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今日は静かな成人の日ですね。

Jan 09, 2012 by weblogland |
晴れ着を着た新成人を一人しか確認出来ませんでした(笑)。まあ、マスキューも暇で店の中から見た限りですが。あのぎこちない晴れ着姿はなかなか良いものですよね。普段洋服を着慣れた方が、ああやって振り袖を着ている姿は恥じらいがあって可愛く感じます。親御さんの気持ちも伝わってくるというものです。ついつい親の気持ちになってしまいます(笑)。

暮れから年明けになると、ワインの20年ヴィンテージが気になります。今年は2012年ですから1992年ですね。悪い年ではありませんから、まだシャトーやネゴシアンは持っていそうです。良い状態の20年ものはありそうです。ビック・シャトーに期待しなくともお手軽な価格のワインがありそうです。別にフランスにこだわらなければ、もっと選択肢は広がります。
子供の成人の祝いに生まれ歳のワインを飲むなんてカッコイイですよね。
これは一丁捜さねば!

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昨日今日とラグビー三昧です(笑)。

Jan 08, 2012 by weblogland |
昨日の全国高校大会、東福岡強かったですね。強いだくではなく面白かったところがスゴイ。緻密なだけでなくアイデアがありました。見ていて楽しいラグビーが東福岡にありました。あと東福岡のフルバック藤田君は日本代表選手ですから、出場は反則です(笑)。素晴らしい選手でした。まさに世界レベル。チームプレーも出来ますから、鬼に金棒。東海大仰星は持ち味を出せずに敗北。残念でした。

今日の大学選手権は息を飲む試合でしたね。終わり方も劇的でした。
帝京大学と天理大学のレベルの高さはたいしたものです。社会人相手でも通用しますね(笑)。あの衰えない闘争心と運動量は先々楽しみです。
日本ラグビーは確実に進歩しています。日本選手権が終わるまで目が離せません。
あー。楽しかった(笑)。

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願ったり叶ったりのアペラシオン

Jan 07, 2012 by weblogland |
あー、シャトー・ド・ブリッサ 1999年なくなっちゃいました。 フランス ボルドー コート・ド・ブール の旨すっぱいワインです(笑)。
ブールのワインってマイナーですが、好きなんですよね。鮮烈で密度感があってタイト。しかも、驚くほどの生命力があります。やわなグラン・ヴァンなんか目じゃありません。でもあまり人気もありませんから、安い(笑)。私にとっては、願ったり叶ったりのアペラシオンなのです。
シャトー・ド・ブリッサ飲まれた方どう思われましたか?
私は強い思い込みでワインを評価・チョイスしますから、ブレーキが効きません(笑)。ましてや、それを売り物にしている訳ですから、冷静さを欠いていると冷静に考えるべきです(真面目に)。岡本利秋ワールドなのです。
うーん。
でも治りませんね。
ただ、弱い立場やマイナーなものを無用に批判したりしないように気をつけなくてはいけませんね。メジャーなワインは私ごときがなんと言っても揺らぎませんから、バンバン言わなくては(笑)。まあ、向こうからすれば『別に売ってくれと頼んでないよ。』というところでしょう(笑)。かといってメジャーであることに価値があることも真実ですから、難しい。
価値観も多様であることを忘れてはイケませんね。
ワインは飲まれる限り、どんなワインでも意味があると認識しなくてはなりません。
冷静さが私にはかなり必要かも?
私にとってライバルの家内の冷笑が聞こえてきます(笑)。
今年も部が悪そうです。

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リアス・バイサスを飲みました

Jan 05, 2012 by weblogland |
昨日は久しぶりにリアス・バイサスを飲みました。スペイン ガリシア地方最良の白ワインです。生産者は老舗のパッソ・デ・バランテス。家内ともども好きなんです(笑)。昔はほとんど日本には入っておらず、また生産者の数も少なかったので、幻の生産地域でした。
これが実に滋味深く旨いのです。日本人の嗜好にピッタリの白ワインなのです。

飲んだのは2001年ヴィンテージのワインです。物の本では早飲みのワインとなっていましたが、どのくらい持つか試すためとって置きました。若い時のキメ細かな酸はシットリとし、素晴らしい膨らみと伸びやかさ!
私「うんまい!」
家内「やっぱり持つね(笑)。今が完全にピークだね。」
私「良いアルバリーニョはポテンシャル高いね。あと熟成しても日本人好みの味わいだよね(笑)。」
家内「ボトルごとに偏差があるかもしれないから、もう1本飲んでみようよ。」
私「そーだよね。コルクも限界に近づいているみたいだしね。」
そんなこんなで我が家の宵はふけます(笑)。

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書店、ワインショップ

Jan 05, 2012 by akiko |
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。マスキューは昨日から通常営業です。

品揃えのいい 大型書店に行きたいと ず~っと考えていて、
この休み中に 初めて 池袋のジュンク堂書店へ行ってみました。
噂どおりの凄い品揃え。専門書や洋書。憧れの美術書。大好きな地図も豊富で びっくり。
ワイン関係も充実で、バックナンバーもかなりあります。圧倒されちゃいました。

書棚を眺めながら 気がついたのですが、ワインを選ぶことと 本を選ぶことって 似ていますね。
タイトルをみる=産地・銘柄名をみる  作者を確認する=生産者を確認する
発行年度=ヴィンテージ・・・。
自分好みの本を探すとき チェックするポイントが ワインを探すときのものと 一緒なんです。
・・・と 考えていくと、ワインを売る場合も 書店と共通項がありそうです。
品揃えや並べ方 説明のしかた、POPのつけ方・・・。う~ん、センスが重要ですね。
いい書店には 専門知識の豊富な店員さんが 必ずいる と 聞いたことがありますが、
私もいつかは カリスマ店員と よばれたい・・・。

2012も 多くのいいワイン・美味しいワインを ご紹介できるようがんばるぞっ。
皆様 今年も マスキューをよろしく お願いいたします。

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今日からマスキューは仕事です。

Jan 04, 2012 by weblogland |
今日からマスキューは仕事です。皆さんはいつから仕事ですか?
この三が日は家でじっとしていました(笑)。たまには良いものですね。でもじっとしているのも二日が限度でした。休み慣れしていないからですかね?それともまだまだ元気がある証拠ですかね?

まだインポーターさんは仕事が始まっていませんから、ワインの入荷はなく棚ががらっと減ったような感じです。在庫は多過ぎてもいけませんが、少なくなると不安になります。商売人の性分ですね(笑)。実際全部のワインが無くなっている訳ではなく、歯が何本か欠けたようなだけですが気になります。特に売り先が決まっているワインが無くなっていたりしたら、もうダメ(笑)。そのワインが頭から離れません。
うーん。
無いものは無い!
と胸を張って言えない私は小物ですね。
これはいつまで経っても治りそうにありません(笑)。

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東洋大学凄かったですね。

Jan 03, 2012 by weblogland |
東洋大学凄かったですね。ぶっちぎりの新記録。一人として穴のないランナー編成は完璧でした。設楽君は兄弟で大活躍ですから反則です(笑)。宋兄弟の再来ですね。

我が母校國學院大学はかろうじてシード権確保!快挙です(笑)。目立ったスター選手はいませんが、小刻みに上手く繋がりました。
やったぁ!
去年は興奮して大手町まで駆け付けましたが、今年は冷静に自宅でテレビ観戦しました。ちょっと余裕が出ました(笑)。間違って5位以内なんかになったら、また大手町に行っちゃうんでしょうね(笑)。
國學院の大学の規模は高校並ですから、他の総合大学と肩を並べて競り合うことだけでも素晴らしいことです。後輩に勇気づけられました。
ありがとうございました!
さあ、今年も頑張るぞ!

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今日は駅伝です。

Jan 02, 2012 by toshiaki |
マスキューは花の2区沿いにありますから、2階の窓から応援です。
母校國學院大学は12位くらいですか。まあまあの滑りだしです。目の前を走っているのを見るとついつい『國學院!』と叫んでしまいます(笑)。弱小校ですし、上位にいる訳でもありませんが、応援に気合いが入ってしまいます。

ところで、2区東洋大学の設楽君カッコイイですね。
実際走っている姿はトップランナーには見えませんが、早い早い。しかもテレビでアップで見ると姿はアイドル並です(笑)。あのままジャニーズに入れそう(笑)。陸上ランナーとしたら、今まで見た中で一番の美形ですね。
実際彼は本当のトップランナーですから、造られたアイドルではありません。リアルアイドルですね。
天は二物を与えたようです。あまりにかっこよくて嫉妬心すら起きません(笑)。
いるんですね。こんな人。楽しみな逸材です。

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明けましておめでとうございます。

Jan 01, 2012 by weblogland |
昨年は震災があり、『おめでとう』と言うのは憚られかも知れませんが、時間は嫌でも過ぎますし、区切りをつける意味でも必要かと。

震災のあと2月の試飲会で飲んだ『ドンナルーチェ』の残りを飲んだ折、その驚くほどの生命力に思わず涙がこぼれました。自然の恐ろしさと素晴らしさが重なり、ポロポロと涙が落ちてしまいました。
自分の無力さと生きる喜び素晴らしさをワインを飲んで実感しました。
生きている限り時間は過ぎて行きます。限られた人生をまっとうするために、頑張るだけでなくたまには立ち止まり、何も考えないことも必要です。
そんな時にマスキューのチョイスがお役に立てれば、冥利につきます。それを目標に今年も家内共々、「あーだこーだ」言いながらいつものペースで続けさせていただきます。

本年もよろしくお願い申しあげます。

桝久 商店 岡本利秋・昭子

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今年もいよいよおしまいです。

Jan 01, 2012 by weblogland |
さすがにマスキューも在庫がめちゃくちゃになってきました。年明け早々に手配をかけなくてはならないワインが山積みです。まあ、これも暮れだけのことですから仕方ありません。欠品お許しを!

ところで、皆さんもう年越しモードですか?ワイン飲み始めましたか?
大晦日、私は恒例の総持寺さんの売店の手伝いがあります。明け方の4時頃までかかりますが、これが終わってホントの終わりです。したがって、元日は寝たきりです(笑)。
でも、起きてから何を飲むかだけは考えてます(笑)。
何がイイですかね?
起きてすぐに泡なんかカッコイイですね。セレブになったみたいですね(笑)。退廃的でイイ!
などと馬鹿な妄想しています。
いい加減にしないと怒られそうですね。でも考えるだけでしたら迷惑はかけませんから、お許しを(笑)。こうしてメールを打つだけでも楽しくてニヤニヤしています(笑)。

マスキューは来年も妄想と愛着のワインショップとして、ワインを飲み続けます。ところで、今年我が家は一年で何本完飲したかざっと計算しました。365日×1.5本=… 多すぎてあまり威張れませんね(笑)。健康に感謝です。

来年も健康な限り飲み続けます!
本年はどうもありがとうございました。
皆様方のご健康・ご健勝をお祈り申し上げます。

桝久 商店 岡本利秋・昭子

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今日は寒いですね。

Dec 30, 2011 by weblogland |
実は今晩忘年会があります(笑)。こんなに年も押し迫っているんですが。まあ、高校時代からの同級生の集まりですから、なんの気兼ねのない集まりです。時間や人数などアバウト。ご都合に応じて三々五々お集まりくださいというものです。
なんの縛りもありません(笑)。
ですから、年末の忙しい私などスルーしても大丈夫なのですが、ついつい足が向いてしまいます(笑)。さすがに一緒になってお酒は飲めませんが(まだ配達やら仕事がありますので)、みんなの顔を見てちょっと話をして失礼します。
この歳になるとなかなか友達は増えませんから、いる友達を大事にしなければ(笑)。
「どうも、どうも、元気だった?」
「相変わらず忙しそうだね。お金貯まった(笑)?」
「貯まってないから、働いているんだよ(笑)。」
「じゃあ、まだ仕事があるから行くけど、『良いお歳を!』」
こんな感じですが、みんなの顔を見てリセットできるような気がします。
持つべきものは友達だと、年を重ねるにつれ実感します。減ったら話もできません(笑)。

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今年の暮れは静かですね。

Dec 29, 2011 by weblogland |
マスキューは15号線のロードサイドにありますが、陽が落ちると走っている車が減ります(笑)。渋滞もなくスイスイ流れています。いままでこんなこと無かったような気がします。遠距離トラックもあまり見受けられないような…。
御用納めの29日頃はまだまだ納まらない(笑)のが普通のパターンですよね。
うーん。
景気の悪さなんですかね?
あと特別にお正月だからと言って、買い物が出来ないなどの不便さがありませんから、普通に過ごすことも可能ですよね。有り難みや季節感も薄れていくのですかね?

ところでマスキューですが、さすがにインポーターさんが休みに入り、追加がきかなくなっています。ちらほら欠品が出始めました。いつもなら欠品せずに補充できますが、もう無理(笑)。きょうはまさかのペリグリーノのピニャ・ネロ ロッソが完売してしまいました。定番アイテムですし、ここのところ評判が良いので、厚めに在庫していましたが、一気に無くなってしまいました。やはりコストパフォーマンスの高いワインに集中しますね。年明けにはまた再入荷しますから、お許しを!
さあ、今年もあとちょっとです。

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眠くなったら帰りましょう

Dec 28, 2011 by weblogland |
さっきまで関内・福富町界隈を配達してました。
いやー。
凄い人出ですね。今年一番でしょうね。もちろんあの界隈ですから、おじさん達のグループが中心です(笑)。
今日は仕事納めの会社が多いのですね。明日の心配がありませんから、思い切って飲めますね(笑)。

私はサラリーマン経験がなく、世間ずれしているところがありますが、もうサラリーマンになれませんので大変さが解らないところがあります(スミマセン)。
いつぞや同級生達と飲んだおり。
「岡本!お前飲んでないじゃん。学生時代あんなに飲んだのに?このあと変なところでも行くのか(笑)?」
私「バカを言うな(笑)。俺達自営業者は記憶が無くなるまで飲んでられないんだよ(笑)。」
「うるせー!サラリーマンは記憶が無くなるまで飲まなきゃ、やってられないんだ!(大爆笑)」
気のおけない仲間の一言に、妙に納得しました。

今日明日飲まれる貴兄、ご自愛を!
眠くなったら帰りましょう(笑)。

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どんなワインがオールマイティ?

Dec 28, 2011 by weblogland |
もう~ 幾つ寝ると お正月~
お正月には 何飲みましょうか(笑)?

という訳で家内と話ました。

私「お正月って、ワインを飲み慣れてないご高齢の方やアルコールに弱い方もワインを飲む機会だと思うんだけど、どんなワインがオールマイティだと思う?」

家内「確かにそうね。ワインを飲み馴れた方とあまり普段飲まない方の両方を満足させなきゃいけないんだ。」

私「旨いからって、いきなりブルゴーニュのピュリニー・モンラッシェの極上ワインを、初心者に飲ませても飲まされた方が迷惑だもんね(笑)。」

家内「うーん。まず白ワインだったら、アルバーニャ・ディ・ロマーニャピックプール・ド・ピネなんかどうかな?」
私「王道だね(笑)。どっちも完成度高いし、食事の邪魔はしないよね。でも『ドンナルーチェ』なんかどうかな?」

家内「マニアック過ぎない(笑)。」

私「確かにイレギュラーなんだけど、誰もが美味しいって感じるんじゃないかな?ある意味完璧なワインだし。」

皆さんどう思いますか?

私「じゃあ、赤ワインだったら何が良いかな?」

家内「誰もが飲んで美味しく感じる赤ワインか。難しいね。うーん。ジャン・バルモンの『カベルネ・ソーヴィニヨン』か『メルロ』なんかイイんじゃない?」

私「判り易さと満足感が両立してるね(笑)。」

家内「確かにエヴァンスタッド・リザーブなんか誰もが美味しいって言うと思うけど、ここは庶民的に(笑)。」

私「だったら『ヴィプラ・ロッソ』も良いね。溶け込みが良くて、アルコール感も無いし(笑)。」

結論!

安いワインでも、皆で楽しめるワインはあります!

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ボルドー コンビ 好評

Dec 27, 2011 by weblogland |
ボルドー コンビ 好評です(笑)。
何が?って。
先日のマスキュー試飲会でお披露目しましたオールド・ヴィンテージの格安ワインです。
シャトー・ド・ブリッサ 1999年 フランス ボルドー コート・ド・ブール
シャトー・ル・モワンヌ 2005年 フランス ボルドー メドックA.C.ブルジョワ級 の2種類です。



私のような中高年のボルドー・ファンはシャトー・ド・ブリッサ、若いボルドー・ファンはシャトー・ル・モワンヌを好む傾向があります(笑)。

私は基本的にコート・ド・ブールのワインが好きです。あのタイトな酸がたまりません。ちょっと酸っぱい系かもしれませんが、酸の伸びやかさと揺るぎなさは、ボルドーの隠れた良品と思っています。熟成能力もこの価格帯では考えられないレベルなのです。

ただ人気の上ではシャトー・ル・モワンヌの方が上回ってます(笑)。やはりメドックA.C.の力は強い?
などとやっかみを私が言ってどうする!
このワインは2005年という作柄の良さによるところはもちろんですが、カベルネ・ソーヴィニヨンがとてもしっかり作用しているところが凄いのです。香りと言うより、構造の良さに作用しています。ボディーもしっかりしていますから、大物感があります(笑)。

うーん。

あなたはどちら派?

まさか12月に入ってからボルドーの掘り出し物に当たるとは!
最期に良いことがありました(笑)。
クリスマス・プレゼントだと思って感謝しています。
メリークリスマス!あっ、もう終わりましたか。失礼いたしました!

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香り自体の突き抜け方はローヌ・ヴィラージュでもトップクラス

Dec 25, 2011 by weblogland |
先日『ガランス』2009年 を飲みました。ドメーヌ・ルージュ・ガランスがローヌ川西岸でつくる コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュです。
新進のドメーヌでまだ無名ですが、かなりのワインです。
マスキューに来てようやく2ヶ月くらい経ちましたが、だいぶ落ち着きが出てきました。前々回の試飲会ではまだまだ力強さが全面に出ており、ポテンシャルの高さだけが目立ってました(笑)。
うーん。
やはり広がりが凄いですね。
香り自体の突き抜け方はローヌ・ヴィラージュでもトップクラス。あとローヌ川の東側とは明らかな違いがあります。カリニャンが影響している気がします。それは有りがちなチープなものではなく、ワインをタイトにして緊張感を持たせたかのようです。もともとタップリしたボリュームがありますが、散漫にならず揺るがない方向性があります。やはりただ者ではありませんね(笑)。要観察のワインです。
見届ける必要があります。

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ボルドーって むずかしい

Dec 25, 2011 by akiko |
今日も寒いけど、試飲会当日も相当寒い日でした。にもかかわらず、ご参加くださいまして、
ありがとうございました。
12月ということで、タイプの異なるシャンパーニュを2本 用意しましたが、いかがでしたでしょうか?
私は実はブラン・ド・ブラン派なのですが、やられちゃいました。
ランスロ・ピエンヌは食事にあわせたい ふくらみと優しさの逸品。
Pジモネのパラドックスは 瞑想できそうな複雑さ・奥行きの逸品。どちらも圧巻でした。

さて。ボルドーの赤。むずかしかったですね~。気温が低いこともあり、なかなかひらかない。
本領発揮は7時過ぎになっちゃいました。早い時間にいらした方、申し訳ありませんでした。
つらつら かんがえていたのですが、最近のボルドー、特にそれほど高くない価格帯のものは
とても 飲みやすく作られているものが多いのでは?
栓を抜いた直後から、香りが立ち上がるし、味わいもふっくらと優しく、ほぐれやすい。
濃くてインパクトも十分な果実味は 非常に親しみやすい。
こういったワインを 楽しく気難しい顔で飲まなくてもすむ カジュアルタイプとするなら、
今回 試飲したボルドーは 正反対のタイプ。飲む側も ちゃんと準備をしたうえで 取り組みたい赤です。
どちらもアリの ボルドーワイン、奥深いですね~。面白いですね~。
またまた ワインを 好きになっちゃいました。

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2011年最後の試飲会レポート

Dec 24, 2011 by weblogland |
昨日は寒い中試飲会にお越しくださいましてありがとうございました。

まずはトップバッターはスペインの名門エグレーン家の『メルセデス・エグレーン』カベルネ・ソーヴィニヨン2009年からです。
「かわいい!飲みやすい!」
「これって本当にカベルネですか?タンニンが優しいですよね。」
家内「女性醸造家が造っています。よく女性醸造家が造るワインは優しいって言われます(笑)。」
「なるほど、フェリーヌ・ジョルダンも優しいですよね。」
「女性の方が作業に手を抜かないから、向いているかも(笑)。」
「そういえば、日本酒の蔵元でも女性醸造家が活躍してますよね。」
私「あとカシスの味わいがとても明瞭なのが珍しいです。」
「ガンガン飲めちゃう(笑)。」

続いてボルドーのオールド・ヴィンテージの飲み比べです。
シャトー・ル・モワンヌ 2005年 フランス ボルドー メドックA.C.ブルジョワ級とシャトー・ド・ブリッサ 1999年 フランス ボルドー コート・ド・ブールです。
「マスキューさん、格安なの見つけましたね(笑)。」
私「まあまあ、飲んでみてください。」
「このメドックの2005年しっかりしてますね。」
「らしいねぇ。すぐにも飲めちゃうけど、でもまだまだ閉じてるんじゃない?」
「これきっと温度の性だよ。グラスを手で温めると香りが出て来るよ。」
「うんうん。膨らみもますね。」
「コート・ド・ブールの1999年もまだまだだね。でも温めると良くなってくる。」
私「さすが!倉庫から出したばかりですから、やはり液温を上げた方が良いですね。」
抜栓後1時間以上してようやくワインが落ち着いてきました。
「ブールのワインは凄い酸の量だね!力があってしかも美しい。クラシックでイイね(笑)。」
私「どっちも今風じゃないんで、今回選びました。個人的にはブールのワイン好きなんですよ。」
「そーいえば昔ブールのワイン売ってましたよね(笑)。」
私「覚えてられましたか?(笑)」
「やはり良いブールのワインは時間がかかりますな。」
「ブールのワインは時間の経過とともにどんどん酸が柔らかくなってくるね。酸っぱさがストロベリーの香りになってきましたね。」
「マスキューさん、なんでメドックのワインはブルジョア級なのにこんなに安いの?」
私「2005年頃はブルジョア級を勝手に名乗れるようだったようです(笑)。」
「勝手にブルジョア級?(大爆笑)。」
「でも真面目に造ってるよね。」
「メドックの方はカベルネが凄くしっかりしてるから香りがまだ追いついてこないよね(笑)。」
家内「確かに。もともと膨らみがあるから見落としますね。」
「両方とも軟弱なワインじゃないね。こんなワインがあるからボルドーは凄いね。」
「ブールのワインはセパージュはなにですか?」
私「カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ、マルベックが偏らない配合です。」
「なんでですか?」
私「それぞれの収穫時期がずれますから、秋の天候不良のリスクを避けるためです。」
「ということは作柄によって配分が変わるということなんですか?」
私「収穫時期が同じだと畑が全滅する危険があります。逆に収穫時期がずれていれば、カベルネはダメでもメルロが良かったりする訳です。」
「だからボルドーワインは作柄によって良し悪しがある以上にバラエティーがあるから楽しいですよね。」
私「ブルゴーニュのように単一品種だとどうしても良し悪しになってしまいますよね。」
「ところでなんでメドックの2005年とブールの1999年は同じ値段なんですか(笑)?」
私「疑問に思っていませんでした(笑)。一般にはメドックの方が売りやすいのは事実ですが…。あとでこっそり、どちらか30円くらい値段上げておこうかな(大爆笑)。」
新旧ボルドーファンの意見が分かれる飲み比べでした。

さて、趣向がかわってイタリア、マルケの至宝ガリアルディが造る渾身のメルロです。
「あの『マッカニャーノ』の生産者ですね(笑)。」
私「前の試飲会で出した『チェリージ』もガリアルディのワインでした。」
家内「この『メルロ』は畑の中の粘土質土壌で特別につくったそうです。似た土壌のボルゲリを意識したらしいです。」
「おー!圧倒的ですね。」
「ネットリしてる(笑)。綿菓子の香り。」
私「メルロらしくないんですが…(笑)。」
「でも、ボルゲリみたいな緩さがないのに好感が持てるよね。」
「そうそう。あの邪魔な樽香がないのがイイ(笑)。」
「とっても濃密ですがスパイスなんかの味がして面白い!」
時間の経過とともに複雑なニュアンスが現れてきました。
「最初から全開ですが(笑)、とても緻密ですね。愚直に丁寧に造ってますよね。」

さて最後はシャンパーニュです。
まずはランスロ・ピエンヌです。
私「ランスロ・ピエンヌはクラマン村のリコルタン・マニュピュラントですが、このシャンパンはピノ・ムニエで造られています。」
「ピノ・ムニエですか?ピノ・ノアールではなくて?」
私「はい。通常はシャルドネとピノ・ノアールが中心で、補助的に使われるのがピノ・ムニエです。ですから、ピノ・ムニエ主体のシャンパンは珍しいんです。」
「おっ!クリームみたい!」
「でも甘くない(笑)。なんで?」
「良いピノ・ムニエは濃厚になるとクリームみたいになります。クリーム系の食材にはピッタリ合います。」
「なるほどね。でもこれだったらデザートにも合わせられますね。」
「フォアグラにも大丈夫かしら?」
家内「幅広く合わせられます(笑)。」
家内「時間が経ってきて、柑橘類の香りが混じってきましたね。ひょっとしたらシャルドネも入っているかもしれませんね。」

さて大トリはピエール・ジモネの新境地『パラドックス』です。
私「マスキュー定番のピエール・ジモネですが、シャルドネ100%のブラン・ドゥ・ブランが有名です。この『パラドックス』は初めてピノ・ノアールが60%入った2004年のヴィンテージ・シャンパンです。はっきり言って、大物です(笑)。」
「うわっ!圧倒的!」
「すべてが巨大ですな。でも香りが複雑。」
皆さん香りに圧倒されます。
「でも、香りの一つ一つがはっきりしている。柑橘類やらアプリコットやら。万華鏡(笑)。」
私「あと薬草のニュアンスもありますね。」
家内「後味にシャルトリューズのような余韻が…。」
「余韻の綺麗なこと…。」
「グレート・ワインですな。」
心揺さぶられましたか?

今年は震災の3月を除いて試飲会が執り行えました。どうもありがとうございました。ワインを皆さんと飲める幸せを実感いたしました。

また、年内マスキューは31日まで休み無しで営業いたしておりますので、お立ち寄りお待ちしております。
ありがとうございました。

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本日は寒い中、ありがとうございました

Dec 23, 2011 by weblogland |
本日は寒い中、試飲会にお越しくださり、誠にありがとうございました。

詳細は後日お知らせいたしますが、まずは御礼まで。
ありがとうございました。

桝久 商店 岡本利秋・昭子

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明日は今年の最後の試飲会です。

Dec 22, 2011 by weblogland |
あっという間の12回でした。毎回6本として72本ですか。
インポーター主催の試飲会ですと、一度に100~200本出ますが、じっくりは試飲できません。
マスキューの店内試飲会だと、我々も2時から8時半までずっと試飲しているようなものですから、ワインの変化をしっかり見ることができます。この点、とても勉強になります。家で毎晩飲むのとは訳が違います(笑)。
試飲会の間は完全にワインの観察を続けますから、そのワインのディテイルを知ることが出来ます。とは言え、良いワインほど簡単に全貌は見せません。試飲会の翌日に残ったワインを飲んでようやく解ることもしばしばです。
あとなんと言っても、皆さんの率直なご意見・ご感想が聞けることが、一番勉強になります。味覚は個人個人で違いますし、感じ方や表現の仕方も違います。口の中に入れた食べ物を言葉にしてアウトプットする作業ですから、同じ意見になるはずがありません。しかも我々にとっては商品としての属性が強いですから、何故人気があったか?何故売れなかったか?我々のチョイスの試金石なのです。
とても勉強になります。

一年間どうもありがとうございました。
明日が楽しみです(笑)。

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ソース焼きそばにはペリグリーノ・ロッソ

Dec 21, 2011 by weblogland |
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やっぱりソース焼きそばにはペリグリーノ・ロッソが合います!

昨晩は帰りが遅くなり、夜はソース焼きそばを食べました。たしか『島田や』の麺がもちもちして甘辛い濃厚なソースの焼きそばです。我が家ではすっかり定番になっています(笑)。
これを食べる時、イタリア シチリア島のペリグリーノ・ロッソが実に良く合います。ソースの甘さ酸っぱさがワインと良くマリアージュしちゃうんです(笑)。焼きそばも安いし、ワインも安い(笑)。でも、マリアージュした味わいは格別!
たしかに深遠なマリアージュではありませんが、食べながらとても楽しくなります。疲れて帰ってきて焼きそばを食べるなんて、ちょっと寂しい風景かもしれませんが、食べてる私はとても幸福(笑)。

『小さな楽しみ大きな幸せ!』

このフレーズ使えますね(笑)。私は幸せになれそうです(笑)。

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ジュ・ド・レザン2011年 恐るべし!

Dec 20, 2011 by weblogland |
ジュ・ド・レザン2011年 恐るべし!

今日ソムリエのKさんがお見えになりました。クリスマスの料理に合うワインを捜したいとのことでした。
Kさん「店のポワ・ド・ヒュメかなり濃厚なんですよ。甲殻類がかなり入っているんです。そうするとブルゴーニュのしっかりした白とかかなと。」
私「まあ、鉄板ですよね(笑)。ボディーと酸のしっかりした白だったら、コアペのジェランソン・セックなんがイイかも。樽香がしっかりしたワインだったら『エポス』なんかコストパフォーマンスが高いですから使い易いかな。」
家内「イタリアで良かったら、『エンテマーリ』なんか最高ですよね。」
Kさん「どっちも私好きなんですが、フランスワインで今回は決めたいんですよね。」
「あと、貴腐系のワインも欲しいんです。メインがトリュフを使ったフォアグラなんです。」
私・家内「うわっ!濃厚そうですね(笑)。」
Kさん「そーなんですよ(笑)」
私「濃厚で甘い奴だったら面白いのがありますよ。今年のジュ・ド・レザンですが、開いているのがまだ残ってますから、ちょっと飲んでみますか。」
Kさん「あっ!これイイですね(笑)。紅茶やら腐葉土の香りがしてニュアンスたっぷり。甘さも強いけど酸が凄いですね。」
私「酸の量が凄いでしょう。実はこれ今月の頭に開けてますから、抜栓後20日くらい経ってます。」
Kさん「尋常じゃありませんね(笑)。恐るべし!これはソースにも使えますね。もちろん料理にも使えます。」
私「ワインと言って出されたら騙されます(笑)。」
さすがプロは引き出しが沢山ありますね。

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じっくり シャブリ

Dec 20, 2011 by akiko |
ここのところ DMを書いていたもので、ブログは久々。ご無沙汰でした。
昨日は ラベルが汚れて、ちょっと販売できない状態の シャブリを飲みました。
Aジョフロワのヴィエイユ・ヴィーニュです。ヴィンテージは2007。素敵、飲み頃です。
オレンジリキュールの風味が強くなった香り。ふっくらとして丸みを増した果実味。
なんだか 舌触りもとろっとして、極上です。最後にはちょっとハーブ或いは木の葉のようなアクセント。
いいなぁ、こういうシャブリ。若いシャブリにはない魅力です。
昔飲んだ ルモワスネの古いシャブリに 通じるものがあります。

シャブリって若いうちに消費してしまいがちですが、良い生産者のものは 長命です。
寝かして待つ価値があります。

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先日あるシャンパン好きなお客様からお電話いただきました。

Dec 19, 2011 by weblogland |
お客様「もしもし、マスキューさんですか?この前いただいたランスロ・ピエンヌ美味しかったですよ(笑)。」
私曰く「ありがとうございました。渾身のピノ・ムニエお気に召しましたか?」
お客様「私もシャンパン好きで色々飲みましたが、ランスロ・ピエンヌは初めての味わいでした。面白かったですよ。普通ピノ・ムニエは補助的に使われて、あまり味わいには関与しない品種だと思ってたんですが。あんな味わいになるんですね。クリーミーの意味が解りました(笑)。」
私曰く「私もあれほどクリーミーなシャンパンは初体験でした(笑)。面白いシャンパンですよね。」
お客様「ところでピエール・ジモネの『パラドックス』欲しいんだけど、まだあります?」
さすが目ざとい!
私曰く「まだございます。これも面白い良いシャンパンかと。ピノ・ノアールが入っていますが、ブラン・ドゥ・ブランを目指しているかのようです。へんてこりんな言い方なのですが…。ピノ・ノアールが重さに作用しないで香りに作用しているとでも言ったら良いかも…。とても複雑で経験したことのない味わいかと。」
お客様「チャレンジします(笑)。」
私曰く「でも23日の試飲会で出ますから、その折に決められたらいかがでしょうか?」
お客様「残念ながら23日は行けないんですよ。何時までやってましたっけ?」
私曰く「8時半までやっております。」
お客様「うーん。ギリギリかな?」
私曰く「すぐには無くならないと思いますから、大丈夫かと。危なくなったら1本確保しておきますので。」
お客様「じゃあ、とりあえずその作戦でお願いします(笑)。」

やはりこの時期、泡は外せませんね。

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今月23日店内試飲会のラインナップ

Dec 18, 2011 by weblogland |
今月23日のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました。

まずは
●『メルセデス・エグレーン』カベルネ・ソーヴィニヨン 2009年 スペイン 赤 750ml 1125円税込み
マスキュー定番ワインとして皆様に愛されているワインです。昨日家内と飲んだ折、「相変わらず美味しいね。カベルネらしいカシスの味わいがとても明瞭だよね。」「そうそう。こんなにエレガントなカベルネってないよね。」「うーん。今度の試飲会で新着ボルドーを2本だすから、比べたら面白いかも?」「それイイね(笑)。」ということになりまして、『メルセデス・エグレーン』をトップに出すことに決まりました。たしか2年ぶりの再登場です。実に美味しいですよ(笑)。

さて次はボルドー コート・ド・ブールのワインです。
●シャトー・ド・ブリッサ 1999年 フランス ボルドー コート・ド・ブール 赤 750ml 1350円税込み
マイナーなアペラシオンのオールド・ヴィンテージです。これが実にクラシック!
コート・ド・ブールらしい酸がしっかり入り込んでチャーミング、がっちりしたタンニンとようやくバランスがとれてきた感。飲み頃になるまで時間がかかります。
私がワインを飲み出した頃は良く見かけたスタイルですが、今はあまり見かけなくなったスタイルです。
ファットで柔らかなワインが主流の昨今、タイトで硬質なクラシック・スタイルは流行りませんかね(笑)?でも良さは知っておくべきかと。ボルドーの奥深さが垣間見えます。

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続いてもクラシック・ボルドーの登場です。
●シャトー・ル・モワンヌ 2005年 フランス ボルドー メドックA.C.ブルジョワ級 赤 750ml 1350円税込み
このワイン全く無名なんですが、とてもタイトでしっかりしていて、膨らみもあり、クラシックなメドック・ワインなのです。捜せばあったの掘り出し物。たまたまなんですが、当たりました(笑)。

そして最後の赤は
●『メルロ』2009年 ヴィーニ・ガリアルディ イタリア マルケI.G.T.赤 750ml 1980円税込み
ご存知イタリア マルケでヴェルディッキオ・ディ・マテリカの名手ガリアルディが造るメルロ100%のワインです。マスキューの定番『マッカニャーノ』の造り手です。

所有する畑の中の粘土質の南向き斜面にメルロを作付けしました。なんでもボルゲリに似ているとか(笑)。でもボルゲリのワインよりタイトな仕上がり。畑の標高が450メートルと高く、内陸部にありますから寒暖差が大きくワインにしっかり酸があります。
個人的にはボルゲリよりイイんじゃないかと(笑)。緩さがありません。

さて佳境に入ってシャンパンです(笑)。ただし本数があまりありませんので1本ずつの抜栓となります。無くなった節はお許しを!
ランスロ・ピエンヌ ブリュット トラディション N.V. ランスロ・ピエンヌR.M.フランス シャンパーニュ 発泡性 白 750ml 4500円税込み

ランスロ・ピエンヌはコート・デュ・ブラン地区のグラン・クリュ村クラマン村に8ヘクタールほどの畑をもつリコルタン・マニュピュラントです。
クラマン村と言えばシャルドネ100%のブラン・ドゥ・ブランが有名です。が、このシャンパンはピノ・ムニエ60%、ピノ・ノアール15%、シャルドネ25%のセパージュになっています。
なぜ?
答は飲んでみるとわかります(笑)。
とことんクリーミー。丁寧に低修量で造られたピノ・ムニエの特徴が良く出ています。シャンパーニュではピノ・ムニエは補助品種としてシャルドネやピノ・ノアールより格下の品種とみられがちです。確かにアロマチックな芳香に欠けていますが、シャルドネの良さを引き出す名脇役になります。あと独特のプラムのような香り(彼の地ではミラベルと言うようですが)があり、全体を複雑・華やかにします。
自然派やビオの生産者が最近ピノ・ムニエを上手く使うようです。
その中にあってこのランスロ・ピエンヌは出色の出来。まるでピュリニー・モンラッシェのスパーリングを飲んでいるようです。ピノ・ノアールの重さを支点にしながら、シャルドネの優位性をピノ・ムニエで引き立て強調しています。
素晴らしい構成力です。
完成度の高い新たなスタイルです。

〇『パラドックス』2004年 ピエール・ジモネ フランス シャンパーニュ 発泡性 白 750ml 6250円 税込み

ブラン・ドゥ・ブランの名手ピエール・ジモネの新境地『パラドックス』の登場です。
セパージュはピノ・ノアール60%、シャルドネ40%。マロラクティック発酵終了後、ステンレスのバットにて6ヶ月熟成、清澄し4年以上の瓶内熟成をします。ドサージュは8グラム。絶妙な塩梅です。

味わいは一言で言えば複雑で広大!ピエール・ジモネ本来の美しい酸を残したままハーブやら薬草などの複雑なニュアンスがあります。普通ピノ・ノアールは重さに作用しがちですが、香りを複雑にしています。限りない透明さ、しっかりと伸びる香りの強いベクトル。発想の根底にはブラン・ドゥ・ブランがありますが、ブラン・ドゥ・ブランの殻を破りましたね(笑)。

本年最後の試飲会、皆様ふるってご参加くださいませ。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、ご都合の良いお時間にお越しくださいませ。

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今月のマスキュー試飲会は23日です

Dec 18, 2011 by weblogland |
なんとなくバタバタしてきました。

今月のマスキュー試飲会は23日です。えーと今日は17日ですから、もうあと1週間ありません!
なんにしましょうかね(笑)?
ちょうど入ってきた新着のボルドーワインを頭にもってきましょう。それからシャンパンはもちろんいれなくては。何にしましょうか?新着の『パラドックス』が良いですかね。
あとは家内と相談です(笑)。私と家内は好みが若干違います。こればバトルの原因となります。『心に残ったワイン』もすべて重なる訳でありません。
うーん。
まず敵が何を勧めるかを見極めなくては(笑)。兵法の鉄則です。下手に噛み合わないワインを提案したら、返り討ちにされます(笑)。
今、家内の書いたダイレクトメールを読んでいます。何事も準備が肝要なのです(笑)。

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今年の『心に残った赤ワイン』

Dec 16, 2011 by weblogland |
今年の『心に残った赤ワイン』の発表です。
(偉そうに発表などと失礼!)
うーん。
たくさんあるんですよね(笑)。
例えばコストパフォーマンスを一番にすれば『ドミニオ・エスピナル ティント』ですね。スペイン フミーリアの赤ワインなんですが、実にしっかり出来ています。抜栓してから翌日飲むのがとても美味しいほどです。この価格帯では飛び抜けてます。先日「週間文春」で1500円以下のベストワインとして取り上げられてましたね。(今は扱ってませんが、ジンダリー・シラーズも載ってましたね。)
あとバスク地方のゼゼン・ティントも好きですね。実に滋味深い!スペインワイン2連発です。

イタリアワインだとやはりブレッサンワイナリーのスキオペッティーノ2004年は衝撃的でした。息が止まりそうになりました(笑)。
それから、ラツィオのビジ社のヴィプラ・ロッソも素晴らしいコストパフォーマンスでしたね。

フランスでは、ドメーヌ・フェリーヌ・ジョルダン2008年も外せません。何たってラングドックのアンリ・ジャイエですから(笑)。
あとラングドックのシャトー・フォンデュース2000年は素晴らしい熟成感でした。完璧ですね。
あまり目立たないワインですがルージュ・ガランスは素晴らしい出来栄え。きっと何年か先に大輪の花を咲かせますね。
あと2009年のローヌ・ヴィラージュは、シャトー・デュック、ロッシュ‐オードランの両巨頭とも文句なし。オードランの『ル・カイユ』にいたっては反則レベル(笑)。
ブルゴーニュは高いんですが(笑)。震災後に飲んだカミュのシャルム・シャンベルタン2002には感激しました。エレガントの極みでしたね。
ボルドーは久しぶりのポイヤック(笑)、シャトー・パダルナック1999年ですね。なかなかお目にかかれないレベルでした。

思えば、今年も沢山飲みました。来年も沢山飲めると良いですね(笑)。

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昨日は忘年会でした。

Dec 15, 2011 by weblogland |
昔からの友達3人のこじんまりした会ですが、話が盛り上がり久しぶりに痛飲してしまいました(笑)。
珍しくハード・リカーを飲みましたが、効きますね(笑)。かなり酔ってしまいました。ワインは毎日飲みつづけていますし、当然ワインを飲んでも酔うのですが、ウイスキーをロックで飲むと酔い方が違いますね。酔うスピードも早く、酔いも深い(笑)。翌日のダメージも大きかったです。ワインで二日酔いしたことはありませんから、久しぶりの二日酔いでした。
うーん。
ウイスキーの性にしてはいけませんね。それほど飲まなきゃ良いだけですから(笑)。

でもよく考えるにウイスキーは食後酒、ワインは食中酒です。ワインはお腹がいっぱいになれば飲み止みますが、食後酒のウイスキーはそれだけで話をツマミに飲みますから止まりません(笑)。
自制心が肝要ですね。
久しぶりに反省しました(笑)。
でもなかなか学習しないんですよね(笑)。

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『グレース』の良さを知る人はいました!

Dec 14, 2011 by weblogland |
やはり『グレース』2003年売れちゃいました(笑)。

アメリカ オレゴンのドメーヌ・セリーヌが造るピノ・ノアールです。ふくよかなんですよね。しかも飲み頃の2003年です。実はアメリカのピノ・ノアールの中で、私は『グレース』が一番好きなのです。ブルゴーニュと比べてどうのこうの言うべきワインではないのですが。あのふっくらしたスタイルは『グレース』たるべきもの。他と比べるべきではないかと。果実の旨味を堪能できます。

もちろん高価でレアなワインですから、なかなか簡単には飲めません。「家内の目を盗んで発注し、どさくさに紛れて年明けにでも飲もう」作戦は失敗に終わりました(笑)。

とりあえず商売ですから、一度は売る姿勢を見せなくてはいけません。しかし、見つかっちゃいました(笑)。

『グレース』の良さを知る人はいました!

そう思うと嬉しい限りです(笑)。
ありがとうございました。

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心に残ったワインを選出しなくては

Dec 13, 2011 by weblogland |
もう12月も半ば近くになってしまいました。あっという間に今年も終わってしまいそうですね。

ところで今年の『心に残ったワイン』を選出しなくては!毎年勝手にやっていますが(笑)、一年を振り返るには楽しいのです。
まずは白ワインです。

皆さん私が何を選ぶか大体察しがつくと思います(笑)。
やはりキック・インサイドの衝撃『ドンナルーチェ』と『エポス』は外せません。イタリア ラツィオ フラスカーティの名手ポッジョ・レ・ヴォルピの白ワインです。どちらもぜんぜんフラスカーティらしくないんですが(笑)。従来のイタリアワインの概念を越えましたね。発想の豊かさと素晴らしい技術力にはやられました。出来栄えも完璧。ケチのつけようもございません。ただ頭の古いイギリスの評論家は簡単に評価しないでしょうね。テロワールの概念すら飛び越えたワインですから。まあ、すぐに高く評価されてシンデレラワインになるのも困りモノです。すぐ手が届かない価格になってしまいます。

あと南フランス ルーションのドメーヌ・フェリーヌ・ジャルダンの白も良かったですね。もの凄い広がりがあり「ルーサンヌ」のイメージが変わりました。気がついたのですが『ドンナルーチェ』もジャルダンの白もマロラクティック発酵をしていません。温度を低温に保つことでマロラクティック発酵をしません。どうやらアロマチックな酸を残すためのトレンドのようです。

あとスペイン ルエダのヴェルデホのヴァル・サンソがつくる 『ソーブレ・リアス』 2008年 は別の意味感激しました。実に滋味深いワインでした。家内曰く「哲学的」(笑)。当主のハビエルさんはディヴァイス校と結び付きの深い技術者ですが、手作業でシュール・リーにこだわる姿勢は意外でした。ただ、目指す方向性が明瞭であり、他に比べることが出来ないワインを造っています。うならされました。

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