは可能なんですか?」
私「山羊使いが上手く葉っぱだけ食べさせるらしいです(笑)。山羊も200頭くらいいるようですから、どんな光景か実際に見てみたいです。」
「色んな造り手がいるんですね。」
予想通り本日のトップセラーとなりました。

そして、トリの赤ワイン
スポンサ・ヴェロネーゼ 2009年 テヌータ・サン・アントニオ イタリア ヴェネト ヴェロネーゼI.G.T.赤 750ml 1575円税込み
「圧倒的だなー。」
「カシスやベリーの香りが詰まってる。」
「深みがありますね。かなり凄い。でも安い(笑)。」
ここでカカオ分70%のチョコレートをすかさず勧めます(笑)。完璧なマリアージュ。
「あー!こうでなくっちゃね!」
「マスキューさんカカオ90%のチョコレートが明治製菓から売ってるから、今度試してくださいな。後戻り出来なくなりますよ(笑)。」(良いこと教えていただきました。必殺技にします。)
「カベルネ系のワインはチョコレートと良く合いますね(笑)。それにしてもこのワイン、カベルネらしいこと。」
「そうそう。カベルネ100%じゃないのに…。アマローネ恐るべし。」
私「テヌータ・サン・アントニオは凄い造り手ですよね。」

暑い中、ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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