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Written on 2013 02

キュヴェ・ジュリエット2007の飲み頃は

Feb 28, 2013 by weblogland |
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先日シャトー・フォンデュース『キュヴェ・ジュリエット』2002年が2007年とヴィンテージ変更となりました。

南フランス ラングドックで造られる熟成された赤ワインです。マスキューでは初リリースの2000年ヴィンテージから定番商品として扱っています。一般にラングドック辺りの赤ワインは10年も熟成しませんから、かなり特別なワインです。生産者の力の入れ方が違います(笑)。

ところで2002年と2007年を比べてみると、味わいは基本的に同じなのですが、熟成の程度が明らかに違いました。

2002年はまさに熟成のピーク、全てが混ざり合い調和しています。中秋の名月のよう。2007年はまだ13.5夜の月ですね(笑)。ピークになるまでもう少しかと。

ではどれくらいかかるか?

単純計算で2007‐2002=5年は間違いです(笑)。もっと短いはず。

この『キュヴェ・ジュリエット』は一度木樽熟成した後、コンクリート・タンクにアッサンブラージュしてじっくり保存熟成されます。そしと頃合いを見計らって瓶詰め出荷されます。この工程で一番熟成が進むのは瓶詰めされてからです。

そうするとピークの手前で瓶詰めするのが一番安心できます(笑)。もちろん品質のばらつきも極めて低くなります。(似たやり方をするのはローヌのマズール。味もちょっと似てます。(笑))

まあ、こんな余裕のある芸当が出来るのはラングドックではシャトー・フォンデュースくらいですね。

滲み入るような味わいなのです。今年のお月見の頃には、このワインも真円の熟成に到達してるはず(笑)。

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試飲会のおさらいです

Feb 27, 2013 by weblogland |
先週土曜日のマスキュー試飲会のおさらいです(笑)。

2009年ヴィンテージと2008年ヴィンテージの比較面白かったですね。
ブルゴーニュのポール・ガロデの『モンテリ』の比較は興味深かったでした。2009年は肉付きも良く、リッチなビジネスマンのようでしたよね(笑)。欠点がなくて脇が固い(笑)。さすがイレギュラーのなかった作柄でした。
一方2008年は研ぎ澄まされたアスリートのようでした。スタート直前の短距離選手のような緊張感がありましたね(笑)。残念ながら2008年は数がなく、すぐなくなってしまいました(スミマセン)。クラシックなブルゴーニュ好きは特徴的な2008年に興味を持つ方が多かったようでした。単にヴィンテージ・チャートで計れない真実が『モンテリ』2008年にはあったようです。

あと私の愛するラファージュさんの『シメール』2009年。実は2008年の残り1本を試飲会の前に飲みました(隠れて飲んでスミマセン!)。味わいはピークでした。複雑で万華鏡のような香り。広がり・深みがあり、素晴らしい出来上がりでした。2009年は皆さんご存知のようにまだまだ伸び代がありましたね。少なくともあと2~3年は向上するし、5年、10年先まで期待したいほどの出来でした。ルーションのワインとしては出色の出来栄え。
2009年ヴィンテージの優位性は疑うことはないようですね。

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ピノ あれこれ

Feb 27, 2013 by akiko |
先日の試飲会 いかがでしたか?
試飲ワイン後半の アルト・アディジェのピノネロ、モンテリの2008・2009そしてルモワスネのブルゴーニュルージュ1995という ラインナップは面白い比較だったのでは?
私自身も う~ん!確かに と 思いました。やっぱり いっときに試すと 違いますね。

で、なにが 確かに なのかというと・・・。
土地や気候、いわゆるテロワールって 大きな要因だっていうこと。
試飲をしながら、オーストラリアのピノやチリのピノ、南アフリカのピノタージュなどなど
思い出していたのですが、それぞれに違う。
同じ品種であるから 似た要素はたくさんあるんだけれど 違う。
もちろん、畑での作業や醸造法によるところも大きいけれど。

なんていうか・・・フランス ブルゴーニュから 別の土地に移動してからの時間が長ければ長いほど 
違った味わいになっているような印象です。
今回の試飲で そんなことを 考えました。
それぞれの土地の それぞれのピノ。 その違いを十分に楽しみたいですね。

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娘が二十歳になった日に飲むワイン

Feb 26, 2013 by weblogland |
今日ワイン・ラヴァーのAさんがご来店してくださいました。

Aさん「マスキューさん。実は今度娘が二十歳になるんですよ。今日はその日に飲むワインを捜しにきました。何が良いですか?」
私「それはそれはおめでとうございます。そんなに大きなお嬢さんがいたんですね(笑)。ファースト・ワインですから、失敗はできませんね(笑)。」
私「えーと。飲みやすくて美味しいワインですね。白が無難ですね。甘く感じるような…。あっ!これがよろしいかと。『ドンナルーチェ』です。イタリアの白ワインなんですが、ドイツのアウスレーゼを辛口にしたようなワインです。クリーム系の料理と相性が良く、フルーツやデザートまで大丈夫です。」
Aさん「ほっほぅ。美味しそうですね。瓶やラベルデザインも高級そう(笑)。」
私「味わいも斬新で高級です(笑)。イタリアのワイン評論誌で本年度No.1でした。必ずやお嬢さんもワイン好きになるはずです(笑)。」

使命重大なチョイスを任せていただきありがとうございました!
こんな時、冥利に尽きます。
(なんでもかんでも『ドンナルーチェ』を薦める訳ではありませんから、誤解なきよう(笑)。)

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ロゼって 素敵!!

Feb 26, 2013 by akiko |
結婚式・披露宴に ご招待いただいて、列席してきました。
とっても アットホームで心温まる宴、参加させていただいてよかったなぁ。
こちらまで幸せな気持ちになりました。どうぞ お幸せに。

乾杯のスパークリングワインには感心しました。白のスパークリングの場合が多いかと思うのですが、
今回は とってもきれいなばら色のスパークリングです。
ロマンチック!目にも鮮やかです。
しかも 花嫁さんの純白のウェディングドレスに よく映えてとてもきれい!
こういう あわせ方もあるんですね。ドレスの華やかさが いっそう増していました。
また、香りも華やかできれいだし、ほのかな甘みがとても上品。
どんな人にも 喜ばれそうな 親しみやすい味わいです。 最高の選択でした。

お祝い事には ロゼのスパークリング、お勧めですね。

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『モルゴン』2011年マロラクティック・ブロック

Feb 25, 2013 by weblogland |
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やっぱりそうでした(笑)。

何が?って。

土曜日の試飲会で『モラゴン』2011年がマロラクティック・ブロックをしているかも?と疑問を持ちましたが、今日インポーターさんに早速聞いてみました。

私「いつもお世話になっております。試飲会で『モルゴン』2011年大人気でしたよ(笑)。」

インポーターさん「ありがとうございました!良かったです(笑)。」

私「やはり明瞭な赤い果実味はインパクトありましたね。あとバランスが良くエレガントで、基本的に飲みやすいのが決定的でしたね。ところであのワイン、マロラクティック・ブロックしてますよね?」

インポーターさん「ええと(資料を見ながら)。はい。やってますね。全部じゃなく、半分くらいでマロラクティックを止めているようです。」

私「やっぱり(笑)。でも不自然じゃないところが凄いですよね。100%ブロックしちゃうと不自然になっちゃうんでしょうね。」

インポーターさん「ボデガス・カスターニョは世界市場を見ていますから、飲み手の嗜好やワイン造りの新しい技術には敏感ですね。」

私「でも暴利を目指さないのが良いところですよね。この点スペイン的ですね(笑)。」

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昨日は大勢のご来店ありがとうございました。

Feb 25, 2013 by weblogland |
皆様のお気遣いで過度に集中することなく、良い流れでとどこおりなく進みました。
ありがとうございました。

●モラゴン 2011年 ボデガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O.赤 750ml 900円税込み
「えっ!これ900円なんですか?! うんまい(笑)。」
「果物のジャムやコンポート。」
「とにかく飲みやすい(笑)。昨日1本買ったんですが、あっという間に飲んじゃいましたよ(笑)。」
私「バランスがとても良いんです。作り物っぽくない良さがあります。」
「飲みやすいけど、アルコール分はどうなんですか?」
私「しっかり14%あります。あと残糖分はないですね。」
「調子に乗って飲んだら酔いますね(笑)。」
「ブログで読んだのですが、原理主義者の店長が言うようにカベルネらしくない(笑)。でも、カベルネでもメルロでもどうでも良い旨さ(笑)。」
家内「このワイン、マスキューでは扱いの長いイエクラのボデガス・カスターニョの新作です。あのヘクラの生産者です。」
「そうなんですか。たしかにヘクラはスペインらしい味わいのワインですが、このワインはスペインらしからぬフルーティーさがありますよね。」
私「そーなんです。プラム系の赤い果実味がハッキリしています。ありがちな黒っぽさが目立ちません。」
「このワイン時間が経つと複雑になりませんか?時間が経つと果物の完熟度が増すような…。」
私「2本目と比べると確かにそんな感じしますね。不思議ですね。時間が経つと深みが増しますね。」
「マスキューさんよくこんなワイン探してきますね(笑)。900円ていうのが凄い(笑)。」
私「ありがとうございます。でも大発見に近いですよ(笑)。」
「ところでこのワインすごく飲みやすいのですが、料理に合わせるとしたらどんな料理が良いと思いますか?」
私「梅干し(笑)!」
家内「あんまり酸っぱくない梅を梅肉にして使えばなんでも大丈夫かな。味噌とも相性良いはず。」
「和食にも良さそう。豚肉にも行けそう(笑)。」
私「中華料理でもイチヂクや梅、赤い果実を使っていればだいたい合いますよね。」
「ドレッシングを工夫すれば楽しそう(笑)。」
「マスキューさん。このワイン、酸がフレッシュなんですが、この点スペインらしくないですよね(笑)。」
私「お気づきですか?さすが!多分マロラクティック醗酵をブロックしてるような気がします。オーストラリアなんかで流行ってる技法です。確認してみますね。ただ成分調整はしてないかと。ワインとしてまとまりが良いですから。」
「自然な味わいですもんね(笑)。」
大人気ありがとうございました!

さて、つづいてはコストパフォーマンス抜群のラファージュさんのワインです。
●コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ『シメール』 赤 2009年 シャトー・サン-ロック フランス赤 フランス ルーション 750m 1780円税込み
「これ、スゴ!」
「圧倒的ですね。甘さが普通じゃないですね(笑)。甘さはグルナッシュですよね。」
「マスキューさん、ラファージュさんのワイン輸入が終わるのですか?」
私「いえいえ。シャトー・サン‐ロックの扱いが終わるだけで、ドメーヌ・ラファージュはインポーターさんが別ですから、引き続き売られます。」
「シャトー・サン‐ロックの輸入が止まるだけなんですね。」
私「はい。残念ながら、そのようです。まあ、そのかわり安く提供していただきました(笑)。」
「ちょっと、ペッパーミントの香りが強く出てますね。シラーですか?」
私「はい。抜栓して2時間くらい経つとペッパーミントの香りがとても強く出ます。目が痛いほどです(笑)。」
「あっ!たしかに。このペッパーミントのニュアンスはボルドーのシェヴァル・ブランなんかにありますよね。特に暑い年。」
「ローヌっぽいですよね。力強くて、酸もあるし。スパイシーだし。」
私「ドメーヌ・ラファージュの方がルーションらしいですよね。シャトー・サン‐ロックの方が内陸にある分出来上がるワインも違うようですね。」
「最初の『モラゴン』も濃いワインだと思いますが、『シメール』の濃さは別次元ですよね?」
私「はい。『シメール』は1本の葡萄樹からワインがハーフボトル1本ほどしか出来ません。いわゆるグラン・クリュの収量です。」
「とてつもない生命力感じますね(笑)。」
「まだ飲み頃じゃないですよね?」
私「飲めちゃいますが、まだまだ発展しそうですね。どんな風になるか知りたくなります。」
「マスキューさんが、このワインが無くなることを恐れているのが理解できました(笑)。」
私「現品限りですので…。好きな方に買っていただければと…。」

さて後半戦のピノ・ノワールです。
●『ピノ・ネロ』2010年 ケットマイアー イタリア アルト・アディジェD.O.C.赤750ml 1800円税込み
「これ、飲みやすい!スイスイいける(笑)。」
「うん。たしかにピノ・ノワールの味わいですよね。でも何かがちがう?」
「色も薄いし、ピノ・ノワールだけど、ブルゴーニュとは違う。」
私「このワイン、ブルゴーニュのどこに似てるとは言えませんよね。」
「軽いし、タンニンも意地悪じゃないし。でもしっかりしてる。」
「そうそう。厚みがある。」
家内「旨味の厚みがありますよね。ですから酸はしっかりありますね。目立たないだけです。」
「なるほど酸っぱいだけが酸じゃないんですね(笑)。」
私「このワインはいわゆるブルゴーニュのピノ・ノワールとは基本的な設計図から違うかと。」
「うん。うん。香りより味わいなんですね(笑)。」
「思想が違うんですね(笑)。」
「飲む人、造る人の差ですね(笑)。イタリアとフランスって近いけど、違うんですね。」
私「イタリアでもブルゴーニュっぽいピノ・ノワールを造って一攫千金を狙う生産者はいますが、もともとアルト・アジジェでピノ・ネロを造る生産者はちょっと違うようですね。生活に根差したワイン造りがあり、プライドがあるようですね(笑)。」
「志が違うんですね(笑)。」
「みんな同じじゃつまらないですよね(笑)。」
「同じピノ・ノワールでもこんなに違うんですね。どちらも価値があり必要性があるんですね。」
考えさせられる良さがありました。

●モンテリ キュヴェ・ポール 2009年 ポール・ガロデ フランス 赤 ブルゴーニュ 750ml 2950円税込み
2008年と比較テイスティングです!
「あれ?2008と2009ってこんなにも違うの?」
「2009はふっくらしていて、豊かで飲みやすい。2008の方は固い。」
「2008の方が若い感じがしますよね?」
私「2009はイレギュラーがない作柄です。ある意味完璧。2008は夏場が涼しく秋遅くまで収穫を我慢できたワインは秀逸な出来でした。」
「2009の方が色が濃いのは作柄が良かったからなんですね?」
私「そうかと。ただ2008の方が酸があり、強い印象があります。2008の方が生命力があります。」
「私は2009の方が好き(笑)。だって飲みやすい。」
私「それは正しいと思います。今飲んでより美味しいのは2009だと思います。」
家内「私は2008が好きなんですよね(笑)。クラシックで良いかと(笑)。」
私「好みですね(笑)。簡単に点数つけて優劣はつけられませんよね(笑)。」
「そーなんだよね。2008の良さと2009の良さは別物だし、どちらも良さがあるよね。ワイン好きだったらどちらも良いよね(笑)。何時飲むかによるよね。」
「作柄に恵まれれば良い訳じゃないんですね(笑)。」
私「良いに越したことはありませんが(笑)、作柄だけで決まりませんね。この点、面白さがあります。あと飲み手の好みにもよりますね。」
「それって大事だよね。飲むのは個人だもんね。その人が美味しく感じれば良いんだからね(笑)。」
「ただし公約数はある(大爆笑)。」
「それってダメなものはダメってことですか?」
私「私の口から言えません(笑)。」
冷や汗かいちゃいました(笑)。

さて最後は
●ブルゴーニュ キュヴェ・スペシャル 1995年 ルモワスネ・ペール&フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3240円税込み
「これ凄いな!」
「とにかく旨い!」
「香りが複雑。しかも切れ間なく香る。」
「まだまた行けるね。ピークの途中だよね。落ちてないよね。」
「すべてが滑らか。うっとりする。」
「マスキューさん。なんて表現します。紅茶のような香りもします。」
私「いわゆる枯れ葉の香りですよね。熟成したラ・ターシェなんかに言われるニュアンスです。」
「ルモワスネって買い酒ですよね?でも素晴らしいですよね?」
家内「出荷前にリコルクして補酒までしてますから完璧です。ドメーヌ蔵出しより管理は完璧かも(笑)。液面も均一に高いです。」
私「もうこんなネゴシアンは出ないでしょうね。どんなドメーヌでも自分のラベル貼った方が高く売れますもんね(笑)。」
家内「最近は、ルモワスネも自分の畑を所有する方向に舵をとったようです。」
息を飲むブルゴーニュの古酒でした。


どうもありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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明日は試飲会です(笑)。

Feb 22, 2013 by weblogland |
今月ももう23日、28日までですからあと1週間たたずに3月です。あっという間ですね。そろそろ梅見物の準備をしておかないと見そこないますね(笑)。

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さて明日はどうなるでしょう?

今、明日の試飲会で出すワインを判りやすくするために、セラーの前の棚に並べてみました。混んできた時、買いたいワインが見つからないと困ります。

こうして並べると『モラゴン』目立ちますね(笑)。ラベルは真っ赤(笑)。今回900円の隠し玉。飲んでビックリの味わいです。一番売れそうな気がします。まあ、完売しても火曜日に再入荷しますから、慌てない慌てない。

あと『シメール』はどうにか試飲会までもちそうです。ケース買いのお客様がいましたから、ハラハラしました。

あー、良かった。

明日が楽しみです。皆さんの感想が楽しみなのです(笑)。

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ドメーヌ・ド・ラ・ジャナスの試飲セミナー

Feb 22, 2013 by weblogland |
昨日はドメーヌ・ド・ラ・ジャナスの試飲セミナーに行きました(笑)。
あのパーカーポイント100点連発のシャトーヌフ・ド・パフのスターです!
当主のクリストフさんは初来日。パーカーのローヌ本でヤッピー風と称された彼もハゲた立派なおじさん(笑)。私も親しみ感じました。

話しはグルナッシュの美点、ポテンシャルの高さを熱く語っていました。
「グルナッシはエレガントでブルゴーニュのピノ・ノワールのようなものだ!」
聞いている私も力が入ります。なんたって、私が今はまっているグルナッシですから(笑)。「エレガント」を10回は言ってました。

試飲は2011年のラインナップ6本と1998年の『ショーパン』

2011はどれもワインが出来上がってます。スイスイ飲めます。美味しいには美味しいのですが…。
信じられません。

えっ!

昔飲んだ印象とは違いますね。

確かにアメリカ人が好みそうな味わいです。

ヴィンテージの性でしょうか。立体感が足りないような点、気になりました。
旨くなり過ぎちゃったんですかね(笑)。

まあ、大満足させていただきました。

今や90ヘクタールの畑を所有するとか、ちょっと大きく成りすぎかな(笑)。

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シメール、果たして試飲会までもつか?

Feb 20, 2013 by weblogland |
うーん。

怪しい雲行きになってきました。

天気ではなくて、ワインの在庫です。
実は、今週の土曜日のマスキュー試飲会に出す予定のコート・デュ・ルーション・ヴィラージュ『シメール』 赤 2009年が凄い勢いで売れはじめました。あのラファージュさんがルーションに所有するシャトーサンロックの上級キュヴェ『シメール』です。
安くて良いワインはレスポンスが良いですね。皆さん良くご存知(笑)。
マスキューが貰えた本数は50本ほどですから、果たして試飲会までもつか?現品限りのスーパーセール品ですから売り惜しむ訳に行きませんし、かと言って試飲会前に完売してしまったらマズイ。試飲会にいらしたお客様のお叱りを受けそうです。

うーん。

取り敢えず自分用の3本は諦めます(涙)。

どうしましょう?

基本的には早い者勝ちですが、予約ということも可ですからご連絡お待ちしております。

無くなったらゴメンなさい!

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スーパー・コストパフォーマンス・ワイン、モラゴン2011年

Feb 20, 2013 by weblogland |
モラゴン2011年店に並びました!

スペイン フミリアのボデガス・カスターニョが造るスーパー・コストパフォーマンス・ワインです。
斬新な旨さなのです。
とても濃いのですが、有りがちな暴力的な押し付けがましさがありません。ニューワールドやスペイン、南フランスの低価格ワインは濃さだけ訴求するスタイルが多いのが現実。アルコール分が以上に高く、タンニンが粗野だったり、欠点が多いのが通例。補うため残糖分でごまかしたり、補酸してバランスをとったり、成分調整をする場合があります。その結果、飲み飽きしやすく、続けて飲む気になりません。飲みやすいのですが、美味しくないのです。皆さん、こんな経験あるかと思います。

モラゴンの良さはバランスの良さに尽きます。
それと果実味の明るさです。
カベルネらしくはないのですが(笑)、明るさ明瞭さがあります。もともと暑い産地ですから、溢れるようなアロマチックなワインではありませんが、真っ黒になってないところが凄い。暑いだけの産地ですと、濃くはなりますが果実味が黒くなりがちです。ですから、カベルネとモナストレルで造られているとは思えません(笑)。
うーん。
この点不思議です?

ちょっと調べる必要がありますね。旨さの秘密に私の妄想は爆発しそうです(笑)。

取り敢えず、皆さん飲んでみてください。
キック・インサイドの味わいです!

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ワインのことを考えた細心の配慮

Feb 19, 2013 by weblogland |
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この箱、ちょっと大きいですよね。

ワイン12本入りの段ボールなんですが、下の通常サイズと比べると縦が10cmほど長い。横と厚みは同じくらいですが。

実はこの箱、家内が惚れ込んだ箱です(笑)。先日入荷したルモワスネのキュヴェ・スペシャル1995年が入った箱です。

中を見ると納得。瓶同士が絶対にぶつからないように、かなり余裕を持って配置してあります。このため、通常の段ボールより縦が長くなっています。

うーん。

ワインのことを考えた細心の配慮ですね。

普通、段ボールはかさ張らない方が輸送効率が上がります。1コンテナ単位で輸入されますから、ワインが何箱コンテナに入るかは輸送コストに反映されます。特に安いワインだと、この計算はシビアになります。1000ケース入るところ900ケースしか入らないと、輸送コストが10%変わってきます。

等と考えると、ルモワスネは安全と安心を優先している訳です。皆さんの前では瓶しか見えませんが、実は箱にこんなメッセージがあります。
箱のデザインや仕様に生産者のハートが現れたりします。

良い箱を見つけると、私と家内は箱を見ながらニヤニヤ楽しんでいます(笑)。
 
 

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試飲会のラインナップ決まりました!2月23日開催

Feb 18, 2013 by weblogland |
今度の土曜日2月23日はマスキュー店内試飲会です。
時間はいつも通り14時から20時30分までやっております。お手隙の時間にお越し下さいませ。夕方過ぎはご来客が集中しますので、行き届かないこともあると思いますが、その節はお許しください。

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まずはスペインのスーパー・コストパフォーマンス・ワインの登場です。
モラゴン 2011年 ボデガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O.赤 750ml 900円税込み
マスキュー定番のドミニオ・エスピナルやヘクラ、ソラネラの生産者ボデガス・カスターニョの新しいラインナップの登場です。カベルネ・ソーヴィニヨン85%、モナストレル15%のカベルネ主体のワインをリリースしました。
飲んでみると、実に良く出来ています!

うーん。

香りはカベルネの味はしませんが(笑)、プラムやチェリーの香りが控えめながら明るくエレガント。色も黒くなく、とてもスペインのワインとは思えない出来上がりの良さ。かといってモデルのワインは思いつきません。ブラインド・テイスティングしたら、外しますね(笑)。


続いての赤は
あのラファージュさんがルーションに所有するシャトー・サン‐ロックの上級キュヴェ『シメール』2009年ヴィンテージとなりました。
あと、悲しくて嬉しいお知らせ!
取り扱い中止により、大放出価格にてご提供となります。
参考上代2499円のところマスキュー通常価格2180円で販売しておりましたが、なんと!

1780円税込み!

在庫のみのスーパーセールです。品切れの際はご容赦くださいませ。
●コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ『シメール』 赤 2009年 シャトー・サン-ロック フランス赤 フランス ルーション 750m 1780円税込み
新樽醗酵、新樽熟成のゴージャス版!
でも樽香が出しゃばりません。酸と果実味が勝る優良なワインなのです。
ヴィンテージを考えると、そろそろ調子が出てくる頃ですね。
そう思うと余計残念!

さてこれから後半戦はピノ・ノワール。
まずはイタリアのピノ・ネロからです。
●『ピノ・ネロ』2010年 ケットマイアー イタリア アルト・アディジェD.O.C.赤750ml 1800円税込み
ピノ・ネロ→ブラウブルグンダー→ピノ・ノワールですね。かつてはオーストリアだったトレンティーノ・アルト・アディジェはドイツ語圏でもあります。
ピノ・ノワールとは植物学上同じでも、違った味わいのピノ・ネロ。
ヨーロッパの世界史的な複雑さと重ねながら味わうのも一興。

色も薄くドライではありますが、旨味の甘味が上品な点ピノ・ノワールに似ています。余韻が長く後味に微かなスパイス感があり、生産者の尽力を感じます。最近のマッチョなブルゴーニュのピノ・ノワールと比べるとプリミティブでよろしいかと(笑)。

そしてクラシック ブルゴーニュの登場です。男性的なピノ・ノワールの世界へ、どうぞ。
モンテリ キュヴェ・ポール 2009年 ポール・ガロデ フランス 赤 ブルゴーニュ 750ml 2950円税込み
ガロデはコート・ド・ボーヌのマイナーアペラシオン(笑)、モンテリの功労者であり、優良な造り手として高く評価されてます。このアペラシオンはムルソーとヴォルネイに接する好立地なのですが、逆に陰に隠れてしまった感があります(笑)。豊満でミネラル感のある良いワインができるのです。香りの抜けが良く余韻も長大。森や腐葉土、なめし皮などのニュアンスがあり、ブルゴーニュ好きには堪えられません。ただ硬さがあるため解りにくい(笑)。
在庫で2008年ヴィンテージがありますので、2009年と比べていただきます。

最後は美しく熟成したピノ・ノワールです。
ピノ・ノワール好きが溺れる世界へどうぞ!
ブルゴーニュ キュヴェ・スペシャル 1995年 ルモワスネ・ペール&フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3240円税込み
ルモワスネのブルゴーニュA.C.のトップ・キュヴェ。ルモワスネのラインナップからすると『ルノメ』の上のクラスです。

味わいは素晴らしく、変な村名より上(笑)。熟成していますが、まだまだ力があります。飲む1~2時間前に抜栓してゆっくり楽しみたいワインですね。すぐに香りは上がってきませんが、しっかりした厚みがあり上等のピノ・ノワールの風情があります。湿った土臭さや重心の低さはヴォルネイやポマールを連想させるのは、出地の良さですか。
うーん。
一級に準じる味わいですね(笑)。
ただ人気の上がるブルゴーニュにあって、ローランのように樽買いは廃ります。生産者は自分のラベル貼った方が高く売れるからです。
この意味からしても最後のお買い得ブルゴーニュであるのは間違いありません。飲み頃の正銘のブルゴーニュを飲める贅沢さを、実感できる少ないチャンスなのです。

皆様のお越しお待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

マツキューの場所はこちらです

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安くて美味しい『あっ!』と言わせるワインがないとマスキューのプライドに関わります

Feb 17, 2013 by weblogland |
来週の土曜日(2月23日)マスキューの店内試飲会です。
今回はタマが沢山あるのですが(笑)、数が少なくて試飲会に出せないものも…。
ですからまだサンプルを取り寄せて飲んでいます。高いワインばかり出してもダメですし、安くて良いワインは少ない(笑)。
メインはピノ・ノワールで決まりましたが、前半がまだ決まりません。やはり安くて美味しい『あっ!』と言わせるワインがないと、マスキューのプライドに関わります(笑)。
家内「後半はピノ・ノワールの3連発で良いけど、前半だよね。」
私「ラファージさんの超特価ワインを出したいんだけど、試飲会までに売れ切れそうだし…。」
家内「そうなんだよね。インパクトある分、早々と売れそうだしね。」
私「君が捜したボデガス・カスターニョの赤の新製品は良いよね。皆さんビックリするはず(笑)。」
家内「もちろん出すよ(笑)。本音言うと『ポディウム・クラシッコ・レゼルヴァ2006年』なんか是非飲んでもらいたいけど…。」
私「あのワインは旨いよね。ハッとするよね。休み明けにインポーターさんに残り数を問い合わせてみようか?」
等などなかなか決まらず、最後の最後まであーでもないこーでもないとやっています(笑)。

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お察しの通りで… アルド・コンテルノのドルチェット

Feb 16, 2013 by weblogland |
早速イタリアワイン好きのEさんからお電話いただきました。

Eさん「マスキューさん、アルド・コンテルノのドルチェット入ったんですって!」
Eさんも私同様あのワインの大ファンです(笑)。
Eさん「ここ何年かご無沙汰でしたよね(笑)。」
私「そーなんです。久しぶりの入荷なので、嬉しくて嬉しくて(笑)。」
Eさん「ところで何本入ったんですか?」
私「実は24本しかありません。試飲会に出すには少な過ぎるので、どうしようか困ってます。家内とも相談したのですが、試飲会には出さず、このワインを知る方にだけ販売することとなりました。」
Eさん「それはしょうがありませんね。そうするとマスキューさんが1本飲むから、残りはあと23本ですね(笑)。」
完全に読まれてます(笑)。
私「お察しの通りで…。」

ディープなお客様に囲まれ私は幸せ者なのです(笑)。

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だいたい 決まりました

Feb 15, 2013 by akiko |
2月は日数が少ないので あっという間に マスキュー試飲会です。
そのうえ 今月は次々といいワインが入ってきています。
イタリア マルケのヴェルディッキォ種のバックヴィンテージや チロ・ロッソ、
リカゾリのキアンティ・クラシコや、アルト・アディジェの赤・・・と イタリアワイン好きの私は 大喜びだし、
南仏を強力プッシュの店長好みのワインにも ニューフェイスがあるし で 嬉しい悲鳴、大混乱です。
それで 入荷数が限定的なものや まだ飲むには早いワイン、季節的に今じゃない味わいなどなど
残念ですが除外して やっと 試飲会の骨格が決まりました。
久しぶりに ピノ中心に なりそうです。マスキユーらしく ちょっとひねりを加えたラインナップです。
どうぞ お楽しみに。

・・・と 予定がずれずれの 2月。
いつも試飲会の一週間前には完成している ダイレクトメールが遅れそうで いま 必死です。
がんばらなくっっちゃ。

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『マサンテ』2011年来ました!

Feb 15, 2013 by weblogland |
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『マサンテ』2011年来ました!

嬉しいなぁ。

バローロの最高峰アルド・コンテルノがつくるランゲ・ドルチェットです。アルド・コンテルノのラインナップの一番下のランクのワインですが(笑)、これが旨い!
2008年以降入荷しませんでしたが、久しぶりの入荷です。
本当はバローロなんかも扱いたいのですが…。マスキューにはちょっと高級過ぎる(笑)。最高級のバローロ・リゼルヴァ・グランブッシア2005年なんて4万円越えますから無理(笑)。チカラなんかも15000円はしますからこれも無理(笑)。バルベラ・ダルバでも4000円!これも無理。(だんだん情けなくなってきました。)
そんなケチなマスキューは数の少ない『マサンテ』をインポーターさんを拝み倒して、ようやくゲット。(インポーターさんごめんなさい。)

貴重なアルド・コンテルノの最低価格ワインなのです(笑)。目を見張るほど旨い、極上のドルチェットです。
数がありませんので、お早めに!

あー。嬉しいなぁ。

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モンテリ キュヴェ・ポール 2009年 ポール・ガロデ入荷

Feb 15, 2013 by weblogland |
ガロデはコート・ド・ボーヌのマイナーアペラシオン(笑)、モンテリの功労者であり、優良な造り手として高く評価されてます。このアペラシオンはムルソーとヴォルネイに接する好立地なのですが、逆に陰に隠れてしまった感があります(笑)。豊満でミネラル感のある良いワインができるのです。香りの抜けが良く余韻も長大。森や腐葉土、なめし皮などのニュアンスがあり、ブルゴーニュ好きには堪えられません。ただ硬さがあるため解りにくい(笑)。

マスキューではこのドメーヌのシャルドネを好んで販売していますが、実は店頭でこっそりモンテリを販売していました(笑)。先日2008年のモンテリの熟成能力の素晴らしさに気づき、モンテリ キュヴェ・ポール 2009年の入荷お披露目となりました(笑)。

味わいはクラシック。80年代のグロのワインみたいです。

造りは完全に手摘みで収穫後、除梗、低温でプレ・マセラシオンを5~8日し。その後醗酵が20~25日間。マロラクティック醗酵が終わってからバリックで12~18ヶ月熟成させるようです。

しっかり抽出するようです。また、白同様余分な樽香も嫌います。

栽培はグラン・クリュ並の低収量ですから、タンニンの量、密度も比例しますね。私はずっとこのワインは全房醗酵で造られていると思ってました。

2008年ですら5年経ってようやくその良さの片鱗を現すほどですから、この2009年は10年以上経った後に飲むべきワインなのかもしれません。ちょっと気の長い話ですが、それほどポテンシャルの高いワインなのです。

質実剛健しかも良心的。まだこんなブルゴーニュあるのですね。

>> フランスワインのラベルの読み方

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今日の試飲会楽しかったでした(笑)。

Feb 13, 2013 by weblogland |
50種類くらいでしたが、どれも個性派でしたね。このインポーターさんのラインナップはマスキューの好みに近く、勉強になりました。
ローヌのセレクションは上手ですね。心に響くワインがありました。あとスペインのセレクションはユニーク。日本人だと輸入しないような個性派揃い(笑)。選び手の意思を感じるラインナップでした。

いわゆる大きなインポーターさんの試飲会ですと、新入荷がズラッと並び、売っているスタッフもなんだか解っていませんから意思疎通が出来ません(笑)。しかもお客さんで大混雑しますから、人垣をかきわけすり抜け体力と気力が要ります(笑)。また、数の少ないワインは出ません(笑)。
今回は会場も広くありませんが、お客さんでごった返すほどではありませんから比較的スムーズに集中して試飲できます。

あとは価格との相談だけです(笑)。あまり高級過ぎるとマスキューの手に負えません(笑)。

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『ザ・ヴァイン』さんの試飲会です

Feb 12, 2013 by weblogland |
ここのところ寒さが振り返してますね。
皆さんインフルエンザに気をつけてくださいね。

明日私は試飲会で渋谷に行きます。『ザ・ヴァイン』さんの試飲会です。ここの会社は南フランスやローヌを中心に良いワインを持ってます。超有名ではないが、知る人ぞ知るワインがあります。マスキューにはちょっと高級なのですが(笑)、棚のラインナップには入れたいワインが多いのです。
この会社、社長がイギリス人ですから基本的に詳しい(笑)。あと大規模な商社ではありませんから、社長自ら捜した少量高品質ワインにこだわりがあります。テクニカル・シートも自分で書いたものを日本語に翻訳したものです。これが解りやすい(笑)!
お会いできたら、色々教えを請いたいものです。
何聞きましょう?
楽しみなのです(笑)。
そうだ!
ジゴンダスについて質問しましょう。
ジゴンダスの優良ドメーヌは高台と低地に畑を持つ傾向があります。これが何故か?気になっています。何故か教えて貰いましょう!

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『神』ガロフォリが造る イタリア マルケの白

Feb 11, 2013 by weblogland |
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ポディウム』 クラシッコ・リゼルヴァ2006年旨いですね(笑)。『神』ガロフォリが造る イタリア マルケの白。 ヴェルディッキオ・ディ・カステーリョ・ディ・イエージD.O.C.です。

凄い濃度があるにも拘わらず、静謐なまでのエレガントさがあります。

うーん。

通常の『ポディウム』クラシッコ・スペリュールも華やかでとても美味しいのですが、このキュヴェは別物ですね。やはり2010年のD.O.C.G.昇格を見越した隠し玉でしたね(笑)。ただD.O.C.G.への昇格が先にありきな点はお粗末です(笑)。残念ながらD.O.C.G.に見合うワインが少ないことが物語っています。

昔のイエージと言えば魚の形のボトルでしたよね。それだけで目立つし、マスキューもかつては沢山売ってました(笑)。皆さんもご記憶かと。でも味わいがダメダメでしたから、いつの間にかワインショップの店頭からは姿を消しました。味わいの特徴が無く、薄い。そんな安酒のイメージが植え付けられましたね(笑)。
もちろんそんな中、ガロフォリとウマニ・ロンキは旨いイエージを造ってましたが、イエージとしては高く、扱い難いイメージがありました。
一度悪いイメージがつくと、立ち直るには途方もない時間と労力が必要ですね。それならばと言う訳ではないのでしょうが(笑)、このレゼルヴァがやってくれました。
「高かろう安かろう」という価格の拘泥を解き放しました。何はともあれ飲んでみるべき『心に響くワイン』です。私にとっても今年一番のキック・インサイドの白ワインです(笑)。
D.O.C.G.の名に恥じない、イエージを代表するワインですね。
マスキューの店内試飲会で使いたいのですが、このクラシッコ・リゼルヴァは限定品なので微妙です。売るほど数があるかが問題です。休み明けにインポーターさんに問い合わせてみます。

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山羊と牛が活躍

Feb 10, 2013 by weblogland |
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今、マスキューでは山羊と牛が活躍しています(笑)?

山羊はアマルテア・ティント2010年 ロクサネル スペイン カタルーニャ 赤 750ml 1570円税込み

牛は『ゼゼン』 ティント 2010年 ボデガス・ゼゼン スペイン ナバラD.O. 赤 750ml 1300円税込み

山羊は愛嬌がある絵ですが、牛はちょっと怖いくらいシリアスに描かれてます。体から湯気が立っていそう(笑)。
そして、どちらもいわゆるビオ・ディナミ。ほとんど農薬を使わず自然な環境で造られた良品。広がりと柔らかさが特徴です。

共に、ビオ・ディナミを唄わないところも好感が持てますね(笑)。良心的です。

除梗した今風の果実味を強く意識したスタイルですが、鼻につかないシンプルさがあります。ですから、飲み飽きしません。

マスキューの定番として残っている理由です。何気なくリピートしてしまう引力があります。

なかなか無い、「普通に良いワイン」なのです。

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良いワインは宣伝しなくても売れるし、数限りあるのが鉄則ですね。

Feb 08, 2013 by weblogland |
それにしても寒いですね。今、車の中にいますが、エアコンは強です(笑)。

ところで、ここのところ取り寄せたサンプルに良いワインが当たりません(笑)。サンプル取る間もなく発注したワインは良い物に当たります。
うーん。
やはりインポーターさんが強く勧めるワインはダメなのか(笑)?冗談はさておき、やはり良いワインは宣伝しなくても売れるし、数限りあるのが鉄則ですね。
あと、インポーターさんのチョイスの仕方にもよりますね。
あるインポーターさんはスタッフ全員で輸入するかどうか決めます。この場合は〇です。基本的に悪いワインはありません。ただマスキューのラインナップにはまるかはまらないかだけです。
あと、チョイスにスタッフが関わってないインポーターさんの場合は微妙です。当たり外れがあります。この場合セールスが解ってない場合が多く、断る時困ります(笑)。行かされるセールスにしても、味の解らないワインを売りに行く訳ですから無理もない(笑)。

でも、信頼できるセールスさんから言われると、そのまま鵜呑みにする場合もあります。マスキューを手玉に取るセールスは何名かいます(笑)。
だーれだ(笑)?

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不思議です。

Feb 07, 2013 by weblogland |
一昨日ブログに書いた、味噌汁に松茸の香りがした件です。
今日その味噌を舐めてみました。無添加の田舎造りの麹味噌です。でも松茸の香りがしません。
???
出汁に使った煮干しと鰹節も臭いを嗅いでも松茸の香りはしません。
うーん。
何故でしょう?
具材との組み合わせや加熱調理が原因ですか?
謎は深まるばかりです。
一つ確実に言えることは、あの味噌汁の具材に松茸は入っていなかったことです。我が家では有り得ません(笑)。
あの松茸の香りは夢か幻か、はたまた私の妄想か?
松茸捜しの旅は続きます。

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コート・ド・ボーヌの赤2008年は旨いですね!

Feb 06, 2013 by weblogland |
ピュリニー・モンラッシェやムルソーのゴージャスな白ワインにばかり目を奪われがちなコート・ド・ボーヌ。まあ、赤は特級もありませんし、ニュイのスターの完全な陰ですね(笑)。
でも、割とイイんですよ。力強くて香りのボリューム感があって、ちょっと男性的なごつい赤ワインが出来ます。直ぐに飲めるスタイルじゃありませんが(笑)。
先日コランのシャサーニュ・モンラッシェ2008年とポール・ガローデのモンテリ2008年を飲みました。どちらもピノ・ノワールを全房醗酵させたクラシックな造りの赤ワインです。まだ硬さはありますが、香りの出方が凄かった!もちろん、まだまだ先行きが楽しみなほど力があります。
まだ除梗しないでワインを造ってた頃の80年代のグロのワインを思い出しました(笑)。
薄旨いスタイルも好きですが、力のあるピノ・ノワールが出来るボーヌではこのスタイルがベストですね。
あと2008年ヴィンテージの驚くべき生命力にビックリしました。

これは狙い目です(笑)。
ビッグヴィンテージの2009年にみんな目を奪われてますから、比較的不人気のヴィンテージ2008は安い(笑)。
こんど2009年が入って来ますから、比べてみますね。

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ルモワスネ 届きました

Feb 06, 2013 by akiko |
昨日 ルモワスネのワイン 届きました。待っていました!!
1級、グランクリュではなく今回は ブルゴーニュ・ルージュです。
まだ ルモワスネを 経験していない方にも ぜひ お試しいただきたい ということで
比較的手に取りやすい価格帯のものから 選んでみました。
当然、品質・味わいは 自信アリ。もうちょっと ワインをお休みさせてから 店頭に並べます。お楽しみに。

ところで、ルモワスネの12本入りの箱って 一般に使用されているダンボール箱とは 明らかに違う。
凄いんです。ダンボールは厚くて頑丈。たとえ雨にぬれても 簡単にはへたれない 密度が高い感じ。
それを正方形に近い形に成型してあります。他では 使っていない、ルモワスネ専用ですね。
ふたを開けると またまた 贅沢。ボトル同士が絶対接触しない間隔で並んでいる!
さらに 仕切り用のダンボールは やはり厚くて弾力がある感じです。
もし、箱が落下してしまっても 低い位置からなら 大丈夫なんじゃない?の安心感です。
(でも これだけいい箱を使っていると 運搬するとき絶対 丁寧に扱うと思うなぁ。)
ルモワスネのボトルやコルクは非常に質の高いものが使われている というのは 
よく知られておりことですが、梱包資材も 同様。箱にも惚れ惚れしちゃいます。さすがです。 
大切に育てたワインを 大切に運ぶ。なんか いいなぁ。
余裕とか品格とか矜持・・・なんて言葉が浮かんできますね。

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松茸の香り捜しに夢中です

Feb 05, 2013 by weblogland |
私は今、松茸捜しに夢中です(笑)。
もちろん本物の松茸を捜しに山を徘徊している訳ではありません。
松茸の香り捜しです。
先月の試飲会で『ソーブレ・リアス2008年』に松茸の香りを発見してから気になって気になって仕方ありません。どう気になるかと言うと、あの香りの由来です。これを知るヒントは他の食品などに似た香りを捜すことです。熟成由来なのか?植物由来なのか?葡萄果由来なのか?(多分これは無いかと。)

まず、一昨日一つ見つけました!
味噌汁です。田舎造りの無添加の麹味噌で作った味噌汁です。出汁っぽさの中に松茸の香りがありました。もちろん具材や出汁の影響も考えられますから、味噌汁を飲む時は常にチェックすることにします。

あと今朝もう一つ見つけました!
緑茶です。朝飲んだ一番茶に松茸の香りがしました。これも要チェック、毎日観測します(笑)。

意識して香りを捜すとあるものです。普段通り過ぎてしまうところに発見があったりします。この積み重ねはテイスティングの訓練になりますし、味わいの理解を深めることに繋がります。
あなたもやって味噌(笑)。
おあとがよろしいようで。

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レア vs ニコラ

Feb 04, 2013 by weblogland |
今日、常連のワイン・ラヴァーAさんがお越しくださいました。

Aさん「マスキューさん、どうもどうも(笑)。ところでマスキューさんはドメーヌ・ラファージュの『レア』と『ニコラ』のどっちが好きですか?」
じつはAさんラファージュの大ファンなのです(笑)。
私「Aさんにどっちも好きだと言っても納得しないでしょう(大爆笑)。」
Aさん「実は解らなくなっちゃったんですよ(笑)。マスキューさんに勧められるままにラファージュ・ファンになりましたが(笑)、最初の頃と比べるとスタイルが変わってきましたよね。昔は『レア』と『ニコラ』は共通項がありましたが、今掛け離れてますよね。昔を知っているとどうしても『レア』の肩を持っちゃうんですよね。マスキューさんはどうですか?」
私「たしかにラファージュさんのワインでクラシックなのは『レア』ですよね。もちろん飲んで一番安心します。ただ他のワインは品質が落ちた訳じゃありませんから、厄介です(笑)。慣れた味わいを優先するのは私も同様です。」
Aさん「ワインを良く知らなかった頃、味わいにヴィンテージの変化はあってもイノヴェーションがあるとは思いもしなかったんです。」
私「特にこの10年20年は物凄いスピードですよね。ただ品質向上の為の競争なのが救いかと。」
Aさん「でも、一時期はワインが全部アメリカナイズされそうでしたよね(笑)。」
私「たしかにそうです。ただ、最近は個性の発揮に流れ始めたような気がしますから、楽しさが増しました(笑)。」
Aさん「まあ、あんなワインばっかり飲んでたら飽きますよね。そうするとラファージュ・ファンとしては変化を楽しめば良いですね(笑)。」
私「ラファージュ・ファンをビックリするようなワインを造って欲しいものですね。」

人間の味覚はどうしても保守的ですが、新たな発見を楽しむ好奇心は大事です。もちろん年齢によっても味わいの感じ方が違いますから、ワインが変わることも通例くらいに考えた方が無理がないかもしれませんね。
この点我々は謙虚に判断しなくてはいけません。
ついつい私の好みを押し付けてしまいます。自戒!

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灯台元暗し となるか?

Feb 03, 2013 by weblogland |
今日は打って変わって例年並みの寒さですね。一体昨日は何だったんでしょうね?

ところで、昨日は夜遅くまで活動してましたのでそのダメージが大きく、今日はぼんやりしたまま(笑)。深酒した訳ではなく、話し込んだだけなんですが(笑)。
年齢ですな(笑)。
でも深夜帰宅してからワインはしっかり飲みましたから、体調が悪い訳ではありません。
こうしている今も、今夜何を飲もうかと思案しています。
サンプルのランゲ・ネビオーロとケットマイアーのピノ・ネロを試しましょう!
ランゲ・ネビオーロの方は何度か飲んだワインですから、大体の想像がつきます。期待しているのがケットマイアーのピノ・ネロです(笑)。
なかなか美味しいピノ・ノワールってありませんよね。有っても馬鹿高かったりします。ここのところニューワールドあたりをずいぶん捜しましたが、適当なものに当たりません。
だったらもともとの宗主国であるヨーロッパの方が良いピノ・ノワールに当たるはず!
だってピノ・ノワール→ブラウブルグンダー→ピノ・ネロとしてドイツやイタリアに根付いています。
灯台元暗し となるか?

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イタリアのちょっと高級なワイン仕入れちゃいました

Feb 02, 2013 by weblogland |
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ふふふ。
イタリアのちょっと高級なワイン仕入れちゃいました(笑)。

まずはお待たせのバッカロッサ。あのポッジョ・レ・ヴォルピの最上級の赤ワインです。ようやく入荷しました。ヴィンテージは2010年ですから一度飲んでみます。もちろん今度のマスキュー試飲会でデビューしますから、皆さんお楽しみにしていてくださいね。なんたって『ルカ・マローニ』2013年版の99点第1位ワインですから(笑)。ラベルもカッコイイ!
あとヴェネトのケットマイヤーのピニャ・ネロもきました。家内の推奨ワインです(笑)。
ケットマイヤーのワインってどれ飲んでも美味しいんですよね。
あとマルケのガロフォリが造る超絶の白ワイン『ポディウム』2006年もきました。これははっきり言って趣味(笑)。凄いんですよ。ちょっと高いですが、売れなかったら全部我が家で飲むつもりです(笑)。
気合い入り過ぎて、汗かいちゃいました(笑)。
あと来週には有償サンプルがぞくぞく来ます。楽しみだなぁ(笑)。

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今、関内にいます。

Feb 01, 2013 by weblogland |
夜8時ですか。雨が降って冷たくて寒いですね。皆さんのおられる所は、雨降ってますか?
空気が乾燥してますから、ちょうど良いお湿りですか。あまり空気が乾燥すると朝起きて喉がカラカラで張り付いて最悪ですよね。これでインフルエンザも少し落ち着いてくれれば良いのですが。
でも、天気予報によると明日は20℃にもなるそうです。4月並ですよね。これから春に向かって行くのですが、ちょっと極端ですね(笑)。

ところで、今葡萄の樹は冬眠中です。来たるべき春に備えて一休み。でも冬が寒すぎたりすると、出来る葡萄果が小さくなります。また、マイナス20℃を下回ると凍って枯れてしまいます。寒冷地ではリスク回避のため一つの根から幹を何本も生やさせます。一本が枯れても別の1本でも残れば収穫が可能。全滅を防ぐ訳です。
様々な努力を産地の方はしますが、100%大丈夫という保証はありません。
科学が進んでも、常にリスクは付きまといます。

いくら科学技術が進んでも最期は祈るしかありませんね。
祈ることは少なくなっても無くならないことは、3・11で知りました。
無事に春が来ると良いですね。

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