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赤ワインにチョコレートって合うんですか?

Feb 29, 2012 by toshiaki |
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あるお客様からお問い合わせいただきました。
Aさん「マスキューさん。赤ワインにチョコレートって合うんですか?ブログ読んでいたら、試飲会で素晴らしいマリアージュしたと。」
私「はい。特に濃いワインと相性が良いみたいですね。」
Aさん「どんなチョコレートなんですか?」
私「まだ箱がありますから、今取ってきますね。えーと。『森永チョコレート カレ・ド・ショコラ/カカオ 70』です(笑)。カカオの含有量が70%のビターチョコレートです。クロ・デュ・カイユのコート・デュ・ローヌ2009年とは抜群のマリアージュでしたよ。口の中で大爆発しました(笑)。」
Aさん「カカオの含有量が多い方がイイんですね。」
私「一概には言えませんが、しっかりした赤ワインにはカカオ分が高い方がマッチします。木樽で熟成したワインは樽由来のココア、チョコレートなどの香りが溶け込んでますから、チョコレートとは相性が良いようです。」
Aさん「そのチョコレート、コンビニにあります?」
私「隣のコンビニで買いました(笑)。普通のチョコレートより、ちょっと高いですが。」
Aさん「早速試してみます(笑)。」

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日本のワインも すごいですね

Feb 29, 2012 by akiko |
昨日は多くの輸入元が集まる 合同試飲会に参加。今回は日本のワイナリーも数社参加していました。
日本のワインは まったくわからない私。良いチャンスなので 全ブース試飲させていただきました。
ありがとうございました。

考えていた以上に おいしい。赤も白も意欲的です。日本のワインって レベルが高いのですね。
勉強不足でした・・・反省。 
個別に語るほど 知識がないけれど 今回試飲して感じたことは
日本のワインは やはり 和食にこそ 合わせたいという事。たとえば 山菜の心地よい苦味には白。
また、塩をして川魚を焼いたもの(海の魚も同様なのですが)は 焦げたところが ヨーロッパのワインと
ミスマッチですが 日本のワインなら 綺麗にマッチしそうな印象です。
日本の赤ワインと 味噌や醤油という日本の発酵調味料は 最高の伴侶です。
国産ワインの勉強、始めなくっちゃ。
昨日飲んだワインは どれも穏やかで、 品種の個性を強く打ち出していなかったから 和食に
より 合わせやすいと感じたのだと思います。 ワイン単体で楽しむのではなく 食事と楽しむ。
理想的なスタイルですね。  

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おさらい

Feb 28, 2012 by toshiaki |
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土曜日の試飲会のおさらいです(笑)。

今日珍しく平日にOさんがお見えになりました。
Oさん「土曜日はどうも!」
私「あれ?今日お休みなんですか?平日休みなんて珍しいですよね(笑)。」
Oさん「平日一日くらい休まないと疲れがとれないんだよね。それで散歩方々きたんだ(笑)。ところで試飲会で飲んだクロ・デュ・カイユとシャルヴァンのローヌまだ残ってる(笑)?なんか気になってさ。マスキューさんどっちがイイと思う?」
私「昨日残りは全部飲んじゃいました。すみません(笑)。実は私もクロ・デュ・カイユとシャルヴァンの違いが気になっていました(笑)。クロ・デュ・カイユ甘味のある凝縮感は際だってましたよね。」
Oさん「そうそう。一緒に食べたチョコレートとのマリアージュが凄くて、クロ・デュ・カイユの方を買ったんですよ(笑)。でもシャルヴァンの良さが気になるんですよ。おそらくすぐに良さが出るタイプじゃなさそうだし…。」
私「たしかに翌日の方がクロ・デュ・カイユもシャルヴァンも旨かったです(笑)。一言でいうならばシャルヴァンのワインは立体的だと思うのです。」
Oさん「たしかに複雑で深さはあるよね。」
私「シャルヴァンは除梗しませんから梗のタンニンがあるからではないかと。」
Oさん「ふーん。でも梗は青臭さや渋味に繋がるよね。」
私「そこら辺の管理が上手いかと。醸造の際、梗の入っていないクロ・デュ・カイユのタンニンは曇りがなく舌の上にどっしりと乗った重量感があります。片やシャルヴァンのタンニンは舌全体を包むかのようです。この辺に立体的に感じる理由があるのではないかと。」
Oさん「なるほど。ただクロ・デュ・カイユも複雑さは凄いよね。」
私「はい。木樽由来のカカオやコーヒー、チョコレートのニュアンスが素晴らしい溶け込みをしてました。木樽のタンニンが邪魔しません。じつにリッチ。」
Oさん「好みの差かな。」
私「そうかと。」

同じ産地でも造り手の明瞭に意図により、出来上がるワインも別物の顔を見せます。テロワールって何?って考えちゃいますよね(笑)。
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ボトルのデザインが楽しくてしょうがないんですよ

Feb 27, 2012 by weblogland |
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気づきませんでした!

先日の試飲会であるお客様に教えていたたまきました。
狛江からお越しの常連のKさんです。
Kさん「マスキューさん、実は私ボトルのデザインが楽しくてしょうがないんですよ(笑)。」
私「たしかにそれぞれ工夫や斬新さがあって楽しいですよね。」
Kさん「例えば、最安値のロス・セニョーレスなんか、ラベルに描かれている月の黄色とキャップシールの黄色が合わされていて、しかもラベルに描かれている犬の足の肉球がキャップシールにデザインされているんですよ(笑)。しかも、瓶の色も黄色がかったブラウン瓶です。」
私「今、気がつきました!」
Kさん「同じように、ディルヴィオのリアス・バイサスもラベルデザインのブルーとグリーンがキャップシールとキャップシールのトップの色に踏襲されてます。」
私「おー!そういえばそうです。じゃあ、ルモワスネのサヴィニ・レ・ボーヌ1998年は?」
Kさん「これは色遣いの少ないラベルですが、紋章のほの暗いピンクの斜め線を、そのままキャップシールにデザインしています。」
私「良くお気づきで!私そこまでワインの外観を見てませんでした。でも、気にして見ると楽しいですね。造り手のディテイルに到るまでの気配りが伝わってきます。」
また一つワインの楽しみ方が増えました(笑)。
Kさん!
ありがとうございました。

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試飲会 ご参加 ありがとうございました

Feb 27, 2012 by akiko |
かなり 寒い土曜日でしたが ご参加ありがとうございました。
今回は コート・デュ・ローヌ3種の飲み比べ(いずれも2009)という企画、
ルージュ・ガランス、クロ・デュ・カイユ、シャルヴァン 注目の生産者です。

栓を抜いて 2時間ほどでは 3本それぞれの 持ち味が ほのかに区別できる程度でしたが、
そうですね~、夕方6時を過ぎる頃 それぞれが 絶好調!個性が明確に現れてきました。
私の感じでは・・・
ルージュ・ガランスは 赤い果実のイメージが強い。3本のうちで もっとも生き生きとした果実味が感じられます。鮮度が高いって言えばいいのか、香りも華やかで かんきつ類のような綺麗な酸が豊富です。
クロ・デュ・カイユは 力強くやや凝縮した果実味。優しい甘みが ローヌのグルナッシュをよく体現しています。グラスを手のひらであたためると、グレナデンや熟した柿の甘さや 花の香りが立ち上がります。
シャルヴァン これは舌触りがすごい。オリーブオイルのような滑らかな印象があります。そこへ、若干
動物の皮脂を想像するような 独特の香り。ローヌらしい豊かな果実の甘さ。更に少しスパイス。
曲者です。
三者三様。甲乙つけがたい 良いワイン。どれを 選ぶかは ほんと、お好みですね~。
この三本を 比べただけでも こんなに個性豊かで奥深い。
最近 ローヌの特に南部にはまりつつある私。もっと 色々試してみたいです。 

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昨日は寒い中お越しいただきありがとうございました。

Feb 26, 2012 by weblogland |
まずはマスキュー最安値ワイン、スペイン・リオハのロス・セニャーレス ティントです。安いのであまり深く考えず飲んでいただきたいところです(笑)。
「おっ。普通に飲めるね(笑)。」
「味わいがハッキリしててイイね。」
「ベリーみたいな、赤い花みたいな、可愛いですよね。」
私「ノン・ヴィンテージのブレンド物ですが、自分のところのワインだけでブレンドしてますから、あまり無理がないんです。」
「そーだよね。いまや安いワインはいろんな国から輸入したワインをブレンドしたりするもんね。」
私「しかも成分調整までします。」
「このワイン、ラベルデザイン可愛いよね。キャップシールの肉球がたまらん(笑)。」
「たしかに感動はないけど、いつの間にか飲んじゃえるな。」
私「あと意外にもちが良く崩れません。今日の試飲が最後まで終わってからもう一度飲んでも、普通に飲めますよ(笑)。」(ちなみにお客様の感想は「また振り出しに戻ったみたい(笑)」でした。)

さて皆さん期待のリアス・バイサス 『ディルヴィオ・アルバリーニョ』2010年 です。若干液温が低いのでグラスを手で暖めて飲んでいただきました。
「初めて聞く産地ですが、どこら辺ですか?」
家内「スペインのポルトガル国境付近の大西洋に面したあたりです。魚介に恵まれた産地です。あのリアス式海岸の元になったところです。」
「うんまい。たしかに魚介にはピッタリ。香りは強いけど嫌みがないね。」
「そーなんですよね。あと濃度も凄くあるけど、ベタつかない。」
私「日本人の嗜好には良く合う味わいかと。」
「『甲州』の高級ワインが似てるなぁ。」
さすが!(あのフォキシーフレーバーのしない奴ですよね。)
「日本産でもアルバリーニョあるんですよ。新潟なんですが。」
さすが筋金入りのワインエキスパートKさん、よくご存知。
私「どうでした?」
Kさん「まだ2年目の出荷なんで、酸のバランスが…」
私「このアルバリーニョは自根で樹齢70年ですし、収穫量も違うでしょうから、比べては可哀相かもしれませんね。」
大人気のリアス・バイサスでした。
あー、良かった(笑)。

さて2009年のローヌの飲み比べです。
「うーん。それぞれ違いますね(笑)。でもクロ・デュ・カイユの密度感は物凄いですね。なんでこんなに濃いの(笑)?」
「クロ・デュ・カイユはチョコレートやココアの香りがとても綺麗。完成してるね。」
私もこのチョコレートの香りの自然さにはビックリ。(クロ・デュ・カイユは木樽を使わないと勘違いしてましたから、さらにビックリ。当日の私の説明でクロ・デュ・カイユは木樽を使わないは間違いで、古い樽を使います。シャルヴァンが木樽を使いません。)
用意したチョコレートにクロ・デュ・カイユを合わせると口中で爆発が起こります(笑)。マリアージュの凄さには言葉を失います。
「たしかにクロ・デュ・カイユは凄い密度感ですけれど、このスタイルはいわゆるローヌの延長線ですよね、」
私「たしかに!オードランやデュックのスタイルです。」
「時間が経ってきて分かったのですが、シャルヴァンって凄く複雑じゃありませんか。」
家内「シャルヴァンは折り重なるようなニュアンスがあってシャトー・ヌフ・デュ・パフのようですよね。」
「僕はガランスのような独特なのがイイな。土臭さがなんとも言えず好きなんですよね(笑)。あと香りの突き抜けるような広がり方は圧倒的かと」
好みが別れる3本でした。

最後のルモワスネのサヴィニ・レ・ボーヌ1998年は圧巻でした。
完成したピノ・ノアールには称賛の声しか集まりません。
「旨い!」
「瞑想しながら飲みたい(笑)。」
「これがピノ・ノアールの薔薇の香りなんですね。」
「液体として完成してる(笑)?」
私「おそらく若いうちはチェリーやフランボアーズの酸っぱい香りが主体的なワインだったはずが、熟成によりこうなります。不思議ですよね。」
「どんなワインも熟成したピノ・ノアールを越えられないという人がいますが、こういうことなんですか?」
私「そうだと思います。ただ古酒になるとまた違います。ボルドーもブルゴーニュも見分けがつかなくなります(笑)。凄く美味しいんですけれど。」
抜栓後4時間くらい経つとリキュールのような香りが強くなり、複雑な顔を見せてくれます。

どうもありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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明日(2月25日)はマスキューの試飲会です。

Feb 24, 2012 by weblogland |
楽しみです(笑)。
やっぱりメインのローヌ2009年の比較試飲はどうなりますかね?
唯一無名のルージュ・ガランスに期待がかかりますね(笑)。あとスタイルの違うシャルヴァンとクロ・デュ・カイユはどうでしょうね?好みの別れるところかな。
最後の登場となるルモワスネのサヴィニ・レ・ボーヌ1998年はローヌのヘビー級の後で大丈夫か?喰われないか?
私は個人的にはこのブルゴーニュは完成していると思ってますから、大丈夫だと思ってます。きっとこのワインを飲んで皆さんホッとするはず。でも当日順番が変わっていたら、お許しを!
誰にでも間違いはあります(笑)。

明日の皆さんの感想が楽しみです(笑)。

そうそうリアス・バイサスも、ものすごく良いですよ。日本人の口にピッタリだと思います。どんな食べ物と合わせたら良いか、皆さんのご意見お待ちしています。

それでは明日にお会いしましょう(笑)。

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あの超新星ですね

Feb 23, 2012 by weblogland |
今日イタリアワインマニアのAさんからお電話いただきました。

Aさん「もしもし、マスキューさん。ヴァレ・ダ・オスタのエリオ・オッテンて扱ってましたよね。」
私「はいはい。あの超新星ですね(笑)。」
Aさん「『エスプレッソ誌』で高く評価されてましたよ。特にピノ・ノアールが注目されてました。」
私「そうなんですか。」
Aさん「ところでピノ・ノアールありますか?」
私「生憎『フメン』だけなんです。すいません。」
Aさん「どんな味わいなんでしょう?」
私「ピノ・ノアールはかなり良いかと、タイトでありながら質感があります。バランスの良い濃度はかなりのレベルかと。」
Aさん「なんで扱わないんですか?」
私「ピノ・ノアールは良いのですが、それより地場品種の『フメン』の方が面白いかと。」
Aさん「あの凄いワインですね(笑)。」
私「そうです(笑)。ねっとりした梅干しのような(笑)。」
Aさん「マスキューさんらしいなぁ(笑)。ところでポッジョ・レ・ヴォルピの『ドンナルーチェ』も『ルカ・マーニ誌』で98点ついてましたよ!」
「『ドンナルーチェ』はたまたまお客様から教えていただきまして、ラッキーでした(笑)。」
Aさん「もっと雑誌の評価利用すればイイのに(笑)。」
私「雑誌で高い評価されてるワインばかり追いかけるのは能がないかと(笑)。高くなったりもしますし。」
Aさん「そーだよね。知らない生産者のワインが後で高く評価されたりする方が、鼻が高いもんね(笑)。私も鼻が高くなりましたよ(笑)。」
私「エリオ・オッテンは絶対にスターになるはずです(笑)」
一緒に鼻を高くしましょう(笑)。

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ロゼは いいなぁ

Feb 23, 2012 by akiko |
昨日は フードライナーさんの試飲会に参加させていただきました。
フードライナーさんは 素晴らしいイタリアワインを数多くもっていらっしゃる輸入元。
マスキュー担当の方も とてもワインをよくご存知で いつも 勉強させていただいています。

昨日も お代わりしたくなるようなワインが多数並んでいましたが 私が特に嬉しかったのが ロゼ。
イタリア各地のロゼを 一度にあれだけ試せるとは!!滅多にないことです。ありがとうございました。

ロゼワインって 昔はやや甘口のロゼダンジュやカベルネダンジュばかりで、
ちょっと口の悪い人なら 女子供が飲むのがロゼ なんて いっていましたけれど、
現在は 様々なタイプのロゼワインが流通しています。昔の悪口は もう通用しませんね。
甘口~辛口、軽め~重口。フルーティなもの、スパイスを感じるもの。
色だって 灰色が勝ったロゼもあれば、ばら色、カーネーションの赤に近いもの・・・多様です。
味わいは トマトを思い出すもの、佐藤錦みたいなもの、イチゴ、アメリカンチェリー、グレナデン・・・と
あげればきりがないほどです。
合わせる料理も 濃いソースを使う牛肉料理には 難しいけれど、甲殻類・魚、豚・鶏とほぼなんでもOK!
ぜひぜひ 飲んでいただきたいな と思います。

春に向けて ちょっと ロゼのラインナップを増やせるといいなぁ なんて考えています。

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サヴィニ・レ・ボーヌ1998年

Feb 22, 2012 by weblogland |
やっぱりルモワスネのサヴィニ・レ・ボーヌ1998年人気ありますね。
まだホームページにはアップしてませんが、売れ始めています。それも2~3本ずつ買ってかれるお客様が目立ちます。
あまり数の少ない限定品であることをご存知のようです。しかもコストパフォーマンスが高い(笑)。早速追加注文しました。試飲会の途中で完売してしまう可能性があります。

ちょっと不安がありましたのでインポーターさんに確認をとりました。

私「もしもし、いつもお世話になります。ルモワスネのサヴィニ・レ・ボーヌ1998年の在庫を確認したいのですが…。」

インポーターさん「はい。えーと。あと50本です。」

私「えー!今朝追加したのですが、どうしましょう。」

どうしましょう?

とりあえず予約という形で確保しました。
あー、気がついて良かった。
冷や汗かいちゃいました(笑)。
このワインどう考えても有り得ないコストパフォーマンスの高さです。お見逃しなく。

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「思わずゴックンしちゃうワイン。」を捜す

Feb 22, 2012 by weblogland |
いやー、今日は疲れましたね。じつは恵比寿と飯田橋で試飲会がありました。
仕入れるワインが有ろうと無かろうと、行かねばなりません。ヴィンテージの傾向やトレンドは少なくともわかります。両方で140本くらいでしたが、面白いワインもあり勉強になりました。

よくお客様から聞かれますが、「なんでそんな数飲んで解るの?」
たしかにそうかも知れません。でもかなりいい加減に選んでるかも(笑)。
数飲むと舌は痺れますし、当然感覚も鈍ります。ですから試飲会で出されたワイン総てを正しく判断は出来るはずがない。という前提が必要です(笑)。そうなるとポイントは、「思わずゴックンしちゃうワイン。」を捜すことです(笑)。100本飲むうちには1本くらい「思わずゴックンしちゃうワイン」があります。あとはその価格でマスキューで売れるかどうかだけです(笑)。
ですから簡単なんです。

あと場数を踏めば、早く高い精度で回るコツもつかめます。

ちなみに私と家内が一緒に廻るとめちゃくちゃ速いと言われます(笑)。

これだけは自慢できます(笑)。

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水仙の香り

Feb 21, 2012 by akiko |
朝 窓を開けたとたん 白水仙が強く 香ってきました。どうやら お隣の庭からのようです。
ちょっと ツンとするいい匂いです。甘すぎず すっぱさもほどほどで 沈丁花ほど 派手でないし。
フラスカティ エポスに 似ていますね、この匂い。素敵です。

以前、「白水仙と黄水仙の 匂いは違うんですよ」と おっしゃるお客様がいて、
まぁ 素敵!ロマンチックな方だなぁ と 感心しました。
以来 触発されて いろんな花の匂いを 嗅いでいるのですが、なかなか 記憶に残せない。
ワインを表現するとき 花の名前をいえたら 具体的で 判りやすいと 思うのですが。
難しいものです。

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花の香り

Feb 21, 2012 by akiko |
毎朝 一番に窓を開けます。 今朝は 窓を開けたとたん 水仙の香りがふわっと届きました。
お隣さんの 庭から 届いたようです。春も近いですね。寒の戻りがあるでしょうけど・・・。

さて、その白水仙。何かに似た匂いだなぁ・・・。しばしかんがえ

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テスタマッタって何?

Feb 21, 2012 by weblogland |
先週末から日曜日にかけて電車の中でビックリしました。
スポーツ新聞にでかでかと『テスタマッタ』とあるではありませんか!コンビニの販売カゴを見ると大きく白抜きした『テスタマッタ』が円筒形に積み上げられてます。
おー!一体なんなんだ?
よくみると競馬の馬の名前でした(笑)。日曜日に大きいレースがあってその一番人気が『テスタマッタ』ということらしいのです。
ワインに携わる人間は、B.B.グラーツが造る高価なワインが『テスタマッタ』ですから、ちょっと驚きます。
実況放送では、
「テスタマッタ速い、テスタマッタ速い、断トツのゴールです!」
なんて言ってたんですかね(笑)。
やはり馬主さんクラスじゃないと飲めない高価なワインですから、自分の馬の名前を『テスタマッタ』と付けるのも頷けます。その馬主さんもかなりの『テスタマッタ』ファンなのでしょうね。羨ましい限りです(笑)。

いまとなっては笑い話なのですが、昔『ドンペリピンク』というサラブレッドがいました。馬主さん曰く「あまり走らなかった。」らしいです(笑)。シャレで名付けたようでした(笑)。

ひょっとして『サッシカイヤ』とか『オーパスワン』とか『ムートンマルゴー』とかありそうですね。詳しい方おられたら教えてくださいね(笑)。

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東京駅

Feb 20, 2012 by akiko |
昨日は ルドンの「グランブーケ」を観に 丸の内の三菱美術館へ いってきました。
実物は やはり凄いですね。美術書やポスターなどでみるのとは 大違い。
ルドンの息遣いまで 感じられるようで、しばし 夢心地でした。

東京駅から 美術館まで歩いたのですが、丸の内って素敵ですね。
皇居がみえるし 町並みも大人な雰囲気。
エノテカさんが あったので 覗かせていただいたり。
やはり 大人の街 丸の内にふさわしい 素敵な品揃えでした。
な~んか 負けていられないぞって 妙にやる気が出ちゃったりして・・・。

マスキュー試飲会にむけて 鋭気を養った 休日でありました。

 

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試飲会のラインナップ決まりました。

Feb 20, 2012 by weblogland |
今月2月25日(土曜日)のマスキュー店内試飲会を通例のように14時から20時30分まで開催いたします。

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まずはデイリーユースのスペイン、リオハの赤ワインです。
●ロス・セニャーレス ティント ヴィニドス・デ・アルデヌエヴァ ヴィーノ・デ・メーサ 赤 750ml 630円税込み
マスキュー最安値のワインです!
スペイン、リオハのテーブルワイン。ノン・ヴィンテージのブレンド物ですが、生産者のヴィニェドス・デ・アルデヌエヴァは栽培面積2600ヘクタールを持つ地元の協同組合的な存在です。ですから、このワインは出所のわからないブレンドものではなく、この会社の自社畑から造られたワインでブレンドされています。
この価格帯ですと果汁調整したり、様々な裏技が使われて加工されたワインが多いのですが、このワインは普通(笑)。良心的な飲み易さが嬉しいイチ押しのデイリーワインなのです。犬がデザインされたラベルもカワイイ!

そして万を侍してのリアス・バイサスの登場です。
〇『ディルヴィオ・アルバリーニョ』2010年 ディルヴィオ スペイン リアス・バイサスD.O.白 750ml 1890円税込み
旨いんですよ。これが。
家内ともども大好きなリアス・バイサス。しかも最良の選択かと。
日本人の口に合う優しい地味深さを、是非ともお試しくださいませ。

そしてローヌ優良年柄2009年の3本の赤ワイン飲み比べです。
●『ガランス』2009年 ドメーヌ・ルージュ・ガランス フランス コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュA.C. 赤 750ml 2250円税込み
●『ブーケ・デ・ガリーク』2009年 クロ・デュ・カイユ フランス コート・デュ・ローヌA.C.赤 750ml 2700円税込み
●コート・デュ・ローヌ 2009年 ドメーヌ・シャルヴァン フランス コート・デュ・ローヌA.C.750ml 2700円税込み
シャルヴァン、クロ・デュ・カイユのシャトー・ヌフ・デュ・パフの大物スターが造る渾身のコート・デュ・ローヌと前々回マスキュー試飲会初登場のコート・デュ・ローヌ西側の超新星ルージュ・ガランスとの飲み比べは楽しみです。

最後は飲み頃の熟成したブルゴーニュの赤ワインです。
●サヴィニ・レ・ボーヌ 1998年 ルモワスネ・ペール・エ・フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3300円税込み
久しぶりに感動したブルゴーニュのピノ・ノアール。フィネスがあるのです。強力なローヌの後で本領発揮できるか?!

それでは2月25日土曜日、皆様のご来店お待ち申し上げます。

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来週の土曜日(2月25日)は試飲会です。

Feb 18, 2012 by weblogland |
一ヶ月あっと言う間ですね(笑)。
今回は新着ワインとローヌの新着2009年あたりでやりたいと思ってます。ここのところローヌのシャトー・ヌフ・ド・パフに本拠地を置くドメーヌ・シャルヴァンやクロ・デュ・カイユなどの2009年A.C.ローヌが入って来ています。一ヶ月ほど前に着ましたが、ちょっと落ち着かせる時間が必要ですから、皆さんにはお知らせしませんでした。入荷してすぐに売りたいところでしたが、いきなりですとワインに落ち着きがありませんから、誤解されてしまう可能性があります。もちろん何年か置いて飲むべきワインですが、リリース直後はちょっとでも静かに置いておくことが、ワインにストレスを与えません。この二つにルージュ・ガランスの2009年をぶつけて比べようと考えてます(笑)。
あとは、新着ワインですかね(笑)。

試飲会のラインナップを考えてる時は楽しくて、ついついニヤニヤしちゃいます。携帯でメールを打ちながらニヤニヤしてる私は、決して変なサイトを見てる訳ではありません。私の姿をご覧になった方、誤解なきよう(笑)。

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変な夢みちゃいました(笑)。

Feb 17, 2012 by weblogland |
愛するポッジョ・レ・ヴォルピが『ワイン・メーカー・オブ・ザ・イヤー』を受賞した夢です。
受賞理由は「ブルゴーニュの一流生産者のワインに比肩する『エポス』をフラスカーティの規格で作り上げ、『ドンナルーチェ』では新たな世界を構築。その想像力と技術力は従来のテロワールを越えるもの。よってワイン・メーカー・オブ・ザ・イヤーに値する。」
もちろん私は受賞式にちゃっかり出席(笑)。会場でシャンパンを飲みまくります。もちろん挨拶代わりにバンザイ三唱。周りからは変な日本人が来ているとひんしゅくを買います。

ところで『ワイン・メーカー・オブ・ザ・イヤー』って誰が主催してましたっけ?昔、フィリップ・ショーが受賞してましたから、ワイン界の重鎮でないと無理ですね(笑)。

私は夢でも妄想出来ます。

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『ドンナルーチェ』を使ってマティーニを造ってもらいました

Feb 16, 2012 by weblogland |
この間、関内のバー『タウザ』でマティーニを造ってもらいました。
ふふふ。
ドンナルーチェ』を使って造ってもらいました。あのイタリア、ラツィオのポッジョ・レ・ヴォルピの造る「遅摘みの小宇宙」です(笑)。

ジンと『ドンナルーチェ』を半々で、凍らせたミキシンググラスに、まずジンを入れ、そこに同量の『ドンナルーチェ』を足して、手早くステア。もちろん余分なものは足しません。
素晴らしい味わいでした!
余韻と切れの良さは秀逸。これほどまで美しいマティーニは経験したことがありません。
「旨いです!でも『ドンナルーチェ』単独の方が美味しいかと…」マネージャーの金田氏。
私「君!それは正しい(笑)!」
間抜けな掛け合い漫才をしてしまいました(笑)。

もともとジンは白ワインの代用品ですから、相性が悪いはずがありません。

あー。目が覚めるほど美味しかったです。

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ルモワスネ 大好き

Feb 16, 2012 by akiko |
久しぶりにルモワスネの赤、入荷しました。いいんですよね~、ルモワスネ。
ブルゴーニュのネゴシアンとしては 品質はトップクラスでしょう。しかも!お手頃価格。嬉しいです。

私がワインの仕入れをするようになってから、かれこれ 12,13年。
始めた頃は それこそ ふらふら。自分の好きだと思うもの・いいと思うものに 自信が持てなくて、
筋の通ったことが出来ていませんでした。
そんなころに 出合ったのが ルモワスネ。
1980年代のブルゴーニュ・ルージュ、ブルゴーニュ・ブランを試飲したのです。
・・・これが ブルゴーニュの古酒かぁ・・・・・。体に染み入るようでした。
ブルゴーニュのイメージができた瞬間でしたね。
以来 機会があるごとに 試していますが、赤も白も 素晴らしいとしか 言いようがない。
今回入荷も 楽しみですね~。

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定番として永く扱いたいワイン

Feb 15, 2012 by weblogland |
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いやー、久しぶりにレイシス・デ・ガルナッチャ2009年を飲みました。
説得力ありますね(笑)。
私はもともとガルナッチャ(グルナッシュ)が好きですが、ローヌのグルナッシュとはまた違った在り様で、良いですね。
特にカラタユドなどの高地で造られるガルナッチャは、香りの伸びが良く、明瞭で、しかもタップリしていて好きです。緩さがないので、飲み飽きしないのも尚よろし(笑)。
ローヌのグルナッシュのようにしっとりとした風情はありませんが(笑)、これはスタイルの違いと理解しましょう。

このワインはアルコール分が14.5%と極めて高いのですが、あまりアルコイックには感じません。もちろん濃いワインなのですが、ニューワールドのように無理に濃く造った感じがしないのもグッドです。やはりスペインの産地としての優位性を感じます。
うーん。
コストパフォーマンスも良いし、マスキューの定番として永く扱いたいワインなのです。
まだお飲みになってない方は、是非一度お試しあれ!

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サヴィニ・レ・ボーヌ1998年

Feb 15, 2012 by weblogland |
今日は一日中じとじと雨が降ってましたね。寒いには寒かったですが、口の中の乾燥具合が和らいだような気がしました(笑)。朝起きた時、口の中が乾燥していると、寝覚めの悪いことこの上ないですよね。

ところで今日、あるワインが届きました。じつは先日の試飲会で見つけたワインです。ルモワスネのサヴィニ・レ・ボーヌ1998年です!

これがイイんですよ(笑)。

マイナーなアペラシオンですし、若いうちは酸が表に出るワインですから、ちょっと意地悪な感じもします。まあ、あまり人気のないアペラシオンです(笑)。
今風の太ったエキス分の強いスタイルではありませんから、よけいに敬遠されがちですね。
ちなみに日本ではシモン・ビーズが有名ですか。でもこれは奥様によるところが大きいですね(笑)。
話がそれましたが、サヴィニ・レ・ボーヌの赤ワインは熟成すると抜群に旨くなるんです。甘さが増し、酸が溶け込み、しかも明瞭で複雑。
フィネスがあるんですよね(笑)。

もちろん今度の試飲会には出しますから、楽しみにしててくださいね(笑)。

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バレンタインデーです

Feb 14, 2012 by akiko |
午前中 銀行へ行ったとき チョコレートを大量陳列しているお菓子屋さんを発見。
そうか、今日は バレンタインデーですね。そんなイベントにはすっかり縁遠くなってしまった私ですが、
今晩は チョコレートとワイン 合わせてみようかなぁ。

マスキューの試飲会では たいていナッツとチョコレートを用意しています。
濃いタイプの赤ワインに良く合うし、連続して赤ワインを飲む場合 口をリセットしてくれます。
ただし 甘さの強いものや ミルクチョコレートはNGですね。口の中が ごちゃごちゃになってしまいます。

ポルトガルの赤ワインや イタリアの メルロ、オーストラリアのシラーズあたり
お安いし チョコレートに合わせやすい。ボディがしっかりして 緩みのないタイプが良いんでしょうね。
ブドウ由来の 健全で奥行きのある甘みも 不可欠です。

ところで いわゆる 高級チョコレート。一粒 何百円(いやそれ以上?)するもの。
これは どうするんでしょうか。・・・やっぱり ちょっといいお酒を用意したいですね~。
古めのスペイン。 リオハかリベラ・デル・デュエロで モダンなタイプ。または リヴサルト。
酸味が強く出るタイプのワインは 避けたほうが良さそうです。

チョコレートとワインのマリアージュで 素敵なバレンタインを!!

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どうしましょう?あのベイシュベル。

Feb 13, 2012 by weblogland |
今日久しぶりにAさんがご来店くださいました。
Aさんは住まいが東京ですので、毎月一度くらい来店かウェブでご注文いただきます。
Aさん「やっぱりマスキューさんてマニアックですよね。」
私「ありがとうございます(笑)。でも特別意識はしてませんが…。」
Aさん「なんていうのか、売り方がマイウェーですよね(笑)。」
私「それはそうかも(笑)。」
Aさん「売りやすいワインを売れやすく売ってないですもんね(大爆笑)。あとセラーの中なんかの売る気の無さがたまりません(笑)。」
私「そーかも(笑)。解る方が喜んで発掘した感があって良くありませんか(笑)。」
Aさん「なにげに変なワインありますもんね(笑)。隠してあったり(笑)。」
私「こないだ家内が隠してあったワインを間違って並べて、怒られちゃいました(笑)。シャトーベイシュベルの1967を暗くて1999年と間違えました。」
Aさん「それって大問題だぁ(笑)。」
私「幸い見つけたのが常連の方だったので、待ってくださいました。」

あー。
どうしましょう?
あのベイシュベル。

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春遠からじの感です

Feb 12, 2012 by weblogland |
今日は風が冷たいけど、良い天気ですね。まだ梅の花は咲いていないようですが、春遠からじの感です。
今年の冬は久しぶりに冬らしく寒いですよね。立派な霜柱を日陰でよく見かけます。昔の子供の頃を思い出しました。
たしかに温暖化がとりざたされ深刻な社会問題となっていますが、地球レベルの気まぐれとも思える変動の前では、人間の知識経験が役に立たないと思った方がよいようです。私なんかちょっと寒かったり暑かったりするだけでウロウロする軟弱者ですから、ただ嘆き我慢するのみでちょうどよいのでしょうね(笑)。
暑かったら日陰を求め、寒かったら暖をとる。この繰り返しです。
そう考えると植物は凄いですよね。すぐに場所を移れませんから(笑)。葡萄樹は葉を落とし休眠することで、冬をやり過ごします。場所によっては雪の下で春を待たなくてはならないところもあります。人は雪の重みで葡萄樹が折れないように工夫します。そして春が来るのを待つのみ。
農家の方の辛抱強さ謙虚さを見習わなければいけませんね。

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ひっさしぶりに日本ワインを飲みました

Feb 11, 2012 by weblogland |
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ひっさしぶりに日本ワインを飲みました(笑)。
じつはあるお客様からの頂き物なんですが。

「マスキューさん、このワイン飲んでみてよ。山梨の小さいワイナリーで、女性が一人で造っているんですよ。バルサミコなんかも造ってるんですよ。」

こんな訳で頂いたのが、『やまとなでしこ 2011年』です。葡萄品種はピノ・ノアールと山葡萄(行者の水)の交配品種『やまとなでしこ』100%で年間460本の生産量です。

おー!

多分アムレンシスとヴィニフェラの交配品種ですね。日本で一番可能性のある組み合わせですね。
飲んでビックリ。
補糖や補酸をしたような感じがありません。
山梨でもこんなに糖度が上がるんですね。
この『やまとなでしこ』母は「行者の水」のようですね。糖度も高く、黒スグリ系の香りが強いです。ピノ・ノアールっぽくありません。どちらかと言えば酸の有様がピノ・ノアールっぽいかな。
抜栓後も崩れず、ワインのレベルは世界基準に達してます。
なかなか良いですね。
コストと販売価格の折り合いが難しいと思いますが、アマローネなどをすることで大飛躍するかも?
行って畑を見てみたいです。

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けれんみのない凝縮感が身上です

Feb 10, 2012 by weblogland |
ムスケン』2009年 アジィエンダ・アグリコーラ・セルヴァグロッサ イタリア マルケI.G.T.つくづく旨いですね(笑)。

生産者のセルヴァグロッサは代々続く農家ではありませんから、余計に凄く感じてしまいます。逆にもとが生産者でないから、こんなワインが出来るような気もします(笑)。ゴージャスなワインではありませんが、果実味のボリュームとしっかりしたタンニン・酸は、名前だけのゴージャスで高いワインをはるかに凌駕しています。

うーん。

あと最近のお気に入りのイタリアの赤は、『メルロ』2009年 ヴィーニ・ガリアルディ イタリア マルケI.G.T.ですね。このワインの果実味のボリューム感も素晴らしいです。

『ムスケン』もガリアルディの『メルロ』も共通したスタイルですが、アメリカナイズされた濃いワインとは違います。

けれんみのない凝縮感が身上なのです。明瞭で複雑な果実の濃さが大事なのです。

変な裏技やごまかしのない味わいなのです。

飲まれた方いかがでしたか?

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荊の城 を読みながら・・・

Feb 10, 2012 by akiko |
このところ はまりにはまっている サラ・ウォーターズ。 『荊の城』を読み終わりました!!
主人公が いきいきと動きまわり、また 作中の人間関係も他の作品と比べて判りやすかったので
最初から のりのりで 読み進めました。
巧妙に配された布石。そして 次々と明らかになる 真実。何度 「えええ~~っ」と叫んだことか。
重いテーマを 含んでいるので、必ずしもハッピーな物語ではないけれど 楽しく読みました。

数日かけて サラ・ウォーターズを読みながら ワインを いろいろ飲んでいたのですが、
やはり ボルドーの赤が しっくりきました。
ワインが 徐々にひらき 複雑さを増していく過程が 物語の進行をより 盛り上げてくれましたし、
落ち着いた重厚な香味は 小説の舞台となっているイギリス ビクトリア朝時代を想像するのにぴったり。
謎解きは ワインの味わいの秘密を探るのに 似ているし。

ワインに合わせて 小説を選ぶ。または その逆も。なかなか 乙なものです。



 

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果物に生クリームをかけてドンナルーチェ

Feb 10, 2012 by weblogland |
どうやら最近のトレンドはスイーツとワインのマリアージュのようです。
イタリアが震源のようですね。
ワインバーでスイーツとワインを楽しむのがイタリアのトレンド。

うーん。

確かに赤ワインでも合うスイーツはあります。例えばラファージュさんのエルマセットなどはチョコレートケーキなどとマッチします。チョコレートとクリームの味わいは赤ワインと共通しますから、ワインの選択を間違えなければ素晴らしいマリアージュをします。
あと白ワインの場合、甘めのスタイルでしたら大体スイーツとは大丈夫です。個人的にはドライで濃密なドンナルーチェやゴドロンキオがお勧めです。倒れそうになるほど旨いですよ。あとワインに残糖分がありませんから、くどくなく飲み疲れません。カロリーも抑えられますし(笑)。
簡単に柑橘系の果物に生クリームをかけてドンナルーチェなんか飲んだ日には昇天しちゃいます(笑)。

旨いんですよね。

お試しあれ!

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肝に銘じています

Feb 09, 2012 by akiko |
2月は 輸入元試飲会が 目白押し。店長と交代で あちこち まわっています。
試飲会は 新着ワインや レアな産地のワイン、希少な 大御所のワインなどを 試せるまたとない機会。
とても 勉強になります。ほんと、輸入元さんに感謝です。

試飲会に参加するに当たって 私が肝にめいじていること。それは 即決しない ということです。
試飲会で うん、これはいける というワインに出会っても、その場では注文しないで 店に帰るのです。
帰り道の電車で 試飲リストをじっくり眺めつつ 考えます。
やはり 商売ですから 卸値や売値、在庫ワインとの比較、どんな方にお勧めするか、などなど
考えることはたくさんあります。
商売のスピードとしては ちょっと遅いかもしれませんが、即断即決で 失敗したことがあるので 慎重に。
最終的には 店長と合議の末 決定です。
お互いの好みは 判っているので 相手が好きでないワインを仕入れたいときは
どう説得するか 考えておかなければなりません。けっこう 熾烈な戦いです。
試飲会で 選んで さらに マスキュー仕入れ会議で ふるいにかけて・・・。
たいへんな作業ですが それが また 楽しみでもあります。
2月の マスキュー試飲会に うまく 反映できたらいいですね。




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今日は銀座と渋谷で試飲会の梯子でした

Feb 08, 2012 by weblogland |
あー、疲れました。
今日は銀座と渋谷で試飲会の梯子でした(笑)。

銀座はエイ・エム・ズィーさんです。
どれも美味しかったですね(笑)。新着シャンパンはさすが。シャンパン選びの上手いエイ・エム・ズィーさんの真骨頂ですね。あと気になっていたのがルモワスネの新しいヴィンテージのワインです。ローランが引退後の2006年以降に興味津々です。2006年のシャブリ フルショームを飲みましたが、味わいはさすが!素晴らしい熟成感です。らしいスタイルのワインで安心しました(笑)。

渋谷はワシントン&オレゴン・ワインの合同試飲会です。
レベルアップしてますね(笑)。力づくではありますが、樽香より果実味を前に出す傾向が強まりましたね。カリフォルニアとの差別化ですか?
赤のピノ・ノアールは有名ですが、それに続けるように面白いワインもチラホラ。
あと生産者も来てました。私のお気に入りのウッドワード・キャニオンのオーナー夫妻がいるじゃありませんか!早速接近(笑)。
私「ウッドワード・キャニオンのエステート・バルベラが好きなんですが、1本の樹に何房残しているんですか?」
オーナー「ありがとうございます。6房です。だからちょっとしかできません。」
私「えー!」
オーナー「でもバルベラは房がかなり大きいので6房でも平気なんですよ(笑)。」
あー、ビックリした。やっぱり普通じゃないんですね。
楽しい話が聞けました。ラッキー(笑)!

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有楽町と代官山の梯子です

Feb 07, 2012 by weblogland |
今日は家内が試飲会にいっています。有楽町と代官山の梯子です(笑)。この時期、春に向かいヴィンテージの端境期です。また暇にもなりますからインポーターさんの試飲会が多くあります。

ちなみに明日は私が銀座と渋谷の梯子です(笑)。本当は二人で出掛けたいのですが、店を休むのはちょっとマズイので、交代で行くようにしています。

明日の渋谷の試飲会はあまり知られていないインポーターさんの合同試飲会です。日本では知られていないマイナーなワインがありそうです。

選ぶにあたり、ワインの良し悪しは大前提ですが、マスキューは商売でやっていますから、売れそうな価格でないと折り合えません。とは言え、トレンドや狙いは分かりますから、仕入れるワインがなくとも勉強になります。

うーん。

家内が帰ってきてから話を聞くのが楽しみです(笑)。

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老舗のあるべき姿です

Feb 06, 2012 by weblogland |
見つけました!

Tvkの番組欄です(笑)。あー、良かった。
ラジオ欄の端っこに小さくありました。テレビっ子でない私は、普段テレビ欄をほとんど見ません。ですから昔、Tvkが番組欄にちゃんとしっかり載っていた記憶しかありませんでした。失礼いたしました。でもあって良かった(笑)。

昨日は関内に散歩に行きました。普段、毎日のように車で行きますが、昼間電車で行くと見えるものが違いますね(笑)。じつは土曜日の晩に家内がテレビ東京の『アドマチック天国』を見て、行くことになりました(笑)。
久しぶりに勝烈庵で昼ご飯を食べましたが、さすがに混んでいました。でも味わいはいつも通り。熟練の職人の技と伝統のトンカツソースは相変わらず旨いですね。
勝烈庵に行くといつも祖母を思い出します。戦前父に連れられて母子で初めて勝烈庵に行った時の話です。
祖母「初めて食べたトンカツは美味しかったねぇ。箸でトンカツが切れるんだよ。しかもご飯のお代わりができるんだから、ビックリしたなぁ。美味しかったねぇ。」
こんな話を思い出しながら勝烈庵でトンカツを食べるのです(笑)。老舗のあるべき姿です。食べ手に語り継がれる味わいとサービスがあります。
マスキューも見習わなくては!

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ふふふ。

Feb 05, 2012 by weblogland |
ふふふ。

今TvkでラグビーのサントリーVs神戸製鋼の試合を見ました。接戦でしたね。特に神戸製鋼の出足の良いタックルは凄かったです。体の小さな日本人とは思えないスピードとパワーです。辛うじてサントリー勝ちましたが、内容は神戸製鋼の方が良かったでした。

ところで先週ブレアフィンディーさんにTvkでラグビー放映していることを教えていただき、ラッキーと思い、新聞のテレビ欄を捜しました。
ところが新聞のテレビ欄にTvkの番組は載ってないのです!
皆さん知っていました?
テレビ東京はしっかり番組欄にありますが、Tvkはいつのまにか無くなっています。
経営が末期的なんですかね?
番組欄に載せる公共性もないんですかね?
とても悲しい気持ちになりました。
だってBS放送の有料チャネルの方が優先されているのです。あんまりだ!
せめて神奈川版の隅にでも載せてもらえないものですかね?

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シャトー・ラジャール, 『ワイン王国』

Feb 05, 2012 by weblogland |
早速お問い合わせのお電話いただきました。

マスキュー常連のAさんです。
「もしもし、シャトー ラジャール『ワイン王国』に載ってたね。前にマスキューさんで勧められて買ったワインだからすぐにわかりましたよ(笑)。」
私「ありがとうございました。覚えていてくださいましたか(笑)。まあ、あのようなテイスティングですとインパクトのあるワインが優先して選ばれる傾向はありますが…。まあ、その中でも良かったということなんでしょう。喜ばしいことです。」
Aさん「そーですよね。じつは暮れにマスキューさんで買ったシャトー・ド・ブリッサ1999年やル・モワンヌ2005年の方が旨いと思うのですが…。」
私「ありがとうございます(笑)。あの良さをお褒めいただきありがとうございます。どちらが悪いということではなく、スタイルは全く違います。どちらかと言えばブリッサやモワンヌの方が飽きないクラシックな味わいだと思います。何度も飲んでしまいます(笑)。あとしっかり熟成してますし。」
Aさん「そうですよね。ブリッサとモワンヌは数が限られているから、あまり商業ベースに乗りませんよね。隠れた良いワインと言うことですよね(笑)。」
私「そのようなワインを捜すのが、快感なんです(笑)。」

冗談はさて置き、名前や価格にこだわらず、先入観なしに試すと、美味しいワインに当たることが出来ます。
また、それに気づくのもセンスと経験です。
「小さな喜び、大きな幸せ!」
気づかないだけなんです(笑)。

>> マスキューのワイン選び

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タラ

Feb 04, 2012 by akiko |
昨晩は タラが メインでした。
上品な くせのない白身魚ですから ワインには合わせやすい食材で、よく食べます。
でも いつもと同じじゃ 能がないな~。
と いうことで にんじん・レンコン・きのこを いためて 中華風甘酢あんかけにして
こんがり焼いた タラに添えてみました。なかなかの出来栄え。
・・・と 思ったのですが。
ワインが 失敗でした。
イタリアのグレコと アルゼンチンのソーヴィニヨンブラン、この2種類家にあったのですが
グレコのほうは ボディがしっかりして やや甘みが強く出るタイプ。とろみも感じます。
あんかけの 酢が 強すぎて グレコのとろあまと けんかになっちゃいました。
ソーヴィニヨンブランのほうは 比較的おとなしいタイプで、でもきりっとした酸が主張します。
こちらは あんかけの酢とは同調して 良い具合ではありましたが。ちょっと 面白みに欠ける。

酢を使った(特に穀物酢・米酢)料理は なかなか むずかしいですね。
 

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ワイン王国

Feb 03, 2012 by weblogland |
今日発売の『ワイン王国』を有隣堂で立ち読みしてきました(笑)。

じつは先日インポーターさんからお電話いただきました。
インポーターさん「マスキューさん、我社扱いのシャトー ラジャール『エレオノール』2009年が『ワイン王国』の2月発売号で五つ星をとりました!」
私「へぇー。凄いじゃん!良かったね(笑)。」
インポーターさん「はい。ありがとうございます。でも発売前なのに注文が殺到して無くなりそうです。」
私「良いワインだけど、ウチじゃあそんなには売れないけどなぁ(笑)。でもレストランのお客様があるから、切らす訳にいかないし困ったなぁ。」
インポーターさん「雑誌発売前に無くなってしまいます。なんでですかね?一応4月に同じメイクのワインは再入荷する手筈にはなっていますが…。」
そんな訳で、お一人様3本のみとさせていただきます。
事情ご察しくださいませ。
お許しを!

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ラック・コーポレーションさんの試飲会

Feb 02, 2012 by weblogland |
今日はラック・コーポレーションさんの試飲会に行ってきました。会場は帝国ホテルです。毎年この時期に行われるブルゴーニュ中心の豪華版です(笑)。

今回は2009年のブルゴーニュがメインで2007年と2010年がちらほら。2008年はジャンプしてましたね(笑)。
全体に2009年はかなり良い年ですね。どれも旨かったです。酸も糖度もしっかりあり、補糖したようなワインは見当たりませんでした。これほど粒が揃っているのは2005年以来です。
大御所のドメーヌや代替わりした若い生産者、また新たな生産者、どれも秀逸な出来ですね。ブルゴーニュのレベルは確実に上がっていると感じました。
中でも圧巻は、ルフレーヴのピュリニー・モンラッシェ『レ・ピュセル』2007年でした。
ドメーヌによってバラツキのある2007年ですが、一際輝いてました。
さすが!
私の家内はルフレーヴの大ファンですが、やはり認めるべきですね。
あと前にブログで書いたのですが『エポス』(イタリア、ポッジョ・レ・ヴォルピが造るフラスカーティー・スペリュール)が『レ・ピュセル』に匹敵すると書きましたが、2007年の『レ・ピュセル』には及びませんね。でも下のランクでしたら遜色ありません。私は本気でそう思います(笑)。お試しあれ。

あとギカルのエルミタージュ2005年とコート・ロティ『ブリュヌ・エ・ブロンド・ド・ギガル』2005年も飲めました。エルミタージュの方はもう飲めますが、コート・ロティはまだまだ全然飲める状態ではありませんね。あと10年以上は待たなくてはダメです。もの凄いワインでした。

あとシェリーがありましたが、どれも凄いワインでした。驚かされたのはテルガド・スレタのマンサニーリャ『バルビアーナ・ロドリゲス・ラ・カーヴ』です。あんなに強烈なマンサニーリャがあるとは!

あー。楽しかった(笑)。

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アナケナのピノ・ノアールが五つ星

Feb 02, 2012 by weblogland |
先日Kさんからお電話いただきました。

Kさん「マスキューさん、どうもどうも。『ワイン王国』の1月号見てたら、アナケナのピノ・ノアールが五つ星でしたよ。前にマスキューさんでアナケナの副社長に会ったでしょ。ピノ・ノアールどうですか?」

実はアナケナの副社長がマスキューに訪問した際にKさんもご一緒していただきました。

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私「それは知りませんでした(笑)。実はアナケナのピノ・ノアール扱ってないんですよ(笑)。」

Kさん「なぁーんだ。ダメじゃない(笑)。」

私「家内も私もまだ扱うには時期尚早かと。でも2010年のピノ・ノアールはまだ飲んでませんから手配してみます。」


到着後早速飲んでみました。
飲んでビックリ。だいぶ良くなりましたね。チリのピノ・ノアールにありがちな臭みが無くなってます。トマトっぽさはありますが、青臭さはありません。あと濃度感も立派なもの。香りに若干の物足りなさ、黒さがありますが。

うーん。

ニュー・ワールドの低価格のピノ・ノアールとしては良く出来ています。オーストラリアのウィマーラのピノ・ノアールには及びませんが、許せるギリギリ。

そんな訳で、今マスキューに並んでいます。

よろしかったらどうぞ。

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寒いときには・・・

Feb 01, 2012 by akiko |
このところの お客様のリクエストが ちょっと いつもと 違います。 
たとえばこんなお問い合わせ。
「あったかい感じの赤ワインは どれですか」 または 「冷やさないで飲める たっぷりした白は?」

そうですよね~。こんなに寒い日が続けば 体はこちこち、気持ちも固まっちゃいますよね。
そんなときの わたしのお勧めは、南のワイン。
フランスなら シャトーヌフ・デュ・パプを中心としたコート・デュ・ローヌやラングドック、ルーション。
スペインのペネデスやフミーリヤ・イエクラ、ポルトガル。イタリアだったら 南部がいいと思います。
あまり樽のきいていない 素直な果実の味わいがよくでたものだと 醤油や味噌にもあわせやすいし、
やさしい甘さは こちこちを ほぐしてくれますよ。

と いうわけで 我が家は スペインのドミニオ・エスピナル赤 おおいに 飲んでいます。
このワインは 単純に濃いのではなく 香り立ちも優れているし、酸も綺麗。
口の中で オレンジや 懐かしいかんじのグレナデンシロップが ふわりと感じられるのがいいですね。

寒い日がまだまだ続きそうな この冬。ワインを 飲んで 乗り切るぞ・

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