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Written on 2012 12

年越しの準備は整いましたか?

Dec 31, 2012 by weblogland |
さあ、今年もあとちょっとです。
皆さん年越しの準備は整いましたか?
私はまだ働いてます(笑)。今晩の総持寺さんの手伝いが終わって終了です。だいたい朝の4時過ぎ頃です(涙)。

ところで昨晩楽しい夢をみました。
ブルゴーニュピノ・ノワールで高貴な香りのワインを見つけた夢です(笑)。
一般にピノ・ノワールは薔薇の香りがします。フランスだけでなくニューワールドで世界的にも高い評価を得たピノ・ノワールはどれも薔薇の香りが顕著なスタイルです。
でも、レアでもっと高貴な香りのピノ・ノワールがあります。いわゆるグリオットの香りがするピノ・ノワールです。チェリーのブランデー漬けの香りです。何物にも替え難い香りです。
ブルゴーニュのシャンボール・ミュズィニーやヴォーヌ・ロマネ、ジュヴレイ・シャンベルタンなどの限られた一部の畑で決まった生産者のワインにしか現れない香りです。(ニューワールドのピノ・ノワールで見つけたことはありません。)

前説が長くなりましたが、夢の中でグリオットの香りがする高貴な香りのするピノ・ノワールを見つけました!
しかも3000円位でした!

でも良く考えると一日早かった!
明日の初夢だったら、可能性が…。
残念!

でもイイ夢見たから良しとしましょう(笑)。
初夢も同じだと嬉しいのですが(笑)。

さあ、今年もあと数時間です。
皆さんが良い初夢を授かり、新年が良い歳であらんことを祈念いたします。
今年一年のご愛顧ありがとうございました。


桝久商店 岡本利秋・昭子

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ブルゴーニュ・アペラシオン・完全ガイド

Dec 31, 2012 by weblogland |
今日は寒いですね。
雨も降るし散々の30日でした。日曜日ということもあり、私が経験した12月30日の中で一番暇でした(笑)。
まっ、それはそれでしょうがない(笑)。

ところで先日家内と東京散策をした折、八重洲ブックセンターにいきました。ワイン関連の本は、おそらく日本で一番の品揃えかと。洋書もかなりありますから、思わぬ発見があったりもします。たまにはチェックしなくてはならない本屋さんです。
今回は美術出版社の『ブルゴーニュ・アペラシオン・完全ガイド』を見つけました。
写真と地図が素晴らしい!
まるでブルゴーニュの畑の中に立っているよう。いやいや、畑に立って俯瞰しながら区画の説明を受けているかのようです。
ここまでキメ細かでマニアックなガイド本はありません。フランス人もビックリするはず(笑)。

ブルゴーニュのアペラシオンすべてを網羅している訳ではありませんが、グラン・クリュのある有名なアペラシオンは押さえてますから、見ているだけでも楽しいです。今年のお正月はこの本を見ながらニヤニヤして過ごします(笑)。
2700円プラス消費税は安い!
お勧めの一冊です。

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皆様のご来店お待ちしております

Dec 30, 2012 by weblogland |
29日もようやく終わりそうです。
めちゃくちゃ忙しい訳ではありませんが、やはりバタバタします(笑)。
さすがに暮れですね。

マスキューの常連のワイン・ラヴァーのお客様は、ワインに狙いを絞って来られます。皆さんマスキューがこそこそ売っているワインを良くご存知なのです(笑)。
「たしかセラーの右端に一本だけ置いてある〇〇ください。」
ゲッ!
私より知っている!
お見それいたしました(笑)。
こんな具合ですから欠品が出るわ出るわ(スミマセン)。

お客様は、もちろんそのワインの価値も良くご存知ですし、思い入れもありますから、売る側としても冥利に尽きます。
「良い方に買われて良かったね。」
思わずワインに語りかけそうになります(笑)。必ずやご満足いただけると、私は勝手に思い込んでいるのです。

ワインは飲まれてナンボ!でも大事に飲んでいただけると尚嬉し(笑)。

こんな時、この仕事をやっていて良かったとシミジミ思います。

あと、今年も残りちょっとです。(明日また欠品増えそうだな トホホ。 )
頑張らなくては!
皆様のご来店お待ちしております。

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31日までアクセル全開で行きます!

Dec 29, 2012 by weblogland |
今、関内辺りを車で走ってますが、凄い人の数です。その全員が飲んでいる人達なのが凄い(笑)。今年一番の賑わいですね。今まで静かだったのが嘘のようです。
今日くらいは明日の仕事の事を考えないで飲めます(笑)。酔っ払って帰ってきたお父さんに「一年間お疲れ様でした。」とねぎらってあげてください。お父さん喜びますよ(笑)。

でも、雨も降って寒いですから、酔っ払って変なところで寝ないでくださいね!
明日からのワインライフを楽しめなくなりますぞ、ご同輩!

ところで押し迫ってから、まずジュ・ド・レザンが完売してしまいました。
残念!
今年は例年の半分の数しか来ませんでしたから、しょうがありませんね。予想通りになってしまいました(苦笑)。
あと無くなりそうなワインもチラホラ…。
売れなければ、飲まれなければワインの意味はありませんが、微妙なところです。

えーい!
悩んだところでしょうがない。
気にしません!

マスキューは31日までアクセル全開で行きます!

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マスキュー今年最期のお願いです(笑)!

Dec 28, 2012 by weblogland |
明日は28日、御用納めですね。
皆さん一年間お疲れ様でした。マスキューは31日までやりますから、これからが最後の正念場です。でも、年々暮れらしさが失くなっていますから、淡々と今年は終わるかも(笑)。
特に今年の12月は中盤以降盛り上がらない感じでした。飲食店のお客様も嘆いていました。我が身を振り返っても忘年会の誘いが少なかったような気がします。皆さん忘年会の数は去年並でしたか(笑)?
やはり不景気が消費のマインドに影響してるようです。

こんな時は家で飲む!

暮れからお正月用のワイン用意できましたか?
マスキューは虎視眈々とお待ちしております(笑)。
でもインポーターさんの補充はもう効きませんから、あるだけ勝負。足りなくなると困りますが、余るのも困る(笑)。
いつも通りのあるだけ勝負です(苦笑)。

もう宅急便も遅れだしましたし、銀行も明日までですから振込みの確認もママならなくなります。
確実で早い着払いをお勧めいたします。
マスキュー今年最期のお願いです(笑)!

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ドンナルーチェの2011年がきました

Dec 27, 2012 by weblogland |
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ふふふ。

ドンナルーチェの2011年がきました!

あのイタリア ラツィオの「マルヴァジアの魔術師」ポッジョ・レ・ヴォルピが造る白ワインです。あの「遅摘みの小宇宙」です。「 」は私が勝手につけたキャッチフレーズです(笑)。
ドイツワインのアウスレーゼを辛口に仕立てた目新しいスタイルのイタリア白ワインなのですが、その素晴らしさによりイタリアのワイン評論誌『ルカ・マローニ』で2009年が99点、2010年が98点、そしてこの2011年が99点。イタリア白ワインのトップランナーとして第1位の評価です。

まだ飲んでいませんが、2011年も2010、2009年同様13%のアルコール分で収まってます。気候が安定して良いことは前提ですが、あまり葡萄成育にむらがない畑なんでしょうね。きっとこの辺にも秘密がありそうです。味わいもほとんど変わらないはず。2009年と2010年では差を見つけるのが困難でした。差として解ったのが、2009年は抜栓して10日ほで経つとマーマレードのように変わりましたが、2010年は1週間ほどでマーマレードのようになったくらいです。この差が2009と2010の差でした。
まあ、生命力の強さは別格ですから、期待を裏切ることはなさそうですね。なんたって2011年は99点ですから(笑)。

でもイタリアのI.G.T.って自由ですよね。簡単にテロワールやアペラシオンの概念を飛び越します。創造的で自由な気風は日本人には真似できませんね(笑)。少なくともドイツ、フランス人は負けてます(笑)。
だってこのワイン、イタリア人がドイツワインとフランスワインの良いところをパクったようなものです(笑)。

しかも価格が安い点ドイツもフランスも追随できません。恐るべしなのす。

また、何日かかけてゆっくり観察しながら楽しみます。

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非常に寒い・・・

Dec 26, 2012 by akiko |
さっきお気に入りのお皿を割ってしまいました・・・。冷たい水で洗っていたので手がかじかんでしまって。
給湯器をつければいいんだけど 湯を使うと 手荒れがひどいし。この寒さ 困りものです。

ワインを飲む時も、皆さん困りませんか?特に赤。
家の中が冷え切ってしまう我が家は、当然ワインも ひえひえ!です。
白ワインならいいんですけど。
この前なんか ボルドーの赤、その前は南仏の若い赤。「ええぇ~、こんなはずじゃないっ」って感じ。
完全に閉じてしまって、秋に飲んだものとは 完全に別物でした。
液温が低いと(低すぎる)と 香りも立ちにくいし、ボディが締まりすぎて エグくなってしまいます。
特に暖かい地方のワインは 液温が高めでないと美味しくないんだなぁ。痛感しました。

で、ワインを飲むんだから もっとゆとりを持って準備しなきゃだめじゃない と 自分を叱りながら
ホットカーペットの上にワインを 置いたりなんかして・・・反省・・・。
 


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早速突っ込まれました

Dec 26, 2012 by weblogland |
早速突っ込まれました(笑)。

先程常連のAさんが見えました。
Aさん「マスキューさん、今出がけにブログ読んできましたよ(笑)。忌まわの際にはJ・ラサールの『アンジェリーヌ』でしたっけ(笑)。」

まずい(笑)。穴があったら入りたい(笑)。

Aさん「マスキューさんらしくて良いですね(笑)。マスキューさんが忌まわの際にクリュッグ飲みたいなんて言ったら大笑いだよね(笑)。」
私「『私はクリュッグしか飲みません!』って(笑)。」
Aさん「たしかに旨いけどセンスないよね(大爆笑)」
危険な会話が続きます。
私「まあ、ブランド物は広告費が沢山かかりますからね(笑)。でも、ロゼ・シャンパンだったらブランド物で崇拝するのがあるんですよ。恥ずかしながら…。」
Aさん「まさかドンペリ・ピンクじゃないでしょうね(笑)?」
私「あまり言いたくないんですが…。」
Aさん「何ですか?」(執拗に食い下がるAさん)
私「えー、じつはペリエ・ジュエのロゼなんです。あれ以上のロゼ・シャンパンはないかと…。」
Aさん「へぇー。そんなに旨いんですか?」
私「ロゼ・シャンパンの最高峰かと。あれほどピノ・ノワールの良さを体現したシャンパンはないかと。『値段も飛び抜けてますが代わるワインがないところがブランド物の由来』と、悔しながらも認めざるを得ません。」
Aさん「たしかにブランド物ってただのぼったくりじゃないですよね(大爆笑)。」

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クリスマスって言うだけでちょっと優しい気分になれますよね

Dec 24, 2012 by weblogland |
今日はクリスマスイヴですね。
皆さんいかがお過ごしですか?

クリスマスのイルミネーションも最高潮、別に浮かれはしませんが(笑)、クリスマスって言うだけでちょっと優しい気分になれますよね(笑)。
人間にはもともと他者を祝うDNAがあるような気がしませんか(笑)。自分も一緒に幸せに成れる気がしますよね。

ところで幸せになるため、今宵はどんなワインを飲むべきか?
とても大事なことなのです(笑)。私の場合とりあえず普通に美味しければOKです。高いワインでなくとも美味しければ良いのです。
うーん。
何がイイかな?

じつはJ・ラサールのアンジェリーヌ2007年がマスキューのセラーにあります。

悩みますね。

飲むべきか飲まざるべきか?

アンジェリーヌ美味しいんですよね。私の大好物なんですよね(笑)。死ぬ前の末期のシャンパンを選べるなら、迷わずアンジェリーヌにします(笑)。
でも、まだ死にそうもないし…(笑)。迷ってます。

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マスキュー試飲会にお越し下さいましてありがとうございました

Dec 23, 2012 by weblogland |
昨日は寒い中、マスキュー試飲会にお越し下さいましてありがとうございました。

まずは
ジュ・ド・レザン2012年 ポール・ジロー フランス コニャック地方 葡萄ジュース 微発泡 白 750ml 1350円税込み
「今年も来ましたね(笑)。何年続けて飲んだかな(笑)?」
「去年より酸っぱさがありますね。りんごっぽい。」
「いつものように紅茶っぽい(笑)。飲みやすいね。顔がニンマリしちゃうな(笑)。」
私「去年より糖度は上がってないですね。ジュースとしてはちょうど良い塩梅かと(笑)。いつも通り紅茶の香り、煙草、りんご、ミント、ハチミツの香りがします。複雑さ、バランスの良さが目につきます。」
「それでも、かなり糖分はあるはずですが、後味がべたつかないですね。何故ですか?」
家内「十分な酸があるからかと。余韻も長く美しいですよね。あと、去年よりもりんご酸が明瞭です。」
「ワインとして考えた方がいいんですね(笑)。市販のジュースとは全く違いますね。」
「そうそう。市販のジュースじゃ、余韻を楽しめない(笑)。」
私「もちろんワイン同様料理ともマシアージュしますよ(笑)。」
「フォアグラいけそう(笑)。」
「ケーキも大丈夫そう(笑)。」
「私はアップルパイで楽しみたい!」
私「お正月の栗きんとんなんか鉄板ですね。もう少し時間が経つとサツマイモっぽさが出てきます(笑)。」
ジュ・ド・レザンと料理のマリアージュで大盛り上がりです(笑)。
「ところでマスキューさん。ジュ・ド・レザンってユニ・ブラン種ですよね。イタリアのトレビアーノですよね。悪名高い(笑)。」
家内「樹勢が強いので沢山収穫できますね。たしかイタリアで一番多く栽培されてます。」
「地続きの南フランスも多いですよね。」
私「ジュ・ド・レザンのサツマイモっぽさは地中海系葡萄の特徴ですよね。」
家内「コニャック地方はひょっとしてユニ・ブランの栽培地としては北限かも?」
私「そのまま飲むためのワインではなくブランデーの原料としてのワイン用です。ですから最低アルコール分も低い。逆にこのためジュースには良いかと。ワインとしては酸っぱくて薄く感じます。」
私「昔、ピノ・ノワールの果汁を飲んだことありますが、くどくて濃過ぎて飲めない(笑)。」
この辺りにジュ・ド・レザンの旨さの秘密がありそうです。
「今年のジュ・ド・レザン美味しいと思うんですが、今年は不作ではなかったんですか?」
私「春から夏にかけて雨が多くダメだったようです。収穫量は半減しました。」
「そうすると不作イコール美味しくない。と言う訳じゃないんだ?」
私「ジュ・ド・レザンの場合は、逆に寒い夏の年の方が良い場合があるように思います。」
「へぇー。今年の作柄はフランス以外はどうなんですか?」
私「まだ正確には解りませんが、おそらく北イタリアはかなり期待できそうです。」
「ところでジュ・ド・レザンのマスキューさんの在庫は大丈夫なんですか?」
私「残念ながら入荷数は去年の半分でしたので、年内には無くなりそうです。」
今やマスキューでは、ヌーヴォよりジュ・ド・レザンで新酒の喜びを楽しんでいます(笑)。

さて、次は
〇『ソヴラーノ』グレーラ スプマンテ エキストラ・ドライN.V. モンテラアーナ社 イタリア ヴェネト V.S.Q.T.A.発泡性 白 750ml 1380円 税込み
「おっ『プロセッコ』ですか。特徴的な味わいですね(笑)。」
「これって食事しながら飲んだらガンガンいけそう(笑)。」
「昔プロセッコ飲んだ印象は甘かったように思ったんですが、そんなに甘くないですよね?このワイン。」
家内「はい。昔は甘いタイプの物が主流でしたが、最近は食事に合わせやすいドライなスタイルの物が増えました。」
私「ちなみにこのワインは残糖分が17gほどありますが、さほど甘く感じません。加減が良いかと。」
「ある程度の甘さって必要なんですね。」
「うんうん。あと泡がしっかりしてる。シャンパンみたい(笑)。」
家内「瓶内二次醗酵ではなくタンク内で炭酸ガス圧を得る造りですが、技術が高いです。」
私「そーなんです。昔みたいにサイダーの泡みたいじゃありません(笑)。イノヴェーションしてますよね。」

そして夏の試飲会に登場してから二度目の登場です。
エキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンド アルゼンチン パタゴニア 発泡性 白 750ml 1470円税込み
「ありゃありゃ、ロゼ色じゃありませんか(笑)。綺麗ですねぇ。」
私「ロゼのスパーリングを造る意志はあまりないと思いますが。味わいは完全に白ですから。ピノ・ノワールが85%と多く入ってますので色が移ったような感じです(笑)。」
「これって味わいはシャンパーニュですよ(笑)!」
私「木の根やナッツみたいなシャンパン独特の味がします。」
「しかも安い!なんで?2本買ってもシャンパン1本に及ばない!しかもシャンパン方式で造られてる。」
「えっ!これってパ・タ・ゴ・ニ・ア? (笑)」
私「はい。アルゼンチンのパタゴニアです。」
「たしか自然環境の厳しいところですよね。人が住めないような處?」
「風は強いし寒いし、大変な場所ですよね。海はフンボルト海流だし。」
「命懸けのサバイバルレースやるところですよね(笑)。」
私「知らない未知の地でこんなスパーリングが造られるなんて信じられません。技術の進歩は凄いです。常にアンテナを張っていないと売る側の我々も取り残されちゃいます(笑)。」
「私、デル・フィン・デル・ムンドのシャルドネ以前飲んだことがありますが旨かったでした。ピノ・ノワールが相当期待出来そうですよね。どうですか?」
私「はい。実は私もそう思ってデル・フィン・デル・ムンドのピノ・ノワール一度取り寄せました(笑)。味わいは良いには良いのですが、アルゼンチンのピノ・ノワールの域は出ません。このスパーリングとは別物としか思えませんでした。ですから不思議なんですよね。」
「マスキューさん、このスパーリング夏に初めて入荷した時より、ガス圧強くありませんか?」
私「そーなんです。」
「ロットが違うんですか?それとも夏場と冬場の気温差が影響してるんですかね?」
私「たしかに冬場の方がガスは抜けにくいのですが…。」
家内「今飲むとしっかり3気圧は入ってますよね。」
私「謎が多いワインです。良く調べて見ます。」
「でも、良い方の謎だから歓迎ですよ(笑)。」
本日のトップセラーとなりました。

さて後半戦はヘビー級の赤。順番困りましたが、まず香りの一番良いものからです。
カステロ・ジョコンド 2003年 フレスコバルディ イタリア トスカーナ 赤 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G.750ml 4980円税込み
「おー!素晴らしい!」
「香りの分量がハンパない(笑)。しかも品が良いどころか威厳がある。」
「一流レストランでジビエ料理を食べながら飲みたい!」
「たしかにブルネッロだね。立派な佇まいだよね。キャンティだとこうはならないから不思議だよね(笑)。」
「そうするとブルネッロ種に因るんですか?サンジョヴェーゼの亞種ですよね。」
私「たしか19世紀の半ばに造られたサンジョヴェーゼのクローンですが…。クローンは安定しませんからそれだけが原因とは思えませんが…。不思議ですよね。」
家内「フレスコバルディのキャンティで一番重要な『ニッポツアーノ』もジョコンドのような力強さや壮麗さには及びません。」
「そうするとテロワールの性にしましょう(笑)。」
「ところでこのワインは今が飲み頃のピークなんですか?」
私「飲み頃ではありますが、明日飲むと更に力が出ます(笑)。タンニンの分量が増します。ですからまだピークではないかもしれません。」
「これでまだまだなんですか!?凄いポテンシャルですね(笑)。
バローロと並び称すべきワインでした。

そしてつぎはボルドーの暴君?(笑)。
プピーユ 2007年 フランス ボルドー コート・ド・カスティヨン 赤 750ml 3690円税込み
「プヒーユですな(笑)。漫画のお陰ですっかり有名になっちゃって(笑)。」
私「実際バリックの熟成期間も最長ですよね。」
「熟成期間が長いとどういう事なんですか?」
私「基本的にワインに濃さが無いと長い熟成には耐えられません。いまではムートンですら22ヶ月ほどです。」
「うーん。さすがに樽香が強いな。でも奥に沢山隠れてる感じがあるね(笑)。」
「うん。うん。尋常じゃないね(笑)。」
私「オフの2007年でこれですから、良い年は物凄いことになります(笑)。」
「私じつは2005年持ってますが(笑)、何時飲んだら良いですか?」
私「完全に熟成するのを待つなら10年くらいは待った方が良いですよ(笑)。でもメルロの果実味が充実してますから、今飲んでも楽しめるはずです。」
「プヒーユはメルロ100%ですよね?これってジョコンドみたいなサンジョヴェーゼ100%のワインのような複雑で壮麗なワインになりますか?」
私「難しい質問ですね(笑)。まだプヒーユは歴史が長くないのでなんとも言い難い。あとワインに何を訴求するかが全く違いますよね。(苦しい説明でスミマセン)ボルドーファンはプヒーユを評価しますよね。」

さて最後はホンモノの暴君(笑)。
●シャトー・ファゲェロール キュヴェ・セレクション『アントナン』2010年750ml 3980円税込み
「うわっ!物凄い!平伏さなきゃ(笑)。」
「これってシャトーヌフなんですか?セパージュは何ですか?」
私「グルナッシュ100%です。」
「えー!ローヌのグルナッシュってプラムや杏、熟した柿みたいなニュアンスですよね?」
私「はい。基本的にはそーなんですが…。シャトーヌフと隣のジゴンダスにはチェリーやラズベリーみたいなちょっとピノ・ノワール的なグルナッシュを造る生産者がいるようです。」
「へぇー!でもこのワインシャトーヌフにしては安くないですか?」
私「今やシャトーヌフは有名なアペラシオンですから、中々掘り出し物がありません。ただこのシャトー・ファゲェロールは全く無名でしたから、この点幸いしたかと。」
「皆さんこのワイン強いと言いますが、私は飲みやすくてスイスイ飲んじゃいましたよ(笑)。」
私「アルコール分は16%と反則の高さですが、果実味が全面にしかもクリアに出てますから、この点飲みやすくはあります。」
「今風でしたっけ(笑)?このワインもニューワールドみたいな熟成(?)の仕方するんですか?」
私「うーん。鋭い質問です。20年後には私は生きてないかもしれないし(笑)。ただ酸はしっかりありますから、カルトワインのような真っ黒いワインとは違います。果てを見てみたいですね(笑)。」

昨日は皆さんありがとうございました。
これで2012年の試飲会も無事終わることができました。
来年度も一生懸命やりますので、よろしくお願いいたします。
重ねて御礼いたします。
ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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ジュ・ド・レザンが着きました!明日ワインの試飲会で開けます。

Dec 22, 2012 by weblogland |
今日、待ちに待ったポール・ジローのジュ・ド・レザンが着きました!
あー。
良かった。
瓶を眺めながら試飲したいところですが、そうは行きません。まず発送です。スケジュールがタイトですから、大忙しです。
レストランなども今週末がピークになりますから、配達もバタバタあります。
久しぶりに汗かいちゃいました。

ところで、明日22日はマスキュー、ワインの店内試飲会です。しかも一番忙しくなる土曜日です。
うーん。
家内と話しました。
私「明日どうしよう?忙しい上試飲会だからな。段取りがめちゃくちゃになりそうだね?」
家内「まあ、今まで暇だったからイイんじゃない(笑)。」
私「それもそーだね。試飲会に来てくれるお客様は常連さんだから、手が回らなくなっても待っていただけるし。」
皆さん、明日はバタバタしそうですが、お許しを!
もう先にお願いしちゃいます。スミマセン。

明日は一緒にジュ・ド・レザン飲みましょう!
数がないから1本しか開けられませんが、これまたお許しを!

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シャンパンは、一つの頂点だと高く評価してます

Dec 21, 2012 by weblogland |
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この期に及んでまた仕入れちゃいました(笑)。
何を?って。

シャンパンです(笑)。

ここまで暮れも押し詰まって仕入れる必要はないのですが…。
だって『アンジェリーナ』が入荷してたんです!
シャンパーニュの最上リコルタン・マニュピュラントとして知られるJ・ラサールのトップ・キュヴェです。
私大好きなんです(笑)。でも山本昭彦氏著書「死ぬまでに飲みたいシャンパン30本」で取り上げられてから品薄になってしまい。マスキューでは人知れずコソコソ売ってましたが、さすがに最近無くなってしまいました。
うーん。
残念!
こんな折、見つけちゃいましたから、止まりません。速攻発注です(笑)。
ヴィンテージは2007年、楽しみです(笑)。

特に最近美味しくて安いシャンパンに当たってないので、とても嬉しいのです。
個人的にこのシャンパンは、一つの頂点だと高く評価してます。これほどエレガントなシャンパンはないと思っています。

あー。
良かった(笑)。

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ジュ・ド・レザンがやってくる~。

Dec 20, 2012 by weblogland |
もうー
ふーつか寝ると
ジュ・ド・レザンがやってくる~。

明後日12月21日にジュ・ド・レザン2012年がマスキューに到着します(笑)。心配だったのでインポーターさんに電話して確認しちゃいました(笑)。
今年は量が少なく割り当て数が半減しましたから、神経質になります。
遅れたらどうしよう?
数が更に減ってたらどうしよう?
9割方販売先が決まっていますから、心配事は尽きません。
でも、味わいは心配していません(笑)。今までどんな時も失敗のない生産者です。

昔、ポール・ジローのセミナーで実直な人柄に触れてから、大ファンになりました。ですから、例え栽培に失敗しても怒る気にはなれません(笑)。
「頑張って売るから来年は良いものを造ってくださいね。」なんて気持ちになっちゃうようなイイ人なのです。

冗談はさておき、今年はどんな仕上がりでしょうね?毎年召し上がっているお客様も、お子さんと語らってくださいね。
「去年はとっても強かったけど、今年は~だね。」
「去年と比べて今年は~だね。」
これが食育になります。
こうした体験の積み重ねが子供の将来の財産になるはずです。

そのお手伝いに関われることは、我々冥利に尽きます。

あと二日だ!

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『アントナン』って別格ですよね

Dec 19, 2012 by weblogland |
今日マスキューの常連の経験豊富なベテラン・ソムリエAさんが見えました。

Aさん「マスキューさん、今度の試飲会にシャトー・ファゲェロールの『アトナン』出すんですか?数、大丈夫ですか?」

私「大丈夫じゃありませんが(笑)、あの味わいを一度は皆さんに味わって頂いと思いまして…。」

実はAさんはすでに購入して頂いてます。

Aさん「『アントナン』って別格ですよね(笑)。ところで、マスキューさんはあのワイン完全に除梗してると思いますか?」

私「さすがAさん!実は私も100%除梗していると断言出来ません。たしかにクリアで飲み易く造られてはいますが、タンニンの量があまりにも膨大で、舌の上にピラミッドが載ってるようなんです。完全に除梗したワインでこれほどタンニン量が多いワインを経験したことがないので、断言できないんです。Aさんどう思いますか?」

Aさん「やはりそうですか(笑)。私も同感です。タンニンには収斂性がなく、この点果皮由来とは思いますが、膨大でしかも複雑なタンニンなんですよね。」

私「何パーセントか除梗しないで醸造してるかもしれませんね?」

Aさん「インターネットで調べたんですが解らなかったでした。よくあんな無名なシャトーヌフ見つけましたよね(笑)。とりあえずもう1本ください(笑)。」

私の妄想に同感していただきました(笑)。同好の士なのです。

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整理整頓

Dec 18, 2012 by akiko |
12月も後半に入りました。マスキューは 年内 休まず営業です。
22日は 今年最後の試飲会だし、気合が入ります。
31日には たな卸しもしなければならないし。マスキューの決算は12月31日なので きっちり
やらなければなりません。
と いうことで、一番ごちゃごちゃしている ワインセラーを 片付けることにしました。
見やすく並べたり、在庫数を確認したりしています。

そんな作業をしていると、今年 売れたワインのことを思い出します。
ヴィンテージはどうだったとか、生産者の情報とか 話し合ったり、
どんなお料理とあわせるか、あるいはパーティに持っていって 仲間を驚かせたいとか
そのときの お客様とのやりとりも 思い出されて 楽しくなったり、私の説明が下手だったと反省したり。

また 在庫が1本だと思っていたけれど まだ あった!なんてこともあります。
アルゼンチンの ドニャ・パウラ セレクション・ボデガ マルベック2006。
これ、いいんですよ。がっちりとしたボディにたっぷりの酸。マルベックらしい重み・香り・味わい。
重厚です。アルゼンチンのマルベック 最高の一本じゃないでしょうか。
在庫が少ないので 自分の分は諦めていたんですが、複数あるということは・・・
私へのご褒美として 買っちゃってもいいかなぁ。 

整理整頓 やってみるものですね。

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ビビっていてはいけません!

Dec 18, 2012 by weblogland |
いやー。
今日は忘年会でした。
酒屋の組合の忘年会です。
もちろん私が最年少(笑)。
たしかに昔話に花が咲き面白いのですが、違和感はあります。でも、非難できない(笑)。受け入れて共感することは無駄だとは思いますが、嫌ではない。ノスタルジーに浸る訳ではありませんが、居心地が悪い訳ではありません。

ここら辺が微妙です。

酒屋は既得権層として小泉改革の時から切られた業界です。でもその中で息永らえた方達の(私も含めて)話は逞しいです。
遡ると第二次世界大戦の爆撃を逃げ惑った話。
戦後のハイバーインフレをどうやって乗り越えたか等など。
実体験として聞くと気が楽になりました。
だって、少なくとも我々は物理的に無理矢理生命を奪われる状況にありません。好きなことも自由に言えます。

長老達の話は昔話ではありますが、あがない難い状況の中生き抜いた生き様があります。
政治や状況に振り回せられながらも、したたかに生き抜いた生命力があります。
見習わなければなりません。

だって我々はこの先ハイバーインフレを恐れてビビってます。この点長老に聞くと
私「このまま財政の膨張が続くとハイバーインフレになると思うのですが、そうなったらどうなりますか?人が死ぬようになりませんか?」
長老「戦後のハイバーインフレはたしかに大変なことでしたが、乗り越えましたよ(笑)。」

ビビっていてはいけません!
誰かの性ではありますが(笑)、誰の性にしても仕方ない達観すらありました。
暴走老人は例外なのです。

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マスキュー店内試飲会のラインナップ-12/22開催

Dec 17, 2012 by weblogland |
今月12月22日(土曜日)のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!

早いもので今年最期の試飲会となりました。

まずトップ・バッターは毎年恒例の葡萄ジュースです。
ジュ・ド・レザン2012年 ポール・ジロー フランス コニャック地方 葡萄ジュース 微発泡 白 750ml 1350円税込み
実はまだ届いていません(笑)。一応試飲会の前日には届く予定です。
今年はどんな味わいでしょうか?
私の予想では昨年ほど甘くないような気がしますが…。飲んでご判断していただきます。

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そして、イタリアのプロセッコ種で造ったスプマンテです。
『ソヴラーノ』グレーラ スプマンテ エキストラ・ドライN.V. モンテラアーナ社 イタリア ヴェネト V.S.Q.T.A.発泡性 白 750ml 1380円 税込み
イタリアのワイン法はEU法に合わせるために、とってもややこしくなりました(笑)。
まずこのV.S.Q.T.A.。ヴィーノ・スプマンテ・ディ・クワリタ・デル・ティーポ・アロマティコの略。今やスプマンテだけで5つのカテゴリーが…。解りやすく言うとヴェネト州でプロセッコの原料グレーラ種を使って造られたヴァン・ムスーと考えると解りやすい(笑)。前みたいに簡単にプロセッコと呼べなくなったようです。

味わいはプロセッコらしい白い花の香りが詰まってます。かと言って押し付けがましくないのがグッド。泡立ちはとても綺麗。シャンパン方式で造った訳ではありませんが、柔らかでキメ細か。技術の進歩を感じます。
残糖分は17.5g/Lとやや多めですが、しっかり入ったガス(4.7気圧)と酸によってべたつかず目立ちません。
うーん。
日本人好みの甘さ加減です!


そして今年心に残った泡(笑)。
エキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンド アルゼンチン パタゴニア 発泡性 白 750ml 1470円税込み
セパージュはピノ・ノアール85%、シャルドネ15%。とても淡いオレンジがかったピンクの色は、白というよりはロゼに近い。ピノ・ノアールのアロマが感じられる由縁。赤いベリーやラズベリーの香、柑橘類の香味、ナッツ、焦げたパイ皮などのニュアンスは十分。幅広い果実味は秀逸。造り手の明確な意図を感じます。また、それを実現する技術力は脱帽ものです。
長い瓶内熟成により美しいキメ細かな泡(はっきりしませんが24ヶ月ほど瓶内熟成しているようです。)、たっぷりとした果実のボリューム感は優しさがあります。

うーん。もう少しガスがあれば言うことなし(笑)。
コストを抑えるためキャッブシールがついていませんが(笑)シャンパンメーカーは恐れるべきワイン。


そして後半戦の怒涛の赤ワインです。
まずは怒涛のエレガンスから(笑)。
●カステロ・ジョコンド 2003年 フレスコバルディ イタリア トスカーナ 赤 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G.750ml 4980円税込み
このカステル・ジョコンドは1989年にフレスコバルディが購入したシャトーです。登場、みんながバローロやバルバレスコに食指を伸ばすなか、フレスコバルディの姿勢には好感を持ちました。
ただ、フレスコバルディの扱いはメルシャンさんから今やエノテカさんとなり、マスキューの手の届かないところにあります(残念)。
こんな折、見つけました(笑)。
まだ、赤ちゃんの面影しか知らない甥っ子と20年ぶりに再会したかのようです(笑)。
飲みながらその血統の良さに満足しました。


そして、ボルドー怒涛の良心?
プピーユ 2007年 フランス ボルドー コート・ド・カスティヨン 赤 750ml 3690円税込み
あまり作柄のよろしくなかった2007年でこの凝縮感。セレクションに多大な労力を費やした労作。


最後が今年一番の怒涛のワイン。数があまりに少なく、試飲会に出せない状態なのですが、出しちゃいます(笑)。飲んでビックリして頂いてこそのワインなのです。
シャトー・ファゲェロールキュヴェ・セレクション『アントナン』 2010年750ml 3980円税込み
肝心の味わいはまさにトップランナー。驚くべき力と豊かさ、信じられないレベルのタンニンとグリセリンの分量。まだまだ途方もない未来が予感されますが(20年くらいは大丈夫でしょう。)、ブラック・チェリーや赤や黒のベリー系の香りがチョコレートや香木などの香りと相まって、口の中はオーロラ状態(笑)。壮麗なるシャトーヌフなのです。とても、グルナッシュ100%とは思えません。超低収量の上、除梗と徹底的なセレクションにより、バランスが良く曇りや暗さが気にならないエレガンスがあります。
テクニカル・シートでは醗酵は1/3がオーク樽2/3がステンレス・タンクとあります。開放式でポンピング・オーバーしながら20~30度Cと低めの温度で約4週間醗酵するようです。その後熟成は600リットルのオーク樽で9ヶ月。あまり無理な抽出や樽香に頼った造りではありませんね。この辺に飲みやすいエレガントさが由来しているようです。今風と言えます。
あと蛇足ながら、テクニカル・シートではアルコール分13.5%となってますが、ラベルには16%と明記されてます(笑)。アルコール醗酵の理論値の限界まで糖度が上がっていたはず。やはり温暖化の影響でしょうか?昔でしたらA.O.C.を名乗れないはず?法律も運用が緩くなったんですかね?でも、こんなモンスターワインが造られるとは想像しなかったに違いありませんね(笑)。
こんなワインに出会えるとは!
シャトーヌフ万歳!

蛇足ですが、ジャンシス・ロビンソンは20点満点中18.5。保守的なイギリスの評論家にしては高い評価です。おそらくグルナッシュ100%であることを割り引いてですから、そこら辺をあまり気にしないアメリカ人の某評論家だったら93~5点は付けそうですね(笑)。でも価格の兼ね合いがありますから、それは無いかな?


いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お暇をみてご来店くださいませ。
ただし、ワインによって2本空けられないものがありますので、無くなった節はご容赦ください。
それでは皆様のご来店お待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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ヴァルディヴィエソ ブリュット N.V.チリ 発泡性

Dec 17, 2012 by weblogland |
マスキュー最安値のスパーリングです(笑)!

セパージュはシャルドネ主体でピノ・ノワールとセミヨンが入っているそうですが、そんなのどうでもイイ(笑)!

邪魔になりません。香り、甘さ、泡立ちのどれもが突出しません。気がつくとボトルが空いてる。『もう1本飲もう!』と言えば解りやすいかと(笑)。

たしか何年か前に飲んだ印象では、ガスが足りないのと甘さが舌にべたついたので扱いを見送りました。

進化していました!

マーケティングと技術改良の賜物ですね。

あとインポーターさんは『バルディビエソ』と表記していますが、(おそらく読み易さを考えてのことだと思いますが。)マスキューでは原語に近い『ヴァルディヴィエソ』と表記しました。検索エンジンには引っ掛かり難くなりますが、お許しを。

重宝なスパーリング・ワインなのです。

こちらで販売しています。

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これだけは譲れません!

Dec 16, 2012 by weblogland |
今日は変な天気ですね。昼間は寒かったのですが、夜になって暖かい(笑)。南風が吹き込んでいるんですかね?

今日は12月15日、あっという間に12月も半分来ちゃいました。今日あたりようやくレストランなどの飲食業が忙しくなってきたようです。例年よりちょっと遅い感じがします。やはり景気の性ですか?

よく、選挙のあるときは忙しいと言われますが、一昔前の感です。まあ、お祭りではありませんから、明日は投票することで義務を果たしてきます。政治にはあまり期待はしてませんが、足を引っ張らないくらいでちょうど良い程度に思った方がいいかも(笑)。でも政治の結果の責任は我々にきますから、真剣に選ばなくてはなりませんよね。責任が我々にもあることは、ある意味健全とは思いますが、そうするとマイナス1票もありかも(笑)。選択の自由ってありそうでないのかも知れませんね(笑)?

あっ!

そうするとマスキューの品揃えもお客様の選択肢を狭めているかも?だって私と家内の好きなワインしか売っていません(笑)。
ビールやお酒の売る気の無さは折り紙つき?ブランドワインも少ないです。
でも、これだけは譲れません!ご迷惑かも知れませんが、お許しください。
最期のお願いです(笑)!(茶化してすいません。)

明日は晴れると有り難いのですが。

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皆さん忘年会やってますか(笑)?

Dec 14, 2012 by weblogland |
先日ワイン好きの方々と中華街で忘年会をしました。場所は関帝廟の脇道、中山道の獅門酒楼さんです。たまたま知り合いが関係者でしたので、ワインを持ち込ませてもらいました(笑)。

関係者のOさんと打ち合わせです。
Oさん「家のピータンはあまりアンモニア臭が強くないんですが、シャンパン合いますか?」
私「もちろん!それはブラン・ドゥ・ブランが鉄板ですよね(笑)。」
Oさん「前にそう思ってシャンパンに合わせたことがあったんですが、いつか雑誌で読んだ『立ちのぼるようなマリアージュ』とまで行きませんでした(笑)。」
私「『立ちのぼるようなマリアージュ』ですね(笑)。品の良いピータンのようですから、ブラン・ドゥ・ブランでも切れがあって伸びがあり。重くないスタイルが良いですね。いわゆるサロン・スタイルが合うはず。ピエール・ジモネのキュイを持っていきます。」

果たして結果は大正解(笑)!
立ちのぼってました(笑)。
美味しかったです。

もちろんピータンだけではなく色々食べましたが、獅門酒楼さんの料理はかなり凄い。完全なヌーベル・シノワ。もちろんオーソドックスな料理も美味しいのですが、行った時アラカルトで食べるべき料理です。中華料理のイノヴェーションを経験できました。
リーゾナブルな価格で工夫満載の斬新さは試す価値あります。
中華料理で感激したのは久しぶりです(笑)。

あっ。忘れてた。
写メ撮っておくんだった!


あと、ハタの唐揚げ死ぬほど旨かったでした。

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樽酒を瓶詰めしました

Dec 14, 2012 by weblogland |
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昨日は樽酒を瓶詰めしました。屈みっぱなしでしたから腰がちょっと痛い(笑)。
マスキューの毎年恒例の行事ですから、腰が痛いくらいで文句は言えませんか(笑)?まだ父親が存命中に樽の扱い方を教えて貰いながら続けてますから、もう25年以上続いていますか。

今年の味わいはバナナ(笑)。
良いタイミングで抜くことが出来ました。

蔵元で四斗樽に詰めてもらってから約2週間くらいが瓶詰めの目安です。ただし、暖冬の年や今年のように寒さが厳しい年では微調整が必要となります。瓶詰めのタイミングを計りながらやります。
四斗樽の中味は高知の司牡丹の普通酒です。もちろん新酒。
不思議なものでベストのタイミングで樽から抜くとクリアなバナナの香りが酒につきます。タイミングが早過ぎたりすると新酒の荒さが出たり、逆に遅すぎると甘苦くくどくなります。もちろん新酒の司牡丹の酒質との組み合わせが重要だと思いますが、他の樽酒で日数を計りながら同じ頃に試したことがありませんから断定は出来ません。でもお酒のアルコール分、エキス分、熟成の加減などが影響することは確かだと思います。もちろん杉材の特徴や樽の大きさも要因になるはず。二斗樽や一斗樽だと単純に速くなるはず、でも同じような香りがつくか解りません。

うーん。

毎年一度だけの経験を積み重ねて、判ったことです。でも経験則に勝るものはありません。理由が解らなくとも、そのような結果になりますからね。

ネゴシアンになってワインをエリヴールした気分です(笑)。
『マスキュー』2012年 ジャパニーズ・シダーの新樽2週間熟成 ロウ・カスク72リットル樽使用 なんてね(大笑い)。
あと蛇足ですが、計算上72リットル÷1.8リットル=40本になるはずですが、実際は39.5本くらいしか採れません。樽に吸われてしまいます。天使の分け前なのです(笑)。それ所以、残った0.5本は私と皆さんのテイスティング用となります。
12月22日のマスキュー試飲会で番外ということで飲めますから、お楽しみに!

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濃いですね.キュヴェ・ニコラ

Dec 12, 2012 by weblogland |
昨日、今日とドメーヌ・ラファージュの『キュヴェ・ニコラ』2009年を飲みました(笑)。パーカー ポイント92点の確認です(笑)。

うーん。
濃いですね。液体濃度はペーストに近い(笑)。でもグルナッシュらしい優しさがあり、飲み易い飲み易い。飲んでいて樽香を感じないほどエキスが抽出されているのもグッド。アルコール分は15%もありますが、苦じゃありません。溶け込みがよろしい(笑)。
やはりとことん尽力したグレート・ワインですね。
アメリカ人が好むスタイルなんでしょう。でもカリフォルニアワインよりエレガントですから、この点溜飲が下がります(笑)。

それにしてもグルナッシュって不思議な品種ですよね。ローヌのものとルーションのものは明らかに違います。ローヌにしてもシャトーヌフやジゴンダスは他のローヌ・ヴィラージュとは違いますから、不思議です。
でも、だからこそ地方色のある面白い味わいになる。それって、まだまだ新たな可能性があるということの裏返しでもあるはず。
うーん。
その発見の繰り返しが、アペラシオンひいてはテロワールの概念を造っていると考えるべきですね。
知らない変なところで、グルナッシュを使った面白いワインが生まれる可能性があるはずです。栽培適地が広いグルナッシュの特性は素晴らしいですね(笑)。

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2012年心に残った赤ワイン!

Dec 11, 2012 by weblogland |
うーん。
たくさんありますね(笑)。1本に絞るのは無理かな?

産地で振り返りましょう。

フランス ロワールだとクロード・ネルのアルジュ・ルージュ2003年はまず頭に浮かびますね(笑)。しっとりしていて奥深いワインでしたね。あとパスカル・コタのサンセール『レ・モン・ダネ』2009年も凄かった。コタはいつも素晴らしいワイン造りますね(失礼これは白でした。)

ボルドーはビックリするようなワインは無かったような…(笑)。コストパフォーマンスからするとプヒーユ2007年かな。ヴィンテージの影響がないほどの出来栄えは大したものです。

ブルゴーニュもビックリすることは無かったような(笑)。でもベランのシャンベルダン2005年を飲んだ時は嬉しかった(笑)。涙が出そうになりました。あとルモワスネのサヴィニ・レ・ボーヌ1998年でこのアペラシオンの良さを再発見出来ました。

ローヌは困りますね。ちょっと多い(笑)。今年は意識的に探しましたね。
その中でもシャトー・ファゲェロールの造るシャトーヌフ・デュ・パフのスペシャル・キュヴェ、『アントナン』2010年には驚かされました。モンスターでしたね(笑)。全く無名の生産者だったことも驚き。安くてさらにビックリ(笑)。
あとエスピエのジゴンダスにはグルナッシュの良さを教えてもらいました。
エマニュエル・ダルノーのクローズ・エルミタージュ2010年は相変わらずの素晴らしい出来栄えでした。エルミタージュに高いお金を払うのが馬鹿らしくなっちゃいます(笑)。

思い出すだけで楽しくなります(笑)。

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カヴァの豆知識

Dec 11, 2012 by weblogland |
Cava カヴァはスペインの特定産地で生産される良質の発泡性ワイン(VECPRD=Vino Espmoso de Calidad Producido en una Region Determinada)。産地・使用品種が規定され、二次発酵を瓶内で行う伝統的(古典的)方法でつくるとされています。この伝統的方法は、1872年 Jラベントスによってもたらされました。ちなみに Jラベントスは後にコドルニュを設立(1898年)した人物です。

現在 カヴァはカタルーニャ州ペネデスで全体の9割が生産されていますが、VECPRDで規定された特定産地は アラゴン州、ナバラ州、リオハ州、カスティリャ・イ・レオン州、バレンシア州等広範囲に及びます。原産地=土地が重要な普通のDOワインとは違うみたい。カヴァの場合は 伝統的方法という醸造方法に与えられるDOと理解するのが しっくりきます。

カヴァに使われるブドウ品種はMacabeoマカベオ、Parelladaパレリャーダ、Xarelloチャレッロが伝統で現在も重要な品種。他にマルヴァジア、シャルドネ、ピノ・ノワール、ガルナチャ、モナストレル等も認められています。二次発酵後の瓶内熟成は9カ月以上とされ、30カ月以上熟成したものはグラン・レセ゛ルバと呼ばれます。澱抜き後の補酒の量(甘味を加える作業)による区分もあります。例えば ブリュット、エキストラ・ドライ、ドゥミ・セック等ですね。

さて 実際にカヴァを選ぶときですが、カヴァメーカーの性格にも注目しましょう。有名な、大量生産の巨大メーカーは原料ブドウの調達範囲が広くなる可能性があり、DOの考え方からは遠くなってしまいます。それでも、安定した価格・安定した品質はさすが!魅力的です。それよりもっと産地に近いカヴァを選びたいのであれば、家族経営の小規模メーカーのものがおすすめです。個性的なカヴァが見つかるはずです。また、最近ではシャンパーニュでいうところのレコルタン・マニュピュランのような生産者による高品質で個性豊かなカヴァも輸入されています。ワインメーカーの考え方が反映された味わい深いもので、美味しい。これも探してみる価値があります。

フランスのスパークリングワインと比べると、よりフルーティで親しみやすいカヴァ。X'masパーティーにおすすめです。

>> マスキュー、ワイン辞典へ

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2012年心に残った白ワイン!

Dec 11, 2012 by weblogland |
2012年心に残った白ワイン!

昨年に引き続き『ドンナルーチェ』と言ったら皆さん怒るでしょうね(笑)。

「マスキュー芸がない!」
「一年間何飲んでたんだ!」
など言われるのは必至ですね。

あー!
オーストリア ニーダーエスタライヒ州 クレムスタールのミューラー・グロースマンが造る、グリューナー・ヴェリトリーナー『グロッサー・サッツ』 2010年なんか秀逸でしたね。実は昨日飲みましたが(笑)、質感が美しくウットリしちゃいましたね。
あと、ドメーヌ・グラン・ロシェのサン・ブリ2009年はまるっきり私好み(笑)。2009年のこのワインはイイんですよね。
イタリア ロンバルディアのモントーナル・ルガーナ2010年なんかも手を抜かない力作でしたね。

うーん。

最近の白ワインは個性的で面白いものが多くて、1本だけ選ぶのは困難ですね。

うーん。

そこを敢えて選ぶとすると、『コドロンキオ』2009年 アルバーナ・ディ・ロマーニャ ファットリア・モンティチーノ・ロッソ かな。今年マスキューの試飲会で二度登場しました(笑)。夏場をはさんで熟成の妙を披露しましたね。
衝撃的でした。
お正月の栗きんとんに合いそうですし(笑)、『コドロンキオ』に決定!

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まだ飲んでない方はビックリすること間違いなし

Dec 09, 2012 by weblogland |
今日は東京駅界隈を散策です。陽が落ちるとクリスマスのイルミネーションがやたらと目立ちました。すっかりクリスマスシーズンに突入してました(笑)。街がイルミネーションで彩られているだけでウキウキしますね。

ところで、今年も『心に残ったワイン』を振り返る時期となりました。

うーん。

たくさんありますね(笑)。

まずは白から考えます。
泡だけでもたくさんありますね。
値段を考えなければ幾つも出てきますが…。

あれだ!

とにかく驚いたのはエキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンドです。アルゼンチン パタゴニアのスパーリングですね。ブラン・ドゥ・ノワールではありませんが、味わいはシャンパンのブラン・ドゥ・ノワールそのもの。ガス圧が低いのが難点ですが、完成度の高さにはビックリ。コストパフォーマンスの高さも含めて、恐るべきワインです。

今在庫もまだありますから、22日のマスキュー試飲会に出しましょう。まだ飲んでない方はビックリすること間違いなし(笑)。

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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

Dec 08, 2012 by weblogland |
皆さん!
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノお好きですか?
私大好きなんです(笑)。
バローロと並び称されるワインはバルバレスコじゃなくてブルネッロ・ディ・モンタルチーノだと信じて疑いません(笑)。バローロくらいの大きさがありタイト、そしてサンジョヴェーゼらしい暖かみがあります。
でも、高いんですよね。ちょっと良いものだとすぐ1万円しちゃいます。そうすると手が出ません。かといって名ばかりの安いもの(バローロほどありませんが)を扱うのはプライドが許しません。
こんな訳で隣のヴィーノ・ノヴィレの物を探す昨今です。
そんな中、見つけました!
フレスコバルディの『ジョコンド』2003年と2004年です。

ふふふ。

もちろん速攻、サンプルは取り寄せました。2003年はもう飲みました。あとは2004年です(笑)。
2004年は『神の雫』に取り上げられていたようで、人気がありちょっと高いのが難点ですが、まあ仕方ない。

楽しみなのです(笑)。

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ドンナルーチェ-ルカ・ルマローニ誌2013年度版でで99点の最高得点

Dec 07, 2012 by weblogland |
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ドンナルーチェ』2011年がルカ・マローニ誌2013年度版でで99点の最高得点をとったそうです!
インポーターさんがこっそり教えてくれました(笑)。
ドンナルーチェ』はイタリア、ラツィオのポッジョ・レ・ヴォルピが造る白ワインです。ドイツのアウスレーゼを辛口に仕立てたような、一風変わったワインです。
しかも今回99点を獲得した白ワインはドンナルーチェだけ!
やりました!
2009年は99点、2010年は98点。3年連続の高得点です。

うーん。

ルカ・マローニ誌も評論本ですから、様々な意図や利害が絡むとは思いますが、基本的にコストパフォーマンス重視です。
いくら美味しくとも何万円もするべらぼうなワインを珍重しない傾向があります。
ワインは実際に飲まれてナンボ。同じ程度の出来栄えでしたら安い方を高く評価する姿勢です。(袖の下もしくは広告料を貰うとなかなかそうもいきませんが。)
こんな点、私はルカ・マローニを割と信頼してます。
それにしても本文では大絶賛してます。たしかにそうだとは思いますが、読んでいてこっちが恥ずかしくなっちゃいました(笑)。
ここでフト我に帰ると、私もだいぶ恥ずかしいこと書いてました(笑)。
いやいや。
ホントにそう思ったことを書いただけです(笑)!
こうなると、あとはポッジョ・レ・ヴォルピがワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたら大願成就です(笑)。

現行のドンナルーチェはまだ2010年ですから、2011年が待ち遠しいですね。
あと赤のバッカ・ロッサもマスキューで扱います。ドンナルーチェよりちょっと高いワインですが、扱わない訳には行きません。行きがかり上(笑)。
近々ご紹介しますので、しばしお待ちを。

あー。
良かった。

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フレスコバルディのカステル・ジョコンド

Dec 07, 2012 by akiko |
ちょっと 贅沢かなぁ とは思ったのですが、フレスコバルディ(13世紀からの貴族です)の銘酒
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ カステル・ジョコンド2003 取り寄せちゃいました。
一度 飲んでみたかったんですよね。マスキューの勉強用です。

エッジが少し オレンジがかって いい色です。グラス一杯目から 複雑な香り・濃厚な味わいが
噴出してくるようです。十分に力強くて 若々しい果実の印象の中に、煙草やチョコレート、カカオ、
腐葉土、革なんかのニュアンスが潜んで 圧倒的です。 おいしい・・・。牛肉たべたいっというワインです。

飲みきりたいのをぐっとこらえて 翌日。
夜 グラスに注ぐと、昨日のような華やかな広がる香りは 少々おとなしくなってはいますが、
味わいが ぐっと 深く・・・。上品な果実の甘みがなめらか。タンニンはすっかりまるく溶け込んで、
なんだか 上等のリキュールみたい。

あぁ、この幸せ 皆さんにも分けたい。というわけで 店長と相談中です。
もしかしたら 仕入れちゃうかも。マスキューDM 乞うご期待です。



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ワイン・アドボケートで92点-キュヴェ・ニコラ

Dec 06, 2012 by weblogland |
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ここのところ『キュヴェ・ニコラ』の問い合わせが何件かありました。あの私の愛する南フランスのドメーヌ・ラファージュがグルナッシュだけで造るワインです。息子さんの名前を付けたワインです。

うーん。

なんでかな?

マスキューではひっそり売っているワインですから…。

そこで、インポーターさんに聞きました。

私「もしもし、いつもお世話になっております。ところで、ラファージュさんのニコラなんかあったんですか(笑)?問い合わせがあるんですよ。」

インポーターさん「そうそう。ワイン・アドボケートで92点ついたんですよ!あの価格で92点はインパクトあります!」

なるほど。

まあ、たしかにあの価格で92点はインパクトあります。でもラファージュファンとしては物足りない(笑)。92点じゃ低い!
等と怒っているのは私だけですかね?

まあ、微妙なところです。あまり高くても迷惑ですし、かと言って低いとプライドが傷つきます(笑)。無視されるより良しとしましょう。

でもワイン・アドボケートで取り上げられるにはサンプル提供しなくてはなりません。この点気に喰いませんが、広告も必要ということで許します(笑)。

でも良かった(笑)。

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来年の酒類のトレンド

Dec 05, 2012 by weblogland |
先日、新聞社から取材の電話がかかってきました!
朝日や読売じゃなくて、酒業界の業界新聞ですが(笑)。
なんでも来年のトレンド特集の取材とか。
記者さん「マスキューさんは来年の酒類のトレンドはどうなると思いますか?」
私「トレンドもなにもマスキューはワインしか売っていませんから参考になる意見にならないと思いますが…。」
記者さん「いやいや、そうおっしゃらずに。もちろんワインが伸びるとは思いますが、その他はどう思いますか?」
私「ワインのようにアルコール分が低めで食事に合わせやすい一部の清酒やマッコリのようなものが伸びると思います。」
記者さん「なるほど。あとスペインのリアス・バイサスの特集をしようと思うのですが、いかがでしょうか?」
私「あれほど日本人の口に合う白ワインはないと思います。」
記者さん「実はマスキューさんのブログを見てリアス・バイサスで検索すると出てくる出てくる(笑)。それもあってお電話させていただきました(笑)。」
なるほど!
考えてみるとリアス・バイサスで書き散らかしてました(笑)。知らないところで読まれてましたね。インターネットの良いところですが、改めて言われるとちょっと恥ずかしいですね(笑)。

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カーヴァのマグナム瓶, 大きいですね

Dec 04, 2012 by weblogland |
大きいですね(笑)。

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カーヴァのマグナム瓶なんですが、単に倍の1.5リットル以上に入っているみたいですよね。シャンパン瓶は大きくなればなるほどガス圧による危険が増しますから、瓶の厚さが増します。ですから普通のスティル・ワインのマグナム瓶より重く大きくなります。(隣に普通のマグナム瓶を置いてみましたから比べてみてください。)あとカッコイイですよね(笑)。プロポーションを保ちながら容量を倍にしてますから、余計大きく見えます。

実際持ってみると、重さは3倍以上ありそうです。

当然中身も通常のワインより熟成に向くものを入れますから、その分を含めても価格は高い(笑)。日本人の感覚だと量が多いほど安くなるんですが、ワインに関しては違います。大きな瓶のワインの方が割高?となります。

でも実物を手にすると何となく解ります。

立派なのです(笑)。

近々ホームページにてご紹介しますから、とりあえず見てください(笑)。

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12月ですね

Dec 04, 2012 by akiko |
12月です。なんとな~く 一年を振り返ってみたくなったりします。
年末恒例のDM企画、独断と偏見で選ぶ(私の)今年の一本 も 着々と準備中です。
私の好きなワインだけ 選ぶのですから 気合が入ります。
・・・ただ 毎年 絶対に一本に絞れなくて 結局 10本くらい 選ぶことになっちゃうんですけれど。
今月は 早めにDMを発送できるように がんばります。

さてさて 先日 高校の同窓会があり、私も久しぶりに参加させてもらいました。
私の出身高校ではクラス替えがなく 3年間一緒。だから みんな仲良し。会えばすぐ話が弾みます。
卒業後 30年以上経過していますから、外見は ちょっと?老けたけれど 昔どおり。
だけど やっぱり ちょっと若いときとは違う。
経験を積んだからこそのいい感じの軽やかさ とか 温かさ を みんな 持っている。
素敵な人たちだなぁ・・・熟成したワインと同じ・・・なんて 感じました。
楽しい時間をすごしました。


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デカンタージュ, ユックリ器壁を伝うように

Dec 04, 2012 by weblogland |
ソムリエ志願のF君が来られました。

F君「こないだはデカンタージュの話ありがとうございました。マスキューさんはデカンタージュもカラフェも否定的でしたが、やっぱりしない方が良いんですか?知り合いのソムリエはやるのが当たり前みたいですが…。」

私「そうですね。レストランでは食事にかける時間が決まってますから、若いワインはやった方が良いかましれませんよね。」

F君「やるとしたらどんなワインですか?」

私「極端に言えばシャトー・ラツールの2008年とか、マスキューのラインナップで言えばエマニュエル・ダルノーのクローズ・エルミタージュ2010年、あとシャトー・ファゲェロールのシャトーヌフ・デュ・パフ キュヴェ・セレクション『アントナン』2010年なんかはカラフェした方が良いかもしれません。」

F君「古いワインはしない方が良いですか?」

私「そうですね。パニエで寝かせたまま抜栓するのが無難だと思います。まあ、お客様のご要望次第ですが…。」

私「あとデカンタージュにしろカラフェにしろ、やるときはワインをじょぼじょぼ入れないで、ユックリ器壁を伝うようにした方が良いですよ。あと入れ終わってからぐるぐる回しちゃダメですよ。ワインが壊れますから。」

F君「そーなんですか?良く見る光景ですが…。」

私「一気に香りが出ちゃいますから、グラスに入れて飲む時には香りが無くなっていたり、バランスを崩したりします。」

F君「そーなんですか。」

私「今度機会があったら実験してみましょうか(笑)。」

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ぶれずにひたむきにゴールラインを目指し前に進む!

Dec 02, 2012 by weblogland |
今日のラグビー早×明戰良かったですね(笑)。
まさかの明治大逆転!
久しぶりにしびれました!
見所満載でしたね。
早稲田の1・2番の走れる第一列にはビックリ(笑)。いままでにないオプションでしたね。あと左右の両ウイング。素晴らしい走力。早稲田にはスター選手が集まりますね(笑)。将来楽しみな選手です。
対する明治、特別目立つ選手はいません(笑)。いつものように気迫が空回り、どうなることやら不安でしたが…。
愚直さを貫きました!
ひたすら『前に』。
明治らしくて良かったですね。
焦る気持ちを抑え、正攻法で真っ向勝負!
すべてを出し尽くした結果です。
どんな劣勢で相手にリードを許しても、ぶれずにひたむきにゴールラインを目指し前に進む!
そして結果として勝利した。そんな爽やかさがあります。
見習わなくてはいけませんね。
これからのシーズンが楽しみです(笑)。

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新しく捜す意欲が湧きます

Dec 02, 2012 by weblogland |
シャトー レスタージュ・シュヴィヨン2007年 完売しちゃいましたね。
あまり目立たないワインだったのですが、割と好きなワインでした。薄すぎず濃くもないのですが、何とは無しに家で飲んでしまうワインでした。

私「シャトー レスタージュ・シュヴィヨン2007年って、一応今風なんだけど、何とは無しに飲んじゃうよね。」

家内「そうなんだよね。試飲会なんかに出てたら絶対に見落とすワインだよね(笑)。」

私「流行りのインパクトがないワインだからね(笑)。最初飲んだ時は物足りなかったんだけど、何度も飲むと止められない良さがあったよね。」

家内「いつも飲むものとしては、ある意味100点のワインだったかも(笑)。」

私「どんな時に飲むかによって用途は違うよね。」

家内「いつもパーカーポイント90点以上のワイン飲んでいたら、体力が持たない(笑)。」

私「水っぽい粗悪品は飲みたくないけど、濃ければ良い訳じゃないよね。」

家内「マスキューの品揃えもこの点バランス良くしなきゃいけないよね。」

私「そうだよね。高い値段でも軽いワインはあるけれど、薄いワインを掴ましたらお客様の印象悪いし。かといって暴力的に濃ければ良い訳じゃないし。」

家内「飲み飽きしないワインが一番!豪華なワインはたまにしか飲まないもんね。」

私「それじゃあ、このワインちょっと試してみない?(インポーターさんの資料を見ながら)」

販売しているワインが無くなると、新しく捜す意欲が湧きます(笑)。

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