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ジュ・ド・レザン2022年は11月25日にマスキュー到着です!

Nov 18, 2022 by weblogland |
ジュ・ド・レザン2022年は11月25日にマスキュー到着です!
先日お伝えした通りのスケジュールですが、お値段が1,980円税込みとなります。
ちょっと不安になりインポーターさんに問い合わせたところかなりの値上がり。
う~ん。
しょうがない!
私はそれほどまで値上がっているとは思わず勘違い(笑)。2,000円税込みを越えない範囲でのご提供とさせていただきます!コメンナサイ。

もー、
幾つ寝ると~、
(ちょっと高くなった)
ジュ ド レザン がやってくる~!


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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Nov 18, 2022 by weblogland |
今月11月25、26日のマスキュ試飲会のラインナップ決まりました!
今回は5本!
ジュ・ド・レザン2022年が到着したら6本になるかも(笑)?

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〇Dai Dai オレンジ・ワイン 2021年 カンティーネ・インペラトーレ イタリア 白 I.G.T.プーリア 750ml 2168円税込み

真性のオレンジ・ワイン(笑)!
いわゆるオレンジ・ワインというと皮毎発酵した白ワインを指します。それゆえ果皮の色が付きオレンジっぽい白ワインとなりますが、これはまさにオレンジ色(笑)。これほどオレンジ色のオレンジ・ワイン、見た瞬間笑いが止まらなくなりました(笑)。飲んだ味わいにもオレンジの香りがはっきり(笑)。「オレンジ果汁が入ってるみたい(笑)。」二度びっくりでございました。さらにラベルに書かれたDai Daiはイタリア語では「さあ!さあ!」の意味なのですが、インポーターさんがダイダイ色のオレンジ・ワインということでラベルにDaiDaiと記載するようにリクエスト(笑)。突っ込み処満載のDaiDaiでございます(笑)。

インポーターさんの資料によりますとこのカンティーネ・インペラトーレは新世代のワイン・メーカー 、自然と植物を何よりも尊重し過去から学びながらも未来を見据えた自然農法によりワイン造りを行うイタリアの卓越した小規模ワイン・メーカー。ただしビオ、オーガニックやヴィーガンの認証はまだ取得しておらず
ラベルにマークは表記されません。
アデルフィアの近郊で自然農法を取り入れオーガニックに転換した小さなブドウ畑から5つのプリミティーボのクリュ・ワインを生産する他、オレンジワインやアンセストラル製法のスプマンテ、パッシートなどを生産しています。

映像を見るとまるでカリフォルニアのワイナリー(笑)。イタリア・プーリアのワイナリーとは思えない光景です。荒涼としたガレ場に大根を植えたように低く株仕立てした葡萄樹あるプーリアの葡萄畑ではありません(笑)。
仕立ては高く2mほど、しっかりキャノピー・マネージメントしてますね。仕立ては基本グイヨなのですが、葡萄房は1mほどと30cmほどの2段の高さに誘導されてます。収穫の作業効率と量をしっかり確保(笑)。カリフォルニアでよく見られるもの。収穫は夜中の涼しい時間帯に手摘みで収穫しています。
従来の畑を購入してそのままワインを生産しているのではなく、葡萄樹から植え変えてゼロからスタートしたような印象(笑)。ブティック・ワイナリーを目指しているのかしら(笑)。
作るワインは斬新。きっと最新の技術・機械を惜しげなく導入してますね。


これはいわゆるオレンジ・ワインです。
セパージュはパンパヌート60%、マルヴァジア40%。パンパヌート?初めて聞く名前です(笑)。調べると、アロマチックな品種ではなくブレンドの際にベースとなるような品種のようです。プーリアの地場品種のようですが、マイナーな部類のようです。
う~ん。
このワインのオレンジの香りはマルヴァジアです。パンパヌートはそれを引き立てる役目(笑)。ただし、しっとりとした質感は上等でありエレガント。とても香りがクリア・クリーンで、今までに経験したことのない斬新さを感じます。

醸造方法はブドウを圧搾し潰して、天然酵母を投入、ステンレスタンクで醸造。
18~20℃で21日間浸漬後、20℃で30日間の発酵。なんと醸しの期間が50日を越えています!低温とはいえ、ちょっと考えられない長い期間です。バクテリアの繁殖などリスクが高くなりますから、通例の長さではありません。衛生管理技術の高さが伺えます。そしてフレンチオークの古樽(2年樽)で2ヶ月間熟成。ただし樽のニュアンスはまったくしません。ワインの厚みのための樽熟成のようです。インポーターさんによると生木の樽を使うとか。
でもですね、まるっきりの生木ですと緑茶やキノコの香りがかなり強く出ます。しかしこのワインにはそれがない。
私の勝手な想像ですが(笑)、きっと樽の内側を削ってトーストした炭化部分を取り除き、ニュートラルに近い状態で短期間だけサクッと樽熟成するようです。樽の大きさもトノーくらいのものだと思います。

にんまり、びっくりの斬新なオレンジ・ワインでございます(笑)。

◎ランブルスコ・ディ・ソルバーラ セッコ ザナージ
イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 ロゼD.O.P. 750ml 1885円税込み

※マスキューの愛するザナージのランブルスコ・ロゼ。価格や値段等でキナ臭い匂いがしております(笑)。
そうなる前に素晴らしさを皆さんと共有したい!そんなこんなでございます(笑)。

これほど鮮烈なランブルスコは飲んだことありません!
しかもロゼ!
これはモデナにある2ヘクタールの畑で栽培されるソルバーラ種100%で造られたもの。ザナージが所有する畑で一番標高の低い砂質、粘土質土壌のもの。ザナージの畑で一番軽いワインが出来るようですね。とはいえ手を抜かないザナージ渾身のロゼ・ランブルスコなのです(笑)。
シャルマ方式で30日間マセラシオンし、さらに30日寝かせてから瓶詰め。表示にヴィンテージ記載はありませんが、おそらく収穫したばかりの単一年度のワインだと思います。直接圧搾法ではなくセニエ法を連想させる濃い薔薇色。香りはフランボワーズ爆弾(笑)。鮮烈な印象に言葉を失います(笑)。残糖分は12g/Lと普通に残っておりますが、全く甘く感じません。マロラクティック発酵はブロックしているとは思いますが、総酸は7g/Lもあります。それとタンニンも少ないため極めてドライな味わいとなっております。あっさり記述しましたが、これって相当大変なこと。快挙レベルだと勝手に思って興奮しております(笑)。
もちろん大日本ロゼ・ワイン普及協会といたしましては全会一致のロゼ・ランブルスコと認定いたしました!
一つ惜しむらくは真夏にこのワインを紹介出来なかったことです(笑)。このヴァイタルな味わいは、飲み手の心に突き刺さること請け合います。キック・インサイドな味わいなのです(笑)。
また、翌日になると圧倒的なフランボワーズの香りが収まり、薔薇のしっとりとした香りが支配的。全体の複雑さにうっとり(笑)。ワインの性格上香りの移り変わりは早いのですが、その局面でワインとしてのしっかりとした在り方をキープしているのは凄いのです(笑)。

この生産者ザナージは、1900年に現オーナーの3代前の農奴から身を起こしたルイージ・ザナージが開いた農園がもともと。4代目となった現在は養豚、チーズ生産、バルサミコ生産とワイン生産を複合的に行う近代的な農場となっています。ここでポイント(笑)。バルサミコ生産は長い蓄積を必要とされます。もちろんその収益は一家の生活の安定に寄与しますが、出荷までの時間がかかりますから、単独では簡単には成り立ちません。他の作物を作りながらの農園であればこそ可能。もちろんワイン生産も同様で、それぞれが補いあってリスクを回避でき、経営基盤を強化することが出来ます。さらに大事なことは、それを何代にも亘って継続蓄積することがノウハウと資本の蓄積になる訳です。

カステルヌオーヴォラン・ゴーネのティエピド川のほとりにある素晴らしいブドウ畑は氷河期に形成された多くの谷の1つ、アペニン山脈の山から崩れ落ち、川によって下流に運ばれた石から生まれた緩斜地となっております。樹齢50年を越える葡萄樹は棚仕立て。棚仕立てで50年の樹齢を越えるのは驚き!いかに収量を減らし葡萄樹に負担をかけない尽力の賜物。
天・地・人のすべてが詰まったワイン。しかもそれがランブルスコとは!


●イル・ボスコ ロッソ・トスカーナ 2019年 アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ イタリア 赤 トスカーナ・ロッソ 750ml 1404円税込み

※久しぶりの再入荷!
サンジョヴォーゼ好きは集まれ(笑)!

このアジェンダ・カサーレ・ダヴィッディは19世紀初頭に設立され、モンテプルチアーノのグラッチャノ村、ヴァリアノ村、アッバディーア村、アクアヴィーヴァ村に計20ヘクタールの畑を所有しています。メインはもちろんヴィーノ・ノビレ(笑)。それと重なるキャンティ・コッリ・セネージ。これはそれらの若木で造ったもの。プライドがありますからヴィーノ・ロッソでリリースしていますね(笑)。通例は植樹後3年経つと葡萄が収穫出来ますが、自社の規格に沿わない場合はトップ・キュヴェに使いません。10年経ってようやく使う生産者もいます。

常に供給されないアイテムなので前回の扱いは2015年ヴィンテージでした。
飲み頃で旨味がとても綺麗に出ている点秀逸(笑)。旨安ワインとして好評を博しました。
今回は2019年ヴィンテージにて入荷。もちろん飲み頃に入っています。価格も前回とほとんど変わらず良心的(笑)。
葡萄品種はヴィーノ・ノビレと同じ、サンジョヴェーゼ(プルニョーロ・ジェンティーレ)100%。ヴィーノ・ノビレに通じる品の良さ、しっかりした骨格を感じます。タンニンに重さがありますので、キャンティ寄りでなく、ブルネッロ寄りのサンジョヴェーゼですね。
あと大樽で6ヶ月熟成している意味・意図を感じます。基本、フル・ボディーなのです(笑)。トスカーナにまだこんなに良心的なワインがあったのですね(笑)。


●バルベラ・ダルバ 『マチネ』2020年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルベラ・ダルバD.O.C.G.
750ml 2229円税別2451円税込

先月10月のマスキュー試飲会で初登場のグラッソ・フラテッリ。堂々としたクラシックなバルバレスコは皆さんを魅力(笑)。
そんなグラッソ・フラテッリの作るバルベラの入荷です!
もちろん二匹目のドジョウを狙って先日サンプルを取り寄せました(笑)。

いつものティスター3人による試飲開始です。
家内「もう開ける前から期待一杯(笑)。」
Kさん「ヴィンテージは2020年ですね。早飲みのようですね(笑)。」
私「そうですね(笑)。え~と、コルクはDIAM3です。じゃあ注ぎますね。おっー、色が濃い!」
K「光を通しませんな(笑)。」
私「香りは…、重い(笑)!中身がミッチリ詰まったワイン特有の質感を感じます(笑)。」
Kさん「おー!バルベラ!誰がなんと言おうとバルベラ(笑)!」
家内「小粒の赤い果実が弾けて溢れる(笑)
。」
私「フレッシュ感が凄まじい(笑)。華やかな赤い小粒の果実、酸が緻密。薔薇っぽい後味。巨大(笑)。」
Kさん「フランボワーズ、クランベリー、突き抜けて美味しい(笑)。これを飲まずしてバルベラを語るなかれ(笑)!」
私「Kさんイタリア・ワインお好きですもんね(笑)。それにしても果実味のディテールがはっきりしていて、しかもケチ臭くない(笑)。圧巻だなぁ(笑)。」
家内「旨味が満載(笑)。グラッソのワインって先に甘い旨味があって後からたっぷりの果実味がついてくる。」
私「確かに早飲みなんだろうけど、コストをそれなりに忖度した感じはしませんよね(笑)。バルベラと言えども全力投球(笑)。」
Kさん「実にバルベラらしい。バルベラの良さを熟知した作り手(笑)。」
私「バルベラってフレンチ・バリックと相性が良いんですよね。ピノ・ノワール的にもなることがあります。」
家内「バローロの作り手モンテ・ツェ・モロのバルベラ・ダルバ・スペリュールなんてブルゴーニュのピノ・ノワールのグラン・クリュみたいですよ(笑)。」
Kさん「それにしても折り合いが高度で宜しいですね。アルコール分はいかほどですか?」
家内「じゅ、じゅ、16%ですぅー!一体どうなってるの(笑)!」
Kさん・私「えー!マジですかぁ(笑)。」
私「理論値では15%がマキシマムですから
、潜在アルコールを表記したのかな?」
家内「バルバレスコも16%と書いてありましたから同じ(笑)。」
Kさん「でも残糖分は感じない。とても甘く感じるけれどドライ。やはり渾身のワインですね。通例のバルベラだとここまでやらない(笑)。」
私「普通ネッビオーロが売り物で、バルベラはお客様が来たとき用、ドルチェットが自家消費用。う~ん。お客様は喜ぶなぁ(笑)。」
家内「グラッソ家にお呼ばれしたい(笑)!


●ル・サンドル 2019年 レイモン・ジュリアン 南フランス ラングドック 赤  ミネルヴォアA.C. 750ml 2828円税込み

彼の地で300年以上続くヴィニロンの家系。1980年代より元詰めを始め、ドメーヌ名はシャトー・ミロス。フランス革命後から続く生粋のヴィニロンですね。約20ヘクタールの畑にはシラー7ヘクタール、グルナッシュ・ノワール5.4ヘクタール、カリニャン5ヘクタール、サンソー1.5ヘクタール、アリカント・ブーシェ1.1ヘクタール作付けしています。

レイモン・ジュリアンのトップ・キュヴェ『ル・サンドル』はシラー90%、グルナッシュ10%のセパージュ。シラーは25年、グルナッシュは55年の樹齢です。カタログには「プレスワインのみを使用しています。」と記載されていますが「フリーランのみを使用」の間違いだと思います(笑)。熟成には、600Lの新樽、1年樽、2年樽をそれぞれ1/3ずつ使用しています。おそらくスラヴォニア・オークの樽だと思います。とてもタンニンが強いのですが柔らかでクリーン。果実の甘さ、厚みがとても感じられます。さすがトップ・キュヴェです(笑)。2021年の11月にティスティングした折りはまだまだ固く、待つ必要を感じました。一年後の2022年11月の今再度サンプルを取り寄せて飲んだところ実に旨い(笑)。熟成して、さらに良くなるワインです。
全房発酵、フリー・ラン・ジュースのみから作られるワインの良さが伝わるワインなのです(笑)。
「Cendrous」は、『灰』を意味し、墨絵を思わせる落ち着いたラベルです。汚れではありません(笑)。

この下のキュヴェ『ラゼロール』が、収穫量はかなり低く25ヘクトリットル。畑の植樹はざっと見たところ1ヘクタール当たり3000本ほどですから1本の葡萄樹からワイン1本くらいの収量ですが、このトップ・キュヴェ『ル・サンドル』はそれ以下の低収量のはずです。

以下マスキューのティスティングの模様(笑)。
Kさん「深い!しかも品が良い。ローヌとは違ったシラーですよね(笑)。」
家内「暖かい産地らしくボリューム感はたっぷりなんですが、とても柔らかで北ローヌのスパルタンなスタイルとは違う。」
私「旨味と果実味それにタンニン。折り合いが完璧。天候のイレギュラーはまったく感じませんよね(笑)。」
家内「粉っぽいタンニンが心地良い(笑)。スラヴォニア・オークかな(笑)。」
私「そうだよね(笑)。トノーだし、解ってるよね(笑)。でもこのドメーヌで木樽熟成してるのはこの『ル・サンドル』だけなんだよね。」
Kさん「それにしても心地良い(笑)。広がりはいつまでも続く…。余韻に残る甘苦さ
は長くエクセレント(笑)!」
家内「マッチョで暴力的な甘いシラーとは別物(笑)。サン・ジョセフの上物にちょっと似たイメージかな(笑)。」
私「そうそう。サン・ジョセフの標高の高い部分で作ったシラー。」
Kさん「メリハリはあるんだけど、凸凹さがない(笑)。スッーと水のように入ってくる。アルコール分が14.5%もあるとは思えない。」
家内「完璧なんだよね。完璧なリンゴに共通するニュアンスがある。ちょっとリンゴっぽいし(笑)。」
私「基本ベリー系なんだけど、リンゴやオレンジのニュアンスもある。複雑だよね
。」
家内「鴨のオレンジ・ソースは相性が良いはず(笑)。アップルパイ食べながら飲んでも良いかな(笑)。」
Kさん「シラーらしく肉に合わせたいですね(笑)。ベーコンなんかの肉肉したシラーらしいニュアンスが出て来ましたよ(笑)。」
私「シナモンのニュアンスもありますね(笑)。」
家内「チェリー→ベリー←肉 この方程式がシラーにはある(笑)!」
Kさん「シラーって野性味とベリー系の果実とのバランスだよね(笑)。兼ね備えた品種と言って良いのでしょうね(笑)。」


Image1668739458924.jpg
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新物が3点

Nov 16, 2022 by weblogland |
今、マスキューのカウンターの上はこうなっております(笑)。

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新物が3点。

このあとジュ・ド・レザン2022年が並ぶとコンプリート(笑)。

今年はボジョレーやノヴェッロの航空便の輸入を止めるインポーターさんが多く、然るにマスキューも航空便の新物の扱いが激減。船便のラングドックのピノ・ノワール・ヌーヴォーでお茶を濁しております(笑)。でもですね、お値段が割安なのであれよあれよと残り1ケースを切りました。ボジョレー・ヌーヴォーの到着まで持たないかもしれません(笑)。

味わいもファットなボジョレーみたいですから、ボジョレー・ヌーヴォーに固執する必要もないかな(笑)。それは飲み手が決めること。大きなお世話ですね。失礼いたしました(笑)。

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今年2022年の南フランスのヌーヴォーを飲みました!

Nov 12, 2022 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今年2022年の南フランスのヌーヴォーを飲みました!
ボジョレー・ヌーヴォーのように解禁日は決まっていませんから、本日到着即ティスティングでございます(笑)。
まず、色は濃いですね。ヌーヴォーといっても南フランス・ラングドックのものですから紫がかっていません。濃いルビー色。
香りはボジョレーです(笑)。ボジョレーと同じようにマセラシオン・カルボニック法で作っていますからガス臭い(笑)。キャンティのような甘い香りは共通。見分けがつきません(笑)。
ただ暖かい産地らしく酸っぱくない(笑)。同時に酸もないので甘く感じます
(笑)。とても飲みやすくスイスイ行っちゃいます。ジュースに近い。でも、アルコール分は13.5%しっかりあります。ブラインドで飲んでもボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー?と答えてしまいそうです(笑)。
まあ、収穫が8月中ですから出来上がったワインを船便で日本に送ってもボジョレー・ヌーヴォーより早い。しかもお値段は1,508円税込みとお安い。へそ曲がりのマスキューらしいアイテムでございます(笑)。ボジョレー・ヌーヴォーにこだわらない方はどうぞ!
今回はお試しでしたのであまり沢山ありません。マスキューの店頭でこそこそ販売しております(笑)。ご入り用の方はご連絡くださいませ。

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到着しました! アプリコット・ネクター 2022年 フォンディーヌ・フルーツ社

Nov 10, 2022 by weblogland |
ふふふ(笑)。
到着しました!

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2022年アプリコット・ジュース1L1,697円税込みです。
初めて日本に輸入されてからマスキューの定番限定アイテムとなっております。お年寄りのリピーターの多いジュースです(笑)。
アプリコットだけでジュースを作るのは無理があるので、まるっきりの100%ではありませんが、とても美味しい。アプリコットは種が大きいので果肉500gを得るには果実1kg位は必要のようです。それに果汁糖度と同じくらいの砂糖水を加えてジュースにしますから、水っぽく感じません。それ以外の余分な物は加えずそれだけで作ってますから、とてもナチュラルで贅沢(笑)。リピーターの皆さんは朝や疲れた時のエネルギー・チャージとされているようです。
中には焼酎の割りものとして使う強者もおられます(笑)。どうやら極旨のようでございます(笑)。超高級サワーかな?
う~ん。一杯幾らするのでしょう(笑)?

ご自由にお楽しみくださいませ!

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『切り山椒』ゲットしました!

Nov 07, 2022 by weblogland |
和菓子屋さんにキープしていただいたものを買ってきました。

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白、茶色、桃色の3色セット(笑)。ういろうよりは柔らかかな。白はチリのペドロ・ヒメネスのオレンジ・ワインの香りにそっくり(笑)!指摘してくださったKさんの記憶力にびっくり。幼少期の味の記憶を呼び起こすとは!

茶色のものは黒糖の香りが印象的。プーリア辺りの黒糖の香りがする赤ワインに合わせたい(笑)!

桃色は山椒の香りがはっきり感じます。とてもスパイシー。

あー、ようやく腑に落ちました(笑)!

すっきり(笑)。

これからペドロ・ヒメネスを飲みながらマリアージュを楽しみます(笑)。

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フランスの新物がバタバタと入荷します!

Nov 06, 2022 by weblogland |
先月のイタリアのノヴエッロ2022年に引き続き、この11月はフランスの新物がバタバタと入荷します!

11月8日にアプリコット・ジュース2022年1L。天候の影響を受けやすくいつもヤキモキ(笑)。特に的が大きいので雹にやられたら全滅。今年は切り抜けたようです(笑)。お値段1,697円税込み。

12日にラングドックのピノ・ノワール・ヌーヴォー2022年。解禁日のない船便、ケチでへそ曲がりのマスキューにはぴったりかな(笑)?やはりラングドックは収穫が早い!ピノ・ノワールをM.C.をかけて作りますから、ヌーヴォーらしい香りは大丈夫だと踏みました(笑)。お値段は1,508円税込み。

そして25日がポール・ジローのジュ・ド・レザン2022年。去年よりパワーがある予感(笑)。お値段は1,851円税込み.ちょっと上がりました。

月末のマスキュー試飲会でどれを開けましょうか(笑)?

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2022年のアプリコット・ジュースが11月8日にマスキューに入荷します。

Nov 04, 2022 by weblogland |
今年2022年のアプリコット・ジュースが11月8日にマスキューに入荷します。
これは解禁日などありませんから(笑)、すぐ販売(笑)。毎年、毎年、リピートしてくださるお客様も増えてきまして入荷のお問い合わせも増えてきました。特にお年寄りに人気が高いアイテムです(笑)。
6月に雹をうけた不安がありましたが、数量もどうにか年内中は売れる程度の数は入ってきましたので、お気軽にお声かけくださいね。
〇アプリコット ネクター 2022年 1L 1697円税込み(消費税8%)
となります。

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『きりさんしょ』の核心に近づきました(笑)!

Nov 03, 2022 by weblogland |
全日のマスキュー試飲会で話題になった『きりさんしょ』見つけました!
チリのペドロ・ヒメネスのオレンジ・ワインの味わいに似ているとご指摘いただきましたが、我々には未知の和菓子(笑)。
その場でMさんがスマホで調べてくださり理解。Kさんに何処でお食べになったかお聞きして、目星をつけて調査開始(笑)!
Kさんによると横須賀中央駅前の諏訪神社のお酉さんの時に食べたとか。それならば横須賀中央の諏訪神社の入口の和菓子屋(さんさかくら総本家)に聞いてみるのが早い!直接行ったところ
私・家内「きりさんしょってありますか?」
店員さん「今はないんですよ。お酉さんの時だけ販売します。え~と。直近は11月3日ですね。」
私・家内「その日は買いにこれません。日曜日なら来れるんですが……。残念!」
店員さん「賞味期限は1週間ほどありますから取っておきましょうか?」
私・家内「ありがとうございます!」
『きりさんしょ』の核心に近づきました(笑)!

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桝久 試飲会リポート 後半

Nov 01, 2022 by weblogland |
●シュペートブルグンダー トロッケン 2019年 ベルンハルト・コッホ ドイツ Q.B.A.トロッケン 赤 750ml 2074円税込み スクリュー・キャップ
「マスキューさん!今回はチリといいドイツの赤といい意表を突きますね(笑)。」
「ドイツ・ワインには赤もあるんですね(笑)。白だけかと思った。」
「え~と。シュペートブルグンダーと言うことは、ピノ・ノワールですな(笑)。」
「おっ!飲んでもピノ・ノワール(笑)。」
「誰が飲んでもピノ・ノワール(笑)。もっと冷涼なスタイルかと思いましたが、そうでもない(笑)。ブルゴーニュっぽい。」
「そうそう、ボーヌじゃなくてニュイっぽいかな?」
「ブラインドでティスティングしても当たらないね(笑)。」
私「ちょっと粉っぽさがあってニュイっぽいですよね(笑)。」
「この粉っぽさは何ですか?」
私「木樽熟成の影響だと思います。」
家内18カ月熟成させていますが、古いバリックで10%、あとはステンレス・タンクで熟成させてます。開けたては木樽のニュアンス感じます。」
私「でもですね、翌日は木樽のニュアンスが全然出しゃばらなくなります(笑)。」
土曜日
「あー、飲みやすい!」
「バランス良いね。マスキューさん曰くの『折り合いが良い』かな(笑)。」
家内「昨日は甘さが強く感じ、オレゴンのピノ・ノワール的でしたが、今日は果実味がはっきりしてきました。」
「植物っぽさ…。紫蘇…。青っぽい感じもする(笑)。深みもあるし、余韻も綺麗。そうするとコレ安い(笑)!」
「ブルゴーニュの生産者には脅威ですね(笑)。」
家内「産地のプファルツはフランスの銘醸地アルザスの地続きですから土壌に恵まれており、緩傾斜の畑では良いワインが出来ます。もともとのテロワールのポテンシャルの高さが生きています。」
私「あと畑がブルゴーニュほど細分化されていないのも魅力。伸び代大です(笑)。」
「今ブルゴーニュのピノ・ノワール高いもんね。4,000円以上する。それもブルゴーニュ・ルージュだよ(笑)。」
私「2020年ヴィンテージ以降かなり高騰してます。絶対量が少ない影響かと。」
「ドイツでこんなに完成度の高いピノ・ノワールが作れるんですね(笑)。温暖化の影響ですか?」
家内「はい!それと作り手の意識の変化ですね(笑)。」
「ドイツのピノ・ノワールって美味しいのがあるけど凄く高いんだよね。コレはそれを突き破ってる(笑)。」
私「このワイン、開けてから旨味が増します。それと伴ってタンニンのしっかり感も増し、4日目には美味しくて飲み干しました(笑)。」

初日の金曜日は売れ行き今一つでしたが、翌土曜日は人気沸騰のピノ・ノワールでした。



●カベルネ・ドルサ トロッケン 2020年 ベルンハルト・コッホ ドイツ Q.B.A.トロッケン 赤 750ml 2168円税込み スクリュー・キャップ
「カベルネ・ドルサ?聞いたことない(笑)。」
私「私も初体験でございます(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しくださいませ(笑)。」
「あ~!ねっとりしてる(笑)。濃い!緻密
!」
「とても充実したワインですな(笑)。コスト・パフォーマンス高いですよ(笑)。」
「噛めるような赤ワイン(笑)。」
「広がり、余韻、大きくて渾然一体となってる(笑)。高級ワインみたい(笑)。」
「旨味も膨大(笑)。どんどん良くなる。飲むほどに旨い。」
「柔らかいしボリュームがある。焼き鳥や鰻の蒲焼きのタレに合うよ(笑)!」
「余韻が独特ですね。ビター。それにパワーがある後味なんですよね。心地好い(笑)
。」
「独特で驚くほどクオリティーが高い!」
「ちょっと寒いアメリカのジンファンデルみたいな感じ(笑)。存在しないかな(笑)。」
「ねっとりしてて緻密。ちょっとポムロールっぽいけど、もっと酸がある感じ。」
「確かにメルローみたいな…、とても濃いメルローみたいだけど、果実がプルーンやプラムじゃない。」
「小粒の黒や赤の果実がみっちり入ってる
(笑)。」
「これはブラインド・ティスティングしたら絶対に解らないですよ(笑)。産出国すら当たらない(笑)。」
「当たるのは美味しいってことだけ(笑)。」
「スグリ…、だからカベルネかな(笑)?」
家内「そーなんです(笑)。カベルネっぽさはあるのですが、カベルネは入っていません(笑)。様々な交配品種を3度も交配したものです。ブレンドして美味しいと交配させるような感じ(笑)。とてもドイツ的
(笑)。あとオーストリアやハンガリーで良い結果の出ているブランフレンキッシュが交配中に2度入れられてます。ブランフレンキッシュの滑らかでしっとりしたタンニンの味わいをターゲットにしているようです(笑)。」
「醸造長が日本人女性でしたっけ?これほど美味しくてコスト・パフォーマンスに優れていれば、単純に日本人女性関係なく大拍手ですよ(笑)。」
私「世界に通じる赤ワインだと思います。」


●バルバレスコ ヴァッレグランデ 2012年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルバレスコD.O.C.G. 750ml 4242円税込み
「2012年ですか。色からして熟成感ありますね(笑)。ガーネット色。」
「あ~あ!美味しい!言葉を失う。」
「色は熟成したような色ですが、ワインは全然古びていない!」
私「ようやく飲み頃の入口に入った感じです(笑)。あと数年するともっと果実味が明瞭になってくると思います。」
「あ~、高級ワインの味(笑)。くらくらする(笑)。」
「濃くて飲みやすくて、すーっと入ってくる(笑)。」
「飲みやすいんだけど、リキュールのような強さがある。」
「凄く飲みやすいんだけど、グビグビなんて飲めない。襟を正してじっくりチビチヒ味あわせていただきます(笑)。そんな感じ(笑)。」
「アルコール分はいかほどですか?」
家内「14.5%あります!」
「13%位だと思いましたよ(笑)。すべてがハイ・レベルなんだけど、折り合いもハイ・レベルなんだな(笑)。」
「コレって充分グレート・ワインですよ(笑)。この価格ならバローロ要らない(笑)。」
「バルバレスコはバローロの弟分と言われますが、コレの兄貴を名乗るには何万円もするグレートなバローロじゃなきゃ納得出来ないですよね(笑)。」
家内「この生産者はほとんど輸出していませんので『ガンベロ・ロッソ』や『ルカ・マローニ』などのワイン評価本には載っていません。困りました(笑)。バルバレスコでも南の方です。わりと標高の高いところですね。あと、樽熟成は60ヶ月します。クラシックな作り手ですね(笑)。」
「完全ななリゼルバ・クラス。でもリゼルバとは表記しないんですね(笑)。それが普通なんだな(笑)。」
私「地元ではバルバレスコの王道を守る生産者として高く評価されているようです。」
「このワインはどのくらい持ちますか?」
家内「通例15年以上持つバルバレスコを作っているようです。」
「マスキューさん、コルクが合成で短い(笑)。」
私「そうですよね(笑)。どれどれ。あー!
DIAM10ですね。と言うことは2012年に収穫してから2018~2019年に瓶詰めしているはずですから2030年くらいまでは充分持つはずですね(笑)。」
「他のヴィンテージはどうなのでしょう?」
家内「一緒に2013年もティスティングしましたが2013年はかなり手強い(笑)。まだまだ硬い。それで2012年を選びました。」
私「2013年はかなり暑く、大柄のワインが出来た良い年ですね。トスカーナ辺りも良かった年です。」
「ヴィンテージの特徴を反映したワインを作るのですね。」


ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Oct 31, 2022 by weblogland |


昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!

〇ヴィオニエ レゼルバ 2021年 ヴィーニャ・ファルレニア チリ エルキ・ヴァレー 白 750ml 1320円税込み スクリュー・キャップ
「マスキューさん!チリ・ワインなんて扱ってるんですか(笑)?」
私「いきなり鋭い(笑)!まあ、これならば皆さんにご紹介出来るかと。大量に出回っているセントラル・ヴァレーではなく
エルキ・ヴァレーのワインです。最北端の産地です。」
「え~と。チリは南半球だから最北端は暖かいのかな?」
私「(ニヤリ)、まっ、まっ、どうぞお試しくださいませ。」
「おー、ふくよかで飲みやすい(笑)。」
「これ、グビグビ行っちゃうよ(笑)。甘いけど砂糖の甘さじゃないんだよね。」
「フランスのローヌのヴィオニエとは違うよね。このヴィオニエは毎日飲める(笑)
。」
「ローヌのヴィオニエは毎日飲めない(笑)。値段は高いし、飲むのに体力が必要(笑)。」
私「コート・ロティーやコンドリューのヴィオニエとは違いますね(笑)。高貴なメロンっぽさがあまりしませんね。明日になるとちょっとセロリとメロンを足したようなニュアンスは出ますが。」
「南フランスのヴィオニエなんかコテコテ
。アルコール分も高いし、糖分も残る。
これ涼しげで重くなくて良い(笑)。こんなヴィオニエあってもイイね(笑)。」
「このヴィオニエ、濡れ煎餅みたいな感じがする(笑)。」
私「ちょっと酵母っぽいですよね(笑)。麹っぽさありますよね(笑)。」
「和食にも合うかな(笑)。」
「バターっぽさもあるしね(笑)。」
「ちゃんと凝縮感もあるんだけど押しつけがましくない。フレンドリー(笑)。ちょくちょく飲んでいたいな(笑)。」
家内「このヴィオニエはアルコール分が12.5%です。ヴィオエとしては抑えめですよね(笑)。」
「なるほど!何となく解って来たぞ(笑)!
これだけで飲んでもオッケーなワインだね。特徴はあるんだけど癖が無い。」
「ヴィオニエって難しい品種ですよね。凝縮しやすいけれど、癖も出やすい。南フランスなんか暖かいからヴィオニエには向いているとは思うんだけど簡単には行かないよね(笑)。」
私「ちょっと特殊なテロワールを感じるヴィオニエですよね。このエルキ・ヴァレーは南緯30度を割り込む程の低緯度。南回帰線に近い。みなみに北回帰線はアフリカ大陸の北側モロッコ辺りです。」
「へぇー、ワイン出来ないじゃん(笑)。」
「高台にちょっとだけワイン産地はあるけれど、フランス植民地支配の名残みたいなものかな(笑)。」
「アタカマ砂漠に近い(笑)!」
私「良くご存知で!」
「そうするとチリのこのエルキ・ヴァレーってかなり特殊ですね。新しいD.O.みたいですけど…。知らなかった(笑)。」
「店長!ラベルにD.O.表記無いですよ!」
私「そーなんです(笑)。広域のD.O.コキンボのサブ・ゾーンとして2010年代に入ってから設定されたD.O.のようです。不勉強で知りませんでした(笑)。」
家内「日経の2017年の特集記事ではチリのワイン産地が南緯45度を越えてどんどん南伸していると書いてありますから、まだまだ北側は注目されて無いようです。」
「そうすると南回帰線の南緯25度から50度まで産地が広がる(笑)。そんなワイン産地無いよね(笑)。」
「南緯50度ってパタゴニアですよ!人が生存するのも難しい(笑)。」
家内エルキ・ヴァレーは緯度ほど暑くないようです。標高2,000mの高地まで畑があり、寒暖差は大きいようですが、わりと冷涼。あと水が無いようなので、灌漑が必要なようです。」
私「それゆえ葡萄のハンギング・タイムが長いような。樹上のアパッシメントも行えるようです。面白い産地です。」

〇オレンジ・ワイン ペドロ・ヒメネス レゼルバ 2021年 ビーニャ・ファルレニア チリ 白 エルキ・ヴァレー 750ml 1367円税込み スクリュー・キャップ
「これ、大きくオレンジ・ワインってラベルに書いてますけど、あまり色は濃く無いですね?」
私「発酵の際にジュースだけでなく皮と一緒に発酵させるのがオレンジ・ワインのようです。プリミィティブなものから近代的な設備でしっかり温度管理されたこのようなワインまで幅広いカテゴリーでもあります。」
「マスキューさん!何でペドロ・ヒメネス使うんですか(笑)?」
「もともと蒸留酒のピンガの原料として200年以上前から栽培されていたようです。」
「じゃあ、全く新しいワイン産地と言うわけでもないんだ(笑)。」
家内「そうなんですよ(笑)。チリでも縦に高度差を利用して伸びる産地は珍しい。しかも標高2,000mとは!通例1,000mが栽培限界と言われてますから、絶句します(笑)。かなり特殊です。」
私「ペドロ・ヒメネスは昔の畑のようで標高300mほどなのですが、年間200日くらい朝晩霧が発生率するので平均気温は低いようです。」
「なるほど!だから飲んだ第一印象『酸がある!』んだね(笑)。あまりアロマチックじゃないけど、バランスが取れた良いワイン(笑)。」
「独特の深み、複雑さがあるんだよね(笑)
。」
私「ちょっとキンモクセイっぽくもある。」
「オレンジっぽい。オレンジ・ワインだから(笑)? (大爆笑)」
「日本酒的な飲み方が出来ますね(笑)。何にでも合いそう。ブリなんか行ける気がする。」
家内「みかん食べさせたブリ(笑)!」
家内「昨日マグロの漬け食べながら飲みましたけど、とても美味しかったですよ(笑)。新鮮な生物だったら合います。」
私「おでん(笑)!」
「カラシとも愛称良さそう(笑)。スパイシーですもんね(笑)。」
「甘辛い厚揚げ!」
「大根の酸味とも合いそう(笑)。」
「ワイン自体出汁っぽさがありますよね(笑)。」
家内「八つ橋の皮っぽいニュアンス。」
「日本人には親近感のある味わい。」
「香りというより口の中で感じる味香りですよね。」
「あー!思い出した!酉の市の縁起物の和菓子『キリザンショ』の味わいです。正確には『切山椒』かな?上新粉を砂糖で味付けしたものに刻んだ山椒を混ぜたもの。あれに通じる味わい(笑)!お正月にも食べましたなぁ(笑)。」
私・家内「『切山椒』知りませんでした!
金比羅さんのあるところにあるんですか
?今度食べてみます!」
「マスキューさん!今日のチリ・ワインどちらもリゼルバってラベルに書いてますが、木樽熟成しているのですか?」
私「木樽は使いません。厚さ10cmを越すステンレス・タンクでゆっくり澱を落としてワインが馴染むまで休ませています。」
「はっ、はっあー。すぐに出荷出来るように保存料を入れたりしないんですね(笑)。」
私「ご名答!お詳しい(笑)!」

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さあ、明日明後日とマスキュー試飲会です!

Oct 28, 2022 by weblogland |
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取らぬ狸の追加分も来ましたし、準備万端(笑)。
家内「今回のドイツの赤なんだけど醸造家が日本人の坂田千枝さんなんだけど、彼女は日本人女性だから注目を集めるのが嫌みたいなんだよね(笑)。」
私「解る!そんな気がしたからホームページでは煽らなかった(笑)。実際にワインを飲んで判断してもらいたいと僕も思う。」
家内「私も日本人だけど、だからと言って持ち上げるのはマスキューのポリシーに反するかな(笑)。」
私「ケチでへそ曲がりなマスキューが選ぶには理由がある!」

そんな訳で、皆さん!
飲んでミソ(笑)。

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ラインナップ並びました(笑)!

Oct 26, 2022 by weblogland |
ようやく今週末のマスキュー試飲会のラインナップ並びました(笑)!

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今日私は配達で出たり入ったりしていましたので、家内の力作?でございます(笑)。
今月は全部で5本ですが、なかなかの個性派揃いと、家内共々自画自賛(笑)。
家内「ちょっと足りなくなるかもね?」
私「最初のチリのヴィオニエとペドロ・ヒメネスはクオリティー高いから増やした方がイイかな?」
家内「ドイツの赤2本はぎりぎりセーフかな?」
私「試飲会前に売れたら増やせばイイんじゃない。」
家内「バルバレスコはどう思う?」
私「絶対に足りない(笑)!」
家内「そうなんだよね。もともとの輸入数が少ないスポット入荷だからね…。」
私「試飲会で余っても年内持つくらいの本数が欲しいよね。明日インポーターさんに在庫確認したら?」

こうして取らぬ狸の皮算用をしながらマスキューの夜は更けます(笑)。

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今月10月28日(金)、29日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

Oct 24, 2022 by weblogland |
今月10月28日(金)、29日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
お時間はいつも通り、28日(金)は17~20時、29日(土)は11~20時までとなっております。

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まずはチリ・ワインの2連発(笑)!
そして日本人ワインメーカー坂田千枝さんが作るドイツの赤ワイン2連発(笑)!
最後がクラシックなバルバレスコとなります!

〇ヴィオニエ レゼルバ 2021年 ヴィーニャ・ファルレニア チリ エルキ・ヴァレー 白 750ml 1320円税込み スクリュー・キャップ 
皆さんエルキ・ヴァレーってご存知ですか(笑)?
チリ・ワインと言えばサンディエゴの南の広大なセントラル・ヴァレーで
沢山作られるカベルネやシャルドネをイメージしますよね(笑)。私がソムリエの資格を取得した16年ほど前はチリ・ワインは気候的には地中海性気候と教本には書いてありました。まあ、セントラル・ヴァレーは冬は寒すぎず夏は暑すぎない海洋性気候だとは思いましたが、地中海性で良いのかしら?と思っておりました(笑)。そもそも北半球のワイン産地は北回帰線の外側に集中しており、南回帰線の内側にも跨がりしかも南緯50度にも伺うチリの葡萄産地とは根本的に違うかと。さらに南極からの冷涼なフンボルト海流とアンデス山脈から吹き下ろす冷気のダブル冷却効果が低緯度での葡萄栽培を可能にする特殊な環境。地中海性というよりはチリ性気候と言うべきかと。まあ、気象学が判断することですか。

話を戻します(笑)。どんどん南北に広がるチリ・ワイン産地。その北端がエルキ・ヴァレーです。しかもここは標高の高い東側に登ることもできますから、バラエティーに富むテロワールが実現します。標高2,000mを越す葡萄畑もございます(笑)。通例ヨーロッパではブドウ栽培は標高1,000mが限度とされていますから、
低標高から高標高まで葡萄栽培が出来るエルキ・ヴァレーの特殊なテロワールともなっております。


ワイナリーの創始者アルド・グラモラは12歳の時イタリアのトレンティーノからチリに移住。第二次世界対戦で戦況が悪化したイタリアから家族で避難移住したわけです。
そして1972年、アルド・グラモラは、結婚してエルキ・ヴァレーへ移住し、地元の蒸留酒ピスコ用の葡萄栽培を開始。チリではピスコ用にペドロ・ヒメネスやモスカテルを200年以上に亘り栽培している歴史があります。
その後故郷イタリアのトレンティーノでワインメーカーに勤めていた年下の従兄弟ジョルジョ・フレサッティが、1995年 観光で彼の元を訪れ、なんと僅か2時間でワイン造りを決意したとか(笑)。早速気候などの調査を開始したそうです(笑)。当時日の出の勢いのセントラル・コーストとは違ったアプローチが彼の地で可能であることを見抜いたようです。慧眼ですね(笑)。そして1998年に、ビーニャ・ファレルニア設立。畑を耕し、葡萄を植え始める。ピスコ工場にタンクを2~3個増設し、ワイン造りを開始。そして2004年本格的なワイナリー建設。ピスコ造りは止め、クオリティとクオンティティ重視のワイン造りに特化。2009年 ジョルジョがワイン会社を辞め、チリに移住。オーナーとしてファレルニアに専念。ジョルジョは故郷から知識
、技術、情熱、そして資金をもたらしたのですね(笑)。今ではワイナリーとして所有する葡萄園は320haに加え長期契約した畑が100haの規模。セントラル・コーストの超大規模ワイナリーほどではありませんが、多様なテロワールを持つエレキ・ヴァレーに特化した戦略は世界的な評価を受けるユニークなワインを生産しています。

このヴィオニエは標高600mの畑『プクラロ』からの葡萄で作られます。樹齢は20〜30年です。除梗後12時間コールドマセラシオンを行なった後、ニューマティックプレスで圧搾します。自然に清澄させた後、温度管理のもとステンレスタンクで発酵させます。プレスが優しいためフリーランジュースのような透明感ある旨味が出ています。マロラクティック発酵はさせませんがマロラクティック発酵を行ったようなまろやかさがあります。そして発酵を止めてから数ヶ月上質な澱と共に寝かせます。量産品ならば力業で安定させてすぐに出荷となりますが(笑)、ここで時間をかけることが大事です(笑)。
明るい緑色を帯びたイエロー、トロピカルフルーツを思わせる甘い香りと同時にレモンやグレープフルーツなどの柑橘系の新鮮な香りも感じられます。ヴィオニエらしいフローラルな風味がありそれに伴う濃度感がありいかにもちゃんとしたヴィオニエ(笑)。さわやかでしっかりした酸を感じさせる余韻があります。なかなか秀逸です。シャトー・グリエやコンドリューのようなメロンっぽくはありませんが、セロリとメロンを混ぜたような青さは独特で心地好い(笑)。
ワイン自体が崩れやすいヴィオニエですが、開けてから何日も美味しいところは
さすが!味わい、余韻のバランスも崩れない優良なワインでございます(笑)。

〇オレンジ・ワイン ペドロ・ヒメネス レゼルバ 2021年 ビーニャ・ファルレニア チリ 白 エルキ・ヴァレー 750ml 1367円税込み スクリュー・キャップ
このペドロ・ヒメネスはもともとピスコ
用のもの。
標高350mに位置する古くからの「ティトン」の畑のペドロ・ヒメネスを使用しています。畑の写真を見てとても興味深かったのは仕立てが高いこと。恐らくグイヨなのでしょうが高さは2mはあります。ですから収穫は頭の上にぶら下がる葡萄の房を落とす作業です。収穫人は腰が痛くならず効率的かな(笑)。これほど仕立てが高いので農薬等の散布はほとんどなさそうですから一石二鳥ですね(笑)。
この畑は海からの冷たい風が吹くため、ファレルニアの畑の中で最も冷涼な場所です。しかもこの畑によく発生する霧対策にもなるはずです。
収穫は100%手摘みで行い、房が潰れないよう15kgの小さいケースを使い、セラーに運びます。除梗、破砕した後、ステンレスタンクに入れ、温度を8度に下げてコールドマセレーションを行い、果皮からアロマを抽出します。その後、赤ワインと同じように果皮と一緒に18日間、16度に温度コントロールしながら発酵と醸しを行います。発酵・熟成に木樽は一切使ってませんね。ただし、ワインが安定するまでステンレス・タンクで熟成する手間を惜しみません。美しく輝きのある黄金色、フローラルで持続性のあるアロマがあります。しっかりとした骨格があり、心地よい果実味旨味が感じられます。またわずかに感じるタンニンがフィニッシュに調和を与えています。特に余韻に惹かれます。

さて、試飲開始です。

私「あ~、良いなぁ。濃いんだけどまるっきりドライ(笑)。こんなにドライなペドロ・ヒメネスってお目にかかったことがない。」
家内「ベルモット的な味わい(笑)。」
Kさん「薬草的な香り味わい。シャルトリューズっぽい(笑)。いやいや、もっとも日本的かな。匂い袋の香り、上品なおばあちゃんの香り(笑)。懐かしく親近感のある香り。」
私「残糖分の甘さでなく、あとから旨い甘味がついてくる感じ。キンモクセイの香り?街中歩いているとキンモクセイの香りがするんだけど木が見えない。そんな感じかな。ついつい飲んでしまう(笑)。」
Kさん「なぜオレンジ・ワイン仕立てにしたか意図が伝わってきますね(笑)。ペドロ・ヒメネスってそんなにアロマチックな品種ではないんですよね。基本シンプル。」
私「香りを果皮から引っ張るのが要点ですね(笑)。醸しの意味と意図が解りますね。オレンジ仕立てでこんなに複雑になるとは!同じ葡萄で作った普通のペドロ・ヒメネスとは違うよね。まあ、飲み手の好みにもよるのかな?」
家内「とても日本人好み。DNAに連なるような香りなんだよね(笑)。八つ橋の皮っぽくもある。やはりブランフレンキッシュ木樽を使っていないのが奏功してる(笑)。」
Kさん「奥ゆかしいんだよね(笑)。」
私「それにしても値段が良心的だよね(笑)。オレンジ・ワインというだけでプレミアムつける輩がとても多い(笑)。このワイナリーはそれがない(笑)。」

●シュペートブルグンダー トロッケン 2019年 ベルンハルト・コッホ ドイツ Q.B.A.トロッケン 赤 750ml 2074円税込み スクリュー・キャップ
私、基本的にドイツ・ワインと言うと甘口のモーゼル・ザール・ルーヴァーのリースリングにとどめを刺す古い人間でございます(笑)。ワインの勉強を始めた頃からだいぶ飲ませていただきました。急峻で冷涼な急斜面の畑から生まれるリースリング 酸と甘さが織り成す輝けるリースリング 比類のない栄光の味わいだと。
当時はそれ以外のプファルツやナーエでは甘さだけの白ワインや水っぽい安物の半辛口ワインや赤ワインを量産しておりました。それから幾星霜、温暖化の影響とモーゼルの独占に反抗するように、日の目を見なかった生産者達が高品質な辛口ワイン作りに目覚め尽力。今では本家フランスの高級品に匹敵するワインを作っております。
特にこのプファルツはフランスの銘醸地アルザス地方の地続き。高品質ワインを生産できるポテンシャルは充分。ワインの収量をきちんと落とせばちゃんとしたワインが出来る土地です。しかもかつてヒトラーが100エーカー(45ヘクタール)の効率の良い面積の農家を育成したために量的な可能性があります。モーゼルで50ヘクタールの畑で栽培管理することはほとんど不可能ですからね。
さて、いつものティスティングの始まり始まりです(笑)。
私「おー、ブルゴーニュスタイルのピノ・ノワールですね(笑)。シュペートブルグンダー表記なのは控え目なのかな
(笑)。」
家内「うん。うん。解りやすいスタイルだよね。飲みやすいしブルゴーニュというよりはオレゴンのピノ・ノワールに似てるかな(笑)?」
Kさん「水っぽくなくてちゃんとしてますね(笑)。樽熟成は?」
私「古い樽…、ちょっと粉っぽさがあってニュイ…、シャンベルタンを意識してるのかな?」
家内「10%を228Lの樽(新樽でない)に移し、ステンレスタンクと樽で14ヶ月熟成させます。そのわりに樽香を強く感じますね。」
Kさん「香草…、ハーブのニュアンスもありますね。悪くないね(笑)。フレッシュ感もある。上手にはできてるよね(笑)。この上のピノ・ノワールのキュヴェよりバランスは良いかもね(笑)。」
私「もう少し果実味に明るさが欲しいかな。」

そして翌日

私「おー、昨日気になった樽のニュアンスが消えている。本物だね(笑)。果実味が増したよ!」
家内「果実感もストロベリーやチェリーっぽさが増してるね(笑)。昨日より断然良い!」
私「全体の溶け込みがいいね(笑)。バランスが取れてきた。明るさも増したし、旨味も強く感じる。え~と、バシュレのブルゴーニュ・ルージュに似てるかな?」
家内「それ誉めすぎ(笑)!」
たしなめられてしまいました(笑)。
とは言え抜栓後4日間に亘って楽しませていただきました。とてもしっかり作られた正銘なピノ・ノワールでございました(笑)。


●カベルネ・ドルサ トロッケン 2020年 ベルンハルト・コッホ ドイツ Q.B.A.トロッケン 赤 750ml 2168円税込み スクリュー・キャップ
さて、いつものティスティングの始まり始まりです(笑)。
私「美味しい!私大好きなタイプ(笑)。しっかりしていて隙間がない(笑)。」
Kさん「う~ん。初めて経験する味わいですね。カベルネ・ドルサ…、知らない(笑)
。桑の実の黒や赤のスグリの香りはしますね。」
家内「熟した桑の実ですね。懐かしい(笑)。」
Kさん「キルシュっぽさも感じますね。」
家内「カベルネ・ドルサの品種名とは違ってカベルネは入っていない交配種です(笑)。」
私「紛らわしいなぁ(笑)。でも練っとりとしたタンニン好きだなぁ。ロワールのオーセロワっぽいかな?」
家内「そうだ!オーストリア辺りのブランフレンキッシュ…、それも上等なものに似てる!」
Kさん「これ樽熟成してるのですか?」
家内「バリック(新樽10~15%)で18ヶ月熟成させるようです。」
私「シュペートブルグンダーより強く樽熟成をかけてるんだぁ!驚きだなぁ。」
Kさん「シュペートブルグンダーよりカベルネ・ドルサの方が強い。収量は同じくらいだから、カベルネ・ドルサの品種特性ですね。」
家内「今調べるとカベルネ・ドルサは3代の交配品種。交配品種同士を3代掛け合わせてますね(笑)。」
K「より良い結果を追及するドイツ人らしいね(笑)。」
家内「しかも交配にブランフレンキッシュが何度か入ってます。やはりブランフレンキッシュのタンニンを損なわないような葡萄品種を目指したようですね。ああ、私の大好きなブランフレンキッシュ!」
私「それにカベルネみたいなスグリ系の酸!それを目指したんだな(笑)。驚きのワインだね(笑)。素晴らしい!」
Kさん「有りそうで無い(笑)!でもここにあった(笑)。」

翌日

私「全然樽を使った感じがしない。より美味しくなった(笑)。ディテイルが昨日よりはっきりしてきたね。」
家内「昔のドイツの赤ワインを考えると隔世の差。私はピノ・ノワールよりカベルネ・ドルサが一押し(笑)。」
私「余韻の長さはグレート・ワイン並み。
イイなぁ(笑)。まるっきり揺らがないのもグレート・ワイン並み。」

●バルバレスコ ヴァッレグランデ 2012年 グラッソ・フラテッリ イタリア ピエモンテ 赤 バルバレスコD.O.C.G. 750ml 4242円税込み
皆さん、もちろんバルバレスコご存知ですよね(笑)。王様バローロの弟分のワインとして私はかつて習いました(笑)。でもですね、最近のバルバレスコは大概が別物(ごめんなさい)。
かつてバローロは20年以上経ってから飲むべきワイン、バルバレスコは10年以上経ってから飲めるものでした。標高の高いバローロほどの大きさシリアスさには及ばないが、グレートな弟分なのでした。クラシックなファンはかつてのガイアの真骨頂バルバレスコを飲み、バローロにひけをとらないバルバレスコの偉大さをご理解いただいているかと(笑)。
今ではバローロは10年くらいで飲むのがやっとのワインばかり。バルバレスコに至っては5年以内で飲みきるべきワインが大半です。まあ、時代の衰勢に合うスタイルが大半。ただ、許せないのは高いこと(笑)。それなりの価格をつけなきゃ(笑)
!ついつい義憤に駆られてしまいます(笑)。ゴメンナサイ。
このバルバレスコは樽熟成期間が5年。最良のネッビオーロが必要とする時間をゆっくりたっぷりかけたクラシックなもの。渾身の尽力を払って作られたものです。まあ、作り手のグラッソ・フラテッリからすれば普通のことなんでしょうけど(笑)。
悲しい話ですが、ちゃんとネッビオーロの香りがするバルバレスコって少ないのが実情ですから、一度はお試しを!
それで『ネッビオーロって美味しいよね。』と普通に語っていただけると私嬉しいのでございます(笑)。でもそれには後数年待ってから飲んだ方が良いかな。

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耳よりな情報をいただきました

Oct 22, 2022 by weblogland |
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先日狛江のKさんに耳よりな情報をいただきました(笑)。
Kさん「店長、奥様は趣味でラベル・コレクションしてますよね?」
私「はい!最近のラベルは印刷も良くコレクションを眺めるだけで楽しいですよね。でも、なかなか綺麗に剥がれないから、試行錯誤で奮闘してますよ(笑)。」
Kさん「そうですよね。ラベル剥がしを貼ってから瓶にお湯を入れると簡単に剥がれますよ(笑)!もちろん熱すぎると瓶は割れてしまいますが、熱で接着剤が溶けて剥がしやすくなるようです。是非お試しを!」
長年ラベル剥がしに苦労していた家内に話すと早速実行(笑)。
家内「店長!Kさんの言うとうり!今まで丸一日かけて剥がしても上手く綺麗に剥がれなかったのが嘘みたい!剥がし残しもないし、すぐ剥がせる。」
私「あー!本当だぁ!完璧。Kさん何処でこんな情報仕入れたのかな(笑)?さすが!」
そんなこんなで家内はラベル剥がしの技術力アップ(笑)。
ちなみに新技で剥がしたラベルの写真を添付しました。まだら模様も欠けることなく完璧に剥がれました。
ありがとうKさん!

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松茸とワイン

Oct 20, 2022 by weblogland |
昨日は松茸を食べました。
もちろん頂き物です(笑)。
石突きを切って真っ二つに割って、塩を降って、ホイルの上で焼いただけなのですが。笠が開いていますから焼く前から松茸の香りが物凄い。永谷園の松茸のお吸い物の香りそのものです(笑)。
でもですね、それと何が違うかと言うと香りの余韻が長い(笑)。いつまで経っても松茸の香りが口中、部屋の中から抜けません。やはり本物は凄いですね(笑)。あと食べながら感じたのは、旨味。香りの強さに見合う旨味。コレですねコレ。
数ある食材の中でも松茸の人気が高い訳が解りました(笑)。あと付けたしですが、ワインにも松茸の香りがするものがあります。特に生木で作った樽を使うと松茸の匂いが発生するようです。スペインのルエダのヴェルデホ『ソーブレ・リアス』がそうです。
あっ!しまった!
『ソーブレ・リアス』飲みながら食べるんだったぁ!不覚。

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プーリアのコンティ・ゼッカのノヴェッロ

Oct 19, 2022 by weblogland |
今年はボジョレー・ヌーヴォーの扱いはしませんが、11月1日解禁のイタリアのノヴェッロがまず到着します。これはずっと扱い続けているプーリアのコンティ・ゼッカのノヴェッロです。航空運賃の高騰の影響でやはり高い。でもですね、全く新酒の扱いがないのも寂しいし、インポーターさんを応援することにもなるので販売を決定。
あと、南フランスのピノ・ノワールのヌーヴォーが来ます。これは船便なのですが、土地柄生産・出荷が早いのでマスキューには11月12日、なんとボジョレー・ヌーヴォーの解禁日前に届きます。販売に関しても解禁日はありませんから、速攻販売となります。お値段は1,508円税込みですから、ケチでへそ曲がりのマスキューには似合ってるかな(笑)?
まだ飲んではいないので味わいに関してはなんとも言えませんが、あっさりマセラシオン・カルボニックをかけて作れば
、そこそこフルーティーな仕上がりになると期待しております。南フランスのピノ・ノワールは果実味が暗くなる傾向がありますが、どうでしょうね(笑)?飲みやすくは出来ているとは思いますが…。

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先週からドイツワインの赤をティスティングしていました

Oct 16, 2022 by weblogland |
先週からドイツワインの赤をティスティングしていました(笑)。特にドイツのピノ・ノワールでお手頃なものがないかと物色(笑)。温暖化の影響でしょうが、とても美味しいピノ・ノワールがドイツでも出来る。でも高い(笑)。そんな中見つけました(笑)!頑とした強さと良さがあるピノ・ノワール。しかも価格はブルゴーニュより遥かに安い(笑)。スタイルとしてはフランスのニュイを目指しているような気がしますが(笑)、かなりの高品質。ちょっとびっくり。また、作り手が日本人女性と聞いて更にびっくり(笑)。まあ、のちほどお知らせしますが、時代は確実に変化している事を実感しました。

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今年のジュ・ド・レザンに入荷が決まりました!

Oct 16, 2022 by weblogland |
今年のジュ・ド・レザンに入荷が決まりました!
2022年ヴィンテージは11月25日にマスキュー到着時予定となりました!
あ~、良かった(笑)。
今年は春先の霜、6月の天候不良がフランスでは問題視されていましたが、ガスコーニュはどうにかなったようです。
ポール・ジローのジュ・ド・レザンは葡萄の収穫量が少ない年は、容赦なく減らします(笑)。ゼロの年もありましたから
内心ヒヤヒヤ(笑)。今年は数も確保できましたから一安心です。でもですね、お値段はちょっと上がりました。残念!
今年はどんな味かな?

ちなみにブルゴーニュだと2021年より20%近く収穫が増したようですが豊作にはほど遠いようです。

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ついつい魔が差しました(笑)。

Oct 13, 2022 by weblogland |
う~ん。
ついつい魔が差しました(笑)。
皆さんはシャトー・モンペラご存知ですよね。その最高級銘柄の『ジロラート2016年』を見つけてしまいました(笑)。

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これは一番古い小区画のメルローを木樽発酵熟成したもの。しかも樽をローラーの上に載せゆっくり回転させながら発酵したもの(笑)。2001年ヴィンテージがファースト・リリースです。作り手のデスパーニュさんのアイデアと気迫の賜物です。ご本人曰くジロラート単体だと採算は取れないとか(笑)。あれから幾星霜、
モンペラの大成功によってスターダムを駆け上がり紳士然とした息子達がシャトーの運営をしています。バリッとしたスーツを着こなしまるでグラン・ヴァンのシャトーオーナーのようです(笑)。ヴィニロン然としていたパパとは大違い(笑)。
かつてお会いしたときデスパーニュさんの指の太さに驚かされたのが懐かしいです(笑)。
たしかマスキューが最後に扱ったのは2005年ヴィンテージだと記憶しています。それ以降価格が高騰しケチなマスキューではモンペラを含め扱いを諦めました(笑)。
でもですね、見つけました(笑)!
あるインポーターさんの限定輸入リストに少量のみ入荷のお知らせ。家内への言い訳を考える前に発注してしまいました(笑)。「今さらモンペラ扱ってどうするの!それもジロラート!」発注後に現実に返りました(笑)。絶対に怒られるなぁ(笑)。
実際に到着すると家内曰く「懐かしいね。お値段も許せる範囲だしね。」
ラッキー!
赤いロウ留めのシール、そそられますよね(笑)。

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困りました。

Oct 10, 2022 by weblogland |
う~ん。
困りました。
マスキューの大定番のボルドーの赤、シャトー・ダマーズが輸入終了となりました。夏頃にその話はちらほら聞いてましたが、インポーターさんも在庫が尽きたようです。
このダマーズは日本に輸入されてからずっと扱っておりましたからひたすら残念!変わらぬ安定した品質と価格には敬意を抱いておりました。また、安定供給を心がけて下さったインポーターのJSRさんも会社改変しました。周辺の環境の変化を感じます。

今回は親会社のミロード社のブランド改変に伴うとのこと。ミロード社は幾つもプチ・シャトーを所有していますが、基本同族なので様々な事情もあるのでしょうね。

まあ、環境の変化に取り残されているマスキュー(笑)では新たに探すしかありませんが、とりあえずミロード社の他のアイテムをサンプルとして発注しました。多分宜しいかと思うのですが。

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ブルゴーニュ・コート・ドール2018年フィリップ・シャルロパン 美味しかったですね(笑)。

Oct 10, 2022 by weblogland |
う~ん。
ブルゴーニュ・コート・ドール2018年フィリップ・シャルロパン 美味しかったですね(笑)。
昔とは違い樽のニュアンスは感じられません。使ってはいるとは思いますが、少なくとも邪魔にはなっていない。物凄くエレガントなのです。もちろん充分な濃度があり、複雑さ、広がり、折り重なるような味わいはさすがでした。難しい2018年ヴィンテージでこの出来映えは出色。かつてのイメージとは大違い。こんなに進化しているとは!
このドメーヌ・フィリップ・シャルロパンは当主の怒濤のパワーで一流ドメーヌに登り詰めましたから(笑)、やっかみや誹謗を受けることもママありました。
でもですね、一流ドメーヌと評価されるのが解りました(笑)。10年前は認めませんでしたが(笑)、へそ曲がりのマスキューは認めます(笑)。今度はジゥヴレイ飲んでみようかな?

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ドメーヌ・フィリップ・シャルロパンのブルゴーニュ・コート・ドール2018年

Oct 10, 2022 by weblogland |
コレです(笑)。
ドメーヌ・フィリップ・シャルロパンのブルゴーニュ・コート・ドール2018年の赤です。

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先日ブログに書きましたが、昔このドメーヌのワインを飲んだとき、ちょっと樽香が強すぎる印象がありました。最近ここ10年くらいは飲んでなかったので久しぶりにチャレンジです(笑)。なかなか評価が高くアンリ・ジャイエのスタイルを受け継ぐドメーヌなんて持ち上げられてました(笑)。昔アンリ・ジャイエに自分の飲ませて『どうかな?どうかな?』なんて感想を貰ったり教えを請うたそうな(笑)。
その中でコレ一番安いエントリー・アイテムなのですが(笑)、5,000円越えるお値段(笑)。ケチなマスキューにとっては清水の舞台から飛び降りる覚悟(笑)。まあ、見合う味わいなら良いのですが(笑)。

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サンプルが届きます!

Oct 10, 2022 by weblogland |
ふふふ(笑)。
明日サンプルが届きます!
ドイツのピノ・ノワールです。先日インポーターさんが持ち回りしてくれて好印象(笑)。然るに取り寄せて丸々1本飲んで確認することにしました。やはり第一印象が良くても、本当にに良いか?は別(笑)。
開けたてからダメになるまで確認することでそのワインの善し悪しが解ります。どうダメになっていくかも大事なのです
(笑)。驚くほど開けたてが美味しくとも、
時間の経過とともに落ちる一方なんてワインはザラ。逆にそれが大半と言っても過言ではありません(笑)。開けてからゆっくりゆっくり香りが出て、ワインの液体と香り旨味のバランスがとれていく。ディテイルもはっきり感じられるようになり、立体感を口の中に感じられるようになるとグッド(笑)。それが数日続き、ほどけるように別の姿を見せながら移ろい衰える。しかし良さの残像は消えない!
これなんですよ(笑)。コレ!
だと良いのですが(笑)。

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フィリップ・シャルロパンってご存知ですか?

Oct 04, 2022 by weblogland |
皆さん!
フィリップ・シャルロパンってご存知ですか?
アンリ・ジャイエ スタイルのワインを作るニュイのドメーヌです。昔飲んだ時は樽香が強すぎてギブアップしたかな(笑)。最近は新樽の比率を下げたようで宜しいかと。まあ、ちょっとキャッチーではありますが(笑)、スポットで見つけましたので何本か試してみようと思い発注。もちろん怒られないようにちょびっとだけの入荷です(笑)。
お買い得なブルゴーニュがない中、少しでも吉報となればラッキー(笑)。

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昨日の続きです(笑)。

Oct 01, 2022 by weblogland |
今日デザート・ワイン好きなお客様がお出くださいました。
「マスキューさん、ブログ読みました(笑)。『チッコ・ドーロ』が気になって気になって(笑)。ところでパッシートはいわゆる貴腐ワインとは違うのですか?」
私「う~ん。違うと言えば違うのですが(笑)、厳密には違わないかも(笑)?実際に写真真ん中のモンテチーノ・ロッソのパッシートは貴腐と言えば貴腐です。アルバーナ種は貴腐菌の着く葡萄品種のようです。右側のチッコ・ドーロと左端のリカーゾリのヴィン・サントには貴腐菌は着いていません。チッコ・ドーロの方がアロマチックですが、たしかリカーゾリのパッシートは共通する栗っぽさがあったような気がします。」
お客様「そうそう、リカーゾリのパッシートあったんですね。ホームページにはアップされてませんよ(笑)。」
私「数が少なかったからアップしなかったのかもしれません(笑)。」
お客様「しかも2010年(笑)!見―つけた(笑)。」

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そこでマスキュー在庫の他のパッシートを引っ張り出してちょっと考察しました

Sep 30, 2022 by weblogland |
先週のマスキュー試飲会で大人気のパッシート『チッコ・ドーロ2016年』いわゆる陰干しの甘口ワイン パッシートと呼ばれるものなのですが。これは収穫するまで樹上にあるちょっと変わったもの。でもですね、区分としてはパッシート。そこでマスキュー在庫の他のパッシートを引っ張り出してちょっと考察しました(笑)。

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チッコ ・ドーロ』2016年 テヌータ ・カヴァリエル ・ペペ イタリア 甘口 白 イルピニアI.G.T. 375 ml 2624円税込み

アルバーナ・ディ・ロマーニャ パッシート 2016年 モンテチーノ・ロッソ 甘口 白 パッシート イタリア エミリア・ロマーニャ アンバーナ・ディ・ロマーニャD.O.C.G. 375ml 3300円税込み


ヴィン・サント・カステッロ・ディ・ブローリオ 2010年 バローネ・リカーゾリ イタリア トスカーナ 白 甘口 ヴィン・サント・デル・キャンティ・クラッシコD.O.C. 500ml 4990円税込み

写真一番向かって右が『チッコ・ドーロ2016年』真ん中がアンバーナ・ディ・ロマーニャ、左がリカーゾリのヴィン・サント
キャンティでサンジョヴェーゼを使ったパッシートはヴィン・サントと呼ばれます。ややこしいですが、このややこしさこそイタリアン(笑)。
眺めると『チッコ・ドーロ2016年』が妙に明るい。輝く黄金色です。真ん中のアルバーナ・ディ・ロマーニャのパッシートは同じ2016年ヴィンテージでありながら茶色 光沢のある茶色。リカーゾリのヴィン・サント2010年はアルバーナ・ディ・ロマーニャの光沢を取ったような落ち着いた茶色。
アルバーナのパッシートとリカーゾリのヴィン・サントは見るからに飲み頃ですね。『チッコ・ドーロ2016年』はまだ飲み頃の色ではありません。実際飲んでみてもまだまだ先を感じる味わいであったことは皆さんともども確認済みですね(笑)
。どうやら『チッコ・ドーロ』は熟成が遅いようです。収穫して陰干しする場合と樹上で収穫を待つ場合、やはり樹上の方が酸が残るようですね。飲んだ印象もとてもフルーティー。甘さと複雑な酸由来の果実味が際立ちます。どっしりとした甘さを希求するいわゆるパッシートとは違います。熟成のタイムテーブルも違うようですね。
『チッコ・ドーロ』の使用品種フィアーノにもその要因があると私は勝手に想像しております(笑)。このフィアーノ種、とても熟成能力があります。2003年にD.O.C.G.に昇格した折り、あまりアロマチックでもないし『何故?』と疑問を持ったのですが(笑)、いくつかフィアーノを飲んで納得。渾身の作りのフィアーノは驚くべき熟成能力を持つ!なのです(笑)。
結論(笑)!『チッコ・ドーロ』はフィアーノ種をテヌータ ・カヴァリエル ・ペペがオリジナルの発想で作った意識の違うパッシートなのです。

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後半はサンセールの白からスタートです!

Sep 27, 2022 by weblogland |
〇サンセール 2019年 ダニエル・ショタール フランス ロワール 白 サンセールA.C. 750ml 3394円税込み
「あ~!コレ美味しい。高級な味(笑)。」
「サンセールって良いですよね(笑)。品がある。」
「品のあるソーヴィニョン・ブランってあまりないんですよね(笑)。」
「私ニュージーランドのソーヴィニョン・ブラン好きなんですが、上品というより強力(笑)。コレは美しい(笑)。」
家内「20年以上前に飲んだリュシアン・クロシェのサンセールに似てます。とてもバランスの良い充実したスタイルです。」
「桃のニュアンス、ハーブ、ハチミツ、とても複雑で深い。それでいてフレンドリーな飲みやすさ。」
家内「余韻のハニーさは『栄太郎の黄金の飴』っぽくて好きなんですよね(笑)。駄菓子の飴と比べると品が良くて、子供の頃はまりました(笑)。頂き物が『栄太郎の黄金の飴』だと狂喜乱舞(笑)。」
私「サンセールの白は、やや遅めの収穫とする傾向ですからハニーで粘りのあるワインになりがちです。」
「ただこのワインは無理がない印象ですよね(笑)。アルコール分はいかほどですか?
私「え~と。13.5%ですね。2019年は良い作柄のようですね(笑)。」
「基本シャルドネが好きなんですが、サンセールだけは認めます(笑)。実に美味しい(笑)。」
「ソーヴィニョン・ブランって特徴的な品種なんですけど…、独特の癖があって、資格試験のブラインド・テイスティングによく出ますよね。コレは癖がないから逆に試験に出たら当たらないかも(笑)。」
私「ここだけの話ですが(笑)、こんな良いサンセールは試験に出ません(笑)。もっと安いソーヴィニョン・ブランしか出ません(笑)。」
「う~ん。天ぷら食べながらコレ飲みたいね(笑)。天汁じゃなくて塩。塩!」
「西京漬けの魚+柚!どうでしょう(笑)?

「ワイン自体にコクがあって濃度感があるけれど、和食に合わせ易そう。」
「品の良い濃さのワインだからね(笑)。」
家内「クリーム系のソースやスープは鉄板ですね(笑)。」

番外編
実はこのドメーヌのトップ・キュヴェに
『ラシーヌ2016年』という白がございまして、こっそり取り寄せて飲みました(笑)。お値段も5000円以上と高級でして(笑)、このスタンダードのサンセールを倍くらい濃くしたコテコテの味わいを期待しました(笑)。でもですね(笑)、期待は裏切られました。とにかく個性的な味わいはサンセールの範疇を越しています(笑)。しかも計り知れない生命力もある
。途方に暮れました(笑)。とらぬ狸の皮算用となりました。経験したことがない凄いワインであったことは事実なのですが…(笑)。



●サンセール ピノ・ノワール 2018年 ダニエル・ショタール フランス ロワール 赤 サンセールA.C. 750ml 3205円税込み
「おー!しっかりしてる(笑)。」
「たしかにちゃんとしたピノ・ノワールですね(笑)。」
「カベルネ・フランっぽい固さがある。この点ロワールらしいのかな?タンニンを含めた質感は立派。結構なレベルのワインだね(笑)。」
私「ピノ・ノワールとしては重心が低いスタイルかと。全体の雰囲気はシャサニー・モンラッシェの全房発酵したピノ・ノワールに似てるかな(笑)?あとこのワインが低温で長い醸しを行っていることもタンニンの多さの理由のようです。」
「どのくらいですか?」
私「ブルゴーニュのピノ・ノワールはだいたい2週間ほどですが、このワインは3週間行ってます。」
「飲んだ感じ立体的ですよね?」
私「さすが!壮麗さに繋がる良いピノ・ノワールかと。」
家内「今、抜栓してから2時間ほどなく経ってますが、旨味がより増してバランスが取れてきているようです。」
「うんうん。これだけでイイ(笑)。全体が大きくて引き込まれる(笑)。」
「ムヌ・トゥー・サロンよりロワール的ですな。」
私「ムヌ・トゥー・サロンの方がよりブルゴーニュっぽいですよね(笑)。」
「全体のスケールが大きいですが、アルコール分はどのくらいですか?」
私「14.5%もあります。高いですよね(笑)
。2018年は酷暑でフランス・ワインは全体にアルコール分が高い傾向です。」
「マスキューさん!アルコール分が高いとワインはどうなるのですか?」
私「特に真夏が酷暑だと葡萄がスタックしてしまい酸のないスカスカのワインに成りがちです。」
家内「甘さはあって飲みやすいのですが、
旨味に欠けるワインが多いです。2018年ヴィンテージは選ばないと失敗します。

「そうすると熟成には向かないということですか?」
私「ワインによって異なりますが、酸の少ないワインは長期の熟成には向きません。でも早くから飲めますから、それはそれで宜しいかと(笑)。」
家内「このワイン、翌日になると樟脳っぽさが出ます。普通ピノ・ノワールにはあまり出ない香りです。かなり熟度が上がったことが予想されます。2018年にしては遅めの収穫だったような気がします。

私・家内「実はサンプルを取り寄せてこのワインを飲んだ折り1週間ほどかけてティスティングするつもりでしたが、あまりに美味しくて3日で飲みきってしまいました(笑)。」


〇『チッコ ・ドーロ』2016年 テヌータ ・カヴァリエル ・ペペ イタリア 甘口 白 イルピニアI.G.T. 375 ml 2624円税込み
「甘くて美味しい(笑)。とても飲みやすいし、自然な感じ。」
「甘いんだけど甘すぎない(笑)。」
「コレって貴腐ワインとは違うのですか?」
家内「樹上で干からびるまで待ってから収穫したものです。いわゆるパッシートは陰干ししたものなのですが、コレはちょっと違います。似たような作り方をするのがフランスのコアぺ。驚くほどフルーティーです(笑)。」
「鳥に食べられたり、落下したりするからリスキーですよね。早く収穫して陰干しした方が効率的なのにね(笑)。」
家内「どうも樹上だと酸の残りが良くとてもフルーティーに仕上がるようです。」
私「コアぺの『カンテサンス』なんかめちゃくちゃフルーティーですよ(笑)。果物爆弾(笑)。」
「ハニー…、でも甘いだけじゃない。」
家内「アカシアのハチミツっぽいですよね
。」
「くちなしの花みたいな香りがする(笑)!

「梨や赤い小粒の果実、杏子、プラム…」
「ゼリー状になった柿(笑)。」
「ハーブのニュアンスもしっかりある。あと香ばしさ。複雑だよね(笑)。」
「マスキューさんのブログの記述が理解できましたよ(笑)。和菓子の甘さに通じるよね(笑)。」
「後味にダメージがない(笑)。余韻が綺麗なんだよね。ベタつかない。何でかな
(笑)?」
私「ワインに酸が残っているからかと。それが旨味や果実味を支えています。」
「なるほど。出し汁の役目かな(笑)。」
「和菓子のスアマと共通する甘さだよね(笑)。スアマ食べながら食べたら美味しいよ(笑)!」
「甘酒の甘さ加減にちょっと似てるかな(笑)。塩が少し入ると余計な砂糖を入れなくてイイんだよね(笑)。」
「栗や甘納豆!」
私「もう単純に栗きんとん(笑)!」
「おせち料理なんか良さそう(笑)。」
「お屠蘇代わりで楽しめそう(笑)。」
「それカッコいい(笑)!我が家のお正月はパッシート(笑)!」
「甘く煮た黒豆や白豆、だて巻き、昆布の甘辛煮。いけそう(笑)。」
「天津甘栗は(笑)?」
「もっと高級なのいきましょうよ(笑)!」
私「モンブラン・ケーキ!イタリア産の栗を使った高級なヤツ(笑)。駅前の洋菓子屋さんの安いヤツじゃないですよ(ゴメンナサイ)。」
家内「四国の栗林公園のお土産の栗最中!
(笑)」
「地方地方にある栗の名産地の栗との飲み合わせ比べしてみたいね(笑)」
「チーズも鉄板だろうなぁ。どんなチーズが良いかな?」
「ブルーチーズ!」
家内「ロックフォールは羊だから、牛のゴルゴンゾーラの方が合いそうですね。ピカンテじゃなくてほどほどのパピヨンで良いかと(笑)。」
「ちょっと濃い目の乳脂肪分の高いチーズはだいたいオッケーかな(笑)。」
家内「ゴルゴンゾーラとトリプルクリーム
をサンドイッチしたヤツ!あー、名前が出てこない!あれですよあれ(笑)。」
「ところでこのワインのアルコール分はいかほどですか?あまり高くなさそうですよね。」
私「あまりアルコール感を感じませんよね
。でもですね(笑)、16%もあります。ちょっと驚きですよね(笑)。」
「へぇー!驚いたな(笑)。」
私「甘いワインにはトラウマがありまして
…。むかーし、年寄りが飲んでいた●玉ポートワインを初めて飲ませてもらったとき、腐った飲み物かと思いました(笑)。こんな甘露なものもあるんだよね(笑)。」


そんなこんなでございます。
ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半

Sep 25, 2022 by weblogland |
昨日、一昨日と台風のさなかご来店ありがとうございました(笑)!
天気の間隙を縫ってのご来店感謝申し上げます。

●グリニャン・レ・ザデマール トラディション 2020年 ドメーヌ・サン・リュック フランス ローヌ グリニャン・レ・ザデマールA.C. 750ml 1697円税込み
私「これなかなか覚えられません(笑)。昔はコトー・デュ・トリカスタンと呼ばれてました。ぐんと濃くて美味しいですよ。まっ、まっ、どうぞ!」
「う~ん。甘くて美味しい。」
「中に沢山のタンニンが入っていて、それがだんだん出てくる。渋く感じない(笑)。」
「充実してる。真夏だと飲む気にならないけど(笑)、涼しくなると恋しくなる味の赤ワイン(笑)。」
「鰻食べながら飲んだら美味しいですよ!」
私「それ鉄板(笑)!」
「東南アジアのスパイス…、中華料理の八角 シナモン…。甘いスパイスの香り。」
「鰻には山椒をたっぷり降ろう(笑)!」
「海藻のニュアンス。」
「いかにもローヌ味(笑)。セパージュはグルナッシュ、シラー…かな?」
家内「はい!ご名答!正確にはシラー、グルナッシュです(笑)。シラーの方が60%ほどのようです。南ローヌではグルナッシュの北限と呼ばれた地です。」
「チョコレートのニュアンスもある。木樽を熟成に使っているのかな?」
私「木樽は使わずセメントタンクを使用します。このチョコレートのニュアンスはグルナッシュの特徴と呼ばれています。

「シンプルに良いワイン。飲みやすい。アルコール分はいかほどですか?」
家内「14%。ローヌらしい高さです(笑)。

「私アルコール分の高いワイン好きなんだよね(笑)。」
「でもアルコールっぽく感じませんね(笑)
。『折り合いが良い』でしたっけ(笑)。

私「左様かと(笑)。とても宜しいワインだと思います。実は彼の地、近所に原発があり事故を起こしました。その風評被害によりAOC名をグリニャン・レ・サデマールに変更しました。もともとドメーヌは多くなかったのですが、残ったドメーヌの中のトップ生産者としてドメーヌ・サン・リュックは高く評価されています。品質で勝負する決意なのです。丸一日経つとフル・ボディーの赤ワインに変身します(笑)。」
「う~ん。この価格でフル・ボディーとは…!基本飲みやすいけれどタンニンも酸もたっぷり(笑)。濃くて飲みやすい。」
私「個人的には焼き鳥のレバーや鯨の大和煮、牛スジの煮込み、そうそう牛タンの煮込みなんか食べながら飲んだら止まらなくなりそうです(笑)。」
「レバーに血生臭さと甘辛タレとこのワイン。考えただけでヨダレが出ますよ(笑)。



●アンプラント・デュ・クロ 2015年 ドメーヌ・クロ・サン・ショルジョ フランス ルーション 赤 コート・カタランI.G.P. 750ml 1980円税込み
「おっ、最初に飲んだローヌとは打って変わったスタイル(笑)。香りは煮詰めたプラム。」
「小粒のプラムだよね。」
「とてもキメ細かな感じですよね。エレガント(笑)。ゆっくり飲みたいね(笑)。」
「最初のワインよりこっちの方が涼しげですよね。」
「うんうん。たしかに(笑)。アルコール分もこっちの方が低そうですね。」
私「さすが!左様でございます(笑)。このワインはアルコール分は12%です。実はこのワイン、暑いルーションのメルローでございます(笑)!」
「ル ルーションですかぁ!」
「絶句ものだぁ(笑)!」
家内「ルーションのワインって簡単にアルコール分が14%くらいに上がりますから
、これは異例に低い。とても不思議です
。」
「何故ですか?」
私「特殊なテロワールとしか言い様がありません(笑)。」
「メルローとは思えなかった(笑)。不覚(笑)!」
「そうだよね。ルーションのメルローだったらもっと暗くて粒の大きいプルーンみたいなプラム系の味だよね(笑)。」
「でも、とってもスパイシー。今まで経験したことのない感じなんですよね。」
家内「中近東 トルコなんかのスパイスのイメージかな(笑)。ケバブ(笑)?きっと土地の料理に合わすワインなんですね。」
私「凄くドライな印象。辛口というより乾いた印象。雑草も生えない谷のガレ場。みたいな感じです(笑)。」
「マスキューさん!ラベルに描かれた写真がそのもの(笑)。」
私「あっ!そーですね(笑)。この写真 横から見ると苔やカビみたいなんですよね
(笑)。全然注意してませんでした(笑)。」
家内「キュヴェ名『アンプラント・デュ・クロ』。アンプラントは痕跡で、クロは区画。象徴的かな(笑)。」
「店長!このワインはまだまだ熟成しそうですよね(笑)。中味が凄い!密度が凄い。」
私「この生産者は飲み頃に入るまでリリースしません。これは2015年でファーストリリースですが、まだまだ先がありそうです。」
家内「この生産者クロ・サン・ジョルジョは2007年のカベルネもリリースしていますが素晴らしい。とてもカベルネ・ソーヴィニョンらしいワインです。これと同様にルーションとは思えない出来映えでした(笑)。」


●『ジュリエット』2013年 ドメーヌ・ド・フォンデュース 南フランス ラングドック・ペズナスA.C. 赤 750m 2074円税込み
「おー!2013年ヴィンテージですかぁ。今年は2022年だから、収穫から9年。蔵出しですか?」
私「左様でございます(笑)。飲み頃になってからリリースしてくれます。」
家内「瓶詰めしてからセラーで寝かせておくようです。余裕がありますね(笑)。」
「そうですよね。価格も控え目(笑)。」
「プライドあるんだな。こんなプライド持ってみたい(笑)!」
私「このキュヴェ『ジュリエット』は良い作柄しか作っていません。また、それ故か、セパージュはいつも同じですから味わいも基本同じ(笑)。シラー45%、カリニャン30%、グルナッシュ25%です。ただ差異は天候の影響を感じる程度となります(笑)。いつも美味しいのでございます(笑)。」
「うん。おいちい(笑)。コレ私のおいちい味(笑)。」
「鮮烈な果実味じゃないけど旨い!じんわり美味しい(笑)。」
「イチゴとかチェリーっぽさは感じるけど
、それより全体のハーモニーに良さがありますよね(笑)。」
「ヘビ苺思い出すな(笑)。」
「余韻まで含めたすべてが調和してる。突き抜けて美しい訳じゃないけど(笑)、こんな丸みはあまり経験したことがないですよ(笑)。」
私「かつて2002年ヴィンテージを2013年に飲んだ時『真円』と感想を書きました
。リリースから10年越えてからがベストの状態になるワインだと思います(笑)。

「今のワインってほとんどが早飲みだから
ね。それも高いワインだって早飲み。こうしたクラシックな熟成時間が必要なワインはトンと見ないですよね。高貴なワインじゃないけど(笑)、こんなのを毎月1本くらいは飲みたいね(笑)。」
家内「あとラングドックのグラン・クリュと呼ばれるペズナスのワインだからこそ長い熟成に耐えると思います。」
「そう言えば、ラングドックで10年持つワインって聞かないよね(笑)。」
「それとフォンデュースが正統派のお金持ち故か(笑)。」
「基本天候に恵まれているから生産量も安定してるだろうし、畑の養生も尽力してるはず。伝わってくるよね(笑)。」
私「そうです!だからペズナスはラングドック最良の地と言われています(笑)。」
「飲みながらそう言われると府に落ちます(笑)。」

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明日明後日(23、24日)はマスキュー試飲会です。

Sep 23, 2022 by weblogland |
さあ、明日明後日(23、24日)はマスキュー試飲会です。

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家内と作戦会議です(笑)。
私「さっきお客さんが言ってたけど、『今回はマニアックでマスキューらしいね(笑)。』なんてね(笑)。」
家内「久しぶりの6本だし、よく見てみれば、グリニャン・レ・サデマールから熟成した赤、サンセールの白に赤、最後はカンパーニャのパッシートまで。へそ曲がりのマスキューらしくてイイね(笑)。」
私「最後のパッシートは気に入ってるんだ(笑)。でもさあ、ホントは12月辺りにやりたかったよね」
家内「そーだよね。お正月に飲んでいただきたいワインだよね(笑)。」
私「そうそう。さっきパッシートをちょっと飲んでいただいた方曰く『暑さが和らいだから美味しく飲めますよ(笑)。なんて誉めてもらったよ(笑)。」
私「ところで天気が悪そうなんだよね。」
家内「でもバカ暑くないならオッケーだよ
(笑)。今回は赤ワイン4本だからね(笑)。」
私「酷暑だと赤ワイン出すのがためらわれた(笑)。今月はギアを上げた(笑)!」
家内「パンクしないとイイけどね(大爆笑
)。」
私「ブルン!ブルン!ブルーン!(笑)。エンジン全開(笑)!」

23日(金)は13時スタートとなります!

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