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ソムリエ協会の資格一次試験
Sep 08, 2018 by weblogland |コンピューターからランダムに出題される問題が120問。受験者一人一人の問題が違いますからカンニングすることも無し(笑)。しかも二回試験して高得点の方を受験者のスコアとしますから、受験者の実力も正確に計れます。逆にフロックは無くなるかな(笑)?
この情報Tさんよりいただきました。実はTさん今回受験されてまして見事一次試験突破!Tさんはイタリア・ワインをこよなく愛するワイン・ラヴァー。ランブルスコ・マラソンにご夫婦で行くほどです(笑)。年齢も私より一つ上の60歳。ちなみに私は47歳で資格試験に合格しましたから、Tさんはかなり凄い!
若い方!
頑張らなきゃ!
Tさん、おめでとうございました!
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Sep 08, 2018 by weblogland |
『カルミネ』2010年 ボデガス・ペドロ・ルイス・マルティネス です。

飲み頃ですし、クオリティーが高くコスト・パフォーマンスに優れたワインですから想定内かな(笑)。
今度は何を並べましょうか?
お買い得品は無いかなぁ?
早速、家内と作戦会議です。
家内「順調、順調。お客様もこの棚を認知してくれたみたいだね(笑)。」
私「こうした特売品コーナーは必要だよね(笑)。買う楽しみだよね(笑)。」
家内「もちろんスポットでしかないから、小まめに探さないとね(笑)。」
私「特売品が無ければ、マスキュー自ら作る(笑)!」
家内「??? あっ!そうか!在庫調整に使ってもイイしね(笑)。」
私「つまらない安かろうのワインを並べるなら、その方がお客様は喜ぶよ(笑)。」
家内「そりゃそうだね(笑)。」
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マスキュー ラダチーニ研究
Sep 06, 2018 by weblogland |
寡黙で質素なヨーロッパ的な紳士。いかにも謹厳実直なヴィニロンにしか見えません。逆に輸出部長とはミスマッチ(笑)。のっけから悪口ばかりでホントにごめんなさい!ちなみに小声で「スラブと呼んでね。」とおっしゃる可愛い方(笑)。
さて、まず概要をインポーターのOさんやSさんから伺う。(本人はほとんど話さず(笑))
Oさん「ラダチーニは今モルドヴァでは第5位の生産者です。ラダチーニ自体はさほど古くはありませんが、旧ソ連やロシアにワインを供給していた国営会社が母体のようです。」
私「なるほど!だから大きさがあるんですね。」
家内「ソ連式の大型農場の流れを組むんだな(笑)。」
私「コルホーズ ソホーズだっけ?」
ヴィチェスラブさん「うんうん。」(笑)
Oさん「地政学的にイスラムとキリスト教
の間ですし、常に国境・国名が変わる不安定な地。」
Sさん「一方肥沃な黒土地帯チェルノゼム
ですから、常に大国に狙われる歴史があります。」
Oさん「ラダチーニもロシア頼みのワイン輸出から脱却して販路を世界に求めようとする意思がある会社です。」
私「あー、エリッィンの禁酒令で大打撃受けたんですよね。」
ヴィチェスラブさん「エリッィン、エリッィン。」(笑)。
私「ところで資金はどうやって集めたんですか?」
ヴィチェスラブさん「アメリカやヨーロッパ各国の出資と融資を受けました。総額150万ユーロです。」
私「そりゃ凄い!」
Oさん「ワインを輸出しながら返済をするスタイルです。」
家内「そうするとまるっきりの外資系という訳じゃないんだ!」
ヴィチェスラブさん「モルドヴァの地に根差した会社です(きっぱり)。」
私「日本に輸出している東欧のワイナリーってわりとビジネス・ライクなんだけどラダチーニってそうじゃないんだよね。
ワインを飲んでの印象なんだけど毒されてないって言うのかな(笑)?」
家内「フランスやニュー・ワールドの真似じゃなくてオリジナリティーを感じますよね。」
私「オリジナルな質の高さ、ポテンシャルの高さを感じます。」
Oさん「そうなんです。飲むと特にアミノ酸を感じます。」
私「旨味ですよね(笑)。日本人好みです。
オリーブオイルやバターではなくサラダ油みたいな穀物由来の油に合うんですね(笑)。」
Sさん「中華料理なんて合わせやすいワインですよね。」
ヴィチェスラブさん「うんうん。(嬉しそう。)」(笑)
私「このしっとりとした旨味はフリーランでしか出ないと思うのですが…。今風のニュー・ワールドのワイン造りにはフリーランとプレス・果汁の区別がない(笑)。ラダチーニは畑も設備もまるっきりニュー・ワールドですから、それが不思議なんです。」
Sさん「見た感じまるっきりニュー・ワールドのワイナリーですよね。」
家内「ニュー・ワールドの生産者にフリーランとプレス果汁の話をしても通じないんですよね(笑)。」
私「ミクロ・オキシダシオンで雑味を取りますから果汁を区別する意識がない(笑)
。」
家内「生産効率は良いのですが、旨味に欠けるんですよね。味も似てくるし(笑)。」
Sさん「そうすると造りに秘訣があるのかな?」
家内「ラダチーニのワインって無理がないので、飲んだ印象ですと補糖・補酸していない感じなんですが?」
Oさん「モルドヴァでは禁止されています。」
私・家内「おー!それは凄い!」
ヴィチェスラブ「普通です。我々は小手先のワイン造りはしません(キッパリ)。あくまでモルドヴァの自然をワインに詰め込むのです。モルドヴァは葡萄栽培の最適地なのです。肥料も使う必要がほとんどありませんし、農薬を散布する必要もほとんどありません。」ヴィチェスラブさん、だんだん調子が出てきました(笑)。ここいらで私の意地悪質問開始です(笑)。
私「ところでこの巨大な貯蔵用ステンレス・タンクにはバリックで熟成したものを1樽加えたりするんですか?最近よくある裏技なんですが(笑)?」
ヴィチェスラブさん「(キッパリ)やりません!オーク・チップも使いません。後で苦味となり、本来の味を壊します。」
この瞬間『この人解ってる。ワイン造りのプロだ!』と、ピンときました(笑)。
私「効率を上げるために、エアレーションでミクロ・オキシダシオンしていると思うのですが、何時使いますか?」
ヴィチェスラブさん「ワインをバリックに詰める時にやります。」
私「なるほど!ニュー・ワールドとは発想が違いますね!」
家内「樽熟成がとても自然でくどくありません。古い大樽を使ってるんですか?」
ヴィチェスラブさん「バリックとトノーのみ100%です。」
私「えー!フレンチ・オークですか?」
ヴィチェスラブ「そうです。ヴィンテージ・シリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンは新樽のバリックで一年間熟成。フィオリ・シリーズでは一年使ったバリックで半年熟成させます。(言葉に力が入る(笑))」
家内「信じられない!果実味が樽に勝って
いるから樽香が味わいの邪魔にならない!凄く高度なバランス!ところでトースト加減はどのくらいですか?」
ヴィチェスラブさん「ミディアムです。」
私「えー!しっかりローストしてるんだ!
恐れいったなぁ(笑)。」
懲りずに私の意地悪攻撃はさらに進む(笑)。
私「ところで1本の葡萄樹からどれくらい
の果汁を得ていますか?(嫌な質問です(笑))」
ヴィチェスラブさん「う~ん。1本単位では解りませんが…ヘクタール当たり10トン収穫します。」
家内・私「そんなに沢山作っちゃうんですかぁ(笑)!絶句。」
私「畑の映像を見ると植樹率はニュー・ワールドと変わらないようですが、1ヘクタール何本位の葡萄樹を植えてますか?」
ヴィチェスラブさん「1000~1500本くらいです。」
私「そうすると1本の葡萄樹から10kg近く収穫するんだ!カリフォルニアあたりでも5kgぐらいだからかなり多い。」
家内「単純に恵まれているんだろうね(笑)
。こんなに沢山作ってもレベルの高い果汁を得られるのは凄いこと!黒土地帯恐るべし(笑)!」
私「それでいてこの旨味。フリーラン・ジュースで作っているとしか思えないんですよね。えーと。歩留まりは何%ですか?」
ヴィチェスラブさん「一番搾りだけで50%。プレスしたワインは売却しています。」
私「だからなんだぁ!普通しっかりプレスして70%くらいの果汁を得ますから、この点はブルゴーニュの最高級品と同じですね(笑)。」
Sさん「イタリア製のプレス・マシーンで搾った一番搾りだけで作るんですね。」
私「あのプレス・マシーンは中にバルーンが入っていて、1気圧ちょっとくらいの軽い圧力で優しく搾るはずです。」
家内「今風のニュー・ワールドの造りとは
ハートも違うし、あとなんと言っても栽培条件に恵まれている!」
私「モルドヴァ恐るべし!ラダチーニ恐るべし!きっとラダチーニは近い将来世界的なワイナリーになりますよ(笑)!」
すっかり打ち解けてくれたヴィチェスラブさんと笑顔で固く握手(笑)。
あー、楽しかった(笑)。
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台風と共にラダチーニがやって来たぁ(笑)!
Sep 04, 2018 by weblogland |ハルマ君のパパ「いやー、電車でも一緒だったんですよ(笑)。」
ハルマ君のママ「通訳の方がマスキューさんの資料を持っていたのが見えたので『あの外人さん、ワインの生産者できっとマスキューさんに行くんだよ。』なんて話をしてたら大当たり(笑)。」
ハルマ君のパパ「そうそう荷物が揺れると
瓶が当たる音もしたしね(笑)。確信しましたよ(笑)」
そんな訳でハルマ君のパパ・ママを巻き込んで、挨拶もしないでいきなりラダチーニの試飲会となりました(笑)。
私「おー!これは奇遇(笑)。」
ママ「先日の試飲会のロゼありますか?」
私「あのロゼ大人気ですよ(笑)。そうそうこちらの外国の方があのロゼを造った方です(笑)!」
パパ・ママ「なんという奇遇(笑)!こんなことあるんですね。」
パパ「私は試飲会行けなかったんですが、
ラダチーニのワインって美味しいですね(笑)。自然に飲めちゃう(笑)。」
ママ「私は特にラダチーニのロゼとコンテッセのフリザンテが気に入りました(笑)。ですから今日はリピートです(笑)。」
当のご本人もいきなりラダチーニのワインが一揃い売れちゃいましたから大喜び(笑)。我々と一緒に深々とご挨拶お見送り(笑)。
ハルマ君のパパ・ママ、ありがとうございました!
その後の詳細は後でリポートしますから、お楽しみに!
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常連のFさんに教えていただきました
Sep 04, 2018 by weblogland |Fさん「マスキューさん、先日知り合いから大阪の松茸いただいたんですよ。」
私「(映像を見せていただきながら)まあ、見事な松茸ですね(笑)。立派(笑)!」
Fさん「さて、どんなワインに合わせるべきか?」
私「う~ん。白かな?」
Fさん「思いきってルモワスネのディアマン・ジュビレ1997年で試しました!」
このFさんディアマン・ジュビレの大ファン。もちろん2004年以前のものを大好物とされます(笑)。しかも、趣味も仕事も思いっきりされる強者です(笑)。
Fさん「土瓶蒸しで合わせたのですが、スッゴク美味しかったぁ!驚くほどのマリアージュでした。」
私「おー!ソーブレ・リアスなんか松茸には鉄板なんですが…。う~ん。確かに熟成したピノ・ノワールはキノコや枯れ葉のニュアンスありますから合うんですね(笑)。でもなかなか松茸に合わせる勇気はないですよ(笑)。」
ありがとうございました!
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リーズナブルなスペイン・ワインが大好物
Sep 01, 2018 by weblogland |
向かって右から
ロッカ・イ・モラ グラン・レゼルヴァ 2010年 セラーズ・ウニオ 1,480円税込み
テンポ クリアンサ 2010年 アルティーガ・フステル 赤 1,250円税込み
ヴィーニャ・デカーナ ティント グラン・レゼルバ 2010年 ボテガス・コヴィニャス 1,388円税込み
3本ともマスキュー定番のスペイン・ワインです。さあ、ここで問題です。この3本のスペイン・ワインの共通点は何でしょう(笑)?
答 3本とも飲み頃の2010年でした!
簡単でしたね(笑)?マスキューはリーズナブルなスペイン・ワインが大好物(笑)。探せばわりとしっかりしたものがあります。これらはそれです(笑)。2010年ヴィンテージで揃っているのを家内が発見(笑)。
ようやく赤ワインを飲みたくなる季節ですから、皆さんにご提案しなくては!
上手く夏場を越していますから、どれもこなれて美味しい(笑)。暑さとの闘いを思い出します。あっ、まだまだ暑いですね(笑)。失礼いたしました!
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桝久 試飲会リポート 後半 201808
Aug 28, 2018 by weblogland |〇マクリーナ 2014年 ガロフォリ イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. クラシッコ・スペリュール 750ml 1388円税込み
「ガロフォリですね(笑)。肉付きがイイんだよね(笑)。」
「ヴェルディッキオらしいなぁ。フルーティー。」
「酸がしっかりある。暖かい産地らしさがありながらも、ちゃんと酸が残ってるんだよね。」
私「さすがガロフォリかと(笑)。」
「イエージのワインって水っぽいの多いけど(笑)、ガロフォリは違うよね(笑)。」
「ミネラル、う~ん、海藻っぽさも感じる
。塩辛くもある。」
「レモンより熟したグレープフルーツのニュアンスかな。暖かみを感じる。みっちり詰まってるよね。」
私「そんなに高級なランクではありませんが、ヴェルディッキオらしいですよね。
」
「私ガロフォリは赤の方が好きなんですよ
(笑)。」
私「ガロフォリの赤ってスパルタンですよね(笑)。生命力はかなりのものです。」
家内「試飲会ではお出ししていませんが、
ガロフォリの一番安いランクの赤と白がいています。今までGロッソやGブランとして販売していたものです。ブランド名が変更になって『アンティカ・オステリア』となりました。」
「へぇー、味はどうなんですか?」
私「香りはさほどしませんがスパルタン(笑)。しっかりしてますよ(笑)。」
家内「前のGブランドより飲みやすくはなってますが、ワインの持ちはとても良いです。驚くほどです(笑)。」
私「ガロフォリ共通の良さですね(笑)。」
「ラダチーニと比べると全く違う(笑)。産地の違いがハッキリ(笑)。」
「思想も違うかも(笑)!」
「食べてるものは絶対に違うはず(笑)!」
「これはオリーブオイルやトマトのためのワインだよね!」
「マスキューさん、『マクリーナ』以前から売ってましたよね?今回久しぶりなんですが?」
私「実は価格が下がりました(笑)。以前は1,700円くらいで売ってましたので、大幅値下げとなりました(笑)。まあ、それでお披露目ということでして(笑)。」
「何故こんなに安くなったんですか(笑)?
」
私「品質が下がったようには思わないのですが(笑)。沢山売りたいのかな(笑)?」
「戦略や諸般の事情かな(笑)?」
私「そのようにご理解いただけると幸いに存じます(笑)。」
「まあ、我々消費者には嬉しいことだから良しとしましょう(笑)。」
●アロース・コルトン ラ・コンブ 2014年 ドメーヌ・ジョエル・レミー
フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3900円税込み
「おー、コレですな(笑)。ブルゴーニュ。
ピノ・ノワールは何時飲んでも美味しいんですよね(笑)。」
「そうそう。真夏でもオッケーですよ(笑)
。別にマスキューさんが気が触れた訳じゃない!大丈夫!」
私「なんか慰めて貰っちゃいました。ありがとうございます。そうですよね。ピノ・ノワールは何時飲んでもイイですよね(笑)。」
「ピノ・ノワールって面白いワインで、飲むと高いか安いかすぐわかる(笑)。良いピノ・ノワールは飲んだ瞬間『こりゃ、高い!』ってすぐ解る(笑)」
「さぁて、これはどうかな(笑)?」
「おっ、こりゃ高い(笑)!」
「あー、イイですね(笑)。このレベルでこの価格は安いですね。」
「評する言葉が出ない(笑)。うっとりしますね(笑)。」
「これはまだ若いような気がしますが、ヴィンテージは?」
私「2014年です。昨日の5時に開けましたからほぼ24時間経っています。ようやく調子が出てきました(笑)。昨日より香りが出てます。」
「はぁ~。やっぱりイイね(笑)。」
「これはあとどのくらい持ちますか?」
私「2014年ですが10年くらいして飲むとベストかな?」
「マスキューさん、これって早く飲めるスタイルなんですか?」
私「はい。早飲みです。除梗していますが、無理に早く飲めるようには作られていないと思います。」
家内「かなり手間暇かけて造っていると思います。」
「早飲みって言ってもスローなんだね(笑)
。いきなり全開のワインとは違うんだ
(笑)。」
「アロース・コルトンでしたっけ?ブルゴーニュの何処いらへんですか?」
家内「こんなときはこの本!『ブルゴーニュ・アペラシオン完全ガイド』、等高線の入った地図と写真がリンクしてありますから、スッゴク解りやすいですよ(笑)。
」
「おー!コルトンの丘の裾ですかぁ!」
「コルトンの丘ってコルトン・シャルルマーニュがあるところ、グラン・クリュばかりなんだよね(笑)。超有名!」
「思い出すなぁ(笑)。コルトンの丘って印象的な形してますよね(笑)。この本だと畑名まで解るから、行った時に持ってくと
楽しいだろうなぁ(笑)。」
私「でしょ(笑)。たまりませんよ(笑)!」
「本見てるだけでも行った気になる(笑)。
」
家内「この『ラ・コンブ』畑は丘の裾の傾斜の終わるところのようです。微妙に窪んでいるようです。表土が厚かったり、地下の水位が高い可能性があります。」
「なるほどね。だからグラン・クリュやプルミエ・クリュではないんですね。とは言えいわゆる村名のものと比べると遥かに良い立地ですよね(笑)。」
「マスキューさん、このワインはとても良いワインだとは思います。でも、どこがクラシックなんですか?」
私「鋭い質問ですね(笑)。この畑は1ヘクタールあたり10,000本のピノ・ノワールが植わっています。」
「へぇー、ということは1m間隔ですね。
」
私「今のブルゴーニュでは大体7,000本位ですからかなりの密植です。」
「作業するには植樹率が少ない方が効率はイイよね。」
私「はい。おっしゃる通り!でもですね、
造るワインの量は変わりません(笑)。」
「それってどういうことですか?」
私「ワイン法の規定は1ヘクタールあたりの総果汁量なので、10,000本植えようが7,000本植えようが規制されません。」
「ということは同じ収穫量だと10,000本の畑の方が濃い果汁になりますよね。インチキ臭いなぁ(笑)。」
家内「生産者を守る意味もあるし、昔ながらのやり方を排除するものでもありません。結果は味わいに出ますから(笑)。」
「ということはグラン・クリュなら安心という訳でもないんだ!」
私「左様で。」
家内「まあ、どんな畑でもグラン・クリュと同じ規格で造っても同じ結果にならないことが、逆に神話を作ってもいますが
(笑)。」
「ますます解らなくなってきた(笑)。」
「なるほどね!それで店長は、『1本の葡萄樹から何ml位ワインを造っている』なんて言うんですね(笑)。」
私「左様で(笑)。まあ、大まかな平均値ではありますが。」
家内「生産者もわりと本当のことを言いたがりません(笑)。」
「これ良いワインなんですね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)!」
◎ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション フランス 白 発泡性 シャンパーニュ R.M. 750ml 4937円税込み
「おー!こりゃ凄いね!」
「シャンパンっイイよねぇ(笑)。これは滅多にお目にかかれない上物ですな(笑)。末期の酒はシャンパンしかない(笑)。」
私「強さとふくよかさを備えた稀なシャンパンです(笑)。」
「レコルタンだとクリュの特徴が先に出るスタイルのものが多いけど、これはそうじゃないんだよね(笑)。かなり特殊。」
「熟成香が飛び抜けて綺麗ですよね(笑)。
すべてが高次元。泡も素晴らしい。」
私「たまに、シャンパンを飲みたい!という刹那があるんですよ(笑)。今日はそんな時です(笑)。」
私「ところでさっき末期の酒の話が出ましたが(笑)、聞いた話なのですが、ある老医師の先生が亡くなる間際にお弟子さん達に『忌野際に日本酒をお湯で割ったものを浣腸するよう』指示されました。浣腸したあとご本人の頬に赤みがさしたのちご永眠されたそうです。」
「凄い人いるんだね!まさに人肌だね(笑)
。」
「でも待ってよ。う~ん。忌野際じゃなくて元気な内に飲むのがイイんじゃないかな(笑)?」
私「それ卓見!」
ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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桝久 試飲会リポート 前半 201808
Aug 27, 2018 by weblogland |〇ブラン・ド・カベルネ 2016年 ラダチーニ モルドヴァ ステファン・ヴォーダ 白 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
◎メルロ・ロゼ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ コドゥル ロゼ 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
これはコドゥル地区のメルロを使ったロゼ。
●カベルネ・ソーヴィニヨン 2016年 ラダチーニ・ワインズ モルドヴァ バルル・ルイ・トライアン 赤 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
「この白沢山飲んでますよ(笑)。何飲もうかな?なんて考えが定まらない時はコレ
(笑)。赤もそうかな(笑)。」
「共通してハーブのニュアンスがするし、
あと普段飲むにはイイ。飲み飽きしないんだよね。」
「この白は日本酒的に飲めるんだよね。」
「つまみがあっても無くても大丈夫(笑)。
」
家内「バターとかオリーブオイルに合わせるイメージじゃなく、穀物系の油に合います(笑)。」
私「ですから中華料理なんて合わせやすいですよね。」
「マスキューさん!このロゼ美味しい!」
「プラムの香りがイイ(笑)!」
「程好いんだよね。」
「プラムの香りははっきりしてるんだけど
、押しつけがましくない。作り物っぽくないよね。」
私「いわゆる直接圧搾法で造られます。すぐに搾って低温で発酵させます。この技法の嚆矢はカリフォルニアのホワイト・ジンファンデルです(笑)。」
「あ~。あれね(笑)。一時期流行りましたよね(笑)。甘くてくどいから飽きるんだよね(笑)。」
「マスキュウさん、これは辛口ドライですよね。」
私「そーなんです。まるっきりの辛口です
。甘く感じるのは酸とグリセリンです。
」
「だから後味がベタつかないんですね?」
家内「はい。全体がとても綺麗ですよね。
」
「これって白や赤と比べるととても香りが出てますよね?」
私「はい。この点このロゼは期待を裏切る
出来(笑)。ただ、共通した植物っぽさがありますよね。」
「ハーブの香り、う~ん。雑味がどれもないんだよね。」
「赤のカベルネなんかもそうだよね。」
「赤は葉っぱのニュアンスが強いかな?」
私「そうですよね!葉っぱも厚みがあり大きく、緑の濃い感じかな(笑)。ユーカリみたいかな?」
「店長、この赤は香りがプラムっぽいですよね?ロゼのプラムっぽさとは違うんだけど…。」
私「はい。いわゆる極上のカベルネ・ソーヴィニヨンに見られるカシスのイメージではありませんね(笑)。言わば、しっとりしたカベルネかな(笑)。独特ですよね。
」
「あまり目立ちませんがミネラルっぽさありますよね。すべての要素を持つんだけどトータルになるとユニークなんですよね(笑)。」
「ユニークなんだけどコスト・パフォーマンス高いよね(笑)。」
「ラダチーニのワインって印象はニュー・ワールドじゃなくて、オールド・ワールドですよね(笑)。」
私「無理に濃くしたり、タニックにしたりしない自然に造った感じがしますよね
。」
家内「アルコール分はどれも13%です」
「えー、12%以下かと思った!」
「マスキュウさん曰くの、折り合いが良い!だね。」
「それって栽培の管理が良いってことですか?」
私「飲んだ限り、この手の価格でもちゃんと管理してますよね(笑)。」
家内「緯度もボルドーからブルゴーニュに近く。降水量も少ない。特に夏場は栽培条件に恵まれてます。」
私「元々のポテンシャルは高いですよね。
なんたってヨーロッパ系葡萄の原産地です(笑)。」
「モルドヴァってウクライナの近くでしたっけ?」
家内「はい。ウクライナとルーマニアのちょうど間です。ですから常にロシアに影響されています。」
私「エリツィンの禁酒令で大打撃を受けました。」
「へぇー、エリツィンって酔っぱらいの親父だったんだけどなぁ(笑)?あっ、自分は例外か(笑)。」
私「権力者の世の常(笑)。」
家内「ところでラダチーニは所有畑がなんと1,000ヘクタールもあるんです!」
「セッ、セッ、1,000ヘクタールですかぁ
!どのくらい広いか見当つかない(笑)。
」
私「え~と。1ヘクタールは100m×100mですから、それが1,000個かな(笑)。」
「ということは100m×(100m×1000個)=100m×100000m=100m×100km!」
「ちょっと待ってよ(笑)!100kmってここからどれだけ?」
家内「鶴見から横須賀まで40kmですよね
(笑)。」
私「ちなみに箱根駅伝が100kmくらいかぁ
(笑)。」
「それをちゃんと管理出来るんだぁ!」
「それ凄い!」
私「そーなんです。畑は3つの生産地域にありますし、醸造場も20あるとか。外資が入って一気に集約したようです。設備なんかは最新ですよ。」
「あー、スペインなんかもそうだよね。大規模化が進んでるんだ。」
「ニュー・ワールドなんか何にもないところにいきなりバーンと畑造るけど(笑)、それとは違うやり方なんだ。」
家内「ですから元々畑のあるところですから、栽培に無理がありません。」
「水も無くて何も這えない荒野じゃないから無理は無しだ。灌漑しなくてすむしね。」
「どんどんよくなりそうですね(笑)。」
私「将来が楽しみです。」
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明日、明後日の試飲会用のワインを並び終えました!201808
Aug 23, 2018 by weblogland |明日、明後日の試飲会用のワインを並び終えました!

最初にラダチーニが白、ロゼ、赤と並びます。ラベルも白、ピンク、黒と揃っていてグッド(笑)。なかなか良いと一人眺めながらご満悦(笑)。特にロゼの瓶はお気に入り(笑)。ロゼ自体の色もイイし、スクリュー・キャップが鮮やかなサーモン・ピンク。センスがイイ(笑)。並んだ本数がちょっと少ないですが、明日午前中に追加分が来ますから、数も問題なし!
ところで今回の核心ピノ・ノワールとシャンパンが1本ずつしか並んでいない?
ご安心ください。セラーで休んでいます(笑)。数もたいしてありませんが(笑)、それはそれでしょうがない。高額だし、沢山あるものではありませんからね(笑)。
あ~、明日が待ち遠しい!
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大日本ロゼ・ワイン普及協会会頭からご連絡いただきました!
Aug 21, 2018 by weblogland |Kさん「昨日の朝日新聞夕刊一面記事は、『ロゼワインが世界的に伸びている』との内容です。読まれてなかったら土曜日の試飲会にお持ちします。」
私「ありがとうございます!読みました。読みました(笑)。ブログネタにします(笑)。会頭登場お許しください(笑)。」
Kさん「マスキューさんは先見性ありますね❗スゴイ 世の中の先行ってます」
私「とんでもございません。たまたまです。恐縮です。先行ってんだか、置いてかれてるんだか解りませんが(笑)。」
一応新聞の一面を映像で添付しますね。

先日、当協会のCEOのKさんにも会頭と同じようにお褒めいただきました。
まあ、たまたまなんですが、大日本ロゼ・ワイン普及協会としては溜飲の下がる思い(笑)。ロゼ・ワインは美味しいからもっと飲まれるべき。会員の皆様も当然だとお考えかと。
ここで会長から一言ご挨拶です(笑)。
会長(妻昭子)「いわゆるロゼ・ワインにはセニエ法、直接圧搾法、アッサンブラージュ法などございますが、セニエ法と直接圧搾法を良しとしたく存じます。
特に直接圧搾法のものは個性もありコスト・パフォーマンスに優れたものが多々ございます。果実味が明瞭で広がりがあり、後味の美しいロゼこそもっと飲まれるべきだと存じます。」
理事長(私)「パチパチ(拍手)。左様に存じます。」
ところで、この際おまけで毒を吐いちゃいましょう(笑)。ロゼ・ワインの今後です。
おそらく、第一級シャトー〇〇なんかが『究極のロゼ・ワインをリリース!』、『ドメーヌ〇〇が造る珠玉のロゼ!』なんて高額ロゼ・ワインの販売が始まるような気がします(笑)。
そんな一報を聞いたら、「ロゼってそんなもんじゃないんだけどね」なんてクールに聞き流すか(笑)、「欧米人の商売は上手
だよね(笑)。」なんてシニカルに応えてくださいね(笑)。
気軽に美味しくロゼ・ワインを飲みましょう!
大日本ロゼ・ワイン普及協会からでございます(笑)。
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レ・コンテッセのヴェルドゥッツォ・フリザンテ
Aug 21, 2018 by weblogland |
暑いなか売れるワインは泡 ということでランブルスコやこのフリザンテの販売に力を入れてきましたが(笑)、ここにきてこのフリザンテをリピートされるお客様が増えました(笑)。
果実味を全面に押し出したスタイルではなく、良質な旨味を感じる大人の泡。甘くてデフォルメされた味わいが流行る昨今。ちょっと見落とされ勝ちなスタイルではあります(笑)。もちろんそれを承知で売っているのですが(笑)、マスキューのお客様は舌が肥えてますね(笑)。
「あの変な葡萄品種の泡ありませんか(笑)
?食事しながらでも、それだけでも美味しい(笑)!暑さに疲れた体調にピッタリなんですよ(笑)。」
「あのフリザンテ、好みが別れるんだよね
。僕はとても好きなんだけど、賛否が別れるんだよね?なんでかな?」
私「今流行りの缶チューハイなんか果実味がデフォルメされてます。この味に馴れると物足りなく感じるとおもいますよ(笑)
。」
「なるほどね(笑)。」
解る人には解るのです(笑)。
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8月のマスキュー試飲会のラインナップ2018
Aug 21, 2018 by weblogland |
暑いですね(笑)。こんなときはあまりくどくなく飲みやすいワインが良いですね。
でもですね、薄くてシャバシャバのものじゃ満足出来ません。頭を悩ますところです(笑)。
今回マスキュー定番のモルドヴァのラダチーニを3連発!待ちに待ったロゼが入荷いたしました。同時にカベルネの赤と白も比較試飲していただきます。ラダチーニのスタイルがきっとご理解いただけるかと(笑)。いかにも日本人好みのワインかと(笑)。
〇ブラン・ド・カベルネ 2016年 ラダチーニ モルドヴァ ステファン・ヴォーダ 白 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。
歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に外資のシンジケートが設立したアルバストレレ・ワインズ。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタールもの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。
このワインはカベルネ・ソーヴィニヨンで造った白ワイン!
そんなのあるんですね(笑)。びっくりしました(笑)。
葡萄はバルル・ルイ・トライアン地域とコドゥル地域に挟まれたところ。首都キシナウの南東の地域です。
軽く圧搾したあと5~8℃の低温で約1時間のスキン・コンタクト。このためカベルネ・ソーヴィニヨンの果皮の色は果汁に移りません。そして果皮と果汁を分離して、果汁のみで発酵します。14℃の低温で発酵後3ヶ月熟成させて瓶詰め。マロラクティック発酵はブロックしてますね。本来果皮から抽出するべきものを果肉の酸で補っているようです。したがって出来上がりはリースリングのような弾ける酸が特徴的。しかも酸とのバランスに過不足ない点は秀逸。マスキュー定番のハンガリーのトカイ・フルミントにちょっと似てます(笑)。香り自体は極端にアロマチックではありませんが、かなり複雑。パッション・フルーツ、桃、グレープフルーツなどの柑橘類の香りに青草やスモモのような爽やかな風味。東欧らしい硬質な広がりと伸びのある味わいは心地良い!
◎メルロ・ロゼ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ コドゥル ロゼ 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
これはコドゥル地区のメルロを使ったロゼ。
もともと優良なメルロを造ることで評価されており、このロゼもメルロの香りをはっきり感じられるアロマティックなもの。
直接圧搾法で造ったらしい美しいピンク色。色だけで魅了されますね(笑)。香りはプラムを中心に赤いベリーの香りが華やかで可憐。とても透明感があり、広がりの美しさに我を忘れます(笑)。基本かなりドライなのですが、完熟した健全な葡萄果を使っているため甘い口当たり。余韻に甘い果実味がスーっと広がり、ベタつかない後味は秀逸。残糖分で誤魔化さない直球勝負は見事。
スタイルは今は無きマルセランに似てますね(笑)。
大日本ロゼ・ワイン普及協会推薦の美味しいロゼ・ワインでございます(笑)。
●カベルネ・ソーヴィニヨン 2016年 ラダチーニ・ワインズ モルドヴァ バルル・ルイ・トライアン 赤 750ml 1018円税込み スクリュー・キャップ
このカベルネ・ソーヴィニヨンはモルドヴァの一番北の産地バルル・ルイ・トライアン地域のもの。100%手摘みのカベルネを破砕・除梗し、ステンレス・タンクで10℃で2日間の低温浸漬。そのまま25℃で8~25℃でアルコール発酵、そして20日間マロラクティック発酵を行います。その後6ヶ月の熟成を経て瓶詰めされます。
今風の裏技を使っているとは思いますが(笑)、ワイン自体はニュートラルでストレスが無く、いわゆる東欧の質実さを感じます。香りはおとなしめですが、プラム ブラック・チェリーやダーク・チェリーの果実にチョコレートっぽさが加わります。ちょっとオー・メドックのカベルネみたいかな(笑)。ミディアム・ボディーの液体濃度はフレンドリーで、上質なデイリー・ワインに仕上がっています。
肉料理やハード・タイプのチーズまで幅広くマリアージュする使い勝手の良さ。
国際市場で十分通用するレベルの高さ、良さがあります。
愛するイタリアの『神』ガロフォリが
造る核心のヴェルディッキオ『マクリーナ』の久しぶりの入荷です!
〇マクリーナ 2014年 ガロフォリ イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. クラシッコ・スペリュール 750ml 1388円税込み
私の敬愛する『神』ガロフォリが造るヴェルディッキオ100%の白ワイン。かつてイエージのワインは安物が多く日本に輸入されてましたから、イメージが悪い(笑)。水っぽい印象が拭えない(笑)。もっとも暑い海岸部の産地ですから酸が少なく、勢い飲みやすい量産ワインに走ったのも事実。
そんな大勢に背を向け優良なイエージの白ワインを作り続けD.O.C.G.にまで登り詰めた大貢献者がガロフォリなのです。
他の生産者が造るイエージとは明らかに違う不思議。もっともこのキュヴェは早飲みのスタンダード・クラスなのですが、それでも旨さが違う(笑)。イエージというよりマテリカに近い詰まり方と大きさがあるとでも言えばよいかも…。
桃やリンゴ、グレープフルーツなどの柑橘類はトロピカルなニュアンス。ガロフォリの核心と言えるヴェルディッキオの
真骨頂。以前のメイクでは『クラシッコ・スペリュール』記載はありませんでしたから、進化、更なる純化を目指しているようです(笑)。
さて、これから唐突に試飲会はクライマックスに突入(笑)。とっても素晴らしいブルゴーニュのピノ・ノワールの登場です!
暑かろうが構いません(笑)!ブルゴーニュにしては珍しいコスト・パフォーマンスに優れたものです。
●アロース・コルトン ラ・コンブ 2014年 ドメーヌ・ジョエル・レミー
フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3900円税込み
ボーヌのサント・マリー・ラ・ブランシュ村で1853年より続く家族経営のドメーヌです。1988年より現当主ジョエル・レミ氏と妻のフローレンス氏がドメーヌを引き継ぎ、現在はボーヌを中心にポマール、アロース・コルトン、サン・トーバンなどに計14haを所有します。(インポーターさん資料より)
大きさのわりにちょっと畑が分散してるようですが(笑)、まあ、ボーヌ中心の古くからのドメーヌなんでしょうね。実際造ったワインの75%はヨーロッパに出荷してるとか。この点からしても信用置けます(笑)。
畑も手入れがよく、樹齢も高そう。伝統的なブルゴーニュらしい密植。見た感じいわゆるクラシックな自然派の生産者のようです。このラ・コンブの畑はコルトンの丘の南東の裾。ちょうど丘に上がる農道の脇にあります。丘と特級畑の傾斜のちょうど境のやや窪んだ土地。浅い谷の上になるのかな?それゆえ特級、1級ではない畑となっています。
ただし味わいはしっかり1級の範疇(笑)。
造り自体は最低でも1級の規格ですから、まだ華やかさに欠けるものの渾身の造り。下手なグラン・クリュを飲むより心に届くものがあります。まだ香りは開いてなく、果実味は重心が低いのですが、
中身の凝縮感は圧倒的です(笑)。
あと、一部を全房発酵してるかのような強さを感じます。特徴的なモカのような木樽のニュアンス。樽材はアリエ産だけではなさそうですね。実直な栽培と細やかな工夫が上手く噛み合っていますね(笑)。熟成能力を予感させるクラシックなワインなのです。
そしてトリは、なっ、なんと、シャンパン!しかもレアなミッシェル・チュルジー。暑さのあまりマスキュー気がふれたか(笑)?たまにシャンパンくらい飲まなきゃやってられません(笑)。
◎ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション フランス 白 発泡性 シャンパーニュ R.M. 750ml 4937円税込み
メゾン・チュルジーは1881年にル・メニル・シュール・オジェに設立されました。現在約6ヘクタールの畑を所有しています。
ル・メニル・シュール・オジェはコート・デ・ブランの一番南側のグラン・クリュ。1985年にグラン・クリュ指定されています。『サロン』や『クロ・デュ・メニル』の名声に一役かっている有名なクリュですが、ル・メニル・シュール・オジェ単独だと硬質な酸と過剰過ぎるほどのミネラルが邪魔すると評されていました。
でも、このキュヴェよく出来ています。バランスが良くとても飲みやすい。ミッシェル・チュルジーの持つ豊富で優良なリザーヴ・ワインによるのでしょう。アヴィーズとかクラマン的。アッサンブラージュでスタイルを造っていますね。酸との折り合いが上手くついています。マロラクティック醗酵をすることも作用してますね。瓶内熟成も3年しっかりやってますし、酸があるため甘さが目立ちません。
少ないドザージュとSO2添加しない自然派のR.M.として独自の道を歩んでいます(笑)。無理に生産量を増やさず、頑なにオリジナリティーとクオリティーを追求する稀少な生産者なのです。
いつも通り
24日(金)は17~20時30分
25日(土)は11~20時30分
後半の2本は1本ずつしかあけられませんので、無くなった節はお許しを!
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ラダチーニのカベルネにしましょう!
Aug 19, 2018 by weblogland |しかも空気が乾燥していますからとても快適。外にいても汗かきません(笑)。
そうすると、今晩は何を飲みましょう?
軽めからミディアムの赤ワインが飲みたい(笑)!
メリオーのピノ・ノワールなんかイイなぁ(笑)。滑らかで癒されそう(笑)。
う~ん。
モンテ・デル・フラのヴァルポリッチェラなんか優しくて美味しいだろうなぁ(笑)。
ラダチーニのカベルネなんかちょっと冷やして飲んだら美味しいなぁ(笑)。
よし。決定!
ラダチーニのカベルネにしましょう!早速冷蔵庫に入れなきゃ(笑)。
赤ワインを飲みたい衝動に駆られるのは久しぶり(笑)。
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活躍してますこのトリオ(笑)!
Aug 17, 2018 by weblogland |
それにしても暑さが続きますね。今年は夏が2倍になったように感じます。通例この時期赤ワインの消費量は落ちビールが主力商品になりますが、マスキューではビールもろくに売れません(笑)。ただしこのトリオは大活躍(笑)?
レ・コンテッセのロゼと白のフリザンテ。あとランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ。どれもガス圧は3気圧弱ですから、それほど泡泡していません(笑)。故に爽快感、清涼感では劣りそうな気がします。ところがそうでもない(笑)。
全体のバランスを考えると、このくらいのガス圧の方が優しい旨味を感じられグッド。ガス圧は高くなくとも液体からゆっくり沸き上がる泡の心地好さに癒されます。
う~ん。
飲み飽きしないのです。
この夏、我が家では何本飲んだか解りません(笑)。
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『トレントの王子』テロルデゴ・ロタリアーノの続き
Aug 15, 2018 by weblogland |『トレントの王子』の謎は深まる(笑)。

先週の金曜日に開けた『トレントの王子』テロルデゴ・ロタリアーノの続きです(笑)。
今日は新宿在住のSさんがご来店くださいました。このSさん、なんでこんなにお酒のこと知ってるの(笑)?と私が思うほど様々なジャンルのお酒に詳しい。しかも多趣味で博学。なかなか凄い人です。
Sさん「マスキューさん『トレントの王子』どんなんですか(笑)?飲んだことないし、調べてもよく解らない(笑)。」
私「そーなんです(笑)。金曜日に開けたのがあるからちょっとティスティングしてみます(笑)?」
家内「え~と、開けてから丸五か目ですか。しかも家のテーブルにほったらかしですから(笑)、かなり過酷。普通だったらもうダメかな(笑)。」
私「どれどれ、おつ、全然平気ですね。だいぶこなれて飲みやすくなった(笑)。」
Sさん「あっ。スミレなんかのニュアンスがありますね。」
家内「相変わらずアロマティックじゃないけど深み、タンニンに品の良い深みがある。物の本ではフルーティーだと書いてありますが、そんな感じではないですよね(笑)。」
私「ガメイ・ド・ベルニュに似てないかな(笑)?」
家内「う~ん。あんなにフルーティーでファットじゃないけどねぇ…。」
Sさん「本来的な良さは感じますね(笑)。ちゃんとしてる。」
私「私も良いワインだと思うのですが、それがテロルデゴ種自体のものなのか、作り手の手腕によるものなのか?他のテロルデゴを飲んだこともありませんから、具体的に話が出来ません(笑)。」
家内「思ったよりしっかりしたワインだし、作り手自体のレベルの高さは感じるんだけどね(笑)。」
さらに謎は深まる(笑)!
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滑り込むようにサンプルが届きました
Aug 11, 2018 by weblogland |今日はお盆休み用のワインを、滑り込みでお求めになるお客様がちらほら(笑)。

マスキューは12、13日がお盆休みとなります。もっとも12日は通常休みの日曜日。そうすると13日の月曜日がお盆休み(笑)。
う~ん。
1日だけですね(笑)。でもですね、体質的に3日続けて休めない(笑)。店を開けない
日は2日が限度(笑)。宿痾とでも言いましょうか(笑)。
ところでお盆休みに滑り込むようにサンプルが届きました。その中の1本をご紹介しますね(笑)。イタリア トレンティーノ・アルト・アディジェ州のトレント県の赤ワイン テロルデゴ・ロタリアーノ
を取り寄せました。飲んだことありませんから期待大(笑)。イタリア・ワイン本で「トレントの王子」なんて書かれてますから、見つけたら早速取り寄せちゃいました(笑)。
筋金入りのワイン・エキスパートのKさん「トレントのレストランでテロルデゴを注文したんですけど、そのレストランには無くて飲めなかったんですよ。『トレントの王子』飲んでみたかったんですよ(笑)。」
さすが良くご存知(笑)!
飲んだ印象はたしかに美味しい。とても深くて複雑。経験したことないですね(笑)
。でもですね、何故『王子』と呼ばれるかはよく解りませんでした(笑)。
飲んでみて謎は深まるばかりなのです(笑)。
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コート・ロティのシラーを使ったロゼ
Aug 11, 2018 by weblogland |これ、なーんだ?

ポンスリーヌのシラー・ロゼです!
ただのロゼではありません(笑)、コート・
ロティのシラーを使ったロゼ・ワインなのです!存在は知ってましたが、たまにしか造られないようでレア。たまたまインポーターさんの新入荷案内で見つけ、迷わず1本だけ取り寄せました。自分で飲むこと最優先(笑)。でもですね、筋金入りのワイン・エキスパートのKさんがお弟子さんのMさんとご来店されましたので一緒にティスティングとなりました(笑)。ちなみにKさんは大日本ロゼ・ワイン普及協会会頭ですから、差し置いて黙って家内と二人だけで飲めません(笑)。
Mさん「珍しい!コート・ロティのシラーを使ったロゼなんかあるんですか(笑)?」
家内「ずっと飲んでみたかったんです(笑)」
私「たまたま見つけまして(笑)。まっ、まっ、どうぞお試しを(笑)。」
Mさん「おっ!普通のロゼとは違いますね(笑)。凄いや(笑)。」
Kさん「言葉を失いますね(笑)。さすがコート・ロティのシラー。でもブラインドでやったら解らないね(笑)。力は凄いけどピノ・ノワール的なエレガンスを感じますね。」
私「う~ん。フル・ボディー(笑)。」
Kさん「そうそう。以前いただいたケットマイヤーのロゼもたしかにフル・ボディーで飲み応えがあったけど、もっとエレガントで大きさがある。」
家内「脹らみ、深みが素晴らしい!今までのロゼの経験値を越えたぁ(笑)。」
Mさん「こんなロゼ・ワインがあるんですね。ロゼを飲みやすいだけと思っちゃいけない(笑)!」
至福の一時でございました(笑)。
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ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション
Aug 09, 2018 by weblogland |ミッシェル・チュルジー ブリュット ブラン・ドゥ・ブラン グラン・クリュ レゼルヴ・セレクション です!

久しぶりの入荷。一年ぶりくらいかな。
このシャンパン いわゆるグラン・クリュのアッサンブラージュ・スタイル。通常私はアッサンブラージュ・スタイルよりクリュ単一のものを好みますが(笑)、これは別(笑)。ル・メニル・シュール・オジェにクラマンとアヴィーズのシャルドネをブレンドしたものです。出来上がりのハーモニーの素晴らしさは特別ですね(笑)。それぞれのクリュの特徴それも美点が感じられ、美しく比べるものがありません。
オジェのようでオジェじゃないベンベン。
クラマンのようでクラマンじゃないベンベン。
それは何かと尋ねたら?
ミッシェル・チュルジー ミッシェル・チュルジー!
と言ったところでございます(笑)。
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昨日の晩に飲んだ『カルミネ』ワインの美味しいこと
Aug 08, 2018 by weblogland |ところでこのワインは輸入終了のために特売となっておりますが、ヴィンテージは2010年とようやく飲み頃になったところ。もったいないなぁ(笑)。でも安く飲めるからオッケーかな(笑)。

もうあと少しでなくなりそうですから、気に入った方はお早めに!
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大人気だったイエルゲラのロゼ
Aug 07, 2018 by weblogland |先月の試飲会で大人気だったイエルゲラのロゼ。シラー100%のフルーティーなロゼ・ワインです。でもですね、ラベル・デザインに賛否両論(笑)。

「マスキューさん。イエルゲラのロゼ美味しいですよね。でもラベル・デザインが怪しくないですか(笑)?」
私「はぁー。たしかに(笑)。性差別はできませんが、なんとなくそんな感じがしないでもないですよね(笑)。」
「家庭の食卓に並ばせづらい(ここだけの話ですが(笑)。」
私「解釈は微妙ですよね(笑)。私は中高一貫の男子校出身ですが、同級生同士が集まって飲むと周りから『お前らホモなんじゃねえか!』なんて言われますもんね
(笑)。そんなときは『うるせえ!仲が良いからしょうがないだろ!』なんて笑いますけど(笑)。」
ここは、仲が良いのは良いことと解釈いたします(笑)!
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『農家が教える 自然農法』農文協編
Aug 05, 2018 by weblogland |『農家が教える 自然農法』農文協編

先日家内が楽しそうに読んでいたもの(笑)。あまりに楽しそうだったので、頼んで図書館から借りてきてもらいました(笑)。
まず写真・図版が豊富で見てて楽しい。
あと表紙の真ん中に「肥料や農薬、耕うんをやめたらどうなるか」なんて刺激的な副題が書いてあり、これだけでワクワク(笑)。
農学は理系ですが、理系がちんぷんかんぷんな私でも理解できるように平易な文章。それは実践している農家の方が執筆していますから、理論一辺倒でないところが所以かな(笑)。
私はワインを勉強する過程でビオや自然栽培を知りましたが、あくまで外国語訳
の又聞き。逆に日本の農家で自然農法に一生懸命に取り組んでおられる方がこんなに沢山いたことを知らず恥ずかしい思いです。そして勉強になります!世界が開けたようなほど(笑)。まあ、私の不勉強の証かな(笑)。大学で農業を勉強したくなっちゃいました(笑)。
それにしても楽しい!
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試飲会番外編続き(笑)。
Aug 03, 2018 by weblogland |家内「古くなってもシェリーやマディラみたいに変化したものはわりと美味しく飲めますが(笑)、ビネガーはちょっと無理ですよね(笑)。」
私「赤ワイン・ビネガーはさすがに単体で飲むには辛い…(笑)。」
Fさん「そーなんです。そこでひらめきました(笑)!餃子食べるとき醤油にお酢を入れますよね?」
私「はいはい。お酢入れるととても美味しくなりますね。醤油と同量かそれ以上お酢を入れても良し(笑)。」
Fさん「それです!それで、ビネガーになったワインわお酢がわりにして試しました!」
私「へぇー!どうでした?」
Fさん「めちゃくちゃ美味しかったです(笑)。」
家内「それにしてもよく気づかれましたね(笑)。さすが!」
翌日、我々夫婦がラーメン屋さんで餃子を食べたのは、自然の成り行きなのでした(笑)。
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試飲会番外編(笑)。
Aug 02, 2018 by weblogland |マスキュー試飲会の常連 川崎在住のFさん。率直な好奇心旺盛な好青年です。今月も試飲会にご参加くださいました。その時、他のお客様がおられなくなってからワイン談義に花が咲きました(笑)。
Fさん「マスキューさん。私、友達と何人かでワインと食べ物のマリアージュを楽しんでいるのですが、たこ焼きに合うワインって何ですか(笑)?」
私「た、たこ焼きですかぁ(笑)?う~ん。
困ったなぁ(笑)。個人的には大好きですが…。」
Fさん「たこ焼きも関西風と関東風は違いますが、いわゆるスーパーで売っている小麦粉の多いヤツです。」
私「熱いたこ焼きだったらランブルスコ!
合うだろうけどちょっと直接的かな(笑)。」
家内「小麦粉の焦げた香りに合うワインは思いつきますが、問題はあのソースですよね(笑)。強烈ですよね(笑)。う~ん。ハンガリーのオラズ・リースリングかな。」
Fさん「じつは、しっかり目のトゥーレーヌの白で試しましたが、撃沈(笑)。モンテプルチアーノ・ダブルッツォもダメ。マスキューさんで買ったローヌのシルヴィエンヌまダメ。あんな繊細で高級なワインをたこ焼きに合わせたのが間違い(笑)。何が合いますかね(笑)?」
家内「ステンレス・タンクで造った、とてもしっかりしたドルチェット・ダルバ!
あの強いソースに負けないはず(笑)。」
私「それイイかも(笑)!渾身の造りのドルチェットだよね(笑)。」
盛り上がりました(笑)。
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桝久 試飲会リポート 後半 201807
Jul 31, 2018 by weblogland |暑いなかこの赤ワインくどくない?と言われないようワインの供出温度を低くしてお出ししました(笑)!
私「これは先ほどのロゼの南隣の産地 フミーリアのワインです。品種は伝統品種モナストレルです。」
「おっ、これ美味しい。フル・ボディ(笑)
。安いし(笑)。」
「え~と。ヴィンテージは何年かな?2010年!ということは8年経ってるんだ。充実してる(笑)。」
「今飲んでベストなんだな。でもあと2~3年は全然大丈夫そうですよね。」
家内「チョコレート食べながら飲むと美味しいですよ(笑)。」
「おー!こりゃ旨い!チョコレート食べながら飲むと爆発しますね。何故ですか?
」
家内「ワインが木樽熟成してることとモナストレル自体にチョコレートっぽいニュアンスがあるので、それらがチョコレートとマリアージュするためです(笑)。」
「マリアージュ 結婚 う~ん。上手く言ったもんですよね(笑)。」
「これですね。暑苦しいの(笑)。アウトドアで飲んだら暑苦しくても感じるかもしれませんが(笑)、エアコンの効いた室内で
飲めば問題なく楽しめますよ(笑)。それにしてもコスパが良いですね(笑)。」
「スペインのモナストレルって最近よく聞きますが、わりと軽い印象がありました。でもこれは違いますね。とってもヘビーで美味しい(笑)。」
家内「モナストレル自体は重く作るのが本来のスタイルなんですが、最近は技術が進み軽めで早く飲めるように作られているものが多いですね。」
「そうするとこれはクラシックなんだ。」
私「クラシックっぽさは感じますが、これでも早く飲めるように出来ています(笑)
。一昔前のモナストレルって飲み頃になるまで20年はかかりました(笑)。」
「あんまり香りがしないですよね。でも旨い。香りじゃないんだな。味わい(笑)?
」
私「さすが!そーなんです。モナストレル自体はブラム系の味わい。ちょっとエキゾチックな香木みたいなしかも少し粉っぽい特徴的な味わいを感じます。人によっては蚊取り線香みたいなんて言う方もおられます(笑)。」
「甘い蚊取り線香かな(笑)。」
「モナストレルって他の産地でもありますよね?」
家内「はい。南フランスのルーションとかバンドールなんか有名ですよね。海岸部で良い結果が出るようです。」
「バンドールってめちゃくちゃ高くなったから手が届かないけど(笑)、これは代わりになる(笑)。」
私「ありがとうございます。でも、これは現品限りとなりますのでお見逃しなく!
」
「えー!何故ですか?」
私「インポーターさんとメーカーの問題みたいです。」
「あー、よくある話ね(笑)。」
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2014年 ドメーヌ・ド・ラ・プレット フランス ブルゴーニュA.C. 赤 750ml 2700円税込み
私「クラシック・ブルゴーニュのファンの方
、お待たせしました。前回の入荷は2009年。今回は2014年と空きましたね。まあ、なにもこんな暑いときに入荷しなくともよさそうなものですが(笑)、数の少ないものですからそんなことは言ってられません(笑)。」
「一つ前のモナストレルと比べると色が薄い(笑)。」
「うんうん。さっきのロゼに近い(笑)。」
私「「そーなんです。色は薄いがなんとやら(笑)。まっまっ、お試しください(笑)。」
「あっ!これ強い!」
「でも飲みにくい訳じゃない。不思議(笑)
。中から後から強さを感じるかな。」
「色の薄さに騙された(笑)。中身の分量が
半端ない(笑)!大迫か(笑)?」
「たしかにフェイントに引っ掛かりました
(笑)。やはり高いだけある(笑)。」
私「房ごと発酵させ、しかも発酵期間が短いクラシックな作り方のワインです。無理にプレスしてない上澄みだけの旨味を感じます。」
「なるほどね。発酵期間が短いから色が薄いんだ。よく飲むピノ・ノワールとは印象が違いますね(笑)。」
「もっと濃くて肉付きの良いのがクラシックではないんですね?」
私「それってアンリ・ジャイエの系譜のスタイルです。世界を席巻したスタイルです(笑)。」
「マスキューさん、これってまだ本当の飲み頃ではないような気がしますが?」
私「はい。まだ香りはそれほど出てませんね(笑)。」
「どのくらい持つのですか?」
私「10年くらい経つとバランスがとれてきて、15年過ぎると香りが溢れ出ると思います。」
「この上のクラスの畑のワインはどうですか?」
私「20年くらいは待った方が良いかと。ただし、その時にもう少し待った方が良かったと思ったりするワインです(笑)。」
家内「スショなんかまさにそれ(笑)。何年か前に98のスショを飲んで、あと10年後に飲みたかった!なんて後悔しましたっけ(笑)。」
「そんなに長命なんだ。でもコルクは持つんですか?」
私「持ちません(笑)。ですから蔵出しのリコルクしたものを買うべきです。」
「はぁ。じゃあ若いブルゴーニュを取っておいて何十年後かに飲むのはギャンブル
に近いんですね。」
私「はい。それでしたら何本か同じものを買っておくのがよろしいかと。保険ですね。」
「なるほどね。若いうちは比較的安いし、
保険の意味で何本か持つのは意味があるね(笑)。」
●ル・キャバレ・デゾワゾー2014年 ラ・プチ・コマンドリ フランス コルビエールA.C. 赤 750ml 2480円税込み
私「本日のトリは愛するル・キャバレ・デゾワゾー2014年。私は南フランスのポンソと評価しておりましたが、これにて輸入終了の大特売セールとなります!」
「えっ?これも終売セールなんですか?ラッキーと言ってイイのかな(笑)?」
「これ旨いんだよね(笑)。ちょっと癖があるけど(笑)。いわゆるビオ臭。」
家内「まあ、好みの別れるところではありますが、これは時間が経つと消えてゆきます。」
私「ここの家はSO2を全く使いません。このためワインがSO2を自己生成してしまいます(笑)。ほんとは瓶詰め時に少し入れた方が良いのですが(笑)。」
「これも強烈な味わい。一つ前のブルゴーニュに共通しますね。」
「果実味、タンニンの分量が物凄い(笑)。圧倒的。マスキューさんが好きなスタイルかな(笑)。」
私「そーなんです(笑)。私、癖があるもの大好きなんですよ(笑)。私にとってはとても好ましく飲みやすいんですが(笑)。」
「旨味も膨大だね(笑)。」
「果実味がはっきりしててイイ(笑)。すもも、梅干し う~ん、梅シソ 深い味わい。」
「色も紫でシソっぽい(笑)。以前試飲会で飲んだ時と変わらない感じ。」
私「同じヴィンテージです。」
「香りからして濃密だよね。リキュールっぽい。」
家内「これは南フランスのコルビエールという産地。メインの葡萄はカリニャンです。あの辺りのカリニャンは濃く造ると
すももっぽい香りが出ます。特徴的ですよね(笑)。」
「マスキューさん!これっていわゆるビオなんですか?」
私「はい。その範疇です。でもこの生産者はビオビオ言いません(笑)。ワイン造りのすべての工程で昔風の良さを表現しただけという感じです。1本の葡萄樹からハーフボトル1本分くらいしか果汁を得ていませんから、いわゆるグラン・クリュの規格です。」
「ビオ専門のインポーターが輸入したら高く売るんだろうなぁ(笑)。」
「そーするとこのワインかなり安いですよね(笑)。こんな事もあるんだ(笑)。ラッキー(笑)。」
私「ブルゴーニュのボンソのワインに似てるんですよね(笑)。作り方も共通してます
(笑)。」
「へぇー、ポンソって凄く高いでしょ。2万3万ザラですよね?」
私「ホントに似てますよ(笑)。一度ポンソのワインを飲んでみてください。マスキューでは売っていませんが(笑)。」
台風の中、わざわざのご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子
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桝久 試飲会 リポート 201807
Jul 30, 2018 by weblogland |◎ヴェルドゥッツォ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ 微発泡 白 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml 1388円税込み スクリュー・キャップ
「ぷはぁー!よく冷えてますね(笑)。生き返る(笑)。」
「汗は引かないけど(笑)、身に染みる(笑)
。」
「飲みやすいなぁ。気づいたら1本丸々飲んじゃうな(笑)。」
「我が家だと2本必要(笑)。」
「スプマンテみたいに泡は強くないけど、
泡としては充分に美味しい。何故ですか
?」
「ひょっとしたら秘密有りかな(笑)?」
私「鋭いですね(笑)!これはガス圧は3kg/cm2 です。シャンパンやスプマンテは5kgくらいはありますからそれよりは低いです。フリザンテの区分です。」
「マスキューさん!この品種ヴェルドゥッツォでしたっけ 聞いたことないですよ
(笑)。」
家内「私も初めて飲みました(笑)。地場品種のようなんですが、プロセッコの許可品種でないのでDOCプロセッコは名乗れず、IGPとなります。」
私「この手のフリザンテは桃や洋梨、グレープフルーツなんかの完熟した果実味を全面に押し出すスタイルが多いのですが
、これは違いますね(笑)。」
「うん。そうそう、過剰な果実感はなくて
、青い植物的なニュアンスが心地良いよね。」
家内「マスキューの定番のプロセッコ コンテッセらしい仕上がりです。」
「え~と、コンテッセってどれでしたっけ
?」
私「これこれ(笑)。大人のラムネです(笑)。」
「あーっ!これかぁ。旨いはずだぁ。このプロセッコ良く飲む(笑)。たしかロゼのフリザンテもありましたよね?」
家内「はい。これです(笑)。これでコンテッセは3本が定番となりました(笑)。」
「店長!この白のフリザンテとプロセッコはどういう風に共通してるんですか?味わいに共通した感じはするんですけど、何故だか解りません。」
私「このフリザンテは出来上がりのアルコール分が10.5%。残糖分がおそらく9g/
Lくらいありますから潜在アルコール分が11%くらいある状態で収穫されています。わりと低く完熟前の収穫かと。それゆえ果実感がでしゃばらず品が良いかと(笑)。あと植物っぽさもそれ故だと思います。テロワールの賜物ですね。」
「スイカとかメロンっぽい青さがイイ。品が良いよね(笑)。」
「きゅうりっぽくもある(笑)。」
家内「時間が経つとセロリっぽくも感じます。」
「そうすると夏野菜の料理がピッタリ合うんだろうな(笑)。ラタトゥイユ(笑)!」
「そーだよね(笑)。野菜をたっぷり使ったパスタなんか合うんだろうなぁ(笑)。」
「このフリザンテはそれを意識して作られてるんだろうな。いかにもヴェネトらしい食文化なのかな(笑)。」
「食べ物のことを考えて作ってると感じますよね(笑)。」
「泡の強さはそんなに強くないけど中からしっかり湧いてくる(笑)。果実のニュアンスと泡のバランスがイイですよね。」
家内「ありがとうございます。これがコンテッセの素晴らしい美点です。通常のフリザンテと比べるとコンテッセはタンク熟成の期間が長いのでこうなるんだと思います(笑)。」
◎イゲルエラ ティントラルバ・シラー・ロサート 2017年 コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャ州 ロゼ アルマンサD.O. 750ml 1018円税込み
「これも夏場にはピッタリだなぁ。」
「果実の酸っぱさが鮮烈(笑)!飲むと元気が出ますね(笑)。」
私「アセロラやグラナデンっぽくて冷やすには最適です(笑)。」
「私アセロラ大好きで夏場は毎日飲んでます(笑)。これも毎日飲むアイテムになりそう(笑)。沢山飲まなくても毎日1杯飲みたい(笑)。日持ちしますか?」
家内「家で実験しましたけど、冷蔵庫に入れないでも1週間くらいは美味しく飲めましたよ(笑)。」
「そんなにしっかりしてるんだぁ!」
「これってシラーで作られているんですよね。シラーって赤ワインの品種でしたよね。何故ロゼ出来るんですか?」
私「早めに果皮と果汁を分離します。色が少しついたくらいで搾ります。ただし、搾ったにしても、かなり緩く搾った感じですよね。雑味がなくその分果実味がクリアで旨味も感じます。」
「白ワインに赤ワインを加えて作るようなロゼ・ワインじゃないんだ(笑)!」
家内「いわゆる『セニエ法』と言うやり方です。日本語だと『血抜き法』かな(笑)。
タンニンの少ない作柄の時に赤ワインをより濃くするやり方です。この場合は搾りませんが。」
「手のかかる方法で造ったロゼ・ワインなんですね。美味しい訳だ(笑)。しかも安い
(笑)!」
「ロゼって言うと甘口のイメージが強い。しかも食事に合わせる代物じゃないイメージがあったけど、これイイね(笑)。これだけでもイイし、食事しながらでもイイ(笑)。」
家内「トマト使えば何でも合いますよ(笑)。」
「なるほどね(笑)!たしかにそうだ。トマトを使ったパスタだと何でもオッケーですね(笑)。」
家内「プロントの海老を入れたトマト・クリーム・パスタなんか真っ先に頭に浮かびました(笑)!」
「あー(笑)。なるほど(笑)。ベスカトーレなんかも合うね(笑)。」
「これって甘さの後ろにスパイシーさ、黒胡椒っぽさがしっかりあるからエビチリなんかに合わせてみたいですね(笑)。」
「中華料理にはイイね(笑)。暑いから辛く味付けしたもの食べながら飲みたい(笑)
!」
「このスパイシーなニュアンスってシラー由縁なんだろうな。」
私「完熟した葡萄果由来ですよね。でもアルコール分は12.5%です。」
「えー!スペインだしもっとアルコール分が高いと思いましたよ(笑)。」
私「そーなんです(笑)。簡単にアルコール分が14%越えるような産地ですが、そんな感じしませんよね(笑)。」
「そうですよ!バレンシアの近くだもんね
。もっと暑苦しくてもおかしくない。こんなに果実味が鮮烈なワイン出来ないはず。でも出来ちゃってる(笑)。何故ですか
?」
私「技術の進歩としか説明がつきません。
醸造工程での徹底的な温度管理と畑で葡萄果の糖度をきっちり把握して目標の糖分に達した時に一気に収穫しているはず
です。」
家内「資本をかけた大規模な生産体制でないと無理ですよね。」
私「スペインって土地がもともと安いから、ある程度の資本で一気に大規模化が進んだんですよね。EUの補助金や資本が流入した恩恵ですね。」
「店長!このイゲルエラのシリーズには赤もありますよね。でも、今回はロゼだけ
。何故ですか(笑)?」
私「暑いので(笑)!」
私「赤も美味しいですよ。まあ、今風ですが(笑)。もっともこのロゼもブラインドでティスティングしたら産地はまず解らない。品種も経験しなきゃ解らないと思います(笑)。」
「世界市場を目指したワインかな(笑)。あと、ラベルがなんか怪しげで楽しくてイイ(笑)。」
「ちょっと危ない(笑)。迂闊なこと言うと性差別になる。」
私「面白いラベル・デザインですよね(笑)
。」
「店長!これからのトレンドはロゼ・ワイン。大日本ロゼ・ワイン普及協会は最先端ですね(笑)。」
私「Kさんは役員ですからこのワイン絶対に買ってくださいね(大爆笑)。」
「規約は、ロゼ・ワインを沢山飲んで、ワイン・ラヴァーにロゼの良さを知らしめる!ですよね(笑)。」
私「それのみ!ご入会希望の方はどうぞおっしゃってくださいね。勝手に名乗っても構いませんが(笑)。」
家内(会長)「ロゼがもっと皆さんに飲まれれば何でもオッケーです。」
Kさん(こちらのKさんは会頭)「マスキュさん。こんなロゼをデイリーに飲めるようになったのは朗報ですね。」
そして突き抜けるような鮮烈な白!
〇アルザス リースリング 『ドレイ・エクサ』2016年 ポール・ジャン・グランジェ フランス アルザス 白 750ml 2453円税込み
「あー、これ良いですね。上質。」
「目の覚めるような味わい。マスキューさんが言うように、突き抜けますね(笑)。」
私「広がりが素晴らしいですよね。まるっきり辛口だし、アルザスでもあまり無いスタイルです。」
「果実味自体は複雑じゃないけど、質感が凄いよね(笑)。」
「たしかにリースリングなんだけど、ドイツのリースリングとはだいぶ違いますね。」
私「ドイツでこんなにドライにしたら、折り合いがつかなくなりそうです(笑)。」
「オイリーなニュアンスは共通してるからリースリングには違いないんだけどね(笑)
。ドイツのものとは違うなぁ。」
家内「このワイン畑の土壌が石灰質です。
とてもミネラリーです。ドイツのモーゼル辺りは層をなした粘版岩 いわゆるシーファー。その差としか思えません。」
私「チョーク、火打ち石 いわゆるチョーキーな感じが特徴的ですね。」
「店長!このワインの突き抜けるような酸はリンゴ酸なんですか?」
私「はい。熟成は大きな木樽で半分、ステンレス・タンクで半分します。ここにこのワインのミソがあります(笑)。木樽の方は酸の角がとれマロラクティック発酵もします。一方通行ステンレス・タンク
は基本的にニュートラル。これを最後にブレンドすることでこのスタイルが出来上がるようです。」
「木樽はマロラクティック発酵すると言うことはリンゴ酸が少ない。一方ステンレス・タンクはリンゴ酸が残る?」
私「左様かと。」
「それでバランスがとれるんですね。しかもスタイルとして確立される。う~ん。文化なんですね(笑)。」
「ところでこのワインは何を食べながら飲むのが良いのでしょうか?」
私「ハードタイプのチーズは鉄板かな(笑)。」
家内「バターを使った炒め物なんか幅広く相性が良さそうですよね(笑)。アスパラなんかバターで炒めて食べたら美味しそう(笑)。」
「わりとしっかりした料理だも良さそうですよね。思いきってステーキは?」
私「チャレンジャーですね(笑)。でもイイかも(笑)?実はドイツのモーゼルの著名生産者がそれ言ってました(笑)。酸があるから甘くても大丈夫だと。」
「定番でバターとレモン添えるステーキがあるんだから、まんざら合わないことも無いんじゃないかな(笑)。」
私「チャレンジャーいたら結果を教えてくださいね(笑)。」
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明日の試飲会のワインがようやく並びました(笑)!
Jul 27, 2018 by weblogland |
ホッとしました(笑)。
今回は日程的には余裕があったのですが
、最後のツメで手間取りました(笑)。これだけ暑いですから、あまり暑苦しいワインは避けたい(笑)。暑苦しいなんて言うと誤解されるかな?暑苦しいワインなんてあるわけない(笑)。でもヘビー過ぎるのもちょっと。そんなところなんですが、
まあ、今回はインポーターさんの特売品が2つ入ってますから、ヘビーでもお買い得なのが伝わればオッケーかな(笑)。
天気予報によれば土曜日は100%雨のようですから、今回は金曜日が混むかな?
お天気次第で塩梅を見計らってお越しくださいませ。
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こいつが力を発揮しています
Jul 26, 2018 by weblogland |こいつが力を発揮しています(笑)。

ランブルスコ セッコ カンティーナ・セッテカーニ です。イタリアの赤の微発泡性ワイン。
先月のマスキュー試飲会で好評いただいたランブルスコの辛口です。
「先日の友人達との昼間からの宴会に持っていったの大正解でしたよ(笑)。しかも2本持ってって良かった(笑)。1本目は瞬殺
でしたよ(笑)。1本しか持っていかなかったら起こられてた(笑)。」
「白の泡を焼肉パーティーに持ってこいと言われましたが、絶対に赤のランブルスコの方が受けますよね(笑)?」
私「はい。おそらく。泡と言うと白だと皆さん思い勝ちですから意表をつくのはよろしいかと(笑)。」
「そーですよね(笑)。このランブルスコ焼肉には絶対合うもんね(笑)。」
私「このランブルスコ、エバラ焼肉のたれのベストフレンドです。」
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!201807
Jul 26, 2018 by weblogland |
災害級の暑さなんて聞いたこともないし、経験したことも
ありません。もちろん暑さのダメージは日々蓄積されます。
だからこそワインを飲みたい!
そんな方おられるはず。少なくともマスキューには2人います(笑)。
まずは泡!
生き返りますぞ!
◎ヴェルドゥッツォ フリザンテ N.V. レ・コンテッセ 微発泡 白 I.G.T. マルカ・トレヴィジャーノ 750ml 1388円税込み スクリュー・キャップ
イタリア ヴェネト プロセッコの優良生産地区コネリアーノに本拠を構えるプロセッコのスペシャリスト レ・コンテッセが造る白のフリザンテです。マスキユー定番のプロセッコの生産者が造る白のフリザンテです。今まで定番でロゼ・フリザンテを扱っていましたから、これで白、ロゼの揃い踏みとなります(笑)。ちなみにプロセッコには品種の指定がありヴェルドゥッツォだとI.G.T. となります(笑)。
このヴェルドゥッツォはイタリア北東部ヴェネト州、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州で栽培されている地場品種。透明感のある淡い青みがかった黄金色。繊細な泡が弾けて涼しげ。香りは強め、青リンゴ、レモン、ライムにメロン、柚子、桃、ハーブなどが加わりかなり複雑。面白いのが果実に完熟感があまりなく、押しつけがましくない点。それゆえ植物的なニュアンスが全体のバランスに貢献しています。暑苦しくないのです(笑)。コンテッセの意図を感じますね(笑)。いわば、さりげなく美味しい!しかも品がある(笑)。
食べ物との相性は良く、特に生姜・ミョウガなどを使った和食など間違いなく合います。ワイン自体に塩辛さがありますから、単純に天ぷらなどもグッド(笑)。イタリアンにこだわる必要なしですね(笑)。
そして冷やしても映えるロゼ!
◎イゲルエラ ティントラルバ・シラー・ロサート 2017年 コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャ州 ロゼ アルマンサD.O. 750ml 1018円税込み
イゲルエラはブランド名。造り手は共同組合コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア。2001年にイゲルエラとアルベラの二つの生産者が統合してできた協同組合が、サンンタ・キテリアです。1000m近い高地の彼の地、地場品種
ガルナッチャ・ティントレラ(アリカンテ・ブーシェ)の生産で知られています
。果肉まで赤い(笑)ガルナッチヤ・ティントレラから造られる濃厚で果実味のはっきりしたワインは世界的にも有名になっています。
これはシラー100%で造られたロゼ。グレナデンやアセロラのような弾ける酸味旨味はフレンドリー(笑)。シラーで造ったロゼ・ワインは良い結果が出ると常々思っている通りです(笑)。ワイン自体、時間の経過と共に崩れることがありません。もちろん価格帯からすると決して上等の部類には入りませんが(笑)、かなり上質
。明瞭な果実味と厚みが両立した味わいは心と体を癒してくれますし、パーティーの場をもり立ててくれるユーシフルなワインでもあります(笑)。
そして突き抜けるような鮮烈な白!
〇アルザス リースリング 『ドレイ・エクサ』2016年 ポール・ジャン・グランジェ フランス アルザス 白 750ml 2453円税込み
このポール・ジャングランジェ設立は古く、1610年まで遡ります。ただし規模は小さい(笑)。所有畑は2つのグラン・クリュを含め10ヘクタールちょっと。100ヘクタールを越える大生産者の「なんでも出来ちゃう」とは訳が違います(笑)。
あと造りは醗酵・熟成にオークのフードルを50%使うクラシックさ。酸の角を上手く取る伝統的技法です。ただし当主のミッシェルさんは若手ながら世界各地で経験を積んだ筋金入りのエノロゴ。プレスマシーンは高価なエアプレスを導入しています。なんたるか解っていますね(笑)。
切れがあって柔らかなアルザスらしい味わいは飽きのこない質の高さ。極上のアルザスワインは年に一度くらい飲めば良いもの(笑)。私がたまに飲みたくなるアルザスワインの筆頭がこのポール・ジャングランジェのワインなのです。いつ飲んでも裏切られません。
限られた畑を広くするより、質を向上させる姿勢がワインに現れています。
この『ドレイ・エキサ』はグラン・クリュの並びにある1ヘクタールの畑で造られます。60%オーク樽(フードル)、40%ステンレス・タンクで発酵させたあと60%オーク樽熟成、40%ステンレス・タンク熟成(6-8カ月)。木樽の風味をつけるためではなく、酸の角をとるための樽使用です
。ワインも通常のリースリングを一回り大きくし、さらにまるっきりドライに仕上げた感。リースリング本来の抜けのよさは純粋さの証と妙に納得(笑)。広がりの良さは驚き。突き抜けますよ(笑)。それでいて粗野の部分がないのが美点。それって冷静に考えるにアルザスらしさだとは思うのですが、わりと少ない(笑)。ここまでドライに仕上げると逆に緩さが出てしまう。まあ、ここは穿って考えるより、ポール・ジャン・グランジェのスタイルが秀逸だと考えるべきかな(笑)。造り手の尽力とテロワールの優位性と言う外ありません。
蛇足になりますが(笑)、あと、きっと通常のアルザス・リースリングとグラン・クリュとを繋ぐブランドが『ドレイ・エキサ』なんでしょうね(笑)。
暑いなかこの赤ワインくどくない?
でもですね、コスト・パフォーマンスの高い限定特売品ですからお見逃しなく!
●『カルミネ』2010年 ボデガス・ペドロ・ルイス・マルティネス スペイン 赤 フミーリアD.O. 750ml 1380円税込み
フミリアの地場品種モナストレル100%で作られています。
一昔前のモナストレルというと最低でも20年は待たないと飲めない代物(笑)。でも最近は早く飲めるように造られるものが増えましたね。もっとも軽く薄く造ったものはNG(笑)。モナストレルらしい重厚さを感じられないと原理主義者の私は納得しない(笑)。
このワインは300Lのフレンチ・オーク(
新樽90%)で12ヶ月熟成させたもの。伝統的な大樽を使っていないのは気に食いませんが(笑)、しっかりしたフルボディー
。モナストレルらしい品種の特徴が出ています。
う~ん。
これならオッケー(笑)!
酸の少ない点を濃密な果汁・タンニンで見事に補っています(笑)。赤や黒系のベリーのみっしりした果実に、モナストレルらしい重心の低い香りの出方。チョコレート、タバコ、エキゾチックな香木の香り 粉っぽいタンニン。まさにモナストレルなのです(笑)。
栽培法は古典的。古樹、低収量の伝統的栽培から得た葡萄を早く飲めるように工夫した感。クラシック・モダンなワインかな(笑)。もともとの葡萄果の良さを感じますね(笑)。ヴィンテージは2010年。早飲みに作られていますが、8年経ってようやく飲み頃になる生命力は説得力あります(笑)。
2000円位の価値は十分あるワインです。
ところが、このワイン、インポーターさんが輸入を断念。インポーターさんの販売量の10倍の販売を要求されたとか。
う~ん。いろいろ事情があるようですね。そんな訳で終売大放出特価となりました
!
この価格でフル・ボディーはあり得ませんぞ(笑)!
在庫限りとなりますので、品切の節はお許しください。
クラシック・ブルゴーニュのファンの方
、お待たせしました。前回の入荷は2009年。今回は2014年と空きましたね。まあ、なにもこんな暑いときに入荷しなくともよさそうなものですが(笑)、数の少ないものですからそんなことは言ってられません(笑)。
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2014年 ドメーヌ・ド・ラ・プレット フランス ブルゴーニュA.C. 赤 750ml 2700円税込み
数少ないクラシック・ブルゴーニュの作り手、ドメーヌ・ド・ラ・プレットのバックヴィンテージです。このドメーヌのワインはほとんどがフランス国内とヨーロッパ域内で消費されてしまいます。
ワインは、抽出の時間が短いクラシック・スタイル。このため色は薄いのですが、ふっくらとして奥行きがあり、液体の滋味深さはさすが!今風の真っ黒いブルゴーニュに慣れた方はきっと驚くこと請け合いです(笑)。
美しさがあります。
今時なかなかお目にかかれないブルゴーニュの美点があるのです。
1ケースのみの入荷ですから、これはもう早い者勝ち。ごめんなさい。
そしてトリは愛するル・キャバレ・デゾワゾー2014年。私は南フランスのポンソと評価しておりましたが、これにて輸入終了の大特売セールとなります!
●ル・キャバレ・デゾワゾー2014年 ラ・プチ・コマンドリ フランス コルビエールA.C. 赤 750ml 2480円税込み
南フランス ラングドックの広いA.O.C.コルビエール。あまりに広くしかも多様なため1990年にサブ・リージョンを11に再編されました。現在は新たに独立したサブ・リージョンがありますから8つのサブ・リージョンからなりますか。
このラ・プチ・コマンドリは2000年にステファン・マディックさんが4ヘクタールの畑を購入してからドメーヌは始まりました。地所はコリビエール最西部 アラリック山脈と台地に挟まれた谷のような地形。大西洋からの風が通り抜ける特徴あるテロワールのようです。
この『ル・キャバレ・デゾワゾー』はカリニャン75%、シラー25%。アルコール分は12%と低いですが、過度に感じない物凄い凝縮感。いわゆる優良なビオに通じる味わい。深み・広がりはグレート・ワイン クラス。複雑な赤・黒系果実の香りはハーブなどの植物ののニュアンスと相まって突出した個性をみせます。あと、過剰に手を加えていない自然さがエクセレント(笑)!全房醗酵しながらもタンニンが過剰で固くない。ほとんどプレスしてないですね。無理に遅摘みしたり長い醸しもしてないはず。インポーターさんに聞いたところクラシックなマセラシオン・カルボニック法で造っているとのこと(やはりフリーランのみでワインを造ってました。)。
プリミィティブな本物ですね(笑)。
ちょっとエステル香が強く感じますが、ボディーがしっかりしているので苦ではないです。(抜栓後にゆっくり抜けていきます。)
造り手の尽力が伝わってきます。価格以上の出来映えに逆に心配になります(笑)。
ところで生産者のステファン・マディックさんの風貌は変わってます(笑)。昔のヒッピーか仙人のよう(笑)。ワイン造りもほとんど一人。しかもクラシックな手摘み・全房醗酵。畑も仕立ては低く、おそらく農薬はほとんど使っていないようですから、栽培はかなりのハード・ワークなはず。さらにSO2も無添加ですから驚き。
とことん尽力したワインなのです。
彼が我が道を突き進んでいるのは間違いありません(笑)。
奇才発見(失礼!)!
以上6本!
7月27日(金)は17~20時30分
7月28日(土)は11~20時30分
いつも通りのスケジュールです。
皆様のご来店お待ちしております。
あまり暑かったら御無理しないでくださいね(笑)。
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すべてがスタックしてしまいそうですね
Jul 23, 2018 by weblogland |すべてがスタックしてしまいそうですね
(笑)。葡萄樹は気温が30℃を越えると房の水分を守るためにスタックすると言われていますが、今の気温は30℃を軽く越えてますから(笑)、人間がスタックする(笑)。ほんとそんな感じですよね。
こんな時は無理しない!これが一番!
でも仕事だと、そうは問屋は卸しません(笑)。
私は今、週末の試飲会のラインナップの説明書きに煽られてます(笑)。頭がぼーっとするなか書いてますから、文章の校正に不安があります。集中力が続きません。そうだ!間違ってたらまた書き直そう!これしかありませんね(笑)。
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毎週末夕方散歩する緑道があります
Jul 22, 2018 by weblogland |歩いてだいたい30分くらいかな。じわっと汗が出てちょうどよい具合です。でも、この夏は辛いですね(笑)。梅雨明けが6月でしたけど、その直後はまだ蝉も鳴いてない(笑)。蝉だっていきなり1ヶ月もスケジュールを早めて出てくるのは無理(笑)。今日歩くと蝉がうるさいくらい鳴いてましたから、ようやく真夏(笑)。でもですね、連日の猛暑で消耗した体の体感はもう8月のよう(笑)。
8月も同じような暑さだったらどうしましょう?真夏が1ヶ月余分に続くなんて初めての経験です。皆さん、特にお年寄りがご家庭におられるは、お気をつけくださいね。お年寄りは我々以上にダメージがあるはず。
お年寄りより自分の心配しろって(笑)?
知らないうちに熱中症で倒れるなんてザラみたいですから、ご用心用心(笑)。
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