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Written on 2018 12

さあ、今年もあとわずか。

Dec 31, 2018 by weblogland |
さあ、今年もあとわずか。今日は大晦日ですが、お店は閉めて雑用の片付け(笑)。大晦日にお店を閉めるなんて、一昔前だったら考えられません(笑)。総持寺さんの売店のお手伝いも去年から無いですから(会員高齢化のため)、追われることなく過ごしました。
あっ!
今年の心に残ったワインを発表していない!
いかんいかん。もう間に合いませんから、来年早々にアップしますね。お許しを!
今年皆さんはどんなワインが心に残りましたか?

それでは今年一年ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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カプレンガ2013年を見つけました!

Dec 30, 2018 by weblogland |
暮れも押し迫って来ました。
こんな時期に恐縮ですが、ちょっと良いことがありました(笑)。先日のマスキュー試飲会で完売してしまったカプレンガ2013年を見つけました!見つけたと言ってもインポーターさんから連絡をいただきました。
インポーターさん「マスキューさん!カプレンガ2013年あと2ケースだけあります!」
私「まだあったんですか?無いと思ってました(笑)。(あえて、ここで事情を根掘り葉掘り聞きません。)じゃあ2ケースいただきます(笑)。」
まあ、事情があったんでしょうね(笑)。ラッキーでした(笑)。マスキューに荷物が着くのは例年の第二週頃の予定となります。
来年はついてるかも(笑)?

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結論 モリエールはインチキ・ビオではありませんでした(笑)!

Dec 27, 2018 by weblogland |
先日モリエールのボジョレー・ヌーヴォーを飲みました。

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実は去年の2017年のもの。1本だけ隠してあったものです(笑)。
SO2は無添加ですし、澱引きもしてません。しかも丸一年空調のない倉庫の棚に立てて置いてあったもの。モリエールのワインのポテンシャルを確認するために過酷な環境に敢えて置くことで実験です(笑)。
常識では飲めたものでないはずですが、とことん尽力して造られていたなら持つはず!偉大な酸があれば持つはず!
まずは外観。ボトルの低部には酒石酸や澱がだいぶ溜まってます。色合いも若干レンガ色が縁に出てます。

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う~ん。無理だったかな?
さて、グラスに注ぐと 
柔らかな香り、ガメイのベリーの香りの分量はエクセレント(笑)!2017年らしい完熟したコンポートのような甘さとのバランスが素晴らしい!実に旨い!
家内曰く「私にはちょっと甘いかな?でもこの甘さは残糖分じゃないね。まだヌーヴォーっぽさもある。」
私「やっぱりモリエールは只者じゃなかったね(笑)。本物だった!」
家内「まだまだ成長しそうだね(笑)。」

結論 モリエールはインチキ・ビオではありませんでした(笑)!

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試飲会番外編(笑)。

Dec 27, 2018 by weblogland |
先週のマスキュー試飲会の折、思い出しました(笑)!
何を?って、これです(笑)。

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オールド・ワールド クヴェ 99 アパッシメント 2017年 プロヴィンコ
販売価格(税込): 3,240 円 イタリア プーリア 赤 I.G.T. 750ml

11月のマスキュー試飲会の途中で完売したコテコテのアパッシメントです(笑)。気になったので経過観察をしていることを思い出しました。もう、あまり残っていませんから、興味のありそうな方にテイスティングしていただきました。
「え~と、抜栓が11月13日!1ヶ月以上前ですかぁ。」
私「はい、先月の試飲会の前に開けたものです(笑)。開けてから40日くらい経ちますか。ちょっとだけですが、お試しを!」
「あー、旨い。甘い。クリアさが増してますよ(笑)。」
「後味もよりエレガント。余韻が綺麗になった感じがします。」
「う~ん。酸化した感じがない!と言うことは酸があるってこと?」
私「そうかと(笑)。」
「セオリーからしたら考えられないですよ(笑)。」
私「プリミィティーヴォって特殊としか言い様がありません。あんな暖かいところで作られるのに酸がある。」
家内「分析表を見ると総酸が6g/Lもありました。」
「このワイン、この先どうなるんでしょう?」
私「解りません(笑)。希望的観測ですが、
プラムのニュアンスが出てきたら、きっと間違いなく凄いワインだと思います(笑)。」
「何故ですか?」
私「プリミィティーヴォの極上品ジョイアデル・コッリの熟成したものは、酸化を感じさせながらゼリー状に過熟した柿やプラムの味わいが全面に出てきます。ひょっとしてこのワインもそうなるかも?と経過観察しています。今のところプラムのプの字もありませんから(笑)、私の妄想かも(笑)。」
家内「少なくとも酸化するまでは見届けないといけませんね(笑)。」


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試飲会こぼれ話

Dec 25, 2018 by weblogland |
今月のマスキュー試飲会で試していただいた ●キャンティ クラッシコ 2015年 ファットリア・ディ・ペトロイオ イタリア トスカーナ 赤 キャンティD.O.C.G.750ml 3054円税込み 大人の味わいでディープなワイン・ファンに好評いただきました(笑)。そのディープなワイン・ファンお二方との会話をご紹介します。お二人とも同性なのでDr.FさんとMas.Fさんということで再現(笑)!

Dr.Fさん「このキャンティ、とってもキャンティらしいね(笑)。スミレの香りが特徴的でイイね(笑)。」
私「そーなんです。スミレっぽさが程よく
他の香りと相まってバランスが良いかと
。」
家内「品が良いですよね。キャンティはこうあって欲しい!」
Mas.Fさん「私、実はスミレの香りが解らないのです。」「東京の国立博物館で開催されたワイン展で香りのサンプルがあってスミレの香りを嗅いだのですが解らない。そのサンプルには注意書きで『遺伝的にスミレの香りが識別出来ない方がいます。』と書いてあったので、自分のことが当てはまるのかと。判別する遺伝子が無い人が10%ほどいるとか。」
私「道端に咲くスミレの花の匂いを嗅いでも何の香りもしませんよ。そうすると私もそれかな(笑)?」
家内「そうですよ。スミレ科の観葉植物だって香りしませんよ(笑)。」
Mas.Fさん「じゃあなんでスミレの香りって表現するんですか?」
私「はい。ボジョレーの濃いワインやイレルギー、南西地方の濃いワインに良くスミレの香りって表現されますが、私にはそれが墨汁の香りとしてなら納得出来ます(笑)。」
家内「かといって墨汁の香りでは世界標準ではありませんから(笑)、ヨーロッパの方を習ってスミレと言ってるだけです(笑)。」
Dr.Fさん「私は考えたことないですね(笑)。普通にスミレの香りと認識しています(笑)。」
私「Dr.Fさんは動植物のプロですから我々とは経験値が違うのかな?」

一つの香りにも個人一人一人のアプローチ 刷り込まれ方が違うことにハッとしました。共通言語で話したつもりでも、
微妙にニュアンスが違う。それを理解し、前提として話さないといけませんね
(笑)。とはいえマスキューは自分のペースで発信してますから、直すことは不可能
(笑)。そうすると聞くことが大事。人の言うことはちゃんと聞かないと駄目ですね(笑)。話し相手を理解出来ません。まあ、当たり前のことなんでしょうが。
よし!
来年からは、常に聞き耳を持ちましょう!
「人の話を聞く遺伝子のないあんたには無理!」と冷ややかに見てる家内の視線を感じました(笑)。

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マスキュー 試飲会リポート 後半

Dec 24, 2018 by weblogland |
さて、これから後半の赤。ギア上げます!

●カブレンガ 2013年 アンツィヴィーノイタリア ピエモンテ 赤 V.D.T. 750ml 2314円税込み
「これ、おいちいのよね(笑)。」
「そう。これおいちい(笑)。以前沢山飲みましたよ(笑)。」
家内「同じ2013年のものですが、先月飲んだらめちゃくちゃ美味しかった(笑)。今一番飲み頃でした。これこそ皆さんに飲んでいただきたく、今回の試飲会に加えました(笑)。」
私「家内の御意でございます(笑)。」
「まだあったんですか。」
私「マスキューの在庫は少しだけでしたので、インポーターさんに問い合わせますと、まだちょびっとありましたので(笑)、
分けてもらいました。」
「ネッビオーロってなんでこんなに美味しいのかな(笑)?」
「プラム系だけど凄く複雑。あとこれワインとして完璧(笑)。美味しい!」
私「真円なんですよね。もちろん値段に応じた大きさですけど(笑)。」
「そりゃ偉大なバローロに比べればそうなんでしょうが(笑)…。」
「でもさ、バローロなんかでも安いのは全然ダメだし(笑)、高くても変なの多いよね
(笑)。」
「比較的早く飲めて、しかもネッビオーロの味を楽しめるものはまず無い(笑)。そうするとこれって例外的だよね(笑)。嬉しい(笑)。」
家内「これはバローロ、バルバレスコより少し涼しいガティナラの生産者のワインです。ネッビオーロが50%なのでヴィノ・デ・ターヴォラとしてリリースされています。」
「ネッビオーロが50%でもネッビオーロらしい味。明るさもあるから、気分が明るくなるよね(笑)。」
「この上のガティナラは美味しいんでしょうね(笑)。」
家内「高貴(笑)。一番上のリゼルバ飲むと恍惚(笑)。うっとりです(笑)。」
私「家内、ネッビオーロ大好きなんですよ。」
家内「バローロ→バルバレスコ→ガティナラ→ゲンメ→ヴァルテリーナの順番で涼しい産地になる訳ですが、それぞれ特徴的があってどれもいとおしいのです(笑)。」
  家内のネッビオーロ愛全開(笑)!

「私昔トルコに出張してたとき、いきなり
上司から『トスカーナのレストランに集合!』と呼び出され(笑)、『何頼んでもイイ!』と言われたとき、バローロ、バルバレスコ、ガティナラの高いワインご馳走になりました(笑)。」
私「すんごいですね(笑)!太っ腹の上司ですね!」
「一生のうち一回で良いからそんな食事してみたい(笑)!」
「2週間の予定の出張が2ヶ月になったご褒美です(笑)。」
私「ワインは羨ましいですけど、そんな過酷な出張は嫌だなぁ(笑)。」
「それにしても今まで飲んだなか一番安くて美味しいネッビオーロです(笑)。バローロにとらわれて大部損したな(笑)。」
「まあ、良いバローロは比べるワインがないほどのワインだけど。そんなの滅多に当たらないし、手に入っても若すぎたり、満足するものには当たらないんだよね(笑)。」

本日、なっ、なんとの完売!
うわっ!やっちゃった。皆さんのテイスティング能力を甘くみました。お許しください!


●キャンティ クラッシコ 2015年 ファットリア・ディ・ペトロイオ イタリア トスカーナ 赤 キャンティD.O.C.G.750ml 3054円税込み
「マスキューさん、キャンティなんか珍しいですね(笑)?」
「他のショップでもあんまりキャンティ見かけなくなりましたよね(笑)?」
「昔は沢山輸入はされたけど、何がキャンティ味だかよく解らないんですよね(笑)。」
私「そーなんです(笑)。キャンティも一時期熟成にバリックを使うようになったのと、ニュー・ワールドっぽいファットなスタイルが流行りました。ですから本来のものとかけ離れてしまいました。」
家内「これはサンジョヴェーゼの本来的な味わいを楽しめるクラシックなスタイル
です(笑)。」
「う~ん。これヴィンテージは?」
私「2015年です。まだちょっと若いですね
。丸一日経つと全開になります。」
「そんなに甘くはない。重くもない(笑)。
スタイルが特徴的。何か沢山のものが隠れてる。」
「酸が沢山(笑)。織り成すようですよ。」
「こりゃ、複雑。明るさがある。太陽を吸収したかのよう。トスカーナらしい軽妙さなのかな(笑)?」
「軽いんだけど軽くない(笑)。品があるんだよね。」
家内「私サンジョヴェーゼは酸っぱいものだと思っております(笑)!」
私「左様かと(笑)。さらにベリーの明るい香りがあるかと(笑)。」
「このキャンティはちゃんとしたビストロやレストランでこそ飲むべきワインですね(笑)。」
「タンニンも折り重なるよう。きめ細かいし華麗(笑)。」
「表情が豊かだし、肉の煮込み料理なんか食べながら飲んだら美味しいだろうなぁ
(笑)。考えたら涎が出ちゃう(笑)。」
「マスキューさん曰くのクラシックの意味が解りましたよ(笑)。このキャンティ、まさに食事に寄り添うワインなんですね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。」
「2015年ヴィンテージでしたっけ。ゆっくり飲むとどんどん良くなる。これがまだ先の熟成を予感させるってことなんですね?」
私「基本的には早く飲めるようには作っていますが、無理やりはしていません(笑)。
ドーピングはやっていませんね(笑)。」
「えっ!ドーピング?」
私「ごめんなさい。無理に酸素を供給したりしていないとか、極端に発酵温度を高くしたりしていません。」
「それって調べたのですか?」
私「いえいえ。飲んだ印象です(笑)。」
「ずるしていても教えてくれないもんな(笑)。」
「企業秘密(笑)!」


●サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 2008年 コルペトローネ
イタリア ウンブリア 赤 サグランティーノ・ディ・モンテファルコD.O.C.G.750ml
4628円税込み
私「今このD,O.C.G.は呼び名がモンテファルコ・サグランティーノとなっております。」
「おっ、香りが重い(笑)。普通じゃない(笑)。」
「でも色は若干熟成してる感じだよね。」
「味は…。おー!圧倒的!巨大で頑強!」
「マスキューさん、ヴィンテージは2008年ですよね。見た目は飲み頃だけど、まだまだ熟成するって一口で解る(笑)。すんごいですねぇ。」
家内「チョコレート食べながらこのワインを飲むと口の中がえらいことになりますよ(笑)。」
「どれどれ(笑)。おーー!爆発したぁ(笑)。」
「圧巻としか言い様が無いね(笑)。」
「特にタンニンが物凄い!」
私「ここのサグランティーノは2006年ヴィンテージからずっと扱っておりますが、リリースしてから10年くらい経ってようやく飲めるようになるワインだと解りました(笑)。ようやくこのワインを半分理解出来たかな(笑)?」
家内「開けたては樽の香りがきついのですが、翌日になると果実味が勝り樽香が解らないほどです(笑)。」
「サグランティーノって初めて飲んだけど、こんなに手強いんだ(笑)!」
「グレート・ワインだよね(笑)。」
私「これはサグランティーノのワインでも古典的なスタイルです。一体どれ程の熟成能力があるのか計り知れません。」
「マスキューさん!今回の試飲会、最後の3本凄いですね(笑)。ガン、ガン、ガンとギアが上がってますよ(笑)。」
「気合い入ってますね(笑)。」
家内「年内最後ですから(笑)。飛びっきりのものを…。」
私「ケチなマスキューらしく馬鹿高くない
ものを選びました(笑)。最後はちょっと高いから年に一度飲むくらいの感じかな(笑)。」
「このワイン、一体この先どれくらい持つのですか?」
私「私は昨日の晩御飯に何を食べたか覚えていないくらいですから、先のこと解るはずありません(笑)。一体どれくらいの生命力があるんでしょうか。エミィディオ・ペペ並みのような気がします。」
「マスキューさん!これは除梗してるんですか?」
私「はい。おそらく。エミィディオ・ペペも除梗してますよね。」
「う~ん。除梗してても長期に熟成するんだ!」
私「収穫量も1本の葡萄樹からフル・ボトル1本は越えていると思います。ブルゴーニュのグラン・クリュの倍は作っているはずです。」
「ますます解らなくなりますよ(笑)。イタリアの優位性?ってことですか?」
私「そうとしか言い様がありません(笑)。
量と質が両立する。だからこのレベルのワインにしては安く出来るかと。」
「店長が目をつけてる東欧と比べてどうですか?」
私「東欧の方がイタリアよりさらに優位な気がします(笑)。」
家内「サグランティーノも最近はもっと早く飲めるように軽く作る傾向です。こんなスタイルは少なくなりました。」「う~ん。お金になり易いのは大事だけど、このスーパー・スローなワインは捨てがたい(笑)。」


お忙しい中ご来店ありがとうございました!
また、一年のご愛顧ありがとうございました!
皆様の来年のワイン・ライフのご充実、ご健康を祈念させていただきます。
ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Dec 23, 2018 by weblogland |

昨日、一昨日お忙しい中ご来店ありがとうございました!

まずはウェルカムを兼ねた泡
◎プロ・セッコ 『トレヴィソ』 エキストラ・ドライ レ・コンテッセ イタリア ヴェネト 白 発泡性 750ml 1,836 円

「これってマスキューさんの定番ですよね?」
「そうそう(笑)。美味しいんだよね(笑)。」
私「ガス圧がしっかり5.3気圧あります。あと、葡萄の収穫を早めにします。そうすることによりしっかりとした泡を確保でき、ラムネのような清涼で優しいライム香が漂います。大人のラムネでございます(笑)。」
「スッゴク飲みやすい!」
「マスキュウさん、これってアルコール分は11%くらいですか?」
私「さすが!ご名答(笑)。」
「11%のアルコール分で折り合いがつくのがプロセッコなんですね(笑)。」
私「そーなんです(笑)。泡だともっとアルコール分が高いのが多いですよね(笑)。コンテッセのフリザンテなんかは10%ちょっと。原料ワインに補糖もしないですね。」
家内「レ・コンテッセ社はプロセッコに最適とされるコネリアーノ地区に畑を所有。すべて自社畑でまかなっています。」
私「買い付葡萄、買いワインだと、ここまで管理できませんね。特徴がとても良く出ています。」
「へぇー。プロセッコって有名だし、わりとよく見かけますよね。」
家内「コンテッセはその中のトップ・ランナーかと(笑)。」
「夏場の暑いときギンギンに冷やして飲むのもイイけど、鍋なんかに合わせて飲むのも良さそう(笑)。」
「日本人好みの旨味があるよね(笑)。」
「柑橘類のニュアンスが強い。柚子っぽさもあるから、ポン酢正油に柚子入れたら完璧(笑)!」
「柑橘類の感じもわりと上品。塩気もあるから出汁とってヒガシマル正油を加える
と良さそう(笑)。」
「たしかに日本人好みですよね(笑)。」
「イタリアのワインなのに、日本人好みなんて不思議(笑)。」
「マスキューさん!コンテッセのフリザンテ大好きでよく飲みますが、共通して優しいんですよね(笑)。それが意図でスタイルなんでしょうね。」
「積み重ねた歴史だし、原産地法の根拠にもなってるんだろうね。」
「でもさ、主観的で数量化できないものに
法律を当てはめるのって不思議ですよね(笑)。」
「だからフランス人は商売が上手い!」
「日本でも原産地法が最近出来たけど、どうなんですか?」
「あれはまだまだ。原料葡萄を何処から調達したか書くようになっただけ(笑)。」
「究極はこれが山梨のワイン。これが山梨の甲州ワイン。てなれば良いんだけど、
時間かかるよね。」
「確たるものが無くても原産地法が造られるのも不思議ですよね。」
私「でも無いよりはあった方が将来の希望に繋がりますよね。進歩はしてる(笑)。」
「きっとワインだけの問題じゃないんだろうね。将来の農業の在り方が世界基準に置いておかれないような配慮もあるんだろうね。」

〇オリヴェート クラッシコ セッコ 2017年 ビジ イタリア ウンブリア 白D.O.C. 750ml 1296円税込み
私「マスキューの大定番のウンブリアの白、ビジ社のオリヴェート・クラッシコ。かなり前から扱っておりましたが、マスキュー試飲会に出すのは初めて(笑)。定番過ぎて忘れてました(笑)。」
「美味しいよね。ブラインドで飲んでも、イタリア・ワインって解る(笑)。」
「飲みやすい!後味のほろ苦さがイイね!」
家内「このワイン、扱い続けて30年位経ちます(笑)。世界市場に打って出たのが古いですね。」
「へぇー。そんなに長いんですか?マスキューさんは新しいワインを探すから入れ替わりも激しそうですよね(笑)。」
私「はい。ですから異例中の異例です(笑)
。マスキューの中でもレストラン・アイテムなので、息の長いブランドとして続いています。」
「飛び抜けた個性は無いけど(笑)、とっても上質(笑)。こんなワインがハウス・ワインとして出てくるレストランならグッド(笑)。」
「どうしようもないハウス・ワインを出すとこ多いよな(笑)。そりゃたしかに安いけど(笑)、がっかりするよ(笑)。」
「うんうん。これ普通に美味しいところがイイね(笑)。」
「白や黄色の柑橘類の香りが心地良いですよね。」
私「桃やレモン、グレープフルーツが溶け合ってます。香りと液体の調和がとても良いと思います。」
「植物っぽさや、ハニーな感じもある。」
「このワイン、味わって飲むと香り豊かですよね。ところでセパージュは何ですか?」
私「えーと(資料を見ながら)、プロカニコ45%、ヴェルデッロ20%、グレケット15%です。30年間扱っていても、未だに覚えられない(笑)。」
家内「地場品種ばかりでシャルドネなどの国際品種を使っていないところは好感が持てますね(笑)。」
「そーですよね(笑)。地についてますよね。」
私「実はこの上のキュヴェがございまして
(笑)、『トッリチェラ』という名前なのですが。今回の試飲会で出しても良かったのですが、総計7本ですとグラス洗いが大変なので(笑)、次回にお出しする予定でございます(笑)。」
家内「セパージュはほとんど同じなのですが、出来上がりは別物。面白く美味しいワインです(笑)。」


●メルロ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ ヴァルル・ルイ・トライアン 赤 750ml 943円税別 スクリュー・キャップ
「うわっ!ラズベリー!」
私「ラズベリー全開でございます(笑)。時間が経つとプラム、フランボワーズなどの小粒の果実のニュアンスが出てきます。」
「ブルーベリーやアセロラみたいな感じもするね(笑)。」
「店長!赤さ、明るさが明瞭。すごく輪郭がはっきりしている。なかなか無いレベルですよ(笑)。」
「う~ん。たしかにメルロ。でもフランスとは違うし…、ニュー・ワールドとも違う。」
家内「一般にメルロは糖度が上がりやすいので、出来上がったワインは甘くふっくらした感じのものが多いですよね。甘くて緩いかな(笑)。」
私「このワインの果実味は小粒な果実の印象。ぎゅっとつまって完熟した感じです。」
「前に飲んだラダチーニのロゼに共通の味わいのニュアンスがありますね。」
「酸がしっかりありますよね。液体は濃く無いけど、味わいは濃い(笑)。」
私「ラダチーニはプレス果汁を使いませんから、それ故かと(笑)。ピノ・ノワールみたいな感じしますよね。」
「プレス果汁を使わないって?」
私「通例プレス果汁を含めると全重量の70%くらいの果汁が得られます。最初のフリーラン・ジュースだけですと50%くらいしか果汁が得られません。」
「へぇー、かなり贅沢なんですね(笑)。プレス果汁を使わないとどうなるのですか
?」
私「雑味が無く、旨味に富んだワインになります。」
「クリアな味わい!」
「日本酒と同じだね(笑)。」
私「ボルドーはワインに重さを出すためにプレス果汁を加える伝統があります。ですからフリーラン・ジュースだけで造るワインより安く出来ます。」
「どのくらいプレス果汁を混ぜるんですか?」
私「クラシックな作りでは10%くらい混ぜるようです。ただ、今風ですと技術の進化により得られた70%すべてを使ってワイン作りをするワイナリーがほとんどです。特にニュー・ワールドの技術者と話をするとプレス果汁とフリーラン果汁の区別がありませんので話が通じません(笑)
。」
「マスキューさんはワイン選びにこだわりが無いんですね(笑)。フランス専門とか、
ブルゴーニュ専門とか、ワインショップ
ありますよね(笑)。」
家内「産地にこだわると、美味しいワインを見逃す恐れあり(笑)!」
私「どうやら世界にはボルドーやブルゴーニュよりもっとワイン栽培に適した地が沢山あるように思います。」
「ニュー・ワールドですか?」
私「いえ。砂漠のような土地ですと無理があります。腐葉土も出来ませんから。」
「そう!オールド・ワールド!これからはオールド・ワールドですよ!」
家内「特に肥沃で雨の少ない黒海沿岸の葡萄の原産地や黒土地帯は見逃せません。

私「葡萄だって植物ですから条件の良いところの方が嬉しいはず(笑)!彼の地では1本の葡萄樹から多量の良質な果汁を得ることが出来るようです。」
「そうすると高級なワインで飛び抜けたものが出来る?」
私「産業としてのワインの歴史はまだ浅いので、あと1世代後には花開いているはず。もっともロシアのいじめや依存が無ければの話ですが(笑)。」

驚愕のコスト・パフォーマンスにより、本日のトップ・セラーでございました。。

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並びました。

Dec 19, 2018 by weblogland |
並びました。
今週末のマスキュー試飲会のワインです!

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こうして眺めるとなかなか美しい(笑)。最近気がついたのですが、並びが美しい方が売れるのでは?なんとなく売れ行きがイイような気がします。まあ、見た印象は良いのはたしか。そうすると購買に少しは影響があってもおかしくないかな。あと、売っている我々のリズムも良くなるような(笑)…。

ところで向かって右端のコンテッセのプロセッコなんですが、今回特にこれが並びの美しさに貢献してると思うのですが、背が高すぎて下の収納棚に入りません(笑)。まあ、イイかな(笑)。

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今週末に備え、ワインが山盛り届いてます

Dec 18, 2018 by weblogland |
今日のマスキューはこんな具合(笑)。

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今週末に備え、ワインが山盛り届いてます(笑)。
ワインが沢山あるのは嬉しいのですが、ちゃんと片づけないといけません。ゴミじゃありませんから、それなりに置く場所にきちんと置いて整理整頓(笑)。
う~ん。
これから先週末の未配ワインを届けないといけませんから、試飲会のワインは明日並べましょう。
忙しくなる前の準備が肝要。何事も段取り段取り(笑)。

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マスキュー試飲会の常連の由井さんです!

Dec 18, 2018 by weblogland |
お友達を皆さんに大紹介いたします!
マスキュー試飲会の常連の由井さんです!
以前ブログでご紹介したYさんです。
独特なテイスティング・コメントに聞き耳を立てた方もいるかと(笑)。
好奇心が旺盛で、変な先入観の無い、素直で実直な好青年です。なかなかユニークな方で小学校の夏休みの自由研究が『即身仏の研究』(笑)。学生時代は民俗学と考古学を学んだとか。我々も学生時代に考古学を噛ったので、もともと話は合います(笑)。
マスキューのブログネタで『山ナメクジ』や『ふきのとう』の話等パクらせていただきました(笑)。何でこんなこと知ってるの?何でこんなこと気づいたの?と、話をするといつも感心させられ、教えていただいています(笑)。家内と「由井さんみたいな人が娘の彼氏だったら楽しいよね(笑)」なんて本末転倒な会話をしたり(笑)。

最近まで鶴見に在住されてましたが、今は実家のある新潟におられます。
そして、由井さんが起業しました!
サラリーマン時代にカメラの修理の仕事をしていたこともあり、新潟でカメラ屋さんを開業!カメラといってもちょっと違う(笑)、ご本人によりますと…

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アナログ人間の自分ですが、SNSで何か発信しなくてはと、少し前から日々の製作や修理の様子をブログに毎日書くようにしています。
オーディオやカメラに興味の無い方が読んでも「何これ、変なことやってるな」と、ちょっとだけでも眺めて頂けるような記事を務めて書くようにはしていますが、訪問者数からすると、まだまだ及第点にもほど遠いようです。読んで頂ける文章というのは難しいですね。口語調はどうも苦手なのですが(笑)。
現在は「 結銀舎-ゆうぎんしゃ-のブログ」というタイトルに変更しましたが、フルで入力して検索しても引っかかりませんでしたので、数日前まで使用していたタイトル「コーン屋(仮)ブログ」で検索してください。
              由井
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実は会社名の『結銀舎』、由井さんのお友達の宮崎駿監督が名付けたとか。たまたま、いつの間にかお友達になったみたいです(笑)。
どうやってそんな有名人と友達になれるの?でもそれは、解る人は解る由井さんの人柄によるものだと思います(笑)。由井さんを知っている我々からすると不思議ではないのです。

頑張れ、由井さん!
でも、あまり無理しないでね(笑)。

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悲しいけれど、ちょっと嬉しいお知らせです(笑)?

Dec 17, 2018 by weblogland |
私の愛するフランス ロワール トゥーレーヌの赤ワイン『ル・ポア・ジャック』2016年 ドメーヌ・フランソワ・メリオー が輸入終了となりました!

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ガーン!

参りましたね。しっかりしたガメイ100%のワインでお気に入りだったのですが…。

インポーターさんに詳しく聞くとピノ・ノワールとソーヴィニヨン・ブランは継続するそうです。それ以外は残念ながら終売。

う~ん。

日本だとロワールの本格的な赤ワインはあまり売れないのかな?
まあ、もう決まったことはしょうがない!

でもですね(笑)。最後っぺ(失礼!)みたいなのですが、大特価セールとなります。

今まで1758円税込みで販売させていただきましたが、在庫限りで1326円税込みにて販売いたします!なんと400円以上の大値引き、お見逃しなく!

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました! 201812

Dec 15, 2018 by weblogland |
今年最後のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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今月はいつもより1週間早く12月21(金)、22(土)日となります。

21日は17~20時30分
22日は11~20時30分

の開催予定でございます(笑)。

今回はイタリア5本、モルドヴァ1本。

後半は熟成を実感できる美味しい大物。

なかなか経験出来ないワインですから、是非お試しを!マスキューからのクリスマス・プレゼント(笑)。


大人のラムネ(笑)。日本人好みの味わい。やはり泡が恋しい季節です。
◎プロ・セッコ 『トレヴィソ』 エキストラ・ドライ レ・コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 750ml 1836円税込み
食前の乾杯に1杯だけ飲んで、すぐその存在を忘れてしまうようなお手軽なプロセッコとは明らかに違う、食前から食中ずっと楽しめる上等なプロセッコが入荷しました!是非お試しいただきたい秀逸なプロセッコです(笑)。

レ・コンテッセ社はプロセッコに最適とされるコネリアーノ地区に畑を所有、丁寧な栽培で質の良い葡萄を育てています。

グラスに注ぐと、これがプロセッコ?と思うくらい濃い麦わら色。豊かな香りと厚みがある果実味によくあってとても自然。ラムネのような優しいライム香にアカシアの花、夏みかんの花、桃、リンゴ、カリンといった明瞭で華やかな香味、草の匂いやハーブのニュアンスが混じり爽やか。余韻にはほのかにハチミツを感じ上等。

うーん。

今まで飲んできたプロセッコって一体なんだったの(笑)?

ガス圧が5.3気圧ありますが、液体との溶け込みがよくグッド。トラディショナルなプロセッコは葡萄の収穫を早めにします。そうすることによりしっかりとした泡を確保でき、ラムネのような清涼で優しいライム香が漂います。

タンク内二次醗酵のいわゆるシャルマ方式でプロセッコは造られますから、生産者は初期投資設備にコストかかかります。このため生産者も中規模以上の生産者に限られ、生産量もいきおい多くなる傾向があります。ですから海外に輸出されるプロセッコはあまりプロセッコらしくないものが多くなりますね(笑)。

性格上エキストラ・ブリュットと言ってもやや甘く感じますが、しっかり冷して飲むべきスパークリングと言うことでお楽しみくださいませ(笑)


〇オリヴェート クラッシコ セッコ 2017年 ビジ イタリア ウンブリア 白D.O.C. 750ml 1296円税込み
マスキューの大定番のウンブリアの白、ビジ社のオリヴェート・クラッシコ。
かなり前から扱っておりましたが、マスキュー試飲会に出すのは初めて(笑)。定番過ぎて忘れてました(笑)。

ビジは社は1880年創業の老舗でこの地を代表する造り手のひとつ。コストパフォーマンスの高さに定評があり、国内外で愛されています。オリヴェート・クラッシコってあまり良い印象がありませんが(ごめんなさい。)、これは別(笑)。
近年は、イタリアで最大級の規模を誇るワイン・コングロマリット グルッポ・イタリアーノ・ヴィーニの傘下に入っていますが、これが逆に良かったようです(笑)。グループの技術力・資金力を得て、更なる大成功。もちろん品質の高さあってこそ(笑)。

セパージュはプロカニコ45%、ヴェルデッロ20%、グレケット15%等の地場品種。ステンレス・タンクのみで造られます。
味わいは桃のようなふっくらした香りに、レモンやグレープフルーツの柑橘類の酸味が折り合い良く調和し、後味のアーモンドっぽい苦い香りが上手くワインをまとめています。旨味のある粘りは心地好く、あっという間にボトル1本空いてしまう。完璧なデイリー・ワインでございます(笑)。有りそうで無い高品質なデイリー・ワインなのです。


今年一番のコスト・パフォーマンス!
●メルロ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ ヴァルル・ルイ・トライアン 赤 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです

このワイン、ヴァルル・ルイ・トライアンで造られるメルロ100%。土壌は半乾燥
気候下の草原に発達する黒土土壌チェルノーゼム。石灰分に富む肥沃な軽いローム質の炭酸黒土とか。関東ローム層の最上部のソフト・ロームみたいなものかな(笑)?
手摘みされたメルロを14℃で8日間アルコール発酵、そして20℃で8日間マロラクティック発酵。その後6ヶ月の熟成。すべてステンレス・タンクを使用。
醸しの期間は16日と短めながらしっかりした味わい。もともとの葡萄栽培の良さ、収量の低さ故ですね。自信がなければ出来ませんね(笑)。
調べると1本の葡萄樹からフル・ボトル1本半ほどの果汁しか得ていません。しかもプレス果汁は使いません。(歩留まりは50%ほど)
小粒のプラムやフランボアーズの完熟した果実がみっちり(笑)。一口でメルロと解りますが、何処のメルロと聞かれると困る(笑)。オリジナリティのあるメルロですね。あとラダチーニらしい透明感のあるタンニンはシルキーで上等(笑)。フリーラン由来の旨味が全体を高級に演出。この価格帯ではずば抜けた品質。これこそモルドヴァの産地としての優位性を実感させるもの!恐るべしモルドヴァなのです(笑)。
すべてのワイン・ファンは飲むべし!新たな神話を予感させます。


ネッビオーロって美しい!さらに良くなっています!最後の2013年。次は高くなるようですね。
●カブレンガ 2013年 アンツィヴィーノイタリア ピエモンテ 赤 V.D.T. 750ml 2314円税込み
イタリア ピエモンテ北東部ノヴァーラ県のD.O.C.G.ガッティナラの生産者アンツィヴィーノ。マスキューの定番アイテムですね(笑)。

アンツィヴィーノは1999年の創立。もとはミラノに住んでいたオーナーがガッティナラ村の古い修道院を買い取り移住してきたのが始まりでした。標高200~300mの南~南西向きの畑はブドウ栽培には最適。

このキュヴェはヴァン・ド・ターボラ。ネッビオーロ50%、それに在来のクロアチーナ25%とヴェスポリーナ25%。本来ならばプラマテッラD.O.C. を名乗りたいところですが、ヴェスポリーナの量の規定が20%以下なので僅かにD.O.C.をなのれません。ステンレス・タンクで12ヶ月熟成したのちスロヴェニア産の大樽で12ヶ月熟成したもの。そして6ヶ月の瓶熟成後リリースされます。

味わいの第一印象はしっかりネッビオーロ(笑)!スミレの香りにチェリー、ストロベリーなどの赤いベリーの香り。非常にビビット。フレッシュながら上等のネッビオーロを連想する味わい。それに同じ凝縮感のあるプラムが加わりベリーとプラムの万華鏡状態となります。ネッビオーロの良さを生かし、さらに在来品種の特徴を加えています。それもまったく違和感がないところは秀逸。ネッビオーロはその高貴さ完璧さから、基本的に他の品種とブレンドすることはほとんどありません。あってもほんの少しです。これはこの地の特徴のようですね。飲んでみて理解できました(笑)。これほどフレッシュ&フルーティー、しかもディテイルが明瞭なネッビオーロを経験したのは初めてです。ネッビオーロの一面を知ると同時に自分のネッビオーロ原理主義を恥じました(笑)。でも、これもアンツィヴィーノが偉大なネッビオーロの生産者であることの証しと考えるべきなんでしょうね(笑)。目から鱗のイタリア・ワインなのです。

早飲みに仕上がってますが、滅茶苦茶美味しいですよ(笑)。


とっても良いキャンティなのです(笑)。
●キャンティ クラッシコ 2015年 ファットリア・ディ・ペトロイオ イタリア トスカーナ 赤 キャンティD.O.C.G.750ml 3054円税込み
キャンティを久しぶりに入荷させました。今さらキャンティなんかどうするの?などと言わないでください(笑)。
実際、なかなかまともなキャンティには当たらない(笑)。でもまともなキャンティは飲みたい!諦めかけていましたが、見つけました!


以下インポーターさんの資料より

ファットリア ディ ペトロイオはキャンティ・クラシッコ地区で最も南のCastelnuovo Berardenga地区に位置し1927年からキャンティ・クラシコ協会に所属する歴史ある造り手。
現在のオーナーは、ローマ大学で教鞭をとる精神科医のジャン=ルイジ・レンツィ氏とその家族。
ローマの星付レストラン”アクオリーナ”のシェフとして長年従事していた彼の娘ディアナが中心となりワイン造りに専念している。
醸造に関してはミスター・サンジョベーゼの異名を持つカルロ・フェリーニ氏が手掛けている。
スーパータスカンには敢えて走らず、キャンティ・クラシコとトスカーナの地に根付いた品種であるサンジョベーゼに力を注いでいる。
カンティーナと南東向きの畑は、標高350mの丘の上にあり、ブドウは全て自社が所有する6つのFattoria di Petroio 畑で収穫されたものを用いている。
真摯な姿勢が品質に反映されて、毎年、様々なワイン評定誌で高評価を得ており、ロバート・パーカーなど、著名なワインジャーナリストからも高い評価を得ている。
               以上

このキャンティ、1ヘクタールに5,500本の葡萄樹を伝統のコルドーネ・スペロナート仕立てで植え、1本の葡萄樹より1リットルほどの果汁を得ます。今のキャンティにしては濃い(笑)、昔ながらの低収量。
セパージュはサンジョベーゼ 90%、コロリーナ 5% 、マルヴァジァネーラ 5%。サンジョベーゼに他のものを少し混ぜる伝統的なスタイル。
9月中旬におそらく手摘みで収穫、除梗したあと、29℃の温度で20日間のアルコール発酵、19日のマロラクティック発酵。発酵槽はコンクリート。これもまた伝統的。
そしてトノー(500Lくらい)で14ヶ月の熟成、瓶詰めして3ヶ月寝かされてからリリース。バリックを使わない点グッド(笑)。
全体に無理の無い伝統的な方法を踏襲しています。
特にバリックで熟成させた樽香プンプンの薄いキャンティに怒りを感じる方 是非お試しください(笑)!
旨味、深みがあり、しかも飲みやすく食事に合わせるためのスタイル。サンジョベーゼはこうあるべきスタイルなのです。20年以上前にはこんなキャンティたまにはありましたが、今はレア。
お飲みになれば何故私が飛びつくかご理解いただけるかと(笑)。



2006年ヴィンテージからの扱いなので、未だに本来の熟成を遂げたものは未経験。現行の2008年がだいぶ良くなって来ましたので皆さんと途中観察です(笑)。やはり最低10年は寝かしたいワインですね。
●サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 2008年 コルペトローネ
イタリア ウンブリア 赤 サグランティーノ・ディ・モンテファルコD.O.C.G.750ml
4628円税込み
1995年の設立から世界中にサグランティーノ・ディ・モンテファルコ旋風を巻き起こしました伝説のワインです。

コテコテのバリックに負けない凝縮した果実味はセンセーショナル(笑)。

リリース後16年経つこのヴィンテージにこそ、真実が語られるはず。

試す勇気がある方のみお勧めします(笑)。

飲んだ人のみぞ知るべきなのです。(あの凝縮感ですから悪い訳がない。)

ニューワールドにない真実があるはず。酸が命なのです。


以上6本。
皆様のご来店お待ち申し上げます!

桝久商店 岡本利秋・昭子


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よーやく届きました!

Dec 15, 2018 by weblogland |
ふふふ(笑)。
よーやく届きました!
何が?って
ラダチーニのメルロです!

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12月中に通関がきれると聞いていましたが、マスキューの試飲会はもう来週。間に合うかどうかヒヤヒヤしていました。そんなこんなの滑り込みセーフ(笑)!

これ、すんごく美味しいんですよ。ラダチーニのスタンダード品なんですが、凝縮感がワン・ランク上。初めてテイスティングした時(マスキューにラダチーニのヴィチェスラブ ・ニィーヴィナさんが来たとき持ってこられて飲みました。)

、「ラダチーニはメルロがもっとも上手いのでは!」と感激しました。すでにラインナップに加わっているメルロのロゼの素晴らしい出来栄えからすれば、赤のメルロも案の定美味しかった訳です(笑)。

おそらく今月の試飲会のトップ・セラーになるはずだと目論んで、週明けには追加発注予定(笑)。

今年のホームランになるか(笑)?

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もう少し定点観測を続けます

Dec 14, 2018 by weblogland |
う~ん。
旨い!

今、1ヶ月前に開けた オールド・ワールド クヴェ 99 アパッシメント 2017年 プロヴィンコ をテイスティングしました。恐る恐るグラスに注ぎ香りを嗅ぐと若干酸化したような感じ。口に入れると、なっ、なんと美味しい!酸がしっかり感じられとってもフルーティー!

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香りとは逆に酸化が感じられない不思議。甘さもさほど感じずドライな印象。

う~ん。

やはり酸があるんだと納得。やはりプーリアのプリミィティーボは特殊。これから果実味が明瞭になるのかしら?なんて思えるほど。

もう少し定点観測を続けます(笑)。

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あー、また仕入れちゃいました(笑)!

Dec 13, 2018 by weblogland |
この時期になるとどうしても恋しくなります。
ヨット・ヨットのバートステューベAUSは収穫の少ない年だけのイレギュラーなお買い得品(笑)。

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これを見たらドイツワイン好きとしては、黙ったいられない(笑)。
トリアー慈善連合のピースポーター・ゴールド・トレプヒェンは、マスキューのセラーには今ありません!だったらしょうがない。セラーに無いのは許せません(笑)!
シュタインベルガーも然り。なぜマスキューのセラーに無いんだ!許せません(笑)!
実際あんまり売れませんからほんの少しだけの入荷(笑)。でも、これで気持ちが落ち着きました(笑)。
三つ子の魂百まで かな(笑)?

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詰めるスケジュールが早まり大慌て

Dec 11, 2018 by weblogland |
あー、やっと詰め終りました!
何が?って
タル、樽です(笑)。

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今年は今まででずっと暖かかったので、詰めるスケジュールが早まり大慌て(笑)。
マスキューに着いてから4日以内に詰めしなくてはなりませんでした。逆算すると4日早まりました。昔親父が「腰が痛くなるからイヤなんだよ(笑)。」なんて言ってましたが、今年はそんなこと言っている暇は無し(笑)。でも腰は痛い(笑)。
毎年のことですけど、あと何年やれるかなぁ(笑)?

司牡丹72L ロウ・パイン・カスク 2018年 完成!

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ルーマニアのワイン

Dec 06, 2018 by weblogland |
ふふふ(笑)。
これ、なーんだ?

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正解はルーマニアのワインです。

東欧のワイン好きなマスキュー。もう少し色々なものを飲んでみたい!
この衝動に駈られてルーマニア専門のインポーターさんにお願いして、サンプルを取り寄せちゃいました(笑)。もちろん只じゃない(笑)。
だいぶ前にこのインポーターさんの試飲会にお邪魔したことがありましたが、その時はマスキューにはちょっと高級過ぎたので見送り。あの当時より情報を含め様々なものがラインナップに加わっていますから、今回は期待が持てそう(笑)。
あー、楽しみです(笑)。

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ジュ・ド・レザンの箱を見て発見しました!

Dec 03, 2018 by weblogland |
う~ん。2018年のジュ・ド・レザン美味しいですね。いつもより甘く感じません。やはり酸があるんですね。今年は夏場が異常に暑かったようで、酸の少ないワインが多いようですが、コニャック地方は大丈夫だったかな(笑)。今までで一番エレガントだったような気がします。

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まあ、良かった。良かった。でございます(笑)。
ところでジュ・ド・レザンの箱を見て発見しました!
なんとロゼもあるようです。箱に「ブラン」「ロゼ」と書いてありました。
あ~、ロゼも飲んでみたくなりましたぁ!

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オールド・ワールド クヴェ 99 アパッシメント 2017年 プロヴィンコ

Dec 02, 2018 by weblogland |
アパッシメントの決定版 オールド・ワールド クヴェ 99 アパッシメント 2017年 プロヴィンコ イタリア プーリア 赤 I.G.T. 750ml 3240円税込み

私「ようやく分析表が届いたよ(笑)。さて、まず残糖分だけど…、おっ、1リットルあたり20g。思ったとおり(笑)。それと総酸は5.7g!」
家内「そんなにあるんだ!」
私「収穫を1ヶ月も遅らせてるから絶対にもっと少ないと思ったんだけどね(笑)。」
家内「先入観持つと間違えるね(笑)。」
私「ごもっとも(笑)…。」
家内「開けて10日経っても酸化しないってことは やはり酸があるってことなんだろうね。」
私「長い生命力あるんだろうな。」
家内「ジョイア・デル・コッリのプリミィティーヴォみたいな熟成をするのかな?」
私「この黒系の味わいが熟成によって赤い熟しきった果実の味になるのかな?」
家内「そうだね。コッピーなんか10年くらい経って本領発揮だもんね(笑)。10年くらいしたらそうなるかも(笑)。」
私「このままほったらかしておいて、経過観察する必要があるね(笑)」
家内「そうなったら本物と認めよう(笑)!」

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来ました!ジュ・ド・レザン2018年

Dec 02, 2018 by weblogland |
来ました!
ジュ・ド・レザン2018年

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ラベル・デザインが少し変わったかな?
あとキャップにホタテ貝の絵が描いてますね(笑)。どんな意味かしら?

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そうそう、色はそんなに濃くないですね。
でも、ギラギラしてる(笑)。
さあ、あとで飲んでみよ(笑)!

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