Written on 2024 03
はぁー、今試飲会の片付け終わりました!
Mar 30, 2024 by weblogland |今日は暑いくらいでしたから、皆さんも活動的(笑)。
まずは春の収穫。野蒜とつくしです。Mさん親子が収穫したものをいただきました。わざわざ綺麗に洗ってくださってますから、今晩我々のお腹の中に一直線です(笑)。お嬢さん二人とお父さんの共同作業。私の30年前をちょっと思い出しました(笑)。
それからご近所のIさんにミモザいただきました。コレ去年の秋に狂い咲きしたもの(笑)。ちゃんと春に合わせて咲いて良かった。大したものですね。ブルーのムスカリが一緒に生けてありハイ・センス!
一気に春が来ました(笑)!
ご来店ありがとうございました!
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今週末のマスキュー試飲会のラインナップ並びました
Mar 25, 2024 by weblogland |前半の3本と後半の3本、ラベルの雰囲気が違いますね。前半はあっさり軽く、後半は一気にギア・アップ(笑)。言い方を変えると後半のくどいことくどいこと(笑)。でもコレあくまでラベルを見てのことですからね(笑)。
う~ん。
1本目、2本目のスペイン・ワインはちょっとチープに見えるかな?まあ、ケチなマスキューらしくそれはそれで良し!
3本目のドイツのリースリング、ちょっと傾いてる?ちょうど棚の段差に乗り上げてます。致し方ない。1リットルの大容量もあって瓶もデカイから目立つ(笑)。
4本目のオルソーニャのオレンジ・ワインはとても美しく、いかにも中身が詰まった感じ(笑)。衝撃的な味わいに皆さんビックリするだろうな(笑)。
トリの赤2本、ラベルがいかにもイタリアン(笑)。自宅で飼っている猫と馬だそうです。猫の絵はちょっとクリムト風。あのエクスタシーのおじさんの画風に見えなくもない(笑)。馬は失礼にもこちらにお尻を向けてます(笑)。でもですね(笑)、そのまま後ろ足で蹴られるような衝撃的な味わい(笑)。まさにキック・インサイド?
並んだ瓶を見ながら、勝手な妄想に耽ってます(笑)。
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節子バルテュスさんの絵
Mar 23, 2024 by weblogland |ところで向かって左側のものは?
ちょっと?
実は最近のマスキューブログでお世話になった四つ葉のクローバの生産者『横浜クローバーファーム』のMさんがわざわざ作ってくださいました!
アダムとイブが手にとっているのは本物の四つ葉のクローバです(笑)。穴を開けてMさん栽培の四つ葉のクローバの押し花にしたものを差し込んでいます。リアル四つ葉のクローバでございます(笑)。
あと、ムートン様の文言は拡大してお楽しみください(笑)!
器用で手の込んだ作品に感激です!
ありがとうございました。
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3月のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
Mar 23, 2024 by weblogland |お時間はいつものように29日は17~20時、30日は11~20時となっております。
まずはデイリーな赤、白からスタートです!
●ドミニオ・エスピナル・ティント 2022年 ボデガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O.赤 750ml 1037円税込み
1950年にラモン・カスターニョが創業、協同組合に葡萄を売る栽培農家として始まりましたが、1980年に入ってから自社瓶詰を行うようになりました。このボデガが世に知られるようになったのは2001年にロバート・パーカーに取り上げられ、そのコストパフォーマンスを絶賛されてからです。マスキューは以前から扱っていましたが、有名になってからここしばらくご無沙汰していました(笑)。(特にここのヘクラを覚えているお客様もおられるのでは?)
今やイエクラで最大のボデガとなったカスターニョ。イエクラD.O.の総栽培面積6000ヘクタールのうち、自社畑と契約畑で1500ヘクタールを占めます。年間降雨量が250?300mmしかない為、広い農地を必要とする乾燥農法をしていますが、それにしても巨大なボデガです。畑は痩せた石灰岩質の土壌で標高は700mと高く、寒暖差の大きな大陸性気候です。冬は最低?7℃夏は最高42℃の酷暑となります。一日の気温差も20度以上あります。厳しい環境から自然と収穫量は少なく制限されます。雑草もほとんど生えませんから自然に低農薬で栽培が可能です(笑)。良い葡萄栽培が可能な地ですが、人が生活するには限界に近い環境です。
このワイン、モナストレル85%、シラー15%でつくられ、木樽に一ヶ月だけ熟成されます。このためタンニンが柔らかく、非常に飲みやすく仕上がっています。彼の地では、葡萄果汁をいかに濃くすることではなく、いかに飲みやすくするかが課題なのですね。
あとスペインワインに有りがちな荒っぽさや雑味がありません。
最初のむとイエクラらしからぬ飲み易さ、??一瞬らしからぬ舌触りに「こんなだったっけ?」。でも時間の経過とともにモナストレルらしいベリーのしっとりとしたニュアンスが出てきます。スクリューキャップを閉めて翌日再び飲むと、しっかりした飲み応えを感じます。この価格帯では有り得ない構造の良さです。
うーん。
本物の良さがあります。馬鹿にできない高品質なのです。
〇ドミニオ・エスピナル・ブランコ 2022年 ボデガス・カスターニョ スペイン 白 イエクラD.O. 750ml スクリュー・キャップ 1037円税込み
この白ワイン、カスターニョのエントリー・アイテム。マカベオ種100%で作ったもの。マカベオは主にブレンド用の品種。カヴァの主要品種がチャレロ・パリリャーダ・マカベオのブレンドとなっています。芳香性の品種ではありませんが、ふくよかでカヴァのボディーを支える重要な品種です。
このワイン、味わいはリンゴやポワレなどの柑橘類のフレッシュなもの。程好く薄くて軽い。この水っぽく感じない程好い薄さが信条(笑)。バランスが崩れることなく、何時飲んでもフレンドリー。これってかなり貴重です(笑)。
〇ラインガウ・リースリング トロッケン
2022年エア ワイングート・クラス
ドイツ ラインガウ 白 Q.b.a. トロッケン 1000ml 1885円税込み スクリュー・キャップ
このワイングート・クラス、現当主アティアスの曾祖父が1850年に畑を所有したことから始まります。
所有する畑は著名なマルコブルンに平行したジーゲルスベルグに1ヘクタール、エルバッハの集落の背後の1級畑シュタインモルゲン0.5ヘクタール、ライン河に注ぐ支流カイゼルボッシュ川に沿うミッシェルマルク3.5ヘクタール。
マスキューの定番としてソーヴィニヨン・ブランに次いで今回はお手頃なリースリング1Lの登場です(笑)。
クラスのラインナップで一番お手頃なアイテム。ただ、ベーシックなアイテムとは思えない質の良さ。使用している葡萄の良さを感じます。
アルコール分は12%としっかりあり、それもとても自然な印象。Q.b.aクラスのワインだと補糖・補酸が認められていますが、加えた印象はありません。総酸は1L中7g以上あり、残糖分約9g/1Lとの折り合いが良く甘過ぎず辛すぎないスタイル。アルザスのドライなリースリングに似ていますね(笑)。
皆さん!
よくラインガウやモーゼルのリースリングは高貴と言われますが、それは白桃のニュアンスがあるもの。それが等級が上がりシュペートレーゼやアウスレーゼ以上になるとネクタリンのような凝縮した果実味になり絢爛豪華な有り様になります。と私は勝手に思っております(笑)。この1Lのお買い得リースリングには桃のニュアンスがあり、その血統を感じます。
開けたては若干のペトロール香がしますが、白い花、レモン、リンゴ、グレープフルーツのリースリングらしい香りがしっかりあります。基本ラインガウらしいガッチリしたワインですから揺らぎません。この点明らかにモーゼルとは違いますね(笑)。そしてペトロール香を感じなくなる頃に白桃のニュアンスが頭を持ち上げて来ます。血統の良さを感じます。
とは言え出すぎたスタイルではなく汎用性を感じるユーシフルなものですから、酢飯や和食に相性が良い。特に砂糖や味醂を使った料理にはバッチリ(笑)。
数少ないお買い得な正統派のリースリングなのでございます(笑)。
◎『スピリタス』テッレ・マルヴァジア・オレンジ 2022年 カンティーナ・オルソーヤ イタリア アブルッツォ オレンジ・ワイン テッレ・ディ・キェティ I.G.P. 750ml 2734円税込み
ふふふ(笑)。
イタリア・アプルッツォ州のカンティーナ・オルソーニャのオレンジ・ワインが入荷しました!
赤のモンテプルチアーノ・ダブルッツォと白のペコリーノとようやくフル・ラインナップの完成です(笑)。
去年このオレンジ・ワインを試飲してマスキュー試飲会に出すつもりでしたが、あっという間に完売で取り逃がす(笑)。それゆえマスキュー試飲会では赤と白のみのお披露目となりました。今回は抜け目なくこのオレンジ・ワインを確保いたしました。当然3月のマスキュー試飲会にてデビューいたします。まあ、その前からこっそり販売中なのでございます(笑)。
色から言うとオレンジ・ワインというよりはキアレットやチェラスオーロのイメージです(笑)。でも葡萄品種はマルヴァジア…白葡萄です(笑)。確かに白葡萄を皮毎発酵するのがオレンジ・ワインなのですが、どう考えてもロゼ(笑)、しかも黒葡萄使用のロゼとしか思えません。今回のメイクはマルヴァジアらしいオレンジの風味たっぷりで、この点あまり違和感はありませんが、果皮での醸しはたった3日ですから、ちょっと変(笑)。なんでも昔のスタイルとか。でもですね、味わいはぶっ飛ぶ味わい(笑)。すんごく美味しい!
恐るべしオルソーニャなのです(笑)。
ちょっと、分かりやすく補則します(笑)。
前回のメイクではチェリーやプラムの香りが圧倒的で途方に暮れました。どう考えても黒葡萄から作ったとしか思えなかったからです。色々調べるとマルヴァジアは変異が多く黒葡萄のマルヴァジアもあります。グリ色がかったマルヴァジアを使っているのではないかと、勝手に想像納得しておりました。
今回のメイクは前回同様見た目オレンジ(笑)。それゆえ味わいもベリー系の香りが主体と思っておりました。ところがギッチョン(笑)、今回はマルヴァジアらしいオレンジの風味がたっぷり明瞭に感じるもの。もちろんオレンジだけではなくベリー系の赤いニュアンスも感じますが、はっきりとマルヴァジアと認識出来ます。
う~ん。
やはり、オルソーニャは共同組合なのでロットの違いを感じました。畑も違うはず。とは言え基本的な低収量で作り方の規格は同じ。素晴らしい出来映えです。実に美味しい!
カンティーナ・オルソーニャは、アブルッツォ地方にあるコーペラティブで、1964年に設立されました。中部イタリア アブルッツォ州の北部の山間部アペニン山脈に連なる丘陵、マイェッラ国立公園に隣接した何もないど田舎(ごめんなさい。)。畑も傾斜地が多く作業は大変そうです。植樹率は1500本/1ヘクタールですから効率も良くなさそうです。
カンティーナ・オルソーヤは現在、ヨーロッパ最大のオーガニックワイン生産者のひとつで、今年で1400ヘクタール(2023年春には2000ヘクタールになる予定)の畑を持ち、100%有機栽培でワインを作っています。カンティーナ・オルソーヤのワインは、基本オーガニックとヴィーガンの認定を受けています。 さらに、生産量の45%はデメターによるバイオダイナミック認証を取得しています。これって共同組合レベルではあり得ない比率です。通常共同組合ですと、特別に一つ二つの区画でビオ・ディナミのワインを作る程度が常識的な限度であり、基本個人の生産者にビオ・ディナミは親和性の高い農法です。間違うと収穫が無くなる恐れがあります。いきなりベンチャーでビオ・ディナミのワインに挑戦して全てを失って撤退と言う話は
多々あります。それを共同組合レベルで実現することは奇跡的です。
また、サンフランシスコ(米国)で開催された2018年の国際ビオ・ディナミワイン会議では、カンティーナ・オルソーニャが世界最大のデメター認定バイオダイナミックぶどう生産農家として表彰されております。 さらには、このワイナリーは妥協のない魅力的な自然派ワインを作るために、人を大切にし、努力している数少ないワイナリーであります。 女性や子供たちを支援するために様々なプロジェクトにも関わっております。地域と人に根差した確たる意思と優しい意図があるのです。
もともと貧しい彼の地、生産されるワインはほとんど北部のネゴシアンに安く買い取られ、いわば搾取されていた地域。そこで共同組合として結束することで一大奮起したわけです。自然農法はお金を使わない知恵。ビオ・ディナミは貧者の武器(またまたごめんなさい)、でもこれは一面真実。ケチなマスキューとも親和性が高い(笑)。1962年に出版されたレイチェル・カールソンの『沈黙の春』は世界の自然農法潮流の始点。この共同組合の在り方と時間的にも重なりますね。生き残るための自然農法が進化した奇跡的な共同組合と言えます。
●ボナルダ 2019年 マルティルデ イタリア ロンバルディア 赤 オルトレポ・パヴェーゼD.O.C. 750ml 2734円税込み
タンニンたっぷりの典型的なボナルダでございます(笑)。
マスキューの裏ティスティングの模様です(笑)。
家内「うわっ!凄いタンニン!典型的なボナルダだぁ(笑)。」
Kさん「これは手強いですね(笑)。こんなに渋いワインが今時あるんですね(笑)。しかも濁りがない。秀逸!」
私「プリミティブですよね。やはりボナルダはタンニン量で勝負(笑)!」
家内「とにかくタンニンが多量なんだけど
、それを逆手にもって飲ませる(笑)。カベルネ・フランにこんなワインあるよね(笑)。」
私「タンニンが訴求力ではあるんだけど…
、ワインとしての元々の良さがある。このタンニン確かに収斂性もあるけど、嫌ではないんだよね。旨く感じる(笑)。」
Kさん「ワインとしてのまとまりはあるんだよね。『俺はこのスタイルなんだ!』ってね(笑)。余韻も凄いし(笑)。堂々としてる。オルトレポ・パヴェーゼって割りと洗練されているワインが多いんだけど(笑)、これは意表を突いてますな(笑)。」
家内「このワイン樽熟成しないスタイル。このタンニンはすべて葡萄由来(笑)。スパイシーだし、ミネラルもたっぷり、甘さもしっかり。自然な葡萄だけで勝負してる感じ(笑)。」
私「葡萄の野性味はあるんだけど、雑に作ったのとは違うんだよね。タンニンに深さも伴っている。変に飲みやすくしていない(笑)。」
家内「木樽熟成はしていないけど、しっかり寝かせているよね。ちゃんと時間をかけている。」
Kさん「土臭さ、後味に豆っぽさ。ビオ系なんだろうけど、ビオ・ビオしていない(笑)。心地良い(笑)。」
私「ちょっとベーコンみたいなニュアンスもあるし…、果実味ははっきりはしていないけどカシスやプラム系の…。まだ、ちょっとくらいかな。」
Kさん「農家の薄暗い暖炉の灯り。生サラミなんかを足つきの台の上で切ってこのワインを飲む…。ソファーにはラベルの猫が寝そべっている。そんな光景が目に浮かぶ(笑)!」
インポーターさん資料より
土地、葡萄、家族への愛情が育むナチュラルワイン 「マルティルデ」は、ミラノから南に約60km、ピアチェンツァに程近いロンバルディア州南端、ロヴェスカーラの標高200mの小高い丘の頂に処を構えています。ピエモンテ、リグーリア、エミリア・ロマーニャと州境を接するこの地域はオルトレポ・パヴェーゼの生産地域で、古い文書にこの地で西暦1100年頃からぶどう栽培とワイン造りが行われていたとの記録が残っています。「マルティルデ」はこの地に17ヘクタールの地所を所有し、そのうち15ヘクタールに土着品種のクロアティーナを始めバルベーラ、マルヴァジアなど様々なぶどうが植えられています。ミラノのIBMに勤め、ワインとは全く無縁の仕事をしていたレイモンドとアントネッラのロンバルディ夫妻が
ロヴェスカーラの美しい風土と古いぶどう畑が広がるマルティルデの地所に強く惹かれ、ミラノからこの地に移り住んだのは今から30年ほど前。ワイン造りに関する知識も経験も皆無だった2人は栽培と醸造について一から学び、1991年にファースト・ヴィンテージがリリースされました。スタート当初レイモンドはIBMでの仕事を続けており、平日はロヴェスカーラとミラノを往復する生活を1997年まで続けました。 、畑 彼らはぶどうの栽培には当初から有機農法を取り入れ、さらに ロンバルディアを中心に活躍する腕利きのエノロゴ、ジュゼッペ・ザッティをパートナーに迎え、現在では素晴らしいナチュラル・ワインの造り手として確固たる地位を築いています。マルティルデの畑はいずれも古くからある畑で、一部
の畑には樹齢数十年の古樹が残っていますが、彼らは樹勢の落ちた古樹は植え替えを進めており、植え替えの済んだ畑では樹齢3~14年の樹が1ヘクタール当たり5000本の密度で植えられています。 樹は全てギュイヨに仕立てられ、剪定によって果実は1本当たり10房以下に抑えられます。土壌は粘土質が主体で少量の石灰質が交じり、果実味豊かな赤やはつらつとしたミネラル感を持った白ワインを産み出します。土壌の構成は畑ごとに微妙に異なり、ぶどうの味わいに変化をもたらします。植物の適度な競合と低収量によって土壌の安定と肥沃さを維持するため、1993年以降畑の下草を定期的に刈り込む作業を行っています。 また畑への施肥はそれぞれの畑の状態、すなわち土壌の養分構成や前年の収穫量や作柄に基づき
、堆肥などの有機肥料が必要最低限施されます。病害への対策も同様に制限され、可能な限り好ましい気象条件の時に天然由来の環境への影響の少ない薬剤を必要最低限使用します。農薬や合成除草剤は一切用いません。 、ぶどう 彼らのぶどうの中で最も重要なものは、黒ぶどうではクロアティーナです。「ボナルダ・ディ・ロヴェスカーラ」とも呼ばれるこのぶどうは古くから栽培され、その卓越した品質には定評があります。彼らもこのぶどうには特別な思い入れがあります。また最近では、適度な酸を持ち熟成に向いたバルベーラにも力を入れています。一方白ぶどうはマルヴァジアがメインです。1993年、彼らは古い畑に初めてマルヴァジア・ディ・カンディアのクローンを植えました。現在、これは彼らの最も重要なぶどう
の一つになっています。このぶどうからは2つの異なるタイプのワイン – フレッシュなタイプと、約6ヶ月のマセレーションを行ったいわゆる「オレンジ・ワイン」 – が造られます。ぶどうはすべて自社栽培のもののみを使用し、買いぶどうは一切使用しません。収穫が近づくと、彼らは頭をからっぽにして畑の隅々まで歩き回り、ぶどうの風味(甘味、渋味、柔らかさなど)を徹底的にチェックします。この食味による確認と並行して糖度、酸度、phなどの分析も行われ、最適と判断された時点で手早く収穫が行われます。これらの作業は秋の気候の変わり目までに終わらせなければならないため、常に時間との戦いとなります。ぶどうは全て手摘みによる収穫後直ちにセラーへと運ばれ、圧搾が行われます。発酵は赤も白も全てステ
ンレスタンクで行います。
発酵を安定させるために発酵の前後でSO2を加える生産者が多いのですが、彼らは果汁の状態が良ければ発酵の前にSO2を加えません。発酵終了後に法律で認められた量よりはるかに少ない量を添加するだけです。そのため彼らのワインはSO2の含有量が低く、「飲んでも頭が痛くならないワイン」は彼らの自慢です。発酵後白ワインはそのまま瓶詰めまでタンクで熟成させます。 赤ワインはマロラクティック発酵を行い、熟成のために樽へと移されます。彼らはワインによって2500リットルの大樽と225リットルのバリックを使い分けています。バリックで熟成させたものにはバニラやコーヒー、スパイスのフレーバーが備わります。赤ワインは瓶詰めの前に卵白とゼラチンで清澄を行います。 、 彼らのワインにはすべて彼らの家族
– 一緒に暮らす犬、猫、馬たちの名前が付けられ、アントネッラによって描かれた可愛らしいラベルが貼られ、ワインを味わう人々を和ませます。有機ぶどうから造られたワインはいずれも果実本来の風味にあふれ、飲む人に強い印象を与えます。ロヴェスカーラの地、そこから産まれるぶどう、そして家族たちへ限りない愛情をそそぐアントネッラとレイモンドの想いが詰まったマルティルデのワインを是非味わって下さい。
●『ザッフォ』クロアチーナ 2017年 マルティルデ イタリア ロンバルディア 赤 プロヴィンチャ・ディ・パヴィアI.G.T. 750ml 3394円税込み
家内「え~と、これはクロアチーナ100%のマルティルデの最上級キュヴェ。」
私「クロアチーナってボナルダのシノニムだよね?」
家内「そーだよね。でもマルチルデは分けて呼んでいる。何故かは飲んでのお楽しみかな(笑)?」
家内「『ボナルダ』2019年は木樽は使いませんが、この『ザッフォ』2017年は2500リットルのフレンチ・オークの大樽で2年以上熟成させてから瓶詰めしたもの。一番良い区画のボナルダで特に出来の良い年だけ作る特別なワイン。」
私「あ~!何コレ!グレート・ワインだよ(笑)!いきなりトップ・ギアだぁ(笑)。」
Kさん「凄いですな!『ボナルダ』2019年とは別物ですね(笑)。同じ品種と言われると騙されてるような…(笑)。ボナルダ詐偽(笑)。」
家内「同じ品種とは思えない!普通の人が実は王様だったような(笑)…。」
私「どう考えても別物だよね(笑)。だってコレ、洗練されたグレート・ワインだよ(笑)。」
家内「あえて共通点を探せば、後味に豆っぽさがあることくらい(笑)。」
私「酵母が同じなのかな?」
Kさん「う~ん。確かに頂点にあるワインですな。言葉を失う。」
家内「ボナルダを長く熟成させるとこうなる?ボナルダ→クロアチーナ?そんなイメージかな(笑)。」
私「ともにとんでもない量のタンニン量だけど、『ザッフォ』の方は渦巻いている。凄い求心力。渦の底の深いこと!」
Kさん「とても甘くて、旨くて、古くなくて、綺麗で、高貴で…。」
私「樽のニュアンスは全然感じられない。とてもニュートラル。ワイン自体のパワーは恐るべし。かといって乱雑さ、乱暴さは微塵もない。え~と、アルコール分は…、15%!」
Kさん「そんな高いアルコール分と思えない。折り合いが良い…、折り合いのつけ方が高度。余韻がいつまでも続く。」
私「もっと時間が経つと果実が溢れんばかりになりそう。今、ワインとしては飲み頃の入口。この状態は長く続きそう。」
家内「バローロの大物に通じますよね(笑)。ネッビオーロみたいな小粒の赤いプラムやベリーの香りがする。」
Kさん「ネッビオーロ…、高貴品種に連なるとは!ボナルダ、クロアチーナ恐るべし(笑)!」
家内「解った!マスキューの取り扱いアイテムだった『カプレンガ』ってネッビオーロとボナルダの半々のブレンドだったよね。」
私「ガッティナラのアンツィヴィーノのワインだよね?」
家内「そう!『カプレンガ』ってネッビオーロが50%なんだけど、とてもネッビオーロらしい。ということはボナルダはネッビオーロ的な品種なんだ!」
私「なるほどね(笑)!座布団1枚!」
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明日3月20日はお彼岸のお中日
Mar 20, 2024 by weblogland |そんなこんな考えてもあまり意味はなさそう。まあ、取り敢えず明日は墓参り。
ということでマスキューはお休み。さてと今晩は何を飲もうかな(笑)。
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30日のマスキュー試飲会のトリの二本決まりました!
Mar 19, 2024 by weblogland |イタリア・ロンバルディアのボナルダです。決定版と言っても過言ではないかと
(笑)。
●ボナルダ 2019年 マルティルデ イタリア ロンバルディア 赤 オルトレポ・パヴェーゼD.O.C. 750ml 2734円税込み
タンニンたっぷりの典型的なボナルダでございます(笑)。
マスキューの裏ティスティングの模様です(笑)。
家内「うわっ!凄いタンニン!典型的なボナルダだぁ(笑)。」
Kさん「これは手強いですね(笑)。こんなに渋いワインが今時あるんですね(笑)。しかも濁りがない。秀逸!」
私「プリミティブですよね。やはりボナルダはタンニン量で勝負(笑)!」
家内「とにかくタンニンが多量なんだけど
、それを逆手にもって飲ませる(笑)。カベルネ・フランにこんなワインあるよね(笑)。」
私「タンニンが訴求力ではあるんだけど…、ワインとしての元々の良さがある。このタンニン確かに収斂性もあるけど、嫌ではないんだよね。旨く感じる(笑)。」
Kさん「ワインとしてのまとまりはあるんだよね。『俺はこのスタイルなんだ!』ってね(笑)。余韻も凄いし(笑)。堂々としてる。オルトレポ・パヴェーゼって割りと洗練されているワインが多いんだけど(笑)、これは意表を突いてますな(笑)。」
家内「このワイン樽熟成しないスタイル。このタンニンはすべて葡萄由来(笑)。スパイシーだし、ミネラルもたっぷり、甘さもしっかり。自然な葡萄だけで勝負してる感じ(笑)。」
私「葡萄の野性味はあるんだけど、雑に作ったのとは違うんだよね。タンニンに深さも伴っている。変に飲みやすくしていない(笑)。」
家内「木樽熟成はしていないけど、しっかり寝かせているよね。ちゃんと時間をかけている。」
Kさん「土臭さ、後味に豆っぽさ。ビオ系なんだろうけど、ビオ・ビオしていない(笑)。心地良い(笑)。」
私「ちょっとベーコンみたいなニュアンスもあるし…、果実味ははっきりはしていないけどカシスやプラム系の…。まだ、ちょっとくらいかな。」
Kさん「農家の薄暗い暖炉の灯り。生サラミなんかを足つきの台の上で切ってこのワインを飲む…。ソファーにはラベルの猫が寝そべっている。そんな光景が目に浮かぶ(笑)!」
●『ザッフォ』クロアチーナ 2017年 マルティルデ イタリア ロンバルディア 赤 プロヴィンチャ・ディ・パヴィアI.G.T. 750ml 3394円税込み
家内「え~と、これはクロアチーナ100%のマルティルデの最上級キュヴェ。」
私「クロアチーナってボナルダのシノニムだよね?」
家内「そーだよね。でもマルティルデは分けて呼んでいる。何故かは飲んでのお楽しみかな(笑)?」
家内「『ボナルダ』2019年は木樽は使いませんが、この『ザッフォ』2017年は2500リットルのフレンチ・オークの大樽で2年以上熟成させてから瓶詰めしたもの。一番良い区画のボナルダで特に出来の良い年だけ作る特別なワイン。」
私「あ~!何コレ!グレート・ワインだよ
(笑)!いきなりトップ・ギアだぁ(笑)。」
Kさん「凄いですな!『ボナルダ』2019年とは別物ですね(笑)。同じ品種と言われると騙されてるような…(笑)。ボナルダ詐偽
(笑)。」
家内「同じ品種とは思えない!普通の人が実は王様だったような(笑)…。」
私「どう考えても別物だよね(笑)。だってコレ、洗練されたグレート・ワインだよ
(笑)。」
家内「あえて共通点を探せば、後味に豆っぽさがあることくらい(笑)。」
私「酵母が同じなのかな?」
Kさん「う~ん。確かに頂点にあるワインですな。言葉を失う。」
家内「ボナルダを長く熟成させるとこうなる?ボナルダ→クロアチーナ?そんなイメージかな(笑)。」
私「ともにとんでもない量のタンニン量だけど、『ザッフォ』の方は渦巻いている。凄い求心力。渦の底の深いこと!しかも底に引き込まれる。」
Kさん「とても甘くて、旨くて、古くなくて、綺麗で、高貴で…。」
私「樽のニュアンスは全然感じられない。とてもニュートラル。ワイン自体のパワーは恐るべし。かといって乱雑さ、乱暴さは微塵もない。え~と、アルコール分は…、15%!」
Kさん「そんな高いアルコール分と思えない。折り合いが良い…、折り合いのつけ方が高度。余韻がいつまでも続く。」
私「もっと時間が経つと果実が溢れんばかりになりそう。今、ワインとしては飲み頃の入口。この状態は長く続きそう。」
家内「バローロの大物に通じますよね(笑)。ネッビオーロみたいな小粒の赤いプラムやベリーの香りがする。」
Kさん「ネッビオーロ…、高貴品種に連なるとは!ボナルダ、クロアチーナ恐るべし(笑)!」
家内「解った!マスキューの取り扱いアイテムだった『カプレンガ』ってネッビオーロとボナルダの半々のブレンドだったよね。」
私「ガッティナラのアンツィヴィーノのワインだよね?」
家内「そう!『カプレンガ』ってネッビオーロが50%なんだけど、とてもネッビオーロらしい。ということはボナルダはネッビオーロ的な品種なんだ!」
私「なるほどね(笑)!座布団1枚!」
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ベトナムのワインの続きです
Mar 18, 2024 by weblogland |昨日の晩16日に思い出して飲んだのですが(笑)。美味しかった!
崩れることなく、エレガントでチャーミング。ちょっと驚きました。舌触りはあくまで優しく、果実味と液体の折り合いは秀逸。本物でした。
ただ、惜しむらくは品種が解らなかったこと(笑)。これは私自身の不勉強の性(笑)。でもですね、ワインを真剣に飲むようになってから30年以上経ちますから、未知との遭遇ということにしておいてくださいね(笑)。
世界は広い!
知ってることなんてほんの一部(笑)。まあ、それに気づけて良かったかな?
まさかベトナムでこんなに素晴らしいワインが作られているとは!触発されて地中海南岸のワインに興味を持っています。特にモロッコのワインを物色中(笑)。なかなか日本に入って来なかったり、入っていても少量のためちょっと高かったり。どこかのインポーターさんをたぶらかして輸入して貰うのも手かな(笑)。
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飲んでみると何となく解る
Mar 16, 2024 by weblogland |ブログで書いた京番茶です(笑)。
独特な香りも強力ですから、コレを関東の人間に番茶と言っても知らない人は信じないでしょうね(笑)。お茶と言えば手で撚りますから針状です。これだと枯れた落ち葉にしか見えない(笑)。
でもですね(笑)、飲んでみると何となく解る。食後に口中、喉、胃までリセットしてくれる感覚。タンニンもしっかりありますが、収斂して苦さが突出する訳ではありません。お酒を飲みながら料理をしっかり堪能したあと、『さぁ、帰るかな』と自然に思えそう(笑)。帰り道も千鳥足でなく、ちゃんと歩けそうです(笑)。
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天丼の後にはやはり番茶かと
Mar 15, 2024 by weblogland |私「はい!天丼の後にはやはり番茶かと(笑)。」
「これねぇ。京都の番茶。いり番茶って言われていて、京都でおばんざい料理などのコースを食べたあと必ず出ます(笑)。」
私「クンクン。ちょっと変わった香りですね。関東の番茶とは違う香りですね。」
「そう(笑)!タバコの香りや落ち葉で焚き火したような香りなんですよね。京都行って食事したら出てきました(笑)。最初は面食らいましたが(笑)、なかなか癖になるお茶です(笑)。」
私「こっちのいわゆる番茶と何が違うのかな?」
「焙煎の仕方かな。こっちの番茶とは味わいが別物なんですけど(笑)、作用は似ている。京都料理の食後には合う。文化の差かな?ただ関東圏では売れないようです(笑)。高島屋の一保堂に行って注文すると奥からごそごそ探して出てくる(笑)。少なくともショーケースには並んでない(笑)。」
私「京番茶ってやつかな?初めて飲むような気がします。ありがとうございました!試してみますね(笑)。また、味わいの経験値が上がります(笑)。」
こうした皆さんのご協力・ご教示でマスキューはパワーアップしております(笑)。
Dr.Fさん、ありがとうございました!
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サハティニはどれも良い
Mar 14, 2024 by weblogland |ルーマニアのドメーヌ・サハティニのピノ・ノワール、ロゼ、ピノ・グリージョ、カベルネ・ソーヴィニヨンの揃い踏み(笑)。マスキューの動向をウォッチされてる方はお気づきでしょうが、マスキューがひとつのドメーヌのアイテムを4つも扱うのは異例です(笑)。なにかとケチをつけて一番良いアイテムを扱う習性はご存知かと(笑)。でもですね(笑)、サハティニはどれも良い。ちょっと癪に触りますが(笑)、良いものは良い!なのでございます(笑)。
時節柄、春めいた飲みやすさや果実感がありますので、家内の一存で決定!
私の意見は?
異論ございません!
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『スピリタス』テッレ・マルヴァジア・オレンジ 2022年 カンティーナ・オルソーヤ
Mar 13, 2024 by weblogland |◎『スピリタス』テッレ・マルヴァジア・オレンジ 2022年 カンティーナ・オルソーヤ
販売価格(税込): 2,734 円
ちょっと、分かりやすく補則します(笑)。
前回のメイクではチェリーやプラムの香りが圧倒的で途方に暮れました。どう考えても黒葡萄から作ったとしか思えなかったからです。色々調べるとマルヴァジアは変異が多く黒葡萄のマルヴァジアもあります。グリ色がかったマルヴァジアを使っているのではないかと、勝手に想像納得しておりました。
今回のメイクは前回同様見た目オレンジ(笑)。それゆえ味わいもベリー系の香りが主体と思っておりました。ところがギッチョン(笑)、今回はマルヴァジアらしいオレンジの風味がたっぷり明瞭に感じるもの。もちろんオレンジだけではなくベリー系の赤いニュアンスも感じますが、はっきりとマルヴァジアと認識出来ます。
う~ん。
やはり、オルソーニャは共同組合なのでロットの違いを感じました。畑も違うはず。とは言え基本的な低収量で作り方の規格は同じ。素晴らしい出来映えです。実に美味しい!
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モンテプルチアーノのフルラインナップ揃いました
Mar 13, 2024 by weblogland |イタリア・アプルッツォ州のカンティーナ・オルソーニャのオレンジ・ワインが入荷しました!
◎『スピリタス』テッレ・マルヴァジア・オレンジ 2022年 カンティーナ・オルソーヤ
販売価格(税込): 2,734 円
赤のモンテプルチアーノ・ダブルッツォと白のペコリーノとようやくフル・ラインナップの完成です(笑)。
去年このオレンジ・ワインを試飲してマスキュー試飲会に出すつもりでしたが、あっという間に完売。それゆえマスキュー試飲会では赤と白のみのお披露目となりました。今回は抜け目なくこのオレンジ・ワインを確保いたしました。当然3月のマスキュー試飲会にてデビューいたします。まあ、その前からこっそり販売中なのでございます(笑)。
本音から言うとオレンジ・ワインというよりはキアレットやチェラスオーロのイメージです(笑)。でも葡萄品種はマルヴァジア…白葡萄です(笑)。確かに白葡萄を皮毎発酵するのがオレンジ・ワインなのですが、どう考えてもロゼ(笑)、しかも黒葡萄使用のロゼとしか思えません。今回のメイクはマルヴァジアらしいオレンジの風味たっぷりで、この点あまり違和感はありませんが、果皮での醸しはたった3日ですから、ちょっと変(笑)。でもですね、味わいはぶっ飛ぶ味わい(笑)。すんごく美味しい!
恐るべしオルソーニャなのです(笑)。
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ベトナムのワイン持ってきました
Mar 09, 2024 by weblogland |Kさん「マスキューさん、頂き物なんですがベトナムのワイン持ってきました(笑)。
飲んだことありますか(笑)?」
私「一度お客様からベトナム土産に機内サービスで出たワインをいただいたことはありますが(笑)…。よく見るとイスラエル産のワインでした(笑)。美味しかったんですが。」
家内「リアル・ベトナム・ワインは初めてです(笑)。フランスの植民地時代が長かったから、あっても不思議ではないかな?」
私「そうそう。パンもとても美味しいらしいよ(笑)。」
家内「ベトナムの人って真面目で粘り強いって言うしね(笑)。」
私「戦争してアメリカに勝っちゃうんだからね(笑)。ところで幾らくらいのワインですか?」
Kさん「知り合いからベトナム土産でいただいたのですが、高級ホテルのウェルカム・ワインを飲まないので持って帰ったもの(笑)。ただし飲むときは、フロントに電話してソムリエがわざわざ抜栓してくれるとか(笑)。かなり高級なホテルのようです。」
私・家内「おー!セレブ御用達だぁ。」
Kさん「しかもワインはホテルの所有するワイナリーで作られているとか(笑)。」
私「ホント、上流階級御用達ですね(笑)。フランスの植民地支配の残滓かな?」
家内「私ベトナムと言うとプラトーン、ランボー、ラ・マンしか知らない(笑)。」
そんなこんなでティスティング開始!
私「キャップ・シールの上をプラスチックのシールで保護してる。入念ですよ!キャップ・シールもプラスチックではなく金属の本物。」
Kさん「あれ、瓶にラドラ・ワイナリーって浮き彫りがある。お金かかってる(笑)。」
家内「色が薄い。ピノ・ノワール的な色合い。香りは独特。エキゾチック。」
私「スパイシー!」
Kさん「品種は何だか解らないけど、とても自然(笑)。無理がない。特徴的なスモーキーさ。美味しい(笑)。」
私「薄旨くて良いですね(笑)。とてもチャーミング。私好み(笑)。日本人好みかな(笑)。」
家内「フリーラン・ジュースだけで作ってる(笑)。雑味がない。」
Kさん「きっとフランスの品種なんだろうな。」
私「作りはピノ・ノワール的ブルゴーニュ的。でも香りは違う。樟脳っぽさもある。カベルネ系のボルドー品種なのかな?駄菓子屋の杏子飴みたいな赤い果実(笑)。メルロー?」
家内「バック・ラベルにマルベリーの味って書いてある。タナ?」
Kさん「植物…、パクチーなんかに合いそうですね(笑)。オリジナリティー溢れてますね(笑)。バイ・ミーでパクチーなんか入れたサンドイッチ食べながら飲んだら美味しそう(笑)。」
私「ワイン作りの歴史を感じるワインですね(笑)。」
家内「ある意味完成している。日本のワインとはこの点違う。ベトナムって亜熱帯で日本以上に多雨。きっと標高の高い高原で作っているんだろうね。」
Kさん「おそらく生産量は少ないでしょうね。」
私「マスカット・ベリーAもいつかはこうなるのかな(笑)?」
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春の息吹感じますよね
Mar 08, 2024 by weblogland |ちょっと明るくなって来ましたし、気分よし!
お客様「雪積もらなくて良かったですね(笑)。ところでスミレありますか(笑)?」
私「はい!これです。」
お客様「私もスミレの香りが気になってまして(笑)。」
私「どうぞ香りを嗅いでみてください(笑)。」
お客様「クンクン。ほのかな香り。甘い…。ワインで言うスミレの香りとはシンクロしませんよね(笑)。」
私「そーなんです(笑)。ちょっと黒トリュフの香りもしますが、グラスの土の香りかもしれませんね。」
お客様「あ~、佃煮みたいな香りですね(笑)。でも、春を感じますよね(笑)。なんとなく気分は晴れるかな(笑)。」
私「春の息吹感じますよね(笑)。」
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解った!ボノミのクレマン・ド・ロワール!
Mar 07, 2024 by weblogland |商売の方もお寒いかぎりでございます(笑)。
でもですね、今晩は何を飲むか?に関しては問題なし(笑)。
私「今晩は何を飲もうか?」
家内「う~ん。店も暇だし(笑)、気分直しに泡なんてどう?」
私「おっ、イイね(笑)。となるとだ…、どうせ飲むんだからそこそこ美味しいのが良い。う~ん。コンテッセのフリザンテなんか何食べても合うからね。それにしようか?」
家内「もうインポーターさんの在庫尽きたし、ヴェルドゥッオのマスキュー在庫もカツカツだからダメ!」
私「あ~あ、仕方ない!ではではビシュロンのクレマン・ド・ブルゴーニュは?」
家内「う~ん。今日はビシュロンの気分じゃないんだよね。とても豊かなんだけど、今日は切れが欲しい切れが(笑)。」
私「解った!ボノミのクレマン・ド・ロワール!」
家内「ピンポン!」
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テアトロ・イタリア『16』イル・ソーニォ ヴィノ・ロッソ・ディタリア
Mar 06, 2024 by weblogland |●テアトロ・イタリア『16』イル・ソーニォ ヴィノ・ロッソ・ディタリア N.V. 750ml 1555円税込
じわりじわりとリピートする方が増えてきました。すかさずインポーターさんに問い合わせると(笑)。
私「先日いただいた『16』まだありますか?」
インポーターさん「はい!ありがとうございます。まだ在庫ございます。」
私「それでは〇ケースいただけますか?」
インポーターさん「はい。ただ先日はお試し特価でして…。ちょっと今回はお値段が上がっておりまして…。」
私「そーなんですか(とても残念そうに)。皆さんとても喜んで下さってるので…。出来ればそこのところなんとか…。」
結果何とかなりました(笑)!
あ~、良かった。
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スミレの香り手強し!
Mar 06, 2024 by weblogland |Mさん「マスキューさん!スミレ持ってきました。スミレの香りを楽しみながらワインを飲もうと思いまして(笑)、どんなワインが合うかと、ご相談兼ねて持ってきました(笑)。」
私「おー!スミレだぁ。よくボジョレーなど赤ワインにみられる香りですね(笑)。」
Mさん「そーなんです(笑)。やはりピノ・ノワールかな?」
私「私ヨーロッパの方が言うスミレの香りって正直解りません(笑)。ただティスティングする過程で評される『スミレの香り』はそれとなく解るのですが、実際にスミレの香りを嗅いでもピンと来ません。」
Mさん「実はワインのティスティング用のアロマパレットのスミレの香りと私が栽培したスミレの香りは違うのです。」
私「う~ん。ちょっと甘くてお香のような…、和三盆…、和菓子の落雁かな…。粉っぽくもある。ボジョレーなどで言われるスミレの香りとは違いますよね。」
私「あ~、あと黒トリュフの香りもしますね(笑)。でもどちらかと言うと赤より白ワイン寄りに感じます。」
スミレの香り手強し!
家内「あっ、スミレね(笑)。たちつぼスミレだね。」
私「甘い香りはするんだけど、明瞭ではないよね。赤ワインのスミレの香りとは違うよね。」
家内「う~ん。そうだね。パンジーなんかの方がワインのスミレの香りに近いかな。」
私「どんなワインに近いかな?」
家内「私はルーマニアのサハティニのカベルネ・ソーヴィニヨンかな。生っぽさに共通するニュアンスを感じるな(笑)。」
それからMさんの主宰する『横浜クローバーファーム』のインスタQRコード載せておきますね。
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ヴィンテージのところをsale(塩)と書き換えました(笑)
Mar 04, 2024 by weblogland |凄い方おられました(笑)。
先日四つ葉のクローバーを下さったMさんですが、今日ご来店されました。
Mさん「先日いただいたヴィーノ・ノビレとても美味しかったです(笑)。今、私マリアージュに凝っておりまして(笑)、あれでワイン塩作りました。」
私「ワ、ワ、ワイン塩ですか?どうやって作るのですか?」
Mさん「塩1にワイン2の割合で混ぜてパラパラになるまで加熱するだけです。」
私「失礼してお味見を(笑)…柔らかい!塩だけどちょっと違う!」
Mさん「これをかけるとワインとの相性が増します。特に赤ワイン寄りになります。」
私「おー!(食材+このワイン塩)+ヴィーノ・ノビレだと最高になるんですね(笑)。汎用性と特殊性の両立かな(笑)?」
Mさん「瓶のラベルをヴィーノ・ノビレのラベルにして貼りました(笑)。」
私「あー!ヴィーノ・ノビレのラベルだぁ!」
Mさん「ヴィンテージのところをsale(塩)と書き換えました(笑)。」
恐るべしMさん!
素人仕事ではございませんね(笑)。
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心揺さぶられました
Mar 03, 2024 by weblogland |今日はサンプルで取り寄せた7種類のワインのティスティング(笑)。マスキューのティスティング・スタッフのKさんも参加。
ウルグアイのワインも3種類あり、期待大。でもですね(笑)、全滅(笑)。
あ~あ。
まあ、よくあることですから、しょうがないと言えばしょうがない。それならば在庫として再入荷したイタリア・マルケのオルソーニャのオレンジ・ワインを開けました(笑)。
まあ、その美味しいこと(笑)。
マルヴァジアを使ったオレンジ・ワインと詠ってますが、飲んだ印象はロゼ(笑)。それも黒葡萄を使ったキアレットやチェラスオーロみたいです(笑)。去年初めて飲んだ印象はチェリーやプラムの果実が溢れんばかり。今回はオレンジっぽい果実が目立ちます。よりマルヴァジアに近いかな(笑)?
どうやらロットにより味が違うようですね(笑)。まあ、それはそれで仕方ない。このレベルのビオ系ワインですからね。同じものは作れないはず。実際新入荷したペコリーノやモンテプルチアーノ・ダブルッツォも同様に違いました(笑)。
心揺さぶられました(笑)。
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今日は花粉飛んでますね(笑)。
Mar 02, 2024 by weblogland |う~ん。
ちょっと気づくの遅いかな(笑)。
そうすると花粉症の終わりも早い?4月に入ると薬とはおさらば出来る?だと良いのですが、確実に春は短くなってるようです。今月の半ばにはサクラが咲くのかしら?
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ガロフォリの白と赤じわじわとリピートされてます
Mar 02, 2024 by weblogland |〇アンティカ オステリア N.V. ビアンコ ガロフォリ イタリア マルケV.D.T.1414円税込み
●アンティカ オステリア N.V. ロッソ ガロフォリ イタリア マルケV.D.T.
1414円税込み
ノン・ヴィンテージのネゴス・ワインですから表記の格はとても低い(笑)。でもですね、旨い。特別旨いのではなく普通に旨い(笑)。それゆえリピートされる方が増えております。
さすがガロフォリ!
マスキューの試飲会で人気があってもリピートに繋がらないアイテムはあります
。こんな場合はフェイド・アウトとなります。一生懸命探したアイテムですが、売れ行きが悪いものはどうしても自然とフェイド・アウトしてしまいます。最後は売れ残ったワインを家内と二人で黙々と美味しくいただく(笑)。
私「あれ、もう動かないから飲んでお仕舞いにしようか?」
家内「そーだね。今晩飲むワイン決まらないしね(笑)。」
私「美味しいんだけれど、リピートが少ないワインって結局我々のお腹に入る(笑)。
文句はないけどちょっと悔しい(笑)。」
家内「でもさあ、原因はなんとなく思い当たるよね(笑)。」
私「極端に言うと良いワインと売れるワインって完全にシンクロしない(笑)。一番良い状態でティスティングしてもらえばイイんだけどね(笑)。」
家内「そうそう。先月のアンティカなんてワイン自体の良さが増しているから、タイミングはベストだったかな。あと価格も手頃だったしね(笑)。」
そんなこんなでございます(笑)。
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