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Written on 2022 05

イタリアのベッラ・ストーリアのメルロー再入荷しました!

May 31, 2022 by weblogland |
セーフ!
先日のマスキュー試飲会でまさかの完売となりました、イタリアのベッラ・ストーリアのメルロー再入荷しました!

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あー、良かったぁ(笑)。
ホッとしました。
試飲会の途中で無くなり、『これで終わりです。』とは言えない(笑)。そりゃ高級な希少アイテムならばそんなことはありますが、デイリーな865円のワインを勿体つけて売るのは気が引けます。白のシャルドネも追加できましたので一安心(笑)。
取り急ぎご連絡申し上げます!

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桝久 試飲会リポート 後半

May 30, 2022 by weblogland |

◎ツヴァイゲルト ロゼ 2021年
オーストリア ニーダーエスタライヒ州 D.A.C.クレムスタール  ロゼ 750ml 1854円税込み (スクリューキャップ)
私「このロゼ・ワインは去年の暮れに入荷しておりましたが、試飲会でのデビューは今回初めてとなります。梅雨時まで待った訳でございます(笑)。」
「オーストリアですね(笑)。これって白が定番でありますよね?」
家内「私の愛するミュラー・グロースマンのロゼです(笑)。白は美味しい美味しいグリューナー・ヴェリトリーナです。これは黒葡萄のツヴァイゲルトから作ったロゼです。」
「あー!凄い辛口(笑)。香りも凄い(笑)。」
「口の中に入れると何処までも突き進む(笑)。梅雨時まで待つ理由が解りますね
(笑)。」
「一口目はちょっとガスっぽさを感じたけど、二口目にじっくり飲むとガスは無い(笑)。不思議(笑)。」
「こんなに辛口のロゼってあるんですね(笑)。」
私「フランス、イタリアやスペインのロゼ
は若干甘味を残します。ここまでからくちのロゼは初体験です(笑)。斬新かと(笑)。」
「酸っぱいと言えば酸っぱいんだけど(笑)
、酸っぱいだけじゃない。フランボワーズやチェリー、小粒のプラムの果実が伴っているし、旨味もある。」
「薄い感じではないよね(笑)。詰まっている。」
私「なんと残糖分は1g/Lほどです。総酸は1L中7gを越えています。もちろんマロラクティック発酵はしていませんが。」
「僕の友達で梅雨時には酸っぱいアリゴテを飲む!なんて言う人がいますけど(笑)、
その気持ち解るな(笑)。」
私「ヴィレーヌなんかのブーズロン・アリゴテですね(笑)。ブルゴーニュのこてこてのアリゴテじゃなくてね(笑)。」
「そうそう、ジャイエ・ジルみたいなアリゴテじゃないアリゴテです(笑)。酸っぱい系のアリゴテです。」
「このワイントマトを漬かった冷製パスタなんか鉄板の相性だろうなぁ(笑)。」
「それ鉄板(笑)!」
「野菜 アスパラ!」
「アスパラの素揚げ!塩だけ振ってね(笑)。」
「基本ワインに甘さがないから食べ物には合わせやすいよね。ソース焼きそば!紅しょうがたっぷりのせたら美味しいかな
(笑)。」
「これだけドライで完成したスタイルだから、ワイン自体をソース的に使えそう(笑)
。大根おろしソースなんてどう(笑)?」
「夏バテ防止!クエン酸チャージ(笑)!」
「焼き鳥って梅肉を挟んだヤツなんか合うよね(笑)。鶏皮のとろけるような焼き鳥も良さそう(笑)。」
家内「やはり中欧オーストリアのワインですから、豚肉の油には基本合わせやすいですね。あと穀物系の油もオッケーかな。」
「そうすると中華料理もイイかな(笑)。」
「野菜を塩降っただけでも楽しめそう(笑)。」

●ブリック・ド・ビアンク 2019年 ルカ・フェラリス イタリア ピエモンテ 赤 ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G. 750ml 2168円税込み
「マスキューさん!ルケって何ですか(笑)
?」
家内「イタリア・ピエモンテの在来品種です!」
私「2010年にD.O.C.G.に昇格しました。」
「へぇー、そんなD.O.C.G.あるんですね(笑)。知らなかった!」
私「今日のトリはルケ生産の第一人者フェラリスの飲みやすく作ったルケと伝統的なスタイルのルケ2連発です(笑)。まずは飲みやすく作ったルケからどうぞ!」
「おっ!旨いけど独特の香り(笑)。飲みやすいと言ってもスイスイは飲めないよ(笑)
。」
「経験したことの無い香り味わい。なんと表現すればよいのか…。」
「うんうん。複雑。色々な香りがする。」
「このワイン、決して軽くないですよ(笑)
。飲みやすく作ってコレだもんね(笑)。」
私「抜栓してから1週間は余裕で楽しめます(笑)。原料葡萄の生命力は圧倒的です。

「独特の漢方薬みたいな香り…。昔台湾に初めて行った時に飲んだプーアル茶に似てる。真っ黒だったなぁ(笑)。」
「マスキューさんのブログに書いてあった
苦味 クミって読むんでしたっけ。飲んで解りましたよ(笑)。」
「山の草の実。この香り日本人に親しみがありますね(笑)。」
「でもジビエやラム肉なんかにはとても合いそう。」
「昔沖縄に旅行に行った時に食べた『山羊蕎麦』だったら合うかも(笑)。強烈な香り匂いでした(笑)。」
「色々なスパイスを入れたカレーを作ってこのワインに合わせたいな(笑)!」
「野バラ、プラム、ベリー、チェリー等の果実味はあくまでも野にある自然なもの
。強烈だけど変にデフォルメしていない
(笑)。」
「店長!店長曰くの 鮎に合わせたい!は共感ポイント!」
私「ありがとうございます(笑)!私は鮎なんですよね(笑)。」
「そうそう。シシャモじゃダメ(笑)。」
「苦い味わいですよね(笑)。私琵琶湖の鮎しか食べたことがありませんが。美味しいですよね(笑)。」
「それってかなり高級じゃないんですかぁ
(笑)!たしか琵琶湖の子鮎って有名ですよね。」
「居なかが岐阜なので川に簀立てした上で食べた鮎が元風景(笑)。何匹でも食べれちゃう(笑)。」
家内「私は田舎育ちなので(笑)、小さい頃祖母がタケノコを剥いた皮に、梅干しの種を抜いた果肉を挟んでチュウチュウ舐めた味わいが忘れられません(笑)。このワインの味に通じます(笑)。」
「確かに色はガーネットですから、ちょっと熟成が進んだ感じはしますが…。かなりエアレーションしてるのかな?」
私「はい。発酵中10日間は一時間おきに10分ポンピング・オーバーするようです
。し過ぎ(笑)。色にそれが表れてますが、
実際には5年くらい経ってベストの状態になると思います。」
「マスキューさん、何故そこまで解るの?

私「コルクにD.I.A.M5使ってますから(大爆笑)。」
「ピノ・ノワール的ではありますよね。タンニンの抽出は押さえ目ですもんね。」
「旨味が凄いね。」
「店長!フリー・ランですよね?」
私「左様かと(笑)。さすが!無理なプレスはしてませんね。」

実は2週間ほど前に開けたものの残りがありましたので、急遽舐めていただきました(笑)。ちょっとしか無くて皆さんすべてにお試しいただけなくてコメンナサイ。
「えー!リキュール!」
「香りはあまり立たないけど中身の香りが凄い分量。」
「丸っきり酸化していない。本当にリキュール飲んでるみたい!」


●ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック 2019年 ルカ・フェラリス イタリア ピエモンテ 赤 ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G. 750ml 2640円税込み
「ええと、これが兄貴ですね(笑)。」
「おー!これは圧巻ですな(笑)。」
「でもコレあと1週間くらい経ってから飲んだ方が良いのでは(笑)?」
「10年くらいは寝かせておきたいね(笑)。

私「同じ生産者が同じ品種を使ってヴィンテージも同じです。作り方の違いです。」
「畑の違いは?」
私「5番目の方は若木の多い区画らしいですが、作り方の影響大です。」
「う~ん。これだけ飲むと途方に暮れますね(笑)。5番目を前もって飲んでいるから繋がる(笑)。」
「マスキューさん!芸が細かい(笑)!」
私・家内「単純に趣味です(笑)。」
私「実はこの6番目のワインは去年マスキューに入荷しておりました。ただこれをいきなり出しても皆さんを惑わせるだけと思い、試飲会でのデビューは躊躇しておりました。今月弟の4番目を飲みセットでお試し出来るとなった訳でございます。」
「それにしても中身の詰まり方は半端じゃないよね(笑)。5番目を先に飲んでるから香りの在り方、もともとのパワーなど繋がる(笑)。」
「今日は土曜日だから、昨日抜栓したんですよね。タンニンの分量が物凄いけれど、意地悪じゃない。舌の脇奥を刺すような渋みじゃなくて、舌の上にずっしり鎮座してるような重さを感じる(笑)。イイなぁ。」
私「そーなんです。香りのディテールははっきりしませんが、ちょっと苦味を伴いながらずっしり舌の上を押すような、高級なビターチョコに似たような感じです。」
「僕はこのワインを先行して購入しました
(笑)。」
私「Fさんだったら解ると思いました(笑)
。」
「何日に亘って飲んだのですがたしかに凄い。でもとても旨味があるんですね(笑)。例えば醤油とか味噌に合います。肉に飲み合わせを固定しなくても大丈夫だと思います。これは変態的な飲み方ですが(笑)
、三杯酢にも合うんですよ(笑)。今日5番目を飲んで府に落ちました。旨味なんですね。」
私「Fさんは固定概念に囚われませんね(笑)
。我々より上を行ってます(笑)。」
「それにしてもピエモンテってずるいですよね(笑)。だってバローロやバルバレスコ
ネッビオーロがあるからそれだけで充分じゃないですか(笑)!」
「その上ティモラッソやルケですよ(笑)。反則ですよ(笑)。」
家内「ペラベルガもあるし(笑)。うっしっし(笑)。」

皆さん『うっしっし』となれましたでしょうか(笑)?
ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

May 30, 2022 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
お客様が集中することなく適当にバラけたのは、皆様のご協力の賜物。お気遣いありがとうございました!

【特別限定品】
〇ベッラ・ストーリア・シャルドネ・オーガニック 2020年 チェーロ・エ・テッラ イタリア 白 ヴィーノ・ヴァリエターレ 750ml 865円税込み スクリュー・キャップ
「コレ飲みやすい(笑)!今日みたいに暑い日良いね(笑)。」
「かなり強めに冷やしてるけど、良し!」
「白ワインは冷やしすぎは良くないって言われるけど、ビールくらいに冷やして飲みたい時があるんだよね(笑)。」
「そりゃ、高級な白ワインなら冷やしすぎると香りを楽しめないから駄目だけど、爽やかな冷涼感が優先する時はうんと冷やしたいね(笑)。」
私「このワインは強く冷やすと甘い旨味があってとても飲みやすいチャーミングな白ワインです。温度が上がるとシャルドネっぽさがしっかり出てきます。」
「なるほど軽くて飲みやすいけど、水っぽい訳じゃないんだよね(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、ヴェネトとシチリアのシャルドネを半々ブレンドしているんですよね。そんなこんな感じ全然しない。」
「喉に引っ掛かったり、変な癖がない。とてもニュートラル(笑)。」
私「冷やして飲めるように若干残糖分を残していますが、ベタつかないギリギリの塩梅です。もちろんそれは酸やアルコール分とのバランスによりますが、それらをラボで分析して作り上げているかと(笑)
。」
家内「基本的にはヴェネトの酸とシチリアのボディーを併せ持つワインを目指したようです。ヴェネトでそれを両立させるならかなり高いワインになりますよね(笑)。」
「うんうん。このワイン値段は安いが安っぽくないですな(笑)。」
私「抜栓してからの持ちも良いです。崩れません。」
「これってオーガニックでビオでもあるんですよね。この値段で出来るんですね(笑)
?」
家内「最新の機材を使えば認証の基準はクリアできるようです。しかも大量に生産することも出来る。ある意味大したものです(笑)。」
「それってビオ系ワインの手作り感のイメージに反しますよね?」
私「仰る通り!この善し悪しを決めるのは飲み手です。」
「コスト・パフォーマンスに優れているからこのワインはオッケー(笑)!」
「マスキューさん、このワイン馬鹿に安いですよね。訳ありですか(笑)?」
私「インポーターさんの在庫調整に協力した結果でございます(笑)。然るに限定価格での期間限定販売となります。」
「マスキューさん!それって〇グリさんですよね(笑)。近所のワイン・ショップでも売ってましたよ(笑)。」
私「えへへ。ばれましたね(笑)。〇グリさんはこの価格帯の扱いでは欠かせないインポーターさんです(笑)。」


【特別限定品】
●ベッラ・ストーリア・メルロー・オーガニック 2020年 チェーロ・エ・テッラ
イタリア 赤 ヴィーノ・ヴァリエターレ 750ml 865円税込み スクリュー・キャップ
「おっ、この赤も冷やすのですね(笑)。渋くない(笑)?」
家内「赤ワインは冷やすとタンニンをより渋く感じますが、これはさほど嫌味に感じません。温度が上がるとメルローらしさがよりはっきり感じられます(笑)。」
「これは重宝なワインですよ(笑)。冷して清涼感を楽しんで、温度が上がって来ると赤ワインの柔らかなタンニンやメルローの香りも楽しめる(笑)。しかもスクリュー・キャップだから冷蔵庫に無造作に入れても大丈夫(笑)。」
「かなり強めに冷しても大丈夫ですね。こんなスタイルの赤ワインあるのですね。」
私「ミクロ・オダシオンをしてタンニンの収斂性を押さえていると思います。微粒の酸素をワインに供給することで過剰なタンニンを重合し落としかつ柔らかくする技術です。あとこの赤も若干の残糖分を残していますので、冷やしても違和感のない仕上がりとなっていると思います。」
「完全に計算づく(笑)。でも美味しいんだよね(笑)。」
「マスキューさん!この赤ワイン、先日先行していただきましたが、ロースト・パプリカのオリーブ・オイル・マリネにぴったり合いますよ!」
私「Aさん、どうやって作るんですか?」
Aさん「オーブンで肉厚のパプリカを20分ほど焼くと皮が焦げてとれます。それをオリーブ・オイルでマリネするだけ(笑)。
バゲット噛りながらこのワインを飲むと実に美味しいです(笑)。」
家内「それイイですね。」
Aさん「ワタシはニンニクは入れませんでしたが、ロバート・デニーロ主演の『マラビータ』にも出てきますよ!」
(映画祭好きの家内とAさん大盛り上がりです!)
このワインが本領発揮したのが試飲会二日目の土曜日です。
「マスキューさん!この赤ワイン美味しい
(笑)。」
「う~ん。マスキューさんの試飲会は二日目の土曜日の昼頃来るのがベストですな(笑)。マスキューさんのチョイスは翌日になるとより美味しくなるワインをチョイスしているからね(笑)。開けたて全開のものもレストランでは良いのですが、家飲みだと翌日、翌々日まで楽しみたい(笑)!」
私「マスキューのスタイルを熟知されてます(笑)。持たないワインは宜しくないとの教育がチョイスの基本となります。もっともオールド・ヴィンテージは別ですが(笑)。」
「それにしてもこの赤ワイン、冷しても温度が上がっても良いですね。このメルローの香りは2,000円近いレベルですよ(笑)
。」
私「ありがとうございます!」
「温度が上がると香りが出る出る(笑)。」
家内「冷やしたり暖めたり、ワインにとっては過酷な扱いなのですが、バランスを崩しません。もともとの葡萄の良さがあってこそ。もちろん生産者のチェーロ・エ・テッラの力量は素晴らしい!」
「う~ん。この値段で…。絶句ものだね。

この赤ワイン期間限定ということもあり、余分に在庫しており試飲会で足りなくなることは無かろうと思っておりましたが、まさかまさかの完売となりました。もちろんそれは休み明けに速攻発注するつもりですが…。神に祈る気持ちでございます!


●【特別限定品】
キュヴェ・ジャン・ポール・ルージュ 2020年 ブティノ 南フランス ローヌ 
I.G.P.ヴォークリューズ 赤 750ml 1021円税込み スクリュー・キャップ
「マスキューさん!限定品が3連発ですかぁ(笑)。」
私「ケチなマスキューらしくて宜しいかと(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「コレ飲みやすい(笑)。スイ、スイいけちゃう(笑)。」
「うん。凄く飲みやすい。前の赤ワインも飲みやすかったけど、飲みやすさのニュアンス違うよね(笑)。」
「大人しくてしっとりしていて、昔よく好んで飲んだ味だね(笑)。」
「ローヌ味(笑)。グルナッシュの甘さはイイなぁ(笑)。ほっとするよね。」
「このワイン、旨味が綺麗だよね。派手じゃないけどジンワリ美味しい(笑)。」
家内「グルナッシュ、シラーのブレンドです。最近適当なローヌの赤が無くて困ってました(笑)。価格もデイリーなので良し
かな(笑)?」
「これってコート・デュ・ローヌA.C.ですか?」
私「ヴォークリューズI.G.P.です。コート・デュ・ローヌ域外の葡萄も使っているのだと思います。生産者のブティノ社はとにかくデカイですから(笑)。」
家内「創業は1980年代と古くはなく、イギリス人が興したワイナリーが元です。今や世界中でワインを作るほど(笑)。」
「このラベルもアメリカ向けかな(笑)。」
「バーボンのラベルみたい(笑)。」
「西部劇っぽいデザイン(笑)。」
私「アメリカで沢山売れたようです(笑)。

「グローバル・ワイナリーの走りですね(笑)。さすがイギリス人!」
「でもさぁ。イギリス人だからこそワイン ワインビジネスにも精通してるんだろうな。」
「2020年でちょっと若いけど、ワインは並み頃だし、クオリティーも高いよね(笑)。」
私「しっかり飲み頃ですが、抜栓後の持ちも良い。はじめはすぐにダメになるかもしれないと思っていましたが、さすがブティノです。」
「なるほどね。ちょっと良いコート・デュ・ローヌって飲み頃になるまで時間がかかるし、お値段も高い(笑)。このワインはそこを突いたのかな(笑)。」
家内「このキュヴェ・ジャン・ポールはブティノのグローバル戦略の尖兵ですね(笑)。」
私「供出温度は15℃くらいでもオッケーです。セラーから取り出してすぐに楽しめます。タニックではなくちゃんと旨味を感じますから重くなく、この暑くなる時期にはぴったりかと(笑)。」
「コート・デュ・ローヌって寒い時期に飲むワインの印象ですよね(笑)。そうするとコレは斬新なのかな?」
「軽くて飲みやすいんだけど水っぽくない。旨味に癒される(笑)。」
「こんなワインを毎日飲めたら幸せかも(笑)。可能な価格だし(笑)。」
私「こうしたワインを飲み続けるのはワインを覚える近道です。美味しく感じたビギナーの方は10本くらい飲み続けるとワイン理解の近道です(笑)。誤解しないでくださいね、これを売ろうとするキャッチ・フレーズではなく本当のことです(笑)。特に若い方におすすめです。」



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さあ、明日の金曜日はマスキュー試飲会です!

May 27, 2022 by weblogland |
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今日お客様ご来店。
「マスキューさん今週の(金)、(土)は試飲会ですね(笑)。ちょっと先行してきました(笑)。」
私「それはそれはありがとうございます!」
「今回のロゼ、色がとても綺麗で気になってるんですよね(笑)。」
私「驚くほど綺麗でしょ(笑)。黒葡萄から作ったロゼです。産地はオーストリアです。定番のミュラー・グロースマンが作っています。」
「このロゼ前からありましたよね?」
私「左様で(笑)。ちょっと暑くなってから皆さんにお披露目したく、ようやく試飲会デビューでございます(笑)。」
「へぇー。夏向きなんですね?」
私「物凄く辛口で、果実味は突き抜ける(笑)。何処まで行っちゃうの状態です(笑)。万を持しての試飲会デビューです(笑)。」
「あと、トリの『ルケ』2本気になってるんですよね(笑)。」
私「これは是非試飲していただきたいアイテムです。同じ品種、同じ生産者、同じヴィンテージ。とても面白いです(笑)。
完全な作り方の差ですから、勉強になります。」
「試飲会で無くなりますか?」
私「無くなると嬉しいですが(笑)、多分大丈夫だと思います。まだインポーターさんも在庫があるはずですから、無くなったら追加発注します(笑)。」
「それでは今日はとりあえず冷やして美味しいベッラ・ストーリアをいただいていきます(笑)。」
私「当日お待ちしております!」

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昨日せっせと並べて楽しみました

May 24, 2022 by weblogland |
セラー前の棚の試飲会のラインナップの写真をアップするのを忘れていました(笑)。

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昨日せっせと並べて楽しみました(笑)。沢山ワインを並べるのは楽しい!しかも試飲会用の新着ワインですから、かなり楽しい(笑)。ワインを1本だけ手にとって見るのと、棚に沢山並べるのは、行為としても意識としても違います。なんせまずテンションは上がる(笑)。やはり新物ですからね。あと並べることで新たな発見もあります。例えば右から4番目のロゼ・ワイン。色の美しさが際立っています。瓶が重なる角度で眺めると心奪われます
(笑)。
さらには試飲会のひとりシミュレーション(笑)。
「最後の2本は同じ生産者が作る同じ品種のもの。ヴィンテージも同じ2019年です!」
よしよし、これが決め文句だ。等と一人楽しんでおります(笑)。

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薔薇はお好きですか?

May 23, 2022 by weblogland |
皆さん!
薔薇はお好きですか?
実は私大の薔薇好き(笑)。

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沢山の薔薇を見るのがお気に入り(笑)、だってとても得した気分になれる。この辺はケチなマスキューの性分と共通してるかな?
一押しの薔薇スポットは生田の薔薇園ですが、今回は横須賀のヴェルニー公園。
薔薇が目的ではなく、たまたまちょっと寄っただけなのですが、沢山の薔薇を見れてラッキーひとしお(笑)。さらに得した気分になれました。だって薔薇の香りはピノ・ノワールですよ。その香りに全身包まれてごらんなさい。得です(笑)。ピノ・ノワールの香りに全身包まれるには一体お金がどれだけ必要か。そう思うと
私の得した気分に共感される方もいるはず(笑)!いるかな(笑)?

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桝久 5月のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

May 22, 2022 by weblogland |
今月5月27日(金)、28日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

まずは、特別価格の3アイテム!そして驚くほどドライで伸びやかなロゼ。そしてピエモンテの地場品種ルケ研究理解の2本。ちょっとマニアックかな(笑)?

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27日(金)は17~20時
28日(土)は11~20時
もう、ひっそりやりませんからこっそり来ずに堂々とお越しくださいね(笑)。
でもマスク着用、試飲時間はお一人様15分位をめどにご参加くださいませ。
ご協力お願い申し上げます!

【特別限定品】
〇ベッラ・ストーリア・シャルドネ・オーガニック 2020年 チェーロ・エ・テッラ イタリア 白 ヴィーノ・ヴァリエターレ 750ml 865円税込み スクリュー・キャップ

まずはラベル解説(笑)。ベッラ・ストーリアは『素敵なストーリー』を意味します。1908年創業イタリア ヴェネトを本拠とする『チェーロ・エ・テッラ社』のオーガニック・ワインのブランド名です。会社名『チェーロ・エ・テッラ』とはイタリア語で『天と土地』、日本人ですと『天・地・人』と言いそうなところです(笑)。
まあ、天と地に感謝して飲もう!といったメッセージのようですね。
そして手にハートをあしらったラベル・デザインは『愛をもって助け合う精神』を表しています。ラベルの紙も凝ったもの(笑)。
そして実際に売り上げの5%をキリスト教系の慈善団体に寄付。なかなか出来ることではありません!まあ、ヨーロッパに広く通用する様々な認証を取得していますから、まさに当世企業のトップランナーです。

このシャルドネはヴェネトの自社畑のシャルドネとシチリアの契約農家から調達したシャルドネを半々にブレンドしたもの。フランスのヴァン・ド・フランスに該当するヴィーノ・ヴァリエターレ規格のワインです。

基本フレッシュ!
特に発酵から瓶詰めに至る工程では極力酸化を防ぐことに腐心しています。一酸化窒素を充填する最新のプラント技術を持っているようです。同じイタリアのマルケのワイナリー ロ・プーロと同じようなアプローチですね(笑)。また、瓶詰めから出荷まで15日しかかかりません。
効率も重視しています。普通は瓶詰め後ワインを休ませますが、その必要がない
。技術的なイノヴェーションを遂げています。

可愛い白い花のようなシャルドネのニュアンスはヴェネトらしいもの。繊細な中に崩れない骨格はシチリアらしさかな(笑)。供出温度が高いとバターのようなシャルドネらしい香りがし、供出温度が低いと小振りな旨味が舌を転がるようでとてもチャーミング。残糖分も若干ありますね。個人的には思い切り冷やして飲むには打ってつけと思っております(笑)。多少液温を乱暴にしても、ワインは文句を言わずいつもフレンドリー(笑)。これって安いワインにはないことなのです(笑)。もともとの良さ・濃さがないと達成出来ないのです。
何の意識もなくスイスイ飲めることにどれほど尽力されているか。全くそれを感じさせないところこそ凄いのです(笑)。これがこのチェーロ・エ・テッラ の目指すところなのでしょうね。
赤のメルロー共々ワイン作りに明確な意志と意図があり、それを達成する高い技術があるのです。

【特別限定品】
●ベッラ・ストーリア・メルロー・オーガニック 2020年 チェーロ・エ・テッラ
イタリア 赤 ヴィーノ・ヴァリエターレ 750ml 865円税込み スクリュー・キャップ


この赤ワインはヴェネトの自社畑のメルローとシチリアの契約農家から調達したメルローを半々にブレンドしたもの。フランスのヴァン・ド・フランスに該当するヴィーノ・ヴァリエターレ規格のワインです。


第一印象は軽くて飲みやすい(笑)。とても違った産地のワインをブレンドして作ったワインとは思えません。フレッシュで折り合いがとてもよろしいのです(笑)。一部木樽熟成したニュアンスもあり、それがワインに柔らかさ深さを加えています。特にタンニンに収斂性がなく、若干の残糖分(7g/1L)を残しているため、冷やして飲むにはもってこい(笑)。基本雑味がありませんから更に良し。
う~ん。
確かに特徴がないと言えばない(笑)。しかし、低コストの安ワインでないことは確か(笑)。タンニンが過剰になり勝ちなシチリア産のメルローのタンニンを滑らかで軽やか、しかもメルローの味わいはちゃんと感じる。決して薄くはありません。雑味がないのは栽培・収穫に細心の注意が必要。手摘みで収穫しているようです。変な技術で克服したものではないはず。抜栓後の安定した味わいは葡萄本来の良さの表れです。安ワインだとこうはなりません(笑)。
もちろん発酵・瓶詰めまで最先端の技術を使って尽力していますから『瓶詰め後20ヶ月はフレッシュさを保てる』とまで
言っております。生鮮食料品の会社にスタンスが似てくるようです(笑)。まあ、イタリア・オーガニック・ワイン・デイリー部門のトップ・ランナーと言えましょう(笑)。

●【特別限定品】
キュヴェ・ジャン・ポール・ルージュ 2020年 ブティノ 南フランス ローヌ 
I.G.P.ヴォークリューズ 赤 750ml 1021円税込み スクリュー・キャップ
たまーに、グルナッシュが飲みたい!そんな衝動に駆られませんか(笑)?
別にコテコテのヘビーなグルナッシュでなくとも良いのです。特にこれから暑くなりますから、そんな高級なものでなくて良いのです。旨味があるミディアムなものが良いのです。
セラーから取り出してグビリ。沈んだプラムの香りは程好く甘く、ひたすら飲みやすいのみ。疲れて熱くなった体を癒す。シャワーを浴びて汗を流してからまた飲む。たいしたつまみは無くとも、QBBチーズ程度あれば充分。
少し液温が上がってきて、旨味・甘味が増したグルナッシュは癒しの効果倍増(笑)。さらにグビリ、グビリ。開けてから
3日くらいは楽しめるとさらに良し!
そんなワインを探していたところ、ありました(笑)!
このワイン、南ローヌ・ヴォークリューズ県の葡萄から作られたもの。ラストーの洞窟があるところです(笑)。セパージュはグルナッシュ、シラー。ワイン作りはブティノ社。自社畑や契約栽培農家から調達した葡萄を使用。ヴォークリューズ県はブティノの本拠地ですから、精通した本領発揮です(笑)。
コート・デュ・ローヌA.C.クラスの飲みやすいグルナッシュを探していたのですが、ワイン価格が上がっている昨今、なかなか適当なものがない。そんな折、ありました!
ちなみにワイン名『キュヴェ・ジャン・ポール』とはブティノ社の創始者ポール・ブティノの長男の名前。今や世界を股にかける巨大企業ブティノの創業初期からリリースされているキュヴェであり
、コスト・パフォーマンスを追及するブティノ社のワイン作りの象徴と言えましょう。


◎ツヴァイゲルト ロゼ 2021年
オーストリア ニーダーエスタライヒ州 D.A.C.クレムスタール  ロゼ 750ml 1854円税込み (スクリューキャップ)
驚くほどドライで伸びやかなロゼです!

10ヘクタールほどの葡萄園を女性醸造家ヘルマ・ミューラー・グロースマンさんが1986年に父親から引き継いで運営しています。現在は娘のマリーさんと力をあわせてワイナリーを運営しています。

ウィーンから100キロほど西のクレムスタールの地に葡萄園はあります。ドナウ川の南側の水捌けの良い緩斜面の畑は複雑な土壌からなっており、ミネラル感タップリの優しいワインが出来ます。

これはマスキューの大定番のグリューナー・ヴェルトリーナの生産者ミューラー・グロースマンがツヴァイゲルト種で作るロゼ・ワインです。黒葡萄のツヴァイゲルトをセニエ法で抽出したもの。でもですね、ツヴァイゲルトらしさは感じません(笑)。アセロラやトマトのようなとてもドライで伸びやかな果実味はグリューナー・ヴェルトリーナに共通する気風
を感じます。とてもクリアでドライ、筋の通った真っすぐさ、オイリーな厚み。
野菜や穀物類との相性を連想させてくれます。
こんなロゼのアプローチは新発見(笑)。彼の地の食事、特に野菜料理に合わせてみたいロゼ・ワインです。

発酵・熟成はステンレス・タンクのみの使用。あと、マロラクティック発酵はしていませんね。ツヴァイゲルトの果実味
をダイレクトに表したロゼ・ワインと言えます。

飲んでみると、深みのあるしっかりとしたロゼ色の理由が解るというもの(笑)。

●ブリック・ド・ビアンク 2019年 ルカ・フェラリス イタリア ピエモンテ 赤 ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G. 750ml 2168円税込み

皆さんこの ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G 知っていましたか(笑)?
2010年にピエモンテで新たに昇格したD.O.C.Gで、アスティのすぐ北東部の狭い範囲のものです。在来品種ルケ種を90%以上使ったワインです。
マスキューではトップの生産者ルカ・フェラリスの『クラシック2019年』を定番としてこっそり販売しております(笑)。とても深くて頑強。家内曰く「熊の香りがするワイン。」です(笑)。とても素晴らしいワインなのですが、解りにくい(笑)。そこで今回は解りやすくつくったルケをご紹介させていただきます。

これはいわゆるピノ・ノワール的に作ったルケです(笑)。
葡萄は樹齢の若い区画ブリク・ド・ビアンク。「ビアンクさんの丘」という意味です。畑は、標高260mの南西向きで、土壌は軽くエレガントなスタイルになる砂質と、パワフルになる粘土質の混ざるもの。
収穫はコンピューターにより、熟した実だけ収穫できる収穫機を使用。除梗したのち温度管理機能のついた垂直のステンレスタンクで発酵を行ないます。低温で10~15日の醸し(『クラシック」等のキュヴェの半分ほど)、無理に色素を抽出しないようにします。ブルゴーニュのような醸し期間です。醸しの間の1週間は1時間毎に10分、ルモンタージュを行います(タイマー設定も出来る最新のタンクですね)。頑強なタンニンをしっかり柔らかくしつけます。
そしてタンクを移して6ヶ月熟成後瓶詰め
、3ヶ月熟成してからリリース。熟成に木樽は使いません。
これによりニュートラルなルケ本来の果実味が解りやすいアロマティックなワインに仕上がります。
ワインの色調は薄くキアレットのよう。あの光を通さないほど濃い『クラシック』とは別世界(笑)。もちろん頑強なタンニンはありませんから、とても飲みやすい!(基本強いのですが(笑))
薔薇やベリーの果実味は美しくとても伸びやか。
う~ん。
まさにピノ・ノワール的!
とは言えとてもパワフル(笑)。ルケの果皮のポテンシャルの高さが伝わってきますが、明瞭な果実味とたっぷりの旨味が素晴らしい。それととてもユニークで特徴的な香り。山菜やキノコ、山の草になる果実やふきのとうなどにある『苦味(クミ)』日本人の嗜好する『クミ』と言えば伝わるかな(笑)?日本酒の味わい要素の甘・酸・辛・苦・渋の苦味です。

合わせる料理は葡萄の新梢の天ぷら、鮎、山菜、ふきのとうやマタタビ、筍等々が連想されます。いわゆる山のワインです。
しっかり発酵させてフル・ボディーのルケだとはっきり解らなかった香りのディテール、品種特性が解り、目から鱗が落ちる思いでした(笑)。ちょっとルケの事が解ったかな(笑)?
あと付け加えると抜栓後一週間経った今日飲んでもとても美味しく、崩れません。ルケはとても強い品種ですね(笑)。

●ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラート・クラシック 2019年 ルカ・フェラリス イタリア ピエモンテ 赤 ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G. 750ml 2640円税込み

皆さんこの ルケ・ディ・カルターニョ・モンフェラートD.O.C.G 知っていましたか(笑)?
2010年にピエモンテで新たに昇格したD.O.C.Gで、アスティのすぐ北東部の狭い範囲のものです。在来品種ルケ種を90%以上使ったワインです。
ルケをちょっと調べるとかるくて飲みやすい品種とありましたが、実際に飲むととんでもない(笑)。経験したことのない迫り来る個性でございました(笑)。野性味満々(笑)。果実味は鮮烈な赤や黒のスグリやリコリス、ワイルド・ベリー。ちょっと経験したことのないもの。それにハーブや漢方薬や甘草のニュアンスが伴う。しかもアルコール分は15%のフル・プルーフですから圧巻なのです(笑)。とは言えアルコリックでない折り合い。残糖分を感じさせないタンニンと酸とアルコールの高度な折り合いの良さは特筆もの。小粒の巻き貝の肝や熊の肝、完熟葡萄の種由来のフェノールは複雑で深みを与えています。マスキュー扱いの個性派ワイン『ペラベルガ』が似たような立ち位置のワイン。同じピエモンテの赤ワインです。家内曰く「熊
の匂いのするワイン」でございます(笑)。

あとワイン自体がとてもしっかりしており抜栓から1週間ほど変化を楽しみながら飲めました。さすがトレ・ヴィッキオリを取ったワインでございます(笑)。

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ワイン ベッラ・ストーリアの赤と白

May 20, 2022 by weblogland |
調子が上がってきましたね(笑)。
先日ブログでご紹介したイタリアのデイリーなワイン ベッラ・ストーリアの赤と白。
このワイン、認証も沢山取っています。

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■認証
・CCPB認証⇒イタリア政府認定機関によるオーガニック認証
・英国小売協会のBRC(Britisch Retail Consortium)認証
・独仏の食品小売業団体によるIFS(International Food
Standard)認証
・品質マネジメントの規格ISO9001
・FSC認証
・Vegan認証=Vegan Society(ヴィーガン協会)
・B-Corp認証=米国の非営利団体B‐Lab(2006年設立)によるサステイナブルな企業を認証する制度

と資料に書かれていましたが、ユーロ・リーフも取得してますね(笑)。
まあ、この価格帯ではあり得ませんね。
あっ!
いけない!
今回限りの限定品でした(笑)。いつもこの価格ではありませんから誤解無きよう!

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ヴィレ・クレッセ『レ・オー・デ・メテー』2019年

May 19, 2022 by weblogland |
ふふふ(笑)。
これ飲んじゃいました!
アンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセ『レ・オー・デ・メテー』2019年 750ml 6524円税込み

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いやー、凄かった。まさに圧巻。息が止まりそうになりました(笑)。まず香りの重いこと。中に詰まった果実味の量を想像させます。麝香のようないかにも高級ワインにある香りも嗅ぎとれます。2018年と比べると立香の重さが違います。
口に入れるとトロトロ(笑)。完全にグラン・クリュの濃度です。ひたすら甘美。ディテールは2018年ほど明瞭ではなく、まだ閉じた感じ。でも堅くはない。黄色のトロピカルなニュアンスが現れるまでしばらくかかりそうですね。

きっと20年くらいは熟成しそう。私にはそのはてを見るには時間が足りませんね(笑)。

ところでケチなマスキューが隠れて極上の白ワインを飲むなど不届き!とお叱りを受けそうなので弁解すると(笑)。懇意にしてくださるインポーターの担当者さんが、わざわざ持ち回ってくださいました(笑)。じゃなきゃケチなマスキューは開けません(笑)。
彼も言っていましたが、やはり小区画シリーズ2019年はどれも凄いようです!予想通り!えっへんなのです(笑)。

ところで一つ訂正があります。
『レ・オー・デ・メテー』→『レ・オー・メナー』が正解。ご免なさい。

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限定特価販売 ベッラ・ストーリア

May 18, 2022 by weblogland |
今、マスキューの特売ワイン棚にはこれが並んでいます!

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イタリアのオーガニック・ワインの赤、白です。
ちなみに売れ残りのバッタものではありません(笑)。

〇ベッラ・ストーリア・シャルドネ・オーガニック 2020年
●ベッラ・ストーリア・メルロー・オーガニック 2020年

どちらもとても軽くて飲みやすい。冷やして飲むには最適(笑)。これからの時期のマスト・アイテムでございます。
以前ティスティングした折り、その飲みやすさに注目しておりましたが、1,400~1,500円くらいの売値になるので、ちょっとマスキューには高級かと思い躊躇しました(笑)。
今回は在庫調整を兼ねた特売品ということで865円税込みでの限定特価販売となります。

う~ん。
待てば海路の日和あり!

でも待ち過ぎると、「いつまでもあると思うなお金とワイン」となりますからご注意を(笑)!

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今月は順調です(笑)。

May 16, 2022 by weblogland |
ふふふ笑い。
今月は順調です(笑)。
何が?って
マスキュー試飲会用のサンプルです。先月は取り寄せたサンプルがほぼ壊滅で大慌てしました(笑)。月初に取り寄せた13本がダメで、その上月中に取り寄せたものもダメ。すべて悪いワインでは無かったのですが、試飲会のラインナップに加えるには似た者があったり、ちょっと高級過ぎたり、難航しました。
今月はもう決まりました(笑)。こんなにすんなり決まることもたまにはあります。でもですね(笑)、手持ちのカードを増やすため来月の試飲会に使うことが出来るようなアイテムを網にかけておきたいので、まだサンプルは取り寄せます(笑)。こうしておけば来月チョイスが難航しても大丈夫。ところがそんな時にはえてして品切れになったりします(笑)。まあ、気楽にサンプルを飲めるのはよろしいのです(笑)。

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アンドレ・ボノームの最高峰『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年

May 14, 2022 by weblogland |
アンドレ・ボノームの最高峰『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年、問い合わせがとても多くありがたく存じます。これは熟成に木樽100%で24ヶ月熟成。小区画の中から選り分けた1930年代の葡萄のみで作った極上品です。明らかに最上。いわゆる小区画シリーズは樽発酵後樽で12ヶ月熟成(新樽比率25%)後、ステンレス・タンクで12ヶ月熟成したものですからね。『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年、はアンドレ・ボノームの頂点らしく最も樽熟成期間が長いものとなっております。(2018年は熟成最後の3ヶ月はステンレス・タンクに移していましたから、2019年はモンラッシェと肩を並べる長期樽熟成です。)
しかし、私は飲んでおりません!

悔しい~。

2018年がファースト・リリースなのですが、かつて飲んでみようとオーダーしたおり完売しておりました(笑)。2018年ヴィンテージというとマスキュー試飲会で『チュリセ』が衝撃のマスキュー・デビューを果たしました。初日の金曜日に完売するという予想以上の売れ行きでした。6000円もする高級ワインが一日で完売したのは初めてでした。皆さんのご記憶にも残った白ワインだと思います。
2018年ヴィンテージはアンドレ・ボノームひいてはブルゴーニュにおいてはオフの作柄です。アンドレ・ボノームも例外ではないのですが、『チュリセ』の出来映えは出色。私もホームページの記載で「ヴィンテージに関係のない素晴らしいワイン。」と書きました(笑)。確かにワインとしてはもう出来上がっており、この点作柄のディス・アドバンテージとは思いますが、果実味の凝縮感は突出しておりました。あの圧倒的な味わいはティスティングに参加された方は異論ないかと思います。グラン・クリュの味わいでした。
そうなると期待出来る2019年ヴィンテージの小区画シリーズは良いに決まっています。ピエール・ブランシェ2019年→ヴィレ・クレッセ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2019年→ヴィレ・クレッセ・オール・クラッセ2019年とグレードが増す毎に味わいがランク・アップしているのはマスキュー試飲会で皆さんご承知かと(笑)。
そしてようやく2年の熟成を遂げた小区画シリーズのリリースという運びでございます。でもですね(笑)、今回の仕入れは『チュリセ』の確保に傾注したため他がおろそかになってしまいました。

その結果『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム2019年』と『レ・カール』が2本のみとなってしまいました。残念!
市販される前でこの状態ですからお察しいただければ幸いに存じます。


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今日ようやく来ました!

May 12, 2022 by weblogland |
今日ようやく来ました!
アンドレ・ボノームの小区画シリーズです(笑)。

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もうすでに嫁入り先が決まってしまったものがありますから、全員揃ったところで記念撮影です(笑)。2019年ヴィンテージ最初で最後の集合写真となりました。トホホ。

ヴィレ・クレッセ『レ・プルトル・ド・カンテーヌ』2019年 750ml 6128円税込み

ヴィレ・クレッセ『ル・コトー・ド・レピネ』2019年 750ml 6524円税込み

ヴィレ・クレッセ『レ・オー・デ・メテー』2019年 750ml 6524円税込み

ヴィレ・クレッセ『レ・カール』2019年
750ml 6524円税込み

ヴィレ・クレッセ『チュリセ』2019年
750ml 6524円税込み

ヴィレ・クレッセ『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年 750ml 9588円税込み→完売となりましたがラベル・デザインは一番地味(笑)。銘柄名はバック・ラベルに小さく書いてあるだけですから、ちょっと見これが最上級銘柄とは誰も思わないはず(笑)。

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ヴィレ・クレッセ『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年

May 11, 2022 by weblogland |
昨日お知らせしたアンドレ・ボノーム
ヴィレ・クレッセ『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年 750ml 9588円税込み
轟沈いたしました(笑)。ご常連のお客様より速攻のご予約いただき完売となりました。
やはり私の言質は読まれておりました(笑)。もっとも分けていただいた数があまりに少ないので、日頃お世話になっているご常連のお客様にご購入いただきホッとしました。インターネットにアップして販売いたしますとお客様の顔が見えずちょっと心配な時があるのがたまに傷。
一応インポーターさんにはキャンセルがあったらすぐに知らせて!と言付けてますが…。扱いのインポーターさんはレストラン関係のお客様が多いので、わりとキャンセルがあるはず?かな?

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う~ん。抜かりました!

May 10, 2022 by weblogland |
昨日ブログで書いたアンドレ・ボノームの小区画シリーズのヴィレ・クレッセ『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年 750ml 9588円税込み
一番高いワインなのですが、マスキューには高級品なので、最初の予約は2本のみと控え目にしました。でもですね(笑)、2本じゃ足りないよね。となってインポーターさんに追加で貰えるか問い合わせましたところ。すでに完売!

ガーン!

まとめて10ケース注文した強者レストランさんがあったとのこと。
う~ん。マスキューでは昨年大好評いただいた『チュリセ』に集中したので、取り逃しました。う~ん。しょうがない!
『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年が最高であろうことは明確なので、最初から1ケース頼んでおけばよかったなぁ。まあ、後悔してもしょうがない。

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アンドレ・ボノームの2019年小区画シリーズの入荷が5月12日に決まりました!

May 09, 2022 by weblogland |
アンドレ・ボノームの2019年小区画シリーズの入荷が5月12日に決まりました!

ヴィレ・クレッセの大物アンドレ・ボノームの2019年の良さは皆さんご存知のはず。今までヴィレ・クレッセ・トラディショナル『レ・ピエール・ブランシェ』
2019年、ヴィレ・クレッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ2019年、ヴィレ・クレッセ オール・クラッセ2019年とキュヴェの格が上がるにつれてその素晴らしさに唸らされました(笑)。今回の小区画シリーズはその2019年の結晶。真打ちかな(笑)。まだトロピカルな黄色い果実は出ていないでしょうが、驚きの凝縮感は期待大。2018年のチュリセを思い出してください。グラン・クリュのシャルドネでした。それを上回ることは請け合います。熟成能力も20年レベルだと思われます。

ヴィレ・クレッセ『レ・プルトル・ド・カンテーヌ』2019年 750ml 6128円税込み

ヴィレ・クレッセ『ル・コトー・ド・ピネレ』2019年 750ml 6524円税込み

ヴィレ・クレッセ『レ・オー・デ・メテー』2019年 750ml 6524円税込み

ヴィレ・クレッセ『レ・カール』2019年
750ml 6524円税込み

ヴィレ・クレッセ『チュリセ』2019年
750ml 6524円税込み

ヴィレ・クレッセ『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』2019年 750ml 9588円税込み

最後の『オマージュ・ア・ジゼル・ボノーム』のみは熟成に木樽100%で24ヶ月熟成。小区画の中から選り分けた1930年代の葡萄のみで作った極上品です。明らかに最上。他は樽発酵後樽で12ヶ月熟成後ステンレス・タンクで12ヶ月熟成した同じ作りのもの。他は正直どれがどうと私には解りません(笑)。どれもグラン・クリュ クラスのシャルドネであることは間違いございません(笑)。
数が限られていますので、お早めに一声おかけください!

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再入荷しました!

May 07, 2022 by weblogland |
再入荷しました!

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〇ビショッフスクロイツ ゲヴュルツトラミネール 2020年 カール・フォフマン プファルツ Q.b,a. トロッケン 白 750ml 1791円税込み スクリュー・キャップ
先週のマスキュー試飲会で大人気の白ワインです。美味しいワインですから人気アイテムになるとは思っていましたが、
ドイツの辛口ワインがトップセラーになるとは!感ひとしおでございます(笑)。
マスキューのお客様のセンスは素晴らしい(笑)!
とはいえ品切れが続くとお叱りを受けるので連休間の5月2日に祈るように発注しました(笑)。そして連休明けの今日6日に無事に到着しました。
あー、よかったぁ。
安堵しました(笑)。

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そこに会話の楽しさがあるんですよね

May 07, 2022 by weblogland |
今日は連休間の土曜日。自宅の在庫切れのお客様がチラホラ(笑)。
「いやー、在庫切れになりそうでね(笑)。
家にいるとデイリーなものが中心になるから、高いワインしかセラーに残ってない。これはこれでマズイ(笑)。」
私・家内「いつもありがとうございます!」
「え~と、ドイツのゲヴュルツトラミネール入りましたか(笑)?試飲会行けなかったので、逃しては後悔(笑)。」
私「お持ちしておりました(笑)!このワインを仕入れる時にKさんの顔が浮かびました(笑)。」
「シャンパン!シャンパンあります?母の日用。普段は飲めませんからね(笑)。」
私「晴れの日にはシャンパンでオール・オッケーですよね(笑)。」
「ヴィラ・ヤンボルのマスカットありますか?友達もこれにはまりまして(笑)。」
私「必需品ですよね(笑)。」
「煮魚に合うワインありますか?」
私「はい。軽めの赤でもちゃんと作ってあると、醤油に合うものがあります。ラダチーニなんかそのくちですね。」

皆さんワイン・ライフもそれぞれ。でも飲むワインは変わりません。そこに会話の楽しさがあるんですよね(笑)。

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今日は金沢八景にハイキング

May 04, 2022 by weblogland |
今日は金沢八景にハイキング(笑)。
横浜駅で快速特急に乗ろうとすると大行列ラッシュ並みの混雑です。怯んだ我々は空いてる次の急行に乗りました。休みの日にわざわざ混んだ電車に乗る気ははさらさらなし(笑)。もちろん帰りは金沢文庫から各駅停車に乗って爆睡(笑)。疲れが取れました(笑)。
さて、明日は何処に行きましょうか(笑)?
毎日好き勝手に時間を使う習慣が無いので(笑)、3日くらいの休みが限界かな(笑)?

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マスキューも連

May 03, 2022 by weblogland |
今日5月3日から5日まではマスキューも連休です。とりあえず今日は大散歩(笑)。
そうそう、休み前の2日に試飲会で人気だったプファルツのゲヴュルツトラミネールが売り切れてしまいました。もちろん6日着で手配しましたからご安心を!
さあ、明日はハイキング(笑)。歩くぞ!

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桝久 試飲会リポート 後半

May 03, 2022 by weblogland |


●ラングドック 2016年 トラディシオン ドメーヌ・ル・ヌーヴォー・モンド フランス ラングドックA.C. 赤 750ml 1885円税込み
「おー!コレ良いなぁ(笑)。美しい(笑)。

「甘さがイイね。ガッツリ甘くて好きだな
(笑)。」
「パワーバランス取れている(笑)。ステーキ食べながら飲みたいね(笑)。」
「すき焼き!絶対に合う(笑)!」
「あー、すき焼きですかぁ。涎が止まりませんね(笑)。」
「焼き鳥も行けそう(笑)。甘辛い醤油タレは合うよ(笑)。」
「私には強すぎる(笑)。無理(笑)。」
「でもさぁ、これだけパワーがあるのは凄いよね(笑)。それだけでも高度(笑)。」
「これってセパージュは何ですか?」
家内「シラー60%、グルナッシュ30%、ムールヴェドル10%です。」
「この凝縮したブラムの香りはグルナッシュですよね?」
私「シラーっぽい香りはあまりしませんね
。シラーはがっちりした構造に作用しているようですね。」
「う~ん。いかにもラングドックですな(笑)。しかも飲み頃(笑)。」
「割りと深みがある。黒トリュフのようなミネラル、海藻の香りが底にある。」
「甘い香草のニュアンスもある。」
私「ここで問題です(笑)。このワインはアルコール分何パーセントでしょう(笑)?」
「高いには高いはず(笑)。14%はあるでしょう!」
「最近の流行りはアルコール分を13%以下に抑えたスタイルだけど、コレは違うな(笑)。がっちりクラシックなスタイル(笑)。14.5%!」
私「なんと15.1%でございます!辛口ワインとしての理論値レベルです(笑)。」
「そんなに高いのですかぁ!でも過熟した感じはないのですよね。」
「ワイン自体のパワーは凄いけれど、無理やり感は無い。ナチュラル・パワーですね(笑)。」
「私このハイ・パワー好き(笑)。決定!(笑)」
私「収穫の際にあらかじめ決めた糖度になったら一気に収穫を開始してますね(笑)。
ブレが無いですよね(笑)。過熟しない最適
ギリギリにターゲットを据えるとアルコール分が15%となるようです。テロワールを最大限引き出してます。」
「過熟になるとどうなるのですか?」
家内「ジャムっぽくなったり、酸が足りずに抜けた味わいになったりします。基本バランスを取るのが難しくなります。」
「この生産者はラングドックの山側の寒暖差がある地域ですか?」
家内「それが海寄りの平地。あまり寒暖差の無いところです。このドメーヌ・ル・ヌーヴォー・モンド生産者としては有名で評価の高い生産者です。」
「コンダミンベルトランやフォンドゥースなんかとはスタイルが違いますよね(笑)
。」
私「はい。コンダミンベルトランやフォンドゥースはペズナスのちょっと標高の高いグラン・クリュと呼ばれる恵まれた地所。ヌーヴォー・モンドとは出来上がるワインのスタイルは明確に違いますよね
(笑)。」
「あー、あの犬ラベルのワインですね(笑)
。うんうん。確かに違う(笑)。」
家内「コレも飲み頃に入った2016年ヴィンテージをわざわざ出してくれました。ありがたいことです。」


●パンノンハルミ トリコッシュ レッド 2020年 パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー  赤 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml 2150円税込みスクリュー・キャップ
「旨いなあ(笑)。癒されるね(笑)。」
「余韻が長くて品が良い。ピノ・ノワール飲んでるみたい(笑)。でもブルゴーニュとはちょっと違う(笑)?」
家内「そーですよね(笑)。ロワール辺りに有りそうな(笑)。」
「これってピノ・ノワール100%ですか?」
私「ピノ・ノワール40%、メルロー40%、カベルネ・フラン20%。ピノ・ノワール100%で作れば良いものを(笑)。このバンノンハルマ大修道院では以前のワイン生産をものです。」
家内「1996年から世界遺産となっていますので、世界各地から信者や観光客が来ますので、『誰もが知っているセパージュでワイン作りをする。』と言うことらしいです(笑)。」
「でも不思議なセパージュですよね。普通メルローとピノ・ノワールを混ぜたりしませんよね(笑)?」
「でもさぁ、美味しいんだよね(笑)。マスキューさん曰くの『折り合いが良い。』
(笑)。」
私「そーなんです。メルローとピノ・ノワールはフランスでは収穫期が2ヶ月くらいは離れますから、混ぜて醸造出来ません
。でもこのワインは一緒に醸造したような折り合いの良さを感じます。不思議なワインです。」
家内「混植・混醸しているような折り合いの良さ。またアルコール分も14%と高く、ハンガリーでは異例なレベルです。

「混植・混醸?」
家内「違う品種を一緒に植えて一緒に醸造することです。そうすると自然と収穫期が同じになるとか(笑)。オーストリアではゲミシュター・サッツと呼ばれ、割りとよく行われるようです。」
「へぇー、母木は違うけど、花粉は混じるからかな(笑)?」
私「ハイ・ブリットの優位性を感じますよね(笑)。」
「マスキューさん!このワイン定番ですよね。私がマスキュー試飲会に初めて来てはまったワインです(笑)。この2020年ヴィンテージは素晴らしいですね(笑)。」
私「ありがとうございます。2020年が驚くほどの出来映えなので、また試飲会に出しました(笑)。」
「う~ん。アルコール分が14%のピノ・ノワールとは思えない!」
「ニューワールドなんかだと高いアルコール分のピノ・ノワールはあるけど、こんなに果実味ははっきりしない。ぼやけるよね(笑)。」
「ハンガリーって内陸だから寒暖差の大きい大陸性気候だからかな?」


●サヴィニ・レ・ボーヌ2017年 ドメーヌ・ルシアン・ジャコブ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 4980円税込み
「う~ん!高貴!」
「上物ですな(笑)。」
「滑らかで繊細。引き込まれる(笑)。余韻の美しいこと(笑)。」
「チェリー!とても女性的(笑)。それも血統の良さを感じる。こんなこと言うと女性差別になるかな。コメンナサイ(笑)。

「威厳がある。女性にそう言うとコレも差別になるのかな(笑)?」
「だったら品格がある女性と言えばオッケーかな(笑)?」
私「ブルゴーニュの上物。一級品ですね。」
「マスキューさん何年か前に試飲会にこのワインを出しましたよね。それと競べると良くなったとブログに書いてましたが、具体的にはどう良くなったのですか
?」
私「2年前はまだ酸が元気過ぎて散漫でした。今、酸に方向性が出てきたように思います。カーテンのように折り重なる。」
「これからどうなるのですか?」
私「先のことは解りませんが(笑)、おそらくこの折り重なる様の大きさが増す。あと香りがリキュールっぽくなり凄みが増すような気がします。飲むと口の中がオーロラ状態になるかと(笑)。希望的観測かな(笑)。」
家内「あと3~5年後にもう一度飲んでみたいですね(笑)。」
私「今、確実に成長過程にあることは確かだと思います。」
「ブルゴーニュのピノ・ノワールって良いですよね(笑)。グラスが空になっても香りがしっかり残っている。正銘なんだよね(笑)。」
家内「グラスに注いだまま翌日になると梅昆布茶みたいになります(笑)。中にあるパワーが凄いです。」
私「小粒の梅、ちょっと塩辛さがあって凝縮感があるんですよね(笑)。ワイン自体のポテンシャルの高さを感じます。」

どうもありがとうございました!
岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

May 01, 2022 by weblogland |


昨日、一昨日とマスキュー試飲会にお越しくださりありがとうございました!
コロナ禍が長く続くなかマスキュー試飲会に参加されるお客様は自然と混む時間を避けるような傾向(笑)。なんとはなしにバラバラとお越しくださるようです。
我々も暇そうで暇ではない。かといって極度に疲れない(笑)。3時間ぶっ通しもなく、間に5分、10分のインターバルがありながらそれが続く感じです。老体の我々には好ましい(笑)。ありがとうございます!

「マスキューさん!今月の試飲会はチョイスが大変なのに6種類も出すんですか?ブログ読みましたよ(笑)。サンプルが全滅?

私「そーなんです(笑)。気になるインポーターさんから月初めに13本、月中に他のインポーターさんから8本。基本悪いワインではないのですが、マスキューの既存のラインナップを押し退けるほどではありませんでした。」
「どうやってチョイスしたのですか?」
私「機会があれば試飲会に使おうと思っていたものが数本(笑)。あとインポーターさんがマスキューの好みを察して持ち回って試飲差せてくれたものが数本ありました(笑)。」
「インポーターさんが試飲サンプルを持ち回ることがあるのですか?」
私「はい。コロナ禍のせいでインポーターさんも試飲会が出来ませんので、細々と数本持参で試飲させてくれたりします。割りと面白いものを持ってきてくれることが多く助かります。」
「なるほど!それって確率高そうですよね
(笑)。セールスマンも気合いが入る(笑)!

私「左様でございます(笑)。」


〇フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2019年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1414円税込み
私「この白ワインはマスキューの大定番でございます。今回ヴィンテージが2017→2019年に変わりとても美味しくなっておりました。そこで再登場となりました。」
家内「基本味わいは変わりませんが、スケール感が増しました(笑)。」
「おっ、花、白い花。それも取って付けたようなものじゃない。中からじんわり湧いてくる(笑)。それがグラスに注ぐと増す
。」
「柔らかで豊か。甘~い白い花(笑)。厚みがとてもある。でも甘い訳ではない。」
「厚みもあるんだけどちょっとフランス・ワインなんかの厚みとは違うんだよね(笑)。粘り?粘りが伴うって言うのかな。

家内「この粘性が東欧ワインの共通項です
。あと割りとスパイシーです。」
「あー!後味、余韻がとても長いのですが
、その余韻にスパイシーさがある(笑)!」
「それにしてもコスト・パフォーマンス高いですよね。とても良いワインですね(笑)。」
「このワイン、カレーに合う(笑)!」
私「時間が経ちますと植物のニュアンスが出てきます。この前の2017年メイクと比べると植物のニュアンスが出るまで時間が少し係るようです。」
家内「このワインを飲みながらアスパラやタケノコの天ぷら食べたい(笑)!」
私「この前ガリを齧りながらこのワインを飲んだらとても合いましたよ(笑)。」
「あー、なるほどね。植物 青臭いようなニュアンスに合うんですね(笑)。中華料理 色々な野菜を炒めるようなものには何でも合いそうですね(笑)。」
家内「胡麻油、サラダ油、あと豚肉の油には鉄板の相性です(笑)。」
「我々日本人にはとても使いやすいワインですね。食事のための白ワイン!」

「先日ニュースを見ていたら今回の戦争がモルドバに拡大しそうですね。」
「モルドバ、ヤバそうですよね。」
私「ラダチーニやアスコニ・ワイナリーはウクライナの避難民の受け入れをしているようです。」
「ワイナリーって広いから格好ですよね。

「そんな避難民を抱えたところに戦禍が及んだら大変なことになる!」
「今モルドバのワイナリーは避難所になっていますからワイン作りどころではないようです。作業出来ないようです。」
「この上ロシアが戦車が畑を蹂躙し、地雷を敷設したりしたら、ワイン産業はまた振り出し 振り出し以前になる。」
私「復興に30年くらいかかります。今あるモルドバのワイナリーはEUからの補助金や資本によって作られており、返済はワインの現物で行われいます。」
「もともとモルドバって農業国で貧しい国。ウクライナのように工業化されていない。ロシア系の住民がいるのが口実で侵攻するなんておかしいよね。ロシア系って言ってもモルドバに住んでるんだから。」
「ロシアって国境の意識が希薄だよね。ロシア語話して国教徒がいればそこはロシアだからねぇ。」



〇ビショッフスクロイツ ゲヴュルツトラミネール 2020年 カール・フォフマン プファルツ Q.b,a. トロッケン 白 750ml 1791円税込み スクリュー・キャップ
私「このワイン、開けたては少しガスっぽい。ガスが若干残ってますが、徐々に消えていきます。SO2の量が少ないのかな(笑)?」
「あぁ、なるほどね。ハチハチしてますね
。でも香りが物凄いから気にならない(笑)。甘~い、香り!」
「厚みもしっかりある。ワインの濃度と香りの分量のバランスが良いですね(笑)。しかも辛口なんだよね(笑)。」
「液体も香りも濃厚(笑)。薔薇の花。薔薇園に行ったみたい(笑)。」
私「川崎の生田緑地にある薔薇園を思い出しました(笑)。あのときは一生分の薔薇の香りを吸い込みました(笑)。」
「ゲヴュルツトラミネール!コレですよねコレ(笑)!」
「店長!アルザスのゲヴュルツトラミネールとは違って重くない(笑)!」
私「残糖分は1リットル中5.9gですからアルザスのものより少ないですね。」
家内「ドイツのプファルツってフランスのアルザスの地続き。より北側です。ワインもアルザスより冷涼な感じがします。」
「そうそう。国が違っても畑が両国の国境をまたいでいるんだよね(笑)。やはり大陸だよね。」
「固定資産税はどっちに払うのかな(笑)?

「このワインは後味にスパイシーさがある
。あと薔薇の花だけではなく茎や葉っぱのグリーンなニュアンスも感じます。」
「コレ、カレーに合うかも(笑)。」
「うんうん。スパイスをたっぷり使った野菜カレーなんか良さそう(笑)。」
「最初に飲んだモルドバの白ワインと同じような食べ合わせのワインですよね(笑)。」
私「おー!さすが!僭越ながら、私もそう思っておりました。」
「と言うことはこのワインもガリをガリガリしながら飲むと美味しい(笑)?」
私「左様で!ガリをガリガリでございます
(笑)。」
「なんか解る(笑)!ガリって甘さもあるから絶対にこのワインに合うよね(笑)。」
家内「青い植物を意識しますね(笑)。」
「アルザスのゲヴュルツトラミネールって高いですよね。最低でも3,000円以上しますよね。ガリをガリガリするには高過ぎる(笑)。」
「ネギとか生姜に合うよね(笑)。」
「う~ん。デイリーなゲヴュルツトラミネールって無いですよね(笑)。ここにあったか(笑)。」
「少なくともアルザスには無い(笑)。」
家内「これもアスパラとタケノコの天ぷらに合わせたい(笑)!」
「後の赤ワインを飲んでからこのワインに戻っても何ら違和感がない。実にしっかりしてますな。かといってくどくないのが秀逸(笑)。」
「マスキューさん!コレもQbaですね。Qbaのドイツワインってカッツやリープフラウミルヒの甘口しかないと思ってましたが(笑)、こうした辛口のしっかりした白ワインがあるのですね。イノヴェーションしてるな(笑)。」
「甘口にはもうこれ以上イノヴェーション出来ないよね(笑)。」
私「ドイツは著名産地が限られてますから
、ちょっと落ちるプファルツやナーエなどで赤ワインや辛口の白ワイン生産に意欲的な生産者が出てきています。」
「モーゼルなんて畑の値段が高そうだし、
所有しているのは長年続く名門ばかりだから離さないよね。」


●シャトー ラランド・モース 2012年 ボルドー フロンサック 赤 750ml 1791円税込み
「おっ、ボルドーですね。マスキューさん最近たまに試飲会でボルドー扱いますよね(笑)。」
私「たまにマスキューでも扱える掘り出し物があります(笑)。まっ、まっ、お試しくださいませ(笑)。」
「店長!コレ旨い!ブーケが堪らないですよ(笑)!」
「ボルドーってこんなに香りが綺麗なんですか(笑)?」
私「セパージュはメルローとカベルネ・ソーヴィニヨン。プラムとラズベリーの香りが漂いますね(笑)。とても状態が良いと思います。」
「え~と。2012年ヴィンテージですか。収穫から10年目かぁ。こうなるのに10年くらいはかかるってことですよね?」
家内「はい。熟成しなくてはこうはなりません。かといって古くさくないのが素晴らしい。」
私「開けたては若干の熟成香がしますが、徐々に消えていきます。そして果実感が全開かな(笑)。全開と言っても品が良いのが特徴ですね(笑)。」
「そう。品が良い!この一語だよね(笑)。余分な香りがない。とても洗練された香りなんだよね(笑)。」
「本格派だよね。熟成してるからタンニンがこなれて渋み感が香りと溶け込んで美しい。」
「樽のニュアンスも全くでしゃばらない(笑)。」
家内「もともと樽に頼らない作り方をしています。コンクリート・タンクと樽半々で1年ほどの熟成を経てから瓶詰めしています。樽もおそらく新樽ではないと思います。」
「樽熟成していないような…、口に当たるタンニンが無いですよね(笑)。」
「基本大人しいスタイルなんだけど、中からジワジワ良さが出てくる(笑)。」
「香りも軽やか。フワフワ漂う(笑)。」
私「折り合いが良くて、香りの重心が高いですよね(笑)。」
「コレがマスキューさん曰くの『折り合いが良い。』『重心が高い。』ってことなんですね(笑)。」
私「言葉で言うだけでは伝わりませんよね
(笑)。こうして一緒にティスティングすると確認出来ますよね。ありがとうございます!」
「マスキュー試飲会はコレが楽しいんだよね(笑)。」
私・家内「ありがとうございます(笑)!」
「マスキューさん、フロンサックってどの辺りですか?右岸ですよね。」
家内「右岸の端っこですか。ポムロールと川を挟んだ隣です。土壌もポムロールに似ており、ポスト・ポムロールとして一時期持て囃されました。」
「ポムロールと言えばペトリュスですね(笑)。」
私「はい(笑)。ペトリュスみたいな濃厚なスタイルを狙った訳です(笑)。土壌も似たような粘土質ですし。でもですね(笑)、
そうは成らなかったようです(笑)。こうしたエレガントなスタイルの方がフロンサックには合う気がします(笑)。ペトリュスみたいな練っとりしたメルローにはならないようです(笑)。」
家内「若い内は練っとり感はありますが、持続しないようです。」
「なるほど(笑)。濃ければ良いという訳でも無いですしね(笑)。」
「私建築の仕事をしています。引き渡しの時に『花嫁を送り出す』気持ちなのですが、それは引き渡し後には劣化することを意味しています(大きな声では言えませんが(笑)。)。このワインは10年経って花嫁になっている。ワインって凄い(笑)!」

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