Written on 2012 04
ワイン・ハンター
Apr 30, 2012 by weblogland |先週とうって代わって静かですね(笑)。
店の電話も鳴らず静かなものです。あまり静かですと不安になりますが、毎年こんな感じです。皆さんはどちらかにお出かけですか?
マスキューは暇ですが、いつもと違うお客様がちらほらお見えになりました。
どうやら、連休を利用したワイン・ハンターの方のようです(笑)。
お客様「ごめんください。ワイン見せてもらっても良いですか?」
リュックサックを背負って来られました。
私「どうぞどうぞ。よろしければ荷物は椅子の上にでも置いてくださいませ。今セラーの電気つけますから。」
セラーに20分ほど入られてました。
お客様「マスキューさんのセラーにはホームページに載ってないワインが沢山あるんですね(笑)。」
私「あまり数のないものや、私が飲むつもりのワインがありまして(笑)。ところで、どちらからかわざわざ足を運んで下さったんですか?」
お客様「はい(笑)。じつは群馬から来ました。ワインショップを回るのが趣味でして(笑)。休みが続きますので、今ツアーの最中です(笑)。」
私「わざわざマスキューまで来なくとも、見るべきワインショップは沢山ありますよ(笑)。」
お客様「いえいえ。こういうお店が好きなんですよ(笑)。」
しばし歓談させていただきました。
わざわざのご来店ありがとうございました。
ところで『こういうお店』ってどんなお店なんでしょうか(笑)?
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昨日はご来店ありがとうございました。
Apr 29, 2012 by weblogland |まずは白、イタリア ロンバルディアのルガーナです。
〇モントーナル・ルガーナ2010年 アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレ イタリア ロンバルディア ルガーナD.O.C.白 750ml 1770円税込み当初このワイン二番手の予定でしたが、今日は気温も高く汗ばむほどなので、良く冷やしてトップバッターに変更しました。
さて、お味は?
「おー!フルーティー(笑)!」
「まるでネクターだね。でも残塘がないからべたつかないね。」
「うんうん。桃!それも上品で高いやつ(笑)。」
私「白桃ですよね。桜桃じゃなくて(笑)。あとグレープフルーツやレモンなどの柑橘類が高密度かと。」
「あまりにフルーティー過ぎてチャラく見えるかもしれないけど、実は違う?結構頑強?」
家内「翌日飲むと、ミネラルがしっかり感じられ、かなり頑強なワインです。」
「イタリアのワインって面白いワインが多いよね。特に白はすごいですよね。私『ドンナルーチェ』以来はまりっぱなしです(笑)。」
私「この『ルガーナ』は葡萄の果汁を葡萄の皮に極力接触させないで、あくまでも果肉のみでワインを造ろうとする意図があります。」
「それってスキンコンタクトしないってことですか?」
私「さすが!その通りです。ただ注意深くシュール・リーすることで厚みは出しているようです。」
「イタリア人は色んな事を考えるんですね(笑)。」
「たしかにこんなワインは飲んだことないな。」
新感覚のイタリアの白ワインでした(笑)。
さて、次はマスキュー定番のローヌの赤です。
●コート・デュ・ローヌ 『レ・プラド』2003年 ドメーヌ・A・マズール フランス ローヌ 赤 750ml 1485円税込み
いままで2000年でしたが、2003年に変更となりました。
「飲み易い~(笑)。私これなら1本いっちゃうな(笑)。」
「うーん。たしかに危険かも(大爆笑)。」
「相変わらず旨いね。」
「私2000年は飲んでないんですが、2003年とはどう違うんですか?」
私「2003年の方が夏場の暑さが厳しかったようです。ですから、2000年と比べると抜栓直後のエステル香が強いです。」
「エステル香って?化学的な香り?」
私「はい。ちょっとインクっぽさがあります。好みにも繋がる香りです。」
「嫌う方もいるということですか?」
私「基本的にはワインには必要な香りですが、行き過ぎるとセメダインのようになったりします。」
「マスキューさん。この甘い香りはなんですか?」
私「グルナッシ独特のプラムや柿のような日本人に親しみ易い香りかと。あと熟成により、柏餅に巻いてある葉っぱのニュアンスがあるかと。」
「5月5日に食べる餅?」
私「はい。(大爆笑)」
そしてフランス ガスコーニュからのクラシックなワイン二連発。渋い奴の登場です(笑)。
●『エスプリ・ド・ヴィーニュ』V.V. 1999年 プレモン協同組合 フランス ガスコーニュ サン・モンA.O.V.D.Q.S. 750ml1575円 税込み
●『コレクション・プレモン』 2001年 プレモン協同組合 フランス南西部 サン・モンA.O.V.D.Q.S. 750ml 1575円税込み
私「この2本のワインセパージュはタナ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、ピナンク15%と共通しています。」
「ピナンク??」
私「私も初めて飲みます(笑)。知らない品種ってフランスでもかなりあります。」
「ところで、このワインどこ?」
家内「もうスペイン国境に近いピネレー山脈の麓です。」
「あー、バスクって言われてる辺りですね。マスキューさん変な所のワイン捜しますねぇ(笑)。」
私「飲んでみてどうですか(恐る恐る)?ちょっと強いかも?」
「おー!こりゃ凄い!色だってまだ紫(笑)。10年以上経ってるのに?先に飲んだローヌの2003年の方が熟成が進んでますよね!何で?」
私「ローヌのワインは除梗して果粒だけで醸造されますが、この2本は房ごと醸造されますから梗のタンニンもワインに溶け込んでいます。」
「それって地域差ですか?」
私「そうですが、クラシックなワインは基本的に房ごと醸造します。ただ飲み頃になるのに時間はかかります。」
家内「このワインは10年以上経ってようやく飲みはじめられる状態になりました。」
「それでも、まだまだ閉じてるから、あと10年くらい平気じゃない?」
「この2本はたしかに共通してタンニンが凄い量入ってますが、味わいは別のワインみたい。何故ですか?」
私「木樽熟成の仕方が若干違いますが、ワインの有様の違いは畑やヴィンテージの違いかと。ちなみに皆さんどちらがお好きですか?」
「2001の方が、はっきりした感じがしますよね。」
「うん。うん。1999年はタンニンは落ち着いているけど、まだまだ閉じていませんか?」
「今飲んでみると、2001年の方が、複雑でニュアンスに富んでいますよね。」
私「どちらもアロマチックとは言えませんが、癖のある肉を塩胡椒だけ降って食べるには最適かと。」
「なるほど!肉のためのワインですな(笑)。」
「それにしてもマスキューさん変わったワイン見つけますよね(笑)。」
ありがとうございます(笑)。
そしてトリはスーパータスカンの登場です!
●『カンポラ』1998年 ファルキーニ イタリア トスカーナI.G.T.赤 750ml 4980円税込み(在庫限りの特別価格3450円税込み)
「うわっ!これ凄い!美味しい!」
「すんごく複雑でしかも飲みやすい!」
「前のワインの性か、すごく洗練されてるように感じますね(笑)。」
「スーパータスカンですから、サッシカイアみたいにめちゃくちゃ濃いワインかと思ってましたが、すごくエレガントですね。ボルドースタイルですね。」
私「たしかにボルドースタイルです。でもカベルネっぽくはありません(笑)。」
「メルロやフランっぽい(笑)。」
「まあ、文句の出ない味わいですな。」
「この美しさはもともと備わった味わいなんですか?」
家内「やはり熟成が必要だと思います。2005年くらいではまだまだ粗くこうはなりません。」
キックインサイドの完成度の高さでした。まだ何本かありますので、お声かけくださいませ。
どうもありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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試飲会 ご参加 ありがとうございました
Apr 29, 2012 by akiko |個性派ぞろいのラインナップでしたが、皆さんの 様々な感想をお聞きできて 楽しい一日でした。
マスキュー試飲会で、ワインと料理のマリアージュをあれこれ 話すのが
毎回 私の楽しみなのですが、昨日のお客様のご提案は 大ヒットの予感。すごく良さそうです。
その ご提案とは・・・
伊ロンバルディア州の白ワイン DOCルガーナ モントゥーナル2010とウニのクリームソースのパスタ。
トレッビアーノ・ディ・ルガーナ種を使用した フルーティな辛口白ワインですが
時間が経つと綺麗な酸味と適度な重さ・コクがでてきます。
それが、ウニクリームの濃厚な旨みに 絶対 合うこと 間違いなし。
ぜひぜひ お試しください。
また、次回の試飲会でも ワインと料理のマリアージュで 盛り上がりましょうね。
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明日はマスキューの店内試飲会です(笑)。
Apr 27, 2012 by weblogland |マズールの『レ・プラド』とプレモン協同組合のワインの対比は面白いハズです。
好みがはっきり別れそうです。中にはどちらも好む強者もおられるかと(笑)。まあ、様々なスタイルがワインにはありますから、今風のゆで卵を剥いたようなワインばかりでは飽きます。
こうしているとAさんはどちら派?Bさんはこちら派?などと常連の皆さんの好みを想像してしまいます。
別に変な趣味じゃありませんから、誤解なきよう(笑)。
あー。
明日が楽しみです。
天気大丈夫ですかね?
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手すきの時間にお越しくださいませ。
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シャトー・フォンガバン2006年なくなっちゃいました。
Apr 27, 2012 by weblogland |シャトー・フォンガバン2006年なくなっちゃいました。
ボルドー コード・ド・カスティヨンのワインです。クラシックなボルドーらしいワインで好評いただいてましたが、やはり限定品。まあ、淋しく売れ残るよりは遥かに喜ばしいですが。ワインが売れ残るととても悲しい気持ちになり、ついついそれを飲んでしまいます(笑)。飲まれてこそのワインです。ですから、マスキューがチョイスする時の基準は、私と家内がお金を払ってでも飲みたくなるワインかどうかなのです。
あっ!
秘密をバラしてしまいました。
まあ、秘密というほどのことじゃありませんね(笑)。
日々、このワインは仕入れようか?止めておこうか?とバトルを繰り返しています。
天職なのです(笑)。
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ランブルスコ あります
Apr 26, 2012 by akiko |そうですね~。そろそろ ランブルスコが美味しい季節ですね。
ランブルスコはイタリアのエミリアロマーニャ、ロンバルディアでつくられている赤の発泡酒。
発泡といっても それほど強いものではないので 食事中もOK。むやみにおなかが膨れません。
甘口から辛口まで ありますが、食事だったら辛口が私好み。ほどよく冷やして飲みたいですね。
おつまみは 塩気がほどほどの生ハムとか、ピザ、ソーセージなど 気軽なものも良く合います。
ランブルスコ・ディ・ソルバラみたいに ちょこっと上等のランブルスコだったら
やはり 上等のサラミや上等のモッツァレラチーズを 用意したいところです。
これからの 爽やかな季節にピッタリですね。
ゴールデンウィーク中の休日ランチで 楽しんだら素敵!!
見逃した映画のDVDと 宅配ピザ そして ランブルスコ なんて 休日は いかがでしょう?
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今回マズールの『レ・プラド』2003年はどんな具合?
Apr 26, 2012 by weblogland |Aさん「もしもし、マスキューさん。いつもどうも(笑)。今回マズールの『レ・プラド』2003年はどんな具合ですか?」
このAさんはウェブのお客様ですが、マズールの大ファンです。
私「いつもお世話になります。今回2000年からジャンプして2003年になりました。やはり2003年の方が力強いかと。2003年は暑い年でしたから、過熟が心配でしたが、しっかり完熟していました。アルコール分も過剰ではありません。」
Aさん「味わいもいつも通り?」
私「基本的にはそうなのですが、暑かった分エステル香が強いかと。徐々に消えて行きますが、インクっぽさがファーストアタックで感じます。複雑さにも繋がる香りですが、好みの別れるところかも知れません。」
Aさん「へぇー、面白そうですね。私は遠いので試飲会には行けませんが、早速飲まなきゃね(笑)。」
Aさんのお口に合えばイイんですが、こればかりは保証できません。でも、Aさんの嗜好からするときっと合うはず。Aさんの感想が楽しみです(笑)。
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フランスワインってスパーリング一つとってもすごいバリエーション
Apr 24, 2012 by weblogland |べつに30度を越えた訳じゃありませんが、体がまだ暑さに慣れていない性ですね(笑)。
昨晩は一昨日取り寄せたブランケット・ド・リムーをまた飲みました。
焼き林檎やバラの香り、ちょっとモルトっぽいスモーキーさがあり、とても美味しかったですね。味わいが出るまでに時間がかかりますが、とても良いワインでした(笑)。今度の試飲会には間に合いませんが、先々扱ってみたいスパーリングワインです。これから暑さに向かいますから、楽しみです。
でもフランスワインって多様ですね。スパーリング一つとってもすごいバリエーションです。きちっとレギュレーションを守りながら、味わいの特徴がしっかりしている。
うーん。
イタリアも多様ですが、フランスほど統一した意識に欠ける(笑)。フランス人はA.O.C.を皆で守ろうとするが、イタリア人は法をすり抜け越えることに快感があるようですね(笑)。
お国柄ですか?
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試飲続きでした
Apr 23, 2012 by akiko |私が 一番楽しみにしているのが フランス南西地方 サンモンの赤ワイン。
サンモン、イルレギー、マディラン、カオール この辺のワインが大好きなんですよね。
いわゆる都会のスタイリッシュなワインではありません。地方色 がっちり出ています。
頑強で長熟、ガチガチのタンニン、強烈な酸。一筋縄でいかないワイン。頑固一徹です。
なんか しっかり足を踏ん張って生きてるって感じるんですよね。
それが ある時点から やわらかく ふかく しかも 可愛らしい花の香りまで伴うんですから・・・。
たまらなく 魅力的です。
今回 ご試飲いただくサンモンは 1999と2001の2種類。それぞれの個性がしっかり異なって
それがまた 興味深い。ぜひ 比較試飲してみてください。
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試飲会のラインナップ決まりました!
Apr 23, 2012 by weblogland |昨晩飲んだブランケット・ド・リムーとクレマン・ド・リムー旨いには旨かったのですが、味わいにもう少し個性が欲しかったですね。
うーん。
よって今回は5本となりました。
まずはマスキュー定番のマズールの『レ・プラド』2003年です。いままで2000年でしたが、2003年ヴィンテージとなって再登場。
●コート・デュ・ローヌ 『レ・プラド』2003年 ドメーヌ・A・マズール フランス ローヌ 赤 750ml 1485円税込み
ご記憶の方がいらっしゃると思いますが。ローヌの古酒を飲み頃になってからリリースするマズールのワインです。
セパージュはグルナッシュ70%、シラー30%の相変わらずの王道(笑)。
さて2003年の味わいはいかに?
さてさて次はフランス南西地方マディランのすぐ北のサン・モン村で造られたクラシックな赤ワインの二連発です。一応A.O.V.D.Q.S.とはいえ、知っている人いるかしら(笑)?の無名なワインです。逆にだからこそこんなにクラシックなワインがあったのかも。しかも10年オーバーの飲み頃にようやく入ったばかりのレアなワインなのです。でも今風のワインが好きな方にはちょっと重過ぎるかも?
●『エスプリ・ド・ヴィーニュ』V.V. 1999年 プレモン協同組合 フランス ガスコーニュ サン・モンA.O.V.D.Q.S. 750ml1575円 税込み
このワインのセパージュは、タナ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、ピナンク15%。ピナンクとは在来の品種でフェールとも呼ばれ、オーセロワの亜種のようです。
樹齢30年以上の古木から手摘みで収穫されます。収穫量も低収量で飲んだ感じからすると、1本の樹からボトル1本分くらいしかジュースは取っていませんね。クラシックな低収量です。
熟成は新樽で10ヶ月、その後10年以上の瓶熟成後リリースされたまさに『魂のワイン』なのです。
●『コレクション・プレモン』 2001年 プレモン協同組合 フランス南西部 サン・モンA.O.V.D.Q.S. 750ml 1575円税込み
エスプリ・ド・ヴィーニュ同様の低収量、しかも樽熟成が14ヶ月と長くなっています(新樽1/3、古樽2/3)。セパージュもエスプリ・ド・ヴィーニュ同様ですが、ワインとしてのニュアンスに違いがあるようです。
味わい複雑で立体的。熟成の妙が楽しめます。抜栓直後はかなり還元臭が強いのですが、時間の経過と共に消えて行き、分厚いタンニンの中から果実味が顔を出してきます。
ヘビー級の後は一度舌をリセットしたいところですね(笑)。
ここで果実の果肉だけでできたような、フレッシュ&フルーティーしかも味わい深い白の登場です!
〇モントーナル・ルガーナ2010年 アジェンダ・アグリコーラ・モントナーレ イタリア ロンバルディア ルガーナD.O.C.白 750ml 1770円税込み
マスキュー初登場のイタリア ロンバルディアの白ワインです。
味わいはまさにネクター。桃や柑橘類の果肉だけ搾ったかのようです。余分な雑味がなく、ふくよかなこと、この上ありません(笑)。翌日になるとはっきりしたミネラルを感じますが、冷やして飲むと、驚くほどのピュアネスなのです。
うーん。
こんなワインがあったとは!
そして最後が噂のスーパー・タスカン『カンポラ』1998年です。
●『カンポラ』1998年 ファルキーニ イタリア トスカーナI.G.T.赤 750ml
トスカーナの銘醸家ファルキーニの最上級銘柄です。
ファルキーニと言えばヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノが有名です。私もあの白ワインにはまり(笑)、イタリア最良の白ワインだと、ずっと思っていました。古くからのイタリア・ワイン・ファンにはかように思っておられる方もいるかと。話がそれましたが、ここのキャンティーもなかなか滋味深くて良いのです。ですから『カンポラ』は、私にとって憧れのワインなのです。しかも1998年です。
このワイン、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン95%、メルロ5%。バリックで24ヶ月熟成後1年間瓶熟成されます。新樽比率を1/3に抑えたところが心憎いスーパー・タスカン(笑)なのです。。
ですからサッシカイアなどのボルゲリのスーパー・タスカンとは趣がちょっと違います。コテコテの樽香優先ではありません(笑)。プルーンやベリー系の赤い果実味が明瞭でカベルネっぽくありませんが、溶け込みがよくエレガント。熟成による複雑さが深みを与えています。
ただこのワイン数があまりないので、試飲の折は一人一杯にてお願いします。
※あと価格は通常は5000円位で販売されるワインなのですが、今回スポット入荷につき破格!
当日かダイレクトメールにてお知らせいたします。お電話でのお問い合わせも可。ちょっと大きな声では言えません。申し訳ございません。
さあ、土曜日が楽しみです!
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来週の土曜日4月28日はマスキューの店内試飲会です
Apr 22, 2012 by weblogland |一ヶ月あっと言う間ですね。
試飲会のラインナップなんですが、だいたい決まりましたがあと1本が決まりません。取り寄せたサンプルを今晩飲んでみて決めようとおもいます。
マズールの『レ・プラド』が2000年から2003年にかわりましたので、皆さんに味わいを確認していただけたらと。あとガスコーニュの1999年と2001年のワインはもちろん出します。これがクラシックなんですよね(笑)。でも若い方や慣れていない方は拒絶反応がでるかも?
あと面白いイタリアの白ワインを見つけましたから、是非飲んでいただかなくては!ロンバルディアのワインなのですが、なかなか衝撃的です(笑)。
トリは決まっています(笑)。イタリアのスーパー・タスカン『カンポラ』1998年です。旨いんですよ、このワイン。
あと決まっていない1本は泡です(笑)。ブランケット・ド・リムーとクレマン・ド・リムーのどちらかで悩んでいます。
やはりウェルカムを兼ねて泡は出したいところですから。
今晩飲んでみますね(笑)。
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アート&ジャズ・フェスティバル
Apr 21, 2012 by weblogland |明日土曜日午後から関内の吉田町では道路を解放して「アート&ジャズ・フェスティバル」が行われます。ジャズの生演奏と画家による作品販売、その場で似顔絵を描いたり等など。
もちろん『タウザ』も出店営業いたしますので、お立ち寄りの際は『タウザ』で一休みしてくださいませ。店頭でギネスとマネージャー特製のチヂミも販売しております。
こんな訳で、明日天気が悪いと困ります(笑)。
大丈夫ですかね?
雨が降れば中止ですから、ヤキモキします。まあ、それもこっちの勝手な言い分ですから、ここは天に祈るのみ!
あーした天気になぁーれ。
大丈夫かな?
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マディランのすぐ北のサン・モン村でA.OV.D.Q.S.
Apr 19, 2012 by weblogland |早速、飲みました(笑)。
場所はマディランのすぐ北のサン・モン村でA.OV.D.Q.S.です。タナが85%にカベルネ・ソーヴィニヨンが15%ですか。1999年の方が新樽で10ヶ月の熟成で2001年が1/3新樽で2/3が古樽で14ヶ月の熟成期間です。
飲んだ印象は…ホンモノ!
除梗もミクロ・オキシダシオンもしてない、実にクラシックなワインでした。
最低10年待つべきワインでした。
まあ、たしかに壮麗なワインではありませんが、実に旨い。
あー、良かった!
私も家内も狂喜乱舞の懐かしいワインでした。
でも今風のワインに慣れた方はどう感じますかね?
どちらも今度の試飲会に出しますので、試してミソ(笑)。
ちなみに価格は税込みで1575円を予定してます。
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スーパータスカン仕入れちゃいました
Apr 18, 2012 by weblogland |スーパータスカン仕入れちゃいました(笑)。
なんとマスキューとはミスマッチなワインを!と言うなかれ(笑)。
だってファルキーニの『カンポラ』なんですもの。しかも1998年!
何ヶ月か前にインポーターさんから打診されました。一回こっきりのスペシャル・オファーでしたから、即答。考えている暇は無し!
箱をしみじみと眺めています。
まだ来たばかりですから、今度の試飲会で初お披露目しましょうか?でもあまり数がないから、困ってます。
うーん。
どうしよう?
ファルキーニのワインってくどくなくて、とってもエレガント。特にヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノなんかイタリアを代表する白ワインですし、キャンティーなんか滋味深く上品で美味しいんですよ。
『カンポラ』も、ボルゲリのスーパー・タスカンみたいな下品さがないんですよね(ボルゲリごめん!)。
うれしいなぁ(笑)。
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今サンプルを取り寄せています
Apr 17, 2012 by weblogland |面白いワインも、ちらほら(笑)。ガスコーニュの飲み頃ヴィンテージの破格のワインを、見つけました。昔取り扱っていたプレモン協同組合のワインです。私も家内もとても好きな生産者です。たしか、扱っていたインポーターさんが取り扱いを止めてしまい、泣く泣く終売となりました。
ガスコーニュのタナ種は手強く熟成するまでに10年くらいはかかります。ですから、なかなか飲み頃のガスコーニュのワインはお目にかかれません。
でもありました!
1998、1999、2001年と蔵出しのワインです。おそらくクラシックなスタイル。
もちろん限定品ですから、ここは考えている場合ではありません(笑)。とりあえず1ケースずつ速攻で発注しました。
こういったマイナーでレアなワインは試飲会に出ませんから、躊躇してはダメです。追加するかどうかは、飲んでから考えることにします(笑)。場合によっては私と家内で1ケース飲む覚悟なのです。まあ、ガスコーニュ好きですから、苦ではありませんが(笑)。
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ツヴァイゲルトを飲みました
Apr 16, 2012 by weblogland |うんまいですね(笑)。
もともと雑味がない綺麗なスタイルですが、タンニンがより一層美味しく感じました。マスキューに到着直後より進化していますね。
あと、飲んでみて思ったのですが、このツヴァイゲルトは白のグリューナー・ヴェルトリーナー同様に日本人の嗜好に合いますね。味噌を使った料理には、きっとマリアージュするはず。
もう時期外れになりましたが、味噌を使った鍋物には鉄板のはず(笑)。
ナメロウなんかも合いますね~。
今度振り返しの寒さがきたら味噌キムチ鍋で試してみたいです(笑)。豚肉も入れたいですね。それと胡麻油を隠し味に使えば完璧かも?このツヴァイゲルトはバターやオリーブオイルよりも植物系の油の方が相性が良いような気がします。
試してみなくては!
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『ムスケン』の美味しさについて
Apr 15, 2012 by weblogland |実は今風のワインは様々な技術が寄与してつくられますが。ムスケンも同様、特にタンニンのクリアネスは除梗によるものかと。除梗することで、まず醸造時のリスクを減らせます。あとワインのタンニンかま果実由来のタンニンだけとなりますから、梗由来のタンニンの特徴である収斂性が無くなります。その結果、若いヴィンテージでもすぐ飲めるスタイルのワインとなります。除梗しないクラシックなスタイルのワインですと、10年位待たないと飲み頃にならない事はザラです。
ただ除梗したワインは似たようなワインになりがちです(笑)。甘くジューシー、複雑さに欠けます。
こんな訳でムスケンを高く評価しています。何か訳がありそうです。好奇心がうずいてきました(笑)。
除梗しているのに、なぜあんなに複雑なのか?
私の妄想は止まりません。
きっと技があるはず!
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けっしてゴージャスなワインではありませんが、実に素晴らしい
Apr 14, 2012 by weblogland |ところでさっきムスケンを飲んだのですが、美味しいですね(笑)。
イタリアのマルケ州でセルヴァグロッサが造るワインです。
うーん。
たしかに今風なんですが、ゆで卵みたいにツルッとしたところがありません(笑)。へんな例えでスミマセン。立体的で壮麗さにつながる有様と言うと誉め過ぎですか?ファーストアタックの甘さで押し切るようなところがないと言えば伝わりますか。
果実味はもちろん明瞭でしっかりしていますが、メルロ由来のプラムやサンジョヴェーゼ由来のベリー系果実が複雑なハーモニーを奏でています。
樽熟成してませんから、けっしてゴージャスなワインではありませんが、実に素晴らしいのです。私はムスケンを飲むと幸せになれます(笑)。良質な上質があります。
毎日こんなワインを飲めたらイイと、素直に言えます。
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このワインを飲むとホッとします
Apr 14, 2012 by weblogland |昨日はシャトー・フォンガバン2006年を飲みました。抜栓してから、まる二日経ってますが、実に旨い(笑)!
コート・ド・カスティヨンのクラシックなワインは生命力が素晴らしいですね。複雑さが時間の経過とともに増し、しかも明瞭になってきます。
うーん。
除梗してませんから、タンニンが手強く、すぐに手の内は明かしてくれませんが。家内とはカスティヨンのワインを、昔は「墨汁のようなワイン」などと言ったものです(笑)。
でもイイんですよね。
相変わらずのスタイルで、このワインを飲むとホッとします。今2006年ですが、ようやく楽しめる状態になったばかり(笑)。クラシック・ボルドーを覚えるには、うってつけのワインです。
我が家ではもう3本目(笑)。しっかり楽しんでいます。
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桜スポット
Apr 13, 2012 by weblogland |今、馬車道にいますが、外を歩く方でコートを着ている人はいませんね(笑)。宵の口ですが、歩く人も数が増したような気がします。やはり人も暖かくならないと活発に活動しませんね?
今週末は雨になるとか、桜の花も終わりに近づいてます。皆さん花見はしましたか?まあ、そこらじゅうに桜はありますから、無粋な話ですか(笑)。
ところで、私近所の桜スポットで気に入っている場所があります。鶴見川の15号線の橋を横浜から川崎側に渡った川沿いの土手です。上流から見て左岸の土手です。ここは桜並木の下に菜の花が咲いていて、桜と菜の花のコントラストがグッド!ちょっと田舎の自然の風情があって好きなのです。山の満開の桜だけの花見も良いのですが、川沿いの土手は空が広がり見通しが良く開放的です。犬でも連れ散歩するには最高です。
そういえば、愛犬の故ジロキチと、よくこの時期ここを散歩しましたっけ…。
まだ、花は大丈夫だと思いますから、お暇があれば是非行ってみてくださいませ。
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キリンビールの一番搾りが麦とホップだけで造られているようです
Apr 11, 2012 by weblogland |もっともヨーロッパではビールを麦とホップだけの原料で造ることは当たり前ですから、驚くことではありません。日本でコーンスターチや米などの副原料を当たり前に使うことは、世界基準とは言えません。戦後の混乱期の原料不足やコストなどが原因ですが、法律ではしっかり認められています。
うーん。
日本のビールメーカーの技術力はぴか一ですし、装置産業としての国産ビールメーカーの総合力は世界トップレベル。キリンビールが世界戦略として副原料を使わないビールを、日本国内で唄い販売することは、快挙と言えます。だって今までは使っていたんですから(笑)。
副原料を使わない当たり前のスタイルをとらないと、世界戦略から落ちこぼれるという判断ですね。日本のビール市場を世界の中の一市場として認識することはガラパゴス化を避ける意図です。
行政当局の対応とキリンビールの行く末が楽しみです。
日本のビールって美味しいですもんね(笑)。
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D・ロッジさんは ワイン好き??
Apr 11, 2012 by akiko |いかにもイギリスで好まれそうな 皮肉、おもわず笑っちゃう 大人のエピソード、自虐ネタ。
ユーモア小説と思いきや、深い示唆にとんだ ラストも いいですよね。
小説中に ずいぶん多くの お酒を飲むシーンがあるのも 気になるところです。たとえば、
・中年の男女(互いを憎からず思っている)の かるいランチでは ボージョレ。
・親のうちでのクリスマスパーティへ お土産として持っていくのが、質の良いサヴニィ・レ・ボーヌ。
・ベトナム料理には リースリング。
おしゃれさもあるし 品も良いセレクトだと思いませんか。とくに ランチデートにボージョレなんて
素敵じゃありませんか!
ベトナム料理にリースリング。これがさらっと 書いてあるんだから けっこう 通ですね!
こんな風にワインを選べるなんて 素敵。エスコートされてみたいなぁ。な~んて 思うこの頃であります。
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ガントランディは頑としてスタイルを変えません
Apr 11, 2012 by weblogland |あー。なくなっちゃいました。
実は輸入元も再入荷させない意向のようです。
がーん!
ショック。
なんでもこのワイン扱い難いとのこと。ワイン漏れが著しいのです。
ガントランディはワインを目一杯ボトルに入れます。コルクと液面にほとんど空間がないほどです。そうなるとちょっとの温度差や振動でワインが漏れます。セラーに入れないと夏場はまずワインが噴きます。
こうなるとさすがに売り難い。
私は、しょうがないものと簡単に考えて平気で飲んでしまいますが、お客様には勧め難いのはたしかです。
ガントランディはコルクと液面をあけることでワインが空気に晒されることを嫌って、ワインを瓶に目一杯入れてくれている訳です(笑)。ケチ臭くないし、多少漏れてもコルクはちゃんと効いてますから、中味には影響がありません。
かと言って、日本の消費者には伝わりませんから、インポーターさんは大弱り。何度かワインの量を減らすように要望したようですが、ガントランディは頑としてスタイルを変えません(笑)。ここら辺が、今回終売の裏事情のようです。
個人的にガントランディのグルナッシュのファンとしては、悲しいですね。
あの硬質なタンニンたまりませんよね。美味しいんだけどなぁ。
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今ポルトガルのワインを捜しています
Apr 10, 2012 by weblogland |先日もサンプルを取り寄せてみましたが、どうも今ひとつしっくりきませんでした。ビックリするようなワインありませんかね?
雑誌などで注目されるように濃いワインが多いのですが、やはり濃いだけではダメ。ある程度のエレガントさがないと飽きられてしまいます。それでいて安い(笑)ワインですから、簡単に見つかりません。
うーん。
先日の試飲会で美味しいワインがあるにはありましたが、高い(笑)。まあ、ちゃんとコストをかけて造ったワインで馬鹿に安いものはありませんから…。
ミドルクラスの価格帯のワインを捜した方が良いかも?ポルトガルもヨーロッパですから、安い量産品より、しっかり造った名も無きワインを捜す方が賢明かもしれません。
良い情報があったらコッソリ教えてくださいね(笑)。
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私の妄想癖はワインにだけ向けられる訳ではありません
Apr 08, 2012 by weblogland |家内は娘と新宿御苑にお花見。なんでも凄い人出で長い行列に並んでようやく入場したらしいです。入る際もお酒を持ち込んでないか手荷物検査までされたとか(笑)。
何時の世も酒席の癖が悪いと嫌われますが、規制が厳しいのも何だか嫌ですね。お酒は一人一人が個人の責任で、ルールの範囲内で楽しまなくては。大人だけが飲めるものですから、ご自愛を。
私は仕事で総持寺さんに行ったり、車に乗っていましたが、あらゆるところに桜はあるんですね(笑)。普段気にかからないお宅の庭やら、傾斜地の雑木林にポツンと植えてあったり。一面に桜が咲き誇る名所は、圧倒的ですが、ポツンと1本だけで咲く桜も風情がありますね(笑)。わざわざ植えた方の市井の思いを感じますよね。子供や孫が生まれた記念や、自分の家の窓からたっぷり眺められるようにとか(笑)。
1本の樹に思いがこもっていると思うと、ついつい植えられた過程も気になります。私の妄想癖はワインにだけ向けられる訳ではありません(笑)。
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花見に適したワイン
Apr 08, 2012 by weblogland |去年は人もまばらで、桜だけが咲き誇っていました。ちょっと異様な感がしました。
ところで今日はまだ寒いせいか、夜桜見物客はごった返すほどではありません。明日が本番のようですね。天気が暖かだと良いですね。
ところで今日はお花見用ワインのお客様が朝からたくさんお越しくださいました。ほとんど常連の方達です。
「マスキューさん!やっぱりランブルスコかな?冷やした方がイイかな?」
家内「そうですね。多少冷えていた方が、美味しく感じます。」
「保冷剤があるから、それに包めば大丈夫ですかね?」
家内「完璧です!」
「バーベキューやるんですが、ワインは何が良いかな?」
私「オーストラリアの『リンカーン』なんか焼肉に最適ですよ。」
「なるほどなるほど。あと女性が喜びそうな白ワインありませんか?」
私「イタリアワインで良いのがあります。ライチやバラの香りがします。これ鉄板です(笑)。」
「ライチですか?中国産じゃなくて(笑)?」
私「ラツィオ州のポッジョ・レ・ヴォルピが造るフラスカーティーです。イイんですよこれ。」
「手巻き寿司を食べながら花見をしようと思うんですが、どんなワインがイイですか?」
家内「スペインのリアス・バイシャスなんか良いですよ。日本人の嗜好に合うワインです。」
「リアス・バイシャスってリアス式海岸の本家ですね(笑)。」
私「さすが良くご存知で!ですから魚介類にはピッタリですよ。」
「マスキューさん!パタゴニアのスパーリング下さい。ブログ読んだら飲まずにいられなくなっちゃいました(笑)。」
私「お恥ずかしい…。」
「これから鶴見の『ドトール』に行ってミラノサンドAを買って、総持寺で花見します!」
私「行ってらっしゃいませ(笑)。」
やはり花見にはワイン!
ワインには様々な個性がありますから、楽しみ方に幅が広がります。一人でも大勢でも、可です(笑)。
でもまだ寒いですから、風邪を召さないように、気をつけて楽しんでくださいね(笑)。
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お花見用ワイン
Apr 06, 2012 by weblogland |やはり皆さんお花見用ワインを探しているようです。
昨日ブログで取り上げたアルゼンチン パタゴニアのボデガ・デル・フィン・デル・ムンド のエクストラ・ブリュットのお問い合わせがありました。
「マスキューさんブログのスパーリングある?ところでつまみは何が良いですか?」
私「結構しっかりしたものが良いです。サンドイッチにレバーペーストを塗ったりしたら、マリアージュしますね(笑)。」
「それではゴージャスなサンドイッチ造らなくては(笑)!」
私「『ドトール』のミラノサンドイッチでもよろしいかと(笑)。これだったらランブルスコなんかでもマリアージュします(笑)。ちなみに去年のブログネタです(大爆笑)。」
「マスキューさん、あのパタゴニアのスパーリング ロゼスパーリングで良いんですよね?」
私「味わいは基本的には白と言うべきかと。でも色はロゼですよね。うーん。」
「意図的なんですか?」
私「黒ぶどうで白ワインを造ると赤みや黒さが残る傾向があります。ですから最初からロゼを目指して造った訳ではないと思います。」
面白いワインが思わぬ産地で造られ、それをリアルタイムで楽しむことが出来る我々は幸せです。
普通に世界中のワインが飲める経験は、かつての王侯・貴族ですらないはずです(笑)。
良い時代の日本に生まれたことに感謝!
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花見、オススメはやはりあのパタゴニアのスパーリング
Apr 05, 2012 by weblogland |去年は花見どころではなかったのですが、今年は馬鹿騒ぎはせずにジックリ花見といきたいところですね。
桜の花見にはロゼ・シャンパンと言いたいところですが、ちょっと高い(笑)。そうなるとオススメはやはりあのパタゴニアのスパーリングです。
アルゼンチン パタゴニアでボデガ・デル・フィン・デル・ムンド がシャンパン方式で造るロゼ色のスパーリングです。香りも赤い果実から白い果実まで感じ、しっかりした立体的構成は立派なものです。
瓶内熟成期間が24ヶ月ほどと長く、泡の舌触りは柔らかくキメ細か。
エキストラ・ブリュットですから最期の糖分添加もしません。切れが良く、しかもピノノアールの重量感がバッチリありますので、満足感はお値段の3倍はあります(笑)。
今年のお花見用ワインはこれ1本でいきます!
ハイグレードな気分に成れること請け合います。
ガスがちょっと弱いですが、その分果実味をしっかり楽しめます(笑)。
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魚介にワイン
Apr 05, 2012 by akiko |キリンホールディングスとメルシャンの研究により、ワインを飲みながら魚介を食べると生臭みを感じのは
ワイン中の鉄分が 魚卵や干物の過酸化脂質が結合することが原因であることが 判明。
さらに、ワインにエタノール処理で死滅させた酵母を添加すると 安全で効果的に鉄分を除去できるという。
いろいろなことが 進んでいるんですね。
確かに 我が家ではよく魚を食べますから、ワインとの相性の悪さは 経験済み。
気軽にワインと魚が合わせられるようになれば、面白いし楽しい。新しい世界が広がるかも。
ですが・・・。やっぱり 変だと思うのです。
ワインってテロワールが重要。自然からの贈り物だと思うんですよね。
それに後から 人工的に手を加えるのは、違和感を感じます。
ワインと食事をあわせるために 色々工夫するのが 楽しいのです。
鉄分除去したワインを 実際に作るとか 売るとか という話では まだ ないようですが、
どうなんでしょう。ちょっと 納得できないなぁ。
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昨日の雨風は凄かったですね。
Apr 04, 2012 by weblogland |うーん。
桜も、花が咲く前には意地でも散ってたまるか!と思っているようですね(笑)。
開花・授粉は植物にとっては命にかかわることですから、耐性は我々の想像以上ですね。一年かけて準備している訳ですから、この程度の天候のブレも想定内だったようです。
昨日の今日で、桜を見たら思わず拍手したくなりました。
それでいて桜の花は役目を全うしたら、アッサリ散りますから、潔い。我々日本人の心の琴線に触れる由縁なんですね。
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いやー、凄いことになってますね。
Apr 03, 2012 by weblogland |サラリーマンの皆さんは早上がりになった方が多かったようですね。早くしないと帰れないばかりか危険です。風に煽られて何が飛んでくるかわかりません。
さっき川崎から車でマスキューまで帰ってきましたが、怖かったでした。
視界は悪いし、風に煽られ車がまっすぐ進みません。しかも15号線は大渋滞。裏道をソロリソロリ走りながら、無事たどり着きました。
あー、良かった。ホッとしました。
最近は歳のせいか、夜や雨の日の車の運転がちょっと怖く感じます。もちろん眼鏡は5年前から遠近両用(笑)。
こんな日は家でじっとしてるに限りますね。でも飲むワインがないと困ります。今日はそんなお客様がチラホラお越しくださいました。
「今日は早上がりなんだけど、家で飲むワインがないんですよ(笑)。」
私「マスキューも早じまいしたいです(笑)。」
「こんな日はワイン飲みながら、本を読むのがイイんですよ(笑)。」
皆さん様々なスタイルがあります。
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温度って大事・・・いまさらですが・・・
Apr 03, 2012 by akiko |ワインは お気に入り ラングドック・ブラン です。
ワクワクしながら 合わせてみたのですが・・・・・。大失敗。 その理由は 温度でした。
思ったより 料理が早く出来上がってしまったため 冷やす時間が足りなかったのですね。
氷が出来ていなかったので 冷蔵庫に入れておいたのですが、不覚でした。
伸びやかな酸と美しいバランスをなす テリやコクが もったりと感じられてしまい、舌に重い・・・。
いつもは爽やかに感じる 植物系の苦味も 強調されすぎて カジキに合いません。
ほんと、ワインに申し訳ないことをしてしまいました。・・・反省・・・。
これから 気温が高くなります。ワインの温度には十分気をつけて 楽しみたいものです。
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シェナン・ブランとシャルドネの違いです
Apr 03, 2012 by weblogland |シェナン・ブランとシャルドネの違いです(笑)。
両者とも基本的に味わいの要素が共通するからややこしい。でもワインとして飲むと別物なんですよね(笑)。
うーん。
これはまず整理しないといけません。
では一体何がシャルドネ?今や世界中で栽培されている白ぶどう品種の王者です。トロピカルなスタイルやタイトなスタイルまでかなり幅広い。でも一番シャルドネたる味わいは?王者の白ワインとして比べるものがない完璧なシャルドネの珍重されるべき味わいはアプリコットや白桃の香りだと思います。ニューワールドやどこでもシャルドネはシャルドネなんですが。やはり愛でるべき味わいはアプリコットや白桃の味わいが芯になるべきかと。この芯に様々なニュアンスが加わり完璧なシャルドネになると思います。
ですから、資格試験でカリフォルニアなどの安いシャルドネをテイスティングの問題に選ぶセンスが私には解りません。
もっともアプリコットや白桃のニュアンスが芯にあるシャルドネは5000円以上するものがざらですから、無理もないんでしょうね。
話が跳んですみません。シェナン・ブランというとやはりバターのニュアンスとレモンやグレープフルーツなどの柑橘類が味わいの芯になっています。もちろんアプリコットなどのニュアンスもありますが、硬質なリンゴ酸が目立ちます。
飲んでみると味わいは違いますが、一つ一つのニュアンスを比べると共通していますから、こんがらかる(笑)。でも芯をしっかり捕らえれば違いはハッキリします。資格試験にでるチリやカリフォルニアのシャルドネの違いが解ることは、本来どうでも良いことです。
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サクラが咲きました 春ですね。
Apr 02, 2012 by akiko |心配したのですが、皆様 ほんとうにありがとうございました。
ウチの近所でも サクラが咲き始めました。厳しい冬の後ですから、目に沁みるようです。
春らしい食材が ようやく 手頃な価格で 売られるようになりましたね。
それを意識しての 白ワイン中心 試飲会だったのですが いかがでしたでしょうか。
春野菜は できるだけ時短で できるだけ薄味で 野菜そのものの味を楽しみたいと考えている私。
ですから 今回 試飲していただいた中で選ぶとすれば
やはり オーストリアのグリューナーフェルトリーナーですね。
味わいの自然さ・伸びやかさは 絶品。香りや甘み、歯ごたえの強い 春野菜を
でしゃばることなく しっかり受け止める 素直さ・優しさが 素敵なワインです。
新鮮なお野菜、たっぷり 楽しみたいですね。
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桝久 試飲会リポート
Apr 01, 2012 by weblogland |さすがに雨風の強かった昼間ご来店がまばらでしたが、おさまった夕方に集中しました。
わざわざのご来店ありがとうございました。
まずはアルゼンチン パタゴニアのスパーリングワインです。造り手はボデガ・デル・フィン・デル・ムンドです。
「あれ?これってロゼですか?白くない(笑)。」
私「そーなんですよ(笑)。でも造り手は白のつもりで造っています。飲んだ感じもブラン・ドゥ・ノアールかと…。」
「あっ!凄くしっかりしてる!」
「ピノ・ノアールのニュアンスが良く出てる。」
「私はよくシャルドネの比率が高いシャンパンやブラン・ドゥ・ブランを飲みますけど、ピノ・ノアールの比率が高いものは初めて飲みました。コクがあって良いですね(笑)。」
家内「日本ではブラン・ドゥ・ブランなどのシャルドネの比率が高いものが多く輸入されてますから、あまり市場では見ないですよね。食事に合わせることを考えるとブラン・ドゥ・ノアール系の方が幅広いですね。」
私「あと、このワイン、シャンパン方式で造られて、瓶内熟成期間が24ヶ月ほどです。」
「うーん。泡が若干弱いけど、細かいね。たしかに瓶熟期間は長いね。」
私「泡の弱さが欠点ですね。」
「でも、香りは素晴らしい!赤い果実のニュアンスと白い柑橘系の香りもある。」
私「赤い果実のニュアンスは完全に熟成によるブーケだと思います。」
「ピノ・ノアールの皮由来じゃないんですか?」
私「熟成によって生じた酸由来のニュアンスかと。ロゼシャンパンのピノ・ノアール由来のアロマではないと思います。」
家内「最期のドサージュはしてませんから、ごまかしようのない造りです。」
「エクストラ・ブリュットですか。こんな凄いのがパタゴニアで造られているんですね(ため息)。」
衝撃のマスキュー デビューでした(笑)。
さて次はいきなりの赤ワインです(笑)。ボルドー右岸コート・ド・カスティヨンのシャトーフォンギァバン2006年(フォンガバンと表記されることもあります。)。
「おー、クラシックだねぇ。いかにもマスキューさんらしいチョイスだね(笑)。」
私「解りました(笑)?」
「2006年は作柄があまり良くないんだけど右岸は安定してるよね。」
私「やはりメルロは収穫が早い分リスクがないんでしょうね。」
「こんなしっかりした赤が先にくるということは、後の白はかなり凄いんですか?」
私「そこまで読まれてましたか(大爆笑)。」
「泥臭いけど、ワインが立体的ですよね?なんでですか?」
私「そーなんですよ。やはり全房発酵して、しかも醸し期間が長いからかと。昔ながらの造り方かと。でも今風の100%除梗した解り易いワインに慣れた方は、このワインを好みません(笑)。」
「私はこのワイン好きだから、クラシック派かな(笑)。」
そして怒涛の白ワイン4連発
〇サン・ブリ 2009年 ドメーヌ・グラン・ロシェ フランス ブルゴーニュ
〇グリューナー・ヴェリトリーナー『グロッサー・サッツ』 2010年 ヴァイングート ミューラー・グロースマン オーストリア ニーダーエスタライヒ州 クレムスタール
〇ジェランソン セック 『スヴニール・ダンファン』2008年 ドメーヌ・ボルドナーヴ フランス ジユランソン
〇シャトー・ド・フェル アンジュ・ブラン『ラ・シャペル』 シェナン セック 2010年 白 フランス ロワール
「マスキューさんの試飲会でこんなに白が多いのは初めてじゃない?でも、これだけ個性的だと面白いね(笑)。」
「サン・ブリってブルゴーニュ唯一のソーヴィニヨン・ブランでしたよね?でもボルドーのソーヴィニヨン・ブランとは大違い(笑)。こんなにも違うんだ。」
「草臭さはたしかにソーヴィニヨンらしいけど、ニュアンスが違うよね。木のようなニュアンスがない…?」
「そうそう。木の実!」
「リンゴ酸もタップリあるね。伸びが凄いね。」
私「サン・ブリはブルゴーニュでも端にあり、気候も厳しく、作柄は天候の影響をうけやすい地域です。実は2008年があまり良くなかったのでジャンプさせて2009年を入荷させました。」
そしてグロッサーサッツのグリューナーです。
「このオーストリアのワイン個性的ですね。ピリッとしてるけど、広がりが凄い。」
私「グリューナー・ヴェリトルーナーは白胡椒のニュアンスが特徴です。中華料理に良く合いそうです。」
「滑らかで上品だよね。日本人の口に合うね(笑)。」
家内「オリーブオイルやバターじゃなく、ゴマ油や菜種油みたいなサラダ油系の方が相性が良いのかと。」
私「グリューナーを飲むと食べている食事がフランスやイタリアとは違うように思えるんですよね。」
「うーん。たしかに違いがありますね。他の白もたしかに個性的ですが、これは異質な感じすらしますよね(笑)。」
私「そこのところが本日のメインテーマでして(笑)。」
さて調子がようやく出てきたジェランソン・セックです。
「マスキューさん、このワイン前に試飲会で出ましたよね?」
私「そーなんです。一年ほど前に出しました。先日飲んだらコクが出ていて、とても素晴らしい状態でしたので今回の再登場になりました(笑)。」
「圧倒的!香りが渦巻いてますな(笑)。」
「ハニーですが、辛口なんですね。」
私「遅摘みしてますし、主要品種のグロ・マンサンは貴腐菌が付きます。」
家内「オレンジのニュアンスが日本のみかんに近いかと。夏みかんや伊予かんのような。」
「どんな食べ物に合わせますか?」
家内「鴨のオレンジソース!(キッパリと)。」
「それ美味しそう!」
「フォアグラなんかも良さそう(笑)。」
さすが美食の地バスクのワインでした。ただ本数が少なく途中で売り切れとなってしまいました。しかも、セラーにあった秘蔵(笑)のコアペのジェランソン・セック2005年も無くなってしまい、大変ご迷惑をおかけしました。最期はジャンケン大会になってしまいました。
そしてトリは強烈なフェルのシェナン・ブランです。
「マスキューさん、フェルのシェナン・ブラン久しぶりですね(笑)。やっぱりロワールのシェナンだとフェルが一番ですよね。」
私「フェルのワインはやはり説得力あるんですよね(笑)。」
「バターっぽさが増したようですね?」
私「造りとラインナップが前と変わってます。オーナーが代わってからのようです。」
「このワイン、バターを使った料理には鉄板ですね(笑)。」
「アサリの白ワイン蒸しをこのワインで作って、さらにこのワインを飲みながら食べる!」
「完璧な法則ですな(笑)。」
「私はこれだけで哲学的に飲みたい(笑)。」
「クリームと相性が良いからショートケーキともマリアージュしますね。」
「チーズも良さそう(笑)。」
「フェルのワインを飲むとさっきのグリューナーとの食べている物の違いを実感しますね。」
どうもありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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本日はありがとうございました
Apr 01, 2012 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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