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桝久 試飲会リポート 後半 201705

May 31, 2017 by weblogland |
◎『マルセラン』ロゼ 2016年 ドメーヌ・デュ・タリケ フランス ガスコーニュ ロゼ コート・ド・ガスコーニュI.G.P. 750ml 1697円税込み
「綺麗な色。薔薇色!純粋なロゼ色(笑)」
「これ、色だけでやられちゃう(笑)。ロゼって割りとくすんだりするんだよね。」
家内「でしょう~(笑)。」
「大日本ロゼ・ワイン普及協会会長のイチオシのロゼだな(笑)?」
私「まっ、まっ、お飲みくださいませ(笑)。」
「これ、イイね(笑)。甘くないし。」
私「辛口です(笑)。」
「うんうん。白ワインみたいに飲みやすいけど、赤い小さな果実のニュアンスがしっかりしてて、う~ん、チャーミング
!」
「色も味もクリア!広がりが美しい。食事にも合いそう(笑)。」
「マスキューさん!これってタリケのワインなんですね?タリケって白ワインだけかと思ってました(笑)。」
私「はい。タリケは白ワインの名手ですが、ロゼも美味しいようです(笑)。バランスが絶妙かと。」
「これってどうやって造るんですか?」
私「黒葡萄を直ぐに圧搾して造ります。
直接圧搾法と言い、カリフォルニアのブラッシュ・ワインがそれです。白ワイン寄りの味わいに仕上がります。」
「ブラッシュ・ワインかぁ。ホワイト・ジンファンデルでしたっけ?昔随分飲んだよね。甘いんだよね、あれ。飽きるし(笑)。食事に合わせにくいし(笑)。」
家内「あれは正にアメリカ人好みでしたよね(笑)。飲みやすいには飲みやすいかな(笑)。」
「そういえば飲み過ぎて悪酔いしたな(笑)。」
「ラベルに大きく書かれてる『マルセラン』って何ですか?」
家内「葡萄品種名です。カベルネ・ソーヴィニヨンとグルナッシュ・ノワールの交配種で、1961年に造られたとか。ガスコーニュでは許可品種になっているようです。」
私「通常のタリケのワインはアルコール分が低めですが、これは12%あります。
冷涼な彼の地でも糖度が上がるようです。」
「ワインにとってアルコール分が高いとどんなメリットがあるのですか?」
私「鋭いご質問!原産地が暖かなので、基本的には葡萄は暖かな気候に合います。糖度が高いことが種の保存に繋がります。ワインとしてはより生命力が増し複雑で美味しく感じます。」
家内「でも、必要以上に糖度が上がると
バランスが取れません。産地ごとに最適な糖度があります。」
「なるほど!ガスコーニュでは12%がベストと言うことですか?」
私「ガスコーニュのマルセランはこのくらいが宜しいようかと(笑)。」
家内「このワインの良さをご理解いただけるように、今回は常温でお出ししています。糖分が残っていたり、酸が不自然だとこの温度では美味しく感じません。」
「なるほど!」
家内「もっとも、少し冷やした方がより美味しいのですが(笑)。」
私「私はこの温度で飲んでいると、牛ヒレのステーキを塩コショウかけただけで食べたくなります(笑)。」
「ローストビーフもイイね(笑)。」

今回大人気のロゼ。思った以上に数が出て足りなくなってしまいました。休み明けには追加分が届きます!失礼しました!


●セヴェンヌ シラー 『クロ・ラ・ロク』2013年 シモン 南フランス 赤 
セヴェンヌI.G.P. 750ml 1234円税込み
「おっ。これレストランで飲んだら4~5000円くらいしそうなワインだね。」
「3000円じゃ飲めない感じ(笑)。」
「マスキューさんがブログで言ってた通りだね(笑)。コスパの良いワインを見つけるの上手いよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。ケチなマスキューの本領発揮でございます(笑)。それなりの濃さと、シンメトリーな整った味わいかと。」
「赤いベリーの香りが優しくて豊。こういうワインってエレガントって言うのかな(笑)。」
「私、シラーとても好きなんですよ(笑)。これラングドックのシラーとは思えないですよね。かといってコート・デュ・ローヌより締まった感じがするし。」
私「ラングドックの暑い産地のシラーだとペパーミントのスバイシーさが出ますが、これは控え目な黒胡椒のスバイシーさです。」
家内「アルコール分は12.5%と決して高くありません。ですからラングドックとは違ったシラーです。ファットなニュアンスもありますから内陸部の産地が予想されますね。」
私「寒暖差ある産地の感じです。北ローヌのサン・ジョセフに似てるかな?ちょっと違うか(笑)。」
「薔薇の香りもする(笑)。」
「これの上級品があったら飲んでみたいですね(笑)。さらに理解が深まりそう(笑)。」
「店長!これ樽熟成してませんよね。でもわずかにチョコレートのニュアンスがある。」
「デイリーな価格がありがたい(笑)。でもこれは限定品ですよね?」
私「はい。でも1ヶ月くらいは続けられそうです(笑)。」
「どうやってコスパの良いワイン見つけるんですか?」
私「インポーターさんと仲良くする(笑)。
売るワインは徹底的に飲む(笑)。あと飲んだワインの記憶を整理しておくことかな(笑)。」
家内「試飲会に出すワインはサンプルを取り寄せて徹底的にティスティングしますから、毎月5~6本探すのが限界です(笑)。」

予想通りに本日のトップ・セラーとなりました(笑)。ありがとうございました!


●ゲンメ 2009年 ロヴェロッティ
イタリア 赤 ピエモンテD.O.C.G. 750ml 5800円税込み
私「バローロのお友達ゲンメでございます(笑)。」
「あぁー。」
「格段!別格! すべてが違う!」
「上手く言えないがともかく旨い(笑)。」
「月明かりの下お花畑にいるような感じ(笑)。」
「暗くて畑のほんとの広さは解らない(笑)。」
「まだ若いんだろうけど、嫌な若さじゃない不思議(笑)。」
私「壮麗ですよね(笑)。香りやタンニンが折り重なる。」
「香りが渦巻いている(笑)。」
「ネビオロってイイよね(笑)。代わるもののない味。深くて品があって途方もなさがある。」
「強さや力はあるんだけどエレガントなんだよね(笑)。」
「でもさ、バローロも当たれば素晴らしいけど、当たらないことが多いんだよね
(笑)。飲まなきゃ怖くて買えない(笑)。」
「そうそう。バローロを名前で選ぶと失敗するんだよね。途方にくれるよ、全く。」
「陶酔出来るネビオロって稀だよね(笑)。
この味なんだよね(笑)。」

皆さんバローロでかなり痛い目にあってますね。

「マスキューさん。これってただのゲンメなんですよね?リゼルヴァになるとどうなるんですか?」
家内「すべてのスケールが格段に増します(笑)。」
私「20年は待った方がイイですね。」
「なるほど、これだってまだまだ行けそうだもんね(笑)。」
家内「このワインもリゼルヴァもピークが長いのが特徴です。元々の造りがしっかりしているんだと思います。」
「良いものこそゆっくりと時間をかける必要があるんですね。」
「それって大きなマグロと同じです(笑)。」
私・家内「マ・マグロですか?」
「30Kg くらいのマグロだったら釣って直ぐにでも食べれますが、100kg を越えてくると時間をかける必要があります。解体して冷蔵庫で熟成させます。回りは傷んできますからそぎ落とします。そうすると中は旨味の固まり(笑)。驚くほど美味しくなりますよ(笑)。」
実はこの方獣医のFさん。趣味の釣りも半端ではありません。「今年はまだマグロ釣ってないから落ち着かないんですよ(笑)」なんておっしゃる(笑)。もちろん食通ワイン通なのは言うまでもありません。達人です(笑)。

バローロで失敗された方は多く、まさかまさかのゲンメ完売となりました!
ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 201705

May 29, 2017 by weblogland |
まずはミュスカデ2連発です!
〇ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シェル・リー VV 2015 B&D マルタン
フランス白 ロワール 750ml 1542円税込み

〇ミュスカデ モニエール―サン・フィラクル  B&D マルタン 2010年 フランス ロワール 白 ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌA.C. 750ml 2160円税込み

「おっ!マルタンのミュスカデですね(笑)。これずいぶん飲んだよね。」
「これからの暑い時期のマスト・アイテム(笑)。」
「ミュスカデって言うとしゃばいワインが多いんだけど、これは厚みがあるから
飽きないよね。」
「酸っぱいけど爽やか。」
「レモンに合うよね。」
「塩辛さもイイ。」
家内「レモンや塩との相性抜群ですよ(笑)。」
私「真夏にお皿にオニオン・リングをてんこ盛りにして塩とレモンを搾りかけ、ひたすらミュスカデを飲みながら食べる!
私の至福の夏の楽しみです(笑)。」
家内「私は海老のフリッターです(笑)。」
「マスキューさん!何でこんなに酸っぱいんですか?」
私「特徴です(笑)。品種の特徴とテロワールと特徴とでも言いますか。今風のよく見られる葡萄の収穫を無理に遅らせません。それはリンゴ酸をより残すスタイルでもあります。基本的に澱とともに1年ほど木樽熟成しますから、リンゴ酸はマロラクティック発酵により半減し熟成過程で酸の角はとれます。」
「それでもこんなに酸っぱい(笑)。リンゴ酸がもともとたくさんあるって言うことですか?」
私「仰るとおりです!」
「甘いミュスカってマスカットの香りがプンプンするけど、これはしないんだよな。まあ、暖かい産地のものだから、これとは別物なんだろうな。」
「そうそう。あれはデザートだし、あれじゃ食事に合わせられない(笑)。」
「そうするとその差は文化の酸のだね(笑)。」
「シュール・リーって何ですか?」
家内「白ワインの熟成の過程で澱とともに熟成させることを言います。澱のタンパク質がアミノ酸になってワインの旨味・厚みを増します。」
私「そしてこれと同じマルタンが造った渾身のミュスカデです。もちろんシュール・リー。ただし30ヶ月してます(笑)。」
「おー!途方もないね(笑)。」
「これ、私には強すぎて無理(笑)。」
「凄いなコレ。でも基本的には同じなんですよね?」
家内「はい。ただしミュスカデ最良と言われている『モニエール』と『サンフィアクル』の畑の葡萄を使っています。地図で調べると他の畑より標高が高く50m くらいあります。」
「標高が高いと良いワインが出きるんですか?」
家内「はい。水捌けは低い畑より良くなります。そうすると出来る葡萄も水っぽくならない(笑)。」
私「もちろん、そんな恵まれた畑ですから低地の畑よりさらに収穫量を制限するとモア・ベター(古い!)」
「マルタンのミュスカデって通常のものも濃さがあるけど、さらに濃く造ったものが2010年の方なんだな」
「こんなミュスカデあるんですね(笑)。フランス人って凄いな(笑)。」
「これってどのくらい濃いんですか?」
私「グラン・クリュ規格以上の濃さですね。60年以上の古い葡萄樹だけで造るようです。」
「葡萄の木ってどのくらい持つんですか?」
私「制限なく葡萄を成らすと10年くらいで枯れるようです。しっかり剪定し葡萄の房を11房以下にすると100年とか持つようです。ただしそうなると採れる葡萄果汁が著しく低下しますから採算が取れません。ですから大概はある程度の樹齢を迎えると畝ごとに新しい葡萄樹に改植します。ですから樹齢を言う場合平均樹齢何年と言う言い方をします。」
「2010年でもまだまだの感じですけど、どれくらい持ちますか?あと熟成するとどうなりますか?」
私「あと10年たって一度飲んでみたいですよね(笑)。果てはトロトロになるような気がします。20年は平気で持つと思います。たぶん(笑)。」
「へぇーそんなに持つんだ!」
「店長!マルタンのこれらのワインはシュール・リーしてるんですが、木樽を使っているんですか?木樽のニュアンスは全くしませんよね?」
私「はい。木樽のニュアンスは全くしませんよね(笑)。50年前におじいちゃんが造った450Lの木樽をまだ使っているそうです(笑)。」
家内「木樽の内側は酒石酸でガラスのようにコーティングされているようです。」
「えー!だから木のニュアンスしないんですね。でも衛生管理はどうするんですか?全く樽を洗わない(笑)?」
家内「樽が空の時に何らかの形で殺菌はすると思いますが、どうしてるのかよくわかりません(笑)。今度聞いてみますね。」
「店長!あと酒石酸は液温が上がると溶解しますけど、気にしないんですか?」
私「みたいです(笑)。ひょっとして出荷前に酒石酸を取り除いているかもしれません。」
「どうやってやるんですか?」
私「ワインを冷やすと酒石酸は結晶になって析出されますから、わりと簡単です。」
「マスキューさんこの2種類のシュール・リー、30ヶ月熟成の方は確かに強さが凄いんですが、後ろに膨大なものが隠れているような感じがしますよね(笑)?」
私「はい。まだまだ硬くリンゴ酸にマスキングされていますが、物凄く多量の旨味が隠れています。」
「2015年の方はライムやレモンの香りが支配的ですが、2010年の方はそれにグレープ・フルーツのニュアンスが加わってますよね?」
私「さすが!実はレモンやライムの香りは熟成するとグレープ・フルーツのようになっていきます。」
「なるほど!リースリングなんかもそうですよね。」
「マスキューさん!この2010年のワインは佇まいスタイルが前の試飲会でだしたバシュレのアリゴテに似てますよね(笑)。
まあ、品種や味わいは違いますが(笑)。」
私「そーなんですよ(笑)。どちらも高貴じゃないけどプリミィティブで渾身(笑)。
とんでもない熟成能力です(笑)。私好きなんですよ(笑)。」
家内「私も大好き(笑)。」
「マニアックで良い(大爆笑)!」
「マスキュースタイルなんですね(笑)。」
そんなこんなでマニアックな2010年のミュスカデ、試飲会中に完売してしまいました。マスキューのお客様もマニアックでした(笑)。ごめんなさい!


〇 モンテ・ダ・ペーニャ レゼルヴァ ホワイト 2012年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 白 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 1728円税込み
私「ミュスカデとはうって変わったスタイルの白ワインです(笑)。」
「これはこれでイイね(笑)。ミュスカデとは真逆(笑)。」
「香りはハッキリしないけど深いし複雑。アルコリックでもない。」
「そうそう。バランスが良くて凄く飲みやすい!」
「強い2010年のミュスカデの後でも霞まない(笑)。別物として美味しい。」
「どう表現したら良いのですか(笑)。」
私「ミュスカデはリンゴ酸たっぷり、このワインはリンゴ酸が少ない。大きな違いはこんな風に言えますか(笑)。」
「ミュスカデの方が冷涼でポルトガルの方は暖かな感じですよね(笑)。」
家内「このワインはスペインとポルトガルの山間部で造られます。とても暑くてしかも雨も降らない過酷な環境です。標高も高く、そのため1900年頃スペインから侵入してきた害虫フィロキセラもこの地にはたどり着けなかったとか(笑)。樹齢100年を越すプレ・フィロキセラの葡萄樹も残っているそうです(笑)。」
私「畑の写真を見ると石灰質で真っ白。草木も生えていません(笑)。」
「じゃあ農薬もいらない(笑)。」
私「自然と収穫量も制限されます。」
家内「なんたって水もない(笑)?」
私「あと面白いのは植えられている葡萄が聞いたことのない地場品種4種類(笑)。混植され、しかもワインは混醸されています。かなり特殊なワインです。」
「へぇー。品種が違うと収穫時期は違いますよね?」
家内「はい。ですから混植の場合畑の標高差を利用し収穫をコントロールして行うことが人為。これはかなり特殊です。収穫時期の出っ込み引っ込みを含めて良い案配にワインが出来上がるとしか思えません。」
私「特殊な地域の特殊な区画だからこそのワインなんですね(笑)。」
「風土・産地の違いがとても感じるよね。
合わせる食べ物も違うよね(笑)。ポルトガルの方はどうみたってオリーブオイルだ(笑)。」
「ニンニクも合いそう(笑)。」
「アヒージョ!」
「マスキューさん、ところでミュスカデとポルトガルのこのワインは供出温度が違いますね(笑)。意図的?」
家内「バレましたね(笑)。ミュスカデは10℃以下、ポルトガルは15℃をちょっと上回る温度でお出ししています(笑)。」
「なるほどね(笑)。技使ってますな(笑)。」
私「いやいや技と言うほどのものじゃございません(笑)。ミュスカデのリンゴ酸は低い温度の方が映えますし、逆にポルトガルの旨味の酸は低いとぼやけます。」
「あっ!わかった!だからミュスカデの旨味はあまり強く出てなかったんだぁ。」
私「よくお気づきで!そーなんですよ(笑)。参ったなぁ(笑)。」
「ところでマスキューさん。最近のポルトガルの白ワインはフレッシュでフルーティー 酸を残すタイプのものをよく見かけますよね。あれは?」
私「はい。低温管理とマロラクティック発酵をブロックすることで造られます。」
「なるほど!技術で克服するんですね。」
家内「美味しくて価格が手頃だとありがたいワインですよね(笑)。」
私「熟成しなかったり、寿命も短いですから、早飲みのデイリーなカテゴリーとしては良いかと。」
「マスキューさん!ところでこのワインは熟成しますか?おそらくすると思います。ただミュスカデ2010年ほどの生命力はないと思います。最終的にはシェリーのドライのようになると思います。」

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明日は試飲会です。

May 26, 2017 by weblogland |
ふふふ(笑)。
明日は試飲会です。
皆さんの顔が浮かびます。今回特に規格外れのミュスカデにどんな感想をいただけるか?楽しみです。あと玄人受けするタリケのロゼ『マルセラン』の皆さんの評価も楽しみです(笑)。
家内「今回の試飲会で足りなくなりそうなワイン、まだ発注間に合うよね?」
私「充分な数はあるとは思うけど、インポーターさんが特別放出してくれたワインに関しては、後何本持っているか確認した方がイイよね。恐らく一番売れるだろうセヴェンヌの赤は注意しなきゃね。」
家内「まあ、あれは破格だし手を伸ばしやすい価格だからね。」
私「飲みやすいし、買いやすい(笑)。元々が2000円くらいのワインだから売れると思うよ。」
家内「微妙なのがポルトガルの白ワイン
(笑)。あの強烈なミュスカデの後に飲む順番なんだよね。ミュスカデの強さにやられないかな?」
私「供出温度に気をつけなきゃね(笑)。」


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今週の試飲会のラインアップ 201705

May 25, 2017 by weblogland |
ふふふ(笑)。

よーやく並びました!

今週の試飲会のラインアップです。null



こうして眺めると、右から2番目のミュスカデすごく偉そうですよね(笑)。まあ、もともとの価格も3000円以上する高級品ですからボトルもそれなりに立派(笑)。30ヶ月のシュール・リーに耐える力はさすが!ミュスカデのシュール・リーはどんどん熟成期間が短くなってましたからこれは白眉。(昔は1年くらいはシュール・リーしてましたが、今では半年以下がほとんどです。もっともマルタンの通常のミュスカデは変わらない期間シュール・リーしてますが)2010年の古いヴィンテージとなっていますが、全然若い(笑)。あと10年くらい経ったらどうなるんでしょう?トロトロかな(笑)。きっとシャブリのグラン・クリュよりは熟成能力ありますね(笑)。

でもですね、こんなにコストがかかっている素晴らしいワインであるのににもかかわらず、あまり売れなかった(笑)。

そんな訳で今回限りの大特価放出となりました。

多量の酸の中からようやく旨味が出だしたところです。味わいはキック・インサイドの一撃なのです(笑)。

好き嫌いは別れると思いますが、この価格なら文句は出ないはず!かな(笑)。

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桝久 試飲会のラインアップ決まりました!201705

May 23, 2017 by weblogland |
今月5月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のラインアップ決まりました!null



まずは、マスキュー定番のマルタンのミュスカデ比べ(笑)。長くマスキュー定番のミュスカデとなっている通常キュヴェと渾身の特別キュヴェの比較試飲です!
〇ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌ・シェル・リー VV 2015 B&D マルタン
フランス白 ロワール 750ml 1542円税込み
桝久の愛するロワールのドメーヌ・ベルナール・エ・ドミニク・マルタンの造るミュスカデ・シュール・リーです。
マスキューの定番のミュスカデ・シュール・リーとグロ・プラン。輸入当初から扱い、今ではど定番(笑)。どんな作柄でも高い品質のワインを造ることは皆さんご存知。このドメーヌのミュスカデじゃないとダメと言われる方は多いはず(笑)。
ミュスカデ S & M シェル・リーにしては濃いめの黄金色。もしや重いタイプ──と思いきや、キレがよくて すっきりしています。
シェル・リーから生じるコクは適度で満足感があります。ミネラルも豊富に感じられます。塩っぽさとわずかの苦みが特徴で、ワイン全体を引き締めてくれます。控えめでかわいらしい花の香とレモンの香りがまじりあって さわやか。少々温度が上がったとしてもダレずに楽しめるのが嬉しい。隅々まで目の行き届いた上質のワイン。牡蠣には絶対のおすすめです。

ドメーヌ マルタンは1952年の設立。使用する葡萄の平均樹齢は60年!!どうりで凝縮感たっぷり。また、現在ワインづくりを担当する3代目ドミニクが使っている樽は50年前におじいさんがつくったという“古樽”。古木と古樽。この2つの“古”がドメーヌ マルタンの美味しさの秘訣。家族の歴史がつくりあげた味わい。お試しください。


〇ミュスカデ モニエール―サン・フィラクル  B&D マルタン 2010年 フランス ロワール 白 ミュスカデ・セヴル・エ・メーヌA.C. 750ml 2160円税込み
そんなマルタンの特醸品がこのワイン。ミュスカデの中でも一番良いとされるモニエールとサンフィアクル畑の樹齢60年以上の葡萄樹から収穫したものを、30ヶ月シュール・リーで熟成。この非常識とも思えるほどの長期に熟成に耐える濃密な強さは経験外(笑)。基本的に、香りはミュスカデ・シュール・リーと同様な白い花やハーブ、レモンなどの爽やかな柑橘類なのですが、想像を越える凝縮感と強さ。
軽くあっさりいただくミュスカデとは別世界(笑)。眉間にシワを寄せ巨大な深み、膨らみ、果実味、旨味に対峙しなくてはなりません(笑)。もちろん好きになるか嫌いになるかは飲み手次第。何でこんなに濃いミュスカデ造ったんだ!と思うも良し。只者でない生命力の前に跪き10年後の熟成した姿に想いを馳せるも良し。

コストのかかったグラン・クリュ並の渾身の造りは、以前扱ったバシュレのアリゴテに似ています。今回限りの特価ですのでお試しあれ!


強烈なミュスカデの後には旨味の塊が登場です(笑)。
〇 モンテ・ダ・ペーニャ レゼルヴァ ホワイト 2012年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 白 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 1728円税込み
このワインの生産地域はヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 。スペインとの国境となるサエ・マメデ山脈に連なるペーニャ山の中腹に畑はあります。南北に伸びる国境線の真ん中あたりですね。
 
畑は真っ白(笑)。白い花崗岩の二次堆積で覆われています。御影石の産地として有名で、日本にも輸出されているとか。
 
生産者のモンテ・ダ・ペーニャは1984年創業の家族経営。畑に生えていた古木の葡萄樹を台木にしたそうです。なんでも暑すぎてフィロキセラも生きていけないそうです(笑)。また、いきなり若い木を植えても土壌に水分が無いため根づかないため、ある程度根が張るまでは灌漑しないといけないそうです。

このワイン、アリント33%、フェルナン・
ピレス33%、ロウペイロ33%、トリンカディラ・ダス・プラタス1%。すべて地場品種です。一番古い区画の2ヘクタールの畑から6000本しか造られません。何よりも面白いのがこれらの品種がすべて混植されていて、しかも混醸されることです(笑)。このためか香りのディテイルは明瞭ではありませんが、味わいに深みがありワインの折り合いが素晴らしい!オーストリアのゲミシュター・サッツと共通する良さがあります。
ただ飲んだ第一印象は思ったほどの訴求力を感ぜず一瞬空振りかと(笑)。基本的にフローラルなスタイルではなく、味わいの深さを楽しむタイプのワイン。時間が経つとミカンのような酸味、旬の野菜の濃厚な旨味・甘味。シジミやハマグリのしっかりしただし汁の深み。強い旨味とわずかな塩味を感じます。あと特徴的なのはアスパラガスやキャベツのゆで汁のようなニュアンス。主張しないようで主張する(笑)、シンプルではあるが深みのある独特なスタイルとでも言えましょうか。

マスキューでは以前はここのモンテフィーノ・レゼルヴァ2005年を扱い、現在もモンテフィーノ2008年を扱い好評いただいています。これは初登場の白。実は3000円近い価格でしたのでマスキューには高級過ぎるということで販売に踏み切れませんでした。ところが今回最終扱いとなり特別価格の大放出となりました(笑)。在庫限りとなりますのでお見逃しななく!


そしてロゼで箸休め(笑)。
◎『マルセラン』ロゼ 2016年 ドメーヌ・デュ・タリケ フランス ガスコーニュ ロゼ コート・ド・ガスコーニュI.G.P. 750ml 1572円税別
マスキューの愛するガスコーニュ白ワイン造りの名手タリケのロゼです。
『マルセラン』は1961年に誕生した交配品種。カベルネ・ソーヴィニヨンとグルナッシュ・ノワールを交配したものです。
タリケがこの品種を導入したのは1999年。試行錯誤を繰り返しようやくワインとしてリリースするところは、慎重なタリケらしい(笑)。
まず、素晴らしい色合い。直接圧搾法で造られていますがそうとは思えない透明感溢れる薔薇色。果実味はよく熟した
小粒の赤い果粒、イチゴやフランボワーズ、佐藤錦の甘酸っぱくフレッシュな香り。直接圧搾法にしては果皮由来の赤い果実味が明瞭。白ワインのスタイルに傾きすぎず、かといってセニエ法で造ったような重さも飲むと意識外。案配が絶妙なのです(笑)。飲みやすさに隠された斬新さがあります!さすが名手タリケなのです(笑)。
牛のヒレ肉にも合わせることも可能な万能スタイルは嬉しいところです。
大日本ロゼ・ワイン普及協会一押しの味わいなのです(笑)。


コスト・パフォーマンス高し(笑)!
●セヴェンヌ シラー 『クロ・ラ・ロク』2013年 シモン 南フランス 赤 
セヴェンヌI.G.P. 750ml 1234円税込み
南フランスオランジュの北西約50km 、セヴェンヌ国立公園内にあるサンタンプロワ村(ペイ・ドックの一番北東部にあたる)に17世紀から続くシモン家が造る赤ワインです。I.G.P.セヴェンヌはゾーンのヴァン・ド・ペイがEU のワイン法に従いI.G.P.呼称となったもの。比較的新しい呼称なのですが、手持ちの資料では確認できませんでした。ごめんなさい。
地理的にはコート・デュ・ローヌとドックの境界付近、フランス中央山塊の山麓に位置します。大陸性気候で気温の寒暖差が大きいようです。
『クロ・ラ・ロク』の畑は標高130~150m 。シラー、ピノ・ノワールやフィロキセラ以前の地場品種クデール・ノワール、イザベルなどを栽培しています。
このシラーは樹齢約50年のシラーを使った赤ワイン。ローヌのシラー、ラングドック・ルーションのシラーとは異なる独自の味わい。生き生きとしながらもやや重い果実味。凝縮した粘性のある舌触りなのですが、酸もしっかりありますから締まった印象。ちゃんと造ったシラーらしい土や苔、落ち葉の香り、さほど主張しない黒胡椒やミント系のスバイス。甘さの芯はブラックベリーですが、時間の経過とともに赤いベリーやスグリのニュアンスが現れます。もともとのバランスが良いために無理を感じない仕上がりはなかなかのレベルです。今風ではありますが、実質的なワイン造りの丹念さ、飾らない良さ。時間の経過とともに増す美味しさは本物です。価格よりワン・ランク上ですね(笑)。デイリーに楽しめる高品質は嬉しいところですが、在庫限りの限定品なのでお見逃しなく!

ネッビオロってイイですよね。バローロ至上主義者は飲むべし!
●ゲンメ 2009年 ロヴェロッティ
イタリア 赤 ピエモンテD.O.C.G. 750ml 5800円税込み
バローロから90KM ほど北に位置するD.O.C.G.ゲンメ。バローロと同じネッビオーロ種(ゲンメではスパンナと呼ぶ)を使ったエレガントな味わいの赤ワインが生まれます。

ピエモンテといえばネッビオロ種を使ったバローロ、バルバレスコがあまりに有名でこれさえ飲めば完璧と言う具合なってますが、ネッビオロから生まれる赤ワインにはまだまだもっと素晴らしいものがあります。ピエモンテ北東部のワイン産地 代表的なものとしてガッティナーラ、コッリーネ・ノヴァーレジ、ゲンメ。
この地域ではネッビオロをスパンナと呼んでいます。また、ピエモンテ州に隣接するロンバルディア州の山間部ヴァルテリーナではキアヴェンナスカと呼ばれ、重要な葡萄品種として存在感を示します。ヴァッレ・ダオスタとの州境にあるカマーレはピノ・ノワール的なエレガントなワイン。どれもこれも個性豊かな美味しいワインなのですが、バローロ、バルバレスコの影に隠れてなかなか飲むチャンスがありません。20年以上前のイタリアワイン本では、イタリアにおいてもなかなかお目にかかれないワインとなっていました(笑)。やはりバローロ、バルバレスコのD.O.C.G. 取得が一番早かったことに起因してるようです。ガッティナーラは1990年取得、コッリーネ・ノヴァーレジにいたってはいまだD.O.C. です(笑)。。プランド戦略の差ですね(笑)。


このゲンメ造り手は中世(14世紀頃?)の要塞を醸造所・セラーとして利用するロヴェロッティ家。ゲンメに600年以上続く旧家です。1970年からワイン造りに専念し、土地のブドウを使い、伝統に根ざしたワインを生み出しています。

色合いは濃く、力のある色合い。やわらかくよくこなれたタンニン。凝縮して緻密、重さを感じさせる果実味。
実に旨い!
豊富な酸、ミネラルを含み、よくひきしまった印象です。バラ、スミレ、なめし革、強いスパイス、タバコ… 華やかな香味と舌に残る深い甘みが素晴らしく、より一層深い余韻を演します。リゼルヴァほどの時間を必要とはしませんが、グレート・ワインであることは間違いありません。

セパージュはネッビオーロ85%、ヴェスポリーナ15%。10月に収穫が始まり、27~30℃でステンレスタンクにて12日以上かけてアルコール発酵を行い、21℃で5日以上かけてマロラクティック発酵をします。無理な抽出はしていませんね(笑)。熟成は2500Lのイタリア産のオーク樽で3年、そして瓶熟成を経てリリースされます。
この規格で普通のゲンメD.O.C.G.ですから、恐れ入谷の鬼子母神なのです(笑)。
現在のD.O.C.G.の規定では通常のゲンメは樽熟成が20ヶ月・瓶熟成9ヶ月ですし、この上のレゼルヴァでも樽熟成25ヶ月・瓶熟成9ヶ月です。実はこれは、かつてのD.O.C.の頃の規格をロヴェロッティが守っているだけなのです。控え目なピエモンテ人気質がワイン造りにも反映されてます(笑)。
そんじょそこらの今風のバローロでは太刀打ちできませんね(笑)。

そして、飲み頃になってからリリースしてくれるロヴェロッティに感謝なのです!

以上6本!
26日(金)は17~20時30分、27日(土)は11~20時30分までとりおこなっておりますので、お手すきでご来店ください。
皆様のご来店お待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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思わずガッツ・ポーズ

May 20, 2017 by weblogland |
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先月のマスキュー試飲会で好評だったシャトー・ラ・バスティードの白、ブレイクしてます(笑)。南フランス コルビエールのワインです。

お客様「マスキューさん!こないだの白まだありますか?あの1300円くらいのヤツ。スッゴく美味しい!」

私「ありがとうございます(笑)。コスト・パフォーマンス良いですよね。さっき届きましたから大丈夫です(笑)。」

お客様「そーなんだよね。この値段でこんなワインないですよ!デイリーにこんなワイン飲めるとは驚き(笑)。」

私「リピートされる方とても多いんです。ヒットを打った感じで冥利に尽きます(笑)。」

お客様「私は白が好きで数は飲んでますが、今までの中で一番コスト・パフォーマンスが高いワインですよ(笑)。」

私「この生産者、技術も高いですよね。かといってあざとさがワインに無いところが良いかな。」

お客様「この価格で厚みがあり、満足出来るワインってなかなかないですよ。酸もあってしっかりしてるし。」

私「そーなんですよ。酸もあってバランスが良い。飲むととても自然な印象。南フランスでは難しいことなんですが、ちゃんと両立してるんですよね。」

思わずガッツ・ポーズなのです(笑)。

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6月1日よりワインの発送はすべてクール便となります。

May 20, 2017 by weblogland |
6月1日よりワインの発送はすべてクール便となります。

ストレスだったんです。
確かにこれから暑くなりますが、涼しい日が続くこともありすべてクール便にする必要もないかも知れません。そんなわけで、今までお客様のご判断に委ねて選択するスタイルでしたが、万全を期して美味しい状態を確保するためにすべてクール便にての発送とさせていただきます。
クール便ですと車の床にワインを直に置くことはありません。いくら涼しくともエンジンの真上の床に直に置かれると温度が上がり危険です。
大事なワインを美味しく飲んでいただくための最善の方策としてご理解いただけると幸いに存じます。もちろん10,000円以上のお買い上げには送料を含めクール便代金もマスキュー負担とさせていただきますのでご理解くださいませ。

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モラルは大事

May 18, 2017 by weblogland |
いやー、『文春』VS 『新潮』のバトル凄いですね。もちろん『新潮』の方に分がありそうですが(笑)。『新潮』も相当頭にきたようで、『文春』が拝借した中吊り広告をコピーする決定的な写真まで撮っているとは!完全にマークして尾行してたんですね。さすが週刊誌!ネタ元のトーハンは正直に話すしかないですよね。『文春』も『新潮』もトーハンにとってはどちらも大事なお客様。きっと内緒内緒で情報を流したのでしょうね。でもそれは許されない時代です。

翻ってみると似たようなことは沢山あるはず。例えば我々酒販業界もあります。A 社が新商品のビールを開発販売する時、ライバルのB 社はそれを嗅ぎ付け製缶会社を突っつき情報を得る(笑)。そしてA 社の市場の独走を阻むために類似商品を開発する。シェア争いは寡占状態の業種では当たり前。綺麗なコマーシャルの影で汚いことをします。まあ、どっちもどっちなら騒ぎ立てないでしょうが(笑)。

でも、こういうことが問題になるのはとても良いことだと思います。モラルは大事です。利潤追及より優先すべきです。
ひがみに聞こえるかな(笑)?

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今日は銀座と横浜の試飲会に出席

May 18, 2017 by weblogland |
今日は試飲会で家内は銀座、私は横浜。不思議と重なるんですよね(笑)。

また、マスキューの試飲会は来週ですから、最後のあがき(笑)。上手く、美味しいワインを探せれば今週中ならラインナップに加えられます。でも家内共々結果は空振りでした(笑)。

昨日開けたサンプルがどう変わっているか?それ次第で決めることになりそうです。まあ、9割方は決まってますからどうにかなるかな(笑)?
ところで今月のマスキュー試飲会で出す予定のワインで面白いワインがあります。

ミュスカデ・シュール・リーなのですが、渾身のワイン。シュール・リーだけでなんと3年!しかもめちゃくちゃ濃くて強い。まあ、なんてワイン造ったんだ!の世界なのです(笑)。

前々回に試飲会で出したバシュレのアリゴテと共通するかな(笑)。驚きのワインです!

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あれって何でしょうか?

May 15, 2017 by weblogland |
う~ん。
お客様からご提案いただきました!
セット販売のご提案なんですが、「ボルドーはこれを飲めセット」!
う~ん。
問題は左岸ですね(笑)。
高いしどれを飲んでもあまり変わらない(
ごめんなさい。)。カベルネ・ソーヴィニヨンらしい味わいを出すシャトーは限られているし。まさかセットで1級シャトーでも入れでもしたら『マスキュー気が狂った!』なんて言われかねない(笑)。
ポンテ・カネは高くなっちゃったし、ランゴア・バルトンも造りが変わっちゃったし。
う~ん。困った!
あっ、あれがある!今度来そうだし。
あれを入れましょう!

ここで問題です。
あれって何でしょうか(笑)?


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サンプルが届きました

May 13, 2017 by weblogland |
昨日、今日とサンプルが届きました(笑)。
今月の試飲会用です。まだ飲んでいないので使えるかどうかは解りませんが(笑)。
今回はちょっと良いものばかりですから
、味わいには問題ないと思いますが(笑)、
価格とみ合うかどうか?やはりこれが重要。チョイスする際にはワイン自体のオリジナリティーや面白さは大事なのですが、やはり美味しくてお買い得感が無いとダメなんですよね。確かに面白さは大事なのですが、面白いだけではダメなんです。経験したことのない味わいでも、値段以上のインパクト・美味しさが無いと
売れません(笑)。売れないということは飲まれない。すなわち必要とされない訳です。セレクト・ショップを自認するマスキューも必要とされないなんてことになります(笑)。真面目な話(笑)。

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荻野アンナさんが来店されました

May 12, 2017 by weblogland |
今さっき荻野アンナさんが来店されました!
正確には横浜のタウン情報誌『横濱』の取材に来られました。
う~ん。
荻野さんは聡明でエレガントな方ですね。ちょっとお話しただけですけど、そんなオーラがありました(笑)。
ワインもお好きみたいでよくご存知。シャンパーニュ騎士団のオフィシエを川嶋なおみさんと一緒に叙任したとか。筋金入りですね(笑)。
そうとは知らず失礼いたしました(笑)。

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ヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック2017年』度版

May 12, 2017 by weblogland |
ふふふ(笑)。
ヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック2017年』度版買っちゃいました!

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日本語版の改訂が追いつかず内容が古くなってしまったので困ってました。そんなわけでそごうの紀伊國屋書店の洋書コーナーを物色。発見。実は家内が洋書見つけるの得意なんです(笑)。普段は老眼鏡無しでは字も読めないのですが、何故か洋書をすぐ見つける。しかも眼鏡無し(笑)。
きっと動物的なセンスがあるはず(笑)。

40周年記念版らしく金色であしらった豪華な表装。しかもハード・カバー。しかもしかも裏表紙にはヒュー・ジョンソンのご真影が(笑)!

価格もなんと2000円ほど!
う~ん。
これが日本語版になると5000円くらいします。
英語版なので虫眼鏡と辞書が必要ですが
(笑)、2015年ヴィンテージまで記述がありますから必須。
ラッキー!

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赤白の割合が逆転するセットもありかも?

May 11, 2017 by weblogland |
最近白ワインが良く売れています。

今は完全に温度コントロールして造りますから管理が行き届きますし、葡萄自体のアロマ・フレッシュネスがしっかり感じられます。特に葡萄品種が多様なイタリアが面白い(笑)。マスキューの扱いも白ワインが増えています。
私は意識してなかったのですが、マスキューのセット販売では白を1~2本しか入れません。まあ、こんな申し訳程度の割合ですましていましたが、もう少し白ワインの割合を増やしたものが所望するお客様が増えています。赤白の割合が逆転するセットもありかも?
近々ご提案するつもりです(笑)。
キャッチ・フレーズは『ワインを好きになるはず!のセット。』
どうでしょう(笑)?

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母の日ギフト-マスキューの店頭

May 10, 2017 by weblogland |
もうすぐ母の日ですね。
マスキューの店頭はこんな感じになってます。販売促進でございます(笑)。

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母親と一緒にワインを楽しむなんて素敵ですね。

我々の世代になると母親と一緒にワインを飲むのは母親の健康上難しくなっていますから、お母さんが元気なうちだけですね(笑)。

我が家では家内と母親に何をプレゼントするかで思案中。まあ、お花なんかを送るのが無難かな?でも、ちょっと驚かせたい(笑)。
う~ん。
何がイイかな。
あっ!そうだ!
あれがイイ。
それは内緒、内緒なのです(笑)。

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一番売れたのがマルキ・ド・ラ・クール

May 09, 2017 by weblogland |
はぁー、今日は暑かったですね。
お陰で泡が売れました(笑)。
もちろん一番売れたのがマルキ・ド・ラ・クール(笑)。先月のマスキュー試飲会のトップ・セラーです。フランス ロワールのヴァン・ムスー。特別なんと言うほどのランクではないのですが(笑)、良く冷やして飲むには最適!旨味と爽快感が心と体をクール・ダウンさせてくれます。

「マスキューさん、連休中ワインが足りなくなったんで困りましたよ(笑)。今日はぐびぐび飲めるヤツがイイかな(笑)。」
私「でしたらこの泡が良いですよ(笑)。」
「ナイス!ちょうど泡飲みたかったんですよ(笑)。」

「マスキューさん!この間の試飲会で出したスパークリングワインありますか?
試飲会の時2本買ったんだけど無くなったから、また2本ください(笑)。とりあえず今日1本飲んで、あとは冷蔵庫にストック。冷蔵庫に1本は必ず置いておきたい(笑)。」

もちろんマスキューでは今日を見越して冷蔵庫にマルキ・ド・ラ・クールを冷やしてお待ちしておりました。
てぐすね引いておりました(笑)。

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トマトが美味しい

May 07, 2017 by weblogland |
皆さん、最近のトマトとても美味しく感じませんか(笑)?
実はここのところトマトが美味しくて美味しくて(笑)。毎日食べてます。
去年はこんなに美味しく感じなかったような気がしますが、私の思い込みかな(笑)

まあ、ハウスで栽培されますから去年と味が変わるのもおかしな話かな?
それにしても美味しい!
今日も食べます(笑)。

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連休に入ります

May 04, 2017 by weblogland |
さあ、明日からマスキューも連休に入ります。天気も良さそうだし生田の薔薇園にでも行こうと思っていましたが11日から開園とのこと。残念!
夜の予定はたっていますが、昼間はどうしましょう(笑)?大磯辺りのハイキングもイイかな?私、大磯が好きなんですよ。特に高麗山辺りををぷらぷら歩くのがお気に入り(笑)。吉田茂邸もオープンしてますから一石二鳥(笑)。

ところで夜の予定は何かって?
ワインをしこたま飲む!
これあるのみ(笑)。

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足りなくなったワインが再入荷

May 04, 2017 by weblogland |
今日は5月3日。テレビなんかでは連休半ばなんて言っていますが、マスキューの感覚では連休に入った感じです。暇になりました(笑)。4月からずっとバタバタしてましたから、ちょうどイイかな(笑)?
いやいや商売人がそんなこと言ってはいけませんね(笑)。
ところでマスキューは今日の3日、明日明後日の4日、5日と営業します。そのあと5日、6日、7日とお休みになりますから、ワインが早くも足りなくなった方はお寄りくださいませ。

ところで先日の試飲会の続きですが(笑)、昨日足りなくなったワインが再入荷しました(笑)。なんとなく足りなくなりそうな気がして金曜日の朝に注文したものです。なかでもホッとしたのが『ジュ・ド・ヴィーニュ 2011年』。在庫一掃セール品なのでハラハラしましたが、まだ多少の在庫がありました。それと『マルキ・ド・ラ・クール』も来ました。あー、良かった(笑)。
ワインはなくなったら終わり的な商品なのですが、試飲会のあと試飲会のワインをお買い求めにご来店されるお客様はかなりおられます。当日に都合のつかなかった方のためにも多少の余分がなくては困ります。
えっ!『シャトー・ラ・バスティード2013年』は無いのか?って。
スミマセン。これは無くなりました。ご免なさい!

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桝久 試飲会リポート 後半 201704

May 03, 2017 by weblogland |
●『ジュ・ド・ヴィーニュ』2011年 ドメーヌ・ド・カザバン 南フランス コート・ド・ラストゥールI.G.P. 750ml 1480円税込み
「おっ!これまた更に飲みやすい(笑)!」
「濃いには濃いけど味を邪魔しないよね。」
私「ラベルに書いてある通り『葡萄のジュース』ですよね(笑)。」
「あっ、ほんとだ。キャッチ・フレーズ通りですね(笑)。」
「マスキューさん。アルコール分に何%ですか?」
私「えーと。13.5%です。あとヴィンテージが2011年ですから今飲んでちょうど良いのかと。」
「丸6年経って良くなったんですね(笑)。」
私「そんな気がします(笑)。」
「マスキューさんがよく言う『バランスが良い』とか『折り合いが良い』なんていうのも熟成した結果なんですか?」
私「このワインの場合は落ち着きがある感じですか。」
「これってシラー100%なんですよね。シラーっていうと固かったり強かったりのイメージがありますけど、違うんですね?」
家内「北ローヌなんて冷ややかさと強さがありますけど、これは果実味が先です(笑)。赤や黒いベリーの果実味が真っ先(笑)。」
私「あと特徴的なのはスパイシーさかな。
ひとつ前に飲んだバスティードは黒胡椒のスパイス、これはペパーミントです。」
「なるほど、アクセントになってますよね(笑)。」
私「以前この上のキュヴェ『レ・ド・モワゼル・クレア』を扱ってましたが、ペパーミントのニュアンスが強烈でした。飲んでいると目が痛くなる(笑)。」
家内「あれはカバルデスA.C.。メルローとシラーが半々の割合でしたね。変わったA.O.C.ですよね。ボルドー品種とラングドックの品種を混ぜて造るんです。これシラー100%ですからI.G.P.になります。」
「コート・ド・ラストゥールI.G.P.なんて知らなかった。」
私「A.O.C. は簡単に増やせなくなりましたが、I.G.P. は増えてるようです。自由な流れなのかな(笑)?」

ここでまたまた大アクシデント発生!
『ジュ・ド・ヴィーニュ』1本目が空になり、2本目を開けるとブ、ブ、ブショネではあーりませんか!このワイン熟成期間が長いので最初は還元臭と見分けがつきません。でもですね、還元臭は薄れますが、ブショネは時間の経過とともに増幅します(笑)。途中で気づき交換しました。
冷や汗かいちゃいました(笑)。
最近はあまりブショネに当たることが少なくなって来ました。たまに当たるとビックリですね。
笑い話であるのですが、ソムリエが何人かがレストランでオールド・ヴィンテージのワインを飲んだ時、ブショネか還元臭かすぐに判断出来ず、ボトル半分飲んだときにようやくブショネと判りました。
でもボトル半分も飲んでしまってたので恥ずかしくてクレームをつけられなかった(笑)。
マスキューのワインでブショネに当たったら、ご遠慮なくお知らせ下さいね。半分飲んでいても交換に応じますからね(笑)。


●アンジュ・ヴィラージュ ブリサック 2010年 ドメーヌ・ド・バブリュ フランス 赤 アンジュ・ヴィラージュA.C.750ml 2175円税込み
「これ、旨!」
「凄く飲みやすいし、味わい深いね(笑)。」
「マスキューさん。今回の赤ワインのラインナップは3段スライド方式でどんどん美味しくなってる(笑)。」
「『ジュ・ド・ヴィーニュ』はたしかに美味しいんだけど、この赤はさらにその上を行くよね(笑)。ランクが違うって解る(笑)。」
「ぐんと甘く感じる(笑)。最初口に入れた感じが1ランク・アップ(笑)。」
「私は『ジュ・ド・ヴィーニュ』の価格に引かれちゃう(笑)。これで充分満足できる。ある意味経済的な幸せ者です(笑)。」
「マスキューさん。このアンジュの赤はフラン100%なんですか?」
私「フランが70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%です。このワインのスタイルのミソはこの30%のソーヴィニヨンにあるようです。フランのファット感にしまったニュアンスを感じます。」
「なるほど。個人的にはフェルのあの過熟なファット感が好きなんですよ(笑)。」
私「フェルはボンヌゾーに畑がありますからすぐ近所ですよ(笑)。ボンヌゾーの日当たりの良い小高いところですから、バブリュとはきっとテロワールも違うんでしょうね(笑)。自ずとワインのスタイルも違ってくるんでしょうね。」
家内「実はこのワイン、3年前に一度取り寄せて試飲しています。凄く良かったので試飲会で使うかどうか迷いましたが、まだ若過ぎるということで見送りました。」
私「先日そのインポーターさんの在庫リストを見ると、まだある。知らん顔してサンプルを取り寄せて再び試飲すると、とても美味しくなってる。今、正にピーク(笑)。そんなわけで今回の御披露目となりました(笑)。」
「へえー。これが熟成した旨味なんですね(笑)。口のなかで当たるものがないし、荒さがないですよね。」
「これはもう少し寝かせるとどうなるんですか?」
私「難しい質問ですね(笑)。全体的には力は落ちてきますが、透明感が増し甘味が増と思います。甘さが口のなかで転がるような感じになると思います。10年経って飲んだフェルのワインに近い感じになると思います。まあ、先のことは解りませんが(笑)。」
家内「そしてそのあとに古酒に変身かな(笑)?何時なるか解りませんが(笑)。」
「マスキュウさん。マスキューさんの試飲会や販売アイテムって春からカベルネ・フランが増えますよね(笑)。」
私「バレてますねぇ(笑)。」
家内「気温の上昇とフランの旨さは正比例するのです(笑)。やめられません(笑)。」


●アンジュ・ヴィラージュ ブリサック『ペトラ・アルバ』 2010年 ドメーヌ・ド・バブリュ フランス 赤 アンジュ・ヴィラージュA.C.750ml 3240円税込み
私「『ペトラ・アルバ』も前のワイン同様に3年前に試飲しております。今ようやく飲み頃の入り口に入ったところです。」
「おー!これ凄いな!マスキューさん曰く『壮麗』の意味が解りましたよ(笑)。」
「う~ん。物凄く美味しい。言葉を失う。」
「深くて複雑。まだまだ先を予感させますよね(笑)。」
家内「この『ペトラ・アルバ』はこの前に飲んでいただいた物と同じヴィンテージです。」
「同じ造り手ですよね?」
私「はい。同じドメーヌ・ド・バブリュです。」
家内「以前試飲会でお出しした白ワイン『オルドヴィシアン』覚えてらっしゃいますか(笑)。(秘蔵のボトルをお見せする。)。」
「あー‼あれの赤ですか?哲学的に美味しかった白ワイン。何本ものんだからよく覚えてますよ(笑)。」
「私、熟成を期待してセラーに1本とってありますよ(笑)。」
「旨い訳だ(笑)。」
「5番目のも良かったけど、『ペトラ・アルバ』の方が頭3つくらい抜き出てるね(笑)。」
私「ドメーヌ・ド・バブリュ渾身のカベルネ・フラン100%のワインでございます(笑)。」
家内「これは木樽で18ヶ月熟成したもの。
前のはステンレス・タンクで18ヶ月熟成です。」
「木樽を使うのとステンレス・タンクを使うのはどういう違いがあるんですか?」
家内「木樽の方が熟成スピードが早まります。木材は酸素を透過しますから。」
「でも飲んだ感じは木樽を熟成に使った『ペトラ・アルバ』の方がまだ若く感じるし、熟成は遅いですよね。」
私「おっしゃるとおり!『ペトラ・アルバ』のワインは特別な区画で造った特別品ということかと。」
「なるほど。造りの規格も違うってことですか?」
私「『ペトラ・アルバ』はおそらく1本の葡萄樹からワインハーフボトル1本くらいしか造っていないはずです。いわゆるフランスのグラン・クリュの規格です。」
「1本の葡萄樹からハーフ・ボトル1本しか果汁を得られないのとフル・ボトル3本造るのじゃコスト違うよね(笑)。ワインのグラン・クリュは超高級メロンと同じだな(笑)。」
「メロンはハーフがないからメロンよりもっと高級だよ(大爆笑)。」


ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 201704

May 01, 2017 by weblogland |
昨日一昨日とご来店ありがとうございました!

まずは爽やかに泡でウェルカムです(笑)。
〇マルキ・ド・ラ・クール ブリュット N.V.
アッケルマン ロワール 発泡性 白 750ml 1234円税込み
「ぷはー!こりゃイイ(笑)。」
「来るまでに汗ばんじゃったから、クール・ダウン(笑)。名前も何とかクールだし(笑)。」
「何にも考えずに飲めるね(笑)。でも旨いんだよな(笑)。」
「う~ん。抵抗なく飲めるって旨いの裏返し?」
私「口のなかに入れるとワタアメを入れたみたいなフワッとした柔らかさキメの細かさがあります。」
「あー、なるほどね(笑)。泡が口の中で当たらない。味わいのバランスもイイから更に抵抗感がないんだね(笑)。」
家内「生産者のアッケルマンは泡のスペシャリストなんですよ。ロワールはドイツ系の生産者が古くから入植してますが、そのなかでも一番古い老舗です。」
「この泡すごく美味しいんですが、クレマン・ド・ロワールとは違うんですか?」
私「ありがとうございます(笑)。クレマンは瓶内二次発酵しますが、これはタンク内二次発酵です。その分安い(笑)。いわゆる普及品のランクですが、品質はかなり高いと思います。」
「葡萄品種は何ですか?シャルドネとかシェナン・ブランですか?」
家内「シェナン・ブラン、コロンバール、
ユニ・ブランのブレンドです。エコノミーかな(笑)?」
「有名な品種じゃなくともそこそこ美味しいものが出来るんですね(笑)。」
「極上じゃなくとも、今日みたいなときは最良だよね(笑)。T.P.O.は大事だなぁ(笑)。」
「結婚式のウェルカムでシャンパンだったら解るけどね(笑)。」
「マスキューさんの試飲会で、暮れはたまにシャンパンウェルカムありましたよね(笑)。」
私「変なこと思い出さないで下さい(笑)!
ひょえー!ケチなマスキューにはこの泡が相応しいのです(笑)。」
「ところでマスキューさん。私泡が大好きなんですけど(笑)、一人だとどうしても残っちゃうんですよね。これは明日まで大丈夫ですか?」
私「翌日だと泡の勢いはどうしても落ちます。ただ翌日も泡として飲めるかと。抜栓した翌日も私は楽しめました(笑)。」
「シャンパン・ストッパーが必要ですか?」
私「う~ん。無いよりあった方が良いかもしれませんが、所詮と言えば所詮なんですよね。」
「サランラップで巻いてゴムで強く絞めるのは?」
私「そっちの方が確かかも知れません。グッド・アイデアです(笑)。」
家内「あとこの泡、以前扱ってましたが価格が上がったので販売を断念しました。今回インポーターさんの決算セールということで特別価格での販売となります。申し訳ございませんが、在庫限りとなります。」


〇シャトー・ラ・バスティード 2015年 ギレム・ギュラン フランス 白 コルビエールA.C. 750ml 1305円税込み
「おっ!これ厚みがあって美味しい(笑)!」
「南フランスの白ワインって豊かなんだけど割りとぶっきらぼうに成りがちなんだけど(笑)、これはそれがない。アルコール分は幾つ位ですか?」
家内「14%ありますね。でもアルコール分に負けてませんね(笑)。きっと酸がしっかりあるんですね。」
「うんうん。リンゴ酸もちゃんとある(笑)。」
私「でも、マロラクティック発酵はしてると思います。」
「してるんだ!?」
私「この白ワインSO 2の添加量も極めて少ないし、ワイン自体にあまり手を加えていません。」
家内「瓶の底に沈んだ酒石酸が凄く多いんです。」
「おっ!白い結晶がたんまり(笑)。」
「これは異物ですか?」
私「いえいえ。誤解されることが多いので冷却して濾過したり、遠心分離機で取り除くことが今風かな(笑)。」
家内「今風の南フランスの白ワインはマロラクティック発酵をブロックして酸を残すようにするから酒石酸も残るけど除去します。マロラクティック発酵をしていてこんなに沢山酒石酸を残すワインはあまりない。」
「おっしゃるとおり‼プリミィティブな良さを感じますね(笑)。」
「単一品種で造ったような溶け込みの良さがありますよね。でもセパージュは3種類でしたっけ(笑)?変なヤツ(笑)。」
家内「(笑)、ルーサンヌ50%、ブール・ブラン25%、ヴェルメンティーノ25%です。」
私「ヴェルメンティーノがロールと呼ばれ、ブール・ブランが大変(笑)、マルヴォアズィエだったっけ(笑)?舌噛みそう(笑)。」
家内「ギリシャから伝わった古代品種らしいです。」
「ふーん。色々あるんですね(笑)。ところでこのワイン後味が独特ですよね。あんまり経験したことのないニュアンスですよね。」
私「おっ、さすが!表現に困るんですが(笑)、冷涼に感じる爽やかな植物系の香りですよね(笑)。」
「それがマルヴォアズィエの特徴ですか?」
家内「だと思うんですけど、他のマルヴォアズィエを飲んだことがありませんから解りません(笑)。」
「この前の試飲会で出たアリゴテを先日いぶりがっこで合わせてみたら凄くおいしかったんですよ。これもきっと合いそうですね(笑)。」
私「この濃密さとスモークのニュアンス合いそうですよね(笑)。」

私「実はこのシャトー・ラ・バスティードの赤は定番として扱っています。でも、白はノーマークでした(笑)。南フランスの白はワン・パターンという先入観が邪魔しました(笑)。ご免なさい!」


●シャトー・ラ・バスティード 2013年 ギレム・ギュラン フランス 赤 コルビエールA.C. 750ml 1,305円税込み
私「これはマスキュー定番の赤です。この上のキュヴェが『オプティマ』です。」
家内「何かのワイン誌で『ワイン界のロック・スター』なんてもてはやされました(笑)。」
私「これです(オプティマを手に取る。)。」
「あー、あの酸が少なくて濃くて飲みやすいヤツですね。沢山飲みましたよ(笑)。」
「う~ん。これはオプティマみたいに都会的じゃないんですよね(笑)?でも飲みやすい(笑)。」
家内「品種はシラー60%、グルナッシュ20%、ムールヴェドル20%です。王道(笑)かな。」
「これも白同様に飲みやすい。」
「とっても飲みやすい!」
「マスキューさん。これって木樽熟成してるんですか?そんな感じしますよね?」
私「ちょっとチョコレートっぽさがあって
一瞬そう思いますが、これはグルナッシュの特徴です。南フランス、ルーション辺りだとモットー顕著にでます。」
「なるほど。ラファージュさんのワインなんかたしかにそうだよね(笑)。」
私「さすが!共通のニュアンスありますよね(笑)。」
「プラムの赤い果実や黒いベリーのニュアンスはグルナッシュとシラーかな?あとスパイシーさもシラーかな?」
私「黒胡椒のようなスパイシーさですよね
。」
「豊かで程よい。赤、白共通の良さがあるよね。」
「マスキューさんがよく言うプリミィティブな味わいってこれなんですね(笑)。」
私「はい(笑)。お察しの通りで(へへへ。)」
家内「あとシャトー・ラ・バスティードは酸化防止剤のSO 2の添加量が極めて少ないです。ですからワインに違和感がありません。」
「あー、広がりとか余韻が綺麗ですよね(笑)。」
「でもその手のワインって高いけど、これは安いよね(笑)。」
私「この辺が技術の高さと良心的なところかと(笑)。」
「マスキューさんが『ビオ、ビオうるさい!』ってよく言うワインでしょ(笑)?」
私「これはビオ、ビオ言わない(笑)。」

ところで大アクシデント発生!
2013年があまりによくてあっという間に完売。2014年に切り替えて試飲会は続行しましたが、まだ2014年はちょっと若くバランスがとれていない。

家内「夏過ぎてから調子は出るとは思うんですが、」
私「抜栓してすぐに全開にはなりませんね。ご免なさい!」



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