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桝久 試飲会リポート番外編
Apr 01, 2025 by weblogland |それ何ですか?
私「『チャチャ』でございます(笑)。」
「ブログに書いてあった蒸留酒ですね(笑)。無色透明。」
私「今日の試飲会で2番目にお試しいただいたジョージアの白の搾り粕を蒸留したものと思ってくださいませ。ほぼ同じ品種のものでございます(笑)。」
家内「ただし、コレを飲むと、もうワインに戻れませんから(笑)、まず2番目の白を飲んでから『チャチャ』をお試しください(笑)。」
「アルコール分はいかほどですか?」
私「40度ございますので、ちょっとだけ注ぎますね(笑)。ケチな訳ではありませんからね(笑)。」
「イタリアではグラッパ、フランスだとマールかな。透明なものはグラッパでよく見ますよね(笑)。」
「おー!強烈(笑)!ワインと共通する白い花のニュアンス、そして安納芋の甘~い香り。」
「粘性があるよね(笑)。厚みがある。」
私「コレ、時間が経ってくると芋焼酎みたいになります。そして更に時間が経つと壱岐の麦焼酎みたいになります(笑)。」
「あ~、芋焼酎だぁ(笑)!何故こんなになるのですか?」
私「多分酵母臭かと。ワインでもリリース直後のものに似たような香りがします。」
「白ワインの搾り粕と赤ワインの搾り粕って違うんですか?白ワイン作りは一般に発酵前にジュースと果皮を分離しますよね。」
私「さすが!左様でございます。白葡萄の搾り粕は粕として発酵させる必要があります。赤ワインの黒葡萄は発酵修了後にプレス•分離しますから工程が違います。」
「そうするとコレは搾り粕を保存して発酵してから蒸留するんだ。この独特の癖のある香りはその結果なんですね(笑)。それにしても強烈(笑)。」
「ワインの香りを感じられない(笑)!私には無理(笑)。」
「口の中全体に液体を広げるとワインの味がするよ(笑)。」
「日本酒の山廃の原酒搾りたてにちょっと似てる(笑)。」
私「原料は葡萄の搾り粕ですが、元々濃い葡萄からの搾り粕だと粘り•濃さがより出ます(笑)。あとガチガチにプレスし過ぎると出来は良くないですね(笑)。」
家内「この手のものとしては、まずまず良い方です(笑)。」
「臭いけど、ケチ臭くは無い(笑)!」
私「座布団1枚(笑)!」
「こっちの茶色の『チャチャ』は何故茶色なんですか?」
家内「樽でサクッと熟成させてます。こちらの方が臭く無いですね(笑)。」
私「個人的には透明の方を何日もかけて飲むのが好きです(笑)。焼酎に無い厚みがあって満足感を感じます。癖が癖になります(笑)。」
家内「ロシア圏ではグレープ•ウォッカと呼ばれ高級品のようです(笑)。」
「なるほどね!コレはラッパ飲みするようなものじゃないよね(笑)。」
私「一般にウォッカは連続式の蒸留器で味も透明にしますから純粋なアルコール。コレは単式蒸留器で2回蒸留ですのでアルコールの純度が違います。」
「焼酎の乙類と甲類の差ですね(笑)。」
「大五郎と森伊蔵の差(笑)?」
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マスキュー 試飲会リポート 後半
Apr 01, 2025 by weblogland |
●サペラヴィ カヘティ 2023年 ルトヴェリシ ジョージア 赤 P.D.O.カヘティ 750ml
1508円税込
「あ~、濃くて素朴な感じが良いですね(笑)。親近感が湧く(笑)。」
「香りが重くてしっかりしてる。密度感がある香りですよね(笑)。」
「あ~、広がり余韻共に良いですね(笑)。」
「タンニンもタップリしてるけど、基本優しい(笑)。コスパ良いですよね(笑)。」
「コスパは抜群!」
「断然にイイ(笑)!」
「懐かしい感じ(笑)。郷土人形みたいな…、おばあちゃんからいただいた着物みたいな…、」
「和のイメージかな(笑)。」
「味噌なんか合わせやすいかな(笑)。」
「角煮なんか良さそう(笑)。」
「しっかりしてますよね(笑)。」
家内「カオールのマルベックにちょっと似てるかな(笑)?イチヂクみたいな甘くて赤い果実味。あと、ツバキの花みたいなニュアンス(笑)。」
「フランスのシュ•ド•ウエストのワインっぽいけど、ちょっと違うかな(笑)。やはりジョージアなんだろうなぁ(笑)。」
「やはりオールド•ワールドのワインですよね(笑)。特徴的だし飽きがこないスタイル。奥深さがありますな。」
「ニューワールドの今風のものとは根本的に違う。背景の生活•気候が浮かんでくる(笑)。」
「うんうん。質実ですよね(笑)。」
私「輪郭はさほど明瞭ではないけれど、ケチ臭くないですよね(笑)。さっきのジョージアの白と共通した感じですよね。共通したワイン作りの意識を感じます(笑)。値段も生産者も同じですからそう感じるのも不思議ではないかな(笑)。」
「赤いプラム系のニュアンス(笑)。」
「後味…余韻にちょっとココアっぽさがあってイイなぁ(笑)。」
「思い出した!岡山で飲んだ山ブドウのワインに似てます(笑)!」
「ちなみにアルコール分はいかほどですか?」
家内「え~と、12.5%です。」
「もっと高いかと思いましたよ(笑)。この濃さで12.5%ですかぁ。マスキューさんがよく言う折り合いの付け方の違い(笑)?面白いですよね(笑)。」
「アルコール分が高ければ良い訳じゃないんだよね(笑)。全体のバランスなんだな(笑)。」
「マスキューさん!ジョージアの白→ルーマニアのロゼ→ジョージアの赤、この並び絶妙ですね(笑)!飲んでみて必然性が解りましたよ(笑)!」
私「えへへ(笑)。ありがとうございます。でもですね(笑)、まだ終わりではありませんから(笑)。このあと凄いのが2本ございます(笑)。」
●モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 赤 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 2451円税込
「アレンテージョって何処ですか(笑)?」
家内「スペインとの国境の何もないようなところです(笑)。」
私「セパージュはポートに似てます。それ故ワインも強い(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「あ~、コレ凄い!圧巻!渦巻いてる(笑)。」
「中に詰まったものの分量が大量で膨大(笑)。」
「パワーが尋常ならざるレベル(笑)。」
「かといって暴力的ではない。熟成の妙なんだろうなぁ(笑)。」
「コレにブランデーを添加したらポートになりそう(笑)。」
家内「昔マスキューで扱っていた『ジンブロ』を思い出しました(笑)。似たようなポートに通じる辛口の赤でしたっけ(笑)。」
「2009年ヴィンテージとは思えない若さ(笑)。圧倒的な生命力ですよね(笑)。」
家内「セラーに寝かせておいたワインを出荷前にコルクを打ち直しています。ですから不良品が無く、状態がとても良いです(笑)。」
私「家内ともども大好きなワインでして…、ただ以前のメイクが2005年で同じように良かったのですが、コルクが限界だったのでフェイド・アウトしてしまいました。今回はリコルクしてからの出荷となります(笑)。」
「余韻がいつまで経っても消えない(笑)。」
「香りも消えない(笑)。」
「う~ん。深いよね(笑)。ココアやチョコレートのニュアンスが…、素晴らしい!」
「マスキューさん!このワインが2451円って破格よね(笑)。考えられない!」
私「ありがとうございます!インポーターさんと生産者の関係が良好な証ですね。あと、生産者が元々良心的なのかと(笑)。」
ちょうどTさんご夫妻ご来店。Tさんは私の知り合いの中でもっとも海外経験豊富な方です。ラッキー(笑)!
Tさん「アレンテージョ行ってる日本人はほとんどいないんじゃないかな?何もない砂漠のようなところですよ。観光するようなところでもないし(笑)。近い観光地のエボラもなかなか日本人の観光コースには入らないし。」
私「エボラ?」
K先生「ドクロで壁を作ったような教会ですよね。」←ちょうど居合わせた旅行好きのK先生
私「ドクロですかぁ!」
Tさん「そう、ドクロがぎっしり壁のように積み上げられている。日本人は引いちゃう光景。」
家内「うわっ、無理。」
私「ドクロですかぁ。洗骨したものだから経緯も想像したくない。」
T夫人「アレンテージョはたしかコルクがあった(笑)。それも薄く加工してバッグや小物、布のように使ったり…。お土産買っちゃいましたよ(笑)。」
私「コルク樫の産地ですよね(笑)。」
K先生「このワイン、カカオに合いますね。ちょうど家にピープル•ツリーのチョコレートあるから取ってきますね(笑)」
私「わざわざそんな…。」
K先生はご近所の歯科医の女医さんで我が家は代々お世話になっております。治療が痛くないのでお子さんにもお勧めです!
K先生「フェア•トレードのチョコレートなんですが、溶けやすくて夏は売っていません(笑)。」
私•家内「あ~、フルーティー!カカオ豆の味わい(笑)。もちろんこのワインにはマリアージュ!
ちょうどマスキューに頂き物の和三盆がありましたのでそれもチャレンジ(笑)!」
K先生•私•家内「コレもマリアージュ(笑)!とても美味しい(笑)!」
やはりこのワイン、ポートと同じように甘味に親和性があるようでございました!
皆さんのご協力をもってマスキューの試飲会は盛り上がっております。
ありがとうございます!
●モンテ•ダ•ペーニャ レゼルヴァ レッド 2005年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル
アレンテージョD.O.C. 750ml 3488円税込
「あ~、言葉を失う!」
私「紛れもないグレート•ワインでございます(笑)。」
「折り重なるような味わい。一つ前の2009年とは別物。」
「これは美しさの極致(笑)。非の打ち所がないし、完成した感だね(笑)。なかなかこんなワインには当たらない(笑)。」
「色にちょっと古さがあるけど、酸化した感じはない。凄いね(笑)。長期に亘って熟成するワインなんですね(笑)。」
私「これ程長いスパンで熟成するワインは2000年代以降には無いかもしれません(笑)。」
「完璧なエレガンス(笑)!」
「旨味の塊(笑)。とにかく美味しい(笑)。」
「小粒のプラムのニュアンスが可愛い。舌の上をコロコロ転がる(笑)。」
「しかも飲みやすい(笑)!」
私「ちなみにアルコール分は14%です。今日のワインの中で一番アルコール分は高いです(笑)。蛇足ですが2009年は13.5%かな。」
「え~、2009年より高いとは!」
家内「この生産者の一番上のワインです。」
「洗練されているんだよね(笑)。
私「ラベルに大きく書かれてるモンテ•ダ•ペーニャは生産者名です。気合の入れようも違うかと(笑)。」
「飲み頃になるまで20年くらいはかかるんだ。」
私「このワイナリーの一番良いパーセルのものだけで作ったワインです。古樹由来の、透明感のある旨味がすごいですよね(笑)。毎年は作れないようですが(笑)。」
「う~ん、これもまた良心的な値段ですなぁ(笑)。」
家内「2009年を含めてこのワイナリーでは通例トゥーリンガー•ナショナル25%、トリカデーラ25%、アラゴネス25%、アリカンテ・ブーシェ25%の割合でワインは作られます。この割合はポートのような比率です。しかし、2005年はセパージュがちょっと違います。2005年はトゥーリンガー•ナショナルが入って無く、トリンカデーラが55%と比率が偏ります。この辺りが肝のような気がします。」
「ところでこのワインは何に合したら良いのでしょうか(笑)?合わせる食べ物が思い浮かばない(笑)。」
家内「アレンテージョの食べ物を調べると質素。このワインに合わせる料理は見当たらない(笑)。干し鱈、豆、オリーブオイルくらいしかでてこない(笑)。」
T夫人「干し鱈のコロッケ美味しかったけど、このワインにはちょっとねぇ(笑)。」
私「フォン・ド・ヴォーとかヒュメ•ド•ポワゾン…、等のソース文化圏のワインでは無いですよね(笑)。」
「精々ハードタイプのチーズかな(笑)?」
「私はこのワインだけで充分かな(笑)?」
私「個人的にはスペインのスカラ•ディプリオラート1976年グラン•レゼルバを思い出しちゃうんですよね(笑)。飲んた時思い出して泣きそうになりましたよ(笑)。」
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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桝久 試飲会リポート前半
Mar 31, 2025 by weblogland |昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
金曜日は暖かかったからか、夕方からの試飲会でしたが多くのご来店ありがとうございました。コロナ禍前以来の賑わいでした(笑)。
○ザブ グリッロ 2023年 ヴィニエティー•ザブ シチリア 白 シチリアD.O.C. 750ml 1508円税込
「おっ!格好の良いラベルですね(笑)。」
「インスタ映えする(笑)!」
家内「そう、とても格好の良いラベルです。剥がそうとしたらラベル•デザインの垂直の線が後から貼り付けてあったので往生しました(笑)。」
「あっ!ホントだぁ。後から上にプラスチックみたいなものが貼ってある。飛び出るラベル。道理で立体的に見える(笑)。」
「『グリッロ』って聞いたことないなぁ(笑)。地場品種ですか?」
家内「え~と、このワイナリーはシチリアの西部の山間の共同組合が母体で、それをファンティーニ•グルーブが買収したものです。マスキューの扱いは他にサルデーニャの『ザーラガト』があります。このファンティーニは地元の生産者と地場品種を育てて『ブランド化することでビジネスを展開するユニークな会社です(笑)。」
私「ワインを買い上げる基準は一般にキロ幾らなのですが、ファンティーニは畑の面積で買います。ただし品質向上のために細やか基準を課します。例えば1本のブドウ樹に何房以上鳴らしてはダメとか(笑)。」
「生産者にとっては経済的に安定したブドウ栽培が出来るんですね(笑)。」
私「技術指導や機材の提供もしますから、嫌でも品質は向上しますね(笑)」
「だからワインは美味しくなる(笑)。ウィンウィンだね(笑)。」
「さてさて、味はどんなんかな(笑)?おっ、美味しい(笑)!」
「綺麗!逆にシチリアらしくない(笑)。」
私「開けたてはポワレ、メロン、生姜みたいな味わいですね(笑)。」
「柔らかでエレガント。キリッとはしてない(笑)。
「アルコール分はいかほどですか?」
家内「12.5%です。ちなみにヴィンテージは2023年です。」
「シチリアにしては低い方ですよね。」
私「あまりアルコール分が上がらないように腐心してるようです。」
「どんな風にすればアルコール分が上がらないホですか?」
私「気候にもよりますが、例えば葡萄の房に直射日光が当たらないように葉を茂せて日除けにしたり、若くて大きな葉っぱを除葉して光合成を阻害したりするようです。」
「なるほどね。そうすれば葡萄の糖分は上がりにくくなるもんね(笑)。」
「へぇ~、葡萄の房に日除けですか?」
「葡萄の房は高温になるとスタックしてしまいます。そうなると酸の生育も止まってしまいます。」
「植物的な青さ…、セリ…、フキノトウ…。」
「突出したものがなくて飲みやすい。しかも旨味がタップリ(笑)。旨味だけで楽しめる(笑)。」
「元々の葡萄の良さを感じますよね(笑)。」
「酸が綺麗(笑)。でも控えめながらタップリ酸はある!」
「う~ん、タップリのネギをかけたボンゴレ•ビアンコ食べたくなったぁ!」
「あ~、魚介料理に合わせやすそうですね(笑)。」
「ワインの旨味が魚介の旨味とシンクロするかな(笑)?」
私「このワイン、時間が経って翌日になると甘夏みたいになりますよ(笑)。」
「うわっ!シチリアらしい(笑)。明るいし味わいが直進してる。」
「甘夏だよね。暖かみがある。フワッとした大きさ(笑)。」
「リンゴ酸タップリ(笑)。健康的(笑)。」
「綿飴みたいなふっくらした甘みがある(笑)。」
「鴨のオレンジソースと合わせたいね(笑)。」
○ツィナンダリ カヘティ 2023年 ルトヴェリシ ジョージア 白 P.D.O.カヘティ•ツィナンダリ 750ml 1508円税込
「ジョージアですかぁ(笑)?今揉めてるウクライナの近くかな。」
「あ~、コレ良いワインですよね(笑)。」
私「ケチ臭くないでしょ(笑)。」
「うんうん。余韻も長い…。緩さもないし、しかも飲みやすい(笑)。」
家内「このワインはネギのイメージなんですよ(笑)。」
家内「ジョージア料理を調べたんですが、ナスをスライスして、クルミペーストで巻く。クルミを良く食べるとか。」
「シュクメルリなんか合いそう(笑)。」
私「シュクメルリ?どんな料理ですか?」
「え~と、こんな感じです(笑)。鶏肉をにんにくとチーズのクリームソースで煮込んだ鍋料理です。にんにくをふんだんに使っていることから、『世界一にんにくをおいしく食べるための料』とも呼ばれています。」←さっとスマホで教えてくださいました(笑)。格好良いし良くご存知!←お前が遅れているだけだ(笑)!
私「シュクメルリってコンビニでも売っているんですね。こりゃ驚いた(笑)!」
「ちょっと日本酒っぽいよね(笑)。特に余韻が日本酒っぽいかな(笑)。」
私「麹っぽさを感じますよね(笑)。旨味の余韻?」
「白味噌に合いそう(笑)。」
「西京漬け(笑)!」
「青魚…、」
「ニシン!」
「それそれ(笑)!和的だよね(笑)。」
「イワシの塩焼き」
私「醤油と合うね(笑)。」
家内「それにしても世界は広い(笑)。今回地図まで作っても名前すら覚えられない(笑)。そんなのに和食と合うとは…、」
私「ジョージアの首都トビリシは覚えておこう(笑)。トビシリではなくトビリシ!」
「しかもジョージアのワインって歴史があるんですよね?」
私「黒海沿岸はヨーロッパ系ワインの原産地です。氷河期が開けてからヨーロッパ系葡萄のヴィティス•ヴィニフェラが出来たようです。」
「ワイン生産の一番古い歴史があるって言われてるよね(笑)。」
「それがギリシャに行き、更にイタリア、そしてフランス経由でドイツかな(笑)。」
「そうすると古代品種も残ってそうね(笑)。」
家内「昔は300種程あったようですが、現存するのは50種程とか。」
「何故減ったのですか?」
私「なんと言ってもロシア圏ですから政治が安定しないと禁酒令などが出され、ブドウ樹を引っこ抜く。度々ワイン産業が駄目になってしまいます。」
「禁酒令って愚策ですよね。結果まがい物が作られたり、密輸の温床になります。社会的にマイナスになります。それよりインチキな酒作りを規制するべきなんですよね。」
私「さすがプロ!おっしゃる通りです。」
「今流通してるストロング系のチューハイなんか社会悪に近いですよね。アレ危険(笑)。」
私「日本は酒税法ですから、税務署はお金を巻き上げることしか考えてません。やはりしっかりとした酒造法を作って規制緩和しなきゃ駄目です。お酒を文化として扱わなくては!売れて儲かれば何でもオッケーじゃ駄目ですよね。」
◑ラ・ヴィ・アン・ローズ 2024年 ドメニイレ・サハテニ ルーマニア ロゼ ムンテニアI.G. 750ml 1602円税込
「マスキューさん!コレ定番のロゼですよね(笑)。美味しいから何度も飲んだな(笑)。」
「すっごく色が綺麗!淡いロゼなんだけど薄い薔薇色(笑)。う~ん、まさに薔薇色の人生ラ・ヴィ・アン・ローズだね(笑)。」
「まさに花見用(笑)!」
「うわっ!凄くクリア!雑味がない…。チェリー…、サクランボのまんま(笑)。」
「サクランボも安いアメリカン•チェリーじゃなくて品の良い佐藤錦(笑)!」
家内「コレは2024年の出来立てです。前回のメイクより色は淡いです。」
「へぇ~、出来立てでも完成してよね(笑)。」
「でもさあ、とてもしっかりしている。ブラインドで飲んだら赤ワインって間違うよ(笑)。」
「シラーがサクランボの味とは!世界が広がった(笑)。」
「う~ん、ピノ・ノワールって思っちゃうよね(笑)。削ぎ落とした結果なんだろうけど…、凄いね(笑)。」
「綺麗な余韻にはミネラル感とか塩味もある。この生産者凄いね(笑)。極上のサーモンに合わせたい(笑)!」
私「ホント、ディテールが明瞭ですよね(笑)。しかもふくよかで切れもある。」
「マスキューさん。コレってまるっきりドライなんですか?」
私「実は私も気になって調べたのですが、2.2g/lでした。甘く感じるのは糖分ではなく酸とグリセリン、あとワインの濃度かな。」
家内「削ぎ落とした感じのワインなんですが、透明な酒石が宝石のように出ています(笑)。余計なことをせずに作ったワインではあります。」
「あっ、本当だ(笑)。キラキラしてる(笑)。賜だぁ(笑)!」
私「0℃以下に冷却したり、遠心分離で酒石を除去することが多々ありますが、それはワインにダメージを与えます。」
「レストランでコース料理を食べる時、このロゼと合う料理を挟んでくれたら感動するね(笑)。」
私「グラン・メゾンですね(笑)。お任せコースで3品ぐらいでも構いませんよね。合わせるワインも3種類。前菜、スープに魚と肉にそれぞれ合うグラスワインを出してくれたら最高(笑)!」
「赤身の魚…、マグロも行けそう(笑)。」
「塩味のある生ハムは鉄板かな(笑)。」
私「タップリのホースラディッシュをかけたローストビーフを食べながら桜を愛でる!」
「ノルウェーサーモンでしょ(笑)!」
「桜えびのかき揚げ!鯛もオッケーかな(笑)。」
「マスキューさん!今日のラインナップの白はとてもしっかりしてますよね。しかも濃いジョージアの白の後にジョージアの赤の並びではなく、ルーマニアのロゼ。この後が想像つきますよ(笑)。」
私「読まれてますね(笑)。」
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試飲会途中報告です(笑)!
Mar 28, 2025 by weblogland |しかし、抜かりました!
透明のチャチャ•クラシックが完売してしまいました。
ガーン!

実のところ、もう少し数を増やそうかどうか迷ってました。まあ、マスキュー試飲会としてはイレギュラーなアイテムでもありますから…。お客様を甘く見ました!
週明けにインポーターさんに再発注しなくては。ティスティングの分はありますので、お許しを!
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3月28日(金)はマスキューの試飲です
Mar 28, 2025 by weblogland |
家内と恒例の作戦会議です(笑)。
私「今回イレギュラーではあるけど『チャチャ』をサブリミナルで仕込んだよ(笑)。」
家内「仕込んだ場所はサブリミナルじゃないよね(笑)。」
私「意図はバレバレかな(笑)。」
家内「まあ、ツィンナンリの葡萄で作った蒸留酒だから真下に並べるのは、コテコテではあるかな(笑)。」
私「ごもっとも(笑)!あとさあ、ポルトガルなんだけど2005年→2009年→2013年をさりげなく演出(笑)。これこそスティルス(笑)!」
家内「あっ!いつの間にか2013年がちゃっかり並んでる(笑)。」
私「モンテ•ダ•ペーニャの松•竹•梅、揃い踏みでございま∼す(笑)。」
家内「2013年が遠慮がちに並んでるのがイイ(笑)。」
私「でしょ(笑)。」
家内「一番左端下がちょっと空いてるから何か仕込もうかな(笑)…。」
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今週末のマスキュー試飲会のトリ
Mar 26, 2025 by weblogland |
今週末のマスキュー試飲会のトリ
●モンテ•ダ•ペーニャ レゼルヴァ レッド 2005年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル
アレンテージョD.O.C. 750ml 3488円税込
2005年ヴィンテージで1年間樽熟成してから瓶詰めですから、瓶詰めは2007年の春頃です。そうしますと今は2025年ですから瓶詰めされてから18年です。日本には3年程前に到着しています。コルク。見ると2∼3年は経ている感。まだまだ大丈夫そうです。
今現在の液面の減りは無し!
う~ん。
絶対に出荷前にリコルクする際に補酒(ウィヤージュ)してますね(笑)。液面は減っておらず高い位置をキープ。バラツキもほとんどない。念には念を入れてますね(笑)。
モンテ・ダ・ペーニャの蔵の写真を見るとかなりのもの。大シャトーではありませんが(笑)、セラーは地下にありワインをゆっくり熟成させる意図ありあり(笑)。きっと地元では有力な生産者かと。
モンテ・ダ・ペーニャにとっても特別なワインでしょうから、レアなアイテムですね。
絶対に飲んでおいた方が宜しいかと(笑)。
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花見に合うワインが気になります!
Mar 26, 2025 by weblogland |でもですね(笑)、やはり花見に合うワインが気になります!

私「お花見用のワインは何がイイかな?コンテッセのロゼ•フリザンテはもうほとんどなくなってきたし…。」
家内「心配ご無用(笑)!先月のマスキュー試飲会で出したフィズィ•ミシュカのフリザンテ•ロゼがあるじぁないですかぁ(笑)!」
私「そうだね(笑)!あのワイン凄く良いんだけど、冷やしすぎるとダメなんだよね。冷蔵庫から出してカバンに入れて、小一時間してから花見開始のパターンなら完璧(笑)。」
家内「赤ワインよりのロゼだから、その分冷やしすぎなければオッケー!ロースト•ビーフのサンドイッチ!」
私「おー!」
そんなこんなでカウンターの上を占領したフィズィ•ミシュカのロゼ•フリザンテ。変なおじさんの顔がたくさん並んでて、思わずニヤニヤ(笑)。気持ち悪いなんて言わないように(笑)!
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のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!
Mar 25, 2025 by weblogland |今週末、3月28日(金)、29日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

今回は、ジョージアとポルトガル特集です(笑)。
ジョージアの聞いたことのない品種から作られた白と赤(笑)。でもですね(笑)、ちゃんと調べるとグローバル•レベルではメジャーな品種。イタリア、フランスばかりに気を取られていてはイケませんね(笑)。
それとポルトガルの本来的な長期熟成した赤。これを見逃すと、もう先々邂逅することはないかも?少なくともこの価格では無理なはず。経験値ググッと上がること請け合います(笑)。
あと、サブリミナル(笑)。
まだ仕込んでいませんが、『チャチャ』かな(笑)?
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合言葉は『チャチャ」
Mar 22, 2025 by weblogland |
正解は『チャチャ』です。
ジョージアのオー•ド•ヴィー、熟成していないブランデー、グラッパやマールみたいなものです。実は以前、茅ヶ崎のMさんからジョージア土産でいただきとても美味しかった(笑)。濃くがあってふくよかでケチ臭くない味わいにビックリ。原料の良さを実感しました。
今月のマスキュー試飲会でジョージアのワインを扱いますが、インポーターさんのラインナップを見ると製造元ルトヴェルシの『チャチャ』があるではありませんか!熟成しないタイプの透明なものと熟成タイプの茶色の2種類。これを飲めばルトヴェルシの質が解ろうと言うものです(笑)。
取り敢えず熟成しないタイプのものを取り寄せました。素のままですから、どんなものだか解るはず(笑)。飲んでみるととてもドライなのですが濃い。自然な甘さがあり、膨らみもなかなか(笑)。ケチ臭くないですね(笑)。葡萄を連想させる素朴な味わいです!
マスキューにご来店の折には
お客様『チャチャ?』と聞いて下さい。
私『チャチャ!』と答えます!お試し出来ます(笑)。
合言葉は『チャチャ』でございます(笑)。
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Mar 22, 2025 by weblogland |
○ザブ グリッロ 2023年 ヴィニエティー•ザブ シチリア 白 シチリアD.O.C. 750ml 1508円税込
このワイン、広域のシチリアD.O.C.のワインですがシチリア西部のサンブーカ•ディ•シチリアに本拠を置きます。シチリアD.O.C.のザブゾーンともなっております。メンフィーの町から北東に向かって尾根を上がる標高の高い地区の葡萄を中心としたもの。名門プラネタが近所にあります(笑)。
高い標高と充分な日照。←コレがキーワードですね(笑)。
味わいはとてもクリーンで落ち着いた大人の雰囲気(笑)。とてもシチリアのワインとは思えませんが(笑)、キリッとはしてない点シチリアかな(笑)?ポワレ…、メロン、生姜等の青い香り、とても爽やかで上品。暑苦しくなく(笑)、綺麗でケチ臭くない作りはかなりのもの(笑)。充分な旨味の酸味により、口中に含むとジワッと涎が止まりせん(笑)。ゆっくり、すぅーと消えて行く余韻。葡萄本来の良さが伝わってきます。アルコール分は12.5%、しっかり除葉しアルコール分を抑えて品の良い折り合いを演出してますね。畑仕事の尽力の賜。いわゆる昔のシチリアワインを進化させた切り口は飲み手をホッとさせる斬新さ(笑)。
ワインの特徴的な青さはセリやフキノトウとのマリアージュも連想…、ネギなどをたっぷり使った魚介料理。野菜をたっぷり入れたクリームシチューなど、家庭料理の範疇で収まるところが嬉しいですね(笑)。
グリッロは、元々マルサラ用の葡萄。それ故アロマティックではなく糖度を上げて頑強さを追求されていました(笑)。でもですね(笑)、低温で管理することで品の良いアロマティックなワインとなり、地場品種として近年広く知られるように変貌(笑)。現在ではシチリアを代表する白ワイン品種と評されるようになりました。
このワイナリー『ヴィニエティ•ザブ』、実はアブルッツオのファンティーニ・グループとのコラボ。ファンティーニに地元の小規模共同組合が加わったもの。実質は買収なのですが、自分達の生き残りをかけてファンティーニに加わることで利害が一致したようです。小規模共同組合が生き残るためにファンティーニのスケール•メリット、技術力を取ったわけです。似たような形がサルデーニャの『サーラガト』。マスキューの定番アイテムとなっております。ファンティーニのワインは基本品質を外さないですね(笑)。品種の特徴と生産地の特徴いわゆるテロワールに忠実なワイン作りは好感が持てます。
ファンティーニ・グループはいわゆる伝統的なネゴシアンとは一風違うベンチャー系のネゴシアンと言えますか。単に葡萄やワインを買って、あとは好きなように加工したり売ったりする従来型のネゴシアンとは違います。栽培農家と深く結び付き共に利益を継続して上げるビジネス・モデルを志向します。例えば一緒にブランドを立ち上げる。この『ヴィニエティー•ザブ』はまさにそれ(笑)。現地に栽培や醸造のスペシャリストを送り、ワインの品質・量を確保しながら生産販売。事業を継続するために、葡萄の買い上げは量ではなく畑の面積に応じるところがミソ。作柄による収穫の増減に収益が左右されません。それにより栽培者はリスクが減り、品質の向上を目指すことになるからです。
契約する栽培農家も2ヘクタール未満の畑の所有者が大半なので、自らワイン販売まで手掛けるには小さすぎるし、かといって栽培に尽力することに傾注しやすい規模でもあります。
目の付け所がシャープ(笑)。
それゆえティスティングで感じた通り、プリミティブな地元の味わいのするシンプルで質実なワインなのです(笑)。
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ヴィニエティ ザブは、シチリア島のサンブーカ ディ シチリアで、ファンティーニ グループ(ファルネーゼ)が運営するワイナリーです。サボテンしか育たないような暑く乾燥した気候ですが、アランチョ湖の水を灌漑に使用することで、高いポテンシャルを持った葡萄を得ることが出来ます。醸造設備は、主に組合のものを使用していますが、クロスフロー フィルターなど自ら持ち込んだものもあります。セラー内には古いコンクリートタンクがあり、主にワインの保管やマロラクティック発酵に使用しています。ステンレスタンクより長期保存に向いており、フルーティさを残すことが出来ます。セラーの壁は1m程の厚いコンクリートで出来ていて、気温が一定に保たれます。
主に共同組合のメンバー(ファンティーニ グループが選んだ優良区画)の葡萄を使用、併せて自家畑のものも使っています。柔らかくプレスした後、香りを引き出すために低温で発酵させます。ステンレスタンクで3~4ヶ月熟成させます。麦わら色、さわやかな花の香りと一緒に、エキゾチックな果実の香りが感じられます。フレッシュでありながらとろりとした厚みがあり、後味には心地よいほろ苦さを感じます。
自家畑は25haで、残りは買い葡萄でまかなっています。葡萄の購入先は協同組合のメンバーですが、ファンティーニ グループの統括醸造責任者であるフィリッポ バッカラーロが認めた区画のものしか購入しません。葡萄の買取りは、収穫した葡萄の重さに対して代金を支払うのが一般的ですが、ファンティーニ グループでは区画に対して支払います。葡萄農家は、収量が減っても収入は減らないため、選定、間引きなどを躊躇なく行うことが出来ます。自社畑の葡萄は主に上位クラス、買い葡萄は主にスタンダードクラスに使用しています。殺虫剤や防カビ剤、除草剤などの科学的なものは使用せず、機械は一切使用せずに手作業のみで畑仕事を行います。収穫は、朝4時~9時の涼しい間に行います。
暑く乾燥した気候とアランチョ湖の水を利用した灌漑
昼夜の寒暖差などの条件が重なり豊かなアロマを形成します
ザブの畑は他の場所よりも標高が高く、夜になると涼しくなります。山の中に畑があるため昼夜の寒暖差が大きく、そのおかげで豊かなアロマが形成されます。この気候条件によって、葡萄の糖度が高いだけではなく、リッチなアロマを持っていることがザブのワインの優れた特徴です。
○ツィナンダリ カヘティ 2023年 ルトヴェリシ ジョージア 白 P.D.O.カヘティ•ツィナンダリ 750ml 1508円税込
いつものメンバーでプレ•ティスティングです(笑)!
私「ようやくデイリーな価格のジョージア•ワインを見つけました(笑)。ジョージア東のカヘティ地区のもの。コーカサス山脈の麓でジョージア一番の生産地です。これはジョージア東のカヘティ地区のサブゾーン『ツィナンダリ』のもの。」
家内「カヘティはコーカサス山脈の麓でジョージア一番の生産地です!P.D.O.はProtected Designation of Origin の略フランスのA.O.C.みたいなものかな。」
Kさん「内陸部ですね。寒暖差も大きいでしょうから期待出来ますね(笑)。」
家内「ジョージアのワインって特殊なクヴェヴリワインが先行したから、値段の高いイメージがあるんだよね。」
Kさん「地面に瓶を生けたやつだね。ユネスコの世界遺産になったよね(笑)。」
私「クヴェヴリワインって結婚式とか特別な時に飲む特別なワインだから高いのは仕方ないけど(笑)、ジョージアのワインはそれしかないみたいに誤解されてるよね(笑)。」
家内「このルトヴェリシはグローバルに打って出た言わば今風のワイナリー。クヴェヴリワインの生産も残しているようだけどね(笑)。」
私「ワイナリーのラインナップを見ると知らない地場品種だらけ(笑)。ワイン用葡萄ヴィニフェラの原形が残っているらしい。」
家内「ロシア圏だからエリツィンやゴルバチョフの禁酒令で葡萄が引っこ抜かれ、品種は減ったらしいけど、それでも50種類程は残っているようですね。」
家内「ウクライナやモルドバ辺りと同じようにロシアに踏み潰される歴史だもんね。」
Kさん「EUから資金が流れてワイン産業が復興するのに一世代かかった訳ですな。」
家内「え~と、この白ワインはルカツティリを主体にムツヴァネをブレンドしたもの。」
Kさん「ロシア圏の品種ですか?聞いたことがない(笑)。」
家内「ルカツティリはかつては世界で3番目に広く栽培されていた品種だって、アイレイン→グルナッシュ→ルカツティリだって(笑)。」
私「これも引っこ抜かれた(笑)?」
家内「今ではトルクメニスタン以外の共和国全てで栽培されている。世界的にもトップ4に入るようね。特にジョージアでは最も多く栽培される重要な品種とか。」
Kさん「フランス、イタリア基準だとグローバルではありませんね(笑)。勉強の仕方間違ったかな(笑)。」
私「飲んだことすらなかった!で、ムツヴァネは?」
家内「え~と、ムツヴァネは「緑のカヘティ」の意味でこれもジョージアでは重要な品種みたい。6種類ムツヴァネはあって、どれもDNAは違うらしい。古い品種なのかな。寒さに強くて糖度、酸が上がる、甘いワイン向きの葡萄品種みたいだね。香りも桃やアプリコットみたいで芳香品種のようです。」
私「ではでは~、まだ若いかな…、乳酸の香りがちょっと強い。」
Kさん「うんうん。一瞬ビオかと思った(笑)。あっ、モダン!ふっくらしてるけど暑苦しくない(笑)。熟成の仕方が上手!」
私「薄っすら樽のニュアンスがあるけど、気が付かない程。果実味を引き立てている(笑)。スティル作戦(笑)。」
家内「古い樽をちょっとだけ使う作戦(笑)。」
Kさん「程よく熟した柑橘類。ちょっとトロピカル寄り(笑)。樽使ってるんだか使ってないんだかのレベル。上手(笑)。」
家内「ブラインドでやって、これがジョージアのワインって解ったら凄いね(笑)。ワインがタップリしてて良いなぁ(笑)。」
私「ケチ臭くない(笑)。旨味の甘さが心地良い(笑)。赤同様の意識かな?」
Kさん「柔らかで、広がりがあって…。心地良いですよね(笑)。落ち着きが懐かしい感じ(笑)。」
私「ニュー•ワールドとは違いますね(笑)。厚みが出てきて大きくなるベクトルを感じる。まあ、グレート•ワインではないけどデイリー•ユースなら十二分(笑)。」
家内「後口にある白胡椒のニュアンスが好ましい(笑)。鶏肉を使ったクリーム煮なんか合いそう(笑)。」
Kさん「強い芳香性のワインではないから逆に食べ物…和食に合わせやすいかな(笑)。」
家内「粕漬けなんかも行けそう(笑)。
以下インポーターさん資料より(一部岡本補追)
ジョージアの東に位置するカヘティのPDOツィナンダリの畑からのワインです。土着品種のルカツティリ主体にムツヴァネをブレンドしています。畑の標高は300~800m、粘土質土壌です。樹齢は15~20年、垣根仕立て、栽植密度は4,000~5,000本/haです。収穫は気温がまだ低い早朝に行います。収穫後、セラーに運び選別を行います。葡萄は除梗、破砕し、圧搾します。アルコール発酵はステンレスタンクで10日~21日間、熟成は一部をオーク樽(4年樽、フレンチオーク)で6ヶ月行います。輝きのあるゴールド、白い花、柑橘系の果実のアロマが広がります。口に含むとエレガントで複雑、丸みがあり、バナナを思わせるトロピカルフルーツのフレイバーは、フレッシュな柑橘系の果実の要素にかすかに感じる樽の要素がバランス良く調和していま
す。
ルトヴェリシは、ジョージアの東部カヘティ地方に位置し、品質重視したワイン造りを行うワイナリーです。もともとカヘティに自家畑を所有しワイン生産を行っていた栽培農家が集まって2019年に設立されました。一部には、設立メンバーの一家が持っていたクヴェヴリワイン用の古いセラーもあるため、歴史的には1920年にまで遡ることができます。ジョージアでは葡萄の収穫を「ルトヴェリ」と言い、昔から家族、親戚、友人達が集まって行われていました。ワイナリー設立のアイディアは収穫の最中に生まれたため、「ルトヴェリシ」というワイナリー名にしました。8000年という長い歴史を持つジョージアのワイン造りへのリスペクトも込められています。
現在、ジョージアのカヘティ全体で150haの畑を所有し、自家畑と買い葡萄からスティルワインやスパークリングワイン、2013年に世界遺産に認定された伝統的なクヴェヴリ(卵型をした素焼きの甕)で醸造したワイン、蒸留酒のチャチャなどの生産を行っています。醸造を行うセラーはカヘティのシャラウリ村に位置し、最新の醸造設備、分析のためのラボを備えています。また、同じ敷地内にクヴェヴリワインを醸造する別のセラーがあります。醸造は主任ワインメーカーのギオルギ バブニゼを中心とするチームによって行われています。年間生産量400万本 、世界各国に輸出しており、設立からわずか5年ですが、ジョージアで最も権威があり、影響力があるビジネスのアワードで「GOLDEN BRAND」* に選出されています。
ルトヴェリシでは、畑での作業が品質の高いワインを造るために最も重要なプロセスの一つと考えています。葡萄は垣根仕立て、場所によっては土壌流出を避けるためカヴァークロップを植えています。畑を定期的に観察し、害虫や病害の発生をモニタリングしています。オーガニック栽培に重点を置きながら、状況に応じて様々な防除方法を組み合わせ、環境への負荷を出来るだけ軽減し、薬剤の使用を必要最低限に抑える、IPM(Integrated Pest management)*と呼ばれる総合的な病害虫、雑草の管理方法を採用しています。
通常は雨水に頼っていますが、雨が降らず、畑が乾燥している時はドリップ イリゲーションを行います。畑の土壌をモニタリングしながらオーガニックまたはバイオダイナミックの肥料を与え、葡萄が健全に生育出来るようにしています。また日当たりを良くするために密集した葉や枝を落とす作業を行います。収穫の前には葡萄の熟度、酸度、糖度を分析し、収穫時期を決めます。収穫は早朝、気温が低いうちに行います。完熟した葡萄を手摘み、又は機械で収穫し、セラーに運び選別を行います。
カヘティ地方はジョージアワインを語る上で最も重要な産地で、国内葡萄栽培面積の70%以上、収穫量の93%を占めています。29あるPDOのうち20がカヘティにあります。内陸で黒海の影響をほとんど受けず、大コーカサス山脈からの寒気も加わる為、西部より乾燥しています。全般的に穏やかな亜熱帯性気候となり、年間降水量、積算温度は南フランスと同じくらいです。
高品質なカヘティのワインは、ルカツィテリ、ムツヴァネ、サペラヴィ等、カヘティの土着品種を使って、ヨーロッパ式と伝統式醸造のどちらからも造られます。現在、多くのカヘティ ワインはヨーロッパ式で造られていますが、クヴェヴリを用いた醸造法は歴史的にみても非常に重要で、世界でも類をみない独特な製法となっています。クヴェヴリを用いた醸造法は幾つかありますが、その中でもカヘティの製法が歴史的に最も古く実用的で海外でも注目されています。
◑ラ・ヴィ・アン・ローズ 2024年 ドメニイレ・サハテニ ルーマニア ロゼ ムンテニアI.G. 750ml 1602円税込
国土のほとんどでワイン生産が行われているルーマニアは大きく7の生産地方に別れます。そのなかに37のD.O.C. (EU 法のA.O.C.)と12のI.G. (EU 法のI.G.P. )が制定されています。
このドメニイレ・サハテニ(インポーターさんの資料ですとドメーニレ・サハティーニですがヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック』の表記を優先します)は2003年に女性醸造家アウレリア・ヴィシネスクさんにより創業。
ワインナリーはブカレストの北ムンテニア地方のデアル・マーレ地域のミジル村にあります。畑はカルパティア山脈の南の緩傾斜の平原。いかにも日照に恵まれ、水捌けの良い好立地。実際、緯度はフランスのローヌと同じ、気候はブルゴーニュに似ているとか。
マスキューの定番はピノ・ノワール。品質が高くロング・セラーとなっております。香りの抽出と葡萄自体の良さが伺えるもの。それ故、ロゼは旨いはず!美しい薔薇色が物語っていると思いませんか(笑)。
キュヴェ名の『ラヴィ・アン・ローズ』なんてまんまですし、期待も深まります(笑)。
このロゼはピノ・ノワールではなく(笑)、シラー60%、ピノ・グリージョ20%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%
。しっかり温度管理しながら、フリー・ラン・ジュースで作られるお値打ちのもの。シラーやカベルネ由来のベリー系の小粒の赤い果実味は旨味に包まれており、あくまでもフレンドリー(笑)。香りプンプンの派手なスタイルではありませんが、常に寄り添って欲しいと想わせます
。特に旨味の芯ピノ・グリージョをブレンドしているところにセンスが光りますね(笑)。
あと、気がついたのですが、2021年ヴィンテージでワイン自体も出来上がっているのですが、グラスに注ぐと若干の泡が見られます。口中での発泡感はないので、きっとマロラクティック発酵の余韻ではなく、瓶詰め工程で窒素を充填したのだと思います。それ故SO2の使用量は低減され、とても伸びやかなワインとなっています。そのうちSO2無添加のワインとしてリリースされるかも(笑)。更なる向上が期待される生産者です。
以下2025年3月15日のブログより
ヴィンテージが変わったとのことで早速ティスティング(笑)!
私「あれ?瓶形がボルドー瓶に変わったね(笑)」
家内「え~と、2024年ですよ~(笑)!出来たてホヤホヤ(笑)。」
私「前のメイクと比べると色が薄いね(笑)。」
家内「アルコール分はしっかり13%あるね。」
Kさん「桜色で季節柄ぴったりですね(笑)。う~ん、熟成する前の梅酒みたいな感じ(笑)。」
家内「シラーの果実味だけを取り出したよう(笑)。あと、余韻がとても綺麗(笑)。純粋系シラー(笑)。」
私「うんうん。旨味の甘み…、それが果実感に溶け合って…、辛いけど甘い(笑)。残糖分はどれくらいかな?ハッキリ解らない。」
たまたまちょうどインポーターの担当者さんがご来店してくださったのでお聞きしました。
彼はインポーターさん内で『エノやん』と呼ばれてますので(笑)。そのまま使わせていただきます。」
私「このヴィンテージ、色が薄いからちょっと心配したんだけど、凄く良いですよね(笑)。辛口なんだろうけど旨味の甘さが凄くある。実際の残糖分はいかほどですか?」
エノやん「春らしくて良いですよね(笑)。クオリティ高いかと(笑)。残糖分、会社に聞いておきます(笑)。ありがとうございます!」
私「開けたてはちょっと埃っぽさがあったけど、それが消えて来て、果実のディテールがハッキリしてくる。チェリー、さくらんぼだよね。ストロベリーっぽさ…、プラム、それにしても酸がしっかりしている。」
家内「リリースしたばかりなのにちゃんと出来上がってるよね(笑)。佐藤錦みたいな品のあるさくらんぼを連想する(笑)。」
Kさん「う~ん、ソメイヨシノの風の色!」
私•家内「座布団1枚!(笑)」
そして答え合わせです(笑)。早速エノやんからお電話いただきました!
エノやん「先程は失礼しました。ラ・ヴィ・アン・ローズ2024年の残糖分は2.2g/lでした。かなりドライでした(笑)。」
私「残糖の甘さじゃなくて酸の旨味•甘みなんだね(笑)。総酸も5g/lは超えているかも?惑わされた(笑)。」
家内「あとワイン自体が安いからね(笑)。価格以上のクオリティって言うことだね(笑)」
私「安いロゼは残糖分で誤魔化すからね(笑)。大したもんだ(笑)!」
●サペラヴィ カヘティ 2023年 ルトヴェリシ ジョージア 赤 P.D.O.カヘティ 750ml
1508円税込
私「ようやくデイリーな価格のジョージア•ワインを見つけました(笑)。ジョージア東のカヘティ地区のもの。コーカサス山脈の麓でジョージア一番の生産地です!」
家内「カヘティはコーカサス山脈の麓でジョージア一番の生産地です!P.D.O.はProtected Designation of Origin の略フランスのA.O.C.みたいなものかな。」
Kさん「内陸部ですね。寒暖差も大きいでしょうから期待出来ますね(笑)。」
家内「このワインはサペラヴィ種100%のもの。調べると、ロシア圏では広く栽培されている葡萄品種。寒くても栽培しやすく量も出来る品種。長熟はしないけどヴァラエタル•ワインにはなり得る。って(笑)」
私「色はしっかり濃くて、澱引きもちゃんとしている(笑)。香りは重さがある。良さそうですね(笑)。」
K「ちょっと変わった香りかな(笑)。ハーブ系の香りがする。液体は基本美味しいですね(笑)。しっかり濃くて甘さもある。アルコール分はいかほど?」
家内「え~と、12.5%。割と低いですね。13%は越えているかと思った(笑)。」
私「低温で2週間醸すようですね。2週間の割に充分抽出されてるし、とてもクリーン。葡萄の収量が低いですね(笑)。あと、無理なプレスもしていない。当然先端の技術を導入してるけど、ニューワールドの悪い点を見習っていない(笑)!オールド•ワールドのワインだよね(笑)。」
家内「素直に美味しく感じる。醤っぽさがあって良いなぁ(笑)。」
私「黒トリュフっぽさもある。海苔の佃煮だから醤に共通するかな(笑)。」
Kさん「山のワインですよね(笑)。和のニュアンスが珍しいし好ましい(笑)。タンニン自体は軽目だから特徴が綺麗に伝わる(笑)。でも果実味はまだ明瞭とはなっていないかな。」
家内「ちょっと落ち着いたマディランのタナみたいな印象。果実の芯はイチヂクかな(笑)?」
私「ケチ臭くないよね(笑)。」
家内「どうしても葡萄の性質として、カオールやマディランの熟成したワインを連想しちゃうな(笑)。」
Kさん「しかも和食に合いそうな品の良さ…、和食の砂糖で味付けした醤油…、煮物に合いそうですよね。」
私「里芋の煮っころがし!」
Kさん「根菜類の煮物に合いますよね(笑)。奥ゆかしくて旨い!日本人の嗜好に合う(笑)。」
家内「リンゴ酸も沢山あるけど目立たない作りだよね(笑)。」
私「タンニンもしっかりあるけどちゃんと躾けられている。」
Kさん「そうそう。タニックなんだろうけど、タンニンが先走りしない(笑)。」
●モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 赤 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 2451円税込
このワインの生産地域はヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 。スペインとの国境となるサエ・マメデ山脈に連なるペーニャ山の中腹に畑はあります。南北に伸びる国境線の真ん中あたりですね。
畑は真っ白(笑)。白い花崗岩の二次堆積で覆われています。御影石の産地として有名で、日本にも輸出されているとか。基本荒涼とした痩せた土壌。それ故、豚や牛よりもニワトリが主な肉。あと乾燥させた鱈やオイルサーディーンのような魚介。そして保存が効く豆類が主食のようです。味付けもオリーブ•オイルや塩。それにハーブで味付け。とてもシンプルで健康的な食生活。道理でワインもシンプルで飽きのこないスタイルなのだと腑に落ちます(笑)。
生産者のモンテ・ダ・ペーニャは1984年創業の家族経営。畑に生えていた古木の葡萄樹を台木にしたそうです。なんでも暑すぎてフィロキセラも生きていけないそうです(笑)。また、いきなり若い木を植えても土壌に水分が無いため根づかないため、ある程度根が張るまでは灌漑しないといけないそうです。
造りはシンプル。手摘みで収穫後すぐに除梗破砕してアルコール醗酵。1ヶ月ほど醸してからアリエ産のフレンチオーク樽(多分古い樽)で1年熟成させてからアッサンブラージュして瓶詰めし、更に飲み頃になるまで瓶熟成させます。今回、2009年ヴィンテージの瓶熟成したものをリコルクして登場。素晴らしい状態です(笑)。今時珍しいクラシックなスローぶりなのです(笑)。
セパージュは地場品種トゥーリガー・ナショナル、トリンカデイラ、アリカンテ・ブーシェ、アラゴネス。味わいは長い熟成により深み複雑さの頂点。暑い産地のワインですから明瞭さには欠けますが、バランスのとれた凝縮した果実味は圧巻です。シンプルなところはいかにもポルトガル。でもですね(笑)、質の高さは秀逸。まだ先がある!
ほぼ1週間に亘ってティスティングしていただいたKさんによれば
『ポルトガルワイン飲み切りました。
最後は澱が凄いです。
ボトル飲み進めるうちに、若さから熟成まで楽しめるワインでした。
ワインの『一生』を1本で味わえるワインでした。』とのこと(笑)。
大切にセラーに保管しさらなる向上を待つも良し、今の熟成した味わいに陶酔するも良し!
どちらも楽しめる価格のワインであることは奇跡的なのでございます。
以下マスキューブログより引用
例の2009年のポルトガルの赤飲みました!
例によっていつものメンバーです(笑)。
私「あれ?コルク新しい!新品みたい(笑)。」
Kさん「どれどれ(笑)?弾力あるし染みてもいない(笑)。リコルクしてますね(笑)。」
家内「10年超えるとコルクが劣化する。前の2005年のメイクはコルクが劣化してたもんね。
インポーターさんの指示でリコルク出荷したのかな(笑)?」
私「熟成のピークですね(笑)。酸化臭も全くしない(笑)。」
Kさん「完璧ですな(笑)。余韻も長くて美しい(笑)。」
家内「果実味はハッキリしないけど心地良い(笑)。オレンジっぽさ…、長い熟成をするイベリア半島のワインによくあるニュアンスかな(笑)。」
私「日本で見かけるポルトガルのワインってせいぜい10年くらいしか持たないんですよね。出色ですね(笑)。」
Kさん「全体が丸くてとても飲みやすい。シンプルに美味しい(笑)!」
家内「熟成した酸の円味。口の中を転がるよう(笑)。」
Kさん「タンニンはしっかりあるんだけど、溶け込んでいて先走りしない(笑)。」
私「夕日…、それも名残りに向かう前(笑)。」
Kさん「ユニークでもありますね(笑)。」
私「肉のためだけの赤ワインではありませんよね。」
家内「玉ねぎ+オイルサーディーン!」
私「オリーブオイル使えば何でもオッケー(笑)!」
Kさん「魚行けますよね(笑)。サーディーンや塩漬け。」
家内「脂がたっぷりのったサンマをワタごと焼く!サンマの塩焼き!」
私「山のワインなのに…(笑)。」
家内「ワインのスタイルは食べる物と関係していそう(笑)。あとでポルトガルのアレンテージョの食べ物を調べてみよう!」
引き続きのティスティングはKさんにお任せいたしました(笑)。
3日後
Kさん「ポルトガルのワインまだ元気いっぱいです。わかりにくいワインでないので疲れません。オールドヴンテージなのに肩肘張らないで飲めるワインはそうないと思います。」
1週間後
Kさん「ポルトガルワイン飲み切りました。
最後は澱が凄いです。ボトル飲み進めるうちに、若さから熟成まで楽しめるワインでした。
ワインの『一生』を1本で味わえるワインでした。」
Kさん、ありがとうございました!
●モンテ•ダ•ペーニャ レゼルヴァ レッド 2005年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル
アレンテージョD.O.C. 750ml 3488円税込
造りはシンプル。手摘みで収穫後すぐに除梗破砕してアルコール醗酵。1ヶ月ほど醸してからアリエ産のフレンチオーク樽(多分古い樽)で1年熟成させてからアッサンブラージュして瓶詰めし、更に飲み頃になるまで瓶熟成させます。今回入ったモンテ•ダ•ペーニャ2005年はセパージュもちょっと違い、特殊な古いパーセルのもののようです。トリンカデイラ55% アラゴネス25% アリカント・ブーシェ18% モレト2%の割合。
ブランド名も自分の名前をど~んと書いたものです(笑)。発酵過程等はリゼルバ2009年とこのモンテ•ダ•ペーニャ2005年は同じようですが、モンテ•ダ•ペーニャ2005年のものがトップ•キュヴェとされております。ある意味別物のようですね(笑)。期待が膨らみます(笑)。2011年にブリュッセル、2017年にフランスのコンクールで金賞を受賞しているようです。ラベルにステッカーが貼ってあります(笑)。まあ、金賞はどうでも良いのですが(笑)、大事にセラーで寝かせてから出荷しているようですね。あと2005年と2009年はリコルクしてますね。2005年のものを見ると液面が下がっていませんから、補酒もしているようです(笑)。
ふふふ(笑)。
そしてプレ• テイスティング!
私「先日飲んだモンテフィーノ•リゼルバ2009年より上のキュヴェモンテ•ダ•ペーニャ2005年。古い良いパーセルの葡萄を使うようです。」
私•Kさん•家内「うわっ!コレ凄い!グレート•ワイン!」
Kさん「立ち昇る香りが凄い!色々な香りが折り重なるかのよう(笑)。」
家内「言葉を失う(笑)。美しいの一語…壮麗。」
Kさん「モンテフィーノ•リゼルバ2009年には驚いたけど、モンテ•ダ•ペーニャ2005年は更にエスカレートしてますね(笑)。とにかく凄い!」
私「20年経つのに全然古さを感じない。全房発酵だな。あと古樹。旨味が凄い。一滴一滴が愛おしい(笑)。」
Kさん「完璧な熟成している。舌の上を転がる甘みが素晴らしい(笑)。」
私「Kさんが仰られるように、モンテフィーノやモンテフィーノ•リゼルバとは別物。モンテ•ダ•ペーニャ2005年は渾身の極上品ですね(笑)。」
Kさん「うんうん。モンテフィーノ2013年とモンテフィーノ•リゼルバ2009年は味わいが完全に繋がるけど、モンテ•ダ•ペーニャ2005年は一線越えてますよね(笑)。かなり違う。でもモンテフィーノ•リゼルバ2009年の開けてから1週間目の味わいにだったら共通点はあるかな(笑)。」
家内「両者ともセパージュは同じですが、モンテ•ダ•ペーニャ2005年はちょっと違うようですね。トリカンデーラ種が55%。きっとトリカンデーラが肝だな(笑)。あとで調べてみますね(笑)。」
Kさん「きらびやかなスタイルではないんだけど
…、なんでこんなに旨い!合わせる料理も思いつかない。」
私「シェーブルのハード•タイプのチーズとパン
くらいしか思いつかない。なんて言うんだろう…、ソース文化圏のワインとはそもそも違うもののような気がするんだよね(笑)。」
家内「うんうん。生クリームやトマトでもない。オリーブオイルと塩は鉄板だと思うけどね。シンプルな旨味が訴求力を持っている。質実剛健!」
私「ドライな甘露の極み!キザな言い方すると、まさにエスプリ…真髄だよね(笑)。」
家内「時間が経つと更に良くなる(笑)。」
私「今日日なかなか飲めないワインだし、今後もないかもしれない…、ともかく有り難くいただきます(笑)!」
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思わぬワインを見つけちゃいました!
Mar 13, 2025 by weblogland |思わぬワインを見つけちゃいました!
2009年のポルトガルの赤です。しかもリコルクされた本物です(笑)。しかもしかも、カタログに載せていない内緒内緒の2005年も発見!
懇意にしているインポーターさんの扱いのもので、かつてはマスキューの定番でしたが、コルクが劣化し始めたために扱いを中断しておりました。残念!
でもですね(笑)、リコルクしてから再入荷!状態パーフェクト(笑)。取り敢えず2009年を取り寄せて飲みましたが素晴らしい!実際日本に輸入されているポルトガルのワインはせいぜい10年くらいしか持ちません。思わず涙が出そうになりました(笑)。そして明日件の2005年が来ます。ついでに2013年も取り寄せました(笑)。
2013年→2009年→2005年をティスティングするなんて夢のようです(笑)。
数が確保出来るなら、今月のマスキュー試飲会でお披露目かも?取り敢えず2009年は確保済み(笑)。明日が楽しみです!
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今日はですね、10本ワインを試飲(笑)。
Mar 13, 2025 by weblogland |2社のインポーターさんのものを5本ずつです。

前半の5本は1500円くらいのお手頃なポルトガルなど、後半の5本はジョージアのもの。でもですね(笑)、前半戦がいきなり壊滅(笑)。なんと5連敗!ショック!よくある話です(笑)。とは言え後半もダメならばちょっと焦る(笑)。試飲会の計画大崩れです。結論を申し上げると、後半のジョージア軍はグッドでした。早く飲めるように仕上げた今風ではあるものの、品種の特徴やケチ臭くない作りでした。ケチなマスキューはケチ臭さを極端に嫌います(笑)。とてもケチには敏感なのです(笑)。
取り敢えずホッと一息。まだ、開けてから数日は変化を確認しないと結論はでませんが、長年の勘が『大丈夫かな(笑)。』と言っています。大丈夫なことを願います(笑)。
もう今月に入って20本以上サンプル取り寄せましたから、お腹いっぱい(笑)。ダメなサンプルも捨てないで私のお腹に入りますので、もうこれ以上無理(笑)。基本ダメなサンプル•ワインでも捨てることなど出来ません!なんたってケチなマスキューです(笑)。ただ、余分な添加物が入っているものは捨てます(笑)。
ティスティングしたら仕事に熱が入ってきました!今夜も飲むぞ!
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これ、なーんだ(笑)。
Mar 06, 2025 by weblogland |●モンテフィーノ・レゼルヴァ 2009年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 赤 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml

実はこのワイン、以前マスキューで取り扱っていました。たしか2005年のメイクでした。ポルトガルだとメジャーではないのでいつの間にかフェイドアウトしました(笑)。とても好きなワインなので記憶しております。
インポーターさん「マスキューさん!今日モンテフィーノ・レゼルヴァ2009年を持ってきました。昨日抜栓したものです。」
私「うわっ!嬉しいなぁ。好きなんですよコレ(笑)。」
インポーターさん「そう言えば以前扱っていただいてましたっけ(笑)?」
私「うん(笑)。お宅が在庫切れしてからフェイドアウトしちゃった。ゴメンナサイ(笑)。」
私「あ~、美味しい。綺麗に熟成してる(笑)。2009年だから16年目ですね。とても良い!ポルトガルのワインだと大体10年くらいが限度だけど、コレ良い(笑)。丸々1本飲みたいからサンプルで1本入れておいて下さい(笑)。」
当然扱い再開かな(笑)。試飲会にも出したいし(笑)。取り敢えず日数をかけて飲んでみますね(笑)。
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じわじわとリピーターが…、
Mar 04, 2025 by weblogland |◑フィズィ•ミシュカ フリザンテ ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 発泡性 ロゼ 750ml 1980円税込

じわじわとリピーターが…、
クローバーのお兄さんことMさん「マスキューさん、あのロゼ焼肉に合いましたよ(笑)。」
私「飲んだ時以上に糖分と酸があったので、甘さのある焼肉のタレには合うんでしょうね(笑)。ありがとうございました!」
Mさん「酸があるからお肉の油に合うのでしょうね。」
私「左様かと(笑)。」
料理研究家のAさん「おの泡、なんか惹かれるんですよね(笑)。とても飲みやすいのですが、印象以上にしっかりしてるのです(笑)。幅広く使えますよ(笑)。」
私「真面目に飲むと(笑)、ユニークだしとてもしっかりしています。飲みやすいだけのフリザンテではないかと(笑)。」
Aさん「味わいに深さ重さもあるフリザンテって経験したことがない(笑)。」
私「果実感がユニークですよね(笑)。私も経験したことがありません。」
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コレ、じんわり美味しいです(笑)。
Mar 02, 2025 by weblogland |
●リオハ ベガ ティント 2023年 リオハD.O.C. 赤 750ml 1178円税込
先日のマスキュー試飲会で好評いただいたテンプラリーニョ100%の赤ワインです。
試飲会当日での売れ行きは白がぶっちぎり(笑)。やはりインパクトありましたね(笑)。赤もコスパが良いリーズナブルな価格なので、それなりにお買い上げいただきました。時間が経つと本来的な良さが出てきます。特に旨味。爆発的なものではなく、あくまでもしっとりとエレガント。それ故今日リピートされるお客様が目立ちました(笑)。
プレ•ティスティングでは…、
私「カタルーニャの赤ロス•コンドスと低価格帯のツートップ揃いました(笑)!」
Kさん「なるほどね(笑)。ロス•コンドスは今風でリオハ•ベガはクラシックかな(笑)?」
家内「私ロス•コンドス好きなんですよ(笑)。豊かで安い(笑)。」
Kさん「リオハ•ベガは大人っぽいかな(笑)?」
私「ロス•コンドスの方はニュー•ワールドぽいかな(笑)。でもまあ、どちらも今風と言えば今風(笑)。」
家内「ただ、ロス•コンドスの方がテンプラリーニョらしいんだよね。開けて全開テンプラリーニョ(笑)!」
私「ロス•コンドスの方が明るさはあるかな(笑)。リオハ•ベガはちょっと涼しげかな。」
Kさん「私は渋い大人のリオハ•ベガかな(笑)。」
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判明しました!
Feb 27, 2025 by weblogland |今月のマスキュー試飲会の伏兵(笑)。
◑フィズィ•ミシュカ フリザンテ ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 発泡性 ロゼ 750ml 1980円税込

思った以上に好評でした。ありがとうございました!
ところで気になっていた残糖分と総酸量が解りました!
飲んだ印象で特徴的だったのが、ワインの折り合いのつけ方。あまり甘く感じませんが、それなりに甘いような気がしていました。それを下支えする酸の量もそれなりに多い気がしました。ティスティングしてみて14∼15g/lくらいは残糖分があるのでは?実際に感じる以上に残糖分がある。そうすると総酸量は5g/l程ないとバランスが取れない。低アルコールの柔なフリザンテではなくアルコール分13%のしっかりしたものです。そう考えるとアルコール分換算で1%に近い残糖分17g/lくらいが残っていても不思議でない。
気になって仕方ありません(笑)。
飲んでみてフレンドリーなのですが、柔ではない。ポイントはここですねここ(笑)。
インポーターさん「残糖分は14.5g/l、総酸は4.9g/lでした!」
う~ん、フレンドリーだが柔じゃない!
とぼけたラベル•デザインに騙されるところでした(笑)。
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今、マスキューのカウンターの上はこんな具合です(笑)。
Feb 27, 2025 by weblogland |
並んでいるのは
❴限定品❵○マスカット・オットネル ビー・ナチュラル 2022年 ミューラー・グロースマン 750ml 2687円税込
1月のマスキュー試飲会で大人気。特別価格でしたので思いきってストックしました(笑)。だって通常価格より900円程お安い。実際味わいはグッド(笑)。そりゃ欲をかいて余分に仕入れちゃいます(笑)。まぁ、マスキューの儲けはいつも通りなのですが(笑)。
キャッチ•フレーズは『澱まで美味しいビー•ナチュラル!」
でもですね(笑)、こうしてたくさん並んでいるのを見ると、ちょっと不気味(笑)←ゴメンナサイ!
ラベルに描かれているのは生産者のマーリーさんの顔で、彼女自身の分身をワインにイメージしているとは思いますが(笑)、我々日本人とは文化が違うようで…。渾身なのは飲めば解るのですが(笑)。
まぁ、あと1ケース程なので際限なくある訳ではございません(笑)。リピーター用かな(笑)。以前のマスキュー試飲会で当日完売して怒られたトラウマが…(笑)。今度無くなっても怒らないでくださいね(笑)。
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ロラ 2020年 アオトン•ワイナリー ギリシャ レッツィーナ ロゼ
Feb 26, 2025 by weblogland |もとい!
ロラ 2020年 アオトン•ワイナリー ギリシャ レッツィーナ ロゼ 750ml 2057円税別

お陰様で予定数完了!
あれ?でも映像の分あるでしょ!
もちろんコレは私共の分でございます(笑)。
でもですね(笑)、これで無くして良いものか?
2∼3本は棚にひっそり並べたい(笑)。好きなんですよね(笑)。あまりに個性的なので試飲会の登場は憚られましたが(笑)、面白くて美味しい。あの龍角散の味わいがなんとも言えず癖になる(笑)。もちろん下支えしている果実味があってのこと。
目の悪い我々は、遠目伊勢海老みたいに見えますが(笑)、それも愛嬌(笑)。ラベル•デザインの意図も不明で理解不能(笑)。ハチャメチャな生産者の思いはなんとなく伝わる?
どうしましょう?
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今回の伏兵はコレ!
Feb 25, 2025 by weblogland |
◑フィズィ•ミシュカ フリザンテ ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 発泡性 ロゼ 750ml 1980円税込
ちょっと斬新なロゼの微発泡。まぁ、2ケースもあれば大丈夫だと甘く見ました(笑)。鮮烈な果実味には深みも感じるしっかりしたもの。黒葡萄のケークフランコシュのタンニンを除き果実味だけを取り出したワイン。思った以上に好評でした(笑)。
家内「『フィズィ•ミシュカ』が足りなくなりそうになったのは意外だった(笑)。」
私「香りはもちろん良かったんだけど、フリザンテでアルコール分が13%と高い上に甘さがあったからかな?」
家内「甘さが旨さになっているんだよね(笑)。この点秀逸!」
私「タンク熟成期間も半年と長めなんだよね。しっかり作る意図を感じる。実際しっかりしてるし(笑)。」
家内「ちょっと果実味が重いかなって思ったけど、杞憂だった。品質の高さなんだよね。」
私「マスキューのお客さんは良さを素直に評価してくれるよね(笑)。我々の方が返って及び腰(笑)。良いワインが売れる方程式は実際に成り立たないけど、今回は成り立った(笑)。ホッとしたよ(笑)。」
家内「休み明けに再発注しなきゃね(笑)。」
私「もちろん!インポーターさん、『フィズィ•ミシュカ』が試飲会のトップセラーになった!と聞いたら驚くんじゃない(笑)。」
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試飲会リポート 後半
Feb 24, 2025 by weblogland |○『チェルソ 』2022年 アジェンダ・アグラリア・グエリエリ イタリア マルケ 白 ビアンケッロ・デル・メタウロ・スペリオーレ D.O.C. 750ml 2545円税込
「あの強いロゼ•フリザンテの後が白ですかぁ(笑)。マスキュー作戦ですね(笑)。」
私「えへへ(笑)。読まれてますね(笑)。」
「おっ!カッチリしてますね(笑)。スパルタン(笑)。」
家内「開けたてですのでローズマリー…、樟脳の香りがまだ強いかな(笑)。」
「膨大感たっぷり(笑)。」
「なるほどね(笑)。フリザンテの後でも全然大丈夫(笑)。」
「実は先行して飲みました(笑)。子持ちシシャモに合わせると、卵部分はオッケーでしたが、身には合いませんでした(笑)。クリーム系…、ベシャメル•ソースなんか良さそうですね(笑)。」
家内「私開けたての『チェルソ』を飲んで思いついたのですが、イカ•フライ食べたくなりました(笑)。何故だかイカ•フライ(笑)。」
私「『チェルソ2022年』、明日になると果実味が出てきます。」
「へぇ~、それは何故ですか?」
私「ちょうど1年前の2月のマスキュー試飲会で『チェルソ2021年をお出しした時は開けて全開で大好評ですぐに完売してしまいました。今回事前に2022年を飲んだところまだちょっと硬い。もう少し暖かくなってから試飲会に出すのが得策と思いましたが、それまでインポーターさんの在庫が持たない(笑)。それ故ちょっと見切り発車となりました。ゴメンナサイ。」
そして翌日力発揮(笑)!
「あ~!香り凄いですね(笑)。トロピカル!」
「旨味、香り、舌触り、全てが巨大(笑)。エキゾチック。」
「うわっ!ハニーで強烈。でも飲みにくくない(笑)。ライチ…、フルーツの香りがプンプン(笑)。口の中が大変なことになってる(笑)。」
「ライチ、薔薇、パイナップル…、明るい香りですよね(笑)。いかにも中部イタリアの恵まれた陽光を感じる。」
「ミントやローズマリーのハーブの香りが爽やか(笑)。真っ昼間の暑い中畑に立っているような錯覚に陥る(笑)。」
「畑から遠く地中海が見える(笑)。山から吹く風があるから暑すぎない(笑)。なんてね(笑)。」
「このワイン…、ビアンケッロ種でしたっけ?単一とは思えない複雑さですよね(笑)。」
家内「特に古い区画のビアンケッロを1ヶ月収穫を遅らせたようです。普通あり得ませんよね。」
「1週間や10日遅らせることはあるけど1ヶ月とは…!葡萄おかしくならないのですか?」
私「そんなに遅らせたら、腐ったり、落果してり、鳥のエサになったりしますよね(笑)。味わいも通常のビアンケッロを更に濃くした感じです。変になっていません(笑)。」←すかさず棚に仕込んであった通常のビアンケッロを見せる(笑)。
家内「品種特性としか説明出来ません。プチ•マンサン的かな(笑)?」
「あ~、ジェランソンの葡萄ですね(笑)。」
私「さすがよくご存知で(笑)!ドメーヌ•コアペなんか雪降っても収穫しませんし(笑)、畑には鳥害避けのネット張ってました(笑)。特殊な晩熟性の品種なんでしょうね。」
「『チェルソ』ってドンナルーチェに似てますよね(笑)?」←ドンナルーチェ•マニアの横浜のKさん
私「よくぞお気づきで!マルヴァジアの魔術師ポッジョ•レ•ポルピが作る白。香りの構成がほぼ同じなんですよ(笑)。ただ『チェルソ』は木樽を使いません。あとマルヴァジアの方がオレンジの香りが強いかな?」
私「実は去年の1月に開けたドンナルーチェ2022年と2015年が少し残ってますからティスティングしましょうか?たまたまこちらにいるマスキューのティスティング•スタッフKさんから2015年は頂いたものです(笑)。」
横浜のKさん「私のドンナルーチェ大好きでバック•ヴィンテージをストックしてます(笑)。2015年もあった!」
私「期せずしてドンナルーチェの二代巨頭の邂逅ですね(笑)!まぁ、2015年も2022年のどちらも酸化してシェリーみたいになってますが…、ちょっとだけお試しくださいね(笑)。」
Kさん(ティスティング•スタッフ)「マスキューさん、まだ残ってたんですね(笑)。」
私「頂いた2015年は私がチビチビ飲みましたのでもうほんの少ししか残っておりません。2015年とても良かったでした(笑)。」
Kさん(横浜のドンナルーチェ•マニア)「う~ん。2015年の方が旨味が可愛いかな(笑)。ともに愛おしさがありますね(笑)」
私「ドンナルーチェ愛、ありがとうございます(笑)!」
●バルバレスコ ヴァッレグランデ 2014年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルバレスコD.O.C.G. 750ml 4242円税込
「全てがスムーズ(笑)。タンニンも感じない(笑)。これが熟成のピーク?」
家内「はい。この状態が後数年続きます(笑)。」
私「そしていつの間にか古酒に変身するかと(笑)。」
「透明感かあって…、旨味の塊(笑)。邪魔するものがない!」
「品があって美しい!やはりネッビオーロ!」
私「何故ネッビオーロか高貴品種と言われるか解りますよね(笑)。」
「うんうん。何を食べ合わすか?なんて考えなくてもイイ(笑)。浸れるよね(笑)。」
私「ちなみにこのワイン、アルコール分は14.5%です。やはり大物(笑)。」
「アルコール分0%に感じますよ(笑)。10年経って全て溶け込んでいる。ということかな(笑)。」
私「左様かと(笑)。」
「マスキューさん、このワインは10年は経っているのに澱があまりありませんよね?」
私「熟成途中にラッキングしたり、澱引きをしているので、さほど澱は多くありません。あとお出しする前にしっかり立てていましたから、ビン底にちょっと固まっているかと。」
私「あとSO2も析出されない程減っていると思います。瓶の中で10年も熟成させると検査しても析出されないようです。」
「減るのですか!?あり得るのですか?」
私「私の想像ですが(笑)、長い年月の間にSO2は澱などと重合して瓶底に沈殿するのかなと妄想してます(笑)。」
「飲んでいるとSO2なんてつゆほども感じないし、思うこともないですよね(笑)。」
「この前のマルティルデのボナルダ2010年、澱が凄かったですよ(笑)。ソムリエも驚いていた(笑)。」
私「あのワインはまるっきり濾過も澱引きもしていません。しかも2010年。SO2もほぼ無し。旨さと澱は背中合わせとしか…。あの澱は旨くはありませんが(笑)。」
家内「今まで飲んだ中で一番澱が多かったかも?」
「でもオーストリアのビー•ナチュラルの澱は美味しかったんだよな(笑)。不思議(笑)。ビー•ナチュラルの澱は細かで見た目ちょっと違うけどね。」
「ベリー、桑の実、ストロベリー…、薔薇、とても綺麗ですよね(笑)。ネッビオーロってちょっと違いますよね(笑)。」
「私個人的に薔薇が好きでして(笑)、家内の誕生日にマルティルデのバルベーラを飲みました。あまりに美味しくて(笑)、欲張ってグラスをバルーンの大きなものに変えて飲んたところ、一気に香りが抜けてしまいました。残念!」
私「失礼いたしました!やはりネッビオーロのようには行かないのかな…。」
「普通のグラスがベストでした(笑)。」
私「皆さんご周知くださいませ!」
お寒い中、ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋•昭子
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マスキュー 試飲会リポート 前半
Feb 24, 2025 by weblogland |ありがとうございました!
○リオハ ベガ ブランコ 2023年 リオハD.O.C. 白 750ml 1178円税込
「おっ、お安いですね(笑)。」
「でも良い香り。どれどれ(笑)…。」
「う~ん。グレープフルーツ!」
「グレープフルーツを皮ごとかじったような感じ(笑)。ピールのニュアンスあり!」
「ルエダのヴェルデホ!共通の香りですね(笑)。ヴェルデホ100%ですか?」
私「ヴィウラ、ヴェルデホと表記されてますからヴィウラが50%以上、ヴェルデホは50%以下かと(笑)。」
「へぇ~、思ったよりヴェルデホの割合が低いんですね(笑)?」
私「そ~なんです(笑)。私も最初ヴェルデホがセパージュのメインだと思いました(笑)。ヴェルデホは強い香りの品種ですね(笑)。」
家内「ヴェルデホの方がヴィウラより値段の高い葡萄のようなので、ブレンドの加減が腕の見せ所なんでしょうね(笑)。」
「なるほど!より安く、より美味くですね(笑)。」
私「まぁ、高級感はございませんが(笑)。」
「しっかり濃い(笑)。コスパ良いですね。」
私「でもですね(笑)、アルコール分は12%。さほど高くはありません。基本冷涼な産地かと。」
「スイスイ飲める(笑)。家はまず白ワインを飲んでから赤ワインを飲んで打ち止めるんですよね。だからわりと白ワインの消費が多い(笑)。」
私「白ワインはボクシングのジャブですね(笑)。我が家もそうですよ(笑)。」
「だから、デイリーで飲み飽きしない白はマスト•アイテム(笑)。」
「マスキューさん!このワインはデイリーで良いですよね(笑)。単純にジャンク•フード食べながら飲むのにぴったり(笑)。例えばフライドポテト食べながら飲んだり(笑)。」
「うんうん。ポテトチップでも良し。ポテトチップはのり塩ポテト(笑)!」
私「コンビニのオデン買ってきてコレを飲む(笑)!」
「コンビニのオデンだって馬鹿に出来ないもんね(笑)。」
「マスキューさん!私たまに白ワインを飲むと悪酔いすることがあるんですけど(笑)…。マスキューさんのワインだとそれがない(笑)。何故ですか?ただ単に飲み過ぎなのかな(笑)?」
私「一応添加物の量が少ないワインを選んでいます(笑)。」
「ワインの裏に書いてある酸化防止剤ですか?」
私「いわゆる亜硫酸塩です。自然に生成されますし、若干の添加ならワインが安定しますので最終段階でちょっとだけ添加してくれた方が安心ではあります。」
「それが多いとダメなんですか?」
私「はい。まず開けたてに鼻にツンとくる刺激臭が強い物は避けます。あと口中、特に喉の奥を刺激する苦味…強いとウゲッと来ます(笑)。コレもNGです。それを基準にワインを選びます。
」
「添加物の量が違う?」
私「左様でございます(笑)。意識してティスティングすると±10ppmくらいの誤差で添加量が解るようになりますよ(笑)。」
「ppm(笑)!え~と、100万分の1かぁ(笑)」
「と言うことは1ppmは1L中0.001mgかぁ。」
家内「亜硫酸塩以外のビタミンCやセルロース系のものの添加もNGです。味わいに影響します。」
「どう影響するんですか?」
家内「ビタミンCはえぐ味。セルロース系は味わいの広がりを阻害します。」
私「別に毒と言うわけではなく許可された添加物ですから、インポーターさんによっては気にしない(笑)。だから取り寄せたサンプルに入っていると大ショック(笑)。」
家内「2000円を超えるワインに入っていると精神がやられます(笑)。」
「凄く安い値段の無添加ワインってありますよね?」
私「加熱殺菌、特殊濾過、遠心分離、等など様々なテクノロジーがありますので…。成分調整に近いのでそれをワインとは…。」
●リオハ ベガ ティント 2023年 リオハD.O.C. 赤 750ml 1178円税込
「マスキューさん!赤も白もラベルにリオハ•ベガと書いてますが、コレはブランド名?」
家内「はい。ベガはベガ・シシリア•ウニコのベガと同じ(笑)。星の名前です。1等星でしたっけ(笑)。」
私「古いワイナリーなので原産地指定のリオハをブランド名として名乗れるようです。」
「なるほどね(笑)。老舗ならではだね(笑)。」
「マスキューさん!この赤、白同様に飲みやすい(笑)。その点赤白共通する(笑)。同じコンセプトなのかな(笑)。」
私「おっしゃる通りでございます(笑)。共通する意識を感じますよね(笑)。」
「うんうん。確かに!高級ではないけど(笑)、あざとさが無くフレンドリー(笑)。」
「この赤、旨味がとてもしっかりしてる。タンニンも意地悪さがないし(笑)、何にでも合いそう(笑)。毎日の食卓向けですよね(笑)。」
「普通に和食系に合いそう(笑)。」
「出し汁に合うよね(笑)。」
「マグロの漬け!カツオ…カラシ醤油なんてどうかな?無理かな(笑)」
「癖がないから飲み飽きしないかな(笑)。癖がないのが癖(笑)。」
「懐かしいテンプラリーニョ…。昔よくこんな感じのスペインワイン飲んだよね(笑)。そ言えば今あまり見なくなったかな?」
家内「今輸出されるスペイン•ワインはチリ•ワインみたいなファットなスタイルの赤ワインが多いですよね。」
「向こうのビストロなんかで飲むスペインワインって、特別濃くなくて中庸なんですよね(笑)。
このリオハ•ベガみたいなスタイルなんですよね(笑)。」
「薄いワインってダメだけど、濃くて重ければ良い訳じゃない(笑)。程良さなんだよね。特にデイリー•ワインには程良さこそ必要(笑)。」
「これもちゃんとテンプラリーニョなんだよね(笑)。」
私「アルコール分は13.5%としっかりありますが
、特別強く感じる訳ではありません。折り合いがよろしいかと(笑)。」
「13.5%アルコール分がある感じしませんよね(笑)。もっと低いかと思いましたよ(笑)。」
「たしか白はアルコール分が12%でしたよね。何故赤と白は違うんですか?」
私「品種の特性に合ったアルコール分だとしか言いようがありません(笑)。まぁ、無理に高くする必要は無さそうですが(笑)。」
◑フィズィ•ミシュカ フリザンテ ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 発泡性 ロゼ 750ml 1980円税込
「おつ~!鮮烈(笑)。果実味が鮮烈(笑)。」
「うんうん。かき氷のイチゴ•シロップのような甘みが残る(笑)。」
「果実の凝縮感が凄いね。」
「奥行き、広がりも立派(笑)。」
「余韻が長くて強い!はっきりしている(笑)。」
「塩味があって、キレもある。余韻がユニークだよね(笑)。」
私「残糖分もありますが、酸があるので邪魔にならない。バランスの取り方が素晴らしいと思います(笑)。」
「う~ん。確かに甘さが目立たない。甘いのだろうけど甘くない(笑)。甘さが果実味に転化している(笑)。」
「この果実感は経験したことがない(笑)。赤ワインからタンニンを削ぎ取ったような…(笑)。」
私「完熟したイメージですよね(笑)。果物の種の中の核を食べるようなニュアンスがあります。」
「リキュールっぽくもあるかな(笑)。」
家内「マスキューの定番の燕ちゃんラベルのロゼ•フリザンテです。アルコール分も13%あります。かなりしっかりしています。」
「そんなに高いんだぁ。普通フリザンテってアルコール分は10%くらいにして甘さでバランスをとるんだけどね(笑)。やはり、ちょっと違うんですね。」
私「黒葡萄のケークフランコシュで
作ったものです。」
「マスキューさん!あの赤、ソース…、中濃ソースに凄く合います。トンカツ、レバー、フライに中濃ソースをかけてワインを飲むとソース自体が凄く旨くなるんですよ(笑)。胡椒っぽさも引き立ちましたよ(笑)。」
家内「豊かでしっとりとした赤ワインですよね。私の大好物です(笑)。」
私「タンニンは濃いですが、旨味が伴っていますよね。ケチ臭くない(笑)。」
「東欧のワインって日本人好みなんですよね(笑)。」
私「植物性の油や豚肉によく合いますよね(笑)。」
家内「そのケークフランコシュの果実味をダイレクトにしたのが、このロゼ•フリザンテです(笑)。」
「このフリザンテ、とても飲みやすいんだけど、軽いあっさりしたものではないですよね(笑)。かなりグレードが高い(笑)。」
「しかも斬新(笑)。」
「マスキューさん!このワインは冷やした方が良いのですか?」
家内「さすがに今日の気温だと冷やさなくて大丈夫ですが(笑)。もう少し暖かくなってきたら冷やした方が良いですよね(笑)。」
「良し!春のお花見には勝烈庵のトンカツ弁当を買って、このフリザンテを飲む!コレですよコレ(笑)!」
「上カルビの焼肉バーベキューにコレを合わせる!美味しそう(笑)。上ですよ上。並じゃダメ(大爆笑)。」
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作戦会議は続く(笑)。
Feb 20, 2025 by weblogland |
家内「ところで『チェリソ』大丈夫かな?」
私「少し増やした方が良いかな?」
家内「去年の爆売れのトラウマが残ってるんだよね(笑)。」
私「あの時は読みが甘かった。さっきインポーターさんの在庫を調べたんだけど、多からず少なからず(笑)。1ヶ月くらいは持ちそうなんだけど。ワインショップの人はマスキューブログを観てるらしくて(笑)、試飲会の直後に無くなることもある(笑)。←ホントかな(笑)?」
家内「今回出す『チェリソ』は2022年なんだけど、2021年よりちょっと硬いんだよね。金曜日より土曜日の方が売れるはず。」
私「作柄の違いがよく出ている(笑)。2022年は良い年だね(笑)。」
家内「ちょうど丸1年経って解ったね(笑)。」
私「ワインの味に対する記憶がダメになったらマスキューの看板降ろさなきゃ(笑)。違うヴィンテージのものを同時に丸1年経って比べられないからね(笑)。」
家内「でも、昨日の晩御飯に何を食べたかくらいは憶えて欲しいけどね(笑)。」
私「えへへ(笑)。」
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さあ、今週末はマスキュー試飲会です!
Feb 20, 2025 by weblogland |家内「さっむー(笑)。今週末は3連休だけど、その上寒い(笑)。こりゃ、お客さん来ないね(笑)。」
私「外歩きたくないもんね(笑)。」
家内「ところでサブリミナルの『ロラ2020年』伊勢海老とは(笑)!誰が言ったの(笑)?」
私「内緒(笑)。実はBさん(笑)。あの人面白いよね(笑)。」
家内「あ~、Bさんね(笑)。ワインの感想もユニークで面白いんだよね(笑)。」
私「好奇心も旺盛だし、『多分ロラ2020年』買われると思うよ(笑)。妙に気に入ってたみたいだし。」
家内「ホントは試飲させてあげたいアイテムなんだけど…。私あのワイン好きだし(笑)。」
私「う~ん。悩ましいなぁ。コンスタントに売れるアイテムじゃないからね。」
家内「あのワインを好きになる方は3人くらいしか思い浮かばない(笑)。サブリミナルでちょうど良いかもね(笑)。」
私「もう1アイテム、サブリミナル増やすか(笑)。」
家内「スティルスかな(笑)?」
私「何を仕込もうかな(笑)?」
こうして試飲会に向けて着々と準備は進む(笑)。
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早速見つかっちゃいました(笑)。
Feb 20, 2025 by weblogland |私「はい(笑)!今少し前に並び終えたところです。」
お客様「へぇ~、どれどれ(笑)。スペインワインお安いですね(笑)。」
私「無くならないようにたっぷり準備しました(笑)。」
お客様「ではではフライングさせてもらっても良いですか(笑)?」
私「フライング、オッケーでございます(笑)。」
お客様「ところで棚の一番下で寝転んでるロゼワイン。サブリミナルでしたっけ(笑)?」

私「左様でございます。ボトルの背が高く棚に立てて並びません(笑)。」
お客様「『龍角散』の味わいでしたっけ(笑)?」
私「松脂を入れたギリシャ•ワインなのですが、妙に美味しい(笑)。でもアバンギャルド過ぎるかも(笑)。」
お客様「色合いが鮮烈だし、う~ん。伊勢海老みたい(笑)!」
私「そうも見えますかね(笑)。」
私「そういえばラベルにコバルト•ブルーも入ってるし、斬新なご意見ありがとうございました(笑)!」
まさか、まさかの伊勢海老とは(笑)!
でも見ようによっては伊勢海老に見えます(笑)。
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今週末21日(金)、22日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ
Feb 18, 2025 by weblogland |今週末21日(金)、22日(土)のマスキュー試飲会のラインナップです(笑)。


今回は全体にラベルの色が白系でわりとスッキリですね。そんな中、真ん中のハンガリーのフリザンテは色合いも目立ちますね。しかも、とぼけたラベル•デザインは嫌でも目立つ(笑)。
メガネをかけたオジサンが明後日を向いてるみたいですもんね(笑)。あれ?それって私に近い?
でも私は髭面ではありませんから見た目は似ていません。まぁ、明後日や一昨日をぼーっと向いてることはしばしばですが(笑)。
そうそう、今回並べながら困ったことが一つ。サブリミナルのアオトン•ワイナリーのロゼが背が高く棚に収まりません。
う~ん。悔しいなぁ。
でもですね(笑)、多分買われる方は3名ほどでしょうから、しらっと3本も置いてあればオッケーかな(笑)。
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!
Feb 17, 2025 by weblogland |
今月末のマスキュー試飲会は2月21日(金)、22日(土)。2月は日数が少ないですからいつもよりちょっと早いですね(笑)。
まずはリーズナブルな価格のスペインの白と赤からスタート!
○リオハ ベガ ブランコ 2023年 リオハD.O.C. 白 750ml 1178円税込
リオハ•ベガは1882年創業の老舗ワイナリー。D.
O.原産地呼称以前の設立なのでワイナリーの前にリオハを名乗れるとか。リオハ•バハ地区にある由緒正しきワイナリーでございます。
これはワイナリーのエントリークラスの白ワイン。ステンレス•タンクで作ったもの。ヴィウラとヴェルデホをブレンドしたスタイル。詳しい割合は書いておりませんが、6対4ほどでヴィウラが主体となっているようです。
でもですね(笑)、味わいの主体はヴェルデホです(笑)。香りはヴェルデホらしいグレープフルーツなどの柑橘類。とても密度感があり、しっかり作ったヴェルデホを感じるもの。アロマティックではないヴィウラがベースで上手く折り合いをつけています。アルコール分は12%なのですが、それ以上の凝縮感を感じます。リオハ自体基本冷涼な産地ですから、無理にアルコール分を上げないで折り合いがついている点、クラシックなリオハを連想させてくれます。
ちょっと熟成が進むと香りより全体の重さが増し、とても質実な印象になります。本来的な良さがあってのことだと思います(笑)。
プリミティブな良さがある懐かしいスタイルの白でございます(笑)。とてもコスパが良いのも嬉しいことです。
●リオハ ベガ ティント 2023年 リオハD.O.C. 赤 750ml 1178円税込
リオハ•ベガは1882年創業の老舗ワイナリー。D.
O.原産地呼称以前の設立なのでワイナリーの前にリオハを名乗れるとか。リオハ•バハ地区にある由緒正しきワイナリーでございます。
これはワイナリーのエントリークラスのテンプラリーニョ100%のワインです。基本ステンレスタンクのみで作っているようですから、いわゆる早飲みスタイル。現行が2023年で今は2025年2月ですから、早飲みワインなのですが。ありがちなニューワールドっぽい今風でもございません(笑)。
テンプラリーニョらしい果実味は中庸ながらもしっかりした味わい。テンプラリーニョらしいベリーの香りは控え目(笑)。派手ではないが、デイリーに寄り添うワイン。かといって安酒ではない(笑)。かつては良く日本の市場で見かけましたが、昨今あまり見かけなくなったスタイルのワインですね(笑)。
コスパ良し!
◑フィズィ•ミシュカ フリザンテ ヴィンツェレール ショプロニ ハンガリー ショプロン 発泡性 ロゼ 750ml 1980円税込
ヴィンツェレーヌの核心ケークフランコシュ。美味しい赤ワインの元(笑)。それを使ったフリザンテでございます(笑)。ガス圧は2.5気圧。ステンレスタンクで発酵後約6ヶ月寝かせてからガスを吹き込んだもの。ちゃんとロゼワインと して出来上がってからフリザンテにしています。この点念が入っております。通常は発酵完了後すぐにタンク内2次発酵に移したり、ガス吹き込みをしたりします。
飲んでみるとなんとなく意図が解る(笑)。フレッシュネスだけに特化していないスタイル。完全に発酵した赤ワインの重さ。種の核のような深いフルーティーさを感じます。フレッシュ&ディープとでも言いましょうか(笑)。
こんなスタイルのフリザンテは経験したことがありません。
斬新で面白く、心に届く味わいでございます(笑)。肉料理に合わせるべきロゼ•フリザンテかと(笑)。
インポーターさん資料より
ハンガリーの北西部でオーストリアとの国境にあるショプロンの周辺は、古くからワインの生産がさかんなエリアです。国境に位置するフェルテー湖(オーストリアではノイジードル湖)の周辺に広がり、ワインの産地としてはハンガリー国内でも有数の規模を誇ります。歴史的にも非常に古く、記録によれば、およそ2,000年前にもさかのぼる古代ローマ時代にはすでに葡萄の栽培がさかんに行われていたとされています。古くから生産されている品種としては、黒葡萄のケークフランコシュ(オーストリアではブラウフレンキッシュ)などがあり、このエリアのケークフランコシュの品質は、19世紀ナポレオン戦争時代、ナポレオンの侵略がこのエリアに達した頃、金銭取引の代用として認められていたほど上質なものであったという記録が残さ
れています。 このような歴史に支えられた由緒ある産地で、長く葡萄の栽培に携わってきた3つの家族が協力し、1つのワイナリーを立ち上げました。モルナール家、ピレル家、シャージュディ家が1986年に設立した、ヴィンツェレールです。設立後30年が過ぎた現在でもワイナリーのオーナーはこの3家族が名を連ね、なかでもモルナール家のティボル氏の主導で醸造が行われています。ティボル氏は、醸造学校を卒業した後、オーストリアのミッテルブルゲンラント・ホリチョンにあるアントン・イビィで約4年間、その後、カンプタールのランゲンロイスにあるフレッド・ロイマーで経験を積み、ヴィンツェレールの醸造の要となり手腕をふるっています。 フェルテー湖のある国立公園内に広がる農園の面積は、13.5ha。栽培されている品種
は、白葡萄ではゼニットやツェルト・ヴェルティーニ(グリューナー・フェルトリーナー)、黒葡萄ではツヴァイゲルト、ケークフランコシュなどが中心です。
以下
ケークフランコシュ2020年赤の記載
マスキューの大好物、中欧の赤ワインでございます。
このワインはハンガリー西側オーストリア国境付近の銘醸地ショプロンのもの。
ショプロンと言えばマスキューの定番の白イルシャイ・オリヴェールの産地でもございます。もともとこの黒葡萄ケークフランコシュ(オーストリア名ブランフレンキッシュ)の大ファン(笑)。滑らかなタンニン、溢れんばかりの旨み。基本アロマティックではありませんが、しっとりとした味わいはとても日本人向き。
デイリーな日本の食卓にはぴったりかと(笑)。
キメ細やかでタンニンに収斂性がないので一見ミディアムなのですが、じつにしっかりしている。玄人好みの赤ワインと勝手に思っております(笑)。
これはケークフランコシュを500Lの古樽で2年間熟成したもの。収穫より丸5年たち、今素晴らしい状態。これこそ飲み頃の美味しいクラシックなケークフランコシュでございます。
実際ケークフランコシュを探すと凡庸だったり、マスキューが扱うには高級過ぎたり(笑)、なかなか当たりませんでしたが(笑)。これは当たりでございます(笑)。
○『チェルソ 』2022年 アジェンダ・アグラリア・グエリエリ イタリア マルケ 白 ビアンケッロ・デル・メタウロ・スペリオーレ D.O.C. 750ml 2545円税込
ようやく飲み頃に入ってきました!
前回のメイク2021年より大物ですね(笑)。
ビアンケッロ・デル・メタウロDOCはマルケ州北部、ペーザロ・エ・ウルビーノ県をアドリア海に向かって流れるメタウロ川に沿う丘陵地帯のみに広がる限定されたワイン産地で1969年にDOCとして認可を受けました。2016年現在、栽培面積は244ha、16件のワイナリーしか存在しません。ワインは土着品種のビアンケッロ種を95%以上使うことが義務付けられています。
アジェンダ・アグラリア・グエリエリは5代続く農場。葡萄畑が45ヘクタール、麦畑が120ヘクタール、オリーブ畑を30ヘクタール所有しています。かつてのテヌータですね。
この『チェルソ』はテヌータで最初に葡萄を植えた「チェルソ・グエリエリ」に敬意を込めて名付けられたもの。最も樹齢の高い3ヘクタールの畑を通常より約1ヶ月収穫を遅らせて凝縮した特別なワインです。25%収量が落ちるそうです。この家のビアンケッロ・デル・メタウロ・スペリオーレ D.O.C.の最高級品なのです。
味わいはまず液体の濃さに予感されます(笑)。特に濃い白ワインにたまにみられる動物の汗のような香り(笑)。家内曰く『熊の香り(笑)?』コレだけで途方にくれるほど(笑)。
液体はハニーでとろとろ(笑)。長い余韻に時は止まります(笑)。圧倒的な広がり、龍角散やカリン、レモン等の柑橘類、白や黄色の花、オレンジや杏のような果肉。後味のハニーさには塩を降ったアーモンドの香ばしさ。
その様には心奪われます。
このビアンケッロ・デル・メタウロ D.O.C.は何度か飲みましたが、これほど記憶に残るものは初めてです。やはり尽力したワインこそ人の心を惹き付けますね(笑)。
●バルバレスコ ヴァッレグランデ 2014年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルバレスコD.O.C.G. 750ml 4242円税込
以前同じ物をマスキュー試飲会でお出ししましたが、ようやくピークに入りました(笑)。ネッビオーロは時間がかかる!
皆さん、もちろんバルバレスコご存知ですよね(笑)。王様バローロの弟分のワインとして私はかつて習いました(笑)。でもですね、最近のバルバレスコは大概が別物(ごめんなさい)。
かつてバローロは20年以上経ってから飲むべきワイン、バルバレスコは10年以上経ってから飲めるものでした。標高の高いバローロほどの大きさシリアスさには及ばないが、グレートな弟分なのでした。クラシックなファンはかつてのガイアの真骨頂バルバレスコを飲み、バローロにひけをとらないバルバレスコの偉大さをご理解いただいているかと(笑)。
今ではバローロは10年くらいで飲むのがやっとのワインばかり。バルバレスコに至っては5年以内で飲みきるべきワインが大半です。まあ、時代の衰勢に合うスタイルが大半。ただ、許せないのは高いこと(笑)。それなりの価格をつけなきゃ(笑)
!ついつい義憤に駆られてしまいます(笑)。ゴメンナサイ。
このバルバレスコは樽熟成期間が5年。最良のネッビオーロが必要とする時間をゆっくりたっぷりかけたクラシックなもの。渾身の尽力を払って作られたものです。まあ、作り手のグラッソ・フラテッリからすれば普通のことなんでしょうけど(笑)。
悲しい話ですが、ちゃんとネッビオーロの香りがするバルバレスコって少ないのが実情ですから、一度はお試しを!
それで『ネッビオーロって美味しいよね。』と普通に語っていただけると私嬉しいのでございます(笑)。でもそれには後数年待ってから飲んだ方が良いかな。
以下インポーターさん資料より。一部岡本補追
グラッソ フラテッリが所有する3つのクリュのひとつ、「ヴァッレグランデ」の畑からのワインです。方言で「太陽の当たる土地」また「広い渓谷」という意味を持っています。グラッソの所有する畑の中でも、その名前が示すとおり一日中日当たりのよい、最も優れた区画です。面積は4.5ha。標高350~370m(バルバレスコにしては高い方)、南南東向き、土壌は石灰岩質です。1970~1974年に植樹しました。29~30度に温度管理しながらステンレスタンクで10~15日間発酵させます。50hLの伝統的な大樽で48ヶ月熟成させます。最後の12ヶ月は30%を225Lと500Lのフレンチバリックの新樽に移して熟成させ、ブレンドします。
ワイン造りは生活そのもの。販売することではなく、葡萄を育て、造ることに楽しみがある。(あと自分が飲むこと)
だからこそ美味しくなるまで熟成させて、最も素晴らしいタイミングでリリースできる。
グラッソ フラテッリは、トレイゾ村で1900年から続く家族経営の個人生産者です。現在は、兄のアルフレード グラッソ(上写真右)と弟のルイジ(上写真左)がワイナリーを引き継ぎ、長期熟成タイプのワインを生産しています。「フラテッリ」には兄弟という意味があり、ワイナリー名は「グラッソ兄弟」という意味です。祖父のヴァレンティーノ、父のエミリオと続いており、現在が3世代目です。
1960年代まで、ワインは自家消費用を除いたほとんどを他の会社や組合にバルクで販売していました。父の時代に設備投資を行い、70年代からは自社での瓶詰をスタートしています。アルフレードとルイジのグラッソ兄弟は70歳くらいで、二人とも醸造学を学んだわけではありませんが、ワイン造りに携わってきた長年の経験から「歩く教科書」と例えられるほど豊富な知識を持っています。私たちが訪問した際には葡萄畑でお話を伺いましたが、話しながらも自然と芽かき(不要な芽を摘み取る作業)を始めてしまうほど。二人ともまさにベテランといった風格です。ピエモンテ州で有機栽培を推奨する取り組みである「グリーン エクスペリエンス」に所属しており、葡萄畑には農薬や除草剤を使用していません。畑仕事だけではなく、醸
造面にもこだわりがあります。例えば、バルバレスコの熟成期間は、法律で最低26カ月間(その内木樽熟成は最低9ヶ月間)と定められていますが、グラッソ フラテッリでは木樽で最低36カ月間熟成させています。手間暇をかけて育てた、太陽の光をいっぱいに浴びて育った葡萄の成分をしっかりと抽出し、木樽で長い間じっくりと熟成させて出来るワインは、美しい色合いで香り高く、長期熟成が可能な素晴らしいものとなります。
ネッビオーロにとって理想的な2つの葡萄畑「ヴァッレグランデ」と「ジャコーサ」
ワイナリーの裏手にはヴァッレグランデの畑が広がり、葡萄が太陽の光を余すことなく浴びている様子が確かめられます。十分な日照量が必要なネッビオーロにとって、この畑は最適な条件を備えています。ヴァッレグランデは、慣習的に「ソリ ヴァルグランデ(太陽の当たる土地、広い渓谷)」というワイン名でリリースしていました。法律が変わり、「ソリ」という言葉を入れることが出来なくなり、2007年VTから「ヴァッレグランデ」という名前に変更しています。ヴァッレグランデに隣接する畑であるジャコーサも日当たりが良く、周囲の畑よりも濃縮度が高く、しっかりとしたタンニンが特徴的なワインが生み出されます。こちらも慣習的に「ブリッコ スペッサ(ブリッコはピエモンテ方言で丘の頂上、スペッサは前のオーナ
ーの名前。直訳すると、丘の頂上のスペッサさんの畑)」の名前でリリースしていましたが、現在は行政上の畑名「ジャコーサ」を用いて「ジャコーサ スペッサ」としてリリースしています。
大樽での長期熟成によって育まれる古典的なスタイル
現在、多くのバルバレスコの生産者が、3年後には飲める甘さのある、タンニンがソフトで色は薄めのモダンなスタイルのワインを生産しています。しかし、グラッソ フラテッリは、出来るだけ長いマセラシオンとポンピングオーバーを行うことで、葡萄の果皮からより多くの成分を抽出し、熟成させてから飲むクラシックスタイルのバルバレスコを生産しています。グラッソ兄弟いわく、15年熟成させることを前提としているそうです。ヴァッレグランデ、ジャコーサの2つの畑の葡萄は、どちらも標高が高く日照量が豊富なため、力強いタンニンが特徴的ですが、長期間の樽熟成によって渋みはやわらぎ、味わいもまろやかになっています。ワインの貯蔵用のセラーは100年前から使用しており、2008年に一部の樽をリニューアルしています
が、2017年までは、100年前に祖父が使っていた55hℓの大樽も一つだけ現役で使用していました。葡萄は100%手摘みで収穫しています。8月頃に不要な葡萄を選んで間引きすることで、残った葡萄が健康に育つようにしています。間引き率は30%~40%と高く、樹に残された葡萄の風味は凝縮し、これが高品質なワイン造りの秘訣となっています。また、梗があると酸が強くなってしまうため、すべて除梗しています。
世界的なワイン品評会で高評価を獲得
グラッソ フラテッリのバルバレスコは、家族と土地の歴史、伝統が積み重なって出来た唯一無二のワインということが出来ますが、決して古い習慣にとらわれているわけではありません。常に品質向上のために、栽培や醸造にこだわり続け、2011年VTからはDIAMコルクを採用するなど、新しい取り組みも行なっています。近年、その姿勢は世界的なワイン雑誌によって取り上げられ、非常に高く評価されています。「ヴァッレグランデ リゼルヴァ(I-833)」の2008年VTは、2015年の「デカンター ワールド ワイン アワード」でゴールドメダル(エントリー数16,000本以上のうち、ゴールドメダルはわずか305本のみ)を獲得。「ジャコーサ スペッサ リゼルヴァ(品番:I-834)」の2011年VTは2017年の同コンテストでプラチナメダル(エントリー数17,200本以
上のうち、プラチナメダルは175本のみ)を獲得しました。そのほか、「インターナショナルワインセラー」、「ルカ マローニ ベストワイン年鑑」や「イ ヴィーニ ディ ヴェロネッリ」などのワインガイドに掲載されています。
え~と、以上5本!
何故いつも通り6本ではないのか?
こんなこともございます。決して手を抜いた訳ではございません(笑)!
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二月のマスキュー試飲会のトップを飾るのはスペインの赤、白。
Feb 16, 2025 by weblogland |●リオハ ベガ ブランコ 2023年 リオハD.O.C. 白 750ml 1178円税込

二月のマスキュー試飲会のトップを飾るのはスペインの赤、白。リーズナブルな価格帯のワイン。マスキューのラインナップだと同じスペインのロス•コンデスの赤と白がありますが、バッティングはしないかと(笑)。
ロス•コンデスは今風。とても肉付きが良くちょっとニューワールドっぽい。基本フレンドリーですから誰が飲んでも文句は無し(笑)。
今回のリオハ•ベガはリオハ風(笑)。液体濃度は中庸ながら、赤はテンプラリーニョ、白はヴェルデホのニュアンスがちゃんと伝わるクラシックなスタイル。ちゃんとD.O.リオハを名乗るだけある(笑)!
う~ん。
この価格帯でちゃんとリオハらしさがあるワインは、今日本には見かけないですね(笑)。一応定番アイテムとして考えてますから、極端な値上げが無ければ続けるつもりです(笑)。あと肝心なのは皆様の反応(笑)。試飲会に出すのはよいのですが、皆様の反応がサッパリポンだと退場の道(笑)。
ワインは飲まれてナンボなのでございます(笑)。
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これ、なーんだ(笑)?
Feb 15, 2025 by weblogland |「とってもおサイケなラベル•デザインのロゼ!」

大正解です(笑)。
コレ、じつはギリシャのロゼ•ワインなのですが、いわゆるレッツィーナのロゼです。醸しの最中に松脂を少量添加したもの。同じアオトン•
ワイナリーのレッツィーナはマスキューの定番ですが、まさかロゼがあったとは(笑)!
飲んでみますと、『龍角散』(笑)!
ホントなんですよ(笑)。でもですね(笑)、妙に旨い(笑)。
ケチでへそ曲がりマスキューらしいワインなのですが(笑)、
家内「美味しい!『龍角散』だぁ(笑)!」
私「しっかり旨味がベースにあるから、美味しいロゼ•ワインとして成り立っている。こんなロゼあるんだなぁ(笑)。」
家内「好きなんだけど…、誰が買う(笑)?」
私「う~ん。マスキュー試飲会に出す勇気はない!」←きっぱり
家内「きっと3人のお客様が買ってくださるとは思うけど…。その3人以外浮かばない(笑)。」
私「我が家を含めると4本かぁ(笑)。サブリミナル決定(笑)!」
こうして今月末のマスキュー試飲会はサブリミナルが真っ先に決まりました(笑)。
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ここ二、三日かけてコレを飲んでます(笑)。
Feb 12, 2025 by weblogland |
憶えておられますか(笑)?
実はこのワイン、2024年の2月の桝久試飲会に出したもの。あっという間に完売した伝説的な白ワインです。2021年ヴィンテージでしたね(笑)。
当日の感想を振り返りますと(笑)…
家内「この白ワイン、マルケの地場品種ビアンケッロ100%のものです。しかも一番良い区画で1ヶ月収穫を遅くして作られたものです。」
「へぇー、1ヶ月も収穫を遅くするとどうなるんですか?」
私「物理的には25%収穫量が減るそうです
。まっ、まっ、どうぞお試しください!」
「あー、コレ凄い!」
「香りが物凄い!」
「トロトロ(笑)。掴みはオッケー!」
「ラベルもカッコいい(笑)。やられちゃう(笑)。」
「マスキューさん、コレ女子大好きですよ(笑)。」
「おー!圧巻!言葉を失う…。」
「凄い果実味!トロピカルで…、ネクタリン、柑橘…、オレンジ、グレープフルーツ、桃、ポワレ、熟した黄色果肉…マンゴー、…ライチ、バラ…複雑でてんこ盛り(笑)。」
「ゲヴュルツトラミネールみたいにライチの香りが突出してはいないんだよね。すべてがてんこ盛り(笑)。」
家内「時間が経つとライチや薔薇の香りが強くなります。」
「単一品種とは思えませんよね(笑)。」
そしてその後2022年ヴィンテージで再入荷しましたが、ちょっと硬い。
2024年7月
「『チェリソ2022年』は何時飲み頃になりますか?」
私「夏を上手く越して、来年には飲みやすくなっているかな?来春以降なら確実かな?」
家内「『チェリソ2021年』は今年の冬に飲んで驚きました。日本に来てから1年くらい経ってから飲みやすくなったようです。」
「取り敢えず青ラベルとサブリミナルを買っていこう(笑)。」
そんなこんなで前回と同じく丸1年たった2022年。どんなんかな(笑)?とコッソリと試飲(笑)。
う~ん。
2021年より熟成のスピードは少し遅いですね。その分パワフル。ただ、インポーターさんの残りの在庫数を確認すると黄信号(笑)。もう待てない。取り敢えず、取り損ねることがないように確保(笑)!
本来はもっと暖かくなってからお披露目したいところですが、圧巻の素晴らしさは今のこの時点でも伝わるはず!
今月のマスキュー試飲会でのお披露目ほぼ決定!かな(笑)?
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明日の11日は祝日建国記念日でマスキューはお休み
Feb 11, 2025 by weblogland |当然明日はハイキング(笑)。
行く先は、最近開発した氷取沢ルート(笑)。こんな風に言うと、難所に挑むみたいでカッコイイ(笑)。氷取沢から鎌倉に抜けるつもりです。ちょっと長いから崎陽軒の焼売弁当を持っていくか、それとも港南台の松屋で腹ごしらえしてから出発するか?思案のしどころです(笑)。
氷取沢付近は池があったり複数本のルートがありそうですから、何度も楽しめそうです(笑)。
同じところを手を変え品を変え行く。そうすると同じところでも発見があって楽しい(笑)。谷や山全体を把握出来ると、楽しみは更に深まります(笑)。こんな低い丘を巡るようなハイキングでも楽しめます。
まあ、それもコレも歩けるうちだけのこと(笑)。
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裏ティスティングの続き
Feb 09, 2025 by weblogland |Kさん「ところでサッポロビールのコマーシャルでカツレツが出てましたよね(笑)。美味そうなんですよね(笑)。」
私「あれはビールよりもオーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナーに合わせたくなる(笑)。」
家内「サッカーの長谷部がいる40階!」
私「ウィンナー風カツレツですよね(笑)。」
Kさん「肉は豚でも牛でもどっちでも構わない。」
家内「でもソースがグリーンだった。初めて見るソース。」
Kさん「バジル?」
家内「パセリ?」
私「ベースはタルタル?」
Kさん「サッポロビールに問い合わせると事細かに教えてくれますよ(笑)。」
早速ウェブで検索(笑)。
私「シュニッツェルとグリーンソース。シュニッツェルはカツレツ!グリーンソースは緑色のハーブをサワークリームやヨーグルトに混ぜたもの。フランクフルトの郷土料理だって!」
Kさん「早っ!スマホ便利(笑)。」
家内「ハーブにパセリ入ってた(笑)。エッヘン(笑)。でも伝統的には7種類も入れるんだ。日本の七草みたいだよ(笑)。」
Kさん「春に向けてのコマーシャルらしい(笑)。計算されてますね(笑)。」
ティスティング以外で大盛りあがり(笑)。
しかし、こんなことで盛り上がってる場合手はない!まだ今月の試飲会のラインナップは半分しか決まっていません(笑)
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またサンプルが来ましたのでティスティング
Feb 08, 2025 by weblogland |先週土曜日に試飲会の裏ティスティングをしてから丸1週間経ちましたので、今日は再度裏ティスティングの再招集となりました(笑)。
私「寒い中スミマセン。」
Kさん「いえいえ。仕事ですから(笑)。」
家内「え~と、今日は6本です!」
いつものようにティスティング…。
Kさん「マスキューさんはどんなワインが好きなのですか?」
私「う~ん、端的に言うと甘露なワインです(笑)。」
Kさん「私は個性的なイタリアワインにどうしても惹かれるんですよね(笑)。」
家内「私もそうだな(笑)。様々な顔があって楽しい(笑)。」
Kさん「例えばウンブリアだとサグランティーノだし、カンパーニュだとタウラジ(笑)。」
家内「北イタリアのネッビオーロ!トスカーナのサンジョヴェーゼ!」
私「その中の…例えばアダンティのモンテファルコ•サグランティーノなんかゴーンと甘くてくらくらするし(笑)。かつてのマストロベラルディーノのタウラジなんかの柔らかで深い甘みは一生忘れられない(笑)。」
家内「そういえば店長はシラーよりグルナッシュの方が好きだよね(笑)。」
私「あー、そうかも。でもエスピエのシラーは大好きだよ(笑)。」
私「でもネッビオーロほど秀逸な葡萄はないかも…。凄いワインが沢山あるもんね(笑)。」
家内「特に北側のネッビオーロに惹かれる(笑)。ヴァルテリーナ!行ってみたいんだよね。」
Kさん「あそこはなかなか行けないでしょう(笑)
。辺鄙(笑)。観光コースからは外れてる(笑)。」
私「良い畑が限られているから、美味しいヴァルテリーナって日本になかなか来ないよね(笑)。」
家内「尾根上の5つのクリュのヴァルテリーナ•スペリュールを全て見学して飲む!コレが私のライフワーク!」
Kさん「ヴァルテリーナだけに集中していくなら可能ですよ(笑)。そんな人いないでしょうが(笑)。」
変なところで盛り上がる(笑)。
Kさん!
お疲れ様でした!
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『ディヴィン』、モルドバのブランデーです
Feb 07, 2025 by weblogland |
『ディヴィン』、モルドバのブランデーです。10年オーク樽熟成したもの。
『ディヴィン』はコニャックと同様に、原料の白ワインを単式(シャラント)で2回蒸留した後最低で3年以上樽熟成させたもの。
じつは先日インポーターさんの試飲会で目をつけてました(笑)。こんなことを言ってはナンですが、モルドバはワイン産地としては途上ですからかなり真面目にワインは作ります(笑)。もちろんブランデーも然り(笑)。お買い得な良い物があるに違いない!私のアンテナ発動です(笑)。
勘は大当たり(笑)。
とても濃くて原料ワインの良さがあり、しかもプリミティブでなかなかよろしい(笑)。上等なフィーヌとかマールっぽくて浸れます(笑)。まぁ、コニャックほど綺麗ではありませんが(笑)、このレベルの物はこの価格帯にはありませんね。
500ml入りでお値段3500円税込でございます。
隅っこでコソコソ売ってますから、モルドバのブランデー何処?とお声かけくださいね(笑)。
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う~ん、しくじりました(笑)。
Feb 04, 2025 by weblogland |私「あのスペインの白ありますか?」
インポーターさん「お値段が特別価格でしたので完売しました。」
が~ん(笑)!
まぁ、こんなこともある(笑)。幾らお安くともちゃんと確認してからでないと仕入れはしないマスキューの掟(笑)。
ドンマイ!
さあ、次、次!
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ミューラー•グロースマンのビー•ナチュラルのご感想です!
Feb 03, 2025 by weblogland |
マスキューの長いお客様。狛江のKさんからメールいただきました。私の試飲会リポートで『店長!』と私に呼びかける方です(笑)。
私がハマってるミューラー•グロースマンのビー•ナチュラルのご感想です!
こんばんは、店長&奥様。
いつもお世話になっております。
今夜呑んでます、
Weingut Muller GrossMann
Muskat Ottonel
Be Natural22
感動してます😆
スクリューキャップは、いつもの赤白で無くて、シールと共に単一イエロー、拘りありますね。。
これはと思ったんで、久々にリーデルのリースリンググラスを引っ張りだしました。
オレンジの色味、自然派。。呑む前からテンション上がります、イエローな果実の香り、酸ばっちりですね。余韻長いし。呑むほどにテンション上がる白。そして個人的に一番重要なコトわ、後半に押し寄せる煉瓦の様なオリ。。
パリパリ美味しい。
昨今なかなかお目にかかれニャい。最高です、この白😚
う~ん。
Kさんやはり筋金入りのワイン•ラヴァーズですね(笑)。さすが鍛えられたワイン•エキスパート!
私、料理研究家のAさんがビー•ナチュラルをもっとも愛する方でその次は私と勝手に考えておりましたが(笑)、どうやら私は3番手に降格のようです(笑)。
残念ですが致し方なし!
Kさん、ありがとうございました!
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マスキュー試飲会から1週間経ちました
Feb 01, 2025 by weblogland |えへへ(笑)。
私が何を考えているか解りますか(笑)?
試飲会リポート最終章でご紹介した
❴限定品❵○ジュ・ド・レザン 2024年 ポール・ジロー微発泡葡萄ジュース フランス コニャック グラン•シャンパーニュ 750ml 2,380 円
税込

もうちょっとしか残っていないので最終点検です(笑)。
う~ん。爽やかなリンゴ酸。あとディテールがより明瞭になった感じですね。とてもヴァイタル。口の中に入れると突き進む突き進む(笑)。より甘さを感じない方向へ行っています。わりとサラッとしてますね(笑)。様々な割り物に使えそうです(笑)。
2023年もまだちょっとありますから比べてみると…。2023年は変わらず落ち着いてます。濃度感も2023年の方がねっとり。甘さも2023年の方が甘く感じます。濃密。ポール•ジローのコニャックをコレで割ったら大変なことになりそう(笑)。
そんなこんなでございました(笑)。
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コッリ・ボロニェージ・ピニョレットDOCG スプマンテ ブリュット プレステージ カンティーナ・ディ・カルピ イ
Feb 01, 2025 by weblogland |じんわり人気です(笑)。

今月のマスキュー試飲会のトップ•バッター。
以前のメイクと比べるとドライに感じ、和食系にぴったりとのことで試飲会に出しました(笑)。その後じわじわリピーターが…。
「マスキューさん!この前の泡ありますか?」
私「ございます(笑)。」
「私一人暮らしなので泡はあまり飲みませんが、このスプマンテはグッド(笑)。泡持ちがとても良い。ですから2日に亘って楽しみました(笑)。初日はグラタン!昨日は揚げ出し豆腐!今日買う分は週末用です(笑)。」
「今、梅の花が咲き始めて春を感じますね(笑)。」
私「早咲きの梅は心華やぎますよね(笑)。」
「そういう時はこのスプマンテが
ユースフル(笑)。気持ちも華やぐし良いですね(笑)。湯葉に合わせようと思いましたが、ちょうどフキノトウが手に入ったのでフキノトウの天ぷらに合わせました。美味しかったぁ(笑)。」
私「うわっ!美味しそうですね~(笑)。」
「マスキューさん!あの泡、柚子なんかにぴったりですね(笑)。和食系には何でもオッケーかな(笑)。菜の花の漬物なんかに合わせたい。早く菜の花出てこないかな(笑)。」
私「菜の花の胡麻味噌漬!涎が出ちゃいました(笑)。」
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個人的に泣ける美味しさのワインです
Jan 30, 2025 by weblogland |●『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポ』 N.V. マルティルデ イタリア ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml 4525円税込

私にとっては個人的に泣ける美味しさのワインです(笑)。
じつは先日のマスキュー試飲会で在庫が1本きりとなり大焦り(笑)。もちろんポーカーフェイスで『皆さんもお好きみたいで良かった。』なんて言ってましたが、内心はビクビク(笑)。インポーターさんの在庫が切れていたら奈落の底に真っ逆さま(笑)。あ~、良かった!
あと、ロシニョール•フェブリエのブルゴーニュ•ルージュ2022年は予想通り完売しました。1ケースしか無かったので残念ながら完売。それから限定品ではありましたがチリのコースタル•ブレンドの赤•白ともに完売しました。暮れからのロングセラーの限定品でしたが(笑)、さすがに玉がつきました。
そんなこんなで、特別価格の限定品が何処かに落ちていないかな(笑)?物色中でございます!
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あの女性のラベルの白まだありますか?
Jan 30, 2025 by weblogland |
私「ございます。たしか先日の試飲会で買われましたよね(笑)。」
「そう(笑)。土曜日から月曜日にかけて飲んだんですが(笑)、とても良かった(笑)。」
私「ありがとうございました!じっくり飲むと良さが理解出来ますよね(笑)。」
「試飲会では美味しくて飲みやすかった印象が先(笑)。でも、ゆっくり飲むと凄くキメが細かいことに気がつきました。しかも緩くない。」
私「渾身のワインだと思いますが、ゆっくり飲まないと渾身さが伝わりにくい(笑)。ついつい、美味しい、美味しいと飲んで終わっちゃう(笑)。」
「一滴一滴が旨いんですよ(笑)。そうそう、澱まで美味しかった(笑)。」
私「時間が経つと華やかさは落ち着きますが、旨味、それも日本人好みの出汁みたいな深みが出ます(笑)。」
「あんなに和風になるとは想像つきませんでしたよ(笑)。まだありますか?」
私「ございます(笑)!」
❴限定品❵○マスカット・オットネル ビー・ナチュラル 2022年 ミューラー・グロースマン 750ml 2687円税込
本領発揮の巻でございました(笑)。
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来月の試飲会に向けてのサンプルが来ました(笑)!
Jan 29, 2025 by weblogland |そして今日は別のインポーターさんの試飲会。月末ですが一挙に3件と試飲会が続きました(笑)。今日はたぶん60本ほどかな?まあ、ちゃっちゃっとティスティングして取り寄せるサンプルがあればラッキー(笑)。ここ最近は特に低価格帯のワインにSO2以外の添加物が入っているワインが増えたので、まずはバックラベルのチェックから始めます。そうすれば余分なティスティングをしないで済みますから効率的(笑)。
でもですね(笑)、取り寄せるサンプルすら無いと落ち込むんですよね(笑)。
さあ、今日はどんなんかな(笑)?
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桝久 試飲会リポート 最終章(笑)
Jan 28, 2025 by weblogland |❴限定品❵○ジュ・ド・レザン 2024年 ポール・ジロー微発泡葡萄ジュース フランス コニャック グラン•シャンパーニュ 750ml 2,380 円
税込
「よーやく来ましたかぁ(笑)。毎年楽しみなんですよ(笑)。」
「そうそう(笑)、いつもはだいたいクリスマス前ですよね。」
「たまに無し!なんてこともあるのが逆に信頼出来る(笑)。遅れるのもやむなし(笑)。」
「そういえばちょっとしか来ない時もあったかな(笑)。」
私「そーなんです。ありがとうございます!今回は通例より2ヶ月近く遅い販売となりました。」
「収穫が遅れたのでしたっけ?」
私「あと戦争等の影響で物流が遅延したことが重なったようです。」
「収穫が遅れると言うことは糖度が上がらなかったから、上がるまで収穫を遅らせたということかな?」
「日本でも今年はミカンが甘くないよね。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「おっ!フレッシュで甘~い(笑)!」
「安心のジュ•ド•レザンだね(笑)。」
「とても甘くてハニー、紅茶…、リンゴ…、焼きリンゴの香り(笑)。」
「この甘さを達成するのに2ヶ月収穫が遅れたのかぁ(笑)。」
「収穫が遅れるとどうなるのですか?」
家内「まず、得られるぶどう果汁は減ります(笑)。あとさらなる天候のリスクが増します。」
「そうだ!ヨーロッパって秋に雨がかなり降るんだよね。」
「雨にさらされると悲惨なことになっていたかも?」
私「あと、収穫が遅れると葡萄の酸が減ります。ですからもともと酸の無い葡萄の収穫を遅らせることはリスクが高まります。あとでインポーターさんに2024年の収穫日を確認してみますね(笑)。」
私「じつは、2023年のジュ•ド•レザンが1本だけ隠しておりまして(笑)、2024年と比べてみましょう(笑)!」
「おっ!色合いは2023年の方がちょっと濃いかな(笑)?」
「どれどれ(笑)、う~ん。2023年の方が甘くない。」
「あれ?不思議(笑)。2024年飲んだ後に2023年を飲むと甘く感じない。」
「2024年はフレッシュな甘さ…、2023年は旨味の甘さ?深い甘さなのかな?」
「甘さの質が違う?」
「じっくり飲むと2023年の方が甘く感じるんだけど…、私だけかな(笑)?」
家内「そんなことはありません!旨味の甘さは2023年の方がより強いと思います(笑)。」
「フレッシュな甘さと旨味の甘さの違いかな(笑)。」
「2023年も甘いんだけど、熟成した酸の甘みがあって、それが2024のフレッシュな果糖の甘みを下回るってことかな(笑)。」
家内「あと、2023年は抜栓後更に色が濃くなってきます(笑)。」
私「比べると2023年の方が熟成が進んでるように感じますよね。たしか2023年の到着時の印象は近年になくエレガントでした。もちろんフレッシュにはフレッシュでしたが…。まだ旨味の甘さは出ていなかったよつな気がします。」
家内「2023年はとてもエレガントで、逆に驚いた記憶があります。強すぎず、お子さんに飲ませても大丈夫だと記憶してます。」
「へぇー、よく憶えてますね(笑)!」
私「昨日の晩御飯何を食べたか覚えていませんが(笑)、ワインだけは不思議と憶えています(大爆笑)。ま、仕事ですから(笑)。」
家内「昨日の晩御飯くらいは憶えていて欲しいのですが(笑)。」
私「あ痛たた!」
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桝久 試飲会リポート 後半
Jan 27, 2025 by weblogland |●『ギーロ・ロッソ・ディンヴェルノ』 2010年 マルティルデ フランス ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml 3771円税込
「あ~、凄い香り、熟成香?シェリーやマディラ?」
「強い香りですなぁ。熟成香や果実の香り…、巨大で複雑(笑)。」
「口の中に入れると涎が止まらない(笑)!」
「リキュール飲んでるみたい(笑)。」
「渦巻いてる(笑)。」
「赤黒いチェリーやベリーの香り。小粒でみっちり(笑)。」
私「高級椎茸のドンコの戻し汁を煮詰めたみたいですよね(笑)。」
「山のワインのイメージかな(笑)。」
家内「私はボルチーニ茸と言いたい(笑)。」
「タンニンの量と旨味の量が物凄い。しかも高度にバランスが取れている。渾身ですね(笑)。」
「色もロス•コンドスと比べると抜けてはいるけど…、ちょっとグラスの縁は煉瓦色。」
「2010年ですかぁ、15年経っている。」
家内「バリックで2∼3年熟成させてからボトリングですから、12年瓶熟成を経てリリースですね。コルクを見ると古くないので出荷前にリコルクしてますね(笑)。」
「あっ、本当だ。コルクがあまりワインを吸っていない。」
「ということは?まだ先々がある?もうこれで終わり?」
私「少なくとも一度目のピークは過ぎています。多分マルティルデはこのワインが古酒になるだろうし、それを飲んで欲しい意図があるように思います。」
家内「澱の量も物凄い。湯葉みたいになってます。美味しくなかったでした(笑)。」
私「デキャンタした方が良いかもしれません。」
「このワインは先々どうなるんですか?」
私「タンニンが削ぎ落ちて色は薄ピンクになり、熟成香は枯れ葉のような香りになり相まって果実味は香りとなって放出されます。酸味は旨味となって纏まり舌の上を転がる。かな?」
「何時頃?」
私「解りません(笑)。見てきたように言ってスミマセン。経験的な想像ですのでお許しを!」
家内「実際開けて3日ほど経つと液体に透明感が出てきます。熟成香も気にならなくなる。コレはホントです(笑)。これから古酒に向かうような気がします。」
「コレ昨日の抜栓ですかぁ。カカオ100%を超えるような…(笑)。」
家内「シェリーのオロロソみたいな(笑)。黒トリュフの香りもたまりません(笑)。」
「甘さ…、糖分ではなくて。黒糖…、リコリス、
凄いね(笑)。」
「コレ、ワインと言うよりソースだね(笑)。」
「ワインって質によって飲み方が変わりますよね。例えば皆でワイワイガヤガヤ飲んだり(笑)。このワインは一人でじっくり向き合いたいな(笑)。」
「合わせる料理は?すっと思い浮かばない(笑)。きっと臭い系の肉かな(笑)?」
私「干し肉?」
「血を使ったような食材…。」
「血入りのソーセージル?」
「ジビエは間違いないかな(笑)?」
「ウォシュ系のチーズ…、シェーブルも良いかな(笑)?」
「マスキューさん以前扱っていたマルティルデの『ザッフォ2017年』、アレも同じクロアティーナ(ボナルダ)種ですよね。コレとはスタイル違いますよね(笑)。」
私「意図が違いますよね(笑)。ある意味別物みたいですよね(笑)。」
家内「『ザッフォ2017年』は完全に一度目のピークでリリースされてますね(笑)。」
「と言うことは『ザッフォ2017年』も時間が経つとこうなる?」
私「どうでしょう?中身の密度感はこっちの方が上のように思います…。」
家内「マルティルデってブランドを変えることが多いです。早飲みのクロアティーナも別のキュヴェとしてリリースしてます。チャレンジ、チャレンジの連続ですね。」
「変にブランドに固執しないですよね(笑)。好きに作ってる感(笑)。」
私「もともとミラノのIBMに勤めていたそうです。週末を過ごす別荘として購入してから農業•ワインにハマったようです(笑)。好きなワインを作りたい!意思がありますよね(笑)。」
「IBMから農業かぁ。結びつかない(笑)。だってIBMってInternational Business Machines Corporationの略ですもんね(笑)。」
私「日本で言うとオービックかな(笑)?」←トンチンカンでスミマセン!
「ところでラベルの寝ているオジサンは誰かな?」
私「マルティルデのラベルは奥さんが描いてますから、多分旦那さんかな(笑)?」
「旦那の顔を奥さんが愛情持って描くのだったら解る(笑)。」
私「そ~ですよね。ちょっと見小汚いオジサンですもんね(大爆笑)。」
●『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポ』 N.V. マルティルデ イタリア ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml 4525円税込
私「このバルベーラはワイナリーの中の一番古くて良い区画のバルベーラだけで作られています。取れる葡萄が少ないので2014年と2015年のワインを混ぜて作られています。それ故ノン•ヴィンテージでのリリースとなっています。」
「あ~、旨い!」
「言葉を失う!」
「このラベルの猫、家の猫にそっくり(笑)。だから買います(笑)!」
「マスキューさん曰くの『非の打ち所がない』って意味が解りましたよ(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。そーなんです(笑)。」
「旨味たっぷり、雑味もない。柔らかでしなやかで…、邪魔するものがない。高貴。」
「ブログに書いてあったけど、『これ以上の物を求めるとバチが当たる』ね(笑)。」
「超高級なピノ・ノワールを飲んでるみたい(笑)。」
「こんなバルベーラあるんだぁ!」
「バルベーラがこうなるとは!絶句だよね(笑)。」
「マスキューさん!前の試飲会で出たカルピニのバルベーラと似てますよね(笑)。カルピニの方がもっとピノ・ノワール的だったかな(笑)。」
私「カルピニのバルベーラとマルティルデのバルベーラ、ともに飲んだ時涙が出ました(笑)。こんなバルベーラを探してたんですよ(笑)。」
「バローロのモンテツェモロのバルベーラでしたっけ(笑)。」
「ピノ・ノワール的ですよね(笑)。」
私「薔薇の香りしますよね(笑)。」
「うんうん。中からじんわり出てくる。」
私「重心は低いかな。」
「薔薇『サムライ8号』の香に似ている!」←クローバーのお兄さんことMさん。
私「Mさん、薔薇もお詳しいんですね!」
「とても重厚な香りの品種で、個人的にも好きなんですよ(笑)。結婚記念日に毎年1本ずつ増やして家内にプレゼントしてます(笑)。」
カッコ良い!
一同驚嘆(笑)!
私「私がそんなことしたら家内は心配しちゃいそうですよ(大爆笑)。」
さて、ここで問題です(笑)。
一つ前のクロアティーナ(ボナルダ)2010年はアルコール分が14.5%でしたが、このバルベーラのアルコール分はいかほどでしょうか?
「どう考えてもバルベーラの方が低い!13%?」
「13.5%くらいかな?」
「それなら私は12%で勝負(笑)!」
私「正解はなんと15%です。もちろん私も外しました(笑)。」
「え~、そんなに高いとは…」
「絶句(笑)!」
「バルベーラの方が全然アルコリックではないですよ。クロアティーナの方はパワー全開…丸出し(笑)。」
「折り合いが良いってことですか…。」
私「左様かと。」
「参ったなあ。どういうこと?」
私「調べるとクロアティーナの方は総酸が5g/lちょっと。バルベーラは6g/lを超えていました。これ故かと。」
「酸って大事なんだ…。酸っぱさだけではないんだよね。」
「うんうん。たしかに旨味の酸味の量はバルベーラの方が多くても不思議じゃないよね(笑)。」
私「はい!そーなんです。ティスティングで見落としました(笑)。クロアティーナの膨大なタンニンと甘さに騙されました。←ちょっと意味が違うかな(笑)。」
でもですね(笑)、翌日の夕方4時過ぎに同じ問題を出しますと様相一変!
「バルベーラの方が強い!クロアティーナが14.5%かぁ。でもそれ以上?」
「16%、そんな馬鹿な(笑)!」
「じゃあ、私は15%!」
私「アルコール度数の理論値は15%が限界ですが(笑)、正解は15%です。」
「やはりバルベーラの方が強いんだ!」
家内「今翌日土曜日の午後4時過ぎ、昨日金曜日の午後5時に抜栓してからさっきまで、皆さんバルベーラの方がアルコール分が低いと判断されてました(笑)。」
私「今飲むとバルベーラの旨味がパワフルになってきています。これはこれで凄い(笑)。驚きです。」
「へぇー!そーなんですかぁ。う~ん、たしかにバルベーラ、凄みがある。」
「うんうん、凄く美味しいし巨大な感じ。」
「透明感があってしかもケタ外れに強い。」
「暴力的ではなくて、とても強靭(笑)。エレガントでありながら、なんでこんなに強い不思議(笑)。」
「マスキューさん!ちょっとこんがらかってきました(笑)。このバルベーラとクロアティーナはどちらが長命なのですか?」
家内「クロアティーナの方が長期に熟成し、果に古酒になると思います。バルベーラは今がピークでここ2∼3年で飲むべきだと思います。」
「でも実際はバルベーラの方が酸があって強いですよね?」
家内「熟成が早いというバルベーラの品種特性だと思います。」
「なるほど品種特性ですか。」
私「バルベーラの方はコルクがDIAM10です。打栓したのが2017∼18年ですからあと2∼3年がその範疇だと思います。生産者は解っているかと(笑)。」
更に試飲会リポートは続きます(笑)。
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桝久 試飲会リポート 前半
Jan 26, 2025 by weblogland |昨日、一昨日とお寒い中ご来店ありがとうございました!
☆コッリ・ボロニェージ・ピニョレットDOCG スプマンテ ブリュット プレステージ カンティーナ・ディ・カルピ イタリア エミリア・ロマーニャ 発泡性 白 750ml 2074円税込
「あれ?マスキューさん、この泡DOCGですよ(笑)!」
「高級ワイン(笑)?2000円くらいでもDOCGの高級品あるのかな(笑)?」
「イタリアの何処のワインですか?」
家内「イタリア、エミリア・ロマーニャのモデナ丘陵辺りを生産の拠点とする協同組合です。ランブルスコで有名。」
「美食の地ですね(笑)。」
「な•ま•ハ•ム!パルマの生ハム(笑)!」
「プロシュート!世界3大生ハム(笑)。」
家内「このピニョレット種を使ったスプマンテは特にDOCG指定されています。現地てはピニョレット種は珍重されているようです。」
「マスキューさん!以前夏にコレ試飲会で出しましたよね(笑)。」
私「はい(笑)。バレましたね(笑)。あの時の印象はハチミツ•レモン(笑)。」
「思い出した!ハチミツ•レモン。清涼感があって美味しかった(笑)。でも、なんでまた?」
私「今回のメイクは前回よりもドライに仕上がっています。まっ、まっ、お試しを!」
「あっ、ホント…、ドライ…辛口ですよ!」
「柑橘と旨味、それがドライに仕上っていて良いですね(笑)。」
私「以前のメイクのワインは残糖分が14g/l
コレはどう考えても9g/lくらいだと思います。あとでインポーターさんに確認してみますね。」
「しっとりしてる(笑)。食べ物に合わせやすそうですね。」
「うんうん。食事向きですね(笑)。和食に合いそう(笑)。」
私「鍋+ポン酢醤油で完璧かと(笑)。」
「鉄板ですね~(笑)。」
「白菜!ポン酢醤油はもちろんなのですが、ワインの旨味が白菜などの野菜の旨味に同調してますよ(笑)。」
「旨味が和風ですよね(笑)。柚子っぽい。甘さ加減がちょうど良いし、すべての塩梅が良い(笑)
。」
私「あとガス圧もしっかりしています。コレも以前のメイクより強めに感じます。翌日までちゃんとガスは残っています。」
「シャンパンみたいな熟成香はしないけど、フレッシュでピュアに感じますよね。とてもクリーン。」
❴限定品❵○マスカット・オットネル ビー・ナチュラル 2022年 ミューラー・グロースマン 750ml 2687円税込
「うわぁ~、ライチの香り!」
「ゲヴュルツトラミネールみたいですよ(笑)。」
「うんうん、たしかにゲヴュルツトラミネールみたいな香りなんだけど…、アレ?飲むととてもドライ(笑)。全然甘くない。」
「ゲヴュルツトラミネールってもっとドロドロしてるけど(笑)、コレ割とサラッとしてる。」
「これだけ香りが強いと液体もそれなりに濃い印象があるんだけど(笑)、このワインの有り様は違いますよね。」
家内「涼しげですよね(笑)。」
私「ちなみにアルコール分は12%ですから冷涼な産地のワインです。やはりオーストリアですね(笑)。」
「しっとりしていて優しい。品の良い女性的な味わい。」
私「実際に作っているのはラベルの女性です(笑)。」
「でもさあ、自分の顔をラベル•デザインにする意識は日本人には無いですよね(笑)。」
「なかなか出来ないこと(笑)。自意識が違う(笑)
。」
「でもさあ、味わいは品があって…、旨味も品がある(笑)。好きだなぁ(笑)。」
家内「わりとスパイシーでもありますよね。カレーなんか合うはず!」
「シーフード•カレー!」
「カレー•スープ!出汁をたっぷりとったヤツ(笑)。」
「トロピカルですよね。ココナッツ…、バナナのニュアンスもある。バナナ•チップ食べながらコレ飲んだら止まらなくなりそう(笑)。」
「日本酒的な旨味がありますよね(笑)。
「しっとり優しいハニーさ。とてもエキゾチックでフローラル(笑)。ワイン上級者の女子にはウケるだろうなぁ(笑)。」
「ボタニカルでもあるかな。かなり複雑ですよね。しかも隠れた強さも感じる。決してデイリーな軽いワインではない(笑)。スイスイ飲めるんだけど(笑)。」
「凄く飲みやすいんですよね(笑)。そこに罠がある(笑)。」
「味わいに様々な顔があるね(笑)。」
家内「澱引きもしていませんから澱が多いですが、澱も美味しいですよ(笑)。」
「結構濁ってる(笑)。でも味の内(笑)。」
「葡萄を丸かじりしたような自然な味わい。それもエッセンスにもろに向き合うかのよう(笑)。」
私「生産者のマリーさん渾身の無添加ワインです。きっとこんなワインを作りたかったのだと思います(笑)。」
家内「オーストリアやポーランドはビォ•ディナミ農法の発祥の地。自然への意識が高いです。」
「シュタイナーですね(笑)。」
私「さすが!よくご存知で!」
「最近のマスキューさんのチョイスって旨味がしっかりあってバランスの良いワインが多いですよね(笑)。」
私「バレバレ(笑)!」
「ブログで書いてあったヤバいワインってコレですか(笑)?」
「数が足りなくなりそうなんでしたっけ?」
私「このワインはノーマークだったらしく、インポーターさんの在庫調整品となりました。ですからシメシメと思っていきなり飛びつきませんでした(笑)。そうしてるうちにいきなりセール中止(笑)。コレは焦りました(笑)。」
家内「前は3500円超えて売ってましたから、この価格なら売れないはずがない(笑)。」
「クオリティー高いですよね(笑)。」
●ロス・コンデス 赤 2023年 ラモン・ロケッタ スペイン カタルーニャD.O. 赤 750ml
1130円税込
私「個性的なオーストリアの白と、このあとの強烈なイタリアの赤をつなぐ橋渡しの赤でございます(笑)。」
「コレ、白もありましたよね。赤白ともに美味しいんだよね(笑)。沢山飲んでるなぁ(笑)。」
「そうそう。普通に美味しい(笑)。飲みやすいんだよね(笑)。」
私「何を飲むか思い浮かばない時に、『じゃあロス•コンドスにしようかな。』ってなっちゃう(笑)。」
「この価格でちゃんとテンプラリーニョの味がするんだよね(笑)。まあ、モダンなスタイルなんだけどね(笑)。悪くない(笑)。」
家内「生産者のラモン•ロケッタはカタルーニャを本拠の大手ワイナリーですが、畑はカタルーニャ中心の自社畑にこだわります。ですから低価格帯のワインもちゃんとしています(笑)。」
「そうそう、『悪くない。』これ大事なんだよね(笑)。安かろうのワインではないんだよね(笑)
。」
「赤い小粒のベリー…、フランボワーズなんかの香り。」
「テンプラリーニョらしい明るさがある(笑)。」
「ハイビスカスみたいな…、それにココアみたいな香りもする。ワインとしての構成がちゃんとしてる(笑)。」
私「今回は2023年と出来たてですが、翌日になるととても良くなります。特に香りが明瞭になります(笑)。」
「赤い小粒のベリーの酸っぱい感じが好きだなぁ(笑)。」
「マスキューさん、最近ワイン高いじゃないですか。特に安くて美味しいワインが見当たらない。この先どうなるんでしょうね。」
「そりゃ安いワインもあるけど、ビタミンCやらなんやら添加物多い。どうなんですか?」
私「ビタミンCは幅広く使われる食品添加物です。食品以外にも使われます。私の毎朝のルーティンのビタミンC入りのお肌の栄養水にはたっぷり入ってます。お陰でお肌すべすべです(笑)。」
「なんなんだぁ(笑)!」
私「そんなんだぁ∼、でございます(笑)。」
私「大量にしかも安価なワインを作るには、薄いワインを補助したり、早く製品化するために工程を短くする傾向。まあ、そのために様々なことを行ったりします。その一環かと。毒ではありませんが、購入の際にバッグラベルを確認してSO2以外の添加物が入っているワインは避けたほうがよろしいかと。成分調整した加工ワインです。」
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マスキューのお客様、恐るべし(笑)!
Jan 25, 2025 by weblogland |今日は土曜日の10時過ぎ、11時から試飲会は始まりますから昨日売れた分の補充です(笑)。
しかしマスキューのお客様の嗅覚は一流ですね(笑)。もちろんブログはチェックされてるようですが、ピン•ポイントで良いところを突いてこられます(笑)。
特に売り切れの恐れがあるアイテムは見逃してくれません。ありがとうございます(笑)!
サブリミナルでこっそり売っているロシニョール•フェブリエのブルゴーニュ•ルージュ2022年。半分無くなりました。
う~ん、予想はしてましたが、しょうがない!
どうしてもお入り用のお客様はお電話くださればとっておきます…、とっておければイイのですが…。
あ~、スミマセン!
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Jan 24, 2025 by weblogland |

今、金曜日の午後。試飲会の準備でグラス洗いしてます(笑)。
じつは手配が追いつかず足りなくなる恐れがあったアレは
❴限定品❵○マスカット・オットネル ビー・ナチュラル 2022年 ミューラー・グロースマン 750ml 2687円税込
以前マスキュー試飲会で出した時、当日完売しました。今回あの時と比べかなりお安くなっておりますからインポーターさんの在庫を注意しておりました。が、思わぬセール終了のお知らせ。
え~!
ここはむやみに感情に訴えてもダメ。もちろん『困ったなぁ』は連発(笑)。一方インポーターさんが売ってほしいものに協力(笑)。
結果、『いつも試飲会でお世話になっておりますから協力いたします!』
アメとムチと泣き落とし作戦成功(笑)!
あ~、良かったぁ!
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さあ、明日は試飲会です(笑)!
Jan 23, 2025 by weblogland |家内「あれ?ロシニョール•フェブリエのブルゴーニュ何処に並べたの?」
私「サブリミナル、サブリミナル(笑)。」
家内「あっ、なんだそこかぁ(笑)。ホントはラインナップに入れたかったんだけどね…。」
私「ラインナップに入れたら金曜日のうちに無くなる(笑)。だって値段がおじさんのピノ・ノワールと変わらないもんね(笑)。」
家内「中身はヴォルネイだしね。」
私「まだちょっと硬いけど、夏頃には調子出てくると思うよ(笑)。あと、アレがヤバイ(笑)。追加頼んだら、『もうセールは終わり』って断られた。」
家内「それまずい!」
私「泣きを入れたら、なんとか1ケースだけ追加してくれたよ(笑)。もう売れ始めているし…。せめて試飲会の最中の売り切れは避けたい。」
家内「じゃあ、内緒にしておかないと!」
私「了解!では試飲会に来て『ヤバイのどれ?』って聞いてくれたお客様には教えよう!」←なんのこっちゃ!
家内「あと、カウンターの上にはスペインのロシャレルの赤と白を並べたから、これで準備完了かな(笑)。」
私「カウンターの上に並んだロシャレルのワインは移動攻撃と言うことで…(笑)。」
家内「サブリミナルに移動攻撃かぁ(笑)。スティルスが無いじゃん(笑)!」


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インポーターさんの試飲会に行きました。
Jan 22, 2025 by weblogland |両方とも60アイテムほどなので楽(笑)。大して疲れることなく集中出来ますから体力的には楽です(笑)。コレが200アイテムも出るような大々的な試飲会だと、まず人波に負ける(笑)。空いていれば集中しながら良いスピードで回れますが、人波をかき分けるとなるとダメ。人混みの中ワインの前に立って話しながら試飲されると困ります。かと言って、そんなことで目くじら立てるのもめんどくさい(笑)。ですから大々的な試飲会や人が集まる試飲会は行きません(笑)。今回程度、もしくは有料の試飲会だと行く気になります(笑)。インポーターさんにオススメのワインを聞いてサンプルとして取り寄せた方が確実です(笑)。この時相手に『つまらないワインを勧めたら承知しないぞ!』と無言のプレッシャを与えることは言うまでもない(笑)。扱
いを決定する場合はどっちみち丸1本飲む必要がありますからね(笑)。
たまに東京に行くとちょっと疲れますね(笑)。
あ、来週また試飲会がありました(笑)。
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試飲会のラインナップ並びました!
Jan 21, 2025 by weblogland |今月末1月の24日(金)、25日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

月曜日にこうして並び終えると精神的に楽(笑)。並び終えるのが木曜日なんてギリギリだとちょっと辛い(笑)。まあ、余裕こいてる訳ではありませんが(笑)。とにかくホッと一息です。
う~ん、向かって右から2番目のミューラー•グロースマンのビー•ナチュラル、背が高い上にラベル•デザインは女性の顔。目立ちますね。ご本人の顔ですから文句も言えません(笑)。あと、瓶の背が高すぎて棚に入らない!コレもマスキューの性ですから文句は言えない(笑)。更に今回このワインは安過ぎる!1000円近くの値引きです。コレも嬉しいから文句言えませんね(笑)。
そうそう、まだサブリミナルは決まっていません。家内と明日作戦会議を開いて決めましょう(笑)!
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ロシニョル・フェヴリエのブルゴーニュ•ルージュ2022年の特別価格販売品
Jan 21, 2025 by weblogland |
マスキューの大定番のロシニョル・フェヴリエのブルゴーニュ•ルージュ2022年の特別価格販売品となります。
じつは、今月のマスキュー試飲会の目玉にしようとそれなりの数を発注したのですが、割り当てになり試飲会を賄う数が入ってきませんでした。残念!
2021年ヴィンテージが4525円税込で売っていますから、かなりのお買い得ブルゴーニュとして売れると欲をこきましたが失敗(笑)。それ故棚に並べてこっそり売ることになりました(笑)。
これはヴォルネイの若木から作られた葡萄を古樽で熟成しています。早く飲めるように全体の10%のみ除梗しないで発酵しています。それでも2022年ヴィンテージは2021年よりも手強い(笑)。ワイン自体の強さを感じる出来栄え。アルコール分は12.5%と2021年と同じですがより酸がある感じです。今年2025年の夏ごろに調子が出てくるかと(笑)。
それまで待てる方はお見逃しないように、多分この価格はもうあり得ません。1ケースのみのご提供となりますのでお見逃しなく!
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今月末1月24日(金)、25日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
Jan 18, 2025 by weblogland |お時間はいつも通り
1月24日(金)、17∼20時
25日(土)、11∼20時
ちょっと寒いですが、心温まるワインがお待ちしております(笑)。

☆コッリ・ボロニェージ・ピニョレット スプマンテ ブリュット プレステージ カンティーナ・ディ・カルピ イタリア エミリア・ロマーニャ 発泡性 白 750ml 2074円税込
鍋に合うんですよね(笑)。
インポーターさん資料より
カンティーナ・ディ・カルピ・エ・ソルバーラは1903年に創設されました。創設以来100年以上というたいへん長い歴史に支えられたイタリア・モデナ県にある生産者協同組合です。カルピ協同組合とソルバーラ協同組合とが合併し、組合員は約1,600名、所有する畑の面積は2,300haと、かなり大規模な生産者協同組合となっています。
ソルバーラやサラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ、グラスパロッサなどのDOCの畑があり、ワインにも畑の特徴が表現されていますが、おもにランブルスコを多く生産しています。さらに近年は、グレケット・ジョンティーレ(=ピニョレット)で造るコッリ・ボロニェージ・クラッシコ・ピニョレットDOCGの存在も注目されています。
創業以来の長い間、そのこだわりは品質に焦点を当てられているため、畑の面積と比較して瓶詰されているワインの生産量は決して多くありません。丹念に吟味して厳選された葡萄を使用し、年による差がつかないよう常に上質なワインを生産するべく注力しています。ガンベロロッソ誌でも称賛され、近年は必ず名が挙げられる生産者です。
コッリ・ボロニェージ・ピニョレットD.O.C.G.は2010年に昇格。
ボローニャ県とモデナ県にまたがるいわゆるボローニャの丘陵部でピニョレット種を使って造られるスプマンテです。
平たく言えば(笑)、もともと沢山の種類のワインを造っているコッリ・ボロニェージD.O.C.の中でピニョレット種を95%以上使った優良な生産地域のものを分離してD.O.C.G.にした訳です。
これはガス圧3.5気圧、残糖分は14g/L。この塩梅がミソ(笑)。とにかく決め細かな泡(笑)。舌触りが優しく食べ物の味を壊さない。わざわざ瓶内発酵・熟成する必要がないのです。発想の転換なのです(笑)。何も5気圧にする必要性はないのです。
あと、ともすれば甘く感じるほどの残糖分の量なのですが、甘さが気にならない。もともとの酸がしっかりある証拠。原料ワインの質の高さ故です。
シャンパン方式で辛口に造るより、低価格でデイリーなものを造ろうとする意図が伝わってきます(笑)。
それもこれも原料ワインの良さがあってこそ。ピニョレット自体はそれほど香り立つアロマチックな品種ではありません。白い花や柑橘類の香りは心地良いのですが、リンゴの味わいが旨みのしっとりさに包まれる上品なスタイル。香りの抜けの良さ、広がりの美しさも身上ですね(笑)。時間が経つと青い茎のような植物のニュアンス 上品なハニーさはピニョレットらしいほろ苦い後味に とても自然な味わいの流れがあります。
まさに食事のためのスプマンテなのです。知り尽くした者ならではのワイン。生産者の意志と力量が伝わってきます。
❴限定品❵○マスカット・オットネル ビー・ナチュラル 2022年 ミューラー・グロースマン 750ml 2687円税込
このワインかつて試飲会でお出しした折、あっという間に完売したもの(笑)。それ以来マスキューではこっそりと売っておりました(笑)。
でもですね(笑)、今回インポーターさんの在庫調整となり大特価にての販売となります!1000円近くお安くなっております(笑)。
私「おっ、色濃いですね(笑)。黄金色というよりべっ甲色(笑)。」
Kさん「澱引きしてないから濁ってる(笑)。」
家内「SO2も無添加のせいか若干泡がある。」
私「でもですね(笑)、イイ香り(笑)。マスカット系の甘~い香り。初めて飲んだ時の香り(笑)。しかもとても凝縮されている。」
Kさん「南フランス辺りのマスカット系のワインってアルコール分が高くてちょっと暴力的で直線的ですよね。このワインはそれがない(笑)。」
私「南フランスやイタリア等の暖かい国と比べると、ワイン作りの思想が違うかのようですよね(笑)。アルコール分は12%しかない(笑)。」
家内「前に飲んだ時より複雑ですね(笑)。ちょっと香木や香草…、薬草っぽさが出てます。」
私「一昨年2023年の12月のマスキュー試飲会がマスキューデビューでした。まあ、丸一年経ってワインが開いてきましたね(笑)。まあ、早飲みスタイルの無添加ワインですから、長熟ではありませんが。」
私「とても綺麗でエキゾチック。品が良く華麗(笑)。広がりの美しさは白眉ですね(笑)。」
Kさん「そうだ!昔家にあった置き薬 紙にくるんであったヤツ あの香りです(笑)!」
家内「とてもボタニカルですよね(笑)。いわゆるスパイスで作ったカレーでナンを食べながらこのワインを飲んだら美味しいでしょうね(笑)。」
そして翌日、翌々日になると
Kさん「一言で言うと『和のテイスト』です。
最初は香木の香りで仏壇を連想しますが(笑)柑橘類ではレモンやグレープフルーツでなく柚子のような香りです。」
更に更に丸6日
Kさん「一昨日飲み切りました。今週に入って少しパワーダウンした感じです。ナチュールワインは生き生きしていた時と比較して落ちて来たときは物悲しいイメージですね。最後の澱は凄く濁って凝縮感たっぷりでした。」
私「Kさんがリポートしてくれたよ(笑)。」
家内「きっとゆっくりフェイド・アウトするんだろうね(笑)。日本人好みだよね(笑)。」
私「澱美味しそうだなぁ(笑)。」
ありがとうございました、Kさん!
●ロス・コンデス 赤 2023年 ラモン・ロケッタ スペイン カタルーニャD.O. 赤 750ml
1130円税込
貴重なコスパの良いワインでございます。以前試飲会で2021年をご紹介しましたが、相変わらずの味わいでございます(笑)。相変わらず安くて旨い!
スペイン、カタロニアの赤。造り手は定評のあるラモン・ロケッタ。『ロス・コンデス』という銘柄なのですが、日本の某有名スペイン・レストラン専用のものです(笑)。テンプラリーニョ100%の直球勝負(笑)。ベリー系の赤い果実がとてもフレッシュでチャーミング。杏子やプラム等の中粒の赤い果実のニュアンスです。
某レストランのハウス・ワインとして扱うだけあって、誰が飲んでも文句は出ない安全運転な味わい(笑)。フレンドリーな味わいはいかにもスペイン(笑)。明るくて健全、ちょっとワインを知ってるかたなら『テンプラリーニョって良いよね(笑)。』と言うはず!
マスキューはラモン・ロケッタのファンでして(笑)、特にシャルドネとマカベオ半々の白が大好き(笑)。オリジナリティーと品質の高さに魅了されておりました(笑)。
これは赤、ワイン価格が高騰する昨今、美味しいデイリーな味わいは貴重でございます(笑)。そんなこんなで今回マスキュー試飲会で満を持してのデビューとなりました(笑)。
リリースしたばかりなのですが、すぐに全開(笑)。当初はとても軽く感じますが、時間の経過とともに本来的な質感が増します。タンニンをしっかり感じられますから、やはりもともとの良さがあります。
ラモン・ロケッタはバルセロナが本拠地ですが、それだけでは足りず(笑)カタルーニャに広く畑を所有しております。それゆえかこのワインはカタルーニャD.O.となっております。ただしそれは自社畑にこだわるからです。大きくなればなるほどネゴス色が強くなるワイン業界ですが(笑)、あくまで自社畑にこだわる理由が飲むと解るのです。単なる買い酒の安物ワインとは違うのです(笑)。
●『ギーロ・ロッソ・ディンヴェルノ』 2010年 マルティルデ フランス ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml 3771円税込
凄いですよ。澱の量も凄いですが(笑)。
キュヴェ名『ギーロ・ロッソ・ディンヴェルノ』は『冬眠中のアカヤマネ』ヤマネはネズミに似た哺乳類のようです。とても可愛い(笑)。日本では『ニホンヤマネ』のみが棲息しているとか。
良作年の特別な畑の樹齢の古いクロアティーナを手摘み収穫、選果後ステンレスタンクで野生酵母による自然発酵。
マロラクティック発酵もステンレスタンクで行い、2~3年物のバリックに移し熟成。
熟成期間はヴィンテージごとの特性や使用するバリックの経年数に合わせ最低2年以上。その後長い瓶熟成を経てリリース。おそらく十年ほどかと。
ワインの作りはトップ•キュヴェのバルベーラ100%の『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポN.V.』と同じですね(笑)。かつての『ザッフォ2017年』は2500リットルの大樽で24ヶ月以上熟成していましたが、コレはバリック。意見の別れるところではありますが、マルティルデらしく別ジャンルのクロアティーナとして考えるべきかと(笑)。多分彼らが作る最良のクロアティーナなのでしょう。
さて、裏ティスティングのはじまりはじまり~!
私「うわっ!熟成香…還元臭、と旨味が物凄いことになってる!特に旨味。椎茸のドンコの旨味を煮詰めたような(笑)。」
家内「ボルチーニ茸!」
Kさん「ボルチーニ茸…、良いですねぇ(笑)。深い山奥を連想しますね(笑)。コレ2010年かぁ。あとどれほど持つのか?20∼30年のスパン?」
家内「うわっ!あまっいー(笑)!カラメル…、黒糖…、リコリス。バルベーラとは違った甘さ。あと赤い小粒の果実味が出てくる(笑)。う~ん…、リンゴ、サクランボ。」
私「圧巻ですね(笑)。ボナルダを代表するワインと言えそうですね(笑)。巨大だよね(笑)。グレート•ワイン!」
家内「大きくて深い(笑)。私このボナルダにトドメを刺します(笑)!コレなんだよねコレ(笑)!」
Kさん「渾身の大物。独特の味わいもあるし、それに惹かれる(笑)。俳優の松重豊みたいですな(笑)。」
私「遅咲き(笑)。大器晩成ですね(笑)。」
Kさん「そう(笑)。ボナルダ同様時間が必要(笑)。」
私「このボナルダは、アルコール分は14.5%で残糖分はなんと0.6g/l野生酵母ではあり得ないレベル。とてもドライ。総酸が5.3g/lと立派なレベル。」
Kさん「温暖化の影響でボルドーなんか3g/Lくらいがせいぜいだから、コレは立派(笑)。遥かに生命力がありますね(笑)。」
家内「あとSO2の添加量は25ml/Lとかなり低い。樽熟成しているのにかなり低い。ちょっと異例なほどです(笑)。」
私「すべての工程で衛生管理は徹底的なのだろうけど、葡萄自体の濃さ…酸の多さでSO2の添加量を少なくできるんだろうな。」
そして翌日
私「旨味が増しワインのディテールがより明瞭になってきてる(笑)。果実味が綺麗でチャーミング(笑)。」
家内「たしかにより綺麗になっている。ただ熟成香も目立つかな(笑)。」
私「澱の量も凄いね(笑)。デカンタージュした方が良いかも。デカンタージュしてもワインのバランス崩れないと思うよ(笑)。」
翌々日
私「更に旨味が際立つ(笑)。甘さに透明感が昨日より感じられる。」
家内「昨日気になった熟成感…ちょっと古く感じるような熟成感が無くなってる(笑)。」
私「このワインまだ伸びしろがある。1度目のピークから2度目のピークに向かっている(笑)。」
家内「古酒に向かってるね(笑)。凄くエレガントで力強い昔の古酒みたいになりそう(笑)。あと何年かかるのかな(笑)?」
以下インポーターさん資料より
土地、葡萄、家族への愛情が育むナチュラルワイン 「マルティルデ」は、ミラノから南に約60km、ピアチェンツァに程近いロンバルディア州南端、ロヴェスカーラの標高200mの小高い丘の頂に処を構えています。ピエモンテ、リグーリア、エミリア・ロマーニャと州境を接するこの地域はオルトレポ・パヴェーゼの生産地域で、古い文書にこの地で西暦1100年頃からぶどう栽培とワイン造りが行われていたとの記録が残っています。「マルティルデ」はこの地に17ヘクタールの地所を所有し、そのうち15ヘクタールに土着品種のクロアティーナを始めバルベーラ、マルヴァジアなど様々なぶどうが植えられています。ミラノのIBMに勤め、ワインとは全く無縁の仕事をしていたレイモンドとアントネッラのロンバルディ夫妻がロヴェスカーラの美し
い風土と古いぶどう畑が広がるマルティルデの地所に強く惹かれ、ミラノからこの地に移り住んだのは今から30年ほど前。ワイン造りに関する知識も経験も皆無だった2人は栽培と醸造について一から学び、1991年にファースト・ヴィンテージがリリースされました。スタート当初レイモンドはIBMでの仕事を続けており、平日はロヴェスカーラとミラノを往復する生活を1997年まで続けました。 彼らはぶどうの栽培には当初から有機農法を取り入れ、さらに ロンバルディアを中心に活躍する腕利きのエノロゴ、ジュゼッペ・ザッティをパートナーに迎え、現在では素晴らしいナチュラル・ワインの造り手として確固たる地位を築いています。マルティルデの畑はいずれも古くからある畑で、一部の畑には樹齢数十年の古樹が残っていますが、
彼らは樹勢の落ちた古樹は植え替えを進めており、植え替えの済んだ畑では樹齢3~14年の樹が1ヘクタール当たり5000本の密度で植えられています。 樹は全てギュイヨに仕立てられ、剪定によって果実は1本当たり10房以下に抑えられます。土壌は粘土質が主体で少量の石灰質が交じり、果実味豊かな赤やはつらつとしたミネラル感を持った白ワインを産み出します。土壌の構成は畑ごとに微妙に異なり、ぶどうの味わいに変化をもたらします。植物の適度な競合と低収量によって土壌の安定と肥沃さを維持するため、1993年以降畑の下草を定期的に刈り込む作業を行っています。 また畑への施肥はそれぞれの畑の状態、すなわち土壌の養分構成や前年の収穫量や作柄に基づき、堆肥などの有機肥料が必要最低限施されます。病害への対策も同様
に制限され、可能な限り好ましい気象条件の時に天然由来の環境への影響の少ない薬剤を必要最低限使用します。農薬や合成除草剤は一切用いません。 、ぶどう 彼らのぶどうの中で最も重要なものは、黒ぶどうではクロアティーナです。「ボナルダ・ディ・ロヴェスカーラ」とも呼ばれるこのぶどうは古くから栽培され、その卓越した品質には定評があります。彼らもこのぶどうには特別な思い入れがあります。また最近では、適度な酸を持ち熟成に向いたバルベーラにも力を入れています。一方白ぶどうはマルヴァジアがメインです。1993年、彼らは古い畑に初めてマルヴァジア・ディ・カンディアのクローンを植えました。現在、これは彼らの最も重要なぶどうの一つになっています。このぶどうからは2つの異なるタイプのワイン –
フレッシュなタイプと、約6ヶ月のマセレーションを行ったいわゆる「オレンジ・ワイン」 – が造られます。ぶどうはすべて自社栽培のもののみを使用し、買いぶどうは一切使用しません。収穫が近づくと、彼らは頭をからっぽにして畑の隅々まで歩き回り、ぶどうの風味(甘味、渋味、柔らかさなど)を徹底的にチェックします。この食味による確認と並行して糖度、酸度、phなどの分析も行われ、最適と判断された時点で手早く収穫が行われます。これらの作業は秋の気候の変わり目までに終わらせなければならないため、常に時間との戦いとなります。ぶどうは全て手摘みによる収穫後直ちにセラーへと運ばれ、圧搾が行われます。発酵は赤も白も全てステ
ンレスタンクで行います。
発酵を安定させるために発酵の前後でSO2を加える生産者が多いのですが、彼らは果汁の状態が良ければ発酵の前にSO2を加えません。発酵終了後に法律で認められた量よりはるかに少ない量を添加するだけです。そのため彼らのワインはSO2の含有量が低く、「飲んでも頭が痛くならないワイン」は彼らの自慢です。発酵後白ワインはそのまま瓶詰めまでタンクで熟成させます。 赤ワインはマロラクティック発酵を行い、熟成のために樽へと移されます。彼らはワインによって2500リットルの大樽と225リットルのバリックを使い分けています。バリックで熟成させたものにはバニラやコーヒー、スパイスのフレーバーが備わります。赤ワインは瓶詰めの前に卵白とゼラチンで清澄を行います。 、 彼らのワインにはすべて彼らの家族– 一緒に暮
らす犬、猫、馬たちの名前が付けられ、アントネッラによって描かれた可愛らしいラベルが貼られ、ワインを味わう人々を和ませます。有機ぶどうから造られたワインはいずれも果実本来の風味にあふれ、飲む人に強い印象を与えます。ロヴェスカーラの地、そこから産まれるぶどう、そして家族たちへ限りない愛情をそそぐアントネッラとレイモンドの想いが詰まったマルティルデのワインを是非味わって下さい。
●『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポ』 N.V. マルティルデ イタリア ロンバルディア 赤 IGP プロヴィンチア・ディ・パヴィア 750ml 4525円税込
これ以上のワインを求めるとバチが当たります(笑)。
キュヴェ名は『ラ・ストレーガ、ラ・ガッツァ、エ・イル・ピオッポ』→『魔女、カササギ、そしてポプラ』という意味。かなり風変わりですね(笑)。
バルベーラの最も古い畑のぶどうを手摘み収穫、選果後ステンレスタンクで野生酵母による自然発酵。アルコール分は15%残糖分は1g/l。完全に発酵しており驚くほどドライです。通常の野生酵母ではあり得ないレベルです。除梗はしていそうですね(笑)。
マロラクティック発酵もステンレスタンクで行い、ワインとしてはいわゆる一番搾りのみを使用してますね。落ち着かせてから2~3年物のバリックに移し熟成。やはりバルベーラとバリックの相性の良さを知っているようですね(笑)。
熟成期間はヴィンテージごとの特性や使用するバリックの経年数に合わせ最低2年以上。かなり念が入ってます。もともとの生産量が少ないことも相まってノン•ヴィンテージにするしかないようです。単一ヴィンテージのワインだけでは最低ロットを満たさないのでしょう。このワインはは2014年と2015年のものをアッサンブラージュしたようです。
さてさて、裏ティスティングのはじまりはじまり~(笑)!
私「注ぐとワインが濃い。液体がトロッとしてる(笑)。」
Kさん「色合いも濃い(笑)。でも古くなった印象はないですね。それにしても驚くほど濃い(笑)。」
家内「香りの甘さ濃さ…、凄く濃密。でも乱暴でなく洗練されている(笑)。」
私•Kさん•家内「うわっ!凄い!」
Kさん「美味しい!高級感がある。薔薇の香り…。」
私「コレですよ、コレ!私の探していたバルベラは!モンテツェモロのバルベーラ•スペリオーレに比肩する(笑)!」
家内「私バルベーラには好意的ではないんだけど(笑)、このバルベーラには抵抗出来ない(笑)。
甘露さにギブアップ(笑)!甘さが和三盆っぽくて好きだなぁ(笑)。」
私「そうそう、リコリスとは違うよね。日本人好み(笑)。甘露という言葉がぴったり(笑)。」
Kさん「それにしても旨い!コレほど高級なバルベーラはないんだろうな(笑)。高級というより高貴(笑)。」
私「完全なグラン•クリュの世界。非の打ち所がない。」
家内「ちょっと樟脳みたいな植物っぽさがある…、ポプラ(笑)?」
Kさん「マスキューさん、コレってノン•
ヴィンテージなんですか?」
私「はっきりは解らないみたいなのですが…、2014年と2015年のものをアッサンブラージュしたようです。」
Kさん「違うヴィンテージを混ぜたような感じはまるっきりしませんよね(笑)。違和感がない(笑)。折り合いが素晴らしい。あと、ちゃんとヴィンテージ表示したほうが付加価値高まりますからね普通は…。マルティルデって変なこだわりがない 美味しさへのアプローチがユニークですよね(笑)。」
私「良い意味個性的なイタリアっぽいですよね(笑)。Kさんお好きでしょう(笑)?」
Kさん「あはは(笑)。ピンポン!」
家内「マルティルデってブランドを踏襲しないんですよね(笑)。同じ品種でもヴィンテージによってワインは違うし、作り方もヴィンテージによって変えている。」
私「美味しさへのアプローチがユニークですよね(笑)。基本品種にはこだわりますが、美味しいためなら何でも良いみたいなところありますよね(笑)。」
家内「しかも大量生産はできませんから、売り切ったらオシマイ(笑)。」
翌日 更に洗練されて震えるほど旨い!
翌々日 ハイ•パワー•エレガンス!
総酸は6.1g/lありますから細さ頼りなさは出てきません。比較的熟成スピードが速いバルベーラにしては完璧です。あとほとんどSO2を感じません。ステンレスタンクからバリックに移す時若干のSO2添加をするだけとか。衛生管理技術もトップランナー。
マルティルデのトップ•キュヴェを名乗るだけありますね(笑)。
○❴限定品❵ジュ・ド・レザン 2024年 ポール・ジロー微発泡葡萄ジュース フランス コニャック グラン•シャンパーニュ 750ml 2,380 円
税込
毎年恒例のジュ•ド•レザン、本来は2024年の暮れに到着しているはずでしたが、今年は入荷が大幅に遅れ初の年越し(笑)。収穫が遅れたり、コンテナの手配がつかなかったり散々。でもですね(笑)、よーやくもうちょっとで到着です。
そして待ちに待った到着です!
そうだ2023年のジュ•ド•レザンがまだ1本あるはず!倉庫を物色すると1本発見!
早速2023年と2024年の色合いを比較。う~ん、あまり変わりませんね(笑)。心持ち2023年の方が濃いかな?たしか2023年は夏場ちょっと冷涼で葡萄の糖度があまり上がらなかった作柄でした。
今回の2024年、お値段もご多分に漏れず高くなりましたが、致し方なし(ゴメンナサイ)。
以下、2023年販売時の記載
今日はせっせと発送です(笑)。
気になるお味(笑)。もちろん飲みましたよ(笑)。そうすると早速お知らせとなります(笑)。
一言で言うとエレガンスがある久しぶりのヴィンテージ。
もちろん甘さ、香り、は基本いつものように桁外れ(笑)。でもですね、昨今の温暖化の影響で甘さが突出するスタイルの作柄が多かったのですが、2023年は酸との折り合いが良い。それゆえ旨味、複雑さが増し甘さとのバランスが良い。貴腐ワインのノン・アルコール版ではなくジュ・ド・レザンと言うしかない出来映えです。
美味しかった!
より一層食べ物との相性も増したように感じられました。そして2023年の作柄は良さそうですね(笑)。質・量ともに満たされた素晴らしい作柄の予感。
★2015年のテイスティングノート
ジュド・レザン2015年、さっそく飲みました!
色合いはクリーン。去年のものが1本ありますから比べてみると、若干2014年の方が濃いかな?まあ、1年経てますから色は単純に比べられないかな(笑)。
さて、味わいは 去年とはだいぶ違います。去年はジュースらしい味わいでしたが、今年は緻密で強く、しかもバランスが良い。
うーん。
紅茶、ハチミツ、腐葉土、キノコ、ハーブ 青草、枯れた草、ホワイトミント、リンゴやレモンなどの要素がどれひとつ突出しませんが、高次元にバランスがとれています。全体の広がり、深み、余韻の長さは立派の一語(笑)。
中に何かが生きていると飲み手に断定させるような説得力は相変わらずですが、ジュースであってジュースでないようなジュ・ド・レザンのスタイルの完成形と思えます。実際アルコール分はありませんからジュースなのですが、ワインを飲む感覚です(笑)。
2015年の作柄の優位性を感じます‼
★2014年のテイスティングノート
「おー!甘くて強い!でもここ数年で一番ジュースらしい。」
私「さすが!良くご存知で(笑)。」
「甘いけど、さらっとしてる。いつもの紅茶の香り、腐葉土の香りもする。」
「ヴィンテージの違いがはっきり解るね。ジュースなのに(笑)。」
「凄く鮮烈!凄いワインと言うべきだね。広がりが半端ないよ(笑)。」
私「想定外の出来でした(笑)。予想ではもっと軽くて小ぶりかと思ってました。葡萄果が小さかったのと収穫を遅らせた結果かと。ポール・ジローは今年も頑張りました(笑)!」
「焼き芋っぽさもありますよね?」
家内「ユニ・ブランの特徴です。いつも通りですよ(笑)。」
「この微発泡は醗酵由来なんですか?」
私「鋭い!実は後から炭酸ガスをちょっといれています。炭酸ガスにより保存効果が得られます。SO2などに頼る必要が無くなります。また最後に瓶のままお湯に入れて低温殺菌するようです。手間がかかっていますが、こうしないとこの味わいにはならないのですね(笑)。」
あの香りの強いゲヴュルツトラミネールを吹き飛ばす出来なのです(笑)。
私「今年は収穫量が昨年より多いはずですが、何故数が同じなのですか?」
インポーターさん「はい。実は割りと搾汁出来なかったようです。果粒が小さかったようです。」
私「夏場はあまり暑くなかったけれど、秋は安定したから皮も厚かったんですね。酸が乗って甘さが目立たない出来上がりかな?」
インポーターさん「恐らく。畑自体は変わりませんし、ポール・ジロー自身も量的に増やす気もなさそうなのでこれくらいの量に落ち着いています。」
私「調子に乗ってバンバン増やさないところが真っ当ですね(笑)。」
ジュ・ド・レザンはフランス コニャック地方の中心の最良の地で造られる最高のコニャック グラン・シャンパーニュの原料葡萄で造られるジュースです。
造るのはコニャックで数少ない小規模生産者 ドメーヌ的な名門ポール・ジロー。
毎年一度その年に収穫された葡萄だけで造られるジュース。当然作柄の差も出ますし、限られた畑だけで造りますから、数も少ないのです。
マスキューはジャパン・インポートさんが輸入を始めた頃から、しつこく販売してます(笑)。ですから、私同様のジュ・ド・レザンのファンが沢山います(笑)。
フランス コニャック地方 微発泡ブドウジュース 白 750ml
コニャックのグラン・クリュと呼ばれる中心のグラン・シャンパーニュ地区のユニ・ブラン100%で造られるジュースです。生産者は手作りコニャックで有名なポール・ジロー。
マスキューでは初輸入以来続けて販売しております。
ノンアルコールの微発泡のジュースですが、ワインを飲んでるようで、これが旨い!私の大好物なのです。もちろん毎年これを楽しみにしている方も、だいぶ増えてきました。
大地のミネラル、たっぷりな陽光が感じられるジュースはざらにありません。酸がしっかり入っていますから、割に甘く感じない不思議。変な言い方ですが、『アルコール発酵していないワイン』とでも言いましょうか。
元気の素が詰まったジュースです(笑)。
濃縮果汁では味わえない本物の良さがあります。
お子様の食育にも、うってつけです。
以上6本
皆様のご来店お待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋•昭子
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