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Written on 2012 01 11

偽ワインの話

Jan 11, 2012 by weblogland |
昨日の続きの話ですが、偽ワインの話です。

前にあるお客様のところで出くわしました。
ちょうどワイン会の準備をしているところに立ち寄りました。
ソムリエFさん「マスキューさん今週末試飲会なんですよ。お客様がワインを用意して下さったんですが、面白いワインがあるんですよ。」
私「へぇー。なんですか?」
Fさん「1922年のカリフォルニアワインなんですよ。ヴィンテージは入ってないんですが…。ちょっと見てみます?」
私「ほうー。カリフォルニア クラレットと書いてありますけど、他に記載がありませんね。液面はわりとありますね。アッパーショルダーくらいですか。コルクがかなり短いですね。しかもキャップシールがさらに短い。古いワインには違いなさそうですね。バックラベルは貼ってませんから、正規に輸入されたものじゃありませんね。 うーん。 ちょっと調べてみます。」

実は1920年代アメリカは禁酒法で商業ベースのワインはつくられてないはず。早速調べるとその時代でした。ミサ用や薬事用に販売はされたようですが、「カリフォルニア クラレット」と売られていません。
禁酒法後は第二次世界大戦でワインどころじゃありません。おそらく1950年以降のものだと思われました。
翌日その故Fさんにはお伝えしました。

まあ、安い価格で入手したワインで、ホストの方が「偽物かもしれないが試飲会の余興」程度と考えておられたら問題はありませんが。
もし大枚はたいていたら、ぞっとします。
今、インターネットの普及で簡単にレアなワインは手に入りますが、ご注意を!

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新アイテム ぞくぞく

Jan 11, 2012 by akiko |
新年早々、マスキュー 飛ばしています。
すでに4銘柄の 新入荷があります。
なかでも 期待しているのが、スペイン リアス・バイサスのアルバリーニョ。
大好きなワインです。日本の食事にも合わせやすい フルーティで硬質な酸のある白ワイン。
なのですが・・・2000年以降 かなり価格が高くなってしまって ちょっと 置けないなぁ状態が
続いていました。諦められず ずっと 探していたのが 功をそうしたか、
やっと 良い感じの価格、素敵な味わいのもの 見つけました!
多分 一月の試飲会でお試しいただけますので お楽しみに。

さてさて リアス・バイサス といえば、若いときの切れるように強靭な酸が 魅力。
若飲みと言われていますが いいものは かなりの長命です。
酸が とろっとして とっても まろやか。舌に粘りつくような感触が素敵です。

リアス・バイサスだけでなく この熟した酸の感じを どう表現するか、なかなか 良いたとえが見つからなかったのですが、さっき ひらめいちゃいました。 
「片栗粉でとろみをつけたような。」  いかがでしょう。わかりやすいかな?・・・
名文句だと 思うのですが、それとも 迷文句   ?

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