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桝久 試飲会リポート 後半 201807
Jul 31, 2018 by weblogland |暑いなかこの赤ワインくどくない?と言われないようワインの供出温度を低くしてお出ししました(笑)!
私「これは先ほどのロゼの南隣の産地 フミーリアのワインです。品種は伝統品種モナストレルです。」
「おっ、これ美味しい。フル・ボディ(笑)
。安いし(笑)。」
「え~と。ヴィンテージは何年かな?2010年!ということは8年経ってるんだ。充実してる(笑)。」
「今飲んでベストなんだな。でもあと2~3年は全然大丈夫そうですよね。」
家内「チョコレート食べながら飲むと美味しいですよ(笑)。」
「おー!こりゃ旨い!チョコレート食べながら飲むと爆発しますね。何故ですか?
」
家内「ワインが木樽熟成してることとモナストレル自体にチョコレートっぽいニュアンスがあるので、それらがチョコレートとマリアージュするためです(笑)。」
「マリアージュ 結婚 う~ん。上手く言ったもんですよね(笑)。」
「これですね。暑苦しいの(笑)。アウトドアで飲んだら暑苦しくても感じるかもしれませんが(笑)、エアコンの効いた室内で
飲めば問題なく楽しめますよ(笑)。それにしてもコスパが良いですね(笑)。」
「スペインのモナストレルって最近よく聞きますが、わりと軽い印象がありました。でもこれは違いますね。とってもヘビーで美味しい(笑)。」
家内「モナストレル自体は重く作るのが本来のスタイルなんですが、最近は技術が進み軽めで早く飲めるように作られているものが多いですね。」
「そうするとこれはクラシックなんだ。」
私「クラシックっぽさは感じますが、これでも早く飲めるように出来ています(笑)
。一昔前のモナストレルって飲み頃になるまで20年はかかりました(笑)。」
「あんまり香りがしないですよね。でも旨い。香りじゃないんだな。味わい(笑)?
」
私「さすが!そーなんです。モナストレル自体はブラム系の味わい。ちょっとエキゾチックな香木みたいなしかも少し粉っぽい特徴的な味わいを感じます。人によっては蚊取り線香みたいなんて言う方もおられます(笑)。」
「甘い蚊取り線香かな(笑)。」
「モナストレルって他の産地でもありますよね?」
家内「はい。南フランスのルーションとかバンドールなんか有名ですよね。海岸部で良い結果が出るようです。」
「バンドールってめちゃくちゃ高くなったから手が届かないけど(笑)、これは代わりになる(笑)。」
私「ありがとうございます。でも、これは現品限りとなりますのでお見逃しなく!
」
「えー!何故ですか?」
私「インポーターさんとメーカーの問題みたいです。」
「あー、よくある話ね(笑)。」
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2014年 ドメーヌ・ド・ラ・プレット フランス ブルゴーニュA.C. 赤 750ml 2700円税込み
私「クラシック・ブルゴーニュのファンの方
、お待たせしました。前回の入荷は2009年。今回は2014年と空きましたね。まあ、なにもこんな暑いときに入荷しなくともよさそうなものですが(笑)、数の少ないものですからそんなことは言ってられません(笑)。」
「一つ前のモナストレルと比べると色が薄い(笑)。」
「うんうん。さっきのロゼに近い(笑)。」
私「「そーなんです。色は薄いがなんとやら(笑)。まっまっ、お試しください(笑)。」
「あっ!これ強い!」
「でも飲みにくい訳じゃない。不思議(笑)
。中から後から強さを感じるかな。」
「色の薄さに騙された(笑)。中身の分量が
半端ない(笑)!大迫か(笑)?」
「たしかにフェイントに引っ掛かりました
(笑)。やはり高いだけある(笑)。」
私「房ごと発酵させ、しかも発酵期間が短いクラシックな作り方のワインです。無理にプレスしてない上澄みだけの旨味を感じます。」
「なるほどね。発酵期間が短いから色が薄いんだ。よく飲むピノ・ノワールとは印象が違いますね(笑)。」
「もっと濃くて肉付きの良いのがクラシックではないんですね?」
私「それってアンリ・ジャイエの系譜のスタイルです。世界を席巻したスタイルです(笑)。」
「マスキューさん、これってまだ本当の飲み頃ではないような気がしますが?」
私「はい。まだ香りはそれほど出てませんね(笑)。」
「どのくらい持つのですか?」
私「10年くらい経つとバランスがとれてきて、15年過ぎると香りが溢れ出ると思います。」
「この上のクラスの畑のワインはどうですか?」
私「20年くらいは待った方が良いかと。ただし、その時にもう少し待った方が良かったと思ったりするワインです(笑)。」
家内「スショなんかまさにそれ(笑)。何年か前に98のスショを飲んで、あと10年後に飲みたかった!なんて後悔しましたっけ(笑)。」
「そんなに長命なんだ。でもコルクは持つんですか?」
私「持ちません(笑)。ですから蔵出しのリコルクしたものを買うべきです。」
「はぁ。じゃあ若いブルゴーニュを取っておいて何十年後かに飲むのはギャンブル
に近いんですね。」
私「はい。それでしたら何本か同じものを買っておくのがよろしいかと。保険ですね。」
「なるほどね。若いうちは比較的安いし、
保険の意味で何本か持つのは意味があるね(笑)。」
●ル・キャバレ・デゾワゾー2014年 ラ・プチ・コマンドリ フランス コルビエールA.C. 赤 750ml 2480円税込み
私「本日のトリは愛するル・キャバレ・デゾワゾー2014年。私は南フランスのポンソと評価しておりましたが、これにて輸入終了の大特売セールとなります!」
「えっ?これも終売セールなんですか?ラッキーと言ってイイのかな(笑)?」
「これ旨いんだよね(笑)。ちょっと癖があるけど(笑)。いわゆるビオ臭。」
家内「まあ、好みの別れるところではありますが、これは時間が経つと消えてゆきます。」
私「ここの家はSO2を全く使いません。このためワインがSO2を自己生成してしまいます(笑)。ほんとは瓶詰め時に少し入れた方が良いのですが(笑)。」
「これも強烈な味わい。一つ前のブルゴーニュに共通しますね。」
「果実味、タンニンの分量が物凄い(笑)。圧倒的。マスキューさんが好きなスタイルかな(笑)。」
私「そーなんです(笑)。私、癖があるもの大好きなんですよ(笑)。私にとってはとても好ましく飲みやすいんですが(笑)。」
「旨味も膨大だね(笑)。」
「果実味がはっきりしててイイ(笑)。すもも、梅干し う~ん、梅シソ 深い味わい。」
「色も紫でシソっぽい(笑)。以前試飲会で飲んだ時と変わらない感じ。」
私「同じヴィンテージです。」
「香りからして濃密だよね。リキュールっぽい。」
家内「これは南フランスのコルビエールという産地。メインの葡萄はカリニャンです。あの辺りのカリニャンは濃く造ると
すももっぽい香りが出ます。特徴的ですよね(笑)。」
「マスキューさん!これっていわゆるビオなんですか?」
私「はい。その範疇です。でもこの生産者はビオビオ言いません(笑)。ワイン造りのすべての工程で昔風の良さを表現しただけという感じです。1本の葡萄樹からハーフボトル1本分くらいしか果汁を得ていませんから、いわゆるグラン・クリュの規格です。」
「ビオ専門のインポーターが輸入したら高く売るんだろうなぁ(笑)。」
「そーするとこのワインかなり安いですよね(笑)。こんな事もあるんだ(笑)。ラッキー(笑)。」
私「ブルゴーニュのボンソのワインに似てるんですよね(笑)。作り方も共通してます
(笑)。」
「へぇー、ポンソって凄く高いでしょ。2万3万ザラですよね?」
私「ホントに似てますよ(笑)。一度ポンソのワインを飲んでみてください。マスキューでは売っていませんが(笑)。」
台風の中、わざわざのご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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桝久 試飲会 リポート 201807
Jul 30, 2018 by weblogland |◎ヴェルドゥッツォ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ 微発泡 白 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml 1388円税込み スクリュー・キャップ
「ぷはぁー!よく冷えてますね(笑)。生き返る(笑)。」
「汗は引かないけど(笑)、身に染みる(笑)
。」
「飲みやすいなぁ。気づいたら1本丸々飲んじゃうな(笑)。」
「我が家だと2本必要(笑)。」
「スプマンテみたいに泡は強くないけど、
泡としては充分に美味しい。何故ですか
?」
「ひょっとしたら秘密有りかな(笑)?」
私「鋭いですね(笑)!これはガス圧は3kg/cm2 です。シャンパンやスプマンテは5kgくらいはありますからそれよりは低いです。フリザンテの区分です。」
「マスキューさん!この品種ヴェルドゥッツォでしたっけ 聞いたことないですよ
(笑)。」
家内「私も初めて飲みました(笑)。地場品種のようなんですが、プロセッコの許可品種でないのでDOCプロセッコは名乗れず、IGPとなります。」
私「この手のフリザンテは桃や洋梨、グレープフルーツなんかの完熟した果実味を全面に押し出すスタイルが多いのですが
、これは違いますね(笑)。」
「うん。そうそう、過剰な果実感はなくて
、青い植物的なニュアンスが心地良いよね。」
家内「マスキューの定番のプロセッコ コンテッセらしい仕上がりです。」
「え~と、コンテッセってどれでしたっけ
?」
私「これこれ(笑)。大人のラムネです(笑)。」
「あーっ!これかぁ。旨いはずだぁ。このプロセッコ良く飲む(笑)。たしかロゼのフリザンテもありましたよね?」
家内「はい。これです(笑)。これでコンテッセは3本が定番となりました(笑)。」
「店長!この白のフリザンテとプロセッコはどういう風に共通してるんですか?味わいに共通した感じはするんですけど、何故だか解りません。」
私「このフリザンテは出来上がりのアルコール分が10.5%。残糖分がおそらく9g/
Lくらいありますから潜在アルコール分が11%くらいある状態で収穫されています。わりと低く完熟前の収穫かと。それゆえ果実感がでしゃばらず品が良いかと(笑)。あと植物っぽさもそれ故だと思います。テロワールの賜物ですね。」
「スイカとかメロンっぽい青さがイイ。品が良いよね(笑)。」
「きゅうりっぽくもある(笑)。」
家内「時間が経つとセロリっぽくも感じます。」
「そうすると夏野菜の料理がピッタリ合うんだろうな(笑)。ラタトゥイユ(笑)!」
「そーだよね(笑)。野菜をたっぷり使ったパスタなんか合うんだろうなぁ(笑)。」
「このフリザンテはそれを意識して作られてるんだろうな。いかにもヴェネトらしい食文化なのかな(笑)。」
「食べ物のことを考えて作ってると感じますよね(笑)。」
「泡の強さはそんなに強くないけど中からしっかり湧いてくる(笑)。果実のニュアンスと泡のバランスがイイですよね。」
家内「ありがとうございます。これがコンテッセの素晴らしい美点です。通常のフリザンテと比べるとコンテッセはタンク熟成の期間が長いのでこうなるんだと思います(笑)。」
◎イゲルエラ ティントラルバ・シラー・ロサート 2017年 コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャ州 ロゼ アルマンサD.O. 750ml 1018円税込み
「これも夏場にはピッタリだなぁ。」
「果実の酸っぱさが鮮烈(笑)!飲むと元気が出ますね(笑)。」
私「アセロラやグラナデンっぽくて冷やすには最適です(笑)。」
「私アセロラ大好きで夏場は毎日飲んでます(笑)。これも毎日飲むアイテムになりそう(笑)。沢山飲まなくても毎日1杯飲みたい(笑)。日持ちしますか?」
家内「家で実験しましたけど、冷蔵庫に入れないでも1週間くらいは美味しく飲めましたよ(笑)。」
「そんなにしっかりしてるんだぁ!」
「これってシラーで作られているんですよね。シラーって赤ワインの品種でしたよね。何故ロゼ出来るんですか?」
私「早めに果皮と果汁を分離します。色が少しついたくらいで搾ります。ただし、搾ったにしても、かなり緩く搾った感じですよね。雑味がなくその分果実味がクリアで旨味も感じます。」
「白ワインに赤ワインを加えて作るようなロゼ・ワインじゃないんだ(笑)!」
家内「いわゆる『セニエ法』と言うやり方です。日本語だと『血抜き法』かな(笑)。
タンニンの少ない作柄の時に赤ワインをより濃くするやり方です。この場合は搾りませんが。」
「手のかかる方法で造ったロゼ・ワインなんですね。美味しい訳だ(笑)。しかも安い
(笑)!」
「ロゼって言うと甘口のイメージが強い。しかも食事に合わせる代物じゃないイメージがあったけど、これイイね(笑)。これだけでもイイし、食事しながらでもイイ(笑)。」
家内「トマト使えば何でも合いますよ(笑)。」
「なるほどね(笑)!たしかにそうだ。トマトを使ったパスタだと何でもオッケーですね(笑)。」
家内「プロントの海老を入れたトマト・クリーム・パスタなんか真っ先に頭に浮かびました(笑)!」
「あー(笑)。なるほど(笑)。ベスカトーレなんかも合うね(笑)。」
「これって甘さの後ろにスパイシーさ、黒胡椒っぽさがしっかりあるからエビチリなんかに合わせてみたいですね(笑)。」
「中華料理にはイイね(笑)。暑いから辛く味付けしたもの食べながら飲みたい(笑)
!」
「このスパイシーなニュアンスってシラー由縁なんだろうな。」
私「完熟した葡萄果由来ですよね。でもアルコール分は12.5%です。」
「えー!スペインだしもっとアルコール分が高いと思いましたよ(笑)。」
私「そーなんです(笑)。簡単にアルコール分が14%越えるような産地ですが、そんな感じしませんよね(笑)。」
「そうですよ!バレンシアの近くだもんね
。もっと暑苦しくてもおかしくない。こんなに果実味が鮮烈なワイン出来ないはず。でも出来ちゃってる(笑)。何故ですか
?」
私「技術の進歩としか説明がつきません。
醸造工程での徹底的な温度管理と畑で葡萄果の糖度をきっちり把握して目標の糖分に達した時に一気に収穫しているはず
です。」
家内「資本をかけた大規模な生産体制でないと無理ですよね。」
私「スペインって土地がもともと安いから、ある程度の資本で一気に大規模化が進んだんですよね。EUの補助金や資本が流入した恩恵ですね。」
「店長!このイゲルエラのシリーズには赤もありますよね。でも、今回はロゼだけ
。何故ですか(笑)?」
私「暑いので(笑)!」
私「赤も美味しいですよ。まあ、今風ですが(笑)。もっともこのロゼもブラインドでティスティングしたら産地はまず解らない。品種も経験しなきゃ解らないと思います(笑)。」
「世界市場を目指したワインかな(笑)。あと、ラベルがなんか怪しげで楽しくてイイ(笑)。」
「ちょっと危ない(笑)。迂闊なこと言うと性差別になる。」
私「面白いラベル・デザインですよね(笑)
。」
「店長!これからのトレンドはロゼ・ワイン。大日本ロゼ・ワイン普及協会は最先端ですね(笑)。」
私「Kさんは役員ですからこのワイン絶対に買ってくださいね(大爆笑)。」
「規約は、ロゼ・ワインを沢山飲んで、ワイン・ラヴァーにロゼの良さを知らしめる!ですよね(笑)。」
私「それのみ!ご入会希望の方はどうぞおっしゃってくださいね。勝手に名乗っても構いませんが(笑)。」
家内(会長)「ロゼがもっと皆さんに飲まれれば何でもオッケーです。」
Kさん(こちらのKさんは会頭)「マスキュさん。こんなロゼをデイリーに飲めるようになったのは朗報ですね。」
そして突き抜けるような鮮烈な白!
〇アルザス リースリング 『ドレイ・エクサ』2016年 ポール・ジャン・グランジェ フランス アルザス 白 750ml 2453円税込み
「あー、これ良いですね。上質。」
「目の覚めるような味わい。マスキューさんが言うように、突き抜けますね(笑)。」
私「広がりが素晴らしいですよね。まるっきり辛口だし、アルザスでもあまり無いスタイルです。」
「果実味自体は複雑じゃないけど、質感が凄いよね(笑)。」
「たしかにリースリングなんだけど、ドイツのリースリングとはだいぶ違いますね。」
私「ドイツでこんなにドライにしたら、折り合いがつかなくなりそうです(笑)。」
「オイリーなニュアンスは共通してるからリースリングには違いないんだけどね(笑)
。ドイツのものとは違うなぁ。」
家内「このワイン畑の土壌が石灰質です。
とてもミネラリーです。ドイツのモーゼル辺りは層をなした粘版岩 いわゆるシーファー。その差としか思えません。」
私「チョーク、火打ち石 いわゆるチョーキーな感じが特徴的ですね。」
「店長!このワインの突き抜けるような酸はリンゴ酸なんですか?」
私「はい。熟成は大きな木樽で半分、ステンレス・タンクで半分します。ここにこのワインのミソがあります(笑)。木樽の方は酸の角がとれマロラクティック発酵もします。一方通行ステンレス・タンク
は基本的にニュートラル。これを最後にブレンドすることでこのスタイルが出来上がるようです。」
「木樽はマロラクティック発酵すると言うことはリンゴ酸が少ない。一方ステンレス・タンクはリンゴ酸が残る?」
私「左様かと。」
「それでバランスがとれるんですね。しかもスタイルとして確立される。う~ん。文化なんですね(笑)。」
「ところでこのワインは何を食べながら飲むのが良いのでしょうか?」
私「ハードタイプのチーズは鉄板かな(笑)。」
家内「バターを使った炒め物なんか幅広く相性が良さそうですよね(笑)。アスパラなんかバターで炒めて食べたら美味しそう(笑)。」
「わりとしっかりした料理だも良さそうですよね。思いきってステーキは?」
私「チャレンジャーですね(笑)。でもイイかも(笑)?実はドイツのモーゼルの著名生産者がそれ言ってました(笑)。酸があるから甘くても大丈夫だと。」
「定番でバターとレモン添えるステーキがあるんだから、まんざら合わないことも無いんじゃないかな(笑)。」
私「チャレンジャーいたら結果を教えてくださいね(笑)。」
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明日の試飲会のワインがようやく並びました(笑)!
Jul 27, 2018 by weblogland |ホッとしました(笑)。
今回は日程的には余裕があったのですが
、最後のツメで手間取りました(笑)。これだけ暑いですから、あまり暑苦しいワインは避けたい(笑)。暑苦しいなんて言うと誤解されるかな?暑苦しいワインなんてあるわけない(笑)。でもヘビー過ぎるのもちょっと。そんなところなんですが、
まあ、今回はインポーターさんの特売品が2つ入ってますから、ヘビーでもお買い得なのが伝わればオッケーかな(笑)。
天気予報によれば土曜日は100%雨のようですから、今回は金曜日が混むかな?
お天気次第で塩梅を見計らってお越しくださいませ。
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こいつが力を発揮しています
Jul 26, 2018 by weblogland |こいつが力を発揮しています(笑)。
ランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ です。イタリアの赤の微発泡性ワイン。
先月のマスキュー試飲会で好評いただいたランブルスコの辛口です。
「先日の友人達との昼間からの宴会に持っていったの大正解でしたよ(笑)。しかも2本持ってって良かった(笑)。1本目は瞬殺
でしたよ(笑)。1本しか持っていかなかったら起こられてた(笑)。」
「白の泡を焼肉パーティーに持ってこいと言われましたが、絶対に赤のランブルスコの方が受けますよね(笑)?」
私「はい。おそらく。泡と言うと白だと皆さん思い勝ちですから意表をつくのはよろしいかと(笑)。」
「そーですよね(笑)。このランブルスコ焼肉には絶対合うもんね(笑)。」
私「このランブルスコ、エバラ焼肉のたれのベストフレンドです。」
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!201807
Jul 26, 2018 by weblogland |災害級の暑さなんて聞いたこともないし、経験したことも
ありません。もちろん暑さのダメージは日々蓄積されます。
だからこそワインを飲みたい!
そんな方おられるはず。少なくともマスキューには2人います(笑)。
まずは泡!
生き返りますぞ!
◎ヴェルドゥッツォ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ 微発泡 白 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml 1388円税込み スクリュー・キャップ
イタリア ヴェネト プロセッコの優良生産地区コネリアーノに本拠を構えるプロセッコのスペシャリスト レ・コンテッセが造る白のフリザンテです。マスキユー定番のプロセッコの生産者が造る白のフリザンテです。今まで定番でロゼ・フリザンテを扱っていましたから、これで白、ロゼの揃い踏みとなります(笑)。ちなみにプロセッコには品種の指定がありヴェルドゥッツォだとI.G.T. となります(笑)。
このヴェルドゥッツォはイタリア北東部ヴェネト州、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州で栽培されている地場品種。透明感のある淡い青みがかった黄金色。繊細な泡が弾けて涼しげ。香りは強め、青リンゴ、レモン、ライムにメロン、柚子、桃、ハーブなどが加わりかなり複雑。面白いのが果実に完熟感があまりなく、押しつけがましくない点。それゆえ植物的なニュアンスが全体のバランスに貢献しています。暑苦しくないのです(笑)。コンテッセの意図を感じますね(笑)。いわば、さりげなく美味しい!しかも品がある(笑)。
食べ物との相性は良く、特に生姜・ミョウガなどを使った和食など間違いなく合います。ワイン自体に塩辛さがありますから、単純に天ぷらなどもグッド(笑)。イタリアンにこだわる必要なしですね(笑)。
そして冷やしても映えるロゼ!
◎イゲルエラ ティントラルバ・シラー・ロサート 2017年 コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャ州 ロゼ アルマンサD.O. 750ml 1018円税込み
イゲルエラはブランド名。造り手は共同組合コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア。2001年にイゲルエラとアルベラの二つの生産者が統合してできた協同組合が、サンンタ・キテリアです。1000m近い高地の彼の地、地場品種
ガルナッチャ・ティントレラ(アリカンテ・ブーシェ)の生産で知られています
。果肉まで赤い(笑)ガルナッチヤ・ティントレラから造られる濃厚で果実味のはっきりしたワインは世界的にも有名になっています。
これはシラー100%で造られたロゼ。グレナデンやアセロラのような弾ける酸味旨味はフレンドリー(笑)。シラーで造ったロゼ・ワインは良い結果が出ると常々思っている通りです(笑)。ワイン自体、時間の経過と共に崩れることがありません。もちろん価格帯からすると決して上等の部類には入りませんが(笑)、かなり上質
。明瞭な果実味と厚みが両立した味わいは心と体を癒してくれますし、パーティーの場をもり立ててくれるユーシフルなワインでもあります(笑)。
そして突き抜けるような鮮烈な白!
〇アルザス リースリング 『ドレイ・エクサ』2016年 ポール・ジャン・グランジェ フランス アルザス 白 750ml 2453円税込み
このポール・ジャングランジェ設立は古く、1610年まで遡ります。ただし規模は小さい(笑)。所有畑は2つのグラン・クリュを含め10ヘクタールちょっと。100ヘクタールを越える大生産者の「なんでも出来ちゃう」とは訳が違います(笑)。
あと造りは醗酵・熟成にオークのフードルを50%使うクラシックさ。酸の角を上手く取る伝統的技法です。ただし当主のミッシェルさんは若手ながら世界各地で経験を積んだ筋金入りのエノロゴ。プレスマシーンは高価なエアプレスを導入しています。なんたるか解っていますね(笑)。
切れがあって柔らかなアルザスらしい味わいは飽きのこない質の高さ。極上のアルザスワインは年に一度くらい飲めば良いもの(笑)。私がたまに飲みたくなるアルザスワインの筆頭がこのポール・ジャングランジェのワインなのです。いつ飲んでも裏切られません。
限られた畑を広くするより、質を向上させる姿勢がワインに現れています。
この『ドレイ・エキサ』はグラン・クリュの並びにある1ヘクタールの畑で造られます。60%オーク樽(フードル)、40%ステンレス・タンクで発酵させたあと60%オーク樽熟成、40%ステンレス・タンク熟成(6-8カ月)。木樽の風味をつけるためではなく、酸の角をとるための樽使用です
。ワインも通常のリースリングを一回り大きくし、さらにまるっきりドライに仕上げた感。リースリング本来の抜けのよさは純粋さの証と妙に納得(笑)。広がりの良さは驚き。突き抜けますよ(笑)。それでいて粗野の部分がないのが美点。それって冷静に考えるにアルザスらしさだとは思うのですが、わりと少ない(笑)。ここまでドライに仕上げると逆に緩さが出てしまう。まあ、ここは穿って考えるより、ポール・ジャン・グランジェのスタイルが秀逸だと考えるべきかな(笑)。造り手の尽力とテロワールの優位性と言う外ありません。
蛇足になりますが(笑)、あと、きっと通常のアルザス・リースリングとグラン・クリュとを繋ぐブランドが『ドレイ・エキサ』なんでしょうね(笑)。
暑いなかこの赤ワインくどくない?
でもですね、コスト・パフォーマンスの高い限定特売品ですからお見逃しなく!
●『カルミネ』2010年 ボデガス・ペドロ・ルイス・マルティネス スペイン 赤 フミーリアD.O. 750ml 1380円税込み
フミリアの地場品種モナストレル100%で作られています。
一昔前のモナストレルというと最低でも20年は待たないと飲めない代物(笑)。でも最近は早く飲めるように造られるものが増えましたね。もっとも軽く薄く造ったものはNG(笑)。モナストレルらしい重厚さを感じられないと原理主義者の私は納得しない(笑)。
このワインは300Lのフレンチ・オーク(
新樽90%)で12ヶ月熟成させたもの。伝統的な大樽を使っていないのは気に食いませんが(笑)、しっかりしたフルボディー
。モナストレルらしい品種の特徴が出ています。
う~ん。
これならオッケー(笑)!
酸の少ない点を濃密な果汁・タンニンで見事に補っています(笑)。赤や黒系のベリーのみっしりした果実に、モナストレルらしい重心の低い香りの出方。チョコレート、タバコ、エキゾチックな香木の香り 粉っぽいタンニン。まさにモナストレルなのです(笑)。
栽培法は古典的。古樹、低収量の伝統的栽培から得た葡萄を早く飲めるように工夫した感。クラシック・モダンなワインかな(笑)。もともとの葡萄果の良さを感じますね(笑)。ヴィンテージは2010年。早飲みに作られていますが、8年経ってようやく飲み頃になる生命力は説得力あります(笑)。
2000円位の価値は十分あるワインです。
ところが、このワイン、インポーターさんが輸入を断念。インポーターさんの販売量の10倍の販売を要求されたとか。
う~ん。いろいろ事情があるようですね。そんな訳で終売大放出特価となりました
!
この価格でフル・ボディーはあり得ませんぞ(笑)!
在庫限りとなりますので、品切の節はお許しください。
クラシック・ブルゴーニュのファンの方
、お待たせしました。前回の入荷は2009年。今回は2014年と空きましたね。まあ、なにもこんな暑いときに入荷しなくともよさそうなものですが(笑)、数の少ないものですからそんなことは言ってられません(笑)。
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2014年 ドメーヌ・ド・ラ・プレット フランス ブルゴーニュA.C. 赤 750ml 2700円税込み
数少ないクラシック・ブルゴーニュの作り手、ドメーヌ・ド・ラ・プレットのバックヴィンテージです。このドメーヌのワインはほとんどがフランス国内とヨーロッパ域内で消費されてしまいます。
ワインは、抽出の時間が短いクラシック・スタイル。このため色は薄いのですが、ふっくらとして奥行きがあり、液体の滋味深さはさすが!今風の真っ黒いブルゴーニュに慣れた方はきっと驚くこと請け合いです(笑)。
美しさがあります。
今時なかなかお目にかかれないブルゴーニュの美点があるのです。
1ケースのみの入荷ですから、これはもう早い者勝ち。ごめんなさい。
そしてトリは愛するル・キャバレ・デゾワゾー2014年。私は南フランスのポンソと評価しておりましたが、これにて輸入終了の大特売セールとなります!
●ル・キャバレ・デゾワゾー2014年 ラ・プチ・コマンドリ フランス コルビエールA.C. 赤 750ml 2480円税込み
南フランス ラングドックの広いA.O.C.コルビエール。あまりに広くしかも多様なため1990年にサブ・リージョンを11に再編されました。現在は新たに独立したサブ・リージョンがありますから8つのサブ・リージョンからなりますか。
このラ・プチ・コマンドリは2000年にステファン・マディックさんが4ヘクタールの畑を購入してからドメーヌは始まりました。地所はコリビエール最西部 アラリック山脈と台地に挟まれた谷のような地形。大西洋からの風が通り抜ける特徴あるテロワールのようです。
この『ル・キャバレ・デゾワゾー』はカリニャン75%、シラー25%。アルコール分は12%と低いですが、過度に感じない物凄い凝縮感。いわゆる優良なビオに通じる味わい。深み・広がりはグレート・ワイン クラス。複雑な赤・黒系果実の香りはハーブなどの植物ののニュアンスと相まって突出した個性をみせます。あと、過剰に手を加えていない自然さがエクセレント(笑)!全房醗酵しながらもタンニンが過剰で固くない。ほとんどプレスしてないですね。無理に遅摘みしたり長い醸しもしてないはず。インポーターさんに聞いたところクラシックなマセラシオン・カルボニック法で造っているとのこと(やはりフリーランのみでワインを造ってました。)。
プリミィティブな本物ですね(笑)。
ちょっとエステル香が強く感じますが、ボディーがしっかりしているので苦ではないです。(抜栓後にゆっくり抜けていきます。)
造り手の尽力が伝わってきます。価格以上の出来映えに逆に心配になります(笑)。
ところで生産者のステファン・マディックさんの風貌は変わってます(笑)。昔のヒッピーか仙人のよう(笑)。ワイン造りもほとんど一人。しかもクラシックな手摘み・全房醗酵。畑も仕立ては低く、おそらく農薬はほとんど使っていないようですから、栽培はかなりのハード・ワークなはず。さらにSO2も無添加ですから驚き。
とことん尽力したワインなのです。
彼が我が道を突き進んでいるのは間違いありません(笑)。
奇才発見(失礼!)!
以上6本!
7月27日(金)は17~20時30分
7月28日(土)は11~20時30分
いつも通りのスケジュールです。
皆様のご来店お待ちしております。
あまり暑かったら御無理しないでくださいね(笑)。
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すべてがスタックしてしまいそうですね
Jul 23, 2018 by weblogland |すべてがスタックしてしまいそうですね
(笑)。葡萄樹は気温が30℃を越えると房の水分を守るためにスタックすると言われていますが、今の気温は30℃を軽く越えてますから(笑)、人間がスタックする(笑)。ほんとそんな感じですよね。
こんな時は無理しない!これが一番!
でも仕事だと、そうは問屋は卸しません(笑)。
私は今、週末の試飲会のラインナップの説明書きに煽られてます(笑)。頭がぼーっとするなか書いてますから、文章の校正に不安があります。集中力が続きません。そうだ!間違ってたらまた書き直そう!これしかありませんね(笑)。
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毎週末夕方散歩する緑道があります
Jul 22, 2018 by weblogland |歩いてだいたい30分くらいかな。じわっと汗が出てちょうどよい具合です。でも、この夏は辛いですね(笑)。梅雨明けが6月でしたけど、その直後はまだ蝉も鳴いてない(笑)。蝉だっていきなり1ヶ月もスケジュールを早めて出てくるのは無理(笑)。今日歩くと蝉がうるさいくらい鳴いてましたから、ようやく真夏(笑)。でもですね、連日の猛暑で消耗した体の体感はもう8月のよう(笑)。
8月も同じような暑さだったらどうしましょう?真夏が1ヶ月余分に続くなんて初めての経験です。皆さん、特にお年寄りがご家庭におられるは、お気をつけくださいね。お年寄りは我々以上にダメージがあるはず。
お年寄りより自分の心配しろって(笑)?
知らないうちに熱中症で倒れるなんてザラみたいですから、ご用心用心(笑)。
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ワインを守る戦い
Jul 20, 2018 by weblogland |こう暑いと気になるのはエアコン。店全体のエアコンとワイン・セラーのエアコンです。この時期ワインにとっての生命線です。何年か前に店のエアコンが真夏に壊れ大変な思いしました(笑)。あのときは冷蔵庫の冷気を店内の冷却に利用して凌ぎましたっけ(笑)。少なくとも30℃以下の室温はキープしないとなりませんから、もちろん夜もエアコンは切れません。
ところで昨日の晩、セラーの温度が上がり始めました。いつも15℃くらいにはキープしているのが17、18℃になってます。とりあえずセラーの室外機の熱をとるため一旦機械を止めます。
室外機の熱をとるため室外機の回りに散水をして、道路につながるドアを開けて風通しを更に良くします。それと平行して店内のエアコンをフル稼働。室温を25℃以下にします。セラーの温度がさらに上がることに備え氷を準備。ストックしてある氷は100kgくらいはあります。これに扇風機で冷風を送れますから最悪の事態はさけられるはず。
幸いセラーの温度が下がり始めましたので、ホッと一息(笑)。今朝一番に冷凍機屋さんに電話して来てもらいました。
冷凍機屋さん「マスキューさんの室外機はわりと風の抜けるところにあるから条件は良いのですが、いかんせん風自体が熱すぎる(笑)。」
私「それじゃあ室外機の回りに水巻いてドアを開けっぱなしにしたら、温度が下がり始めたのは正解なんですね(笑)。」
冷凍機屋さん「はい(笑)。大正解です!」
気の抜けない日々が続きます。
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王様と女王様は揃っていないといけません
Jul 19, 2018 by weblogland |個人的な趣味なのですが(笑)、シャンパーニュ・ブリュット『クープ・ド・フードル』2009年 ピエール・ルブッフと揃うことで、アイ・シャンパーニュとヴェルズネイが揃ったことに溜飲を下げたかったのです(笑)。もちろんペウ・シモネの方はヴェルズネイ100%ではありませんが、まあ味わいは気品のある女王様(笑)。ピエール・ルブッフの方は威厳に満ちた王様(笑)。やはり王様と女王様は揃っていないといけません(笑)。ここにきてよーやく揃ったと言うことなのです(笑)。ずっとストレスだったんです(笑)。
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試飲会のワイン探しで忙しいです(
Jul 16, 2018 by weblogland |私「あっ!このワイン美味しい!コクがあり伸びやかで切れもある。華やかで、厚みもある。」
家内「これ、美味しい!グレートワインの範疇に入るよ(笑)!」
私「どこのワインかな?」
家内「ラベルが読めない(笑)!」
私「ラベルのデザインも独特。サイケ(笑)?見たことないなぁ(笑)。」
家内「そういえば味わいも変わってると言おうか(笑)?貴腐…、ブルゴーニュのシャルドネの大物ルフレーブみたいな…、ザールのリースリングの極上品…、そんなバカな!」
私「凄く甘いけど甘くない?濃いけどぐびぐび飲めちゃう?あれ…?しかも千円?えっ、えっ、そんなことあるの…?ちょっと待て!夢かもしれない!明日もう一度確認しよう!夢じゃなければあるはずだぁ!」
翌朝目覚めとともにワインが幻であることを認識(笑)。
どうやら真夏の夢でした。悪夢?それとも予知夢?単なる私の願望?
きっと私の願望・妄想が夢となったようですね(笑)。
まあ、うなされたり金縛りに合わなかったから幸い(笑)。唸り、うなされながらながらワイン探す夢だったら悪夢ですもんね(笑)。良しとしましょう!
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こんなに暑いのにシャンパン仕入れちゃいました
Jul 15, 2018 by weblogland |痛いくらい熱い。
でもですね、こんなに暑いのにシャンパン仕入れちゃいました(笑)。
シャンパーニュ・ミレジム2008年 ファス・ノード グラン・クリュ ペウ・シモネ です!
敬愛するペウ・シモネの入荷を知り、しかも、しかもです、瓶熟成96ヶ月の大物の入荷を知ったら、これはもう見逃せません!
このキュヴェ、以前飲んで感動したんですよね(笑)。個人的には通例シャンパーニュの熟成期間は36ヶ月もあれば十分だと思っていますが、これは別(笑)。よくアイ・シャンパーニュが王様で、ヴェルズネイが女王様に例えられますが、これはまさに女王様(笑)。気品があるんですよね
。
そうそう、ついでと言ってはなんですが(笑)、シャンパーニュ ファス・ノード ブリュット グラン・クリュ ペウ・シモネN. M. も再入荷しました。ファンの皆様永らくお待たせいたしました!
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ブルゴーニュ4本
Jul 12, 2018 by weblogland |ブルゴーニュ4本です!
久しぶりにブルゴーニュのサンプル取り寄せちゃいました(笑)。マランジュの1erの赤と白、そしてラドワ・セリニの赤と白です。今、Kさんと試飲。
Kさん「ブルゴーニュですね(笑)。しかもマランジュは1級じゃありませんか(笑)?」
私「ラドワ・セリニの方も1級並みかと。」
Kさん「う~ん。ブルゴーニュってイイですよね(笑)。」
私「特に1級を名乗るワインは特級を予感させないとダメ(笑)。これがもっと濃くなると特級になるのだと想像させてくれないと(笑)。」
Kさん「でもマスキューさん。1級だって特級並みのものあるよね。」
私「そういうのお買い得ですよね。なかなか当たらないけど(笑)。」
Kさん「そうですねブルゴーニュじゃ当たらない(笑)。でもラドワ・セリニの白はなかなかイイ線いってる(笑)。」
私「ラドワ・セリニの方がプリミィティブな良さ感じますよね。」
Kさん「うんうん。ブルゴーニュってポテンシャルの高さ大きさがあって、それが先々どうなるのか?って想いを馳せることが出来るんだよね(笑)。しかもバランスが良いから美しさが伴う(笑)。」
私「それでもう少し安ければなおのこと良いのですが(笑)。」
Kさん「無理かな(笑)。」
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力を発揮してます!
Jul 12, 2018 by weblogland |力を発揮してます!
何が?って
ランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ です。
そりゃもっと高級なランブルスコはあまたあるのですが、それだとビールに近い温度では楽しめません。こう蒸し暑いと、田舎者と罵られても、うんと冷やしたものを飲みたい(笑)!
なんたって味わいは辛口のファンタ・グレープですから(笑)、飲みやすいことこの上なし。
う~ん。
これって製造企画の勝利ですよね。少なくとも日本人好み。数あるランブルスコから選んだというより、インポーターさんのメーカーへの要望なのかな?それともアメリカ向けなのかな?今度インポーターさんに聞いてみます。
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めちゃくちゃコスト・パフォーマンスが良い!
Jul 10, 2018 by weblogland |スペインのフミーリアのモナストレルが鎮座しております(笑)。これがなかなかフル・ボディーで美味しい!
このワイン、もともと知っておりましたが、価格がマスキューにはちょっと高級なのと、ラベルの真ん中にパーカー・ポイント90点なんて大きく貼ってあるのが気に食わず扱いを遠慮しておりました(笑)。
今回インポーターさんが諸般の事情で放出されるということで、まんまと便乗いたしました(笑)。せこい(笑)!
この暑い時期にフル・ボディーのワインはないだろ!なんて思わないでください
(笑)。おっしゃる通り季節がらふさわしくありませんが(笑)、めちゃくちゃコスト・パフォーマンスが良い!
犬も歩けば棒にあたる、待てば海路の日和あり。たまにはラッキーがあります(笑)。
多分在庫限りとなるはずですからお見のがしなく!
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悲しいお知らせです!
Jul 07, 2018 by weblogland |嬉し、悲しいお知らせです!
桝久の定番南フランスのコルビエールのル・キャバレ・デゾワゾー2014年 ラ・プチ・コマンドリ が終売となります!
ガーン!
大ショック!
全房発酵の自然派の本物。私は勝手にコルビエールのポンソと敬愛しておりました。まあ、プチ・コマンドリが無くなる訳ではなく、インポーターさんが輸入を止めると言うことなのでいつか再会出来るとは思いますが…。でもですね、ビオ系専門のインポーターが輸入したら5000円位で売られるようになるんだろうな。どこかの評論家が取り上げたら一気にスターダムにのしあがり、手の届かないワインになっちゃうんだろうな。
そうだ!そうなる前に沢山飲んで置けばイイ!
マスキューでは3054円税込みで通常販売しておりますが、インポーターさんのご好意により、なっ、なんと、2480円税込みにて大特売!
有る限りにてのご提供となります(笑)。
見逃すべからず!
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サン・ルチアーノのトスカーナ・ロッソ2016年が並んでいます
Jul 06, 2018 by weblogland |安いわりにコクがあって美味しいので、ここ何年かマスキューの定番となっています。実は春にヴィンテージが2015年から現行の2016年に変わりました。変更直後は荒さが少し目立ってましたが、ここにきてようやく調子が出ました(笑)。しっかりしたワインは落ち着くまで時間がかかる典型です。良い状態ですから、皆さんに楽しんでもらいたい!
そんな訳で目立つカウンターの上に鎮座しております(笑)。
まあ、夏っぽくはありませんが(笑)、コスト・パフォーマンスに優れた赤ワインですから、しっかりした赤ワインを飲みたい衝動に駈られた時には是非お試しを!
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試飲会以来絶好調のランブルスコ、女子会の必殺技 ビール代わりの栄養源
Jul 05, 2018 by weblogland |先月の試飲会以来絶好調のランブルスコ、女子会の必殺技 ビール代わりの栄養源 としてご愛顧ありがとうございます!
冷蔵庫に必ず1本常備される方も多いと思いますが、中途半端に飲み残し明日から出張なんて時ありますよね。こんなときの必殺技(笑)、冷凍庫の製氷皿に飲み残しのランブルスコを入れて凍らせます。そして長期の出張から帰ってきた晩、新たに1本ランブルスコを開けてグラスに注いだら、氷になったランブルスコをグラスに投入!
無駄なく、更に冷える、そして水っぽくならない!
今日インポーターのSさんから教えてもらいました(笑)。ありがとうございました!
他にも使い方ありそうですね(笑)、技を開発したらこっそり教えてくださいね(笑)。
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桝久 試飲会リポート 後半201806
Jul 03, 2018 by weblogland |「ほっほぉー、ピノ・ノワールのあとにロゼですか(笑)?意図がありありなんでしょうな(笑)。」
私「読まれてますね(笑)。この順番、家内と激論を交わしました(笑)。もちろん家内の勝利なんですが(笑)。」
「メリオーのピノ・ノワールはしっかりしてますから、そのあとにロゼとは斬新(笑)
。普通はそのあとのピノ・ノワールとメリオーのものを並べますが(笑)。」
私「お察しの通り(笑)!」
「あっ!これイイ(笑)。香りがめちゃめちゃ綺麗(笑)。」
「さくらんぼ!」
「でも、しっかりしてる。目をつぶって飲んだら赤ワインみたい(笑)!」
「マスキューさん曰くのビビッド(笑)。」
私「すごくディテイルがはっきりしています(笑)。」
「香りの広がりと余韻が美しい(笑)。さくらんぼの香りが口のなかにいつまでも残る。」
「この香りはメリオーのピノ・ノワールより強い(笑)!だからこの順番なんですね
(笑)。」
「ところでこれはチェラスオーロって言うようですが、ロゼとは違うんですか?」
家内「ロゼです(笑)。黒葡萄から作ったロゼです。北イタリアだとキアレットと呼びます。」
「同じでも産地によって呼び方も違うんですね。」
家内「産地によりこだわりがありまして。例えばチェラスオーロだと色が薄い薔薇色だとDOC委員会の認定を受けられなかったりします。」
私「逆にキアレットがこれほどいろが濃いとダメだったりします。生産者が委員でもありますから、お目こぼしがあったりもするようですが(笑)。」
「キアレットとチェラスオーロは違うって意識なのかな(笑)?」
「店長!これモンテプルチアーノ種100%
なんですよね?モンテプルチアーノってどちらかというと濃い味わい勝負のイメージ。黒いジャム(笑)。アルコール分も高いし(笑)。」
「そうそう。こんなにエレガントなイメージないよね。これだって北イタリアのワインみたいだよ。」
私「ありがとうございます。ちなみにこのワインはアルコール分は12.5%。中部イタリアのワインっぽくないですよね(笑)。
」
家内「畑は傾斜地ですし、谷を風が抜けるそうで、暑くなりすぎない特殊なテロワールのようです。」
「いわゆる巷に溢れてるモンテプルチアーノとは違うよね。」
「安いのいっぱいあるよね(笑)。」
「フランスのローヌもそうだよ(笑)。」
私「ありがとうございます。赤も白もロゼも共通した出来映えです。基本エレガントかと(笑)。」
「ドライだし切れも良いし余韻も美しい。黒胡椒の香りもする。ローストビーフや牛ヒレのステーキに合いますね(笑)。フル・ボディーのロゼなんだろうね(笑)。」
●マゾ・ライナー ピノ・ネロ 2015年 ケットマイヤー イタリア アルト・アディジェ‐ジュートチロルD.O.C. 750ml 3147円税込み
「ピノ・ネロって?」
私「イタリアのピノ・ノワールです。」
「ドイツだとシュペート・ブルグンダー。
ブルグンダーはバーガンディーでしたっけ(笑)?」
「アルト・アディジェはイタリア語、ドイツ語が入り交じる。民族的にはオーストリア、ドイツ、イタリア。ラテン系じゃないのは確かかな(笑)?」
私「先々月の試飲会で好評いただいたケットマイヤーの上級品『マゾ・ライナー』畑のピノ・ノワールです。」
「あ~!美味しいね(笑)。」
「かなりランクの高いピノ・ノワールだよね(笑)。」
「高級品の味するもんね(笑)。」
「香りや液体の密度が違う(笑)。香り自体もとても濃い。」
「森の感じがする(笑)。」
私「そーですよね(笑)。ブルゴーニュのモレ・サンドニ?でも森の雰囲気が違うかな(笑)?」
「紅茶の香り…、アールグレイっぽい。」
「チョコレート食べながら飲むとスッゴク美味しい(笑)!」
「ブルゴーニュとは違うんだけど、スタイルが出来上がってるから美味しいピノ・ノワールとして飲める(笑)。」
私「技巧としてはバリックを使わずに古い大樽で熟成します。樽香をあまりつけないスタイルですね。ドイツ的かな。」
家内「ドイツの高いピノ・ノワールって最近はバリック使いますから、逆にこんなスタイルってあまり無いですよね(笑)。」
「そうするとアルト・アディジェのピノ・ノワールなんですね(笑)。」
「マインドの違いがあるのかな(笑)?」
家内「この『マゾ・ライナー』畑はライナー家の一子相伝の畑です。マゾ法という地域法で畑の分割を防いだものです。」
私「その畑の葡萄をケットマイヤーが購入して『マゾ・ライナー』として販売してる訳です。」
「へぇー。フランスなんかだとシャトーやドメーヌの元詰め品が格の高さとなっているけど、アルト・アディジェは違うんだ。」
家内「畑が急峻な傾斜地に分散していますから、自分で元詰めをすることが難しいようです。ですから共同組合やケットマイヤーのような醸造所がワイン生産を担っているようです。」
私「実際ドメーヌのようなものは少ないです。」
「でもさ、ブルゴーニュでこのレベルを求めると1級のものだよね。そうすると半額
以下か(笑)。あるんだね(笑)。」
「こんなの飲むとピノ・ノワールってブルゴーニュばかりじゃないって実感出来る
(笑)。」
「原理主義者の私はそれでもブルゴーニュは譲れない(笑)。でも手が届かない(笑)。
悔しいなぁ(笑)。」
「2万円も3万円も払えないよね。」
〇マゾ・ライナー シャルドネ 2016年 ケットマイヤー イタリア 白 アルト・アディジェ‐ジュートチロルD.O.C. 750ml 3147円税込み
「これも『マゾ・ライナー』畑ですね(笑)
。」
私「『マゾ・ライナー』のシャルドネはアルト・アディジェを代表する白ワインと言われています。」
「う~ん。こりゃ、確かに旨い!」
「うん。完璧(笑)。」
「グレートワインだね。でも、これもブルゴーニュとは違うよね(笑)。」
家内「熟成にはステンレス・タンクとバリックを併用してるそうです。」
「なるほど!バリックのニュアンスは感じるけど、しつこくない。」
「タル、タルしてない(笑)。」
「果実味が前に出てる。バランスに文句のつけようがない(笑)。」
「全体が大きい。」
私「出来上がってますよね。」
「マスキューさん。このワインは長期熟成するんですか?」
私「う~ん。解りません(笑)。シャルドネって出来上がりが早くても長命なものがあるんですよね(笑)。試しにセラーに置いてみましょうか?」
家内「チョークみたいなミネラルっぽさがありますね。」
「石灰岩質の土壌なんですかね?」
家内「かも知れませんね。」
「品の良い薔薇っぽさもあるし、どうみてもシャルドネ。しかも極上(笑)。」
「モンラッシェみたいにトロトロじゃないけど(笑)、高級レストランでこんなの飲めたら嬉しいな(笑)。」
「ブルゴーニュ原理主義者は損をしてるかな(笑)。これ飲んで幸せになれない(笑)。」
ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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桝久 試飲会リポート 前半201807
Jul 03, 2018 by weblogland |こんなくそ暑いなか、ワインを売るのもこれいかに(笑)?でも、暑いなか飲むに相応しいワインもあります!
まずは大人のファンタ・グレープ(笑)?
●ランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡性 赤 ランブルスコ・グラスバロッサ・ディ・カステルヴェートロD.O.P. 750ml 972円税込み
私「お暑いなか、わざわざご来店ありがとうございます。まっ、まっ、これをグビグビとお飲みください(笑)。」
「おっー!こりゃイイ(笑)。」
「赤の泡なんかあるんですか?」
「ランブルスコって割りと甘いのが多いんだけど、これ甘くなくて良い。」
「これくらいだったら食べ物食べながらでもいけますよね(笑)。」
「今日くらい暑いと中にフルーツざっくり切ったのでも浮かべて飲みたい(笑)!」
私「オレンジなんか大きめに切って浮かべたら美味しそう(笑)。オレンジを凍らせても良さそう(笑)。」
「フルーツ・ポンチみたいにしても美味しいよ。」
「サングリアにしちゃおう(笑)!」
「単純に氷浮かべるだけでも良し(笑)!」
一番暑い午後にいらしたお客様は涼をランブルスコに求めるのみ(笑)。
私「普通のランブルスコってやや低めの温度 石造りの建物のひんやりとした壁くらいの温度で飲むのが良いと思うのですが、これは冷蔵庫や氷で強く冷やして飲むように造られてます。」
「まさにそうだね。あと、普通ランブルスコって言うともっと甘いんだけど、これあまり甘くなくて塩梅がイイよね(笑)。冷やして飲むにはちょうどイイ(笑)。」
「そーなんだよね。甘さが強すぎて日本人には対応出来ない(笑)。生ハムなんかの塩辛さとランブルスコの強い甘さはそれはそれで美味しいんだけど、私の胃袋にはハード過ぎる(笑)。」
「イタリア人の胃袋は日本人の倍はあるからなぁ(笑)。食べる量が違う(笑)。」
家内「これはセッコ表示の辛口なんですが、規定の残糖分は1リットル中18~30gです。」
私「詳しくは解りませんが、おそらく20gくらいの残糖分だと思います。」
「でも砂糖の甘さとは違ってくどくないですよね(笑)。」
「そうそう。果糖の甘さって後味にベタつきが無くて心地良い。」
「店長。これうんと冷やしても美味しいですが、温度が上がってくるとランブルスコらしいフランボワーズの香りがすごく出てきますね(笑)。フレッシュ&フルーティー(笑)!」
家内「このランブルスコはエミリア・ロマーニャの美食街道の街モデナで造られます。」
「知ってる、知ってる(笑)。パルマを下ったところですよね。生ハムのメッカ。ポー川の湿った空気が生ハムの熟成を助けるんですよね(笑)。」
「そうそう。でも、何処でも良くなくて、最適地が更にあるんですよね。」
「朝と夕方に霧が湧く処でしたっけ(笑)。」
家内「モデナの辺りのランブルスコの産地はトスカーナとの州境の山地に至る尾根の末端。ですから畑が分散されており集約化が進まないため協同組合が生産を担っています。平地で効率的に造られる他の有名銘柄から少し下に見られ勝ち。」
私「高級なランブルスコは確かに濃い(笑)
。しかも強烈(笑)。それはそれで確固とした存在価値はありますが、こんなのもよろしいかと(笑)。」
「ワインって高ければ美味しいには違いないけど、TPOは大事だよね(笑)。夏場のバーベキューでグラン・ヴァン飲んでも有り難みが薄れる(笑)。」
「焼肉やバーベキューなんかで、エバラ焼肉のたれでハフハフ言って肉食べながらこれ飲んだら美味しい(笑)!」
「アウトドアでバケツに氷をたくさん入れて、このランブルスコ5~6本突っ込んでガブガブ(笑)。」
「女子はこんなの大好き(笑)!私だったら2本いけちゃう(笑)。」
「マスキューさん!これ夏場の必殺技ですよ~!。」
「さすがにこう暑いと帰ってからビールを飲みますが、コップ1~2杯で充分(笑)。そのあとに何飲むかで困る(笑)。これが常に冷蔵庫にあれば重宝ですね(笑)。」
家内「翌日になると泡の勢いは落ちますが、充分に楽しめます(笑)。サランラップしてゴムで止めておけば大丈夫です(笑)。」
私「ランブルスコのガス圧は上限2気圧。これは上限の2気圧で造られてます。計算づくですね(笑)。」
「マスキューさん!ランブルスコの泡は何故白いんですか?」
私「スミマセン。解りません(笑)。勉強しておきます(笑)。」
マスキューの定番ロワールのメリオーの白。赤同様素晴らしいワインかと!
〇ラルパン・デ・ヴォトン 2016年 ドメーヌ・フランソワ・メリオー フランス ロワール 白 トゥーレヌA.C. 750ml 1759円税込み
「マスキューさん。メリオーのワイン沢山並んでますよね(笑)。」
私「はい(笑)。どれも美味しいのでついついアイテムが増えちゃいました(笑)。」
家内「メリオーは品種ごとに最適な作り方をしますから、どれ飲んでも楽しい(笑)。」
「僕はガメイのル・ボア・ジャックがお気に入り(笑)。」
「あとメリオーってお得感がイイのよね(笑)。」
私「このソーヴィニヨン・ブランもなかなかかと(笑)。まっ、まっ、お試しください(笑)。」
「あっ!これ美味しい~。」
「凄くフルーティー!」
私「ソーヴィニヨン・ブランのフルーティーさ全開かと(笑)。」
「店長!ソーヴィニヨン・ブランって言うとグレープフルーツやレモンの香りが主体ですけど、これは桃や薔薇なんかの香りが混じってます。」
「うんうん。ライチなんかも感じるけど、暴力的じゃない(笑)。」
「ゲヴュルツトラミネールみたいな感じではない。」
「イタリアのアルヴァジアなんかとも違う。」
「ソーヴィニヨンの馬小屋みたいな癖はあるにはあるんだけど、邪魔にならないんだよね(笑)。」
家内「バランスの良さは特筆ものだと思います(笑)。」
「う~ん。ニュージーランドの突き抜けるような感じじゃない。整ってる(笑)。ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランはたまに飲みたくなるけどね(笑)。」
家内「群青の雲ひとつない空みたいなヤツ
ですよね(笑)。」
「そうそう。ちょっと高いんだけどね(笑)
。そうするとこれはかなり安いよね(笑)。
」
「マスキューさんがよく言うシンメトリーなワインなんですか?」
私「左様でございます(笑)。読まれてますね(笑)。あと、ハニーなニュアンスが全体を包んでまとめています。サンセールのスタイルかと(笑)。」
「これってロワールだけどトゥーレーヌなんですよね。トゥーレーヌだとこんなにサンセールっぽくはならないんだけどね
。エクセレント(笑)!」
「確かにトゥーレーヌだともっと雑な感じのものだよね(笑)。」
「コタみたいにコテコテじゃないけど(笑)
、共通するニュアンスだね。デイリーワインとしては素晴らしい(笑)!」
家内「メリオーって凄い(笑)!」
「これってアルコール分はいかほどですか
?」
家内「12.5%です。」
「あ~。無理がないんだよね。」
「糖分が上がりアルコール分が高くなれば良い訳じゃない(笑)。」
私「折り合いがとても良いかと(笑)。」
「マスキューさんの言う折り合いの良さが解りましたよ(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。」
そしてメリオーのピノ・ノワール。良策年と評価の高い2015年がリリースされました!
●ピノ・ノワール『レ・ゼキサゴナル』2015年 ドメーヌ・ジャン・フランソワ・メリオー フランス ロワール V.D.F.赤 750ml 1666円税込み
「これ沢山飲んだけど、フランスのピノ・ノワールの中ではもっともコスト・パフォーマンスが高いよね(笑)。」
「南フランスなんかで安いピノ・ノワールあるけど、どれもピノ・ノワールとは言い難いんだよね(笑)。」
私「マスキューが最初に扱ったメリオーのワインはピノ・ノワールでございます(笑)。ヴィンテージはたしか2013年かな
。これは最新の2015年です。」
家内「あれ以来メリオーのワインの扱いは増え、今や5アイテム(笑)。」
私「2015年のこれは更に進化している感があるかと。まっ、まっ、どうぞお試しを!」
「うん。普通に美味しいピノ・ノワール(笑)。」
「全うなピノ・ノワール(笑)。ブルゴーニュだと2000円以下なんてあり得ない(笑)。」
「マスキューさん2015年はどんな風に進化したんですか?」
私「以前のものはティスティングするとロワール味でしたが、それが目立たない。ブルゴーニュとは違うんだけれども、産地を気にしないでピノ・ノワールとして楽しめるようになったと思います(笑)。」
「若干の青臭さ、土臭さは感じるんですが
、ピノ・ノワールにあっても違和感のないニュアンスですな。まあ、ブラインドでロワールとは自信を持って言えない(笑)。」
「癖がなくて飲みやすい(笑)。」
「まあ、価格からすればどこどこの産地なんて解らなくても問題ないんじゃないかな(笑)。ちゃんと作ったブルゴーニュ・ルージュと比べて何が落ちるかと言えば、値段だけ(笑)。」
私「抜栓して翌日も充分に楽しめます。バランスを崩しませんから、ちゃんと造ってますね(笑)。」
「そうするとブルゴーニュ・ルージュにこだわる必要性は薄れていくのかな(笑)?」
「昨今のブルゴーニュの価格って異常だよね。こんなピノ・ノワールが造られるってことはとても良いことなんじゃないかな(笑)。」
「グラン・クリュや特殊な畑と比べるには無理があるけど、普通のACブルゴーニュに3000円も出すのは馬鹿げてる(笑)。」
「ところでマスキューさん。ガメイのル・ボア・ジャックの方がピノのレ・ゼキサゴネルより高いんですが、何故ですか?
普通はガメイの方が安いですよね?」
私「まあ、生産者それぞれの事情かと(笑)。ピノ・ノワールは基本的にプレス果汁を使わない分ボルドーワインよりはコストがかかりますが、そんなに大きくは変わらないと思います。」
「我々がピノ・ノワールは高いと思い込んでるだけ(笑)?思い込まされてるだけ(笑)?どっちかな(笑)?」
私「まあ、畑に生えているものですからね(笑)。」
「でもブルゴーニュのピノ・ノワールには惹かれるんだよね(笑)。悩ましい!」
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