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試飲会のラインナップが決まりホッとしました

Oct 21, 2025 by weblogland |
試飲会のラインナップが決まりホッとしました(笑)。明日は到着したワインを並べましょう(笑)!
でもですね(笑)、明日はそれに並行して横浜で試飲会です(笑)。新着のイタリアワインがメインと聞きましたので行かない訳にはいきません(笑)。
今日もイタリアワイン専門のインポーターさんが訪れてくれましたので、ついでにサンプルを取り寄せました。愛しのカプレンガが2022年で再入荷したと聞いたら試さない訳にはいきませんからね(笑)。
マスキューは忙しくはありませんが、変なところで忙しい(笑)。今月末にはヌーヴォー•ノヴェッロ関連が入荷しますし、気忙しい。ようやくワインシーズンに入ったようです。後はそれなりに売れると嬉しい(笑)。なんたってこの夏は悲惨でしたからね(笑)。取り戻せはしないでしょうが、ちょっと格好がつけば御の字かな(笑)?

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今月末10月24日(金)、25日(土)のマスキュー試飲会のライン•ナップ決まりました!

Oct 19, 2025 by weblogland |
今月末10月24日(金)、25日(土)のマスキュー試飲会のライン•ナップ決まりました!
24日(金)は17∼20時
25日(土)は11∼20時
いつも通りのスケジュールでございます。皆様のご来店お待ち申し上げます!

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フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2023年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1555円税込
ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。

歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に設立したアルバストレレ・ワインズ。外資の支援を受け設備やワイン造りの近代化を成しました。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタールもの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。ソ連時代の巨大農場の名残でもありますね。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。

これはいわゆるラダチーニ・ブランドの中級ブランド『フィオーリ』の白。ステファン・ヴォーダ地区で栽培されたモルドヴァの地場品種フェテアスカ・アルバ
100%で造られてます。温度管理されたステンレス・タンクで発酵後約3ヶ月熟成されてから瓶詰め。
ルーマニアを中心に東欧で広く栽培されるフェテアスカ・アルバは通例マスカット種に似た味わい。フレッシュ&フルーティーが身上。ルーマニアのドイツ向けのラベルには「乙女の葡萄」と書かれるとか。蛇足ながら赤の変種フェテアスカ・バベヤスカは「祖母の葡萄」だそうな(笑)。このワインはどちらかと言えばグリューナー・ヴェリトリーナに似たスタイルかな(笑)。フレッシュで上品な滑らかさは上等な証。乙女というより熟女(笑)?東欧の白ワインに共通の白胡椒の香りが肉厚な果汁に深みを与えています。心地良いアプリコットやグレープフルーツなどの柑橘類、白や黄色の花のニュアンス。合わせる料理は豚肉であり、バターやオリーブオイルではなく穀物系の油を使った料理とは相性がとても良い。中華料理や和食にはバ
ッチリです(笑)。
しかも赤同様コスト・パフォーマンスが抜群に良い!嬉しくて困ってしまいます(笑)。

モンテファルコ•グレケット 2023年 アダンティ イタリア ウンブリア州 赤白モンテファルコ・グレケットD.O.C.750ml 2451円税込
ウンブリア州は、中部イタリアで海に面さない『緑の心臓』と言われています。サッカーのペルージャのあるところと言えば、皆さんご存知ですね。

生産者のアダンティはワイナリーとしては1960年代初めに創業。もともとはオリーブオイルとワイン生産を中心にした近世的農家。葡萄専業ワイナリーとしてスタートを切った訳ではありません。地所も50ヘクタールありますから、ブルジョア的豪農とでも言えましょうか?映画『1900年』を連想しちゃいます(笑)。

現在は前オーナーの二人の娘ダニエルとドナテッラによって運営されています。現在も20ヘクタールにオリーブを植え、30ヘクタールに葡萄を植えているそうです。
マスキューではアダンティの作るモンテファルコ•サグランティーノやモンテファルコ•ロッソは大好物です。途方もない凝縮感とバランスの良いリッチな味わいは癖になりますね(笑)。

今回は白のグレケット。実はマスキューはオリヴェート•クラッシコが大好き(笑)。でもですね(笑)、定番として扱っていたオリヴェート•クラッシコが不調により扱いをやめました。困ったなぁ。そこで考えました!オリヴェート•クラッシコはトレビアーノ種やグレケット種をブレンドして作られますが、味わいの決定要因はグレケット種なのです。そこで不味いオリヴェート•クラッシコを飲むくらいなら少し高くても美味しいグレケットを探す方が得策!気がついちゃいました(笑)。灯台元暗し、アダンティがあったぁ!




以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)

アダンティのグレケットは2つの畑のぶどうが用いられます。アルクアータにある畑は標高230m、南向きで土壌は石灰質と粘土質の混成。もう一つのコルチミーノの畑は標高360m、北西に開けており土壌は砂質、石灰質、粘土質の混成、それぞれの畑の植栽密度は1ヘクタール当たり3000~5000本です。
収穫は9月中旬に手摘みで行い、選果、破砕、除梗を経て果汁をステンレスタンクで15~17℃に温度管理しながらじっくり発酵させます。発酵後オリと共にタンクで4ヶ月間熟成後瓶詰めします。




そしていつものメンバーでティスティング!
Kさん「色が濃いですね(笑)。黄金色。ヴィンテージは?」
家内「なんと2023年です(笑)。色だけ見たら完全にオレゴン•ワインですよね。」
私「シュール・リーを4ヶ月するだけでこんなに濃いなるのは変なくらいですよね(笑)。アダンティはきっと無添加に向けていますね。」
Kさん「ビオ系かな?う~ん。旨い!ビオ臭はしませんね(笑)。とてもドライだけれど自然な濃さですな(笑)。複雑だし…。浸れる(笑)。迫りくる凝縮感は凄い(笑)。」
私「香り味わいは甘いのですがドライだしエレガントで飲みやすい(笑)。SO2の添加量も少ない。ちょっと泡が残ってますね(笑)。まあ、ビオビオしてないところは秀逸(笑)。」
家内「甘さの中に金柑みたいな酸がある。黄桃の缶詰めみたいなニュアンスも(笑)。」
私「オレンジやレモン、それに蜂蜜…。」
Kさん「濃い黄色の果実の香りと味わいがたっぷり(笑)。全体がとても自然でエレガント。こんなワインがあるからイタリア•ワインって面白いですよね(笑)。」
家内「グレケット恐るべし(笑)!あと、グリーンのニュアンス…、パセリや野菜みたいな…。」
家内「そうだ!鴨食べたい!」
私「あとチーズだよね(笑)。」
Kさん「ペコ!」
私「そうそう。牛じゃないんだよね(笑)。」

数日に亘りティスティングしたところ過熟したリンゴや梅酒のような圧倒的な果実味が表出(笑)。実に美味しかったでした。さすがアダンティ!中に秘められた強さ•複雑さは尋常ではないレベル。しかも飲みやすい。素晴らしいの一語でございました(笑)。

ビュルル『エスク』2023年 ドメーヌ•ビュルル フランス ローヌ 赤 V.D.P.(I.G.P.)ヴォークリューズ 750ml 1602円税込
この『エスク』はドメーヌ•ビュルルのエントリークラスの赤ワインです。セパージュはグルナッシュ、マルスラン、カラドック、シラー。
ドメーヌの一番安い価格のワインなのですがフル•ボディー(笑)。しかも飲んだ第一印象は『果実爆弾』(笑)。かつてのオーストラリアのアップル・ツリー•フラットのメルロを思い出しました(笑)。コスパ良し!
タンニンは綺麗ですが粉っぽい特徴。グルナッシュかな?甘くて解り易いが、ちゃんとした質感があり大らか(笑)。お白い花や蜂蜜のニュアンスがあり特徴的。アルコール分は14.5%もありますがとても折り合いが良い(笑)。混醸したような印象すらあります。木樽を使わずにコンクリート•タンクで熟成させている意味がここにあるようですね(笑)。開けてから翌日になると果実味は薄れてきますが、翌々日、更に翌々翌日になると妙に美味しい(笑)。もともとのワイン作りの良さが伝わってきます。開けてすぐにピークになる作りなのですね。
インポーターさん資料によると収量は45ヘクトリットル 1ヘクタールあたり4500リットルのワインを作る勘定です。通常のコート•デュ•ローヌ以下の収量です(笑)。畑の面積は10ヘクタールですから45000リットル、750ml瓶換算で60000本。すべて輸出に向けているのかな(笑)?




以下インポーターさん資料より

1987年に長男ベルナール(現フォン•サラド)が植えた畑で、ジゴンダス村の南、ヴィオレスとサブレ近くV.d.P.エリアにあります。土壌は粘土と石灰岩です。収穫量の規定は90hL/ha以下ですが、半分の45hL/haに抑えています。10日間発酵させた後、コンクリートタンクで12ヶ月熟成させます。ろ過も清澄もしません。紫がかった輝きのあるルビーレッド。熟したプラムやカシスの華やかな香りがあります。口当りは滑らかで凝縮された果実味とスパイス、しなやかなタンニンが感じられます。「V.d.P.にしては良すぎるんじゃないの?!」とダミアンは笑顔で話していました。




初代のジェルマンは1930年代にビュルル村で初めてブドウ栽培に着手しました。いわゆるヴィニロンとして彼の地でスタート。20年後には息子のルネが跡を継ぎ、1965年には孫のエドモンに経営を譲り、ドメーヌは新局面を迎えます。
ジゴンダスがA.O.C.を取得するのが1971年。この波にエドモンは乗りました(笑)。
自らの足元に質の高いテロワールがあると確信した彼は、ジゴンダス村のすぐ近くにあるアモー・ド・ラ・ボーメットに新たなセラーを建設し、1968年にワインの瓶詰めを開始しました。
考えてみると当時クロ•ヴイージョの混ぜものとして売られていたジゴンダスですからポテンシャルは十二分(笑)。
ただ、エドモン自身途方もない尽力を成した方なのでスーパー•ワンマンだったようです(笑)。数多の苦悩•困難にぶつかり乗り越えた彼は66歳で早世しました。その後ドメーヌは次男フローランと三男ダミアン二人の息子が跡を引き継ぎました。幼い頃から土地取引に携わっていたフロレントはブドウ畑の管理を、ダミアンはセラー、管理、販売を担当しました。当初奥さんの実家のワイナリーに参加していた長男のベルナール(ドメーヌ•フォン•サラド)の手助けを得て、今では世界に打って出るジゴンダスの星となりました。

今、ドメーヌ•ビュルルはその生産量の80%以上を主に米国と日本、イギリス、ドイツ、シンガポールに輸出します。基本戦略としてV.D.P.の質を高め、それを主に海外向けとして販売。(ホームページにはエスクが載っておりません。)需要の減ったフランス国内より海外の消費者の賞賛を得ることに成功。それに伴い上級品も売れるサイクルを目指した訳です(笑)。17.55ヘクタールほどの小規模ドメーヌの質とリーズナブルな価格戦略です(笑)。面白いのは海外の正規代理店をホームページに載せています。流通も含め管理する意思ですね。大量生産•多量販売を志向するワイナリーとは違いますね。いわゆる横流しや並行輸入を避け、質と価格の安定が基本戦略かな(笑)。それと買ってくれれば何処でもオッケーではないようですね(笑)。
生産戦略としてはサブレ以下のコート•デュ•ローヌ•ランクのワインは基本フレッシュ&フルーティ。早く飲める解り易い、豊かな果実味をたっぷり持つワイン。その上のヴァケラスやジゴンダスは渾身のクラシック•スタイル。飲みやすく仕上げてはいるものの、全房発酵で醸した熟成スパンの長いもの。この2本立てを生産の両翼としている訳です(笑)。




以下インポーターさん資料より

ブドウ畑は従来の農法で耕作されています。冬の終わりに有機肥料を施した後、フロレントは春先に土壌を徹底的に耕し、通気性を高めます。銅と硫黄の施用は、必要な場合にのみ適切なタイミングで行います。

セラーでは、すべての果汁がコンクリートタンクで醸造・熟成され、毎日ポンピングオーバーが行われます。フロランとダミアンは最近、高性能設備(除梗機、空気圧式圧搾機、冷蔵ユニット)を導入しました。これにより、より良い環境で作業し、より繊細なワイン造りを実現しています。


サブレ 2023年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 コート•デュ•ローヌ•ヴィラージュA.C. 750ml  2262円税込
このワインのセパージュはグルナッシュ40%、シラー20%、カリニャン20%、ムールヴェードル20%。ムールヴェードルが加わることにミソがありそうですね(笑)。
ジゴンダスの北側に位置するサブレ村の「レ• プラン」と呼ばれる3ヘクタールの区画の葡萄から造られています。平均樹齢は35年ほど。以前はコート•デュ•ローヌにブレンドしていましたが、サブレ村の葡萄の個性を生かすため、2017年ヴィンテージから単独で造ることにしました。A.O.C.コート•デュ•ローヌ•ヴィラージュ『サブレ』としてリリースされるようになった訳です(笑)。収量もかなり低く、1ヘクタールで3500リットルほどの底収量。パフ並みですね(笑)。土壌は、砂利と砂質ロームです。水はけの良い畑ですね。畑の肥料はオーガニックなものだけを使用します。収穫した葡萄は温度コントロールしながらコンクリートタンクで発酵させます。発酵中、ルモンタージュを行います。熟成はコンクリートタンクとステンレスタ
ンクで行います。

そしていつものプレ試飲会です(笑)。
私「え~と、アルコール分は14.5%。香りからして巨大ですね(笑)。」
家内「ビュルルの畑はサブレに纏っているようです。『エスク』とコート•デュ•ローヌ、そしてサブレ。3段スライド方式かな(笑)?」
Kさん「『ビュルル』と比べると明らかに収量が低いですね。基本似てはいるけど巨大で深い(笑)。旨味の酸味が物凄い(笑)。」
私「あ~、渾身ですね(笑)。とてもコート•デュ•ローヌらしいのですが、コレは完成形。」
家内「トロっとしてる(笑)。チョコレート、ココア•パウダー暖かみのあるグルナッシュ(笑)。心地良い甘苦み(笑)。」
私「粉っぽい特徴はグルナッシュだよね(笑)。あととてもスパイシー。甘さに隠れているけど黒胡椒をしっかり感じる。コレはシラー由来かな?」
Kさん「そうすると深みはムールヴェードルですな(笑)。あと肉っぽさはシラーかな(笑)。ローヌの特徴を体現してますよね(笑)。完璧なコート•デュ•ローヌ」
家内「舌の真上にずっしり乗ってくるタンニン…。理想的なローヌ(笑)。」
私「変な言い方なんですが『基本シンプルなのですが複雑』。しかもデカイ(笑)。」
Kさん「しかもフレンドリーで飲みやすい(笑)。両立してますよね(笑)。」
家内「密度感も凄い(笑)。」
私「収量は1ヘクタール辺り3500リットルほど。このクラスとしては立派(笑)。」
家内「以前はコート•デュ•ローヌの畑の葡萄に混ぜてリリースされていたから、コート•デュ•ローヌも期待出来るね。」
Kさん「このワイン、絶対に牛のステーキに合わせたいですな(笑)。塩コショウのみ!しかもヒレ肉!」
私「賛成!霜降りじゃないんだよね(笑)。しっかり立って歩いてる牛(笑)!」
家内「穀物飼料なんか食べてない、牧草を歩き回って喰んだ牛!」

ヴァケラス 2022年 ドメーヌ•ビュルル フランス 赤 ヴァケラスA.C. 750ml 3205円税込

ヴァケラスはジゴンダスの南側に続く標高の低いエリア。、ビュルルのワインのスタイルを感じさせてくれるワインです。ジゴンダスとの境付近のラ•ミュズとポンシュの区画で1.75ヘクタールほどで8000本生産されます。(2022年は豊作だったようです。少し多めです。)標高はジゴンダスほど高くなく、粘土と粘土石灰岩土壌。石コロだらけのテラス状の微高地です。ただしヴァケラスに於いても標高の高いエリアです。この点アドヴァンテージになっているかと。基本的な収穫量は30hL/ha。セパージュはグルナッシュ75%、シラー25%で樹齢は35年ほど。2種の葡萄を混醸します。コンクリートタンクで25日間、毎日ルモンタージュしながら、発酵させます。その後コンクリートタンクとイノックス加工したステンレスタンクで、12ヶ月熟成させま
す。ろ過も清澄もしません。

そしていつものティスティングです(笑)!
私「アルコール分は、なんと15%!色も濃い。黒に近いですね(笑)。コレだけで味わいの想像がつきますね(笑)。」
Kさん「ベーコンみたいな香り…、還元臭?いやいやシラー…、濃いシラーのニュアンスかな。」
家内「ジャムみたいな甘い香りにベーコンやスパイス…、グレート•ワインを予感する(笑)。」
私「飲んでみると圧巻(笑)。グレート•ワインの範疇(笑)。」
Kさん「ヴァケラスって言うとピンと来ないのですが(笑)、コレを飲むとヴァケラス(笑)。妙に納得(笑)。」
私「そうそう(笑)。『君は渾身のヴァケラスを飲んだことあるかい?』なんて言えそう(笑)。」
家内「とても強いのだけどバランスが良いよね(笑)。」
Kさん「しかもゴージャス&スパルタン(笑)?」
私「混醸してるから折り合いが良いのかな?25日しっかり醸しているから完全にアルコール発酵している。変なベタつきは一切ない。」
家内「うんうん。コレで残糖分があったら悲惨(笑)。酸の乗りが凄いし素晴らしい(笑)!」
Kさん「サブレ以下のキュヴェとは別物。だからこそヴァケラス(笑)。ベリーの果実が小粒でみっちりなんだよね。」
私「尋常ならざる密度感(笑)。しかも突出感はない。」
家内「プルーンみたいな緩さがないよね(笑)。しかもパフみたいに暑苦しくない(笑)。」
私「全房発酵してるような気がしますよね(笑)。全然揺るがない壮麗さ。」
家内「パワフル&エレガント!」
私「きっとプレスもほとんどしてないのだろうな。雑味も無い。」

●❴限定品❵ピノ・ノワール 2021年 アドリア・ヴィンヤーズ ポーランド ドルヌィ・シロンスク 赤 750ml 2981円税込
シンメトリーなピノ・ノワールとして驚かされたアドリア•ヴィンヤーズのピノ・ノワール2019年。まさかポーランドでこんな完成度の高いピノ・ノワールが出来るとは!思わず絶句しましたね(笑)。
そこで今回は2021年がまたまたスポット特別価格での限定入荷!
飲んでビックリ、また進化しておりました(笑)。

家内「いちごジャム!いちごジャムと紅玉だぁ(笑)。」
私「香りの分量•強さが半端ない。2019より強いよね(笑)。」
家内「強い香りに旨味と酸味が伴っている。只者ではない(笑)。樽香も感じないほど。樽の使い方上手(笑)。」
私「土の香り…、獣の香り?ピエモンテのペラベルガにも似てるかな?グレートワインの範疇だね(笑)。」
家内「2019年は優しくバランスの取れたオレゴンのピノ・ノワールみたいだったけど2021年は別物だね。」
私「とてもスパルタン、男性的な硬さを感じるよね。」
家内「かといって美しいんだよね。上品なガッツリ感(笑)。」
私「きっと全房発酵してるな。しかもプレスしていない。ブルゴーニュの古典的な作りだよね(笑)。衰える姿が想像つかない(笑)。」
家内「そうだ!ジュヴレ・シャンベルタンのラヴォー•サン・ジャックみたいだぁ(笑)!それも、え~と、あそこ…、え~と…ロゼの美味しい…」
私「解った!ブルーノ・クレールだぁ(笑)!」

1週間後

Kさん「前は2019年でしたよね。コレは2021年ですか(笑)。どれどれ。あっ!前と違う!開けてから何日ですか?」
家内「ちょうど1週間ですね。昨日はちょっと落ち気味でしたが、今日は回復してます。強さ旨さが尋常ではないです。」
私「酸の量が凄い。2019年とは明らかに違う。全房発酵してフリーランだけで作ってますね(笑)。古典的なブルゴーニュ•スタイルです。」
Kさん「このピノ・ノワールを飲む前にジゴンダスの大物をティスティングしてますが、全然負けていない。むしろこのピノ・ノワールの方が強い(笑)。」
私「そ~なんです(笑)。」
家内「アドリアのピノ・ノワールはアルコール分12%、ジゴンダスの大物は15%です。絶句しました(笑)。」
私「このピノ・ノワールはグランクリュ並みと言ってよろしいかと(笑)。」
Kさん「枯れ葉のニュアンスもあるけど…、木樽の影響とは思えない。高級でクラシックなブルゴーニュのピノ・ノワールの世界だぁ(笑)。もうこんなピノ・ノワールは飲めないと諦めていたけど、奇跡が起きました(笑)。」
私「標高の高いジゴンダスはピノ・ノワール的なんですが、昔、クロ•ヴイージョにブレンドされました。アドリアのピノ・ノワールに10%ほどこの高地のジゴンダスを混ぜるとどうなるか(笑)?ちょっとやってみましょう(笑)。う~ん。旨いですよ(笑)。やはり親和性ありますね。」
家内「アドリアの酸味が円味に変わる!ヴォーヌ•ロマネのワインみたいだぁ。」
Kさん「アドリアのピノ・ノワールに厚み柔らかさが加わる(笑)。罰当たりな実験(笑)。」
私「冷涼な産地のグルナッシュはチェリーっぽくなり、シラーは小粒の赤いベリー。ピノ・ノワールとは親和性ありますよね(笑)。」
私「あと気になったのはアドリアのピノ・ノワールのコルク。ショボいんですよね(笑)。」
家内「何十年寝かせるワインのコルクではないよね(笑)。」
Kさん「これだと途中でリコルクが必要ですな(笑)。」
謎が謎を呼ぶ?


後日アドリア•ヴィンヤーズのホームページを調べますと、見た目ニューワールドのお金持ちワイナリー。凄く綺麗。仕立ては高く畝間はかなり広いですね。でも、樹間は1mほどと狭い。葉っぱを上に誘引してますから、一見ホップの畑みたいに見えます(笑)。いかにも今風のニューワールドの畑ですね。畑は沖積平野で保水力はあるリッチな土壌のはず。まあ、降水量は少ないかな。あと葡萄の房はちょっと大ぶりですが、房数はかなり少なそうです。5房くらいに制限しているようですね。
それからホームページのピノ・ノワールの記載に以下のものを見つけました。
『モレ=サン=ドニ産のクローン777と115ディジョンに焦点を絞りました。オーク樽にこだわった時間は、私たちの情熱を一層高めただけでなく、ワインの品質向上にも繋がりました。』
おー!さすが昭子さん!ほぼ当たり!(笑)。

あと念の為、インポーターさんの在庫はもうありませんのでマスキューの在庫限りとなります。




以下2019年ヴィンテージの記載

ポーランドでもワイン作っていたのですね(ごめんなさい)。
ポーランドはドイツの北東、緯度54度から49度。葡萄栽培の北限です。実際に登録されている葡萄畑は220ヘクタールほど
。ワイン産業というには些か。それゆえ独自のワイン法はなく、EUのワイン法に準じているようです。
古くはポーランド公国時代(10世紀後半建国)にはほぼ全土で葡萄栽培、ワイン作りは行われていたとか。但しその後の冷涼化により葡萄栽培の歴史は絶たれたようです。逆を言えば昨今の温暖化により復活(笑)。現在の夏場の平均気温は20℃ほどですから、ワイン生産は充分可能。

飲んでビックリ(笑)!
とても美味しい!
シンメトリーなピノ・ノワールで癖がない。フランボワーズ、イチゴ、チェリー等の赤い果実が美しく入り込んでおり、ワイン自体の旨味ととても折り合いが良い。アルコール分が12.5%と今風のブルゴーニュよりちょっと低めで、暑苦しくない(笑)。冷涼な印象。除梗はしているようですが、フリーラン・ジュースだけであっさり醸した印象。
ブルゴーニュで例えるならボーヌなんでしょうが、ボーヌとは言い切れないしっとり感じ。とても良く出来ている。出来上がったスタイル。ブルゴーニュの規格で言えば村名以上ですね。
う~ん。
家内「オレゴンのピノ・ノワールに似ている!オレゴンやワシントン州の…、北アメリカのピノ・ノワール!」
私「エヴァンスタッドのヤムヒル・キュヴェ(笑)!モダンアートみたいな誰でも親しめるスタイルだね(笑)。」

ティスティングのあと調べると、オーナーはシアトル生まれのマイク・ホイットニーさん。オレゴン州立大学で農学を学んだ叔父さんの助けを受けながら研究。8ヘクタールほどのワイナリーを設立したそうです(笑)。

なるほど、なるほどなピノ・ノワールなのです(笑)。

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力を発揮しております(笑)。

Oct 18, 2025 by weblogland |
う~ん。
力を発揮しております(笑)。

ウヴァ•ロンガネージ 2023 895円税込

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ようやくマスキューの網にかかったお買い得なデイリーの赤ワインです(笑)。
先月のマスキュー試飲会以来気温の下降と共に需要が伸びております。やはりこのくらい涼しいと自然と赤ワインを体が欲しますね(笑)。とは言えマスキューのお客様のハードルは高い。安いだけではダメ(笑)。
基本ちゃんと作っていないと見抜かれます(笑)。飽きがきてしまいます。そうすると、このご時世なかなかそんなワインに当たりません(笑)。でもですね(笑)、待つ!安いだけの駄物に飛びつかず待つ!急がば回れなのです。この点今の国会議員に見習って欲しいところ(笑)。←バカなことを言ってスミマセン。
そうこうするうちに網に引っかかった訳です(笑)。年内一杯は売り続けたいのですが…。後は頻繁にインポーターさんの在庫チェック。こんな時インポーターさんとの普段の付き合いが物を言う。それも我儘と悟られないように(笑)。サブリミナルな関係があれば好ましい。『そう言えばマスキューさんこのワインを扱ってくれてるから無くなる前にお知らせしなきゃ。』となればこっちのもの(笑)。でも世知辛い昨今『つべこべ言わず早く打ってしまえ!』の状況だとそれも無理かな(笑)?

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今年のヌーヴォーの予定が決まりました!

Oct 17, 2025 by weblogland |
今年のヌーヴォーの予定が決まりました!

まずトップ入荷は
●ピノ・ノワール ヌーヴォー 2025年
販売価格(税込): 2,000 円 フランス 
今年は去年と同じ10月25日着予定。解禁日はありませんので即販売(笑)。そう言えば去年はギリギリでマスキュー試飲会にお出しできましたが、今回は危ない橋は渡らず試飲会でラインナップには加えません(笑)。間に合うか間に合わないかハラハラしたくございません(笑)。


以下インポーターさん資料より

南フランスの地中海沿岸、ラングドック地方の優良生産者組合‟アルマ・セルシウス社"。組合生産者の1,200ヘクタールもの畑を所有し、リーゾナブルな価格でクオーリティの高いワインを作り続けています。彼らの作るワインは、毎年のようにコンクールで金賞を受賞し、そのコストパフォーマンスから業界誌でも高い評価を得ています。そのコンクール・キラーとして特に品質の高いキュヴェを‟ シュヴァリエ・デ・カイユス” ブランドで日本に輸出しています。

それらのワインは、ラングドック地方の温暖な気候と良質の土壌、厳しいぶどうの品質チェックそして最新技術の醸造を経て作られたものです。彼らのワイン作りのコンセプトは、価格以上の品質インパクトを表現できるワインです!



●ノヴェッロ・サレント2025年 コンティ・ゼッカ
販売価格(税込): 2,451 円
イタリア プーリア ノヴェッロ・サレントIGT 航空便 赤 750ml

イタリアの新酒ノヴェッロ。10月30日解禁。
いつも美味しい(笑)。南イタリアのたっぷりの陽光を届けてくれます(笑)。

●ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2025年 ドメーヌ・コート・ドゥ・ラ・モリエール
販売価格(税込): 4,320 円
フランス ボジョレー・ヴィラージュA.C. 750ml

2025年は11月20日解禁

去年は明らかな日照不足。モリエールをしても至難の作柄でした。今年は大丈夫!なはず。

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ドメーヌ•ビュルルのワイン美味しいですね

Oct 17, 2025 by weblogland |
う~ん。
ドメーヌ•ビュルルのワイン美味しいですね(笑)。
ジゴンダスをメインにしたローヌの生産者。今月末のマスキュー試飲会の本命ですね(笑)。一番下のIGPヴォークリューズは果実爆弾(笑)。次のコート•デュ•ローヌは明日来ます(まだ飲んでない)。その上のローヌヴィラージュのサブレはローヌらしさ全開(笑)。とても美味しい。そしてその上のヴァケラスは尚美味しい。ヴァケラスを理解することが出来ました(笑)。そしてそして上級品のジゴンダスは標高の低い畑キュヴェと標高の高い畑のキュヴェがあります。どちらも期待できそうです(笑)。ジゴンダスに限り全房発酵してるようなのでワクワクです。土曜日にはすべてティスティングする予定。
今資料作りに大わらわ。暇になったのでちょうど良い(笑

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コレ、な~んだ?

Oct 16, 2025 by weblogland |
ここのところちょっと忙しかったのでブログはサボリ気味(ゴメンナサイ!)。
そこで積もることをお知らせせねば(笑)。

コレ、な~んだ?

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実はポーランドのピノ・ノワール。アドリア•ヴィンヤーズのもの。ヴィンテージは2021年です。
去年の6月のマスキュー試飲会で2019年をお出しして好評いただきましたね(笑)。とてもシンメトリーでオレゴンのピノ・ノワールみたいでした。ドメーヌ•セリーヌの『ヤ厶ヒル•キュヴェ』レベルのピノ・ノワールでした。あの時はインポーターさんの大特価品でしたのであっという間に完売(笑)。
今回は2021年、エノヤンが抜栓2日後のサンプルを持ち回りしてくれた際試飲して発注即決(笑)。取り敢えず最低数は確保してホッとしていたところ、数日で完売とか(笑)。危ない危ない(笑)。
お値段はまだ内緒(笑)。
今晩からゆっくりティスティングしますね(笑)。

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最後の勝負をかけたサンプル到着!

Oct 16, 2025 by weblogland |
さあ、今月末10月のマスキュー試飲会は24日㈮、25日㈯。大部差し迫ってまいりました(笑)。先週勝負をかけたサンプル•ティスティングはファウル(笑)。あと3アイテム探さないとアウト(笑)。
そこで最後の勝負をかけたサンプル到着!

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ローヌのジゴンダスを本拠にするドメーヌ•ビュルルのワインです。先週ビュルルの一番安いラインナップのI.G.P.『エスク』を飲んでみてマアマアの印象(笑)。そこでサブレとヴァケラスとトップキュヴェのジゴンダスを2アイテム含め全部で5アイテム来ました!
特にジゴンダスの2アイテムは標高の低い畑で作ったキュヴェと標高の高い単一畑の上級キュヴェ。伝統的なジゴンダスの生産者は標高の高いところと低いところ両方に畑を持ちます。しかもジゴンダスに限り全房発酵をするクラシックなもの。
スペックを見ると本物!
う~ん。
しかもお値段リーズナブル(笑)。取らぬ狸の皮算用とならないことを願います(笑)!

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それゆえワインが美味しい

Oct 10, 2025 by weblogland |
今日は涼しかったですね。Tシャツの上に何か羽織りたいほどでした。暑さがちょっと和らいでから体調イマイチでしたが、ようやく酷暑の疲れから回復しました(笑)。
それゆえワインが美味しい(笑)。
今、我が家の食卓にはワインが7本並んでいます。例のプレ試飲の残りです(笑)。今回10月のマスキュー試飲会に出せそうなのはまだ2本のみ(笑)。ちょっと焦る(笑)。簡単には決まりませんね(笑)。
う~ん。
こうなったらインポーターさんにしらみ潰しに架電して『何か試飲会で出せそうなワインある?』作戦を展開するか?はたまた気取って『面白いワインありますか?』作戦にするか?
まあ、ヴィンテージ違いの美味しいワインを再登場させるか?あの手この手でございます(笑)。

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いつもの3人でワインの試飲

Oct 07, 2025 by weblogland |
今日はいつもの3人でワインの試飲です(笑)。白2本と赤6本です。

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フランスローヌの赤以外はすべてイタリア。ラツィオとシチリアのもの。ローヌの赤は掴みはオッケーの解り易いフレンドリーなワインでしたが、他はすべて手強い(笑)。非常に高品質で個性的なのですがすぐに手の内は明かさない(笑)。
う~ん。少なくとも試飲会2日目用(笑)?
楽しくて嬉しいワインなのですが、それはそれでちょっと困る(笑)。
まあ、ありきたりではなく『えっ!』思わせるところはケチでへそ曲がりなマスキューらしいのですが…(笑)。

そうそう、映像では7本ですが実際は8本。それは何故かと申しますと、1本はKさんに自宅での経過報告をお願いしたからです(笑)。

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Foothills Chardonay21 Ktima Zafeirakis

Oct 03, 2025 by weblogland |
狛江のKさんに教えていただきました!
マスキューのご常連狛江のKさんからメールをいただきました。先日のマスキュー試飲会でご好評いただいたギリシャのシャルドネです(笑)。


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こんばんは、店長&奥様
いつも大変お世話になっております。
呑んでます、
Foothills Chardonay21 Ktima Zafeirakis
品をかんじるシャルドネです!
改めて呑んでみて、きりりとした酸と、大人しい樽の塩梅。。最高です。。
ましてやDIAM10、造り手のスピリッツをかんじる白です。ギリシャ凄いです。

ここのところ私もお気に入りのシャルドネ。Kさんに指摘されるまでコルクがDIAM10とは気づきませんでした(笑)。寄る年波の性ですね(笑)。見えなかった(笑)。私もこのワインはどれくらい持つのか?気になっていました。感覚的には長い寿命は予想しましたが、自信はない。何故かと申し上げますとこの畑灌漑を行っているからです。点滴灌漑を行うとどうしても酸がのらないマイナス面があります。なかなか10年以上の熟成能力をもつワインにはなりません。時間が経つと細る一方となります。10年以上もつ熟成するシャルドネはシャブリ等では上等なもの。10年以上経つことでトロミが出ます。
一般にカリフォルニア辺りですと1日50リットルほど灌水しますが、コレはかなり計画的な灌漑システム…新しいアプローチに寄るかと。飲んだ印象に灌漑したような印象がありません。灌漑をしたワインは一般にバランスが崩れます。開けてからワインが向上しません。それとも灌漑をしてもちゃんと酸がのるテロワールかも?今度生産者に聞かなくては!

DIAM10自体高いのでそれなりに実際もつワインに打ちます。生産者のみ知るワインの将来なのです。

ありがとうKさん!

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見落としておりました!

Sep 30, 2025 by weblogland |
先日のマスキュー試飲会でご好評いただいた
○❴ 限定品❵フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込
我々売るのに忙しく、しかも寄る年波で目がよく見えない(笑)。ちょっと加工デザインされたお洒落で高級な重量瓶としか見ていませんでしたが、実はドメーヌ名とシンボルの風車が型どられておりました!クティーマ ザフェイラキス の表記の上にシンボリックな風車 う~ん。お金のかけようからしても勝負してますね(笑)。気合が入っている!ラベルの絵にも風車のようなものがあるようでないようで…。
気づかなかった!ゴメンナサイ。

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それとキャップシールの真上に風車のデザインもある!
いかんいかん、見逃しておりました!
生産者からすると中身のワインだけでなくパッケージすべてに意味がある。大変失礼しました!

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マスキュー 試飲会リポート 後半

Sep 29, 2025 by weblogland |
エチケタ・ヴェルデ 2023年 アグロ・デ・バザン スペイン 白 リアス・バイシャスD.O. 750ml 3582円税込
「私このリアス•バイシャス好きなんですよ(笑)。マスキューさんのお勧めで飲んでハマりました(笑)。試飲会では初登場でしたっけ(笑)?」
私「そ~なんです。出そうと思うと数が無かったりでなかなか出せませんでした。」
家内「この下のキュヴェ『コントラ•プント』は以前お出しして大好評でしたが、『コントラ•プント』が高くなりこの『エチケタ・ヴェルデ』と値段がさほど変わらなくなりました。それではいっそのこと頂上作戦ということになりました(笑)。」
「リアス•バイシャスも高くなりましたよね(笑)。まあ、ご時世かな(笑)。」
「一時期めちゃくちゃ流行りましたしね(笑)。」
「でもコレがベストですよね(笑)。コレを買うと料理を自分で考えないと収まりがつかない(笑)。つまらない食材では納得いかないんですよね(笑)。」
「あ~、美味しい(笑)!文句が出ない(笑)。陶酔する(笑)。」
「酸がバッチリ入っているけど目立たない。たっぷりしたボディーに包みこまれる(笑)。」
「そうそう。マスキューさんが決定版と言うのも頷ける(笑)。」
「柑橘系の香り…、粘りのある舌触り…、旨味の広がりと分量が圧巻(笑)。」
「圧巻なんだけどとても飲みやすい(笑)。バランスが良くて品が良い(笑)。高度なんだろうなぁ(笑)。」
「朝からゆっくりコレを飲んでいたい(笑)。貴族的(笑)。それ以上の贅沢はない(笑)。バチが当たるかも(笑)?」
「体にすべてが染み込む(笑)!」
「一つ前のギリシャのシャルドネと変わらない強さ。酸だけでも同じようなパワーがあるんだけど、それ以上に飲みやすい不思議(笑)。」
「日本人向きだよね(笑)。出汁っぽいし…。ワカメの酢の物飲みたい!」
私「新潟柏崎の『岩モズク』食べたくなるんですよね(笑)。」
「魚介類が必須なワインですよね(笑)。う~ん。しっかり出汁を取った湯豆腐…、茶碗蒸しも良いかも(笑)。」
家内「新樽熟成したりするリアス•バイシャスも見かけますが、やはり木樽を使わないシンプルなスタイルがベストかと(笑)。」
「リアス•バイシャスって棚仕立てだから畑の写真を見ると日本みたいなんですよね(笑)。味わいも日本人好みだし(笑)。」
私「降雨量も年間1000mm越えるほどですから、日本でも良いアルバリーニョ出来そうなんですが…。」
「日本だと収量が多いのかな?水っぽいアルバリーニョなんですよね。」
家内「『エチケタ・ヴェルデ』は真ん中の最も良いエリアのようです。他と比べると、凝縮感が桁外れです。」


●❴限定品❵ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ

「あれ?いきなりお安い赤ワインですかぁ(笑)。しかも特売品?」
私「インポーターさんが輸入中止するとのことでこのような運びとなりました。」
「う~ん。普通な味わい(笑)。でもこの価格ではあり得ない(笑)。」
「うんうん。普通に飲める。不味くない(笑)。ゴメンナサイ(笑)。普通にちゃんと飲める。安酒ではないよね。ちゃんとしてる(笑)。」
「薄すぎず、軽すぎず、重すぎず、飲みやすい(笑)。ミィディアムとしては十分役割を果たしている(笑)。」
「ところでセパージュは何ですか?飲んだ感じメルロでもないし、サンジョヴェーゼでもなさそうだし(笑)…、割と硬質ですよね。」
家内「ウヴァ•ロンガネージです。初めて飲みました(笑)。チェビコのメンバーのロンガネージさんが見つけた品種だそうです。『ロンガネージさんの葡萄』と表記されてます(笑)。忘れ去られた品種のようです。」
私「ほぼ野生化していた品種を今風の仕立てで再興したようです。私も聞いたことがない品種です(笑)。」
「イタリアって数千種類の品種があるって聞くけど、いまだに未知の葡萄があるのですね(笑)。」
「たしかにしっかりしてはいるけど華はない(笑)。単一よりもブレンド向きなのかな?ガッチリ感を活かせそう(笑)。」

「このくらいの価格帯のワインって、酸っぱかったり甘すぎたりするんだけど、コレちゃんとワインしてますよね(笑)。今時珍しい(笑)。」
家内「開けたては無愛想でちょっと硬いのですが、翌日は甘さが増して良くなって来ます(笑)。」
「なるほど!ジャムっぽさもあるよね(笑)。」
「サンザシみたいな赤い香りがしますね(笑)。」
「翌日も良くなる(笑)。この価格帯では異例ですな(笑)。もともとスローな品種なんですね。」
「キャッチーな品種ではないですよね(笑)。」
「だから逆に飲み飽きしないかも(笑)。」
「マスキューさん!以前似たようなラベルのワインありましたよね?」
私「えへへ(笑)。白のファモーゾです。このチェビコは地場品種の扱いに長けています(笑)。」
「ファモーゾ美味しかったよね(笑)!」
「今回はファモーゾはないのですか?」
私「前回の2022年ヴィンテージと比べると趣がちょっと違ったので今回は赤のウヴァ•ロンガネージにしました。」
「店長!ウヴァ•ロンガネージはとてもコスパの良いワインなのですが、前後にグレート•ワイン
に挟まれていてどうなることかと心配してましたよ(笑)。」
「そうそう(笑)。普通どう考えてもこの並びは理不尽(笑)。ウヴァ•ロンガネージが可哀想(笑)。でも違和感無いんですよね。逆にリセット出来る(笑)。」
私「えへへ(笑)、でしょ(笑)。」




●❴限定品❵リオニムナ 2019年 ドメーヌ•ザフェイラキス ギリシャ 赤 P.G.I.ティルナボス 750ml 2981円税込

「店長!ブログ見ると品種名であたふたしてましたよ(笑)!」
私「そ~なんです(笑)。ローマ字読みで読めるのですが全く頭に入りません(笑)。皆さん!リ•オ•ニ•ナ•厶でございます(笑)。」
家内「絶滅しかかった葡萄をザフェイラキスが復興しました。」
「おー!旨い!デカい、とにかくデカい(笑)。」
「言葉を失う広がり…。深い…凄い深み。こりゃ凄いな(笑)。」
「懐が深い!」
「マスキューさん曰くのグレート•ワインですな(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。左様かと。」
「でもとても飲みやすいんだよね(笑)。不思議なほど(笑)。」
「色々なニュアンスを感じるけど雑味ではなく透明な印象なんだよね(笑)。逆にそれが不思議なほど(笑)。」
私「プレス果汁は使わないような味わいですよね。」
「ピノ・ノワール的かな(笑)。」
「あと、タンニンが軟らかい!」
「旨味の分量が物凄い。一つ一つが突出したレベルなんだけど、全体のバランスが取れているから何処までも美味しい(笑)。」
家内「低温でゆっくり注意深く醸した印象ですね(笑)。無理していませんよね。」
「そうそう、無理に引き出していない。」
「う~ん。ギリシャ•ワインとは思えない!」
「ギリシャ•ワインってもっと鈍重なイメージなんだけど(笑)…。コレはスタイリッシュでもある
(笑)。凄いね。」
「うわっ!香りが折り重なる!凄い(笑)。グレートワインって香りの段階で違う(笑)。」
私「壮麗ですよね(笑)。」
「特徴、オリジナリティーに溢れるワインですね。オールド•ワールドなのは察しがつくけどギリシャとは思えない(笑)。」
「経験を上回っているから(笑)、産地や食べ合わせも思いつかない(笑)。赤紫蘇っぽいのが手がかりかな(笑)。ジビエに合わせるのかな?」
私「赤紫蘇…、チェリーかな。飲み頃になったタウラジ…?」
家内「近いのは飲み頃になったカオールかな?」
「イタリア•ワインっぽい雰囲気ありますよね(笑)。それもグレート•ワイン(笑)。う~ん。ピエモンテ辺りにありそう(笑)。でもバローロではないんだよね(笑)。」
私「ピエモンテのルケ?」
家内「ペラベルガ?ロンバルディアのボナルダ?」
私「そうだ!醸造家のオーナーはトリノ大学でワインを学んだそうです。だからピエモンテっぽいのかな(笑)?オリジナリティーもあるし(笑)。」
「ボルドー大学の臭いはしない(笑)。」


ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Sep 29, 2025 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
金曜日は暑かったのでボツボツのご来店でしたが、その分土曜日に集中(笑)。まあ、汗を拭うようでもなく過ごしやすかったです(笑)。ようやくワイン飲みたいスイッチが入りましたね(笑)。

リゾーロ フリザンテ セッコ N.V. ザルデット イタリア ヴェネト 微発泡性白 王冠  750ml 1508円税込
「マスキューさんコレってプロセッコではないのですか?セパージュはグレーラですよね?」
家内「プロセッコはタンク内二次発酵ですが、コレは瓶内一次発酵です。」
「瓶の中で発酵させるのですか?」
私「はい。一次発酵終了間際で瓶詰めしているようです。ですから澱引きはやっていませんので、ちょっと濁ります。」
「へぇ~。あの手この手かな(笑)?」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あっ!すごい辛口(笑)!」
私「ベリー•ベリー•ドライでございます(笑)。アルコール耐性が強い酵母を使っていると思います。」
「何故こんなにドライなのですか?」
家内「通例泡を作る場合、瓶内もしくはタンク内で糖分添加して泡を作りますが、このワインはそれをしていません。ですからアルコール分も11%と控え目です。」
「凄くドライなんですけど、ほんのり旨いんですよね。すべてが控え目なんですけど足りなくはない(笑)。」
「とても綺麗なフルーティーさ。透明感があるから際立つかな(笑)。変に詰め込まないのがイイ(笑)。」
「逆に泡も強くないのがかえって良いかな(笑)。優しさが逆に際立つ(笑)。面白いアプローチですよね(笑)。日本人好み(笑)。」
私「泡は2気圧程度なのですが、中からじわじわ出てきます。翌日になると見た目は泡立ちませんが中からじわじわ出てきます(笑)。とても優しいんですよね(笑)。」
「シャンパンみたいにしっかりした泡も良いけれど、コレはコレで良いんだよね(笑)。ケース•バイ•ケース(笑)。」
家内「オデンなんか合いそうですよね(笑)。」
「綺麗な旨み…、和食っぽいよね(笑)。」
「出汁っぽいよね(笑)。」
「お寿司!鯖の押し寿司!もちろんガリは必須(笑)。」
「コレ絶対にガリに合う(笑)!」
「ちゃんとグレーラらしい桃っぽさはあるけれど、ピンとした酸があるから全然くどくない(笑)。泡って温度が上がると糖分の影響で重甘くなるけど、コレにはそれがない(笑)。」
「コレ、香りも強くないし…、かといって薄くはないんだよね。」
「甘さがないのと、香りが強くない。お寿司屋さんの定番であったらイイですね(笑)。カウンターで光り物を食べながらこのワインを飲む!カッコいい(笑)!」
私「『孤独のグルメ』状態(笑)。いや、一人『ダンチュウ』状態ですよ(笑)!」


○❴限定品❵タルパカ N.V. アジェダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ イタリア ロンバルディア 白 ヴィーノ•ビアンコ 750ml 2480円税込 スクリュー•キャップ
「おっ、可愛いラベルですね~(笑)。アルパカ?」
「凄いね(笑)。今流行の無添加ワインですか?」
私「こん生産者ステファナゴはもともとそれを目指しているようで、変なラベルを貼られるのが嫌なようです(笑)。十把一絡げにされるのが嫌みたいです(笑)。」
家内「貴族の家系なのでそこら辺のプライドと言いましょうか…、矜持があります(笑)。」
「畑で葡萄を齧っているような気になる(笑)。」
「目を瞑ってこのワインを飲むと、畑に瞬間移動(笑)!」
「広がり余韻…、フレッシュ•ネス…、どれも凄く大きい(笑)。圧倒的(笑)。」
「完熟してますよね(笑)。雑味もないし。とても甘く感じるけどベタつかないし…。辛口なのかしら(笑)?」
「マスキューさん!前に女性のラベルのナチュラル•ワイン扱ってましたよね。それに似てますよ(笑)。好きだったんですよアレ(笑)。」
私「アレはオーストリアのミューラー•グロース•マンが作る『ビー•ナチュラル』でございます(笑)。このワインをティスティングしたおり、『ビー•ナチュラル』のファンの方々のお顔が走馬灯のように私の頭を駆け巡りました(笑)。」
家内「『ビー•ナチュラル』マスカット•オットネルでマスカッティー(笑)でしたが、これは柑橘系のモヤモヤたっぷりの香り(笑)。」
「オレンジ•ワインってモヤモヤしてるよね(笑)。」
「甘いけどドライ(笑)!」
私「安納芋みたいな甘いニュアンスありますよね(笑)。」
家内「揚げたてはとんでもなくフルーティーで甘く感じますが、丸一日経つとドライさが引き立ちます(笑)。」
「アルコール感が無い(笑)。ジュースみたいにスイスイ飲めるけど、水っぽさは微塵もない。完成形なんだろうな(笑)。」
「アルコール分が7%くらいで瓶詰したワインみたいな感じはするけど、アレとは違うんだよね。アレは半製品でコレは完成品かな(笑)。」
「マスキューさん!コレってオレンジ•ワインとは違うのですか?」
家内「実はオレンジ•ワインと同じ作りです(笑)。でもオレンジ•ワインと括られるのが嫌みたいですね(笑)。」
「なるほどね(笑)。流行りでワインは作ってない!ってことかな(笑)。」
「見た目色は濃いし、澱もあるし、オレンジ•ワインだよね(笑)。」
「店長!このワイン、もともとの良さ全開ですよね(笑)。ところで葡萄品種はブロンナー?
聞いたことがない品種ですよね。イタリアは品種が多いから知らない地場品種ですか?」
家内「交配品種なのですが一部アムレンシス種が交雑しているようです。気候や環境変化に対応できるような準備のようです。」
「交配と交雑って違うのですか?」
私「基本ヨーロッパのワインはヴィニフェラ種と呼ばれる黒海沿岸が原産の葡萄です。氷河期の終わりに広かったものです。あと別に氷河期以前に遡るアムレンシス種(山葡萄)やアメリカ原産のラブルスカ種が有名です。ヨーロッパではラブルスカ種が移植されてフィロキセラ禍が発生して全滅した苦い歴史があるので、基本ラブルスカ種はご法度です。」
家内「ただし、ヴィニフェラの欠点であるカビの耐性の弱さを補うのがアムレンシス種やラブルスカ種なので何代での交配を重ねることでこれらの欠点を薄め、より耐性のある品種を作る交配交雑が行われています。特に環境の厳しいドイツが率先してます。」
「日本の甲州やマスカット・ベーリーAはどうなんですか?」
私「甲州はヴィニフェラの遺伝子が強いようです。マスカット・ベーリーAは生食•ワイン用を目指したハイブリッド種です。近年はアムレンシス種との交雑種が良い結果を出しているので
そちらが伸びますね。」
「このワイン、限定販売となってますが?」
家内「もともとステファナゴのラインナップとしても実験的なリリースだったようです。あと最初の価格設定が高かったので売れ行きがイマイチ(ゴメンナサイ)。4000円ほどだとちょっと難しかったようです。」



○❴ 限定品❵フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込
「おっ!立派なシャルドネの味わいですな(笑)。ホントにギリシャ産ですか(笑)?」
「色も黄金色。高級そう(笑)。」
「凝縮感…、長い余韻…、旨味。こりゃ凄いね(笑)。」
家内「アルコール分は12.5%と控え目に仕上げています。」
「へぇ~、もっと高いと思った(笑)。」
「場所だってギリシャ本土の暑いところだしね(笑)。この点明らかにギリシャらしくない(笑)。」
「マスキューさん!先月の試飲会で出したギリシャ•ワイン凄くギリシャっぽくて美味しかったんですが、アレもたしかアルコール分は12.5%でしたよね。」
私「モスコフィレロですよね。アルコール分は同じ12.5%です。よく覚えておられますね(笑)。さすが聡明!アルコール分を抑えるのがトレンドのようですよね(笑)。」
「過熟させないでより酸を残す。→アロマティックになる。この方程式かな(笑)?」
「ラベルには大きく『フット•ヒルズ』カリフォルニアかしら(笑)?」
「でもさあ、飲んでみるとニュー•ワールドではないよね。樽香プンプンのB&○のカリフォルニア•スタイルではないし…。オールド•ワールドだよね(笑)。旨味もしっかりあるしね。」
「樽香を抑えたブルゴーニュ•スタイル(笑)。しっかりシャルドネなんだよね。」
「ちょっとスモーキーなんだけどバランスは悪くない。アプリコットの果実感もあるしね(笑)。」
「燻製した魚に合いそう(笑)。」
「柑橘系のフレッシュ•ネスなんだけど深みがある。」
「バターっぽさ。樽でくっつけたようなバターっぽさじゃなくてもともとシャルドネの持つバターっぽさかな。でもギリシャだとオリーブ•オイル文化圏だからちょっと困る(笑)。」
家内「合わせる油はオリーブ•オイルじゃなくてバターですよね(笑)。」
「魚介類+タルタルソース!」
「デカい海老フライにたっぷりタルタルソースをかける!」
「海老フリャー(笑)!」
私「木樽は酸の角を取ることを目的に使っていますよね(笑)。調べるとオーストリア産のオーク材で作った大樽•大桶を使うようです。凝ってます(笑)。」
「レモン•ピールの香りがして、ちょっと不思議なシャルドネではあるかな(笑)?」
「レタスなんか使ったサラダ良さそう(笑)。アレンジの幅があるから楽しいね(笑)。」
「レモンは必須(笑)?」
「マスキューさん!コレも限定品?」
私「左様でございます(笑)!」

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さあ、明日は試飲会です。

Sep 26, 2025 by weblogland |
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先程インポーターさんのエノヤンと話をしました。

エノヤン「マスキューさん!『タルパカ』と『リムニオナ』無くなりました!」
私「ほんと!早いね(笑)。久しぶりの大特売品だからね(笑)。」
エノヤン「『タルパカ』はマスキューさんがいつもより余分にとっていただいた直後に完売しました!」
家内「『タルパカ』はコスパが良すぎるもんね(笑)。」
私「余分に注文しといて良かったぁ。秀逸だもんね(笑)。あと、ギリシャの『リムニオナ』は誤算だったね(笑)。知らん顔していればバレないと思ってたんだけど(笑)、みんな気づいた(笑)。」
家内「私は大好きだからちょっとショック(笑)。」
エノヤン「リムニオナは私もノーマークでした(笑)。ただ元々の数が少なかったので…。スミマセン。」

さあ、準備万端かな(笑)?

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特売ワインが力発揮しております(笑)。

Sep 24, 2025 by weblogland |
マスキュー秋の特売ワインが力発揮しております(笑)。
今日はお彼岸のお中日秋分の日。本来マスキューは祝日はお休みですが、試飲会前ですので営業です(笑)。
不思議なことに昼間にお客様が多く、夕方の今ちょっと暇になりました(笑)。
秋に入りマスキューが手ぐすね引いて準備した特売ワインが好評です(笑)。

●❴限定品❵ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ
●❴限定品❵ラ•ヴィラル•リアル カベルネ・ソーヴィニヨン クリアンサ 2020年 ボデガス•ラ•レメディアドラ スペイン 赤 ラ•マンチャD.O. 750ml 1195円税込

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ようやく棚に並び迎撃準備完了かな(笑)。
もう既にリピートのお客様もおられますから、マスキューも気合が入るというもの(笑)。滑り出しはまずまずかな(笑)。やはり涼しくなりようやく赤ワインの飲む気スイッチが入ったようです(笑)。彼岸花同様に最低気温20℃がボーターラインかも。

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マスキュー試飲会のライン•ナップ並びました(笑)!

Sep 23, 2025 by weblogland |
今週末9月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のライン•ナップ並びました(笑)!

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並べるのに小一時間かかりますが、私にとっては楽しい楽しいひと時(笑)。
う~ん。
『タルパカ』だけが透明瓶ですから妙に目立ちますね(笑)。このワイン実はオレンジ•ワイン 果皮と共に発酵させますが、生産者のステファナゴにしたら特別なことでもないので普通に白ワイン表記。さすが貴族!簡単に流行には乗りませんね(笑)。
あと、リアス•バイシャスの瓶が異常に背が高い(笑)。リアス•バイシャスの完成形で決定版と思っていましたが、棚に立てて収まらないのが欠点だと判明(笑)。
今回は赤が最後に2本。見た目ウヴァ•ロンガネージは可愛い(笑)。リオニムナ可愛くない(笑)。
う~ん。
価格からするとウヴァ•ロンガネージは野に咲く可憐な花、リオニムナは心血注がれた大輪の花(笑)?最後の赤はピンからキリまでのジェット•コースターでございます。振り落とされないようご注意を(笑)。
26日(金)は17∼20時、27日(土)は11∼20時のいつも通りのスケジュールです。
そうそう、明日の23日の秋分の日、マスキューは営業しておりますので、試飲会のラインナップご覧ください(笑)。見るだけででも良いですし、ご購入も良しでございます(笑)。

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Sep 20, 2025 by weblogland |
今月末9月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
よーやく涼しくなり、ワインを飲む気満々(笑)。

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リゾーロ フリザンテ セッコ N.V. ザルデット イタリア ヴェネト 微発泡性白 王冠  750ml 1508円税込

プロセッコの生産者として有名なザルデットの作るフリザンテ。グレラ100%なのですがシャルマ方式ではなくメトー•ド•アンセストラル方式で作られるためただのヴィーノ•フリザンテ表記となります。タンク内二次発酵で泡を得るのがシャルマ方式、コレは発酵途中に瓶詰めして泡を得たものです。
第一印象はとてもドライ。それもベリー•ベリードライなのです(笑)。一般にメトー•ド•アンセストラルの泡は糖分を残しがちですから、ちょっとびっくり(笑)。泡は2気圧あるかないかのものなので、おそらく発酵終盤に瓶詰めしたかと。そしてその弱い泡がとても心地良い(笑)。泡立つと言うより、消えそうで消えない(笑)。中からじわじわと沸いてくる。とても優しく、グレラらしい桃の香りを伴う品の良い有様。
う~ん。
疲れた体に活を入れるのがプロセッコ!
これは疲れた体を癒す泡(笑)!
グレラは十把一絡げではないと教えてくれました(笑)。
あと、SO2の影響をほとんど感じません。果汁の段階で1回添加することで勝負してますね(笑)。それと特徴的なベリー•ベリー•ドライ(笑)。残糖分は1g/L以下ですから、アルコール耐性が極めて高い酵母を使用していますね。そしてリキュール•タージュもないはず。とてもクリーンでプリミィディブなのですが、工夫•理由ありありなのです(笑)。
疲れてお昼寝しているといつの間にか愛犬の次郎吉(もう亡くなっていません。)が体を寄り添ってくる。目が覚めるとヤツがいる(笑)。可愛い柴犬でした。この泡を飲んでいるとそんな次郎吉を思い出しました(笑)。


○❴限定品❵タルパカ N.V. アジェダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ イタリア ロンバルディア 白 ヴィーノ•ビアンコ 750ml 2480円税込 スクリュー•キャップ

いつものメンバーでティスティング(笑)!
家内「色味からするとオレンジ•ワインみたいだよ(笑)。」
私「濾過もしてなさそう(笑)。ヴァン•ナチュールみたい(笑)。」
Kさん「あ~、飲んでみても上等のオレンジ•ワイン。でも発酵中は果皮と分離しているから、シュール・リーでの熟成が長いのかな?」
私「美味いですね(笑)。香りのディテールははっきりしないのだけど、フレッシュでアロマティック。広がり•余韻共に巨大だよね(笑)。」
家内「オレンジ•ワイン系のワインってこのモヤモヤ感が良いんだよね(笑)。アルコール分は13%
なんですけど、まるっきりアルコール感が無い(笑)。」
Kさん「ジュースと言われても分からないほど飲みやすい(笑)。発酵途中で瓶詰めしたワインの半製品飲んでるみたい(笑)。でもドライで出来上がってる不思議(笑)。」
私「浸れる(笑)。ちょっとお芋っぽさが出てきましたよ(笑)。」
家内「あ~、私はこのワインは液音が高いほうが良いかな(笑)。ピールの苦味もとても良いアクセント(笑)。」
Kさん「マスキューさんが以前扱っていたピエモンテのゼルボーネを思い出しましたよ(笑)。葡萄を丸かじりしたような味わい(笑)。」
私「ピンポン(笑)!そうそう、あとオーストリアのミューラー•グロースマンの『ビー•ナチュラル』に似てる(笑)。私の好きなスタイルです(笑)。」
Kさん「女性の顔がラベルに書いてあるワインですね(笑)!アレ確か無添加でしたよね。」
家内「このワインも無添加に近いような気がします。」
私「このワインは扱いがイレギュラーみたいだよね。ステファナゴ自体無添加に向かっているから試行錯誤してるのかな?カタログのラインナップにこのワイン載っていないんですよね(笑)。インポーターさんも取り敢えず在庫を無くして終了するみたいだし…。」
家内「調べると4000円上代の高級品。それだとマスキューでは厳しい。」
Kさん「察するに特売品?」
私「ピンポン(笑)!2480円税込にて販売するつもりです(笑)!」



1975年にドイツのフライブルクにあるワイン研究所で生み出されたPIWI品種の「ブロンナー」を使った白ワインです。メルツリング種(アムレンシスの系質あり)とGm6494(ロシアの黒葡萄品種のサペラヴィ・セヴェルニーと オーストリアのサン・ローラン)との交配種です。
PIWI品種とは「Pilzwiderstandsfähige Rebsorten(病気に強いブドウ品種)」の略でラブルスカ種やアムレンシス種等とヴィニフェラ種の交雑種いわゆるハイブリッド品種です。ただし、アムレンシスやラブルスカ種の癖を取り除くために数世代の交配が必要のようです。その結果ラブルスカ種やアムレンシス種の品種特性であるベト病、ウドンコ病および灰色カビ (ボトリティス) に対して高い耐性を持っています。有機栽培に適している品種で、雨後の消毒用のSO2やボルドー液の散布を80%減らすことができるとか。マスキューでは『レゲント』に次ぐ扱いとなります。

味わいはピノ・ビアンコなどのようなニュートラルなタイプです。ステンレスタンクでの発酵前に6時間のスキンコンタクトを実施。その後、澱と共に1年間熟成させてから瓶詰。N.
V.なのは古い似たような熟成したワインをアッサンブラージュしたためかと。無濾過・無清澄。




インポーターさん資料より (一部岡本補遺)

ステファナゴ城はミラノから南に約70kmの丘陵地帯に位置します。11世紀に造られたといわれる城は、標高500mと周囲で最も高い場所にあり、中央には28mの望楼を持ちます。城の建造に使われている石は大人の男性でも持ち上げることは不可能な重さですが、魔法によりこの城は一晩で建造されたという伝説が残っています。(1824 Defendente Sacchi "The Plant of Sighs") 城は時代の変遷と共に所有者が変わり、1810年より現在のバルファルディ家が所有しています。 オーナーは貴族の家系です。現在のオーナーは、5代目のジャコモ・バルファルディ氏
で、その弟のアントニオ氏が畑と醸造を取り仕切っています。所有する地所は135haそのうち葡萄の栽培を行っているのが20haのみ。平均収穫量は30~40hl。
葡萄畑の環境づくりとして自然の生態系を生かすために、畑以外の土地には森や池などが残されています。電力はソーラーパネルで太陽光を使用しているため、遠方から延びる送電線などはなく自然を邪魔しません。1998年にオーガニック認証を受けており、現在はビオロジック認証。発酵は野生酵母のみを使用。添加するSO2も赤ワインでは10~40ml/L、白ワインでは30~50ml/Lと最低限に抑えています。認証の基準を下回っています。ワインはヴィーガン(醸造過程で動物性由来の成分は使いません)対象です。堆肥は動物性を使っているのかな?




以下マスキューの以前の記載より抜粋

このワイナリー ステファナゴはホームページを持っていないようです。やはり貴族はがつがつしません(笑)。この辺はマスキューとは大違いです(笑)。あと一番重要なのは本物の貴族は嘘をつきません(笑)。イタリアはわりと貴族の末裔の名前をブランドとして利用する不埒な輩が多く、名前倒しのワイナリーも多くあります(笑)。それ専業ともなるとビジネス・ライクにならないとワイナリー運営に支障がきたしますから、まあ、無理はないのですが。ステファナゴはその辺も心得ているようですね。無理に拡大すると止まれなくなるのを承知してますね(笑)。
品質を落とすくらいなら作らない方がましと考えているような気がします。

飲んだ印象からステファナゴはどうやら本物の貴族のようです(笑)。
まず畑の写真を見ると畑に除草剤の類いは撒いていません。あと仕立ては背の高いシングル・グイヨです。収穫量の多いダブルにしていません。なかなか出来ない選択です。かなり密植しており1ヘクタールに4~5000本くらいの植密度です。1本の葡萄樹から作られるワインは1本以下のはず。彼の地においては渾身の作りですね(笑)。

手摘み収穫したあと除梗・撰果しステンレス・タンクで野生酵母で発酵させます。発酵温度は低そうです。
早く飲めるように仕上げてますが、充実した旨みとタンニンの滑らかさにはビックリ。
おそらくプレスしないフリー・ラン・ジュースのみでワイン作りをしていそうです。折り合いが良く、雑味がありませんし、広がり余韻の長さは立派(笑)。しかも慈味深くとても柔らかく滑らかで自然に飲めるのは、すべての工程で手を抜かない正銘さの証です。そのシンプルな美しさに心奪われます(笑)。


○❴ 限定品❵フット•ヒルズ•シャルドネ ドメーヌ•ザフェイラキス 2021 ギリシャ 白 P.G.I.ティルナボス 750ml 2480円税込

ギリシャ本島のワインです!
ラベルを見るとカリフォルニア•ワインみたいですが違います(笑)。
味わいは衒いなくとても素直。肉厚でケチ臭くもない(笑)。いわゆるブルゴーニュ式のバリック発酵•熟成したコテコテのスタイルではなく、伝統的な大樽を使っています。ですから木樽の過剰感や尖ったところはなく、シャルドネのトロピカルな果実味を品よく表出出来ています。高度にバランスが良いのです。しっかりした果実味があり、飲んだ第一印象は『あっ!高級だな(笑)!』なのです。
割とディテールがはっきりしないギリシャの白とは思えないハツラツとした高級感なのです(笑)。産地がギリシャと聞いてビックリ。それは作り手が只者ではない印象なのです(笑)。
上代を調べると4000円近い設定。確かにそれなり(笑)。でもですね(笑)、ケチなマスキューにはちょっと高級過ぎる(笑)。然るに寝て待つ(笑)。←ゴメンナサイ。
そんなこんなするうちに輸入中止に伴う特別価格にての最終放出となりました!
ラッキーと言えばラッキーなのですが、申し訳ない気持ち。まあ、マスキューの性ではないと思うようにしましょう。




以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)

ザフェイラキスは中央部のテッサリア地方、ティルナボスにワイナリーを構えます。 ギリシャ神話にも登場する国内最高峰のオリンポス山の麓に位置し、古くからギリシャの重要ワイン産地として認知されています。  4代目のクリストス氏は、ギリシャの先駆的なワインメーカーの一人に数えられ、世界的な評価を受けています。(ヒュージョンソンも絶賛してますね(笑)。)アテネ大学で醸造学を学んだ後、トリノ・ミラノ大学でワインや農業に関する知識を学び、ピエモンテやトスカーナの多くのワイナリーで修業。(イタリアでワイン教育を受けたことから彼の思考が伺えます(笑)。)2005年にイタリアから帰国しワイナリーを受け継ぐと同時に、オーガニック農法を開始。元来、自然環境を尊重したワイン造りをしていたこともあり、オ
ーガニックを始めることはそう難しいことではありませんでした。
パレオミロスとカンピラガスの2つのエリアに8haの畑を所有。 カンピラガスは数世紀前までは湖であり、カルシウム濃度の高い粘土質の土壌。ここでは非常にクリーンで、軟質なミネラルを感じるブドウができます。この特殊な土壌と、回りに囲まれた山々の影響を強く受けるこの地で、土地の味わいを尊重したワイン造りを行っています。 品種はマラグジアやリムニオナといった固有品種から、シャルドネやシラーなどの国際品種も栽培。特に彼の造るリムニオナは、各国で高い評価を受けています。一時絶滅寸前まで減少したこの品種は、クリストス氏により、世界レベルにまで知られるようになりました。 土地の伝統と彼のインテリジェンスを詰め込んだワインは、奥行きと品格を感じる味わいに仕上がっています。 2019年よりビ
オディナミ農法に取り組んでおります。


土壌は砂質粘土。平均樹齢30年のブドウを手摘みで収穫。収穫後、数時間スキンコンタクトを行い野生酵母で発酵。 発酵は2400Lの伝統的な大樽を使用。熟成も同じ大きさの古樽と一部新樽を使用し12ヵ月熟成。 熟したリンゴや南国系果物の香りに上品な樽香が余韻と共に長く続きます。

このシャルドネはパレオミロス地区のもの。カンピラガス地区の平地ではなく山裾の緩傾斜地。標高は200から300mで非常に暑くめったに雨が降らない乾いたエリアです。映像を見るとどうやら灌漑をしてますね。それゆえギリシャでよく見られる乾燥農法ではなくイタリア的(笑)。葡萄収量の最適化がなされています。
栽培面積2ha 生産本数10,000本。映像から察すると仕立てはちょっと高めの7∼80cmほどの伝統的なもの。基本片側に主幹が誘導されそこから結実芽は3つ程残し縦に仕立てます。畝間は2∼3mほどと余裕はありますが、樹間は1m弱とかなり狭いですね。イタリアのエミリア・ロマーニャでよく見かけるような気がします。1ヘクタールで4000本くらいの植樹率かな?1本の葡萄樹から1本のワインを作るくらいの渾身作りですね(笑)。


エチケタ・ヴェルデ 2023年 アグロ・デ・バザン スペイン 白 リアス・バイシャスD.O. 750ml 3582円税込
このワイン、完璧なリアス・バイシャスです(笑)。かつて扱っていたパッソ・デ・パランテスを初めて飲んだ時の感動を思い出しました。柔らかで爽やかな酸、充分以上の旨味の厚み。それらが最高潮に達した時、調和を伴ったワインとして生まれた。そんなアルバリーニョとしての完璧さがございます(笑)。心に響く味わいなのです。

マスキューではバザンのスタンダードのコントラプントを扱っておりましたが、価格が高騰。ならばいっそのこと最上位のものを扱おう!という次第でございます(笑)。
最上位の『グランバザン』銘柄はすべて「バル・ド・サルネス」の丘陵部の畑のアルバリーニョ。ワイナリーの核心のもの。樽熟成していない『エチケタ・ヴェルデ』と樽熟成した『リムジン』、さらに最高品の「バル・ド・サルネス」の単一区画「ビラノーバ・デ・アロウサ」のみで作った『ドン・アロバロ・デ・バザン』があります。
どれも素晴らしいのですが、様々考慮すると、この『エチケタ・ヴェルデ』が最良な選択と存じます(笑)。

※尚、もともと瓶口にキャップ・シールが着いておりません。温度の急激な変化を受けるとコルクが浮いたり沈んだりします。それを見た目で解るためでしょうか?


以下、コントラプント2021年の記述

近年大人気となったリアス・バイシャス。30年ほど前は10幾つほどのワイナリーしかなかったような気がします(笑)。しっとりとして味わい深いスタイルの白ワインは日本人好み(笑)。彼の地でも魚介類に合わせるためにあるスタイルの白ワインです。日本のワインでもリアス・バイシャスを意識して造ったようなワインがありますね(笑)。
今や銘醸地のリアス・バイシャスは5つのサブ・ゾーンから構成されます。その中の最主要とされる『バル・ド・サルネス』の丘陵部 アロウサ湾を望む風光明媚な地に35ヘクタールの畑を有するアグロ・デ・バザン。もっとも古いと言われていますが、設立は1981年(笑)。まあ、会社としては古いのかな(笑)。
もともと軽めで爽やか、しかも旨味があるのがリアス・バイシャスのアルバリーニョのスタイルですが、近年濃くて飲み応えのあるものが希求されるトレンド(笑)。バリックの新樽を使ってコテコテにした物凄くゴージャスなものも見かけます。もちろん価格もゴージャス(笑)。
違うんだよね(笑)。

そんな昨今唸らされたのがこのワイン!
濃い!確かに濃い。でもリアス・バイシャスのアルバリーニョ。とは言うものの織り成すような複雑な果実味は経験したこと無いレベル。

う~ん。

白や黄色の花や果実 白桃の優雅な香り、複雑でバランス折り合いの美しさ。香りのベクトルに方向性を感じます。隙の無い液体の濃厚さ。複雑でとても単一品種らしく無いのですが(笑)、アルバリーニョの塩っぽさや旨味も感じます。もちろん木樽を使わないで到達していますから驚きです。マロラクティックはコントロールしてるかも知れませんが、それにしてもビックリ(笑)。

あり得ない渾身のリアス・バイシャスなのです(笑)!


●❴限定品❵ロゼット ウヴァ•ロンガネージ 2023年 テッレ・チェヴィコ イタリア エミーリア・ロマーニャ ルビコーネI.G.T. 赤 750ml 895円税込 スクリュー•キャップ

巨大協同組合『テッレ•チェヴィコ』(今ではこれもブランドなのですが)のルビコーネI.G.T.に特化したブランド『ロゼット』シリーズのウヴァ•ロンガネージ種を使った赤ワインです。ちょっとややこしいかな(笑)。
以前マスキューでは白のファモーゾ2022年が人気でしたが、今回は赤のウヴァ•ロンガネージ2023年です(笑)。実はこのウヴァ•ロンガネージと言う品種、初めて聞きました(笑)。




インポーターさん資料によると

エミリア・ロマーニャ州の貴重な土着品種で作られたワイン。一部の限られた地域でしか栽培されておらず、地元以外ではなかなか手に入りません。
※Uva Longanesi ラヴェンナ県パーニャカヴァッロ地域の固有品種。野樫の木に絡みついていた、たった1本の野生化したブドウを接ぎ木し、ワイン用品種として復活させたアントニオ・ロンガネージ氏にちなんだ名前は、「ロンガネージのブドウ」を意味します。




かつてイタリアでは小麦畑の脇に生えるオリーブや樫の木の枝に葡萄を這わせてちゃっかり栽培しておりました(笑)。(ロバート•デ•ニーロ主演の映画『1900年』で観られます。)その名残のウヴァ•ロンガネージを現代的な葡萄栽培で復活させた訳です。もともとそんな性質のウヴァ•ロンガネージですから多産系で量産向けの系質だと思われます。それゆえ基本デイリーなワインに向いているかと(笑)。
基本可愛らしいベリー系の香りがしますが香り自体は控え目。あとボディーもデイリーらしく控え目(笑)。でもですね(笑)、バランスが良く飲み飽きしない穏やかなところに美点がある。口中に入ると抵抗なく、かといって広がり•余韻は一丁前にある(ゴメンナサイ)。これはチェヴィコの技と意図(笑)。それといった特徴はないのですが、ワイン自体の自然さがありあざとくない。やり過ぎない良さ。お昼ご飯を食べながら水代わりに飲めるような、普通に寄り添うような良さがあります。昨今この価格帯では見かけませんね(笑)。開けたてより翌日の方が美味しく感じる高品質は異例だし、冷やして飲んでもオッケーなのも嬉しい(笑)。どうしても余計な手をかけて誤魔化しがちなワインが多い価格帯では異例の普通さ(笑)。基本量産品なの
でしょうが、イタリアの、チェヴィコの良心を感じるワインなのです(笑)。
今回インポーターさんの扱いが終了ということで大特売となりました!
こういうワインを毎日のように飲むことにより、その経験が自身の体に染み込み基本となるはず。まず我が家用に1ケース確保する予定です(笑)。

テッレ・チェヴィコは1963年、イタリア北中部・エミーリア・ロマーニャ州 に創業されたコーポラティブ(協同組合)です。今現在エミーリア・ロマーニャ州内だけでも十カ所の製造拠点を持っています。組合のメンバー 5000人、管理する畑が6700ヘクタール、23の生産施設で年間1億1,600万kgのブドウを醸造、5つのボトリング工場で年間ボトリング量(750ml換算)127,114,331本。最も急速に成長したイタリアのワイン・グループで、生産量はイタリア国内第2位を誇り、世界67カ国へワインを輸出しています。
リリースされているブランドは『テッレ•チェヴィコ』、『ヴィニェーティ•ガラッシ』、『サンクリスピーノ』、『ロンコ』、『ロマンディオーラ』、『ベルナルディ』のブランドを展開しています。このファモーゾは『テッレ•チェヴィコ』ブランドの中の『ロゼット』ブランドのもの。最もテロワールが強く出ており、安定した信頼出来る品質で言わば上質のデイリーを目指しているようです(笑)。
蛇足ですが(笑)、『ヴィニェーティ•ガラッシ』は最も近代的なスタイルのワインを目指しているとか、ガンベロでロマーニャ•サンジョヴェーゼ•スペリオーレが2グラスに評価されています。『サンコ』になると3アイテムが
2グラスを獲得してます。あと『サンクリスピーノ』は飲みやすい紙パックワインで有名ですね。大手量販店やコンビニでよく見かけますね。



●❴限定品❵リオニムナ 2019年 ドメーヌ•ザフェイラキス ギリシャ 赤 P.G.I.ティルナボス 750ml 2981円税込

いつものメンバーでティスティングです(笑)!

Kさん「『リオニアム』なんて聞いたことがない(笑)。ギリシャって知らない品種が多そう(笑)。発音もし難いし(笑)。」
家内•私「うんうん、知りませんでした(笑)。」
家内「調べるとヒュー•ジョンソン大絶賛(笑)。」
Kさん「産地はギリシャ本土ですか?」
家内「雨がほとんど降らない不毛の地。最近聞かれるようになったみたいですね(笑)。」
私「あ~、良い香り。単純に高そう(笑)。でも経験したことがない香り…。う~ん…。」
Kさん「草っぽさ…。赤い果実…。ギリシャっぽくないよね(笑)。」
私「エレガント(笑)。ピノ・ノワール的でもあるかな(笑)?」
家内「店長!何でもかんでもピノ・ノワール的ってやめてくれる(笑)!バシッ!」
私「上澄みだけでプレス果汁を使わないってことだよ〜。赤い果実のニュアンスあるけど熟成したタウラジみたいかな(笑)?割とハッキリしてる。ギリシャの赤って伝統的にはぼやけてるもんね(笑)。だからギリシャとは思えない(笑)。」
家内「10年経ってようやく飲み頃になったマルベックを連想しちゃうかな(笑)?」
Kさん「派手ではないけど、広がり•余韻だけとっても只者じゃないことは確か(笑)。飲み手を選ぶエレガンス(笑)。」
家内「ちょっと土っぽい…。ポーランドのピノ・ノワールに似てもいる。アドリア•ヴィンヤーズのピノ・ノワール。」
私「あのピノ・ノワール美味しかったよね(笑)。あっ、ちょっと待って!あんたもピノ・ノワールで比較したじゃん!」←猛抗議するも無視(笑)。
Kさん「浸れるなぁ(笑)。いつまでも飲んでいたい(笑)。」
家内「リンゴの皮のニュアンスがあってフレッシュ感もある(笑)。さすがだね(笑)。」
私「目から鱗…、経験値確実に上がりました(笑)。渾身のグレート•ワイン。そうそうこのワインも輸入中止になったから特売となります。」
Kさん「普通に買ったら4∼5000円くらいはするかな?でもギリシャは元々が高いからそんなものではすまないかな?」
私•家内「そこはケチでへそ曲がりなマスキューですから抜かりはございません(笑)!」


リムニオナはかつて絶滅寸前まで減少した、まさにこのエリアを代表する古代品種です。ザフェイラキスはこの品種のポテンシャルに注目し2007年に初リリース。そのクオリティと熟成ポテンシャルの高さに世界が注目。生産者の名前が知られるきっかけになったワインです。今ではギリシャ各地で栽培がスタートし広まっており、ライジングスターと呼ばれ非常に注目度の高い品種です。リムニオナは パレオミロス地区とカンピラガス地区の両方の畑の標高200から300mで栽培されたもの。9月に手摘みで収穫した後に野生酵母で発酵。3000Lと5000Lの大樽で発酵の後に、1200Lと2400Lの樽で熟成。
樽材はなんとオーストリアの木材を使用したもの。目のつけ処がシャープですね(笑)。アメリカンオークやフレンチオークを使わないところにセンスを感じます。過剰な樽のタンニン•バニリンは全く感じません。
チェリーやイチゴなどの赤い果実の香りにハーブやスパイスの香り。でも経験したことないユニークなもの。フリーランだけで作ったような透明感圧倒的な旨みがあり、この点ピノ・ノワール的かな(笑)。ハーブのニュアンス野趣溢れるワイルドな果実感と豊かな酸を持ち合わせ、長期熟成のポテンシャルも秘めています。 栽培面積6ha 生産本数25,000本とシャルドネより収量は低くなっています。

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試飲会用のワイン。しかも今回は限定特価品が多い

Sep 14, 2025 by weblogland |
今日は涼しいですね(笑)。最高気温が30℃を割ったようですね(笑)。
今日から3連休。連休初日の土曜日ですから、商売の方も涼しい(笑)。いや、お寒い(笑)。
でもですね(笑)、今日はワインが20箱以上入荷(笑)。こんな暇なのに!誰が発注したんだ!
私です(笑)。

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今月末のマスキュー試飲会用のワイン。しかも今回は限定特価品が多いので発注がどうしても早くなるし数も増える。なんたってワインの数がなくては話にならない。いくら安いと言っても打つ(売る)玉がなければダメ(笑)。
エイやぁ!と腹を決めて速攻発注(笑)。外したらどうしようか等とは考えない(笑)。自分が気に入っていれば売れなくともしょうがない(笑)。俺は悪くない!
これですよコレ(笑)。
『だーれのせいでもありゃしない。
みんなオイラが悪いのさ~!』
なんて歌ありましたっけ(笑)。売れなかったらちょっと反省するくらいかな(笑)。

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ラ•ヴィラル•リアル カベルネ・ソーヴィニヨン クリアンサ 2020年 ボデガス•ラ•レメディアドラ スペイン 

Sep 13, 2025 by weblogland |
昨日お知らせしたスペインの赤、早速並べました(笑)。


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●ラ•ヴィラル•リアル カベルネ・ソーヴィニヨン クリアンサ 2020年 ボデガス•ラ•レメディアドラ スペイン 赤 ラ•マンチャD.O. 750ml 1195円税込

Kさん「おっ!この瓶立派ですなぁ(笑)。いかにも高そう(笑)。」
私「でしょ(笑)。一応クリアンサだし、上代は2090円税込。ちょっと尻込みするお値段ですよね(笑)。」
Kさん「1195円ですかぁ(笑)。見た目からでも安い(笑)。」
私「今時クリアンサでこの価格は破格です(笑)。」
家内「アメリカン•オーク樽70%とフレンチオーク•樽30%で1年熟成してますね。確かに樽香は感じますが、思ったよりタルタルしてない(笑)。バリックではないようですね。」
私「カベルネ・ソーヴィニヨンの味はしないけど(笑)、それなりの重厚さはある(笑)。樽に負けない果実味はありますね(笑)。」
Kさん「2020年ヴィンテージですか。今飲んでちょうど良いくらいですね。やはりクリアンサ規格(笑)。この点真面目に作っている(笑)。」
家内「昨日このワインを開けたのですが、今日の方が落ち着いていて美味しい(笑)。特別華はないけどラ•マンチャらしい。個人的にはセンシベルが好きなんだけどなぁ(笑)。」
私「インポーターさんの在庫が怪しいから、取り急ぎ取り敢えず3ケース注文しました。もっと売りたいし試飲会でも出したいのてすが、無理そうです(笑)。」

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コレ、なーんだ?

Sep 12, 2025 by weblogland |
コレ、なーんだ?

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ラ•ヴィラル•リアル カベルネ・ソーヴィニヨン クリアンサ 2020年 です。
D.O.ラマンチャのカベルネ・ソーヴィニヨン。以前ティスティングした折「まだ硬いなぁ。それにしてもクリアンサ•クラスで1800円もするような時代になったんだなぁ」と嘆息。
でもですね(笑)、この度諸般の事情でインポーターさんの大放出となりました!
サンプルを飲んだ印象では、ワインの性質上果実味は明瞭ではないのですが、しっかりしており翌日の方が飲みやすくなって来ます。立派にクリアンサの範疇。コスパ良し!でございます(笑)。
そこでマスキューもご相伴に預かりすかさず注文。ただインポーターさんの在庫もさすがに枯渇。あっという間の命でした。ですから取り敢えず3ケースのみ。この数ではホームページに載せて試飲会でお披露目等と悠長なことは言ってられません(笑)。今日マスキューに到着しましたのでご報告申し上げます!
ちなみにお値段1195円税込!

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目的は山査子餅

Sep 11, 2025 by weblogland |
さっき横浜の関内に配達に行ったついでに中華街に行ってきました(笑)。
目的は山査子餅(笑)!

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雑貨屋さんや中国ミニ•スーパーを何軒か物色(笑)。久しぶりの中国スーパー。雑多でデタラメに見えるのが懐かしい(笑)。いかにも中国。ドン・キホーテがその完成形なのかな(ゴメンナサイ。)
そうそう、山査子餅を2種類ゲット(笑)。きっとメーカーも沢山ありそうですね。
え~と。一つはMさんにお返し用。だって頂いてそれをそのままマスキュー試飲会でパクリましたから、口だけでありがとうございました!で済ませる訳には参りません(笑)。
それと残りの小分けのものはモスコフィレロを購入のお客様にオマケで差し上げましょう(笑)!なかなか良いアイデア(笑)。

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今日は品川で試飲会。

Sep 09, 2025 by weblogland |
今日は品川で試飲会。一番早い午前中の時間帯でお伺いしました。かなり賑わってましたね(笑)。秋にかけてインポーターさんも気合が入ってますね(笑)。
100アイテムくらいでしたから1時間弱。体力的にもちょうど良い本数かな(笑)。まあ、常日頃お世話になっているインポーターさんですから、定番として扱っているアイテムもあります。もちろんそのワインの味わいは頭に入ってますけれど、それも敢えてティスティングします。確認の意味もありますが、私自身の微調整でもあります(笑)。覚えている味わいのトーンを今日飲む新しいアイテムに合わせる(笑)。そうすることでチョイスの精度が上がる(笑)。
面白いもので同じワインでもTPOで味わいは変わります。バンバン注がれる試飲会はワインにとっては過酷。あと供出温度は必ずしもベストではない。ですからそれを割り引いたり、プラスしながら判断する必要があります。そして気になるアイテムはサンプルとして取り寄せゆっくり数日かけてティスティング。
簡単には決まりません。
逆に試飲会ではなくインポーターさんが直々に持ち回ってくれるワインの方が決まりやすいかな(笑)。まあ、いずれにせよケチでへそ曲がりなマスキューですから簡単には決まりません(笑)。

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家内と反省会です

Sep 07, 2025 by weblogland |
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先週の試飲会、ご来店ありがとうございました!
家内と反省会です(笑)。
私「今回は思った以上にお客さんが来たよね。あんなに暑いのにありがたい。でもなんでかな(笑)?」
家内「ティスティングシートが途中で足りなくなったのも久しぶり(笑)。ようやくコロナ前に戻ってきたのかな?」
私「そうかもね。でもさぁ、ちょっと疲れた(笑)。酷暑とのダブル•パンチだね。」
家内「水道水はホットだから真冬に比べればグラス洗いは楽なんだけどね(笑)。」
私「今回は4番目の甘いイタリアの赤は意見が分かれると思ったんだけど、割に皆さん一致して支持。やはり冷やして飲めるのがタイムリーだったのかな(笑)?」
家内「ちょっと前なら10℃でも飲める赤なんて無かった。作り手の意図と市場の要求が一致したのかな。トレンドも少しずつ少しずつ変わってくるってこういうことかもしれないね(笑)。気づくと景色が変わってるなんてね(笑)。」
家内「そ~だよね。いつの間にか景色が変わっていることに気づくのかな(笑)。その頃マスキューはどうしてるのか?」
私「見届けたいけどもうその頃はマスキュー無いかも(笑)。」
家内「大丈夫!私は残ってるから(笑)。」
私「無くなるのはマスキューじゃなく俺のことね(笑)。」
私「あとモスコフィレロとピックプールは評判良かったよね(笑)。」
家内「モスコフィレロは特売のシャルドネの次に売れたよね。山査子餅作戦が功を成した(笑)。ピックプールは玄人筋(笑)。一捻りしてお店で使うんだろうなぁ(笑)。」
私「プロも唸るワインだよね(笑)。」
家内「あっ、そうそう。さっきサンプル届いたよ(笑)。」
私「えへへへ(笑)。それ特売用のサンプルなんだよね。」
家内「またそんなの仕入れたの?」
私「まあ、飲んでみてさ…(笑)。二匹目のドジョウはいるかな(笑)?」

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桝久 試飲会リポート 後半

Sep 05, 2025 by weblogland |
ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白 ラングドック ピクプール・ド・ピネA.C. 750ml 2545円税込
家内「このワイン、去年の今頃試飲会で使ったものです。同じヴィンテージで1年経って大変身しました(笑)!」
「うわっ!凄い凝縮感(笑)。一つ前のモスコフィレロも相当だったけど、コレはそれ以上(笑)。渾身ですな(笑)。」
私「1年前はもっとスパルタンに感じたのですが、ふっくら感や香りが追いついてきた感じです(笑)。」
「うんうん。桃…、ネクタリンみたいな味香りがねっとりクリーミー(笑)。圧巻ですね(笑)。」
「すべてが巨大(笑)。品が良いとか悪いとかそんなレベルじゃない(笑)。」
家内「ピックプールって『刺すように痛い酸』が特徴なのですが、1年経ってこんな香りが出るとは…、絶句しました(笑)。」
「酸っぱく感じませんよね(笑)。グレート•ワイン(笑)。でもブルゴーニュみたいに樽を使っていない。使う必要がない(笑)。」
「ピックプールってロワールのグロ•プランのシノニムですよね?」
私「はい!あとフォール•ブランシェもシノニムかな。ややこしい(笑)。」
家内「ピックプール•ド•ピネはラングドックの塩水湖の近くの石灰岩質とちょっと内陸に入った粘土質の土壌に分かれるようです。コレは塩水湖の近く。どうやら塩水湖寄りの方がヘビーになるようです。」
「塩味と酸味でフリッターのお友達(笑)。とてもシンプルでデイリーな印象なのですが、コレを飲んだらイメージが変わりましたよ(笑)。ここまでやるか!こんなになるのか!(笑)。」
「きっと地元では知る人ぞ知るピックプールなんだよ(笑)。」
「合わせる料理も高級そうだよね(笑)。岩牡蠣のデッカイのとか(笑)。1個5000円くらいするような岩牡蠣(笑)。」
「あとこのピックプールとてもクリーミーなんだよね(笑)。高級岩牡蠣は鉄板かな(笑)。」
「あとグラタン!魚介類をたっぷり使った高級なグラタン!オマール海老なんかどう?アワビも良さそう(笑)。」
「ガストロノミーの世界(笑)。『ダンチュウ』の世界(笑)。」
「きっと地元のお金持ちが地元の星付きレストランで堪能するんだろうなぁ(笑)。妄想しちゃう(笑)。」
「そうそう、『この店でミュルソー頼むのはアマチュアだな(笑)。シャブリなんて持ってのほか』なんてね(笑)。」
私「このワインを飲んで思ったのですが、評判が高まると木樽熟成したりするような予感がします。そうすると高く売れるんですよね(笑)。リアス•バイシャスみたいにならないことを祈ります(笑)。」

ファンティーニ•コレクション ヴィーノ•ロッソ 2022年 ファンティーニ イタリア アブルッツォ 赤 750ml 1890円税込
「あっ!飲みやすい(笑)!女子大好きなワインですよ(笑)。」
「冷やしてちょうどイイ(笑)。」
私「10℃前後でも大丈夫です(笑)。」
「甘いんだけどキレがあるからくどくない(笑)。」
「しかもしっかり赤ワイン(笑)。」
「シナモン、ナツメグ、八角…。いかにも中華料理に合いそうな香り(笑)。」
「中華料理の甘ダレ、いやいや中華料理に限らず甘ダレには鉄板かな(笑)。」
「今日トーロンポー作るからコレに合うかな(笑)?う~ん。この香り五香粉(ウーシャンフェン)みたい!」
私「ウーシャンフェン?スマホで調べると『花椒(ホアジャオ)やクローブ、シナモンの3種にスターアニス、フェンネル、陳皮(ちんぴ)のうち2種を加えてブレンドしたミックス•スパイスです。』なるほど!山査子餅と言い、ウーシャンフェンと言い、ホント良くご存知で!あっ、Mさんは元々プロでしたね(笑)。」
「鰻や焼き鳥(笑)。」
「お好み焼き!焼きそば!おたふくソースのお友達(笑)!」
「焼きながら飲めるね(笑)。」
「コレだけでちびちび飲むのも良さそう(笑)。」
「私コレ大好きです(笑)!今日のNo.1!」
「フレンドリーな優しさとイージーな易しさが混在してますね(笑)。イタリアらしい良さがある(笑)。」←ティスティング•スタッフKさんの金言
炸裂!
「プリミィディーヴォに良く見られるチョコレートぽさ…、紹興酒やシェリーに通じるような…、面白いワインですよね(笑)。しかも冷やして飲めるし(笑)。」
「甘いには甘いんだけど、サラッとした甘さ。メイプルシロップに似ている(笑)。ベタつかない(笑)。」
私「アルコール発酵が完全に終了する前に発酵を止めてますね(笑)。それゆえ葡萄の残糖分を残す。そしてついでに(笑)、リンゴ酸も残る(笑)。甘くてリンゴ酸がある分冷やしても美味しいですよね(笑)。あと、タンニンを過剰に抽出しない工夫がされていると思います。」
家内「アブルッツォのモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼにチリエジョーロのブレンド。ファンティーニらしい質の高いワイン。決して寄せ集めをイジったワインではありません(笑)。」
「マスキューさん!ファンティーニのワインは他にも扱ってますよね?」
私「はい!サルデーニャとシチリアがあります。小規模な契約農家から葡萄を調達していますが、葡萄の重量ではなく面積で買います。指導通りに作れば少量でも決められた価格で買いますから農家にとってはメリットがあるし、質の良い葡萄を調達出来ます。両者ウィンウィンです(笑)。」

どうやら今日の変化球はビーンボールにならずに済みました(笑)!

コトー•ブルギニヨン 2021年 ドメーヌ•シュミット フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3582円税込
「ピノ・ノワールではありませんか?しかもブルゴーニュ(笑)。どれどれ(笑)。」
「あ~、しっかりしてる!」
「凝縮感が違うなぁ(笑)。」
「うんうん、高級な味(笑)。」
「がっちりしてるよね(笑)。」
「2021年ですか。今飲むとまだまだ行けそうですよね(笑)。まだフレンドリーにはなっていない(笑)。と言うよりは後2∼3年は待ちたい(笑)。」
家内「2021年は数の少ない年でした。ちゃんと保存•熟成してくれてありがたい(笑)。誠実なドメーヌですね(笑)。」
「以前の試飲会でオジサンのピノ・ノワール美味しかったですが、アレよりも硬い感じですよね。」
私「はい!ギィ•シモンのブルゴーニュ•オートコート•ド•ニュイ2022年ですね。アレの方が出来上がった感がありますね(笑)。コレはまだ待つべき感じです(笑)。」
「マスキューさん!ドメーヌ•シュミットはどこら辺のドメーヌですか?」
私「モレ・サン・ドニが本拠でシャンボールとジュヴレ・シャンベルタンにも畑を持ってます。小さいドメーヌです。このワインはモレ・サン・ドニの外れにある1ヘクタールのものだそうです。」
「コトー•ブルギニオン表記だと一番下のA.O.C.ですよね。」
家内「ブルゴーニュ版のヴァン•ド•フランス(笑)。ボジョレーやマコンまで含めた葡萄ならなんでもオッケーです(笑)。」
「でもコレはピノ・ノワールなんですよね(笑)。とてもちゃんとしてるし(笑)。」
私「多分自家消費用かと(笑)。」
私「でもですね(笑)、一般にドメーヌ所在のモレ・サン・ドニ味になるのですが、コレはちょっと違う(笑)。シャサーニュやモンテリのピノ・ノワールのニュアンスなんですよね(笑)。」
「タイトでシリアスなピノ・ノワールですよね(笑)。」
「なるほど!自家消費用なら真面目に作るよね(笑)。不味いもの飲みたくないしね(笑)。」
私「はい!ドメーヌの好意を感じます(笑)。どう考えても村名レベルです。もしくは準1級並み
。」
「準1級って?」
私「村名でも畑名を名乗れるワインです。作りは1級並みとなります。」
家内「実際飲んでみて開けてから3日経っても変わらないほどしっかりしています(笑)。ですからマスキューの試飲会だと開けた当日と翌日の試飲ですから、実際の良さが伝わるかどうか不安になります(笑)。」
「うんうん。クラシックなピノ・ノワールって硬いんだよね(笑)。開けてすぐ美味しいのはちょっと違うんだよね(笑)。昔のピノ・ノワール思い出しました(笑)。」

お暑い中ご来店ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋•昭子

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試飲会リポート 前半

Sep 01, 2025 by weblogland |


昨日一昨日ととんでもなく暑い中お越しくださりありがとうございました(笑)!
きっとあまりに暑いので遠出しないでマスキューにサクッと行こうか(笑)?みたいな感じでしょうか?いやいや、わざわざ電車に乗って来てくださるお客様も多々ございますから、とても有難いことと感謝するのが本道。ありがとうございました!

◑シャトー•デゼザール ロゼ 2024年 フランス ベルジュラックA.C. 750ml 1508円税込
今日の日のためのロゼでございます(笑)!
「うわ~、旨い!たまらん(笑)!」
「体温が一気に下がる(笑)。いやいや2、3杯飲まなきゃダメだぁ(笑)。」

いつもはケチケチ注ぎますが今回は最初のロゼはちょっと多めにお注ぎしました(笑)。

「このフレッシュで…、清涼な果実感はたまらん(笑)。程良く酸っぱいが、何処までも抜けていく(笑)。」
「アセロラだよね(笑)。甘さ加減と酸っぱさ加減、それが最大限発揮される液温。コレだよねコレ。」
「そりゃそ~だよね。常温で出されたらイジメだよ(笑)。このくらい強く冷やしてちょうど良い(笑)。ビールに近い温度でも良いくらいだよ(笑)。」
「ジュースみたいに甘ければジュース温度で冷やして大丈夫だろうけど、ドライなワインだから10〜15℃が適温かな。暑い中最初に飲むにはこれくらい冷やしてもらった方がイイ(笑)。」
「こんなの真っ昼間から飲んだら3本コース(笑)。」

いきなりのストレート作戦功奏かな(笑)?

「このワイン、トマトと合いそうですね(笑)。それも冷やしたトマト(笑)。」
私「トマトを使った冷製パスタ(笑)!」
「そうそう、パスタはカペリーニ使って(笑)。」
「あっ、それ必殺技ですよ(笑)。」
「カプレーゼもオッケーかな(笑)。」
「今晩豚キムチ食べる予定なんですが、豚キムチにはちょっと無理かな(笑)。でも紅生姜なんか大丈夫そう(笑)。」
私「紅生姜たっぷり載せた冷やし中華なんかひょっとしていけるかも(笑)。」
家内「甲殻類もいけそうですよね(笑)。」
「冷製のメリケンソース!」
「カッコいい(笑)!」
「ところでこのワインは産地は何処ですか?」
私「失礼しました(笑)。フランスの南西地方シュ•ド•ウエスト。ボルドーをちょっと遡ったところです。基本ボルドー品種を使います。」
「セパージュはメルロ80%とカベルネ•ソーヴィニヨン20%でしたっけ?そうするとこのアセロラっぽい果実味はメルロですか?」
私「鋭い!そ~なんです(笑)。ちょっとリンゴ酸を残したメルロ。過熟させないタイミングで収穫したような感じですよね。」

「冷涼さを感じますよね。メルロだともっとプルーンたいなイメージです。『安めぐみ』じゃないなコレ(笑)。」
「キレもあるしコクもある(笑)。余韻も綺麗(笑)。」
「メルロって9月前の収穫でカベルネは1ヶ月くらい遅れるんだよね。」
家内「まずメルロを収穫してすぐに搾りジュースとして保存し、カベルネ•ソーヴィニヨンを収穫してから一緒に発酵させます。」
「店長!それで折り合いが良いのですね(笑)。収穫期が違うから別々に発酵させるのがボルドースタイル。でもそのセオリーにとらわれてない(笑)。」
「う~ん。斬新(笑)。」


○❴限定品❵ラ・プラヤ シャルドネ リゼルバ 2022年 DOコルチャグア・ヴァレー 白 750ml 1280円税込
「あれ?この白ワイン、以前試飲会で出ませんでしたか?」
家内「アレはコースタル•ブレンドの白です。入植期から続く畑のものでした。美味しかったですよね(笑)。」
「思い出した!火事で畑が燃えちゃったヤツ。」
私「コレはラ・プラヤの所有する畑の中の上物のシャルドネで作ったモノです。上代はコースタル•ブレンドと同じ1800円となります。」
「なんで安いのですか?また火事とか(笑)。」
私「今回はブランド変更に伴ったものです(笑)。インポーターさんのご厚意です(笑)。」
「あ~、シャルドネらしい白い花や果肉の香り(笑)。」
家内「今、ちょっと冷やし過ぎで…、苦味が出てます。」
「それって何故?」
私「一部木樽熟成しているので樽のタンニンが冷やし過ぎると苦く感じるからです。」
「なるほど確かに!苦みがある。この苦みはずっと残るのですか?」
私「液温が20℃を超えるくらいになると無くなります。」
「私液温計を持ってきましたのでちょっと計ってみますね。」←マスキューのティスティングスタッフのKさんのお友達のKさんです。
「14.1℃。15℃以下ですね(笑)。」
「あっ!凄い!デジタルでこんなのあるんですね。ピッとスイッチ押すとすぐ表記される(笑)。」
私「おー!凄い!欲しいですね(笑)。」
Kさん「昔は高かったんですが、今ネットで2000円くらいで売ってますよ(笑)。」←強者現る(笑)。
家内「手でグラスを温めながら飲むと変身しますよ(笑)。」
「あっ!ホントだぁ(笑)。品の良い旨味(笑)。苦みが消える(笑)。」
「液音が上がると香りも変わってくる。ライチみたいなトロピカルなニュアンスが出てくる(笑)。」
「塩味もあるしミネラリー。チリとは思えない。一辺倒ではない(笑)。」
「オールド•ワールドのシャルドネみたいですよね(笑)。」
「マスキューさん!常々思うのですが、チリやカリフォルニアのワインを飲むととても濃くて美味しく感じるのですが、時間が経ってくると濃いんだか薄いんだか解らなくなって来ます(笑)。それってどういうことですか?」
私「核心を突くご質問です(笑)。端的に言うと薄い。エキス濃度や樽をコッテリ使うことで濃く見せているだけです。やはり元来の酸が無いのです。勇気のあるご質問ありがとうございます(笑)。」


○モスコフィレロ・オーガニック 2023年 ザシャリアス・ワイナリー ギリシャ ネメア 白 P.G.I .ペロポネソス 750ml 2074円税込
「店長!うわっ!香り凄い(笑)!」
「伴った濃さ…濃度感がある。しかも飲みやすい(笑)。」
「桃っぽい白い果肉、花の香り。フレッシュで美味しい(笑)。赤い果肉のニュアンスもある。」
「凄く複雑(笑)。白ワインなのに何故赤い果実のニュアンスがあるのかな?」
家内「この葡萄モスコフィレロは果皮が白くなくちょっとグリみたいに灰色がかってます。このためかと。」
私「頂き物で恐縮なのですが(笑)、この山査子餅の香りとシンクロしております。山査子餅を食べながらこのワインを飲むとダブルの相乗効果でマリアージュを楽しめます(笑)」
「あっ!本当だぁ(笑)!山査子餅ですかぁ。初めて食べますが…どうしたのですか?」
家内「中華街で売ってますよね(笑)。」
私「土地柄か、昔駄菓子屋さんで売ってて食べた覚えがあります(笑)。」
私「実は、マスキューのお客様でクローバーのお兄さんことMさんが『ピノ・ノワールとコレを合わせてみたい!』と持ってこられたものを図々しく強奪しました(笑)。食べてみるとモスコフィレロと同じ香りの構成でしたので、マスキュー試飲会で出したいとお願いしました(笑)。もちろんピノ・ノワールにもマリアージュしたようです(笑)。」
「ライチみたいな香りもする(笑)。」
「旨いねコレ(笑)。でも経験したことがない(笑)。」
「ギリシャのワインってこんなに香りプンプンするんですね。割と濃くて飲み応えのあるスタイルかと思ってました(笑)。」
私「特に島のワインは芳醇で美味しく、香りよりボディーで飲み手を惹きつけるものが多いですよね(笑)。ちょっと高いけど美味しい(笑)。」
Yご夫妻「マスキューさん、この前のお土産のワインとコレは違いますか?」←サントリーニ島のお土産でドメーヌ•シガラスのアシルティコ2022年を買ってきてくださいました。
私「アレは高級品ですよね(笑)。堪能いたしました(笑)。しかも現地のものですからSO2も少なくレアです(笑)。」
Yご夫妻「島のワインは量が少ないから基本希少品なんですよね(笑)。畑見ると無理は無いと思っちゃいますよ(笑)。」
家内「このワインはしっかり低温で管理されたいわゆるヨーロッパ•スタイル。最新です。ギリシャ特有の品種のアロマと旨みで国際市場に打って出ているトップ•ランナーですね(笑)。」
「前にギリシャ本島の田舎に行った時、レストランでワインを注文したら赤と白どちらが良いのか?と言いたがら2つのカラフェに赤と白を持ってきました。私は赤を所望すると、白はティスティング用でサービスするよって(笑)。この裏で作ってるんだって(笑)。安くてシンプルに美味しかったでした(笑)。観光地とは違うようですね(笑)。」
「ギリシャ人ってトルコ人みたいなんだよね(笑)。良く言えばフランクで人柄が良い、悪く言うとデタラメ(笑)。」
家内「映画『マイ•ファット•ウェディング』の世界(笑)。」
私「古代ギリシャ人とは違うようですよね(笑)。オスマン•トルコの支配が数百年ですからね(笑)。」
「EU加盟してからEUの奴らそれに気づいて後悔した(笑)。」
私「私が唯一知るギリシャ人の話なのですが(名前を言うとバレるので名前は伏せますが)、『人生は成功とパンクの連続だ!』と言いながら実際それを地で生きてます(笑)。そんな彼の友達の中国人(この方も名前を言うとバレるので伏せますが)がギリシャに行ってホテルで食事をしてるとシェフが出てきて『俺の友達が日本にいるんだけど○○を知っているか?』と聞かれた際たまたま友達(笑)。その瞬間『ヒー•イズ•マイ•ベスト•フレンド!』(笑)。その後はシェフ奢りの大宴会となったそうです(笑)。コレ実話」

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試飲会の秘密兵器をいただきました!

Aug 29, 2025 by weblogland |
昨日の糠漬けの話なのですが、ちょっと調べると糠漬けは糠が乳酸発酵して野菜などの旨味を増すのが肝。そうするとアルコール発酵が終わりそのまま乳酸発酵した状態で熟成させるいわゆるシュール・リー技法はまさにその権化(笑)。糠漬け同様、ワイン自体の旨味が増すのが肝。

う~ん。

冷静に考えると糠漬けはワイン 特に白ワインに合うことは自然ですね(笑)。腑に落ちて糠喜びしております(笑)。

そうそう明日の金曜日からマスキュー試飲会です。実は秘密兵器をゲットしました(笑)!
ちょうどクローバーのお兄さんことMさんが『山査子餅』のお菓子を持ってこられてました。

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Mさん「『山査子餅』懐かしいでしょ(笑)。昔良く食べました(笑)。」
私「駄菓子屋さんでも売ってましたよ(笑)。懐かしい(笑)!」
Mさん「マスキューさん良かったらちょっと食べてみませんか?ピノ・ノワールに合うような気がしませんか(笑)?」
私「あ~、白い果肉や花、中に赤いベリーのニュアンスがしっかり(笑)。美味し懐かし味(笑)。ピノ・ノワール合いますね(笑)。」
家内「ピノ・ノワールもどきではなくちゃんとしたピノ・ノワールが良いですね(笑)。」
そして私、はたと気づく!

「Mさん!この『山査子餅』の味わいの構成は今度のマスキュー試飲会で出すギリシャのモスコフィレにそっくりです(笑)!試飲会でマリアージュを試したら大ウケしますよ(笑)。←『山査子餅』をよこせと言っているようなもの(笑)。」

皆さん!

Mさんのご厚意で試飲会の秘密兵器をいただきました!←なんて図々しい。

Mさん、ありがとうございました!

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今週末の29日(金)、30日(土)はマスキュー試飲会です!

Aug 27, 2025 by weblogland |
今週末の29日(金)、30日(土)はマスキュー試飲会です!
家内といつもの作戦会議(笑)。

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私「一応数は足りなくならないとは思うけどどうかな?追加はまだ間に合うけど大丈夫かな?」
家内「そうねぇ。ちょっと心配なのはトップバッターのベルジュラックのロゼかな。並んでいるのを見ただけでそそられる(笑)。」
私「うんうん(笑)。大日本ロゼ•ワイン普及協会のイチオシだもんね(笑)。セパージュがメルロとカベルネなのも面白いしね。意表を突かれること間違いなし(笑)!」
家内「一番数で心配なのはラ・プラヤのシャルドネリゼルバだけど、店長がたっぷり入荷させていたから大丈夫だしね。←嫌味タラタラ(笑)。」
私「だってあのワインは『お前は既に売れている状態』だから切らしたら切腹ものだよ(笑)。」
家内「そ~だよね。業務用関係の引きが強いから9月一杯は在庫を切らしたくないよね。」
私「ギリシャのモスコフィレロ2024年とピックプール•ド•ピネは無茶苦茶美味しいのだけれど、マイナーだから大丈夫かな(笑)?」
家内「あの2アイテムが試飲会で完売したらそれはお客様の目が高い証(笑)。潔く受け入れましょう(笑)!」
私「そ~だよね。即売したら嬉しい限り(笑)!」
家内「穴のイタリアの甘い赤!コレが微妙なんだよね(笑)。」
私「面白いんだけど、売れるか売れないか分からない(笑)。」
家内「我々の経験値を超えている(笑)。」
私「ワインとしては成り立っているとは思うんだけどね(笑)。」
家内「特にマスキューの若いお客様がどう感じるか注目だね(笑)。」
私「そうそう。最近新しく引っ越してきた若い層のお客様の動向に注目だね!」
私•家内「コトー•ブルギニオンに関しては何も言いません(笑)。飲んで試してミソ(笑)。」

8月29日(金)は17∼20時、30日(土)は11∼20時までいつも通りのスケジュールでございます。
ちょっと涼しくなれば幸いでございます!

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マスキュー試飲会のラインナップ並びました!

Aug 26, 2025 by weblogland |
今週末の8月29日(金)、30日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

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いつもながらのバタバタですが(笑)、びっしり棚にワインが並んでるのはなかなか良し(笑)!
フランス3本、チリ、ギリシャ、イタリア各1本の都合6本。テーマは暑くても美味しくてコスパが良い(笑)。
今回のトップバッターはロゼ!美味いんですよこのロゼが(笑)。
でも、普通白からロゼの流れになりますが、今回はロゼがトップバッター。なんでかなぁ(笑)?
へへへ(笑)、後ろの白3本がかなり良いからです。

おっとっと、あまり口を滑らしてはいけませんね(笑)。

あと、大穴がイタリアの赤!変化球です(笑)。

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Aug 23, 2025 by weblogland |
今月末8月29日(金)、30日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!


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とても完成度の高いロゼです!
◑シャトー•デゼザール ロゼ 2024年 フランス ベルジュラックA.C. 750ml 1508円税込

実にフルーティでフレッシュ。アセロラ等の小粒のベリーの香りがチャーミング。そこにローズマリーのようなハーブのニュアンスを感じるもの。さほど冷涼ではなく、かといって温暖過ぎないちょうど塩梅の良い果実感なのです(笑)。この点欠点がない。
ミネラリーでちょっと塩味がありとても長くて美しい余韻。サーモンピンクの色合いからも甲殻類に合わせたくなりますね(笑)。基本ドライなのですが、甘さ加減がとてもナチュラル。スペイン辺りの強力なロゼではないし、ドイツやオーストリア辺りのキレキレのロゼでもない(笑)。おそらくフランスかな(笑)?と思いましたが、ではフランスの何処?となるとちょっと困る(笑)。ベルジュラック産となると絶句(笑)。ベルジュラックと言うと墨汁のような濃い赤が第一印象(笑)。こんなスタイリッシュなロゼを作っているはずがない(笑)。かつてのイメージは走馬灯のように頭の中をぐ~るぐる(笑)。私が古かったと言う事ですね(笑)。
調べるとこのロゼ、セパージュはメルロ80%、カベルネ•ソーヴィニヨン20%。収穫の早いメルロはジュースとして冷却保存し、カベルネソーヴィニヨンの収穫を待ってからブレンドして発酵。なるほど!だから折り合いが良いのですね(笑)。単一品種のように感じたのも納得(笑)。当然低温でステンレス•タンクのみの使用ですから葡萄のアロマのみ!メルロもこんなアセロラっぽくなるのですね。きっと過熟させないタイミングで一気に収穫しているはず。そしてカベルネ•ソーヴィニヨンはハーブの香りのアクセントなのですね。勉強になりました(笑)。
ところでこのシャトー•デザールなのですが、従来の方法•スタイルに拘らないニュー•ウェーブ。
オリジナリティー溢れる生産者です(笑)。ベルジュラックの軛に囚われず、世界市場を見てますね(笑)。個人的には、特にソーヴィニヨン•ブランの白をチェックしておりました(笑)。マスキューの大定番のボルドーの白シャトー•ムーラン•ド•リュクリューのレベルのワインです。なかなかのものなのです(笑)。
そうすると、有りそうでないバランスの取れたロゼをシャトー•デゼザールが作るのも納得なのです(笑)。



特売限定品には惹かれます(笑)!
○❴限定品❵ラ・プラヤ シャルドネ リゼルバ 2022年 DOコルチャグア・ヴァレー 白 750ml 1280円税込

マスキューの定番のチリ•ワイン ラ・プラヤ。
2023年4月にオーナー家のニコラさんと営業部長のオーグスティンさんがご来店くださいましたね(笑)。見るからにエリート(笑)。品が良い。ワインの味わいに共通してると実感(笑)。
このシャルドネ•リゼルバはラ・プラヤのラインナップではちょっと高級なミドル•レンジのもの。1800円くらいで売るべきアイテム。ケチでへそ曲がりのマスキューはコースタル•ブレンド
に惹かれそちらを選択。でもですね(笑)、コースタル•ブレンド•シリーズは無くなり、更にこのリゼルバ•シリーズもブランド改編となり終了。このため在庫限りの大特売となりました(笑)!


コルチャガを中心に南北900kmに渡りワイン生産を行うラ・プラヤ。日本だと東京から九州(笑)?ちょっとその規模は日本人には理解できませんね(笑)。主要スタッフはセスナを利用して移動するようです。もちろん滑走路も自前(笑)。
ラ・プラヤの母体チリ・コルチャグア出身のスティル・ファミリーは巨大な果樹生産会社。それが本格的にワイン生産に乗り出した訳です。1980年代から趣味的に葡萄栽培を始めていたようですが、プロジェクトとなるとスケール感が我々日本人には理解出来ない規模(笑)。
組んだ相棒はカリフォルニア州ナパ・ヴァレーのアクセルセン・ファミリー。チリの優れたテロワールに惚れ込み、1990年、コルチャグア・ヴァレーの銘醸地ペラリージョ、ティンギリリカ川のほとりで、共同でブドウ栽培を始めました。それがラ・プラヤ・ワインズの誕生です。
現在は両ファミリーの2世代目が、ラベルに描かれたサパジャール海岸の環境保護プロジェクトを主軸に、環境問題に熱心に取り組みつつワイン造りをしています。
現在グループ全体で、リマリ・ヴァレーに10ha、ワイナリーのあるコルチャグアに112ha、マウレ・ヴァレーに178haの合計300haの葡萄畑を所有。リマリからイタタまで南北900kmに9つのDOでワインを生産しています。もともと所有する広大な地所の中でワイン栽培に適したところを葡萄畑にしたもの、もしくは更に広げたもの。ちょっと全てのスケール感が日本人には理解出来ませんね(笑)。

このワインはサン・ホルヘ・ブドウ園産のシャルドネを使ったもの。3月の 涼しい早朝に収穫
収穫したブドウを傷めないよう12kg入りの小箱でワイナリーに運び、すぐに房ごと圧搾。マストを静置、清澄させ培養酵母を投入、16℃のテンレスタンクで発酵。(←最新ですね。)そのままシュール・リーで2ヶ月間熟成。(←念が入ってます。)ワインの35%をマロラクティック発酵。(←ラボで完璧な分析してますね。)ワインの20%はフレンチオークの古樽に移して8月間熟成。(←さすが!トップ•ランナー)安定化、瓶詰め前に軽くろ過。コレならば従前のチリのワイン作りからすると細心かつ最新(笑)。ミドル•クラスの高品質なワインが出来る訳です(笑)。葡萄本来のポテンシャルを活かす無理のないワインが出来る訳です(笑)。旨味をしっかり抽出し、樽のニュアンスを利用しながらも絶対に過剰にしない品の良いバランスの取れたスタイル。


実に美味しい!大好きな白再入荷です!
○モスコフィレロ・オーガニック 2023年 ザシャリアス・ワイナリー ギリシャ ネメア 白 P.G.I .ペロポネソス 750ml 2074円税込

私の大好きなモスコフィレロでございます(笑)。7月のマスキュー試飲会でご好評いただいたオミクロンの兄貴分(笑)。オミクロンはロディディス70%、モスフコフィレロ30%のセパージュて作られたモダンで飲みやすいスタイル。特に真夏の暑さ凌ぎにぴったりということでとても重宝(笑)。
これはモスコフィレロ100%で作られたザシャリアスの核心(笑)。
モスコフィレロ種は、ペロポネソス半島を代表する品種の一つです。ピンク色の果皮を持ち、バラやシトラスを思わせるフレッシュな香りと、しっかりとした酸味が特徴的な葡萄です。このためワインにほんのりとした苦みがあるのが特徴。バラの香りとマッチいたします。
ザシャリアスが所有するマンティニアエリアは、標高が高く冷涼。岩を多く含む粘土質の痩せた土壌がこの品種に非常に適しているため、最良のワインができる産地の一つとされています。畑はマンティニアヴァレーの斜面に9haを所有。9月下旬から10月上旬に手摘みで収穫され、破砕後、50%は5-6時間の間低温で漬け込んで仕上げます。晩熟の葡萄の品種特性は収穫が遅くなることで葡萄のアロマ、酸などがしっかり成熟すること。南イタリア等の地場品種とも共通ですね(笑)。暑いと早く成熟するヨーロッパ系の葡萄とは違います。温暖化の進行とともにどんどん収穫が早まるメルロやガメイを思っていただけると解り易いかな?
まだ2023年と若いので開けたてはフローラルではなく、重い香り。色は水のように透明なのでギャップにビックリ(笑)。凝縮した香りは只者ではなく、一嗅ぎで凄さに身じろぐほど(笑)。
干し草の香りから次第にバナナ、ビワ、青いニュアンスが出てきてとてもユニーク。酵母の香りもし、日本酒的な飲み方も出来ます(笑)。ただ、本領を発揮するのは開けてからかなり時間が経ってからです。十二分なボディーに伴う白や黄色の花の香り。圧倒的な質感。それでいてシンプルで無理のない折り合い。
コスパも良く、きっと今風のギリシャ·ワインの到達点かと(笑)。アギオルギティコ共々モスコフィレロに心奪われました。




以下インポーターさん資料より

ペロポネソス半島のネメアにおける3大ワイナリーのひとつであるザシャリアス。オーナーはElias Zacharias氏で、アテネ農業大学を卒業後、葡萄畑やオリーブ畑のコンサルタントの職歴があります。現在は息子のOthonas氏もワイナリーの運営に参加しています。オーナーのElias Zacharias氏が前職で得たブドウ栽培の知識をさらに活かす場として、現在のワイナリーを購入したのが1990年。自社で瓶詰めまでを開始したのが2002年でしたが、それ以来高い評価が続いています。国際的なコンクールで多くの賞を受賞し、ネメアだけでなくギリシャのワイン業界をリードするワイナリーになりました。 畑は40haを所有。「健全な畑と葡萄こそが上質のワインを生む」という信念のもと、化学肥料や除草剤を使用しないことにこだわっています。 土地の歴史
や自然環境へのリスペクトを忘れず、地場品種のアギオルギティコやモスホフィレロ、絶滅が危惧されているペロポネソス半島のスクラバ種やキドニッツァ種を保存していくため苗木を増やす取り組みなど、伝統品種を大切にしています。 ワイナリーには最新技術を備えた設備を揃え、ワインの生まれ持った香りや味わいを重視したクリーンなワイン造りを進めています。これからも注目すべきワイナリーと言えます。



ちょうど1年経ってモノゴッツウ美味しくなりました!
○ピクプール・ド・ピネ 2023年 フローレ 南フランス 白 ラングドック ピクプール・ド・ピネA.C. 750ml 2545円税込

塩味があって刺すような酸が特徴のピクプール種。実はこの『刺すような酸』なのですが、今ひとつピンときませんでした(笑)。こんな風に言ってしまうと身も蓋もないのですが(笑)、正直に申し上げます。
ジャンシス・ロビンソンの著者『ワイン用葡萄ガイド』中の記述で …ピックプールは「舌を刺す」という意味(マストのもつ高い酸を指す)で… とあります。

でもですね、正直舌を刺す酸を持つピックプールを飲んだ経験がありませんでした。たしかに酸っぱいには酸っぱいのですが、私が今までに飲んだピックプールは舌を刺すほどではありませんでした。ですからマストの強い酸はマロラクティック発酵でコントロールするのかと思っておりました(笑)。

さて、ここからが本題です(笑)。舌を刺す酸のピックプールがこのワインです!

とても爽やかで濃度感があります。ライム香、オレンジやレモン、ミントの香りは塩味を含むミネラリーな黄金色の液体と爽快に溶け込みます。アルコール分は12.5%と低目なのですが、圧巻の清涼さがあります。旨味酸味のバランスがユニークで高次元。フルボディーのピックプール。今まで私が経験したピックプールは日本向けの廉価版だったかも知れませんね(笑)。

まさにこれこそ上物のピックプールと思い知らされました(笑)。一応協同組合のワインなのでブレンドかと思いきや、実は一人の生産者のワインだけで作ったロットとか。ラベルにその生産者の名前は書いてありませんが、腑に落ちました(笑)。

1kg以上もあるような高級な岩牡蠣一つ食べながらこのワインを飲む!ふぐの白子を焼いたもの…、ウニ、濃厚な魚介類に合わせたくなりますね。

あと、意表をついて「おしぼりそば」 戸隠で食べた大根おろしだけで食べるお蕎麦。物凄く辛い(笑)。このワインなら大根の辛さに負けないはず!チャレンジしてみたい(笑)!




インポーターさん資料より

ベジエ市より東に20km、地中海沿いのフロロンサック村に1934年に設立された、「ピクプール・ド・ピネ」の代名詞的な優良協同組合です。加盟栽培家70人、合計570ヘクタールを擁し、フラッグシップのAOCピクプール・ド・ピネを中心に各種IGPワインを生産しています。
 この共同組合は持続可能型農業に熱心に取り組んでいることで知られ、2010年よりリュット・レゾネ栽培を開始。2023年に570ヘクタールの全面積で「HVE(Haute Valeur Environnementale、高い環境価値)」の最高段階「レベル3」の認証を取得しています。また、植生を豊かにして生物多様性を深化させている他、厳格な排水管理、残留物のリサイクル、エネルギー需要の45%をまかなう自家太陽光発電などを実施しています。
醸造はボーヌの「シャンソン」等で修行したクレマン・デュマローと、「シャンパーニュ・ジャカール」等で修行したステファンヌ・ロックのプロフェッショナルコンビによって行われています。彼らは570ヘクタールに及ぶすべての畑の地形パラメータとミクロ・クリマを把握した上で、それぞれの畑、それぞれの品種に最適な方法できめ細かく醸造することで、かの地の多様性を見事に表現しています。
 時に「ラングドックの宝石」と呼ばれるAOCピクプール・ド・ピネは、口当たりが驚くほど新鮮で、レモンやグレープフルーツを思わせる爽快な風味とたっぷりとしたコクが特徴です。このエリアは牡蠣やムール貝の養殖でも有名で、そのような魚介類と合わせることでさらに真価を発揮します。




こういうのもあり!
●ファンティーニ•コレクション ヴィーノ•ロッソ 2022年 ファンティーニ イタリア アブルッツォ 赤 750ml 1890円税込

いつものメンバーで夏でも楽しめる赤ワイン探し(笑)!
家内「イタリアのファンティーニ•グループが作る赤。モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ、チェラスオーロをブレンドしたもの。」
Kさん「マスキューさん扱いのファンティーニのワインって他にもありましたよね?」
家内「サルデーニャの『ザーラガト』とシチリアの『ザブ』があります。」
Kさん「おっ!甘いね(笑)。赤玉ポートワインの世界かな(笑)。女性やワイン初心者向きかな(笑)。」
私「濃くて甘い香り(笑)。陰干ししたワインが入ってるのかな?」
家内「アパッシメントではなくてアマローネ的なニュアンス(笑)。」
Kさん「アパッシメントはグイグイ来るけど(笑)、コレはグイグイ来ない(笑)。無理がないよね(笑)。」
家内「そーなんです(笑)。アマローネの甘さ•タンニンの濃度感は品が良くてグイグイ来ないんですよね(笑)。」
私「あと甘さがありがちな黒糖っぽくないよね(笑)。タンニンも温度が低くても口内に張り付かない(笑)。冷やして飲むにはグット(笑)。」
家内「タンニンが磨かれているよね(笑)。」
Kさん「解った!コレ、おたふくソースに合う!」
家内「お好み焼き屋でコレ飲みながら…(笑)。イイですね(笑)。」
私「10℃以下でも大丈夫ですね(笑)。」
家内「このワインはファンティーニのグループのメンバーから集めたもの。それをブレンドしてこんな面白いワインを作るんだから恐るべし(笑)。」

私「さあ、ここで問題です。このワインの残糖分は如何ほど?私は9g/L!」
Kさん「もう少し多いかな?」
家内「20g/Lくらいありそうだよ?」
私「インポーターさんに聞いてみますね(笑)。」



________________________________________________
以下マスキューのファンティーニに関する記載

ファンティーニ・グループはいわゆる伝統的なネゴシアンとは一風違うベンチャー系のネゴシアンと言えますか。単に葡萄やワインを買って、あとは好きなように加工したり売ったりする従来型のネゴシアンとは違います。栽培農家と深く結び付き共に利益を継続して上げるビジネス・モデルを志向します。例えば一緒にブランドを立ち上げる。この『サーラガト』はまさにそれ(笑)。現地に栽培や醸造のスペシャリストを送り、ワインの品質・量を確保しながら生産販売。事業を継続するために、葡萄の買い上げは量ではなく畑の面積に応じるところがミソ。作柄による収穫の増減に収益が左右されません。それにより栽培者はリスクが減り、品質の向上を目指すことになるからです。

契約する栽培農家も2ヘクタール未満の畑の所有者が大半なので、自らワイン販売まで手掛けるには小さすぎるし、かといって栽培に尽力することに傾注しやすい規模でもあります。

目の付け所がシャープ(笑)。

それゆえティスティングで感じた通り、プリミティブな地元の味わいのするシンプルで質実なワインなのです(笑)。



完全に村名レベルのピノ・ノワール!
●コトー•ブルギニヨン 2021年 ドメーヌ•シュミット フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3582円税込

2011年にブルゴーニュ・グラン・オルディネールがコトー•ブルギニヨンに名称変更されました。ブルゴーニュ→パス•トゥー•グラン→コトーブルギニヨンの序列となった訳です(笑)。ブルゴーニュ名を名乗れるAOCの中で一番下のカテゴリーがコトー•ブルギニヨン。ブルゴーニュのヴァン•ドフ•ランス版かな?品種やエリアの縛りが一番ないカテゴリーですね。
これはモレ・サン・ドニに本拠を置くドメーヌ•シュミットが作るなんとピノ・ノワール100%のもの。モレ・サン・ドニ村からほど近いコトー・ブルギニョンの区画のピノ・ノワールを100%使用しています。何故ブルゴーニュ•ピノ・ノワールを名乗らないのかちょっと不思議(笑)。所有面積は1ha。葡萄の平均樹齢は40年。100%除梗し、コンクリートタンクにて15日間発酵。熟成は桶樽を使用して10~12か月熟成。とてもシンプルな直球勝負のワインです。
飲んだ第一印象はシャサーニュ•モンラッシェやモンテリのピノ・ノワール!モレ・サン・ドニっぽさは微塵もない(笑)。昔よく飲んだポール•ガロデのモンテリを思い出しました。
ちょっと重心が低く、しっかりしたタンニンに暗いが明瞭な酸っぱいくらいの酸。飾り気はないけれど質実な飲み応えがあるピノ・ノワール。
う~ん。ドメーヌ•シュミットのエレガントなモレ・サン・ドニと比べると同じ生産者が作ったとは思えないのです。不思議?
ただし、コトー•ブルギニヨンをモレ・サン・ドニの下位互換にしていないのは確か。渾身のコトー•ブルギニヨンなのです。手を抜いた薄いピノ・ノワールを売り易い価格で売るような姑息な姿勢はなし(笑)!ケチでへそ曲がりな私はモレ・サン・ドニよりコトー•ブルギニヨンを選択します(笑)。きっとドメーヌ•シュミットもマスキュー同様ケチでへそ曲がりなのだろうなと勝手に想像しております(笑)。←ドメーヌ•
シュミットさんゴメンナサイ!




以下インポーターさん資料より

モレ・サン・ドニ村に本拠を構えるドメーヌ。当主ウィリアム・シュミット氏は1971年生まれ。フランソワ・ラマルシュで5年、モンジャール・ミュニュレで15年の経験を積んだ後、2006年にドメーヌを開設いたしました。所有する畑はウィリアム氏の妻パトリシア氏の父ミシェル・ジャニアール氏から受け継ぎ、モレ・サン・ドニ村のヴィラージュ、プルミエ・クリュの畑の他、シャンボール・ミュジニー、ジュヴレ・シャンベルタンなど12区画に計8haを所有しています。 息子のマチュー・シュミット氏は1997年生まれ。弊社と取引のあるマコネ村のドメーヌ・ビシュロンで2013年~2015年までワイン造りに携わりました。その後は父ウィリアム氏と共に親子二人三脚でドメーヌを運営しています。 ワイン造りについて「所有しているピノ・ノワ
ールはどの畑も樹齢が高く、そういった古木葡萄から造られるワインは素晴らしいワインとなるが、一方で収量が低くなる。加えて無農薬で栽培すると更に収量が減る。いっそのこと古木を抜いて若木を植えた方が収量自体は増えるんだけど・・。それでも出来る限り自然な環境でワイン造りを行いたい。そして醸造面でも特に赤ワインは野生酵母を使用して醸造することを心がけている」とウィリアム氏。日本への輸出は今回が初めて。親子二人三脚で躍進を遂げる新進気鋭のドメーヌに注目です。

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いつの間にかトップセラー

Aug 20, 2025 by weblogland |
う~ん。
いつの間にかトップセラーになってました(笑)。
先月7月のマスキュー試飲会が終わって2週間ちょっと経ちました。もう来週は8月の試飲会です(笑)。試飲会の後はラインナップをそのまま並べて引き続き販売していますが、まあダラダラ(笑)。でもですね(笑)、ラインナップの中の

○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
 白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込

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が妙にダラダラ(笑)。特に業務筋から好評です(笑)。初めのうちはレ•アビームが勢い良く飛び出しましたが(笑)、いつの間にか逆転。
意見を集約すると、『有りそうでない(笑)。』良さとでも言いましょうか(笑)。特別コテコテのシャルドネではないのですが、整っている点が評価されています。リピート率も高く、玄人好みの味わいのようです(笑)。家内はコンテッセのワインが大好きなので今日嬉しそうに追加発注してました(笑)。

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コトー•ブルギニヨン

Aug 14, 2025 by weblogland |
コレ、な~んだ(笑)?
お買い得のブルゴーニュのピノ・ノワールでございます(笑)。今月のマスキュー試飲会のトリです!数が確保出来るかどうかハラハラしてましたが、取り敢えず試飲会で出す数は確保出来ましたので、満を持してのお知らせです(笑)。

コトー•ブルギニヨン 2021年 ドメーヌ•シュミット フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3582円税込

2011年にブルゴーニュ・グラン・オルディネールがコトー•ブルギニヨンに名称変更されました。ブルゴーニュ→パス•トゥー•グラン→コトーブルギニヨンの序列となった訳です(笑)。ブルゴーニュ名を名乗れるAOCの中で一番下のカテゴリーがコトー•ブルギニヨン。ブルゴーニュのヴァン•ドフ•ランス版かな?品種やエリアの縛りが一番ないカテゴリーですね。

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これはモレ・サン・ドニに本拠を置くドメーヌ•シュミットが作るなんとピノ・ノワール100%のもの。モレ・サン・ドニ村からほど近いコトー・ブルギニョンの区画のピノ・ノワールを100%使用しています。何故ブルゴーニュ•ピノ・ノワールを名乗らないのかちょっと不思議(笑)。所有面積は1ha。葡萄の平均樹齢は40年。100%除梗し、コンクリートタンクにて15日間発酵。熟成は桶樽を使用して10~12か月熟成。とてもシンプルな直球勝負のワインです。
飲んだ第一印象はシャサーニュ•モンラッシェやモンテリのピノ・ノワール!モレ・サン・ドニっぽさは微塵もない(笑)。昔よく飲んだポール•ガロデのモンテリを思い出しました。
ちょっと重心が低く、しっかりしたタンニンに暗いが明瞭な酸っぱいくらいの酸。飾り気はないけれど質実な飲み応えがあるピノ・ノワール。
う~ん。ドメーヌ•シュミットのエレガントなモレ・サン・ドニと比べると同じ生産者が作ったとは思えないのです。不思議?
ただし、コトー•ブルギニヨンをモレ・サン・ドニの下位互換にしていないのは確か。渾身のコトー•ブルギニヨンなのです。手を抜いた薄いピノ・ノワールを売り易い価格で売るような姑息な姿勢はなし(笑)!ケチでへそ曲がりな私はモレ・サン・ドニよりコトー•ブルギニヨンを選択します(笑)。きっとドメーヌ•シュミットもマスキュー同様ケチでへそ曲がりなのだろうなと勝手に想像しております(笑)。←ドメーヌ•
シュミットさんゴメンナサイ!

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これでサンプルのストックは7本です

Aug 13, 2025 by weblogland |
今日は8月13日、運送屋さんも今日で最終。さっき最後の荷物が届きました。明日から来週までお休みとか。
道路も空いてますし、ようやくお盆本番かな(笑)。

そうそう、今日届いた最後の荷物はサンプル(笑)。昨日インポーターさんと話したところ、明日(今日)着の便があると聞いて慌てて発注(笑)。この休み期間に今月の試飲会のラインナップが大体決まれば後が楽(笑)。

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え~と、向かって右からベルジュラックのロゼ。これはカベルネとメルロで作られた変わり種(笑)。となりの変なラベルはフランスの赤、これは飲んでから調べましょう(笑)。そして黄色のお洒落なラベルはトスカーナのヴェルナッチャ•ディ•サン•ジミニャーノもちろんDOCG。最後がイタリアのファンティーニ•グループの作る赤
インポーターさんオススメのワイン。
これでサンプルのストックは7本です。こんなところにしておいてやろうか(笑)。

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今あるサンプルはコレ!

Aug 13, 2025 by weblogland |
今あるサンプルはコレ!

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右端は、ようやく入荷したギリシャのザシャリスのモスコフィレロ2024年。滋味深くて美味しいんですよね(笑)。
そして真ん中はガリアルディーのヴェルデッキオ•ディ•マテリカ2024年。イエージよりマテリカですよね(笑)。タイトでちょっと厳格さがある。ただし、ガリアルディーのマテリカはヴィンテージの影響が出やすく安定性にちょっと欠ける。良い時はとんでもない出来栄え(笑)。2024ヴィンテージはどうかな(笑)?
左端はDOCGのバルベラ•ダスティ!コレだけで期待しちゃいますよね(笑)。しかもシュープリームなんてわざわざ記載されてます。ふふふ(笑)。

そして明日は更に4アイテム来ます。トスカーナのDOCGの白ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノも来ます。ふふふ(笑)。
いや、いかんいかん。サンプル眺めるだけで満足してはいけません!8月の試飲会のラインナップが決まってこそのサンプル。変に糠喜びしてると奈落の底に落ちることもしばしば。
う~ん。
でもですね(笑)、眺めながらついついニヤニヤしてしまう私の学習能力はゼロ(笑)?

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大好評だった 『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール

Aug 10, 2025 by weblogland |
先月のマスキュー試飲会で大好評だった

『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込

あわや売り切れの危機だったのですが、入れ替わるように2024年の新物が入荷しました。


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でもですね(笑)、同じヴィンテージで再入荷すると思っていたのでてんやわんや(笑)。2023年は数が少なかったようです。まず、取り敢えず飲んでみることに(笑)。

アルコール分はいつも通りの11.5%。ちょっと安心(笑)。

う~ん、フレッシュ感が秀でてますね(笑)。2023年はキレと厚みに訴求力がありましたが、それにフレッシュネスが変わった感じ。飲みやすい(笑)。1年のヴィンテージの差を感じ、勉強になりました(笑)。量よりも質を優先する良いドメーヌてすね。

ちなみにお値段は上がらず同じでございます(笑)。

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お前は既に売れている(笑)!←何のこっちゃ?

Aug 08, 2025 by weblogland |
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前回のマスキュー試飲会では真夏用の泡としてレ•コンテッセのプロセッコを仕込みました(笑)。もちろん好評でシメシメ(笑)。でもですね(笑)、もう1アイテム夏用の特売ワインが欲しい!
そこで見つけたのがコレ。
チリのラ・プラヤのシャルドネ•レゼルバ2022年です。樽熟成したもので、濃くていかにも上等な整ったシャルドネ。セラーから出してすぐ楽しめます。冷蔵庫で保存しても飲みだす30分くらい前に食卓に並べておけばオッケー(笑)。
マスキューではこのアイテムではなく通常のお安いシャルドネを扱っていましたが、ラ・プラヤのブランド再編成に伴いシャルドネ•レゼルバを無くすとのこと。然るに大特売になりました。もちろんそれを逃すマスキューではございません(笑)。
しかしですね、いきなり大量に入荷させる訳には行きませんので、取り敢えず5箱ほどテスト販売。別に販促をかけなくとも、ラ・プラヤの良さはお客様はご存じなのであれよあれよと無くなる。
売れ行きを見ながら再入荷の決断!恐る恐るインポーターさんに問い合わせ8月中は大丈夫な数は確保、ようやくマスキューに到着した次第でございます(笑)。
あ~、やれやれなのでございます(笑)。

マスキューご来店のお客様!
『お前は既に売れているってワイン』ありますか?コレ合言葉です(笑)。

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ついつい変なワインを仕入れちゃいました(笑)

Aug 06, 2025 by weblogland |
う~ん。
ついつい変なワインを仕入れちゃいました(笑)。別に品質が悪い訳ではないので誤解なきよう(笑)。

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南フランスのネゴスのオレンジ•ワイン。マルキ•ド•ボーランのもの。マスキューではこのマルキ•ド•ボーランの扱いは長く、業務用のテーブル•ワインとして活躍。ただし店頭での販売はしておりません。低価格帯のワインとしてはなかなかのものなのですが、やはり基本それなり。あと量販品でも扱いがありますから、店頭では扱い難い。そんなこんなで、コソコソ、ヒッソリ隠密里の販売を続けております(笑)。
そんなマルキ•ド•ボーランなのですが、オリジナル•アイテムとしてオレンジ•ワインをリリース。インポーターさんにティスティング用としてバラ出荷をお願いしたところ却下(笑)。そうなると試してみたくなる(笑)。きっと飲みやすいあざといワインなんだろうなぁ(笑)。
家内に却下されることを察知した私は家内に相談すること無く1ケース発注(笑)。到着したら怒られることは想定内(笑)。
約1時間にわたるお説教を耐えての試飲は明日。不味かったら更に2時間ほど説教が待っております(笑)。もっとも美味しくともマスキューだと扱い難いかなぁ。まあ、扱わないものを1ケース仕入れてもしょうがないし家内に怒られるのももっとも(笑)。でもですね(笑)、飲んでみたい衝動は抑えられないのでございます(笑)。

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サンプル取り寄せました

Aug 03, 2025 by weblogland |
この暑い中でも、今月の試飲会のためのサンプル取り寄せました(笑)。

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今、手元に届いたのは7本。そのうち1本はサンプルどころかもう販売中です(笑)。←お察し通りの特売ワイン。お客様も知っておられますからブレークの予感。
お前は既に売れている(笑)。
馬鹿なことは行ってないで(笑)、それから千枝ちゃんのミューラー•トゥルガウ、たまたま見つけた南フランスのフェリーヌ•ジョルダンの白。大好きなのですがインポーターさんが廃業したために日本に入らなくなりました。たまたまお世話になっているインポーターさんが輸入を始めたようなので速攻取り寄せ(笑)。離れ離れになった我が子に出会った感(笑)。美味しいとイイなぁ。
あと、混植混醸のサヴォワの白、期待大(笑)。それとお安いスプマンテ。
楽しみです(笑)!

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モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年残りあと1本となりました!

Aug 01, 2025 by weblogland |
モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年残りあと1本となりました!

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マイナーながらウェブで面妖な売れ方をしたポルトガルの赤ワイン。個人的にも好きなワインですし、今年3月のマスキュー試飲会でも人気のワインでした(笑)
 
何故売れるのか疑問が解けました(笑)。

実は夕方いらっしゃったお客様がこのワインをお求め。家内が聞きました。

家内「ここ2日ばかりモンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年がウェブで異常に売れてます。何故ですか(笑)?」
お客様「輸入元のアズマトレーディングさんがユーチューブでワイン教室みたいなことをやっていてそこで美味しいと取り上げられてました。私そのユーチューブをよく視聴するのでマスキューさんに来てみました(笑)。」
家内「そーなんですか?てっきり雑誌か何かに取り上げられていたのかと思ってました(笑)。」
お客様「モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年を扱っているワインショップが少ないのでウェブでの問い合わせが多かったのでは?」

家内から教えてもらい氷解(笑)。な~んだ、扱っているワインショップが少ないからかぁ(笑)。マスキューらしくて、それはそれで良しかな(笑)。そう言えば常連のお客様はもう飲んでるし(笑)、特別にこのワインで騒がないもんね(笑)。

時代に完全に取り残された感満載でございます(笑)。ちょっと悔しい気もするし(笑)。

アズマトレーディングのエノヤンに次回の入荷を聞くと9月23日再入荷予定とか。エノヤンは売れる理由を知らんぷりしてましたから、今度問い詰めましょう(笑)。

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桝久 試飲会番外編 その2

Aug 01, 2025 by weblogland |
7月のマスキュー試飲会が終わって一息(笑)。夜に残った白ワインを飲みながら新発見(笑)!

○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
 白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込

『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込

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家内「さすがに試飲会が終わるとグッタリだね(笑)。今日は簡単に晩御飯は済ませるよ(笑)。」
私「そりゃそ~だよね(笑)。お世話になります(笑)!」
家内「お刺身とスーパーで買ってきたモッラレラ!」
私「鰹のお刺身かぁ。美味しいんだよね(笑)。タレにつけていただきまーす(笑)。ミョウガやネギもたっぷり入っていて美味しい(笑)。」
家内「藻塩が入ってる。ちょっと失礼して藻塩だけお味見(笑)。」
私「じゃあ僕もお味見(笑)。」
私•家内「おー!旨い!ミネラリー!」
家内「藻塩舐めてワイン飲むと、凄く引き立つ(笑)!白ワインの良さがバーンと出る(笑)。」
私「ワインのディテールがはっきりするし、ワイン自体がもともとミネラリーなんだけど更にミネラリーになる(笑)。藻塩って鹹水を海藻にかけて出来るからミネラルの塊だもんね(笑)。」
家内「ではモッラレラにかけてっと(笑)。うわっ!めちゃくちゃ美味しい(笑)!」
私「あ~!高級モッラレラと高級ワインのマリアージュだぁ(笑)。」
家内「う~ん。スーパーの安いモッラレラでもこんなに良くなるんだ(笑)。」
私「藻塩をかけるとモッラレラの牛乳っぽさがグ~ンと増す。更にワインを口に流し込むことで口中爆発(笑)。」
私•家内「モッラレラ+藻塩+白ワイン=大感激!」

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面妖なことが起きました(笑)。

Jul 30, 2025 by weblogland |
う~ん、面妖なことが起きました(笑)。
マスキューの定番のポルトガルの赤ワイン モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年 覚えておられますか?ちょっと前のマスキュー試飲会にお出しして好評でしたね(笑)。

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まあ、ちょっとマイナーですがプリミティブに美味しい熟成したもの。とても好きなワインなのですが、派手ではありませんからマスキューではひっそりこっそりと売っておりました(笑)。ちょうどマスキューにはお似合いのアイテムです(笑)。

でもですね(笑)、この二、三日異常な売れ方をしています。インターネット販売なのですが、こんなマイナーなワインの注文が一気に何件も入りました。インポーターさんに追加発注し「雑誌が何かに載ったのかな?」と聞いてみても

「聞きません。」の一言。

インフルエンサーの影響かな?

昔モン•ペラやカレラ•ジャンセンでパニックになったことを思い出しました。

ちょっと検索してみても該当するようなトピックはありませんし、検索ページの尻にマスキューは載っている程度です(笑)。

う~ん、面妖なのです。注文いただいたお客様に聞くわけにもいかず、謎は解けません(笑)。どなたか知っておられたらコッソリ教えてくださいね(笑)。

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桝久 試飲会 番外編

Jul 30, 2025 by weblogland |
先日のマスキュー試飲会で大好評いただいた千枝ちゃんの作るドイツの『レゲント』。ドイツの赤としては斬新でちょっと日本人好み(笑)。

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私「日本だとマスカットベリーAはラブルスカ種の特徴を強く残す交雑種ですが、レゲントは
ラブルスカ種の癖を上手く消しています。千枝ちゃんは若干糖分を残すことで完璧に癖をマスキングしています。先程のお客様が『昔甲州で飲んだ。』と仰ったことで氷解しました(笑)。」←あんたの妄想だろ(笑)。

この『昔甲州で飲んだ。』と仰ったのはIさんの奥様。家のルーツが山梨なので山梨にお詳しい(笑)。ですからIさんの奥様が多分出来立てのマスカットベリーAを飲んだはずと、勝手に妄想を広げました(笑)。間違っていたらゴメンナサイ!

ここから話が飛びますが(笑)、実はIご夫妻は同級生(学校は違いますが)、私も学校は違いますが同級生(笑)。しかもたまたま来ていた私の幼馴染のU君も同じ(笑)。たしかU君とIさんの奥様は同じ高校なのを思い出し『そう言えば同じ県立○○高校の同級生ですよね。』と話を振ると
共通の知り合いの話で大盛り上がり(笑)。もちろんIさんの旦那さんと私も加わり、更に話は広がり盛り上がる(笑)。

「どこどこのお店の誰々と誰々が従兄弟同士(笑)。」
「いや、兄弟じゃなかったかな?」
「親戚なのはたしか。」

一気に50年以上タイムスリップしちゃいました(笑)。同窓会状態(笑)。こんなたまたまがあるのは地元ならでは(笑)。良いものですね(笑)。

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桝久 試飲会リポート 後半

Jul 29, 2025 by weblogland |


さあ、後半の赤は全てワインセラーから出してすぐ飲める夏向きの赤ワインでございます(笑)!

●『レゲント』 プティ•チエ 2023年 ベルンハルト•コッホ ドイツ プファルツ Q.b.a. 赤 750ml 1980円税込 スクリュー•キャップ
「マスキューさん、ベルンハルト•コッホのワインって扱いありましたっけ?」
私「はい(笑)!シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、カベルネ•ドルサがございます。コレは日本人醸造家坂田千枝ちゃんが日本人向けに特別に作ってくれたものです(笑)。」
「うわっ!生の葡萄齧ってるみたい(笑)!」
「赤いベリーの香り満載(笑)。」
「ボジョレーっぽい(笑)。ちょっとキャンディーっぽい。マセラシオン・カルボニックで醸してるはず(笑)。」
私「御名答(笑)!ガメイっぽいですよね(笑)。」
「華やかで複雑。ベリーの香りが様々な顔になってる(笑)。」
「ベリーの香りの変化は悪くない(笑)。楽しめる(笑)。」
私「時間が経ってもワイン自体は崩れません。基本ちゃんとしております(笑)。」
「昔、甲州で飲んだ赤ワインの香り(笑)。」←実はとても核心を突いてます。
私「出来立てのマスカットベリーAかな(笑)?ただし、マスカットベリーAはこんなに濃くはなりません(笑)。」
「あま~い焦げ臭とベリーの香りがたまらん!」
家内「残糖分を少し残しながら発酵をピシャリと止める塩梅がさすがです(笑)。いかにも日本人好みですね(笑)。」
「ドイツの赤ワインって味も色も薄いイメージだったんですけど(笑)、コレは違う。こんなに濃厚な赤ワインができるとは!絶句しましたよ(笑)。温暖化の影響もあるのかなぁ(笑)?」
「マスキューさん!味わいはレゲント種だからこそ?でも、レゲント種って聞いたことがない(笑)。」
「そう言えば、カベルネ•ドルサも驚くほど濃かったでしたよね?」
私「そーなんです(笑)。千枝ちゃんは日本でカベルネ•ドルサの受けが良かったことが念頭に入っていますね(笑)。」
家内「レゲント種はアメリカのラブルスカ種との交雑種です。ただ半々での交雑ではなくヴィニフェラ種の方が優勢。果肉も黒い。認可されたのが1996年と比較的新しいのですが、ドイツでは1000ヘクタール以上作付けされているようです。調べると日本でも数件のワイナリーが栽培しているようです。」
「へぇ~、最近の温暖化の影響でドイツ•ワイン
も赤ワインに活路を見いだしているのかな?可能だよね(笑)。」
「ドイツって様々な交配種がありますよね。イタリアなんかはもともとたくさんある中を上手く育てる(笑)。」
「レゲント種は日本でも行けそう(笑)。」
「ちょっと甘みがあるから中華料理や和食洋食、幅広くマリアージュしそうですね(笑)。」
「デミグラスソースと相性良さそうですね(笑)。」
「ちょっと甘じょっぱい…、え~と、台湾料理のルーローなんか合うかな(笑)。」
「トンカツなんかもオッケーかな(笑)?」
「ブルドッグソースが合うようなものだったら大体合いそう(笑)。」
「うんうん。豚肉だよね(笑)。」
「醤油でも合うね(笑)。」
「豚肉の生姜炒め(笑)!」
「日本人にとってはオールマイティかも(笑)。」

キック•インサイドのワインでした(笑)。


●ル•コパン 2022年 ドメーヌ•サン•アントワーヌ フランス ラングドック ミネルヴォアA.C. 赤 750ml 2262円税込 スクリュー•キャップ
「あれ?このワインの方がレゲントより色が薄い(笑)。」
私「醸しの期間が短いのと、プレスをほとんどかけていないからかと。コテコテのミネルヴォアではなくあっさりのミネルヴォアかと(笑)。」
「あ~、エレガント!旨味とタンニンのバランスが高度。」
「ゴージャスではないけれど、いかにも南フランス(笑)。ユーカリ?木のニュアンス。」
「シナモンみたいな香りもする。樽熟成してるのかな?」
「香木のニュアンス?」
私「粉っぽさもあるし、木樽熟成してるかも知れませんね。細かいデータが無いので想像するしかありません(笑)。」
「店長!凄くミネラリーで良いですね(笑)。いかにもガリーク(笑)。」
家内「塩味もありますよね(笑)。」
「ベーコンみたいなニュアンスありますよね(笑)。シラー?」
私「グルナッシュ80%、シラーが20%。ベーコンのニュアンスはシラー由来なのかな(笑)。」
「真っ黒じゃないのがイイ(笑)。ブラックチェリーや赤いベリーの果実味がたっぷり(笑)。」
私「いわゆるコート•デュ•ローヌよりは赤さ明るさがありますね(笑)。」
「凄くフレンドリーで好きだなぁ(笑)。バーベキューに持っていったら皆喜びそう(笑)。」
「まずプロセッコ飲んで渇きを癒やして、上カルビ食べながら飲みたいね(笑)。」
「かなり質の高いバーベキューですね(笑)。」
「マスキューさん!レゲントもこのミネルヴォアもタンニンに意地悪なところが無いですよね(笑)。ちょっと冷やしてちょうど良く飲める。かといって薄くない(笑)。そうすると夏向きの赤ってありですね(笑)。」
私•家内「ありがとうございます!先月のリベンジ出来たかな(笑)?」
「マスキューさん!このワイン、コルク栓とスクリュー•キャップの2種類混じってますけど…。
何故(笑)?」
家内「並べて気づきました(笑)。一箱はコルク栓、あと一箱はスクリュー•キャップでした(笑)。」
私「こんな事は今までありませんでしたから、パニックになりました(笑)。」
家内「生産者が小さいので当然生産量も少ない。中身が同じなので、まあしょうがないと思うしかありません(笑)。」
私「インポーターさんもスクリュー•キャップで注文してるのでびっくり(笑)。知らなかったようです(笑)。まあ、もうどうしようもありませんから、あまり文句言っても仕方ないかと(笑)。」


●ブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ニュイ  ピノ ·ノワール フュ·ド·シェーヌ 2022年 ドメーヌ ·ギィ ·シモン ·エ ·フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3677円税込
「おっ!オジサンのピノ・ノワールですね(笑)。」
「ピノ・ノワールって酸っぱいからあまり好きじゃない(笑)。酸っぱくないピノ・ノワールなら良いけど高すぎる(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あっ!酸っぱく無い(笑)!美味しい(笑)。」
「昔のオート•コートのワインって酸が強くてエレガントじゃなかったけど(笑)、温暖化からなのか凄くバランスが良くて整ってるよね(笑)。」
「旨いね(笑)。バランスが良いよね。すぐに美味しい(笑)。」
家内「持ちも悪くありません。」
「うんうん。コレ昨日の抜栓ですね。美味しい。開けたてはどうでした?」
私「あまり変わりません(笑)。」
「やはりブルゴーニュのピノ・ノワールは良いね(笑)。」
「2022年って良いですね(笑)。」
私「ブルゴーニュの2022年は数は少ないようですが良い作柄ですね(笑)。ちなみにアルコール分は13%です。」
「そうそう、白はどうなのですか?」
私「シャルドネの方はかなりの大物。アルコール分は14%です。でも今開けるには勿体ない。長熟タイプだと思います。ちょっとアンリ•ジャイエのオート•コートに似てるかな(笑)?」
「サブリミナルで並んでますね(笑)。」
「今時3000円代でまともなピノ・ノワール無いんだよね(笑)。ギィ•シモンだって値上がりしてるけどまだ良心的(笑)。」
「マスキューさん!このワイン、最初は2000円くらいでしたよね(笑)。」
私「そーなんです。しかも今では人気が上がり年に一度の入荷。今回入ったばかりなのですぐに無くならないと高をくっていたら、あっという間にインポーターさんの在庫完売。ちょっと抜かりました。ゴメンナサイ!」
「そっかぁ。マスキューさんの在庫だけなんですね。」
「僕初めて飲んだのがピノ・ノワールなんですよ。ピノ・ノワール好きのオジサンに飲ませて貰いました(笑)。一発でハマりました(笑)。」
私「さてはグラン•クリュかな(笑)?」
「私のピノ・ノワールのイメージってお祖父さんなんですよ(笑)。」
私「素敵なお祖父さんなんですね(笑)!オシャレで身綺麗。私も孫にそう言われたい(笑)!」←家内の冷やかな目線を感じる(笑)。

とてもお暑い中ご来店ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋•昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Jul 28, 2025 by weblogland |
昨日、一昨日と酷暑の中ご来店ありがとうございました!
先月6月のマスキュー試飲会では予想外の暑さ。チョイスも普通のボルドーワインを出すなどちょっとミスマッチ(笑)。今回は白も赤も冷やして美味しいがテーマとなってます(笑)。

☆❴限定品❵ 『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュット レ•コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 プロセッコD.O.C. 750ml 1780円税込
「マスキューさん!泡ください(笑)!」
「う~ん。たまらん(笑)!」
私「思いっきり冷やしてますからか(笑)、まっ、まっ、どうぞ(笑)。」
「あ~、体温下がる(笑)。」
「甘すぎず、辛すぎず、誰が飲んでも美味しいと思うよね(笑)。」
「まさにタイムリー(笑)。コレだよねコレ(笑)。」
「うん。時節柄ピッタリ(笑)。」
「泡がキメ細かい。しかも中から沸いてくる。炭酸系の飲料とは違うんだよね(笑)。」
家内「この泡立ちと泡持ちがの良さがコンテッセの真骨頂なのです(笑)。」
「コカ・コーラとは違う(笑)。」
「最初はひたすら爽やかな味わいなんだけど、二口目三口目になると柔らかい柑橘のかおり…、桃(笑)?」
「桃…、あとメロンっぽさもあるかな(笑)。」
私「エキストラ•ドライのプロセッコは大人のラムネと称していました。リンゴ酸が引き立つからです。でもブリュットでは桃。コンテッセも日本人は何故エキストラドライに拘るのか?ブリュットでこその桃の果実味がプロセッコなのだ!と言うことでした(笑)。」
「マスキューさんが冷やした桃を食べながら飲めと言うのも解る(笑)。絶対に美味しいはず(笑)。」
「暑い真っ昼間溶けそうになりながら帰宅して、冷えた桃食べながらコレを飲んだら昇天しそう(笑)。」
「マスキューさん、気がついたのですが(笑)、最初の一杯はグビッと喉越しで飲めましたが(笑)、その後はゆっくり楽しめる(笑)。ビールみたいにガブガブ飲めない(笑)。スパークリングもやはりワインなんですね(笑)。」
「プロセッコって?爽やかさと旨さ、しかも厳格ではない(笑)。」
家内「主にグレーラ種ヴェネトの北のエリアで作られます。おっしゃる通り(笑)。肩ひじ張らない、かといってクオリティーは高い。イメージとしてはちょっとおしゃれな野外パーティーかな(笑)。」
「シャンパンの下位互換としては十分(笑)。役割も違うかな(笑)?」
私「昨日開けたものがありますので、ちょっとお試しください(笑)。注ぐとさほど泡は立ちませんが…。」
「あっ!!中からあわが沸いてくる(笑)。抜けていない!」
私「クオリティー高いんですよ(笑)。」
「よくプロスポーツで優勝したらシャンパンファイトするけど、プロセッコで十分だよね(笑)。シャンパンだとバチが当たる(笑)。」
「日本のプロ野球はビールかけでちょうど良い(笑)?」
私「いわゆるシャルマ方式で作る規定があります。原料ワインを密閉タンクに入れて糖分を添加して再発酵させます。それにより泡を得るという塩梅です。ただこの流れをもっとも効率的に行っているのがコンテッセのようです(笑)。ワイナリーもカリフォルニアみたいで(笑)、縦にそびえるステンレスタンクがダンダン(笑)!その横には横に寝かせたステンレスタンクがゴロゴロ(笑)。聞くと縦のタンクは0℃で管理された果汁。横に寝てるのは熟成中のプロセッコ。横に寝かることでシュール・リーがしっかり行われるとか。コレも0℃で管理されています。瓶詰めではおそらくプラントを5気圧に保ち作業をしてますね(笑)。それにより泡は失われず、澱引きも自然に出来るはず。」


○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
 白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込
家内「コレはコンテッセが作るシャルドネのスティル•ワインです(笑)。」
「あっ!飲みやすい(笑)。しかも濃い(笑)。」
「マスキューさん曰くのシンメトリーって解った(笑)。左右対称でしたっけ。整ってますよね(笑)。しかもシャルドネらしい。」
「レモンみたいな酸っぱさが良い(笑)。しかもエレガント。飲みやすい(笑)。」
「レモンピールみたいな苦味。アクセントになってますよね(笑)。」
家内「ジャバラみたいなニュアンスですよね。後味に続きますよね(笑)。」
「あ~、確かに特徴的。この苦味は酸っぱさと合うっていうか?役にたってますよね。ワインが単調にならない。」
「そうそう。でも何処のシャルドネ?って聞かれても困る(笑)。」
私「フランスのシャルドネで該当するようなシャルドネってないですよね(笑)。」
「と言うことはコンテッセのシャルドネ?」
家内「それ正解かも(笑)?あとラベルに仕掛けがあります。指でラベルをなぞってみてください(笑)。」
「あれ?なにこれ?ゴツゴツしてる(笑)。」
家内「えへへ(笑)。でしょ(笑)。土壌をイメージしてます(笑)。」
「本当だぁ(笑)。土を触ってるみたい(笑)。写真通りかな(笑)?」
「コンテッセって凄いですよね。設備も凄いし、出来上がるワインの質も高い。単なる大量生産ではないんですね。装置産業的な長所と質を両立している。」
「大量生産型だとどうしても質を上げることが難しい。ニューワールドがまさにそれ。」
「そうそう。良いワインを作ったりもするけど、全く別の生産方式。別のブランドだし別物なんだよね。」
私「コンテッセは200ヘクタールほどの自社畑を管理しています。鶴見区の住人目線だと總持寺が50ヘクタールですからその四倍です(笑)。」
「總持寺四つかぁ(笑)。それはそれで広すぎて分からない(笑)。」
私「しかも平らですから。平野1枚分くらいあるのかなぁ(笑)。」
「あっ!東京ディズニーランドは51ヘクタールってなってる(笑)。」
「マスキューさん!1番目のプロセッコと2番目のこのシャルドネはインポーターさんが違いますよ?」
私「うわっ!鋭い!白状いたします(笑)。インポーターさんにも特質がありまして(笑)、量販向けのインポーターさんやレストラン等の細かなお店をターゲットにしたインポーターさん等があります。このプロセッコは量販向けのインポーターさんの扱いなのですが、量販向けとしてはちょっと高級。輸入中止となりました。このためマスキューにも声がかかった訳です(笑)。」


○『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込
「マスキューさん!このワイン、昔から扱ってますよね(笑)?」
私「日本に輸入されてからずっと扱ってます(笑)。」
「そうそう。たしかご夫婦でやってるんでしたっけ(笑)。他にもアイテムありますよね(笑)。」
私「えへへ(笑)。ルーセット•ド•サヴォワやシニャン ベルジュロンが白の最上品で、赤だとモンデュースを使ったものが最上かな(笑)。」
家内「どれも美味しいのですが、今回の『レ・アビーム』2023年はここ10年で一番の出来です(笑)。」
私「まっ、まっ、どうぞ(笑)!」
「あ~!コレ凄いね(笑)。美味いし…、特徴的(笑)。」
「色も濃いし、一つ前のシャルドネは美味しかったんだけど、ピューンと超えた(笑)。」
「バーン!と超えた(笑)。ギア•アップしてる(笑)。マスキューさんが10年で一番の出来と言うのも分かる(笑)。」
「コレってヴィンテージの差なのですか?特別このワインの出来が良かったということなんですか?」
私「2番目のシャルドネと3番目のジャケールを同じには比べられませんが、価格帯はかなり近いので、規格としては似てると仮定するならば、2023年のレ•アビームは突出してます。ですが作りの基本規格は同じですから、作柄が良かったとしか思えません(笑)。」
「暑さがちょうど良かったのかな(笑)?」
私「この濃度感でアルコール分が11.5%です(笑)。メリハリのある気候で暑すぎなかったようです。昔のワインを思い出しました(笑)。」
「この価格帯のワインではないですよね(笑)。」
私•家内「ありがとうございます(笑)!」
「店長!余韻なが~い(笑)。キレとコクが凄い(笑)。」
「何ていうか…、液体の密度が圧巻(笑)。」
「ジャケール種でしたかっけ?とてもオイリー。オーストリアのワインにも似てるかな?」
私「グリュナー•ヴェルトリーナーですね(笑)。穀物っぽくて白胡椒のニュアンス。ジャケールはナッツィですよね(笑)。」
家内「カシュー•ナッツのニュアンスですねコレ(笑)。」
「そうそうカシュ•ーナッツ!独特だね(笑)。」
「生姜にも合いそうな気がする(笑)。」
「コレに何を合わせますか?」
私「シェーブルとか癖があって濃厚なチーズかな(笑)?」
家内「トリプルチーズみたいな濃厚な乳脂肪分の高いもの…。クリームソース系かな。」
私「思い出しましたぁ!彼の地はチーズ•フォンデューの本場(笑)。」

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さあ、明日、明後日はマスキュー試飲会です。

Jul 24, 2025 by weblogland |
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試飲会のラインナップようやく並びました(笑)!
ギッチリ棚に詰まってます(笑)。
しかも今回のワインはどれも太い(笑)。特にコンテッセのプロセッコ•ブリュット。あんただよあんた(笑)!その割を喰ってギィ•シモンのピノ・ノワールは一列のみ(笑)。でもですね(笑)、真下の棚にあるだけ詰めました(笑)。そしてその下にはサブリミナルでギィ•シモンのシャルドネをさりげなくしかもわざとらしく並べました(笑)。
どうだ、見たか!←ナンノコッチャ
あと、一つ発覚したのがミネルヴォアのル•コペンなのですが、箱を開けると1ダースはスクリュー•キャップ、1ダースはコルク栓。えっ?なんで?このまま試飲会には突入しますが、今インポーターさんに問い合わせています。
まあ、中身が同じなら問題は無いのですが(笑)。

明日25日(金)は17∼20時、明後日26日(土)は11∼20時までいつも通り執り行っておりますので、暑い中のご来店お待ちしておりまする(笑)。

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千枝ちゃんのワインが届いたら並べましょう!

Jul 24, 2025 by weblogland |
今週末の(金)、(土)はマスキュー試飲会です。
今日、千枝ちゃんのワインが届いたら並べましょう!

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作戦会議

私「今日千枝ちゃんのワインが届くから、それで全部揃うね(笑)。」
家内「『レゲント』だね(笑)。それにしても面白いワインだよね。ちょっと前はラブルスカ種とヴィニフェラの交雑種なんかヨーロッパでは認められなかったよね。まあ、ラブルスカ種の特徴は、何代数種類のヴィニフェラをかましているから薄くはなってるけどね。」
私「1800年代の後半のフィロキセラ禍以来ラブルスカ種はヨーロッパでは御法度。その呪縛も解放される流れなのかな?」
家内「ラブルスカ種がフィロキセラに耐性があるってことはフィロキセラが常にくっついていることでもあるから解禁にはならないと思うけど(笑)。ラブルスカ種の良い品種特性を引き出すのは可能なんだね。イノヴェーションを感じる。」
私「ドイツワインとは思えないほどタンニン量が多い。寒くてもタンニンがしっかり生成されてる不思議。セオリーを覆してるよね(笑)。果肉にもタンニンがあるのが特徴みたいだね。しかもタンニンに収斂性がない。」
家内「試飲会のトップセラーになるかもね(笑)?」

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例のオジサンのピノ・ノワール

Jul 23, 2025 by weblogland |
今日インポーターさんのエノヤンがサンプルの持ち回りしてくださりました。エノヤンはマスキューの割と近くに住んでいるので、持ち回りの一番手でよく来てくれます(笑)。

エノヤン「マスキューさん、今日も暑いですねぇ(笑)。ところでギィ•シモンのブルゴーニュあっという間に無くなりました!」
例のオジサンのピノ・ノワールです。一応試飲会用に確保はしてありますが、追加計画は早くも頓挫(笑)。

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私「あ~、今月一杯は大丈夫と踏んでいたんだけどね(笑)。ちょっと甘かったかな…。」
エノヤン「やはり2022年は良かったのとコスパが良かったようです。」
私「そ~だよね。品質と値段を比べれば、あれを選ぶよね(笑)。マスキューの試飲会でもあるだけ売ったら終わりだね。残念!」
家内「今日持ってきた下さったコトー•ブルギニオン美味しい!酸っぱくてコレ好きだなぁ(笑)。」
エノヤン「ピノ・ノワール100%です!」←胸を張る(笑)。
私「シャサーニュやモンテリに似てるよね。畑は何処いらへんかな?モレ・サン・ドニが本拠地だけどモレ・サン・ドニっぽくない(笑)。でもコレ良いね(笑)。」

懲りないマスキューと懲りないエノヤンの日常でございます(笑)。

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7月25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のライン•ナップ

Jul 19, 2025 by weblogland |
今月末7月25日(金)、26日(土)のマスキュー試飲会のライン•ナップ決まりました!

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先月は思いも寄らない暑さでラインナップの並びにほころびが…。でもですね(笑)、今回は泡、白、赤、全て夏向きのライン•ナップ!
ご期待に沿えれば良いんですが…(笑)。

☆❴限定品❵ 『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュット レ•コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 プロセッコD.O.C. 750ml 1780円税込

マスキューお馴染みのレ•コンテッセのプロセッコです。プロセッコのトップ・ランナーですね(笑)。基本大量生産するプロセッコ、勢い装置産業的に成りがちではあります。その中でもコンテッセは本拠地トレヴィーソの自社畑の葡萄で賄う珍しい家族経営。ラボも持っており製造システムもトップ・ランナー。
通例シャルマ方式でプロセッコは作られます。原料ワインを製造して、それをタンクに詰めなおし、糖分添加してタンク内二次発酵 泡にします。コンテッセの場合それを一つの密閉式圧力タンクで行います。いわゆる一元発酵のシャルマ方式で効率良く作ります。
まず、原料の葡萄をジュースにした状態で0℃で保存。生産計画に沿ってタンク内で発酵。この際に出来上がりのアルコール分と残糖分を設定した糖分を添加し、ガス圧を調整しながら発酵させる訳です。
出来上がると温度をまた0℃に戻し3ヶ月ほど熟成させて瓶詰め。低温での3ヶ月の熟成期間を設けるとこで泡が細やかで持ちが良い(笑)。
コンテッセのワイナリーの写真を見ると縦に並んだ巨大なステンレス•タンクと横に積み上がった巨大なステンレス•タンクが屋外にあります。
一見石油のか何かの化学的なプラントのようです(笑)。巨大な横向きのステンレスタンクはミサイルのようにも見える(笑)。確認すると横に寝てるタンクはシュール・リーをしっかりするためとか。横に寝かせたほうが接空面積が広がるためにシュール・リーの効率が良いのだそうです。
また、イタリアは電力を自給出来ませんから電気料金が高い。でもですね(笑)、コンテッセは太陽光発電などで電力を賄うようです。逆に売電収益もあるとか(笑)。見た目はコングロマリットのようなのですが、実は家族経営。量と質を両立させるプロセッコのトップランナー、恐るべしコンテッセ(笑)!
 

ふふふ(笑)。
この夏の隠し玉来ましたぁ(笑)!
まずは箱。カッコいいでしょ(笑)。中味もまたカッコいい(笑)。
愛するコンテッセが作るプロセッコ•ブリュット 
正確には『ルナ』プロセッコ•オーガニック•ブリュットでございます。
マスキューの通常ラインナップてはプロセッコのエキストラ•ドライとフリザンテ•ロゼがコンテッセのものですから、このブリュットが加わると3アイテムとなります。
コンテッセに言わせるとブリュットの方がプロセッコらしいと言います。ちょっと甘くて桃の香りがするのが彼らにとって好ましいプロセッコのようです。
日本はこれだけ暑いですから、うんと冷やせば多少の甘みがあった方が飲みやすい。なんとなくコンテッセの言うところも解りますね(笑)。強めに冷やして飲むとまずは爽快!ちょっと時間が経って液温が上がってくると桃などのフルーツの香りがほんのりふんわりと上がってきます。
残糖分は11∼12g/L、ガス圧は4.53気圧。味覚上残糖分9∼10gと12∼13gに味覚の壁があります。絶妙な塩梅なのです(笑)。ちなみに市販されている無糖のレモンサワーは10gほどです(笑)。

今回諸般の事情により限定大特売となりました!

○シャルドネ 2023年 レ・コンテッセ
イタリア ヴェネト I.G.T.トレヴェンツィア
 白 スクリュー・キャップ 750ml 1932円税込

イタリア ヴェネト プロセッコの優良生産地区コネリアーノに本拠を構えるプロセッコのスペシャリスト レ・コンテッセが造るシャルドネ白です。マスキユーの定番では得意のプロセッコ、フリザンテと泡ばかりですが、今回久しぶりの御披露目となります。

まず第一印象は、爽やかなんだけどしっかりしてる!普通に美味しいのです。

しかもシンメトリーでシャルドネらしい。とは言えフランスの何処のシャルドネと聞かれても該当する産地はない(笑)。
旨味とフレッシュな酸味、もちろん木樽は一切使っていない直球勝負。この酸味と旨味がコンテッセらしい。爽やかな旨味なのです(笑)。この点プロセッコとも共通するスタイルですね。
栽培•醸造から瓶詰めまで欠点•癖がなく、出来上がったワインはハニーさもあり無理に早く収穫した印象はなし。アルコール分は12%。15∼16℃の低温で20日間の長いマセラシオン、そのままシュール・リーの状態で10日間静置させ瓶詰め1ヶ月後に出荷。かなりの低温でサクッと作っています(笑)。

う~ん。

昨今のフランスのシャルドネはアルコール分が高くクドくなりがち。過熟させないスタイルは貴重かも(笑)。あまりにも素直なため、私は言葉を失っております(笑)。

そうそう実はこのワイン、ラベルも進化しておりました。ラベルを指でなぞると土壌を触っているかのようなのです(笑)。ラベル自体土壌の写真。土壌は粘土質と砂質に石灰岩が混じるのですが2次堆積なので細かで水捌けと保水力を兼ね備えた恵まれた土壌のようです。生産力はありそうですね(笑)。

『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2262円税込

来週末はマスキュー試飲会です。
もちろん着々と準備進行中でございます(笑)。
そんな中マスキューの定番のフランス•サヴォワの白『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール ジャケール100%で作られる切れのある辛口。マスキューの定番としてロングセラーワインです。コレを久しぶりにティスティングしたところ、実に美味しい(笑)。切れがあってコクもある。今までのヴィンテージで最高かも(笑)?こんなにコスパ良かったかな(笑)?
そこで今月末の試飲会にお出しすることを決定!
そんなこんなで取り敢えずホームページを確認するとなかなかでてこない。当該カテゴリーの6ページ目でようやく発見!しかも表記されているヴィンテージは2023年ですが、ラベルの映像は2011年。
これはいかん!
早速ホームページの管理をしてくださっているフクモトさんに連絡しなくては!

マスキューのウェブがマイナーな理由を実感(笑)。まあ、年寄り2人でやってますからこんなもんですかね(笑)。あんまり忙しくなるのも困るからちょうど良いかも(笑)。

●『レゲント』 プティ•チエ 2023年 ベルンハルト•コッホ ドイツ プファルツ Q.b.a. 赤 750ml 1980円税込 スクリュー•キャップ

まず、見た目の第一印象は赤、紫、ピンクのグラデーションがとても綺麗で鮮烈。飲むと、とにかく飲みやすい(笑)。赤い鮮烈な小粒のベリーやチェリー、ブルーベリー、山桃、サンザシの香りがフレッシュ。甘みと酸味のバランスが良く、綺麗に磨かれたタンニンは飲み手を引き込みます(笑)。ちょっとランブルスコに共通する意識を感じます。低温でしっかり管理•熟成した印象。
夏に冷やして楽しめますね(笑)。

まず『レゲント』を調べると新しい葡萄品種のようです。1990年代に開発されて、今では 1500ヘクタール以上に作付けされているようです。冷涼なドイツで栽培しやすい黒葡萄として開発されたようですね。果肉も黒い故かワインの色も濃く、ドイツワインらしからぬ濃さです。特徴的なワインの色は解決かな(笑)。ちょっとボジョレーのガメイやメルロっぽくもあるかな?
この『レゲント』は、シルヴァーナーとミュラートゥルガウの交配品種であるディアナというブドウと、シャンボーソンというブドウを掛けあわせたブドウとか。耐菌性があるため農薬に頼らない栽培にも向いているそうです。ただ、湿気に弱いのが弱点のようでガビ系の病気に弱いようです。あとシルヴァーナとミューラートゥルガウは白葡萄ですからシャンボーソンが鍵になりますね(笑)。ちょっと調べるとフランスで開発された交雑種いわゆるハイブリッド。要はヨーロッパ系のヴィティス•ヴィニフェラとアメリカのラブルスカ系の雑種。ラブルスカ種はいわゆるフォキシーフレーバーがしますので主に生食用なのですが、ピノ•タージュ等の交雑種を開発することで利点を引き出しヴィニフェラの欠点を補うことを目指すようです
。また、ラブルスカはフィロキセラや黴等の耐性がありますからそれを利用したいのは解りますね(笑)。このシャンボーソンは交雑種同士の交配種のようでラブルスカ種の欠点フォキシーフレーバーを薄めることに成功したのかな?そして更にヴィニフェラ系のディアナと交雑させることでフォキシーフレーバーは完全に無くなっております(笑)。
基本接ぎ木ですから畑の隅にまず接いで、結果が良ければそれを広げる。ドイツは基本的に冷害等のリスクが高いため生産者は様々な葡萄品種を植えてリスク回避する傾向があります。それゆえ広がるのも早い。ドイツの技術者はまず第一に量の確保。コレが基本マインドなのです。

醸造は温度を25℃に保ったままマセラシオン・カルボニックで14日間の醸し。発酵の終盤残糖分を9.5g残した状態でマセラシオン•ストップSO2でしっかり止めます。酸度は5.7g/
L。甘さと酸の絶妙なバランスで発酵を終了させる技はドイツの技術者でこそ。SO2添加は甘さの等級に従って発酵をコントロールするドイツならではの伝統技(笑)。多分この1発で止めていると思います。醸造家の坂田知恵ちゃんは完全なドイツの技術者ですね(笑)。そして温度管理したタンクで1年以上しっかり熟成することでSO2の嫌味を消してから瓶詰めしてますね。きっと瓶詰め時にはSO2添加しないような気がします。遊離型のSO2をほとんど感じないのです。この辺の心配りは日本人的かな(笑)。





以下インポーターさん資料より。一部岡本補追。

ファルツのハインフェルドにある、コッホ家が経営するワイングートです。1610年からワイン造りをする家系
1980年 ベルンハルトが引き継ぐ。3haからスタート。
2017年 息子アレクサンダー コッホが加わる

今では栽培面積50haほど。これまでは国内(近隣)の個人客への販売がほとんどで、輸出は行っていませんでした。

南ファルツは、粘土石灰質土壌のため、ピノ ノワール、シャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーなどに力を入れています。他にも、ドルンフェルダーやカベルネ ソーヴィニヨン、メルロを植えており、20品種以上を手掛けています。生産比率は、赤白各50%ずつです。
ワイン造りをするのは、兵庫県出身の坂田千枝。幼い頃から果樹栽培の仕事をしたいと考えていました。地元の農業高校に進学し、17歳の時にドイツにホームステイしたことがきっかけとなり、ドイツへ。職業訓練を受け、ラインガウやアールで研修を積みました。2013年末から、コッホで働いています。普段は、一人でセラーの仕事を担当しています。ベルンハルトから学んだことは「お客様が求めるワインを造ること」。ブルゴーニュのピノ ノワールが好きで、それに近づけていきたいと考えています。
こだわりのワイン造り・・ワインのベストな状態を考えて、添加物は極力加えないようにしています。赤は基本的にノンフィルター、白はベントナイト処理を行わないようにしています。低価格帯のワインにも1つ1つたんぱく質沈殿率のチェックを行っています。「低価格帯のワインも、上級クラスのワインにも同じ労力をかけています。」と坂田は語ります。酵母は選別酵母ですが、2009年にブルゴーニュ スタイルのピノ ノワールを造り始めて以来、2013年頃から「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などのワインガイドに掲載されるようになりました。

●ル•コパン 2022年 ドメーヌ•サン•アントワーヌ フランス ラングドック ミネルヴォアA.C. 赤 750ml 2262円税込 スクリュー•キャップ

マスキューの大好物ミネルヴォア。特にクラシック•スタイルのものに限ります。今風の甘くて濃いだけのものには閉口(笑)。
でもですね(笑)、なかなか無い。願わくばレイモン•ジュリアンのようなクラシック•スタイルのミネルヴォア!しっかりコンクリート•タンクで全房発酵したワインをプレスをかけずにフリーランだけで作ったものが良い(笑)。
今やレイモン•ジュリアンの『ル•サンドル』『ラゼロール』は高すぎて手は出ない、その下の『ル•グラン•パンシャン』にしても同様。
でも凡庸なミネルヴォアを扱うつもりは無し(笑)。この点ケチでへそ曲がりなマスキューの本領発揮なのですが、逆に売れるワインが無くなる悪循環(笑)。
そんな中、よーやく、見つけました!
グルナッシュ80%、シラー20%のクラシックなスタイル。果実味はちょっと重心が低く暗いのですが赤系黒系のベリーはしっかり感じられ、ガリークのニュアンスがとても良いアクセントになっております。いかにもミネルヴォア(笑)。たっぷりしたタンニンはあくまでフレンドリー。旨味もタンニンに伴ってありますからとても飲みやすく心地良い。SO2の添加も感じないレベルで自然な感じです。口の中を優しく広がり、綺麗な余韻に繋がっています。
隠れたしっかりした強さがありながら、基本フレンドリーでシンプル!まあ、除梗はしてるような気はしますが。
コレなんです、コレ(笑)。
私にとって幸せになれるワインなのです(笑)!
実際ドメーヌ•サン•アントワーヌのオーナーはもともとのヴィニロンではなく、自分の好きなミネルヴォアのワインを作りたい欲求に駆られた方のようですし、ワインからもそれが感じられます。あまり余裕がないベンチャー的なアプローチではなく、最低限自分たちが楽しめる品質が前提なのが伝わってくるワインなのです(笑)。それゆえ、伝統の味わいに忠実にしかも誠実にワインを作れるのでしょう。

※詳しい資料が無いのでこの記載は全て私の妄想なのでお許しを!

●ブルゴーニュ ·オート·コート·ド·ニュイ  ピノ ·ノワール フュ·ド·シェーヌ 2022年 ドメーヌ ·ギィ ·シモン ·エ ·フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3677円税込

年に一度の入荷!
マスキュー定番のオジサンのピノ・ノワールの入荷です(笑)。


畑はニュイ·サン·ジョルジュ村の端に面したエリアにあります。カシスの畑を売って新しく購入したものかしら(笑)?写真を見る限り葡萄は密植されており、仕立ても低い伝統的なブルゴーニュ·スタイル。今風のニュージーランド·スタイルてはありません。
葡萄の平均樹齢は40年。収穫後、低温で発酵し(これは今風)、後にステンレスタンクにて主発酵。熟成にはオーク樽を用いて15か月間熟成(新樽比率25%)。10%ほどは除梗しないで全房で発酵するようです。

個人的にはスタンダードのピノ・ノワールよりこちらの方を私は好みます(笑)。ゴメンナサイ!

お値段は高くなりましたが、変わらぬ良さ·品質が向上していることにほっとしました(笑)。


以下インポーターさん資料より
ドメーヌ・ギィ・シモンはオート・コート・ド・ニュイの南側にあるマレ・レ・フュセ村(Marey-l?s-Fussey)の生産者です。現在は10代目のディディエ氏と妹ミュリエル氏がドメーヌを取り仕切っています。「自分のようにオート・コート・ド・ニュイの畑のみを所有する生産者って珍しいよね」とディディエ氏。父から譲り受けた畑は当初11ha。一方でこのエリアではクレーム・ド・カシスの生産が盛んで、このドメーヌもカシスの畑を4ha程所有していたが4年前にその畑を売り、さらにオート・コート・ド・ニュイの畑を購入。現在ではオート・コート・ド・ニュイの畑を24haを所有しています。収穫した葡萄の半分はブルゴーニュのネゴシアンに桶売りし、残りの半分は自社詰めワインとしています。ワインは赤も白も樽熟成して瓶詰め。「コー
ト・ド・ニュイのワインは密度がありながらもエレガント。そういった指標的なワイン造りを目指している」とディディエ氏。ドメーヌで直接販売をしている他、フランス国内を中心に販売をしています。

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来週末はマスキュー試飲会です。

Jul 17, 2025 by weblogland |
もちろん着々と準備進行中でございます(笑)。
そんな中マスキューの定番のフランス•サヴォワの白『レ・アビーム』2023年フィリップ・ラヴィエール マスキューの定番としてロングセラーワインです。コレを久しぶりにティスティングしたところ、実に美味しい(笑)。切れがあってコクもある。今までのヴィンテージで最高かも(笑)?
そこで今月末の試飲会にお出しすることを決定!
そんなこんなで取り敢えずホームページを確認するとなかなかでてこない。当該カテゴリーの6ページ目でようやく発見!しかも表記されているヴィンテージは2023年ですが、ラベルの映像は2011年。
これはいかん!
早速ホームページの管理をしてくださっているフクモトさんに連絡しなくては!

マスキューのウェブがマイナーな理由を実感(笑)。まあ、年寄り2人でやってますからこんなもんですかね(笑)。あんまり忙しくなるのも困るからちょうど良いかも(笑)。

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ギィ•シモン覚えておられますか?

Jul 16, 2025 by weblogland |
皆さん!
ブルゴーニュのギィ•シモン覚えておられますか?
そうそう、おじさんラベルのブルゴーニュと言えばピンと来ますね(笑)。
今日インポーターさんの「えのやん」が持ち回りしてくれました(笑)。2022年のブルゴーニュ•オート•コート•ド•ニュイのピノ・ノワールとシャルドネ。共に樽熟成しているタイプ。シャルドネはパワーに溢れ超熟タイプかな。ちょっとジャイエ・ジルのスタイルに似てきたかな(笑)。ピノ・ノワールはファットでとても飲みやすい(笑)。オート•コートらしくは無いのですがグッド(笑)!
年に一度の入荷ですから発注しない手はない(笑)。もちろん発注(笑)。今月のマスキュー試飲会にはピノ・ノワールを出しましょう!値段も前と同じですから良心的。ちょっと心配な2022年ヴィンテージでしたから、飲んで確認出来て良かったぁ(笑)。

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特売セール棚も並び替えました

Jul 15, 2025 by weblogland |
暇なついでに特売セール棚も並び替えました(笑)。

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もう1本しか残っていないスペインのシカール2020年を下にさげ、この夏の隠し玉 コンテッセのプロセッコ•ブリュットを最上部に並べました(笑)。まだ、家内のキャッチコピーは付いていませんが、一応私の作業は完了(笑)。このプロセッコ•ブリュットは今月のマスキュー試飲会にも出す予定ですから、念の為明日朝イチでインポーターさんの在庫を確認、取り敢えず追加予約をするつもりです。
シカールはあまりの価格でしたので一回の発注で全部くださいとインポーターさんに所望しましたが、それは勘弁•却下となりました(笑)。それゆえ試飲会に出すには弾不足(笑)。ホームページのラインナップにも載せられず、ブログで紹介しているうちに無くなりました。←あと1本
今回はその轍を踏まずに済むか?
明日がっかりしたブログが出たらお察しくださいませ(笑)。

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