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クロー・ド・ネル アンジュ・ルージュはオールドファンに好まれる
Oct 17, 2013 by weblogland |『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2010年はオールドファンに好まれるようです。
今日も永年ワインを飲まれているあるお客様が…
お客様「マスキューさん『ネル』ありますか?」
私「ございます。前回同様にフレゼント用にしますか?」
お客様「いやいや。自分用(笑)。このワイン普段飲むには実に宜しい(笑)。飽きない良さがあるんだよね。」
私「我々のような50代以上の方。特にワイン歴の長い方は、そうおっしゃる方がとても多いのです(笑)。若い方はもっと甘くインパクトのある解りやすいワインを好むようです。」
お客様「そんなもんかな(笑)?くどいワインを毎日飲むのは辛いね(笑)。」
私「『ネル』の品の良さを若い方にも知って頂きたいものですが…、解らないかな(笑)?」
お客様「嗜好は年齢で変わるから、それだけの問題かもしれませんよ(笑)。」
さすがドクター!
失礼いたしました。
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キックインサイドの1本はまだ見つかりません。
Oct 15, 2013 by weblogland |うーん。
実は明日の午後に試飲会が東京であります。どうしよう?
イタリアワインの老舗インポーターの会なので、行きたいところです。
今月末の試飲会のワイン選びで、今我が家はサンプルで大変なことになってます(笑)。
良いワインや黙っていても売れるワインはインポーターさんの試飲会には、なかなかでません。然るに、気になるワインはサンプルとして有料で取り寄せます。でも、外すこともあり(笑)。
いくつかは見つけましたが、キックインサイドの1本はまだ見つかりません。
うーん。
良いワインは、高ければあるにはありますが、安易なセレクションになります。これはプライドが許しません!
手の届く価格じゃないと、マスキューたる意味がない!
毎月このジレンマと闘っています(笑)。
どっかに良いワインが転がってないですかね?
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グラーブのワインを飲みました。
Oct 14, 2013 by weblogland |無名のプチ・シャトーなんですが、2006年ヴィンテージに心惹かれサンプルで取り寄せました(笑)。ペサック-レオニャンの上物ではありませんが、懐かしい味わい。
うーん。
私「特別に驚くようなワインじゃないけど、グラーブらしいよね(笑)。」
家内「カベルネ・フラン好きの私にとってはグッド(笑)。しっとりした舌触りはいかにも(笑)。」
私「香りは地味だけど、飲んだ感じがするよね(笑)。」
家内「ロワールや他のところで最近フランは注目されてきたけど、王道中の王道のグラーブは元気ないよね。」
私「やっぱりリーズナブルな価格帯のワインが少ないからじゃない?」
家内「ドメーヌ・シュヴァリエなんか手が出ないもんね。」
私「ペサック-レオニャンで探したら2000円以下のワインはないんじゃない?」
家内「そーだよね。昔シャトー・ポンタック・モンプレジールなんか1500円くらいだったよね。」
私「だってあれ、まだペサック・レオニャンのA.O.C.出来る前だよ。相当昔だよ(笑)。」
家内「でも、そのくらいの美味しいグラーブのプチ・シャトーあってもイイんだけどね…。」
私「同感だな。だからマスキューではグラーブのワインがない(笑)。」
家内「左岸もないよ(笑)。」
私「ちょっとはあるじゃん。ほんのちょっとね(笑)。」
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久しぶりにシャトー・ピネレを飲みました
Oct 14, 2013 by weblogland |マスキューが愛するフランス カオールの赤ワインです(笑)。前回扱ったのは2005年でしたね。
カオールのワインは飲み頃になるのに時間がかかります。10年かかるのはザラ(笑)。しかも熟成してもあまり変わらない(笑)。
このピネレは今風で比較的早く飲めます。果実味も明瞭で、日本人向けですね(笑)。リッチな良いワインなのです。
ところで2009年のカオールは良いです。アルコール分は12.5%と高すぎず、イレギュラーのない出来栄え。出っ張らない良さがあります。
うーん。
ちゃんとカオールらしいタンニンのボリュームもありますし、かといってタンニンが果実味を隠していない(笑)。まだまだ甘さや深さが出て来ますね。
スタンスに、今風をやり過ぎない良さがあります。
これってかなり貴重だと思います。
ブリュモンみたいになったら悲しいですよね。
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レッド・ブルの続き
Oct 13, 2013 by weblogland |よく「画期的な味わいの新商品」って販売の唄い文句になりますが、基本的には同じ人間が飲むものですから、あまり突飛な味わいでは売れません(笑)。馴れ親しんだ味わいを加工することで、新たな価値観を作り販売競争に挑む訳です。練りに練ってヒット商品を目指しますが、味わい自体に、驚くことは稀です。もっとも、そうでないと売れないのも事実(笑)。味覚は保守的で変わりにくいからです。
そんな中、私が一番強烈な印象を受けたのがポカリスエットです(笑)。
最初飲んだ時は、異常にまずく感じました(笑)。
でも、酷い二日酔いの後に飲むと体が喜ぶ(笑)。
驚きましたね。飲む点滴です。何度ポカリスエットに助けられたか(笑)。ポカリスエットの機能には感激しました。
今考えると、機能性の高い清涼飲料水の初登場だった訳です。味わいの不自然さを機能が凌駕した初めてのヒット飲料となったと言うことなんですね。
翻ってレッド・ブル。味わいはやっぱりオロナミンCに似てます。きっと日本人が馴れた味わいを、新しいブランドとしてリニューアル構築する戦略のような気がしますが?
「元気はつらつ!」より、格好良く見せるのが勝つ戦略かと。
どうなんでしょうね?
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レッド・ブル
Oct 12, 2013 by weblogland |実は今日、今若者に人気のレッド・ブルを初めて飲んでみました(笑)。
180ml程の大きさで200円!
おじさんにはビックリの価格です(笑)。
飲んだ感じはオロナミンCやリポビタンDみたいな感じ。昔飲んだコアップガラナにもちょっと似ていますか?作り物っぽさ100%の味わいは、人によっては癖になりますね(笑)。
この手の清涼飲料水は基本的には作り物です。用意周到、緻密な計算の元に作られます。ディテイルまで、すべてが計算づくですから、かえって生産者の意図がはっきり出ます。
ブランドイメージは翼ですか。トリップしたり羽ばたいたりするのでしょうか?
スポーツドリンクやコーラやお茶などとは違うマーケットを狙ってますね(笑)。
きっと価格が高いところに意味があるような気がしますが?どうでしょう?
あれが2リットルのペットボトルで300円くらいで買えたら、逆に売れないような気がしませんか(笑)?ここいら辺にもミソがありそうです。
それと販路をコンビニに絞っているところに戦略を感じますね。逆に量販店でも買えるようになったら終わりの商品のようですね。欲深いと沢山売りたくなります(笑)。
このあとは500mlくらいのペットボトルなんかが発売されるような気がします。更に利益を上げる方策が楽しみです(笑)。
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エルネス・ラペノー ブリュット セレクション-果実味は従来より明らかな進化です。
Oct 11, 2013 by weblogland |エペルネに本拠地を置く小規模なN.M.のシャンパンです。
味わいのスタイルが変わりましたね(笑)。
香りの芯がシャルドネで、アプリコットや桃のパッションフルーツがかなり明瞭に表れています。かといってブラン・ドゥ・ブランに有りがちな線の細さがありません。明瞭で複雑な果実味は従来より明らかな進化です。
泡立ちもしっかりしていますから、筋の良さを感じます。
うーん。
ちょっとビックリ!
最近無名でも、驚くほど美味しいシャンパンが増えてきましたね。もちろん大手メゾンのブランド品と比べるは遥かに安いですし、しかも旨い。
言うこと無しです(笑)。
今回の印象はとても良かったのですが、以前飲んだスタイルではありません。
いつの間にか(笑)?
インポーターさんは教えてくれませんですから(気がついていない(笑))、あとで調べてみます。
実は、私のティスティング・ミスだったりして(大笑い)。
たまには再確認しなくてはいけませんね。惰性でワインを売ってはいけません。自戒。
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ようやく入荷しました!エマニュエル・ダルノーのクローズ・エルミタージュ2011年
Oct 10, 2013 by weblogland |
ようやく入荷しました!
エマニュエル・ダルノーのクローズ・エルミタージュ2011年です(笑)。
毎年一度きりの入荷です。
私、このワイン好きなんですよ(笑)。何たってこのワイン、ブランド・ティスティングだとエルミタージュとしか答ようがない。でも、クローズ・エルミタージュ名だから安い(笑)。
でも、冷静に考えるとエルミタージュとクローズ・エルミタージュの差って一体何?たしかに収穫量制限はエルミタージュの方が厳しいですから、より濃いのはエルミタージュ。でも、エマニュエル・ダルノーの尽力を尽くしたこのワインはエルミタージュと遜色のない凝縮感です。逆に考えるとクローズ・エルミタージュ名だと、いくら一生懸命造っても高く売れないから、そこそこのワインしか造らないのも真実なのでしょうね(笑)。
エルミタージュのトップワインの無限に近い生命力を持つものと比べれば、このワインの酸が弱いのは事実。一方エルミタージュの並のスター達より、このワインが優れているのも事実。
うーん。
行き着くところ飲み手の価値観によりますか…。
ところで今日、入荷したばかりなのですが、たまたまS先生が見えました。実はS先生このワインの大ファンでして、マスキュー入荷分の半数はS先生のもとへ行きます。
年に一度の入荷日とS先生のご来店が重なるとは!
このワインとS先生はきっと結ばれているに違いないと確信しました(笑)。
ワインが飲み手を選んでるみたいですよね(笑)。
こんな妄想を掻き立てるワインなのです。(ワインだって解る人に飲んでもらいたい?)
あなたもきっとこのワインに選ばれるはず(笑)。かな?
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ソムリエ協会の資格試験の合格発表
Oct 08, 2013 by weblogland |いかがでしたか?
毎年何人か知り合いが受けますが、今回は一番厳しかったようです。
テイスティングは一様に選択肢に引っかけの要素がありました。かなり自信を持って決めないとなりません。
あと、ソムリエの実技の課題ワインは2006年のシャトー・ポンテ・カネですか。うっかりワインが古い(澱がある)。などと言ったら落とされても不思議ないですね。『佐藤(シャトー)さんがぽんと(ポンテ)金(カネ)を出す大物シャトー』と覚えておけば…。でもほんとにポンテ・カネが良くなったのは90年半ばになってからですから、リアルタイムでポンテ・カネの実力を知っていなければ「まだまた若い。」と断言できません。
質題としてはマニアックでよろしいのですが、レベルアップしてます。
この調子だと、来年は質題に2000年のシャトー・レオヴィル・バルトン辺りがでるかも知れませんね。もっと解りにくくランゴア・バルトンだったりするかも?
ソムリエ協会の出題者の方!パクって下さい(笑)。許します。
いずれにせよ、ワイン自体をある程度知らないと受かりませんね。
基本的には良いことです。
何も知らないで受験のテクニックだけでは受かり難くする流れのようですが、この程度は乗り越えるガッツは必要。
特にソムリエ志願者は一生に関わりますから、じっくり勉強しましょう!来月から一年がかりでも良いではありませんか!
諦めたらそこで終わりです。
諦めないで続けましょう!
自分の為、ひいてはお客様の為です。
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アペラシオンは人間が造ったものですが、蓄積を要する分、奥が深いですね。
Oct 08, 2013 by weblogland |ドメーヌ・カザバンのカバルデス2010年美味しいですね(笑)。
持ち前の大物感にエレガンスが伴っています。
時間が経ってくるとチェリーヒーリングみたいな明瞭で複雑しかもリッチな香りになって行きます。このチェリーやベリーのニュアンスはおそらくシラー由来。
それにしても特徴的でよろしいのです(笑)。
でも、このスタイルが本来の形だとしたら、今までのとにかく濃いスタイルは、アペラシオンの本来形ではない?レギュレーションを守り、官能検査に通ればアペラシオン名は名乗れます。もちろん官能検査は地元の生産者委員が勤めます。カバルデス自体は2007年認可ですから歴史は浅い(笑)。
うーん。
実は私、この新しいカバルデスのアペラシオンを疑っていました。まずシラーとメルロのアッサンブラージュは基本から外れたミスマッチ。仮にそれが上手くいったとしても、例外的な特殊なものではないか?アペラシオンとして認めるには特殊過ぎるのでは?むしろI.G.P.のような一生産者に依存するものではないかと思っていました。
もっともカバルデス自体数を飲んでいませんから、断定してはいけないとは思いますが…。少なくともドメーヌ・カザバンのヴィンテージ差には模索や試行錯誤を感じます。そして2010年のような素晴らしい結果をみると、代わるもののない領域に踏み込んでいると思います。
こうしてアペラシオンの味わいが造られるのかな?と納得できるし、それがアペラシオン自体の特性であるこてを改めて感じます。
アペラシオンは人間が造ったものですが、蓄積を要する分、奥が深いですね。
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ヴァイスブルグンダーと大根おろしの続き
Oct 06, 2013 by weblogland |私「大根にビタミンCが沢山入っているとは以外だったよ。」
家内「そーだよね。ましてや大根おろしの命は辛さだしね(笑)。言われなければ気にもとめないよね。」
私「あと、大根って上に行くほど甘いのは以外だった。」
家内「主婦じゃあ、常識だよ(笑)。ビックリするほど甘い大根あるよね。青首大根なんか青首に近いほうが甘い。でも下の方は苦い。普段上手く使い分けできたら一流の主婦かな(笑)。」
私「果実は重量に沿って糖分が下に行くから、顆粒の下の方が甘いよね。大根は果実じゃないから上の方が甘いのかな?疑問が残るなぁ(笑)。」
家内「たしかに大根はビタミンCが多いけれども、果実に比べたら少ないよね。だからあまりリンゴ酸の強いワインと合わせるとワインに負けちゃう。」
私「だから、ちょっと緩いくらいのアルザスやドイツのトロッケンに合う訳だよね。特に日本の甘酢なんかだとニュアンスも近くなるんだろうね。ワインの残糖に近いほのかな感じだしね。」
家内「大根の繊細な甘さ、酸っぱさ、苦さに合わせることの出来るワインを選ぶべきだよね。ソースや調理に使う油に頼らないマリアージュは、楽しい発見がありそうだよね。」
夫婦の妄想は高まる一方なのです(笑)。
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大根→和食→ワインは無理がない流れのはず!
Oct 06, 2013 by weblogland |一体何故でしょう?
まず大根で思い浮かべるのはあの独特の香りと苦味。よく白かびチーズにあります。でも、アルザスやプファルツで白かびチーズは見かけません。(なんと単純な発想)
うーん。
そんな訳でウィキペディアの大根の頁を覗いてみました。
「食材としての大根はビタミンCに富み鉄分・リン・カルシウムを含む。カロリーは少なく、ジアスターゼを多く含み[8]消化酵素がある。」とのこと。ビタミンCが多いのは以外でした。
他に目立つ成分は、カルシウム マグネシウム リン カリウム 塩分 ですね。
うーん。ビタミンCですか?
一緒に食べた鯖の脂ですが、鯖+大根おろし+ヴァイスブルグンダー=マリアージュの法式と考えた方が良さそうですね。
大根おろしがレモンのように、鯖とヴァイスブルグンダーを繋いだと考えるのが無理がないですね。
大根はビタミンCに富んでいますから、この点セオリー通りではあります。
大根おろしには苦味にマスキングされた酸っぱさ(ビタミンC)が沢山入っていたようです!
気がつきませんでした。
大根おろしが、爽やかな酸味のある白ワインに合い易い理由が解りました。あまりしっかりした酸が強いワインではなく、優しいリンゴ酸が特徴の残糖分が少しあるくらいのワインが合うはず。
まさにアルザスやドイツのトロッケンです。
大根→和食→ワインは無理がない流れのはず!
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じんわり売れてます - ヴィーニャ・サンソが造るフリザンテ
Oct 05, 2013 by weblogland |
じんわり売れてます。
何が?って
スペイン ルエダのヴィーニャ・サンソが造るフリザンテです。白はヴェルデホ、赤はテンプラリーニョ。
実はもともとフリザンテにはあまり良い印象がありませんでした(笑)。妙に甘く、どれもマスカッティー(笑)な香りばかり。飽き飽きしてました。(ごめんなさい)
このヴィーニャ・ルサンソの二つは実にアロマティックでよろしい(笑)。甘さ加減も抑え目ですから、後味も良し。フルーツ食べながら飲みたくなりますね。
先日ヴィーニャ・サンソのルエダのヴェルデホの上級銘柄『ソーブレ・リアス2011年』を飲む機会がありました。
当主のハビエルさんが毎日澱を撹拌して造った白ワインです(笑)。入荷当初は樽香がやや目立ち、ブルゴーニュの白ワインみたいでしたが。アプリコットや白桃、パイナップルなどの香りが麗しかったですね。シュール・リー由来の旨味がしっかりありますから、浮ついたところがなく、とても品の良い有様。
一緒に飲んだ友人達も息を飲んでいました(笑)。
もちろんフリザンテと『ソーブレ・リアス』を比べても意味がありませんが、果実味をしっかり出す意図は共通だと私は一人ニンマリしています(笑)。
このハビエルさん、スペイン人らしからぬ働き者で(笑)、理知的な学者肌なのです。
彼が毎日澱をぐーるぐる撹拌してる姿が浮かんでしょうがありません(笑)。私の妄想は止まりません。
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抜栓4日目のカンノナウとヴェルメンティーノ
Oct 04, 2013 by weblogland |昨日の水曜日にヌラーゲ ・クラビオーニのカンノナウとヴェルメンティーノを飲みました。イタリア サルデニア島のワインです。
先週の土曜日の試飲会の残りですから、丸4日目です(笑)。
カンノナウの生命力は凄いですね。崩れない崩れない(笑)。全体の構造の良さには驚かされました。ヴェルメンティーノ以上に強いワインでした。
強いと言ってもタンニンやアルコール分ではなく、やはり酸です。マロラクティック醗酵はしているはずですから、とても自然で中から沸いて来るような様でした。
暑いサルデニアで、何故こんなエレガントで力強い赤ワインができるのか?
不思議です。
酸はないが、力強さだけはあるスタイルのワインだったら想定内なのですが…。
厚みのある旨味は酸由来であることは確かなのですが、寒暖差が必要なはず?でも現地は寒暖差はたいしてないはず。
うーん。
白ワインでしたら、低温で管理することで酸は残せますが…。カンノナウは色が薄いと言っても、しっかり赤ワインです。
ヌラーゲ・クラビオーニのホームページを探しても見つかりませんから、謎のままなのです。
あまりしつこくインポーターさんに聞くと嫌われそうだし…。
インポーターさんの間で『なんでなんでオジサン』なんて言われたら嫌だしなぁ(笑)。
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ヴァイスブルグンダーと大根おろしが絶妙に合うんです
Oct 03, 2013 by weblogland |実は先日の夕食。おかずは脂のよくのった鯖の塩焼きに大根おろしをたっぷり。合わせたワインはヴァインホフ・ショイのヴァイスブルグンダー トロッケン 2011年 です。アルザススタイルのドイツの辛口白ワインです。
なんとヴァイスブルグンダーと大根おろしが絶妙に合うんです。大根おろしが口の中でふっくらフルーティーになります。もちろん鯖の旨さも倍増です。
うーん。
ビックリしました!
前に筋金入りのワイン・エキスパートKさんがおっしゃってました。
Kさん「マスキューさん。私が長野に赴任していた時、マニアックなお寿司屋さんがありました。もちろん料理にはめちゃくちゃこだわりがあるし、お酒もしかり。但し、ワインは1種類のみ。ヴァイスブルグンダーが、あるだけでした(笑)。そんなに親しい関係ではなかったのでその訳は聞きませんでしたが、推察するに寿司や和食に合うワインはヴァイスブルグンダーが一番だとその店の店主さんは考えていたのでは…。」
私も常々ヴァイスブルグンダーが和食に合うワインと言っていましたが、大根おろしにこれほど合うとは…。
ワインと合わせ易くするには、繋ぎにレモンを入れれば簡単に合わせられますが、ダイレクトにヴァイスブルグンダー + 大根おろし が旨い!
大発見なのです(笑)。
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マニアックなワイン・ラヴァーの好奇心を刺激したようです
Oct 01, 2013 by weblogland |残念!
ドメーヌ・エスピエのジゴンダス完売してしまいました。
凄い凝縮感がありながら、明瞭さもある。ピノ・ノワール的なグルナッシュ好きなんですよね。
まあ、エスピエが無くなった訳ではありませんし、12月には再入荷するとのことですから、それまで辛抱するしかありません。
一方嬉しいお知らせもあります。
クローズ・エルミタージュ キュヴェ レ・トロア・シェーヌ 2011ドメーヌ・エマニュエル・ダルノー
が間もなく再入荷します!
ヴィンテージは期待の2011年です。楽しみだなぁ。きっと巨大さを増しているに違いありません(笑)。普通の作柄でもエルミタージュ並の出来栄えですから。今やローヌで一番コストパフォーマンスに優れたドメーヌと言われています。
入荷したらすぐに飲んでみますね(笑)。
ところで先週の土曜日の試飲会のサルデニアのカンノナウとヴェルメンティーノ問い合わせを何件かいただきました。ありがとうございました。
マニアックなワイン・ラヴァーの好奇心を刺激したようです。
今日からホームページにて紹介していますから、是非チェックしてみてくださいね。
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やはり12.5%ですかね(笑)?
Sep 30, 2013 by weblogland |「店長 よく収まりが良いとか言いますけど、それってアルコール分のことですか?」
私「はい。基本的にはアルコール分ではありますが、ワイン自体のアルコール以外の成分とアルコール分の折り合いがつく高さのアルコール分のことです。」
「実は私、アルコール分12.5%くらいのワインが好きなんです(笑)。」
私「それはそれは!私と一緒です(笑)。ロワールなんかアルコール分が12.5%くらいがベストですよね。濃くても12.5%くらいに収まったワインはエレガントで秀逸。すべてに無理が無く、渾然一致しますよね。」
「でも、南フランスにいくと13.5%が良いと思いませんか(笑)?」
私「そーなんですよ(笑)。14%を超えてると暴力的になりがちですよね(笑)。まあ、酸とのバランスですから、15%に近いアルコール分のワインでも稀に収まりの良いワインもありますが。」
私「あと、笑い話でもなんでもないんですが、カリフォルニアのデヴァイス校が官能試験したところ13.5%が一番アルコール分を感じないという論文を発表しました。この結果、カリフォルニアワインは13.5%に右に習え(笑)。成分調整すれば簡単にアルコール分も調整できます。たしかにあのスタイルだと13.5%が良いのでしょうが…。どれ飲んでも似たワインになる訳です。」
ご質問いただいたKさん、ありがとうございました!
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桝久 試飲会リポート
Sep 29, 2013 by weblogland |まずはウェルカムを兼ねて泡です!
〇プロ・セッコ エキストラ・ドライ サンテロ イタリア 発泡性 白 プロ・セッコD.O.C.750ml 1440円税込み
「飲みやすいですな。でもちゃんとプロ・セッコの香りがするね(笑)。」
「マスキューさん。このプロ・セッコ『お一人様一杯』の札かかってますが、数がないんですか?」
私「お恥ずかしいのですが、急に人気が出たらしく追加発注したら既に完売していました。すみません。」
「プロ・セッコって癖があるけど、このワインは癖に感じないよね。日本人好みになるのかな?」
「独特の植物っぽさがあるよね。でも品が良いね。」
「伸びやかさがプロ・セッコらしいよね。」
「飲みやすくて危険だな(笑)。下手すると30分かからないで飲んじゃいそう(笑)。」
「サンテロってオレンジのラベルがありましたよね。あれもひたすら飲みやすい(笑)。」
「ずいぶんあのオレンジのスプマンテ飲んだなぁ(笑)。」
「あのオレンジとこの水色は明らかに違うよね(笑)。」
私「このプロ・セッコ、フリウリからタンクでピエモンテに持ってきて瓶詰するんですが、法律は原則禁止。でも法律以前からこの方法でサンテロはやっており、しかもプロ・セッコを有名にしたのもサンテロなので特例扱いだそうです。」
「なるほどね。誰も文句言えない訳だ(大爆笑)。」
「マスキューさん。サンテロってそんなに大きな会社なら、このプロ・セッコは日本仕様なんですかね?」
私「あー!有り得るかも知れませんね。調べてみます。」
家内「この繊細で飲みやすいスタイルのプロ・セッコって、ありそうでない(笑)。」
「うーん。良い意味でも悪い意味でも完璧なんですよね。」
深いご指摘ありがとうございました!
さて次は春の試飲会でマスキューデビューしたシャトー・ル・ペイラ。夏場を越して変身です(笑)。
●シャトー・ル・ペラ 2009年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 1200円 税込み
「これって春飲んだ時、ローヌのワインみたいだったワインですよね?」
私「はい(笑)。夏場を越して良くなったかと…。」
「確かにボルドーの味(笑)!」
「このワイン、カベルネ・ソーヴィニヨン入っていますよね?とてもしっかりしてますね。」
私「実はメルロが85%、カベルネ・フランが15%です。春に飲んだ時はふくよかさが印象的で、いかにもローヌっぽかった(笑)。」
「でもこれ、立体的で構造に鉄筋が入ってる(笑)。カベルネ・ソーヴィニヨンっぽい硬さがあるよね。なんでかな?」
私「ありがとうございました。夏場を越して、タンニンが立体的になりました。折り重なり壮麗とは言えませんが(笑)。その系譜に繋がるかと。」
「広がりもありますよね。」
家内「農薬の使用量が少ないようです。」
私「2009年の作柄は良いみたいですね。」
「そうそう。特に右岸はかなり良さそうですね。」
「ボルドーでもコストパフォーマンスの良いワインがまだあるんですね(笑)。」
「マスキューさん。これって熟成するってことなのですか?」
私「この変化はワインの質が時間の経過と共に向上している状態です。熟成は劣化の蓄積と見る専門家がいますが、この場合は良い方向に作用してますよね。」
「じゃあ、時間が経ても良くならないワインもあるってことですか?」
私「鋭い(笑)!沢山あります(笑)。」
話しが危なくなってきました(笑)。
次は波乱のドメーヌ。
●『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2010年クロー・ド・ネル フランス ロワール アンジュA.C. 750ml 2190円税込み
「相変わらずラベルかっこいいな(笑)。2003年3本飲んだっけ(笑)。どれどれ…、あっ!2010年は2003年とは別物!」
「同じ生産者のワインとは思えない。」
私「そーなんですよ。優良なシノンやブルグイユみたいなんです。」
「店長!私、マスキューさんで散々カベルネ・フラン飲んだから試験のティスティングでは、一発でフラン解りましたよ(笑)。この2010年は典型的でとても良いですよ!」
私「ありがとうございます(笑)。家内共々フラン好きなものでして…。」
「2010年は先々2003年みたいになるんですか?」
家内「2003年は、反則と言って良いほどの凝縮したワインです。2010年は規格内の造りですから、熟成しても2003年のようにはならないはず。もっとも2003年は10年経ってもあまり変わらなかったし(笑)、まだまだ伸び代があるはず。」
私「2005年は醗酵槽で微生物が発生したらしくワインがダメになり、2006年は雨によるベト病が発生して収穫の全てをダメにしたようです。原理主義的なビオディナミの生産者として注目されていましたが、やり過ぎはあまりにリスクが高かったようです。二年連続で収穫がゼロですから破綻してしまいます。」
「あー、そうなんですか。気の毒ですね。それでルフレーブの経営になったんですね。ワインづくりも安全運転になった訳だ。岡本さん、実は私2003年1本取ってあります。」
私「それはそれは!先見の明がありましたね(笑)。飲んだらどんな味になっていたか、教えてくださいね(笑)。」
「ワイン造りって大変なんですね。」
私「この2010年がルフレーブによる再出発ヴィンテージになります。樽熟成期間も1年と短くなってますね。」
家内「2003年は3年熟成。ロワールでは異例なワインでした。」
「冷静に考えると、今の有名ドメーヌの造るカベルネ・フランは3000円くらいはしますから、この2010年はコストパフォーマンス良いですよね。」
マスキューのワイン・ラヴァーはクロード・ネルを見守ります!
今度は南フランスの果実爆弾の登場です。これも2009年とは違った味わいです。
●『ドモワゼル・クレア』 2010年 カバルデスA.C. ドメーヌ・カザバン 南フランス ミディ 赤 750ml 2100円税込み
「うわっ!まろやか!旨いなぁ。」
「ホント(笑)。2009年って凄く強い印象ありましたよね。2010年も凝縮感はとてもありますが、融合している感じかな。」
「シラーとメルロで出来ているのが信じられない(笑)。」
「それだけでも不思議ですよね。」
「2009年のペパーミントのニュアンスはシラーの特徴なんですか?」
家内「スパイシーさはシラーの特徴ですが、暑い年に過熟するとシラーに限らず表れ易い特徴かと。」
私「南フランスの2009年では割と良くみかけられました。2010年の方が完熟のタイミングにずれが無かったように思います。」
「たしかにこのワインは濃いけれどジャムっぽさがない。ディテイルに無理がない。」
私「流石!あと2010年は複雑で変な香りもします(笑)。いわゆるビオ臭です。時間が経つと消えて行きますが。」
「この漢方薬みたいな感じかな?」
私「はい。ちょっとシナチクっぽい(笑)。甘い泥みたいな(笑)。」
家内「この点、好みの別れるところですね。」
「リキュールのチェリー・ヒーリングに似ていませんか?」
私「似てますね(笑)。きっとチェリー・ヒーリングの方が似せたんですよ(笑)。(良くお気づきで!鋭い感性です。勉強してますね。)」
さて、いよいよ佳境。あっと驚くサルデニア島のワイン登場!
●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 2680円税込み
「あっ!色薄いですね。ロゼみたい(笑)。」
「ブルゴーニュのピノ・ノワールみたい!エレガント!」
「チェリーですよね。たしかにピノ・ノワールぽい。でもオリジナリティあるよね。」
「経験したことないなぁ。田舎臭いところはイタリアっぽいけど(笑)、高貴な味わい。」
「そうそう。田舎の貴族や王様が飲んでいそう(笑)。こりゃ旨い!」
「色は薄いけど、物凄く強靭。酸の量が凄いね(笑)。でも酸が上手にコントロールされてるよね。最近マスキューさんが探してる薄旨いワインですかな(笑)?」
私「私、結構このワインにやられてます(笑)。このマラスキーノチェリーの味わいは、比べるものがないかと。」
家内「前に扱ったパーラのカンノナウとは全く別物です。あのワインは理解の範疇でしたが、これは想像を越えてます(笑)。」
「カンノナウ→ガルナッチャ→グルナッシュでしたっけ?でもこのワインはあくまでカンノナウとしか言いようがないよね。それでも、きっとサルデニア島では特異なカンノナウなんだろうね?」
私「暑く寒暖差のない砂地でこんなに香り高いワインが出来ることはセオリーにはありません。面食らいました。」
驚きはまだまだ続きます。続いて白。
〇『カニマリ』 ヴェルメンティーノ ディ サルデーニャ2010年 ヌラーゲ クラビオーニ イタリア ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.白 750ml 2670円税込み「おー!言葉が出ない(笑)。物凄い密度。」
「グリーンのノートが強い。圧倒的だね。」
「液体の中にあるミネラルの量が凄いですね。つけ入る隙がない(笑)。カンノナウと同じ人が造ったとは思えませんね。」
家内「カンノナウもこの白ワインも密度感が凄いのですが、無理した感じがないんですよね。わざわざ収穫を遅らせたような…。」
私「それなりにちゃんと収まっているんですよね。」
「白ワインにこんなに強いワインがあるんですね。途方にくれちゃいます(笑)。フレッシュでフルーティーなのが白だと思ってました。」
「なるほど、試飲会の最後に出てきた訳だな(笑)。」
私「いきなりこの白を飲んだら、ショック症状を起こすかも(笑)。サルデニア島最良のヴェルメンティーノの部類です。」
「このワイン何に合わせたら良いんですか?思い浮かばない(笑)。」
家内「魚介類やペコリーノみたいな強いチーズには最適です。魚介類と言っても濃厚なアメリカンソースなんかを使った料理でしょうね。」
「甲殻類ですね(笑)。」
以上、お疲れ様でした!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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明日はマスキューの試飲会です
Sep 27, 2013 by weblogland |一ヶ月あっと言う間ですね。

昨日今日と明日の試飲会にこられない方が、ご来店下さってます。
お客様「マスキューさん、明日の試飲会行けないから今日来ちゃいましたよ(笑)。」
私「ちょうどさっき明日のワインを並び終えたところです(笑)。ご覧ください。」
お客様「はいはい。これですか(笑)。今回は赤が多いのかな?」
私「はい!ようやく赤の季節になりました(笑)。」
お客様「ところで、最近ワインの価格は上がっているんですか?マスキューさんはあんまり変わってないみたいですが。」
私「もう大分価格は上昇傾向なのですが、この10月以降にインポーターさんの値上げがさらに増えます。マスキューは在庫品や無理を言って価格を上げないようにしていましたが、もう限界です。入れ替わりには上げざるを得ません。あと、値上げで見合わなくなったワインの扱いを中止して、新しいワインを探すしかありません。」
お客様「そうするとシャトー・ル・ペイラ2009年は値段も上がってないからお買い得ですね?」
私「良くお気付きで(笑)!この後の2010年は値上がるようですから、今が絶好かと。味わいも夏場を過ぎてすごく良くなっています。」
お客様「なるほど。今回の試飲会の目玉ですな(笑)。」
私「いやいや(笑)。目玉の一つです(笑)。」
家内「中にはクロー・ド・ネルのように1000円近く安くなったワインもあるんですよ(笑)。」
私「味に見合った価格です。ヨーロッパのワイン価格の決定には生産者と消費者の合意。生産者がこの味だったらこれくらいの値段にする。みたいな合理性がありますね。」
お客様「ある意味、生産者も市場も成熟してるんですね。まあ、ワインも農産物だしね(笑)。」
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ドモワゼル・クレアありますか?あの濃いワイン
Sep 26, 2013 by weblogland |赤ワインが旨いこと旨いこと(笑)。
あるワイン・ラヴァーのお客様から質問されました。仮にAさん。
Aさん「マスキューさん。新しいカザバンの『ドモワゼル・クレア』ありますか?あの濃いワイン(笑)。実は今週末の試飲会行けそうもないもんで、今日来ちゃいました(笑)。」
私「ありがとうございます。相変わらず濃いですよ(笑)。」
Aさん「マスキューさんがブログで書いてたように、2010年は2009年とそんなに違うんですか?あのペパーミントの味がしないとか?私シラー好きなんで、あの舌が痺れるくらいスパイシーな味わい好きなんですよ(笑)。」
私「そうでしたね。Aさんはスパルタンなシラーお好きでしたもんね(笑)。2010年も確かにスパイシーさはありますが、それよりも果実味の充実感が勝ります。完璧に近い出来上がりかと。」
Aさん「最近気がついたんですが…。ワインにペパーミントのようなスパイシーさが感じられるのって、カベルネ・ソーヴィニヨンや他の品種にもあのニュアンスがありますよね?」
私「流石!Aさん。良くお気付きで!そーなんですよ。特に暑い産地のワインには顕著な味わいと理解した方がいいかも知れません。ラファージュさんのシメールもそうですし。特別品種の特徴と限定出来ませんよね。暑い年のシェヴァル・ブランなんかにも顕著ですよね。」
Aさん「ただ『ドモワゼル・クレア』の2009年ほどペパーミントの香りが強いワインは経験がなかったですけどね(笑)。もともとの造りが半端ない証でしょうね(笑)。」
私「恐らくそうかと。2010年のご感想お聞かせくださいね(笑)。」
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『ドモワゼル・クレア』って奥さんの名前をつけたワインですよね
Sep 26, 2013 by weblogland |ドメーヌ・カザバンが造る南フランス カバルデスA.C.の赤ワインです。2009年も扱いましたが、この度2010年で再登場。
以前のマスキュー試飲会では圧倒的な凝縮感で、皆さんを驚かせましたね。もちろん私もビックリ(笑)。
あと、ペパーミントの香りが2009年は顕著な印象でした。過熟したシラーに見られる特徴ですが、2009年は特別強かったでした。口の中が痛くなるほど(笑)。
「『ドモワゼル・クレア』って奥さんの名前をつけたワインですよね。味わいから察するに厳しい奥さんかも(笑)?」なんておっしゃていたお客様も(笑)。
でも、2010年はスタイルが変わりました。『優しい慈愛に溢れた奥さん』です(笑)。
マリア様とは言いませんが(笑)、素晴らしいお母さんっぷりです。
うーん。
こんなにも変わるとは!
セパージュはシラー60%、メルロ40%と変わりませんが、アルコール分が13.5%と2009年より1%下がってます。2010年は、収穫と果実の完熟のタイミングが完璧だったようですね。葡萄果が完熟した時に一気に収穫したような感じです。有りがちな過熟したワインではありません。
天の恵みか?ドメーヌ・カザバンのイノヴェーションか?解りませんが、進化しているのは確か。
同じ生産者のワインを毎年追いかけるのは楽しみです。ダメな物は追いかけませんから、今度の試飲会楽しみにしてくださいね(笑)。
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9月28日のマスキュー店内試飲会のラインナップ
Sep 24, 2013 by weblogland |実はあと1本がまだ到着しておらず映像が抜けますが、取り急ぎご報告いたします。

まずはイタリアのサンテロが造るプロ・セッコ
〇プロ・セッコ エキストラ・ドライ サンテロ イタリア 発泡性 白 プロ・セッコD.O.C.750ml 1440円税込み
ご存知イタリア ヴェネトとフリウリを代表する発泡性ワインです。
このワイン、いかにもプロ・セッコらしい。グレーラ種由来の植物のニュアンスが強い、白い花の香り。きめ細やかでフレッシュ。それでいて溶け込みが良く、泡立ちもシットリとして品が良い。
さすが名門サンテロです!
追随を許さないコストパフォーマンスの高さ。
でも、ちょっと待った!サンテロはたしかピエモンテです。ピエモンテで瓶詰めしたらスプマンテ表示のはず?
謎がありますが、旨さ故余計好奇心が掻き立てられます(笑)。
そして写真が間に合わなかった
●シャトー・ル・ペラ 2009年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 1200円 税込み
今までのコート・ド・カスティヨンA.C.が2009年からコート・ド・ボルドーA.C.となりました。カスティヨン産葡萄100%のワインは頭に村名カスティヨンを名乗れます。
このシャトー、1878年創業のヴァラッド家の所有。同家はカスティヨンにシャトー・ブリソンも所有しています。いわば老舗のカスティヨン専業生産者です。
現在、30年の経験を積んだポールとロレッタ夫妻と息子のセドリックの3人が中心となり、エコ・セールの認証取得後ビオ・デナミに取り組んでいるようです。
セパージュはメルロ85%、カベルネ・フラン15%。ビオ系の生産者らしく高めの仕立てのダブル・グイヨ。1本の葡萄樹に8房ほどしか実を成らせない低収量です。
このワイン、春にマスキューデビューをしましたが、夏場を過ぎて調子が出てきました。良いワインの典型です(笑)。前に飲んだ印象と比べてくださいね(笑)。
そして、2003年ヴィンテージでマスキュー衝撃のデビューを飾ったフランス ロワールのクロー・ド・ネルが2010年にて再登場!いろいろ訳があり、大変だったようです。
●『クロー・ド・ネル』アンジュ・ルージュ カベルネ・フラン 2010年クロー・ド・ネル フランス ロワール アンジュA.C. 750ml 2190円税込み
クロー・ド・ネルはブルゴーニュのルフレーブとクロード・ピシャールがビオデナミ先進地域ロワールロワール・アンジュの地でジョイントして造ったドメーヌです。
マスキューでは2003年のアンジュ・ルージュを取り扱いましたが、渾身の凝縮感は皆さんのご記憶にあるかと。規格外れのグレートワインでした。
ところで、現在はルフレーブの単独所有となっています。2006年、2007年と収穫が得られず窮地に追い込まれました。このため元締め(笑)の姐御マダム・ルフーブが全て購入することでドメーヌを存続させました。クロード・ピシャールさんは引き続きドメーヌに留まっていましたが、2009年に再出発したそうです。ですからこの2010年ヴィンテージは完全なルフレーブのワインとなります。注目のヴィンテージなのです。
さて、つぎも新しいヴィンテージにて再登場、
●『ドモワゼル・クレア』 2010年 カバルデスA.C. ドメーヌ・カザバン 南フランス ミディ 赤 750ml 2100円税込み
果実爆弾の再登場です(笑)!
このカバルデスA.C.は1999年にAOCに昇格した比較的新しいものです。場所はラングドックの最西端、南西地方の東端にあり、地中海と大西洋の間といったところです。そのためかカバルデスA.C.ではグルナッシュやシラーを40%以上、カベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨン及びメルロを併せて40%以上の割合でつくることになっています。オキシデンタルとポンティカを混ぜる変わったワインをつくります。気候的には、夏場雨が降らない割に乾燥しない恵まれたところなのです。
このワイン2009年にマスキューデビューしました。非常に緻密でスパルタン。驚くほどスパイシーな独特の味わいにはビックリ。
今回の2010年はとにかくまろやか。同じワインとは思えませんぞ(笑)。
そしてイタリアの島のワインです(笑)。これが面白い!
●『カンノナウ』 2011年 ヌラーゲ・クラビオーニ イタリア サルデーニャ島 カンノナウ・ディ・サルデーニャD.O.C. 赤 750ml 2680円税込み
アントネッロ氏が2003年創業。サルディーニャ島の最北部、サッサリ(Sassari)県のソルソ(Sorso)に35haを所有。
生産者曰く、カンノナウはガルナッチャの原種にあたるそう。仕立てはシングルギヨ。密植度6,250本/ha。一本の葡萄樹に11房しか房は残しません。おそらく1本の葡萄樹からワイン1本ほどしか出来ない低収量です。
海抜10mと200mの2面の畑のブレンド。南北に平行した畝。地質は砂と砂質粘土。手摘み。甘く完熟したマラスキーノチェリーを思わせる香り。明瞭で透明感は品の良さ、品質の良さの証。
醸しが短いせいか明るく透明感があります。有りがちな真っ黒いワインじゃありませんね(笑)。味わいは色に反して、芯の強さを感じるギュッと凝縮した果実味。旨味がたっぷり感じられ、滑らかなタンニンと酸もきめ細やか。
ワイン自体の崩れない頑強さには驚かされます。
前に扱ったパーラのカンノナウはガルナッチャ→グルナッシュ繋がりが連想できましたが、このワインは別物。明瞭なマラスキーノチェリーの香りこそ、カンノナウの証。
ローヌ・ヴィラージュの標高の高い畑で造られるグルナッシュがピノ・ノワール的になるのに近い感覚です。
サルデーニャ島では南部のカンピダーノ平野にワイン産地は集中していますが、最良の白ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラは北部にあり異彩を放っています。これと同様なことがカンノナウにも言えるんでしょうか?
畑は標高の低い砂地なのに…。しかも海のすぐ近くですから、寒暖差は望めません。いきおい濃いだけの甘いワインが連想されますが、違う。
セオリーからは想像出来ない優良なワインです。ただし、一度本土に運んでから輸出されますから、運賃が高いようです。このため、お値段もちょっと高級です(笑)。
まあ、唯一無二のカンノナウの味わいには味わうべき価値はあるはず。
〇『カニマリ』 ヴェルメンティーノ ディ サルデーニャ2010年 ヌラーゲ クラビオーニ イタリア ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.白 750ml 2670円税込み美しいビーチの水際まで迫る畑より土地のエッセンスを凝縮させたフルボディな白ワインを生みだします。 サルデーニャ島は島の南部がワイン生産の中心ですが、D.O.C.G.は北部の ヴェルメンティーノ・ディ・ ガッルーラのみです。葡萄栽培は輸送の楽な南側が中心となるようです。
島唯一のD.O.C.G.ヴェルメンティーノ・ディ・ ガッルーラは、硬質でタイト、それでいてスケールの大きな素晴らしいワインです。愛する『カナイリ』なんか筆頭ですね。
今では高級品ですから、手が出なくなっちゃいましたが(笑)。
ところで、この『カニマニ』はD.O.C.G.のすぐ西隣で造られます。ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.ですが、味わいはまさにD.O.C.G.!
凝縮された果実味とミネラル感は圧倒的。渾身の造りのワインです。
過熟させたようなわざとらしさが無く、大地と陽光をミッシリ詰めたような味わいは、取っ付き易くありませんが、魅了される方もおられるはず。
このワインを口にして言葉を失い背を向けるか?はたまた言葉を失い虜になるか?
以上6本ご用意いたしました。
いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、ご自由にいらっしゃってくださいませ。
ご来店お待ち申し上げます。
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試飲会のラインナップ決まりました!
Sep 23, 2013 by weblogland |何故かと言えば、インポーターさんの在庫と価格の確認がとれないからです。3連休前に決まらなかったので、しょうがないですね。
取り寄せたサンプルを飲むのに時間がかかってしまいました。でも、チャッチャと飲んで決められませんから、やむを得ませんか。1本のワインを判断するには最低でも二日かかります。一口飲んだだけでは正確な判断はできません。もちろんインポーターさんの試飲会に行った時、『これは良い!』と思ったワインをサンプルで取り寄せますが、じっくり飲んでみてダメだったり。あと、マスキューの既に扱っているワインとかぶったりすることも。
マスキューの試飲会で駄物は出せません!
これが邪魔してますかね(笑)?でも、これが無くてはやる意味がありません(笑)。
来ていただいた方に『おー!』とか『へぇー!』とか言っていただけなくては沽券にかかわります。
私自身が楽しみなのです(笑)。
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1959年のリヴサルト - 母のバースデー・ヴィンテージなんです
Sep 22, 2013 by weblogland |お客様「古いヴィンテージのワインを捜しているんですが、マスキューさんのブログにあったので来ました(笑)。1959年なんかありますか?」
私「1959年のリヴサルトでしたらありますよ。えーと、他にもありますが。」
お客様「古いリヴサルトって、他の古いワインに比べたら安いですよね?なんでですか?」
私「基本的に造りがシンプルであることと、酸化熟成ですから保存が容易な為ですか。大きなガラス瓶に入れて放っておくような感じですか(笑)。でも、逆にオーダーが入ってから、大きなガラス瓶から750mlの瓶に詰めますから、品質は確かです(笑)。」
お客様「へぇー、そうなんですか!何十年もボトルに入れているんじゃないんですか?」
私「普通のワインは750mlの瓶で保存されますが、リヴサルトやマディラは違うんです。だからラベルが綺麗でしょ(笑)。」
お客様「そうですよね。あんまり古いとラベルが腐ってはげ落ちますもんね。」
私「コルクも持ちません。」
お客様「味わいはどうなんですか?」
私「絢爛豪華な貴腐ワインとは違いますが、シンプルでありながら信じられない丸みを帯びます。あと余韻の美しさは素晴らしいですよ。古いルヴサルトには感動があります(笑)。」
お客様「じゃあ、感動するのを1本ください(笑)。」
私「ご家族のバースデー・ヴィンテージですか?」
お客様「母なんですよ(笑)!」
私「実は私も同じです(笑)。ちなみに私の家内の年は不作でありません(笑)。」
お客様「ラッキーでした(笑)!」
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ミドルクラスのワインはすうーん
Sep 20, 2013 by weblogland |困りました。
今月末の試飲会のラインナップです。
ミドルクラスのワインはすうーん。
困りました。
今月末の試飲会のラインナップです。
ミドルクラスのワインはすぐに決まりましたが、比較的手を伸ばしやすい価格帯のワインが今一つ決まりません。
夏場を過ぎてから調子が出てきたワインを再登場させるのも手ですが、やはり新入荷のワインを紹介したい。無くはないのですが、リーズナブルブライスのものが泡ばかりになってしまう(笑)!
やはり、赤の安旨ワインが欲しいところです。
家内と相談です。
私「今回重厚過ぎるよね(笑)?」
家内「コストパフォーマンスは良いと思うけど、重い赤ばかりだと偏るよね。」
私「サンプル全滅だし(笑)。ヴィンテージの変わったワインを出すのも手かな?実際味わいが違うしね。」
家内「本数は揃っているけど、あと一ひねり欲しいよね。」
私「そーなんだよね。休み明けにまたサンプル取り寄せる?」
家内「ぎりぎり間に合うかどうかだね。」
私「まあ、サンプルを取り寄せるのはそれはそれで良いけど、ホームページやお知らせには間に合いそうにないな。」
家内「試飲会に出すワインはどれも良いワインだけど、全体の流れがしっくり来ないよね。」
私「そーなんだよね。」
今回もギリギリ最後までワイン捜しが続きそうです(笑)。ぐに決まりましたが、比較的手を伸ばしやすい価格帯のワインが今一つ決まりません。
夏場を過ぎてから調子が出てきたワインを再登場させるのも手ですが、やはり新入荷のワインを紹介したい。無くはないのですが、リーズナブルブライスのものが泡ばかりになってしまう(笑)!
やはり、赤の安旨ワインが欲しいところです。
家内と相談です。
私「今回重厚過ぎるよね(笑)?」
家内「コストパフォーマンスは良いと思うけど、重い赤ばかりだと偏るよね。」
私「サンプル全滅だし(笑)。ヴィンテージの変わったワインを出すのも手かな?実際味わいが違うしね。」
家内「本数は揃っているけど、あと一ひねり欲しいよね。」
私「そーなんだよね。休み明けにまたサンプル取り寄せる?」
家内「ぎりぎり間に合うかどうかだね。」
私「まあ、サンプルを取り寄せるのはそれはそれで良いけど、ホームページやお知らせには間に合いそうにないな。」
家内「試飲会に出すワインはどれも良いワインだけど、全体の流れがしっくり来ないよね。」
私「そーなんだよね。」
今回もギリギリ最後までワイン捜しが続きそうです(笑)。
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ワインに詳しく先入観のない40代、30代の人数が確実に増えていますね
Sep 19, 2013 by weblogland |今、必死こいてワイン捜しです。そんな訳で、今日は銀座に行ってきました。
今まで付き合いのないインポーターさんですが、その分未知のワインがあるはず!
数は全部で150本くらいでした。飲んだことのないワインばかりでしたので、とりあえず全部試飲しました(笑)。
なかなか良かったですね。特にイタリアワインのニッチな品揃えは楽しめました。馬鹿高い高級品は出ませんでしたが(笑)、リーズナブルで目新しい品揃え。食指を動かそうかな(笑)?
まだ取引がありませんから、何かの機会があれば話しをするつもりです。でも、先方さんが業務用直取引専門でしたら、取引はできません。インポーターさんのスタンスがマスキューのスタンスと合わないと無理です。
この辺、ちょっと微妙なものがあります(笑)。
でも、日本の市場は世界中のワインで溢れてますね。この点、世界一なのでは?
特に最近はマニアックなワインがかなりあります。よく捜してきたと感心すると同時に、日本は未知の物でも良ければ売れる市場なのだと思いを強くしました。
素晴らしい事です!
日本のワイン市場は成熟に向かっていますね。ワインに詳しく先入観のない40代、30代の人数が確実に増えていますね。我々50代の人間が30年かかってたどり着いたのを、5年10年のスパンで追いつかれたような感じです(笑)。
日々の勉強を怠けていられませんね(笑)。
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マスキュー定番の旨安ワイン、更に美味しくなりました - テンプラニーリョ 2011年 レアル・コンバニーア・デ・ヴィノ
Sep 19, 2013 by weblogland |
何が?って
テンプラニーリョ 2011年 レアル・コンバニーア・デ・ヴィノス です。
スペイン ラ・マンチャで造られた赤ワインです。マスキュー定番の旨安ワインです。
上手く夏場を乗り切りました。逆に夏場を乗り越えて熟成する力があった証拠です。
もともとテンプラリーニョらしいベリー系果実が明瞭で、凝縮感ある味わいのワインでしたが、ここに来て薔薇の香りが強く出てきました。
いかにもシンメトリーで上等なテンプラリーニョの姿です。
まあ、2011年ヴィンテージで早飲みの造りのワインですが、夏を経て向上しました。この価格帯のワインは、成分調整したり裏技が施されがちです。それゆえ向上熟成しないものがほとんどです。
うーん。
唸る品質ですね。
驚きです。
マスキューでは、夏場を経てワインがどのような変化をするのか?この点に注意を払います。
暑い夏場マスキューでは暑さとの闘いが続きます。24時間エアコンを入れてシャッターを降ろしワインを暑さのダメージから守るために腐心します。とは言え、春や秋と比べると気温は上がっていますから、ワインの変化は進みます。特に、セラーに入りきれない低価格のワインほど、変化のスピードは早くなります。30℃を越えたりすると致命的なダメージを受けます。それゆえチョイスと保管に間違いがあると、味わいにすぐ反映されます。
いくら第一印象が良くても、もともとの造りが悪いワインは味わいが劣化します。品質の正確なリトマス試験紙にもなる訳です。
夏場を経てワインが美味しくなる事は、自分達のチョイス・保管に間違いがなかった事でもありますから、とても嬉しいのです(笑)。
熱帯夜でも自宅のエアコンはつけませんが、店と倉庫のエアコンは入れっぱなしにした甲斐がありました(笑)。
お試しあれ!
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ソムリエの方はワインが3問でシャルドネと....
Sep 17, 2013 by weblogland |わざわざ、試験の報告下さった方ありがとうございました。
ヴィンテージのヤマ外してすみませんでした。
セオリー通り2009年が中心でした。ゴメンなさい。
まだ2009年在庫あったんですね?以外でした。
ソムリエの方はワインが3問でシャルドネとリースリングにメルロがヴィンテージ違い。割と王道でした。
最後のグラッパは難しかったようです。チェリーの香りがしっかりしていて、キルシュと間違った方が多かったようです。ネッビオーロのグラッパですか?良いグラッパだったのが災いしたかも?
アドバイザー5問、エキスパートは6問出題されたとか。エキスパートは実技の無い分テイスティングが多かったようです。差がつきますね。
こちらもワイン以外の2問が難しかったようですね。特にカルバドスが解り難いものだったようです。安いカルバドスは樽香が強いから、紛らわしくなるんですよね。しかも、選択肢も意地悪になったようですね。
まあ、とにかくご苦労様でした!
ここまで、闘えた事は立派です。今日は何も考えず、好きなお酒を飲んでくださいね(笑)。
しばらくして落ちついたら、詳しく試験の事を教えてくださいね。
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明日はソムリエ協会の資格試験の二次試験実施日
Sep 17, 2013 by weblogland |ところで明日はソムリエ協会の資格試験の二次試験実施日です。
間違っても、今日テイスティングのし過ぎだけは避けてくださいね。ここまできましたから、体調を万全にすることが第一です(笑)。
テイスティングは考え過ぎずに、マークシートを指示通り埋めることが肝要。流れに沿って選択肢を埋めてくださいね。
サーヴィスはいつも通り。緊張するとは思いますが、「この人にまたサーヴィスしてもらいたい。」と思っていただければ合格間違いありません。
途中で失敗しても、しっかりフォロー出来れば、問題なし!これって良いお店の条件でもあります。
付け焼き刃のマニュアルを覚えたばかりの方は、ひたすらスマイル(笑)!あと清潔感あるのみ!
人柄で勝負するしかありません。
実は私はこのくちでした(笑)。
それゆえ、資格はあっても技術のないソムリエなのです。
でも当時の事を振り返ると、「絶対にソムリエになりたい!」気持ちだけはありました。
念ずれば通じる!
ご健闘をお祈りしております。
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ソムリエ協会の資格試験、出題されるワインのヤマを張りましょう!
Sep 14, 2013 by weblogland |皆さん気合い入りまくっていることかと(笑)。
出題されるワインのヤマを張りましょう!
まず、ヴィンテージです。
おそらく2010年が中心になるはず。大体出題されるワインは実施年から4年ほど遡ったヴィンテージが出される傾向があります。
市中在庫とソムリエ教会の予算の都合に原因がありそうです(笑)。まず、同一のワインを大量に揃えなくてはなりません。ただし、とても安く調達しているようです。そうなると協力を要請されるインポーターさんも売れ残ったり余っているワインを、提供するしかありません(笑)。
この法則からすると2009年が中心となりますが、2009年は売りやすいヴィンテージであったためインポーターさんの在庫が無いはず。故に2010年が本命になるはずです(笑)。
あと、マディラ香やシェリー香がしたら2008年ヴィンテージの売れ残りの可能性が大です(笑)。
穴で、2012年のボショレー・ヌーヴォも出る可能性もありますね。もちろん売れ残りですが(笑)、今協会が盛んに啓蒙している第二アロマが香ります。あのキャンディーの香りです。保存状態が良ければ一年位はキャンディーの香りがします。
ブラインド・ティスティングで正確にヴィンテージ・品種は当たりません。また、出題されるワインも安い駄物ですから、当たっても当たらなくても、どうでも良いワインです。
ただ時間の経過に伴う色の移り変わりや、感じた香りをマニュアルに当てはめて答えれば良いのです。あと木樽を使っているかいないかの区別は必要です。
最後に、かなりまずいワインが出たら国産にしましょう。美味しい国産ワインはありますが、高い(笑)。故に出題される安い国産ワインは…。(ごめんなさい!)
赤でしたら色は濃いが妙に水っぽい。白は水のような色だったりします。あとフォキシーフレーバーが特徴ですか。
落ちついて、迷っても考え込まず、マークシートの記載を間違わなければ、どうにかなります。
ご健闘お祈りしております!
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