Written on 2011 02
試飲会へのご参加ありがとうございました。
Feb 28, 2011 by toshiaki |まずはアルゼンチンのヴィーニャ・ドーニャ・パウラの『ロス・カルドス』シャルドネ2010年です。
「おっ!イイじゃないですか。トロピカルだね。」
「でもくどくないよね。フルーティーで美味しい!これって木樽熟成してますよね?」
私曰く「基本的にこの『ロス・カルドス』銘柄は木樽は使っていないということですが、後に飲むマルベックを含め若干木樽熟成したワインのニュアンスがありますね。少しアッサンブラージュしているかも知れません。」
「あれ?2010年ということは?南半球だから去年の三月頃の収穫ですよね。」
私曰く「そーなんです。でもワインは完全に出来上がっています。」
「酸もしっかりあるし、ある意味パーフェクト(笑)。南のシャルドネっぽい香りがするけど、緩くないよね。」
私曰く「新技があるんですかね(笑)。」
続いて『ロス・カルドス』のマルベック2010年です。
「私アルゼンチンの濃いマルベック好きなんですよね。噛めそう位の奴が好きなんですよ(笑)。」
「あれ?こんなにエレガントでしたっけ?」
「華やかで飲みやすい!私は逆にこんなスタイルがイイな(笑)。」
「そうそうフローラル!広がり方もしっかりしている。」
「後味も綺麗だよね。」
私曰く「たしかにスタイルが都会的になりましたよね(笑)。進化してるんですかね?」
好みが別れるところのようでした。
そして一緒に『ドーニャ・パウラ』銘柄のエステート・カベルネ・ソーヴィニヨン2009年です。木樽熟成させた上級キュヴェです。
「うわっ!凄く濃い!でもうんまい(笑)。」
「ボルドーだな。どうみても(笑)。それも大物(笑)。アルゼンチンって凄いカベルネ造るんですね。」
「うーん。ラツールみたいだな。でも良い年のラツールは渋さがないんだよね。でもこれなら悪い年のラツールより良いな!」
私曰く「ボルドーの聖地のカベルネの特徴カシス・リキュールのような香りが明瞭にします。少なくともニューワールドのカベルネではあまりお目にかかれないと思います。」
「うーん1680円か。ボルドー危機だな。」
私曰く「ちょっと力ずくのところがありますが、まあ許せるかと…。」
「このワインどれくらい熟成するんですかね?」
私曰く「ラツールのようにはいかないでしょうが。5~10年くらいかな?10年は無理かな?難しい判断です(笑)。たしかに素晴らしい凝縮感はありますが、もうワインが出来上がっています。この点を考えると、いわゆるボルドーのセカンドくらいは熟成しそうですね。」
このワインが本日のトップセラーでした(笑)。
さてイタリア、ピエモンテの巨匠アルド・コンテルノのドルチェット2008年と2009年の垂直試飲です。
「えっ!同じものとは思えない!」
私曰く「ヴィンテージが違うだけなんですけど(笑)。」
「2008年は整っている上、香りの出方が素晴らしい! 2009年は厚みがすんごい!」
私曰く「ドルチェットという品種はどちらかと言えば日常的で、ボジョレーのガメイみたいなものです。年内に早く飲まれるようです。ただアルド・コンテルノはかなり本気にドルチェットを造ります。これ以上は出来ない限界のレベルです。」
「そうですよね。2008年は2009年と比べると、たしかに熟成している。」
「2009年の方は後ろに何か潜んでいるみたい(笑)。」
私曰く「2009年はアルコール分が14.5%で2008年より0.5%高いのです。」
「それって糖度が2009年の方が糖度が高かったということですよね。アルコール分が0.5%だけ高いだけでこんなにも違うんだ!」
私曰く「たんにアルコール分0.5%だけでなくそれに付随する要素もすべてが高いと考えると、この0.5%の差が理解できると思います。」
「ピエモンテの2009年は良さそうですね(笑)。」
私曰く「少なくともアルド・コンテルノのバローロは、きっと素晴らしいでしょうね。
「ところで2008年を欲しいのですが?」
私曰く「2008年はこの私物の一本だけです。申し訳ございません。」
さて本日のトリはイタリア、ラツィオのポッジョ・レ・ヴォルピの『ドンナルーチェ』2009年です。
私曰く「この白ワインは残糖分のないドライ。いわゆる辛口です。」
「えっ!ウソー!甘いですよ(笑)。」
「香りがめちゃくちゃ複雑で派手(笑)!溢れ出てくる!」
「このハチミツの味わいは何故ですか?貴腐ワインみたい。」
私曰く「遅摘みするとハニーな香りがします。貴腐が付くとほんのり苦さが加わって、果実味がもっと強く出ます。あと、甘い貴腐ワインだとほんのちょっとで満腹になりますが、これはガンガン飲める(笑)。」
「こんな白ワインがあるんですね!いままで経験したことのない味わいです。料理にも合いそうですし、これだけでもイイですね。」
家内曰く「熟したフルーツ食べながらなんかイイですよね。」
私曰く「フォアグラなんか鉄板ですね(笑)。」
「レバーペーストをカナッペにしても良いですね。安いし(笑)。」流石!
「ところでマスキューさんは、なんでこんなワイン捜せたんですか?」
私曰く「あるお客様に教えていただきました。人の話は聞くものですね(大爆笑)。」
どうもありがとうございました。
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さあ、今日はこれから試飲会です。
Feb 26, 2011 by toshiaki |あとは花粉症の薬をいつ飲むかだけですか(笑)?
ところでやはり季節の変わり目ですから、体調を崩した方も多いようです。試飲会の常連の方から、わざわざ律儀に欠席のご連絡をいただきました。恐縮です。
風邪や花粉症が酷くなるとワインの味どころではありません。健康あってのワインです。
ご回復をお祈りいたします。わざわざありがとうございました。
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明日はマスキューの試飲会
Feb 25, 2011 by toshiaki |今回私が特に楽しみにしているのは、アルド・コンテルノのランゲ ドルチェット2008年と2009年の飲み比べです。2008年を取っておいて良かったです(笑)。じつはドルチェットという品種は普段日常的に飲まれるワインです。フランスで言えばボジョレーのガメイ種のようなランクです。ですから通常は早呑みで、その年のうちに消費されます。ですから、熟成させるようなランクのワインではありません。
でもアルド・コンテルノのドルチェットを飲むと、ひょっとして寿命が長いのでは?と思わざるを得ません。たしかに木樽は使わずステンレスタンクで貯蔵熟成させますから何十年も保存させることは考えていませんが、ドルチェットといえどもここまで濃密につくられていますから、そこには意味があるはず。
そんな訳で明日ヴィンテージを追って、アルド・コンテルノのドルチェットを飲めることが楽しみなのです。あと2008年がアルコール分14%であるのに2009年は14.5%もあります。たんにピエモンテのヴィンテージを知るにも良い機会かと。
楽しみなのです(笑)。
皆さんの感想を聞くのが楽しみです。
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おたすけアイテム
Feb 25, 2011 by akiko |または その逆、ワインを選んでから ご飯を決めるのですが、
なんの 脈絡もなく これ!と いきなり クロズ・エルミタージュを 買ってしまった昨晩。
冷蔵庫の中にあるのは 鰺の開きと牛肉少々だ と思い出して パニックです。
こんな場合の助っ人は 味噌とバター。(鰺の開きは もう どうにもならなかったんですけど・・・)
幸運にも新ジャガイモがありましたから 茹でたての熱々にバターを まぶして 一品。
牛肉は さっと 茹でて、味噌・砂糖・醤油・にんにくでつくったソースであえます。
とりあえず ワインに合うおかずの出来上がりで 安心。
お味噌さん、バターさん ありがとう。
で、昨日のクロズ・エルミタージュ2004 J・リュック・コロンボですが、
おだやかに なめらかに 良い感じの味わいに変化してきています。
若いときは 果実味がしっかり明瞭な主張をしていて、私の好きなタイプではなかったのです。
飲み疲れする感じの 粗さがあったんですね。
やはり 時間がかかります。
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今日は暖かいですね。
Feb 24, 2011 by toshiaki |あと問題なのは腰です(笑)。季節の変わり目にウズウズします。ちょっと痛いのです。腰痛は職業病なのですが、配達を減らしてからは、だいぶ
良くなりギックリ腰も再発しなくなりました。とは言え油断大敵なのです。ギックリ腰と花粉症のダブルパンチは強烈なのです。寝ていてクシャミでもしたら、腰の痛みで飛び起きることになります。こうなると寝不足も重なり、最悪のスパイラルです。
腰は痛いまま治りません。でも昔のように酷使していませんから、歩けなくなるようなことはないかと。
ちなみに腰痛持ちの家内はヨガで克服したようです。ヨガによるストレッチは効くようです。体も柔らかくなったようで、あの体の硬かった家内の柔軟さにビックリします。
痛くない普段からやらないとダメですかね?
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シャトー・サン-ロック ロゼ
Feb 24, 2011 by weblogland |あのラファージュさんがモーリーで新たに取得したドメーヌのワインです。先日二日にわたり飲んだのですが、実に旨かったです(笑)。
まずアセロラやグレナデン、赤いベリーの香りがしっかり感じられます。かといって甘ったるさや出過ぎたところがありません。果皮と接触しないように造られていますから、赤ワインのタンニンがほとんどありません。しかし、ほんのりあるタンニンが全体をバランス良くつなぎ止めているかのようです。
うーん。
シラーの比率は高いのですが、シラーにこれほど複雑な果実味があったとは!もちろんシラーの堅牢さがあってこそ、崩れない良さがあります。
食べ物に合わせるのがベストだとは思いますが、これだけでもジンワリ楽しめます。バンドールのシャトー・ビバルノンのロゼを思い出しました!
スタイルは良く似ていますね(笑)。
あれも旨かったです。
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いやービックリしました。
Feb 22, 2011 by toshiaki |理由は料理が甘い味付けなので濃い赤ワインではくどくなりすぎるとのこと。
うーん。
しかもピッチャーにワインと甘い炭酸飲料を混ぜて出すようです。
豪快(笑)!
きっとまだ良い相性や美味しいワインの選び方が浸透してないのですね。それでもワインが飲まれていることを考えると、先々ワインの美味しさに目覚めたら、大変な消費国になります。今現在すでに中国のワイン消費量は世界9位ですから、2020年にはトップ3になるとか。
想像もつかない市場ですね。みんながこぞって中国を目指すのがわかります(笑)。
笑い話のようですが、フランスのあるワイン会社が中国でワイン栽培プロジェクトを立ち上げる際、インタビューで「食の安全の観点から、中国でワインをつくるのは無理では?」と聞かれると。「管理、指導するのが我々だから大丈夫だ!100%任せる訳でない!」と答ました。
これホントの話です。また、この受け答えでインタビュアーは納得したようです(笑)。
彼の地で成功するのは大変なのでしょうね。
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カルチェロ DO フミーリア
Feb 21, 2011 by toshiaki |昨日からカリチェロ飲んでます。あのスペイン、フミーリアの赤ワインです。カッコいいラベルデザインのワインです。
濃厚でありながら、飲みやすい。果実味が明瞭で今までのスペインワインとはスタイルが違います。日本ではワイン雑誌に大きく取り上げられブレークしました。
ヴィンテージが2009年になってからまだ飲んでいなかったので、そろそろ味わいを確認しようと思いました。到着してから時間も経ってきましたから、ちょうど落ち着いた頃です。
一言でいうと飲み易さが増した感。きっちり飲み頃です。
さすがですね(笑)。
その分モナストレルらしさが後退しているかと…。好みの問題もありますが。
もう少し経ってからまた飲んでみなくては!
簡単に判断できませんね(笑)。
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来週の土曜日(2月26日)、マスキューの店内試飲会です。
Feb 20, 2011 by weblogland |ところでこの箱、綺麗だとおもいませんか?じつはアルゼンチンのヴィーニャ・ドーニャ・パウラの段ボールです(笑)。
ようやく万全の状態で入荷しました!向かって左側がマルベック2010年、真ん中がシャルドネ2010年です。どちらもスタンダード銘柄『ロス・カルドス』のシリーズです。ちなみに1215円税込みにて販売します。あと向かって右側がカベルネ・ソーヴィニヨン2009年です。これは上級キュヴェで『ドーニャ・パウラ』ブランドで発売され、エステート・カベルネ・ソーヴィニヨンと呼ばれます。ちなみにお値段1680円税込みとなります。
このヴィーニャ・ドーニャ・パウラ社はブランド名が変わることがありますから、ちょっとややこしいですね(笑)。
もちろん今度の試飲会には出しますから、お楽しみに!
どれも素晴らしいですよ(笑)。
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今日は変な陽気でしたね。
Feb 19, 2011 by weblogland |そういえば今年はもう梅の花がだいぶ咲き始めましたね。まず黄色い臘梅が先に咲くのですね。そして白や紅の梅ですか。梅は品種も多く楽しませてくれます。あとどれも梅に見えるから不思議です(笑)。力強く、上に伸びるしっかりとした枝に、小さく可憐に咲く姿は、いかにも初春にピッタリですよね。でも去年のように寒さが長く振り返すと、花の成長が止まり結実不良となります。たしか去年の小田原近辺は、梅の実がまったくならない不作に見まわれましたね。花が咲いても実がならない。農家の方にとっては大ごとです。
今年は花も実もなることを祈って止みません。
梅見に行きたくなりました(笑)。日曜日の天気はどうでしょうね?
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再入荷-アルゼンチンのドーニャ・パウラです
Feb 18, 2011 by toshiaki |アルゼンチンのドーニャ・パウラです。
去年万全を期すため、泣く泣く販売を自粛したアルゼンチンの至宝です。
彼の国の法律が完全のなるのを待って、ようやくの販売です。
早速試飲いたしました(笑)。
ジェネリック版の『ロスカルドス』銘柄のマルベックは相変わらず。ただしまだ到着したばかりですし、リリース直後もあり、ファーストアタックにガスっぽい香りがします。まあ、のんでゆくうちに消えますから問題なし。これから調子が出るハズ。いまの状態ですと、パワーより綺麗さが印象に残ります。良い出来であることは間違いないです(笑)。
そして同じく『ロスカルドス』銘柄のシャルドネが今回初販売。とにかく良く出来ているの一語!香りの主体はパイナップルなどのトロピカルフルーツなどですが、もったり感やバランスの悪さがありません。切れも良く、完成したスタイルの優れたワインです。今までシャルドネは扱わなかったのですが、試飲して即決しました(笑)。
そして上級銘柄の『ドーニャ・パウラ エステート』のカベルネ・ソーヴィニヨンです。ボルドー左岸の限られた聖地からのみ出来る味わいがします!やはり素晴らしい!
ちなみにこのランクのマルベックがパーカーポイント91点、さらに20ドル以下で買えるワインのベストに選ばれたそうです。でもカベルネに比べると今ひとつなので今回は見送りました。
早くホームページにもアップしますから、いましばらくお待ちくださいね。
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ドンナルーチェ
Feb 16, 2011 by weblogland |蜂蜜の湖!
それも様々な沢から流れてきた色合いの違ったものが一つになり、凪いだかのような水面となった液体は時を止めています。
うーん。
単にハニーという言葉で現せません。アカシア、オレンジ、白い花等などから集められた蜂蜜が纏めあがった姿は揺るぎません。
遅摘みの極致です。
そしてなにより残糖がないことが信じられません。でも残糖がないから、いつのまにか一本飲んでしまう不思議。考え味わいながら、気がつくとワインが空に。決してべたつきません。
日本人のDNAにない甘さなのです。
またドライでありながらアルコール分が13%で収まっていることが凄い。ありがちな、荒いぶっきらぼうさがないのです。高い糖度がありながら、過剰なアルコール分になっていないことが素晴らしいですね。
ポッジョ・レ・ヴォルピ恐るべし!
やはり魔術師です(笑)。
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明日は試飲会です。
Feb 15, 2011 by toshiaki |まず恵比寿に行きます。ここは15種類位のワインから選ぶだけですから、早い。そして青山に移動します。あまり試飲会を開かないインポーターさんですから、チャンスです(笑)。いくらインポーターさんから「美味しいですよ!」と勧められても、我々の味覚と同じではありませんし、マスキューのラインナップにうまく入り込むかどうかが重要なのです。ですからいくら良くてもミスマッチだと無理です。基本的にインポーターさんはマスキューの品揃えのことなど関係なく、自社のワインを勧めてきますから、齟齬がきたすことがあります。それゆえ、試飲できないで、いきなり入荷させるような事態は避けたいのです。お客様に嘘をつくことになりかねません。
インポーターさんの台所事情がわからない訳じゃないのですが…。
明日は、良いワインがあるとイイですね(笑)。
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ジャナスのシャトー・ヌフ・デュ・パフ
Feb 14, 2011 by toshiaki |仮にYさんと致します。
Yさん「マスキューさん、ジャナスのシャトー・ヌフ・デュ・パフなんですけど2007年ヴィンテージが海外のワイン雑誌で100点が付いたらしいですよ!」
私曰く「それはそれは凄い。知りませんでした。」
Yさん「実際のところ2007年はそんなに良いのですか?」
私曰く「まだ2007年のジャナスは飲んでないですし、リリース直前だと思うのですが、2006より良いとは考えにくいです。」
「今までローヌの2006年と2007年をだいぶ飲みましたが、2006年が良かったように思えます。2006年を越えるワインは2007年にはないような気がします。」
Yさん「そうすると、何故2007年が100点なんでしょうか?」
私曰く「実際2007年は飲んでないので、なんとも言いようがないのですが…。2006年の方が良いはずだと思います。そのスコアはジャナスが自分で付けた訳ではありませんから、余計疑わしいような気がします。」
まあ、いずれにせよジャナスがローヌを代表する生産者であることは間違いないですからイイんですけど(笑)。
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試飲会でした
Feb 14, 2011 by akiko |さすが ラックさん、素敵なワインをたくさん揃えて 豪華です。
当然 業界の注目度も高くて 参加者もたくさん!!会場はある意味戦場です。
今回はとくに 2008のブルゴーニュを注意して試飲しました。
私の感触では 南の産地の赤・白が美味しかったです。
でも もうちょっと 時間が経ったほうが いいかな~?
ワインは 飲む時 が 難しいのです。
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プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア
Feb 14, 2011 by toshiaki |あのプーリアでポッジョ・レ・ヴォルピがつくる赤ワインです。
何がイイかと言えば、シンプル!この一語につきます(笑)。たしかに特別に複雑ではなく、単純と言えば単純なのですが。飽きのこない単純さがあります。
「ちょっと疲れたな。」なんていう時に、何も考えずにグイグイ飲める安心さがあります。もちろん満足感が伴うところがグッド(笑)。
赤ワインを飲んでる気分になるのです。
きっとここにこのワインの価値があるように思えるのです。
家でリラックスしながらワインを飲む。ある程度酔いが回り、体は弛緩しています。惰性で飲み続けるようです。でもこの惰性の中に、満足感と旨いワインを飲んでいる安心感があることがとても大事なのです。そうでなくては単なる酔っ払いです(笑)。
ひたすら「旨い」世界に没頭させてくれるのです。
うーん。
日常に楽しみがあります。ちなみに毎日が楽しい私は変でしょうか(笑)?
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『ドンナルーチェ』やはり凄かったです。
Feb 13, 2011 by toshiaki |他のマルヴァジアを使ったワインですと、あれほどアロマチックではないのですが、ポッジョ・レ・ヴォルピの手にかかるとビックリするほどフローラルでアロマチックな味わいになります。香水でも入っているんじゃないかと錯覚しそうです(笑)。まあ、香自体はゲヴァルツトラミネールに近い味わいなのですが…。
イタリアなどで多く生産される葡萄品種はいわゆる「ポンティカ系」と呼ばれます。これはリースリングやカベルネ、ピノ・ノアールなどの「オキシデンタル系」とは違い、出来上がったワインがあまり芳香性がない特徴があります。どちらかと言えば味わいで勝負とでも言えましょうか?
でもポッジョ・レ・ヴォルピのワインは真逆で恐ろしくフローラルなのです。
???
考えられることは技術による克服しかありません。低温の発酵管理、完璧な衛生管理、酸化を防止する工夫。これらを追随出来ないレベルで成し遂げたとしか思えません。
ポッジョ・レ・・ヴォルピのことを、もっと知りたくなりました!
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牡蠣にはゴデーリョ
Feb 12, 2011 by akiko |そういえば 今年はまだ食べてない・・・。スーパーで物色すると 確かに 安いようです。早速購入。
身がふっくらとして ぷりぷりです。美味しそう。
昨晩は 鍋にしました。ワインは スペイン DOヴァルデオラスの白 ゴデーリョです。
加熱は短時間にとどめて タレをつけずにいただいてみました。
牡蠣のコクが ゴデーリョの果実味、酸味のぴったり!より クリーミーに感じられます。
牡蠣独特の 苦味・香りが引き立って 素敵な組み合わせ。
こんなに よい組み合わせなら 生食用牡蠣も きっと ピッタリのはず。
次回は 牡蠣酢で 試してみたいと思います。
スペインの白ワインは 最近 急激に伸びています。
リアス・バイサスをはじめとして、ヴァルデオラス、ルエダ・・・。
果実味がレモンというより 柚子や八朔の感じに近いから 受け入れやすいのかな~と思っているのですが。
大注目です。
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『ドンナルーチェ』ドンナンカナー?
Feb 12, 2011 by toshiaki |朝から雪は降り続けていますが、今のところ積もりそうもありませんね。これから激しく降らなければラッキーなのですが。まあ、自然のことですからあまり心配してもしょうがありませんね。
それより今晩何を飲むか考えなくてはなりません。じつは先日『ドンナルーチェ』が入荷しました。あのフラスカーティで有名なポッジョ・レ・ヴォルピの最高級銘柄です。あのライチや薔薇の香りがする白ワインです。
えーと。
あのキャバ嬢みたいな奴です(ごめんなさい。)思い出していただきましたか?
テクニカル・ノートを読むと樽発酵樽熟成をしているようです。ヴィンテージは2009年ですから、長く熟成するスタイルではありませんね。マルヴァジアは遅摘みしてますから、かなり凝縮感はありそうです。でもアルコール分は13%と普通ですから、バランスも良さそうですね。
『ドンナルーチェ』ドンナンカナー?今晩飲んでみます(笑)。
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降って積もる前に準備しちゃいました
Feb 11, 2011 by toshiaki |何を?
雪掻き用スコップです(笑)。天気予報では今晩から雪になると言ってましたから、降って積もる前に準備しちゃいました。
うちの敷地は縦横とも長さが無駄にありますから、雪掻きをしておかないととんでもないことになります。車は出せない、お客様は転ぶ、バイクもダメ、ちょっとでも積もると大変です。その上作業効率の悪い「ちり取り」や「スコップ」で雪掻きをやるとなると絶望的です。
豪雪で苦しんでる地域の方からすれば、怒られそうですが、お許しを!
そうそう近所のホームセンターにいって捜したのですが、ありましたありました(笑)。柄が長く全長160cm位で、雪受けはタップリの大型です。プラスチック製ですから軽い軽い。そしてなんとお値段感動の798円!
でも、使って10分で壊れるようなことありませんよね?
壊れても文句なしの値段?
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桝久 こぼれ話
Feb 09, 2011 by toshiaki |言われてみればそうなのです(笑)。ただ我々は細々と家業としてやっていますから、あまり何周年という感覚がありません。
今は創業者である私の祖父久治、その長男で私の父茂とも鬼籍に入って久しいので、私の伝え聞いた創業の話を形にしておいても良いかと。
祖父久治は横浜綱島の農家の三男として生をうけました。大綱村の庄屋さんの隣にある家です。本百姓の家ですが、一家族が食べるに精一杯で三男の久治さんはそのまま家付きで一生送るか、養子にいくかどちらかしかないようでした。肥えを貰いに近所を大八車で周り、兄貴は大八車に座り自分一人で肥えと兄を乗せた大八車を引くことに嫌気がさし、家をでる決意をしたらしいです。でも当時のこと、何処かの商家に丁稚奉公するしかありません。(テレビドラマ『おしん』の世界です。)そして当時最先端の都会、横浜関内の「奴利屋」という酒屋に奉公人としてお世話になりました。いまでは綱島を田舎などと言う人間はいませんが、奉公に出てから初めて関内で「ざるそば」をご馳走になったおり、食べ方が解らずめんつゆをざるの上からかけてしまったそうです(笑)。明治の終わりから大正期にかけての都市部以外の生活がしのばれる笑い話です。
往時の横浜は幕末の開国で日本の表玄関となって、西洋文化がいち早く伝わり都市化が進んでいました。今と違い全て船で運ばれた時代ですから、まず一番に横浜に荷物や人が集まり運ばれたのです。
奉公当時の話は祖父から聞いた話ではなく父から聞いたものですが。当時「奴利屋」は絶頂期で奉公人も20名以上いたようで、仕事に使う自転車の数が足りません。そこで早起きした順で自転車が使えたようでした。奉公人は競って早起きに務めた訳です(笑)。
また、朝一番で大八車に四斗樽を載せて江ノ島の料亭に届けて帰ってきて、その日の仕事が終わり。権田坂を越すのが大変だったようでした。今では箱根駅伝の難所として有名ですが、人力に頼る往時、重い荷物を積んだ大八車には難所中の難所だったようです。
もちろん久治さんと同じ様な境遇の人間が奉公人として修業しながら、独立の夢を抱いて働いていたようです。久治さんと同じ「奴利屋」の奉公人の朋輩が独立創業した酒屋さんが、まだ横浜には何軒も残っています。
奉公してから何年かたち、『奴利屋』のご主人から独立を認められお金を貸して貰い、鶴見の生麦の地で夢に見た店『桝久』を出したのが関東大震災の二年前。一緒に所帯をともにしたのが同じ『奴利屋』で女中奉公していた「糸」さんです。
京浜工業地帯の勃興期で横浜から川崎で新たに工業化都市化が進む時期です。酒屋に限らずこの時期に創業した個人商店はとても多いのです。
こんな訳で私が関内にこだわり、商売のテリトリーにしたり、関内(正確には関外)吉田町のバータウザをやってみたりするのです。どうも私の遺伝子がさせるようです(笑)。
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常に経験値をあげなくてはなりません
Feb 09, 2011 by toshiaki |明日はラックさんの大試飲会です。来週も何件かあります。
昨日は私が行きましたから、明日は家内に行ってもらう予定です。ブルゴーニュ中心ですから2008年と2009年の塩梅が解りそうです(笑)。2008年は大分飲んでますが、まだまだ断定するまでには至りません。生産者によって多少バラツキがあるような気がします。まあ、2007よりは良いようですが…。あと2009年です。評判が先行してないだろうか?
やはりある程度飲み込んでいないと自信を持って判断できません。
まあ、どうのこうの言っても仕入れる際は飲んで決めれば良いだけなのですが、数が少ないと試飲出来ないまま判断しなくてはならない事があります。そんな時、『エイッ』と決められるように常に経験値をあげなくてはなりません。
天職なのです(笑)。
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マルケの赤
Feb 09, 2011 by akiko |我が家の冬の定番 白菜鍋 に 合わせてみたところ ばっちりでした。
白菜鍋は ざくっと切った白菜と牛ばらの薄切りを 交互に重ねて火にかけるだけの簡単料理。
白菜の水分で 良い具合に仕上がります。
ポン酢でいただくのもいいのですが、
我が家では みそ・ゴマ・キムチの素・砂糖を混ぜて作った濃い目のタレでしばらく煮込みます。
熱々の白菜の甘み、牛の脂と G・ロッソの 綺麗な果実味がよく合います。
キムチの辛さは Gロッソの甘みが ちょうどよく緩和。
べたつかない、ブドウの自然な甘みだからいいんですよね~。
シラーズでも いいかと思うんですが、Gロッソの場合 シラーズのようなスパイス風味がないので
みそやゴマの風味を邪魔しないから より 合うんですね。
あっという間に 鍋もワインも 空になってしまいました。
おすすめです。
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モトックスさんの試飲会
Feb 08, 2011 by toshiaki |結構混みますから、配達を放り出し早めに行きます(笑)。
ギャルソンでソムリエ勉強中のT君と一緒ですから、心強いです。
さて、面白いワインあるかな?
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カクテルって 素敵
Feb 07, 2011 by akiko |リキュールは もうそれだけで完成品だと考えてきたので、
色々なお酒を混ぜてつくる カクテルって 今まで飲まなかったのですが
昨日の連れは カクテル好き。次々 美しい色合いのものを注文しています。
これは 良いチャンス!と 味見をさせてもらいました。
思っていた以上に 美味しいものですね~。
ジンベース(私 ジンは大好きです)の ギムレットや(名前を忘れた)美しいブルーのカクテル
とっても 美味しい。
何を使うか みていたのですが、その材料からは 想像できない味に仕上がって 魔法のようです。
いつか 自分好みのカクテルを見つけて かっこよく オーダーしてみたいなぁ
なんて 思っちゃいました。
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シャトー・ギヨン・ナルドー 1996年
Feb 07, 2011 by toshiaki |今朝インポーターさんに電話して確認したところ、完売とのこと。ただし3月に再入荷するそうです。このシャトーはステンレスタンクで保存していますから、まだタンクに別のロットがあるそうです。
あー良かった。ラッキーです(笑)。
ローヌや南フランスやイタリア、スペインなどでは大樽やコンクリートタンクまたはステンレスタンクで古酒をストックして、飲み頃になったら販売する生産者がいますが、ボルドーでは皆無に近いです(笑)。
まあ、出来上がる前からプリムールとして先物販売でワインが売れる有名シャトーばかり目立ちますし、早く現金化できれば越したことはないのは現実です。
ただ無名でも優良なワインを造るシャトーはあまたあります。しかしアペラシオンの壁に阻まれ、なかなか有名になれません。そんなシャトーの奥の手が、美味しい古酒をリーズナブルな価格で販売する戦略のようです(笑)。我々からすると願ったり叶ったりです。
だって有名シャトーでも10年持たないワインがほとんどですから(笑)。
シャトー・ムーラン・デュ・リュック2000年はなくなりましたが、シャトー・ギヨン・ナルドー1996年はたっぷり在庫していますから、お試しを!
マスキューの隠し玉です(笑)。とても良いですよ。
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たまにマルゴー飲みたい!サン-ジュリアン飲みたい!
Feb 06, 2011 by toshiaki |と私はなります(笑)。やはりボルドー好きなのです。
でもシャトーマルゴーやラツール、格付けのグラン・ヴァンなど手が届きません。
うーん。
どうしたことか?
また2006、2007とボルドーは不振でしたから、なおさら手がでません。
でここのところ、2008年が出回るようになり飲む機会が増えました。まあまあ良いヴィンテージのようです(笑)。2005年や2003年のようなビックヴィンテージではありませんが、それに続くレベルの作柄です。あとバラツキも少ないようです。
セカンドクラスでも選べばそこそこ楽しめます。
とはいえセカンドクラスでもスターシャトーのセカンドは桁が違います。やはり中国人の影響でしょうか?
でも下位のグランヴァンのセカンドでしたら、どうにか手が届きそうです。まあ、昔よりは高いのですが…。
そんな訳で
●サルジェ・ド・グリオラロース3180円税込み
●コネタブル・タルボ3270円税込み
●ブラゾン・ディッサン3525円税込み
●ラ・シレーヌ・ド・ジスクール3450円税込み
すべて750ml入りで2008年となっています。まあまあ良いですよ(笑)。
たまには村名も楽しめる!
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プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 2007年 ポッジョ・レ・ヴォルピ
Feb 06, 2011 by toshiaki |あのイタリア、プーリア州でプリミティーヴォ種から造られる赤ワインです。やはり衒のない健康的な味わいは魅力的です。たっぷりの陽光と土地から吸い上げた多量のミネラル分。まさに『健康優良児』!
味わいの基本は十分な濃さがありながら軽やか。ファーストアタックの甘さが鮮烈。酸がないのが上手く作用しています(笑)。適材適所、テロワールたる由縁ですね。
でも不思議ですよね。生産者のポッジョ・レ・ヴォルピはローマのあるラツィオ州が本拠地で、しかも白ワインの名手です。私は個人的に『マルヴァジアの魔術師』と名付けています(笑)。
やはり白ワインであれほどの力量があれば、赤ワイン造りは苦ではないのですね。一般に赤より白ワイン造りの方が難しいといわれてますから、技術的には問題はないのですね。どの程度の品質を目指すかだけのようです。
さすが『マルヴァジアの魔術師』!
あとじつは、ポッジョ・レ・ヴォルピの最上級銘柄の白ワイン『ドンナルーチェ』をとりました。近々お知らせしますから、楽しみにお待ちくださいませ。
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イル・マサンテ
Feb 05, 2011 by toshiaki |あのバローロの巨匠アルド・コンテルノのワインです。
まだきたばかりなので飲んでいませんが、2008年よりアルコール分は0.5%ほど高く、期待ができます。初めて2008年の『イル・マサンテ』を飲まれた方は、あの凝縮感にビックリされたかと思いますが、2009年はそれを凌ぎそうですね(笑)。このワイン確かに濃密なのですが、果実味に突き抜けるようなフレッシュネスとクリアネスがあるところが凄いのです。ニューワールドではこのレベルの凝縮感のあるワインはありますが、どれも果実味が黒くなり不明瞭になりがちです。あと価格も桁が違ってきます(笑)。
そんな訳で『イル・マサンテ』は私のイチ押しイタリアワインなのです。どちらかと言えばネビオーロの影、いやいやその下のバルベーラの影の存在のドルチェット種でも、全く手を抜かずに渾身の力を注いでつくるアルド・コンテルノ。
カッコイイのです。
尊敬するピエモンテの造り手です。
実はバローロ『チカラ』2006年も何本か入荷しました。ボトルを持つ手が震えました(笑)。
近々お知らせいたしますのでしばしお待ちくださいませ。
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恵方巻の威力は凄いですね
Feb 03, 2011 by toshiaki |ところで恵方巻の威力は凄いですね。スーパー、コンビニ、百貨店では特設販売場を作って売ってます。10年ほど前は恵方巻って何?くらい知名度が低かったように記憶してますが…。
もちろん、企画開発した会社の目のつけどころが良かったということなのですが、不思議な感じがします。単なるブームとしても、その理由が知りたくなります。恵方巻には祈りがありそうですから。「イイことありますように!」といったささやかさが受けている気がします。もちろんのり巻きですから、価格も知れています。あと食べるだけで良いのもお手軽です。
やはり祈る気持ちを多くの人々が持っていることを見逃さなかったことがポイントだと思います。
ここ20年くらいずっと改革、効率化の波が続き経済効率至上主義の嵐が吹いています。日本人の祈る気持ちすら、経済効率に踏みにじられて廃れかけています。ですから、ささやかな祈りを込めた恵方巻が人気となることは、少し嬉しくもなります。
みんな祈るような気持ちで生きていたら残酷で末期的なのですが…。
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具入り卵焼きに ラ・マンチャ赤
Feb 03, 2011 by akiko |・・・そんな おしゃれなものでなくて ひき肉と野菜をあらかじめ炒めておき
卵液に ガーッ と混ぜてしまって 3人分 一気に焼く という 簡単お助け料理です。
でも これが意外にワインに合う。
ひき肉などに 下味をしっかりつけるとか、別鍋でソースを作るとかで アレンジできるし
ごはんでもパンでも いける。もちろんワインにも。
スペイン ラ・マンチャの赤をあわせてみました。
昔よく飲んでいたタイプとは異なり、新ダルを多用したもの。
樽の甘さとブドウの甘さが 調和して濃い。がっちりタイプです
これだけ しっかり強いと 卵焼きには合いませんでしたね~。もっとつよい料理でないと。
美味しいワインだけど ちょっと単調で 疲れる。なんて 考えているうち 変化の兆しがありました。
半分くらい飲んで スペインらしい オレンジのニュアンスが出てきました。
残りは 今晩飲んで見ますが、どうなっているでしょうか。
ワインって いろんな状況で味わいが変わって感じられるのが おもしろいところ。
楽しみです。
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コタが きた!
Feb 02, 2011 by akiko |嬉しいなぁ。長いこと このときを待っていたんです。
チーズを食べ始めたころ、どうしても シェーブルが食べられなくて(今もダメなんですけど)。
フェルミエさんで 一番優しそうなシェーブルを教えてもらい、
コタのサンセールで マリアージュしてみたら そのあまりの美味しさに びっくり。
花のように可憐な香り、ふくよかで重層的な味の構成、奥行きも深くて 充実。
サンセールらしい きめの細かさ、端正な佇まい。つよさもありました。
以来 コタの大ファンです。 (シェーブルが美味しかったのは このときだけです・・・)
マスキューにも並べたいと ずっと考えていたのですが、
サンセール自体 高くなってしまった上に コタの入荷量はいつも僅かで
なかなか タイミングが合わなかったのです。
ですが 今年は 頑張っちゃいました。
マスキューのお客様に ロワールワインファンが 増えてきたこともあるし、
私自身 なんだか 「今こそ」という 気合が入っちゃいました。
今日 届いたばかりなので 何日か お休みしてもらってから 試そうと考えていますが
2009ヴィンテージ まだ 早いかな~? 悩むところです。
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今日は渋谷で試飲会です。
Feb 02, 2011 by toshiaki |そんな訳ですからターゲットを絞って行こうと思います。まずピノ・ノアールに集中しようと思います。アメリカのピノ・ノアールは比較的レベルが高いワインが増えましたが、ピノ・ノアール独特のグリオットの香りがするものはありません。あのブルゴーニュのミュズィニーに良くみられる香りです。チェリーのブランデー漬けの芳しい香りは心酔する香りです。私自身も一番好きなブルゴーニュなのです。あの香りのするピノ・ノアールはブルゴーニュでも10000円以下ではありません。基本的に数が少ないですから、見る機会も稀なワインです。
あるかなぁ?
ピノ・ノアールに集中!
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シャトー・アンティアン2005
Feb 01, 2011 by toshiaki |ところで昨日はボルドーのシャトー・アンティアン2005年を飲みました。オー・メドックのブリジョワ級シャトーです。昔飲んだ印象では、整ったボルドーらしい味わいを記憶しています。今回2005年ということで、期待してサンプルを取り寄せました。
たしかに相変わらず整ったエレガントなスタイルです。2005年ですからもう少し強さがあって良い気もしますが…。今日また飲んでみれば、わかるはずです。ボルドーは2006、2007年と恵まれないヴィンテージが続きましたから、「しっかりしたボルドーワインを飲みたい!」というリクエストがここのところ増えています。2008年はまだ早過ぎますし、そうなると2005年や2003年を捜すことになります。とはいえワインショップはどこも同じように考えますから(笑)、なかなか当たりません。高くても良ければありますが、マスキューのプライドが許しません(笑)。
心に響くようなお手頃ボルドーはありませんかね?
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