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Aug 28, 2020 by
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エア・試飲会の番外編
『
ドメーヌ・クロード・ネル』
今回、たまたまフランス・ロワールのドメーヌ・クロード・ネルが特別価格での入荷!
興味をそそられる4アイテムを試飲いたしました!
その試飲レポートでございます。
テイスターは私、家内、そして筋金入りのワイン・エキスパートのKさんの3名。
横須賀在住のKさんはコロナ感染を気遣い、わざわざ空いている各駅停車に乗ってのご来店。痛み入ります!
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クロー・ド・ネル カベルネ・ソーヴィニヨン 2004年 赤 フランス ロワール 赤 アンヌ・クロード・ルフレーブ・エ・クロード・ピシャール フランス 赤 ヴァン・ド・ターブル 750ml 3205円税込み
Kさん「う~ん!こりゃ、凄い!タンニン、酸の分量が計り知れない。暴力的ですらある。しかも2004年!まだまだ造ったばかりみたいに若い。こんなワインあるんだ(笑)!」
私「収穫年から16年も経っているのに、全然こなれていない(笑)。反則ですよね(笑)。飲み手に全く媚びていないワイン(笑)。」
家内「途方に暮れちゃいますよね(笑)。」
私「これ飲んでカベルネ・ソーヴィニヨンだと解る人いないと思います(笑)。」
Kさん「このワイン、一体何時になったら飲み頃になるのかな(笑)?余分なパワーが収れんし、貴婦人のような妖艶な姿のワインになるとは思えない(笑)。あと10年スパンで見ないとダメかな?」
私「う~ん。昔はこんなワインがよくあったような気がします。少なくとも90年代以前。」
Kさん「でも、これ除梗してるんですよね?」
私「はい。除梗はしています。ただ採算の取れる収穫量、生産量ではありませんね(笑)。」
家内「理想のワイン造りに殉じたのもわかりますね。」
Kさん「マスキュさん!私様々な濃いワインは飲んだつもりですが、これはそれを越えています。良いのか悪いのか判断つきません(笑)。」
家内「シュ・ド・ウェストにこんなタンニンのワインが昔はあったような気がします。イレルギーとかカオールとか。少なくともロワールにはない(笑)。」
Kさん「たしかにロワールとは思えないし、思いたくない(笑)。」
私「カオールのシャトー・コマンダリー!あれだぁ!」
家内「あっー!コマンダリー!似てる(笑)。20年以上経ってようやく飲めるワイン(笑)。30年くらい経つと凄く美味しかった(笑)。」
Kさん「クーリー・ディテイユみたいですか?」
私「熟成したクロ・ド・エコーよりパワーがもっとある感じ?香りを含めた全体のパワーは圧巻。もちろんタンニンは気にならなくなる。」
Kさん「これも30年経つとそうなるのかな(笑)?」
私「解りません(きっぱり)!(大爆笑)
私にとって、ずっーと気になって気になってしょうがないワイン。まだあったのも何かの縁。決めました!給付金が入ったら1ケース買います(笑)!死ぬのが先か、このワインのことが解るのが先か解りませんが(笑)。悔いは残らない(笑)!」
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クロー・ド・ネル グロロー 2011年 クロー・ド・ネル フランス 赤 ヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 3080円税込み
家内「これは2011年のグロロー100%のワイン。舌触りが特徴的(笑)。」
Kさん「グロローってロゼ・ダンシュの主要品種ですよね?甘くて飲みやすい。昔流行りましたね(笑)。」
家内「あんまり誉められない品種ですよね(笑)。」
私「2011年ですから完全にルフレーブに経営が移った後のキュヴェなんですが、もともとクロード・ネルが持っていた畑です。」
Kさん「おー!変わってる(笑)。凄く滑らか(笑)。わりと飲みやすいですよ(笑)。深みもあるし、これ、イイんじゃない(笑)。まだ香りのディテイルははっきりしてないけど、熟成もしそうだし。グロローの赤、今回が初体験ですが面白い(笑)!」
家内「チャレンジャーですよね(笑)。グロローで熟成する赤ワイン造ってる生産者いないのでは?」
私「まだ香りが閉じているのか?もともとあまり香りがしないのか?解りませんが(ゴメンナサイ)、こんなにタンニンが滑らかで質感もあるとは!品種特性ですね。ちょっとプラムっぽいかな。」
家内「ルフレーブの経営になってから木樽熟成の期間が1年、以前の1/3になりましたが、この滑らかなタンニンは品種由来のような気がします。」
Kさん「キャップは蝋止めだし、まだまだもちそうですね。成長の途上の感だね(笑)。」
家内「2017年ヴィンテージは良いですね。いかにも長熟しそう(笑)。」
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クロー・ド・ネル 『キュヴェ・ヴィオレット』2012年 アンジュ・ルージュ
クロー・ド・ネル フランス ロワール 赤 アンジュA.C. 750ml 3080円税込み
家内「これはカベルネ・フラン70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%のワインです。」
私「この『キュヴェ・ヴィオレット』はルフレーブの代になってからリリースしたものです。」
Kさん「おっ!凄い!迫り来るね(笑)。たしかにロワールのカベルネ・フラン。広がりがある。もちろんパワフル。」
私「2004年のカベルネ・ソーヴィニヨンとは全く別物(笑)。かといってすいすい飲めるものじゃない(笑)。かなり上物のカベルネ・フラン(笑)。」
Kさん「このセパージュの割合がミソですな(笑)。ソーヴィニヨンよりフランが多い方が解りやすい(笑)。」
私「そーなんです。2003年のフラン100%のものも果実味が明瞭でした。たしかにルフレーブの所有になってからワインは飲みやすくなったけれど、飲みやすいと言ってもコレ(笑)。」
家内「2012年ですが、まだまだ行けますね
(笑)。でも20年は無理かな(笑)?ちょっと青臭さがあってロワールのフランらしいです。ピーマンを塩焼きしたものを食べながら飲んだらとても美味しかったですよ(笑)。」
私「これだってもう少し待った方が良いくらいだよね(笑)。」
Kさん「未熟な青さじゃないんですよね(笑)。生き生きした青さとでも言えば良いかな(笑)?」
私「クロード・ネルのワインって無理に遅摘みしないんですよね。アルコール分も12%ほどで仕上げます。」
Kさん「それでこれほど凝縮感が出るのは凄いことですよね(笑)。収穫量を落としてこそですね。あとテロワール由来かな?」
家内「フラン100%のキュヴェに比べると硬さ強さをより感じますね。ワインの色も全然古びていない。こっちのキュヴェの方が、よりクロード・ネルらしいと言えますね(笑)。」
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シェナン・ブラン 2017年 クロード・ネル フランス ロワール 白 I.G.P.デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 4478円税込み
私「このシェナン・ブランはルフレーブに移ってから取得した畑のものです。」
Kさん「ほっほぉー(笑)。ルフレーブと言えば白!ブルゴーニュの白と言えばルフレーブ!期待出来ますなぁ(笑)。」
家内「シェナン・ブランって高貴な品種ですからね(笑)。」
私「シェナン・ブランはシャルドネより酸がありますけども香りのニュアンスはとても似ています。」
Kさん「おー!シェナンの味だぁ(笑)。ミネラリーで切れがある。凄いパワー。」
私「2017年らしい酸のあるスタイルですね(笑)。これでもっとトロミがあると良いのですが(笑)。時間が解決するのかな?」
家内「ワイン自体はグラン・クリュ規格ですよね。少なくともシャブリのグラン・クリュには匹敵する。」
Kさん「コルクもDIAM10だし(笑)、10年くらい経ってから飲むとトロトロになるのかな(笑)?」
私「すぐに飲めるルフレーブ・スタイルじゃないんですよね。やはりシェナンは手強いのかな(笑)?」
家内「でもルフレーブがシェナンに目をつけたのは流石、慧眼だと思うな(笑)。マダム・ルフレーブらしいチャレンジだよね。シュナンのポテンシャルって凄いもんね(笑)。」
Kさん「マダムが亡くなったのは2015年でしたっけ?」
家内「そーなんです。年齢は我々とあまり変わらない。ショック!」
私「クロード・ネルは、今は旦那さんのドメーヌになっているようですね。」
Kさん「偉大な辛口シェナンを造り上げるのがマダムの供養になるよね。」
私「辛口のグレート・シェナンってあまりないですよね。どうしても甘口のグレート・シェナンになってしまう。」
Kさん「そうそう。やはりとことん濃いシェナンを造ると酸が制御出来ないのかな?やはり甘さで酸の強さをマスキングするしかないのかな?」
私「きっとサンセールの辛口グレート・ワインに匹敵するものを目指してるのでしょうね。いやいや、どーんと『レ・ピュセル』かな(笑)。でも、得意の木樽発酵、木樽熟成もピュリニー・モンラッシェと同じではシェナンを御しきれない。まだ試行錯誤を積まないといけないのかもしれませんね?」
Kさん「木樽のニュアンスが全く気にならない。手強い(笑)。」
家内「私は辛口のグレート・シェナンは、ドメーヌ・バブリュのオルドビシアンが唯一認めるところですが(笑)、将来クロード・ネルもその一つになりそう(笑)。」
Kさん「このシュナンとても高価ですが、いつか将来はとんでもない価格で取引されるようになるかもね(笑)。」
私「マダム・ルフレーブの夢を飲んでいるような
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Jul 28, 2020 by
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クロー・ド・ネル グロロー 2011年 クロー・ド・ネル フランス 赤 ヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 3080円税込み
「おっ、これ旨いね(笑)。」
私「抜栓して翌日の方がより美味しいですよ(笑)。」
「独特。滑らかで口の中で当たるところがない。飲み出すと止まらない(笑)。」
「ぐびぐび飲めるけど、薄くないんだよね(笑)。経験したことのないワイン(笑)。」
「これが2011年ヴィンテージとは信じられない。古さが全くない。」
私「キャンプ・シールにロウ止めしてますから、かなりの長期熟成が想像されますね(笑)。」
「インクの香りがする(笑)。心地好い若さすら感じる(笑)。」
家内「造りの良さ、血統の良さを感じますよね(笑)。」
「南イタリアやニュー・ワールドのワインみたいな濃さじゃないんだよね(笑)。濃さに品がある(笑)。ちなみにこれはアルコール分何%ですか?」
私「12%です。」
「えー!12%でこんなに濃いワインが出来るんだぁ!」
「う~ん。フランスの優位性なんだな(笑)。」
「暖かでワインが良く熟せばオッケーと言う訳じゃないんですね(笑)。」
「私誤解してました(笑)。暑ければ良い訳じゃないんですね(笑)。」
家内「寒くてはダメ、かといって暑すぎるとダメ。四季も必要。これはテロワールを感じるワインです(笑)。」
「マスキューさん!グロローって聞いたことない品種ですが?」
私「はい。ロゼ・ダンシュの主要品種です。」
「えっ!ロゼ・ダンシュですかぁ(笑)。甘くてプラムの香りがする軽いロゼ・ワインですよね(笑)。昔ずいぶん沢山飲みましたよ(笑)。」
「あー、あー、ロゼ・ダンシュね(笑)。しばらく飲んでないなぁ(笑)。甘いから飽きちゃうんだよね(笑)。それにしても辛口の赤にするとこんなになるとは!絶句(笑)。」
家内「グロローをこんなにしっかりした赤に仕上げるのはクロード・ネルくらいしか知りません(笑)。最初にドメーヌを立ち上げたビシャールさんの意欲ですね。チャレンジです。」
私「ビシャールさんが造っていた頃のグロローはもっと凄かった。」
「えっ!もっと凄かったんですか?」
家内「ワインの濃さが尋常ではありませんでした。異次元の濃さ。もっとも飲み頃になるのにどれ程時間がかかるか解りませんが(笑)。」
私「これはルフレーブに代替わりしてからのもの。比べると安全運転かな(笑)。」
「ビシャールさんでしたっけ。その頃のワインって一体どんなだったんですか?」
私「あまりこんな例えはしたくないのですが、ビオの殉教者。すべてをワイン造りに捧げた。情念のワインだと思います。」
家内「3年続けてワインが出来なく破綻してしまいました。もう少し融通がきいていたら…。」
私「まあ、運もなかったし、ベンチャーでしたからストックも無かった。」
◎1+1=3 (ウ・メス・ウ・ファン・トレス)レゼルバ・ファミリア・ピノ・ノワール ブリュット・ロゼ スペイン ペネデス カヴァ発泡性 ロゼ 750m 2734円税込み
「おっ、カッコいい!でも、ボトルがでかい(笑)。」
「1+1=3はロゼの泡が美味しいんだよね
(笑)。一番下のブリュットだって相当美味しい(笑)。」
「う~ん。苺!」
「こりゃイイ(笑)!うんまい(笑)!」
家内「ブリュットなのでかなり強めに冷やしても大丈夫です(笑)。ちなみに今5℃くらいです。」
「これは真夏に朝から飲みたい(笑)。何本でもいけそう(笑)。」
「完璧(笑)。旨くて残せない。泡がキメ細かで、中から湧いてくる。こんなに泡がしっかりしたカヴァは初めて(笑)。」
「ホントにスペインのピノ・ノワールなんですか(笑)?これほどピノ・ノワールらしい泡はシャンパンでもなかなかお目にかかれない。」
「細やかな泡の層が薄ピンクに泡が染まる。なんて綺麗なんだろう。」
家内「開けてから翌日までしっかり泡持ちします。瓶熟成期間は極端に長くありませんが。」
「何ヵ月ですか?」
家内「14ヶ月です。」
私「この前のブリュット・ナチュレは30ヶ月でしたが、今回は14ヶ月です。」
「ブリュット・ナチュレはもう造らないのですか?」
家内「はい。このピノ・ノワール100%のカヴァはすべてブリュットになったようです。ブリュット・ナチュレを例年造ることが難しいようです。温暖化の影響のようです。」
「ブリュット・ナチュレは確かに魅力的だけど、このブリュットの方が使い勝手は良いかも。食事なら最初から最後までいける。」
「あと、うんと冷やしても大丈夫だしね(笑)。香りがボケない。」
「華やかというより派手やか(笑)。後味も綺麗。香りが口の中にずっと残る(笑)。完成度高いですよね(笑)。」
「それにしても大したものですよね。これほどピノ・ノワールの果実味をしっかり表現するには、長い作り込みが必要なはず。」
私「ありがとうございます(笑)。スペインのピノ・ノワールでもこれほどピノ・ノワールらしいのはここくらいではないかと思います。ペネデスの標高の高い冷涼な地で、冬場は雪が積もるとか。テロワールを感じます。」
「カヴァの大手のフルシネやコドルニュなんかの高いキュヴェは確かに美味しいけれど、やはりカヴァ。これは特殊ですね(笑)。」
さてこれからエア・試飲会番外編に突入!
今月7月13日に開けたドンナルーチェ2018年。開けてから12、3日経ちますが
お試しを!
「えー、開けてからそんなにたっても飲めるんですか(笑)?」
「いやいや。これはマスキューさんの得意技(笑)。以前半年たったドンナルーチェ飲まされて驚いた(笑)。」
「あつ、美味しい。香りが綺麗…くちなしの香り?」
「薔薇?トロピカルな果物のニュアンス。
だけどドロドロしてない(笑)。」
「凄くフローラル。花の香り一杯(笑)。」
私「ライチっぽいですよね。」
「後味も戸手も綺麗。10日以上経っているとは!」
「そうそう。驚き(笑)。白ワインってこんなに持つものなのですか?」
家内「酸がしっかり入った白ワインは開けてからもかなり持ちます。ただ、ドンナルーチェは別格ですね(笑)。」
「マスカットさん!これ開けたてからこんな感じですか?」
私「いえいえ。開けたてはかなり荒かったです。毎年しつこい試飲をしていますが、2018年は例年とはちょっと趣が違いました。なかなかこのようなバランスが出ないです。」
「それってどういうことですか?」
私「まだよく解りませんが、酸の少ない作柄かもしれません。」
「でも、今飲んでドンナルーチェは酸がかなり多いと感じますけど…。」
私「もともと異常なくらい酸が多いワインではあります。それでいてバランスがとれるところが尋常ではないかと(笑)。」
「なんでこんなに長いティスティングをするのですか(笑)?」
私「丸々1本ティスティングするときは、そのワインの底が見えるまでやります。たまたまドンナルーチェは底が見えるまで時間がかかったという訳でございます
(笑)。ちなみに2016年の開けたドンナルーチェがありますから、ちょっと試してみますか(笑)?」
「そんなのあるんですか(笑)?」
私「もう別物になっていますが(笑)。お腹は壊しませんから(笑)。」
「え~と、ラベルに開けた日付が書いてますね。2018年1月27日!」
家内「もうちょっとしか残ってませんから、ちょっとだけ(笑)。」
「おっ、色が金色!」
「濁ってないし綺麗。」
「飲んでみると…、シェリー!でも普通のシェリーとは違う!コクがあって、オレンジの香りがする。美味しい!」
「これ凄い!死んでないどころか…。香りが凄い。確かに今飲んだドンナルーチェとは別物だけど…。これは熟成?」
「どうやって熟成させたんですか?」
私「セラーにこうして置いておいただけです。」
家内「酸化熟成かな(笑)?」
「シェリーとワインはお友達という訳ですね(笑)。でもこんなにフルーティーなシェリーは飲んだことないですよ(笑)。」
私「もうこれ以上は熟成しないとは思いますが(笑)。ワインって生き物だし、それも不思議な生き物ですよね(笑)。」
「我が家じゃこんなに待てない!」
ありがとうございました!
なかなか皆さんと一緒に飲んで共有することが出来なく、心苦しい日々が続きますが、ワインを愛することは人と繋がることだと、逆にこんな状況だと実感いたしました。
早く試飲会がいつものように開けることを祈るしかございません。
いつもお気にとめてくださり、誠にありがとうございます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Jul 21, 2020 by
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今月7月のマスキュー試飲会もエアとなります。
残念!
一応、エアではありますが、いつも通り7月24日(金)、25日(土)には2本くらいは開いている予定でございます(笑)。
ちなみに23日はマスキューお休みとなりますので、ご注意くださいませ。
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トカイ フルミント ドライ 白 2018年 シャトー・デレスラ ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1178円税込み
※切れ切れの白ワインとしてマスキューの定番アイテム。でもですね、2018年はいつもとちょっと趣が違いますね(笑)。おそらくヴィンテージ作柄由来かと。お勉強になります(笑)。
ハンガリートカイの中心部トカイ・ヘジアリャで造られる辛口の白ワイン。造り手は15世紀初頭まで記録に遡れるシャトー・デレスラ。もっとも2005年にシャンパーニュのドラン家(ハイパー・エドシックで有名)による資本投資により復活しました。ハンガリーが共産圏からEUに国家の舵を変えたためです。
このワインはフルミント85%、シャルガ・ムシュコタイ15%。低温で管理できるステンレス・タンクで醸造・熟成されます。マロラクティック醗酵はしていないようですね。
もともと大陸性の冷涼な土地柄、切れのあるシャープなワインだと想像していましたが、こんなに切れがあるとは(笑)。切れと言うより強さ 強靭さなのです。しかもバランスが良い。
柑橘系の香りが勢い良く放出され、しかも的が定まっている(笑)。フルミントの辛口は初めて飲みましたが、永遠の命をもつエッセンシアを支える品種であることを実感しました。
香り自体に複雑さはさほど感じませんが、この価格帯のワインとしては出色の出来映えです。
あと、面白いのはオーストリアのグリューナー・フェルトリーナーのような粘りがあることです。中欧のワインに共通する特長ですかね?カベルネやピノ・ノアールに代表されるヨーロッパ系や地中海系とは違ったスタイルのように思います。真偽は解りませんが、日本人の嗜好に合ったワインであるのは確かかと(笑)。
〇
ソーヴィニヨン・グリ 2018年 ドメーヌ・デュ・コロンビエ フランス ロワール 白 V.D.P.デュ・ソーヴィニヨン・グリ 750ml 1568円税込み
※マスキューの大定番のアイテム。これも1番目と同じ2018年。これまたヴィンテージ作柄の影響が出ております(笑)。今回限りの大特価品でございます(笑)。
ロワール河下流ナント地区に30ヘクタールの畑を持つドメーヌ・デュ・コロンビエ。ナント地区と言えばミュスカデの有名なところです。
このワインわずかにピンクがかった果皮のソーヴィニヨン・グリ種85%、ソーヴィニヨン・ブラン種が15%のセパージュ。
聞き慣れない品種ソーヴィニヨン・グリはソーヴィニヨン・ブランの亜種だそうです。基本的にはソーヴィニヨンらしいレモンや青リンゴのフレッシュさ。ただソーヴィニヨン・ブランより厚みがあり、メロンっぽさがありますね(笑)。ずしんと飲み応えのあるソーヴィニヨン・ブランとでもいいましょうか(笑)。
合わせる料理も、魚介だけでなく豚肉なんかに合わせやすそうです。
なかなか斬新なワインです(笑)。
最近のナントのワインは軽いミュスカデだけから脱却しようとしていますね。妙に濃いミュスカデを造ったり、このワインもイノヴェーションを感じるワインです。どうやらお金を取れる上級品への模索のようです。
従前の軽いミュスカデだけには頼れないと生産者逹は自覚していますね。実際もっと安くて似たようなワインはそこいら中にありますからね。
とても良いことだと思います。
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ティレヌス・ティント 2017年 ボデカス・エステファニア スペイン 赤 カスティーリャ・イ・レオン州 ビエルソD.O. 750ml 2074円税込み
※ようやく手の内が見えてきました(笑)。さすがラウル・ペレス。質の高さを感じます(笑)。
近年注目の産地ビエルソ。もちろん品種はメンシア(笑)。
まずはビエルソですが、東にガリシアに接する山間の小さな盆地が密集する地域。気候はガリシアからの湿った海洋性
気候と内陸の大陸性気候が合わさり、穏やかで温暖な気候。雨は年間700mmと葡萄栽培に最適。標高もさほど高くなくこのため遅霜に襲われない利点があります。土壌は腐植土がしっかりあるため養分があり保水力もあり、葡萄栽培に最適。
もともと恵まれた産地なのですが、畑が分散されていたため効率的な栽培が出来ずに出遅れたようです。1990年代に入りようやく産地として脚光を浴びました。
そしてメンシア、カベルネ・フランの亜種で希少品種。ややこしいのですが、単にメンシアというと北西スペインで広く栽培される早飲みの軽いもの。探すメンシアは、カベルネ・フランのようらしい強堅さとフレッシュな赤い小粒の果実味が特徴で、ビエルソの優良生産者の手になるとビロードのような舌触りになり、このD.O.を世界に注目させました(笑)。
このワインがそのメンシア(笑)!
よーやく見つけました(笑)!
生産者のボデカス・エステファニアは古くからブドウ栽培を行ってきたフリアス・ファミリーが1999年に創立した家族経営のワイナリーです。約40ヘクタールの大部分が樹齢70年、中には樹齢100年にもなるブドウ畑を所有しています。 ビエルソのカリスマ的スターエノロゴ、ラウル ・ペレスが、アドバイスをしているワイナリーの1つです。
サンタクロースみたいな風貌のラウル・ペレス(笑)。2009年、ロバート・パーカー主宰ザ・ワイン・アドヴォケイトのスペイン特集において99点の最高得点をはじめ、98、97点など8アイテムのワインが95ポイント以上、10アイテムが評価され最低ポイントが93点という驚異的な評価を得た、ラウル・ペレス。ヒュー・ジョンソンも最良のものと高く評価しております(笑)。
このティレヌス・ティントは、ティレヌス・ブランドの早飲み用に造られたもの。樹齢20~40年のメンシアを使い、木樽熟成しないで造られます
。抜栓直後はビオっぽい還元臭、乳酸っぽさを感じますが、次第にそれらは薄れ赤い小粒の果実がビロードのような舌触りの液体と織り成す様は心に届く味わい
。優しく広がり、全体の大きさを予感させてくれます。老木と低収量が味わいの根元ではありますが、メンシアのオリジナリティーは初めて体感するもの。メンシアがカベルネ・フランだとすると、これほど柔らかで滑らかなタンニンを持つカベルネ・フランはありません(笑)。
目から鱗のメンシア初体験でございました(笑)。
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クロー・ド・ネル グロロー 2011年
クロー・ド・ネル フランス 赤 ヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 3080円税込み
クロー・ド・ネルはブルゴーニュのルフレーブとクロード・ピシャールがビオデナミ先進地域ロワール・アンジュの地でジョイントして造ったドメーヌです。2000年代の初めにブルゴーニュ出身のカップル、ネリーとクロードのピシャール夫妻がアンジューに起こしたドメーヌがもともと。ドメーヌは当初、7haの1枚畑でスタートし、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、グロローをビオディナミ農法で栽培。夢に向けてスタートしました。その衝撃的なワインはファンをあっと言わせましたが、2005年は発酵槽が微生物に汚染されワインが出来なくなり、そのご2006年、2007年と作柄が悪く生産することが出来ませんでした。そのため2008年に経営をルフレーブに譲り、2009年にクロード・ピシャールさんはドメーヌを去ります。しか
し現在はルフレーブの単独所有となっています。それゆえラベルには所有者名アンヌ・クロード・ルフレーブとなっております。
マスキューでは2003年、2010年のアンジュ・ルージュを取り扱いましたが、渾身の凝縮感は皆さんのご記憶にあるかと。規格外れのグレートワインでした。
このドメーヌあまりに厳格・原理主義的なワイン造りを追求したあまり2006年、2007年と収穫が得られず窮地に追い込まれました。このため元締め(笑)の姐御マダム・ルフーブが全て購入することでドメーヌを存続させました。クロード・ピシャールさんは引き続きドメーヌに留まっていましたが、2009年に再出発したそうです。そして2009年、
クロー・ド・ネルの支配人兼醸造責任者がシルヴァン・ポタンがピシャールさんに変わりました。チリのクロ・ウヴェールというワイナリーでアシスタント・ワインメーカーをしていた人物とか。
2008~2010年までのネルはスタイルが変わり安全運転でしたのでちょっと寂しかったのですが(笑)。
このグロロー、ロゼ・ダンジュの主要品種と言えばピンときますね(笑)。あまり良いイメージではありませんが(笑)、糟糠のピシャール夫妻の忘れ形見なのです。カベルネ・ソーヴィニヨンと同じですね(笑)。樹齢60~90年という超古木のグロローから造られたワイン。滑らかで、タンニンに収斂性がなく、ネルの赤ワインの中ではもっとも飲みやすい(笑)。もちろんロゼ・ダンジュとは似ても似つきませんが(笑)、深み、大きさに飲み込まれます。
アルコール分は12.5%と通常より0.5%高め。その分酸が目立たないのかな?他のキュヴェと比べるととても飲みやすく感じます(笑)。とはいえ2011年ヴィンテージですから、収穫後9年経っています。しかしそうとは思えない出来栄え。今の時点では、果実味のディテールがもっとはっきりしていたらと欲深く思ってしまいますが(笑)、それは更なる熟成が解決するのかも?コルクは蝋封されていますから、とんでもない熟成能力を秘めるのかも?ネルのワインで蝋封されているのはこれだけです。
◎1+1=3 (ウ・メス・ウ・ファン・トレス)レゼルバ・ファミリア・ピノ・ノワール ブリュット・ロゼ スペイン ペネデス カヴァ発泡性 ロゼ 750m 2734円税込み
マスキュー定番のスペインの発泡性ワイン カヴァ 1+1=3のラベルと言えば皆さんご存知(笑)。比較的軽いカヴァの多い中、しっかりとした濃度感のある良品として愛されています。
カヴァと言えば日本ではかなり馴染みのスペインの発泡性ワインですが、その大半は大メーカーによります。(日本でも黒いラベルのフレシネやコドルニュが有名ですね。)ただコストがかかるため小規模生産者が育ちにくい産業でもあります。
いきおい小規模生産者は大手カヴァメーカーに生産したワインやブドウを売るしかない状況です。
そんな中、カヴァの聖地ともいわれる生産地域ガルディオーラ・フォン‐ルビで、カヴァ最高品質のブドウを栽培することで有名なピニョル家は、現地ワイナリーの間で「幻のブドウ」といわれ高値で取り引きされていました。
彼のところは30ヘクタールの畑を所有する家族経営の生産者です。
ピニョルさんのブドウ栽培は除草剤や殺虫剤は一切使用しませんから、畑仕事にとてつもない労力が注がれます。休みなく一日4時間睡眠で働くそうです。
そして醸造にはフリーランの果汁しか使用しません。いわゆるプレス果汁を使わない徹底ぶり、濃さとクリアな味わいの原点なのです。
そんなピニョルさんとペネデスのトップワイナリー「カン・ラフォルス・デルス・カウス」のエステーベ家とのベンチャーがこの1+1=3なのです。
これはピニョルさんが造る貴重なピノ・ノワールをセニエ法で作ったロゼです。
生産量も少なく2000本のみ。
以前はブリュト・ナチュレとして生産されていましたが生産終了。ブリュットとしてリニューアルでございます(笑)。やはり、ブリュット・ナチュレで生産を続けるのは無理があったようです。温暖化により葡萄の糖度が高くなってきたのが原因かもしれませんね。
個人的にはブリュット・ナチュレはお気に入りでしたので、ちょっと残念(笑)。
これはドザージュ8g/L。9g以下ですから
、これはこれで立派(笑)。やはりもともとの葡萄に酸がある証拠。
飲んだ印象は苺(笑)。とてつもなくピュア
。時間の経過とともにハーブのニュアンスが加わり、野に実った苺状態。翌日にはチェリー、それも上等な佐藤錦(笑)。香りの鮮烈さディテールの明瞭さはブリュット・ナチュレと変わりませんね(笑)。
あー、良かった(笑)。
ブリュット・ナチュレと比べると、飲み応えがあり、よりヘビーで全体の大きさを感じます。マロラクティック発酵も起こしているようです。肉厚な出来映えは立派(笑)。緻密な設計、塩梅ですね(笑)。瓶熟成期間は14ヶ月とさほどは長くありませんが、それも計算の内。翌日までしっかり持つ泡は上物の証。あと特筆すべきは供出温度。
5~6℃でも香りが出ます!ビール並みに冷やしても楽しめる夏向きな仕上がり。
う~ん。
氷でう~んと冷やしてプール・サイドのパラソルの下に寝そべり、苺をかじりながら飲む!リアルなプリティー・ウーマンごっこが出来ます(笑)。もちろんディナーでは最初から最後のデザートまでカバーするはず。
私の好きなペリエ・ジュエ のベル・エポック ・ロゼ を連想しちゃいました(笑)。
ケチなマスキューにふさわしいグレートな味わいでございます(笑)。
あと、スペインらしいアヴァンギャルドなラベル・デザインには目を奪われます。いつもの1+1=3デザインから別物のカッコ良さ(笑)。デザインもプールサイドでカッコつける用(笑)。勝負に出たかな(笑)。
ちなみにこの下のランクのブリュット・ロゼは以前試飲会で好評でしたが、これはそれ以上(笑)。こう言えばマスキューの常連の方は味わいに想像つくかと(笑)。
以上5本!
最後の2本くらいなら開けても密は避けられるかな?
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Jul 09, 2020 by
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『
ドメーヌ・クロード・ネル』
今回、たまたまフランス・ロワールのドメーヌ・クロード・ネルが特別価格での入荷!
興味をそそられる4アイテムを試飲いたしました!
その試飲レポートでございます。
テイスターは私、家内、そして筋金入りのワイン・エキスパートのKさんの3名。
横須賀在住のKさんはコロナ感染を気遣い、わざわざ空いている各駅停車に乗ってのご来店。痛み入ります!
●
クロー・ド・ネル カベルネ・ソーヴィニヨン 2004年 赤 フランス ロワール 赤 アンヌ・クロード・ルフレーブ・エ・クロード・ピシャール フランス 赤 ヴァン・ド・ターブル 750ml 3205円税込み
Kさん「う~ん!こりゃ、凄い!タンニン、酸の分量が計り知れない。暴力的ですらある。しかも2004年!まだまだ造ったばかりみたいに若い。こんなワインあるんだ(笑)!」
私「収穫年から16年も経っているのに、全然こなれていない(笑)。反則ですよね(笑)。飲み手に全く媚びていないワイン(笑)。」
家内「途方に暮れちゃいますよね(笑)。」
私「これ飲んでカベルネ・ソーヴィニヨンだと解る人いないと思います(笑)。」
Kさん「このワイン、一体何時になったら飲み頃になるのかな(笑)?余分なパワーが収れんし、貴婦人のような妖艶な姿のワインになるとは思えない(笑)。あと10年スパンで見ないとダメかな?」
私「う~ん。昔はこんなワインがよくあったような気がします。少なくとも90年代以前。」
Kさん「でも、これ除梗してるんですよね?」
私「はい。除梗はしています。ただ採算の取れる収穫量、生産量ではありませんね(笑)。」
家内「理想のワイン造りに殉じたのもわかりますね。」
Kさん「マスキュさん!私様々な濃いワインは飲んだつもりですが、これはそれを越えています。良いのか悪いのか判断つきません(笑)。」
家内「シュ・ド・ウェストにこんなタンニンのワインが昔はあったような気がします。イレルギーとかカオールとか。少なくともロワールにはない(笑)。」
Kさん「たしかにロワールとは思えないし、思いたくない(笑)。」
私「カオールのシャトー・コマンダリー!
あれだぁ!」
家内「あっー!コマンダリー!似てる(笑)。20年以上経ってようやく飲めるワイン(笑)。30年くらい経つと凄く美味しかった(笑)。」
Kさん「クーリー・ディテイユみたいですか?」
私「熟成したクロ・ド・エコーよりパワーがもっとある感じ?香りを含めた全体のパワーは圧巻。もちろんタンニンは気にならなくなる。」
Kさん「これも30年経つとそうなるのかな(笑)?」
私「解りません(きっぱり)!(大爆笑)
私にとって、ずっーと気になって気になってしょうがないワイン。まだあったのも何かの縁。決めました!給付金が入ったら1ケース買います(笑)!死ぬのが先か、このワインのことが解るのが先か解りませんが(笑)。悔いは残らない(笑)!」
●
クロー・ド・ネル グロロー 2011年
クロー・ド・ネル フランス 赤 ヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 3080円税込み
家内「これは2011年のグロロー100%のワイン。舌触りが特徴的(笑)。」
Kさん「グロローってロゼ・ダンシュの主要品種ですよね?甘くて飲みやすい。昔流行りましたね(笑)。」
家内「あんまり誉められない品種ですよね(笑)。」
私「2011年ですから完全にルフレーブに経営が移った後のキュヴェなんですが、もともとクロード・ネルが持っていた畑です。」
Kさん「おー!変わってる(笑)。凄く滑らか(笑)。わりと飲みやすいですよ(笑)。深みもあるし、これ、イイんじゃない(笑)。まだ香りのディテイルははっきりしてないけど、熟成もしそうだし。グロローの赤、今回が初体験ですが面白い(笑)!」
家内「チャレンジャーですよね(笑)。グロローで熟成する赤ワイン造ってる生産者いないのでは?」
私「まだ香りが閉じているのか?もともとあまり香りがしないのか?解りませんが
(ゴメンナサイ)、こんなにタンニンが滑らかで質感もあるとは!品種特性ですね。ちょっとプラムっぽいかな。」
家内「ルフレーブの経営になってから木樽熟成の期間が1年、以前の1/3になりましたが、この滑らかなタンニンは品種由来のような気がします。」
Kさん「キャップは蝋止めだし、まだまだもちそうですね。成長の途上の感だね(笑)。」
家内「2017年ヴィンテージは良いですね。いかにも長熟しそう(笑)。」
●
クロー・ド・ネル 『キュヴェ・ヴィオレット』2012年 アンジュ・ルージュ クロー・ド・ネル フランス ロワール 赤 アンジュA.C. 750ml 3080円税込み
家内「これはカベルネ・フラン70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%のワインです。」
私「この『キュヴェ・ヴィオレット』はルフレーブの代になってからリリースしたものです。」
Kさん「おっ!凄い!迫り来るね(笑)。たしかにロワールのカベルネ・フラン。広がりがある。もちろんパワフル。」
私「2004年のカベルネ・ソーヴィニヨンとは全く別物(笑)。かといってすいすい飲めるものじゃない(笑)。かなり上物のカベルネ・フラン(笑)。」
Kさん「このセパージュの割合がミソですな(笑)。ソーヴィニヨンよりフランが多い方が解りやすい(笑)。」
私「そーなんです。2003年のフラン100%のものも果実味が明瞭でした。たしかにルフレーブの所有になってからワインは飲みやすくなったけれど、飲みやすいと言ってもコレ(笑)。」
家内「2012年ですが、まだまだ行けますね(笑)。でも20年は無理かな(笑)?ちょっと青臭さがあってロワールのフランらしいです。ピーマンを塩焼きしたものを食べながら飲んだらとても美味しかったですよ(笑)。」
私「これだってもう少し待った方が良いくらいだよね(笑)。」
Kさん「未熟な青さじゃないんですよね(笑)。生き生きした青さとでも言えば良いかな(笑)?」
私「クロード・ネルのワインって無理に遅摘みしないんですよね。アルコール分も12%ほどで仕上げます。」
Kさん「それでこれほど凝縮感が出るのは凄いことですよね(笑)。収穫量を落としてこそですね。あとテロワール由来かな?」
家内「フラン100%のキュヴェに比べると
硬さ強さをより感じますね。ワインの色も全然古びていない。こっちのキュヴェの方が、よりクロード・ネルらしいと言えますね(笑)。」
〇
シェナン・ブラン 2017年 クロード・ネル フランス ロワール 白 I.G.P.デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 4478円税込み
私「このシェナン・ブランはルフレーブに移ってから取得した畑のものです。」
Kさん「ほっほぉー(笑)。ルフレーブと言えば白!ブルゴーニュの白と言えばルフレーブ!期待出来ますなぁ(笑)。」
家内「シェナン・ブランって高貴な品種ですからね(笑)。」
私「シェナン・ブランはシャルドネより酸がありますけども香りのニュアンスはとても似ています。」
Kさん「おー!シェナンの味だぁ(笑)。ミネラリーで切れがある。凄いパワー。」
私「2017年らしい酸のあるスタイルですね(笑)。これでもっとトロミがあると良いのですが(笑)。時間が解決するのかな?」
家内「ワイン自体はグラン・クリュ規格ですよね。少なくともシャブリのグラン・クリュには匹敵する。」
Kさん「コルクもDIAM10だし(笑)、10年くらい経ってから飲むとトロトロになるのかな(笑)?」
私「すぐに飲めるルフレーブ・スタイルじゃないんですよね。やはりシェナンは手強いのかな(笑)?」
家内「でもルフレーブがシェナンに目をつけたのは流石、慧眼だと思うな(笑)。マダム・ルフレーブらしいチャレンジだよね。シュナンのポテンシャルって凄いもんね(笑)。」
Kさん「マダムが亡くなったのは2015年でしたっけ?」
家内「そーなんです。年齢は我々とあまり変わらない。ショック!」
私「クロード・ネルは、今は旦那さんのドメーヌになっているようですね。」
Kさん「偉大な辛口シェナンを造り上げるのがマダムの供養になるよね。」
私「辛口のグレート・シェナンってあまりないですよね。どうしても甘口のグレート・シェナンになってしまう。」
Kさん「そうそう。やはりとことん濃いシェナンを造ると酸が制御出来ないのかな
?やはり甘さで酸の強さをマスキングするしかないのかな?」
私「きっとサンセールの辛口グレート・ワインに匹敵するものを目指してるのでしょうね。いやいや、どーんと『レ・ピュセル』かな(笑)。でも、得意の木樽発酵、木樽熟成もピュリニー・モンラッシェと同じではシェナンを御しきれない。まだ試行錯誤を積まないといけないのかもしれませんね?」
Kさん「木樽のニュアンスが全く気にならない。手強い(笑)。」
家内「私は辛口のグレート・シェナンは、ドメーヌ・バブリュのオルドビシアンが唯一認めるところですが(笑)、将来クロード・ネルもその一つになりそう(笑)。」
Kさん「このシュナンとても高価ですが、いつか将来はとんでもない価格で取引されるようになるかもね(笑)。」
私「マダム・ルフレーブの夢を飲んでいるような
情念のドメーヌ・クロード・ネル セット
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Oct 17, 2013 by
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うーん。
『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2010年はオールドファンに好まれるようです。
今日も永年ワインを飲まれているあるお客様が…
お客様「マスキューさん『ネル』ありますか?」
私「ございます。前回同様にフレゼント用にしますか?」
お客様「いやいや。自分用(笑)。このワイン普段飲むには実に宜しい(笑)。飽きない良さがあるんだよね。」
私「我々のような50代以上の方。特にワイン歴の長い方は、そうおっしゃる方がとても多いのです(笑)。若い方はもっと甘くインパクトのある解りやすいワインを好むようです。」
お客様「そんなもんかな(笑)?くどいワインを毎日飲むのは辛いね(笑)。」
私「『ネル』の品の良さを若い方にも知って頂きたいものですが…、解らないかな(笑)?」
お客様「嗜好は年齢で変わるから、それだけの問題かもしれませんよ(笑)。」
さすがドクター!
失礼いたしました。
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Sep 29, 2013 by
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昨日はお忙しい中、ご来店ありがとうございました(笑)。
まずはウェルカムを兼ねて泡です!
〇プロ・セッコ エキストラ・ドライ サンテロ イタリア 発泡性 白 プロ・セッコD.O.C.750ml 1440円税込み
「飲みやすいですな。でもちゃんとプロ・セッコの香りがするね(笑)。」
「マスキューさん。このプロ・セッコ『お一人様一杯』の札かかってますが、数がないんですか?」
私「お恥ずかしいのですが、急に人気が出たらしく追加発注したら既に完売していました。すみません。」
「プロ・セッコって癖があるけど、このワインは癖に感じないよね。日本人好みになるのかな?」
「独特の植物っぽさがあるよね。でも品が良いね。」
「伸びやかさがプロ・セッコらしいよね。」
「飲みやすくて危険だな(笑)。下手すると30分かからないで飲んじゃいそう(笑)。」
「サンテロってオレンジのラベルがありましたよね。あれもひたすら飲みやすい(笑)。」
「ずいぶんあのオレンジのスプマンテ飲んだなぁ(笑)。」
「あのオレンジとこの水色は明らかに違うよね(笑)。」
私「このプロ・セッコ、フリウリからタンクでピエモンテに持ってきて瓶詰するんですが、法律は原則禁止。でも法律以前からこの方法でサンテロはやっており、しかもプロ・セッコを有名にしたのもサンテロなので特例扱いだそうです。」
「なるほどね。誰も文句言えない訳だ(大爆笑)。」
「マスキューさん。サンテロってそんなに大きな会社なら、このプロ・セッコは日本仕様なんですかね?」
私「あー!有り得るかも知れませんね。調べてみます。」
家内「この繊細で飲みやすいスタイルのプロ・セッコって、ありそうでない(笑)。」
「うーん。良い意味でも悪い意味でも完璧なんですよね。」
深いご指摘ありがとうございました!
さて次は春の試飲会でマスキューデビューしたシャトー・ル・ペイラ。夏場を越して変身です(笑)。
●シャトー・ル・ペラ 2009年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 1200円 税込み
「これって春飲んだ時、ローヌのワインみたいだったワインですよね?」
私「はい(笑)。夏場を越して良くなったかと…。」
「確かにボルドーの味(笑)!」
「このワイン、カベルネ・ソーヴィニヨン入っていますよね?とてもしっかりしてますね。」
私「実はメルロが85%、カベルネ・フランが15%です。春に飲んだ時はふくよかさが印象的で、いかにもローヌっぽかった(笑)。」
「でもこれ、立体的で構造に鉄筋が入ってる(笑)。カベルネ・ソーヴィニヨンっぽい硬さがあるよね。なんでかな?」
私「ありがとうございました。夏場を越して、タンニンが立体的になりました。折り重なり壮麗とは言えませんが(笑)。その系譜に繋がるかと。」
「広がりもありますよね。」
家内「農薬の使用量が少ないようです。」
私「2009年の作柄は良いみたいですね。」
「そうそう。特に右岸はかなり良さそうですね。」
「ボルドーでもコストパフォーマンスの良いワインがまだあるんですね(笑)。」
「マスキューさん。これって熟成するってことなのですか?」
私「この変化はワインの質が時間の経過と共に向上している状態です。熟成は劣化の蓄積と見る専門家がいますが、この場合は良い方向に作用してますよね。」
「じゃあ、時間が経ても良くならないワインもあるってことですか?」
私「鋭い(笑)!沢山あります(笑)。」
話しが危なくなってきました(笑)。
次は波乱のドメーヌ。
●『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2010年クロー・ド・ネル フランス ロワール アンジュA.C. 750ml 2190円税込み
「相変わらずラベルかっこいいな(笑)。2003年3本飲んだっけ(笑)。どれどれ…、あっ!2010年は2003年とは別物!」
「同じ生産者のワインとは思えない。」
私「そーなんですよ。優良なシノンやブルグイユみたいなんです。」
「店長!私、マスキューさんで散々カベルネ・フラン飲んだから試験のティスティングでは、一発でフラン解りましたよ(笑)。この2010年は典型的でとても良いですよ!」
私「ありがとうございます(笑)。家内共々フラン好きなものでして…。」
「2010年は先々2003年みたいになるんですか?」
家内「2003年は、反則と言って良いほどの凝縮したワインです。2010年は規格内の造りですから、熟成しても2003年のようにはならないはず。もっとも2003年は10年経ってもあまり変わらなかったし(笑)、まだまだ伸び代があるはず。」
私「2005年は醗酵槽で微生物が発生したらしくワインがダメになり、2006年は雨によるベト病が発生して収穫の全てをダメにしたようです。原理主義的なビオディナミの生産者として注目されていましたが、やり過ぎはあまりにリスクが高かったようです。二年連続で収穫がゼロですから破綻してしまいます。」
「あー、そうなんですか。気の毒ですね。それでルフレーブの経営になったんですね。ワインづくりも安全運転になった訳だ。岡本さん、実は私2003年1本取ってあります。」
私「それはそれは!先見の明がありましたね(笑)。飲んだらどんな味になっていたか、教えてくださいね(笑)。」
「ワイン造りって大変なんですね。」
私「この2010年がルフレーブによる再出発ヴィンテージになります。樽熟成期間も1年と短くなってますね。」
家内「2003年は3年熟成。ロワールでは異例なワインでした。」
「冷静に考えると、今の有名ドメーヌの造るカベルネ・フランは3000円くらいはしますから、この2010年はコストパフォーマンス良いですよね。」
マスキューのワイン・ラヴァーはクロード・ネルを見守ります!
今度は南フランスの果実爆弾の登場です。これも2009年とは違った味わいです。
●『ドモワゼル・クレア』 2010年 カバルデスA.C. ドメーヌ・カザバン 南フランス ミディ 赤 750ml 2100円税込み
「うわっ!まろやか!旨いなぁ。」
「ホント(笑)。2009年って凄く強い印象ありましたよね。2010年も凝縮感はとてもありますが、融合している感じかな。」
「シラーとメルロで出来ているのが信じられない(笑)。」
「それだけでも不思議ですよね。」
「2009年のペパーミントのニュアンスはシラーの特徴なんですか?」
家内「スパイシーさはシラーの特徴ですが、暑い年に過熟するとシラーに限らず表れ易い特徴かと。」
私「南フランスの2009年では割と良くみかけられました。2010年の方が完熟のタイミングにずれが無かったように思います。」
「たしかにこのワインは濃いけれどジャムっぽさがない。ディテイルに無理がない。」
私「流石!あと2010年は複雑で変な香りもします(笑)。いわゆるビオ臭です。時間が経つと消えて行きますが。」
「この漢方薬みたいな感じかな?」
私「はい。ちょっとシナチクっぽい(笑)。甘い泥みたいな(笑)。」
家内「この点、好みの別れるところですね。」
「リキュールのチェリー・ヒーリングに似ていませんか?」
私「似てますね(笑)。きっとチェリー・ヒーリングの方が似せたんですよ(笑)。(良くお気づきで!鋭い感性です。勉強してますね。)」
さて、いよいよ佳境。あっと驚くサルデニア島のワイン登場!
●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 2680円税込み
「あっ!色薄いですね。ロゼみたい(笑)。」
「ブルゴーニュのピノ・ノワールみたい!エレガント!」
「チェリーですよね。たしかにピノ・ノワールぽい。でもオリジナリティあるよね。」
「経験したことないなぁ。田舎臭いところはイタリアっぽいけど(笑)、高貴な味わい。」
「そうそう。田舎の貴族や王様が飲んでいそう(笑)。こりゃ旨い!」
「色は薄いけど、物凄く強靭。酸の量が凄いね(笑)。でも酸が上手にコントロールされてるよね。最近マスキューさんが探してる薄旨いワインですかな(笑)?」
私「私、結構このワインにやられてます(笑)。このマラスキーノチェリーの味わいは、比べるものがないかと。」
家内「前に扱ったパーラのカンノナウとは全く別物です。あのワインは理解の範疇でしたが、これは想像を越えてます(笑)。」
「カンノナウ→ガルナッチャ→グルナッシュでしたっけ?でもこのワインはあくまでカンノナウとしか言いようがないよね。それでも、きっとサルデニア島では特異なカンノナウなんだろうね?」
私「暑く寒暖差のない砂地でこんなに香り高いワインが出来ることはセオリーにはありません。面食らいました。」
驚きはまだまだ続きます。続いて白。
〇『カニマリ』 ヴェルメンティーノ ディ サルデーニャ2010年 ヌラーゲ クラビオーニ イタリア ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.白 750ml 2670円税込み「おー!言葉が出ない(笑)。物凄い密度。」
「グリーンのノートが強い。圧倒的だね。」
「液体の中にあるミネラルの量が凄いですね。つけ入る隙がない(笑)。カンノナウと同じ人が造ったとは思えませんね。」
家内「カンノナウもこの白ワインも密度感が凄いのですが、無理した感じがないんですよね。わざわざ収穫を遅らせたような…。」
私「それなりにちゃんと収まっているんですよね。」
「白ワインにこんなに強いワインがあるんですね。途方にくれちゃいます(笑)。フレッシュでフルーティーなのが白だと思ってました。」
「なるほど、試飲会の最後に出てきた訳だな(笑)。」
私「いきなりこの白を飲んだら、ショック症状を起こすかも(笑)。サルデニア島最良のヴェルメンティーノの部類です。」
「このワイン何に合わせたら良いんですか?思い浮かばない(笑)。」
家内「魚介類やペコリーノみたいな強いチーズには最適です。魚介類と言っても濃厚なアメリカンソースなんかを使った料理でしょうね。」
「甲殻類ですね(笑)。」
以上、お疲れ様でした!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Sep 27, 2013 by
weblogland |
明日はマスキューの試飲会です(笑)。
一ヶ月あっと言う間ですね。
昨日今日と明日の試飲会にこられない方が、ご来店下さってます。
お客様「マスキューさん、明日の試飲会行けないから今日来ちゃいましたよ(笑)。」
私「ちょうどさっき明日のワインを並び終えたところです(笑)。ご覧ください。」
お客様「はいはい。これですか(笑)。今回は赤が多いのかな?」
私「はい!ようやく赤の季節になりました(笑)。」
お客様「ところで、最近ワインの価格は上がっているんですか?マスキューさんはあんまり変わってないみたいですが。」
私「もう大分価格は上昇傾向なのですが、この10月以降にインポーターさんの値上げがさらに増えます。マスキューは在庫品や無理を言って価格を上げないようにしていましたが、もう限界です。入れ替わりには上げざるを得ません。あと、値上げで見合わなくなったワインの扱いを中止して、新しいワインを探すしかありません。」
お客様「そうするとシャトー・ル・ペイラ2009年は値段も上がってないからお買い得ですね?」
私「良くお気付きで(笑)!この後の2010年は値上がるようですから、今が絶好かと。味わいも夏場を過ぎてすごく良くなっています。」
お客様「なるほど。今回の試飲会の目玉ですな(笑)。」
私「いやいや(笑)。目玉の一つです(笑)。」
家内「中には
クロー・ド・ネルのように1000円近く安くなったワインもあるんですよ(笑)。」
私「味に見合った価格です。ヨーロッパのワイン価格の決定には生産者と消費者の合意。生産者がこの味だったらこれくらいの値段にする。みたいな合理性がありますね。」
お客様「ある意味、生産者も市場も成熟してるんですね。まあ、ワインも農産物だしね(笑)。」
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Sep 24, 2013 by
weblogland |
今月9月28日のマスキュー店内試飲会のラインナップが決まりました!
実はあと1本がまだ到着しておらず映像が抜けますが、取り急ぎご報告いたします。
まずはイタリアのサンテロが造るプロ・セッコ
〇プロ・セッコ エキストラ・ドライ サンテロ イタリア 発泡性 白 プロ・セッコD.O.C.750ml 1440円税込み
ご存知イタリア ヴェネトとフリウリを代表する発泡性ワインです。
このワイン、いかにもプロ・セッコらしい。グレーラ種由来の植物のニュアンスが強い、白い花の香り。きめ細やかでフレッシュ。それでいて溶け込みが良く、泡立ちもシットリとして品が良い。
さすが名門サンテロです!
追随を許さないコストパフォーマンスの高さ。
でも、ちょっと待った!サンテロはたしかピエモンテです。ピエモンテで瓶詰めしたらスプマンテ表示のはず?
謎がありますが、旨さ故余計好奇心が掻き立てられます(笑)。
そして写真が間に合わなかった
●シャトー・ル・ペラ 2009年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 1200円 税込み
今までのコート・ド・カスティヨンA.C.が2009年からコート・ド・ボルドーA.C.となりました。カスティヨン産葡萄100%のワインは頭に村名カスティヨンを名乗れます。
このシャトー、1878年創業のヴァラッド家の所有。同家はカスティヨンにシャトー・ブリソンも所有しています。いわば老舗のカスティヨン専業生産者です。
現在、30年の経験を積んだポールとロレッタ夫妻と息子のセドリックの3人が中心となり、エコ・セールの認証取得後ビオ・デナミに取り組んでいるようです。
セパージュはメルロ85%、カベルネ・フラン15%。ビオ系の生産者らしく高めの仕立てのダブル・グイヨ。1本の葡萄樹に8房ほどしか実を成らせない低収量です。
このワイン、春にマスキューデビューをしましたが、夏場を過ぎて調子が出てきました。良いワインの典型です(笑)。前に飲んだ印象と比べてくださいね(笑)。
そして、2003年ヴィンテージでマスキュー衝撃のデビューを飾ったフランス ロワールの
クロー・ド・ネルが2010年にて再登場!いろいろ訳があり、大変だったようです。
●『
クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2010年
クロー・ド・ネル フランス ロワール アンジュA.C. 750ml 2190円税込み
クロー・ド・ネルはブルゴーニュのルフレーブとクロード・ピシャールがビオデナミ先進地域ロワールロワール・アンジュの地でジョイントして造ったドメーヌです。
マスキューでは2003年のアンジュ・ルージュを取り扱いましたが、渾身の凝縮感は皆さんのご記憶にあるかと。規格外れのグレートワインでした。
ところで、現在はルフレーブの単独所有となっています。2006年、2007年と収穫が得られず窮地に追い込まれました。このため元締め(笑)の姐御マダム・ルフーブが全て購入することでドメーヌを存続させました。クロード・ピシャールさんは引き続きドメーヌに留まっていましたが、2009年に再出発したそうです。ですからこの2010年ヴィンテージは完全なルフレーブのワインとなります。注目のヴィンテージなのです。
さて、つぎも新しいヴィンテージにて再登場、
●『
ドモワゼル・クレア』 2010年 カバルデスA.C. ドメーヌ・カザバン 南フランス ミディ 赤 750ml 2100円税込み
果実爆弾の再登場です(笑)!
このカバルデスA.C.は1999年にAOCに昇格した比較的新しいものです。場所はラングドックの最西端、南西地方の東端にあり、地中海と大西洋の間といったところです。そのためかカバルデスA.C.ではグルナッシュやシラーを40%以上、カベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨン及びメルロを併せて40%以上の割合でつくることになっています。オキシデンタルとポンティカを混ぜる変わったワインをつくります。気候的には、夏場雨が降らない割に乾燥しない恵まれたところなのです。
このワイン2009年にマスキューデビューしました。非常に緻密でスパルタン。驚くほどスパイシーな独特の味わいにはビックリ。
今回の2010年はとにかくまろやか。同じワインとは思えませんぞ(笑)。
そしてイタリアの島のワインです(笑)。これが面白い!
●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 2680円税込み
アントネッロ氏が2003年創業。サルディーニャ島の最北部、サッサリ(Sassari)県のソルソ(Sorso)に35haを所有。
生産者曰く、カンノナウはガルナッチャの原種にあたるそう。仕立てはシングルギヨ。密植度6,250本/ha。一本の葡萄樹に11房しか房は残しません。おそらく1本の葡萄樹からワイン1本ほどしか出来ない低収量です。
海抜10mと200mの2面の畑のブレンド。南北に平行した畝。地質は砂と砂質粘土。手摘み。甘く完熟したマラスキーノチェリーを思わせる香り。明瞭で透明感は品の良さ、品質の良さの証。
醸しが短いせいか明るく透明感があります。有りがちな真っ黒いワインじゃありませんね(笑)。味わいは色に反して、芯の強さを感じるギュッと凝縮した果実味。旨味がたっぷり感じられ、滑らかなタンニンと酸もきめ細やか。
ワイン自体の崩れない頑強さには驚かされます。
前に扱ったパーラのカンノナウはガルナッチャ→グルナッシュ繋がりが連想できましたが、このワインは別物。明瞭なマラスキーノチェリーの香りこそ、カンノナウの証。
ローヌ・ヴィラージュの標高の高い畑で造られるグルナッシュがピノ・ノワール的になるのに近い感覚です。
サルデーニャ島では南部のカンピダーノ平野にワイン産地は集中していますが、最良の白ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラは北部にあり異彩を放っています。これと同様なことがカンノナウにも言えるんでしょうか?
畑は標高の低い砂地なのに…。しかも海のすぐ近くですから、寒暖差は望めません。いきおい濃いだけの甘いワインが連想されますが、違う。
セオリーからは想像出来ない優良なワインです。ただし、一度本土に運んでから輸出されますから、運賃が高いようです。このため、お値段もちょっと高級です(笑)。
まあ、唯一無二のカンノナウの味わいには味わうべき価値はあるはず。
〇『カニマリ』 ヴェルメンティーノ ディ サルデーニャ2010年 ヌラーゲ クラビオーニ イタリア ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.白 750ml 2670円税込み美しいビーチの水際まで迫る畑より土地のエッセンスを凝縮させたフルボディな白ワインを生みだします。 サルデーニャ島は島の南部がワイン生産の中心ですが、D.O.C.G.は北部の ヴェルメンティーノ・ディ・ ガッルーラのみです。葡萄栽培は輸送の楽な南側が中心となるようです。
島唯一のD.O.C.G.ヴェルメンティーノ・ディ・ ガッルーラは、硬質でタイト、それでいてスケールの大きな素晴らしいワインです。愛する『カナイリ』なんか筆頭ですね。
今では高級品ですから、手が出なくなっちゃいましたが(笑)。
ところで、この『カニマニ』はD.O.C.G.のすぐ西隣で造られます。ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.ですが、味わいはまさにD.O.C.G.!
凝縮された果実味とミネラル感は圧倒的。渾身の造りのワインです。
過熟させたようなわざとらしさが無く、大地と陽光をミッシリ詰めたような味わいは、取っ付き易くありませんが、魅了される方もおられるはず。
このワインを口にして言葉を失い背を向けるか?はたまた言葉を失い虜になるか?
以上6本ご用意いたしました。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、ご自由にいらっしゃってくださいませ。
ご来店お待ち申し上げます。
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Jul 26, 2012 by
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やはり
クロー・ド・ネル2003年
アンジュ・ルージュは人気がありますね。
先月の試飲会で大人気だったフランス ロワールのカベルネ・フランです。
マスキューでは決して安い価格のワインではありませんが、リピート率がとても高いです。
うーん。
ブルゴーニュの名門ルフレーヴがやっているだけのことはありましたね。
通常著名ドメーヌに上り詰めると、その名前を利用してネゴシアン業を営んだり、さらには新天地(土地や人件費が安い)で大規模なワイン生産を始めたりします。
でもルフレーヴのロワールでの試みは違いましたね。ワイン自体の目指す高みを意識させます。ロワール最良の唯一無二のワインを造ろうとしてますね。
ビオ・ディナミを唄い、ちょっとうさん臭く思ってましたが、実際飲んでみてビックリしました(笑)。ビオ・ディナミの根拠のないプレパラシオン(自家製薬剤?)は信じませんが、根底にある低収穫量とハードワークそして農薬などの人為を極力排除する姿勢は、良いワイン造りの基本です。
そういえば、もうすぐ土用の丑の日です。極上の鰻を食べながらこのワインを飲んだら美味しいでしょうね。
イケない!
そんな贅沢考えては!
でも一年に一度くらいはやってみたいですね(笑)。
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Jul 12, 2012 by
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やはり
クロー・ド・ネルはマニアックなワインですかね?
マスキューの6月の試飲会のトリをかざったロワールの赤ワインです。
じつは、試飲会の前に家内と話しました。
家内「ネルのワイン凄く良いし、好きなタイプのワインだけど、ちょっと難解じぁない?」
私「やっぱりそう思う?ワインを飲みはじめたばかりの方は なんで?って思うかもしれないよね(笑)。」
家内「アメリカナイズされた飲みやすいスタイルのワインだったら、いくら濃くても解りやすいけど、ネルのワインは解るまでに鍛練が必要だよね。」
私「うーん。そうかもね。あのワインが本領を発揮するには一流のレストランで、それなりの食事をするべきだしね。」
家内「そうなんだよね。だから試飲会ではコンテの中で一番美味しいコンテ・ド・モンターニュを用意しましょう(笑)。」
私「だったら、大丈夫だね(笑)。」
などという舞台裏がありました(笑)。
でも、皆さん我々が思っている以上に経験値が高く、あのワインを評価してくださいました。特にワイン歴の長いマニアックな方は大絶賛、ビギナーの方は大賞賛。
やはり良いワインは良い!?
確実にワインにハマった方を増やしました(笑)。
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Jul 02, 2012 by
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あー、良かった。
まだありました!
『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2003年です。
土曜日の試飲会で大人気だった赤ワインです。当日売り切れてしまい。休み明けの今朝一番でインポーターさんに電話しましたところ、幸いにもあと50本ほどありました。ラッキーでした(笑)。
試飲会の時
「ネルのこのワインは何に似ていると思いますか?」
と質問されて、すぐに思い当たるワインが出てきませんでした。
うーん。
同じワインはありませんが、カオールのシャトー・ピネレ『
ロタンティーク』のスタイルが似ているかも?マルベックで造られてますから、基本的な香りは違います。ただ味わいの表出パターンが似ているのでは?ワイン自体の深さ、タンニンのボリューム感は互いにトップレベル。なかなか手の内を現さないところは共通(笑)。尽力したグレートワインであることも共通(笑)。感動したことも共通(笑)。
似てないかな(笑)?
同じものがありました!
試飲会でYさんが目ざとく発見しました。
じつは
クロー・ド・ネルとルモワスネの
サヴィニ・レ・ボーヌ1998年のボトルがとても似てました(笑)。微妙には違いますが、かなり似てます。重量感のあるブルゴーニュスタイルの高級ボトルです。
答になってませんね(笑)。
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Jul 02, 2012 by
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試飲会には皆様のご来店ありがとうございました。
最後、ワインが足りなくなりご迷惑をおかけいたしました。お詫び申し上げます。
まずは
〇『ピンク』2011年 ドメーヌ・ド・ラ・ブリヤーヌ フランス コトー・デクス・アン・プロヴァンスA.O.P.750ml 2070円税込み
「おー、色が綺麗ですね。夏向きですな(笑)。」
「これってロゼですか?」
私「感覚的には白ワインを造るように造られてます。黒葡萄で白ワインを造る過程で色が付いたような感じですか。」
「プロヴァンスって言うとセザンヌが好んだ南フランスですよね。」
「そうそう。サント・ヴィクトワール山でしたっけ。」
私「あの山の麓の標高400mほどの斜面に畑はあります(笑)。」
家内「標高が高いので、厚ぼったくないですよね。酸はしっかり入ってますが、とてもエレガント。」
「なるほど、たしかに。だから順番が急遽変わったんですね(笑)。」
私「ブログお読みになりました?」
「はい!(爆笑)」
私「この『ピンク』は最後の赤を飲んだ後にまた戻って飲んでも味が霞みません。軽いのですが実にしっかりしています。」
「うーん。たしかに。ワインとして完成してるんですね。」
「マスキューさん、このワイン表記がA.O.P.となってますが?A.O.C.じゃないんですか?」
家内「2011年からA.O.C.はA.O.P. D.O.C.はD.O.P.と表記するようです。EUの法律に合わせる足並みのようです。ちなみにPはプロダクトです。」
「勉強さぼると置いてかれますね(笑)。」
あと、今日は飛び入りで『ピンク』のインポーターのSさんが参加してくださりました。ちょうど私が配達に出た後で家内一人になりごった返していた時でしたから、助かりました。彼女フランスから帰ってきたばかりで、現地の生情報を教えてくださり、皆さん盛り上がりました。ありがとうございました。
さて次はイタリアの白二連発です。
〇ファランギーナ サンニオ ビオロジカ 2010年 タブルニ・ドムス イタリア カンパーニャ サンニオD.O.C.白750ml 1320円税込み
〇『テバルド』 2011年チウ・チウ イタリア マルケI.G.P.白 750ml 1770円税込み
「『ファランギーナ』って何ですか?葡萄品種?」
私「そうです。ギリシャから伝わった古い葡萄品種のようです。イタリアには沢山この手の古い葡萄が沢山あります。」
家内「一村に一品種と言っても良いくらいです(笑)。D.O.C.が多い訳です。」
「味は独特ですねぇ。あと苦みも独特。」
「うんうん。でも嫌な苦みじゃない。」
私「柑橘類の皮のようですよね。味わいとしてある苦みですね。青野菜に合わせ易そうですね。」
「オレンジや梨?の香りがするね(笑)。」
「私タブルニ・ドムスの『グレーコ』凄く好きなんですが、あれほどトロトロじゃないんですね。」
私「私も『グレーコ』みたいにトロトロかと思ったんですが、違いました(笑)。どうやら意図が違うようです。」
「こっちの方が幅広く料理に合わせられますよね。」
「果物を丸ごとワインにしたみたい(笑)。とってもジューシー。」
「甘さがありますよね。」
私「たしかに甘く感じますが、残糖分ではありません。口の中でべたつきません。」
「経験したことがない白ワインですね。」
家内「つぎのチウ・チウも変わってますよ(笑)。イタリアの真ん中のマルケ州のワインでシャルドネメインでソーヴィニヨン・ブランがちょっと混ぜてます。」
「これもまたフルーティー(笑)。」
「ホントにシャルドネですか?!」
私「そーなんです(笑)。ソーヴィニヨンは入ってますが、別物ですよね。」
「なんて言ったらイイんだろう。複雑で香水みたい。」
「メロンっぽい(笑)。あと塩からさがある。」
「今日のはみんな塩からい(大爆笑)。」
私「生ハムメロンのためにあるワインかと(笑)。」
「それ鉄板!まんまですよ(笑)。」
「『ファランギーナ』と『チウ・チウ』のどちらか選べと言われたら困りますね。(笑)。」
私「はい。それは好みの問題かと。両方選んでも良いかと(笑)。」
「わたしは名前が可愛いから『チウ・チウ』派(笑)。」
家内「それも有り(笑)。」
それにしてもイタリアの白ワインは進化しました。温度管理が出来るようになってから、格段の進歩です。葡萄のアロマがこんなにも多量で、バリエーションもこれほど豊富とは!この多様性は世界に誇れますね。
さて後半戦は赤ワインです。まずはタブルニ・ドムスの造るアリアニコです。
●アリアニコ サンニオ ビオロジカ 2008年 タブルニ・ドムス イタリア カンパーニャ サンニオD.O.C.赤 750ml 1320円税込み
私「2008年ですが、早飲みのアリアニコです。木樽熟成はしていません。」
「重くはないけど濃い!」
「割と酸っぱい。でもフレッシュ。あとスパイシー。ちょっとシラーっぽいかな。」
「赤いベリーの香りがアリアニコらしいね。タンニンも柔らかいし。」
「アリアニコって長く熟成させたワインだけじゃないんですね。」
そうこうするうちにチョコレートみたいなカカオっぽさが出てきました。
「おっ!カカオっぽい。」
「チョコレート食べながら飲むとマリアージュしますよ(笑)。試してください。」
「おー!口の中で化学変化が!」
「口の中で爆発しますね(笑)。」
「マスキューさん、アリアニコってチョコレートの味がするんですね。」
私「そーなんです。このワインは木樽を使ってませんから、チョコレートのニュアンスは葡萄果由来です。ただしすぐには出てきませんが。」
「うーん。深みが増した感ですね。」
「マストロベラルディーノのワインもこんな感じですか?」
私「基本的には同じですが、ワインのランクの差はあります(笑)。」
家内「いずれにせよ。美味しくて飲み頃のアリアニコってなかなか当たらないんですよね。」
「私もナポリでずいぶんアリアニコ飲みましたよ。向こうではテーブルワインとしても飲みます。でも感動するようなデイリーのアリアニコは無かったでした。このワインは優秀です(笑)。」
次は私の好きなロワールのカベルネ・フランが続きます。
●ソーミュール・シャンピニー2009年 ラングロワ・シャトー フランス ロワール 赤 750ml 1620円税込み
私「私の大好きなラングロワ・シャトーのワインです(笑)。2008年はジャンプして2009年です。」
「密度感ありますね!」
私「2009年は良かったみたいです。」
「独特!土臭い?」
家内「鉄っぽい。あと血みたいなニュアンスがあります。」
「ロワールのフランって、昔はよく青臭さがあったけど、これは無いですね。」
私「そーなんです。このワインは完全に除梗してますし、収穫のタイミングや撰果が完璧由かと。」
「なるほど。それにしても香りの伸びが凄いですね。」
私「凄いベクトルなんです。」
「合わせる食べ物はなんでしょう?」
家内「臭い系の肉は合いますよね。あとカツオも合いますよ(笑)。」
「なるほど!カツオですか。」
「鹿肉なんかも良いんでしょうね(笑)。」
「私はなんと言ってもジンギスカン!」
私「それ、現実的でイイですね(笑)。さすが北海道ご出身!」
「このワインも早飲みなんですか?」
私「はい。基本的には早く飲めるように造られてますが、これほどしっかりしているとボジョレーの早飲みとは違った早飲みかと(笑)。」
「飲む前日に開けておくのが良さそう(笑)。」
私「おっしゃる通り!」
さて本日のファイナリストの登場です。
●『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2003年アン・クロード・ルフレーブ・エ・クロード・ピシャール フランス ロワール アンジュA.C. 750ml 3240円税込み
「おー!旨い!」
「圧倒的!」
「これって前に飲んだカベルネ・フランと同じ品種ですか?」
私「そーなんです。クロー・ド・ネルの方は古い木樽で3年熟成させています。」
「ネルは長期熟成型なんですね?」
私「はい。樽の香りはしませんが、熟成の結果だいぶ落ち着いてきて、ようやく飲み頃の初めに入ったところかと。」
「それにしても物凄い香りの分量ですよね。しかもまだまだ隠れている!」
私「底が見えません。この先どう成長するか見当がつきません。3日かけて飲みましたが、手の内は解りませんでした。」
「少なくとも5年後には一度飲んでみたいね。」
「今までの経験を越えたワイン。なんと表現したら良いか解りません。身の置場に困ります。」
「味も良いけど、ラベルもカッコイイ(笑)。この鳥は何でしょう?」
「ジャパネスクですよね。頑張れニッポン!(笑)。」
家内「ところで、このチーズを食べながら飲むと美味しいですよ(笑)。」
「おーっ!おーっ!なんと! このチーズは何ですか?」
家内「コンテ・ド・モンターニュです。このレベルのワインでしたら、合わせる料理は私には作れません(笑)。良いチーズに合わせるのが手っ取り早い(笑)。」
驚嘆のグレートワインでした。
試飲会半ばでクロー・ド・ネルは売り切れてしまいご迷惑をおかけしました。休み明けにインポーターさんに早速追加を打診いたしますので、お待ちくださいませ。在ることを祈ります!
大勢のご来店ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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Jun 25, 2012 by
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今月6月30日のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!
今回は6本となります。
まずトップバッターはイタリア カンパーニャの白
〇ファランギーナ サンニオ ビオロジカ 2010年 タブルニ・ドムス イタリア カンパーニャ サンニオD.O.C.白750ml 1320円税込み
マスキューを代表する安旨白ワイン『グレーコ』の生産者タブルニ・ドムスが自家栽培したファランギーナ種で造る白ワインです。
濃密でありながらあっさりした品の良さ。上質な日常のためにあるエクセレントなワインなのです。
二本目は可愛い名前のイタリアの白ワイン『チウ・チウ』です。旨いんですよ(笑)。
〇『テバルド』 2011年チウ・チウ イタリア マルケI.G.P.白 750ml 1770円税込み
イタリア マルケ州アスコリピチェーノとアドリア海のちょうど中間のオフィーダ村に、1970年に設立された「チウ・チウ農場」のワインです。
この『テバルド』はシャルドネ主体でソーヴィニヨン・ブランを若干混ぜることで独特の味わいになっています。マルケらしい肉厚でふくよかなボディーに複雑な香りがあります。
香りが独特で複雑、柑橘類の他に高級なメロンのような高貴な香りがします。
三本目はスーパーエレガントなロゼワインです。
〇『ピンク』2011年 ドメーヌ・ド・ラ・ブリヤーヌ フランス コトー・デクス・アン・プロヴァンスA.O.P.750ml 2070円税込み
このワイン、色がピンクで美しいのです(笑)。
ロゼというよりピンクと言うべきです。カリフォルニアワインで流行ったブラッシュ・ワインを思い出しました。
セニエ法やアッサンブラージュではなく、直接圧搾法ですから、プレス時だけ果皮と触れるだけでこんな美しい色になります。いかにもプロヴァンスらしくて素敵です。
ついつい色に目を奪われてしまいますが(笑)、じつは味わいも美しいのです。バンドールのようなネットリ系の美味しさではなく、かといってハーブの香りが強いスタイルでもありません。ひたすら爽やかで美しく、フィネスのあるスタイルなのです。
そして後半戦は赤ワインです。
まず、久しぶりのお買い得アリアニコの登場です。ただ、輸入元の在庫が切れたようですから、現品のみで終わりとなりますから、お見逃しなきよう!
●アリアニコ サンニオ ビオロジカ 2008年 タブルニ・ドムス イタリア カンパーニャ サンニオD.O.C.赤 750ml 1320円税込み
マスキューの定番白ワイン『グレーコ』を生産するタブルニ・ドムスのアリアニコです。
いわゆる早飲みのスタイルです。でも、しっかり造られたアリアニコですから、今ちょうど良い状態です(笑)。
赤系のベリーなどの香りが明瞭、アリアニコらしいシットリとしたタンニンは素晴らしい舌触り。
カンパーニャらしいアリアニコです。
もっともマストロベラルディーノのラディーチのような深遠なワインではありませんが、久しぶりのお手頃価格のフレッシュで美味しいアリアニコの登場ですね。
この価格帯で旨いアリアニコはまず無いはずですから(笑)。
●ソーミュール・シャンピニー2009年 ラングロワ・シャトー フランス ロワール 赤 750ml 1620円税込み
久しぶりのラングロワ-シャトーのソーミュール・シャンピニーです。2008年をジャンプしました(笑)。
一言で言って、2009年のこのワインは凄いことになってます。力強さは2000年代では一番かも?やはり2009年は良かったですね。
このワインは基本的に除梗していますが、いわゆる今風の剥いたゆで卵のようなツルツルのアメリカンスタイルではありません(笑)。アペラシオンの特徴を伝えるために除梗の必要があるのですね。軽いが重さがあるスタイルとでも言えましょうか。
そして最後がぶっ飛びのアンジュ・ルージュ
クロー・ド・ネルの初お目見えです。
●『
クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2003年アン・クロード・ルフレーブ・エ・クロード・ピシャール フランス ロワール アンジュA.C. 750ml 3240円税込み
深い!
深い!底知れません!
一言で言うなら哲学的?
やはり渾身のカベルネ・フランでした。
今月は渾身の6本です(笑)。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手すきのお時間にお立ち寄り下さいませ。
お待ち申し上げます。
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Jun 21, 2012 by
weblogland |
昨日の台風、風が凄かったですね。
関内の『
タウザ』は雨避けのテントのアームが折れて大変でした。
その場にはいませんでしたが、風雨が強くなった夜半に折れたようです。私は私でその時間川崎のファミリーレストランで打ち合わせをしてました。打ち合わせも終わり、帰る段になったらパーキングが故障して、出られない!踏んだり蹴ったりの夜でした。あんな時は外にいるものじゃありませんね。反省しました。
ところで
クロー・ド・ネルのアルジュ・ルージュ カベルネ・フラン2003年無事到着しました(笑)。
箱に描かれている絵もカッコイイ。ラベルデザインを箱にも印刷したんですね。一応写真を撮りましたからご覧ください。
ブログであれだけ褒めて、「入荷出来ない。」ではシャレになりませんから、ホッとしました。あー、良かった(笑)。
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Jun 20, 2012 by
weblogland |
ここのところお客様に責め立てられてます(笑)。
お客様「クロー・ド・ネル2003年入荷しましたか?」
私「まだなんですが…。」
お客様「ブログ読んだら飲みたくなったから、絶対とってくださいね(笑)。」
私「良いワインであることは保証しますが、好みが別れるかも…。」
お客様「いーんです(キッパリと)。絶対良いはずですから。」
お客様「もしもし。マスキューさん。クロー・ド・ネルありますか?」
私「いや、実はまだなんですよ…。」
お客様「渾身のフランは是非とも飲みたいですな。いつ入りますか?」
メールでは「絶対に入荷させて下さい。」とも
皆様ご心配をおかけしました。
明日6月20日に入荷します!
あー、良かった。
輸入元で売り切れていたら、怒られるところでした(笑)。
マスキューのお客様は皆さん好奇心豊かなのです。(まだ価格も決まってないのに)
有り難いことです。
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Jun 17, 2012 by
weblogland |
私「クロー・ド・ネル良かったね。どうしようか?」
家内「たしかにイイよね。でも飲み手を選ぶワインだよね(笑)。」
私「そーなんだよね(笑)。バンバン売れるワインじゃないよね。在庫覚悟で売るしかないよね(笑)。」
家内「全部自分で飲む覚悟しないとね(笑)。」
私「覚悟は充分(大爆笑)。」
私「一応、商売だからその点考えなきゃダメなんだろうけど…。訳の解らないブランド・ワインを1本買うよりはマシかな(笑)。」
家内「そーだよね。分相応が一番!」
私「クロー・ド・ネルの味わいは分不相応の良さだけど、他に比べれば安いしね。」
今月の試飲会で皆さんの審判を仰ぎますか(笑)?
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Jun 14, 2012 by
weblogland |
昨日飲んだクロー・ド・ネルのアンジュ・ルージュ2003年良かったです。
とにかく緻密で明瞭・複雑。もの凄い密度感でした。時間が経つと赤い果実が溢れ出してきます。このへんはちょっとピノ・ノアール的です。いままで経験したカベルネ・フランとは異次元ですね。ただ酸の分量が多量で計り知れません。飲み頃という感じでもありません(笑)。ですから、今日飲んでみて生命力が解るはず。(飲んだらダメになってたなんてこともあるかも(笑)?)
簡単に手の内は見せてくれませんね。
家内はビオ臭がちょっと気になると言っていましたが、それも今日飲むことで解決するはず。
うーん。
2003年ヴィンテージでこのパワーですから、普通でないことは確かです。好奇心を掻き立てられるワインなのです(笑)。
今晩楽しみです。
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Jun 14, 2012 by
weblogland |
今晩ようやく
クロー・ド・ネル2003年を飲みます。試飲サンプルが多くてなかなか辿り着けませんでした(笑)。
どんな味なんでしょうね?
ロワールのカベルネ・フランって旨いし、個人的にも大好きなんですが。一般に言われるように「グレートワインになれない」?
私自身も渾身のロワールのカベルネ・フランはまだ経験していません。飲んだら息の止まるようなワインだと嬉しいのですが。ボルドーの右岸やグラーブ、イタリアのトスカーナ、アメリカのワシントンなどでは極上のカベルネ・フランが造られていますから、ロワールだって出来るはずですし、私の知らないところで造られているはずです。
今日の
クロー・ド・ネルのアンジュ・ルージュは3000円以上するワインですから、きっと期待に応えてくれるはず。
明日ブログで触れていなかったらダメだったとお察し下さい(笑)。
ラベルデザインはイケてるんですが。
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Jun 09, 2012 by
weblogland |
今日は土曜日ですが、雨降っちゃいましたね。なんな祝日みたいです。
こんな時はワインの調べ物をします(笑)。
ここのところロワールがマイブームでして、実はクロー・ド・ネルのサンプルも取り寄せちゃいました。あのブルゴーニュのルフレーブが所有するロワールのドメーヌです。
このワイン、まずラベルがかっこいい(笑)!日本的で、うーん、九谷焼の意匠っぽいんですよ(笑)。家内曰く「頑張れ日本(笑)?」(こんど写真を撮ってご紹介しますね。)
ヴィンテージも2003年ですから、期待出来そうです。ラングロワ・シャトーのコテコテの王道カベルネ・フランに対抗したスタイルだと期待しています。畑もアンジュよりですから、テロワールもかなり違うはず。
しっかり造ったカベルネ・フランて良いですよね。ロワールですと軽い安酒の印象がありますが、とことん尽力して造られたワインは格別です。コストパフォーマンスにも優れたお買い得ワインだと思いますが、皆さんどうでしょうか?
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