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Written on 2014 04

世の中様々な強者がいるのです

Apr 30, 2014 by weblogland |
今日は久しぶりにイタリア ワイン ラヴァーのBさんがご来店くださいました。

Bさん「どうもどうもご無沙汰してます。マスキューさんの試飲会のブログみてたら、行きたくなっちゃいましたよ(笑)。」
私「ありがとうございます。先週はトスカーナ ワインを特集しました(笑)。Bさんはたしかトスカーナなんか得意でしたよね(笑)。」
Bさん「そーなんですよ(笑)。ですからまずガブリッチョとリカーゾリのボルゲリは決定です(笑)。セラー見せてくださいね。」
このBさん、ボルゲリも初期の頃から飲んでいる強者(笑)。
Bさん「おっ、あったあった。サッシカイア(笑)。マスキューさんサッシカイア嫌いそうなんだけど(笑)、売ってるじゃん(笑)。」
私「あー、見つかっちゃった(笑)。まあまあ私の好みは…」
Bさん「確かにバカ高いワインだけど、ワインをある程度知ってる人と飲むには最適なんだよね(笑)。サッシカイアと言うだけで盛り上がるしさ(笑)。」

Bさん、ワインの味と使い方を熟知しているのです。
世の中様々な強者がいるのです。

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リカーゾリのボルゲリ

Apr 30, 2014 by weblogland |
試飲会のおさらいです(笑)。
昨日は家内とリカーゾリのボルゲリを飲みました。もちろん試飲会の残りです(笑)。

私「あれ?割りとよくバランスを保ってるよね。樽香は基本的に強いけれど、嫌味なほどじゃないよね。」
家内「そーなんだよね。割りと良いでしょ(笑)。だから私が推薦したんだ(笑)。」
私「果実味は黒だけど(笑)。エレガンスを感じるよね。」
家内「いわゆるボルゲリとはニュアンスが少し違うよね。」
私「うーん。ボルゲリっていうとカリフォルニアのカルトワインと同じ行き方をしたワインの印象が強いんだよね。環境も似ているし…。ミスマッチなボルドー品種にこだわるし(笑)。正直あまり好みじゃないんだよね。」
家内「まあね。だからリカーゾリのボルゲリ飲んで驚いたんだ(笑)。普通に飲めるって(笑)。」
私「リカーゾリがボルゲリに進出したのは最近だから、ある意味拘泥するものがなかったのが幸いしたのかな?スター達と同じことしても仕方がないって。」
家内「あと最近の流れでは強すぎる樽香は飽きられてきたから、良いタイミングかもね(笑)。」
私「あの異質なまでのファットなスタイルのワインは、センスのないセレブに任せて置けば良い(笑)。飲んでも途方に暮れるだけなんだよね(笑)。」

あっ、言っちゃった(笑)。

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試飲会の続きです(笑)。

Apr 29, 2014 by weblogland |
「マスキューさん。イタリア ワインってD.O.C.G.が最高級のカテゴリーですよね。でも、今日の試飲会のキャンティはD.O.C.G.でありながら一番安い(笑)。なんでですか?」
私「鋭い質問です(笑)。おっしゃる通り!簡単に言うと格付けが形骸化しつつある一現象とでも言いましょうか。」
「そう言われるとなんとなく解ります(笑)。でも選ぶ方は困りますよね(笑)。まあ、イタリア人らしいと言えばらしいのですが…」
私「確かに(笑)。でも格付けの崩壊はイタリアに限らずフランスも瀕しています。ただイタリアの方が自国内に格付けに縛られない人間が多いようです(笑)。名もない産地で素晴らしいワインを造る場合もあれば、格付けに安住して銘釀地でありながら値段だけ立派なワインを平気で売っている場合は悲惨です。」
「じゃあ、どう選べば良いのですか?」
私「飲んでみて、美味しいかどうかだけなんですよ(笑)。」
「そうすると、この安いキャンティを美味しいと思える私は正しいのかな(笑)。」
私「とても正しいかと(笑)。」

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桝久 試飲会リポーター

Apr 28, 2014 by weblogland |
昨日、一昨日とマスキュー店内試飲会にお越しくださりありがとうございました!

マスキューの店内試飲会は金曜日から土曜日のロングランとなりましたから、集中した混雑も多少緩和されましたが、なんせ二人でやっているものすので、私か家内のどちらかが欠けて一人の応対になることがあります。お許しくださいませ。

まずはイタリア トスカーナ唯一のD.O.C.G.の白です!
◯『ソラティオ』2012年 ファルキーニ イタリア 白 トスカーナ ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノD.O.C.G.750ml 1543円税別
「おー!こりゃ良いね(笑)。爽やかだけど弛くない。酸がきれいだね(笑)。」
「たしかに酸は綺麗だけど、かなり強いよね。広がりが素晴らしい!」
私「このワインはステンレスタンクだけで造られています。マロラクティック醗酵はしない いわゆるフレッシュ&フルーティーなスタイルです。エレガントに仕上がっていますから地鶏の水炊きをポン酢醤油なんかで食べながら飲んだら最高かも(笑)。」
「なるほどね。考えただけでヨダレが出ちゃうね(笑)」
「このワイン厚みがありますよね。出汁っぽいって言えば良いのか。旨味がある。」
「先月の試飲会のトカイ フルミントやグラシェヴィーノと共通する要素かのかな?」
私「おっ!さすが!共通の意図を感じますよね(笑)。」
「イノヴェーションの方向が似ているのかな(笑)。」
「それでも、中欧とイタリアの差はしっかりある(笑)。」
家内「このワインはオリーブオイルを連想しますもんね(笑)。」
さて、続いては『ソラティオ』の上級キュヴェの登場です。
◯『アブヴィネア・ドーニ』2010年 ファルキーニイタリア トスカーナ 白 ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノD.O.C.G.750ml 2571円税別
「こりゃゴージャスですな(笑)。」
「たしかに葡萄品種は同じだよね。ヴェルナッチャだよね。でも、栽培の規格がちがうよね(笑)。」
「それって良く言う格落ちじゅないってことですか?」
私「畑も違いますし、一本の葡萄樹からジュースをどれだけ得るかが違います。」
「て言うことは『ソラティオ』より『アブヴィネア・ドーニ』のジュースの方が濃いってことですか?」
家内「はい。ですから結果として『アブヴィネア・ドーニ』の方が濃密です。」
「なるほどね。アルコール分も『ソラティオ』は12.5%で『アブヴィネア・ドーニ』が13%なんですね。畑の陽当たりなんかの条件が違うんだね。『アブヴィネア・ドーニ』が斜面の陽当たりの良い畑で『ソラティオ』がその斜面の下の平らな場所だったり(笑)」
「口の中の広がりや余韻が物凄い(笑)。」
「熟成能力も違うんですね。」
家内「でも『ソラティオ』は抜栓直後から美味しく飲めますが、『アブヴィネア・ドーニ』の方はバランスが整うまでに、ちょっと時間がかかります。翌日飲むとベストなくらいかな。」
私・家内「このファルキーニはイタリアの白ワイン造りで、樽醗酵樽熟成で初めて成功した生産者です。暖かいイタリアではどうしても良い白ワインを造るのが難しく、がぶ飲みの薄い白ワインが主流でした。初めて『アブヴィネア・ドーニ』を飲んだ時は感動(笑)。イタリア一美味しい白ワインだと確信していました。」
「なるほどね(笑)。マスキューさん思い入れの1本ですね(笑)。そうすると最近のイタリアの白ワインってバラエティーに富んですごく面白いんですが、最近のことなんですね?」
「今はどこも温度管理できるステンレスタンクを使えるようになったという訳ですね(笑)。」

さてこれから赤です。安いからと言って馬鹿にしないように(笑)。
●キャンティー クワトロディチェージモ・セーコロ イタリア トスカーナ2013年 赤 750ml 1158円税別
「軽くて飲みやすい(笑)!」
「でも、薄くはないんだよね?」
「こりゃ、普段飲みのワインとしては上出来(笑)。サンジョヴーゼの味わいがする(笑)。」
私「ちょっと泥のついたチェリー。」
家内「ベースのオレンジっぽさはまだ出ていません。昨日の抜栓ですから、割りとしっかり出来ています。崩れません。」
「マスキューさんはよく、良いワインは崩れないと言いますが、ワインって栓を開けてから良くなるものなんですね(笑)。」
「でも開けたら奈落の底に一直線なんてワインもある(大爆笑)。」
「マスキューさん安いの探すのホントに上手いよね(笑)。」
私「ありがとうございます。私も毎日ワインを飲みますから、安いワインが必要なのです(笑)。」
家内「安くて美味しいと嬉しくなるし(笑)。」
「サンジョヴーゼって優しくて美味しいんですね。」

さてここで困ったことが!予定では『ガブリッチョ』2007年がキャンティの次で、実際金曜日はその並びで好評でした。わたしもサンジョヴーゼ繋がりで良い並びと思っておりました。ところが、『ガブリッチョ』2007年 が時間の経過と共に素晴らしい力を発揮してきました。あとのビリッロやボルゲリのワインを凌いでしまいます。このため究極『ガブリッチョ』2007年は最後に回すこととなりました。


●ビリッロ2010年 レ・コルティ イタリア トスカナ赤 マレンマI.G.T.750ml 1800円税別
「甘くて美味しい!すんごく飲みやすい。」
私「すぐ開けてすごく美味しい(笑)。」
「マスキューさんビリッロラベル変わったんですね。味わいも変わったような気がします。雑味がないですよね。」
私「セパージュは昔はカベルネ・ソーヴィニヨン主体でしたが、今はメルロ60%、カベルネ40%となっています。」
「ボルドーの綺麗なオーメドックのワインみたい(笑)。」
「たしかに、でもブラムの赤いニュアンスが印象的。クリアだな~。」
家内「この地でベストのセパージュが決まるまで10年くらいかかった訳ですね。」
私「やはり砂地だからメルロが適しているみたいですね。」
家内「マレンマみたいに暖かいところでメルロ造ると黒くなっちゃいますが、ビリッロはそれがない。」
「うんうん。驚くほど綺麗なメルロ。酸がなくても許す(笑)!」
「マレンマって昔からワイン造っていなかったんですか?」
私「はい。もともとが湿地でムッソリーノの頃に干拓したそうです。コルジーニ家は干拓に協力したため2700ヘクタールの土地をもらったそうです。」
「2700ヘクタール!どんだけ?」
家内「東京ドーム1000個くらいかな?」
私「もっともコルジーニ家はトスカーナ王国の皇太子の家柄ですから、貴族中の貴族。別格のようです。」
家内「最近までご当主の写真も出してなかったんですよ(笑)。」
私「瓶に自分のラベル貼って売るようになったのが1980年代の後半。それまでは下級貴族のアンチノリあたりにバルクで売ってあげていた(笑)。貴族は生産活動をしてはいけない!」
「イタリアって美しいけど、問題も沢山あるみたいですね。」
「まだ大土地所有制度が残っているんだ。」
「日本じゃ絶対に相続出来ない(笑)。」


さてさて、続いても貴族のワイン(笑)。


●ポルゲリ 2011年 バローネ・リカゾリ イタリア 赤 トスカーナ ボルゲリD.O.C.750ml 3086円税別
「うわっ!ヘビー!タンニンが凄いね。」
「色も黒いが果実味も黒い(笑)。圧倒的だな。ボルゲリって特殊だよね。」
家内「カベルネ・ソーヴィニヨンがメインのボルドースタイルですが、もうボルドースタイルじゃありませんね(笑)。」
「樽のニュアンスは強いけれど、液体濃度も凄いね。」
「チョコレート食べながら飲むと美味しい(笑)。」
「リカーゾリってボルゲリ造ってたんだ?」
家内「リカーゾリがボルゲリを造り始めたのは最近です。焦ってすぐに飛び付かなかったようです(笑)。まあ、万を辞しての登場かな(笑)。」
私「リカーゾリの造るワインって、基本的にエレガント。『カンポラ』なんてまさにそうですよね。ですから、どんなボルゲリになるか楽しみでした。強いながらも折り合いはついてますよね。割りと早くから飲めるように出来ています。」
家内「ボルゲリ味でもバランスが良い方(笑)。」


さて、今回モンスターぶりを発揮し、試飲会のトリを略奪した
●『ガブリッチョ』2007年 パクラヴァン・パピ イタリア 赤 モンテスクダイオ・サンジョヴェーゼD.O.C.750ml 2743円税別
「マスキューさん。モンテスクダイオなんてD.O.C.知らなかったなぁ(笑)。また、変なワイン見つけましたね(笑)。」
私「家内一押しです(笑)。」
「うわっ!濃密!でも樽のニュアンスをほとんど感じない。」
「最初のキャンティとは比べようがない密度感だけど…やはりサンジョヴーゼ。」
私「リキュールっぽいですよね。アマレットみたいなニュアンスもあるし。マラスキーノチェリーっぽい。」
「すごく複雑で立体的。」「マスキューさんがよく言うグレートワインって奴だね(笑)。」
家内「このワインはヴィンテージが2007年ですが、力があるからもっと若く感じます。」
「えっ!2007年なんだ!全然枯れていない(笑)。2010年くらいかと思いましたよ。」
私「まだまだ持ちますね(笑)。抜栓してから濃度が上がって滑らかさが増します。」
家内「このパクラヴァン・パピは引退したお婆ちゃんが、趣味で始めたワインナリー。原生林を開拓して畑をつくったそうです。もちろんお婆ちゃんが直接作業した訳ではありませんが、醸造のスペシャリストも雇ったとのこと。」
私「回りに畑がないので農薬の影響がないかららしいです。徹底しています。」
「ワインの価格も安いよね。まだ有名じゃないからかな?」
私「最初の白ワインの生産者ファルキーニも財をなしてからワインを造り始めました。イタリア人のDNAには『いつかワインを造りたい。』があるようです(笑)。」
「憧れるなぁ(笑)。」
「それにしても『カブリッチョ』って名前がイイ!」
私「思わず妄想しそうで良いでしょ(笑)。」

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試飲会用ワイン ようやく並びました!

Apr 25, 2014 by weblogland |
ようやく並びました!
明日からの試飲会用ワインです(笑)。並べただけですが(笑)、家内の力作。



並んでいるのを見るとホットしますね。特に今回は間際でワインが無いことが判明したり、バタバタしました。
ところで並んだはよいのですが、1つ問題があります。実は試飲会の二番目に出す ファルキーニのヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ『アブヴィネア・ドーニ』なのです。その名前が簡単に頭に入らない(笑)。イタリア語はローマ字読みに近いところがありますから、字面を見れば読めるのですが、『アブヴィネア・ドーニ』を覚えられない!どーしてかな?頭が悪いからに違いありませんが、すんなり口から出ません。皆さんと試飲しながらいちいちラベルを確認しながらワイン名を言うのはカッコ悪い(笑)。そんな訳で『アブヴィネア・ドーニ』の特訓です(笑)。
でも、なかなか記憶に定着しないんですよね~。
明日・明後日、皆さんの前ですんなり『アブヴィネア・ドーニ』と言えたら良いのですが(笑)。
懸命に覚えようとしている私を、冷ややかに見ている家内の視線を感じます。

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2014年4月マスキュー店内試飲会ラインナップ

Apr 22, 2014 by weblogland |
今月4月25日(17時~20時30分)、26日(11時~20時30分) マスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました。



今回はイタリア トスカーナ特集です!
まずはトスカーナ唯一の白のD.O.C.G.ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ 造り手はトップランナー ファルキーニです(笑)。スタンダード・キュヴェとトップ・キュヴェの比較試飲からはじまります。
◯『ソラティオ』2012年 ファルキーニ イタリア 白 トスカーナ ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノD.O.C.G.750ml 1543円税別
今回入荷の『ソラティオ』はヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノのスタンダード・キュヴェ。ステンレス・タンクだけで造られます『アブヴィネア・ドーニ』のように木樽醗酵、熟成しない造りの いわばフレッシュ&フルーティー スタイルの白ワインです。
味わいはもちろんフレッシュ&フルーティーなのですが(笑)、リンゴ酸由来の果実の広がりは素晴らしく、しかもボディーの量感がしっかりして複雑味があるのでバランスがとても良くとれています。この点 秀逸。けっして『アブヴィネア・ドーニ』の格落ちではありません(笑)。造り手の意図が伺えます。もちろん使われるブドウは専用の『ソラティオ畑』のものですから、当たり前と言えば当たり前(笑)。

◯『アブヴィネア・ドーニ』2010年 ファルキーニイタリア トスカーナ 白 ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノD.O.C.G.750ml 2571円税別
このワイン、「すべてが美しい、心に響く白ワインなのです。」
今をときめくポッジョ・レ・ヴォルピの『ドンナルーチェ』や『エポス』の原形のようなワインです。
造りは、(おそらく新樽でない)バリックでアルコール醗酵、そのまま6ヶ月熟成させます。約6ヶ月の瓶内熟成を経てリリース。
バリックの使い方のうまさ、徹底した温度管理。酸の残し方などイタリア白ワインの進化の最先端を引っ張った生産者だと思います。

そして赤の一番手はキャンティ。実に上手に出来ています(笑)。コストパフォーマンスをご確認あれ!
●キャンティー クワトロディチェージモ・セーコロ イタリア トスカーナ2013年 赤 750ml 1158円税別
この長い名前はキャンティーが初めて文献に載った14世紀にちなんでつけられました。
14世紀の意味です。
このキャンティー実はヴェネトのワイン商ボッター・カルロ社によるものです。さすがボッターはいろいろなカードを持っています。特にこの価格帯のワインが得意ですね。
安くて薄いキャンティーに良く見られる鉄っぽいチープなワインではありません。最初の口当たりはマレンマのワインのような甘さがあり、次第にサンジョベーゼらしい味わいが出てきます。なかなかのレベルのワインです。
基本的に収斂性の要素がありませんので、料理に幅広く合いますね。それでいて十分な果実味がありますから、みんなでワイワイ飲んでいるとあっと言う間にボトルが空になっているタイプのワインです。
気軽な高品質ワインです。
トスカーナ王国の皇太子の家柄『レ・コルティ』が造る新興産地マレンマの赤ワイン。ようやく形が見えてきました。
●ビリッロ2010年 レ・コルティ イタリア トスカナ赤 マレンマI.G.T.750ml 1800円税別
キアンティ・クラシコでめきめき頭角をあらわしてきたレ・コルティがトスカナ マレンマ地区で赤ワインをつくりました。マレンマ地区はリヴォルノとグロセットにまたがる海岸沿いの一帯。DOCボルゲリ(DOC. Bolgheri)やDOCモレッリーノ・ディ・スカンサーノ(DOC. Morellino di Scansano)を含む、注目のワイン産地です。

当初はカベルネソーヴィニヨンとメルロを主に、少量のプティ・ヴェルドとシラーを加えていましたが、現在はメルロ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%となりました。正しい判断かと(笑)。

濃いルビー色。黒色ベリー系の香など徐々にあらわれてきます。凝縮した果実味にはぶどう由来の健康的な甘さがあり、とてもきれい、あたたかい印象です。

ケチ臭くないんだなぁ(笑)。


そして、ちょっと変化球(笑)。
●『ガブリッチョ』2007年 パクラヴァン・パピ イタリア 赤 モンテスクダイオ・サンジョヴェーゼD.O.C.750ml 2743円税別
トスカーナの海岸部 リヴォルノの南に位置するD.O.C.モンテスクダイオ。最近の新しいD.O.C.かと思っていたら 1976年認可の比較的古いD.O.C.でした(勉強不足でした。)。モンテスクダイオは赤、白、ヴィンサントを産出。赤ワイン用にサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ 白ワイン用にシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルメンティーノなどが植えられています。
パクラヴァン・パピは標高200mほどの山中に15ヘクタールの畑を所有しています。畑の周囲は原生林に囲まれており、他所の影響が及ばない絶好の立地。自然な栽培が可能なのです。(そういえばルカ・ダットーマも後に似たようなことしてましたっけ?)オーナーのパクラヴァン氏は1988年に植樹を開始。その後サッシカイアのテヌータ・サングイドで醸造を担当していたエノロジストを招いてワインを造りはじめました。
今回入荷の『ガブリッチョ』はサンジョヴェーゼ100%の赤ワイン。南向きの斜面に植えられたブドウを使用しています。明るい華やかな印象が強い果実味。オレンジや熟したサクランボのニュアンスがとてもきれいです。
海沿いの暖かい気候を反映した、たっぷりと豊かなボディーは柔らかさを感じさせるものですが、酸の存在によって一本筋の通った強さがあります。新樽を1/3、古樽を2/3使用して 12~14ヵ月樽熟成させているということですが、樽の風味が非常に品が良く適度。樽の使い方を、なんタルかが解っていますね(笑)。
抜栓後しばらくすると、スパイスの風味がより顕著になり、余韻も長く 優しさが増してゆきます。ブドウ由来の甘さとチョコレートやバニラのニュアンスがうまく溶け合ってエレガント!
キャンティー・クラシコとは少々異なるサンジョヴェーゼ ここにあり(笑)

●ポルゲリ 2011年 バローネ・リカゾリ イタリア 赤 トスカーナ ボルゲリD.O.C.750ml 3086円税別
トスカーナ海岸部でフランスの品種を使うのがD.O.C.ボルゲリ/ボルゲリ・サッシカイアとマレンマ地区。濃く凝縮した重めの味わいが特徴です。
このワインは、伝統的やキャンティ・クラシコの代表的生産者バローネ・リカゾリの新たなプロジェクト ボルゲリ なのです。
カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ30%、プティ・ヴェルド10%、カベルネ・フラン10%を使用し、バリックで12~14ヵ月熟成、さらに瓶熟成6ヵ月。
黒色の深い色。カシスやブラックベリーの香りにチョコレートやブラックペッパー、シナモン、丁子のような香りも立ち上ります。いかにも!な濃さですが(笑)、口に含むと想定外の柔らかさが心地良い。タンニンは滑らかでビロードのよう。飲んだ後に残る甘酸っぱい赤系果実の余韻が実にチャーミング。力技になっていないところが斬新で、リカゾリの意図を感じますね(笑)。


皆様のお越しお待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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まだ試飲会のラインナップお知らせできなくて、すみません!

Apr 22, 2014 by weblogland |
明日にはワインがすべて揃う予定ですから、しばしお待ちくださいませ。
今回何故こんなにバタバタしているかというと、まず先日お知らせしたように使う予定のワインが無かったこと。次に試飲会では使わない、私と家内の趣味のワインが一気に入荷したことです。スミマセン。
シャトー・シャロンや古いヴァンダンジュ・タルディヴを見つけちゃいました。あとブログで前ふりしたJ.J.プリュムやら、ちょっと美味しいボルドーワイン。あとそれに試飲会用のワインが重なり、しかも間に合ったり間に合わなかったり。こりゃもう頭の中はパニック寸前(笑)。凄く嬉しいのですが、凄く大変なことになっています(笑)。
家内は家内でダイレクトメール作りで目がつり上がり(笑)、私は私でホームページ用のコンテンツ作りでへろへろ(笑)。ところでダイレクトメールは届いたかなぁ?

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大どんでん返しです!

Apr 19, 2014 by weblogland |
先日ブログで書きましたが、今月のマスキュー店内試飲会のラインナップもほとんど決まりました。今日発注を済ませたところ、予定していたモレリーノ・ディ・スカンサーノが欠品とのこと。あいたたた。
私「どーしよう?モレリーノ・ディ・スカンサーノが再入荷するのは5月になってからだって!」
家内「えー!あのワインって、けして高いランクじゃないから、欠品するようなワインじゃないのにね…。」
私「困ったねぇ。お手頃価格のワインだけに…。」
家内「ラインナップ全体にアレンジし直さないといけないよね。」
私「まあ、トスカーナのワインはマスキューの定番が多いから、お手頃価格のワインをどうするかだな。」
家内「トスカーナの沿岸部のワインを集めた試飲会は、また次の機会にしよう。」
私「沿岸部のサンジョヴェーゼを飲み比べたかったけど、残念!こうなったらヤケクソでボルゲリの美味しいワインでも出すか(笑)!」

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ワイン販売の業界もソムリエ出身の方が増えましたね

Apr 18, 2014 by weblogland |
今日は花粉が酷いですね。くしゃみ 鼻水がとまりません。さっき薬を飲み、ようやって一心地ついたところです。なんの花粉なんでしょう?杉がやっと治まり、ようやっと薬のお世話にならずに生活出来るようになったばかりなんですがね。

ところで今日、家内は試飲会で東京です。しかるに私はお留守番(笑)。夕方あるインポーターさんがわざわざご来店くださいました。面白いワインを扱っていて、先日のロワール・ワインの試飲会で名刺交換させていただきました。早速のご来店です(笑)。マスキューのホームページもチェックする念の入れようですから、話しは早い(笑)。もともとワインやお酒に詳しい方々のようですから、楽しくお話しさせていただきました。
あと、このワイン販売の業界もソムリエ出身の方が増えましたね。私の場合は酒屋崩れのソムリエですから、資格はあっても技術がないソムリエです(笑)。経験を積んだソムリエはサーヴィス以外の職種でも十分通用します。今年も資格試験にチャレンジする方は頑張ってくださいね。人生変わりますよ。

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持ち前の好奇心を優先して様々なワインを楽しめる日本人

Apr 17, 2014 by weblogland |
ここのところ雑用で(笑)ちょっと忙しくて、疲れぎみ。そんな昨晩はオーストリア ニーダーエスタライヒ州 カンプタールでヘレラー家が造る赤ワイン ツヴァイゲルトを飲みました。あの1リットル入りのお得なヤツです(笑)。
私は帰りが遅かったので、家内が選んで自宅に持ってきていました。

旨い!

もちろんグレートワインではありませんから、圧倒的な旨さではありませんが(笑)。実に旨い。しっとりしながら口中から咽を通り、タンニンに収斂性がないんですよね。基本的に軽やかなのですが、酸がしっかり入っていますから軟弱ではありません(笑)。伝統的な熟成によるんでしょうか、とても優しく感じます。

ここのところオーストリア、ハンガリー、クロアチアと中欧のワインがマイブームですが、やはりこのヘレラーのワインも共通した良さがあります。赤ワインだとタンニンを無理に抽出しない気風と言おうか特徴があります。中欧の人に今風のヘビーなこてこてタンニンのワインを飲ませたら、何と言うでしょうね(笑)?
顔をしかめて「美味しいけれど、残念ながら我々の食卓には合わない。」って言いそうですね。

そうすると、もともとワイン文化がない我々日本人はそれ故持ち前の好奇心を優先して様々なワインを楽しめる(楽しむ)から、逆に幸せかも(笑)?
私は今、幸せの絶頂にいるのかもしれません。

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今日は家内と会議です(笑)。

Apr 16, 2014 by weblogland |
私「今度のマスキュー試飲会のラインナップどうしようか?」
家内「そーなんだよね。取り寄せたサンプルは全滅だったしね(笑)。」
私「いやいや、笑い事じゃない(笑)。かなわないよな。」
家内「前回は突飛な産地のワイン扱ったから、たまには王道でもやろうよ(笑)。」
私「そーだよね。変化球ばかりみたいだしね(笑)。」
家内「イタリアのトスカーナなんてどう?定番のワインもヴィンテージが変わっているし、あと北トスカーナで面白いワインを見つけたからそれを折り込んでさ。」
私「いいね。マスキューは割りとトスカーナのワインあるし、定番化している評判の良いワインを再発見するのも楽しいよね(笑)。」
家内「トスカーナって広いから、サンジョヴェーゼも味わいのニュアンスが産地で微妙に違うしね。」
私「資格試験を受ける方にはもってこいだね(笑)。」
家内「そうすると赤が多くなるかな?」
私「大丈夫!ファルキーニのヴェルナッチャ・ディ・サンジミニアーノがある!」

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ワイン・ラヴァーってジェントルマンなんです

Apr 15, 2014 by weblogland |
早速お問い合わせいただきました(笑)。

大阪にお住まいのドイツワイン ラヴァーのGさんからお電話がありました。
Gさん「もしもし、マスキューさん。ヨット・ヨット・プリュム仕入れたんですね(笑)。ブログで読みましたよ(笑)。言うまでもなく大好きですよ(笑)!」
私「さ・さすがに速い!もう見つかったゃいましたか(笑)。」
Gさん「でも、よく1995年のグラッヒャーヒンメルライヒのAUSありましたね。評価の高いワインですよ!」
私「そこまでご存じですか!? 実は私も見つけた時はビックリしました。まあ、けっして安いワインじゃありませんが…。」
Gさん「いくらですか?」
私「まだ決まっていませんが、大体◯◯円くらいの予定です。」

Gさん「私の分を1本とっておいてくださいね(笑)。マスキューさんの場合、数が少ない時ラインナップに載せないで事前にブログで前ふりしますからね(笑)。」
私「そこまで読まれていましたか(笑)。恐縮です。実はウェブで販売出来るかどうかわからないくらいの数しかありません。正々堂々と大々的に売ることが出来そうにありません(笑)。」
Gさん「たしかにヨーイ ドンという訳にはいかないでしょうね。でもヨット・ヨットのワインですから仕方ない(笑)。気にしないでくださいね。」

ワイン・ラヴァーってジェントルマンなんです。
Gさん、ありがとうございました。

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仕入れちゃえ!

Apr 13, 2014 by weblogland |
あー、仕入れちゃいました!

何を?って

ドイツワインです(笑)。

たまーに、無性に飲みたくなる時があります。
しかも、しかもですよ。某インポーターさんのリストにJ.J.プリュムがあるじぁあーりませんか。
よく見るとヴェレナー・ゾンネンウーアーKAB2009年とグラッヒャー・ヒンメルライヒAUS1995年!

うーん。

仕入れちゃえ!

マスキューでは昔S.A.プリュムをよく扱っていました。J.J.より安いから(笑)。でも、たまにはJ.J.も飲んでました(笑)。価格ほどの差はありませんが、J.J.の凜とした味わいはさすが。

家もJ.J.とS.A.はお隣どうしの親戚。一度S.A.のお宅に行ったことがありますが、ボルドーのシャトーのよう。貴族的で素晴らしかったです。でもお隣のJ.J.はもっと立派(笑)。門扉越しに口をあんぐりさせながら眺めました(笑)。
やっぱり格が一枚上手なのかな?

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今一つ当たりません

Apr 12, 2014 by weblogland |
ここのところまたサンプルを取り寄せていますが、今一つ当たりません(笑)。
サンプルの取り寄せはインポーターさんの試飲会に行って気に入ったものを取り寄せて家内とゆっくり飲みながら、仕入れるかどうか決める場合もありますが、前月のクロアチアやハンガリーワインの場合のように試飲会で見つけたのではなく 勘で取り寄せたら当たる場合もあります(笑)。
うーん。
この勘が大事(笑)。
インポーターさんも黙っていても売れるワインは宣伝しません(笑)。安くて良いワインは数が限られますから、無理にセールスする必要がないのです。
それを嗅ぎ分ける嗅覚は必要。インポーターさんの資料を見るだけで、想像力を膨らませる訳です(笑)。妄想癖のある私には楽しい作業なのです。但し、妄想に囚われて正しい判断を狂わさないのが大事。特に名前に惑わされないようにしなくてはいけません。いくら良いアペラシオンのワインや、著名生産者のワインだからと言って欲をかいてはいけません。

飲んでみて、素直に味わいが気に入らなくては駄目なのです。気に入ったらコスパの評価を家内とします。これが辛辣(笑)。人には聞かせられません(笑)。

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あれからちょうど1ヶ月です(笑)

Apr 11, 2014 by weblogland |
今日は4月11日、あれからちょうど1ヶ月です(笑)。
何?って

ドンナルーチェ2012年を3月11日に抜栓してから丸1ヶ月経ちました。まだ残ってるんですよ(笑)。ここまでくると怖いモノ見たさに近いですね(笑)。
恐る恐る飲んでみると…。
なんとまだ美味しく飲める!
うーん。
まだ飲めるとは面妖な(笑)。
味わいは、いつものパターンのマーマレードのような変化と言うより、砂糖浸けのようなニュアンス。
香りも未だにちゃんと残っています。今まで飲んだドンナルーチェの中でもっとも長い生命力がありました。
ただ味わいはイレギュラーです。それは造り手の意思を作柄が越えてしまったような 制御不能のようなところがありますから、手放しで喜べない(笑)。上手の手に余る作柄のヴィンテージと記憶することにします。たった1本のワインでも、理解するのにこれほど時間を要するとは…。良いワインは簡単に手の内を明かしてくれませんね(笑)。
良い勉強になりました!

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昨日はボルドーワインを飲みました。

Apr 10, 2014 by weblogland |
珍しいでしょ(笑)?
実は左岸のお手頃なカベルネ・ソーヴィニヨンの味がするワインを探しています。ラ・シレーヌ・ド・ジスクールがお気に入りだったのですが、高騰してしまいましたので、代わりを探しています。
ポンテ・カネのセカンド レ・ゾード・ポンテからジスクールのセカンドに移った訳ですが、また新しいワインを探さなくてはならなくなりました。

昨日飲んだワインはヒュー・ジョンソンお奨めということで期待していたのですが、駄目でした。
一言で言うと、薄いんですよね。
ファーストアタックは素晴らしく、これは行けそうかと思ったのですが、味わいは時間の経過とともに落ちる一方。まあ、ボルドーワインに良くあるパターンと思えばその通りなのですが、只じゃありませんからガッカリ。
名前を明かして罵りたいところですが、止めておきます(笑)。扱わなければ良いだけのことです。
まあもっとも、ボルドーで美味しいカベルネ・ソーヴィニヨンを安い価格で探す方が悪いと言われればその通りなのですが(笑)。

無いかな?

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ドイツワインも好きなんですか

Apr 09, 2014 by weblogland |
たまに聞かれます(笑)。

「マスキューさんはドイツワインも好きなんですか?」

はい!

実は家内ともどもドイツワインを好きなのです(笑)。ラインガウの鋼鉄のようなリースリングもよいのですが、やはりなんと言ってもモーゼルですね。しかも一級品に尽きます。ベルンカステル シャルツホーフ ピースポート ユルツェ ブラウネベルグ アイル たまりませんね(笑)。もちろんそれなりの名人のワインじゃないと駄目です。そうなるとどんなワインか決まっちゃいますね(笑)。この点新たな発見はあまりありませんが、無性に飲みたくなる時があります。ですからマスキューのラインナップにドイツワインが増えたら、私か家内がドイツワイン禁断症を起こしたと思って間違いありません(笑)。あまりドイツワインは売れませんから、自分達が飲む分を含めてわずかしか取りません。在庫数が少ないのはその性です。お許しを!

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Apr 09, 2014 by weblogland |
今日はKさんがご来店下さいました。Kさんといっても「筋金入りのワイン・エキスパート」のKさんとは別人です(笑)。
このKさん、フラメンコギターとワインを愛する趣味の人。ワインの造詣も深く、かつ経験豊富な筋金入りのワイン・ラヴァーでもあります。マスキューの30年来のお客様です。ただここ数年体調を崩し、ワインは少しご無沙汰でしたが、最近復活されました(笑)。

Kさん「こないだの試飲会で出したチウ・チウありますか?」



私「ありがとうございます。もちろんございます。」
Kさん「これ美味しいんだよね。もう3本目かな(笑)。ようやくワインが美味しく感じるようになりましたよ(笑)。」
私「病気やらが続きましたからね。回復して良かったです(笑)。」
Kさん「あと、表の看板に書いてある『当店コスパナンバーワン』のワインはどれ?」
私「あっ!あれですか。Kさんがお買い上げくださった『チウ・チウのバッカス』です(笑)。さすが!大当たりです!」
Kさん「そっかぁ(笑)。ラベルのチウ・チウしか見てなかった(笑)。」
私「でも、味覚の鋭さはさすが。完全復活ですね(笑)。」
Kさん「歳を取ると味覚が鈍くなるって言うけど、まだ大丈夫かな(笑)。」
私「大丈夫です!」

Kさん 快癒おめでとうございます!

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我が家では白ワインブームです

Apr 07, 2014 by weblogland |
昨日、今日と寒かったですね。でもお陰で最後のお花見ができました(笑)。
ここのところ我が家では白ワインブームです。中欧ハンガリーやクロアチアの白ワインに目覚めて熱が上がってしまいました(笑)。今日もサンプルでプイイ・ヒュメを取り寄せました。実は先日のロワール・ワインの試飲会でプイイ・ヒュメらしいワインがほとんど無かったことに愕然としました。そんな訳で、数少ないプイイ・ヒュメらしいワインとおぼしきワインを取り寄せます。
では何がプイイ・ヒュメらしいかと言うと、まず味わいから立ち上るスモーキーさがあり、ドライでミネラル感や植物のニュアンスがあり、あまり華やかでなく地味なワインだと思っています(笑)。あんまりふっくらし過ぎていても駄目なのです。フルーティー過ぎるのも駄目なのです(笑)。
こんなことを言うと「今の流行りの美味しいじゃない!」とお叱りを受けてしまいそうですが、主張は曲げません(笑)。
私はプイイ・ヒュメを飲みたいのです!

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ゴージャスとは無縁。でも旨いんですよね-グリューナー・ヴェリトリーナー

Apr 07, 2014 by weblogland |
今、オーストリアのグリューナー・ヴェリトリーナーを飲んでます。オーストリアの銘醸地カンプタールでヘレラーが造る白ワインです。

旨いですね(笑)。

1リットル入りの普段飲みワインですから、ゴージャスとは無縁(笑)。でも旨いんですよね。密度感と言って良いのかな、押しつけがましくないタイトさがなかなかよろしいのです(笑)。酸っぱさと粘りのバランスが許せるとでも言いましょうか。特別際立ったアロマティックなワインではありませんが、そこが良い(笑)。爽やかなのですが地味で質実。後口にほんのりピリッとくる白胡椒のニュアンスは中華料理なんかには最適。ビールを飲みながらより、このワインを飲みながら中華料理を食べるべし!

このヘレラーが造る赤ワイン ツヴァイゲルト同様に、私の定番ワインでもあります(笑)。赤、白どちらも優れた良いワインなのです。

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グルナッシュを入れることで.....

Apr 05, 2014 by weblogland |
昨日の続きなんですが(笑)。
ローヌのルージュ・ガランスのワインです。昨日が開けてから二日目なんですが、甘さの正体が解りました。グルナッシュなんですね。このワインセパージュがカリニャン70%、グルナッシュ30%。抜栓直後は強いタンニンと酸に隠れて解りませんでしたが、グルナッシュを入れることで、柔らかさと早く飲めるような工夫がされていたようです。しかもグルナッシュを目立たないように混ぜているのです。
なるほど!
強さだけだと駄目なんですね(笑)。
もちろんカリニャンが頑強に出来ていますから、グルナッシュは意識しないと解らないレベルです。考えて造ってますね。アッサンブラージュにクラシカルなセンスを感じます。クラシックなワイン・ラヴァー向けのワインでしたの。このワインの輸入元の社長、イギリス人のジェームスさんらしいチョイスですね。
ようやく府に落ちました(笑)。

あと昨日は同時にピックプール・ド・ピネも飲みました。マスキューの定番白ワインなのですが、ひさしぶりの入荷なのでちょっと確認(笑)。相変わらず良いですね。酸もしっかりしていますが膨らみもあります。的矢牡蛎や広島の牡蛎なんかに良く合います。ちなみに北海道産の牡蛎ならばグロ・プランが良いと勝手に思っています(笑)。
あー。
生牡蠣食べたい!

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ガランス2009年-タンニンの質感と酸の強さが見事なバランス!

Apr 05, 2014 by weblogland |
ドメーヌ・ルージュ・ガランスのワインを昨日飲みました。ローヌ川の西側のワインです。あのフランスの漫画家エンキ・ビラルが描いた鳥の絵のラベルのワインです(笑)。ヴィンテージは2009年ですか。

素晴らしかったです。

タンニンの質感と酸の強さが見事なバランス!

家内「凄いね!うんまい(笑)。」
私「甘いけどスパイシー。全体のパワーがようやく表れた感じだよね(笑)。」
家内「これブラインドで飲んだら絶対にローヌって解らないよね(笑)。ガスコーニュとか言っちゃいそうだよね。」
私「ちょっとタナっぽい(笑)。えーと。イレルギーっぽくないかな?」
家内「それ良いかも!墨汁みたいだし(笑)。」
私「それにしてもカリニャンとは思えないよね。カリニャンのポテンシャルが高いのか?このワインが特殊なのか?」
家内「そーだよね。明日また飲んでみようよ。」

そんな訳で、驚き桃の木のカリニャンでした(笑)。今日はどうなっているでしょう?
ワインが本来の姿を現す様を見るのは、とても楽しいのです(笑)。

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今日は一日雨です。

Apr 03, 2014 by weblogland |
桜も週末まで持ちそうにありませんね。今年はゆっくりお花見出来そうにありません。まあ、カレンダーと開花と天気と私の都合が合わなかっただけですか(笑)。

今日はトカイのフルミントが入荷しました。ホッとしました(笑)。あれっと思ってる内に無くなりますから在庫要注意アイテムです。あと在庫要注意アイテムがチウ・チウの『バッカス』。パタパタっと売れてしまいました。もっとも4月に入り消費税の影響を恐れ余分な在庫を控えていることもありますが、コストパフォーマンスが良く手の出しやすい価格帯の商品は代わるものがないと言うことのようです。
うーん。
扱いアイテム総てがそういかないのが悩みです(笑)。
そうそうそれから、チウ・チウの『オピディウム』が2007年で再入荷します。これで心に届く『イタリア トップ セレクション』が復活できそうです。しばしお待ちください。

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ソペクサ主宰のフランス ロワールワインのセミナーと試飲

Apr 03, 2014 by weblogland |
今日は品川でワインの試飲会でした。ソペクサ主宰のフランス ロワールワインのセミナーと試飲でした。
11時から始まりセミナーが2時間、そして試飲ワインが約270本!
さすがに疲れました(笑)。半分過ぎてから長い長い(笑)。良く飲むインポーターさんのブースは2つほどジャンプしましたが、それでも250本位は試飲しました。

ロワールも今風のご多分に漏れずファットなワインが多かったですね。上級クラスのふっくらしたミュスカデにはビックリ(笑)。トレンドなんですね。ナントの生産者もワインの単価を上げたいのですね。気持ちは解りますが、ミュスカデ本来の在り方とはちょっと違うような…。旨いことは旨いのですが。新たなカテゴリーを造った方が良いような気がしますね。

あと、プイイ・ヒュメとサンセールの違いが無くなって来てます。どちらもふっくらして飲みやすく出来ています(笑)。趣旨が違うような…。
シレックス シレックス シレックス キンメリッジ キンメリッジ キンメリッジと土壌の違いをいくら主張しても、売りやすいワインはそっぽを向いていますね(笑)。
特にプイイ・ヒュメらしいワインが壊滅的でしたね。流行らないのかな?
うーん。
それでも全体的にはレベルは高かったですし、そそられるワインも沢山ありました。まとめてロワールのワインをあれほどの数を試飲出来たのはラッキーでした。良い勉強になりました。
ありがとうございました!

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コストパフォーマンスの高いワインだから、お客様は見逃さない?

Apr 01, 2014 by weblogland |
それにしてもクロアチアのグラシェヴィーナとハンガリー・トカイのフルミントは好評です。
思わぬ売れ行きにこちらの方がビックリしています(笑)。
どちらもマイナーなワインですから、知っている人は少ないのですが、試飲会に出た方のリピートまとめ買い攻撃に遇いました。考えてみると、昨日は3月31日の消費税増税一日前ですから、その流れかと思っていました。
ところが今日はレストラン関係から問い合わせがあり、一気に無くなりました。もちろん追加発注はしていますから、すぐに補充は効きますのでご心配なく。
これだけ勢いの良い売れ方をするワインは久しぶりです。

私「参ったな。トカイのフルミントとクロアチアのグラシェヴーナ また足りなくなった!」
家内「やはりコストパフォーマンスの高いワインだから、お客様は見逃さない(笑)?」
私「でも、マスキューのワインファンは目新しくても臆せずチャレンジするから、こちらも嬉しいよね(笑)。」
家内「そーだよね。へんな固定観念がないよね(笑)。ありがたいよね。でも、私は個人的には『ペラ・ヨシュカ』を広めたい(笑)!犬のラベルだし(笑)。」
私「昨日試飲会の残りを飲んで、美味しかったよね(笑)。凄いパワーだったよね。オーストリアの赤って意識に無かったから(笑)、余計そう感じるのかな。」
家内「全く今風じゃないのが良いよね(笑)。」
私「というより、非牛肉文化圏の赤ワイン(笑)。しかもあざとさがない。」
家内「そうそう。プリミティブなところに好感が持てるんだよね(笑)。ワイン造りに意図はあっても作為がない!」
私「そのセリフカッコいい!パクってもよい?」
家内「駄目!」

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試飲会番外編

Apr 01, 2014 by weblogland |
先日の試飲会の最後のお客様はOさんカップルでした。Oさんはもともと地元の方で良くいらして下さいます。今は東京にお住まい。数年前から彼女さんと毎回いらしてくださいます。
Oさん「マスキューさん!実は来週結婚式なんですよ(笑)。」
私・家内「おー!それはそれはおめでとうございます!」
Oさん「じつは彼女と初めてデートしたのがマスキューさんの試飲会なんですよ(笑)。」
家内「なんて嬉しいんでしゅう(涙目)。」
私「共通の楽しみの橋渡しが出来るなんて!冥利に尽きます(笑)。」
Oさん「マスキューさんにはご報告しなくては(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。嬉しい限りです(笑)。カップル時代から試飲会に来られ、お子さんが出来てからもお子さん連れで来られる御夫婦は結構おられますから、将来お子さん連れでもご遠慮なくいらしてくださいね。」
Oさん「マスキューさんの試飲会には子連れの方もいらっしゃいますもんね(笑)。」
家内「お子さんの成長する姿を定点観測するのが楽しみなんですよ(笑)。」
私「中学生くらいになるとお子さんは来なくなりますが(笑)。」

夢はそのお子さんのワイン選びを手伝うこと!
「お父様と好みが似てられる。」なんて言ってみたい(笑)!

マスキューの遠大なる計画なのです(笑)。もうすぐ実現するかな?

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